JP5550046B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケーションプログラムの起動指示のためのショートカット操作を設定する処理に関する。
パーソナルコンピュータ、携帯電話などの端末において、アプリケーションプログラムを起動させるためには、ユーザは、アプリケーションプログラムを指定して起動指示を行う。一般に、各種のアプリケーションプログラムは、予め決められたフォルダなど階層化されて記憶されているため、ユーザは、多くの操作を行って、起動指示すべきアプリケーションプログラムが存在する階層まで移動してからアプリケーションプログラムを起動指示する必要がある。そのため、ショートカットメニューなどに使用頻度の高いアプリケーションプログラムを予め登録して、そのアプリケーションプログラムの起動指示をするためのショートカット操作を設定しておくことで、ユーザは、簡単な操作でアプリケーションプログラムの起動指示をすることができる。
このようなショートカット操作の設定を行う技術としては、ユーザの操作によって行う代わりに、アプリケーションプログラムの起動回数が増えると自動的に行うものがある。この技術によっては、過去に多く起動指示をしていたが、最近ではあまり起動指示をしなくなったようなアプリケーションプログラムについてもショートカット操作の設定がなされるため、ショートカットメニューに登録されたままになる。この問題を解決するために、例えば、特許文献1、2に記載されているように、最近の起動頻度が高いアプリケーションプログラムがショートカットメニューへ登録されるようにショートカット操作を設定する技術が開発されている。
特開2006−244155号公報 特開2002−259010号公報
ユーザがショートカット操作で起動指示をしたいアプリケーションプログラムについては、必ずしも最近の起動頻度が高いものだけでない場合がある。例えば、定期的に起動指示がされるが、起動頻度が高いというほどではないようなアプリケーションプログラムについては、ユーザはショートカット操作により起動指示をしたいと考える。そのため、このようなアプリケーションプログラムにおいても自動的にショートカット操作が設定されることが望ましい。しかしながら、最近の起動頻度によりショートカット操作の設定内容を変化させる特許文献1、2における技術においては、例えば、起動頻度が低いものの定期的に起動指示されるようなものについては対応することができない。このように、これまでの技術においては、ユーザが所望する様々な条件に対応してショートカット操作を設定することができなかった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが所望する様々な条件においてショートカット操作を設定することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、操作を受け付ける操作手段と、複数のアプリケーションプログラムから、前記受け付けられた操作に応じてアプリケーションプログラム選択して起動指示をする起動指示手段と、前記起動指示がなされたアプリケーションプログラムを識別する情報と当該起動指示がなされたタイミングを示す情報とを対応付けて起動履歴として記録する記録手段と、前記起動履歴を参照して、予め設定された複数の設定期間における前記起動指示がなされた回数と前記各設定期間に対応して決められた設定回数との関係が判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する特定手段と、前記特定されたアプリケーションプログラムに対応したショートカット操作が前記操作手段に受け付けられた場合に当該アプリケーションプログラムを選択して起動指示をするように、前記起動指示手段に当該ショートカット操作を設定する設定手段とを具備することを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、別の好ましい態様において、前記設定回数を決定する決定手段をさらに具備することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記設定期間は、時間軸に対して絶対的な期間として設定され、当該期間に応じた属性を有し、前記決定手段は、前記設定期間の属性ごとに対応した設定回数を決定することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記決定手段は、指定されたタイミングにおいて、当該タイミングが属する期間に応じた属性を有する設定期間に対応した設定回数を決定し、前記特定手段は、前記設定回数が決定されると、前記設定回数が決定された設定期間において起動指示がなされた回数と当該設定回数との関係が判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記設定期間は、時間軸に対して相対的な期間として設定され、前記決定手段は、指定されたタイミングにおいて、当該タイミングを基準として相対的に設定された前記設定期間ごとに対応した設定回数を決定し、前記特定手段は、前記設定回数が決定されると、前記アプリケーションプログラムを特定することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記起動指示手段によって起動指示をされたアプリケーションを起動する自装置の位置を検出する位置検出手段をさらに具備し、前記記録手段は、前記起動指示がなされたタイミングにおいて前記検出された自装置の位置を示す情報を、さらに対応付けて前記起動履歴として記録し、前記特定手段は、前記起動履歴を参照して、さらに、前記指定されたタイミングにおいて前記検出された自装置の位置と前記起動指示がなされた位置との関係に応じて、前記アプリケーションプログラムを特定することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、一のパラメータの値を変化させる操作を受け付ける第2操作手段をさらに具備し、前記決定手段は、前記第2操作手段によって受け付けられた操作に応じて変化させたパラメータの値に応じて、前記複数の設定期間に対応した設定回数を決定することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、表示画面を有する表示手段をさらに具備し、前記操作手段は、前記表示画面の表面への操作を受け付け、前記設定手段は、前記特定されたアプリケーションプログラムに関する画像を前記表示画面に表示させ、前記表示画面における前記画像に対応する領域への操作を前記ショートカット操作として設定することを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、複数のアプリケーションプログラムから、前記受け付けられた操作に応じてアプリケーションプログラム選択して起動指示をする起動指示手段と、前記起動指示がなされたアプリケーションプログラムを識別する情報と当該起動指示がなされたタイミングを示す情報とを対応付けて起動履歴として記録する記録手段と、前記起動履歴を参照して、予め設定された複数の設定期間における前記起動指示がなされた回数と前記各設定期間に対応して決められた設定回数との関係が判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する特定手段と、前記特定されたアプリケーションプログラムに対応したショートカット操作が前記操作手段に受け付けられた場合に当該アプリケーションプログラムを選択して起動指示をするように、前記起動指示手段に当該ショートカット操作を設定する設定手段として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、ユーザが所望する様々な条件においてショートカット操作を設定することができる。
本発明の第1実施形態に係る端末の外観を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るショートカット設定機能を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る通常操作におけるアプリケーションプログラムの起動指示画面を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る起動履歴情報および起動回数情報を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係るショートカット操作におけるアプリケーションプログラムの起動指示画面を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る設定変更処理を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るショートカット設定機能を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る起動回数情報を説明する図である。 本発明の変形例1に係るショートカット設定機能を示すブロック図である。 本発明の変形例1に係る起動履歴情報を説明する図である。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る端末1の外観を説明する図である。端末1は、各種情報処理を行う情報処理装置を有する携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、コンピュータなどである。この例における端末1は、様々な画像を表示する表示画面14Dを有する。表示画面14Dの表面の操作領域13Dにおいては、例えば、表示画面14Dの表面に設けられたタッチセンサによって、ユーザの指などの接触および接触位置の検出が可能になっている。また、端末1は、ユーザの操作を受け付ける操作ボタン13L、13C、13Rを有する。
この端末1は、様々な機能を実現するためのアプリケーションプログラムを複数記憶している。そして、端末1は、ユーザによってあるアプリケーションプログラムが選択されると、選択されたアプリケーションプログラムを実行して各種機能を実現する。ユーザは、階層化されたメニューの階層を移動するためのメニュー画面において表示される選択肢を順次選択していく操作(以下、通常操作という)、または通常操作よりも少ない操作回数で行う操作(以下、ショートカット操作という)を端末1に対して行うことにより、ユーザが起動指示をしたいアプリケーションプログラムを選択する。
[端末1の構成]
図2は、本発明の第1実施形態に係る端末1の構成を示すブロック図である。端末1は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15およびインターフェイス16を有する。これらの各構成は、バスを介して互いに接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有する。CPUは、記憶部12に記憶されているアプリケーションプログラムのうち、起動指示がなされたアプリケーションプログラムをRAMにロードして実行し、端末1の各部について、バスを介して制御して各種機能を実現する。また、CPUは、ROMに記憶されている制御プログラムをRAMにロードして実行することによっても、各種機能を実現する。制御プログラムによって実現される機能には、ショートカット設定機能などがある。また、RAMは、CPUが各データの加工などを行う際のワークエリアとして機能する。
また、制御部11は、計時を行うためのタイマを有し、現在の時刻(この例においては年月日時分秒)が検出可能になっている。
記憶部12は、例えば、不揮発性メモリ、ハードディスクなどの記憶手段であって、以下に説明する各種情報を記憶する。なお、記憶部12は、外付けの不揮発性メモリなどの記録媒体を、接続インターフェイスなどを介して接続したものであってもよい。
記憶部12に記憶されている情報は、この例においては、複数(アプリA、アプリB、・・・)のアプリケーションプログラム、起動履歴情報などである。起動履歴情報は、ユーザによって過去に起動指示がなされたアプリケーションプログラムを識別する情報(例えばアプリケーションの名称)と、起動指示がなされたタイミングを示す情報(例えば、時刻を示す情報)とが、対応付けられた情報である。
操作部13は、上述した、操作ボタン13L、13C、13R、操作領域13Dに設けられたタッチセンサなど、操作を受け付ける操作手段を有し、受け付けられたユーザの操作の内容を示す操作情報を制御部11に出力する。
表示部14は、上述した表示画面14Dを有する液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示手段である。表示画面14Dには、制御部11の制御に応じた画像が表示される。
通信部15は、制御部11の制御に応じて、他の装置と無線通信により各種情報の送受信を行うための通信手段である。
インターフェイス16は、例えば、外部装置と有線接続する接続端子などであって、接続した他の装置と各種情報の送受信を行う。以上が、端末1の構成についての説明である。
[ショートカット設定機能]
次に、端末1の制御部11が制御プログラムを実行することによって実現されるショートカット設定機能について説明する。ショートカット設定機能とは、通常操作およびショートカット操作により起動指示されて実行されたアプリケーションプログラムについて、過去のある期間ごとの起動回数がある条件を満たすとショートカット操作により起動指示ができるようにする機能である。なお、以下に説明するショートカット設定機能における各構成の一部または全部については、ハードウエアによって実現してもよい。
図3は、本発明の第1実施形態に係るショートカット設定機能を示すブロック図である。ショートカット設定機能が実現されると、制御部11は、起動指示部101、実行部102、時計部103、記録部104、決定部105、特定部106および設定部107を有するショートカット設定部100を構成する。
起動指示部101は、操作部13に受け付けられたユーザの操作の内容、例えば、通常操作またはショートカット操作により、起動すべきアプリケーションプログラムの選択をする操作に応じて、実行部102に対して特定のアプリケーションプログラムの起動指示を示す通知(以下、起動指示通知という)を行うとともに、記録部104に対しても起動指示通知をする。具体的には、起動指示部101は、ユーザの操作部13への通常操作またはショートカット操作に応じて、アプリケーションプログラムを選択して、選択したアプリケーションプログラムの起動指示を行う。なお、起動指示部101は、操作部13に受け付けられる操作内容と、その操作内容により選択するべきアプリケーションプログラムとを対応付けた操作設定テーブルを有していてもよい。
実行部102は、起動指示部101から起動指示がなされたアプリケーションプログラムを記憶部12から読み出して実行する。これによりアプリケーションプログラムが起動される。例えば、実行部102は、起動指示部101から「アプリB」についての起動指示がなされると、「アプリB」のアプリケーションプログラムを記憶部12から読み出して実行する。
時計部103は、記録部104または特定部106からの要求に応じて、制御部11に含まれるタイマを用いて現在の時刻を検出して、検出した時刻を示す情報を出力する。
記録部104は、起動指示部101から起動指示通知を受けると、時計部103から現在の時刻を取得し、起動指示通知が示すアプリケーションプログラムを識別する情報と、起動指示がなされたタイミングを示す情報、すなわち、取得した時刻を示す情報とを対応付けて起動履歴情報に記録する。
決定部105は、操作部13に受け付けられたユーザの操作の内容、例えば、ショートカットメニューの表示指示などに応じて、特定部106におけるアプリケーションプログラムの特定の処理に用いられる各種条件を決定する。各種条件の詳細の内容については、後述する動作説明において述べる。
特定部106は、時計部103から現在の時刻を取得するとともに、起動履歴情報を参照して、決定部105によって決定された条件を満たすアプリケーションプログラムを特定し、特定したアプリケーションプログラムを識別する情報を設定部107に通知する。
設定部107は、特定部106によって特定されたアプリケーションプログラムに対応するショートカット操作を起動指示部101に設定する。ショートカット操作の設定とは、特定部106によって特定されたアプリケーションプログラムに対応するショートカット操作が操作部13において受け付けられると、起動指示部101がそのアプリケーションプログラムを選択して起動指示をするように、起動指示部101に対して行う処理である。すなわち、設定部107がショートカット操作を設定した後に、このショートカット操作をユーザが操作部13において行うと、起動指示部101が、このショートカット操作に対応するアプリケーションプログラムの起動指示通知を行うことになるものであれば、どのような処理を用いてショートカット操作を起動指示部101に設定してもよい。
なお、起動指示部101が上述した操作設定テーブルを有している場合には、ショートカット操作の設定は、アプリケーションプログラムとこのアプリケーションプログラムの起動指示をするためのショートカット操作とを、操作設定テーブルに登録する処理となる。以上が、ショートカット設定機能の説明である。
[動作]
続いて、ショートカット設定機能における各動作について説明する。まず、通常操作によるアプリケーションプログラムの起動指示について図4を用いて説明する。そして、起動履歴情報の具体例、ショートカット操作によるアプリケーションプログラムの起動指示、ショートカット操作の設定変更処理について、それぞれ、図5、図6、図7を用いて説明する。
図4は、本発明の第1実施形態に係る通常操作におけるアプリケーションプログラムの起動指示画面を説明する図である。まず、制御部11は、端末1の表示画面14Dに、図4(a)に示すように、メニューボタンB1(menu)とショートカットボタンB2(shortcut)とを表示する。ユーザが指などをメニューボタンB1が表示された領域に接触させる(以下、「メニューボタンB1を操作する」という)と、制御部11は、図4(b)に示すように、表示画面14Dに、階層化されたメニューの階層を移動するための選択肢を表示されたメニュー画面を表示する。そして、ユーザが、メニュー画面に表示された選択肢のうちアプリケーションボタンB4(3.Application)を操作すると、制御部11は、図4(c)に示すように、表示画面14Dに、記憶部12に記憶されている複数のアプリケーションプログラムのいずれかの起動指示をするための選択肢が表示されたアプリケーション選択画面を表示する。
ユーザが、アプリケーション選択画面に表示された選択肢のうち例えばアプリBボタンB5(2.アプリB)を操作すると、起動指示部101は、記憶部12に記憶されている複数のアプリケーションプログラムからアプリBのアプリケーションプログラムを選択して起動指示通知を行う。これにより、実行部102はアプリBのアプリケーションプログラムを実行する。また、記録部104は、起動指示通知が示すアプリケーションプログラムを識別する情報(ここでは、アプリB)と時計部103から取得した現在の時刻(ここでは、20××年××月××日××時××分××秒)を示す情報とを対応付けて、記憶部12に記憶された起動履歴情報に記録する。
このようにして、ユーザによる通常操作によりアプリケーションプログラムの起動指示がなされる度に、記録部104は、起動指示通知が示すアプリケーションプログラムを識別する情報(以下、アプリ識別情報という)と時計部103から取得した現在の時刻を示す情報すなわち起動指示がなされたタイミングを示す情報(以下、起動時刻情報という)とを起動履歴情報に記録する。なお、記録部104は、ユーザによるショートカット操作によりアプリケーションプログラムの起動指示がなされても、アプリ識別情報と起動時刻情報とを起動履歴情報に記録する。
図5は、本発明の第1実施形態に係る起動履歴情報および起動回数情報を説明する図である。図5(a)に示す起動履歴情報は、上記のように、ユーザによる通常操作およびショートカット操作に応じてアプリケーションプログラムの起動指示がなされる度に、記録部104によってアプリ識別情報と起動時刻情報とが記録された場合の例である。具体的には、起動履歴情報は、この例においては、アプリ識別情報である「アプリ名」(アプリA、アプリB、・・・)と、起動時刻情報である「起動時刻」(T1、T2、・・・)とを対応付けた情報である。
図5(b)は、図5(a)に示す起動履歴情報を、各アプリケーションプログラムについて予め設定された複数の期間(以下、設定期間という)における起動指示がなされた回数(以下、起動指示回数という)として集計された情報(以下、起動回数情報という)である。第1実施形態においては、各設定期間は、現在時刻からの相対的な期間として設定され、現在時刻から3日前までの期間「3d」、現在時刻から7日(1週)前までの期間「1w」、現在時刻から30日(1月)前までの期間「1m」の他、この例においては、端末1の使用開始時から現在時刻までの全期間「total」についても設定されている。この起動回数情報における設定期間は、現在時刻からの相対的な期間であるから、現在時刻がいつであるかによって内容が変化する。なお、この設定期間については、ユーザが操作部13を操作して変更できるようにしてもよい。
図5(b)に示す例におけるアプリケーションプログラムの起動指示の態様について説明する。アプリAは、最近頻繁に起動指示がなされているアプリケーションプログラムである。アプリBは、これまで時期に関係なく頻繁に起動指示がなされているアプリケーションプログラムである。アプリCは、起動指示の頻度は高くないものの、毎日1回程度で定期的に起動指示がなされているアプリケーションプログラムである。アプリDは、全体的に起動指示の頻度が低いアプリケーションプログラムである。
ここまで、ショートカット設定機能における各動作のうち、通常操作によるアプリケーションプログラムの起動指示、および起動履歴情報への記録についての動作を説明した。次に、特定部106においてアプリケーションプログラムを特定する処理に用いられる条件(以下、アプリ判定条件という)に関連して行う動作を説明する。
まず、ユーザによる操作部13の操作による指示に応じて、決定部105は、各設定期間に対応した回数(以下、設定回数という)を決定する。また、ユーザによる操作部13の操作による指示に応じて、決定部105は、起動回数情報が示す各設定期間の起動回数と、各設定期間に対応した設定回数との関係を定めたアプリ判定条件を決定する。そして、決定部105は、特定部106に対して、決定した内容を通知する。また、決定部105は、最新の決定内容を記憶して、ユーザによる指示がなくても最新の決定内容を特定部106に定期的に通知してもよいし、ユーザによって図4(a)に示すショートカットボタンB2が操作されたときに通知してもよい。すなわち、決定部105は、ユーザの指示によるか否かにかかわらず、指定されたタイミングにおいて設定回数などの決定を行って、特定部106に対して決定した内容を通知するようにしてもよい。この例においては、決定部105は、ショートカットボタンB2が操作されたときに設定回数などの決定をするタイミングの指定がなされたものとして最新の決定内容を通知する。
なお、ユーザの指示は、具体的に数値などを決定するものであってもよいし、予め決められた複数のテンプレート(「最近頻繁に起動指示をしたアプリ」、「定期的に起動指示をしたアプリ」、・・・など)の一を選択すると、その内容に応じて自動的に決定されるようになっていてもよい。また、これらの決定は、ユーザの指示に応じたものでなく、予め決定されたものであってもよい。
この例においては、設定回数は、設定期間「3d」「1w」「1m」「total」に対応して、それぞれ、「5」「7」「8」「0(設定無し)」として決定されている。このように、一部の設定期間に対応する設定回数が設定されていなくてもよい。また、アプリ判定条件は、各設定期間の起動指示回数が、各設定期間に対応した設定回数以上になっていることである。この設定においては、3日前までに5回以上、7日前までに7回以上、30日前までに8回以上起動指示がなされたアプリケーションプログラムがアプリ判定条件を満たすことになる。このように、この例においては、現在に近い設定期間における設定回数が比較的多くなっているため、最近頻繁に起動指示をしたアプリケーションプログラムがアプリ判定条件を満たすことになる。
なお、各設定内容が上記のように決定されている場合には、設定回数は、起動指示回数の下限を示すしきい値として機能するが、一部の設定期間に対応する設定回数については上限を示すしきい値として機能させてもよい。例えば、設定期間「1m」に対応して設定回数「30」と決定され、この設定期間「1m」については、起動指示回数が設定回数未満であることをアプリ判定条件としてもよい。このようにすると、最近頻繁に起動指示をした上で、過去にはあまり起動指示をしていないアプリケーションプログラムがアプリ判定条件を満たすものとすることができる。
決定部105から決定内容の通知を受けると、特定部106は、起動履歴情報を参照して、時計部103から取得した現在の時刻を基準として起動回数情報を生成し、アプリ判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する。例えば、生成した起動回数情報が図5(b)に示すものであり、上記設定回数、アプリ判定条件が決定されている場合には、特定部106は、アプリ判定条件を満たすアプリA、アプリB、・・・を特定し、アプリ判定条件を満たさないアプリC、アプリDについては特定しない。そして、特定部106は、特定したアプリケーションプログラムを識別する特定アプリ識別情報を設定部107に通知する。特定部106は、特定したアプリケーションプログラムが複数である場合には、特定した複数のアプリケーションプログラムの優先順位についても決定して通知する。優先順位は、設定回数と起動指示回数との差分が大きいほど優先されるように決定される。
特定部106から特定アプリ識別情報の通知を受けると、設定部107は、特定したアプリケーションプログラムの起動指示をするためのショートカット操作を起動指示部101に設定する。この例においては、ショートカット操作の設定により、制御部11は、表示画面14Dに表示されるショートカットメニュー画面に、特定したアプリケーションプログラムの起動指示をするためのボタン(アイコン)を表示させる。優先順位が定められている場合には、優先順位に応じて表示させるボタンの位置についても制御する。この例においては、表示画面14Dの上側に表示されるほど優先度が高く、同じ行においても左側の列に表示されるほど優先度が高いものとする。
図6は、本発明の第1実施形態に係るショートカット操作におけるアプリケーションプログラムの起動指示画面を説明する図である。この起動指示画面は、ショートカットメニュー画面であり、ユーザが図4(a)におけるショートカットボタンB2を操作すると、表示される画面の例である。アプリBアイコンB6は、ユーザによって操作されると、起動指示部101によってアプリBのアプリケーションプログラムの起動指示がなされるボタンであり、アプリBを識別するアイコンとして表示されたものである。図6に示すようにアプリB、アプリA、アプリG、アプリFを識別するアイコンがそれぞれ表示されているのは、特定部106においてアプリB、アプリA、アプリG、アプリFのアプリケーションプログラムが特定されたためであり、また、この順で優先度が定められたためである。
この表示において、ユーザがアプリBアイコンB6を操作するショートカット操作を行うと、起動指示部101は、アプリBのアプリケーションプログラムの起動指示を行う。したがって、このショートカット操作によっても、アプリBのアプリケーションプログラムが実行部102により実行されるとともに、記録部104によって、起動履歴情報にアプリ識別情報(アプリB)と起動時刻情報とが記録される。
また、この例においては、制御部11は、表示画面14Dに設定ボタンB7も表示している。ユーザが設定ボタンB7を操作すると、制御部11は、図7に示すようなトラックバーTBとカーソルCSとを含む設定変更画面を表示画面14Dに表示させる。
図7は、本発明の第1実施形態に係る設定変更画面を説明する図である。ユーザは、トラックバーTBのS側(図左側)とL側(図右側)との間においてカーソルCSを移動させることができる。ユーザによるトラックバーTB上でカーソルCSを移動させる操作は、一のパラメータの値としてのカーソルの位置を変化させる操作である。カーソルCSが移動されるとその位置(パラメータの値)に応じて、決定部105は、設定回数を変更し、改めて決定するようになっている。
この例においては、決定部105は、カーソルCSの位置がS側であるほど、最近頻繁に起動指示がなされたアプリケーションプログラムが特定されるように、各設定期間における設定回数を決定する。一方、決定部105は、カーソルCSの位置がL側であるほど、頻度が高くないものの定期的に起動指示がなされたアプリケーションプログラムが特定されるように、各設定期間における設定回数を決定する。
例えば、カーソルCSの位置がS側である場合は、上述したように、設定回数は、設定期間「3d」「1w」「1m」「total」に対応して、それぞれ、「5」「7」「8」「0(設定無し)」として決定される。図7(a)に示す表示は、この場合の表示例である。
一方、カーソルCSの位置がL側に移動させられた場合は、設定回数は、設定期間「3d」「1w」「1m」「total」に対応して、それぞれ、「3」「7」「30」「0(設定無し)」として決定される。このようにして、ユーザが操作部13への操作によりカーソルCSを移動させると、決定部105がカーソルCSの位置に応じて上記のように設定回数を改めて決定し、特定部106がアプリケーションプログラムを改めて特定し、設定部107がショートカット操作を改めて設定する。そして、制御部11は、図7(b)に示すように、表示画面14Dの表示内容を変更する。すなわち、特定部106において特定されるアプリケーションプログラムは、定期的に起動指示がなされているアプリB、アプリC、アプリEであり、最近のみ頻繁に起動指示がなされているアプリA、アプリF、アプリGは、特定されなくなる。
また、カーソルCSの位置がトラックバーTBの中央である場合には、それぞれの中間の値として、設定回数は、設定期間「3d」「1w」「1m」「total」に対応して、それぞれ、「4」「7」「19」「0(設定無し)」のようにして決定される。
このようなカーソルCSのトラックバーTBにおける位置と設定回数との関係は、予めテーブルまたは変換式などにより定められていればよい。そして、決定部105は、予め定められた関係を参照して、カーソルCSの位置から設定回数を決定する。
このように、本発明の第1実施形態における端末1においては、各設定期間におけるアプリケーションプログラムの起動指示回数を用いてショートカット操作を設定する。このとき、各設定期間に対応して設定回数を決定し、起動指示回数との関係がアプリ判定条件を満たす場合にショートカット操作を設定する。この設定回数の決定は、ユーザの操作により変更可能である。したがって、端末1においては、アプリケーションプログラムの起動指示をするためのショートカット操作の設定を行う条件を、過去の各期間における様々な起動指示回数の変動に応じた条件に変更することができるため、ユーザが所望する様々な条件においてショートカット操作を設定することができる。また、端末1においては、ユーザがトラックバーTBなど、一のパラメータの値を変化させる操作をすることで、ショートカット操作に用いられるアイコンの表示を確認しつつ、容易にショートカット操作の設定を変更することもできる。
<第2実施形態>
第2実施形態における端末1Aにおいては、起動回数情報における複数の設定期間が、第1実施形態のように、現在時刻を基準として時間軸に対して相対的な期間として設定されるのに対し、時間軸に対して絶対的な期間として設定されるようにしたものである。端末1Aの制御部11が制御プログラムを実行することによって実現されるショートカット設定機能のうち、第1実施形態と異なる構成について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態に係るショートカット設定機能を示すブロック図である。ショートカット設定機能が実現されると、制御部11は、起動指示部101、実行部102、時計部103、記録部104、決定部105A、特定部106Aおよび設定部107を有するショートカット設定部100Aを構成する。第1実施形態と符号が同じ構成については、第2実施形態においても第1実施形態と同様な機能を有するため、説明を省略する。
特定部106Aは、記録部104によって起動履歴情報に情報が記録されると、起動履歴情報を参照して、図9に示すような起動回数情報を生成する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る起動回数情報を説明する図である。第2実施形態においては、各設定期間は、上述したように時間軸に対して絶対的な期間として設定され、この例においては、起動時刻の属性に応じて設定されている。属性としては、月曜日から金曜日までの期間(祝日を除く)「平日」、土曜日、日曜日、祝日の期間「休日」である。図9に示す例においては、現在時刻から30日(1月)前までの期間「1m」において、「平日」、「休日」における起動指示回数として集計された情報であるが、全期間において「平日」、「休日」における起動指示回数として集計された情報であってもよい。
なお、一定期間に制限してこのような集計を行う場合には、記録部104が起動履歴情報に記録するときに、一定期間を超えた情報については削除するようにしておき、起動指示回数の集計の対象にならないようにしてもよい。また、特定部106が起動回数情報を生成するときに、時計部103から現在時刻を取得して一定期間における起動履歴情報から起動指示回数を集計するようにしてもよい。
決定部105Aは、ユーザが図4(a)におけるショートカットボタンB2を操作すると、時計部103から現在時刻を取得し、その現在時刻の属性を特定する。決定部105Aは、特定した属性を有する設定期間に対応した設定回数を決定して、決定内容を特定部106Aに通知する。例えば、決定部105Aは、特定した属性が「平日」である場合には、設定期間「平日」に対応した設定回数を「20」として決定し、特定した属性が「休日」である場合には、設定期間「休日」に対応した設定回数を「10」として決定する。なお、起動回数情報が、全期間において集計された情報である場合には、決定部105Aは、その集計期間の長さが長ければ設定回数が多くなるように決定してもよい。また、決定部105Aは、特定した属性と異なる設定期間に対応した設定回数については、「0(未設定)」として決定してもよい。
決定部105Aから決定内容の通知を受けると、特定部106Aは、決定部105Aにおいて設定回数が決定された設定期間、すなわち、現在時刻の属性を有する設定期間において起動指示がなされた回数と当該設定回数との関係がアプリ判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する。例えば、図9に示す起動回数情報において、現在時刻の属性が「平日」であれば、特定部106Aは、設定期間「平日」で設定回数「20」回以上起動指示されたアプリケーションプログラム、すなわち、アプリB、アプリC、・・・のアプリケーションプログラムを特定し、アプリA、アプリD、・・・のアプリケーションプログラムについては特定しない。一方、現在時刻の属性が「休日」であれば、特定部106Aは、設定期間「休日」で設定回数「10」回以上起動指示されたアプリケーションプログラム、すなわち、アプリA、アプリC、・・・のアプリケーションプログラムを特定し、アプリB、アプリD、・・・のアプリケーションプログラムについては特定しない。
このように、第2実施形態における端末1は、平日においては、平日に多く起動指示されたアプリケーションプログラムに対応するショートカット操作を設定し、休日においては、休日に多く起動指示されたアプリケーションプログラムに対応するショートカット操作を設定する。したがって、ユーザは、アプリケーションプログラムを起動させたいタイミングが属する期間の属性と同じ設定期間において多く起動指示されたアプリケーションプログラムについて、ショートカット操作により起動指示を行うことができる。
なお、決定部105Aは、ユーザのショートカットボタンB2の操作によって、設定回数を決定していたが、時計部103から定期的に現在時刻を取得し、現在時刻の属性が変わったときに設定回数を決定するようにしてもよい。また、決定部105Aは、上記のように属性に応じて設定回数を決定するのではなく、ユーザによる操作部13への操作により指定された回数を設定回数として決定してもよい。この場合には、特定部106Aは、現在時刻の属性と関係なく、設定回数が決定された設定期間について、アプリ判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する。
また、第2実施形態において、図7に示すようなトラックバーTBにおける設定を行う場合には、例えば、カーソルCSの位置に応じて属性が変化するようにしてもよい。S側を「平日」、L側を「休日」とする場合に、カーソルの位置を中央付近とした場合には、決定部105Aは、設定期間「平日」「休日」に対応した設定回数をそれぞれ「10」「5」として決定してもよい。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。
[変形例1]
上述した実施形態において、起動履歴情報に、アプリケーションプログラムの起動指示をしたタイミングにおける端末1の位置を示す起動位置情報についても記録されるようにしてもよい。変形例1における端末1Bにおいては、ショートカット操作が設定されるアプリケーションプログラムを特定するときには、現在の端末1Bの位置付近において起動指示されたアプリケーションプログラムの中から第1実施形態におけるアプリケーションプログラムの特定を行う。
端末1Bの制御部11が制御プログラムを実行することによって実現されるショートカット設定機能のうち、第1実施形態と異なる構成について説明する。なお、以下の説明においては、第1実施形態における構成についての変形例として適用した場合を説明するが、第2実施形態における構成についての変形例として適用してもよい。
図10は、本発明の変形例1に係るショートカット設定機能を示すブロック図である。ショートカット設定機能が実現されると、制御部11は、起動指示部101、実行部102、時計部103、位置検出部173、記録部104B、決定部105、特定部106Bおよび設定部107を有するショートカット設定部100Bを構成する。第1実施形態と符号が同じ構成については、変形例1においても第1実施形態と同様な機能を有するため、説明を省略する。
位置検出部173は、記録部104または特定部106Bからの要求に応じて、位置測定部17を用いて、端末1Bの位置を検出し、検出した位置を示す情報を出力する。位置測定部17は、端末1Bの位置を測定し、位置検出部173に端末1Bの位置を検出させるための測定手段である。位置の測定は、GPS(Global Positioning System)技術を用いた測定、携帯電話などの無線通信を行う場合における基地局の位置を用いた測定などが用いられる。
記録部104Bは、起動指示部101から起動指示通知を受けると、時計部103から現在の時刻を取得し、また、位置検出部173から端末1Bの位置を取得し、アプリ識別情報と、起動時刻情報と、起動指示がなされたタイミングにおける端末1Bの位置を示す起動位置情報を対応付けて起動履歴情報に記録する。
図11は、本発明の変形例1に係る起動履歴情報を説明する図である。変形例1における起動履歴情報は、第1実施形態における起動履歴情報に追加して、起動位置情報((N1,E1)、(N2,E2)、・・・:この例においては(北緯、東経))をさらに対応付けたものである。
特定部106Bは、決定部105から決定内容の通知を受けると、起動履歴情報を参照して、位置検出部173から取得した位置から予め決められた距離の範囲内で起動指示がなされたアプリケーションプログラムについて、時計部103から取得した現在の時刻を基準として起動回数情報を生成し、アプリ判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する。変形例1における起動回数情報は、第1実施形態における起動回数情報とは異なり、位置検出部173から取得した位置に応じた範囲内で起動指示がなされたアプリケーションプログラムについての起動指示回数が集計され、その範囲外で起動指示がなされたアプリケーションプログラムについての起動指示回数は除外されている。
なお、位置検出部173から取得した位置に応じて決まる範囲は、ユーザの操作部13の操作により指定されるようにしてもよく、この場合には、例えば、上記距離が指定される。また、変形例1において、図7に示すようなトラックバーTBにおける設定を行う場合には、例えば、カーソルCSの位置に応じて予め決められた距離が変化するようにしてもよい。
[変形例2]
上述した実施形態においては、設定されたショートカット操作は、表示画面14Dにアプリケーションプログラムを識別するアイコンとして表示させ、これをユーザが操作するものであったが、操作部13における操作ボタン13L、13C、13Rなどの操作領域13Dに対する操作以外の操作をショートカット操作として設定してもよい。例えば、操作ボタン13L、13Cを同時に押す操作が、特定のアプリケーションプログラム(例えば、アプリB)の起動指示を行うためのショートカット操作として設定されてもよい。すなわち、起動指示部101は、操作ボタン13L、13Cを同時に押す操作が行われると、そのショートカット操作に対応したアプリケーションプログラムの起動指示を行うように、設定部107によりそのアプリケーションプログラムに対応してショートカット操作(操作ボタン13L、13Cを同時に押す操作)が設定される。
[変形例3]
上述した実施形態においては、トラックバーTBを用いて設定回数が変更されるときには、各設定期間に対応する設定回数の関係を相対的に変化させていたが、相対関係を維持したまま全体的に設定回数を増減させるようにしてもよい。この場合には、特定されるアプリケーションプログラムの数が変化することになる。そのため、ユーザが表示画面14Dに表示されたショートカット操作をするためのアイコンが多くなってしまった場合にカーソルCSの位置を移動させて減らすことができ、一方、表示されたアイコンが少なすぎた場合にカーソルCSの位置を移動させて減らすこともできる。
また、トラックバーTBを用いて変更する対象は設定回数だけでなく、アプリ判定条件を変更するようにしてもよい。
さらに、トラックバーTBは、表示画面14Dに1つだけ表示されていたが、複数表示されるようにしてもよい。そして、ユーザがそれぞれのトラックバーTBにおけるカーソルCSの位置を移動させることにより、上述したような設定回数の変更、アプリ判定条件の変更などを組み合わせて適用して、決定部105に各種設定を決定させることもできる。
[変形例4]
上述した実施形態においては、一のパラメータの値を変化させるために、表示画面14DにトラックバーTBとカーソルCSが表示されるようになっていたが、ボリュームつまみのような画像を表示してもよい。そして、これを回転させる操作を行うことで一のパラメータ(この場合は回転量)の値を変化させるようにしてもよい。また、トラックバーTB、ボリュームつまみなどについては、表示画面14Dに表示させたものでなく、操作ボタン13L、13C、13Rのように、物理的に存在する操作子であってもよい。
[変形例5]
上述した第2実施形態において、実行したアプリケーションプログラムを終了させるときに、決定部105Aにおける決定が行われるようにしてもよい。この結果、特定部106Aにおいて、終了させたアプリケーションプログラムが特定されることになった場合には、制御部11は、終了させたアプリケーションプログラムを起動指示するためのショートカット操作を設定するか否かをユーザに尋ねる表示を表示画面14Dに行うようにしてもよい。そして、ユーザが操作部13を操作して、ショートカット操作を設定しない指示をした場合には、設定部107は、終了させたアプリケーションプログラムについてのショートカット操作の設定は行わないようにすればよい。
[変形例6]
上述した実施形態における制御プログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で端末1に提供されてもよい。また、制御プログラムは、通信回線などのネットワーク経由でダウンロードされることで端末1に提供されてもよい。
1,1A,1B…端末、11…制御部、12…記憶部、13…操作部、13L,13C,13R…操作ボタン、13D…操作領域、14…表示部、14D…表示画面、15…通信部、16…インターフェイス、17…位置測定部、100,100A,100B…ショートカット設定部、101…起動指示部、102…実行部、103…時計部、104,104B…記録部、105,105A…決定部、106,106A,106B…特定部、107…設定部、173…位置検出部

Claims (5)

  1. 操作を受け付ける操作手段と、
    複数のアプリケーションプログラムから、前記受け付けられた操作に応じてアプリケーションプログラム選択して起動指示をする起動指示手段と、
    前記起動指示がなされたアプリケーションプログラムを識別する情報と当該起動指示がなされたタイミングを示す情報とを対応付けて起動履歴として記録する記録手段と、
    前記起動履歴を参照して、予め設定された複数の設定期間における前記起動指示がなされた回数と前記各設定期間に対応して決められた設定回数との関係が判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する特定手段と、
    前記特定されたアプリケーションプログラムに対応したショートカット操作が前記操作手段に受け付けられた場合に当該アプリケーションプログラムを選択して起動指示をするように、前記起動指示手段に当該ショートカット操作を設定する設定手段と
    前記設定回数を決定する決定手段と
    を具備し、
    前記設定期間は、時間軸に対して絶対的な期間として設定され、当該期間に応じた属性を有し、
    前記決定手段は、指定されたタイミングにおいて、当該タイミングが属する期間に応じた属性を有する設定期間に対応した設定回数を決定し、
    前記特定手段は、前記設定回数が決定されると、前記設定回数が決定された設定期間において起動指示がなされた回数と当該設定回数との関係が前記判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記起動指示手段によって起動指示をされたアプリケーションを起動する自装置の位置を検出する位置検出手段をさらに具備し、
    前記記録手段は、前記起動指示がなされたタイミングにおいて前記検出された自装置の位置を示す情報を、さらに対応付けて前記起動履歴として記録し、
    前記特定手段は、前記起動履歴を参照して、さらに、前記指定されたタイミングにおいて前記検出された自装置の位置と前記起動指示がなされた位置との関係に応じて、前記アプリケーションプログラムを特定する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 一のパラメータの値を変化させる操作を受け付ける第2操作手段をさらに具備し、
    前記決定手段は、前記第2操作手段によって受け付けられた操作に応じて変化させたパラメータの値に応じて、前記複数の設定期間に対応した設定回数を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 表示画面を有する表示手段をさらに具備し、
    前記操作手段は、前記表示画面の表面への操作を受け付け、
    前記設定手段は、前記特定されたアプリケーションプログラムに関する画像を前記表示画面に表示させ、前記表示画面における前記画像に対応する領域への操作を前記ショートカット操作として設定する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    複数のアプリケーションプログラムから、前記受け付けられた操作に応じてアプリケーションプログラム選択して起動指示をする起動指示手段と、
    前記起動指示がなされたアプリケーションプログラムを識別する情報と当該起動指示がなされたタイミングを示す情報とを対応付けて起動履歴として記録する記録手段と、
    前記起動履歴を参照して、予め設定された複数の設定期間における前記起動指示がなされた回数と前記各設定期間に対応して決められた設定回数との関係が判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する特定手段と、
    前記特定されたアプリケーションプログラムに対応したショートカット操作が前記操作手段に受け付けられた場合に当該アプリケーションプログラムを選択して起動指示をするように、前記起動指示手段に当該ショートカット操作を設定する設定手段と、
    前記設定回数を決定する決定手段
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記設定期間は、時間軸に対して絶対的な期間として設定され、当該期間に応じた属性を有し、
    前記決定手段は、指定されたタイミングにおいて、当該タイミングが属する期間に応じた属性を有する設定期間に対応した設定回数を決定し、
    前記特定手段は、前記設定回数が決定されると、前記設定回数が決定された設定期間において起動指示がなされた回数と当該設定回数との関係が前記判定条件を満たすアプリケーションプログラムを特定する
    ことを特徴とするプログラム
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