JP5557780B2 - 携帯端末および画面表示変更方法 - Google Patents

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本発明は、携帯端末および画面表示変更方法に関する。
タッチパネルを介して表示部に表示されるアイコン等をタッチすることにより所定の機能を起動させるタッチパネル式の携帯端末が知られている。このような携帯端末において、ユーザがタッチパネルを介して入力をする際の操作性を向上させるための技術が開示されている。例えば、特許文献1では、表示部が配置された本体部を傾斜させた場合において、表示部の傾斜角度によって表示部の視認性および操作性が低下することを防止するための技術が開示されている。
特開2010−256460号公報
これらのタッチパネル式の携帯端末は、例えば満員電車の中等、ユーザのスペースが限定されるような状況であっても使用されている。このとき、ユーザは、表示部を正面からだけでなく、上方や側方等、あらゆる方向から表示部を閲覧して操作することが考えられる。ところが、特許文献1の技術では、表示部が傾いた場合に、表示部を正面から見たときのアイコンの形態を適切に変更することはできるものの、表示部を正面以外から見た場合については考慮されていない。このため、このような状況で上記従来の携帯端末を使用する場合には、ユーザは、目の錯覚により誤って意図しないアイコンに触れてしまうことがある。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、ユーザの意図しないアイコンに触れることを防止することができる携帯端末および画面表示変更方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の携帯端末は、アイコンを表示するタッチパネルと、アイコンの表示領域の周辺に配置されており、ユーザから入力を受け付ける複数の入力受付手段と、複数の入力受付手段の中から、ユーザから入力を受け付けた一の入力受付手段を判断する判断手段と、一の入力受付手段の配置位置から遠い領域に表示されるアイコンほど大きくなるようにアイコンの形態を変更する表示制御手段と、を備えている。
また、本発明の画面表示変更方法は、アイコンを表示するタッチパネルを備えた携帯端末における画面表示変更方法であって、アイコンの表示領域の周辺に配置された複数の入力受付手段が、ユーザからの入力を受け付ける受付ステップと、判断手段が、複数の入力受付手段の中から、受付ステップにおいてユーザから入力を受け付けた一の入力受付手段を判断する判断ステップと、表示制御手段が、一の入力受付手段の配置位置から遠い領域に表示されるアイコンほど大きくなるようにアイコンの形態を変更する表示制御ステップと、を含んでいる。
この発明では、複数の入力受付手段の中から入力を受け付けた一の入力受付手段を判断することで、表示変更手段がアイコンの表示変更をするにあたっての基準となる位置を特定している。そして、同じ大きさの物でも、視点から遠い物ほど小さくみえるという遠近法効果による錯覚を考慮し、一の入力受付手段の配置位置から遠い領域に表示されるアイコンほど大きくなるように当該アイコンの形態を変更している。これにより、タッチパネルには上記遠近法効果による目の錯覚を補正した状態のアイコンが表示されるので、ユーザが意図しないアイコンに触れてしまうことを防止することができる。
また、本発明の携帯端末では、表示制御手段は、アイコンの形態を、表示領域に対する一の入力受付手段の配置位置の方向と平行な方向に沿って伸縮してもよい。
この発明では、例えば、アイコン表示領域の上側に配置された入力受付手段が入力を受け付けたとすると、アイコン表示領域から見た当該入力受付手段の配置位置の方向と平行な方向、すなわち上下方向に沿ってアイコンの形態を伸縮する。これにより、アイコンは、アイコン表示領域の上側に配置された入力受付手段から遠い領域に表示されるものほど、上下方向に長くなるように変更される。この結果、上記遠近法効果による目の錯覚を補正した状態のアイコンを表示することができる。
また、本発明の携帯端末では、入力受付手段は、タッチパネルにおいて、表示領域の外側に表示されるアイコンとしてもよい。これにより、入力受付手段を容易に形成することができる。
また、本発明の携帯端末では、表示制御手段は、一の入力受付手段の配置位置から遠い領域に表示されるアイコンほど濃くなるようにアイコンの濃度を調整してもよい。
この発明においては、表示制御手段が、タッチパネルを所定位置から見た場合の視認性を考慮し、アイコンの濃淡を調整している。これにより、所定位置からタッチパネルを見た場合のアイコンの視認性を向上させることができる。
また、本発明の携帯端末では、判断手段は、一の入力受付手段への入力回数をカウントし、表示制御手段は、この入力回数に基づいて、アイコンの伸縮の度合いおよびアイコンの濃淡の度合いの少なくとも一方を調整してもよい。
この発明では、表示制御手段は、同一の入力受付手段に対して入力される回数が多くなるほど、伸縮の度合いが大きくなるようにアイコンの表示形態を調整したり、濃淡の度合いが大きくなるようにアイコンの濃淡を調整したりできる。これにより、タッチパネルに対するユーザの視点位置や、ユーザ毎に異なる見え方の違いを考慮して、より適切にアイコンの表示形態を変更することが可能となる。
また、本発明の携帯端末では、表示制御手段は、アイコンの形態を伸縮した後、タッチパネルへの接触を所定時間検知しない場合、当該アイコンの形態を伸縮前の状態に戻してもよい。
また、本発明の携帯端末では、表示制御手段は、アイコンの形態を伸縮した後、入力受付手段への入力を所定時間以上継続して検知した場合、当該アイコンの形態を伸縮前の状態に戻してもよい。
これにより、アイコンの形態を補正する前の通常の表示に戻す操作の手間を省くことができる。
本発明の携帯端末および画面表示変更方法によれば、ユーザの意図しないアイコンに触れることを防止することができる。
本実施形態に係る携帯端末を示す外観図である。 図1に示す携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 図1に示す記憶部に格納されている情報テーブルを説明する図である。 図1に示す携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 アイコンの表示制御の流れを示したフローチャートである。 アイコンの変更の一例を説明するための図である。 他の実施形態に係る携帯端末を示す外観図である。 アイコンの変更の一例を説明するための図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分に同一の符号を付して、重複する説明を省略する。図1は、本実施形態に係る携帯端末を示す外観図である。図2は、図1の携帯端末の機能構成を示すブロック図である。また、説明中「上」、「下」、「左」、「右」等の方向を示す語は、図面に示された状態に基づいた便宜的な語である。
携帯端末1は、図1および図2に示すように、タッチパネル11、入力受付部(入力受付手段)12、記憶部13および制御部20を備えている。
タッチパネル11は、筺体2の一方の表面に配置されており、入出力の機能を兼ね備えた電子部品である。タッチパネル11は、不図示のタッチパネル制御部によってタッチパネル11への入力や出力が制御される。タッチパネル11が受け付ける入力としては、指やタッチパネル用のペン等を利用したユーザによるタッチパネル11上の接触が挙げられる。また、タッチパネル11が行う出力としては、アイコン41をタッチパネル11上に表示させたり、文字や画像等の視覚的なコンテンツをタッチパネル11上に表示させたりすることが挙げられる。タッチパネル制御部は、受け付けた入力を制御部20に送信したり、表示制御部22からの出力を受信したりする。
タッチパネル11は、第1表示領域(アイコンの表示領域)11aと、第1表示領域11aの外側周辺に形成された第2表示領域11bとを有している。第1表示領域11aには、一般的な操作受付のためのアイコン41が表示される。第2表示領域11bには、後述する入力受付部12としてのアイコン12a〜12dが表示される。
入力受付部12は、ユーザからタッチパネル11に対するユーザの視点位置の入力を受け付ける部分である。本実施形態の携帯端末1では、入力受付部12は、タッチパネル11の第2表示領域11bに表示されるアイコン12a〜12dとして形成されている。入力受付部12としてのアイコン12a〜12d(以下、入力アイコン12a〜12dと称す)は、図1に示すように、矩形形状を有するタッチパネル11の周辺部に配置されており、タッチパネル11の4辺にそれぞれ対応して配置されている。入力アイコン12a〜12dは、ユーザによってタッチされたことを検知すると、図2に示す制御部20に含まれる判断部21に対して検知信号を出力する。
入力アイコン12a〜12dは、半透明の状態で常に表示されている。このように常に表示される入力アイコン12a〜12dを半透明の状態に表示することで、ユーザの目障りとなることを防止している。また、入力アイコン12a〜12dを表示する第2表示領域11bと、その他一般的な操作受付のためのアイコン41を表示する第1表示領域11aとはそれぞれ独立しているので、互いに重なって表示されることはない。
記憶部13は、携帯端末1における各種データを記憶する部分である。例えば、記憶部13は、アイコン41の形態を変更する度合い(縮小/拡大、濃淡)を導き出すための情報テーブル(図3(a)参照)を記憶している。この情報テーブルについては後段にて詳述する。
制御部20は、携帯端末1の各機能を制御する部分であり、例えばタッチパネル11、入力受付部12および記憶部13を制御している。制御部20は、その機能の一つとして、遠近法効果による目の錯覚を補正した状態のアイコンをタッチパネルに表示する機能がある。制御部20は、当該機能を実現するための主な機能的構成要素として、判断部(判断手段)21および表示制御部(表示制御手段)22を有している。
判断部21は、複数の入力アイコン12a〜12dの中から、ユーザから入力を受け付けた一の入力アイコンを判断する部分である。例えば、判断部21は、4つの入力アイコン12a〜12dのうち第1表示領域11aの外側上方に配置された入力アイコン12aからの検知信号を受信することによって、入力アイコン12aが入力を受け付けたアイコンであると判断する。判断部21は、この入力を受け付けたアイコンに関する情報を表示制御部22に出力する。
また、判断部21は、複数の入力アイコン12a〜12dのうち、入力がされたと判断された一の入力アイコンへの入力回数をカウントする部分でもある。判断部21は、所定時間内に同一の入力アイコンから出力される信号を受信して、その受信回数をカウントする。
表示制御部22は、判断部21によって判断された一の入力アイコンの配置位置から遠いタッチパネル11の領域に表示されるアイコン41ほど大きくなるように当該アイコン41の形態を変更する部分である。具体的には、表示制御部22は、判断部21から入力を受け付けたアイコンに関する情報を受信すると、記憶部13に格納されている図3(a)に示すような関係を示す情報テーブルを参照する。
次に、表示制御部22は、図3(a)に示すような関係を示す情報テーブル、すなわち、ユーザにより入力された一の入力アイコン(入力アイコン12a〜12dのうちの1つ)の配置位置からの距離に基づいて、第1表示領域11aに表示されているアイコン41の形態を変更する。入力アイコン12aがタッチされたとして具体的に説明すると、表示制御部22は、入力アイコン12aの配置位置から近いアイコン41の上下方向における長さをデフォルトの長さと比べて縮め、入力アイコン12aの配置位置から遠いアイコン41の上下方向における長さをデフォルトの長さと比べて伸ばす。なお、デフォルトとは、表示制御部22によって伸縮される前の基準となるアイコン41の表示形態をいう。
図4は、携帯端末のハードウェア構成を示す図である。携帯端末1は、図4に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU31、ROMおよびRAMで構成される主記憶部32、ハードディスク、メモリ等で構成される補助記憶部33、各種キーボタン、タッチパネル11等の入力部34、タッチパネル11等の出力部35で構成される。上述した制御部20における各機能は、CPU31および主記憶部32に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU31の制御の下で、タッチパネル11に情報を表示させたり、入力受付部12において入力される情報を読み込んだり、主記憶部32および補助記憶部33に対してデータの読み書きを実行させたりすることで実現される。
以下、本実施形態の特徴部分であるアイコンの形態を変更する際の処理(画面表示変更方法)について、図5を用いて説明する。図5は、携帯端末におけるアイコンの表示制御の流れを示したフローチャートである。
携帯端末1では、システム起動時から、入力アイコン12a〜12dへの入力が可能な状態となっている。このような携帯端末1において、まず入力アイコン12a〜12dが、ユーザからの入力を受け付ける(S1:受付ステップ)。入力アイコン12a〜12dは、ユーザによる当該アイコン12a〜12dへのタッチを検知すると、制御部20に入力を受け付けたことを示す検知信号を送信する。
次に、判断部21は、入力アイコン12a〜12dのいずれか1つから上記検知信号を受信すると、当該検知信号を送信した入力アイコンがユーザによって入力されたアイコンであると判断する(S2:判断ステップ)。以下、ユーザが、図1に示すタッチパネル11の周囲に配置されている4つの入力アイコン12a〜12dのうち、入力アイコン12aをタッチしたとして説明する。このとき、判断部21は、入力アイコン12aから受信した検知信号に基づいて、当該入力アイコン12aをユーザから入力された入力アイコンであると判断する。判断部21は、この入力アイコン12aに関する情報を表示制御部22に出力する。
次に、判断部21は、所定時間内に入力アイコン12aがタッチされた回数をカウントする(S3)。判断部21は、このタッチされた回数に関する情報を表示制御部22に出力する。
次に、表示制御部22は、判断部21からこの入力アイコン12aに関する情報およびタッチされた回数に関する情報を受信すると、これらの情報に基づいてタッチパネル11に表示されているアイコン41の形態を変更する(S4:表示制御ステップ)。
具体的には、表示制御部22は、判断部21から上記情報を受信すると、記憶部13に記憶されている図3(a)に示すような関係を示す情報テーブルにアクセスして、アイコン41の形態の伸縮度合いを決定する。例えば、表示制御部22が、判断部21から出力された「入力アイコン12aへのタッチがあり、その回数は1回である」という情報を受信したとすると、図3(a)に示すような関係を示す情報テーブルに基づいて、タッチパネル11の上方に表示されているアイコン41をデフォルトのサイズよりも縮める。また、タッチパネル11の下方に表示されているアイコン41はデフォルトのサイズよりも伸ばす。このようにして、図6(a)に示すように、この入力アイコン12aの配置位置から遠いタッチパネル11の領域に表示されるアイコン41ほど大きくなるようにアイコン41の形態が変更される。
図3(a)に示すような関係を示す情報テーブルに基づけば、入力アイコン12aへの入力の回数が多くなるほど、伸縮の度合いを大きくしたアイコン41の形態に変更することもできる。例えば、入力アイコン12aへの入力の回数が1回のときは、図6(a)に示すようなアイコン41の形態に、入力アイコン12aへの入力の回数が3回のときは、図6(b)に示すようなアイコン41の形態に、それぞれ変更することが可能となる。これにより、タッチパネル11に対するユーザの視点位置や、ユーザ毎に異なる見え方の違いを考慮して、より適切にアイコン41の形態を調整することが可能となる。
表示制御部22が、アイコン41の形態を変更する際には、第1表示領域11aから見た入力アイコン12aの方向と平行な方向に沿ってアイコン41の形態を伸縮することができる。例えば、第1表示領域11aの上側に配置されている入力アイコン12aがタッチされた場合には、上下方向に沿ってアイコン41の形態を伸縮してもよい。この結果、タッチパネル11に表示されるアイコン41の形態は、図1に示すアイコン41の形態から図6(a)に示すようなアイコン41の形態に変更される。
表示制御部22が、タッチパネル11に表示されているアイコン41の形態を変更すると、図示しないタイマーが起動し、アイコン41の表示変更からの経過時間が計測される(S5)。そして、表示制御部22は、タッチパネル11へのタッチが検知されない時間が所定時間続いた場合(S5:YES)、タッチパネル11に表示されるアイコン41の形態を伸縮前の状態に戻す(S6)。本実施形態においては、タッチパネル11へのタッチを所定時間検知しない場合、自動的にアイコン41の形態を変更する前の通常の表示に戻すので、元に戻す操作の手間を省くことができる。
以上に説明したように、本実施形態の携帯端末1によれば、入力受付部12としての複数の入力アイコン12a〜12dの中から入力を受け付けた一の入力アイコンを判断することで、表示制御部22がアイコン41の表示変更をするにあたっての基準となる位置を特定している。つまり、ユーザがどの方向からタッチパネル11を見ているのかを間接的に判断し、アイコンの表示形態を変更する際の判断材料としている。そして、遠近法効果による錯覚を考慮し、一の入力アイコンの配置位置から遠い領域に表示されるアイコン41ほど大きくなるようにアイコン41の形態を変更している。これにより、タッチパネル11には、例えば図6(a)に示すような、遠近法効果による目の錯覚を補正した状態でアイコン41が表示されるので、ユーザが意図しないアイコン41に触れてしまうことを防止することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
上記実施形態の携帯端末1では、入力受付部12としての入力アイコン12a〜12dがタッチパネル11の周辺に4つ配置されている例を挙げて説明したがこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、タッチパネル11の周辺に8つの入力アイコン12a〜12hを配置してもよい。この場合には、第1表示領域11aに対する入力アイコン12a〜12hの配置位置が、上下左右方向だけでなく、右斜め上、右斜め下、左斜め下、左斜め上方向にあることを特定することができ、これらの配置位置に基づいて、より適切にアイコン41の形態を変更することができる。
また、表示制御部22がアイコン41の形態を変更するにあたっては、図7に示すように、上下方向に伸縮するだけでなく、左右方向に伸縮することも可能である。図7は、ユーザによって入力アイコン12aがタッチされたときに、表示制御部22が変更するアイコン41の表示形態の一例を示している。
また、上記実施形態の携帯端末1では、記憶部13には、図3(a)に示すような関係を示す情報テーブルが格納されている例を挙げたが、例えば、図3(b)に示すような関係を示す情報テーブルが格納されていてもよい。すなわち、ユーザにより入力された一の入力アイコン(入力アイコン12a〜12dのうちの一つ)の配置位置からの距離に基づいて、第1表示領域11aに表示されているアイコン41の濃淡を調整するという関係を示す情報テーブルが格納されていてもよい。
この情報テーブルに基づけば、表示制御部22は、例えば図8(a)に示すように、アイコン41の表示形態を伸縮することに加えて、入力アイコン12aの配置位置から近い領域にあるアイコン41を薄く表示し、入力アイコン12aの配置位置から遠い領域にあるアイコン41を濃く表示するように変更することができる。なお、アイコン41の表示濃度を変更するにあたっては、図3(b)に示す関係のようにデフォルト(元の状態)から薄くなるような変更はされないように設定することができる。これにより、所定位置からタッチパネル11を見た場合のアイコン41の視認性を向上させることができる。
また、上記実施形態と同様に、図3(b)に示すような関係を示す情報テーブルに基づけば、入力アイコン12a〜12dへの入力の回数が多くなるほど、例えば図8(b)に示すような、濃淡の度合いを大きくしたアイコン41の形態に変更することもできる。これにより、タッチパネル11に対するユーザの視点位置や、ユーザ毎に異なる見え方の違いを考慮して、より適切にアイコン41の形態を調整することが可能となる。
また、上記実施形態の携帯端末1では、所定時間内に一の入力アイコン(例えば入力アイコン12a)にタッチされた回数をカウントし、この回数に基づいて補正の度合いを変更する例を挙げて説明したがこれに限定されるものではない。例えば、表示制御部22によるアイコン41の変更後に入力アイコン(例えば入力アイコン12a)へタッチされたことを検知し、累積的な検知の回数(タッチの回数)をカウントし、この回数に基づいて補正の度合いを変更してもよい。これにより、アイコン変更後に、もう一度入力アイコン(例えば入力アイコン12a)をタッチすることによりアイコン41の補正の度合いを大きくすることができる。
上記実施形態の携帯端末1では、入力受付部12を入力アイコン12a〜12dによって構成する例を挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、入力ボタン、検知センサ等によって構成してもよい。
上記実施形態の携帯端末1では、アイコンの変更処理においてタッチパネル11へのタッチが検知されない時間が所定時間続いた場合、タッチパネル11に表示されるアイコン41の形態を伸縮前の状態に戻す例を挙げて説明した。アイコン41の形態を伸縮前の状態に戻す方法としては、例えば、入力アイコン12a〜12dの何れか1つを長押し(例えば2秒)することによって実現してもよい。この場合、判断部21が入力アイコン12a〜12dへの入力を所定時間以上継続して検知した場合、それを当該入力アイコン12a〜12dへの長押しと判断して、この旨を伝える信号を表示制御部22に出力する。表示制御部22は、この信号を受信すると、タッチパネル11に表示されるアイコン41の形態をデフォルトの状態に戻す。
1…携帯端末、2…筺体、11…タッチパネル、11a…第1表示領域(アイコンの表示領域)、11b…第2表示領域、12…入力受付部(入力受付手段)、12a…入力アイコン、13…記憶部、20…制御部、21…判断部(判断手段)、22…表示制御部(表示制御手段)、31…CPU、32…主記憶部、33…補助記憶部、34…入力部、35…出力部、41…アイコン。

Claims (8)

  1. アイコンを表示するタッチパネルと、
    前記アイコンの表示領域の周辺に配置されており、ユーザから入力を受け付ける複数の入力受付手段と、
    前記複数の入力受付手段の中から、前記ユーザから入力を受け付けた一の入力受付手段を判断する判断手段と、
    前記一の入力受付手段の配置位置から遠い領域に表示されるアイコンほど大きくなるように前記アイコンの形態を変更する表示制御手段と、
    を備えている携帯端末。
  2. 前記表示制御手段は、前記アイコンの形態を、前記表示領域に対する前記一の入力受付手段の配置位置の方向と平行な方向に沿って伸縮する、
    請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記入力受付手段は、前記タッチパネルにおいて、前記表示領域の外側に表示されるアイコンである、
    請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 前記表示制御手段は、前記一の入力受付手段の配置位置から遠い領域に表示されるアイコンほど濃くなるように前記アイコンの濃度を調整する、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記判断手段は、前記一の入力受付手段への入力回数をカウントし、
    前記表示制御手段は、前記入力回数に基づいて、前記アイコンの伸縮の度合いおよび前記アイコンの濃淡の度合いの少なくとも一方を調整する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の携帯端末。
  6. 前記表示制御手段は、前記アイコンの形態を伸縮した後、前記タッチパネルへの接触を所定時間検知しない場合、当該アイコンの形態を伸縮前の状態に戻す、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記表示制御手段は、前記アイコンの形態を伸縮した後、前記入力受付手段への入力を所定時間以上継続して検知した場合、当該アイコンの形態を伸縮前の状態に戻す、
    請求項1〜6の何れか1項に記載の携帯端末。
  8. アイコンを表示するタッチパネルを備えた携帯端末における画面表示変更方法であって、
    アイコンの表示領域の周辺に配置された複数の入力受付手段が、ユーザからの入力を受け付ける受付ステップと、
    判断手段が、前記複数の入力受付手段の中から、前記受付ステップにおいてユーザから入力を受け付けた一の入力受付手段を判断する判断ステップと、
    表示制御手段が、前記一の入力受付手段の配置位置から遠い領域に表示されるアイコンほど大きくなるように前記アイコンの形態を変更する表示制御ステップと、
    を含んでいる画面表示変更方法。
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