JP5559769B2 - ヘッドギア用レンズ・シール - Google Patents

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Description

本開示は、可動式フェイス・シールドとレンズを有するヘッドギアを対象とし、詳細にはヘッドギアと密封式に係合するレンズを有するヘッドギアを対象とする。
1つの一般的なタイプのヘッドギアは、人工呼吸器システムである。人工呼吸器システムは、空気が微粒子、ガス、蒸気などの有毒又は有害物質で汚染された可能性のある領域内で働く人々により装着されることが多い。例えば、研摩作業又は研削作業領域内の空気は、空中浮遊粒子を含む場合があり、塗装作業領域内の空気は、塗料の小滴又は溶剤蒸気を含む場合があり、また溶接作業領域内の空気は、有害な粒子又はガスを含む場合がある。人工呼吸器システムは、空気をフィルタリングしたり、汚染されていない空気の供給源を提供したりすることができる。
人工呼吸器システムは、衝撃保護のためのヘルメット、保護帽又は類似の装置を含む場合がある。ヘルメットを有する人工呼吸器システムは、異物による衝撃を受ける可能性のある領域内で働く人々によって装着されることが多い。一般的に、このタイプの人工呼吸器システムは、空気穴、フェイス・シールド及び清浄空気供給源を備えたヘルメット、保護帽又は別の耐衝撃頭部カバーを有する。
人工呼吸器システムが、フェイス・シールドを下げた状態で使用されているとき、フェイス・シールドは、微粒子とガスの両方の汚染物質が装着者のエアスペースに入るのを阻止する密封シールを形成しなければならない。装着されているが人工呼吸器システムを使用していないとき、ユーザは、フェイス・シールドを視野から外したいと思うことがある。多くのフェイス・シールドは、必要のないときにフェイス・シールドを持ち上げることを可能にするために、ヘッド・カバーに旋回可能に取り付けられる。
フェイス・シールドを下げた状態で人工呼吸器システムが使用中のときに良好な密閉を提供し、かつ必要なときにフェイス・シールドを持ち上げることを可能にする人工呼吸器システムが必要である。
1つの特定の態様では、この開示は、頭部カバー物品、頭部カバー物品に可動式に取り付けられたレンズ、及びレンズに取り付けられたシールを有するヘッドギア物品を対象とし、シールは、第1の高分子材料と第2の高分子材料を含み、第1の高分子材料は、第2の材料より大きい引張係数を有する。
別の特定の態様では、この開示は、頭部カバー物品、頭部カバー物品に可動式に取り付けられ、頭部カバー物品と関連した湾曲を有するレンズ、及びレンズに取り付けられたシールを有するヘッドギア物品を対象とし、シールは、湾曲され、第1の高分子材料と第2の高分子材料を含み、第1の高分子材料は、第2の材料より大きい引張係数を有する。
別の特定の態様では、この開示は、ヘッドギア物品を作製する方法を対象とする。この方法は、頭部カバー物品を提供する工程と、頭部カバー物品にレンズを旋回可能に接続する工程と、高分子材料を押し出し成形してシールを形成する工程と、押し出し成形シールを二次成形して湾曲シールを形成する工程と、湾曲シールをレンズに機械式に取り付ける工程と、を含む。
更に別の特定の態様では、この開示は、ヘッドギア物品を作製する方法を対象とする。この方法は、頭部カバー物品を提供する工程と、頭部カバー物品にレンズを旋回可能に接続する工程と、第1の高分子材料が第2の材料より大きい引張係数を有し、第1の高分子材料と第2の高分子材料を押し出し成形してシールを形成する工程と、レンズにシールを機械式に取り付ける工程と、を含む。
本開示による保護帽人工呼吸器システムの、保護帽のレンズが第1の閉位置にある状態の側面図。 図1Aの保護帽人工呼吸器システムの、レンズが第2の開位置にある状態の側面図。 本開示によるヘルメット人工呼吸器システムの、ヘルメットのレンズが第1の閉位置にある状態の側面図。 図2Aのヘルメット人工呼吸器システムの、レンズが第2の開位置にある状態の側面図。 本開示によるバイザ人工呼吸器システムの、バイザのレンズが第1の閉位置にある状態の側面図。 図3のバイザ人工呼吸器システムの、システムの異なる要素を示す状態の分解斜視図。 本開示によるヘッドギア物品の一部分の、シールとそのレンズ及び頭部カバー物品との係合に焦点を当てた拡大斜視側面図。 本開示によるシールの別の実施形態の端面図。 本開示によるシールの更に別の実施形態の端面図。
以下の説明において、本明細書の一部を構成し複数の特定の実施形態が例として示される一連の添付図面を参照する。本発明の範囲又は趣旨を逸脱せずに、その他の実施形態が考えられ、実施され得ることを理解すべきである。したがって、以下の「発明を実施するための形態」は、限定する意味で理解すべきではない。本発明を限定するものではないが、本発明の種々の態様は以下に提供する実施例の考察を通して正しく認識されるであろう。
本開示は、人工呼吸器システムなど、第1の下側位置から第2の上側位置に動くことができるフェイス・シールドを有する場合があるヘッドギア物品を対象とする。フェイス・シールドは、その上縁にシールを有するレンズを有し、このレンズは、フェイス・シールドがその下側位置即ち閉位置にあるときにヘッドギアの表面と密封式に係合する。幾つかの実施形態では、シールは、流体密封、例えば気密である。フェイス・シールドと頭部カバー物品の間にあるシールは、フェイス・シールドと頭部カバー物品の輪郭に合うように湾曲又は丸み付けされてもよい。そのようなフェイス・シールドとシールは、特に、人工呼吸器システムと共に使用するのに適している。
シールの下には、湾曲形状などの丸み付き形状に形成されたときにパッカーリングを抑える押し出し成形シールなどの種々の実施形態が提供される。また、丸み付きレンズに取り付けられたときに、丸み付き面に密封式に適合する押し出し成形シールなどのシールの様々な実施形態が提供される。幾つかの実施形態では、シールは、異なる引張係数を有する少なくとも2つの異なる高分子材料からなる。他の実施形態では、シールは、熱で後処理される。シールは、非封止領域を提供する可能性のあるパッカーリングが最も少ない状態で封止面と係合する。
図を参照すると、この開示によるヘッドギア物品の第1の実施形態は、図1Aと図1Bに示した。図示された特定のヘッドギア物品は、保護帽人工呼吸器システム100の一実施形態である。保護帽人工呼吸器システム100は、可動式フェイス・シールド20が旋回可能に取り付けられた状態で頭部保護頭部カバー物品即ちシェル10を有する。図1Aは、ユーザの顔面を保護するように構成された第1の閉位置即ち下側位置にあるフェイス・シールド20を示す。図1Bは、第2の開位置即ち上側位置のフェイス・シールド20を示す。保護帽人工呼吸器システム100は、空気供給源に接続されて精製空気などの呼吸源を保護帽人工呼吸器システム100のユーザに提供する空気口11と、人工呼吸器システム100を装着したときにユーザの顔面近くに配置されるように構成された排気口(図示せず)とを有する。
保護帽人工呼吸器システム100のシェル10は、一般に衝撃に耐えるように構成された外面12を有する。シェル10は、ユーザの頭部の上に延在し、前領域面15を有する。懸架システム16(例えば、調整式懸架システム)が、保護帽人工呼吸器システム100をユーザの頭部に固定する。この例示的な実施形態では、フェイス・シールド20が、旋回機構18を介してシェル10に旋回可能に取り付けられる。フェイス・シールド20は、全体的に湾曲したレンズ22とレンズ・フレーム24を有する。レンズ・フレーム24は、レンズ22を支持し、旋回機構18を介したフェイス・シールド20の旋回を可能にする。レンズ22は、レンズ・フレーム24を使用して頭部カバー物品又はシェル10に取り付けられてもよい。フェイス・シールド20は、シール25を有する。シール25は、通常、フェイス・シールド20がその下側位置即ち閉位置にあるときにシェル10の前領域面15と係合する(例えば、密封式に係合する(図1A)。幾つかの実施形態では、シールは、流体密封(例えば、気密)でよい。フェイス・シールド20が、上側位置即ち開位置にあるとき(図1B)、シール25は、通常、シェル10と接触しないが、他の構成が可能である。
この開示によるヘッドギア物品の第2の実施形態が、図2aと図2Bに示した。図示された特定のヘッドギア物品は、ヘルメット人工呼吸器システム110の一実施形態である。ヘルメット人工呼吸器システム110は、可動式フェイス・シールド50が旋回可能に取り付けられた頭部カバー物品又は頭部保護シェル40を有する。図2Aは、ユーザの顔面を保護するように構成された第1の閉位置即ち下側位置のフェイス・シールド40を有する。図2Bは、第2の開位置又は上側位置のフェイス・シールド50を示す。ヘルメット人工呼吸器システム110は、清浄空気などの呼吸源をヘルメット人工呼吸システム110のユーザに提供するために空気供給源に接続されるように構成された空気口41と、人工呼吸器システム110が装着されたときにユーザの顔面の近くに配置されるように構成された排気口(図示せず)とを有する。
ヘルメット人工呼吸器システム110のシェル40は、一般に、衝撃に耐えるように構成された外面42を有する。シェル40は、ユーザの頭部の上に延在し、前領域面45を有する。懸架システム46(例えば、調整可能な懸架システム)は、ヘルメット人工呼吸器システム110をユーザの頭部に固定する。フェイス・シールド50は、旋回機構48を介してシェル40に旋回可能に取り付けられる。フェイス・シールド50は、全体に湾曲したレンズ52とレンズ・フレーム54を有する。レンズ・フレーム54は、レンズ52を支持し、旋回機構48を介したフェイス・シールド50の旋回を可能にする。レンズ52は、レンズ・フレーム54を使用して頭部カバー物品即ちシェル40に取り付けられてもよい。フェイス・シールド50は、レンズ52上のシール55を有する。フェイス・シールド50が、その下側位置即ち閉位置(図2A)にあるとき、シール55は、シェル40の前領域面45と係合する(例えば、密封式に係合する)。幾つかの実施形態では、シールは、流体密封、例えば、気密である。フェイス・シールド50が、上側位置即ち開位置のとき(図2B)、シール55は、通常、シェル40と接触しないが、他の構成が可能である。シェル40に対して顎フレーム56が固定式に位置決めされる。閉じられたときに(即ち、図2Aのように)、レンズ・フレーム54は、顎フレーム56と接触し通常は密封する。
この開示によるヘッドギア物品の第3の実施形態が、図3に示す。図示された特定のヘッドギア物品は、バイザ人工呼吸器システム120の一実施形態である。バイザ人工呼吸器システム120は、頭部カバー物品即ちシェル70を含み、このシェル70は、ユーザの頭部の一部分を覆うが、前述の実施形態のようにある程度大きな衝撃の保護を提供するようには意図されていない。シェル70には、機構78を介して可動式フェイス・シールド80が旋回可能に接続される。バイザ人工呼吸器システム120は、空気供給源に接続されるように構成され、精製空気などの呼吸源をバイザ人工呼吸器システム120のユーザに提供する空気口71と、人工呼吸器システム120が装着されたときにユーザの顔面の近くに配置されるように構成された排気口(図示せず)とを有する。
バイザ人工呼吸器システム120のシェル70は、外側面72を有し、ユーザの頭部の上に延在し、前領域面75を有する。懸架システム76(例えば、調整可能な懸架システム)が、バイザ人工呼吸器システム120をユーザの頭部に固定する。フェイス・シールド80は、旋回機構78を介してシェル70に旋回可能に取り付けられる。フェイス・シールド80は、全体的に湾曲したレンズ82と、レンズ82を支持しかつ旋回機構78によりフェイス・シールド80の旋回を可能にするレンズ・フレーム84とを有する。レンズ82は、レンズ・フレーム84を使用して頭部カバー物品即ちシェル70に取り付けられてもよい。フェイス・シールド80は、レンズ82上にシール85を有する。シール85は、フェイス・シールド80がその下側位置即ち閉位置にあるときにシェル70の前領域面75と係合する(例えば、封止係合する)。幾つかの実施形態では、シールは、流体密封、例えば気密である。フェイス・シールド80が上側位置又は開位置にあるとき、シール85は、シェル70と接触しないが、他の構成も可能である。
図4は、バイザ人工呼吸器システム120及び保護帽人工呼吸器システム100とヘルメット人工呼吸器システム110の構造のよりよい理解を実現するために、様々な部品が分解されたバイザ人工呼吸器システム120を示す。図4には、シェル70及び前領域面75を有するその外面72と、レンズ82及びレンズ・フレーム84と、シール85とが示される。代表的な旋回機構78の種々の部品も示される。シェル70は、シェル70を貫通する開口を有する係合領域78aを有する。シェル70の内側には、係合領域78aに嵌り開口を通るカム・ソケット78bが位置決めされる。レンズ・フレーム84は、それを通るフェイス・シールド80(図3)の旋回軸を構成する開口78dを有する。カム・ポスト78eが、レンズ・フレーム84の開口78dとシェル70の係合領域78aの開口を通り、カム・ソケット78bと係合する。この実施形態では、シェル70の係合領域78a内のポスト78eのフランジとシェル70の開口の内側面との間にばね78cが位置決めされる。他の例示的な実施形態は、全く異なる旋回機構、又は異なる部品(例えば、異なるばね78c、異なるポスト78e、ソケット78b)を有する旋回機構を含んでもよい。
前述の各ヘッドギア人工呼吸器システム(即ち、保護帽人工呼吸器システム100、ヘルメット人工呼吸器システム110、及びバイザ人工呼吸器システム120)は、フェイス・シールド・レンズ上に、ヘッドギアのシェルに対してシール(例えば、流体密封シール)を形成するシールを有する。以下の説明は、本開示によるヘッドギア物品、特に湾曲レンズを有するものに使用するのに適したシールの様々な実施形態を提供する。
図5を参照すると、汎用頭部カバー物品とのフェイス・シールド係合部の拡大斜視側面図を示す。このフェイス・シールドと頭部カバー物品は、前述のヘッドギアのいずれか(即ち、保護帽人工呼吸器システム100、ヘルメット人工呼吸器システム110、及びバイザ人工呼吸器システム120)、又は別の例示的なヘッドギア物品からのものでよい。レンズ132の縁134にあるシール140によって密封接続を行うレンズ132と共に面130を有するヘッドギアが示される。例示的なレンズ132は、シール140の一部分をその中に収容するための溝135を有する。シール140は、シール25、シール55及びシール85のいずれか又は全てを表わす場合がある。
例示的な実施形態では、シール140は、長さLだけ延在する封止部分144と取り付け部分146を有する長さL(図4)の本体142を有する。封止部分144は、ヘッドギアの表面130に押し当てられたときに、面130とシール(例えば、流体密封シール)を形成する本体142の遠位端145の少なくとも近くに封止面143を有する。封止面143の反対側には、対向する上側面141がある。上側面141は、レンズ132がその下側位置にあるときに汚染物質が容易に滑り落ちることができる面を提供することによって、ヘッドギアからの固体(例えば、微粒子)汚染物質の除去を容易にするように構成される。幾つかの実施形態では、上側面141は、頭部カバー物品表面130からレンズ縁134まで滑らかな遷移を提供する。
この実施形態では、レンズ132へのシール140の取り付けは、取り付け部分146を介した機械式取り付けであり、取り付け部分146は、そこから延びる複数のあご148などの1つ又は複数の突出部が突出するステム147を有する。ほとんどの実施形態では、取り付け部分146は、クリップ、ピン、ねじなどの別の取り付けシステムを使用することなく溝135に圧入される。幾つかの例示的な実施形態では、シール140は、レンズ132の溝135に取り外し式に収容されてもよく、又はレンズ132若しくはフェイス・シールドに他の方法で取り外し式に収容されてもよい。幾つかの実施形態では、シールは、頭部カバー物品にレンズが旋回可能に接続された後でレンズに取り付けられ、他の実施形態では、シールは、レンズを頭部カバー物品に旋回可能に接続した後でレンズに取り付けられる。
図4で最もよく分かるように、シール85は、レンズ82と前面75の両方の形状に従う。典型的な実施形態では、シール85は、その長さLに沿って湾曲し、例えば、シール85はアーチ形状を有する。幾つかの実施形態では、シール85は、半円形でなく、楕円(例えば、シール85は楕円である)又は一定でない半径を有する他の形状の一部である。図5では確認できないが、シール140は、面130とレンズ132の形状に従うように構成されてもよい。幾つかの例示的な実施形態では、シール140は、前に述べたように、湾曲形状を有してもよい。このシールの開示では、以下に、湾曲形状などの丸み付き形状に形成されたときのパッカーリングを抑制する種々の実施形態が提供される。また、以下では、湾曲レンズ132などの丸み付きレンズに取り付けられたときに、湾曲面130などの丸み付き面に密封式に従うように構成される場合があるシールの様々な実施形態が提供される。シールは、普通なら封止されない領域を作る可能性のあるパッカーリングが比較的最小の状態で封止面と係合する。幾つかの実施形態では、パッカーリングがない。
この開示のシール(例えば、シール25、55、85、140など)は、柔軟で適合性のある一般に高分子材料から形成することができる。シールは、例えば有機高分子、無機高分子、金属、有機高分子合成物、及びこれらの組み合わせ含む様々な材料から作製することができる。適切な高分子材料の例には、熱可塑性材料と熱硬化性材料がある。適切な熱可塑性高分子材料には、ポリエステル、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリペルフルオロ・オレフィン、ビニール及びポリ塩化ビニル、ナイロン、及びこれらの共重合体がある。適切な熱硬化性重合体には、エポキシ樹脂、ポリイミド、ポリエステル、シリコーン及びこれらの共重合体(即ち、ターポリマ、テトラポリマを含む少なくとも2つの異なる単量体を含む重合体)がある。この開示のシールには、特に、エラストマが適する。エラストマ材料の例には、スチレンブタジエン共重合体、ポリクロロプレン(ネオプレン)、ニトリルゴム、ブチルゴム、多硫化ゴム、ポリイソプレン、エチレン・プロピレン・ターポリマ(EPDMゴム)、シリコーンゴム及びウレタンゴムがある。ゴム(例えば、天然ゴム)も適切な材料である。
ほとんどの実施形態では、シール140は押し出し成形される。製造技術(即ち、押し出し成形)のために、典型的なシールは、ほぼ直線で無指向性であり、一般に、通常の製造公差より丸まったり曲がったりしにくい。この開示による様々な実施形態の前に、押し出し成形部品(例えば、シール)を所望の半径に従うように曲げると、通常、パッカーリングが生じ、流体密封シールに貢献しない。本開示は、湾曲形状を容易に形成しかつ/又は湾曲面に密封式に適合する押し出し成形シールの種々の実施形態を提供する。
図6に湾曲形状を容易に形成しかつ/又は湾曲面に密封式に従うシールの第1の実施形態を示す。このシール160は、封止部分164と取り付け部分166を有する本体162を有する。封止部分164は、本体162の遠位端165の少なくとも近くに、湾曲面に対して配置されたときにその面とシール(例えば、流体密封シール)を作製することができる封止面163を有する。封止面163の反対側には、対向する上側面161がある。取り付け部分166は、そこから延びる複数のあご168などの1つ又は複数の突出部が突出するステム167を有する。湾曲形状(例えば、湾曲フェイス・シールド・レンズの溝及び/又は湾曲ヘッドギア面)で位置決めされたとき、本体162の内側面(例えば、封止面163)は、本体162の反対側の外側面より短い。
シール160を湾曲形状に曲げ易くするために、シール160は、2つの異なる材料(第1の材料171と第2の材料172)で構成されてもよい。第1と第2の材料171,172は、異なる引張係数を有するように選択される。一実施形態では、2つの材料間の相対引張係数が、少なくとも3倍、幾つかの実施形態では少なくとも約5倍、及び他の幾つかの実施形態では少なくとも10倍である。引張係数は、材料の硬度即ちデュロメータ(durometer)と関連する。デュロメータは、弾性材料の相対硬さの測定である。ある程度重なる2つのデュロメータ・スケールがあり、それは、最も柔軟なゴム状材料(例えば、皮膚又はシリコーン・コーキング)のショアAと、ショアDである。ショアAスケールで評価される材料の例には、ドアの目詰め材料があり、ショアDスケールで評価される材料の例には、ソリッド・タイヤ(例えば、芝刈機車輪やキャスタ・ホイール)がある。
この実施形態では、第1の材料171は、第2の材料172より低いデュロメータを有する。また、この実施形態では、第1の材料171は、第2の材料172より低い引張係数を有する。この実施形態では、第2の材料172は、封止面163の近くにある。取り付け部分166と本体162の外面にある第1の材料171は、第2の材料172よりも伸縮性と適合性が高い。シール160が曲げられたとき(その結果、封止面163が、湾曲形状の内側面になったとき)、封止部分164の第2の材料が曲がって所望形状になる。封止部分164が前面領域15,45,75に沿って湾曲したとき、封止部分164と取り付け部分166の第1の材料171が伸びてその長さに適応する。
シール160などのシールの例示的な実施形態は、約1.27cm(約0.5インチ)の全高を有し、封止部分164は約0.76cm(約0.3インチ)であり、取り付け部分166は、約0.58cm(約0.23インチ)である。封止部分164は、テーパが付けられ、僅かに曲げられ、封止面163は、半径約2.3cm(約0.9インチ)によって定義され、上側面161は、半径約1.5cm(約0.6インチ)によって定義される。遠位端165で、封止部分164の厚さは、約0.6mm(約0.024インチ)であり、その厚さは、約1.14mm(約0.045インチ)の厚さに徐々に増大した後、取り付け部分166で3mm(約0.117インチ)に拡がる。
例示的な実施形態では、封止部分164内には、厚さ約0.5mm(約0.02インチ)と長さ4.7mm(約0.185インチ)の第2の材料172のインサート部分がある。取り付け部分166の全幅又は厚さは、約2.8mm(約0.110インチ)であり、ステム167の厚さは、約0.76mm(約0.03インチ)であり、ステム167から延在する4つのあご168はそれぞれ厚さ約0.45mm(約0.018インチ)である。シール160は、人工呼吸器システム100、110、120などのヘッドギアと共に使用されるように意図される。一実施形態では、シール160は、長さ約30.5cm(約12インチ)であり、約7.44cm(約2.93インチ)の最小半径と約18.5cm(約7.3インチ)の最大半径を有する楕円形状(図2で最もよく確認できる)と同じになる。
第1の材料と第2の材料の一方又は両方は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマでよい。この例の第1の変形では、より低いデュロメータを有する第1の材料171は、59〜64のショアA硬さを有するExxon Mobil ChemicalによるSANTOPRENE(商標)TPV 101−55ポリオレフィン系熱可塑性エラストマである。第2の材料172は、51のショアD硬さを有するExxon Mobil ChemicalによるSANTOPRENE(商標)TPV 223−50ポリオレフィン系熱可塑性エラストマである。これらの材料の相対引張係数は、約12.3倍である。これらの2つの材料の特定の特性は、以下のように提供される。
Santoprene TPV 101−55
デュロメータ:ショアA 59
デュロメータ範囲:ショアA 45〜65
類似デュロメータ部品の例:自動車ラジエータ・ホース、空気圧自動車タイヤ・スレッド
線形引張係数:16.3MPa(2,365psi)
Santoprene TPV 223−50
デュロメータ:ショアD 51
デュロメータ範囲:ショアD 45〜55
類似デュロメータ部品の例:モールド成形電気ケーブル端、ソリッド・タイヤ
線形引張係数:200.6 MPa(29,095psi)
この例の第2の変形では、低いデュロメータを有する第1の材料171は、SANTOPRENE(商標)TPV 101−55ポリオレフィン系熱可塑性エラストマ又はSANTOPRENE(商標)TPV 223−50ポリオレフィン系熱可塑性エラストマである。第2の材料172はポリプロピレンであり、1つの特定のポリプロピレン(LyondellBasellから入手可能なPRO−FAX(商標)7823ポリプロピレン)は、約597.8 MPa(86,700psi)の引張係数を有する。この例では、相対引張係数は、Santoprene TPV 101−55の場合が約36倍、Santoprene TPV 223−50の場合が約3倍である。
シール160の異なる実施形態では、第1と第2の材料171,172は、材料の相対硬化品質(即ち、溶融相から固相)に基づいて選択されてもよい。硬化時に第1の材料171に対して収縮又は収縮する第2の材料172の材料を選択することができる。そのような材料の場合、封止部分164と取り付け部分166の第1の材料171は、湾曲シールの外面によって必要とされる長さが、封止面163と第2の材料172によって必要とされる長さより長くなるようにする。
図7に、湾曲形状を形成し易くかつ/又は湾曲面に密封式に適合するシールの第2の実施形態が示される。このシール180は、封止部分184と取り付け部分186を有する本体182を有する。封止部分184は、本体182の遠位端185の少なくとも近くに、丸み付き面に対向しているときにその面とシール(例えば、流体密封シール)を形成する封止面183を有する。封止面183の反対側には上側面181がある。取り付け部分186は、そこから延びる複数のあご188などの1つ又は複数の突出部が突出るステム187を有する。湾曲形状、例えば湾曲フェイス・シールド・レンズの溝内及び/又は湾曲ヘッドギア表面に対して位置決めされたとき、本体182の内側面(例えば、封止面183)は、本体182の反対側の面より短い。
シール180を湾曲形状に曲げ易くするために、シール180は、第1の材料191と第2の材料192の2つの異なる材料からなる。この実施形態では、第1の材料191は、第2の材料192より低いデュロメータを有する。異なる実施形態では、第1の材料191は、第2の材料192より低い引張係数を有する。この実施形態では、第2の材料192は、取り付け部分186のステム187の少なくとも一部分を構成する。封止部分184とあご188に存在する第1の材料191は、第2の材料192より伸縮自在で従順である。シール180が曲げられ(その結果、封止面183が湾曲形状の内側面になる)とき、ステム187の第2の材料192は、曲がって所望形状に従う。封止部分184の第1の材料191は、必要とされる形状と寸法に適応するように伸張するか、収縮するか、又は別の方法で変形する。幾つかの実施形態では、シール180は、湾曲面(例えば、面130)に対する封止係合を改善するために熱で後処理されてもよい。
シール180などのシールの例示的な実施形態は、約1.27cm(約0.5インチ)の全高を有し、封止部分184は、約0.76cm(約0.3インチ)であり、取り付け部分186は、約0.58cm(約0.23インチ)である。封止部分184は、テーパが付けられ、ごく僅かに曲げられる。封止面183は、約2.3cm(約0.9インチ)の半径によって定義され、上側面181は、約1.5cm(約0.6インチ)の半径によって定義される。封止部分184の厚さは、遠位端185で約0.6mm(約0.024インチ)であり、約1.14mm(約0.045インチ)の厚さまで徐々に増大した後で3mm(約0.117インチ)に拡がる。第2の材料192のステム187は、約0.76mm(0.03インチ)の厚さを有する。第1の材料191の4つのあご188は、ステム187から約1mm(約0.04インチ)突出する。
第1の材料と第2の材料の一方又は両方は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマでよい。この実施形態では、前述のように、低いデュロメータを有する第1の材料191は、SANTOPRENE(商標)TPV 101−55ポリオレフィン系熱可塑性エラストマであり、第2の材料192は、SANTOPRENE(商標)TPV 223−50ポリオレフィン系熱可塑性エラストマである。
前述のシールの代替の例示的実施形態は、低いデュロメータのSANTOPRENE(商標)TPV 101−55ポリオレフィン系熱可塑性エラストマとして第1の材料191を有し、PRO−FAX(商標)7823ポリプロピレンとして第2の材料192を有する。
特に図示されていない別の実施形態では、シール180と類似のシールは、封止部分184の封止面183に渡ってSANTOPRENE(商標)TPV 223−50熱可塑性エラストマの薄膜層(厚さ0.07mm(約0.003インチ))を有する。
シール180の異なる実施形態では、第1と第2の材料191、192は、材料の相対剛性に基づいて選択されてもよい。第2の材料192は、硬化状態のときに第1の材料191より大きい剛性の材料が選択されてもよい。そのような材料の場合、剛性の高い材料192は、レンズと共に取り付け部分186を、例えば図5の溝135に挿入し係合し易くし、一方、封止部分184の剛性の低い材料191は、湾曲ヘッドギアにより良く適合する。
シール160,180と他の実施形態は、共押し出し成形されてもよく、第1の材料171,191と第2の材料172,192は両方とも、同じ押し出し成形機とダイによって成形される。2つの材料171,191,172,192は、同じ押し出し成形機とダイ内で同時に又は順次押し出し成形されてもよい。代替として、シール160、180は、インサート押し出し形成技術を使用して押し出し成形されてもよく、インサート(例えば、第2の材料172、192)は、その最終形状で提供され、シール160、180(例えば、第1の材料171、191)の残りの部分は、インサートの回りに押し出し成形される。
更に別の実施形態では、シール(例えば、図5のシール140)は、押し出し形成後に後処理される単一高分子材料から形成される。前述のように、シールの押し出し形成後に、シールは、通常、直線的な無指向性配向を有する。シールに所望の曲率を与えるために、シールを熱成形して(即ち、加熱して)、湾曲又は弓形形状を作製することができる。熱成形は、(例えば、炉又は水槽内で)シール全体に熱を加えるか、(例えば、ヒートガンによって)制御された熱を導くことによって行ってもよい。少なくとも2つの材料(例えば、シール160,180)からなるシールが、押し出し形成後に後処理されてもよい。
後処理の一例として、必要に応じて所望の長さに切断された押し出し成形シールが、最終製品の所望の曲率を複製するホルダに入れられる。ホルダは、レンズ132の溝135の曲率とほぼ一致する溝を有する。未処理のシールをホルダに入れた後で、封止部分144は、先端145の近くに波形のパッカーリング形状を有してもよい。熱風ガン(空気を約177℃(350°F)に加熱する)を、その波形が消えるまで約10〜15秒間、波形の柔軟な先端145の前後に動かしてもよい。冷却後に、加熱片を取り付け板から除去することができる。得られたシールは、ホルダの近似曲率を有し、波形が本質的に全くない、又はほとんどなくなる。
以上、ヘッドギア用レンズ・シールの実施形態を開示した。本開示が、開示されたもの以外の実施形態で実施されうることは当業者には理解されよう。開示された実施形態は、例証の目的で提示されているのであって、制限するものではなく、本発明は、次に続く請求項によってのみ限定される。

Claims (4)

  1. ヘッドギア物品であって、
    頭部カバー物品と、
    前記頭部カバー物品に可動式に取り付けられたレンズと、
    前記レンズに取り付けられたシールと、を含み、前記シールが第1の高分子材料と第2の高分子材料を含み、前記第1の高分子材料が前記第2の高分子材材料より低い引張係数を有し、前記シールが、封止部分と取り付け部分を有し、前記第2の高分子材料が、前記封止部分の表面に存在する、ヘッドギア物品。
  2. ヘッドギア物品を作製する方法であって、
    頭部カバー物品を提供する工程と、
    前記頭部カバー物品にレンズを旋回可能に接続する工程と、
    第1の高分子材料が第2の高分子材料より低い引張係数を有し、前記第1の高分子材料と前記第2の高分子材料を押し出し成形してシールを形成する工程と、
    前記シールを前記レンズに機械式に取り付ける工程と、を含み、
    前記シールが、封止部分と取り付け部分を有し、前記第2の高分子材料が、前記封止部分の表面に存在する、方法。
  3. ヘッドギア物品を作製する方法であって、
    頭部カバー物品を提供する工程と、
    前記頭部カバー物品にレンズを旋回可能に接続する工程と、
    第1の高分子材料が第2の高分子材料より低い引張係数を有し、前記第1の高分子材料と前記第2の高分子材料を押し出し成形してシールを形成する工程と、
    前記押し出し成形したシールを二次成形して湾曲シールを形成する工程と、
    前記湾曲シールを前記レンズに機械式に取り付ける工程と、
    を含み、
    前記湾曲シールが、封止部分と取り付け部分を有し、前記第2の高分子材料が、前記封止部分の表面に存在する、方法。
  4. ヘッドギア物品であって、
    頭部カバー物品と、
    前記頭部カバー物品に可動式に取り付けられ、前記頭部カバー物品と関連付けられた湾曲を有するレンズと、
    前記レンズに取り付けられたシールと、を含み、前記シールが湾曲され、かつ第1の高分子材料と第2の高分子材料を含み、前記第1の高分子材料が前記第2の高分子材料より低い引張係数を有し、前記シールが、封止部分と取り付け部分を有し、前記第2の高分子材料が、前記封止部分の表面に存在する、ヘッドギア物品。
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