JP5559018B2 - 情報処理装置、擬似乱数生成装置およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、擬似乱数生成装置およびプログラム Download PDFInfo
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第1の実施形態では、生成関数Genと再現関数Repを利用して、擬似乱数の生成(生成部)、擬似乱数の再現(再現部)、および、入力データの復元(逆像計算部)を行う構成例を示す。非特許文献1の生成関数および再現関数と同等の機能を有する関数であれば、非特許文献1で開示されている生成関数および再現関数とは異なる関数を用いて本実施形態を構成しても良い。
(y1,w1)=Gen(x1)・・・(1)
変形例1の情報処理装置100は、前述の第1の実施形態と同様に生成部110と再現部120と逆像計算部130とを備えるが、以下の点のみが第1の実施形態と異なる。
第1の実施形態に示した構成では、再現部120に入力される第2入力データが、第1入力データと所定の誤差の範囲にあるならば、再現部120は生成部110が出力する第1出力データを再現することができる。一方、逆像計算部130の入出力部132には第1出力データが入力されていた。
(z3,w3)=Gen(y1)・・・(3)
第1の実施形態における変形例1と同様に、以下の変形例2を構成することができる。第2の実施形態における生成部210の第2補助データ計算部211bおよび逆像計算部230の第3計算部231が、暗号化関数および復号関数の代わりにハッシュ関数(族)を保持し、変形例1と同様の処理により第2補助データおよび第3出力データを計算する。
第3の実施形態では、第1の実施形態に示した構成の適用例として、音声認証システムの構成例を示す。前述した変形例1、第2の実施形態、変形例2を用いても、同様に音声認証システムを構成することができる。
(1)例えば、生体情報として発話を用いる場合には、発話の速度や声の大小などが一定ではないことや周囲の雑音などにより、読み込まれる生体情報に誤差が含まれる。そのため、生体情報を用いた認証システムでは、入力された生体情報が所定の誤差範囲内であれば、生体情報に固有のデータを出力することが要求される。
(2)生体情報には、発話のほかにも、指紋や虹彩など人間固有の情報が用いられる。しかし、生体情報には、他者の生体情報と類似する点も多く含まれる。一方、認証に用いる生体情報に特徴的なデータは、誤認証を減らすためにも、生体情報に対して一様に定められることが望ましい。理想的には、生体情報に特徴的なデータとしては、生体情報ごとに異なるデータを用いることが望ましい。
生体情報を用いた認証システムにファジー・エクストラクタを用いる場合には、認証システムが記憶する生体情報に固有なデータと補助データとから、生体情報を復元することができない。例えば、発話を用いた認証システムでは、利用者が発話内容や話し方を忘れたとき、認証システムが記憶する情報からそれらを復元することはできない。しかし、第1から第3の実施形態の方法によれば、認証システムが記憶する生体情報に固有なデータから、生体情報を復元することができる。したがって、例えば、発話を用いた認証システムにおいて、利用者が発話内容や話し方を忘れたとき、認証システムが記憶する情報からそれらを復元できるため、認証システムへの再登録や過去の登録状況の消去などが不要となる。
110、210 生成部
111、211 第1計算部
111a、211a Gen計算部
111b、211b 第2補助データ計算部
113、213 入出力部
120 再現部
121 第2計算部
122 入出力部
130、230 逆像計算部
131、231 第3計算部
132、232 入出力部
231a Rep計算部
301 入出力部
310 登録処理部
320 認証処理部
330 音声復元部
340 記憶部
Claims (4)
- 第1入力データを受付ける受付部と、
前記第1入力データに基づいて、第1出力データと、前記第1入力データとの誤差が予
め定められた第1範囲に含まれる第2入力データから前記第1出力データを計算するため
の第1補助データとを計算し、前記第1出力データおよび前記第1補助データのうち少な
くとも1つと、前記第1入力データとに基づいて、前記第1出力データから前記第1入力
データを計算するための第2補助データを計算する第1計算部と、
前記第2入力データと前記第1補助データとに基づいて前記第1出力データを計算する
第2計算部と、
前記第1出力データと前記第2補助データとに基づいて前記第1入力データを計算する
第3計算部と、
を備え、
前記第1計算部は、複数のハッシュ関数のうち、前記第1出力データおよび前記第1補
助データのうち少なくとも1つに応じて定められる前記ハッシュ関数を選択し、選択され
た前記ハッシュ関数と前記第1入力データとに基づいて前記第2補助データを計算し、
前記第3計算部は、複数の前記ハッシュ関数のうち、前記第1出力データおよび前記第
1補助データのうち少なくとも1つに応じて定められる前記ハッシュ関数を選択し、選択
されたハッシュ関数と前記第2補助データとに基づいて前記第1入力データを計算するこ
とを特徴とする情報処理装置。 - 第1入力データを受付ける受付部と、
前記第1入力データに基づいて、第1出力データと、前記第1入力データとの誤差が予
め定められた第1範囲に含まれる第2入力データから前記第1出力データを計算するため
の第1補助データとを計算し、前記第1出力データおよび前記第1補助データのうち少な
くとも1つと、前記第1入力データとに基づいて、前記第1出力データから前記第1入力
データを計算するための第2補助データを計算する第1計算部と、
前記第2入力データと前記第1補助データとに基づいて前記第1出力データを計算する
第2計算部と、
前記第1出力データと前記第2補助データとに基づいて前記第1入力データを計算する
第3計算部と、
を備え、
前記第1計算部は、前記第1出力データおよび前記第1補助データのうち少なくとも1
つに基づいて、前記第1入力データを暗号化するための暗号化鍵を計算し、前記暗号化鍵
によって前記第1入力データを暗号化した前記第2補助データを計算し、
前記第3計算部は、前記第1出力データおよび前記第1補助データのうち少なくとも1
つに基づいて、前記第2補助データを復号するための復号鍵を計算し、前記復号鍵によっ
て前記第2補助データを復号した前記第1入力データを計算し、
さらに、
前記第1計算部は、前記第1出力データとの誤差が予め定められた第2範囲内の第3入
力データから前記第1入力データを計算するための第3補助データをさらに計算し、前記
第1出力データおよび前記第3補助データのうち少なくとも1つと、前記第1入力データ
とに基づいて前記第2補助データを計算し、
前記第3計算部は、前記第3入力データと前記第3補助データとから、前記第1出力デ
ータを計算し、計算した前記第1出力データと前記第2補助データとに基づいて前記第1
入力データを計算することを特徴とする情報処理装置。 - 外部装置と接続された擬似乱数生成装置であって、
第1入力データを受付ける受付部と、
前記第1入力データに基づいて、第1出力データと、前記第1入力データとの誤差が予
め定められた第1範囲に含まれる第2入力データから前記第1出力データを計算するため
の第1補助データとを計算し、前記第1出力データおよび前記第1補助データのうち少な
くとも1つと、前記第1入力データとに基づいて、前記第1出力データから前記第1入力
データを計算するための第2補助データを計算する第1計算部と、
を備え、
前記外部装置は、
前記第2入力データと前記第1補助データとに基づいて前記第1出力データを計算する
第2計算部と、
前記第1出力データと前記第2補助データとに基づいて前記第1入力データを計算する
第3計算部と、を備え、
前記第1計算部は、複数のハッシュ関数のうち、前記第1出力データおよび前記第1補
助データのうち少なくとも1つに応じて定められる前記ハッシュ関数を選択し、選択され
た前記ハッシュ関数と前記第1入力データとに基づいて前記第2補助データを計算し、
前記第3計算部は、複数の前記ハッシュ関数のうち、前記第1出力データおよび前記第
1補助データのうち少なくとも1つに応じて定められる前記ハッシュ関数を選択し、選択
されたハッシュ関数と前記第2補助データとに基づいて前記第1入力データを計算するこ
とを特徴とする擬似乱数生成装置。 - 外部装置と接続されたコンピュータを、
第1入力データを受付ける受付部と、
前記第1入力データに基づいて、第1出力データと、前記第1入力データとの誤差が予
め定められた第1範囲に含まれる第2入力データから前記第1出力データを計算するため
の第1補助データとを計算し、前記第1出力データおよび前記第1補助データのうち少な
くとも1つと、前記第1入力データとに基づいて、前記第1出力データから前記第1入力
データを計算するための第2補助データを計算する第1計算部
として機能させるためのプログラムであって、
前記外部装置は、
前記第2入力データと前記第1補助データとに基づいて前記第1出力データを計算する
第2計算部と、
前記第1出力データと前記第2補助データとに基づいて前記第1入力データを計算する
第3計算部と、を備え、
前記第1計算部は、複数のハッシュ関数のうち、前記第1出力データおよび前記第1補
助データのうち少なくとも1つに応じて定められる前記ハッシュ関数を選択し、選択され
た前記ハッシュ関数と前記第1入力データとに基づいて前記第2補助データを計算し、
前記第3計算部は、複数の前記ハッシュ関数のうち、前記第1出力データおよび前記第
1補助データのうち少なくとも1つに応じて定められる前記ハッシュ関数を選択し、選択
されたハッシュ関数と前記第2補助データとに基づいて前記第1入力データを計算するこ
とを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010267549A JP5559018B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | 情報処理装置、擬似乱数生成装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010267549A JP5559018B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | 情報処理装置、擬似乱数生成装置およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012119922A JP2012119922A (ja) | 2012-06-21 |
JP5559018B2 true JP5559018B2 (ja) | 2014-07-23 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010267549A Expired - Fee Related JP5559018B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | 情報処理装置、擬似乱数生成装置およびプログラム |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4035271B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2008-01-16 | キヤノン株式会社 | 情報発信装置及び情報受信装置及びそれらの制御方法及び記憶媒体及びシステム |
JP2005293490A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Hitachi Ltd | 生体認証システム |
-
2010
- 2010-11-30 JP JP2010267549A patent/JP5559018B2/ja not_active Expired - Fee Related
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