JP5542913B2 - メディアファイルを生成し処理するための方法および構成 - Google Patents

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Description

請求される発明は、代替映像断片を含むメディアファイルを生成し処理するための方法および構成に関する。
使用されるファイル形式に応じて、特に動的適応がネットワーク内で必要とされるとき、ファイルがストリーミングに多かれ少なかれ適していることがある。
ISO/IEC14496−12:2008、情報技術−オーディオ−ビジュアルオブジェクトの符号化−第12部:ISOベースのメディアファイル形式(第3版)で、Moving Picture Experts Group(MPEG)が、いくつかのより具体的ファイル形式、たとえばMP4および3GPなどのファイル形式の基礎の役割を果たす一般的ファイル形式を指定するISOベースのメディアファイル形式を標準化した。これらの形式についてより多くのことが、それぞれISO/IEC14496−14:2003、情報技術−オーディオ−ビジュアルオブジェクトの符号化−第14部:MP4ファイル形式、および3GPP TS 26.244、透過的エンド・ツー・エンド・パケット交換ストリーミングサービス(PSS)、3GPPファイル形式(3GP)、リリース8(2008)において、それぞれ得られることができる。
標準化されたファイル構造は、オブジェクト指向であり、ファイルがボックス(box)と呼ばれる一連のオブジェクトにより形成され、この場合、ボックスの構造はボックスのタイプにより推測される。一部のボックスが別のボックスだけを含むが、大部分のボックスはデータを含む。ファイルのすべてのデータがボックス内に含まれる。
図1は従来技術による断片化していないファイル100の概略図である。ファイルは、タイプ「moov」101の映像ボックス内に含まれるファイルの全プレゼンテーションを含む初期映像に分割されることができるが、ファイルのビットストリーム、すなわちデータチャンクを含む実際のメディアデータは、タイプ「mdat」102のメディア−データボックス内に含まれる。メディアデータは、典型的には圧縮されたデータ、たとえば圧縮されたオーディオおよびビデオのビットストリームなどの異なるトラックに分割されることができる。点線矢印で示されるように、「mdat」は「moov」によって参照される。
典型的メディアファイルが、タイプ「moof」の映像断片ボックス内に含まれるいくつかの増分映像断片も含む。同様に、映像断片を使用することにより、再生がクライアントのところで開始することができる前の初期遅延を低減することができる。断片がなければ、すべてのメタデータが、ファイル内の「mdat」の前にオーバーヘッドを追加する「moov」内に含まれなければならないからである。考慮される必要がある、断片化したファイルを使用する別の様態は、ファイルに別の映像断片を追加することが常に可能であるので、このタイプのファイルは原理的に終わりのない可能性があるということである。
図2は従来技術による断片化したファイルを図示する別の概略図である。プレゼンテーションは、「moov」101およびいくつかの「moof」201a、201b内に含まれ、対応するビットストリームが「mdat」102a、102b、102c内にある。図2に示されるように、mdat102aは「moov」101により参照されるが、一方「mdat102b」は「moof」201aにより参照され、「mdat103c」は「moof201bにより参照される。簡単な理由から、図は2つの断片しか含まないが、典型的ファイルは、多くの断片が続く、短い「moov」しか含まない、または空の「moov」を含むことさえある。各映像断片は、ファイルの映像、すなわちマルチメディアプレゼンテーションを時間について拡張する。映像ボックスおよび映像断片ボックスは、ファイルのメディアプレゼンテーションを復号し描画するためのクライアントにより必要とされる情報を含むメタデータ・ボックスである。すべてのこれらボックス(「moov」、「moof」、および「mdat」)は、トップレベルのボックス、すなわちファイルによってしか含まれず、どんな別のボックスによっても含まれないボックスである。
i)「moov」が「mdat」に先行するようにファイルをフォーマットすることにより、ならびにii)共通の時間間隔、たとえば1秒の継続時間に対応するオーディオおよびビデオが連続して記憶されるように「mdat」内でメディアデータをインタリーブすることにより、ファイルがプログレッシブダウンロード(progressive download)のために最適化されることができる。同様に、映像断片を使用することにより、再生が開始することができる前の初期遅延を低減することができる。断片がなければ、すべてのメタデータが、ファイル内の「mdat」の前にオーバーヘッドを追加する「moov」内に含まれなければならない。
Microsoft社のSmooth Streamingは、適応(adaptive)HTTPストリーミングのために特に設計され、かつISOベースのメディアファイル形式に基づき、かつメディアファイルがそれぞれ小さなファイルと考えられることができる多くのピース(piece)に分割されることができるという考え、およびこれらのピースが新しいファイルを作るように組み合わせられるという考えに基づき構築される、Microsoft社のSilverlightに対する拡張である。
基本的に、クライアントがある時点で特定のファイルからピースを要求し、これらのファイルを共に結合してメディアシーケンスを作ることができる。
ISOベースのメディアファイル形式は、映像断片および映像ボックスのコンテンツになると、非常に厳密である。たとえば、プログレッシブダウンロード中、基本的にまず全断片を再書き込みすることなく断片内のコンテンツを再符号化することができない。
さらに、Microsoft社のSmooth Streamingは、既存のファイルリーダとバックワードコンパチブルでない。したがって、Microsoft社のSmooth Streamingはインテリジェントクライアントを必要とし、したがって、説明された機能は既存のサービスに透過的に追加されることができない。
映像断片は、クライアントへのライブコンテンツおよび適応コンテンツの両方を配布するための主要な基本要素として使用されることができる。既に上述のように、映像断片はISOベースのメディアファイル形式からの継承により既に3GPメディアファイル形式の一部となっている。
映像断片は、メタデータを多数のデータチャンクに分散させ、それにより、ファイルの再生を開始するときに、メディアファイルのメディアファイル構造の完全な知識をクライアントが有する必要性を回避することができるようにする。
3GPメディアファイルが映像断片のシーケンスとして送付される限り、これらの断片は伝送中にライブで生成され、かつ/または異なるビットレートを有する異なるバージョン間で選択されることができる。後者の選択は適応性を考慮し、それにより、サーバがクライアントに向けて提供されるデータのTCP送付を監視することにより、適応性をトリガすることができる。
ISO/3GPファイル内の探索は、メディアファイルの構造に依存する。映像断片がなければ、探索は、典型的には実行するのが比較的容易なテーブルベースの手順である。しかし、メディアファイルが映像断片を含む場合、探索中、一度に1つの映像断片しか前に移動することができないので、メディアファイル内の特定の位置の探索はより困難である。これは、ファイル読出エンティティ、典型的にはサーバが、次の断片の開始を見つけ出すために、現在処理されている断片の長さが既知である必要があるという事実による。メディアファイルのサイズが限定されている場合、ランダム・アクセス・ポイント(Random Access Point:RAP)の位置を探し出す手助けをするために、典型的には「mfra」と呼ばれる映像断片ランダム・アクセス・ボックスがメディアファイルの末端に追加されることができる。しかし、この情報はファイルの映像断片ボックスを見つけ出す手助けをしない。
上記に説明されるスムースストリーミング処理はクライアントにより完全に制御され、この場合、クライアントがまずマニフェスト・メディア・ファイル(manifest media file)をダウンロードし、次に、一度に1つISOベースのメディアファイル断片を取り出し、これらの断片から連続したメディアストリームを構築する。そのようなスキームは適応性および探索を考慮するが、記憶されたファイルに対してだけである。さらに、探索はマニフェスト・メディア・ファイルに時間インスタンスと断片番号の間のマッピングを付与することを要求する。
上記で概説された問題の少なくとも一部に対処することが本発明の1つの目的である。
ファイル読出エンティティで断片の適応選択を可能にする仕組みを提供することも1つの目的である。要求される選択機構は、代替映像断片がファイル生成エンティティにより映像ファイルに追加されることができるようにし、かつそのようなファイルがファイル読出エンティティ、たとえばサーバまたはクライアントにより処理されることができるようにする仕組みを適用することにより得られることができる。
異なる様態によれば、代替映像断片を生成し処理するための方法、および示唆される方法を実行するための構成が提供される。さらに、示唆される方法のために使用されるのに適した断片化したメディアファイルが示唆される。
言及された仕組みは、必要とされる目的に適合させられた階層的ボックス構造の使用に依存する。特に適応された構成と共に使用するのに適していることに加えて、従来のファイル読出エンティティはまた、代替映像ファイルを含むファイルを処理することができる。
第1の様態では、プログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミングに適した断片化したメディアファイルを生成するためのファイル生成エンティティにおける方法が示唆される。示唆されるファイル生成エンティティは1つまたは複数のメディアソースからメディアコンテンツを得て、映像断片および少なくとも1つの関連する代替映像断片が生成されるときにこのコンテンツを使用する。各映像断片および各代替映像断片は、言及された階層的映像断片の個々のボックスの中に含まれることができ、その結果、メディアファイルを得るファイル読出エンティティが各代替映像断片を識別し、少なくとも1つの代替映像断片が映像断片に対して識別されると、代替映像断片または関連する映像断片を適応的に選択することができる。
示唆される階層的ボックス構造は、各断片が映像断片ボックス内に含まれ、かつ各代替映像断片が代替映像断片ボックス内に含まれるように説明されることができる。
生成するステップは、映像断片に関する記述(description)、およびファイル読出エンティティで代替映像断片の選択のために使用される区別基準の指標を構成する、少なくとも1組の属性を生成すると説明されることができる。
含むステップは、関連する映像断片ボックスまたは代替映像断片ボックス内にさらに含まれる映像断片情報ボックスの中に少なくとも1つの属性を含むステップを含むことができる。
含むステップは、個々の映像断片ボックス内、および/または個々の代替映像断片ボックス内に分岐識別(branch identity)を含むステップを含むことができる。分岐が適用される場合、少なくとも1つの分岐を列挙するテーブルおよび/または記述もファイルの中に含まれることができる。テーブルおよび/または記述は、たとえば映像拡張ボックス(movie extends box)内に含まれることができる。
一例の実施形態によれば、分岐識別が、個々の映像断片ボックス内および/または代替映像断片ボックス内にさらに含まれる代替映像断片ヘッダボックス内に含まれることができる。
あるいは、またはさらに、シーケンス番号が適用されることができ、この場合、映像断片の代替を構成する複数の代替映像断片が同じシーケンス番号を割り当てられる。シーケンス番号は、たとえば映像断片ヘッダボックス内に含まれることができる。
ファイル読出エンティティが代替映像断片を含むファイルを処理することを簡略化するために、ファイルが代替映像断片を含むことができるという表示も、ファイルの中のファイルの先頭に含まれることができる。示唆される表示は、たとえば代替映像断片表示ボックスの中に含まれることができる。代替映像断片表示ボックスは、たとえば関連する映像断片ボックスの映像拡張ボックス内に含まれるか、またはそれを置換することができる。
ファイル生成エンティティでファイルを準備するとき、ファイルコンテンツがさらに分割されることができ、その結果、異なるタイプのファイルコンテンツが異なるトラック断片内に含まれる。関係のあるトラック断片に関連するトラック断片情報が、個々の代替映像断片ボックス、および/または個々の映像断片ボックスにさらに組み合わせられることができる映像断片ボックスのトラック断片内に含まれることができる。あるいは、トラック断片情報は、メディア特有の代替映像断片ボックス内にさらに含まれることができ、その結果、1つのメディア特有の代替映像断片ボックスタイプが各メディアタイプと関連付けられる。
別の様態では、適応プログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミング中に、断片化したメディアファイルを処理する方法が、通信ネットワークのファイル読出エンティティ内に提供される。メディアファイルがファイル生成エンティティによりまず受信される。ファイル読出エンティティは、メディアファイル内部の少なくとも1つの代替映像断片を識別し、この場合、それぞれの識別された代替映像断片は、関連する映像断片の代替を構成している。各映像断片および代替映像断片が、ファイル生成エンティティにより階層的ボックス構造で事前に組織化されており、それにより、ファイル読出エンティティで断片の適応選択を可能にする。
得られたメディアファイル内に少なくとも1つの代替映像断片が識別されると、ファイル読出エンティティは、少なくとも1つの代替が存在する各映像断片に対して映像断片または1つの代替映像断片を選択する。次に、選択された断片は、別のファイル読出エンティティに送信されるか、またはファイル読出エンティティで再生される。あるいは、またはファイルの再生に加えて、選択された断片はクライアントにより記憶されることができる。
断片の選択は、典型的にはファイル内に含まれる1つまたは複数の属性に基づき行われる。
識別するステップは、少なくとも1つの分岐がファイルに対して適用されているかどうかを判断するために、テーブルおよび/または記述を調べることにより簡略化されることができる。そのようなテーブルおよび/または記述は、ファイル読出エンティティによりファイルから、典型的にはファイルの先頭から得られることができる。
メディアファイル内にシーケンス番号を使用することにより、ファイル内の代替断片の識別を簡略化することができる。シーケンス番号が適用される場合、識別するステップは、識別される代替映像断片および関連する映像断片のシーケンス番号を確認する別のステップを含むことができ、この場合、互いに対して代替を構成する複数の代替断片が同じシーケンス番号を含む。
選択するステップはいくつかの異なる基準に基づき行われることができる。例示するために、利用できるビットレート、利用できるフレームレート、個々の映像断片または代替映像断片の分岐識別、およびファイルのコンテンツのうちの1つまたは複数が単独でまたは組み合わせて選択基準として使用されることができる。
同様に、メディアファイルが、多数のトラック、およびしたがって、異なるトラックに対して割り当てられる多数のトラック断片を含むことができる。これが正しい場合、示唆される方法は、ファイルが多数のトラック断片を含むかどうかを判断するステップ、およびそれぞれの識別されたトラックの受信されたメディアデータを整列させるステップをさらに含むことができる。整列するステップは、ファイルから関連するトラック断片情報を得ることにより、およびこの情報を関連するメディアデータと組み合わせることにより行われることができる。さらに、トラック断片情報は、個々の代替映像断片ボックスおよび/または上述の階層的ボックス構造に従って個々の映像断片ボックスに組み合わせられる映像断片ボックスのトラック断片ボックスから得られることができる。
上記で説明されるファイル読出エンティティは、ファイルがファイル生成エンティティからダウンロードされている間、示唆される方法を実行するように構成されるクライアントとして構成されることができる。
あるいは、ファイル読出エンティティはサーバでもよい。同様に、断片を選択することに加えて、サーバがメディアファイルを適合させるように構成されることができ、その結果、選択されない断片が、ファイルがさらに送信される前に削除され、その結果、選択するステップで選択されなかった各断片がファイルから削除されるが、一方でそれぞれの選択された映像断片が修正され、その結果、別のファイル読出エンティティにより識別され、その後、それぞれの選択された映像断片は終端するファイル読出エンティティに送信される。修正は、典型的には個々の代替映像断片を映像断片に名前を変更することを含む。それにより、名前を変更された映像断片が、典型的にはクライアントである終端するファイル読出エンティティにより受信されるとき、従来の映像断片として出現する。
上記で示唆されたようにメディアファイルから断片を適応的に選択することができるためには、特定の階層的ボックス構造に従って構成された断片化したメディアファイルが要求される。
さらに別の様態では、プログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミング中、断片化したメディアファイルを処理するのに適したファイル読出エンティティも提供される。示唆されるファイル読出エンティティは、ファイル生成エンティティからファイルを得るための第1の通信ユニット、および少なくとも1つの代替映像断片をメディアファイル内部で識別するための識別ユニットを含み、それぞれの識別された代替映像断片が、関連する映像断片の代替を構成しており、各映像断片および代替映像断片が、示唆される階層的ボックス構造に組織化される。ファイル読出エンティティはまた、少なくとも1つの代替映像断片が識別された各映像断片に対して映像断片または代替映像断片を選択するための選択ユニットを含む。
識別ユニットは、また受信された映像断片および代替映像断片に関連するシーケンス番号または分岐識別を識別するように適合されることができる。
多数のトラックが適用される場合、識別ユニットはまた、ファイルが多数のトラック断片を含むかどうかを判断するように、かつそれぞれの識別されたトラックの受信されたメディアデータを整列させるように適合されることができる。
選択ユニットは、単独でまたは組み合わせて異なる基準に基づき、代替断片を選択するように適合されることができる。考慮すべき問題が、たとえば利用できるビットレート、利用できるフレームレート、分岐識別、およびファイルのコンテンツであることがある。
上記で説明されるファイル読出エンティティは、ファイルを再生するための処理ユニットおよびグラフィック・ユーザ・インタフェースを含むクライアントとして動作するように構成されることができる。
あるいは、同様に、ファイル読出エンティティはそれぞれの選択された代替映像断片を修正するための修正ユニットを含むことができるサーバとして動作するように構成されることができ、その結果、ファイル読出エンティティは別のファイル読出エンティティ、典型的にはメディアファイルがダウンロードされているクライアントによって識別することができる。サーバが、典型的にはそれぞれの選択された映像断片および代替映像断片をその他のファイル読出エンティティに連続して送信するための第2の通信ユニットも含み、この場合、選択ユニットはメディアファイルからそれぞれの選択されない断片を削除するようにさらに適合される。
さらに別の様態では、ファイル生成エンティティと呼ばれる別のエンティティも提供される。ファイル生成エンティティは、プログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミングに適した断片化したメディアファイルを生成するように構成され、その目的のために、少なくとも1つのメディアソースから提供されるメディアコンテンツに基づき、映像断片および少なくとも1つの関連する映像断片を上記で示唆される階層的ボックス構造の中に生成するための生成ユニットを含む。ファイル生成エンティティは、また生成される映像断片および任意の1つまたは複数の関連する代替映像断片を含むための含有ユニットを含む。含有ユニットは、ファイルが前記ファイルの先頭の中に代替映像断片を含むことができる表示を含むようにさらに適合されることができる。
さらに、生成ユニットは、代替映像断片、および代替映像断片の関連する映像断片にシーケンス番号または分岐識別を割り当てるように適合されることができ、その結果、代替映像断片の識別がさらにいっそう簡略化される。
上記で示唆される概念の可能な特徴および利点が以下の詳細な説明からさらに明らかになろう。
ここで、本発明がより詳細に、実施形態および図面を参照して説明される。
従来技術による、断片を含まないメディアファイルの概略図である。 従来技術による、断片を含むメディアファイルの別の概略図である。 代替断片を含む、断片を含むメディアファイルのさらに別の概略図である。 代替メディア断片を含む断片化したメディアファイルを生成するためのコンテンツ生成エンティティの方法を図示する流れ図である。 ファイル生成エンティティから得られるメディアファイルを処理するためのファイル読出エンティティの別の方法を図示する別の流れ図である。 ファイル生成エンティティから得られるメディアファイルを処理するための別のファイル読出エンティティのさらに別の方法を図示するさらに別の流れ図である。 一例の実施形態によるファイル生成エンティティを図示する簡略化されたブロック図である。 サーバとして構成されるファイル読出エンティティを図示する簡略化されたブロック図である。 クライアントとして構成される別のファイル読出エンティティを図示する別の簡略化されたブロック図である。 一例の実施形態に従って構成される階層的ボックス構造を図示する概観図である。 クライアントに起動された要求がサーバにより処理されるのを図示する概略シナリオである。 クライアントにより提供される要求を処理するようにさらに適合されるサーバを図示する別の簡略化されたブロック図である。 サーバに、たとえば図12を参照して説明されるサーバに要求を起動するように適合されるクライアントを図示するさらに別の簡略化されたブロック図である。 図14aは探索処理の結果として送付されることができる一例のメディアファイルを示す説明図であり、図14bはクライアントでの符号化の変更を可能にするように適合された一例のメディアファイルを示す別の説明図である。
本文書は、多数の代替映像断片が生成され、かつ適応プログレッシブダウンロードを使用するHTTPストリーミングに適した単一メディアファイルの中に含まれることができるようにする方法および構造について言及する。さらに、このタイプのメディアファイルをファイル生成エンティティから得るように適合される、以下ファイル読出エンティティと呼ばれるエンティティにおいて、そのようなメディアファイルを処理するための方法および構成も説明される。
この文書を通して、ファイルという用語は、コンテンツの1つまたは複数のトラック、たとえば1つまたは複数のビデオトラックおよび/または1つもしくは複数のオーディオトラックなどを含むことができるメディアファイルまたはマルチメディアファイルを指す。
以下でさらに詳細に説明される、請求される実施形態によれば、代替映像断片を識別するように構成されなかったサーバまたはクライアントとして構成されるファイル読出エンティティが、受信されるデフォルト映像断片をただ選択するのに対して、任意の代替映像断片は無視される。この機能は、ISOベースのメディアファイル形式に従ってメディアファイルを処理することができる既存のサーバまたはクライアントに対してどんな修正も必要とせず達成される。それにより、このタイプのサーバおよびクライアントに対してと同様に、ISOベースのメディアファイル形式のメディアファイルを処理するように構成される任意の別のタイプのエンティティに対しても、バックワードコンパチビリティが得られる。
しかし、適応的に断片を選択するように構成されたサーバまたはクライアントが、関連するデフォルト映像断片に加えて少なくとも1つの代替映像断片が存在する各断片に対して、デフォルト映像断片または任意の利用できる代替映像断片を選択するという選択肢を有するが、サーバ構成の場合、すべての選択されない映像断片がファイルから削除され、クライアント構成の場合、すべての選択されない映像断片が無視される。より具体的には、メディアファイルに対して使用されるシンタックスを理解する任意のクライアントまたは端末が、ローカルの状況に、たとえば端末および/または表示機能、ファイルコンテンツ、あるいはネットワーク依存問題などに適合させるために、任意選択の代替断片を適合的に選択することができる。
本発明は代替映像断片の概念を使用して実現される。代替映像断片が適用されることができる1つの具体的な例示的シナリオが、たとえば、コンテンツが異なるビットレートでメディアファイルの中に符号化されるときである。ビットレート適応が、帯域幅が制限されたトランスポートチャネル全体の輻輳を避けるためと同様に、クライアント能力適応を提供するためのツールとして有用なことがある。
本文書を通して、映像断片が代替映像断片がない場合の唯一の選択肢なので、映像断片は、またデフォルト映像断片と呼ばれることがある。さらに、断片化したメディアファイルが何らかの方法で処理されるべきエンティティが、代替映像断片を認識するようにも処理するようにも適合されていない場合、エンティティによりそれに応じて処理されることになるのは、映像断片またはデフォルト映像断片である。
映像ファイルを適応的に選択するために考慮され得る別の要因は、異なるフレームレートの代替映像断片が使用されているときである。さらに別の様態が、メディアファイルのコンテンツに応じて異なる代替映像断片を提供することがあり、その結果、たとえば、サーバまたはクライアントが、完全なマルチメディアサービスから、たとえばテキストだけが分配される限定されたサービスに切り換えるように選択する選択肢を有することができる。さらに、メディア断片が異なる分岐に分割されることができ、この場合これらの分岐は断片を選択するための基礎として使用されることができる。
示唆される適応的断片選択概念は、以下代替映像断片ボックスまたは「moaf」と呼ばれる少なくとも1つの新しいボックスタイプを導入することにより、上述のISOベースのボックス構造を拡張することにより実現される。「moaf」はファイル内に含まれ、各映像断片ボックスまたは「moof」に対して、ファイルは関連する代替映像断片ボックスを何も含まない、または1つまたは複数含むことができる。
代替映像断片ボックスは、同一場所に配置される映像断片以外のプレゼンテーションに対して代替拡張を提供する。代替映像断片は、また映像断片ボックスが行うのと同じ方法でプレゼンテーション時間を拡張し、同じチャイルドボックス(child box)、すなわち単一映像断片ボックスとしてだけファイル内に配置されたかのように代替映像断片ボックス内に含まれることができるボックスを含む。特に、このことは、典型的にはISOに従って映像断片ボックスおよびすべての映像断片ボックスが含まれるボックス内に含まれる映像断片ヘッダ(Movie Fragment Header)ボックス「mfhd」およびトラック断片(Track Fragment)ボックス「traf」が、同様に代替映像断片ボックス内に含まれることができることを意味する。
映像断片および1つまたは複数の関連する代替映像断片は、典型的にはそれらに同じシーケンス番号を割り当てることにより互いに対して代替と識別される。一例の実施形態によれば、シーケンス番号は映像断片ヘッダボックス「mfhd」内に含まれることができる。
例示のために、代替映像断片ボックスに対するシンタックスが以下の通りとすることができる。
aligned(8) class AlternateiveMovieFragmentBox
extends Box (’moaf’){
図3は、個々の代替映像断片ボックス内にそれぞれ含まれた複数の代替映像断片を含む断片化したファイル300の概略図である。図3では、ボックスの第1行が第2行に続けられる。
図2に図示されるファイルとの違いは、図3では各映像断片ボックス「moof」が、ゼロまたはそれを超える代替映像断片ボックス「moaf」301a、301b、301c、301d、および対応するメタ・データ・ボックス「mdat」302a、302b、302c、302dにより伴われることがあることである。どれだけ多くの「mdat」を使用すべきかの制限はないが、典型的ファイルが「moof」または「moaf」当たり1つの「mdat」を含む。
ここで、コンテンツ生成エンティティからサーバおよび/またはクライアントによりプログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミングに適した断片化したメディアファイルを提供する方法が、図4を参照して以下に説明される。示唆される方法は、メディアファイルが、断片ごとに代替映像断片を適応的に何も追加しない、1つまたは複数追加することによりどのようにして組み立てられることができるかを説明する。組み立てられると、そのようなメディアファイルは、ファイル読出エンティティ、たとえばサーバまたはクライアントなどにより後で取り出すために記憶されることができる。
第1のステップ400で、コンテンツ生成エンティティが1つまたは複数のメディアソースから映像コンテンツを得ている。次の任意選択のステップ400’では、メディアコンテンツおよびファイルを記述する情報が、まずテーブルおよび/または記述の形でファイルの中に含まれる。
次のステップ401で、提供されるコンテンツの第1の部分に基づいて映像断片が生成され、映像断片は、次のステップ402で示されるように個々のボックスの中に含まれる。従来の映像断片が生成され含まれると、それぞれの個々の映像断片に対してステップ403〜406を処理することにより、1つまたは複数の代替映像断片が、ある種のあらかじめ規定された基準に従ってファイルの中に挿入されるべきかどうかがも判断される。1つまたは複数の代替映像断片が映像断片に対して適用されるべきである場合、ステップ404で、代替映像断片が生成され、次のステップ405で、また代替映像断片が、代替映像断片を含むための専用のボックスの中に含まれる。本文書では、そのようなボックスは代替映像断片ボックス、または「moaf」と呼ばれる。各映像断片および代替映像断片は、メディアファイルを取得しているファイル読出エンティティ、典型的にはクライアントまたはサーバが各デフォルト映像断片だけでなく各代替映像断片も識別することができるようなやり方で組織化される階層的ボックス構造の個々のボックスの中に含まれる。
次のステップ406で示されるように、それぞれの必要とされる代替が新しく生成された映像断片に対してカバーされるまで、したがって、個々の映像断片に関連するすべての代替映像断片が生成されファイルの中に含まれるまで、ステップ404および405が繰り返され、別のステップ407で、ファイルの中に含まれるべきメディアコンテンツがこれ以上あるかどうか、したがって、手順がステップ401で始まる任意の追加の映像断片を生成することにより繰り返されるべきかどうか、またはすべてのメディアコンテンツがフィルの中に含まれたかどうか、したがって、処理が最後のステップ408で示されるように終了させられることができるかどうかが判断される。
その後の識別を可能にするための情報を提供するために1つまたは複数の属性が使用されることができる。この目的のために、本文脈では「mofi」と呼ばれる映像断片情報ボックスが示唆される。「mofi」は、映像断片ボックス内および代替映像断片ボックス内に含まれることができる。一実施形態によれば、属性_名前(attribute_name)および属性_値(attribute_value)という属性が、記述属性、および代替が存在する断片に対する区別基準として使用されることができる。
例示のために、映像断片情報ボックスに対するシンタックスが以下のように記載されることができる。
aligned(8) class MovieFragmentInformationBox
extends FullBox (’mofi’、version=0、0){
unsigned int(32) entry_count;
int i;
for(i=0;i<entry_count;i++){
unsigned int(32) attribute_name;
unsigned int(32) attribute_value;
例示のために、たとえばビットレート属性が断片内の継続期間により分割される映像断片内のサンプルの全サイズを説明することができる。
さらに、メディアファイル内に代替映像断片ボックスが存在することがあることをファイル読出エンティティに警告する目的で、本明細書では「amfi」と呼ばれる代替映像断片表示ボックスが示唆される。「mvex」ボックス内に含まれることができる「amfi」は以下のシンタックスを有することができる。
aligned(8) class
AlternativeMovieFragmentIndicationBox extends
Box (’amfi’){
さらに、ファイルが生成されるときに映像断片が異なる分岐に分割される場合、代替映像断片ヘッダボックスまたは「amfh」と呼ばれる別のボックスも使用されることができる。代替映像断片ヘッダボックスは、特定の分岐を構成するそれらの代替映像断片を識別するために使用される分岐識別(分岐ID)を含む。代替移動断片ヘッダボックスが省かれた場合、分岐IDが、デフォルトでたとえば1であると考えられることができる。本例によれば、「amfi」は「moof」および「moaf」のボックス内に含まれることができ、以下のシンタックスを有することができる。
aligned(8) class
AlternativeMovieFragmentHeaderBox
extends FullBox (’amfh’、0、0){
unsigned int(16) branch_ID;
上記で説明される方法に従って組み立てられるメディアファイルが、必要とされるときはいつでも、典型的には通常メディアファイルがサーバまたはクライアントから得られることができる任意のタイプの適切な記憶手段内に記憶されることができる。以下でさらに詳細に説明されるファイル形式は、プログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミングに特に適している。
ここで、ファイル読出エンティティと呼ばれることがあるエンティティが別のファイル読出エンティティにプログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミング中に、断片化したファイルを処理することができるようにする方法が、図5を参照して、より詳細に説明される。本例では、ファイル読出エンティティはサーバで例示される。
図5によれば、示唆される方法は、第1のステップ500で、サーバが断片化したメディアファイルをファイル生成エンティティから得ることにより始まる。次のステップ501で、受信された映像断片に対してファイル内に任意の次の代替映像断片が存在するかどうか、すなわち、任意の代替映像断片がサーバにより識別されるかどうかが判断される。これが正しい場合、ステップ502に示されるように、サーバは映像断片、または1つもしくは複数の関連する代替映像断片の任意を選択する。選択は、1つのあらかじめ規定された選択基準だけに基づく、またはあらかじめ規定された選択基準の組合せに基づくことができる。上記で既に述べられたように、選択は、たとえば利用できるビットレートおよび/またはフレームレート、ならびに/あるいはファイルのコンテンツに基づくことができる。
映像断片または代替映像断片が選択されたとき、別のステップ503で示されるように、残りの関連する映像断片/代替映像断片、すなわち、すべての選択されない関連する映像断片がファイルから削除される。
ステップ504で確認されるように、代替映像断片が選択された場合、この映像断片はステップ505で修正され、その結果、映像断片は後でデフォルト映像断片と識別されることができるように名前を変更される。上述のボックスタイプを使うと、そのような名前変更は「moaf」タイプ断片から「moof」タイプ断片への名前変更をもたらす。記述される修正ステップは、クライアントの観点から、任意のクライアントまたは任意の別のファイル読出エンティティが、まるでちょうど代替映像断片が存在しないように、既知の形式、すなわち、1つまたは複数の「mdat」および「moof」が続く「moov」の映像断片しか受け取らないので、メディアファイルを後で受け取り処理する任意のクライアントまたは任意の別のファイル読出エンティティに対してバックワードコンパチビリティを保証する。次のステップ506で、選択された映像断片/代替映像断片は別のファイル読出エンティティ、たとえばクライアントなどに送信される。
ステップ501で、むしろある種の映像断片の後に代替映像断片が続かないと判断される場合、代替選択肢がない映像断片は、むしろステップ507に示されるようにどんな修正も必要とせず個々のファイル読出エンティティに送信される。
次のステップ508で示されるように、記述された手順は、ファイル内に処理し送信すべき映像断片または代替映像断片が残されなくなるまで繰り返され、最後のステップ509で示されるように、処理が終了する。
ここで、むしろ代替映像断片を含む断片化したメディアファイルのメディアコンテンツが再生されることができるようにする別の方法が、図6を参照して説明される。この方法は、何らかのあらかじめ規定された基準に従って断片を適応的に選択するように構成されるクライアント上で実行される。
図6によれば、第1のステップで、メディアファイルは、ファイル生成エンティティからまたは別のコンテンツ読み出しエンティティ、たとえばサーバから得られる。別のステップ601で、クライアントは、受信された映像断片に関連する任意の代替断片があるかどうかを、すなわち、任意の代替映像断片が識別されるかどうかを判断する。
ステップ601で、1つまたは複数の代替映像断片が識別される場合、ステップ602で、断片が選択されるが、一方で別のステップ603に示されるように、すべての関連する選択されない映像断片がクライアントにより無視される。別のステップ604aで、選択された断片が再生され、また、任意選択のステップと考えられる別のステップ604bで示されるように多分記憶される。あるいは、クライアントはコンテンツを再生することなくメディアファイルをただ記憶しているように構成されることができ、そのような場合、ステップ604bだけが実行される。後者の場合は、別のクライアントによる後からの記憶されたファイルへのアクセスを可能にするために、従来のサーバ機能を含む、中間ユニットの機能を有するクライアントにより使用されることができる。
次に、ステップ605で示されるように、任意の追加の代替断片を処理するための記述される処理は、得られた映像ファイルのすべての断片がその処理に応じて処理されるまで繰り返され、そこで最後のステップ606で示されるように処理が終了させられる。
ここで、1つまたは複数の代替映像断片を含むことができる断片化したメディアファイルをファイル読出エンティティに提供するのに適したファイル生成エンティティが、図7を参照して説明される。
ファイル生成エンティティ700は、図7ではメディアソース702により表される1つまたは複数のメディアソースから提供されるコンテンツに基づき、ファイル形式および上記で言及された階層的ボックス構造に従うファイル、すなわち代替映像断片を含むことができるファイルを生成するように適合される生成ユニット701を含む。ファイル生成エンティティ700はまた、上記で説明される実施形態の任意に従ってそれぞれの生成される代替映像断片と同様に、従来のやり方で処理された任意の別のコンテンツをも階層的ボックス構造の中に含むように適合される含有ユニット703も含む。含有ユニット703は、含まれる情報を有するボックスおよびメディアファイルを通信ユニット704に提供するようにさらに適合され、通信ユニット704からサーバ800およびクライアント900により表されるファイル読出エンティティがメディアファイルを得ることができる。ファイル生成エンティティ700は、また典型的には、後で取り出すためにメディアファイルが記憶されることができる別個の記憶ユニット705を含む。図7で明示的に示されていないが、典型的シナリオでは、メディアファイルの代替断片を適応的に選択するように構成されるクライアント900が、従来のサーバ、すなわち代替映像断片を含むメディアファイルを修正するための機能を含まないサーバを介してファイルを得ることができることが理解されるであろう。
含有ユニット703は、生成されるメディアファイルが代替映像断片を含むことができるという何らかのタイプの指示または命令を含むようにさらに適合されることができる。さらに、断片が分岐識別またはシーケンス番号により識別できるものである場合、生成ユニット703は、シーケンス番号または分岐識別を代替映像断片および関連する映像断片に割り当てるように構成されることができる。
次に、上記で説明される方法を実行するのに適した、一例の実施形態によるサーバとして構成されるファイル読出エンティティが、図8を参照して以下にさらに詳細に説明される。
サーバ800は、ファイル生成エンティティ700から1つまたは複数の代替映像断片を含むファイルを得るように適合される、第1の通信ユニット801を含む。第1の通信ユニット801は、得られたメディアファイルの映像断片に関連する1つまたは複数の任意の代替映像断片があるかどうかを、そのような代替映像断片を識別することにより判断するように適合される、識別ユニット802に接続される。そのような識別処理は、たとえば対応するシーケンス番号に対する断片ヘッダボックスを調べることにより達成されることができる。あるいは、識別ユニット802は、映像拡張ボックス内に含まれる代替映像断片表示ボックスを調べることにより代替映像断片の出現を認識するように適合されることができる。サーバ800は、またあらかじめ規定された選択基準に従って選択できる映像断片/代替映像断片から選択するように、かつメディアファイルから1つまたは複数の任意の選択されない関連する断片を削除するように適合される選択ユニット803を含む。
さらに、サーバ800は、典型的には断片の名前を修正することにより、選択された代替映像断片を修正するための論理を含み、その結果、断片は従来の映像断片として別のファイル読出エンティティにより後で識別されることができる。例示的実施形態によれば、これは修正ユニット804により達成される。修正ユニット804は、従来のクライアント110により表される図内の1つまたは複数のクライアントに任意の選択された断片を送信するように適合される第2の通信ユニット805に接続される。メディアファイルの記述された処理のために、クライアント110により得られるメディアファイルは、標準メディアファイルとして解釈される。
上記で既に示されたように、従来のクライアントが、代替メディア断片を含むメディアファイルを得ることがで、処理することができる。しかし、代替映像断片を含むファイル内のメディア断片を適応的に選択することができるためには、クライアントはそのような処理のために構成されなければならない。したがって、ここで、一例の実施形態に従ってクライアントとして構成される別のファイル読出エンティティが、図9を参照して説明される。
クライアント900は、ファイル生成エンティティ700、または別のコンテンツ読出エンティティ900、典型的にはサーバからメディアファイルを得るように適合される第1の通信ユニット901を含む。クライアント900はまた、図8の識別ユニット902に対応する識別ユニット902、および得られたメディアファイルの選択できる断片から選択するように構成される選択ユニット903を含む。選択ユニット903は1つの断片を選択するように構成されるが、一方で現在処理されたメディア断片に関連するすべての選択されない断片が無視される。
選択された断片は処理ユニット904により従来のやり方で処理され、その結果、メディアファイルのコンテンツは、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)905または任意の別の従来のユーザインタフェース上に提示され、かつ/あるいは後で提示するために記憶ユニット905上に記憶されることができる。
図に明示的に示されていない代替実施形態では、クライアント900は、別のクライアントにより後で取り出すために、ダウンロードされたメディアファイルを単に記憶するクライアントの機能を有することができる。この実施形態によれば、GUI905は、記憶されたメディアファイルにクライアントがアクセスすることができるようにする従来のサーバ機能により置換される。
図10は、実線で示されるボックスが標準的ボックスを開示するが、点線で示されるボックスが本ボックス構造を拡張するために使用されることができる、異なる新しいボックスタイプを開示する、この文書で参照されるボックスの要約である。図10では、これまで既知のボックスタイプを指す「moov」、「mdat」、および「moof」、ならびに本文書で示唆される「moaf」301が、ファイル内に直接含まれるトップレベルのボックスタイプを開示する。
図に示されるように、「moof」は、「mofi」1001および「amfh」1002が上記で説明される方法の任意を実行するために有用であり得る、新しいボックスタイプであるいくつかの追加のボックスを含むことができる。さらに、ボックスタイプ「amfi」1003は「mvex」ボックス内に含まれることができる別の新しいボックスタイプを開示する。図に示されていないが、「moaf」301ボックスタイプは、「moof」ボックスと同じボックスタイプを含むことができる。
さらに、代替映像断片が存在し得るファイル内と同様にライブセッションのダウンロード中にもクライアントが探索することができるようにするために、サーバは、クライアントがどのタイプのファイルを受信しているかをクライアントに信号で伝えるように適合されることができる。これは、たとえば、ファイルのコンテンツがライブコンテンツであるかそうでないかをクライアントに信号で知らせる「ライブブランド(live brand)」、およびファイルが適応コンテンツ、すなわち代替映像断片を含むことができるファイルであることを示す「適応ブランド(adaptive brand)」と呼ばれることがある2つの新しいブランド(brand)を導入することにより達成されることができる。
サーバまたはファイル生成エンティティは、前方探索ができないことをクライアントに信号で知らせるために、ライブコンテンツを有するファイルの中にライブブランドを挿入するように適合されることができるが、一方で適応ブランドが挿入された場合、このことは、ファイル内の代替映像断片の可能性によりバイト要求を使用する探索ができないことをクライアントに示すものである。ライブコンテンツの場合、サーバは、またサーバで利用できるファイルコンテンツがどれだけの量かに関する情報をファイルに追加するように適合されることができ、その結果、タイムシフトが可能にされることができる。
プログレッシブにダウンロードされるHTTPストリーミング中、NPT(Normal Play Time)または絶対時間で与えられる断片の時間がクライアントにとって有用となり得る状況がある。
一例の実施形態によれば、これは送信中にサーバで、映像断片ボックスに、または代替映像断片ボックスに適切な時間表示を追加することにより達成されることができる。説明される機能は、たとえば探索中に適用されることができ、その結果、記述される時間表示は、クライアントにより起動される探索要求に応答してクライアントに提供される。サーバからクライアントへ適切な時間を送付することは、またライブセッションのために時間を信号で知らせることが必要とされるときに、たとえばクライアントで適切なコンテンツ・タイム・スタンプと共に、ダウンロードされるファイルコンテンツの記憶を考慮するために適用されることができる。
HTTPストリーミングは、特にライブコンテンツ、適応コンテンツ、およびそれらの組合せの場合、さらに改善されることができる。現在、HTTPをマルチメディア送付のための主要プロトコルとして使用する傾向がある。3GPにより明記されるパケット交換ストリーミングサービス(PSS)が、ISO/IEC14496−12:2008、情報技術−オーディオ−ビジュアルオブジェクトの符号化−第12部:ISOベースのメディアファイル形式(第3版)に基づく3GPメディアファイル形式を使用することによりかなりの程度までこれを既にサポートしている。3GPファイルはプログレッシブダウンロードをサポートし、特定のプログレッシブ・メディア・ファイル・ブランドがこの場合のために規定されており、プログレッシブ−ダウンロードプロファイルと呼ばれる。このプログレッシブ・メディア・ファイルは、たとえばインタリーブする深さに対して要求を設定する。典型的使用事例が、あらかじめ符号化されたメディアクリップのプログレッシブダウンロード/ストリーミングである。
しかし、メディアファイル内に提供されるメディアがライブコンテンツまたは記憶されたコンテンツとして提供されるかどうかをクライアントが知ることは現在できない。提供されるコンテンツがライブかそうでないかを知らないことが、機能たとえば探索操作がいったいクライアントにより実行されることができるかどうかということをもたらす。さらに、適応性を適用するために準備されたファイル内の探索方法に関する手順が規定されていない。
2つの異なる時点でのファイルの同じ部分、たとえば0バイト〜100000バイトの範囲などに対する要求が、たとえば探索するときのリンク状態に応じて2つの異なる符号化をもたらすことがある。その結果、バイト範囲ジャンプがファイル内を誘導する競争力のある方法をもはや提供しない。
既知の探索手順について記述された欠陥のために、HTTPストリーミングセッション中にコーデックを変更することもできない。そのような変更は、たとえば、サーバからクライアントに長いセッションがダウンロードされる状況で特に望ましいことがある。
既に上述されたように、Microsoft社のSmooth Streaming Schemeは、ISOファイルに加えて、追加ファイルを、最も注目に値するのはマニフェストファイルを必要とする。このスキームは適応を実際に考慮しているが、クライアント制御された適応だけを考慮しているのに対して、サーバには、サーバの現在の資源状況に、またはサーバが現在認識しているトランスポート品質に適応する選択肢がない。
したがって、どの時点でメディアファイルの映像断片が始まるかをクライアントが知る必要なしに、ストリーミング中にサーバからメディアファイルのある時点をクライアントが要求できるようにするスキームが示唆される。示唆されるスキームは、また映像断片を動的に生成するように要求されることなく、送付される時点を記述することにより、応答するサーバがそのような要求に応答することができるようにする。
図11は、サーバ1200からメディアファイルをダウンロードしているクライアント1300を含むシナリオの説明図である。図11は、どのように第1のステップ1:1でクライアント1300で起動される要求、たとえば探索コマンドなどが、別のステップ1:2でサーバ1200に送信され、次のステップ1:3でサーバ1200により処理され、その後、最後のステップ1:4で、処理された要求の結果がクライアント1300に送付されるかを概略図示する。前提条件として、メディアファイルは、ファイル生成エンティティ(示されていない)またはサーバ1200により適合させられたことがあり得て、その結果、クライアント1300で要求を実行するのにより適している。
たとえばプレゼンテーション/ファイルの先頭から、またはNPT時間の形で、サーバからメディアファイル内の時点を要求するために、クライアントによりURLスキームが使用されることができる。要求に基づき、サーバは、要求された時間インスタンスに始まる、または時間インスタンスを含む映像断片を有するHTTPストリームを提供し、ファイルの前方に続ける。映像断片内にRAPが含まれない場合、サーバは、代わりに最新のRAPを有する映像断片を送信し始めることができる。
要求がURLの一部となっている一例の実施形態によれば、要求は以下の形式を有することがある。
http://server.com/content.3gp/npt=10.0−30.0
ここで、示唆される要求はNPT時間間隔10.0秒から30.0秒までに対する要求と解釈されるべきである。そのような要求に対する応答は、有利なことにメディアファイル内に直接配置され、そのことは、たとえば個々の断片の時間を記述する映像断片内の新しいボックスタイプを使用することにより達成されることができる。
断片内で使用される時間は、絶対時間すなわち実時間でも、たとえば個々のプレゼンテーションの先頭からカウントされる相対時間でもよい。この時間は、典型的には異なるシンタックスを使用することにより信号で知らせられる。サーバが時間の前のインスタンスからカウントを提供することができるという条件で、別の可能性は、ライブコンテンツに対しても時間の後方に探索することである。
別の代替は、URLのクエリ部分の一部として適切なパラメータを置くことである。
別の例示的実施形態では、要求は、むしろメディアファイル要求中に信号で知らせられるHTTPヘッダ拡張でもよく、この場合、要求は以下の形式を有することがある。
GET server.com/content.3gp HTTP/1.1
3GP−Range:ntp=12.2−
ここで、示唆される要求は、NPT時間12.2および前方に対する要求として解釈されるべきである。
ここで3gp−Rangeと呼ばれる、ヘッダ内に提供されるそのような要求に対する応答が、以下のように見えることがある。
HTTP/1.1 200 OK
3gp−Range:NPT=12.0−25.2
URLをフィルの一部にマッピングすることができるためには、URL断片(URL fragment)を使用することができる。URL断片はサーバに決して送られないが、クライアントによりローカルに解釈される。HTTP/1.1については、断片が現在のコンテンツタイプに応じて解釈されるべきである。提案システムの一部として、クライアントが、たとえば#ntp=30.0−60.0のような断片を時間範囲として解釈して、範囲ヘッダを使用することにより対応する範囲をサーバに送信すべきである。
図12は、断片の時間がクライアントに提供されることができるようにするようにさらに構成されるサーバの一例に関係する。図12に示されるように、サーバ1200は、第2の通信ユニット805により受信される探索要求を認識することに応答して探索処理を実行するように適合される処理ユニット1210を含む。
処理ユニット1210は、第2の通信ユニット805を介してクライアント1300にダウンロードされているメディアファイルの中に応答を含むように構成される含有ユニット1111に接続される。適切なNPTまたは絶対時間がファイルの映像断片ボックスの中に含まれることができる。
そのような時間ボックスは探索操作に限定される必要はなく、別の状況でクライアント1300に時間に関係する情報を提供するために使用されることもできる。処理ユニット1210は、たとえば、ある種の所定の条件で正確なコンテンツ・タイム・スタンプと共にメディアファイルの中に記憶することを考慮するためにライブセッションに対する時間を含むように構成されることができる。
図13は、図9のクライアントが、図9の処理ユニット904の機能に加えて探索要求を生成してそのような要求をサーバ1200に提供するようにさらに適合される処理ユニット1310をどのように提供されることができるかを説明する。
多数のコーデックが適用されることができ、その結果、クライアント1300がプログレッシブにダウンロードされるセッション中にコーデックを切り換えることができる場合、特別の映像記述ボックス「moov」がコンテンツ生成エンティティにより、またはサーバによりメディアファイルに追加されることができる。そのような場合、サンプルと映像記述ボックスの間のマッピングが、典型的にはメディア・ファイル・レイアウトを主に使用して行われ、その結果、プログレッシブダウンロード・セッション中に新しい「moov」ボックスを認識するとき、選択ユニット1311が、次のサンプルのために、古い「moov」ボックスを、新しい符号化を指定する新しい「moov」ボックスと置き換えるように適合される。
映像記述ボックスとサンプルの間の代替マッピングは明示的である。そのような場合、各「moov」ボックスはコンテンツ生成エンティティ700により特定の識別を与えられ、各「moof」ボックスはその識別を指す。この場合、「moof」境界上でコーデックの変更が行われる。
有利なことに、多数の「moov」ボックスがメディアファイル内に存在することがあることを示す情報もファイルの中に含まれ、それにより、クライアント1300の選択ユニット903は前もってこれを認識することができる。
制御プロトコルおよびトランスポートプロトコルの両方としてHTTPを使用することの代替は、RTSPをセッション制御プロトコルとして、およびHTTPをトランスポートプロトコルとして使用することであり、トランスポートは、クライアントから提供される1つまたは多数のSETUP要求により設定されることができる。現在、最も使用されているトランスポートは、UDPを介したRTP、およびTCPを介したRTSPでインタリーブされたRTPである。クライアントは代わりにHTTPトランスポートを提案し、次に、範囲の制御のためにRTSPを使用することを除いて、コンテンツが上記で説明されたように断片化したメディアファイルとして送信される。
図14aは、上記で示唆される実施形態の任意により得られる探索操作の可能な結果の図示である。サーバ、たとえばサーバ1200により処理されるストリーミングされるコンテンツ1400の一般構造が、クライアント、たとえばクライアント1300から探索要求を受信した後、構造1410に対応する結果をクライアント1300に提供することができる。
図14bは、コーデックの変更に適合されるメディアファイルのストリーミングされるコンテンツ1420の別の説明図であり、この場合新しいコーデック設定が、クライアント1300によって認識できる第2の「moov」ボックス1430内に含まれる。
クライアント1300の探索操作を簡略化するために、追加のブランドが適用されることができ、その結果、サーバ1200は適切なブランド情報をメディアファイルに追加するように適合され、その結果、クライアントは探索中にこの情報を利用することができる。
一例によれば、「ライブブランド」と呼ばれることがあるブランドが、メディアファイルがライブコンテンツを送付していることをクライアントに示すためにサーバにより使用されることができる。クライアントがそのような情報を受信する場合、したがって、ライブコンテンツのために、前方探索が現在のメディアファイルで不可能であることを認識させられることができる。
別の例、すなわち「適応ブランド」と呼ばれることがある別のブランドによれば、サーバがクライアントに、メディアファイルが適応コンテンツを含むこと、したがって、バイト要求を使用する探索が現在のメディアファイルでは不可能であることを通知することができる。ライブコンテンツに対しては、サーバで利用できるメディアファイルの前のコンテンツの量を示す情報もサーバにより追加されることができ、その結果、タイムシフトがクライアントで可能にされる。
この文書で説明される構成は、たとえば、第1の通信ユニットおよび第2の通信ユニットが、異なるタイプのエンティティと対話するように適合される1つの単独ユニットとして構成されることができるように、それぞれ異なる数の方法で実装されることができる一般的ユニットを含む簡略化された構成を参照して説明されていることが理解されよう。本文脈で通常、使用されることができるが、示唆される概念の理解に必要でないユニットは、簡略化の理由から省かれたことも理解されよう。
示唆されるファイル生成および処理の概念が具体的例示の実施形態および図面を参照して説明されたが、概念は、開示される実施形態に限定されない。むしろ、概念は、添付の特許請求の範囲に入る様々な修正形態に及ぶことが意図される。
略号:
HTTP Hypertext Transfer Protocol
IEC International Electro technical Commission
ISO International Organization for Standardization
MPEG Moving Picture Experts Group
NPT Normal Play Time
PSS Packet−switched Streaming Service
RAP Random Access Point

Claims (35)

  1. プログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミングに適した連続した映像断のシーケンスを含む断片化したメディアファイルを生成するためのファイル生成エンティティにおける方法であって、前記映像断の少なくとも1つに対して実行される以下の
    a)少なくとも1つのメディアソースからメディアコンテンツを得るステッと、
    b)前記得られたメディアコンテンツに基づき、映像断、および少なくとも1つの代替映像断片を生成するステップであって、それぞれの代替映像断片は、前記映像断片の代替を形成する情報を含むステップと、
    c)記映像断および前記少なくとも1つの代替映像断オブジェクト指向の階層的ボックス構造のオブジェクトである個々のボックスの中に含むこにより前記断片化したメディアファイルを生成するステップであって、前記階層的ボックス構成は、断片の前記シーケンスを取得するファイル読出エンティティが前記少なくとも1つの代替映像断片を前記階層的ボックス構成から識別することができるように編成されているステップ含む、方法。
  2. ステップa)〜c)が、少なくとも1つの代替映像断が要求される各映像断に対して繰り返される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップc)の間、各映像断片が映像断片ボックス内に含まれ、各代替映像断片が代替映像断片ボックス内に含まれる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ステップb)が、前記映像断片または前記代替映像断の前記選択中に使用される区別基準の指標に対する少なくとも1つの属性を生成するステップを含む、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ステップc)の間、前記少なくとも1つの属性が、関連する映像断片ボックスまたは代替映像断片ボックス内にさらに含まれる映像断片情報ボックス内に含まれる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ステップc)の間、前記映像断片または前記代替映像断に対して適用できる分岐識別が、個々の映像断片ボックス内に、および/または代替映像断片ボックス内にさらに含まれる代替映像断片ヘッダボックスの中に含まれる、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記分岐識別が映像断片ヘッダボックス内に含まれる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記断片化したメディアファイルが代替映像断を含むことがあることを示す指標を前記断片化したメディアファイルの先頭の中に含むステップをさらに含む、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記指標が代替映像断片表示ボックスの中に含まれる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記代替映像断片表示ボックスが、関連する映像断片ボックスの映像拡張ボックスの中に含まれる、またはそれを置換する、請求項9に記載の方法。
  11. 更に、個々の映像断片ボックスの中に組み合わせられる、前記個々の代替映像断片ボックスおよび/または映像断片ボックスの、トラック断片ボックスの中にトラック断片情報を含むテップを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記代替映像断片ボックスが、異なるメディア特有の代替映像断片ボックスタイプが異なるメディアタイプに関連付けられるように構成される、請求項11に記載の方法。
  13. 適応プログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミング中に連続したデフォルト映像断のシーケンスを含む断片化したメディアファイルを処理するための通信ネットワークのファイル読出エンティティにおける方法であって、前記ファイル読出エンティティが、前記デフォルト映像断の少なくとも1つに対して
    a)前記デフォルト映像断、および前記断片化したメディアファイル内に含まれる少なくとも1つの代替映像断をファイル生成エンティティから受信するステッであって、各代替映像断が前記デフォルト映像断の代替を形成する情報を含み、かつ前記デフォルト映像断および前記少なくとも1つの代替映像断が、前記デフォルト映像断片および前記少なくとも1つの代替映像断のうちの1つの識別および適応選択のために用いられる、オブジェクト指向の階層的ボックス構造に編成されているステップと、
    b)前記少なくとも1つの代替映像断前記階層的ボックス構造に基づいて識別するステッと、
    c)前記デフォルト映像断片および前記少なくとも1つの代替映像断の1つを選択するステッと、
    d)前記選択された1つの前記デフォルト映像断片を送信するステッ、あるいは再生するステッおよび/または記憶するステッとを実行することにより特徴付けられる方法。
  14. 前記ステップa)〜d)が、前記メディア断片ファイル内に含まれる少なくとも1つの代替映像断が存在する前記断片化したメディアファイルの各デフォルト映像断に対して繰り返される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ステップc)が、前記断片化したメディアファイル内に含まれる少なくとも1つの属性を用いて実行される、請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記ステップb)が、少なくとも1つの分岐が前記断片化したメディアファイルに対して適用されているかどうかを判断するためにテーブルおよび/または記述を調べるステップをさらに含む、請求項13乃至15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記テーブルおよび/または記述が前記断片化したメディアファイルから得られる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記ステップb)が、前記デフォルト映像断片および前記少なくとも1つの代替映像断片のシーケンス番号を認識するステップをさらに含み、前記シーケンス番号が、前記デフォルト映像断および前記少なくとも1つの代替映像断を互いに連結する、請求項13乃至17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記ステップc)が、利用できるビットレートと、利用できるフレームレートと、前記映像断片および前記代替映像断片の分岐識別と、前記断片化したメディアファイルのコンテンツとのうちの1つまたは複数を用いて実行される、請求項13乃至18のいずれか一項に記載の方法。
  20. e)前記断片化したメディアファイルが多数のトラック断片を含むかどうかを判断するステップと、
    f)前記ファイルが多数のトラック断片を含むと判断された場合、前記トラック断片を用いて異なるトラックのメディアデータを整列させるステップとをさらに含む、請求項1乃至19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記ステップf)が、前記断片化したメディアファイルから関連するトラック断片情報を得ることにより、かつ前記得られたトラック断片情報を前記メディアデータと組み合わせることにより実行される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記トラック断片情報が、前記階層的ボックス構造に従って個々の映像断片ボックスの中に組み合わせられる、個々の代替映像断片ボックスおよび/または映像断片ボックスのトラック断片ボックスから得られる、請求項21に記載の方法。
  23. 前記ファイル読出エンティティがクライアントデバイスである、請求項13乃至22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記断片化したメディアファイルが前記ファイル生成エンティティからダウンロードされている間に、前記方法ステップa)−d)が実行される、請求項23に記載の方法。
  25. g)前記選択するステッで選択されなかった前記デフォルト映像断および前記少なくとも1つの代替映像断のそれぞれを前記断片化したメディアファイルから削除するステッと、
    h)少なくとも1つの代替映像断が前記選択するステッで選択される場合、前記選択された少なくとも1つの代替映像断を別のファイル読出エンティティに送信するステッの前に、記別のファイル読出エンティティにより識別できるように、前記選択された少なくとも1つの代替映像断を修正するステッとをさらに含む、請求項13から22のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記修正するステッが、前記選択された少なくとも1つの代替映像断を、対応する映像断に名前を変更するステップを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記別のファイル読出エンティティがクライアントデバイスである、請求項25または26に記載の方法。
  28. 請求項13乃至27のいずれか一項に記載の前記方法で使用されるように適合される、少なくとも1つの代替映像断を含む断片化したメディアファイル。
  29. プログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミング中に連続したデフォルト映像断のシーケンスを含む断片化したメディアファイルを処理するための通信ネットワークのファイル読出エンティティであって、
    ファイル生成エンティティから前記断片化したメディアファイルを得るための第1の通信ユニッと、
    前記デフォルト映像断の少なくとも1つに対して、それぞれが、前記デフォルト映像断の代替を形成する情報を含む少なくとも1つの代替映像断を識別するための識別ユニッであって、前記デフォルト映像断および前記少なくとも1つの代替映像断が、前記デフォルト映像断および前記少なくとも1つの代替映像断のうちの1つの識別および適応選択のために用いられる、オブジェクト指向の階層的ボックス構造に編成されている識別ユニッと、
    前記階層的ボックス構造に基づいて前記デフォルト映像断片および前記少なくとも1つの代替映像断片の1つを選択する選択ユニッ、を含むファイル読出エンティティ
  30. 前記選択ユニッが、前記利用できるビットレートと、前記利用できるフレームレートと、個々の映像断片または代替映像断片の分岐識別と、前記ファイルの前記コンテンツとのうちの1つまたは複数を用いて前記選択を実行するように適合される、請求項29に記載のファイル読出エンティティ
  31. 前記断片化したメディアファイルを再生するための処理ユニッおよびグラフィック・ユーザ・インタフェーをさらに含む、請求項29または30に記載のファイル読出エンティティ
  32. クライアントデバイスである、請求項29〜31のいずれか一項に記載のファイル読出エンティティ
  33. 代替映像断が選択された場合、前記選択された代替映像断が別のファイル読出エンティティにより識別できるように、前記選択された代替映像断を修正するための修正ユニッと、
    前記選択された代替映像断を前記別のファイル読出エンティティに送信するための第2の通信ユニットとをさらに含み、前記選択ユニッが、前記断片化したメディアファイルから前記選択ユニッによって選択されない前記デフォルト映像断および前記少なくとも1つの代替映像断のそれぞれを削除するようにさらに適合される、請求項29乃至32のいずれか一項に記載のファイル読出エンティティ
  34. サーバデバイスである、請求項33に記載のファイル読出エンティティ
  35. 連続した映像断のシーケンスを含む、プログレッシブダウンローディングを使用するHTTPストリーミングに適した断片化したメディアファイルを生成するためのファイル生成エンティティであって、
    少なくとも1つのメディアソーから提供されるメディアコンテンツに基づき、映像断、および少なくとも1つの代替映像断片を生成する生成ユニットであって、それぞれの代替映像断片は、前記映像断片の代替を形成する情報を含む生成ユニッと、
    前記断片化したメディアファイルを取得するファイル読出エンティティが、前記少なくとも1つの代替映像断を識別し、かつ層的ボックス構造の中に前記生成されたデフォルト映像断および前記少なくとも1つの代替映像断を含むための含有ユニットであって、前記階層的ボックス構造は、オブジェクト指向であり、前記階層的ボックス構造を用いて前記デフォルト映像断片および前記少なくとも1つの代替映像断片の1つを適応的に選択できるように編成されているユニットと、を含むファイル生成エンティティ
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