JP5555010B2 - 不要アプリケーション監視装置 - Google Patents

不要アプリケーション監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5555010B2
JP5555010B2 JP2010042962A JP2010042962A JP5555010B2 JP 5555010 B2 JP5555010 B2 JP 5555010B2 JP 2010042962 A JP2010042962 A JP 2010042962A JP 2010042962 A JP2010042962 A JP 2010042962A JP 5555010 B2 JP5555010 B2 JP 5555010B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
monitored
specific
unnecessary
resource allocation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010042962A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011180751A (ja
Inventor
昌治 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2010042962A priority Critical patent/JP5555010B2/ja
Publication of JP2011180751A publication Critical patent/JP2011180751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5555010B2 publication Critical patent/JP5555010B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

本発明は、一又は複数のサーバコンピュータにインストールされたアプリケーションの中から、ユーザに利用されていない不要なアプリケーションを検出する装置に関する。
現在、サーバコンピュータには、ユーザからの種々の要求に応えるため、種々のアプリケーションがインストールされている。これらのアプリケーションは、ユーザからのアクセス要求を即時に受け付けて処理を行うことができるように、ユーザからのアクセスが無い場合であっても待機状態で稼動しており、ある程度のリソース(CPU、メモリ、ファイル使用等)を消費している。
従って、全くユーザからアクセスの無い不要なアプリケーションであっても待機状態で稼動させることによりリソースが消費され、同一サーバで稼働中の他のアプリケーションのリソース消費を圧迫することになる。
また、サーバ構築時には、各アプリケーションの応答処理時のリソース使用量を予め見積もり、同時に稼動可能なアプリケーションの数を設定する。このため、不要アプリケーションが発生すると、当該不要アプリケーションのために最初に割り当てた分のリソースが有効に活用できていない結果となる。別の言い方をすると、本来ならば同一サーバ上に導入可能だったアプリケーションが不要アプリケーションにリソースを割り当てたために導入できなかったことになる。
特許文献1には、PC上のスパイウェアの検出方法において、既知の無害なアプリケーション及びプロセスのリストを予め作成しておき、当該リスト上に無いアプリケーションを検出すると、潜在的に不要なアプリケーションとしてユーザに実行の停止の有無を選択させる構成が開示されている。
特許文献2には、ユーザが契約しているSLA(Service Level Agreement)情報に併せて、アプリケーションのリソース割り当てを変更する構成が開示されている。
特開2006−277747号公報 特開2008−293283号公報
従来からユーザの利用に供されてきたアプリケーションであっても、ユーザの利用状況の変化(移動・業務変更など)に伴い不要なものとなる場合がある。しかしながら、個々のユーザのアプリケーションの利用状況まで管理者が把握しているわけではないので、管理者がユーザの利用状況の変化に即座に追随して、不要になったアプリケーションの稼動を即座に停止することは難しい。大体において、ユーザの利用状況の変化及びその理由を管理者が知ることになるのは実際に利用状況の変化があってからかなりの月日が経過した後である。その間、管理者が気づいて不要アプリケーションの稼動を停止するまで、当該不要アプリケーションは稼動し続け、無駄なリソースを消費し続ける。
また、アプリケーションによっては、ある特定の時間帯においてはユーザからのアクセスが集中するものの、別の時間帯においてはアクセスが全く無いアプリケーションが存在する場合がある。即ち、アプリケーションの稼動時間帯によってリソース使用量に不均衡が生じる場合がある。その場合、アクセスの全く無い時間帯において当該アプリケーションは不要であり、当該アプリケーションを常時稼動させておくのはリソース消費の無駄となる。
サーバコンピュータには数多くのアプリケーションがインストールされているため、上述の通り、全てのサーバコンピュータにおいて、サーバ毎に、個々のアプリケーションの利用状況を管理者が把握することは非常に困難である。
一方、上記の特許文献1及び2では、ユーザの利用状況の変化により不要アプリケーションが発生する虞がある点について何ら考慮されておらず、従ってリソースの無駄が生ずるという問題についても何ら意識されていない。同様に、アプリケーションの稼動時間帯によってリソース使用量に不均衡が発生し得るという問題についても何ら意識されていない。
そこで、本発明は、ユーザの利用状況の変化に対応して、不要と考えられるアプリケーションを自動で検出し、不要アプリケーションの停止又はリソース割当量の変更を自動的に行うことのできる不要アプリケーション監視装置を提案することをその目的とする。
加えて、本発明は、ユーザのアプリケーションの利用状況に応じてアプリケーションのリソース割当量を動的に変更し、以てサーバコンピュータ内のリソースの効率的利用を図ることのできる不要アプリケーション監視装置を提案することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明の不要アプリケーション監視装置は、一又は複数のサーバにインストールされ、ネットワークを介して複数のユーザの利用に供されるアプリケーション稼働環境上で稼動する一又は複数のアプリケーションのアクセスログから、不要な前記アプリケーションである不要アプリケーションを検出し、前記不要アプリケーションのリソース割当量の変更を行う不要アプリケーション監視装置であって、監視対象の前記アプリケーションである被監視アプリケーションがインストールされている被監視サーバの夫々に対し、前記被監視アプリケーションのアクセスログを取得するアクセスログ取得手段と、前記被監視アプリケーションの前記アクセスログから、前記被監視アプリケーションの夫々につき、前記被監視サーバ毎に、少なくとも前記被監視アプリケーションにアクセスした前記ユーザ又は接続ホストの情報を所定の検出ルールに基づいて分析し、前記被監視サーバ毎に前記不要アプリケーションを検出する不要アプリケーション検出手段と、検出された前記不要アプリケーションがインストールされている前記被監視サーバにおける当該不要アプリケーションの前記リソース割当量を規定値よりも少なくなるように前記アプリケーション稼働環境を介して変更するか、又は、当該不要アプリケーションの停止と再稼動を前記アプリケーション稼働環境を介して制御するリソース割当変更手段と、を備えることを特徴とする。
上記特徴の不要アプリケーション監視装置に依れば、被監視アプリケーションのアクセスログを被監視サーバ毎に分析し、所定の検出ルールに基づいて不要アプリケーションか否かの検出を行うとともに、検出された不要アプリケーションのリソース割当量の変更を自動で行うので、不要アプリケーションを発見し、稼動の停止或いはリソース割当量を減らす処理を手動で行う煩わしさから管理者が解放される。また、不要アプリケーションを自動停止することでリソース消費の無駄が低減される。
上記検出ルールに基づくリソース割当量制御の具体例を以下に示す。
即ち、本発明に係る不要アプリケーション監視装置は、上記特徴に加えて、前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバにおいて少なくとも直近の所定の期間全くアクセスがない前記被監視アプリケーションを検出すると、当該被監視アプリケーションを当該特定の前記被監視サーバ上において前記不要アプリケーションであると判断し、前記リソース割当変更手段は、前記不要アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の稼動を停止させる構成とすることが好ましい。
このような構成とすることで、所定の期間全くアクセスがない不要アプリケーションは自動停止されるため、不要アプリケーションがインストールされている被監視サーバ上のリソース消費の無駄が低減される。
また、リソース割当量制御の他の例として、本発明に係る不要アプリケーション監視装置は、上記特徴に加えて、前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第1時間帯において、アクセスが全く無い前記被監視アプリケーションを検出すると、当該被監視アプリケーションを、当該特定の前記被監視サーバ上の、かつ前記第1時間帯において前記不要アプリケーションであると判断し、前記リソース割当変更手段は、前記第1時間帯の開始に伴い、前記不要アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の稼動を停止させ、前記第1時間帯が経過すると、前記不要アプリケーションを前記特定の被監視サーバ上に再稼動させる構成とすることが好ましい。
このような構成とすることで、ある特定の第1時間帯において全くアクセスが無い不要アプリケーションは当該第1時間帯において自動停止され、当該第1時間帯が経過すると自動で再稼動されるため、第1時間帯における不要アプリケーションがインストールされている被監視サーバ上のリソース消費の無駄が低減される。
尚、ここで、特定の「第1時間帯」とは、例えば、毎日午後1時00分〜午後4時30分といった、日単位の指定に限られるものではなく、毎週土曜日の午前11時〜午後2時といった週単位の指定、或いは、毎月25日の午後3時〜午後8時といった月単位の指定も含むものとする。更に、毎時05分〜25分までといった時間単位の指定でもよい。これは後述の「第2時間帯」、及び「第3時間帯」についても同様とする。
また、リソース割当量制御の他の例として、本発明に係る不要アプリケーション監視装置は、前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第2時間帯においてアクセスが所定人数以下の特定の前記ユーザのみに限られる前記被監視アプリケーションを検出すると、前記リソース割当変更手段は、前記第2時間帯の開始に伴い、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値から所定の最小割当量に減らすとともに、前記第2時間帯が経過するまでの間、前記ユーザの認証情報を参照し、前記特定の被監視サーバに対する前記特定のユーザからの当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出すると、前記特定の被監視サーバ上の当該被監視アプリケーションにアクセスしている前記特定のユーザの人数に応じて当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバにおける前記リソース割当量を動的に変更し、前記第2時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻す構成とすることも好ましい。
このような構成とすることで、ある特定の第2時間帯においてアクセスするユーザ数が限定される不要アプリケーションは、当該第2時間帯の開始とともに一旦リソース割当量を最小割当量に自動変更され、その後、ユーザの認証情報を参照し、不要アプリケーションへのアクセスがあった場合にのみ、不要アプリケーションのリソース割当量が、当該不要アプリケーションへのアクセス人数に応じて動的に変更される。従って、第2時間帯における不要アプリケーションがインストールされている被監視サーバ上のリソース消費の無駄が低減される。
また、リソース割当量制御の他の例として、前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第3時間帯においてアクセスが特定の前記接続ホストのみに限られる前記被監視アプリケーションを検出すると、前記リソース割当変更手段は、前記第3時間帯の開始に伴い、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値から所定の最小割当量に変更するとともに、前記第3時間帯が経過するまでの間、前記特定の被監視サーバに対する前記特定の接続ホストを介した当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出した間だけ、当該被監視アプリケーションの前記特定のサーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻す制御を行い、前記第3時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻す構成とするのも好ましい。
このような構成とすることで、ある特定の第3時間帯においてアクセスする接続ホストが限定される不要アプリケーションは、当該第3時間帯の開始とともに一旦リソース割当量を最小割当量に変更され、その後、ユーザのアクセス状況を参照し、当該接続ホストを介した不要アプリケーションへのアクセスがあった場合のみ、不要アプリケーションのリソース割当量を元に戻す制御を行う。従って、第3時間帯における不要アプリケーションがインストールされている被監視サーバ上のリソース消費の無駄が低減される。
また、リソース割当量制御の他の例として、前記不要アプリケーション検出手段は、少なくとも直近の所定の期間、アクセス頻度が所定の閾値以下の前記被監視アプリケーションを検出すると、前記リソース割当変更手段は、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値から所定の最小割当量に変更するとともに、前記特定の被監視サーバに対する当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出した間は、当該被監視アプリケーションの前記特定のサーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻す制御を行い、前記特定の被監視サーバに対する当該被監視アプリケーションへのアクセスの完了後、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記最小割当量に戻す構成とするのも好ましい。
このような構成とすることで、全くアクセスが無いわけではないが、アクセス頻度が所定の閾値以下の不要アプリケーションは、一旦リソース割当量を最小割当量に変更され、その後、ユーザのアクセス状況を参照し、当該不要アプリケーションへのアクセスがあった場合のみ、不要アプリケーションのリソース割当量を元に戻す制御を行う。従って、不要アプリケーションがインストールされている被監視サーバ上のリソース消費の無駄が低減される。
尚、ここでは、アプリケーションの「アクセス頻度」を、ユーザ又は接続ホストを限定しないアプリケーションへの単位時間当たりの延べアクセス回数として定義している。
上記リソース割当量制御の具体例により、不要アプリケーションの稼動を停止或いはリソース割当量を減らして稼動させている間、煩雑に利用されている他の稼働中のアプリケーションに余ったリソースを割り当てることができるので、リソースの効率的利用を図ることができる。
また、余剰リソースに対して新たなアプリケーションを稼動させることが可能になる。
更に、本発明に係る不要アプリケーション監視装置は、前記不要アプリケーション検出手段が前記不要アプリケーションを検出すると、当該不要アプリケーション及び当該検出した理由を、又は、前記リソース割当変更手段が特定の前記被監視サーバ上の前記被監視アプリケーションの前記リソース割当量を変更するか、若しくは、特定の前記被監視サーバ上の前記被監視アプリケーションの稼動を停止若しくは再稼動すると、当該処理内容および当該処理を行った理由を管理者に通知する通知手段を備えることが好ましい。
不要アプリケーションの情報を管理者に通知することで、管理者側でも不要アプリケーションの廃止の検討、各被監視アプリケーションのリソース配分の変更の検討、或いは、新規アプリケーションの導入の検討等を行うための情報を取得することが可能になる。
従って、本発明の不要アプリケーション監視装置に依れば、ユーザのアプリケーションの利用状況に基づき、不要と考えられるアプリケーションを自動で検出し、当該不要アプリケーションの停止又はリソース割当量の変更を自動的に行うことができ、これによりサーバコンピュータ内のリソースの効率的利用を図ることができる。
本発明に係る不要アプリケーション監視装置を説明するためのネットワーク構成図。 アプリケーションのアクセスログの例を示す。 アプリケーションのアクセスログを分析することで作成される統計情報の例を示す。 アプリケーションのリソース割当量の制御方法を示すフローチャート。 アプリケーションのリソース割当量の制御方法を示すフローチャート。
〈第1実施形態〉
以下に、本発明の不要アプリケーション監視装置(以降、適宜「本発明装置1」と称す)の実施形態につき説明する。図1は、本発明装置1を利用して構成される不要アプリケーション監視システムのネットワーク構成図である。
本発明装置1は、アクセスログ取得手段11、不要アプリケーション検出手段12、リソース割当変更手段13、及び、通知手段15を含み、ネットワーク10を介して被監視サーバ14a〜14dと通信が可能である。被監視サーバ14a〜14dには、種々のアプリケーションが稼動中であり、ネットワーク10を介して、ユーザからの要求に応じて処理を行うように構成されている。しかしながら、アプリケーションによっては、ユーザから利用されることがなくなり、リソースをただ消費しているだけの不要アプリケーションが稼動している場合がある。
尚、被監視サーバ14a〜14dにインストールされているアプリケーションの夫々は、ここでは、アプリケーション稼働環境(アプリケーションサーバ)上で稼動している場合を想定している。上記アプリケーション稼働環境は、監視対象の被監視アプリケーションにアクセスするユーザの認証を行い、ユーザからのアクセスを管理する機能、及び、各被監視アプリケーションのリソース使用を管理する機能を備え、当該アプリケーション稼働環境を介して、各被監視アプリケーションのリソース割当量を細かく制御することが可能である。
アクセスログ取得手段11は、被監視サーバ14a〜14dの夫々に対し、被監視アプリケーションのアクセスログを取得する。アクセスログには、ユーザがアプリケーションに対しアクセスする毎に、当該ユーザからの要求の内容とその応答或いは処理結果が記録されている。アクセスログの例を図2に示す。
図2(a)に示される例では、被監視アプリケーションichiranへのアクセスを行なったユーザ情報とそのアクセス日時が示されている。
図2(b)は被監視アプリケーションがWebサーバアプリケーションの場合のアクセスログの一例であり、アクセスを行なった接続ホストのIPアドレスとそのアクセス日時が示されている。
不要アプリケーション検出手段12は、被監視アプリケーションの夫々につき、アクセスログ取得手段11が取得したアクセスログから、被監視サーバ毎に被監視アプリケーションにアクセスしたユーザ又は接続ホストの情報を所定の検出ルールに基づいて分析し、被監視サーバ毎に不要アプリケーションを検出する。より具体的には、例えば、直近の所定の期間を小分割した小区間毎に、少なくとも被監視アプリケーションにアクセスしたユーザ又は接続ホストの統計情報を被監視サーバ毎に作成し、ユーザからのアクセスが全くない時間帯が存在しないか、或いは、特定の接続ホストからのアクセスに限定される時間帯が存在しないかを検出する。
上記統計情報の構成例を図3に示す。図3は、被監視サーバ14aに対し、被監視アプリケーションにアクセスしたユーザ、及び延べアクセス回数を1時間毎に集計し、統計情報を作成した場合の例である。
リソース割当変更手段13は、不要アプリケーション検出手段12により不要アプリケーションであると検出された被監視アプリケーションの当該被監視アプリケーションがインストールされている被監視サーバにおけるリソース割当量を、規定値よりも少なくなるようにアプリケーション稼働環境を介して変更し、又は、当該不要アプリケーションの稼動停止と再稼動をアプリケーション稼働環境を介して制御する。
更に、リソース割当変更手段13は、各被監視サーバの各被監視アプリケーションにアクセスするユーザの認証情報をアプリケーション稼働環境を介して参照し、ユーザのアクセス状況を監視する機能、及び、特定の接続ホストを介したアクセスを監視する機能を備えている。
通知手段15は、不要アプリケーション検出手段が不要アプリケーションを検出した場合、当該不要アプリケーションとその検出理由を、又は、リソース割当変更手段が被監視サーバ上の被監視アプリケーションのリソース割当量を変更したか、若しくは、被監視サーバ上の被監視アプリケーションの稼動を停止若しくは再稼動を行った場合、その処理内容および処理を行った理由を管理者(特に、被監視サーバの管理者、或いは、不要アプリケーション又は被監視アプリケーションの管理者)に通知する。
以下に、本発明装置1のリソース割当量制御の具体例について、図4に示されるフローチャートを参照して説明する。
アプリケーションの監視を開始すると(ステップ#21)、アクセスログ取得手段11は、被監視サーバ14a〜14dの夫々に対し、監視対象の被監視アプリケーションのアクセスログを取得する(ステップ#22)。その後、不要アプリケーション検出手段12は、被監視アプリケーションにアクセスしたユーザ又は接続ホストの統計情報(図3参照)を被監視サーバ毎に作成する(ステップ#23)。そして、当該統計情報を所定の検出ルールに基づいて分析し、各被監視サーバで稼動している被監視アプリケーションの夫々について、不要アプリケーションに該当するかどうかを判定する。
上記検出ルールの例として、まず、不要アプリケーション検出手段12は、直近の所定の期間(例えば、直近の3ヶ月)にアクセスがあったかどうかを判定する(ステップ#24)。当該期間内にアクセスが全くない被監視アプリケーションが見つかった場合、当該被監視アプリケーションは不要であると判断できる。この場合、リソース割当変更手段13は、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションのリソース割当量をアプリケーション稼働環境を介して無しに変更することで、当該被監視アプリケーションの稼動を自動停止させるとともに(ステップ#25)、通知手段15は、管理者へ稼動を停止した被監視アプリケーションと被監視サーバの情報を通知する(ステップ#26)。この通知は、例えば、電子メールを介して行うことができる。また、通知される不要アプリケーションの情報には、被監視サーバの主管組織名や、被監視アプリケーションの最後のアクセス日を含めることが好適である。一方、ステップ#24において、アクセスが全くない被監視アプリケーションが見つからなかった場合には、他の検出ルールに基づき、不要アプリケーションの検出を行なう。
次に、上記検出ルールの他の例として、不要アプリケーション検出手段12は、アクセス時間帯の分析(ステップ#27)を行い、直近の所定の期間(例えば、3ヶ月)、アクセスが特定の時間帯に限られる被監視アプリケーションがないか否かを判定する。言い換えると、特定の第1時間帯においてアクセスの全くない被監視アプリケーションがあるか否かを判定する(ステップ#28)。例えば、毎週木曜の午後4時〜午後6時にアクセスの全くない被監視アプリケーションがある場合、その時間帯において被監視アプリケーションの稼動を停止してよい。即ち、第1時間帯にアクセスが全くない被監視アプリケーションが見つかった場合、当該被監視アプリケーションは第1時間帯においては不要であると判断できる。この場合、リソース割当変更手段13は、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションの第1時間帯における稼動が自動停止されるように、被監視アプリケーションの設定を変更するとともに(ステップ#29)、通知手段15は、サーバ管理者へ自動停止を設定したアプリケーションと被監視サーバ、及び、自動停止される第1時間帯の情報を通知する(ステップ#30)。この通知は、例えば、電子メールを介して行うことができる。また、通知される不要アプリケーションの情報には、被監視サーバの主管組織名を含めることができる。一方、ステップ#27において、アクセスが所定の時間帯に限られる被監視アプリケーションが見つからなかった場合には、他の検出ルールに基づき、不要アプリケーションの検出を行なう。
次に、上記検出ルールの他の例として、不要アプリケーション検出手段12は、利用ユーザの分析(ステップ#31)を行い、直近の所定の期間(例えば、3ヶ月)、特定の第2時間帯において、アクセスが所定人数以下(例えば、3人以下)の特定のユーザに限られる被監視アプリケーションがあるか否かを検出する(ステップ#32)。アクセスが特定のユーザに限定される被監視アプリケーションが見つかった場合、当該被監視アプリケーションは第2時間帯の、特定のユーザ以外のユーザにとっては不要であると判断できる。この場合、リソース割当変更手段13は、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションの第2時間帯におけるリソース割当量を最小限とし、当該特定ユーザのアクセス状況に応じてリソース割当量が自動変更されるように、被監視アプリケーションの設定を変更するとともに(ステップ#33)、通知手段15は、サーバ管理者へリソース割当量の変更を設定したアプリケーションと被監視サーバ、及び、リソース割当量が変更される第2時間帯の情報を通知する(ステップ#34)。この通知は、例えば、電子メールを介して行うことができる。また、通知される不要アプリケーションの情報には、被監視サーバの主管組織名や特定ユーザの情報を含めることが好適である。
その後、第1時間帯或いは第2時間帯が存在する場合は、リソース割当量の時間による制御を行う(ステップ#35)。即ち、上記ステップ#24において、第1時間帯においてアクセスの全くない被監視アプリケーションが検出されている場合には、リソース割当変更手段13が、第1時間帯の開始とともに、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションのリソース割当量をアプリケーション稼働環境を介して規定値から無しに変更して、当該被監視アプリケーションの稼動を自動停止させる。そして、第1時間帯が経過すると、リソース割当量を規定値に戻す処理を行い、当該被監視アプリケーションを再稼動させる。
更に、上記ステップ#32において、第2時間帯においてアクセスが特定のユーザに限定される被監視アプリケーションが検出されている場合には、リソース割当変更手段13が、第2時間帯の経過とともに、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションのリソース割当量を規定値から所定の最小割当量に、アプリケーション稼働環境を介して変更する。その上で、ユーザの認証情報をアプリケーション稼働環境から参照することでユーザのアクセス状況を監視し、特定ユーザからの当該被監視サーバ上の当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出すると、当該被監視アプリケーションのリソース割当量を、アプリケーション稼働環境を介して、規定値を超えない範囲で、アクセス中の当該特定ユーザの人数に応じて動的に変更する。そして、第2時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションのリソース割当量を規定値に戻す処理を行なう。
このとき、通知手段15は、被監視アプリケーションの被監視サーバにおけるリソース割当量の変更、又は、稼動の停止若しくは再稼動等の処理を行う際に、当該処理内容および当該処理を行なった理由を通知することが好ましい。この通知は、例えば、電子メールを介して行うことができる。
上記アクセスログを取得し、不要アプリケーションの検出を行う工程(ステップ#22〜#34)は、所定期間(例えば、1日)が経過すると再度、定期的に実施されるように構成され、その都度、ユーザ又は接続ホストの統計情報(図3参照)を更新し、各被監視サーバで稼動している被監視アプリケーションの夫々が不要アプリケーションに該当するか否かの判定を行い、当該判定結果に基づき、被監視アプリケーションのリソース割当量が制御される。尚、このとき、前日までの統計情報は既に作成済みであるので、アクセスログ取得手段11は、当日1日分のアクセスログを取得し、不要アプリケーション検出手段12は、当日1日分のユーザ又は接続ホストの統計情報を作成し、前日までの統計情報に追加するだけでよい。
上記本発明装置1は、ユーザの被監視アプリケーションのアクセス状況を分析し、所定の検出ルールに基づいて不要と考えられるアプリケーションを自動で検出し、不要アプリケーションの停止又はリソース割当量の変更を自動的に行うことができ、サーバコンピュータ内のリソースの効率的利用を図ることができる。
〈第2実施形態〉
上記第1実施形態では、リソース割当量制御の一例として、アクセスログから利用ユーザの分析を行うことで、特定の第2時間帯において、アクセスが所定人数以下の特定のユーザに限られる被監視アプリケーションがある場合、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションの第2時間帯におけるリソース割当量を最小限とし、ユーザのアクセス状況を監視しつつ、特定ユーザのアクセス状況に応じてリソース割当量を自動変更する方法について説明した。ところが、アプリケーションによっては、アクセスの際ユーザ認証を要しないか、或いは、ゲストユーザによるアクセスを許すものがあり、その場合は上記の方法は適用できない。
しかしながら、その場合であっても、被監視アプリケーションにアクセスがあった接続ホストの情報を分析することで、リソース割当量を制御することが可能である。当該接続ホスト情報に基づくリソース割当量制御の具体例について、図5に示されるフローチャートを参照して説明する。
ステップ#41〜#50は、上記第1実施形態に係る図4のステップ#21〜#30と同様であるので説明を割愛する。
ステップ#51において、不要アプリケーション検出手段12は、接続ホストの分析を行い、直近の所定の期間(例えば、3ヶ月)、特定の第3時間帯において、アクセスが特定の接続ホストからに限られる被監視アプリケーションがあるか否かを検出する(ステップ#52)。アクセスが特定の接続ホストに限定される被監視アプリケーションが見つかった場合、当該被監視アプリケーションは第3時間帯の、特定の接続ホスト以外の接続ホストにとっては不要であると判断できる。この場合、リソース割当変更手段13は、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションの第3時間帯におけるリソース割当量を最小限とし、当該特定ホストからのアクセス状況に応じてリソース割当量が自動変更されるように、被監視アプリケーションの設定を変更するとともに(ステップ#53)、通知手段15は、リソース割当量の変更を設定した当該被監視アプリケーションと被監視サーバ、及び、リソース割当量が変更される第3時間帯の情報をサーバ管理者へ通知する(ステップ#54)。この通知は、例えば、電子メールを介して行うことができる。また、通知される不要アプリケーションの情報には、被監視サーバの主管組織名や接続ホストの情報を含めることが好適である。
その後、第1時間帯或いは第3時間帯が存在する場合は、リソース割当量の時間帯による制御を行う(ステップ#55)。即ち、ステップ#44において、第1時間帯においてアクセスの全くない被監視アプリケーションが検出されている場合には、リソース割当変更手段13が、第1時間帯の開始とともに、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションのリソース割当量をアプリケーション稼働環境を介して規定値から無しに変更して、稼動を自動停止させるとともに、当該被監視アプリケーションの稼動を自動停止させる。そして、第1時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションを再稼動させ、リソース割当量を規定値に戻す処理を行なう。
更に、ステップ#52において、第3時間帯においてアクセスが特定の接続ホストからに限定される被監視アプリケーションが検出されている場合には、リソース割当変更手段13が、第3時間帯の経過とともに、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションのリソース割当量を規定値から所定の最小割当量に、アプリケーション稼働環境を介して変更する。その上で、当該被監視アプリケーションにアクセスする接続ホストの情報をアプリケーション稼働環境を介して取得することで、特定の接続ホストを介した当該被監視サーバ上の当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出すると、当該被監視アプリケーションのリソース割当量を、アプリケーション稼働環境を介して、規定値に戻す処理を行う。当該特定の接続ホストを介したアクセスが完了後しばらくはリソース割当量を規定値に維持し、その後、当該特定の接続ホストを介したアクセスが検出されない場合はリソース割当量を最小割当量に戻す。そして、第3時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションのリソース割当量を規定値に戻す処理を行なう。
このとき、通知手段15は、被監視アプリケーションの被監視サーバにおけるリソース割当量の変更、又は、稼動の停止若しくは再稼動等の処理を行う際に、当該処理内容および当該処理を行なった理由を通知するのが好ましい。この通知は、例えば、電子メールを介して行うことができる。
上記構成によっても、ユーザの被監視アプリケーションのアクセス状況を接続ホスト情報を用いて分析し、不要と考えられるアプリケーションを自動で検出し、不要アプリケーションの停止又はリソース割当量の変更を自動的に行うことができるため、サーバコンピュータ内のリソースの効率的利用を図ることができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施形態の一例である。本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
以下に、別実施形態について説明する。
〈1〉上記実施形態では、不要アプリケーションの検出ルール及び当該検出ルールに基づくリソース割当量の制御方法として、(1)直近の所定の期間アクセスが全く無いアプリケーションの稼動を停止する構成、(2)直近の所定の期間、特定の第1時間帯にアクセスが全く無いアプリケーションの稼動を第1時間帯において停止する構成、(3)直近の所定の期間、特定の第2時間帯にアクセスするユーザが特定ユーザに限られるアプリケーションのリソース割当量を第2時間帯において変更する構成、(4)直近の所定の期間、特定の第3時間帯にアクセスのある接続ホストが限られるアプリケーションのリソース割当量を第3時間帯において変更する構成、について詳細に説明したが、これらは全て例示であり、本発明は上記の構成に限られるものではない。不要アプリケーションの検出に際し、他の検出ルールに基づき、他のリソース割当量の制御方法を実施することも可能である。
特に、上記(3)について、直近の所定の期間の全期間において被監視アプリケーションにアクセスするユーザが特定のユーザに限られている場合には、時間帯による制御をすることなく、当該被監視アプリケーションのリソース割当量を所定の最小割当量に減らすとともに、ユーザのアクセス状況を監視し、当該特定ユーザからの当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出すると、当該被監視アプリケーションのリソース割当量を、アプリケーション稼働環境を介して、アクセス中の当該特定ユーザの人数に応じて動的に変更する構成も好ましい。
同様に、上記(4)について、直近の所定の期間の全期間において被監視アプリケーションへアクセスのある接続ホストが特定の接続ホストに限られている場合には、時間帯による制御をすることなく、当該被監視アプリケーションのリソース割当量を所定の最小割当量に減らすとともに、当該特定の接続ホストを介した当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出すると、当該被監視アプリケーションのリソース割当量を規定値に戻す構成も好ましい。
〈2〉また、上記実施形態では、不要アプリケーション検出手段12は、3種の検出ルールに基づき、夫々について不要アプリケーションの有無を判定しているが、個々の検出ルールに基づく不要アプリケーションの検出工程は、検出ルールの数だけ実行可能であり、いくつ実行しても構わない。
〈3〉また、上記実施形態では、不要アプリケーション検出手段12が、被監視アプリケーションにアクセスしたユーザ又は接続ホストの情報を用い、当該被監視アプリケーションが不要アプリケーションであるか否かを判断しているが、これ以外の情報を用いて不要アプリケーションであるか否かの判断を行うことも可能である。例えば、直近の所定の期間を小分割した小区間毎に、被監視アプリケーションの延べアクセス回数(図3参照)を集計し、単位時間当たりのアクセス回数(アクセス頻度)を算出し、直近の所定の全期間において、当該アクセス頻度が所定の閾値以下である場合、当該被監視アプリケーションが稼動している被監視サーバにおける当該被監視アプリケーションのリソース割当量を規定値から所定の最小割当量に、アプリケーション稼働環境を介して変更する構成としてもよい。そして、当該被監視サーバ上の当該被監視アプリケーションへのアクセスをアプリケーション稼働環境を介して検出すると、当該被監視アプリケーションのリソース割当量を、アプリケーション稼働環境を介して、規定値に戻す処理を行う。当該被監視アプリケーションへのアクセスが完了後しばらくはリソース割当量を規定値に維持し、その後も、アクセスが検出されない場合はリソース割当量を最小割当量に戻す構成とする。
〈4〉上記実施形態では、リソース割当変更手段13が、アプリケーション稼働環境(アプリケーションサーバ)を介してユーザの認証情報又は接続ホストの情報を取得し、第2或いは第3時間帯における不要アプリケーションのリソース制御を行っているが、上記認証情報を取得する仕組み(監視ツール)は、アプリケーション稼働環境上で動作するものに限られず、例えば、オペレーティングシステム上で動作するものを利用することができる。
本発明は、サーバコンピュータ上で稼動するアプリケーションのリソース割当量の制御に利用可能である。
1: 本発明に係る不要アプリケーション監視装置
10: ネットワーク
11: アクセスログ取得手段
12: 不要アプリケーション検出手段
13: リソース割当変更手段
14a〜14d: 被監視サーバ
15: 通知手段

Claims (8)

  1. 一又は複数のサーバにインストールされ、ネットワークを介して複数のユーザの利用に供されるアプリケーション稼働環境上で稼動する一又は複数のアプリケーションのアクセスログから、不要な前記アプリケーションである不要アプリケーションを検出し、前記不要アプリケーションのリソース割当量の変更を行う不要アプリケーション監視装置であって、
    監視対象の前記アプリケーションである被監視アプリケーションがインストールされている被監視サーバの夫々に対し、前記被監視アプリケーションのアクセスログを取得するアクセスログ取得手段と、
    前記被監視アプリケーションの前記アクセスログから、前記被監視アプリケーションの夫々につき、前記被監視サーバ毎に、少なくとも前記被監視アプリケーションにアクセスした前記ユーザ又は接続ホストの情報を所定の検出ルールに基づいて分析し、前記被監視サーバ毎に前記不要アプリケーションを検出する不要アプリケーション検出手段と、
    検出された前記不要アプリケーションがインストールされている前記被監視サーバにおける当該不要アプリケーションの前記リソース割当量を規定値よりも少なくなるように前記アプリケーション稼働環境を介して変更するか、又は、当該不要アプリケーションの稼動の停止と再稼動を前記アプリケーション稼働環境を介して制御するリソース割当変更手段と、を備え、
    前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第1時間帯において、アクセスが全く無い前記被監視アプリケーションを検出すると、当該被監視アプリケーションを、当該特定の前記被監視サーバ上の、かつ前記第1時間帯において前記不要アプリケーションであると判断し、
    前記リソース割当変更手段は、
    前記第1時間帯の開始に伴い、前記不要アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の稼動を停止させ、
    前記第1時間帯が経過すると、前記不要アプリケーションを前記特定の被監視サーバ上に再稼動させるとともに、
    前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第2時間帯においてアクセスが所定人数以下の特定の前記ユーザのみに限られる前記被監視アプリケーションを検出すると、
    前記リソース割当変更手段は、
    前記第2時間帯の開始に伴い、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値から所定の最小割当量に減らし、
    前記第2時間帯が経過するまでの間、前記ユーザの認証情報を参照し、前記特定の被監視サーバに対する前記特定のユーザからの当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出すると、前記特定の被監視サーバ上の当該被監視アプリケーションにアクセスしている前記特定のユーザの人数に応じて当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバにおける前記リソース割当量を動的に変更し、
    前記第2時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻すことを特徴とする不要アプリケーション監視装置。
  2. 一又は複数のサーバにインストールされ、ネットワークを介して複数のユーザの利用に供されるアプリケーション稼働環境上で稼動する一又は複数のアプリケーションのアクセスログから、不要な前記アプリケーションである不要アプリケーションを検出し、前記不要アプリケーションのリソース割当量の変更を行う不要アプリケーション監視装置であって、
    監視対象の前記アプリケーションである被監視アプリケーションがインストールされている被監視サーバの夫々に対し、前記被監視アプリケーションのアクセスログを取得するアクセスログ取得手段と、
    前記被監視アプリケーションの前記アクセスログから、前記被監視アプリケーションの夫々につき、前記被監視サーバ毎に、少なくとも前記被監視アプリケーションにアクセスした前記ユーザ又は接続ホストの情報を所定の検出ルールに基づいて分析し、前記被監視サーバ毎に前記不要アプリケーションを検出する不要アプリケーション検出手段と、
    検出された前記不要アプリケーションがインストールされている前記被監視サーバにおける当該不要アプリケーションの前記リソース割当量を規定値よりも少なくなるように前記アプリケーション稼働環境を介して変更するか、又は、当該不要アプリケーションの稼動の停止と再稼動を前記アプリケーション稼働環境を介して制御するリソース割当変更手段と、を備え、
    前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第2時間帯においてアクセスが所定人数以下の特定の前記ユーザのみに限られる前記被監視アプリケーションを検出すると、
    前記リソース割当変更手段は、
    前記第2時間帯の開始に伴い、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値から所定の最小割当量に減らすとともに、
    前記第2時間帯が経過するまでの間、前記ユーザの認証情報を参照し、前記特定の被監視サーバに対する前記特定のユーザからの当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出すると、前記特定の被監視サーバ上の当該被監視アプリケーションにアクセスしている前記特定のユーザの人数に応じて当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバにおける前記リソース割当量を動的に変更し、
    前記第2時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻すことを特徴とする不要アプリケーション監視装置。
  3. 前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第3時間帯においてアクセスが特定の前記接続ホストのみに限られる前記被監視アプリケーションを検出すると、
    前記リソース割当変更手段は、
    前記第3時間帯の開始に伴い、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値から所定の最小割当量に変更するとともに、
    前記第3時間帯が経過するまでの間、前記特定の被監視サーバに対する前記特定の接続ホストを介した当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出した間は、当該被監視アプリケーションの前記特定のサーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻す制御を行い、
    前記第3時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻すことを特徴とする請求項1又は2に記載の不要アプリケーション監視装置。
  4. 一又は複数のサーバにインストールされ、ネットワークを介して複数のユーザの利用に供されるアプリケーション稼働環境上で稼動する一又は複数のアプリケーションのアクセスログから、不要な前記アプリケーションである不要アプリケーションを検出し、前記不要アプリケーションのリソース割当量の変更を行う不要アプリケーション監視装置であって、
    監視対象の前記アプリケーションである被監視アプリケーションがインストールされている被監視サーバの夫々に対し、前記被監視アプリケーションのアクセスログを取得するアクセスログ取得手段と、
    前記被監視アプリケーションの前記アクセスログから、前記被監視アプリケーションの夫々につき、前記被監視サーバ毎に、少なくとも前記被監視アプリケーションにアクセスした前記ユーザ又は接続ホストの情報を所定の検出ルールに基づいて分析し、前記被監視サーバ毎に前記不要アプリケーションを検出する不要アプリケーション検出手段と、
    検出された前記不要アプリケーションがインストールされている前記被監視サーバにおける当該不要アプリケーションの前記リソース割当量を規定値よりも少なくなるように前記アプリケーション稼働環境を介して変更するか、又は、当該不要アプリケーションの稼動の停止と再稼動を前記アプリケーション稼働環境を介して制御するリソース割当変更手段と、を備え、
    前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第1時間帯において、アクセスが全く無い前記被監視アプリケーションを検出すると、当該被監視アプリケーションを、当該特定の前記被監視サーバ上の、かつ前記第1時間帯において前記不要アプリケーションであると判断し、
    前記リソース割当変更手段は、
    前記第1時間帯の開始に伴い、前記不要アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の稼動を停止させ、
    前記第1時間帯が経過すると、前記不要アプリケーションを前記特定の被監視サーバ上に再稼動させるとともに、
    前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第3時間帯においてアクセスが特定の前記接続ホストのみに限られる前記被監視アプリケーションを検出すると、
    前記リソース割当変更手段は、
    前記第3時間帯の開始に伴い、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値から所定の最小割当量に変更し、
    前記第3時間帯が経過するまでの間、前記特定の被監視サーバに対する前記特定の接続ホストを介した当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出した間は、当該被監視アプリケーションの前記特定のサーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻す制御を行い、
    前記第3時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻すことを特徴とする不要アプリケーション監視装置。
  5. 一又は複数のサーバにインストールされ、ネットワークを介して複数のユーザの利用に供されるアプリケーション稼働環境上で稼動する一又は複数のアプリケーションのアクセスログから、不要な前記アプリケーションである不要アプリケーションを検出し、前記不要アプリケーションのリソース割当量の変更を行う不要アプリケーション監視装置であって、
    監視対象の前記アプリケーションである被監視アプリケーションがインストールされている被監視サーバの夫々に対し、前記被監視アプリケーションのアクセスログを取得するアクセスログ取得手段と、
    前記被監視アプリケーションの前記アクセスログから、前記被監視アプリケーションの夫々につき、前記被監視サーバ毎に、少なくとも前記被監視アプリケーションにアクセスした前記ユーザ又は接続ホストの情報を所定の検出ルールに基づいて分析し、前記被監視サーバ毎に前記不要アプリケーションを検出する不要アプリケーション検出手段と、
    検出された前記不要アプリケーションがインストールされている前記被監視サーバにおける当該不要アプリケーションの前記リソース割当量を規定値よりも少なくなるように前記アプリケーション稼働環境を介して変更するか、又は、当該不要アプリケーションの稼動の停止と再稼動を前記アプリケーション稼働環境を介して制御するリソース割当変更手段と、を備え、
    前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバ、特定の第3時間帯においてアクセスが特定の前記接続ホストのみに限られる前記被監視アプリケーションを検出すると、
    前記リソース割当変更手段は、
    前記第3時間帯の開始に伴い、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値から所定の最小割当量に変更するとともに、
    前記第3時間帯が経過するまでの間、前記特定の被監視サーバに対する前記特定の接続ホストを介した当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出した間は、当該被監視アプリケーションの前記特定のサーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻す制御を行い、
    前記第3時間帯が経過すると、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻すことを特徴とする不要アプリケーション監視装置。
  6. 前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバにおいて少なくとも直近の所定の期間全くアクセスがない前記被監視アプリケーションを検出すると、当該被監視アプリケーションを当該特定の前記被監視サーバ上において前記不要アプリケーションであると判断し、
    前記リソース割当変更手段は、前記不要アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の稼動を停止させることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の不要アプリケーション監視装置。
  7. 前記不要アプリケーション検出手段は、特定の前記被監視サーバにおいて、少なくとも直近の所定の期間、アクセス頻度が所定の閾値以下の前記被監視アプリケーションを検出すると、
    前記リソース割当変更手段は、
    当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記規定値から所定の最小割当量に変更するとともに、
    前記特定の被監視サーバに対する当該被監視アプリケーションへのアクセスを検出した間は、当該被監視アプリケーションの前記特定のサーバ上の前記リソース割当量を前記規定値に戻す制御を行い、
    前記特定の被監視サーバに対する当該被監視アプリケーションへのアクセスの完了後、当該被監視アプリケーションの前記特定の被監視サーバ上の前記リソース割当量を前記最小割当量に戻すことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の不要アプリケーション監視装置。
  8. 前記不要アプリケーション検出手段が前記不要アプリケーションを検出すると、当該不要アプリケーション及び当該検出した理由を、又は、前記リソース割当変更手段が特定の前記被監視サーバ上の前記被監視アプリケーションの前記リソース割当量を変更するか、若しくは、特定の前記被監視サーバ上の前記被監視アプリケーションの稼動を停止若しくは再稼動すると、当該処理内容および当該処理を行った理由を管理者に通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の不要アプリケーション監視装置。
JP2010042962A 2010-02-26 2010-02-26 不要アプリケーション監視装置 Expired - Fee Related JP5555010B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010042962A JP5555010B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 不要アプリケーション監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010042962A JP5555010B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 不要アプリケーション監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011180751A JP2011180751A (ja) 2011-09-15
JP5555010B2 true JP5555010B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=44692204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010042962A Expired - Fee Related JP5555010B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 不要アプリケーション監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5555010B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10564952B2 (en) * 2016-06-07 2020-02-18 Hitachi, Ltd. Method and apparatus to deploy applications on proper IT resources based on frequency and amount of changes of applications

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001229035A (ja) * 2000-02-16 2001-08-24 Oki Electric Ind Co Ltd 処理システム及び処理方法
JP4071668B2 (ja) * 2003-04-16 2008-04-02 富士通株式会社 システムの使用資源を調整する装置および方法
JP4693433B2 (ja) * 2005-02-14 2011-06-01 株式会社東芝 超音波診断装置
JP4170302B2 (ja) * 2005-03-10 2008-10-22 富士通株式会社 負荷制御装置および負荷制御プログラム
JP2007279792A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Canon Inc 記憶媒体、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011180751A (ja) 2011-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108139940B (zh) 对于计算能力的周期性请求的管理
US10425349B2 (en) Idle worker-process page-out
CN106452818B (zh) 一种资源调度的方法和系统
US7979863B2 (en) Method and apparatus for dynamic CPU resource management
US9466036B1 (en) Automated reconfiguration of shared network resources
US7702783B2 (en) Intelligent performance monitoring of a clustered environment
US7490323B2 (en) Method and system for monitoring distributed applications on-demand
WO2005116828A2 (en) Method and apparatus for dynamic memory resource management
WO2012057956A2 (en) Reactive load balancing for distributed systems
JP2012088808A (ja) 仮想マシン制御装置、仮想マシン制御プログラムおよび仮想マシン制御方法
US8307246B2 (en) Real time monitoring of computer for determining speed of various processes
Park et al. Reducing energy consumption of alarm-induced wake-ups on android smartphones
Wolski et al. QPRED: Using quantile predictions to improve power usage for private clouds
JP3986346B2 (ja) 処理装置、サーバ、およびプログラム
Mazzucco et al. Squeezing out the cloud via profit-maximizing resource allocation policies
US20070245314A1 (en) Method, system and computer program for collecting inventory information through a data mover
JP2012243096A (ja) ゲストos管理装置、ゲストos管理方法及びゲストos管理プログラム
Escheikh et al. Versatile workload-aware power management performability analysis of server virtualized systems
JP2008204243A (ja) ジョブ実行制御方法およびシステム
JP5555010B2 (ja) 不要アプリケーション監視装置
Forshaw et al. HTC‐Sim: a trace‐driven simulation framework for energy consumption in high‐throughput computing systems
CN105897869B (zh) 一种app休眠的管理方法和装置
Guan et al. A Design That Incorporates Adaptive Reservation into Mixed‐Criticality Systems
US20050065992A1 (en) Restricting resources consumed by ghost agents
Keller et al. Towards understanding adaptation latency in self-adaptive systems

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5555010

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees