JP5568102B2 - エマージェンシー報知システム - Google Patents

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本発明は、ベッドに寝ている人の振動を検出して呼出報知が可能なエマージェンシー報知システムに関し、詳しくは呼出ボタンを用いて看護師を呼ぶ代わりにマットを叩いてその振動を検出して呼出報知が可能なエマージェンシー報知システムに関する。
病院などの医療施設で入院患者が呼出ボタンを用いて看護師を呼ぶためのボタン式ナースコールシステムは周知技術として広く知られている。また、エアーマットと圧力センサを用いてマットに寝ている人の生体情報を検出し、その生体情報から睡眠状態を分析する睡眠分析装置も知られている(例えば、特許文献1)。
特開2006−26302号公報
このボタン式ナースコールシステムでは、看護師を呼ぶために呼出ボタンを手元に置いておくことが必要になるが、寝ている最中に手の届かないところとか、手が届きにくいところに移動してしまうことがあり、実際に使用するときに目的を達せないことがある。
また、特許文献1の睡眠分析装置は、マットに寝ている人の動きでエアーマット内の空気が振動して、その振動を圧力センサで受ける。受けた振動を生体信号分離部で心拍信号、呼吸信号、体動信号に分離し、その分離した信号を睡眠状態判定部に送り、睡眠状態、例えば、レム睡眠期であるか、ノンレム睡眠期であるかを判定するものである。
しかしながら、ベッドに寝たきりで意識のない人であれば、睡眠状態を判定するだけで十分であるが、ベッドに寝たきりでも意識がある人の場合は、睡眠状態以外の判定、例えば、同居者を呼び出したり、体調が急激に変化した情報を判定することが出来ないという難点があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、呼出ボタンを用いて看護師を呼ぶ代わりにマットを叩いてその振動を検出して呼出報知が可能なエマージェンシー報知を可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1のエマージェンシー報知システムは、ベッドの上で寝ている人のマットを叩いている動作を空気の振動で伝えるエアーマットと、エアーマットの振動を圧力センサで検知し、その検知振動を心拍フィルタ、呼吸フィルタ、体動フィルタの各フィルタで心拍波形、呼吸波形、体動波形に分解し、それらの波形からベッドで寝ている人の動作の状態変化を心拍フィルタから出力された心拍波形と体動フィルタから出力された体動波形を基に叩いた周波数と高周波の振動の二つが揃ったときにマットを叩いたと判定する動作解析部で解析するエマージェンシー制御部と、エマージェンシー制御部で解析した解析結果を出力する出力部と、出力部の出力信号を受信してエマージェンシー報知する端末部と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、ベッドの上で寝ている人のマットを叩いている動作を空気の振動で伝えるエアーマットと、エアーマットの振動を圧力センサで検知し、その検知振動を心拍フィルタ、呼吸フィルタ、体動フィルタの各フィルタで心拍波形、呼吸波形、体動波形に分解し、それらの波形からベッドで寝ている人の動作の状態変化を心拍フィルタから出力された心拍波形と体動フィルタから出力された体動波形を基に叩いた周波数と高周波の振動の二つが揃ったときにマットを叩いたと判定する動作解析部で解析するエマージェンシー制御部とエマージェンシー制御部で解析した解析結果を出力する出力部と出力部の出力信号を受信してエマージェンシー報知する端末部とを備えたので、呼出ボタンを用いて看護師を呼ぶ代わりにマットを叩くだけでエマージェンシー報知をすることができる。
本発明のエマージェンシー報知システムの一実施例を示すシステム構成図である。 本発明のエマージェンシー報知システムの他の実施例を示すシステム構成図である。 エマージェンシー制御部の一例を示すブロック図である。 マットを叩いている動作を心拍フィルタの出力結果の振幅ヒストグラムで解析する事例の説明図である。 マットを叩いている動作を心拍フィルタの周波数帯で解析する事例の説明図である。 マットを叩いている動作を高周波の振動で解析する事例の説明図である。 マットの上で藻掻いている動作を解析する事例の説明図である。 マットの上で身動きがない動作を解析する事例の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のエマージェンシー報知システムの一実施例を示すシステム構成図であり、A1はベッドの上で寝ている人の動作を空気の振動で伝えるエアーマット、B1はエアーマットA1の振動を検知してベッドで寝ている人の動作の状態変化を解析するエマージェンシー制御部、C1はエマージェンシー制御部B1で解析した状態変化を出力する出力部、S1は出力部C1の出力信号を受信して報知する端末部で、同一家屋内に設置されている。エアーマットA1上での振動を検知してエマージェンシー制御部B1が状態変化の解析を行い、状態変化があった場合は解析結果を出力部C1に出力し、出力部C1はエマージェンシー制御部B1で解析した解析結果を無線信号で同一家屋内の端末部S1に送信し、端末部S1は出力部C1の出力信号を受信して光と音の信号、或いは何れか一方の信号で報知する。
図2は、本発明のエマージェンシー報知システムの他の実施例を示すシステム構成図であり、A2はベッドの上で寝ている人の動作を空気の振動で伝えるエアーマット、B2はエアーマットA2の振動を検知してベッドで寝ている人の動作の状態変化を解析するエマージェンシー制御部、C2はエマージェンシー制御部B2で解析した状態変化を出力する出力部、S2は出力部C2の出力信号を受信する端末部である。エアーマットA2上での振動を検知してエマージェンシー制御部B2が状態変化の解析を行い、状態変化があった場合は解析結果を出力部C2に出力し、出力部C2は、エマージェンシー制御部B2で解析した解析結果をインターネット経由でデータセンターD2に送信し、データセンターD2は、登録されたメールアドレスの端末部S2に送信し、端末部S2は、データセンターD2からインターネット経由のメールで出力部C2の出力信号を受信する。
図3は、エマージェンシー制御部の一例を示すブロック図であり、ベッドの上で寝ている人Huの動作を空気の振動でエアーマットAに伝え、エアチューブGを経由してエマージェンシー制御部Bの圧力センサEで検知する。圧力センサEで検知した検知振動は、センサインターフェイスFを経由して心拍フィルタLf、呼吸フィルタMf、体動フィルタNfの各フィルタで心拍波形Lk、呼吸波形Mk、体動波形Nkに分解し、それぞれのA/D変換回路Lv、Mv、Nvを経由してソフトウェアで制御できる形に変換し、ベッドで寝ている人Huの状態変化を動作解析部Pで動作解析し、その解析結果を出力部Cに出力する。
動作解析の一例として、マットを叩いている動作、マットの上で藻掻いている動作、マットの上で身動きがない動作を解析する各事例を説明する。
マットを叩いている動作の解析は、心拍フィルタLfから出力された心拍波形Lkと体動フィルタNfから出力された体動波形Nkを基にマットを叩いたかどうかを判定するが、叩いた周波数があるかどうかだけではノイズ等で誤検出が発生することがあるため、叩いた周波数の中に高周波の振動の有無を加え、叩いた周波数と高周波の振動の二つが揃ったときにマットを叩いたと判定して精度を上げている。
それぞれの詳細を説明する。心拍フィルタの出力結果を振幅ヒストグラムで表示すると、人間の心拍は約1Hz付近にあるので、図4(a)に示すように、周波数1Hz付近の振幅が大きくなり、更にマットを定期的に1秒間に2回叩くと、図4(b)に示すように、周波数2Hz付近の振幅が大きくなる。
マットを叩く速度を1秒間にn回で、マットを叩く周波数の検出範囲の大きさをmと規定すると、n±mの範囲に振幅のピークが現れた場合に、マットを叩いていると判断する(図4(c))。ただし、エアーマットを動かしたりすると、幅広い周波数の振動が発生するので、マットを叩いている動作を検出するときに、振幅のピークが2本〜3本あったときはマットを叩いていないと判断する(図4(d))。
次に、上述した基本的考え方を基に、マットを叩いている動作を解析する制御方法を説明する。先ず、図5(a)に示すように、周波数帯を3つの範囲α、β、γに切り分ける。ここで、αは心拍周波数帯、βはα以外の周波数範囲で最も高い周波数帯、γはα、β以外の周波数帯である。βとγのそれぞれで最も高い値を求め、それらの値をβ´、γ´として、β´−γ´が大きい場合(図5(b))は周波数nで叩いたと判断する。β´−γ´が小さい場合(図5(c))はマットを叩いていないと判断する。
マットを叩く動作には高周波の振動が伴い、図6(a)に示すように、高周波の振動が幅広く発生する。その高周波の振動の振幅を一定時間の間の総和を求めて、その積分値が定義されていた振動閾値Wを超えたとき高周波の振動がある状態として扱う(図6(b))。
次に、マットの上で藻掻いている動作を解析する制御方法について説明する。マットの上で藻掻いている場合は、図6(a)に示すよりも、高周波の振動が非常に大きく発生する。そのため、藻掻いている時の体動閾値Wiを設けて、振幅の積分値がその体動閾値を超えて経過時間t1を過ぎたときに藻掻いている状態として扱う(図7)。
更に、マットの上で身動きがない動作を解析する制御方法について説明する。マットの上で身動きがない場合は、図6(a)で発生していた高周波の振動が殆んど発生しない。そのため、身動きがない時の体動閾値Wjを設けて、振幅の積分値がその体動閾値を下回った状態で経過時間t2を過ぎたときに身動きがない状態として扱う(図8)。
以上の説明は、ベッドに寝ている人の振動を検出して、マットを叩いている動作、マットの上で藻掻いている動作、マットの上で身動きがない動作を解析したが、ベッドに寝ている人の予め指定した状態変化が起こった時、例えば、指定した心拍値を超えた時、指定した呼吸数を超えた時にエマージェンシー報知をすることも同様に可能となる。
A、A1、A2 エアーマット
B、B1、B2 エマージェンシー制御部
C、C1、C2 出力部
D2 データセンター
E 圧力センサー
F センサインターフェイス
G エアチューブ
P 動作解析部
Hu 人
S1、S2 端末部
Lf 心拍フィルタ
Mf 呼吸フィルタ
Nf 体動フィルタ
Lk 心拍波形
Mk 呼吸波形
Nk 体動波形

Claims (1)

  1. ベッドの上で寝ている人のマットを叩いている動作を空気の振動で伝えるエアーマットと、前記エアーマットの振動を圧力センサで検知し、その検知振動を心拍フィルタ、呼吸フィルタ、体動フィルタの各フィルタで心拍波形、呼吸波形、体動波形に分解し、それらの波形からベッドで寝ている人の動作の状態変化を前記心拍フィルタから出力された心拍波形と前記体動フィルタから出力された体動波形を基に叩いた周波数と高周波の振動の二つが揃ったときにマットを叩いたと判定する動作解析部で解析するエマージェンシー制御部と、前記エマージェンシー制御部で解析した解析結果を出力する出力部と、前記出力部の出力信号を受信してエマージェンシー報知する端末部と、を備えたことを特徴とするエマージェンシー報知システム。
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