JP5543983B2 - ディスクの認識 - Google Patents

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Description

[01] 本発明はディスクの認識に関する。より具体的には、本発明は例えばブルーレイディスクといった光ディスクの認識に関する。
[02] 従前から、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD)といった従来の光ディスクは、ディスク上に特定のメタデータを有さない。メタデータは、デジタル記録を記述するまたは識別するために用いられうるデータである。したがって、これらのディスクは、通常ディスク上にメタデータがないので、ディスク上のメタデータを参照することによって認識されることができない。
[03] 従来のコンパクトディスクは、通常、ディスクから目次データを読み出し、そのデータを用いてデータベース内の情報を検索することによって認識された。本明細書に参照することによって組み込む米国特許第6,230,192号および第6,330,593号(以下‘192号特許および‘593号特許)は、このような方法の従来例を提供する。‘192号特許および‘593号特許は、概して、音楽記録を聴いているユーザに追加のエンターテインメントコンテンツを供給することに関する。従来の技術を用いて、アルバム識別子が再生されているアルバムについて計算される。アルバム識別子は、アルバムにあるトラックの数および長さに基づいて決定されうる。アルバム識別子を用いて、データベースから、ユーザによって再生されている記録に関する情報が取ってこられる。
[04] 従来型のシステムは、ユーザのコンピュータのCDプレイヤ内でコンパクトディスクを検出するとアルバム識別子を計算し、そのアルバム識別子を、アルバムに関する情報を含むウェブサイトをホストするリモートサーバに送信しうる。従来型のサーバは、アルバム識別子を、アルバムデータベース内の少なくとも1つの一致する記録を検索するためのキーとして用いて、その一致した記録に記憶されたアルバム情報を出力する。
[05] 不都合なことに、従来型のシステムは、最新型のディスクの識別に関する障害の一部については対応していない。例えばブルーレイ技術は、ディスクの識別について新たな一連の課題を呈し、そのようなディスクを識別する従来式の方法は容易に適用できない。
[06] 一実施形態では、コンテンツ証明書を用いてディスクを認識する方法が提供される。かかる方法は、ディスク上に所定のロケーションを有するコンテンツ証明書を含むディスクを受け取ることを含む。かかる方法はさらに、ディスクからコンテンツ証明書を読み出すことを含む。コンテンツ証明書は一意のテキストファイルを含む。かかる方法はさらに、コンテンツ証明書にハッシュ関数を適用することによりハッシュ値を生成することを含む。ハッシュ値はそのディスク用の一意識別子である。
[07] 第2の実施形態では、コンテンツ証明書を用いてディスクを認識するシステムが提供される。かかるシステムは、ディスク上に所定のロケーションを有するコンテンツ証明書を含むディスクを受け取るために構成される。かかるシステムはさらに、ディスクからコンテンツ証明書を読み出すために構成される。コンテンツ証明書は一意のテキストファイルを含む。かかるシステムはさらに、コンテンツ証明書にハッシュ関数を適用することによりハッシュ値を生成するために構成される。ハッシュ値はディスク用の一意識別子である。
[08] 第3の実施形態では、コンテンツ証明書を用いてディスクを認識するための1以上の命令を含むコンピュータ可読媒体が提供される。1以上の命令は、1以上のプロセッサによって実行されると、1以上のプロセッサに、ディスクを受け取るステップ、ディスクからコンテンツ証明書を読み出すステップ、およびコンテンツ証明書にハッシュ関数を適用することによりハッシュ値を生成するステップを行わせ、ディスクはコンテンツ証明書を含み、コンテンツ証明書はディスク上に所定のロケーションを有し、コンテンツ証明書は一意のテキストファイルを含み、ハッシュ値はディスク用の一意識別子である。
[09] 第4の実施形態では、データファイルを用いてディスクを認識する方法が提供される。かかる方法は、1以上のデータファイルを含むディスクを受け取ることを含む。かかる方法はさらに、1以上のデータファイルに関連するデータを読み出すことを含む。1以上のデータファイルの各々は、オーディオデータおよび/またはビデオデータを含む。かかる方法はさらに、1以上のデータファイルに関連するデータにハッシュ関数を提供することによりハッシュ値を生成することを含む。ハッシュ値はそのディスク用の一意識別子である。
[10] 第5の実施形態では、データファイルを用いてディスクを認識するシステムが提供される。かかるシステムは、1以上のデータファイルを含むディスクを受け取るために構成される。かかるシステムはさらに、1以上のデータファイルに関連するデータを読み出すために構成される。1以上のデータファイルの各々はオーディオデータおよび/またはビデオデータを含む。かかる方法はさらに、1以上のデータファイルに関連するデータにハッシュ関数を適用することによりハッシュ値を生成することを含む。ハッシュ値はそのディスク用の一意識別子である。
[11] 第6の実施形態では、コンピュータ可読媒体が、データファイルを用いてディスクを認識するための1以上の命令を含む。1以上の命令は、1以上のプロセッサによって実行されると、1以上のプロセッサに、1以上のデータファイルを含むディスクを受け取るステップ、1以上のデータファイルに関連するデータを読み出しするステップ、および1以上のデータファイルに関連するデータにハッシュ関数を適用してハッシュ値を生成するステップを行わせ、1以上のデータファイルの各々はオーディオデータおよびビデオデータの少なくとも1つを含み、ハッシュ値はそのディスク用の一意識別子である。
[12] 幾つかの実施形態では、方法および/またはシステムはさらに、一意識別子に関連するメタデータを、該メタデータを記憶したデータベースから取ってきて、かつ一意識別子に関連するメタデータを表示するために構成される。
[13] 幾つかの場合では、データベースはユーザデバイスに結合するように構成される。ユーザデバイスはデータベースからメタデータを取ってきてメタデータを表示するように構成されうる。ユーザデバイスは、例えばディスクプレイヤ、ブルーレイディスクプレイヤ、コンパクトディスクプレイヤ、デジタルビデオディスクプレイヤ、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、パーソナルメディアデバイス、ポータブルメディアプレイヤ、iPod(登録商標)デバイス、およびズームプレイヤデバイス、のうち少なくとも1つであってよい。
[14] 幾つかの場合では、データベースはネットワークを介してユーザデバイスにアクセス可能であるサーバに結合されるように構成される。サーバはデータベースからメタデータを取ってくるように構成されうる。ユーザデバイスはメタデータを表示するように構成されうる。
[15] 幾つかの実施形態では、一意識別子は、コンテンツ証明書またはデータファイルのコンテンツを解釈することなくディスクが一意に認識されることを可能にしうる。識別子は、標準フォーマットにあり、コンテンツ証明書より小さくてよい。
[16] 幾つかの実施形態では、方法および/またはシステムはさらに、所定のディスクパラメータを用いてコンテンツ証明書またはデータファイルの位置を突き止めるために構成される。所定のディスクパラメータは、コンテンツ証明書またはデータファイルのロケーションを含む。特定の実施では、所定のディスクパラメータはブルーレイディスクパラメータを含みうる。
[17] 幾つかの実施形態では、コンテンツ証明書の一意のテキストファイルは、ディスクが所定のディスクパラメータでコンパイルする証明である。
[18] 本明細書に記載する実施形態のうちの幾つかでは、ディスクは、好適には約650nm未満の波長を有するレーザビームを用いて読み出し可能である。このようなディスクは例えばブルーレイディスクであってよい。ブルーレイディスクは、405nmの波長を有するレーザビームによって読み出し可能であるように構成される。本発明の幾つかの実施は、高解像度オーディオおよび/またはビデオコンテンツの記憶および取り出しに特に有用である。このようなコンテンツは例えばブルーレイディスク上に含まれうる。
[19] 本発明は、上述したように構成されかつ他の特徴および代替手段を有する他の実施形態を包含する。これらの実施形態は、方法、プロセス、装置、システムまたはデバイスとして、を含む多数の方法で実施されうることを理解すべきである。
[20] 本発明の実施形態は、添付図面と共に以下の詳細な説明によって容易に理解されよう。この説明を容易にするために、同様の参照番号は同様の構造要素を指す。
[21] 図1は、幾つかの実施形態に従ってディスクを認識するシステムのブロック図である。 [22] 図2は、幾つかの実施形態に従ってディスクを認識するためにネットワークで結ばれかつ構成されたシステムのブロック図である。 [23] 図3は、幾つかの実施形態に従ってディスクからのコンテンツ証明書ファイルから一意識別子を生成するシステムの概略図である。 [24] 図4は、幾つかの実施形態に従ってディスクからの1以上のデータファイルから一意識別子を生成するシステムの概略図である。 [25] 図5は、幾つかの実施形態に従ってディスクからのデータファイルのサブセットから一意識別子を生成するシステムの概略図である。 [26] 図6は、幾つかの実施形態に従ってディスクからのデータファイルのサイズから一意識別子を生成するシステムの概略図である。 [27] 図7は、幾つかの実施形態に従ってディスクからのコンテンツ証明書を用いてディスクを認識する方法のフローチャートである。 [28] 図8は、幾つかの実施形態に従ってディスクからの1以上のデータファイルを用いてディスクを認識する方法のフローチャートである。
[29] ディスクを認識する方法およびシステムの発明が開示される。様々な実施形態の十分な理解を与えるために多数の特定の詳細が記載される。しかし、当業者であれば、これらの実施形態は他の特定の詳細と共に実施されうることは理解されよう。
定義
[30] 明確にするために、幾つかの用語を以下に定義する。これらの用語はこれらの定義に厳格に制限されるものではない。これらの用語および他の用語は、本説明の文脈での使用によっても定義されうる。例えば幾つかの実施形態は特にブルーレイに適用可能である。
[31] 「ブルーレイ」は、ブルーレイディスクとも知られ、ブルーレイディスク協会と、パーソナルコンピュータおよびメディアメーカー(アップル、デル、日立、HP、JVC、LG、三菱、パナソニック、パイオニア、フィリップス、サムソン、シャープ、ソニー、TDK、およびトムソンを含む)とによって共同開発されたディスクフォーマットを意味する。このフォーマットは、高解像度ビデオ(HD)の記録、書換え、および再生と、さらには大量のデータを記憶可能とするように開発された。このフォーマットは、従来型のDVDの記憶容量の5倍以上の記憶容量を提供し、単層ディスクでは25GBを、20層ディスクでは500GBを保持できる。より多くの層およびより大きい記憶容量も実現可能である。最新のオーディオおよび/またはビデオコーデックの使用と組み合わされたこの追加の容量は、消費者にかつてないHD経験を提供する。CDおよびDVDといったディスク技術が赤色レーザに依存してデータを読み書きするのに対して、ブルーレイフォーマットは代わりに青紫色レーザを使用し、これがその呼称ブルーレイの由来である。青紫色レーザ(405nm)を使用する利点は、このレーザは赤色レーザ(650nm)より短い波長を有する点である。短い波長は、レーザスポットをより高精度で合焦させることを可能にする。この高精度によって、より緊密にデータをパックし、より小さい空間に記憶することが可能となる。したがって、ブルーレイディスクが従来のCDまたはDVDと同じサイズであったとしてもブルーレイディスクには実質的により多くのデータを入れることが可能である。
[32] 「チャプタ」とは、ブルーレイディスク、CDまたはDVDといったディスクのオーディオおよび/またはビデオデータブロックを意味する。1つのチャプタは、オーディオおよび/またはビデオ記録の少なくとも一部を記憶する。
[33] 「コンパクトディスク」(CD)とは、デジタルデータを記憶するように用いられるディスクを意味する。CDはもともとはデジタルオーディオを記憶するために開発された。標準CDは120mmの直径を有し、最長80分のオーディオを保持できる。60〜80mmの範囲の直径を有するミニCDもある。これらは時にCDシングルに用いられ、最長24分のオーディオを記憶する。CD技術は、データストレージCD−ROM、ライトワンスオーディオおよびデータストレージCD−R、リライタブルメディアCD−RW、スーパーオーディオCD(SACD)、ビデオコンパクトディスク(VCD)、スーパービデオコンパクトディスク(SVCD)、フォトCD、ピクチャCD、コンパクトディスクインタラクティブ(CD−i)およびエンハンスドCDを含むよう適応されかつ拡張されてきた。
[34] 「コンテンツ証明書」とは、例えばブルーレイディスクといったディスク上にある一意のテキストファイルを意味する。各コンテンツ証明書は、ディスクのコンテンツの暗号化ハッシュから導出されるので一意である。コンテンツ証明書は、ディスクは例えばブルーレイディスクパラメータといった所定のディスクパラメータでコンパイルするという証明である。したがって、例えば所与のブルーレイディスクのコンテンツがなんらかの理由で変更される(エラーを訂正するための変更、新しいバージョン等)と、そのコンテンツ証明書は有効でなくなり、アドバンスドアクセスコンテンツシステム・ライセンシングアドミニストレータ(AACS LA)から別のものを購入しなければならない。
[35] 「データファイル」とは、ディスク上の実際のオーディオおよび/またはビデオコンテンツの少なくとも一部を含むファイルを意味する。ディスクは通常複数のデータファイルを含む。複数のデータファイルは、全体で、ディスク上のオーディオおよび/またはビデオコンテンツを構成する。データファイルは、例えばブルーレイディスクパラメータといった所定のディスクパラエータによってサポートされるファイルフォーマットを有することが好適である。ブルーレイディスクは、M2TS、MPEG‐2、MPEG‐4 AVC、およびSMPTE VC‐1を含むがこれらに限定されない様々なファイルフォーマットをサポート可能である。「M2TS」は、一般的なブルーレイファイルフォーマットであり、以下に定義される。ブルーレイデータファイルは、ブルーレイディスクに1層あたり最長4時間相当の高解像度テレビジョン(HDTV)オーディオおよび/またはビデオを記憶することを可能にしうる。ブルーレイディスクはさらに、ドルビー(登録商標)の様々なファイルフォーマットおよびデジタル・シアター・システムズ(R)(DTS(R))といった様々なマルチチャネルオーディオファイルフォーマット、並びにパルス符号変調(PCM)オーディオファイルフォーマットをサポート可能である。ブルーレイディスクリライタブルおよびリコーダブルディスクフォーマットは、MPEG‐2といった旧式フォーマットと後方互換性が有する一方で、新しいコーデックによって、ブルーレイ技術が新しいおよび/または予定されているファイルフォーマットをサポート可能となる。Java(登録商標)のクロスプラットフォームの統合によって、ブルーレイディスクがインタラクティブメニュ、並びに新しいサブタイトルといった新しいコンテンツまたはアップデートを、インターネットを介して追加する能力を有することが可能となる。
[36] 「デバイス」とは、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせを意味する。デバイスは時に装置とも言及されうる。各デバイスは、ブルーレイディスクを認識する方法の1以上のステップを実行するように構成される。
[37] 「ハッシング」とは、指定のデータにハッシュ関数を適用することを意味する。ハッシュ関数は、場合により可変サイズの大量のデータを、通常、アレイへのインデックスとして機能しうる単一の整数である少量のデータに変換する手続または数学関数である。ハッシュ関数によって返された値は、ハッシュ値、ハッシュコード、ハッシュサム、または単にハッシュと呼ばれる。ハッシュ関数は、データベース内のアイテムを見つけること、大規模ファイル内の重複または同様の記録を検出すること等といったテーブル検索またはデータ比較タスクをスピードアップするために主に用いられる。
[38] 「メタデータ」とは、通常、データを記述するデータを意味する。より具体的には、メタデータとは、デジタルオーディオ/ビデオ記録のコンテンツを記述するデータを意味する。例えばメタデータは、映画タイトル、俳優名、監督名、および/または映画のジャンル(例えばホラー、ドラマまたはコメディ)を含みうるがこれらに限定されない。
[39] 「M2TS」(例えば「.m2ts」)とは、MPEG‐2トランスポートストリームを意味する。M2TSファイルは、ブルーレイディスクオーディオ/ビジュアル(BDAV)フォーマットで保存されたオーディオおよび/またはビデオファイルである。M2TSファイルは、ブルーレイディスク上にオーディオおよび/またはビデオデータを保存するために用いられうる。M2TSファイルは、720pおよび1080iフォーマットをサポートする。各M2TSトランスポートストリームは、その独自のファイルであり、ファイル名は通常XXXXX.m2ts(「XXXXX」は5桁の数字であり、その後に.m2tsが続く)の形式にある。
[40] 「ネットワーク」とは、任意の2以上のコンピュータ間の接続を意味し、データの伝送を可能にする。ネットワークは、インターネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、ワイヤレスネットワーク、およびセルラネットワークを含むがこれらに限定されないネットワークの任意の組み合わせでありうる。
[41] 「プレス加工」(例えば「ディスクプレス加工」)とは、マスタからディスクプレスでディスクを生成することを意味する。ディスクプレスは、例えば405nmといった約650nm未満の帯域幅を有するレーザビームを含むことが好適である。
[42] 「目次」(TOC)とは、ブルーレイディスク、CDまたはDVDといったディスク上のトラック(またはチャプタ)、トラック(チャプタ)開始時間、およびトラック(またはチャプタ)終了時間のリストを意味する。TOCデータは、ディスク上の各トラック(チャプタ)について一連の連結トラック(チャプタ)開始時間で構成される。ディス上のトラック開始時間は、通常、6桁の16進値として表現される。「Digital Audio Track Set recognition System」なる名称で、本明細書に参照することによって組み込む米国特許第7,359,900号(‘900号特許)は、TOCデータを用いてCDまたはDVDを識別する方法の一例を提供する。‘900号特許にはさらに、ディスクの識別情報を用いてデータベース内のメタデータを検索し、そのメタデータをエンドユーザに送信する方法が記載される。
[43] 「トラック」とは、ブルーレイディスク、CDまたはDVDといったディスク上のオーディオデータブロックを意味する。トラックは、オーディオ記録の少なくとも一部分を記憶する。
[44] 「ユーザデバイス」(例えば「ユーザコンピュータ」、「クライアント」または「クライアントデバイス」)とは、単一のコンピュータまたは相互にやり取りするコンピュータのネットワークを指しうる。コンピュータは、ハードウェアシステム、ソフトウェアオペレーティングシステムおよび場合によっては1以上のソフトウェアアプリケーションプログラムの組み合わせである。ユーザデバイスの例には、ブルーレイディスクプレイヤ、パーソナルメディアデバイス、ポータブルメディアプレイヤ、iPod(登録商標)、ズームプレイヤ、ラップトップコンピュータ、パームトップコンピュータ、スマートホン、セルホン、モバイルホン、mp3プレイヤ、デジタルオーディオレコーダ、デジタルビデオレコーダ、CDプレイヤ、DVDプレイヤ、マイクロソフトのWindows(登録商標)といったオペレーティングシステムを有するIBM型パーソナルコンピュータ(PC)、MAC‐OSといったオペレーティングシステムを有するApple(登録商標)コンピュータ、JAVA(登録商標)−OSオペレーティングシステムを有するハードウェア、およびUNIX(登録商標)オペレーティングシステムを有するサン・マイクロシステムズワークステーションが含まれるがこれらに限定されない。
[45] 「ウェブブラウザ」とは、ウェブサイトのウェブページからのテキスト、グラフィックス、またはその両方を表示可能な任意のソフトウェアプログラムを意味する。ウェブブラウザの例には、モジラ・ファイアフォックスおよびマイクロソフト・インターネットエクスプローラが含まれるがこれらに限定されない。
[46] 「ウェブページ」とは、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)またはVRML(仮想モデリング言語)、ダイナミックHTML、XML(拡張マークアップ言語)、またはこれらの関連のコンピュータ言語を含むがこれらに限定されないマークアップ言語で書かれた任意のドキュメント、並びに1つの特定のインターネットアドレスを介してまたは1つの特定のウェブサイトにおいて入手可能なそのようなドキュメントの任意のコレクション、または特定のURL(ユニフォームリソースロケータ)を介して入手可能な任意のドキュメントを意味する。
[47] 「ウェブサーバ」とは、少なくとも1つのウェブページをウェブブラウザに供給可能なコンピュータまたは他の電子デバイスを指す。ウェブサーバの一例としてはYahoo(登録商標)ウェブサーバが挙げられる。
[48] 「ウェブサイト」とは、少なくとも1つのウェブページ、また、より一般的には、コヒーレントグループを形成するよう仮想的に接続された複数のウェブページを意味する。
[49] 本システムの実施のためには、ソフトウェアアプリケーションが実質的に任意の好適なプログラミング言語で書かれてよく、そのプログラミング言語は当業者によって容易に選択されうる。その選択されたプログラミング言語は、当該ソフトウェアプリケーションが実行されるコンピュータ、特にそのコンピュータのオペレーティングシステムと互換性があるべきである。好適なプログラミング言語の例には、オブジェクトパスカル、C、C+、およびJava(登録商標)が含まれるがこれらに限定されない。さらに、幾つかの実施形態の機能は、方法の一連のステップとして記載される場合、その実施形態がソフトウェア、ハードウェア、またはそれらの組み合わせとして実施されうるようにプロセッサによって操作される一連のソフトウェア命令として実施されうる。コンピュータ可読媒体を、以下の別のセクションに、より詳細に説明する。
アーキテクチャ概要
[50] 図1は、幾つかの実施形態に従ってディスクを認識するシステム100のブロック図である。コンピュータは、認識デバイス110およびローカルデータベース115を含むがこれらに限定されない。認識デバイス110は、ディスク120の認識のより重要なオペレーションを行う。ユーザデバイス105は、特に例えばスタンドアロンディスクプレイヤまたはラップトップコンピュータであってよい。認識デバイス110はローカルデータベース115に結合される。ローカルデータベース115は、ユーザデバイス105に入れられたディスク120から収集および/または生成されたデータを特に記憶しうる。他の実施形態では、ローカルデータベース115はユーザデバイス115の外部に設置されてもよい。ローカルデータベース115と認識デバイス110との間に他の構成も存在する。
[51] 認識デバイス110は、ディスクに記憶されたデータに基づいて一意識別子を生成することによってディスク120を認識するために構成されうる。認識デバイス110は、ディスク120は、例えばブルーレイディスクパラメータといった所定のディスクパラメータに従って編成されたファイルを有するという事実を活用する。ディスクパラメータは、コンテンツ証明書のロケーション、データファイルのロケーション、データファイルのサイズ、および/またはデータファイルの持続時間を含むことが好適である。ディスクは、オーディオおよび/またはビデオデータファイル(例えばM2TSファイル)を含むがこれらに限定されない様々な標準ファイル形式と、必須のコンテンツ証明書を含みうる。認識デバイス110を含むシステムの様々な構成を適切な図面を参照して説明する。
コンテンツ証明書を用いることによるディスクの認識
[52] 図3は、幾つかの実施形態に従ってディスク320からのコンテンツ証明書ファイル305から、一意識別子310を生成するシステム300の概略図である。ディスク320は、例えばブルーレイディスクであってよい。各ディスクはコンテンツ証明書305を含む。各コンテンツ証明書305は、ディスク320のコンテンツの暗号化ハッシュから前に導出されているため、一意である。コンテンツ証明書305は、所与のディスクの各異なるプレス加工について一意なテキストファイルである。ディスクのプレス加工は、マスタからディスクプレスでディスクを生成することを含む。ディスクプレスは、例えば405nmといった約650nm未満の波長を有するビームを含むレーザを含むことが好適である。
[53] システム300は、コンテンツ証明書305をハッシングするために構成される。ハッシングは、コンテンツ証明書305を読み出すこととコンテンツ証明書305からハッシュ値を生成することを含む。幾つかの実施形態では、コンテンツ証明書305の検索は不要である。コンテンツ証明書305は、例えばブルーレイパラメータといった所定のディスクパラメータに従って所定のロケーションにありうる。したがって、システム300は、コンテンツ証明書305を検索することなくコンテンツ証明書305の位置を有利に突き止めかつ読み出しうる。コンテンツ証明書305を検索する必要がないことによってシステム300は時間を節約することができる。この時間節約は、場合によっては数秒でありうる。
[54] ハッシュ値は、フォーマットが標準化されかつコンテンツ証明書305より小さい一意識別子310である。一意識別子310によって、コンテンツ証明書305のコンテンツを解釈することなくディスク320が一意に識別されることを可能にする。解釈とは、コンテンツ証明書305が意味をなすようにするためにコンテンツ証明書305を復号化することを意味する。システム300が読み出すコンテンツ証明書は符号化され、理解という観点からは意味をなしていない場合がある。しかし、コンテンツ証明書305は、システム300が理解の目的ではなくハッシング目的でコンテンツ証明書305を読み出す場合には、意味をなす必要がない。
[55] 一意識別子(例えばハッシュ値)を所与として、システム300は次に、一意識別子310に関連するメタデータを検索しうる。メタデータとは、デジタルオーディオ/ビデオ記録のコンテンツを記述するデータである。例えばメタデータは、映画タイトル、俳優名、監督名、および/または映画のジャンル(例えばホラー、ドラマまたはコメディ)を含みうるがこれらに限定されない。このメタデータ検索プロセスは、図2を参照して以下により詳細に記載する。
[56] 以下に示す表1は、幾つかの実施形態によるハッシュ値の形式の一意識別子の一例である。この特定の一意識別子は、システム300がブルーレイディスク上で符号化された映画のコンテンツ証明書にハッシュを行った結果生じたものである。
Figure 0005543983

表1 一意識別子の例
表1はハッシュの基数である。基数はハッシュの重要な成分である。幾つかの実施形態では、システム300は、ハッシュにプレフィックスおよび/またはサフィックスを付加して目次の種類を直接示しうる。例えば特定の実施では、文字「R」が、目次がブルーレイディスクの目次であることを直接示すようにシステム300がハッシュに付加するプレフィックスおよび/またはサフィックスでありうる。
コンテンツ証明書を用いてディスクを認識する方法の概要
[57] 図7は、幾つかの実施形態に従ってディスクからのコンテンツ証明書を用いてディスクを認識する方法700のフローチャートである。幾つかの実施では、方法300のステップは、図1のユーザデバイス105によって実行されうる。
[58] 方法700は、システムがディスクを受け取るステップ705において開始する。ディスクは、約650nm未満の波長を有するビームを含むレーザを用いて読み出し可能であることが好適である。このようなディスクは、例えばブルーレイディスクであってよい。方法700は次に、システムがディスクからコンテンツ証明書を読み出すステップ710に進む。システムは、約650nm未満の波長を有するレーザビームを用いてディスクを読み出すことが好適である。このようなシステムは、例えばブルーレイディスクを読み出すように構成されたブルーレイディスクプレイヤを含みうる。次に、ステップ715において、システムはコンテンツ証明書に基づいてハッシュ値を生成する。このハッシュ値はそのディスク用の一意識別子である。
[59] 一意識別子は、様々な目的に有用である。例えば一意識別子は、次の目的に用いられうるがこれらに限定されない。すなわち、特定のディスクに関連するメタデータを取ってくること、特定のディスクを再生すること、特定のディスクを別のディスクから区別すること、および特定のディスクを実質的に同じ別のディスクと一致させることに用いられうる。例えば図7では、方法700は、システムが一意識別子に関連するメタデータを取ってくるステップ720に進む。このメタデータの取り出しには、例えばローカルデータベースおよび/またはリモートデータベースにアクセスすることが含まれうる。方法700は次に、システムがメタデータを表示するステップ725に進む。
[60] 次に、判定オペレーション730において、システムは、別のディスクが認識されるべきか否かを判定する。例えばユーザは、ディスクが認識されるようにプレイヤ内に別のディスクを挿入しうる。別のディスクが認識されるべき場合、方法700は、システムがディスクを受け取るステップ705に戻る。しかし、別のディスクが認識されるべきではない場合、方法700は、判定オペレーション730後、終了する。
[61] なお、これらの方法は、この方法の概要において説明されていない他の詳細およびステップも含みうる。他の詳細およびステップは、適切な図面を参照して上述され、実施形態によって方法の一部分でありうる。
データファイルのコンテンツを用いたディスクの認識
[62] データファイルのコンテンツを用いてディスクを認識するアーキテクチャは、図1を参照して上述した。データファイルとは、ディスク上の実際のオーディおよび/またはビデオコンテンツの少なくとも一部分を含むファイルである。ディスクは通常複数のデータファイルを含む。複数のデータファイルは、全体で、ディスク上のオーディオおよび/またはビデオコンテンツを構成する。
[63] 図4は、幾つかの実施形態に従ってディスク420からの1以上のデータファイル405のコンテンツから、一意識別子410を生成するシステム400の概略図である。ディスク420は、例えばブルーレイディスクであってよい。データファイル405の各々は、ブルーレイディスクによってサポートされるファイルフォーマットを有することが好適である。ブルーレイディスクは、M2TS、MPEG‐2、MPEG‐4 AVC、およびSMPTE VC‐1を含むがこれらに限定されない様々なファイルフォーマットをサポート可能である。
[64] ディスク420は、1以上のデータファイル405を含みうる。説明のために、図4のディスク420は、データファイル405a、データファイル405b、…、データファイル405nを含む多数のデータファイルを有する。このときnは正の整数である。データファイル405は、幾つかの実施形態ではブルーレイディスクでありうるディスク420用の実際のオーディオおよび/またはビデオデータを含む。
[65] システム400は、ディスクの1以上のデータファイル405のコンテンツをハッシングするために構成される。ハッシングは、データファイル405のコンテンツを読み出すことと、データファイル405からハッシュ値を生成することが含まれる。システム400は、データファイル405のコンテンツを、解釈することなく、読み出すことが好適である。解釈とは、マルチメディアデバイス上でオーディオおよび/またはビデオデータを再生する目的でオーディオおよび/またはビデオデータを復号化することを意味する。システム400が読み出すデータファイル405は符号化データであってよく、そのデータが復号化されなければ再生目的には意味をなしえない。しかし、データファイル405は、システム400が再生目的ではなくハッシング目的でデータファイル405を読み出す場合には意味をなす必要がない。ハッシュ値は、一意の識別子410であり、データファイル405の正確なオーディオおよび/またはビデオデータに特に対応する。一意識別子410は、ディスクの特定のプレス加工とは無関係である。
[66] 一意識別子(例えばハッシュ値)を所与として、システム400は次に、一意識別子410に関連するメタデータを検索しうる。メタデータとは、デジタルオーディオ/ビデオ記録のコンテンツを記述するデータである。例えばメタデータは、映画タイトル、俳優名、監督名、および/または映画のジャンル(例えばホラー、ドラマまたはコメディ)を含みうるがこれらに限定されない。このメタデータ検索プロセスは、図2を参照して以下により詳細に説明する。
データファイルのコンテンツのサブセットを用いたディスクの認識
[67] データファイルのコンテンツのサブセットを用いてディスクを認識するアーキテクチャは、図1を参照して上述した。データファイルとは、ディスク上の実際のオーディおよび/またはビデオコンテンツの少なくとも一部分を含むファイルである。ディスクは通常複数のデータファイルを含む。複数のデータファイルは、全体で、ディスク上のオーディオおよび/またはビデオコンテンツを構成する。データファイルのサブセットとは、以下にさらに説明するように、データファイルの一部分である。
[68] 図5は、幾つかの実施形態に従ってディスク520からの1以上のデータファイル505のサブセットから、一意識別子510を生成するシステム500の概略図である。ディスク520は、例えばブルーレイディスクであってよい。データファイル505の各々は、ブルーレイディスクによってサポートされるファイルフォーマットを有することが好適である。ブルーレイディスクは、M2TS、MPEG‐2、MPEG‐4 AVC、およびSMPTE VC‐1を含むがこれらに限定されない様々なファイルフォーマットをサポート可能である。
[69] ディスク520は、1以上のデータファイル505を含みうる。説明のために、図5のディスク520は、データファイル505a、データファイル505b、…、データファイル505nを含む多数のデータファイルを有する。このときnは正の整数である。データファイル505は、幾つかの実施形態ではブルーレイディスクでありうるディスク520の実際のオーディオおよび/またはビデオデータを含む。
[70] システム500は、データファイル505の各々から1以上のサブセットを読み出すために構成される。説明のために、図5は、データファイル505の各々に対して1つのサブセットを示す。例えばデータファイル505aは1つのサブセット515aを示す。データファイル505bは1つのサブセット515bを示す。データファイル505nは1つのサブセット515nを示し、このときnは正の整数である。しかし、この場合もやはり多数のサブセットを、データファイル505の各々から読み出してもよい。
[71] サブセットは、対応するデータファイルのサイズより小さい任意のサイズを有しうる。サブセットは、対応するデータファイルの持続時間より短い任意の持続時間を有しうる。サブセットは、対応するデータファイル内の任意のロケーションを有しうる。
[72] 例えばシステム500は、10秒の長さである1つのサブセットを読み出し、15MBのサイズの別のサブセットを読み出し、7分の長さのさらに別のサブセットを読み出すために構成されうる。システム500は、各データファイル内の1以上の時点におけるサブセット505を読み出すために構成されうる。例えばシステム500はデータファイル505aの1:00分のマークにおけるサブセットを読み出すか、および/または、システム500は同じデータファイル505aの5:32マークにおけるサブセットを読み出しうる。説明のために、図5は、各データファイルについて1つの時点における1つのサブセットしか読み出していないシステム500を示す。
[73] サブセット505を用いて、システム500は、フルデータファイルより実質的に少ないデータを読み出すことを含むハッシングを行う。それでもシステム500は、データファイル505のコンテンツを解釈することなく、十分に一意である可能性が高いハッシュ値を生成しうる。図4を参照して上述したように、解釈とは、マルチメディアデバイス上でオーディオおよび/またはビデオデータを再生する目的でオーディオおよび/またはビデオデータを復号化することを意味する。システム500が読み出すデータファイル505は、符号化データであってよく、そのデータが復号化されなければ再生目的には意味をなしえない。しかし、データファイル505は、システム500が再生目的ではなくハッシング目的でデータファイルを読み出す場合には意味をなす必要がない。ハッシュ値は、一意の識別子510である。
[74] 一意識別子(例えばハッシュ値)を所与として、システム500は次に、一意識別子510に関連するメタデータを検索しうる。メタデータとは、デジタルオーディオ/ビデオ記録のコンテンツを記述するデータである。例えばメタデータは、映画タイトル、俳優名、監督名、および/または映画のジャンル(例えばホラー、ドラマまたはコメディ)を含みうるがこれらに限定されない。このメタデータ検索プロセスは、図2を参照して以下により詳細に説明する。
データファイルのサイズを用いたディスクの認識
[75] データファイルのサイズを用いてディスクを認識するアーキテクチャは、図1を参照して上述した。データファイルとは、ディスク上の実際のオーディおよび/またはビデオコンテンツの少なくとも一部分を含むファイルである。ディスクは通常複数のデータファイルを含む。複数のデータファイルは、全体で、ディスク上のオーディオおよび/またはビデオコンテンツを構成する。データファイルのサイズとは、データファイル内のコンテンツ量である。データファイルのサイズは通常バイトで測定される。
[76] 図6は、幾つかの実施形態にしたがってディスク620からのデータファイル605のサイズから、一意識別子610を生成するシステム600の概略図である。ディスク620は、例えばブルーレイディスクであってよい。データファイル605の各々は、ブルーレイディスクによってサポートされるファイルフォーマットを有することが好適である。ブルーレイディスクは、M2TS、MPEG‐2、MPEG‐4 AVC、およびSMPTE VC‐1を含むがこれらに限定されない様々なファイルフォーマットをサポート可能である。
[77] ディスク620は、1以上のデータファイル605を含みうる。説明のために、システム600のこの例は、データファイル605a、データファイル605b、…、データファイル605nを含む多数のデータファイルを有するディスク620を示す。このときnは正の整数である。データファイル605は、幾つかの実施形態ではブルーレイディスクでありうるディスク620用の実際のオーディオおよび/またはビデオデータを含む。
[78] システム600は、各々、十分に一意のサイズを有する可能性が高い1以上のデータファイル605のサイズをハッシングするように構成されることが好適である。一意のサイズとは、システム600が一意のハッシュ値を生成することを可能にするようなサイズである。ハッシングは、サイズを読み出すことと、一意のサイズを識別することと、一意のサイズからハッシュ値を生成することが含まれる。ハッシュ値は、一意の識別子610である。
[79] システム600は、データファイル605の各々のコンテンツを解釈することなく一意の識別子610を生成しうる。図4を参照して上述したように、解釈とは、マルチメディアデバイス上でオーディオおよび/またはビデオデータを再生する目的でオーディおよび/またはビデオデータを復号化することを意味する。システム600が読み出すデータファイル605は、符号化データであってよく、そのデータが復号化されなければ再生目的には意味をなしえない。しかし、データファイル605は、システム600が再生目的ではなくハッシュ目的でデータファイルを読み出す場合には意味をなす必要がない。
[80] システム600は、任意の適切な統計分析技術を用いて、ディスク上の他のサイズに比べて一意である可能性が十分に高いサイズを識別しうる。例えばシステム600は、平均サイズから1標準偏差を超えて離れたサイズをハッシングしうる。一意のサイズを識別する他の技術も存在する。
[81] 表2は、ディスク上の様々なデータファイルのサイズの例示的なリストを示す。一意のサイズを識別するための1つの技術を、表2を参照して以下に説明する。
Figure 0005543983

表2 ディスク上のデータファイルのサイズ
[82] 表2中の幾つかのサイズは、十分に一意である可能性が高い。幾つかの実施形態では、システム600は、データファイル1および2のサイズは、十分に一意であると識別する可能性が高い。容易に明らかであるように、データファイル1および2のサイズは、データファイル3〜11のサイズとはかなり異なる。データファイル1および2のサイズは、326の平均サイズから1標準偏差を超えて離れている。したがって、幾つかの実施形態では、システム600はデータファイル1および2のサイズをハッシングに用いうる。これらのサイズは十分に一意である可能性が高いからである。
[83] 表2中の幾つかのファイルは十分に一意ではない可能性が高い。幾つかの実施形態では、システム600は、データファイル3〜11が十分に一意ではないと識別する可能性が高い。容易に明らかであるように、データファイル3〜11のサイズは実質的に同様で一意ではない。データファイル3〜11のサイズは、326の平均サイズから1標準偏差未満で離れている。したがって、幾つかの実施形態では、システム600は、データファイル3〜11のサイズをハッシングには用いない。これらのサイズは十分に一意ではない可能性が高いからである。
[84] システム600は、十分に一意ではない可能性が高いサイズは用いないことが好適である。システム600は、十分に一意ではない可能性が高い任意のサイズを識別するように構成されうる。それ以外のサイズは、当然に、十分に一意である可能性が高い。その場合、十分に一意ではないサイズを識別した後、システム600はそれ以外のサイズをハッシングに用いうる。
[85] 説明のために、図6は一意に異なるサイズの複数のデータファイル605を示す。これらのデータファイルは、例えば1キロバイトから9メガバイトに及ぶ範囲内のサイズを有しうる。システム600はサイズをハッシングして、一意識別子であるハッシュ値を入手する。
[86] 一意の識別子(例えばハッシュ値)を所与として、システム600は次に、一意識別子610に関連するメタデータを検索しうる。メタデータとは、デジタルオーディオ/ビデオ記録のコンテンツを記述するデータである。例えばメタデータは、映画タイトル、俳優名、監督名、および/または映画のジャンル(例えばホラー、ドラマまたはコメディ)を含みうるがこれらに限定されない。このメタデータ検索プロセスは、図2を参照して以下により詳細に説明する。
データファイルを用いてディスクを認識する方法の概要
[87] 図8は、幾つかの実施形態にしたがって1以上のデータファイルを用いてディスクを認識する方法800のフローチャートである。幾つかの実施では、方法800のステップは、図1のユーザデバイス105によって実行されうる。
[88] 方法800は、システムがディスクを受け取るステップ805において開始する。ディスクは、約650nm未満の波長を有するビームを含むレーザを用いて読み出し可能であることが好適である。このようなディスクは、例えばブルーレイディスクであってよい。方法800は次に、システムがディスク上の1以上のデータファイルに関連するデータを読み出すステップ810に進む。システムは、約650nm未満の波長を有するビームを含むレーザを用いてディスクを読み出すことが好適である。このようなシステムは、例えばブルーレイディスクを読み出すように構成されたブルーレイディスクプレイヤを含みうる。次に、ステップ815において、システムは1以上のデータファイルに関連するデータに基づいてハッシュ値を生成する。このハッシュ値はそのディスク用の一意識別子である。
[89] 一意識別子は、様々な目的に有用である。例えば一意識別子は、次の目的に用いられうるがこれらに限定されない。すなわち、特定のディスクに関連するメタデータを取ってくること、特定のディスクを再生すること、特定のディスクを別のディスクから区別すること、および特定のディスクを実質的に同じ別のディスクと一致させることに用いられうる。例えば図8では、方法800は、システムが一意識別子に関連するメタデータを取ってくるステップ820に進む。このメタデータの取り出しには、例えばローカルデータベースおよび/またはリモートデータベースにアクセスすることが含まれうる。方法800は次に、システムがメタデータを表示するステップ825に進む。
[90] 次に、判定オペレーション830において、システムは、別のディスクが認識されるべきか否かを判定する。例えばユーザは、ディスクが認識されるようにプレイヤ内に別のディスクを挿入しうる。別のディスクが認識されるべき場合、方法800は、システムがディスクを受け取るステップ805に戻る。しかし、別のディスクが認識されるべきではない場合、方法800は、判定オペレーション830後、終了する。
[91] なお、これらの方法は、この方法の概要において説明されていない他の詳細およびステップも含みうる。他の詳細およびステップは、適切な図面を参照して上述され、実施形態に応じて方法の一部分でありうる。
メタデータを検索するための一意識別子の使用
[92] 図2は、幾つかの実施形態に従ってディスク220を認識するためにネットワークで結ばれかつ構成されたシステム200のブロック図である。コンピュータは、認識デバイス210およびローカルデータベース215を含むがこれらに限定されない。認識デバイス210は、ディスク220の認識のより重要なオペレーションを行う。ユーザデバイス205は、特に例えばスタンドアロンディスクプレイヤまたはラップトップコンピュータであってよい。認識デバイス210はローカルデータベース215に結合される。ローカルデータベース215は、ユーザデバイス205に入れられたディスク220から収集および/または生成されたデータを特に記憶しうる。他の実施形態では、ローカルデータベース215はユーザデバイス215の外部に設置されてもよい。ローカルデータベース215と認識デバイス210との間に他の構成も存在する。
[93] 認識デバイス210は、ディスクに記憶されたデータに基づいて一意識別子を生成することによってディスク220を認識するために構成されうる。認識デバイス210は、ディスク220は、例えばブルーレイディスクパラメータといった所定のディスクパラメータに従って編成されたファイルを有するという事実を活用する。ディスクパラメータは、コンテンツ証明書のロケーション、データファイルのロケーション、データファイルのサイズ、および/またはデータファイルの持続時間を含むことが好適である。ディスクは、オーディオおよび/またはビデオデータファイル(例えばM2TSファイル)を含むがこれらに限定されない様々な標準ファイル形式と、必須のコンテンツ証明書を含みうる。認識デバイス210を含むシステムの様々な構成は適切な図面を参照して説明する。
[94] ネットワーク235が、アプリケーションサーバ225およびユーザデバイス205に結合される。ネットワーク235はさらに、他のユーザデバイス(図示せず)にも結合されうる。アプリケーションサーバ225は、リモートデータベース230に結合される(または含む)。リモートデータベース230は、ユーザデバイス205に入れられたディスク220から収集および/または生成されたデータを特に記憶しうる。
[95] ユーザデバイス205は、ディスクの一意識別子に対応する情報を取ってきてかつ送信するようにアプリケーションサーバ215と通信するように構成されたハードウェアおよび/またはソフトウェアを含む。例えばユーザデバイス205は、インターネットにアクセスするためのグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を有するオペレーティングシステムを有してよく、また、モジラ・ファイアフォックス(登録商標)といった、ウェブ上のハイパーテキストトランスポートプロトコル(HTTP)サーバからハイパーテキストマークアップ言語を読み出しかつ当該サーバへとハイパーテキストマークアップ言語を送信するよう動作可能であるワールドワイドウェブ(ウェブ)ブラウザソフトウェアが具備されることが好適である。スタンドアロンディスクプレイヤは、プレイヤが、直接的にまたは別のコンピュータを通じて、ネットワーク235を介してアプリケーションサーバ225に通信することを可能にする内蔵式インターフェイスを有しうる。例えばディスクプレイヤは、ディスクプレイヤがラップトップコンピュータにデータを送信するまたはそこからデータを受信することを可能にするデータインターフェイス(例えばIDEインターフェイスまたはUSBインターフェイス)を有しうる。ラップトップコンピュータは次にネットワーク235に結合される。
[96] 同様に、アプリケーションサーバ225は、ユーザデバイス205と通信するためのハードウェアおよびソフトウェアを含む。例えばアプリケーションサーバ225は、HTTP対応ソフトウェア、オペレーティングシステム、およびネットワーク235を介してユーザデバイス205とインターフェイスする共通ゲートウェイインターフェイス(CGI)ソフトウェアを有しうる。或いは、アプリケーションサーバ225およびユーザデバイス205は、それらがネットワーク235を介して通信できるようにプロプライエタリソフトウェアを実行しうる。
[97] 図2の概要図は説明のためであって、多数の変形が可能であることは容易に理解できるであろう。例えばアプリケーションサーバ225は、ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されてよく、LANは次にネットワーク235に接続されうる。別の例では、アプリケーションサーバ225は、多数のウェブサーバに結合されてもよい。さらに別の例では、システム200は、本明細書において記載したデータベースとは異なる構成に配置されたデータベース(またはデータベースのシステム)を含んでもよい。
[98] ディスクを認識するために必要な幾つかのまたは全てのソフトウェアおよびデータは、ユーザデバイス205に関連付けられたローカルストレージデバイスに記憶されうる。例えばローカルデータベース215は、アプリケーションサーバ225に結合された対応するリモートデータベース230内の利用可能な情報の完全なセットまたはサブセットを含みうる。ユーザデバイス205は、メタデータとCD−ROM(図示せず)からの一意識別子をローカルデータベース215にロードしうる。ローカルデータベース215は、ユーザデバイス205のハードディスク上にあってよい。或いは、ユーザデバイス205は、ネットワーク235を介してリモートデータベース230からローカルデータベース215にデータをダウンロードしうる。他の構成も存在する。
[99] したがって、ユーザデバイス205は、ネットワーク235を介してリモートデータベース230にアクセスするか、または、リモートデータベース230からのデータの少なくとも一部分をローカルデータベース215にダウンロードしうる。ユーザデバイス205は次に、ローカルデータベース215またはリモートデータベース230における、認識された一意識別子に応じたメタデータを提供しうる。
[100] 例えば、ユーザは、ユーザデバイス205がオフラインである間にディスクを挿入しうる。ディスクは例えばブルーレイディスクであってよい。ユーザデバイス205は次に、一意識別子に従ってローカルデータベース215にアクセスすることによって関連のメタデータを自動的に提供しうる。ユーザデバイス205はさらに、ユーザの要求によってローカルデータベース215から関連のメタデータを取ってきてもよい。メタデータの例として、曲タイトル、アーティスト名、およびアルバムタイトルを含むがこれらに限定されない。
[101] 別の例では、ユーザは、ユーザデバイス205がネットワーク235に結合されている間にディスクを挿入しうる。ディスクは例えばブルーレイディスクであってよい。アプリケーションサーバ225は次に、一意識別子に従ってリモートデータベース230にアクセスすることによって関連のメタデータを自動的に提供しうる。ユーザデバイス205はさらに、ユーザの要求によってリモートデータベース230から関連のメタデータを自動的に提供しうる。
コンピュータ可読媒体実施
[102] コンピュータ分野の当業者には明らかなように、幾つかの実施形態の一部は、本開示の教示内容に従ってプログラムされた従来の汎用または特殊化されたデジタルコンピュータまたはマイクロプロセッサを用いて便利に実施されうる。適切なソフトウェアコードを、本開示の教示内容に基づいて熟練のプログラマは容易に作成できよう。システムは、特定用途向け集積回路の用意によって、または、従来のコンポーネント回路の適切なネットワークに相互接続することによっても実施されうる。
[103] 実施には、実施のいずれかのプロセスを行うコンピュータを制御するまたはそのようにコンピュータにさせるように用いられうる命令が記憶された1つの記憶媒体(複数の記憶媒体)であるコンピュータプログラムプロダクトを含みうる。記憶媒体は、フロッピー(登録商標)ディスク、ミニディスク(MD)、光ディスク、DVD、CD−ROM、マイクロドライブ、および磁気光ディスクを含む任意のタイプのディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、DRAM、VRAM、フラッシュメモリデバイス(フラッシュカードを含む)、磁気または光カード、ナノシステム(分子メモリICを含む)、RAIDデバイス、リモートデータストレージ/アーカイブ/ウェアハウジング、または命令および/またはデータを記憶するのに適した任意のタイプの媒体またはデバイスを含みうるがこれらに限定されない。
[104] いずれか1つのコンピュータ可読媒体(複数の媒体)に記憶され、幾つかの実施は、汎用/特殊化されたコンピュータまたはマイクロプロセッサの両方のハードウェアを制御し、かつ、コンピュータまたはマイクロプロセッサが特定の実施形態の結果をケツ用して人間であるユーザまたは他の機構とインタラクトすることを可能にするためのソフトウェアを含む。このようなソフトウェアは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、およびユーザアプリケーションを含みうるがこれらに限定されない。究極的には、このようなコンピュータ可読媒体は、上述した方法の特徴を行うためのソフトウェアをさらに含む。
[105] 汎用/特殊化されたコンピュータまたはマイクロプロセッサのプログラミング(ソフトウェア)には、上述したプロセスを実施するためのソフトウェアモジュールが含まれる。上述したプロセスには、ディスクを受け取ること、ディスクからコンテンツ証明書またはデータファイルを読み出すこと、およびコンテンツ証明書またはデータファイルにハッシュ関数を適用することによってハッシュ値を生成することを含むがこれらに限定されない。
効果
[106] システムの実施形態は、約650nm未満の波長を有するレーザおよび/またはビームを含むディスクライタによって構成されたディスクの認識を可能にする。例えばブルーレイディスクは、コンテンツ証明書と、所定の構成を有する1以上のデータファイルを含む。システムは、コンテンツ証明書または1以上のデータファイルからハッシュ値を生成する。システムは、コンテンツ証明書のコンテンツまたはデータファイルのコンテンツを解釈することなくディスクを認識するように構成される。
[107] システムは、認識の目的にはメタデータに依存しない。メタデータに依存しないことは、ブルーレイディスクといった一部のディスクは通常ディスク上にメタデータを記憶していないので貴重な特徴である。したがって、システムは、例えばシステム内に物理的に挿入された実際のブルーレイディスクを認識するように構成されうる。ディスクの認識には、例えばハッシュ値といった一意の識別子を生成することが特に含まれる。システムは、データベースから一意の識別子に関連付けられたメタデータを取ってくることができる。システムは次にユーザデバイス上でそのメタデータを表示しうる。
[108] 上述の明細書では、本発明をその特定の実施形態を参照して説明した。しかし、本発明の上位概念および範囲から逸脱することなく様々な修正および変更をしうることは明らかであろう。明細書および図面は、したがって、限定的な意味ではなく例示的と見なされる。

Claims (27)

  1. コンテンツ証明書を用いてディスクを認識する方法であって、
    前記ディスクを受け取ること、
    前記ディスクから前記コンテンツ証明書を読み出すこと、および
    前記コンテンツ証明書にハッシュ関数を適用することによりハッシュ値を生成すること、を含み、
    前記ディスクは、前記コンテンツ証明書を含み、
    前記コンテンツ証明書は、前記ディスク上に所定のロケーションを有し、
    前記コンテンツ証明書は、前記ディスクのコンテンツの暗号化ハッシュから導出され、
    前記コンテンツ証明書は、所定のディスクパラメータでコンパイルするという証明を含み、
    前記コンテンツ証明書は、一意のテキストファイルを含み、
    前記ハッシュ値は、前記ディスク用の一意識別子である、方法。
  2. 前記一意識別子に関連するメタデータを、該メタデータを記憶したデータベースから取ってくること、および
    前記一意識別子に関連する前記メタデータを表示すること、のうち少なくとも一方をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記一意識別子は、標準フォーマットにあり、前記コンテンツ証明書より小さい、請求項1に記載の方法。
  4. 前記一意識別子は、前記コンテンツ証明書のコンテンツを解釈することなく、前記ディスクが一意に認識されることを可能にする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ディスクは、
    約650nm未満の波長を有するビームを含むレーザを用いて読出し可能であるディスク、
    約405nmの波長を有するレーザビームを用いて読出し可能であるディスク、および
    ブルーレイディスクフォーマットを含むディスク、のうち少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
  6. 所定のディスクパラメータを用いて前記コンテンツ証明書の位置を突き止めることをさらに含み、前記所定のディスクパラメータは前記コンテンツ証明書のロケーションを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記所定のディスクパラメータはブルーレイディスクパラメータを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記コンテンツ証明書の前記一意のテキストファイルは、前記ディスクは所定のディスクパラメータでコンパイルするという証明である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記データベースはユーザデバイスに結合されるように構成され、前記ユーザデバイスは前記データベースから前記メタデータを取ってきてかつ前記メタデータを表示するように構成され、前記ユーザデバイスは、
    ディスクプレイヤ、
    ブルーレイディスクプレイヤ、
    コンパクトディスクプレイヤ、
    デジタルビデオディスクプレイヤ、
    パーソナルコンピュータ、
    ラップトップコンピュータ、
    パーソナルメディアデバイス、
    ポータブルメディアプレイヤ、
    iPod(登録商標)デバイス、および
    ズームプレイヤデバイス、のうち少なくとも1つである、請求項2に記載の方法。
  10. 前記データベースはネットワークを介してユーザデバイスによりアクセス可能であるサーバに結合されるように構成され、前記サーバは前記データベースから前記メタデータを取ってくるように構成され、前記ユーザデバイスは前記メタデータを表示するように構成される、請求項2に記載の方法。
  11. コンテンツ証明書を用いてディスクを認識するシステムであって、
    前記システムは、
    前記ディスクを受け取ること、
    前記ディスクから前記コンテンツ証明書を読み出すこと、および
    前記コンテンツ証明書にハッシュ関数を適用することによりハッシュ値を生成すること、のうち少なくとも1つのためにさらに構成され、
    前記ディスクは、前記コンテンツ証明書を含み、
    前記コンテンツ証明書は、前記ディスク上に所定のロケーションを有し、
    前記コンテンツ証明書は、前記ディスクのコンテンツの暗号化ハッシュから導出され、
    前記コンテンツ証明書は、所定のディスクパラメータでコンパイルするという証明を含み、
    前記コンテンツ証明書は、一意のテキストファイルを含み、
    前記ハッシュ値は、前記ディスク用の一意識別子である、システム。
  12. 前記一意識別子に関連するメタデータを、該メタデータを記憶したデータベースから取ってくること、および
    前記一意識別子に関連する前記メタデータを表示すること、の少なくとも一方のためのさらに構成される、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記一意識別子は、標準フォーマットにあり、前記コンテンツ証明書より小さい、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記一意識別子は、前記コンテンツ証明書のコンテンツを解釈することなく、前記ディスクが一意に認識されることを可能にする、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記ディスクは、
    約650nm未満の波長を有するビームを含むレーザを用いて読出し可能であるディスク、
    約405nmの波長を有するレーザビームを用いて読出し可能であるディスク、および
    ブルーレイディスクフォーマットを含むディスク、のうち少なくとも1つである、請求項11に記載のシステム。
  16. 前記システムは、所定のディスクパラメータを用いて前記コンテンツ証明書の位置を突き止めるためにさらに構成され、前記所定のディスクパラメータは前記コンテンツ証明書のロケーションを含む、請求項11に記載のシステム。
  17. 前記所定のディスクパラメータはブルーレイディスクパラメータを含む、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記コンテンツ証明書の前記一意のテキストファイルは、前記ディスクは所定のディスクパラメータでコンパイルするという証明である、請求項11に記載のシステム。
  19. 前記データベースはユーザデバイスに結合されるように構成され、前記ユーザデバイスは前記データベースから前記メタデータを取ってきてかつ前記メタデータを表示するように構成され、前記ユーザデバイスは、
    ディスクプレイヤ、
    ブルーレイディスクプレイヤ、
    コンパクトディスクプレイヤ、
    デジタルビデオディスクプレイヤ、
    パーソナルコンピュータ、
    ラップトップコンピュータ、
    パーソナルメディアデバイス、
    ポータブルメディアプレイヤ、
    iPod(登録商標)デバイス、および
    ズームプレイヤデバイス、のうち少なくとも1つである、請求項12に記載のシステム。
  20. 前記データベースはネットワークを介してユーザデバイスによりアクセス可能であるサーバに結合されるように構成され、前記サーバは前記データベースから前記メタデータを取ってくるように構成され、前記ユーザデバイスは前記メタデータを表示するように構成される、請求項12に記載のシステム。
  21. コンテンツ証明書を用いてディスクを認識するための1以上の命令を含むコンピュータ可読媒体であって、前記1以上の命令は、1以上のプロセッサによって実行されると、前記1以上のプロセッサに、
    前記ディスクを受け取るステップ、
    前記ディスクから前記コンテンツ証明書を読み出すステップ、および
    前記コンテンツ証明書にハッシュ関数を適用することによりハッシュ値を生成するステップ、を行わせ、
    前記ディスクは、前記コンテンツ証明書を含み、
    前記コンテンツ証明書は、前記ディスク上に所定のロケーションを有し、
    前記コンテンツ証明書は、前記ディスクのコンテンツの暗号化ハッシュから導出され、
    前記コンテンツ証明書は、所定のディスクパラメータでコンパイルするという証明を含み、
    前記コンテンツ証明書は、一意のテキストファイルを含み、
    前記ハッシュ値は、前記ディスク用の一意識別子である、コンピュータ可読媒体。
  22. 前記コンテンツ証明書は、該コンテンツ証明書を解釈可能なフォーマットに変換するために復号されるように、解釈不可能なフォーマットに符号化される、請求項1記載の方法。
  23. 前記コンテンツ証明書は、該コンテンツ証明書を解釈可能なフォーマットに変換するために復号されるように、解釈不可能なフォーマットに符号化される、請求項11記載のシステム。
  24. 前記コンテンツ証明書は、該コンテンツ証明書を解釈可能なフォーマットに変換するために復号されるように、解釈不可能なフォーマットに符号化される、請求項21記載のコンピュータ可読媒体。
  25. 前記コンテンツ証明書は、符号化され、
    前記一意の識別子は、前記符号化されたコンテンツ証明書を復号せずに生成される、請求項1記載の方法。
  26. 前記コンテンツ証明書は、符号化され、
    前記一意の識別子は、前記符号化されたコンテンツ証明書を復号せずに生成される、請求項11記載のシステム。
  27. 前記コンテンツ証明書は、符号化され、
    前記一意の識別子は、前記符号化されたコンテンツ証明書を復号せずに生成される、請求項21記載のコンピュータ可読媒体。
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