JP5544051B2 - コンタクトレンズ包装容器およびコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法 - Google Patents

コンタクトレンズ包装容器およびコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンタクトレンズ、特にディスポーザブルタイプのソフトコンタクトレンズやHEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)およびシリコンハイドロゲルを素材とする親水性ソフトコンタクトレンズが保存液と共に密封状態に収容されたコンタクトレンズ包装容器、並びに当該コンタクトレンズ包装容器をカートン等の2次包装容器に収容等する際に行われる、コンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法に関するものである。
近年、コンタクトレンズは、(1日)使い捨てや、1週間毎等の定期的に交換する態様で使用されるものが増えており、ユーザーに対して提供されるコンタクトレンズの個数は劇的に増大している。そして、ユーザーに提供されるコンタクトレンズは、1枚毎に保存液と共に滅菌状態で密封される、所謂一次包装容器に収容された後、複数の一次包装容器を積み重ねてカートン等の所謂二次包装容器に収容されて、小売店やユーザーに向けて流通出荷されるようになっている。例えば、特開平8−5971号公報(特許文献1)の図3〜図9に示されたものが一次包装容器であり、特許文献1の図1,図2に示されたものが二次包装容器である。
ところで、製造段階や小売店等での二次包装容器の保管場所は限られており、流通費用や保管費用等の削減の目的から、一次包装容器を積み重ねた際の重ね合わせ方向の厚さ(高さ)を小さくして、二次包装容器の小型化を図る試みが種々為されている。例えば、特許文献1には、コンタクトレンズと保存液を収容する窪み部と、窪み部の開口周縁部から外周方向に広がる実質的に平坦なフランジ状部を備えた容器本体に対して、覆蓋シートを重ね合わせて窪み部の開口部を流体密に覆蓋した構成の一次包装容器としてのコンタクトレンズ包装容器が開示されている。このコンタクトレンズ包装容器においては、フランジ状部が窪み部の一方の側に大きく延び出されて延出部が形成されていることにより、容器の把持等が容易とされていると共に、包装容器を積み重ねた際の重ね合わせ方向の厚さが小さくされている。即ち、特許文献1の図2に示すように、一方の包装容器と他方の包装容器を窪み部の底部外面同士を対向させるとともに、それら包装容器を相互に180°回転させた状態で重ね合わせた際に、一方および他方の容器本体の窪み部の底部外面が、一方および他方の容器本体の延出部上に載置させることができる。それ故、一方の包装容器と他方の包装容器の窪み部が同じ方向に突出する状態で重ね合わせる場合に比して、相互に積み重ねられたコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方向の厚さを略半分程度に抑えることができ、それらを収容する二次包装容器のコンパクト化を図ることができるのである。
しかしながら、特許文献1に記載のコンタクトレンズ包装容器では、コンタクトレンズ包装容器の裏面側(窪み部の突出側)同士を対向させて窪み部の配設方向を180°ずらして積み重ねても、その重ね合わせ方向の厚さを、一方のコンタクトレンズ包装容器全体の厚みに対して他方のコンタクトレンズ包装容器の延出部及び覆蓋シートの厚みを加えた全体厚さの値よりも小さくすることは困難であり、より一層のコンパクト化への要求に対応できなくなっていた。
特開平8−5971号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、コンタクトレンズ包装容器を積み重ねた際の重ね合わせ方向の厚さを、コンタクトレンズ包装容器全体の厚さと他のコンタクトレンズ包装容器のフランジ部及び覆蓋シートの厚さを加えた値よりも一層小さくすることができる、新規な構造のコンタクトレンズ包装容器を提供することにある。
さらに、本発明は、そのようなコンタクトレンズ包装容器を用いて有利に行うことができる、新規なコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法を提供することをも、目的とする。
以下、前述の如き課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
すなわち、コンタクトレンズ包装容器に関する本発明の第1の態様は、コンタクトレンズと保存液を収容する窪み部と該窪み部の開口周縁部から外周方向に広がる実質的に平坦なフランジ状部を有する容器本体と、該容器本体に重ね合されて該窪み部の開口部を覆う覆蓋シートとを備えており、該覆蓋シートが該窪み部の該開口部周りで全周に亘って剥離可能に固着されて該窪み部にコンタクトレンズと保存液が封止されている一方、該容器本体が他の容器本体と重ね合わされた状態で保管されるようになっている、コンタクトレンズ包装容器において、前記容器本体の前記フランジ状部が、前記窪み部の一方の側に延び出す延出部を有していると共に、該延出部には凹所が形成されており、該容器本体が前記他の容器本体と重ね合わされて保管される際に、該容器本体の該窪み部の底部外面が該他の容器本体の凹所に収容されるようになっているものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器によれば、それらコンタクトレンズ包装容器の複数を相互に重ね合わせて、カートン等の二次包装容器に収容して流通・保管等するに際して、一方の容器本体の窪み部の底部外面を他方の容器本体の凹所に収容することができる。これにより、積み重ねられたコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方向の高さを、窪み部の底部外面が凹所に収容される分、小さくすることができる。それ故、多数のコンタクトレンズ包装容器が重ね合わされて保管される二次包装容器の小型化を図ることができ、流通コストや保管スペースの削減を図ることができる。
ここで、延出部に設けられる凹所は、延出部を貫通する貫通孔や、フランジ状部における窪み部が突出する側の面において、延出部に開口形成された凹み部等によって構成することができる。なお、凹所の開口面積および深さ寸法は、窪み部の曲率半径、フランジ部の延出部の肉厚寸法等を考慮して、底部外面を収容し得る大きさに適宜設定される。
また、本態様のコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ状態には、(1)一方の容器本体と他方の容器本体を窪み部の底部外面同士を対向させるとともに、それら容器を相互に180°回転させた状態で重ね合わせて、一方および他方の容器本体の窪み部の底部外面を、一方および他方の容器本体の凹所に収容させる態様や、(2)一方の容器本体と他方の容器本体の窪み部が同じ方向に突出する状態で対向させると共に、それら容器を相互に180°回転させた状態で重ね合わせて、一方の容器本体の窪み部の底部外面を他方の容器本体の凹所に収容させる態様が含まれる。
コンタクトレンズ包装容器に関する本発明の第2の態様は、第1の態様に記載されたコンタクトレンズ包装容器において、前記容器本体の相互に離隔する2箇所には、一対の係合部および係止部が形成されており、該容器本体が前記他の容器本体と重ね合された際に、該容器本体に設けられた該係止部および係合部が、該他の容器本体に設けられた該係合部および係止部にそれぞれ係合されることにより、重ね合わせ状態が保持されるようになっているものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器によれば、相互に重ね合わせたコンタクトレンズ包装容器を重ね合わせ状態に安定して保持することができ、例えば、両眼の視力が異なるコンタクトレンズの使用者が、左右眼用のコンタクトレンズの一対を組み合わせて重ね合わせ状態に保持させて、旅行等に安定して持ち運ぶこと等が可能となる。
コンタクトレンズ包装容器に関する本発明の第3の態様は、第2の態様に記載されたコンタクトレンズ包装容器において、前記容器本体の前記フランジ部には、前記窪み部が突出する側に延び出す側壁部が設けられていると共に、該側壁部に前記係合部が形成されている一方、さらに前記容器本体の前記フランジ部には、前記容器本体が前記他の容器本体とそれらの前記窪み部の底部外面同士を対向させると共に、相互に180°回転させた状態で重ね合わせた際に、前記側壁部に設けられた前記係合部と対応する位置に、前記係止部が設けられているものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器によれば、コンタクトレンズ包装容器の容器本体と他のコンタクトレンズ包装容器の容器本体を各窪み部の底部外面同士を対向させつつ相互に180°回転させて重ね合わせた際に、側壁部の係合部と突起状の係止部を係合させて、それらのコンタクトレンズ容器を重ね合わせ状態にロックすることができる。これにより、簡単な構造でコンタクトレンズ容器同士のロック機構を設けることができると共に、コンタクトレンズ容器の携帯性の向上を図ることができる。
コンタクトレンズ包装容器に関する本発明の第4の態様は、第1〜第3の何れか1つの態様に記載されたコンタクトレンズ包装容器において、前記容器本体の前記フランジ状部からの前記窪み部の最大突出高さが、4〜8mmであるものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器によれば、窪み部の突出高さが小さく抑えられていると共に、底部外面が凹所に収容されることで、さらにコンタクトレンズ容器を重ね合わせた際の重ね合わせ方向の高さを小さくすることができる。
コンタクトレンズ包装容器に関する本発明の第5の態様は、第1〜第4の何れか1つの態様に記載されたコンタクトレンズ包装容器において、前記容器本体の前記窪み部が半球よりも小さな凹面形状とされており、窪み部内面の縦断面での曲率半径:rcが、前記コンタクトレンズの前面の曲率半径:Rにたいして、式:1.0≦rc/R≦1.2を満足するように設定されているものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器によれば、窪み部内面の縦断面での曲率半径:rcが、コンタクトレンズの前面の曲率半径:Rの1倍以上1.2倍以下とされていることから、コンタクトレンズの自然な展張状態でコンタクトレンズの前面全体が窪み部内面に沿うように収容されることになる。これにより、コンタクトレンズが安定してしかも応力が掛かることなく収容することが出来る。また、窪み部のフランジ状部からの突出高さを抑え、必要以上に容積が大きくなることも回避できる。
コンタクトレンズ包装容器に関する本発明の第6の態様は、第5の態様に記載されたコンタクトレンズ包装容器において、前記容器本体の前記延出部に設けられた前記凹所が、平面視で略円形状で開口形成されており、該凹所の中心軸が、該凹所に収容される前記他の容器本体の前記窪み部の中心軸と同軸となるように設けられているものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器によれば、一方の容器本体を他の容器本体に重ね合わせる際に、それらの窪み部と凹所を有利に位置決めしつつ効率的に重ね合わせ高さを小さくすることができる。
コンタクトレンズ包装容器に関する本発明の第7の態様は、第1〜第6の何れか1つの態様に記載されたコンタクトレンズ包装容器において、前記容器本体の前記凹所が、前記延出部を貫通する貫通孔によって構成されている共に、該貫通孔が、重ね合される前記他の容器本体の前記窪み部の底部外面が該貫通孔を貫通して該延出部から突出し得る大きさで設けられている一方、前記覆蓋シートが、前記窪み部の開口部を覆蓋する部位において、該窪み部側に凹んだ凹み部を有しているものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器によれば、複数のコンタクトレンズ包装容器を、容器本体の窪み部が同じ方向に突出する状態で対向させると共に、それら容器を交互に180°回転させた状態で積み重ねた際に、有利にコンパクト化を図ることができる。具体的には、一番下のコンタクトレンズ包装容器の上に、二番目のコンタクトレンズ包装容器を180°回転させて、二番目のコンタクトレンズ包装容器の窪み部の底部外面が、一番下のコンタクトレンズ包装容器の貫通孔を貫通するように重ね合わせることにより、重ね合わせ方向の高さを小さくできる。
さらに、三番目のコンタクトレンズ包装容器を二番目に対して180°回転させて重ね合わせる。その際、三番目のコンタクトレンズ包装容器の窪み部の底部外面が、二番目のコンタクトレンズ包装容器の貫通孔を貫通して下方に突出するが、その突出代を、一番下のコンタクトレンズ包装容器の窪み部のシートが窪み部側に凹まされた凹み部を有していることから、該凹み部により吸収できる。これにより、複数のコンタクトレンズ包装容器を同方向で互い違いに重ね合わせた際でも、重ね合わせ方向の高さ寸法を有利に抑えることができるのである。
コンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法に関する本発明の第1の態様は、複数のコンタクトレンズ包装容器を積み重ねるコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法であって、前記コンタクトレンズ包装容器として、第1〜第7の何れか1つの態様に記載のコンタクトレンズ包装容器を用いる一方、前記複数のコンタクトレンズ包装容器のうち、一の該コンタクトレンズ包装容器の前記容器本体の前記窪み部の底部外面を、他の該コンタクトレンズ包装容器の前記容器本体の前記凹所に収容させた状態で、該一のコンタクトレンズ包装容器と該他のコンタクトレンズ包装容器を積み重ねる、ことを特徴とする。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法によれば、積み重ねられたコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方向の高さを、窪み部の底部外面が凹所に収容される分、小さくすることができる。それ故、多数のコンタクトレンズ包装容器が重ね合わされて保管される二次包装容器においては、全体の高さ寸法を大幅に削減して小型化を図ることができ、流通コストや保管スペースの削減を図ることができる。
コンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法に関する本発明の第2の態様は、第1の態様に記載されたコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法において、前記一のコンタクトレンズ包装容器と前記他のコンタクトレンズ包装容器を、各前記容器本体の前記窪み部の底部外面同士を対向させると共に、該容器本体を相互に180°回転させた状態で重ね合わせて、該一のコンタクトレンズ包装容器の該窪み部の底部外面を該他のコンタクトレンズ包装容器の該延出部の該凹所に収容させる一方、該他のコンタクトレンズ包装容器の該窪み部の底部外面を該一のコンタクトレンズ包装容器の該延出部の該凹所に収容させるものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法によれば、一対のコンタクトレンズ包装容器の底面同士を組み合わせて、小型化を図ることができ、デザイン等が施される覆蓋シートの破損等を防止できる。
コンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法に関する本発明の第3の態様は、第1の態様に記載されたコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法において、前記一のコンタクトレンズ包装容器と前記他のコンタクトレンズ包装容器を、それらの前記容器本体の各前記窪み部が同じ方向に突出する状態で対向させると共に、該容器本体を相互に180°回転させた状態で重ね合わせて、該一のコンタクトレンズ包装容器の該窪み部の底部外面を該他のコンタクトレンズ包装容器の該延出部の該凹所に収容させるものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法によれば、コンタクトレンズ包装容器を表裏反転させる必要がないことから、製造工程の簡素化を図りつつ、積層方向での小型化を図ることができる。
コンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法に関する本発明の第4の態様は、第1の態様に記載されたコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法において、前記コンタクトレンズ包装容器として、第7の態様に記載のコンタクトレンズ包装容器を用いる一方、前記一のコンタクトレンズ包装容器と前記他のコンタクトレンズ包装容器に加えて、さらに他のコンタクトレンズ包装容器を、それらの前記容器本体の各前記窪み部が同じ方向に突出する状態で対向させると共に、該容器本体を互い違いに180°回転させた状態で重ね合わせて、前記一のコンタクトレンズ包装容器の前記窪み部の底部外面を前記他のコンタクトレンズ包装容器の前記延出部の前記貫通孔を貫通して突出した状態で収容させると共に、該他のコンタクトレンズ包装容器の該延出部から突出した該一のコンタクトレンズ包装容器の該窪み部を、前記さらに他のコンタクトレンズ包装容器の前記窪み部の凹み部に収容するようにしたものである。
本態様に従う構造とされたコンタクトレンズ包装容器によれば、複数のコンタクトレンズ包装容器を、容器本体の窪み部が同じ方向に突出する状態で対向させると共に、それら容器を交互に180°回転させた状態で積み重ねた際に、有利にコンパクト化を図ることができる。
本発明のコンタクトレンズ包装容器によれば、それらコンタクトレンズ包装容器の複数を相互に重ね合わせて、カートン等の二次包装容器に収容して流通・保管等するに際して、一方の容器本体の窪み部の底部外面を他方の容器本体の凹所に収容することができる。これにより、積み重ねられたコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方向の高さを、窪み部の底部外面が凹所に収容される分、小さくすることができる。それ故、多数のコンタクトレンズ包装容器が重ね合わされて保管される二次包装容器の小型化を図ることができ、流通コストや保管スペースの削減を図ることができる。
本発明の第一の実施形態としてのコンタクトレンズ包装容器を示す斜視図。 図1に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の平面図。 図1に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の左右側面図。 図2におけるIV−IV断面図。 図1に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の正面背面図。 図1に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の対に重ね合わせた場合の側面図。 図1に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の対に重ね合わせた場合の図4に対応する断面図。 図1に示すコンタクトレンズ包装容器の複数が、連結された連結体を示す図。 図8に示す連結体の複数が収容される二次包装容器を示す斜視図。 図9におけるX−X断面図。 従来構造のコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方法を示す図10に対応する断面図。 本発明の第二の実施形態としてのコンタクトレンズ包装容器を示す斜視図。 図12に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の平面図。 図12に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の左右側面図。 図13におけるXV−XV断面図。 図12に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の正面背面図。 図12に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の対に重ね合わせた場合の図15に対応する断面図。 本発明の第二の実施形態のコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方法を示す図10に相当する断面図(4段積み)。 本発明の第二の実施形態のコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方法を示す図10に相当する断面図(8段積み)。 本発明の第二の実施形態のコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方法の変形例を示す図10に相当する断面図(4段積み)。 本発明の第三の実施形態としてのコンタクトレンズ包装容器を示す斜視図。 図21に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の平面図。 図22におけるXXIII−XXIII断面図。 図21に示すコンタクトレンズ包装容器の容器本体の対に重ね合わせた場合の図23に対応する断面図。 本発明の第三の実施形態のコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方法を示す図10に相当する断面図(3段積み)。 本発明の第三の実施形態のコンタクトレンズ包装容器の重ね合わせ方法を示す図8に相当する断面図(4段積み)。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1〜7には、本発明の第一の実施形態としてのコンタクトレンズ包装容器10が、示されている。このコンタクトレンズ包装容器10は、容器本体12と覆蓋シート14を含んで構成されており、容器本体12に眼用レンズとしてのコンタクトレンズ16や保存液18を収容して、覆蓋シート14を容器本体12に剥離可能に固着することにより、コンタクトレンズ16を密封収容すると共に、必要に応じて覆蓋シート14を容器本体12より剥離してコンタクトレンズ16を取り出すことが出来るようになっている。
より詳細には、容器本体12は、コンタクトレンズ16と保存液18を収容する窪み部20と窪み部20の開口周縁部から全周に亘って鍔状に広がるフランジ状部22を含んで構成されており、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。窪み部20は、厚さ方向に扁平な略半球殻形状を有しており、窪み部20の内面26は、略一定の曲率半径:rcを有する球状凹面とされている(図4参照)。また一方、窪み部20の開口周縁部から鍔状に広がるフランジ状部22は、窪み部20の一方の側となる片側方向(図1及び図2中、右方向)に延びる実質的に平坦な延出部27を有しており、全体として薄肉の略矩形平板形状を呈して窪み部20と一体形成されている。
また、窪み部20には、図1,2,4にも示されているように、コンタクトレンズ16と保存液18が収容されており、コンタクトレンズ16を浸漬するのに十分な量の保存液18で充填されている。なお、収容されるコンタクトレンズ16や保存液18の種類や材質等は限定されるものでないが、本実施形態において、コンタクトレンズ16は、例えば、HEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)を素材とする親水性ソフトコンタクトレンズとされると共に、保存液18は、コンタクトレンズ16の乾燥を防ぎ、且つコンタクトレンズ16をすぐに使用できる状態に維持せしめ得るものであって、無菌水溶液,等浸透圧食塩水等とされる。
一方、覆蓋シート14は、アルミニウム箔と合成樹脂の複合材からなるラミネートシートによって形成されており、容器本体12の外形形状に対応した平面形状、例えば図2(a)に示すような矩形形状、を有している。また、覆蓋シート14は、容器本体12にヒートシール等で固着されており、例えば、図1に示されているように、窪み部20の開口周縁部の外周側に広がるフランジ状部22において周方向の全周に亘って略一定幅で連続して延びるようにして略円環形状の固着面28が形成されている。この固着面28に覆蓋シート14を重ね合わせて熱シーリング、超音波シーリング、接着剤等の任意の方法で固着することにより、覆蓋シート14が容器本体12に剥離可能に融着され、容器本体12の窪み部20が覆蓋シート14で流体密に覆蓋される。なお、覆蓋シート14の容器本体12への固着に際し、容器本体12の窪み部20には、予めコンタクトレンズ16と保存液18が収容されており、覆蓋シート14を容器本体12に固着せしめることによって、本実施形態のコンタクトレンズ包装容器10が実現されている。なお、覆蓋シート14の表面には、容器本体12への固着の前或いは後に、必要に応じて、適当な表示やデザインが、印刷やシール貼着によって付され得る。
窪み部20とは逆側に位置する、フランジ状部22の延出部27の端部には、下方に向かって延びる側壁部30が設けられている。また、フランジ状部22の延出部27の略中間部には、凹所32が設けられている。なお、延出部27のフランジ状部22からの延出長さは、覆蓋シート14をめくる際の台座機能や把持性を考慮して適宜設定される。
本発明によるコンタクトレンズ包装容器10は、対に重ね合わせることができる。図6や図7に示すように、2個のコンタクトレンズ包装容器10は、それらの下面同士を互いに内側にして組み重ねられる。このとき、一方のコンタクトレンズ包装容器10の窪み部20の底部外面34が他方のコンタクトレンズ包装容器10の凹所32の中に収容され、逆もまた同じである。すなわち、2個のコンタクトレンズ包装容器10は、窪み部20の底面同士を対向させた状態で相互に180°回転させて、重ね合わされる。なお、2個のコンタクトレンズ包装容器10のフランジ状部22同士は、互いに平行な状態ですき間を隔てて対向配置される。
ここで、凹所32の形状は、窪み部20の底部外面34が収納できる形状であれば何れでもよいが、上述の通り相互に重ね合わされた一対のコンタクトレンズ包装容器10の重ね合わせ方向の寸法を小さくするためには、平面視で略円形状で開口形成されており、凹所32の中心軸が、凹所32に収容される他の容器本体12の窪み部20の中心軸と同軸となるように設けられていることが望ましい。これにより、一方の容器本体12を他の容器本体12に重ね合わせる際に、それらの窪み部20と凹所32を有利に位置決めしつつ効率的に重ね合わせ高さを小さくすることができるのである。また、凹所32の形状は、図1、図2や図4に示すように、延出部27の上面36から下面38に向かって次第に穴径が大きくなるように形成されていることが望ましい。なお、凹所32は延出部27の板厚方向に貫通されることなく、延出部27の下面に開口する凹形状でもよい。
更に本実施形態のコンタクトレンズ包装容器10においては、窪み部20が半球よりも深さ寸法が小さな凹面形状とされていると共に、窪み部20の内面26の縦断面での曲率半径:rcが、コンタクトレンズ16の前面の曲率半径:Rにたいして、式:1.0≦rc/R≦1.2を満足するように設定されていることが望ましい。すなわち、窪み部20に収容されるコンタクトレンズ16の曲率半径Rよりも窪み部20の内面26の縦断面での曲率半径rcを小さくすると、窪み部20の内面26にコンタクトレンズ16が当接して、コンタクトレンズ16に応力が及ぼされて流通・保存時に変形癖がつくおそれがある。また、窪み部20の内面26の曲率半径rcがコンタクトレンズ16の前面の曲率半径Rの1.2倍よりも大きいと、窪み部20が必要以上に大きくなって、大型化を招くこととなる。従って、1.0≦rc/R≦1.2を満たすことで、コンタクトレンズ16に応力を及ぼすこと無く保存ができ、且つ窪み部20を必要以上に大型化することを避けることができるのである。なお、このフランジ状部22からの窪み部20の最大突出高さは、好適には4〜8mm、より好適には4〜5mmであることが望ましい。また、図4に示すように、フランジ状部22からの窪み部20の最大突出高さは、側壁部30のフランジ状部22の延出部27からの延出長さと略等しく形成されている。
このような構造とされた本実施形態のコンタクトレンズ包装容器10は、さらに多数を重ね合わせて図9に示す二次包装容器44内に空間節約的な方法で収容することができる。例えば図8(a)に示すように、複数のコンタクトレンズ包装容器10(本実施形態では5個)を一列に並べて配設し、それらを共通の連続したカバーシート40によって互いに連結する。カバーシート40には、一つ一つのコンタクトレンズ包装容器10を分離しやすくするために、個々のコンタクトレンズ包装容器10の間の分離線の部分に所与の破断線42が設けられている。次に、図8(b)に示すように、カバーシート40によって相互に連結された多数のコンタクトレンズ包装容器10は窪み部20の底部外面34同士を対向させた状態で相互に180°回転させて重ね合わせる。さらに、それぞれが5個のコンタクトレンズ包装容器10の連結体2つを重ね合わせたユニット3組を一つの二次包装容器44に納めて保管することができる。
図9に示す二次包装容器44は、ボール紙等から構成されており、略矩形箱体形状に形成されている。二次包装容器44の上壁46は、後部ヒンジライン52を中心にして上方に回転させる様にして、二次包装容器44を開口できるようになっており、長手方向両端部に側壁50の内側に押し込むことが出来るサイドフラップ54を有している。上壁46は、下に垂れ下がる前部フラップ56を有しており、前部フラップ56の下側の縁部の中央にラッチ用タブ58が形成されている。ラッチ用タブ58は、前壁48の中央に形成されたラッチ用スリット60に挿し入れられて、二次包装容器44が閉塞状態に保持されるようになっている。
次に図10及び図11を用いて、本実施形態のコンタクトレンズ包装容器10を用いた場合の効果について説明する。なお、図10(b)と図11(b)は、いずれも、図10(a)と図11(a)に示す個々のコンタクトレンズ包装容器10を高さ方向に離隔して示したもので、理解を容易とするための補助的な図面である。図10(a)には、図8(b)に示す5個のコンタクトレンズ包装容器10の連結体の2つが重ね合わされたユニットの3組が、二次包装容器44に収容された状態の断面図が示されている。図10(a)から明らかなように、各ユニットにおいて、一対のコンタクトレンズ包装容器10の重ね合わせ方向において、一方のコンタクトレンズ包装容器10の窪み部20の底部外面34が、他方のコンタクトレンズ包装容器10の延出部27に設けられた凹所32に嵌まり込んで、他方のコンタクトレンズ容器10の覆蓋シート14と当接されている。従って、一対のコンタクトレンズ包装容器10の重ね合せ方向である図10(a)の上下方向において、各ユニットの高さ寸法H1は、図10(a)の上下方向における一方のコンタクトレンズ包装容器10高さ寸法h(容器本体12の高さ寸法と覆蓋シート14の厚さ寸法の合計)に、他方のコンタクトレンズ包装容器10の覆蓋シート14の厚さ寸法waを加えた寸法となる(H1=h+wa)。要するに、一方のコンタクトレンズ包装容器10の窪み部20の底部外面34が、他方のコンタクトレンズ包装容器10の延出部27に設けられた凹所32を貫通して覆蓋シート14にまで到達していることから、各ユニットにおいて、他方のコンタクトレンズ包装容器10の延出部27の板厚寸法w分のみ、高さ寸法を小さくできるのである。
一方、図11(a)に示す従来例のコンタクトレンズ包装容器62の場合には、延出部に凹所が設けられていないことから、一対のコンタクトレンズ包装容器62の重ね合せ方向である図11(a)の上下方向において、各ユニットの高さ寸法H2は、図11(a)の上下方向における一方のコンタクトレンズ包装容器62の高さ寸法h(容器本体12の高さ寸法と覆蓋シート14の厚さ寸法の合計)に、他方のコンタクトレンズ包装容器62の延長部の板厚寸法wと覆蓋シート14の厚さ寸法waを加えた寸法となる(H2=h+w+wa)。
従って、ユニットの3組を二次包装容器44に収容した状態では、本実施形態のコンタクトレンズ包装容器10を用いることにより、従来例のコンタクトレンズ包装容器62を用いた場合に比して、延出部27の板厚寸法wの3倍(3w)もの高さ寸法を削減できるのである。
以上述べてきたように、本実施形態によれば、コンタクトレンズ包装容器10の複数を相互に重ね合わせて、一方の容器本体12の窪み部20の底部外面34を他方の容器本体12の凹所32に収容することができる。これにより、積み重ねられたコンタクトレンズ包装容器10の重ね合わせ方向の高さを、窪み部20の底部外面34が凹所32に収容される分、小さくすることができる。それ故、多数のコンタクトレンズ包装容器が重ね合わされて保管される二次包装容器44の小型化を図ることができ、流通コストや保管スペースの削減を図ることができる。
また、一対のコンタクトレンズ包装容器10を、各容器本体12の窪み部20の底部外面34同士を対向させると共に、容器本体12を相互に180°回転させた状態で重ね合わせることにより、突出部分が内包されることとなる。これにより、旅行等に安定して持ち運ぶこと等が可能となると共に、デザイン等が施される覆蓋シート14の破損等を防止できる。
以下、本発明の別の実施形態としてのコンタクトレンズ包装容器を、更に幾つか例示するが、以下に挙げる実施形態において、第一の実施形態と同様な構造とされた部材および部位については、図中に、第一の実施形態と同一の符号を付することにより、それらの詳細な説明を省略する。
すなわち、図12〜17には、本発明の第二の実施形態としてのコンタクトレンズ包装容器64が示されている。かかるコンタクトレンズ包装容器64は、(i)窪み部20の覆蓋シート14に後述する凹み部66が設けられている点と、(ii)延出部27に載置される部分の覆蓋シート14の形状とに関して、第一の実施形態と異なる実施形態を示すものである。
より詳細には、本実施形態のコンタクトレンズ包装容器64における窪み部20の開口部を覆蓋する覆蓋シート14の対応部分において、窪み部20側に凹んだ凹み部66が形成されている。この覆蓋シート14に設けられた凹み部66は、窪み部20と同様の、厚さ方向に扁平な略半球殻形状を有している。なお、凹み部66の形状は、窪み部20の底部外面34が収納できる形状であれば形状は何れでもよいが、コンパクトに収納するためには、略一定の曲率半径:rsを有する球状凹面とされている(図15参照)と共に、rsは、窪み部20内面26の縦断面での曲率半径:rcよりも大きくされていることが望ましい。これにより、コンタクトレンズ16は、窪み部20内面26と覆蓋シート14の凹み部66の間にコンパクトに収納し得るのである。また、凹み部66の中心軸が、凹み部66に収容される他の容器本体12の窪み部20の中心軸と同軸となるように設けられていることが望ましい。これにより、一方の容器本体12を他の容器本体12に重ね合わせる際に、それらの窪み部20と凹み部66を有利に位置決めしつつ効率的に重ね合わせ高さを小さくすることができるのである。
また、本実施形態のコンタクトレンズ包装容器64における凹所32が設けられた延出部27を覆う部分の覆蓋シート14の形状は、凹所32に対応する部位において凹所32全体が外部に露呈するように貫通孔68が設けられている。なお、覆蓋シート14は、凹所32を覆わない短尺に形成するようにしてもよい。また、本実施形態では、延出部27を貫通する凹所32の径寸法が第一実施形態のコンタクトレンズ包装容器10における凹所32よりも大きくされており、窪み部20の開口周縁部の径寸法とほぼ同程度とされている(図13(b)参照)。
さらに、窪み部20とは逆側に位置する、フランジ状部22の延出部27の端部から下方に向かって延びる側壁部30には、下端部に開口する切欠部70が形成されており、切欠部70の両側端部に一対の係合部71,71が形成されている。一方、上記フランジ状部22の窪み部20側の端縁部(図13(a),(b)中左側)には、上記係合部71,71が係止される一対の切欠状の係止部72,72が設けられている。
次に、コンタクトレンズ包装容器64の重ね合わせ方法について、図17を用いて説明する。図17に示すように、一対のコンタクトレンズ包装容器64は、それらの窪み部20の底部外面34同士を互いに対向配置すると共に相互に180°回転した状態で重ね合わされている。このとき、一方のコンタクトレンズ包装容器64の窪み部20の底部外面34が他方のコンタクトレンズ包装容器64の凹所32および覆蓋シート14に貫設された貫通孔68を貫通して突出した状態で収納され、逆もまた同じである。ここにおいて、コンタクトレンズ包装容器64の凹所32の径寸法は、窪み部20の開口周縁部の径寸法と略同じかそれよりも大きくされていることから、一対のコンタクトレンズ包装容器64は、互いの窪み部20を相手方の凹所32に嵌め入れて互いのフランジ状部22が平行に重ね合わされるように組み合わされることとなる。その際、一方のコンタクトレンズ包装容器64の側壁部30の係合部71,71と他方のコンタクトレンズ包装容器64の係止部72,72が相互に当接され、係合部71,71が相互に離隔する方向に弾性当接して、係止部72,72を乗り越えた後、もとの形状に弾性復帰することにより、係合部71,71と係止部72,72が係合されて、それらのコンタクトレンズ包装容器64を重ね合せ状態にロックすることができる。これにより、簡単な構造でコンタクトレンズ包装容器64同士のロック機構を設けることができると共に、コンタクトレンズ包装容器64の携帯性の向上を図ることができるのである。なお、上述の切欠部70と係止部72を用いた係合構造は一例であり、係合構造はこれに限定されるものではない。
また、上述の重ね合わせ作業を繰り返すことにより、たくさんのコンタクトレンズ包装容器64を積み重ねることが出来る。例えば、4個のコンタクトレンズ包装容器64をこのように互い違いに積み重ねたものを図18に、また8個のコンタクトレンズ包装容器64を互い違いに積み重ねたものを図19に示す。なお、図18(a)には、図17に示すように重ね合わされた一対のコンタクトレンズ包装容器64の2つのユニット74,74を重ね合わせる前の状態を示し、図18(b)には2つのユニット74,74を重ね合わせた状態のユニット76が示されている。また、図19(a)には、図18(b)に示す2つのユニット76,76を重ね合わせる前の状態を示し、図19(b)には、2つのユニット76を重ね合わせたユニット78が示されている。
図18および図19から明らかなように、本実施形態のコンタクトレンズ包装容器64においては、覆蓋シート14の窪み部20上に位置する部位に、凹み部66が設けられていることから、図18(a)に示す2つのユニット74,74を相互に重ね合わせる際に、一方のユニット74の凹所32および貫通孔68から突出した窪み部20の底部外面34が他方のユニット74の覆蓋シート14の凹み部66に嵌まり込んで収容されている(図18(b)参照)。さらに、図19(a)に示す2つのユニット76,76を相互に重ね合わせる際に、一方のユニット76の凹所32および貫通孔68から突出した窪み部20の底部外面34が他方のユニット74の覆蓋シート14の凹み部66に嵌まり込んで収容されている(図19(b)参照)。このように、本実施形態のコンタクトレンズ包装容器64によれば、覆蓋シート14に設けた凹み部66を利用して、各コンタクトレンズ包装容器64の重ね合せ方向での高さ寸法(図18、図19における上下方向寸法)を一層吸収して小さくすることができるのである。
このような積み重ね方法により、コンタクトレンズ包装容器64一個あたりに必要とされる高さを試算してみる。例えばコンタクトレンズ包装容器64一個の場合の高さH3(図17参照)を5.5mmとすると、図18に示すようにコンタクトレンズ包装容器64を4個重ね合わせた場合の高さH4は11.0mm、また図19に示すようにコンタクトレンズ包装容器64を8個重ね合わせた場合の高さH5は16.3mmとなる。前記実施形態のコンタクトレンズ包装容器10の場合と比べてみると、4個重ね合わせた場合では第一実施形態の場合の高さ11.4mmよりやや小さく、また8個重ね合わせた場合では第一実施形態の場合の高さ22.8mmより大幅に小さく、コンパクトに収納できることが分かる。
さらに、コンタクトレンズ包装容器64の他の重ね合わせ方法について、図20を用いて説明する。なお、図20(a)は、理解を容易とするための補助的な図面である。図20(a)に示すように、まず4個のコンタクトレンズ包装容器64を2個ずつ各窪み部20が同じ方向に突出する状態で重ね合わせ、次にそれら重ね合わされた2組のコンタクトレンズ包装容器64の窪み部20の底部外面34同士を対面配置した状態で、互いに対して180°回転させた後、重ね合わせる。このように重ね合わされた4つのコンタクトレンズ包装容器64の組立体をユニット80と称す。なお、ユニット80では、中央に配置された2つのコンタクトレンズ包装容器64においてのみ、係合部71と係止部72をロックさせることができる。
また、これらを繰り返すことにより、たくさんのコンタクトレンズ包装容器64を積み重ねることが出来るのである。このような積み重ね方法により、コンタクトレンズ包装容器64一個あたりに必要とされる高さを試算してみると、例えばコンタクトレンズ包装容器64一個の場合の高さH3(図17参照)を5.5mmとすると、図20に示すようにコンタクトレンズ包装容器64を4個重ね合わせたユニット80の場合の高さH6は9.0mmとなる。この値は、前記実施形態の積み重ね方法の4個重ね合わせた場合の高さ11.0mmと比べて大幅に小さくできることが分かる。
以上のように、本実施形態のコンタクトレンズ包装容器64においては、一方のコンタクトレンズ包装容器64の窪み部20を、他方のコンタクトレンズ包装容器64の窪み部20に入り込ませて重ね合わせ方向の高さ寸法を一層小さくすることができる。それ故、二次包装容器44の小型化や、二次包装容器44により多くのコンタクトレンズ包装容器64を収納することが可能となる。
ここで説明したコンタクトレンズ包装容器64を用いた積み重ね方法では、複数のコンタクトレンズ包装容器64を、それらの容器本体12の各窪み部20が逆方向に突出する状態で対向させると共に、容器本体12を互い違いに180°回転させた状態で重ね合わせた場合や、上記のコンタクトレンズ包装容器64を、各窪み部20が同じ方向に突出する状態で重ね合わせた一組のコンタクトレンズ包装容器64,64とそれぞれ窪み部20同士を対向させて、相互に180°回転させた状態で重ね合わせた場合、について例示を行ったが、これ以外にも様々な積み重ね方法が考えられる。例えば、例示の重ね合わせ方法をランダムに混在させて複数のコンタクトレンズ包装容器64を重ね合わせてもよい。
図21〜23には、本発明の第三の実施形態としてのコンタクトレンズ包装容器82が示されている。なお、左右側面図と正面背面図はそれぞれ図14と図16と同じであるので省略する。かかるコンタクトレンズ包装容器82は、凹所32の形状に関して、第二の実施形態と異なる実施形態を示すものである。詳細には、凹所32の形状は、図21〜23に示すように、上面36側の方が下面38側より穴径が大きくなるように形成されている。
次に、コンタクトレンズ包装容器82の重ね合わせ方法について、図24を用いて説明する。図24に示すように、一方のコンタクトレンズ包装容器82aを、180°回転させた他方のコンタクトレンズ包装容器82bの上に、各窪み部20が同じ方向に突出する状態で重ねることにより、一方のコンタクトレンズ包装容器82aの窪み部20の底部外面34が、他方のコンタクトレンズ包装容器82bの凹所32から突出する形で収納される。このように重ね合わされたコンタクトレンズ包装容器82bをユニット84と称す。ここで、凹所32の上面36側の径寸法は、窪み部20の開口周縁部の径寸法、底部外面34の基端部の径寸法と同じかやや大きく形成されている。これにより、図24に示すようにコンタクトレンズ包装容器84bの上方からコンタクトレンズ包装容器82aを重ね合わせて、コンタクトレンズ包装容器82aの窪み部20の底部外面34が貫通孔68及び凹所32を貫通して突出し、互いにフランジ状部2同士が重ね合わされる。図25に示すように、上記コンタクトレンズ包装容器82a,82bに加えて、さらに他のコンタクトレンズ包装容器82cを、それらの容器本体12の各窪み部20が同じ方向に突出する状態で対向させると共に、容器本体12を互い違いに180°回転させた状態で重ね合わせて、コンタクトレンズ包装容器82aの窪み部20の底部外面34をコンタクトレンズ包装容器82bの延出部27の凹所32を貫通して突出した状態で収容させると共に、コンタクトレンズ包装容器82bのフランジ状部22の延出部27の凹所32から突出したコンタクトレンズ包装容器82aの窪み部20の底部外面34を、コンタクトレンズ包装容器82cの覆蓋シート14の凹み部66に収容して、互いのフランジ状部22を重ね合わせる。このように重ね合わせた3つのコンタクトレンズ包装容器82をユニット86と称す。また、これらを繰り返すことにより、たくさんのコンタクトレンズ包装容器82を積み重ねることが出来るのである。
次に、図26を用いて、本実施形態のコンタクトレンズ包装容器82を用いると、どの程度重ね合わせ方向の高さが低く出来ているのか、について試算してみる。なお、図26(a)は、図26(b)に示す個々のコンタクトレンズ包装容器82を高さ方向に離隔して示したものである。例えばコンタクトレンズ包装容器82一個の場合の高さ寸法H7を5.5mmとすると、図26に示すようにコンタクトレンズ包装容器82を4個重ね合わせた場合のユニット88では、高さ寸法H8は8.5mmとなる。この値は、第一の実施形態の4個重ね合わせた場合の高さ寸法の値11.0mmや第二の実施形態の4個重ね合わせた場合の高さ寸法の値9.0mmと比べても小さいできることが分かる。また、コンタクトレンズ包装容器82を表裏反転させる必要がないことから、製造工程の簡素化を図りつつ、積層方向での小型化を図ることができる。
なお、側壁部30のフランジ状部22の延出部27からの突出高さが、窪み部20の突出高さを超えて突出している場合等は、窪み部20上の覆蓋シート14に凹み部66を設けることなく、窪み部20を貫通孔68に貫通して突出させるだけで、厚さを小さくするようにしてもよい。
ここで説明したコンタクトレンズ包装容器82を用いた積み重ね方法では、複数のコンタクトレンズ包装容器82を、それらの容器本体12の各窪み部20が同じ方向に突出する状態で対向させると共に、容器本体12を互い違いに180°回転させた状態で重ね合わせた場合について例示を行ったが、これ以外にも様々な積み重ね方法が考えられる。例えば、上記コンタクトレンズ包装容器82を、それらの容器本体12の各窪み部20が同じ方向に突出する状態で対向させた状態で重ね合わせてもよい。すなわち、本実施形態で説明したコンタクトレンズ包装容器82を用いた具体的な積み重ね方法は、上記において例示したものに限定されるものでない。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、これら実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものでない。
図1に示すコンタクトレンズ包装容器10には、一対の係合部及び係止部は設けられていなかったが、必要に応じて設けることが出来る。例えば、図12や図21に示すような一対の係合部71及び係止部72を設けてもよいし、側壁部30の突出端面にノッチ状の切り欠けを設けて係合部とする一方、フランジ状部22に該係合部に係止する突起状の係止部を設けてもよい。
また、容器本体12には、補強用の外周縦壁やリブ,剥離補助用や肉抜用の穴および把持に際しての滑り止め用の凹凸等が適宜に形成され得ることとなり、容器本体12の具体的形状は、前記実施形態の形状のものに限定されるものでない。
また、フランジ状部22の形状や大きさ等は、使用性やパッキング性等を考慮して任意に設定され得るものであり、例示のフランジ状部22の形状に限定されるものではない。
加えて、本発明によるコンタクトレンズ包装容器は、近視用、遠視用、老眼用等の各種ディスポーザブルタイプを含むソフトコンタクトレンズの他、ハードコンタクトレンズや眼内レンズ等の各種眼用レンズを収容することも勿論可能である。また、本発明に係るコンタクトレンズ包装容器は、消費者等の最終利用者への提供用の眼用レンズ容器として採用可能である他、例えば、製造者から医療機関等への提供用の眼用レンズ容器としても採用可能である。
加えて、例示のコンタクトレンズ包装容器10,64,84で使用された本発明に係る容器本体12は、コンタクトレンズ包装容器10,64,84の製造前において、製造ライン等で保管される際においても、一方の容器本体12の窪み部20の底部外面34を他方の容器本体12の凹所32に嵌め入れて重ね合わせることにより、容器本体12の保管時の保管スペースの削減にも同様に寄与し得るものである。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
10,64,82:コンタクトレンズ包装容器、12:容器本体、14:覆蓋シート、16:コンタクトレンズ、18:保存液、20:窪み部、22:フランジ状部、26:内面、27:延出部、28:固着面、30:側壁部、32:凹所、34:底部外面、44:二次包装容器、66:凹み部、68:貫通孔、70:切欠部、71:係合部、72:係止部

Claims (11)

  1. コンタクトレンズと保存液を収容する窪み部と該窪み部の開口周縁部から外周方向に広がる実質的に平坦なフランジ状部を有する容器本体と、該容器本体に重ね合されて該窪み部の開口部を覆う覆蓋シートとを備えており、該覆蓋シートが該窪み部の該開口部周りで全周に亘って剥離可能に固着されて該窪み部にコンタクトレンズと保存液が封止されている一方、該容器本体が他の容器本体と重ね合わされた状態で保管されるようになっている、コンタクトレンズ包装容器において、
    前記容器本体の前記フランジ状部が、前記窪み部の一方の側に延び出す延出部を有していると共に、該延出部には凹所が形成されており、該容器本体が前記他の容器本体と重ね合わされて保管される際に、該容器本体の該窪み部の底部外面が該他の容器本体の凹所に収容されるようになっている
    ことを特徴とするコンタクトレンズ包装容器。
  2. 前記容器本体の相互に離隔する2箇所には、一対の係合部および係止部が形成されており、該容器本体が前記他の容器本体と重ね合された際に、該容器本体に設けられた該係止部よび係合部が、該他の容器本体に設けられた該係合部および係止部にそれぞれ係合されることにより、重ね合せ状態が保持されるようになっている請求項1に記載のコンタクトレンズ包装容器。
  3. 前記容器本体の前記フランジ部には、前記窪み部が突出する側に延び出す側壁部が設けられていると共に、該側壁部に前記係合部が形成されている一方、
    さらに前記容器本体の前記フランジ部には、前記容器本体が前記他の容器本体とそれらの前記窪み部の底部外面同士を対向させると共に、相互に180°回転させた状態で重ね合わせた際に、前記側壁部に設けられた前記係合部と対応する位置に、前記係止部が設けらされている請求項2に記載のコンタクトレンズ包装容器。
  4. 前記容器本体の前記フランジ状部からの前記窪み部の最大突出高さが、4〜8mmである請求項1〜3の何れか1項に記載のコンタクトレンズ包装容器。
  5. 前記容器本体の前記窪み部が半球よりも小さな凹面形状とされており、窪み部内面の縦断面での曲率半径:rcが、前記コンタクトレンズの前面の曲率半径:Rにたいして、式:1.0≦rc/R≦1.2を満足するように設定されている請求項1〜4の何れか1項に記載のコンタクトレンズ包装容器。
  6. 前記容器本体の前記延出部に設けられた前記凹所が、平面視で略円形状で開口形成されており、該凹所の中心軸が、該凹所に収容される前記他の容器本体の前記窪み部の中心軸と同軸となるように設けられている請求項5に記載のコンタクトレンズ包装容器。
  7. 前記容器本体の前記凹所が、前記延出部を貫通する貫通孔によって構成されている共に、該貫通孔が、重ね合される前記他の容器本体の前記窪み部の底部外面が該貫通孔を貫通して該延出部から突出し得る大きさで設けられている一方、
    前記覆蓋シートが、前記窪み部の開口部を覆蓋する部位において、該窪み部側に凹んだ凹み部を有している請求項1〜6の何れか1項に記載のコンタクトレンズ包装容器。
  8. 複数のコンタクトレンズ包装容器を積み重ねるコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法であって、
    前記コンタクトレンズ包装容器として、請求項1〜7の何れか1項に記載のコンタクトレンズ包装容器を用いる一方、前記複数のコンタクトレンズ包装容器のうち、一の該コンタクトレンズ包装容器の前記容器本体の前記窪み部の底部外面を、他の該コンタクトレンズ包装容器の前記容器本体の前記凹所に収容させた状態で、該一のコンタクトレンズ包装容器と該他のコンタクトレンズ包装容器を積み重ねる、
    ことを特徴とするコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法。
  9. 前記一のコンタクトレンズ包装容器と前記他のコンタクトレンズ包装容器を、各前記容器本体の前記窪み部の底部外面同士を対向させると共に、該容器本体を相互に180°回転させた状態で重ね合わせて、該一のコンタクトレンズ包装容器の該窪み部の底部外面を該他のコンタクトレンズ包装容器の該延出部の該凹所に収容させる一方、該他のコンタクトレンズ包装容器の該窪み部の底部外面を該一のコンタクトレンズ包装容器の該延出部の該凹所に収容させる請求項に記載のコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法。
  10. 前記一のコンタクトレンズ包装容器と前記他のコンタクトレンズ包装容器を、それらの前記容器本体の各前記窪み部が同じ方向に突出する状態で対向させると共に、該容器本体を相互に180°回転させた状態で重ね合わせて、該一のコンタクトレンズ包装容器の該窪み部の底部外面を該他のコンタクトレンズ包装容器の該延出部の該凹所に収容させる請求項に記載のコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法。
  11. 前記コンタクトレンズ包装容器として、請求項7に記載のコンタクトレンズ包装容器を用いる一方、
    前記一のコンタクトレンズ包装容器と前記他のコンタクトレンズ包装容器に加えて、さらに他のコンタクトレンズ包装容器を、それらの前記容器本体の各前記窪み部が同じ方向に突出する状態で対向させると共に、該容器本体を互い違いに180°回転させた状態で重ね合わせて、
    前記一のコンタクトレンズ包装容器の前記窪み部の底部外面を前記他のコンタクトレンズ包装容器の前記延出部の前記貫通孔を貫通して突出した状態で収容させると共に、該他のコンタクトレンズ包装容器の該延出部から突出した該一のコンタクトレンズ包装容器の該窪み部を、前記さらに他のコンタクトレンズ包装容器の前記窪み部の凹み部に収容するようにした請求項に記載のコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法。
JP2013551019A 2011-12-26 2011-12-26 コンタクトレンズ包装容器およびコンタクトレンズ包装容器の積み重ね方法 Active JP5544051B2 (ja)

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