JP5554256B2 - 缶蓋および飲料缶 - Google Patents
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Description
ここで、パネルに対しては、連続した一本のスコア線に限らず、経路の途中から分岐するようなスコア線を設けることもできる。ところでスコア線が分岐する場合、スコア線の分岐部よりも下流側における複数箇所にてパネルの破断が同時に進行することが起こり得る。そしてこのように、複数箇所にて且つ同時にパネルの破断が進行するようになると、タブを操作する際の操作荷重が増加するようになる。
本発明の目的は、スコア線に分岐部が設けられている場合に起こり得るタブの操作荷重の増加を抑制することにある。
また、前記リベットは、前記パネルのうちの前記第1のスコア線により囲まれている前記領域内に位置する部位であって当該第1のスコア線の前記一端および前記他端よりも前記頂部側に位置する部位に対して前記タブを固定し、当該タブの前記一端部側とは反対側に位置する前記他端部側がユーザにより操作され当該他端部側が当該パネルから離れる方向に移動することで当該一端部側が当該パネルに向かって移動し、移動する当該一端部により当該パネルが押圧され、前記タブの前記他端部側と前記リベットとの間には、当該タブと当該リベットとを接続し当該タブからの荷重を当該リベットに伝達する伝達部が設けられ、ユーザが前記他端部側を操作し当該他端部側が前記パネルから離れる方向に変位した際に、ユーザからの操作力が前記伝達部を介して前記リベットに伝達され、当該リベットが当該パネルから離れる方向に引っ張られ、前記リベットに対する前記引っ張り、および、前記タブの前記一端部による前記パネルの前記押圧によって、前記第1のスコア線の前記一端および前記他端よりも前記頂部側に位置する前記部位に対し、回転モーメントが作用することを特徴とすることができる。
また、前記第2のスコア線は、前記予め定められた部位と前記リベットとの間を通過するように設けられていることを特徴とすることができる。
図1は、本実施の形態が適用される飲料缶100の上面図である。この飲料缶100は、同図(A)に示すように、上部に開口を有するとともに下部に底部を有し且つ筒状に形成された容器本体(缶胴)200と、容器本体200の開口に取り付けられ容器本体200の開口を塞ぐ缶蓋300とを有している。なお飲料缶100の内部には、清涼飲料、炭酸飲料、アルコール飲料などの飲料が充填(収容)されている。
パネル400は、上記のとおり円盤状に形成されている。またパネル400は、曲げ加工が施された外周縁410を有している。本実施形態では、この外周縁410と容器本体200の上縁部(不図示)とが互いに接触した状態で、この外周縁410および上縁部に対しいわゆる巻き締め加工が施される。これにより、パネル400が容器本体200の上縁部に固定される。またパネル400には、タブ500がパネル400に固定される際に押しつぶされ上述したリベット900となる突出部(ニップル)420が形成されている。ここでこの突出部420は、パネル400の中心部CPから外れた箇所に設けられている。
図7および図8は、タブ500を説明するための図である。また図9は、ユーザによりタブ500が操作されパネル400に開口が形成された際の状態を示した図である。なお図7(A)はタブ500の正面図であり、同図(B)は同図(A)の矢印IVB方向からタブ500を眺めた場合の図である。また、同図(C)はタブ500の裏面図である。付言すると、パネル400と対向する対向面側からタブ500を眺めた場合の図である。また同図(D)は、同図(A)の矢印IVD方向からタブ500を眺めた場合の図である。また図8(A)はタブ500に設けられた伸長部(後述)を説明するための図であり、同図(B)はタブ500が引き起こされた際の状態を示した図である。
ユーザによりタブ500が操作される際には、タブ500の後端部とパネル400との間にユーザの指が挿入され、図8(B)に示すように、タブ500が引き起こされる。ここでこの際、まず、第1片部561と第2片部562とにより形成された伸長部560が延びるようになる。付言すると、第1片部561と第2片部562とによって折れ曲がった状態にあった伸長部560が直線状となり、伸長部560が伸びるようになる。そして、伸長部560が伸びきると、伸長部560からリベット900に荷重が伝わるようになり、リベット900を上方に引っ張り上げようとする力がリベット900に作用する。
図12に示すパネル400では、上記にて説明した第2スコア線450は設けられていない。また本パネル400では、上記第1スコア線430に相当するスコア線460が設けられている。ここで、図2にて示した第1スコア線430は、第1仮想線CL1を中心として線対象となる関係で形成されていたが、本実施形態におけるスコア線460は、線対象となる関係で配置されていない。
なおスコア線の破断をより円滑に進行させタブの500の操作荷重をより低減させる場合には、図2に示したように、第2仮想線CL2から次第に離れるように第2スコア線450を設けることが好ましくなる。付言すると、図2に示したように、第2仮想線CL2から次第に離れるように第2スコア線450を設けた場合、第2仮想線CL2に次第に近づくように第2スコア線450を設けた場合に比べ、パネル400のうちのタブ500により押圧される領域RAに対して、第2スコア線450がより近づくようになる。そしてこの場合、第2仮想線CL2に次第に近づくように第2スコア線450を設けた場合に比べ、スコア線の破断は進行しやすくなり、タブ500の操作荷重が小さくなる。
Claims (7)
- 缶胴の開口に取り付けられるパネルと、
前記パネルに形成され、当該パネルの中心部側および周縁部側のうちの当該中心部側に一端および他端を有するとともに当該周縁部側に向かって膨らむように形成され、且つ、当該周縁部側に頂部を有した第1のスコア線と、
一端部および他端部を有し、前記パネルのうちの前記第1のスコア線により囲まれている領域内に位置する予め定められた部位を当該一端部で押圧するタブと、
前記タブの前記一端部よりも前記パネルの中央部側に設けられ、当該タブのうちの当該一端部と前記他端部との間に位置する部位を当該パネルに固定するリベットと、
前記パネルに形成され、前記第1のスコア線の前記他端と前記頂部との間に位置する部位に接続して設けられ、当該第1のスコア線との接続部から当該第1のスコア線により囲まれている前記領域内に向かうように設けられるとともに、前記予め定められた部位よりも前記リベットが設けられている側を通るように設けられた第2のスコア線と、
を備え、
前記パネルの前記予め定められた部位が前記タブにより押圧されることで前記第2のスコア線に沿って且つ前記接続部に向かって当該パネルの破断が進行するとともに、当該接続部から前記第1のスコア線の前記一端に向かって当該パネルの破断が更に進行し、当該第1のスコア線の予め定められた箇所まで当該破断が進行した後、当該接続部から当該第1のスコア線の前記他端に向かって当該パネルの破断が進行することを特徴とする缶蓋。 - 前記第2のスコア線は、前記予め定められた部位と前記リベットとの間を通過するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の缶蓋。
- 前記リベットは、前記パネルのうちの前記第1のスコア線により囲まれている前記領域内に位置する部位であって当該第1のスコア線の前記一端および前記他端よりも前記頂部側に位置する部位に対して前記タブを固定し、当該タブの前記一端部側とは反対側に位置する前記他端部側がユーザにより操作され当該他端部側が当該パネルから離れる方向に移動することで当該一端部側が当該パネルに向かって移動し、移動する当該一端部により当該パネルが押圧され、
前記タブの前記他端部側と前記リベットとの間には、当該タブと当該リベットとを接続し当該タブからの荷重を当該リベットに伝達する伝達部が設けられ、
ユーザが前記他端部側を操作し当該他端部側が前記パネルから離れる方向に変位した際に、ユーザからの操作力が前記伝達部を介して前記リベットに伝達され、当該リベットが当該パネルから離れる方向に引っ張られ、
前記リベットに対する前記引っ張り、および、前記タブの前記一端部による前記パネルの前記押圧によって、前記第1のスコア線の前記一端および前記他端よりも前記頂部側に位置する前記部位に対し、回転モーメントが作用することを特徴とする請求項1又は2に記載の缶蓋。 - 缶胴の開口に取り付けられるパネルと、
前記パネルに形成され、当該パネルの中心部側および周縁部側のうちの当該中心部側に一端および他端を有するとともに当該周縁部側に向かって膨らむように形成され、且つ、当該周縁部側に頂部を有した第1のスコア線と、
一端部および他端部を有し、前記パネルのうちの前記第1のスコア線により囲まれている領域内に位置する予め定められた部位を当該一端部で押圧するタブと、
前記タブの前記一端部よりも前記パネルの中央部側に設けられ、当該タブのうちの当該一端部と前記他端部との間に位置する部位を当該パネルに固定するリベットと、
前記パネルに形成され、前記第1のスコア線の前記他端と前記頂部との間に位置する部位に接続して設けられ、当該第1のスコア線との接続部から当該第1のスコア線により囲まれている前記領域内に向かうように設けられるとともに、前記予め定められた部位よりも前記リベットが設けられている側を通るように設けられた第2のスコア線と、
を備え、
前記パネルのうちの前記第1のスコア線により囲まれている前記領域には、前記第2のスコア線よりも当該第1のスコア線の前記頂部側に位置する第1の領域と、当該第2のスコア線を挟み当該第1の領域とは反対側に位置する第2の領域と、が形成され、
前記第1の領域内に位置する前記予め定められた部位が前記タブの前記一端部により押圧されることで前記第2のスコア線に沿って且つ前記接続部に向かって前記パネルの破断が進行するとともに当該接続部から前記第1のスコア線の前記一端に向かって当該パネルの破断が更に進行することで当該第1の領域に開口が形成され、形成された当該開口に当該タブの当該一端部が入り込むことで前記第2の領域が当該タブにより押圧され、当該押圧により、当該接続部から当該第1のスコア線の前記他端に向かって当該パネルの破断が進行することを特徴とする缶蓋。 - 前記タブがユーザにより操作され当該タブの前記一端部により前記第1の領域内に位置する前記予め定められた部位が押圧される際、当該タブの当該一端部は、前記第2の領域に接触しないことを特徴とする請求項4記載の缶蓋。
- 前記第2のスコア線は、前記予め定められた部位と前記リベットとの間を通過するように設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の缶蓋。
- 開口を有し飲料を内部に収容した缶胴と、当該缶胴の当該開口を塞ぐ缶蓋とを有し、
前記缶蓋は、
前記缶胴の前記開口に取り付けられるパネルと、
前記パネルに形成され、当該パネルの中心部側および周縁部側のうちの当該中心部側に一端および他端を有するとともに当該周縁部側に向かって膨らむように形成され、且つ、当該周縁部側に頂部を有した第1のスコア線と、
一端部および他端部を有し、前記パネルのうちの前記第1のスコア線により囲まれている領域内に位置する予め定められた部位を当該一端部で押圧するタブと、
前記タブの前記一端部よりも前記パネルの中央部側に設けられ、当該タブのうちの当該一端部と前記他端部との間に位置する部位を当該パネルに固定するリベットと、
前記パネルに形成され、前記第1のスコア線の前記他端と前記頂部との間に位置する部位に接続して設けられ、当該第1のスコア線との接続部から当該第1のスコア線により囲まれている前記領域内に向かうように設けられるとともに、前記予め定められた部位よりも前記リベットが設けられている側を通るように設けられた第2のスコア線と、
を備え、
前記パネルの前記予め定められた部位が前記タブにより押圧されることで前記第2のスコア線に沿って且つ前記接続部に向かって当該パネルの破断が進行するとともに、当該接続部から前記第1のスコア線の前記一端に向かって当該パネルの破断が更に進行し、当該第1のスコア線の予め定められた箇所まで当該破断が進行した後、当該接続部から当該第1のスコア線の前記他端に向かって当該パネルの破断が進行することを特徴とする飲料缶。
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