JP5544897B2 - 記憶装置、制御装置および記憶装置の制御方法 - Google Patents
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Description
図38は、順序性を保証したリモートコピー機能を備えるRAID装置を説明する図である。図38に示すストレージシステムは、制御モジュール#00および#01を有するRAID装置3801と、制御モジュール#10および#11を有するRAID装置3802と、を備える。
以上のように、記録専用バッファを使用したまとめ方式によるデータ送信を行なって、バッファセットを一括制御し、コピー先装置3802においてバッファセット単位でデータを記憶媒体に展開することで、順序性が保証される。
第1の記憶手段は、上位装置から送信されるデータを記憶する記憶領域を有する記憶手段である。また、第2の記憶手段は、データを一時的に記憶する記憶手段である。
第1の記憶処理手段は、前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶する。
データ群記憶領域確保手段は、前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段に備わる複数の記憶領域から、更新頻度および空き容量に基づいて記憶領域を選択することによって、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保する。
若しくは、データ群記憶領域確保手段は、前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段に備わる複数の記憶領域のうち、更新頻度が所定頻度よりも低い記憶領域であって、前記データ群出力手段の出力先に保持されているデータと同じデータが記憶されている記憶領域を選択することによって、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保する。
第2の記憶処理手段は、前記データ群出力手段による出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する。
図1は、本実施例に係るストレージシステム100の構成の概要を示す図である。
図1に示すストレージシステム100は、RAID装置110と、RAID装置110とネットワークまたは専用線160を介して通信可能に接続するRAID装置120と、を備える。
例えば、制御モジュール#00は、CPU(Central Processing Unit)111aと、メモリ112aと、CA(Channel Adapter)113aと、RA(Remote Adapter)114aと、FC(Fibre Channel)115aおよび116aと、を備える。
メモリ112aは、キャッシュメモリに使用される他に、後述する記録専用バッファ201やバッファセット情報記憶部202などに使用されるメモリである。
RAID装置120は、キャッシュメモリ等に使用されるメモリを有する制御モジュール#10〜#13と、磁気ディスク装置などの記憶装置で構成されるディスク装置127と、を備える分散キャッシュメモリ型のRAID装置である。
ディスク装置127は、1または2以上の記憶装置、例えば、磁気ディスク装置などを備える記憶装置である。なお、必要に応じて、ディスク装置127を仮想的に実現してもよい。この場合、仮想的に実現したディスク装置127に仮想的な記憶領域を提供するディスク装置用プールが別途必要となる。ディスク装置用プールとして、例えば、後述するThin Provisioning用PoolやSnapOPC+用Poolを使用することができる。
また、「第1の記憶手段」は、1または2以上の磁気ディスク装置等で構成されるディスク装置117や127の一部または全部を用いて実現することができる。「第2の記憶手段」は、メモリ112a〜112dや122a〜122dの一部の領域を用いて実現することができる。「データ群記憶領域」は、退避用バッファ118やディスク装置127の一部または全部を用いて実現することができる。
図2は、本実施例に係る制御モジュールが備えるメモリ200、例えば、図1に示したRAID装置110の制御モジュール#00に備わるメモリ112aの構成例を示す図である。
バッファ201aは、ディスク装置117などに記憶するもしくは記憶したデータ、例えば後述するWriteデータなどを一時的に記憶する。本実施例に係るバッファ201aは、一定のサイズを有する8つの領域に区分されている。この区分された領域毎に固有の識別情報が割り当てられる。なお、本実施例ではバッファ201aが8つの領域に区分される場合を例に説明するが、バッファ201aが8つの領域に区分される構成に限定する趣旨でないのは当然である。
本実施例では、各制御モジュールのバッファ201aに8個の個別バッファが備わっているので、バッファセットも8個となる。説明を簡単にするために、バッファセットIDは、後述するマスタ制御モジュールの個別バッファのバッファIDと同一であるとする。
バッファ管理テーブル記憶部203は、記録専用バッファ201等の管理に使用するバッファ管理テーブル300(図3図示)を記憶する。バッファ管理テーブル300については後述する。
バッファ管理テーブル300は、対象バッファセットIDと、ライトバックポインタ情報と、ステージポインタ情報と、バッファ閾値と、を対応付けて記憶する。
バッファセット管理テーブル400は、バッファセットIDと、使用目的と、対象世代と、格納I/O数と、を対応付けて記憶する。
図5は、本実施例に係る退避用バッファ管理テーブル500の構成例を示す図である。
退避用バッファ管理テーブル500は、退避用バッファ118に記憶可能なコピー対象データの最大世代数と、退避用バッファ118内の記憶領域であって制御モジュール毎に割り当てられた記憶領域の先頭アドレスを定義した退避位置と、を対応付けて記憶する。
以下、退避用バッファ118内に制御モジュール毎に割り当てられた記憶領域であって1世代分の記憶領域を「個別退避用バッファ」という。例えば、図14に記載されているLU#0において、3つに分けられた記憶領域それぞれが個別退避用バッファである。
ディスク装置管理テーブル600は、装置番号と、装置番号が示す記憶装置の状態情報と、を対応付けて記憶する。
図7には、プライマリ装置110に備わるディスク装置117、セカンダリ装置120に備わる仮想化されたディスク装置127およびSnapOPC+用Pool128のみを簡略化して記載している。
SnapOPC+用Pool管理テーブル800は、割当て先と、Pool領域数と、論理アドレスと、物理アドレスと、を対応付けて記憶する。
論理アドレスは、割当てに使用したSnapOPC+用Pool128の記憶領域の割当て先の論理アドレスである。
ここで、例えば、図9に示すように、ディスク装置127を仮想化してThin Provisioningを実現した場合を考える。
Thin Provisioning用Pool129は、1または2以上の記憶装置、例えば、磁気ディスク装置などを備える記憶装置である。Thin Provisioning用Pool129の記憶領域は、必要に応じて、仮想化されたディスク装置127にブロック単位で割当てられる。Thin Provisioning用Pool129の記憶領域は、図10に示すThin Provisioning用Pool管理テーブル1000によって管理される。
Thin Provisioning用Pool管理テーブル1000は、割当て先と、Pool番号と、Pool領域数と、論理アドレスと、物理アドレスと、を対応付けて記憶する。
Pool領域数は、割当てに使用したThin Provisioning用Pool129の記憶領域の数である。
物理アドレスは、割当てに使用したThin Provisioning用Pool129における物理アドレスである。
ディスク装置ビットマップ1100は、ディスク装置117やディスク装置127に含まれるRAID毎に、論理アドレスと、論理アドレスが示す1ブロックの記憶領域の状態情報と、を対応付けて記憶する。
退避用バッファビットマップ1200は、退避用バッファ118に含まれるRAID毎に、論理アドレスと、論理アドレスが示す1ブロックの記憶領域の状態情報と、を対応付けて記憶する。
更新履歴情報1300は、コピー範囲と、時刻と、バックアップ状況と、を備える。
コピー範囲は、実行されたリモートコピーの範囲である。また、時刻は、リモートコピーが実行された時刻である。
なお、図14および図15には、退避用バッファ118の構成例を示すが、退避用バッファ130の場合も同様の構成とすることができる。この場合、退避用バッファ130は、退避用バッファ127の一部または全部の記憶装置を用いて実現できる。また、図14および図15には、制御モジュール#00〜#03を、記録専用バッファ201のバッファ201aのみを示す簡略化した模式図で示しているが、図14および図15に示す構成に限定する趣旨ではない。
図14は、退避用バッファ118を1つのRAIDで構成する場合の構成例を示す図である。
例えば、図14に示すRAIDグループ1400では、制御モジュール#00の記録専用バッファに、論理ユニットLU#0、#4、#8および#Cが割り当てられている。また、制御モジュール#01の記録専用バッファに、論理ユニットLU#1、#5、#9および#Dが割り当てられている。
図15に示す退避用バッファ118として用いられるRAIDグループ1500は、論理ユニットLU#0〜LU#Fを備えるRAIDグループ1501と、論理ユニットLU#10〜LU#1Fを備えるRAIDグループ1502と、で構成される。
例えば、図15に示すRAIDグループ1500では、制御モジュール#00の記録専用バッファに、論理ユニットLU#0、LU#1、LU#4、LU#5、LU#8、LU#9、LU#CおよびLU#Dが割り当てられている。また、制御モジュール#01の記録専用バッファに、論理ユニットLU#2、LU#3、LU#6、LU#7、LU#A、LU#B、LU#EおよびLU#Fが割り当てられている。
なお、図17および図18では、プライマリ装置110からセカンダリ装置120にリモートコピーを実施する場合のプライマリ装置110の動作を示している。セカンダリ装置120からプライマリ装置110にリモートコピーを実施する場合のセカンダリ装置120も、図17および図18に示した動作と同様の動作を行なうことができる。
ステップS1901において、ホスト150からWrite I/O命令を受けると、プライマリ装置110は、Writeデータをディスク装置117に書き込む。同時に、プライマリ装置110は、Writeデータをセカンダリ装置120に送信し、リモートコピーを行なう。このとき、セカンダリ装置120は、プライマリ装置110に異常がないかを監視している。
プライマリ装置110に異常がなければ(ステップS1902 NO)、プライマリ装置110からセカンダリ装置120への順方向のリモートコピーが継続する。プライマリ装置110に異常を検出すると(ステップS1902 YES)、セカンダリ装置120では、リモートコピーを停止する(ステップS1903)。この場合、プライマリ装置110は、復旧のため保守作業が行なわれる。
プライマリ装置110との通信に遅延等の通信異常を検出すると(ステップS1907 YES)、セカンダリ装置120は、ディスク装置127に退避用バッファ130を確保する(ステップS1908)。その後、セカンダリ装置120は、処理をステップS1906に移行し、プライマリ装置110へのリモートコピーを継続する。ただし、既に退避用バッファ130が確保されている場合、ステップS1908の処理はスキップすることができる。
また、プライマリ装置110は、バッファセットを生成し、生成したバッファセットについて初期作成処理を行う。例えば、プライマリ装置110は、各制御モジュールの個別バッファを組み合わせてバッファセットを生成する。そして、プライマリ装置110は、生成したバッファセットをバッファセット情報としてバッファセット情報記憶部202に記憶する。
プライマリ装置110は、さらに、バッファ管理テーブル300やバッファセット管理テーブル400、退避用バッファ管理テーブル500などについて初期化を行なう。
例えば、プライマリ装置110が、ホスト150からWrite I/O命令を受付けたとする。すると、プライマリ装置110は、そのWrite I/O命令とともに受信したWriteデータを、バッファ管理テーブル300の現在使用している対象バッファセットIDが示す格納対象バッファセット、すなわち、各制御モジュールの個別バッファに分散して記憶する。
(a)プライマリ装置110は、バッファ管理テーブル300を参照し、ライトバックポインタ情報とステージポインタ情報を取得する。
ステップS2019aにおいて、退避用バッファ118に退避した世代が存在すると判断した場合(ステップS2019a YES)、プライマリ装置110は、処理をステップS2020aに移行する。また、退避用バッファ118に退避した世代が存在しないと判断した場合(ステップS2019a NO)、プライマリ装置110は、処理をステップS2022aに移行する。
例えば、プライマリ装置110は、バッファセット管理テーブル400を参照し、未使用に設定されているバッファセットIDを「ステージング対象バッファセットID」として取得する。
以上に、本実施例に係る順方向のリモートコピー(ステップS1901〜S1902)について説明した。本実施例に係る逆方向のリモートコピーでは、図20Aおよび図20Bに示したプライマリ装置110の処理をセカンダリ装置120に実行させ、図20Aおよび図20Bに示したセカンダリ装置120の処理をプライマリ装置110に実行させればよい。
図21は、本実施例に係る退避用バッファ118の領域を生成する処理を示すフローチャートである。図21に示す処理は、例えば、プライマリ装置110の保守作業時に実行できる。
ステップS2104において、プライマリ装置110は、ステップS2102で選択されたディスク装置で構成されるRAIDグループを生成し、プライマリ装置110の装置構成などを保持する構成情報にその情報を反映する。
図22は、本実施例に係る退避用バッファ118の制御モジュールへの割り当て(ステップS2107)の具体的な処理を示すフローチャートである。図22に示す処理は、プライマリ装置110の起動時の他に、保守作業時にも実行できる。
さらに、プライマリ装置110は、処理をステップS2202に移行し、構成情報からプライマリ装置に実装されている制御モジュールの数(B)を取得する。
なお、図23は、理解を容易にするために、順方向のリモートコピーの場合のプライマリ装置110におけるディスク装置117と個別バッファとの関係のみに簡略化した図となっている。しかし、ディスク装置117や個別バッファなど本実施例に係るストレージシステム100の構成を限定する趣旨ではない。また、逆方向のリモートコピーの場合のセカンダリ装置120においても、図23に示す個別バッファへの格納処理を行なうことができるのは当然である。
ステップS2401において、プライマリ装置110は、ディスク装置117に格納されたWriteデータのうち、セカンダリ装置120に転送するデータをディスク装置117から読み出す。
Writeデータと同じWriteアドレスのデータを検出すると(ステップS2403 YES)、プライマリ装置110は、検出したデータが格納されている個別バッファにWriteデータを上書きする(ステップS2404)。
以上の処理が終了すると、プライマリ装置110は、個別バッファへの格納処理を終了する(ステップS2406)。
例えば、Write I/O延長で行なわれる格納処理でバッファセット内の個別バッファに空きがなくなる、または、バッファセットの切替え処理が行なわれてから一定時間経過すると、プライマリ装置110は、バッファセットの切替え処理を開始する(ステップS2500)。
以上の処理が終了すると、プライマリ装置110は、バッファセットを切り替える処理を終了する(ステップS2506)。
図27は、本実施例に係るライトバックポインタ情報の更新処理を示すフローチャートである。
ステップS2800aにおいて、プライマリ装置110のマスタ制御モジュールは、バッファセットの解放処理を開始すると、処理をステップS2801aに移行する。
ステップS2802aにおいて、マスタ制御モジュールは、解放対象となるバッファセットの個別バッファ、BITおよびバッファセット情報を解放するとともに、ステージポインタ情報を更新する。例えば、マスタ制御モジュールは、バッファ管理テーブルのステージポインタ情報に保持されている世代を次の世代に更新する。
ステップS2801bにおいて、各制御モジュールは、マスタ制御モジュールから更新依頼を受けると、解放対象のバッファセットの個別バッファ、BITおよびバッファセット情報を解放するとともに、ステージポインタ情報を更新する。処理が完了すると、各制御モジュールは、マスタ制御モジュールに対して完了通知を行なう。
ステップS2900aにおいて、例えば、Writeデータのバッファセットへの記憶処理が完了すると、プライマリ装置110におけるマスタ制御モジュールは、処理をステップS2901aに移行する。
ステップS2901bにおいて、各制御モジュールは、マスタ制御モジュールから依頼のあったバッファセットのうち各制御モジュールに備わる個別バッファに記憶されているバッファデータ、そのBITおよびバッファセット情報を、自身のBIT記憶部201b等から取得する。そして、各制御モジュールは、取得したBITおよびバッファセット情報を、各制御モジュールに割当てられた個別退避用バッファに退避する。
バッファセット5のライトバックが処理中の場合、(e)記録専用バッファ201等上にデータがあるので、バッファセット5のライトバックを中断し、バッファセット5のバッファセットデータをセカンダリ装置120に転送する処理を開始する。
ステップS3201aにおいて、マスタ制御モジュールは、ステージング対象となる世代を決定する。例えば、マスタ制御モジュールは、ステージポインタ情報を参照し、ステージポインタ情報に記憶されている世代を1だけインクリメントし、インクリメントした世代を新たにステージング対象の世代に決定する。このステージング対象の世代を「ステージング対象世代」という。また、図32Aおよび図32Bの処理では、必要に応じて、図20BのステップS2015aの処理で取得しステージングに使用するバッファセットを「ステージング先」と略す。
ステップS3205aにおいて、マスタ制御モジュールは、ステージング対象世代がステージング中か否かをチェックする。ステージング対象世代がステージング中の場合(S3205a YES)、マスタ制御モジュールは、処理をステップS3203aに移行する。
マスタ制御モジュールは、退避用バッファ管理テーブル500から、ステージング対象世代が記憶されている個別退避用バッファのアドレスを算出する。そして、マスタ制御モジュールは、算出したアドレスからバッファデータ、BITおよびバッファセット情報を取得する。
ステージング依頼を受けた各制御モジュールは、自身に割り当てられた退避用バッファ118の個別退避用バッファから、マスタ制御モジュールから依頼のあったステージング対象世代のBITおよびバッファセット情報を取得する。
セカンダリ装置120は、更新履歴情報1300を参照し、所定の更新時刻より古い更新時刻のコピー範囲を確認する。そして、セカンダリ装置120は、所定の更新時刻より古い更新時刻のコピー範囲を一定割合以上含むRAIDグループを、更新頻度が低いRAIDグループとして抽出する。この場合、より古い更新時刻のコピー範囲を一定割合以上含むRAIDグループを抽出することが望ましい。
ホスト150からRead I/O命令を受けると、セカンダリ装置120は、処理をステップS3501に移行してリード処理を開始する。なお、以下の説明では、Read I/O命令で要求されたデータを「Readデータ」という。また、Readデータが格納されている記憶領域の先頭アドレスを「Readアドレス」という。
なお、図36では、ディスク装置127が2つのRAIDグループR1およびR2を備える場合を例にしてライト処理の概要を説明する。図36に示すセカンダリ装置120は、説明の理解を容易にするために簡略化した構成を示しているが、図36に示す構成にセカンダリ装置120を限定する趣旨ではない。同様に、説明の理解を容易にするためにRAIDグループ毎に退避用バッファビットマップ1201および1202を示しているが、退避用バッファビットマップは、図12に示したようにセカンダリ装置120全体で1つだけでもよいのは当然である。
(1)RAIDグループR1はユーザ領域のみを含み、RAIDグループR2は、ユーザ領域と、図34に示した処理によってユーザ領域に確保された退避用バッファ130とを含んでいるものとする。このとき、退避用バッファビットマップ1202には、退避用バッファ130として使用している記憶領域が使用中であることを示す「1」が設定されている。
(2)セカンダリ装置120は、ホスト150からI/O命令を受信する。場合により、セカンダリ装置120は、RAIDグループR2に格納されている退避用バッファ130へのWrite I/O命令を受信する。
(3)Write I/O命令を受信すると、セカンダリ装置120は、バッファ退避処理を停止する。
(4)そして、セカンダリ装置120は、RAIDグループR2のユーザ領域に確保された退避用バッファ130を、RAIDグループR1のユーザ領域にコピーする。
(5)退避用バッファ130のコピーが完了すると、セカンダリ装置120は、退避用バッファビットマップ1202の、退避用バッファ130として使用していた記憶領域が未使用であることを示す「0」を設定する。そして、セカンダリ装置120は、WriteデータをRAIDグループR1に書き込む。
(6)また、セカンダリ装置120は、退避用バッファビットマップ1201の、RAIDグループR1にコピーされた退避用バッファ130の記憶領域が使用中であることを示す「1」を設定する。
(7)以上のようにして、退避用バッファ130のRAIDグループR2からRAIDグループR1への移動が完了すると、セカンダリ装置120は、バッファ退避処理を再開する。
(8)そして、セカンダリ装置120は、退避用バッファ130の移動があった旨のメールを、退避用バッファ130の移動先の記憶領域などの情報とともにホスト150に送信する。
ホスト150からWrite I/O命令を受けると、セカンダリ装置120は、処理をステップS3701に移行してライト処理を開始する。
以上の処理が終了すると、セカンダリ装置120は、ライト処理を終了する。
さらに、SnapOPC+用Pool128やThin Provisioning用管理テーブル1000、空き記憶装置などがなければ、セカンダリ装置120は、第1の条件を満たすRAIDグループの一部または全部を退避用バッファ130に使用する。
このように、あらかじめ専用の退避用バッファを備えなくても、必要に応じて退避用バッファ130を確保することで、データの転送処理に遅延が生じる場合でも、より確実に順序性を保証したリモートコピーを行なうことが可能となる。さらに、回線能力が均一でなく不安定である場合やWrite I/O等によるデータ更新量がセカンダリ装置120に備わる記録専用バッファ201の容量を超える場合などによってデータの転送処理に遅延が生じる場合も同様の効果を奏する。
(付記1)
上位装置から送信されるデータを記憶する記憶領域を有する第1の記憶手段と、
データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段と、
前記上位装置から送信されるデータを受信する受信処理手段と、
前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶する第1の記憶処理手段と、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力するデータ群出力手段と、
前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段または第3の記憶手段に、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保するデータ群記憶領域確保手段と、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避する退避処理手段と、
前記データ群出力手段による出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する第2の記憶処理手段と、
を備える記憶装置。(請求項1;ステップS1906〜S1908)
(付記2)
前記データ群記憶領域確保手段は、前記第1の記憶手段に仮想的な記憶領域を提供する第4の記憶手段の記憶領域のうち、前記第1の記憶手段として使用していない記憶領域を選択して前記データ群記憶領域を確保する、
ことを特徴とする付記1に記載の記憶装置。(請求項2;ステップS3402、S3404)
(付記3)
前記データ群記憶領域確保手段は、前記第3の記憶手段を選択して前記データ群記憶領域を確保する、
ことを特徴とする付記1に記載の記憶装置。(請求項3ステップS3406)
(付記4)
前記データ群記憶領域確保手段は、前記第1の記憶手段に備わる1または2以上の記憶領域から、更新頻度および空き容量に基づいて前記記憶領域を選択して前記データ群記憶領域を確保する、
ことを特徴とする付記1に記載の記憶装置。(ステップS3409)
(付記5)
前記データ群記憶領域確保手段は、前記第1の記憶手段に備わる1または2以上の記憶領域のうち、更新頻度の低い記憶領域であって、前記データ群出力手段の出力先に保持されているデータと同じデータが記憶されている記憶領域を選択して前記データ群記憶領域を確保する、
ことを特徴とする付記1に記載の記憶装置。(ステップS3410)
(付記6)
第1のデータ群記憶領域に対する書き込み処理が発生すると、前記第1のデータ群記憶領域以外の第2のデータ群記憶領域を前記第1の記憶手段に確保し、前記第2のデータ群記憶領域にデータ群記憶領域を移動するデータ群記憶領域移動手段、
をさらに備える付記4または5に記載の記憶装置。(ステップS3705)
(付記7)
前記第1の記憶処理手段は、前記第2の記憶手段に分散して記憶されたデータのうち、出力先において第1のデータと同じ記憶位置に記憶させる第2のデータを検索し、前記第2のデータを検出すると、前記第2のデータを前記第1のデータに更新する、
ことを特徴とする付記1に記載の記憶装置。(ステップS2404)
(付記8)
上位装置から送信されるデータを記憶する記憶手段として一部または全部の記憶領域を使用する第1の記憶手段と前記データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段とを有し前記データを前記第2の記憶手段に分散して記憶する記憶装置において、前記第2の記憶手段毎に有する制御装置であって、
前記上位装置から送信されるデータを受信する受信処理手段と、
前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶する第1の記憶処理手段と、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力するデータ群出力手段と、
前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段または第3の記憶手段に、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保するデータ群記憶領域確保手段と、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避する退避処理手段と、
前記データ群出力手段による出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する第2の記憶処理手段と、
を備える制御装置。(請求項4)
(付記9)
上位装置から送信されるデータを記憶する記憶手段として一部または全部の記憶領域を使用する第1の記憶手段と前記データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段とを有する記憶装置を制御する制御方法において、
前記上位装置から送信されるデータを受信し、
前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶し、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力し、
前記出力時に異常を検出すると、前記第1の記憶手段または第3の記憶手段に、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保し、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避し、
前記出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する、
ことを特徴とする制御方法。(請求項5)
(付記10)
上位装置から送信されるデータを記憶する他の記憶装置から送信される前記データを記憶する記憶手段として一部または全部の記憶領域を使用する第1の記憶手段と、
前記上位装置から送信されるデータを受信する受信処理手段と、
前記他の記憶装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶する第1の記憶処理手段と、
前記他の記憶装置に異常を検出すると、前記上位装置から送信されるデータを受信し、該受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶する第2の記憶処理手段と、
データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段と、
前記他の記憶装置の復旧を検出すると、前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶する第3の記憶処理手段と、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力するデータ群出力手段と、
前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段または第3の記憶手段に、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保するデータ群記憶領域確保手段と、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避する退避処理手段と、
前記データ群出力手段による出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する第4の記憶処理手段と、
を備える記憶装置。
(付記11)
上位装置または前記上位装置から送信されるデータを記憶する他の記憶装置から送信される前記データを記憶する記憶手段として一部または全部の記憶領域を使用する第1の記憶手段と前記データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段とを有し前記データを前記第2の記憶手段に分散して記憶する記憶装置において、前記第2の記憶手段毎に有する制御装置であって、
前記上位装置から送信されるデータを受信する受信処理手段と、
前記他の記憶装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶する第1の記憶処理手段と、
前記他の記憶装置に異常を検出すると、前記上位装置から送信されるデータを受信し、該受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶する第2の記憶処理手段と、
前記他の記憶装置の復旧を検出すると、前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶する第3の記憶処理手段と、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力するデータ群出力手段と、
前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段または第3の記憶手段に、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保するデータ群記憶領域確保手段と、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避する退避処理手段と、
前記データ群出力手段による出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する第4の記憶処理手段と、
を備える制御装置。
(付記12)
上位装置または前記上位装置から送信されるデータを記憶する他の記憶装置から送信される前記データを記憶する記憶手段として一部または全部の記憶領域を使用する第1の記憶手段と前記データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段とを有し前記データを前記第2の記憶手段に分散して記憶する記憶装置を制御する制御方法において、
前記上位装置から送信されるデータを受信し、
前記他の記憶装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶し、
前記他の記憶装置に異常を検出すると、前記上位装置から送信されるデータを受信し、該受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶し、
前記他の記憶装置の復旧を検出すると、前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶し、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力し、
前記出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段または第3の記憶手段に、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保し、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避し、
前記出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する、
ことを特徴とする制御方法。
110 プライマリ装置
117 ディスク装置
118 退避用バッファ
120 セカンダリ装置
127 ディスク装置
130 退避用バッファ
201 記録専用バッファ
201a バッファ
201b BIT記憶部
202 バッファセット情報記憶部
300 バッファ管理テーブル
Claims (6)
- 上位装置から送信されるデータを記憶する記憶領域を有する第1の記憶手段と、
データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段と、
前記上位装置から送信されるデータを受信する受信処理手段と、
前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶する第1の記憶処理手段と、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力するデータ群出力手段と、
前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段に備わる複数の記憶領域から、更新頻度および空き容量に基づいて記憶領域を選択することによって、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保するデータ群記憶領域確保手段と、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避する退避処理手段と、
前記データ群出力手段による出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する第2の記憶処理手段と、
を備える記憶装置。 - 上位装置から送信されるデータを記憶する記憶領域を有する第1の記憶手段と、
データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段と、
前記上位装置から送信されるデータを受信する受信処理手段と、
前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶する第1の記憶処理手段と、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力するデータ群出力手段と、
前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段に備わる複数の記憶領域のうち、更新頻度が所定頻度よりも低い記憶領域であって、前記データ群出力手段の出力先に保持されているデータと同じデータが記憶されている記憶領域を選択することによって、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保するデータ群記憶領域確保手段と、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避する退避処理手段と、
前記データ群出力手段による出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する第2の記憶処理手段と、
を備える記憶装置。 - 上位装置から送信されるデータを記憶する記憶手段として一部または全部の記憶領域を使用する第1の記憶手段と前記データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段とを有し前記データを前記第2の記憶手段に分散して記憶する記憶装置において、前記第2の記憶手段毎に有する制御装置であって、
前記上位装置から送信されるデータを受信する受信処理手段と、
前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶する第1の記憶処理手段と、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力するデータ群出力手段と、
前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段に備わる複数の記憶領域から、更新頻度および空き容量に基づいて記憶領域を選択することによって、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保するデータ群記憶領域確保手段と、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避する退避処理手段と、
前記データ群出力手段による出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する第2の記憶処理手段と、
を備える制御装置。 - 上位装置から送信されるデータを記憶する記憶手段として一部または全部の記憶領域を使用する第1の記憶手段と前記データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段とを有し前記データを前記第2の記憶手段に分散して記憶する記憶装置において、前記第2の記憶手段毎に有する制御装置であって、
前記上位装置から送信されるデータを受信する受信処理手段と、
前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶する第1の記憶処理手段と、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力するデータ群出力手段と、
前記データ群出力手段による出力処理に異常を検出すると、前記第1の記憶手段に備わる複数の記憶領域のうち、更新頻度が所定頻度よりも低い記憶領域であって、前記データ群出力手段の出力先に保持されているデータと同じデータが記憶されている記憶領域を選択することによって、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保するデータ群記憶領域確保手段と、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避する退避処理手段と、
前記データ群出力手段による出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する第2の記憶処理手段と、
を備える制御装置。 - 上位装置から送信されるデータを記憶する記憶手段として一部または全部の記憶領域を使用する第1の記憶手段と前記データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段とを有する記憶装置を制御する制御方法において、
前記上位装置から送信されるデータを受信し、
前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶し、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力し、
前記出力時に異常を検出すると、前記第1の記憶手段に備わる複数の記憶領域から、更新頻度および空き容量に基づいて記憶領域を選択することによって、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保し、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避し、
前記出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する、
ことを特徴とする制御方法。 - 上位装置から送信されるデータを記憶する記憶手段として一部または全部の記憶領域を使用する第1の記憶手段と前記データを一時的に記憶する複数の第2の記憶手段とを有する記憶装置を制御する制御方法において、
前記上位装置から送信されるデータを受信し、
前記上位装置から受信したデータを前記第1の記憶手段に記憶するとともに、前記上位装置から受信したデータを前記第2の記憶手段に分散して受信順に記憶し、
複数の前記第2の記憶手段それぞれに記憶されたデータを含むデータ群を一括して出力し、
前記出力時に異常を検出すると、前記第1の記憶手段に備わる複数の記憶領域のうち、更新頻度が所定頻度よりも低い記憶領域であって、前記データ群の出力先に保持されているデータと同じデータが記憶されている記憶領域を選択することによって、前記データ群を記憶するデータ群記憶領域を確保し、
前記第2の記憶手段の使用状況に応じて、前記データ群を複数の前記第2の記憶手段から読み出して前記データ群記憶領域に退避し、
前記出力処理が完了して未使用となった前記第2の記憶手段の記憶領域それぞれに、前記データ群記憶領域に退避した前記データ群を分散して記憶する、
ことを特徴とする制御方法。
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