JP5541446B2 - 情報処理システム及びこの情報処理システムの情報設定方法 - Google Patents

情報処理システム及びこの情報処理システムの情報設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の情報処理装置を連携させた情報処理システム及びこの情報処理システムの情報設定方法に関する。
情報処理装置、例えば、ブレードサーバシステムが知られている。このブレードサーバシステムは、バックプレーンを有するシャーシが1以上筐体内に配置され、さらにバックプレーンのスロットに複数のブレードサーバ及びシャーシ管理モジュール等が挿入されて構成される。
このブレードサーバシステムの構成情報(例えば筐体番号、筐体内シャーシ番号、シャーシ内スロットID)を管理する技術として、次の技術が知られている。
当該技術は、ブレードサーバシステム内の各シャーシに設けられたシャーシ管理モジュールのそれぞれが、シャーシ内のブレードサーバの構成を一元管理し、さらに、各シャーシ管理モジュールの1つ(マスターモジュール)が、他のシャーシ管理モジュール(スレーブモジュール)を一元管理する技術である。この技術により、マスターモジュールがバックプレーンのスロットに挿入されたデバイス(ブレードサーバやシャーシ管理モジュール等)の構成情報を一元管理することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
このブレードサーバシステムにおいて、ブレードサーバ及びシャーシ管理モジュール等のデバイスは、スロット挿入時にバックプレーンから構成情報を取得するようになっている。したがって、デバイスが故障した場合は、故障したデバイスに代えて新たなデバイスをユーザがスロットに挿入するだけで、その挿入したデバイスにバックプレーンから構成情報が自動的に提供される。このため新たなデバイスがスロットに挿入された場合にも、マスターモジュールは既述の一元管理を行うことが可能となる。
特開2006−277033号公報
既述の情報処理装置は他の1以上の情報処理装置と直列的に接続することができる。このように接続することで各情報処理装置は連携することが可能になる。このように各情報処理装置を連携させた情報処理システムは、単体の情報処理装置の枠を超えた様々な機能を実現することが可能となる。例えば、情報処理システムは、当該システム内の情報処理装置を一括して表示する機能を実現することが可能となる。
上記様々な機能は、情報処理装置同士でコマンドやデータ等の送受信を行なうことにより実現される。このため、各情報処理装置は、情報処理システム内で一意に認識される必要がある。
上記特許文献1の技術を用いれば、個々の情報処理装置内の構成について一元管理することは可能である。しかしながら、同文献の技術を適用しても、各情報処理装置を情報処理システム内で一意に認識するためのシーケンシャルな識別番号は設定することができない。このため、ユーザが情報処理装置それぞれにシーケンシャルな識別番号を設定する必要がある。この設定作業はユーザにとって非常に手間がかかる作業である。なお、情報処理システム内で連携している情報処理装置の数は重要であるため、当該情報処理装置の数はシーケンシャルな識別番号とともにユーザに設定されることが多い。
さらに、情報処理装置の接続順序を変更した場合や情報処理装置を増減させた場合、ユーザはシーケンシャルな識別番号を再び設定する必要がある。したがって、情報処理装置の接続順序の変更や情報処理装置の増減がある毎に、既述の手間のかかる作業をユーザが行う必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされものであり、その目的は、情報処理システム内の情報処理装置それぞれにシーケンシャルな識別番号を設定するユーザの手間を省くことができる情報処理システム及びこの情報処理システムの情報設定方法を提供することにある。
本発明は、直列に接続される複数の情報処理装置を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置のそれぞれは、直列接続において自装置より上流に接続される前記情報処理装置の数である上流接続数及び自装置より下流に接続される前記情報処理装置の数である下流接続数を検出する手段を備え、前記情報処理装置の少なくとも一つは、自装置及び他の前記情報処理装置において検出された上流接続数及び下流接続数に基づいて、前記情報処理装置のそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てる手段と、自装置及び他の前記情報処理装置において検出された上流接続数及び下流接続数の合計値に基づいて、直列接続が正常であるか否かを判断する判断手段とを備えるものである。
参考例は、直列に接続される複数の情報処理装置を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置のそれぞれは、直列接続において自装置より上流及び下流に接続される前記情報処理装置の数(以下、「上流接続数」及び「下流接続数」という)を検出する手段を備え、前記情報処理装置の少なくとも一つは、自装置及び他の前記情報処理装置において検出された上流接続数及び下流接続数に基づいて、前記情報処理装置のそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てる手段を備えるものである。
本発明によると、情報処理システム内の情報処理装置それぞれにシーケンシャルな識別番号を設定するユーザの手間を省くことができる情報処理システム及びこの情報処理システムの情報設定方法を提供できる。
本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 同実施の形態に係るコマンドを説明するための図である。 同実施の形態に係る処理のタイミングチャートである。 同実施の形態に係る調査の結果を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、情報処理システム1の構成を示す図である。
情報処理システム1は、情報処理装置であるブレードシステム101、201、301及び401を含んでいる。
ブレードシステム101は、例えば、バックプレーンを有するシャーシを1以上含んで構成されている。このバックプレーンのスロットには、ブレードサーバや各種モジュール等のデバイスが挿入される。ブレードシステム101はこれらのハードウェアが動作することにより情報処理装置としての機能を実現する。なお、当該機能に関する構成は従来よりあるものと同様であるため詳細な説明を省略し、以下では本発明と直接関係するブレードシステム101の構成について詳細に説明する。
ブレードシステム101は、上段接続用イーサデバイス102と、下段接続用イーサデバイス103と、制御部104とを含んでいる。
上段接続用イーサデバイス102は、他のブレードシステムの下段接続用イーサデバイスと接続可能なデバイスである。また、下段接続用イーサデバイス103は、更に他のブレードシステムの上段接続用イーサデバイスと接続可能なデバイスである。これら上段接続用イーサデバイス102及び下段接続用イーサデバイス103は、ブレードシステム101内でブリッジ接続されている。
制御部104は、コマンド部105及びデーモン部106を含んでいる。
コマンド部105は、ユーザインタフェースを担当する。例えば、コマンド部105は、入力装置(図示を省略する。)を介したユーザの指示を受け付ける。この指示は、例えば、ブレードシステム101、201、301及び401に連携筐体番号及び連携筐体数を設定するための指示である。また、コマンド部105は、表示装置(図示を省略する。)へ所定の情報を表示する。
デーモン部106は、例えば、複数のブレードシステムが直列に接続されているときに、自装置(自らが設けられたブレードシステム)より上流及び下流に接続されるブレードシステムの数(「上流接続数」及び「下流接続数」)を検出する。
また、デーモン部106は、自装置及び他のブレードシステムにおいて検出された上流接続数及び下流接続数に基づいて、直列に接続されているブレードシステムのそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てる。さらに、デーモン部106は、自装置及び他のブレードシステムにおいて検出された上流接続数の合計値、及び下流接続数の合計値に基づいて、直列接続が正常であるか否かを判断する。さらにまた、デーモン部106は、上流接続数又は下流接続数が少ない順に複数のブレードシステムそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てる。
さらにまた、デーモン部106は、自装置以外の他のブレードシステムから送信される存在確認リクエストを受信した場合、該自装置以外の他のブレードシステムに存在確認応答を返信する。また、デーモン部106は、直列に接続されるブレードシステムに対して、存在確認リクエストを送信し、上流から返信される存在確認応答数を上流接続数として検出し、下流から返信される存在確認応答数を下流接続数として検出する。
なお、デーモン部106が実行する処理の詳細については、図3を参照して後述する。また、以下の実施の形態では、既述の「上流接続数」を「上段連携数」、「下流接続数」を「下段連携数」、「存在確認リクエスト」を「ECO-REQUEST」、「存在確認応答」を「ECO-REPLY」、「シーケンシャルな識別番号」を「連携筐体番号」と称することにする。
ブレードシステム201は、上段接続用イーサデバイス202と、下段接続用イーサデバイス203と、コマンド部205及びデーモン部206を有する制御部204とを含んでいる。また、ブレードシステム301は、上段接続用イーサデバイス302と、下段接続用イーサデバイス303と、コマンド部305及びデーモン部306を有する制御部304とを含んでいる。さらに、ブレードシステム401は、上段接続用イーサデバイス402と、下段接続用イーサデバイス403と、コマンド部405及びデーモン部406を有する制御部404とを含んでいる。
これらのブレードシステム201、301及び401の構成の説明は、ブレードシステム101の説明と実質的に同様であるため詳細な説明を省略する。
次に、ブレードシステム101、201、301及び401の接続状態について説明する。
図1に示すように、ブレードシステム101の下段接続用イーサデバイス103とブレードシステム201の上段接続用イーサデバイス202とがLANケーブル501を介して接続されている。
また、ブレードシステム201の下段接続用イーサデバイス203とブレードシステム301の上段接続用イーサデバイス302とがLANケーブル502を介して接続されている。
さらに、ブレードシステム301の下段接続用イーサデバイス303とブレードシステム401の上段接続用イーサデバイス402とがLANケーブル503を介して接続されている。
このように、複数のブレードシステム101、201、301及び401が直列に接続されて情報処理システム1が構成されている。
次に、デーモン部106、206、306及び406が発行するコマンドについて図2を参照して説明する。
コマンド「SCAN-REQEST」は、自装置より上流及び下流に接続されるブレードシステムを検出するためのコマンドである。より詳細には、コマンド「SCAN-REQEST」は、情報処理システム1内のブレードシステムに上段接続用イーサデバイスを介して直接又は間接的に接続されているブレードシステム及び下段接続用イーサデバイスを介して直接又は間接的に接続されているブレードシステムを調査させ、その調査の結果を返却するように命令するコマンドである。
コマンド「ECHO-REQUEST」は、本コマンドを受信したブレードシステムのデーモン部に応答を返却させるコマンドである。
コマンド「ECHO-REPLY」は、コマンド「ECHO-REQUEST」の応答コマンドである。
コマンド「SCAN-REPLY」は、コマンド「SCAN-REQEST」の応答コマンドである。
このコマンド「SCAN-REPLY」の引数は、自装置の上流及び下流に接続されるブレードシステムの数である。当該引数は、より詳細には、上段接続用イーサデバイスを介して直接又は間接的に接続されているブレードシステムの数(以下、上段連携数と称する。)及び下段接続用イーサデバイスを介して直接又は間接的に接続されているブレードシステムの数(以下、下段連携数と称する。)である。
コマンド「SET-CONFIG」は、当該コマンドを受信したブレードシステムに、引数に応じて連携筐体番号及び連携筐体数を設定させるコマンドである。コマンド「SET-CONFIG」の引数は、当該コマンドの送信先のブレードシステムに割り当てた連携筐体番号及び情報処理システム1内のブレードシステムの数を示す連携筐体数である。
次に、ブレードシステム101、201、301及び401に連携筐体番号及び連携筐体数を設定する処理について図3を参照しながら説明する。
なお、当該処理は、ブレードシステム101、201、301及び401のうちの任意のブレードシステムに対して、ユーザが連携筐体番号及び連携筐体数を設定する指示を行うことにより開始される。本実施の形態ではブレードシステム201に対して、ユーザが当該指示を行う場合で説明する。
ブレードシステム201のコマンド部205がユーザから当該指示を受けると、当該コマンド部205は、連携筐体番号及び連携筐体数の設定開始の指示をデーモン部206へ送信する。当該指示を受信すると、デーモン部206は、コマンド「SCAN-REQEST」をデーモン部106、206、306及び406へ送信する(S10)。
コマンド「SCAN-REQEST」を受け取った各デーモン部106、206、306及び406は、上段接続用イーサデバイスを介して直接又は間接的に接続されているブレードシステム及び下段接続用イーサデバイスを介して直接又は間接的に接続されているブレードシステムへコマンド「ECHO-REQUEST」を送信する(S20)。
より詳細には、デーモン部106は、下段接続用イーサデバイス103介して直接又は間接的に接続されているブレードシステム201、301及び401のデーモン部206、306及び406へコマンド「ECHO-REQUEST」を送信する。なお、上段接続用イーサデバイス102介して直接又は間接的に接続されているブレードシステムは、図1に示すように本実施の形態では存在しない。
また、デーモン部206は、上段接続用イーサデバイス202を介して直接的に接続されているブレードシステム101のデーモン部106へコマンド「ECHO-REQUEST」を送信する。また、デーモン部206は、下段接続用イーサデバイス203を介して直接的に接続されているブレードシステム301のデーモン部306、及び間接的に接続されているブレードシステム401のデーモン部406へコマンド「ECHO-REQUEST」を送信する。
さらに、デーモン部306は、上段接続用イーサデバイス302を介して直接的に接続されているブレードシステム201のデーモン部206、及び間接的に接続されているブレードシステム101のデーモン部106へコマンド「ECHO-REQUEST」を送信する。また、デーモン部306は、下段接続用イーサデバイス303を介して直接的に接続されているブレードシステム401のデーモン部406へコマンド「ECHO-REQUEST」を送信する。
さらにまた、デーモン部406は、上段接続用イーサデバイス402を介して直接又は間接的に接続されているブレードシステム301、201及び101のデーモン部306、206及び106へコマンド「ECHO-REQUEST」を送信する。なお、下段接続用イーサデバイス403介して直接又は間接的に接続されているブレードシステムは、図1に示すように本実施の形態では存在しない。
コマンド「ECHO-REQUEST」を受け取った各デーモン部106、206、306及び406は、当該コマンド「ECHO-REQUEST」の送信元のデーモン部に対して、コマンド「ECHO-REPLY」を送信する(S30)。
より詳細には、デーモン部106から下段接続用イーサデバイス103を介してコマンド「ECHO-REQUEST」を受け取ると、デーモン部206、306及び406は、それぞれ下段接続用イーサデバイス103を介してコマンド「ECHO-REPLY」をデーモン部106へ送信する。
また、デーモン部206から上段接続用イーサデバイス202を介してコマンド「ECHO-REQUEST」を受け取ると、デーモン部106は、上段接続用イーサデバイス202を介してコマンド「ECHO-REPLY」をデーモン部206へ送信する。デーモン部206から下段接続用イーサデバイス203を介してコマンド「ECHO-REQUEST」を受け取ると、デーモン部306、406は、それぞれ下段接続用イーサデバイス203を介してコマンド「ECHO-REPLY」をデーモン部206へ送信する。
さらに、デーモン部306から上段接続用イーサデバイス302を介してコマンド「ECHO-REQUEST」を受け取ると、デーモン部106、206は、それぞれ上段接続用イーサデバイス302を介してコマンド「ECHO-REPLY」をデーモン部306へ送信する。デーモン部306から下段接続用イーサデバイス303を介してコマンド「ECHO-REQUEST」を受け取ると、デーモン部406は、下段接続用イーサデバイス303を介してコマンド「ECHO-REPLY」をデーモン部306へ送信する。
さらにまた、デーモン部406から上段接続用イーサデバイス402を介してコマンド「ECHO-REQUEST」を受け取ると、デーモン部106、206及び306は、それぞれ上段接続用イーサデバイス402を介してコマンド「ECHO-REPLY」をデーモン部406へ送信する。
なお、図示を簡略化するため図3のステップS20においては、デーモン部306からデーモン部106、206及び406へコマンド「ECHO-REQUEST」を送信した場合のみを図示している。また、同様に図示を簡略化するため図3のステップS30においては、デーモン部106、206及び406からデーモン部306へコマンド「ECHO-REPLY」を送信した場合のみを図示している。
また、上記のステップS20において、コマンド「ECHO-REQUEST」を発行したデーモン部は、当該コマンド発行後、所定の時間内に上段接続用イーサデバイスを介して受信したコマンド「ECHO-REPLY」の数、及び下段接続用イーサデバイスを介して受信したコマンド「ECHO-REPLY」の数をそれぞれカウントする。このそれぞれカウントした数が既述の上段連携数及び下段連携数となる。
次に、デーモン部106、206、306及び406は、コマンド「SCAN-REQEST」の送信元であるデーモン部206へ、コマンド「SCAN-REPLY」を送信する(S40)。このコマンド「SCAN-REPLY」の引数は、既述のように上段連携数及び下段連携数である。
デーモン部206は、コマンド「SCAN-REQEST」送信後の所定の時間内にデーモン部106、206、306及び406からコマンド「SCAN-REPLY」を受信すると、当該コマンド「SCAN-REPLY」の引数に基づく調査の結果に矛盾がないことを確認する。なお、デーモン部206がデーモン部206からコマンド「SCAN-REPLY」を受信する処理は、ループバック処理である。
例えば、デーモン部206は、当該引数に基づく調査の結果から、各ブレードシステムの上段連携数及び下段連携数の合計数が一定であること、並びに連携筐体数の組合せに重複、不足がないことを確認する。この調査の結果に矛盾がないことを確認する処理についての詳細は後述する。
当該調査の結果に矛盾がないことを確認した場合、デーモン部206は、ブレードシステム101、201、301及び401に割り当てる連携筐体番号及び連携筐体数を確定する。この連携筐体番号及び連携筐体数を確定する処理についての詳細は後述する。
そして、デーモン部206は、連携筐体番号及び連携筐体数を引数とするコマンド「SET-CONFIG」を、自己を含めた全てのデーモン部106、206、306及び406に送信する(S50)。
このようにデーモン部206から送信されたコマンド「SET-CONFIG」に基づいて、各デーモン部106、206、306及び406は、それぞれ連携筐体番号及び連携筐体数を設定する。
次に、既述の調査の結果に矛盾がないことを確認する処理について、図4を参照して説明する。図4は、既述の引数に基づく調査の結果700の一例を示している。
調査の結果700に示すように、ブレードシステム101については、上段連携数が「0」及び下段連携数が「3」という調査の結果が得られている。
また、ブレードシステム201については、上段連携数が「1」及び下段連携数が「2」という調査の結果が得られている。
さらに、ブレードシステム301については、上段連携数が「2」及び下段連携数が「1」という調査の結果が得られている。
さらにまた、ブレードシステム401については、上段連携数が「3」及び下段連携数が「0」という調査の結果が得られている。
デーモン部206は、調査の結果700を参照して、各ブレードシステム101、201、301及び401において、上段連携数及び下段連携数の合計数が「3」であることを確認できる。これにより、デーモン部206は、各ブレードサーバ101、201、301及び401の既述の合計数に矛盾がないことを確認できる。このように合計数が一定であることが確認できれば、デーモン部206は、直列接続が正常であると判断できる。また、デーモン部206は、調査の結果700を参照して上段連携数及び下段連携数の組合せが「0,3」、「1,2」、「2,1」及び「3,0」であることを確認できる。これにより、デーモン部206は、当該組み合わせに重複、不足がないことを確認できる。これらを確認することによって、デーモン部206は、当該引数に基づく調査の結果に矛盾がないことを確認できる。
次に、デーモン部206が連携筐体番号及び連携筐体数を確定する処理について説明する。
デーモン部206は、調査の結果700に矛盾がないことを確認した後、調査の結果700に基づいて、連携筐体数を、「上段連携数及び下段連携数の合計数(本実施の形態では「3」)」+「1」によって算出する。これにより、連携筐体数は、「4」と確定する。
また、連携筐体数が「4」と確定すると、デーモン部206は、上段連携数の小さい順に従って、ブレードシステム101、201、301及び401に連携筐体番号「1」乃至「4」をそれぞれ割り当てる。これにより、ブレードシステム101、201、301及び401の連携筐体番号は、それぞれ「1」、「2」、「3」及び「4」と確定する。
このように連携筐体番号及び連携筐体数が確定した場合、デーモン部206からデーモン部106、206、306及び406にそれぞれ送信されるコマンド「SET-CONFIG」の引数は、次のようになる。
デーモン部106に送信されるコマンド「SET-CONFIG」の引数は、連携筐体番号が「1」及び連携筐体数が「4」となる。また、デーモン部206に送信されるコマンド「SET-CONFIG」の引数は連携筐体番号が「2」及び連携筐体数が「4」となる。さらに、デーモン部306に送信されるコマンド「SET-CONFIG」の引数は、連携筐体番号が「3」及び連携筐体数が「4」となる。さらにまた、デーモン部406に送信されるコマンド「SET-CONFIG」の引数は、連携筐体番号が「4」及び連携筐体数が「4」となる。
このように引数が設定されたコマンド「SET-CONFIG」を受信すると、デーモン部106、206、306及び406は、それぞれ連携筐体番号及び連携筐体数を設定する。
すなわち、デーモン部106は、「1」をブレードシステム101の連携筐体番号として、「4」を情報処理システム1に含まれるブレードシステムの連携筐体数として設定する。
また、デーモン部206は、「2」をブレードシステム201の連携筐体番号として、「4」を情報処理システム1に含まれるブレードシステムの連携筐体数として設定する。
さらに、デーモン部306は、「3」をブレードシステム301の連携筐体番号として、「4」を情報処理システム1に含まれるブレードシステムの連携筐体数として設定する。
さらにまた、デーモン部406は、「4」をブレードシステム401の連携筐体番号として、「4」を情報処理システム1に含まれるブレードシステムの連携筐体数として設定する。
このようにして、情報処理システム1内のブレードシステム101、201、301及び401に、それぞれ連携筐体番号及び連携筐体数が設定される。
この実施の形態の情報処理システム1によると、ユーザは、情報処理システム1内のブレードシステム101乃至401のいずれかに対して、連携筐体番号及び連携筐体数の設定指示を1回行うだけで、ブレードシステム101、201、301及び401に連携筐体番号及び連携筐体数を設定することができる。したがって、ブレードシステム101、201、301及び401それぞれにユーザが連携筐体番号及び連携筐体数を設定する手間を省くことができる。
また、情報処理システム1にブレードシステムを追加する場合は当該ブレードシステムを追加後、又は、いずれかのブレードシステムを取り外す場合は情報処理システム1から当該ブレードシステムを取り外した後、情報処理システム1内のブレードシステムのいずれかに対してユーザが上記設定指示を1回行うだけで、各ブレードシステムに連携筐体番号及び連携筐体数を再設定することができる。
さらに、デーモン部206は、上段連携数の小さい順に連携筐体番号を順番に割り当てている。したがって、ブレードシステム101、201、301及び401が直列的に接続された接続順序に応じて連携筐体番号を設定することができる。このため、ブレードシステム101、201、301及び401をユーザが管理する際の利便性を向上させることができる。
例えば、ユーザが、情報処理システム1内のブレードシステムを一括表示させる場合、本来であれば、連携筐体数「4」とともに連携筐体番号「1」、「2」、「3」、「4」の4台ブレードシステムが表示される。しかしながら、例えば、ブレードシステム101が電源断となっている場合は、連携筐体数「4」とともに、連携筐体番号「2」、「3」、「4」の3台のブレードシステムのみが表示される。したがって、ユーザが当該表示を視認することにより、ユーザは、情報処理システム1の本来の構成と現在の情報処理システム1の構成とが異なっていることを直ちに認識することができる。このようにユーザが情報処理システム1を管理する際の利便性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態では上段連携数の小さい順に連携筐体番号を順番に割り当てる場合で説明したが、これに限られるものではない。例えば、上段連携数の大きい順に連携筐体番号を順番に割り当てるようにしも良いし、下段連携数を用いて連携筐体番号を順番に割り当てるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、連携筐体番号とともに連携筐体数をブレードシステム101、201、301及び401に設定する場合について説明したが、連携筐体番号のみを設定するように構成しても良い。
さらにまた、上記実施の形態では、デーモン部106、206、306及び406は実質的に同様な処理を実行できる場合で説明したが、これに限るものではない。例えば、デーモン部106、206、306及び406は、自装置より上流及び下流に接続されるブレードシステムの数を検出する手段を備えるように構成する。そして、デーモン部106、206、306及び406のいずれか一つは、自装置及び他のブレードシステムにおいて検出された上流接続数及び下流接続数に基づいて、直列に接続されているブレードシステムのそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てるように構成しても良い。
この場合、当該デーモン部106、206、306及び406のいずれか一つは、自装置及び他のブレードシステムにおいて検出された上流接続数の合計値、及び下流接続数の合計値に基づいて、直列接続が正常であるか否かを判断するように構成することができる。さらにまた、当該デーモン部106、206、306及び406のいずれか一つは、上流接続数又は下流接続数が少ない順に複数のブレードシステムのそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てるように構成することもできる。
さらにまた、デーモン部106、206、306及び406は、自装置以外のブレードシステムから送信される存在確認リクエストを受信した場合、該自装置以外の他のブレードシステムに存在確認応答を返信するように構成することができる。そして、当該デーモン部106、206、306及び406のいずれか一つは、直列に接続されるブレードシステムに対して、存在確認リクエストを送信し、上流から返信される存在確認応答数を上流接続数として検出し、下流から返信される存在確認応答数を下流接続数として検出するように構成することができる。
情報処理装置を複数連携させてシステムを構築する情報処理システム及びこの情報処理システムの情報設定方法に広く適用可能である。
1・・・情報処理システム
101,201,301,401・・・ブレードシステム
102,202,302,402・・・上段接続用イーサデバイス
103,203,303,403・・・下段接続用イーサデバイス
104,204,304,404・・・制御部
105,205,305,405・・・コマンド部
106,206,306,406・・・デーモン部
700・・・調査の結果

Claims (6)

  1. 直列に接続される複数の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置のそれぞれは、
    直列接続において自装置より上流に接続される前記情報処理装置の数である上流接続数及び自装置より下流に接続される前記情報処理装置の数である下流接続数を検出する手段を備え、
    前記情報処理装置の少なくとも一つは、
    自装置及び他の前記情報処理装置において検出された上流接続数及び下流接続数に基づいて、前記情報処理装置のそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てる手段と、
    自装置及び他の前記情報処理装置において検出された上流接続数及び下流接続数の合計値に基づいて、直列接続が正常であるか否かを判断する判断手段とを備える、情報処理システム。
  2. 前記割り当てる手段は、上流接続数又は下流接続数が少ない順に、前記情報処理装置のそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てる、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置のそれぞれは、他の情報処理装置から送信される存在確認リクエストを受信した場合、該他の情報処理装置に存在確認応答を返信する手段を備え、
    前記検出する手段は、直列接続において自装置より上流及び下流に接続される前記情報処理装置に対して、存在確認リクエストを送信し、上流から返信される存在確認応答数を上流接続数として検出し、下流から返信される存在確認応答数を下流接続数として検出する、請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 直列に接続される複数の情報処理装置を含む情報処理システムの情報設定方法であって、
    前記情報処理装置のそれぞれは、直列接続において自装置より上流に接続される前記情報処理装置の数である上流接続数及び自装置より下流に接続される前記情報処理装置の数である下流接続数を検出するステップと、
    前記情報処理装置の少なくとも一つは、
    自装置及び他の前記情報処理装置において検出された上流接続数及び下流接続数に基づいて、前記情報処理装置のそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てるステップと
    自装置及び他の前記情報処理装置において検出された上流接続数及び下流接続数の合計値に基づいて、直列接続が正常であるか否かを判断するステップとを有する、情報処理システムの情報設定方法。
  5. 前記割り当てるステップは、上流接続数又は下流接続数が少ない順に、前記情報処理装置のそれぞれにシーケンシャルな識別番号を割り当てる、請求項4に記載の情報処理システムの情報設定方法。
  6. 前記情報処理装置のそれぞれは、他の情報処理装置から送信される存在確認リクエストを受信した場合、該他の情報処理装置に存在確認応答を返信するステップを有し、
    前記検出するステップは、直列接続において自装置より上流及び下流に接続される前記情報処理装置に対して、存在確認リクエストを送信し、上流から返信される存在確認応答数を上流接続数として検出し、下流から返信される存在確認応答数を下流接続数として検出する、請求項4又は5に記載の情報処理システムの情報設定方法。
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