JP5552703B2 - メッシュネットワークでの協調通信を可能とするための群知能を利用した方法、デバイス、及びプログラム - Google Patents

メッシュネットワークでの協調通信を可能とするための群知能を利用した方法、デバイス、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5552703B2
JP5552703B2 JP2013512071A JP2013512071A JP5552703B2 JP 5552703 B2 JP5552703 B2 JP 5552703B2 JP 2013512071 A JP2013512071 A JP 2013512071A JP 2013512071 A JP2013512071 A JP 2013512071A JP 5552703 B2 JP5552703 B2 JP 5552703B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
determining
nodes
routing
routing table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013512071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013531933A (ja
Inventor
ワン、ウィンディー、シー.
オイマン、オズガー
コックス、ティモシー、エフ.
リ、チンファ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Intel Corp
Original Assignee
Intel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Intel Corp filed Critical Intel Corp
Publication of JP2013531933A publication Critical patent/JP2013531933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5552703B2 publication Critical patent/JP5552703B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/02Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing
    • H04W40/12Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing based on transmission quality or channel quality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/24Connectivity information management, e.g. connectivity discovery or connectivity update
    • H04W40/246Connectivity information discovery
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

モバイルエリアネットワーク(MANET)は、モバイル「アドホック」ネットワークまたはモバイルメッシュネットワークであってよい。MANETは、複数の通信デバイスまたはモバイルデバイスから成る自己設定ネットワークによって形成され得る。こういったデバイスは、無線リンクによって互いに接続することができる。MANETで互いに接続されているデバイスは、近隣デバイスと見なされる。各デバイスは、独立して自由に移動が可能であり、MANET内の移動に応じて近隣デバイスを変更することができる。デバイスは、自身が利用しないトラフィックを転送する場合がある(つまり、他のデバイスの代わりに情報を渡して、他のデバイスに対してルータとして機能する)。デバイスは一般的に、ネットワーク(MANET)では「ノード」と呼ぶとしてよい。
MANETは、他の用途および環境でも実現可能である。実施例としては、教室(つまり、教育機関)、会議室、軍配備、病院およびクリニック(例えば、患者のバイタルサインのモニタリング)、環境をモニタリングするべく配備されたセンサネットワーク、スマートグリッド、石油パイプライン、線路および他のインフラストラクチャが挙げられる。MANETの他の実施例としては、クライアントマシン(つまり、ノード)同士がネットワーク化されて(つまり、接続されて)、コンピュータに関するユーザの要求を満足させ、協力を可能とするクライアントクラウドコンピュータ環境がある。また、娯楽、家庭向けコンピュータの利用、および、エネルギー節約のためにネットワーク化されている家庭用デバイスおよび/または家庭用電気機器を備える「スマート」ホームでも、MANETを利用することができる。
MANETでは、サービス品質(QoS)を低下させ得る問題が発生する可能性がある。QoSの一の側面では、ソースノードからデスティネーションノードへとレイテンシ要件内で送信が実行されることを保証する。MANET等の動的メッシュネットワークは、スループットおよびリンク(例えば、ノード間リンク)の故障に対処することを含む。MANETは、ノード間の協調分散処理を低いオーバーヘッドコストで実行することが理想的である。通常のMANETでは、協調し合うノードは、どのように選択するかについてのアルゴリズムを提供することなく、決定されるとしてよい。
高性能のメッシュネットワークには、マルチホップルーティングプランで完全な接続を構築するユーザノードを多く利用するとしてよい。動的環境によってメッシュ(例えば、MANET)内のホップで混乱が発生すると、ルーティングプランは、修正が必要になる可能性があり、この場合にはネットワークの信号伝達のオーバーヘッドが大幅に増加して、時間がかかってしまう。
詳細に説明する。同様の特徴および構成要素を示すべく、同じ参照番号を利用する。
本明細書で説明する実施形態は、ユーザのサービス品質(QoS)、スループットを改善し、モバイルエリアネットワーク(MANET)等の動的メッシュネットワークでのリンクの停止を低減することを目的としている。オーバーヘッドが少ない「群知能」と呼ばれる分散協調処理を実現することができる。特定の実施形態によると、マルチホップルーティングプランによって接続が構築または定義されるネットワークでは、動的に混乱が発生するホップに対処するべく補償を実行することができる。
特に、通信システム、および、しきい値を利用したリソース割り当てモデルでの協調を実現することができる。従来、ノード間の協調は、メッシュネットワークにおいてマルチホッププロトコルを利用する通信システムにおいて実施され得るが、協調のために係るコストが大きい。このため、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)が協調方法/方式の実施をトリガしてオーバーヘッドを削減し、帯域幅/電力効率を改善することが提案されている。しきい値を利用したリソース割り当てモデルは、「蟻」社会の観察結果に基づいたモデルである。「蟻」社会では、それぞれの「蟻」が、他の蟻とコミュニケーションを取ることなく、「コロニー」の要求を最も満たし易いタスクに対する対応および従事について、いつ、どこで、どのようにして行うかについて判断を下すことができる。この比喩では、ノードが「蟻」で、ネットワークが「コロニー」である。言い換えると、ノードが、別のノードとどのように協調するかを判断する。まとめると、採用する概念は、ネットワーク内のノードの協調通信で利用する「群知能」と見なすことができる。この概念は、MANETまたはモバイルアドホックネットワークにおいて、協調するノード間でリアルタイムにハンドシェイクを行うことなく、自動的に協調を決断することが可能となる方式を提供することを目的としている。これによって、オーバーヘッドおよび干渉を発生させることなく、システムの信号ノイズ比(SNR)を自動的に向上させることができ、結果として、システムの信頼性が高くなる。
最も効果的な支援を提供可能で、ネットワークの干渉レベルを分散方式で低減可能な協調ノードについて、判断を下すことができる。また、本明細書で説明するアルゴリズムは、MANET設定に利用すると、協調リンクで必要な再送が少なくなるように協調を発生させるべき最良リンクを特定することによって先手を取る形で協調通信を可能とするので、スループット、スペクトル効率およびエネルギー効率を高めることができる。
<ネットワークの例>
ノード間の協調通信のために群知能を実施するネットワーク100を以下で説明する。ネットワーク100は、さまざまなネットワークの1つであってよく、具体的にはモバイルエリアネットワークまたはモバイル「アドホック」ネットワーク、一般的にはMANETと呼ばれるものであってよい。ネットワーク100は、複数のノードが追加または削除されるとしてよい。各デバイス、または、各ノードは、独立して自由に移動し、ネットワーク100内を移動すると近隣デバイスまたは近隣ノードが変化する。本例では、ノードA102、ノードB104、ノードC106、ノードD108、ノードE110、ノードF112、ノードG114、ノードH116、ノードI118、ノードJ120、ノードK122、ノードL124、ノードM126、ノードN128、ノードO130、ノードP132、ノードQ134、ノードR136、ノードS138、および、ノードT140を示している。特定の実施例では、ノードの位置は不規則に並べることも考えられる。
ノード102−140は、さまざまな通信プロトコルまたは通信規格を利用して互いに通信を実行することができる。規格の例としては、IEEE802.11および符号分割多重アクセス(CDMA)が挙げられる。ノード102−140は、無線インターフェースを介して通信を行う。データまたはメッセージは、さまざまな符号化方式/規格を利用して符号化され得るパケットとして送信され得る。
ノード102−140は、モバイルデバイスとして、上述したようにネットワーク100内を移動することが可能である。ノード102−140は、近隣ノードに対して、ルータまたは中継デバイスとして利用可能である。ノード102−140はそれぞれ、当該ノードの利用に関係ないトラフィック(つまり、パケット)を転送することができる。このノードは、他のノードに対してルータとして機能する。
本例では、ノードK122を、「デスティネーションノード」130にメッセージを送信することを希望する「ソースノード」と見なす。ルーティングプランは、パケットを転送する中間ノードを用いて決定する。この場合、パケットは、「ソースノード」であるノードK122からノードL124に渡され(リンク142で繋げられる)、ノードL124がこのメッセージをノードM126に中継し(リンク144で繋げられる)、ノードM126はノードN128にメッセージを中継し(リンク146で繋げられる)、ノードN128はノードO130にメッセージを中継する(リンク148で繋げられる)。本例のルーティングプランは、ノードK122/ノードL124/ノードM126/ノードN128/ノードO130である。
近隣ノードによって送信がどのようにサポートされるかを示すサブネットワークを以下で説明する。上述したように、MANETまたはネットワーク100は、規則的に配置されたノード102−140で構成される完全メッシュである。作成されたルーティングプランが提供されるとしてよく、それに基づいて各ノードにルーティングテーブルが提供される。本例では、各ノードは、8個の最も近い近隣ノードとのみ通信を行うことができる。例えば、「ソースノード」であるノードK122は、ノードF112、ノードG114、ノードL124、ノードP132およびノードQ134と通信を行う。ノードK122は、先行する3つのノード通信を行うことが可能であるが、パケット送信は前へ進むので、関連する協調ノードのみを示している。このため、ノードF112は、リンク200および202で繋げられて、パケットをノードK122からノードL124へと中継する協調ノードとして利用され得る。同様に、ノードG114は、リンク204および206で繋げられて、同様に実行され、ノードP132は、リンク208および210で繋げられて、同様に実行され、ノードQ134は、リンク212および214で繋げられて、同様に実行される。このため、近隣ノードは、メッセージ(パケット送信)を「ヒアリング」することができ、メッセージの送信を支援するために利用可能である。しかし、近隣ノードが支援するタイミングを決定する必要がある。近隣ノードからの協調または支援によって、パケットまたはメッセージの強度は高くなる(つまり、パケット/メッセージを後続のノードに転送するノードが多くなる)。具体例を挙げると、ノードによる支援/協調は、ネットワーク内で他のノードにおけるノイズが大きくなる可能性があるので、望ましくない場合があるとしてよい。どのように決定するかについては、転送関数f(P(forwarding))を参照しつつさらに後述する。
協調通信の群知能を示すサブネットワークを以下で説明する。具体的には、協調ノードの群移動を示している。リンク300から326は、パケットを送信可能なパケット送信経路であり、本例では、短縮された経路は、ノードL124からノードO130である(全経路は、上述しているように、ノードK122からノードO130である)。
パケットが「ソースノード」であるノードK122から「デスティネーションノード」であるノードO130へと配信されるようにルーティングテーブル(ルーティングプラン)が作成されていることを考えると、ルーティングテーブルが作成された後の問題点は、ノードK122からノードO130の間のホップとなるノード間での協調により信頼性の高い通信を可能とするにはどうすればよいか、という点にあるとしてよい。このマルチホップルートでのホップのいずれかで混乱が発生すると、近隣ノードは自動的に、協調方式を開始すると決定して、マルチホップルートプランのうち失敗が発生した箇所の補償を行う。この方式について以下で説明する。
近隣ノードをデスティネーションとするパケットを正しくデコードすることができるノードについては、以下で説明する「蟻」コロニーリソース割り当てモデルから導出した関数f(P(forwarding))に応じて、パケットを次のホップデスティネーションに転送することを選択可能である。
Figure 0005552703
NBR_RHは、「到達可能な近隣ノード」であり、次のホップデスティネーションが直近の近隣ノードである場合であって、ルーティングテーブルに応じて現在のノードが到達可能である場合に、「1」の値を与えられる。それ以外は、NBR_RHは「0」である。
可変値である「stimulus」は、以下の値の関数である。
パケット符号化/変調レート:符号化/変調レートが高効率化されると、メトリックレベルが高くなる。これは、パケットエラーレートの可能性が高くなるためである。
QoSに応じたパケットの分類:リアルタイムパケットは、メトリックレベルが高くなる。これは、リアルタイムパケットは、正しく受信される必要があり、再送ができないためである。
SNR差分=(現在のノードから次のホップのノードまでのリンクの信号ノイズ比(SNR)の推定値)−(原点のノードから次のホップのノードまでのリンクのSNR推定値):SNR差分が大きくなると、メトリック値が大きくなる。これは、原点のノードと次のホップのノードとの間のリンクSNRが大きい場合には、SNR差分が小さくなり、協調は恐らく不要であることを示す。他方、原点のノードと次のホップのノードとの間のリンクSNRが小さい場合には、SNR差分が大きくなり、このノードは協調ノードとして貢献度が高い。このように、本発明に係るアルゴリズムは、必要な場合にのみ協調を可能とし、不要でありシステムで発生する干渉が大きくなるばかりであると自動的に削除する。
クライアントデバイスの電池電力レベル:電力レベルが低いノードは、支援を行わないことを選択し、十分な電力を持つノードは、支援を行うことを選択する。
可変値である「threshold」は、現在のノードで検出されるか、現在のノードで実行される干渉測定結果から決まるコリジョンレートによって決まるネットワークの混雑/干渉レベルに比例して変化する。現在のノードの周囲を取り囲む近隣ネットワーク(つまり、サブネットワークまたはネットワーク100)がビジー状態であると検出されると、現在のノードは、サイレント状態になり、他のノードが行なっている近傍での送信と干渉を発生させることはない。しかし、近隣ノードがビジー状態でない場合、現在のノードは、協調することにより近傍のノードを支援することができる。
<協調/パケットの転送の判断>
転送を判断するために利用される方法として、転送確率(P(forwarding))がある。関数の一例として、以下の式で表せるものが挙げられる。
Figure 0005552703
この関数によると、Pを二乗することでP(forwarding)の値が高い方を選択し、P(forwarding)の値が低い方を格下げする。各ノードにおいて、0と1との間の乱数を生成するとしてよい。乱数がf(P(forwarding))未満である場合には、現在のノードは送信に関与する。そうでない場合には、現在のノードまたはアクティブなノードは、サイレント状態のままである。他の関数を選択することも可能である。
以下では一例となるシナリオを説明する。ードK122がパケットをノードL124に送信した後、ノードF112、P132、G114、L124およびQ134は全て、送信を「ヒアリング」することができる。ノードL124がパケットを正しく受信しなかった場合、ノードL124は、NACK(否定確認応答)メッセージをノードK122に送信するか、または、ノードL124からノードK122へとACKを送信しない。そして、ノードK122からの再送が実行される。この場合、ノードF112、P132、G114およびQ134は、「NACK」を「ヒアリング」することができるか、ACKをヒアリングしない。そして、ノードK122と協調してパケットをノードL124へと再度送信する。一実施例を挙げると、ノードG114およびQ134は、ノードF112およびP132よりも、ノードK122と協調する可能性が高い。これは、ノードG114およびQ134は、ノードL124により近接しているからである。ノードG114およびQ134はさらに、ノードG114またはQ134からノードL124へのSNR推定値が高いので、P(forwarding)が高い。各ノードが再送まで待機する時間は、決定されると、同期を目的とした定期的なハンドシェイクにおいて全ての近隣ノードにおいてやり取りされる。例えば、CTS/RTS(送信許可/送信要求)のハンドシェイクを利用する場合、全ての近隣ノードは、一のノードがRTS(送信要求)を受信した後に送信を開始すべきタイミングを知ることができる。これは、この情報が標準的なプロトコルで明記可能であるためである。CTS/RTSハンドシェイクを行わない送信の場合、タイミング情報および次ホップルーティング情報は、ネットワークルーティングメインテナンスおよび同期のために必要となる定期ハンドシェイクにおいて、やり取りすることができる。
ノードL124およびノードF112、P132、G114およびQ134が全て正しくパケットを受信したと仮定する。パケットは、ノードL124からノードM126へと転送され得る。尚、ノードF112およびP132は、パケットの転送に関与しない。これは、ノードM126は、ノードF112およびP132の直近の近隣ノードではなく、NBR_RH=0のためにP(forwarding)値がゼロとなるからである。アルゴリズムは自動的に、協調に関与しないノードを除外して、協調を実際に支援するノードのみを残して全体的なシステム干渉レベルを低減することができる。
一のノードがパケットを次のホップに転送するまで待機する時間は、近隣ノードの間で知られている。これは、この情報が、同期のための定期ハンドシェイクでやり取りされるためである。繰り返しになるが、CTS/RTSハンドシェイクが利用されると、全ての近隣ノードは、標準的なプロトコル仕様に基づき、RTSを受信した後に送信を開始すべきタイミングを知ることができる。ノードL124は、ノードG114および/またはQ134の支援を受けつつ、ノードM126にパケットを送信すると仮定される。
続いて、パケットがノードM126に到着すると、送信範囲内であるのでノードA102、B104、C106、H116、M126、F112、K122、P132、Q134およびR136が送信を受信するが、アルゴリズムを適用することによって、パケットのノードN128への転送においてノードM126と協調するのはノードH116およびR136のみとすることができる。全てのその他のノードはP(forwarding)がゼロである。これは、ノードN128は、ノードA102、B104、C106、F112、K122、P132およびQ134の直近の近隣ノードではないためである。同様に、ノードN128からノードO130への最後のホップについて、ノードN128からノードO130へのパケットの送信においてノードI118およびS138のみがノードN128と協調する。
<協調によるデスティネーションノードでのチャネル容量ゲイン>
ノードH116、M126およびR136からノードN128への協調による容量ゲインを示すべく、一例として、分析を実行する。近隣ノード間は距離が短く、定期的に同期が行なわれるので、近隣ノードは、程度に多少はあれ、同期していると仮定される。説明を簡略化するべく、以下のシナリオではゲインが等しい3つの単一入力単一出力(SISO)チャネルが受信側のノードN128で結合されると考える。MIMO方式およびコヒーレントチャネル推定方式を利用したより高度な方法では、得られるゲインがさらに多くなるとしてよい。パイロットおよびデータサブキャリアからノードNで受信した信号は、以下のように定義される。
Figure 0005552703
数3において、
Figure 0005552703
は、送信側ノードH/M/Rから受信側ノードNへのチャネルをそれぞれ表す。
Figure 0005552703
は、ノードH116、M126およびR136からノードN128で受信した信号を表す。
Figure 0005552703
は、サブキャリアでノードN128に送信されるQAMシンボルを表す。サブキャリアがパイロットである場合、
Figure 0005552703
は、ノードN128で分かっている。
nは、ノードN128における熱ノイズを表す。
最終的なデコードされたシンボルは、以下の式で定義され得る。
Figure 0005552703
式中、(・)*は、複素共役を表し、||・||は、ベクトルの複素数の振幅二乗を表す。
Figure 0005552703
は、パイロットサブキャリアに基づき測定される。ノードN128において、ノードH116およびR126からの協調がある場合およびない場合のSNRはそれぞれ、以下の式で表される。
Figure 0005552703
式中、
Figure 0005552703
および
Figure 0005552703
はそれぞれ、信号および受信ノイズ電力である。レーリーフェージングチャネルの最悪のケースを仮定すると(hがガウス変数を用いて生成され、平均値がゼロでバラツキが1であり、設定が
Figure 0005552703
である場合、協調ありの場合のSNRの累積分布プロット(CDF)は、協調なしの場合のSNRのCDFと比較すると、SNRが改善していることが分かる比較的低いSNRでは、SNRゲインが5dBとなっていることが分かる。「シャノンの公式」を用いてチャネル容量に変換すると、協調によって、SNRが低い場合には容量が大きくなり、つまり、チャネルを利用することができ、また、SNR値が低くない場合でも利用できる。
<ノードデバイスの例>
協調通信を実施するべく群知能を実装するデバイスまたはノード400の例を以下で説明する。ノード400は、ノード102−140等、上述したノードの実施形態例であってよい。上述したように、ノード400は、さまざまな無線デバイスのうち1つであってよく、モバイルメッシュまたはMANETネットワークの一部である。ノード400は、このようなネットワークに、移動により出入りすることができる。また、ノード400は、ネットワーク内の他のノードと、通信および協調する。
ノード400は、1以上のプロセッサ402を有する。プロセッサは、メモリ404と通信するように構成されている。メモリ404は、さまざまな種類のメモリおよび/またはメモリデバイスを含み得る。これらに限定されないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、内部メモリおよび外部メモリを含むとしてよい。メモリ404はさらに、本明細書で説明するプロセスを実装するチップセットを含むとしてよい。メモリ404は、デバイス102で実行可能なコンピュータ可読命令を含むとしてよい。本明細書で説明した構成要素は、集積化されているとしてもよいし、メモリ404の一部として含まれているとしてもよいと理解されたい。
ノード400は、1以上のさまざまな無線入出力インターフェース用のプロトコルおよび規格、例えば、CDMA、IEEE802.11およびその関連規格等を利用することができる。ノード400は、線インターフェース用の無線I/Oを備える。
メモリ404は、上述したように実装されるルーティングテーブル408を備える。メモリ404はさらに、協調通信に対処するべくアルゴリズム410を備える。アルゴリズム410は、群知能および協調通信をサポートする上述したアルゴリズム/等式を含む。
本例では、ノード400はさらに、パケット送信をサポートするエンコーダ/デコーダ412を備える。言い換えると、エンコーダ/デコーダ412は、パケットおよびメッセージの暗号化および復号化を行うために利用され得る。
<群知能のプロセスの例>
メッシュネットワークにおける協調通信用の群知能のプロセス500の一例を説明するためのフローチャートを以下で説明する。一例を挙げると、協調通信用の群知能は、デバイスまたはノード400によって実行されるとしてよい。当該方法を記載している順序は、限定と解釈されるべきではなく、本明細書で説明する方法を構成するブロックは、当該方法または別の方法を実行するべく任意のものを統合することができる。また、各ブロックは、本明細書で説明する主題の意図および範囲から逸脱することなく、当該方法から削除することもできる。さらに、当該方法は、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の適切なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの組み合わせによって実装され得る。
ブロック502において、ルーティングプランおよび/またはルーティングテーブルを作成する。ルーティングプランおよびルーティングテーブルは、所定のものであってよく、所与のノードから後続のノードへの、最終的には、デスティネーションノードへのパケットまたはメッセージの経路を記述するため用いられるとしてよい。ルーティングプランは、所与のノードからデスティネーションノードまでの特定の経路であり、ルーティングテーブルは、パケットまたはメッセージを転送するために利用可能なノードに関する情報を提供する。
ブロック504において、パケットまたはメッセージを転送する際に支援する近隣ノード、または、協調するために支援する近隣ノードを判断する。一貫して均一な構造を持つマトリクスネットワークでは、上述したように、支援または協調を行う候補ノードは、例えば、隣接または近隣の8個のノードであってよい。ネットワークは均一な構造ではなく支援および協調を行う候補ノードは変わるものと考えられる。このようなネットワークでは、一のノードの近隣ノードは、現在のノードと直接通信可能なノードであると定義される。近隣ノードが決定されると、通常の定期的なハンドシェイクを実行して、ルーティング、転送および同期のための情報のやり取りを行う。
ブロック506において、各近隣ノードは、パケット/メッセージの送信に対して協調または支援するか否かを判断することができる。この判断は、上述した転送関数に基づいて行うことができる。具体的には、転送確率関数を実施することができる。いずれにしても、各ノードは、パケット/メッセージの転送に対して協調または支援を行う近隣ノードを決定することができると考えられる。この決定は、ネットワークおよび/または他のノードとは独立して行われる。
ブロック508において、パケット/メッセージを転送する。ノードは、次のホップであるノードにパケット/メッセージを送信し、近隣ノードが、パケット/メッセージを次のホップのノードに送信する際に支援または協調を行うことができる。
<結論>
法の例について具体的且つ詳細に説明したが、示した特定の処理は記載した順序で実行する必要はなく、状況に応じて、修正するとしてよく、および/または、完全に削除するとしてもよいと理解されたい。本願で説明するように、モジュールおよびエンジンは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせを用いて実行するとしてよい。また、説明した処理および方法は、コンピュータ、プロセッサ等のコンピューティングデバイスによって、1以上のコンピュータ可読格納媒体(CRSM)を含むメモリに格納されている命令に基づき、実行されるとしてよい。
CRSMは、格納している命令を実行するべく、コンピューティングデバイスがアクセス可能な物理的媒体であれば、どのようなものであってもよい。CRSMは、これらに限定されないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、電気的消去可能プログラム可能リードオンリーメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリまたはその他のソリッドステートメモリ技術、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−ROM)、デジタル・バーサティル・ディスク(DVD)または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気格納デバイス、または、所望の情報を格納するために利用され、コンピューティングデバイスがアクセス可能な任意のその他の媒体を含むとしてよい。

Claims (19)

  1. ルーティングプランが作成された後にメッシュネットワークにおいて他のデバイスとの間で協調通信を可能にするデバイスが実施する方法(500)であって、
    前記ルーティングプランに基づいてパケットを受信することができる利用可能な近隣デバイスを決定する段階(504)と、
    前記利用可能な近隣デバイスのうち協調するデバイスを決定する段階(506)と、
    協調すると決定した他のデバイスに前記パケットを転送する段階(508)と
    を備え
    前記協調するデバイスの決定は、
    NBR_RHが、次のホップデスティネーションが、直近の近隣デバイスである場合であって、ルーティングテーブルに応じて現在の前記デバイスが到達可能である場合に、「1」の値を与えられ、それ以外は、NBR_RHが「0」であり、
    stimulusが、コーディング変調レート、サービス品質、信号ノイズ比、および電池電力のうち1以上の関数であり、
    thresholdは、ネットワーク混雑度に比例して決まる場合、
    Figure 0005552703
    で表される確率転送式に基づいて行われる
    方法。
  2. 前記ルーティングプランの作成は、ルーティングテーブルに基づいて行われる請求項1に記載の方法。
  3. 前記ルーティングプランの作成は、前記ルーティングプランを前記利用可能な近隣デバイスに送信することを含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記利用可能な近隣デバイスを決定する段階は、前記デバイスに最も近接している近隣デバイスを含む請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記利用可能な近隣デバイスを決定する段階は、信号品質に基づいて行われる請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記利用可能な近隣デバイスのうち協調するデバイスを決定する段階は、確率転送関数に基づいて実行される請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記確率転送は、前記デバイスにおいてランダムに生成された数を前記確率転送関数によって決定された値と比較することを含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記転送する段階を実行した後で、前記ルーティングプランにおいてチャネル容量を判断する段階をさらに備える請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. メッシュネットワークにおいて他のデバイスとの協調を決定するデバイス(400)であって、
    1以上のプロセッサ(402)と、
    前記1以上のプロセッサに結合されているメモリ(404)と
    を備え、
    前記メモリは、
    ルーティングテーブル(408)と、
    前記ルーティングテーブルから作成されるルーティングプランと、前記デバイスへの近接性とに基づいて、協調する相手である前記他のデバイスを決定するアルゴリズム(410)と
    を有し、
    前記アルゴリズムは、
    NBR_RHが、次のホップデスティネーションが、直近の近隣デバイスである場合であって、前記ルーティングテーブルに応じて現在の前記デバイスが到達可能である場合に、「1」の値を与えられ、それ以外は、NBR_RHが「0」であり、
    stimulusが、コーディング変調レート、サービス品質、信号ノイズ比、および電池電力のうち1以上の関数であり、
    thresholdは、ネットワーク混雑度に比例して決まる場合、
    Figure 0005552703
    で表される確率転送式に基づいて、協調する相手である前記他のデバイスを決定することを含む
    デバイス。
  10. 前記デバイスおよび前記他のデバイスは、無線インターフェースを介して通信する請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記メモリは、専用チップセットである請求項9または10に記載のデバイス。
  12. 前記ルーティングテーブルは、所定のものである請求項9から11のいずれか1項に記載のデバイス。
  13. 前記アルゴリズムは、確率転送関数を含む請求項9から12のいずれか1項に記載のデバイス。
  14. 前記確率転送関数は、認識関数である請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記確率転送関数から導出される値を、ランダムに生成された数と比較する請求項13または14に記載のデバイス。
  16. コンピュータに、
    近隣デバイスに渡すルーティングプランを作成する処理(502)と、
    データパケットを受信することができる利用可能な近隣デバイスを判断する処理(504)と、
    前記利用可能な近隣デバイスのうち実際に前記データパケットを送信するデバイスを決定する処理(506)と、
    前記データパケットを、前記データパケットの受信相手として決定された前記デバイスに転送する処理(508)と
    を含む動作を実行させ
    前記データパケットを送信するデバイスを決定する処理は、
    NBR_RHが、次のホップデスティネーションが、直近の近隣デバイスである場合であって、ルーティングテーブルに応じて現在の前記デバイスが到達可能である場合に、「1」の値を与えられ、それ以外は、NBR_RHが「0」であり、
    stimulusが、コーディング変調レート、サービス品質、信号ノイズ比、および電池電力のうち1以上の関数であり、
    thresholdは、ネットワーク混雑度に比例して決まる場合、
    Figure 0005552703
    で表される確率転送式に基づいて行われる
    プログラム。
  17. 前記ルーティングプランは、所定のルーティングテーブルに基づいて決定する
    請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記転送する処理は、前記データパケットを符号化することを含む請求項16または17に記載のプログラム。
  19. 前記動作は、モバイルメッシュネットワーク内のノードによって実行される
    請求項16から18のいずれか1項に記載のプログラム。
JP2013512071A 2010-06-30 2011-06-29 メッシュネットワークでの協調通信を可能とするための群知能を利用した方法、デバイス、及びプログラム Expired - Fee Related JP5552703B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/803,577 US8411567B2 (en) 2010-06-30 2010-06-30 Swarm intelligence based methods to enable cooperative communication in a mesh network
US12/803,577 2010-06-30
PCT/US2011/042419 WO2012012185A2 (en) 2010-06-30 2011-06-29 Swarm intelligence based methods to enable cooperative communication in a mesh network

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013531933A JP2013531933A (ja) 2013-08-08
JP5552703B2 true JP5552703B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=45399666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013512071A Expired - Fee Related JP5552703B2 (ja) 2010-06-30 2011-06-29 メッシュネットワークでの協調通信を可能とするための群知能を利用した方法、デバイス、及びプログラム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8411567B2 (ja)
EP (1) EP2589238A4 (ja)
JP (1) JP5552703B2 (ja)
CN (1) CN103039110B (ja)
BR (1) BR112012031304A2 (ja)
RU (1) RU2552194C2 (ja)
WO (1) WO2012012185A2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8411567B2 (en) 2010-06-30 2013-04-02 Intel Corporation Swarm intelligence based methods to enable cooperative communication in a mesh network
KR101835335B1 (ko) * 2011-04-11 2018-03-07 엘지전자 주식회사 무선 애드 혹 네트워크를 위한 최적의 다중 홉 Hybrid V-MIMO 전송 경로 설정을 위한 라우팅 방법 및 장치
CN102621970A (zh) * 2012-04-16 2012-08-01 哈尔滨工业大学 基于物联网的城市工业气体安全智能监测系统及监测方法
US9282008B2 (en) 2013-06-11 2016-03-08 General Electric Company Systems and methods for monitoring system performance and availability
CN103399555B (zh) * 2013-08-12 2015-12-23 山东兖矿国拓科技工程有限公司 可燃、有毒气体无线智能监控系统
CN103987102B (zh) * 2014-04-25 2017-03-22 南京邮电大学 一种基于非合作博弈的水下无线传感器网络拓扑控制方法
CN104980952B (zh) * 2015-05-15 2018-05-29 东北大学 一种基于互信息量的监测路由器选择方法
CN105763451A (zh) * 2016-04-28 2016-07-13 南阳理工学院 一种车联网中基于蚁群算法的QoS容错路由选择方法
CN107609672B (zh) * 2017-08-11 2021-03-23 北京邮电大学 一种支持虚拟车群体智能计算的车联网服务支撑环境
CN107612967B (zh) * 2017-08-11 2020-05-26 北京邮电大学 一种基于群体智能的车联网服务对象发现方法
US10813169B2 (en) 2018-03-22 2020-10-20 GoTenna, Inc. Mesh network deployment kit
WO2020141957A1 (en) * 2019-01-04 2020-07-09 Samsung Electronics Co., Ltd. A method and apparatus for organizing and detecting swarms in a network
US20210176612A1 (en) * 2019-12-06 2021-06-10 Nanning Fugui Precision Industrial Co., Ltd. Short-range communication system and method thereof
CN111263418B (zh) * 2020-01-16 2022-04-15 中国人民解放军陆军工程大学 无线自组织网络中节点的移动路径规划系统及其方法
CN112000070B (zh) * 2020-07-28 2022-03-15 西北工业大学 一种异构集群协同运动规划方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05244187A (ja) 1992-02-14 1993-09-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 装置内監視方法
MY123040A (en) * 1994-12-19 2006-05-31 Salbu Res And Dev Proprietary Ltd Multi-hop packet radio networks
NO318843B1 (no) 2002-11-13 2005-05-09 Telenor Asa AHN-nettverk
US8149707B2 (en) 2003-02-12 2012-04-03 Rockstar Bidco, LP Minimization of radio resource usage in multi-hop networks with multiple routings
CA2457909A1 (en) * 2004-02-16 2005-08-16 Christopher Davies Method and system for self-organizing reliable, multiple path data flow transmission of data on a network
US7961650B2 (en) * 2004-02-16 2011-06-14 Christopher Michael Davies Network architecture
JP4379237B2 (ja) * 2004-07-14 2009-12-09 ソニー株式会社 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
US8185653B2 (en) * 2004-08-09 2012-05-22 Johnny Yau Method and apparatus for ad hoc mesh routing
US7474630B2 (en) * 2004-12-07 2009-01-06 Palo Alto Research Center Incorporated Coordinated convergecast for AD HOC wireless networks
US8654627B2 (en) * 2007-01-03 2014-02-18 Harris Corporation Data-path dynamic link maintenance in mobile ad hoc networks
US8042017B2 (en) * 2007-04-24 2011-10-18 Alcatel Lucent Apparatus and method for practical and efficient broadcast in mobile ad hoc networks
JP5169388B2 (ja) * 2008-03-31 2013-03-27 日本電気通信システム株式会社 無線端末、無線システム、パケット転送制御方法及びその制御プログラム
US8582502B2 (en) * 2009-06-04 2013-11-12 Empire Technology Development Llc Robust multipath routing
JP4939579B2 (ja) * 2009-08-31 2012-05-30 トムソン ライセンシング 無線ネットワークにおける経路選択
US8411567B2 (en) 2010-06-30 2013-04-02 Intel Corporation Swarm intelligence based methods to enable cooperative communication in a mesh network

Also Published As

Publication number Publication date
US20120002569A1 (en) 2012-01-05
WO2012012185A2 (en) 2012-01-26
RU2012157523A (ru) 2014-07-10
RU2552194C2 (ru) 2015-06-10
CN103039110B (zh) 2016-08-17
CN103039110A (zh) 2013-04-10
EP2589238A2 (en) 2013-05-08
US8411567B2 (en) 2013-04-02
JP2013531933A (ja) 2013-08-08
BR112012031304A2 (pt) 2016-11-08
WO2012012185A3 (en) 2012-06-28
EP2589238A4 (en) 2015-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5552703B2 (ja) メッシュネットワークでの協調通信を可能とするための群知能を利用した方法、デバイス、及びプログラム
JP5805813B2 (ja) マルチ・ユーザ・ダイバーシティを用いたピア・トゥ・ピア・ネットワーク発見のための方法およびシステム
JP4871393B2 (ja) 中継ネットワークにおける成功/失敗標示(ack_bitmap)の送信
US8031720B2 (en) Packet transfer system, radio base station, and packet transfer route optimization method
JP5345698B2 (ja) ピア・トゥ・ピア/アド・ホック・ネットワークにおけるノード間のエア・インタフェース選択
JP2004289839A (ja) 複数無線統一プロトコル
EP1698117A1 (en) Method and system for efficient routing in ad hoc networks
Aguilar et al. CoopGeo: A beaconless geographic cross-layer protocol for cooperative wireless ad hoc networks
Zhu et al. Power-efficient spatial reusable channel assignment scheme in WLAN mesh networks
TW200835229A (en) Automatic partner selection in the cooperative MAC protocol
EP2974087A2 (en) Method and apparatus to enhance routing protocols in wireless mesh networks
US11310716B2 (en) Method of selecting a route in an ad hoc network
Adam et al. Medium access with adaptive relay selection in cooperative wireless networks
Usha et al. Robust MPR: a novel algorithm for secure and efficient data transmission in VANET
Yan et al. Opportunistic network coding based cooperative retransmissions in D2D communications
Zhang et al. An energy-balanced cooperative MAC protocol based on opportunistic relaying in MANETs
CN107509226A (zh) 一种有选择传输的路由寻址方法及装置
Sangeetha et al. Physical layer link quality metrics-based stable routing for QoS enhancement in adhoc network
Esquius Morote Ieee 802.11 s mesh networking evaluation under ns-3
Razazian et al. Enhanced 6LoWPAN ad hoc routing for G3-PLC
KR102347865B1 (ko) 통신 시스템에서 tcp 프록시 장치를 이용한 통신 방법 및 장치
Du et al. An Optimized OSPF Routing Protocol for Mobile Ad-hoc Networks
US7957377B1 (en) Reducing and load balancing link-state requests in OSPF
Carrano et al. Multi-hop MAC: IEEE 802.11 s Wireless Mesh Networks
Mirza et al. Cross-layer multipath multichannel MAC protocol for MANETs

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5552703

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees