JP5551298B1 - 電波強度測定装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のアクセスポイントがそれぞれ異なるチャネルを使用して通信端末と通信する無線環境を効率的に調査する技術が望まれていた。
【解決手段】予め定められた無線通信規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる複数のチャネルのうち、少なくとも一部の帯域が重複する他のチャネルの数である重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数より多い数の複数のアンテナと接続される接続部と、それぞれに異なるチャネルが割り当てられた複数のアンテナによって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定する電波強度測定部とを備える電波強度測定装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電波強度測定装置及びプログラムに関する。
従来、無線LANのアクセスポイントから発信される電波の強度分布を調べる無線環境調査装置が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2012−199727号公報
複数のアクセスポイントがそれぞれ異なるチャネルを使用して通信端末と通信する無線環境を効率的に調査する技術が望まれていた。
本発明の第1の態様によれば、予め定められた無線通信規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる複数のチャネルのうち、少なくとも一部の帯域が重複する他のチャネルの数である重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数より多い数の複数のアンテナと接続される接続部と、それぞれに異なるチャネルが割り当てられた複数のアンテナによって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定する電波強度測定部とを備える電波強度測定装置及び電波により伝送されるデータフレームの集計、解析装置が提供される。
上記電波強度測定装置において、接続部は、IEEE802.11規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる複数のチャネルのうち、重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数より多い数の複数のアンテナと接続されてよい。上記電波強度測定装置において、接続部は、IEEE802.11規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数よりも少ない複数のアンテナと接続されてよい。上記電波強度測定装置において、接続部は、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる13のチャネルのうち、重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数である8より多い数の複数のアンテナと接続されてよい。上記電波強度測定装置において、接続部は、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11nに割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる14のチャネルのうち、重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数である8より多い数の複数のアンテナと接続されてよい。
本発明の第2の態様によれば、予め定められた無線通信規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる全チャネル数と同数の複数のアンテナと接続される接続部と、それぞれに異なるチャネルが割り当てられた複数のアンテナによって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定する電波強度測定部とを備える電波強度測定装置が提供される。
上記電波強度測定装置において、接続部は、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である13と同数の複数のアンテナと接続されてよい。上記電波強度測定装置において、接続部は、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である14と同数の複数のアンテナと接続されてよい。上記電波強度測定装置において、接続部は、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である19と同数の複数のアンテナと接続されてよい。
上記電波強度測定装置において、接続部は、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯と、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格とに割り当てられた5GHzの周波数帯域とに含まれる全チャネル数である32と同数の複数のアンテナと接続されてよい。上記電波強度測定装置において、接続部は、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯と、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域とに含まれる全チャネル数である33と同数の複数のアンテナと接続されてよい。上記電波強度測定装置は、複数のアンテナのそれぞれに異なるチャネルを割り当てるチャネル割当部をさらに備えてよい。上記電波強度測定装置は、複数のアンテナによって受信された電波に含まれるパケットを解析するパケット解析部をさらに備えてよい。
本発明の第3の態様によれば、コンピュータを、上記電波強度測定装置として機能させるためのプログラムが提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
電波強度測定装置が電波を測定する環境の一例を概略的に示す。 電波強度測定装置の機能構成の一例を概略的に示す。 IEEE802.11bのチャネル配置を概略的に示す。 IEEE802.11gのチャネル配置を概略的に示す。 IEEE802.11aのチャネル配置を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る電波強度測定装置100が電波強度を測定する環境の一例を概略的に示す。電波強度測定装置100は、複数のAP(Access Point)300が配置された環境で、複数のAP300が発信する電波の強度を測定する。通信エリア302は、複数のAP300のそれぞれが発信する電波の到達範囲を模式的に示す。AP300は、無線LANにおけるアクセスポイントであってよい。
複数のAP300が配置された環境とは、例えば、市街地等である。近年、WiFiスポットの増加によって、複数のAP300が配置された環境が増加している。携帯電話、タブレット端末、及びノートPC等の通信端末400は、複数のAP300のうち、一のAP300と通信接続を確立することにより、AP300を介した通信を実行する。
AP300と通信端末400とは、予め定められた無線通信規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる複数のチャネルのうちから選択した一のチャネルを使用して通信する。AP300と通信端末400とは、例えばIEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる13チャネルのうちから選択した一のチャネルを使用して通信してよい。
AP300と通信端末400とは、例えば、次のような流れで通信接続する。まず、複数のAP300のそれぞれがチャネルを設定する。複数のAP300のそれぞれは、例えば、起動時に周囲のチャネル使用状況を確認して、使用されていないチャネルを設定する。複数のAP300のそれぞれは、周囲のチャネル使用状況を継続的に監視して、動的にチャネル設定を切り替えてもよい。そして、通信端末400が、通信可能な複数のAP300のうちから選択した一のAP300に対して、当該AP300が設定しているチャネルを使用した通信接続を確立する。
通信端末400は、例えば、通信端末400の移動に伴って、通信接続するAP300を適宜切り替える。また、通信端末400は、例えば、周囲の通信環境の変化等に応じて、通信接続するAP300を適宜切り替える場合がある。通信端末400が通信接続するAP300を切り替える場合、使用するチャネルが、切り替え先のAP300に設定されているチャネルに切り替わる。
このように、通信端末400は、通信接続を確立するAP300とチャネルとを動的に切り替えながら通信を実行するが、通信端末400がどのAP300及びどのチャネルを使用して通信するかを予測することは難しい。したがって、例えば、一のアンテナを有する測定器によって通信端末400による通信の品質を測定しようとした場合、動的に切り替わる通信端末400による使用チャネルにあわせて、一のアンテナに対するチャネルの割り当てを切り替えることは難しい。一のアンテナに対して割り当てるチャネルを順次切り替えることによって、複数のチャネルのそれぞれを使用した通信の品質を測定することもできるが、チャネル毎の測定値にタイムラグが発生することから、チャネル間の電波状況を精確に比較することができない。
本実施形態に係る電波強度測定装置100は、それぞれに異なるチャネルが設定された複数のAP300のそれぞれが発信する電波を同時に受信する。そして、電波強度測定装置100は、同時に受信した電波の強度を測定したり、受信した電波に含まれるパケットを解析したりする。これにより、通信端末400が使用するチャネルが動的に切り替わる場合であっても、切り替え前及び切り替え後のチャネルについて測定を行えることから、通信端末400による通信の品質を継続的に測定することができる。
図2は、電波強度測定装置100の機能構成を概略的に示す。電波強度測定装置100は、接続部102、チャネル割当部104、電波強度測定部106、電波強度格納部108、パケット解析部110、及び解析結果格納部112を備える。電波強度測定装置100がこれら全ての構成を備えることは必須であるとは限らない。
接続部102には、複数のアンテナ200が接続される。接続部102は、アンテナ200を接続する接続端子を複数有してよい。また、接続部102には、USBHUB等の集線装置を介して、複数のアンテナ200が接続されてもよい。
接続部102には、予め定められた無線通信規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる複数のチャネルのうち、少なくとも一部の帯域が重複する他のチャネルの数である重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数より多い数の複数のアンテナが接続されてよい。
例えば、接続部102には、IEEE802.11規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる複数のチャネルのうち、重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数より多い数の複数のアンテナが接続される。具体例として、接続部102には、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる13のチャネルのうち、重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数である8より多い数の複数のアンテナが接続される。また、他の具体例として、接続部102には、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11nに割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる14のチャネルのうち、重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数である8より多い数の複数のアンテナが接続される。
接続部102には、IEEE802.11規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる複数のチャネルのうち、重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数より多い数であり、かつ、IEEE802.11規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる全チャネル数よりも少なく複数のアンテナが接続されてもよい。例えば、接続部102には、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる13のチャネルのうち、8より多く、かつ、13より少ない複数のアンテナが接続される。また、例えば、接続部102には、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11nに割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる14のチャネルのうち、8より多く、かつ、14より少ない複数のアンテナが接続される。
また、接続部102には、予め定められた無線通信規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる全チャネル数と同数の複数のアンテナが接続されてもよい。例えば、接続部102には、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である13と同数の複数のアンテナが接続される。また、例えば、接続部102には、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である14と同数の複数のアンテナが接続される。
また、接続部102には、IEEE802.11a規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である19と同数の複数のアンテナが接続される。また、接続部102には、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHz及びIEEE802.11a規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である32と同数の複数のアンテナが接続される。また、接続部102には、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた2.4GHzと、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である33と同数の複数のアンテナが接続される。
チャネル割当部104は、接続部102に接続された複数のアンテナ200のそれぞれに異なるチャネルを割り当てる。チャネル割当部104は、例えば、アンテナ200が有するフィルタ202に対して一のチャネルを割り当てることによって、フィルタ202に、割り当てたチャネルの帯域以外の帯域をフィルタリングさせる。なお、予め異なるチャネルが割り当てられた複数のアンテナ200が、接続部102に接続されてもよく、この場合、電波強度測定装置100は、チャネル割当部104を有さなくてもよい。
電波強度測定部106は、複数のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定する。電波強度測定部106は、測定したチャネル毎の電波の強度を電波強度格納部108に格納する。電波強度測定部106は、チャネル毎の電波の強度を時系列に沿って電波強度格納部108に格納してよい。
これにより、複数のAP300のそれぞれが発信する電波の強度の変化を把握可能とすることができる。また、通信端末400の近傍に電波強度測定装置100を配置した状態で、電波強度測定部106が電波強度を測定することにより、複数のAP300により発信された電波が通信端末400に到達する強度を推定することができる。
パケット解析部110は、通信端末400が送受信するパケットを解析する。パケット解析部110は、複数のアンテナ200のうちのいずれかが受信した電波に含まれる、通信端末400が送受信するパケットをキャプチャして、解析する。パケット解析部110は、複数のアンテナ200が受信した電波に含まれるパケットのヘッダを参照することによって、通信端末400が送受信するパケットを判定してよい。
パケット解析部110は、通信端末400が送受信するパケットを解析することにより、通信端末400による通信のスループット、フレームリトライ率、フレームリンクレート、制御フレーム率、及びデータフレーム率等を取得してよい。パケット解析部110は、解析した結果を解析結果格納部112に格納する。
図3は、IEEE802.11g規格のチャネル配置を概略的に示す。IEEE802.11b規格には、2.4GHzの周波数帯が割り当てられている。利用可能なチャネル数は13チャネルである。
図3に示す通り、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯に含まれる13チャネルのうち、少なくとも一部の帯域が重複する他のチャネルの数である重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数は8である。本実施形態に係る電波強度測定装置100が備える接続部102には、8より多い数の複数のアンテナ200が接続されてよい。そして、電波強度測定部106は、8より多い数の複数のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定してよい。また、パケット解析部110は、8より多い数の複数のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波に含まれるパケットを解析してよい。
例えば、接続部102には9つのアンテナ200が接続される。チャネル割当部104は、9つのアンテナ200に対して連続するチャネルを割り当ててよい。例えば、チャネル割当部104が、9つのアンテナ200に対して、1chから9chを割り当てた場合、1chから5chのチャネルに対して干渉する可能性がある全てのチャネルについて、同時に電波の強度を測定できる。
また、本実施形態に係る電波強度測定装置100が備える接続部102には、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である13と同数の複数のアンテナ200が接続されてよい。そして、電波強度測定部106は、13のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定してよい。また、パケット解析部110は、13のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波に含まれるパケットを解析してよい。これにより、IEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネルについて、同時に電波強度を測定でき、また全チャネルの電波に含まれるパケットを解析できる。
図4は、IEEE802.11b規格のチャネル配置を概略的に示す。IEEE802.11b規格には、2.4GHzの周波数帯が割り当てられている。利用可能なチャネル数は14チャネルである。なお、IEEE802.11n規格には、2.4GHzの周波数帯域及び5GHzの周波数帯域が割り当てられているが、2.4GHzの周波数帯域におけるチャネル配置は、IEEE802.11b規格と同様である。
図4に示す通り、IEEE802.11b規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる14チャネルのうち、少なくとも一部の帯域が重複する他のチャネルの数である重複チャネル数が最も多いチャネルの重複チャネル数は8である。本実施形態に係る電波強度測定装置100が備える接続部102には、8より多い数の複数のアンテナ200が接続されてよい。そして、電波強度測定部106は、8より多い数の複数のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定してよい。また、パケット解析部110は、8より多い数の複数のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波に含まれるパケットを解析してよい。
また、本実施形態に係る電波強度測定装置100が備える接続部102には、IEEE802.11b規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である14と同数の複数のアンテナ200が接続されてよい。そして、電波強度測定部106は、14のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定してよい。また、パケット解析部110は、14のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波に含まれるパケットを解析してよい。これにより、IEE802.11b規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネルについて、同時に電波強度を測定でき、また全チャネルの電波に含まれるパケットを解析できる。
図5は、IEEE802.11a規格のチャネル配置を概略的に示す。IEEE802.11a規格には、5GHzの周波数帯が割り当てられている。利用可能なチャネル数は19チャネルである。なお、IEEE802.11n規格には、2.4GHzの周波数帯域及び5GHzの周波数帯域が割り当てられているが、5GHzの周波数帯域におけるチャネル配置は、IEEE802.11a規格と同様である。
本実施形態に係る電波強度測定装置100が備える接続部102には、IEEE802.11a規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である19と同数の複数のアンテナ200が接続されてよい。そして、電波強度測定部106は、19のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定してよい。また、パケット解析部110は、19のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波に含まれるパケットを解析してよい。これにより、IEE802.11a規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域に含まれる全チャネルについて、同時に電波強度を測定でき、また全チャネルの電波に含まれるパケットを解析できる。
また、本実施形態に係る電波強度測定装置100が備える接続部102には、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzと、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた5GHzとの周波数帯域に含まれる全チャネル数である32と同数の複数のアンテナ200と接続されてよい。そして、電波強度測定部106は、32の複数のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定してよい。また、パケット解析部110は、32のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波に含まれるパケットを解析してよい。これにより、IEEE802.11g規格と、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格とにおける全チャネルについて、同時に電波強度を測定でき、また各チャネルの電波に含まれるパケットを解析できる。
また、本実施形態に係る電波強度測定装置100が備える接続部102には、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域と、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域とに含まれる全チャネル数である33と同数の複数のアンテナ200と接続されてよい。そして、電波強度測定部106は、33の複数のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定してよい。また、パケット解析部110は、33のアンテナ200によって同時に受信されたチャネル毎の電波に含まれるパケットを解析してよい。これにより、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11n規格と、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格とにおける全チャネルについて、同時に電波強度を測定でき、また全チャネルの電波に含まれるパケットを解析できる。
以上の説明において、電波強度測定装置100の各部は、ハードウエアにより実現されてもよく、ソフトウエアにより実現されてもよい。また、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせにより実現されてもよい。また、プログラムが実行されることにより、コンピュータが、電波強度測定装置100として機能してもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な媒体又はネットワークに接続された記憶装置から、電波強度測定装置100の少なくとも一部を構成するコンピュータにインストールされてよい。
コンピュータにインストールされ、コンピュータを本実施形態に係る電波強度測定装置100として機能させるプログラムは、CPU等に働きかけて、コンピュータを、電波強度測定装置100の各部としてそれぞれ機能させる。これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータに読込まれることにより、ソフトウエアと電波強度測定装置100のハードウエア資源とが協働した具体的手段として機能する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 電波強度測定装置、102 接続部、104 チャネル割当部、106 電波強度測定部、108 電波強度格納部、110 パケット解析部、112 解析結果格納部、200 アンテナ、202 フィルタ、300 AP、302 通信エリア、400 通信端末

Claims (14)

  1. 少なくとも一部の帯域が他のチャネルと重複する複数のチャネルであって、予め定められた無線通信規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる前記複数のチャネルのうち、少なくとも一部の帯域が重複する他のチャネルの数である重複チャネル数が最も多いチャネルの前記重複チャネル数より多い数の複数のアンテナと接続される接続部と、
    それぞれに異なるチャネルが割り当てられた前記複数のアンテナによって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定する電波強度測定部と
    を備える電波強度測定装置。
  2. 前記接続部は、IEEE802.11規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる前記複数のチャネルのうち、前記重複チャネル数が最も多いチャネルの前記重複チャネル数より多い数の前記複数のアンテナと接続される、請求項1に記載の電波強度測定装置。
  3. 前記接続部は、前記IEEE802.11規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数よりも少ない前記複数のアンテナと接続される、請求項2に記載の電波強度測定装置。
  4. 前記接続部は、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる13のチャネルのうち、前記重複チャネル数が最も多いチャネルの前記重複チャネル数である8より多い数の前記複数のアンテナと接続される、請求項2又は3に記載の電波強度測定装置。
  5. 前記接続部は、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11nに割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる14のチャネルのうち、前記重複チャネル数が最も多いチャネルの前記重複チャネル数である8より多い数の前記複数のアンテナと接続される、請求項2又は3に記載の電波強度測定装置。
  6. 予め定められた無線通信規格に割り当てられた周波数帯域に含まれる全チャネル数と同数の複数のアンテナと接続される接続部と、
    それぞれに異なるチャネルが割り当てられた前記複数のアンテナによって同時に受信されたチャネル毎の電波の強度を測定する電波強度測定部と
    を備える電波強度測定装置。
  7. 前記接続部は、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である13と同数の前記複数のアンテナと接続される、請求項6に記載の電波強度測定装置。
  8. 前記接続部は、IEEE802.11b規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である14と同数の前記複数のアンテナと接続される、請求項6に記載の電波強度測定装置。
  9. 前記接続部は、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域に含まれる全チャネル数である19と同数の前記複数のアンテナと接続される、請求項6に記載の電波強度測定装置。
  10. 前記接続部は、IEEE802.11g規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯と、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格とに割り当てられた5GHzの周波数帯域とに含まれる全チャネル数である32と同数の前記複数のアンテナと接続される、請求項6に記載の電波強度測定装置。
  11. 前記接続部は、IEEE802.11b又はIEEE802.11n規格に割り当てられた2.4GHzの周波数帯と、IEEE802.11a規格又はIEEE802.11n規格に割り当てられた5GHzの周波数帯域とに含まれる全チャネル数である33と同数の前記複数のアンテナと接続される、請求項6に記載の電波強度測定装置。
  12. 前記複数のアンテナのそれぞれに異なるチャネルを割り当てるチャネル割当部
    をさらに備える、請求項1から11のいずれか一項に記載の電波強度測定装置。
  13. 前記複数のアンテナによって受信された電波に含まれるパケットを解析するパケット解析部
    をさらに備える、請求項1から12のいずれか一項に記載の電波強度測定装置。
  14. コンピュータを、請求項1から13のいずれか一項に記載の電波強度測定装置として機能させるためのプログラム。
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