JP5539316B2 - マルチキャリア通信システムにおけるキャリア選択の方法及び装置 - Google Patents

マルチキャリア通信システムにおけるキャリア選択の方法及び装置 Download PDF

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Description

米国特許法第119条の下での優先権の主張
本特許出願は、本特許出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれている、2008年4月15に出願した“Method and Apparatus for Carrier Selection in Multi-Carrier Communication Systems”という名称の米国仮出願第61/045,225号の優先権を主張するものである。
以下の説明は、一般に無線通信に関し、より詳細には無線通信環境において干渉を低減し、スループット及びチャネル品質を向上させることに関する。
無線通信システムは、世界中の大多数の人々が通信を行う一般的な手段となっている。無線通信デバイスは、消費者のニーズを満たし、可搬性及び利便性を向上させるために、より小さく、より強力になっている。セルラ電話機などの移動デバイスにおける処理能力の向上は、無線ネットワーク伝送システムに対する要求の増大につながっている。そのようなシステムは、そのようなシステム上で通信するセルラデバイスほど容易に更新されない。移動デバイス能力が拡大するにつれ、新たな、改良された無線デバイス能力を完全に活用することを容易にする仕方で、より古い無線ネットワークシステムを維持することは困難であり得る。
通常の無線通信ネットワーク(例えば、周波数分割技術、時分割技術、及び符号分割技術を使用する)は、カバレッジエリアを提供する1つまたは複数の基地局と、当該カバレッジエリア内でデータを送受信することができる1つまたは複数の移動端末(例えば、無線端末)とを含む。通常の基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/またはユニキャストサービスのために複数のデータストリームを同時に送信することができ、データストリームは移動端末の独立した受信対象であり得るデータのストリームである。当該基地局のカバレッジエリア内の移動端末は、複合ストリームによって伝送される1つのデータストリーム、複数のデータストリーム、または全てのデータストリームを受信対象とすることができる。同様に、移動端末は当該基地局または別の移動端末にデータを送信することができる。そのような基地局と移動端末の間、または移動端末の間の通信は、チャネル変動及び/または干渉電力変動のために劣化し得る。従って、当該分野では無線通信環境において干渉を低減し、スループットを向上させることを容易にするシステム及び/または方法の必要性が存在する。
以下、そのような態様の基本的理解をもたらすために1つまたは複数の態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、企図される全ての態様の広範な概観ではなく、全ての態様の重要な、もしくは不可欠な要素を特定することも、任意の、もしくは全ての態様の範囲を線引きすることも意図していない。この概要の唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして、1つまたは複数の態様の幾つかの概念を簡略化された形態で提示することである。
様々な態様によれば、本発明はセルラ技術とWi−Fi技術の両方に関連する利点をこれらの技術に関連する欠点を軽減しつつ実現することを容易にするために、広域無線通信ネットワーク及びローカル無線通信ネットワークのための統一された技術を提供するシステム及び/または方法に関する。例えば、セルラネットワークはネットワークを設計または構築する際に効率を高めることができる、計画された展開に従って構成され得るのに対して、Wi−Fiネットワークは典型的にはより便利なアドホックな仕方で展開される。Wi−Fiネットワークは、さらにアクセスポイント及びアクセス端末に対称的な媒体アクセス制御(MAC)チャネルを提供することを容易にすると共に、セルラシステムによっては提供されない帯域内無線能力を有するバックホールサポートを容易にすることができる。
本明細書で説明される統一された技術は、ネットワークを柔軟に展開することを容易にする。本開示で説明される方法は、パフォーマンスが展開に応じて適合されることを可能にし、このため展開が計画されるか、もしくは半ば計画される場合に良好な効率をもたらし、ネットワークが計画外である場合に十分な堅牢性をもたらす。つまり、本明細書で説明される様々な態様は、ネットワークが計画された展開(例えば、セルラ展開シナリオにおける場合のように)、アドホックな展開(例えば、Wi−Fiネットワーク展開のために利用され得るような)、または計画された展開とアドホックな展開の組合せを使用して展開されることを許す。さらに、他の態様は様々な送信電力レベルでノードをサポートすること、及びリソース割当てに関してセル間の公平性を実現することに関しており、これらの態様はWi−Fiシステムまたはセルラシステムによって十分にサポートされない。
例えば、一部の態様によれば無線キャリアのセットの重み付けされた公平な共有がRUM(リソース利用メッセージ)を使用する送信機と受信機の両方による送信の共同スケジューリングによって容易にされ得、送信機はその近隣における利用可能性の知識に基づいてリソースのセットを要求し、受信機はその近隣における利用可能性の知識に基づいて要求されたキャリアのサブセットを許可する。送信機はその近辺における受信機に対するリッスンに基づいて利用可能性について知り、受信機はその近辺における送信機をリッスンすることによって潜在的な干渉について知る。関連する態様によれば、RUMはデータ伝送信号を受信するノードが不利になっており(disadvantaged)(当該ノードが受信中に経験する干渉のために)、衝突回避送信モードを所望することだけでなく、当該ノードが不利になっている度合いも示すように重み付けされ得る。RUM受信側ノードは、当該ノードがRUMを受信しているという事実と共に、RUMの重みを利用して適切な応答を決定することができる。例として、重みのそのような通知は公平な仕方で衝突回避を可能にする。本開示は、そのような方法を説明する。
関連する態様によれば、RUM送信側ノードはRUMが適用されるキャリアの数を示して、キャリアの数(一般に、この数はリソース数、チャネル数、周波数キャリア数/サブキャリア数及び/またはタイムスロット数であってもよい)が不利の度合い(degree of disadvantage)を示すようにすることによって、当該ノードの不利の度合いを示すことができる。RUMに応答して不利の度合いが低減された場合、RUMが送信されるキャリアの数は、後続のRUM送信に関して低減され得る。不利度が低減されない場合、RUMが適用されるキャリアの数は、後続のRUM送信に関して増加され得る。
RUMは一定の電力スペクトル密度(PSD)で送信され得、さらに受信側ノードはRUMの受信された電力スペクトル密度及び/または受信された電力を使用して受信側ノードとRUM送信側ノードの間のRF(無線周波数)チャネル利得を推定し、受信側ノードが送信した場合に、受信側ノードが送信側ノードにおいて干渉を生じさせる(例えば、所定の許容できるしきい値レベルを超える)かどうかを判定することができる。このため、RUM受信側ノードはRUM送信側ノードからのRUMを復号することができるが、RUM受信側ノードは干渉を生じさせないと判定する状況が存在するかもしれない。RUM受信側ノードがRUMに従うべきであると判定すると、RUM受信側ノードはそのリソースから完全にバックオフすることを選択することによって、または十分に低減された送信電力を使用してRUM受信側ノードの推定される潜在的干渉レベルを所定の許容できるしきい値レベルを下回るようにすることを選択することによってそのようにすることができる。このため、“ハード”干渉回避(完全なバックオフ)と“ソフト”干渉回避(電力制御)が共に統一された仕方でサポートされる。関連する態様によれば、RUMは受信側ノードによって、送信側ノードにおいて生じる推定される干渉に基づいて送信すべきか否かの判定を容易にするために、受信側ノードとRUM送信側ノードの間のチャネル利得を決定するのに使用され得る。
また、RUMメッセージの中でノードが送信することを望むキャリアの数の選択も重要である。ある態様によれば、無線データ通信の方法が複数のリソースに関係する条件を特定すること、この条件に基づいて複数のリソースからのリソースの所望される量を識別すること、及びリソースの所望される量に基づいて複数のリソースの少なくとも1つに関してRUMを送信すること、を含むことができる。
別の態様は、複数のリソースに関係する条件を特定する手段と、この条件に基づいて複数のリソースからのリソースの所望される量を識別する手段と、リソースの所望される量に基づいて複数のリソースの少なくとも1つに関してRUMを送信する手段とを含む無線データ通信のための装置に関する。
別の態様は、アンテナと、当該アンテナに結合された処理システムとを有する無線データ通信のためのアクセスポイントに関する。処理システムは、アンテナを介して複数のリソースに関係する条件を特定し、この条件に基づいて複数のリソースからのリソースの所望される量を識別し、さらにリソースの所望される量に基づいて複数のリソースの少なくとも1つに関してRUMを送信するように構成される。
別の態様は、トランスデューサと、当該トランスデューサに結合された処理システムとを有する無線データ通信のためのアクセス端末に関する。処理システムは、トランスデューサで使用可能なデータを通信するのに使用可能な複数のリソースに関係する条件を特定し、この条件に基づいて複数のリソースからのリソースの所望される量を識別し、さらにリソースの所望される量に基づいて複数のリソースの少なくとも1つに関してRUMを送信するように構成される。
別の態様は、コンピュータ可読媒体を有する無線データ通信のためのコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は、複数のリソースに関係する条件を特定し、この条件に基づいて複数のリソースからのリソースの所望される量を識別し、さらにリソースの所望される量に基づいて複数のリソースの少なくとも1つに関してRUMを送信するように実行可能なコードを含む。
別の態様は、処理システムを有する無線データ通信のための装置に関する。処理システムは、複数のリソースに関係する条件を特定し、この条件に基づいて複数のリソースからのリソースの所望される量を識別し、さらにリソースの所望される量に基づいて複数のリソースの少なくとも1つに関してRUMを送信するように構成される。
以上、及び関連する目的を達するのに、1つまたは複数の態様は、後段で完全に説明され、特許請求の範囲において特に指摘される特徴を備える。以下の説明、及び添付の図面は、1つまたは複数の態様の幾つかの例示的な態様を詳細に示す。しかし、これらの態様は、様々な態様の原理が使用され得る様々な仕方の幾つかを示すに過ぎず、説明される態様は、全てのそのような態様、及びそれら態様の均等物を含むことを意図している。
リソース利用メッセージ(RUM)を使用することによって干渉を管理する方法の1つまたは複数の態様に関連して利用され得るような複数のアクセスポイント及び複数のアクセス端末を有する例示的な無線通信システムのネットワーク図。 本明細書で説明される1つまたは複数の態様によるリソース割当てを容易にし得る要求−許可イベントの系列に関するプロセス図。 RUMを生成する例示的な方法を示す流れ図。 1つまたは複数の態様によるマルチキャリアシステムにおけるRUMにおいて使用するキャリアマスク−キャリアマッピングスキームを示す図。 1つまたは複数の態様による受信されたRUMに基づいてアクセスポイントから帯域幅を要求する際のアクセス端末に関する方法を示す図。 1つまたは複数の態様による1つまたは複数の受信されたRUMに基づいて作成されたキャリアマスクの系列を示す図。 アクセス端末によってアクセスポイントに送信されるべき要求の一部として要求されるべきキャリアの数及び選択を決定するため、ならびにアクセスポイントによるアクセス端末に対する要求の許可の一部として許可されるべきキャリアの数及び選択を決定する方法を示す図。 選択されるべきキャリアの数に基づくキャリアマスク作成プロセスを示す流れ図。 図8のキャリア選択プロセスの動作を示す図。 1つまたは複数の態様による送信する要求の許可を生成する方法を示す図。 本明細書で説明される様々なシステム及び方法に関連して使用され得る無線ネットワーク環境を示す図。 様々な態様による無線データ通信を容易にする装置を示す図。 1つまたは複数の態様によるRUMを使用する無線通信を容易にする装置を示す図。 1つまたは複数の態様による無線通信環境におけるノードにおける相対条件を比較していずれのノードが最も不利になっているかを特定することを容易にする装置を示す図。 1つまたは複数の態様によるキャリア量選択プロセスに基づいてリソースを予約することを容易にする装置を示す図。
本開示の様々な態様が、以下に説明される。本明細書の教示は、多種多様な形態で実施され得ること、及び本明細書で開示されているいずれの特定の構造、機能、または構造と機能の両方とも、単に代表的であるに過ぎないことが明白であろう。本明細書の教示に基づいて本明細書で開示される態様は、他のいずれの態様からも無関係に実施され得ること、及びこれらの態様の2つ以上が様々な仕方で組み合わされてもよいことが当業者には認識されよう。例えば、本明細書で説明される態様をいくつでも使用して、装置が実装され得るし、あるいは方法が実施され得る。さらに、本明細書で説明される態様の1つまたは複数に加えて、またはそのような態様以外の他の構造、他の機能、または他の構造と機能を使用して、そのような装置が実装され得るし、あるいはそのような方法が実施され得る。さらに、ある態様はある請求項の少なくとも1つの要素を備えることができる。
“例示的”という語は、本明細書で“例、実例、または例示の役割をする”を意味するように使用される。“例示的”と本明細書で説明されるいずれの態様も、必ずしも他の態様より好ましい、または有利であると解釈されるべきではない。さらに、“A、B及びCの少なくとも1つ”から成る要素のリストについて述べることは、要素A、B及びCのそれぞれについて個々に述べると共に、要素A、B及びCの任意の組合せについても述べているものと解釈されるべきである。さらにまた、当該説明はIEEE802.11標準が関わるネットワークを利用し、他のプロトコルを利用するネットワークが本明細書で開示される様々な技術及びシステムから利益を得ることができる。
本明細書で使用される“ノード”は、アクセス端末またはアクセスポイントであり得ること、及び各ノードは受信側ノードであると共に、送信側ノードであり得ることが理解されよう。例えば、各ノードは少なくとも1つの受信アンテナと、関連する受信機チェーンを備えると共に、少なくとも1つの送信アンテナと、関連する送信チェーンとを備えることができる。さらに、各ノードは本明細書で説明される方法及び/またはプロトコルのいずれか、及び全てを実行するソフトウェアコードを実行する1つまたは複数のプロセッサを備えると共に、本明細書で説明される様々な方法及び/またはプロトコルに関連するデータ及び/またはコンピュータ実行可能命令を格納するメモリを備えることもできる。
次に、図1を参照すると、本明細書で提示される様々な態様による無線ネットワーク通信システム100が示されている。システム100は、互いを相手に、さらに/またはアクセス端末104などの他の1つまたは複数のノードを相手に無線通信信号の受信、送信、中継などを行う1つまたは複数のセクタ内の基地局とも呼ばれる1つまたは複数のアクセスポイント102(例えば、セルラ、Wi−Fiまたはアドホックなど)などの複数のノードを備えることができる。前述した通り、“ノード”はアクセス端末またはアクセスポイントであり得るし、さらに受信機と送信機の両方を備えることができる。従って、当該説明における”送信機”及び”受信機”などの用語の使用は、それぞれ“ノードが送信機の役割をする場合”及び“ノードが受信機の役割をする場合”と解釈されるべきである。
各アクセスポイント102は、送信機チェーンと受信機チェーンとを備えることができ、送信機チェーン及び受信機チェーンはそれぞれ当業者によって認識される通り、信号送信及び信号受信に関連する複数の構成要素(例えばプロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備え得る。アクセス端末104は、例えばセルラフォン、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、グローバルポジショニングシステム、PDA及び/または無線ネットワークを介して通信する他の任意の適切なデバイスであり得る。
以下の説明は、本明細書で説明される様々なシステム及び/または方法の理解を促進するように与えられる。様々な態様によれば、各ノードに重みが割り当てられ得、各重みは当該ノードによってサポートされるフローの数である。本明細書で使用される”フロー”は、ノードに入ってくる、またはノードから出ていく伝送信号を表す。ノードの全体の重みは、ノードを通過する全てのフローの重みを合計することによって決定される。例えば、1つのアプローチにおいて、データフローに伝送されているトラヒックのタイプに比例する重みが割り当てられ得る。このため、ハイパーテキストトランスポートプロトコル(HTTP)フローまたはファイル転送プロトコル(FTP)フローに、ある特定の重みが割り当てられ得る。さらに、一定ビット伝送速度(CBR)フローがビット伝送速度に比例する所定の重みを持ち得る。さらに、各ノードには各ノードに特別の優先度を与えるために、各ノードのフロー重みに追加され得る所定の静的重みが割り当てられ得る。また、重みは動的であり、ノードが伝送するフローの現在の条件を反映することもできる。例えば、重みは当該ノードにおいて伝送されている(受信されている)フローの最悪のスループットに対応し得る。要するに、重みはノードが経験している不利の度合いを表し、共通のリソースを求めて競合している、干渉をもたらすノードのセットの間で公平なチャネルアクセスを行うのに使用される。
要求メッセージ、許可メッセージ及びデータ伝送信号は、電力制御され得るが、それでもノードは信号対干渉雑音比(SINR)レベルを許容できないものにする過度の干渉を経験し得る。望ましくなく低いSINRを向上させるために、リソース利用メッセージ(RUM)が利用され得る。RUMは、受信機の所望されるキャリア上の干渉レベルが所定のしきい値レベルを超えた場合に、受信機によってブロードキャストされ得る。本明細書で説明される通り、RUMの展開のある態様において、RUMは受信側ノードがサービス品質(QoS)要件を満たすことができない場合に、受信側ノードによって送出される。QoS要件は、予め定められ得、スループット(例えば、フルバッファトラヒックに関する)、レイテンシ(例えば、音声トラヒックに関する)、平均スペクトル効率、最小キャリア対干渉(C/I)比、または他の適切なメトリックの形態で表現され得る。RUMは、RUMを送信しているノードが直面する不利の度合いを意味する重みをカプセル化する。言い替えれば、重みの使用のある態様において、不利の度合いはノードのQoS及びノードの所望されるQoSの関数である。このRUM重みは、所定の数のビットを使用して量子化され得る。
本明細書で使用される”不利”は、例えば所定のノードに関する目標値対実際の値の比の関数として決定され得る。例えば、不利がより高い値が望ましいスループット、スペクトル効率、データ転送速度または他の何らかのパラメータの関数として測定される場合、ノードが不利になっていると実際の値は目標値より比較的低い。このようなケースにおいて、モードの不利のレベルを示す重み付けされた値は、目標値対実際の値の比の関数であり得る。不利が基づくパラメータが低いことが望ましいケース(例えば、レイテンシ)においては、目標値対実際の値の比の逆数を利用して重みが生成され得る。ここで使用されるところでは、別のノードと比べて“より良好な”条件を有すると説明されるノードは、より少ないレベルの不利を有するものと理解され得る(例えば、より良好な条件を有するノードは、当該ノードが比較される別のノードと比べて、干渉がより小さく、レイテンシがより小さく、データ転送速度がより高く、スループットがより高く、スペクトル効率がより高いといった具合である)。
受信側ノード(アクセスポイントなどの)は、RUMを使用して受信側ノードに余りにも干渉をもたらす、干渉するノードをブロックすることができる。すなわち、受信側ノードは他のノードにそのキャリアで送信することから要求することができる。帯域幅が1つだけのキャリアしか含まないネットワーク設計において、RUMが受信側ノードによって送信されると、RUMが向けられたアクセス端末に対してその帯域幅全体がブロックされる。利用可能な帯域幅が、それぞれがキャリアまたはチャネルと呼ばれる別々の部分に分割されるマルチキャリア通信システムの場合、幾つかのキャリアだけがブロックされ、従って受信側ノードはシステムの残りの部分に対する影響を制限しながら、受信側ノードの所望されるスループットを依然として実現することができる。
例えば、マルチキャリア通信システムにおける利用可能な帯域幅が4つのキャリアに分割され得る。次に、各送信側ノードが1つまたは複数のキャリアで送信するようにスケジュールされて、リソースのより良い共有を許すことができる。干渉回避が公平な仕方で行われることを確実にする、つまり、全てのノードが送信機会の公平なシェアを得ることを確実にするために、RUMは本明細書で説明される通り受信側ノードが干渉の低減されることを望むキャリアのリスト、及び前述した重み情報を含み得る。所定の受信側ノードの重みを利用して、当該ノードに割り当てられるリソースの公平なシェアが計算され得る。
図2は、本明細書で説明される1つまたは複数の態様による、リソース割当てを容易にするRUMの使用を含む例示的な要求−許可イベント系列200を示す。図に示される例において、関連するノードペア290はアクセス端末292及び第1のアクセスポイント1 294、ならびに関連するノードペア290に関連していない第2のアクセスポイント2 296を含む。
系列200は、204及び206で始まり、204及び206の間、アクセスポイント1 294及びアクセスポイント2 296がそれぞれアクセス端末292を含む他のノードにブロードキャストされるべきRUMを生成する。RUMは、アクセスポイントがどれだけ不利になっているかを示す重みを示すと共に、図3を参照して本明細書でさらに説明される通り、いずれのキャリアでアクセスポイントが他のノードが送信することをブロックすることを所望するかを示す。
212で、アクセスポイント1 294及びアクセスポイント2 296がそれぞれのRUMをアクセス端末292などの他のノードにブロードキャストする。
222で、アクセス端末292が212で受信された全てのRUMを処理する。アクセス端末292によって実行されるRUM処理は、図5を参照して本明細書で説明される。
232で、アクセス端末292が受信されたRUMを処理した後に利用可能なキャリアが存在すると判定した場合、アクセス端末292は242でアクセスポイント1 294に送信する要求を送ることをアクセス端末292が所望するキャリアを決定する。
252で、送信する要求がアクセス端末292からアクセスポイント1 294に送られる。この要求は、キャリアのリストを含むことができ、これらのキャリア上でアクセス端末292はデータを送信することを所望している。イベントの系列200は、通信イベント中に実施され得る複数の制約を考慮して実行され得る。例えば、アクセス端末292は以前のタイムスロット内のRUMによってブロックされていない任意の(1つまたは複数の)キャリアを要求することができる。要求されるキャリアは、直近の伝送サイクルにおいて成功したキャリアを優先して優先順位が付けられ得る。
264で、アクセスポイント1 294がアクセス端末292から受信された要求に基づいて送信することをアクセス端末292に許可するキャリアを決定する。この許可は、要求されたキャリアの全て、またはサブセットを含むことができる。このため、アクセスポイント1 294からの許可は、アクセス端末292によって送られた要求の中でリストアップされるキャリアのサブセットであり得る。アクセスポイント1 294は、直近の伝送中に高い干渉レベルを示したキャリアを回避する権限が与えられ得る。
次に、272でアクセスポイント1 294が要求されたキャリアの全てまたはサブセットが許可されたことを示す許可メッセージをアクセス端末292に送ることができる。
次に、282でアクセス端末292がアクセスポイント1 294にパイロットメッセージを送信することができ、アクセスポイント1 294はパイロットメッセージを受信するとアクセス端末292に速度情報(rate information)を送り返して、不所望の低いSINRを高めることを容易にすることができる。アクセス端末292は、速度情報を受信すると許可されたキャリアで、示された伝送速度でデータ送信を開始することができる。さらに、アクセス端末292は送信する際に許可メッセージの中で許可されたキャリアの全て、またはサブセットのキャリアで、データを送信することができる。アクセス端末292は、データの送信中に一部のキャリアで、または全てのキャリアで送信電力を低減することができる。
図3は、前述した様々な態様による、RUMを生成する方法300の図である。1つまたは複数の態様によれば、競合するノード間で公平性を実現する方法は、送信されるべきRUMが関わるキャリアの数を所定のノードに関連する不利のレベルに応じて調整することによって実行される。本明細書で説明される通り、RUMはアクセスポイントなどの受信側ノードによって、当該ノードが劣悪な通信条件を経験し、かつ直面する干渉の低減を欲することを示すように送出される。RUMは、ノードが経験している不利の度合いを数量化する重みを含む。ある態様によれば、この重みはRUM送信しきい値(RST)と呼ばれるしきい値の関数として設定され得る。別の態様において、この重みは平均スループットに設定され得る。この場合、RSTはノードが所望する平均スループットである。アクセス端末などの送信側ノードが複数のRUMを聞き取ると、送信側ノードはそれぞれの重みを利用して送信側ノード間の競合を解決することができる。例えば、あるアクセス端末が複数のRUMを受信し、最高の重みのRUMが当該アクセス端末自らのアクセスポイントを発信元としていた場合、当該アクセス端末は当該アクセスポイントにデータを送る要求を送信することを決定できる。そうでなければ、当該アクセス端末は送信を控えることができる。
RUMは、RUMを受信するノードが送信を控えるように誘導され得るため、アクセスポイントがそれに隣接する近辺における干渉を除くことを可能にする。重みが公平な競合(例えば、最も不利であるアクセスポイントが成功する)を可能にする一方で、マルチキャリアMACを有することは別の自由度をもたらすことができる。具体的には、システムが複数のキャリアをサポートする場合、RUMは重みに加えてCM(すなわち、ビットマスク)を伝送することができる。CMは、当該RUMが適用可能であるキャリアを示す。アクセスポイントがいくつのキャリアについてRUMを送ることができるかは、アクセスポイントの不利度に基づいて非常に劣悪な履歴を有するノードがより迅速に追いつくことを許すことができる。RUMが成功し、RUMに応答してアクセスポイントにより受信される伝送速度がアクセスポイントの条件を向上させると、アクセスポイントはそれが送るRUMが関わるキャリアの数を減らすことができる。重い輻輳のために最初はRUMが成功せず、スループットが向上しない場合、アクセスポイントはそれが送るRUMが関わるキャリアの数を増やすことができる。非常に輻輳した状況において、アクセスポイントは極めて不利になり得、全てのキャリアについてRUMを送信した結果、単一キャリアのケースにまで劣化する可能性がある。
302で、アクセスポイントに関する不利のレベルが決定され得、“リッスン”範囲内の他のノードに(すなわち、それらのノードが当該アクセスポイントにデータを送信するか否かにかかわらず)不利のレベルを示すRUMが生成され得る。ここで、当該RUMは第1の所定のしきい値が満たされるか、または超えられたことを示す情報を含む。第1の所定のしきい値は、例えば干渉/熱雑音(interference over thermal noise)(IOT)のレベル、データ転送速度、C/I比、スループットのレベル、スペクトル効率のレベル、レイテンシのレベル、または第1のノードにおいてサービスが測定され得る他の任意の適切な測度を表すことができる。
304で、RUMは第2の所定のしきい値が超えられた度合いを示すために重み付けされ得る。第2の所定のしきい値は、例えばIOT雑音のレベル、データ転送速度、C/I比、スループットのレベル、スペクトル効率のレベル、レイテンシのレベル、または第1のノードにおいてサービスのレベルが測定され得る他の任意の適切な測度を表すことができる。幾つかの態様によれば、重み値は量子化された値であり得る。第1の所定のしきい値と第2の所定のしきい値は、実質的に等しいことがあり得るものの、そうである必要はない。
各RUM中で伝送される重み情報は、リッスン範囲内の全てのノードに、アクセスポイントが他の伝送からの干渉のために帯域幅を渇望している度合いを伝えることを意図している。この重みは、不利の度合いを表すことができ、さらにアクセスポイントがより不利になっている場合はより大きく、それほど不利になっていない場合はより小さくなり得る。不利の度合いは、様々な要因を使用して導き出され得る。例として、スループットが不利の度合いを測定するのに使用される場合、可能な1つの関係は以下の通り表され得る。すなわち、
Figure 0005539316
ここで、Rtargetは所望のスループットを表し、Ractualは実現されている実際のスループットを表し、さらにQ(x)はxの量子化された値を表す。アクセスポイントにおいて単一のフローが存在する場合、Rtargetは当該フローに関する所望の最低限のスループットを表すことができ、Ractualは当該フローに関して実現されている平均スループットを表すことができる。より高い値の重みがより大きい不利の度合いを表すことは、規約の問題であることに留意されたい。例として、あるノードに関する所望のスループットが500kbpsであるものと想定する。しかし、当該ノードは250kbpsという実際のスループットしか実現しない。このケースにおいて、重みは当該ノードが所望のスループットに到達するのに現在のスループット量の2倍(500kbps/250kbps=2)を必要としていることに基づいて計算され得る。
同様に、重みレゾリューション論理(weight resolution logic)が適切に変更される限り、より高い値の重みがより低い不利の度合いいを表す規約(convention)が利用されてもよい。例えば、実際のスループット対目標スループットの比(上で示された例の逆)を使用して、重みを計算することもできる。このため、前述の値を使用すると比は250kbps/500kbpsであり、これは目標とされるスループットの1/2、つまり50%である。
アクセスポイントにおいて、潜在的に異なるRtarget値を有する複数のフローが存在する場合、アクセスポイントは最も不利になったフローに基づいて重みを設定することを選択できる。例えば、
Figure 0005539316
ここで、jはアクセスポイントにおけるフローインデックスである。この重みをフロースループットの合計に基づかせることなどの他のオプションも実行され得る。以上の説明において重みに関して使用される関数形は、単に例示を目的としていることに留意されたい。この重みは、様々な異なる手法でスループット以外の様々なメトリックを使用して計算され得る。関連する態様によれば、アクセスポイントは送信側(例えば、送信機)からの未処理のデータを有するかどうかを決定することができる。このことは、アクセスポイントが要求を受信しているか、または、アクセスポイントが許可する前の要求を受信している場合に当てはまる。このケースにおいて、アクセスポイントはRactualがRtargetを下回る場合にRUMを送出することができる。
さらに、この重みは最大値及び最小値に関して正規化され得る。例えば、この重みは0から1までの範囲内の値であるように正規化され得る。正規化された値は、受信された最も高いRUM重みが1という値に設定される一方で、受信された最も低いRUM重みが0という値に設定され、受信されたRUM重みに基づいて決定され得る。
ノードが干渉を低減することを所望するRUMの中のキャリアのリストがRUM中の重みと一緒に含められる場合、衝突回避のためのさらなる次元が実現され得、このことはアクセスポイントなどの受信側ノードがチャネルの一部の上で少量のデータの受信をスケジュールする必要があり、他のノードが当該チャネル全体からバックオフすることを望まない場合に有用であり得る。キャリアのリストは、アクセスポイントがいずれのキャリアをブロックすることを所望するかについての情報を含むビットマスクを使用して実施され得る。各RUMが本明細書でキャリアマスク(CM)とも呼ばれるビットマスクで増強されると、送信側ノードは全てのキャリア上ではなく、キャリアのサブセット上で隣接ノード(例えば、アクセスポイントまたはアクセス端末)からの干渉を低減することができる。この態様は、衝突回避機構においてより細かいグラニュラリティをもたらすことが可能であり、このことはバースト性トラヒックに関して重要であり得る。さらに、CMはチャネルの一部分を要求する際のアクセス端末による送信要求の生成、ならびにこれらの要求に応答する(例えば、この応答はチャネルの一部分の許可であり得る)際のアクセスポイントによる、要求に対する許可の生成において使用され得る。
図4を参照すると、帯域幅が4つのキャリアに分割されている場合、RUMの中に含まれるCM400はXXXXという形態を有し、ただし各Xは当該Xが指すキャリアがブロックされていることを示す“1”、または当該Xが指すキャリアがブロックされていないことを示す”0”であり得るビットマップである。さらに、キャリアに “0”,“1”,“2”,“3”という番号が付けられた、説明される例示的な実施形態において、CM400の中の左端のビット402はキャリア“3”に関するビットマスクであり、左端のビット402の右側に位置する第2のビット404はキャリア“2”に関するビットマスクであり、第2のビット404の右側に位置する第3のビット406はキャリア“1”に関するビットマスクであり、第3のビット406の右側に位置する第4のビット408はキャリア“0”に関するビットマスクである。帯域幅全体がRUMによってブロックされ得る態様について、RUMは全て“1”であることがその帯域幅における全てのキャリアをブロックすることをアクセスポイントが所望することを示すCMを含む。さらに他の態様は、CMを使用してアクセスポイントに割り当てられたキャリアの数を示すことを提供する。例えば、6ビットのマスクを利用してRUMが6つまでのキャリアについて送られ得ることが示され得る。アクセスポイントは、干渉するノードが割り当てられた副キャリアの全ての副キャリア、またはサブセットのサブキャリアで送信することを控えることをさらに要求し得る。
306及び308で、部分的帯域幅ブロッキングを実施するCMの作成中、特定される必要がある変数のうちの2つは、アクセスポイントによってブロックされなければならないキャリアの数及びブロックされなければならないキャリアの特定のアイデンティティである。
306で、ブロックされる必要があるキャリアの数(すなわち、送信されるべきRUMが関わるキャリアの数)が特定される。好ましくは、アクセスポイントはブロックするキャリアの数を可能な限り少なくする。一態様において、ブロックされるキャリアの数は、アクセスポイントがどれだけ不利になっているかの関数である。このため、キャリアブロッキングのある態様では、アクセスポイントが不利になっているほど、アクセスポイントがブロックしようと試みるキャリアの数は多くなる。後続の時間中、当該アクセスポイントに関してQoSが測定され得、不利の度合いが再評価されて当該アクセスポイントの条件が改善されているかどうかが判定され得る。測定されたQoSに基づいて、送信される後続のRUMが関わるキャリアの数が調整され得る。例えば、アクセスポイントのQoSが向上しなかったか、または悪化した場合、送信される後続のRUMが関わるキャリアの数は将来のRUM作成の際に増やされ、当該ノードにおいて受信されるサービスのレベルを向上させることができる。当該ノードのQoSが向上した場合、送信される後続のRUMが関わるキャリアの数は、リソースを節約するように減らされ得る。この方法はRUM送信、サービス評価及びキャリア数調整の数回の繰り返しを含む。また、送られるRUMが関わるキャリアの数を増やすか減らすかの決定は、アクセスポイントによって使用されているQoSメトリックの関数であってもよい。例えば、送られるRUMが関わるキャリアの数を増やすこと(継続した、または悪化する不利のレベルに基づいて)は、スループット/データ転送速度タイプのメトリックに関しては意味があり得るが、レイテンシメトリックに関しては意味がないかもしれない。
関連する態様によれば、より高い優先度を有するアクセスポイントがより低い優先度のアクセスポイントより多くのキャリアを獲得することを許すことによって、ノードベース及び/またはトラヒックベースの優先が組み込まれ得る。例えば、不利になったビデオ発呼者は、同様に不利になった音声発呼者より多くの同時のキャリアを受け取ることができる。また、アクセスポイントが獲得することが可能なキャリアの最大数が制限され得る。上限は、伝送されているトラヒックのタイプ(例えば、通常幾つかのキャリアしか要求しない小さな音声パケット)、アクセスポイントの電力クラス(例えば、弱い送信機が大きすぎる帯域幅にわたってその電力を拡散させないことができる)、アクセスポイントまでの距離及び結果として得られる受信PSDなどによって決定され得る。
本明細書で説明される通り、ノードがRUMを送出することによって幾つかのキャリアがブロックされるべきかを決定することには、他の幾つかのアプローチが存在し、これらのアプローチは本明細書で開示される他のアプローチとは独立に使用されてもよいし、そのようなアプローチと組合せで使用されてもよい。ある態様において、ブロックされるべきキャリアの数はノードがそれまでに送信したRUMに関して決定された重みと比例する。すなわち、ブロックされるべきキャリアの数はノードがどれだけ不利になっているかに、またはノードがどれだけの干渉に直面しているかという条件に依存する。このことの背景にある1つの目的は、ノードが干渉を管理することを欲したしたためにRUMを送出しており、RUMに付けられた重みはノードの不利の度合いを数量化していたということである。このため、より不利になっているノードは、それほど不利になっていないノードと比べて、次のタイムスロットにおいてより多くのキャリアをブロックすることを許され、より不利になっているノードがこれまでに実現することができたよりも良好なスループットを実現すること試みるべきである。このアプローチにおいてキャリアの数を計算する例示的なアルゴリズムは、以下によって与えられる。すなわち、
Figure 0005539316
ただし、“ceiling”演算は、決定された数の端数を切り上げ(すなわち、決定された数以上の最小の数を戻し)、“RUMwt”は、ノードのRUMの重みであり、“minRUMwt”は、RUMの中で送信され得る最小の重みであり、“maxRUMwt”は、RUMの中で送信され得る最大の重みであり、さらに“numCarriers”は、ブロックされ得るキャリアの数である。
別の態様において、ブロックされるキャリアの数は確率論的な性質であり得る。このアプローチにおいて、各キャリアは確率論的決定に基づいてランダムにブロックされ、ブロックされるノードの結果として得られる総数は各キャリアに関する確率論的決定の累積効果によって規定される。特定のキャリアがブロックされる確率は、様々な要因に基づき得る。例えば、任意の特定のキャリアがブロックされる確率は、ノードの優先度の関数に基づき得るのであり、ただし、より高い優先度を有するノードが任意の特定のキャリアをブロックする、より高い確率を有する。さらに、確率論的アプローチが使用されない場合、ノードがブロック可能なキャリアの数は単に、RUMを送信するノードによってサポートされる他のノードの数に基づく。さらに、ノードにクラスが割り当てられ得、優先度は当該クラスに基づき得、従って確率は当該クラスに基づき得る。
さらに別の態様において、ノードは異なるタイプのトラヒックを伝送し、ノードのマルチキャリアRUMの振舞いは異なるタイプのトラヒックに関して異なってもよい。1つのアプローチにおいて、RUMを送出する際、ノードはRUMを生じさせている不利になったフローのトラヒックタイプを認識している。このため、ノードがRUMを使用してブロックするキャリアの数は、当該トラヒックタイプの関数である。例えば、以下の通りである。
−音声トラヒック:音声呼は、1つのキャリアしかブロックすることができない。音声呼は通常、帯域幅要件は小さいが、遅延要件は厳格である。このため、干渉管理された単一のキャリアで十分であるはずであり、さらなるキャリアをブロックすることは不必要にリソースをコミットさせる。具体的には、帯域幅の小さい部分を要求する音声トラヒックに関して複数のキャリアをブロックすることは、これらのブロックされたキャリアで他のトラヒックが通信されることを妨げるため、利用可能なキャリアを非効率に使用することになる。全ての音声トラヒックが単一のキャリア(例えば、キャリア””0”)上でRUMを送出することに制限されることを要求することにより、音声フローはその他のキャリアでの他のトラヒックの伝送をブロックしない。
−データトラヒック:データ呼は、前述した通りRUM重みアプローチを使用し続けることができる。この場合、ノードはデータトラヒックが伝送されていると判定すると、重みに基づく複数のキャリアでRUMを送出することができる。
−高い優先度のデータトラヒック:高い優先度のデータ呼は、常に複数のキャリアをブロックすることが許され得る。例えば、高い優先度のデータは、4キャリアネットワークにおいて2つないし3つのキャリアをブロックすることが許され得る。
好ましくは、キャリアの選択及び数はシステム全体で共通である。一態様では、各トラヒッククラスのために予約されるキャリアの数は展開に依存し、事業者によって決められる。各トラヒッククラスのために予約されるキャリアの特定の数は、分割スキームの中に記憶され得る。所定の分割スキームは、ネットワークセンタなどから、1つまたは複数の制御メッセージを使用して、システムにおける全てのノードに通信され得る。
さらに別の態様において、ブロックされるべきキャリアの数は、ランダムに選択され得る。実施は単純明快であるものの、このアプローチの使用することの結果は予測できないことが予測できる。
さらに別の態様において、各ノードは、当該ノードがブロックすることを許されるキャリアの事前に指定された最大数を有することができる。このアプローチにおいて、各ノードは当該ノードがブロックすることができる数である、最大数のキャリアが割り当てられる。一般に、キャリアの数の限度は、ノード自体の特性、当該ノードによってサポートされるノード、または通信されるべきトラヒックのタイプの組合せに依存し得る。
308で、いずれの特定のキャリアがブロックされるべきかが決定される。306で識別されたキャリアの数に基づいてブロックされるべきキャリアのアイデンティティは、利用可能な数のキャリア、あるいは干渉の最も多いキャリア、または代替として干渉の最も少ないキャリアを含む所定の選択基準からランダムに選択さ得る。ある態様において、各キャリアは、当該キャリアを使用して送信される関連した重みを有することができる。このアプローチにおいて、重みは本明細書で説明される重みを決定するための様々なアプローチに基づいて各キャリアに関して生成され得る。このようにして、さらに細かいグラニュラリティが実現され得る。
310で、重み付けされマスクされたRUMが他の1つまたは複数のノードに送信され得る。本明細書で説明される通り、ノードがRUMを聞き取ると、ノードはキャリアマスクにおいて指定されたキャリアに関してだけRUMに従う必要がある。例えば、アクセス端末が様々なアクセスポイントからの複数のRUMに従う必要がある場合、アクセス端末は、全てのRUMキャリアマスクにおけるキャリアに対して”OR”演算を実行しなければならず、つまり、当該マスクのコンプリメントが、アクセス端末がアクセスポイントから要求することができるキャリアを示す。さらに、アクセスポイントはやはり各RUMのキャリアマスクにおいて指定されたキャリアに関してだけ、他のアクセスポイントからのRUMを考慮する。
図2を再び参照して、次に222、232及び242において帯域幅を要求する際のアクセス端末292などのアクセス端末の動作を図5に関連して図6も参照して説明する。502で、アクセス端末292が関連するアクセスポイント1 294を含む任意のアクセスポイントによって送られたRUMを受信し、収集する。
504で、アクセス端末292の動作のある態様では、アクセス端末292は受信されたRUMからアクセス端末292に関連するアクセスポイント(すなわち、アクセスポイント1 294)の重みより高い重みを有するRUMだけを考慮する。アクセス端末292がアクセス端末292に関連するアクセスポイントであるアクセスポイント1 294からのRUMに加えて、3つのアクセスポイントからのRUMを受信しており、これら3つの他のRUMのそれぞれがアクセスポイント1 294からのRUMの重みより高い重みを有する例を考慮されたい。これら3つのRUMは、図4に示される例示的なCM形態に従ってCM602(“1001”)、CM604(“1000”)及びCM606(“0010”)というCMを有する。さらに、アクセス端末292はこれら3つのRUMの重みに基づいてこれらのRUMを考慮に入れなければならないと想定する。このため、アクセス端末292はこれら3つのRUMの中に含まれるCMを処理しなければならない。
506で、アクセス端末292が受信された3つのRUMを考慮し、処理しなければならないものと想定すると、アクセス端末292はこれらのRUMのCMにわたって“OR”演算を実行して、複合CM612(すなわち、複合キャリアマスク)を作成する。前述の例を続けると、複合CM612は、“1011”である。一態様では、アクセスポイント292の関連するアクセスポイントからのCMは利用されない。
508で、アクセス端末292が帯域幅を要求することができるキャリアが存在するかどうかを判定するのに、アクセス端末292は複合CM612に対して“NOT”演算を実行し、いずれのキャリアが利用可能であるかを示すI−CM(反転された複合CM)622を作成する。I−CM622は、アクセス端末292によって、アクセスポイント1 294から帯域幅を求める要求の際に使用され得る。
510で、アクセス端末292が帯域幅を要求することができるキャリアが存在するかどうかが判定される。アクセス端末292の例示的な動作の一態様において、アクセス端末292はI−CM622の使用を介してブロックされていないキャリアが存在するかどうかを判定する。例えば、I−CM622の中に少なくとも単一の“1”値が存在する場合、少なくとも1つのキャリアが利用可能である。
512で、利用可能なキャリアが存在する場合、アクセス端末292はR−CM(要求CM)632を作成する。一態様において、R−CM632は510で作成されたI−CM622であるように設定される。帯域幅が4つのキャリアの間で分割される前述の例を続けると、R−CM632もやはり“XXXX”という形態であるCM400と同一の形態を有し、ただし各“X”は、アクセス端末292が当該キャリアで送信することを要求していることを示す“1”、またはアクセス端末292が当該キャリアで送信することを要求していないことを示す“0”であり得る。このため、値“0100”を有するCMが要求の中でアクセスポイント1 294に送信され得る。つまり、アクセス端末292は、キャリア“3”,“1”及び“0”をブロックされていると見なし、キャリア“2”を開放されていると見なす。アクセス端末292が帯域幅を要求することを決定したとすると、R−CM632は“0100”となる。
別の態様において、R−CM632は図7によって示される通りI−CM622に基づくがI−CM622と同一ではなく、図7ではアクセスポイント1 294に対するアクセス端末292による送信する要求の中に、幾つかのキャリアが入れられるべきかを決定するプロセス700が示されている。また、この図は、本明細書でさらに説明される通りアクセスポイント1 294がアクセス端末292に許可するキャリアの数を説明するのにも使用され得る。
702で、アクセス端末292はそれが要求するキャリアの数を決定する。この決定は、アクセス端末292が送信することを所望するトラヒックの量に基づき得る。また、そのような決定は例えばアクセス端末において経験される干渉に関連する必要性、または任意の他の適切なパラメータ(例えば、レイテンシ、データ転送速度、スペクトル効率など)に基づくこともできる。
他の態様によれば、各ノードに重みが関連付けられている場合、所定の送信のために要求されるキャリアの数の決定は当該ノードに関連付けられた重みの関数、キャリアを要求する他のノードに関連付けられた重みの関数、送信のために利用可能なキャリアの数の関数、または以上のファクタの任意の組合せであってよい。例えば、重みは当該ノードを通るフローの数、当該ノードにおいて経験される干渉のレベルなどの関数であり得る。他の態様によれば、キャリア選択はキャリアを1つまたは複数のセットに分割することを含むことができ、さらにキャリアのセットの中の1つまたは複数のキャリアが利用できないことを示す、受信されたRUMに部分的に基づくことができる。RUMは、所定のキャリアが利用可能であるか(例えば、RUMによって識別されていないか)どうかを特定するように評価され得る。例えば、所定のキャリアがRUMの中でリストアップされていない場合、当該キャリアが利用可能であるという判定が行われ得る。別の例は、キャリアが当該キャリアに関してRUMが受信されている場合でも、当該キャリアに関する通知された重みがノードの受信機によって送信されたRUM中で通知される重みより低い場合は利用可能であると見なされることである。
704で、アクセス端末292がR−CM中で要求する特定のキャリアを決定する。この決定は、特定のトラヒックタイプのために指定された特定のキャリア、または所定の選択基準に依存し得る。一態様では、選択されるキャリアはステップ510で特定された利用可能なキャリアの関数である。また、キャリア選択は利用可能なキャリアを優先して実行され得る。例えば、先行する伝送期間において利用可能であったことが知られているキャリアが、先行する伝送期間において占有されていたキャリアより前に選択され得る。702及び704によって示される動作のシーケンスは、要求され得るキャリアの総数が利用可能なキャリアによって規定され得るという点で、逆にされるか、または組み合わされてもよいことに留意されたい。例えば、選択できるキャリアが1つだけしか存在しない場合、702及び704によって示される動作のシーケンスはマージされてもよい。
706で、R−CMが構築された後、要求が送信される。前述の例において、R−CMの可能な唯一の構成は、利用可能なキャリアが1つだけしかないので、“0100”である。別の例において、4つ全てのキャリアが利用可能であり、さらにアクセス端末292がキャリア0,1及び3の上で送信することを所望する場合、“1101”というR−CMが作成される。
CMにおいてリストアップされる必要があるキャリアの数量を決定することに加えて、ノードがRUMを送出することによってブロックされるべきキャリアの特定の識別が別に考慮されるである。ある態様では、各ノードは当該ノードがブロックすることを所望する特定のキャリアを、CM優先リストを使用して決定された数量まで選択する。具体的には、CMに含められるように選択される必要があるキャリアの数は、CM優先リストの中で指定された順序で選択される。CM優先リストは、各スロットに関して、つまり各通信期間に関してランダムに作成され得る。別の態様において、CM優先リストはシステムにおける所定のノードによって規定される。さらに別の態様において、アクセス端末などの各ノードによって送られるRUMは、アクセス端末が関連するアクセスポイントなどの指定されたノードによって制御される。
図8は、例示的なキャリア選択プロセス800の動作を示し、802において選択されるべきキャリアの数量が決定される。804で、CM優先リストからキャリアが選択される。次に、806で選択されるべきキャリアが残っているかどうかが判定される。例えば、複数のキャリアが選択される必要があり、1つだけのキャリアしか選択されていない場合、プロセスは804に戻り、CM優先リストから別のキャリアが選択される。選択される必要がある全てのキャリアが識別されると、動作は808に進み、CMがCM優先リストから選択されたキャリアに基づいて作成される。802に関して、キャリア選択プロセス800の別の態様では、CM優先リストは少なくとも1つのキャリアがブロックされると判定された場合に限って生成される。
図9は、キャリア選択プロセス800を使用して作成されたマスクを示すテーブル900を示し、優先順位を有するマスクされるべきキャリアをリストアップする複数のCM優先リスト920、ブロックされるべきキャリアの数のリスト930及び結果として得られるCMのリスト940と共に複数のスロット910が示されている。例示的なシステムにおいて4つのキャリアが利用可能であるものと想定され、各CMにおけるキャリアのリストは左端のビットである最上位ビットを有し、このためキャリア“3”がCMにおける左端のビットによって示され、キャリア“2”が左から2番目のビットであり、キャリア“1”が左から3番目のビットであり、さらにキャリア“0”が左から4番目のビット(つまり、右端のビット)である。
例えば、スロット1 912中“3,2,1,0”というCM優先リスト922がリストアップされ、このことは1つだけのキャリアがブロックされるべき場合、リストの中の最初のキャリア、すなわちキャリア“3”だけが結果として得られるCMに含められることを示す。2つのキャリアがブロックされるべき場合、リストの中の最初のキャリア及び2番目のキャリア、すなわちキャリア“3”及び“2”が結果として得られるCMの中に含められる。3つのキャリアがブロックされるべき場合、最初のキャリア、2番目のキャリア及び3番目のキャリア、すなわちキャリア“3”,“2”及び“1”が結果として得られるCMの中に含められる。4つ全てのキャリアがブロックされるべき場合、キャリア“3”,“2”,“1”及び“0”が結果として得られるCMの中に含められる。図9に示される通り、2つのキャリアがブロックされるべきであるので(ブロックされるべきキャリアの数のインジケータ932によって示される通り)、“1100”という、結果として得られるCM942が作成される。
スロット2 914中でブロックされるべきキャリアの数のインジケータ934によって示される通り、3つのキャリアがブロックされるべきである。“0,2,3,1”というCM優先リスト924が与えられると、キャリア“0”,“2”及び“3”がCMのために選択されるため、“1101”という、結果として得られるCM944が作成される。2つキャリアが選択されるだけでよい場合、“0”及び“2”が選択されるので、“0101”という結果として得られるCMが作成される。1つだけのキャリアが選択される必要がある場合、キャリア“0”が選択されるため、“0001”という結果として得られるCMが作成される。
スロット3 916内でブロックされるべきキャリアの数のインジケータ936によって示される通り、1つのキャリアがブロックされるべきであって、“2,1,0,3”というCM優先リスト926が与えられると、CMのためにキャリア”2”が選択されるため、“0100”という結果として得られるCM946が作成される。
スロット4 918内でブロックされるべきキャリアの数のインジケータ938によって示される通り、ブロックされるべきキャリアは存在せず、CMのためにキャリア“2”が選択されるため、“0000”という結果として得られるCM948が作成される。
図5を再び参照すると、514で、アクセス端末292はそれがデータを送信するキャリアをリストアップするR−CMを伝送する要求をアクセスポイント1 294に送る。この要求は、最近のタイムスロット内でブロックされていなかった第1の複数のキャリアを求める要求、第1の複数のキャリアがデータ伝送に不十分である場合、第2の複数のキャリアを求める要求であり得る。514で送られる要求メッセージは、アクセスポイント1 294における所望される信頼性レベルを確実にするように、さらに電力制御され得る。
516で、利用可能なキャリアが存在しない場合、アクセス端末292は”スタンバイ”モードに戻って、アクセスポイント1 294からの次のRUMメッセージブロードキャストまたは任意のメッセージを待つ。
図10は、1つまたは複数の態様による、264におけるアクセスポイント1 294などによる要求を処理し、送信する要求の許可を生成する方法1000を示す。説明される通り、送信すべきトラヒックを有する各アクセス端末(例えば、アクセス端末292)は、別のアクセスポイントからのRUMによってブロックされているのでない限り、それぞれのアクセスポイント(例えば、アクセスポイント1 294)に要求を送ることができる。アクセスポイント1 294は、受信される要求に基づいて要求される1つまたは複数のキャリアで所定の要求を許可することを決定できる。
1002で、アクセスポイント1 294は要求にアクセスする。要求が全く受信されていない場合、アクセスポイント1 294は1004で、許可メッセージを送ることを控える。
アクセス端末から少なくとも1つの要求が受信された場合、アクセスポイント1 294は1010で当該要求に応答して、アクセスポイント1 294が許可するキャリアの数及び選択を決定する。アクセス端末(例えば、アクセス端末292)による送信要求の生成に関連して前述した図7に示されるプロセスは、当該要求に応答して許可されるべきキャリアの選択を説明するのにも使用され得る。702で、アクセスポイント1 294はそれが要求を受信しているアクセスポイント1 294がサービスを提供する全てのアクセス端末に帯域幅を割り当てるプロセスの一環として各アクセス端末(例えば、アクセス端末292)に割り当てるキャリアの数を決定する。次に、704でアクセスポイント1 294はそれが各アクセス端末(例えば、アクセス端末292)に送信する許可を与える特定の(1つまたは複数の)キャリアをそのようなキャリアが存在する場合に決定する。
ある態様において、アクセスポイントはアクセス端末からの各要求に応答して許可の中でキャリアを割り当てる能力が限られている。例えば、アクセスポイント1 294はアクセス端末292からのそれまでに受信された要求中に含まれるR−CMにおいて見られるキャリアに当たるキャリアだけを割り当てることに制限され得る。すなわち、アクセスポイントはある特定のアクセス端末からの以前の要求に含まれるCM(例えば、R−CM)によってリストアップされたキャリアのグループ中に見られるキャリアだけをある特定のアクセス端末に割り当てることができる。
1012で、1010で可能な全ての許可が生成された後、次にそれらの許可がそれぞれの要求するアクセス端末(例えば、アクセス端末292)に送られる。
関連する態様によれば、アクセスポイントはアクセスポイントがサービスを提供するアクセス端末の1つまたは複数からの未処理のデータを有するかどうかを周期的に、及び/または継続的に評価することができる。このことは、アクセスポイントが現行の要求を受信している場合、またはアクセスポイントが許可していない前の要求を受信している場合に当てはまる。いずれの場合も、アクセスポイントは許可が正当であると判定した場合に、そのような許可を送出することができる。さらに、決定された許可レートに基づいて(例えば、平均伝送速度が目標速度を下回っている場合にはいつでも)、アクセスポイントはRUMを送信してアクセスポイントに関連するアクセス端末のためにより多くの帯域幅を予約することができる。さらに、許可の受信後、アクセス端末はアクセスポイントによって受信され得るデータフレームを送信することができる。
図11は、例示的な無線通信システム1100を示す。無線通信システム1100は、簡明のため1つのアクセスポイント及び1つの端末を示す。しかし、システムは複数のアクセスポイント及び/または複数の端末を含むことが可能であり、さらなるアクセスポイント及び/またはさらなる端末は、後段で説明される例示的なアクセスポイント及び端末と実質的に同様であってもよいし、異なっていてもよいことを認識されたい。さらに、アクセスポイント及び/または端末は、本明細書で説明される方法及び/またはシステムを使用して、アクセスポイント及び/または端末の間の無線通信を容易にすることができることを認識されたい。例えば、システム1100におけるノード(例えば、アクセスポイント及び/または端末)は、前述した方法の任意の方法を実行する(例えば、RUMを生成する、RUMに応答する、ノードの不利の度合いを決定する、RUM送信に関するキャリアの数を選択する、その他)ための命令を格納し、実行することができると共に、そのようなアクション及び本明細書で説明される様々なプロトコルを実行するための他の任意の適切なアクションを実行することに関連するデータを格納することができる。
次に、図11を参照すると、ダウンリンクでアクセスポイント1105においてTX(送信)データプロセッサ1110がトラヒックデータを受信し、フォーマットし、符号化し、インタリーブし、さらに変調して(またはシンボルマップして)、変調シンボル(”データシンボル”)を結果として得る。シンボル変調器1115がは、これらのデータシンボル及びパイロットシンボルを受け取り、処理して、シンボルのストリームを結果として得る。具体的には、シンボル変調器1115はデータシンボル及びパイロットシンボルを多重化し、多重化されたシンボルをTMTR(送信機ユニット)1120に供給する。各送信シンボルは、データシンボル、パイロットシンボルまたは0の信号値であることができる。パイロットシンボルは、各シンボル周期において絶えず送信され得る。パイロットシンボルは、FDM(周波数分割多重化)されるか、OFDM(直交周波数分割多重化)される、TDM(時分割多重化)されるか、FDM(周波数分割多重化)されるか、またはCDM(符号分割多重化)される。
TMTR1120は、シンボルのストリームを受け取り、1つまたは複数のアナログ信号に変換し、これらのアナログ信号をさらに調整して(例えば、増幅し、フィルタリングし、周波数アップコンバートする)、無線チャネルを介して送信するのに適したダウンリンク信号を生成する。次に、このダウンリンク信号がアンテナ1125を介して端末に送信される。端末1130において、アンテナ1135がダウンリンク信号を受信し、受信された信号をRCVR(受信機ユニット)1140に供給する。受信機ユニット1140は、受信された信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、周波数ダウンコンバートする)、さらにこの調整された信号をディジタル化してサンプルを得る。シンボル復調器1145は、受信されたパイロットシンボルを復調してチャネル推定のために処理システム1150に供給する。シンボル復調器1145は、処理システム1150からダウンリンクに関する周波数応答推定値をさらに受け取り、受信されたデータシンボルに対しデータ復調を行ってデータシンボル推定値(送信されたデータシンボルの推定値)を獲得し、さらにこれらのデータシンボル推定値をRXデータプロセッサ1155に供給し、プロセッサ1155はこれらのデータシンボル推定を復調し(すなわち、シンボル逆マップし)、ディインタリーブし、復号して、送信されたトラヒックデータを再生する。シンボル復調器1145及びRXデータプロセッサ1155による処理は、それぞれアクセスポイント1105におけるシンボル変調器1115及びTXデータプロセッサ1110による処理と相補的である。
アップリンクで、TXデータプロセッサ1160がトラヒックデータを処理してデータシンボルをシンボル変調器1165に供給し、シンボル変調器1165はこれらのデータシンボルを受け取り、パイロットシンボルと多重化し、変調を行ってシンボルのストリームを作成する。次に、送信機ユニット1170がシンボルのストリームを受け取り、処理してアップリンク信号を生成し、このアップリンク信号がアンテナ1135によってアクセスポイント1105に送信される。
アクセスポイント1105において、端末1130からのアップリンク信号がアンテナ1125によって受信され、受信機ユニット1175によって処理されてサンプルが得られる。次に、シンボル復調器1180がこれらのサンプルを処理し、アップリンクに関する受信されたパイロットシンボル推定値及びデータシンボル推定値を結果として得る。RXデータプロセッサ1185は、これらのデータシンボル推定を処理して、端末1130によって送信されたトラヒックデータを再生する。処理システム1190は、アップリンクで送信するそれぞれのアクティブな端末に関するチャネル推定を行う。複数の端末は、パイロットサブバンドのそれぞれの割り当てられたセットを介してアップリンクで同時にパイロットを送信することが可能であり、これらのパイロットサブバンドセットはインタレースされ得る。
処理システム1190及び1150は、それぞれアクセスポイント1105及び端末1130における動作を誘導する(例えば、制御する、調整する、管理する、その他)。それぞれの処理システム1190及び1150は、プログラムコード及びデータを格納するメモリユニット(図示せず)に関連付けられ得る。また、処理システム1190及び1150は、それぞれアップリンク及びダウンリンクに関する周波数応答推定値及びインパルス応答推定値を導き出す計算を行うこともできる。処理システム1190及び1150は、1つまたは複数のプロセッサを含み得る。プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレー(FPGA)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、論理回路、ディスクリートのハードウェアコンポーネント、または計算もしくは情報の他の操作を実行することができる他の任意の適切なエンティティであり得る。
また、処理システムはアクセス端末アプリケーションのために識別子をIPアドレスに変換するルックアップテーブルを含むデータストレージを提供し、さらに/またはソフトウェアアプリケーションをサポートする1つまたは複数の機械可読媒体を含むこともできる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコードまたはハードウェア記述言語と呼ばれるか、あるいはそれ以外の呼び方をされるかにかかわらず、命令、プログラム、コードまたは他の任意の電子メディアコンテンツを意味するものと広く解釈されるべきである。機械可読媒体には、ASICの場合に該当し得るように、プロセッサと一体化したストレージが含まれ得る。また、マシン可読媒体にはランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、DVD、または他の任意の適切な記憶デバイスなど、プロセッサの外部の記憶装置が含まれることもできる。さらに、機械可読媒体には、伝送線路、またはデータ信号を符号化するキャリアも含まれ得る。処理システムのために説明される機能をどのように実施するのが最良であるかは、当業者に認識されよう。
多元接続システム(例えば、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMAなど)の場合、複数の端末がアップリンクで同時に送信をすることができる。そのようなシステムの場合、パイロットサブバンドは異なる端末の間で共有され得る。チャネル推定技術は、各端末に関するパイロットサブバンドが動作帯域(場合により、帯域エッジを例外として)全体にわたるケースにおいて使用され得る。そのようなパイロットサブバンド構造は、各端末に関する周波数ダイバーシティを得るのに望ましい。本明細書で説明される技術は、様々な手段によって実施され得る。例えば、これらの技術はハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せで実施され得る。
次に、図12〜図14及び図12〜図14に関連して説明される様々なモジュールを参照すると、送信するモジュールは例えば送信機を備えることができ、さらに/またはプロセッサなどにおいて実施され得ることが認識されよう。同様に、受信するモジュールは受信機を備えることができ、さらに/またはプロセッサなどにおいて実施され得る。さらに、比較するため、判定するため、計算するため及び/または他の分析アクションを実行するモジュールは、様々なそれぞれのアクションを行うための命令を実行するプロセッサを含み得る。
図12は、様々な態様による無線データ通信を容易にするチャネル選択装置1200の図である。チャネル選択装置1200はプロセッサ、ソフトウェアまたはプロセッサとソフトウェアの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表し得る一連の互いに関係する機能ブロックとして表される。例えば、チャネル選択装置1200は様々な図に関連して前述したような様々な動作を実行するモジュールを提供することができる。チャネル選択装置1200は、アクセス端末などのノードによる送信のために所望のキャリアの数を決定するモジュール1202を含む。アクセスポイントのために使用される場合、決定モジュール1202はチャネルの要求された所望される数に基づいて許可されるべきキャリアの数を決定することもできる。この決定は、装置が使用されるノードに関連付けられた重み、他の1つまたは複数のノードに関連付けられた重み、送信のために利用可能なキャリアの数などに応じて実行され得る。さらに、各重みは当該重みに関連付けられるノードによってサポートされるフローの数の関数であり得る。さらに、または代替として所定の重みはノードによって経験される干渉の関数であってもよい。
チャネル選択装置1200は、ノードが要求を送信し得るキャリアを選択する選択するモジュール1204をさらに含む。選択モジュール1204は、さらに受信されたRUMを評価して、いずれのキャリアが利用可能であり、いずれのキャリアが利用可能でないかを特定することができる。例えば、各RUMは利用できないキャリアに関連する情報を含むことが可能であり、さらに選択モジュール1254はRUMによって示されていない所定のキャリアが利用可能であると判定することができる。送信モジュール1206は、選択モジュール1204によって選択された少なくとも1つのキャリアを求める要求を送信することができる。チャネル選択装置1200は、アクセスポイントまたはアクセス端末において使用され得、さらに本明細書で説明される様々な方法を実行する任意の適切な機能を備えることが可能であることを認識されたい。
図13は、1つまたは複数の態様による、RUMを使用して無線通信を容易にするRUM生成装置1300の図である。RUM生成装置1300はプロセッサ、ソフトウェアまたはプロセッサとソフトウェアの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表し得る一連の互いに関係する機能ブロックとして表される。例えば、RUM生成装置1300はこれまでの図に関連して前述したような様々な動作を実行するモジュールを提供することができる。RUM生成装置1300は、ノードに関する不利のレベルを判定する判定モジュール1302と、判定モジュール1302が第1の所定のしきい値が超えられた(例えば、ノードにおける受信されたサービスのレベルが所定のしきい値レベル以下である)と判定した場合にRUMを生成する、RUM生成モジュール1304とを備える。代替として、判定モジュール1302は、RUMを生成するより前に干渉のレベルが所定のしきい値レベルを超えているかどうかをさらに、または代替として判定してもよい。所定のしきい値は、IOT、データ転送速度、C/I、スループットのレベル、スペクトル効率のレベル、レイテンシのレベルなどに関連するか、さらに/またはそれらを表すこともできる。選択するモジュール1308が、送信すべきRUMが関わる1つまたは複数のリソースを選択することが可能であり、次に、RUMを生成するモジュール1304は、RUMの中でそのようなキャリアを示すことができる。次に、送信するモジュール1310は、RUMを送信することができる。
RUM生成装置1300は、RUMに重みを付けるモジュール1306をさらに備えることが可能であり、重み付けモジュール1306は第2の所定のしきい値が超えられた度合いを示す値でRUMに重みを付けることが可能であり、このことはノードにおいて実現されたパラメータ(例えばIOT、データ転送速度、C/I、スループットのレベル、スペクトル効率のレベル、レイテンシのレベルなど)の実際の値対目標値、つまり所望される値の比を決定することを含み得る。さらに、重み付けされた値は量子化された値であり得る。
リソースを選択するモジュール1308は、受信されたサービスのレベルが前のRUMに応答して向上したという、判定するモジュール1302による判定に基づいて送信される後続のRUMが関わる、選択されたリソースの数を調整し得る。例えば、そのようなシナリオにおいて、選択するモジュール1308は、ノードにおける受信されたサービスの向上したレベルに応答して、後続のRUMの中で示されるリソースの数を減らすことができ、受信されたサービスの低下した、または静的なレベルに応答して、選択されたリソースの数を増やすことができる。これらのリソースには、RUMの中(例えば、RUMのCM中)に含められるように選択されたキャリアの数及びアイデンティティが関与することもできる。
RUM生成装置1300は、アクセスポイント、アクセス端末などにおいて使用され得、さらに本明細書で説明される様々な方法を実行する任意の適切な機能を備え得ることが認識されよう。
図14は、1つまたは複数の態様による、無線通信環境におけるノードにおける相対条件を比較して、いずれのノードが最も不利になっているかを特定することを容易にする比較装置1400の図である。比較装置1400はプロセッサ、ソフトウェアまたはプロセッサとソフトウェアの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表し得る一連の互いに関係する機能ブロックとして表される。例えば、比較装置1400は様々な図に関連して前述したような様々な動作を実行するモジュールを提供することができる。比較装置1400は、第1のノードにおいて使用され得、さらに少なくとも1つの第2のノードからRUMを受信する、RUM受信モジュール1402を含む。比較装置1400は、第2のノードから受信されたRUMに関連する情報に基づいて第2のノードの条件を判定する、条件判定モジュール1404と、第1のノードの条件を第2のノードの判定された条件と比較する比較モジュール1406とをさらに含むことができる。次に、判定するモジュール1404は、この比較に基づいて第1のキャリアでデータを送信すべきかどうかをさらに判定することができる。
他の様々な態様によれば、送信すべきかどうかの判定は第1のノードの条件が第2のノードの条件と比べてより良好であるか、実質的に等しいか、またはより悪いかに基づき得る。さらに、判定するモジュール1404は、第1のキャリアでデータ信号を送信する、第1のキャリアで送信要求メッセージを送信する、または第2のキャリアで送信要求メッセージを送信することができる。第2のキャリアで送信要求メッセージを送信する場合、第2のキャリアで送られる送信要求メッセージは、第1のキャリアでデータを送信する要求を含むことができる。比較装置1400は、アクセスポイントまたはアクセス端末において使用され得、さらに本明細書で説明される様々な方法を実行する任意の適切な機能を備え得ることが認識されよう。
図15は、1つまたは複数の態様による、キャリアマスキング系列に基づいてリソースを予約することを容易にする予約装置(reservation apparatus)1500の図である。予約装置1500はプロセッサ、ソフトウェアまたはプロセッサとソフトウェアの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表し得る一連の互いに関係する機能ブロックとして表される。例えば、予約装置1500は様々な図に関連して前述したような様々な動作を実行するモジュールを提供することができる。予約装置1500は、第1のノードにおいて使用され得、さらに複数のリソースに関係する条件を判定するモジュール1502を含む。予約装置1500は、その条件に基づいて複数のリソースからリソースの所望とされる量を識別するモジュール1504と、リソースの所望とされる量に基づいて複数のリソースの少なくとも1つに関してRUMを送信するモジュール1506とをさらに含むことができる。
情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のいずれかを使用して表され得ることが当業者には理解されよう。例えば、以上の説明の全体で言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光の場または粒子、あるいは以上の任意の組合せによって表現され得る。
本明細書で開示される態様に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェアとして実施されても、コンピュータソフトウェアとして実施されても、あるいはその両方の組合せとして実施されてもよいことは、当業者にはさらに理解されよう。このハードウェアとソフトウェアの互換性を明確に示すのに、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路及びステップが、概ね機能の点で以上に説明されてきた。そのような機能がハードウェアとして実施されるか、ソフトウェアとして実施されるかは、全体的なシステムに課される特定の応用上の制約及び設計上の制約に依存する。当業者は、説明される機能をそれぞれの特定の応用例に関して様々な仕方で実施することができるが、そのような実施上の決定が本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものと解釈されてはならない。
本明細書で開示される態様に関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接にプロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはこの2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルなディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている他の任意の形態の記憶媒体の中に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体から情報を読み取ること、及び当該記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体化していてもよい。プロセッサと記憶媒体は、ASIC中に存在し得る。このASICは、ユーザ端末内に存在し得る。代替として、プロセッサと記憶媒体はユーザ端末内のディスクリートのコンポーネントとして存在してもよい。さらに、一部の態様において、任意の適切なコンピュータプログラム製品が本開示の態様の1つまたは複数と関係するコード(例えば、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能な)を含むコンピュータ可読媒体を備えることができる。一部の態様において、コンピュータプログラム製品は、実装材料を備えてもよい。
本明細書の教示は、様々な装置(例えば、デバイス)に組み込まれる(装置内部に実装される、または装置によって実行される)ことができる。例えば、各ノードは当技術分野においてアクセスポイント(AP)、NodeB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、eNodeB、基地局コントローラ(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、(基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または無線基地局(RBS)として構成されるか、あるいはそのような用語もしくは他の何らかの用語で呼ばれ得る。また、幾つかのノードは、加入者局とも呼ばれ得る。また、加入者局は加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイスまたはユーザ機器(equipment)としても知られ得る。一部の実施形態において、加入者局はセルラ電話機、コードレス電話機、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)電話機、(無線ローカルループ(WILL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続された他の何らかの適切な処理デバイスを備えることができる。従って、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話機(例えば、セルラ電話機またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、携帯情報端末)、エンターテイメントデバイス(例えば、音楽デバイスもしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、グローバルポジショニングシステムデバイス、あるいは無線媒体を介して通信するように構成された他の任意の適切なデバイスに組み込まれ得る。
無線デバイスは、任意の適切な無線通信技術に基づくか、またはそれ以外でそのような技術をサポートする1つまたは複数の無線通信リンクを介して通信することができる。例えば、一部の態様において無線デバイスはネットワークに関連し得る。一部の態様において、当該ネットワークはボディエリアネットワークまたはパーソナルエリアネットワーク(例えば、超広帯域ネットワーク)を含み得る。一部の態様において、ネットワークはローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークを含み得る。無線デバイスは、例えば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX及びWi−Fiなどの様々な無線通信技術、無線通信プロトコル、または無線通信標準の1つまたは複数をサポートするか、またはそれ以外で使用することができる。同様に、無線デバイスは様々な対応する変調スキームまたは多重化スキームの1つまたは複数をサポートするか、またはそれ以外で使用することができる。このため、無線デバイスは以上のまたはその他の無線通信技術を使用して1つまたは複数の無線通信リンクを確立し、そのようなリンクを介して通信する適切なコンポーネント(例えば、無線インタフェース)を含むことができる。例えば、デバイスは無線媒体を介する通信を容易にする様々なコンポーネント(例えば、信号発生器及び信号プロセッサ)を含むことが可能な関連する送信機コンポーネント及び受信機コンポーネントを有する無線トランシーバを含むことができる。
本明細書で開示される態様に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、論理モジュール及び論理回路は、集積回路(IC)、アクセス端末またはアクセスポイントの内部に実装されるか、あるいはIC、アクセス端末またはアクセスポイントによって実行され得る。ICは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートのゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートのハードウェアコンポーネント、電気コンポーネント、光コンポーネント、機械コンポーネント、または本明細書で説明される機能を実行するように設計された以上の任意の組合せを含むことができ、さらにICの内部、ICの外部またはICの内部と外部の両方に存在するコードもしくは命令を実行し得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでよいが、代替として任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたは状態機械であってもよい。また、プロセッサはコンピューティングデバイスの組合せとして、例えばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成としても実施され得る。
開示される態様の以上の説明は、任意の当業者が本開示を作製したり、使用したりできるように与えられる。これらの態様の様々な変形は当業者には自明であり、本明細書で規定される一般的な原理は本開示の範囲を逸脱することなく、他の態様にも適用され得る。このため、本開示は本明細書で示される態様に限定されることは意図されず、本明細書で開示される原理及び新規な特徴と合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信の方法であって、
複数のリソースに関係する条件を決定することと、
前記条件に基づいて前記複数のリソースからリソースの所望される量を識別することと、及び
前記リソースの所望される量に基づいて前記複数のリソースの少なくとも1つについてのRUM(リソース利用メッセージ)を送信することと、を備える方法。
[C2]
前記条件は、前記複数のリソースに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)及びスペクトル効率のレベルの少なくとも1つを含むC1に記載の方法。
[C3]
前記条件は、前記複数のリソースに関するサービス品質(QoS)要件を含み、前記QoS要件は、データ転送速度、送信されるべきデータの量、レイテンシレイテンシのレベル及びトラヒッククラス、の少なくとも1つを含むC1に記載の方法。
[C4]
前記決定することは、
信号を受信すること及びと、
前記信号から前記条件を導き出すことと、を備えるC1に記載の方法。
[C5]
前記信号は、前記複数のリソースの好ましい量の指示を含むC4に記載の方法。
[C6]
前記信号は、関連するノードにおいて特定された前記複数のリソースに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、スペクトル効率のレベル及び少なくとも1つの受信されたRUM、の少なくとも1つの指示を含むC4に記載の方法。
[C7]
前記識別することは、
前記条件に基づいて重みを決定すること及びと、
前記重みに基づいてリソースの前記所望される量を選択することと、を備えるC1に記載の方法。
[C8]
前記識別することは、
関連するノードの数を特定すること及びと、
前記関連するノードの数に基づいてリソースの前記所望される量を選択することと、を備えるC1に記載の方法。
[C9]
前記選択することは、前記関連するノードの数に比例してリソースの前記所望される量を選択すること、を備えるC8に記載の方法。
[C10]
前記識別することは、
関連するノードの優先度を特定すること及びと、
前記優先度に基づいて前記リソースの所望される量を選択することと、を備えるC1に記載の方法。
[C11]
無線データ通信のための装置であって、
複数のリソースに関係する条件を決定する手段と、
前記条件に基づいて前記複数のリソースからリソースの所望される量を識別する手段と、
前記リソースの所望される量に基づいて前記複数のリソースの少なくとも1つについてのリソース利用メッセージ(RUM)を送信する手段と、を備える装置。
[C12]
前記条件は、前記複数のリソースに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)及びスペクトル効率のレベル、の少なくとも1つを備えるC11に記載の装置。
[C13]
前記条件は、前記複数のリソースに関するサービス品質(QoS)要件を含み、前記QoS要件は、データ転送速度、送信されるべきデータの量、レイテンシのレベル及びトラヒッククラス、の少なくとも1つを含むC11に記載の装置。
[C14]
前記決定手段は、
信号を受信する手段と、
前記信号から前記条件を導き出す手段と、を備えるC11に記載の装置。
[C15]
前記信号は、前記複数のリソースの好ましい量の指示を含むC14に記載の装置。
[C16]
前記信号は、関連するノードにおいて特定された前記複数のリソースに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、スペクトル効率のレベル及び1つまたは複数の受信されたRUM、の少なくとも1つの指示を含むC14に記載の装置。
[C17]
前記識別手段は、
前記条件に基づいて重みを決定する手段と、
前記重みに基づいて前記リソースの所望される量を選択する手段と、を備えるC11に記載の装置。
[C18]
前記識別手段は、
関連するノードの数を特定する手段と、
前記関連するノードの数に基づいて前記リソースの所望される量を選択する手段と、を備えるC11に記載の装置。
[C19]
前記選択手段は、関連するノードの前記数に比例してリソースの前記所望される量を選択する手段を備えるC18に記載の装置。
[C20]
前記識別手段は、
関連するノードの優先度を特定する手段と、
前記優先度に基づいて前記リソースの所望される量を選択する手段と、を備えるC11に記載の装置。
[C21]
アンテナと、
前記アンテナに結合され、
前記アンテナを介して複数のリソースに関係する条件を決定し、
前記条件に基づいて前記複数のリソースからリソースの所望される量を識別し、さらに
前記リソースの所望される量に基づいて前記複数のリソースの少なくとも1つについてのリソース利用メッセージ(RUM)を送信するように構成された処理システムと、を備えるアクセスポイント。
[C22]
トランスデューサと、
前記トランスデューサに結合され、
前記トランスデューサで使用可能なデータを通信するのに使用可能な複数のリソースに関係する条件を特定し、
前記条件に基づいて前記複数のリソースからリソースの所望される量を識別し、さらに
前記リソースの所望される量に基づいて前記複数のリソースの少なくとも1つについてのリソース利用メッセージ(RUM)を送信するように構成された処理システムと、を備えるアクセス端末。
[C23]
無線データ通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
複数のリソースに関係する条件を決定し、
前記条件に基づいて前記複数のリソースからリソースの所望される量を識別し、さらに
前記リソースの所望される量に基づいて前記複数のリソースの少なくとも1つについてのリソース利用メッセージ(RUM)を送信するように実行可能なコードを含むコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
[C24]
無線データ通信のための装置であって、
複数のリソースに関係する条件を決定し、
前記条件に基づいて前記複数のリソースからリソースの所望される量を識別し、さらに
前記リソースの所望される量に基づいて前記複数のリソースの少なくとも1つに関してリソース利用メッセージ(RUM)を送信するように構成された処理システムを備える装置。
[C25]
前記条件は、前記複数のリソースに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、(キャリア対干渉比(C/I)及びスペクトル効率のレベル、の少なくとも1つを含むC24に記載の装置。
[C26]
前記条件は、前記複数のリソースに関するサービス品質(QoS)要件を含み、前記QoS要件はデータ転送速度、送信されるべきデータの量、レイテンシのレベル及びトラヒッククラス、の少なくとも1つを含むC24に記載の装置。
[C27]
前記処理システムは、信号を受信し、さらに前記信号から前記条件を導き出すようにさらに構成されるC26に記載の装置。
[C28]
前記信号は、前記複数のリソースの好ましい量の指示を含むC27に記載の装置。
[C29]
前記信号は、関連するノードにおいて特定された前記複数のリソースに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、スペクトル効率のレベル及び1つまたは複数の受信されたRUM、の少なくとも1つの指示を含むC27に記載の装置。
[C30]
前記処理システムは、前記条件に基づいて重みを決定し、さらに前記重みに基づいて前記リソースの所望される量を選択するようにさらに構成されるC24に記載の装置。
[C31]
前記処理システムは、関連するノードの数を特定し、さらに前記関連するノードの数に基づいて前記リソースの所望される量を選択するようにさらに構成されるC24に記載の装置。
[C32]
前記処理システムは、前記関連するノードの数に比例して前記リソースの所望される量を選択するようにさらに構成されるC31に記載の装置。
[C33]
前記処理システムは、前記関連するノードの優先度を特定し、さらに前記優先度に基づいて前記リソースの所望される量を選択するようにさらに構成されるC24に記載の装置。

Claims (39)

  1. 無線通信の方法であって、
    無線通信のための装置によって、複数のキャリアに関係する条件を決定することと、ここにおいて前記条件は、前記複数のキャリアに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、及びスペクトル効率のレベルの少なくとも1つを備える、
    前記装置によって、前記条件および前記複数のキャリアがブロックされるべき優先度の順序に基づいて前記複数のキャリアからキャリアの所望される数を識別することと、及び
    前記装置によって、前記キャリアの識別された所望される数に基づいて前記複数のキャリアの少なくとも1つの選択されたキャリアについてのRUM(リソース利用メッセージ)を送信することと、ここにおいて前記RUMが、前記選択されたキャリア上で送信し、前記装置の近辺における干渉する送信側ノードが前記選択されたキャリア上で送信することをブロックするための前記装置による要求を示す、
    を備える方法。
  2. 前記条件は、前記複数のキャリアに関するサービス品質(QoS)要件を含み、前記QoS要件は、データ転送速度、送信されるべきデータの量、レイテンシのレベル及びトラヒッククラス、の少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記決定することは、
    信号を受信することと、
    前記信号から前記条件を導き出すことと、を備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記信号は、前記複数のキャリアの好ましい数の指示を含む請求項に記載の方法。
  5. 前記信号は、関連するノードにおいて特定された前記複数のキャリアに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、スペクトル効率のレベル及び少なくとも1つの受信されたRUM、の少なくとも1つの指示を含む請求項に記載の方法。
  6. 前記識別することは、
    前記条件に基づいて重みを決定することと、
    前記重みに基づいてキャリアの前記所望される数を選択することと、を備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記識別することは、
    関連するノードの数を特定することと、
    前記関連するノードの数に基づいてキャリアの前記所望される数を選択することと、を備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記選択することは、前記関連するノードの数に比例してキャリアの前記所望される数を選択すること、を備える請求項に記載の方法。
  9. 前記識別することは、
    関連するノードの優先度を特定することと、
    前記優先度に基づいて前記キャリアの所望される数を選択することと、を備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記キャリアの所望される数は、前記装置が他の装置による使用からブロックすることを所望するキャリアの数である請求項1に記載の方法。
  11. 前記条件が後続して向上するかを特定することと、
    前記条件が向上した場合、前記キャリアの所望される数を減らすことと、をさらに備える請求項10に記載の方法。
  12. 前記キャリアの所望される数は不利の度合いを示し、前記不利は前記装置に関する目標値対実際の値の比の関数である請求項1に記載の方法。
  13. 前記目標値及び実際の値は、スループット、スペクトル効率、レイテンシ、干渉またはデータ転送速度の少なくとも1つに基づく請求項12に記載の方法。
  14. 前記RUMは、前記装置が前記干渉する送信側ノードからの干渉のために送信において経験している不利の度合いを示す重みをさらに備える請求項1に記載の方法。
  15. 前記送信することは、前記装置の近辺における前記干渉する送信側ノードに前記RUMをブロードキャストすることを備える請求項1に記載の方法。
  16. 前記送信することは、前記干渉する送信側ノードによる干渉が干渉の所定のしきい値のレベルを超えていることを特定することにさらに基づく請求項1に記載の方法。
  17. 無線データ通信のための装置であって、
    複数のキャリアに関係する条件を決定する手段と、ここにおいて前記条件は、前記複数のキャリアに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、及びスペクトル効率のレベルの少なくとも1つを備える、
    前記条件および前記複数のキャリアがブロックされるべき優先度の順序に基づいて前記複数のキャリアからキャリアの所望される数を識別する手段と、
    前記キャリアの識別された所望される数に基づいて前記複数のキャリアの少なくとも1つの選択されたキャリアについてのリソース利用メッセージ(RUM)を送信する手段と、ここにおいて前記RUMが、前記選択されたキャリア上で送信し、前記装置の近辺における干渉する送信機が前記選択されたキャリア上で送信することをブロックするための前記装置による要求を示す、を備える装置。
  18. 前記条件は、前記複数のキャリアに関するサービス品質(QoS)要件を含み、前記QoS要件は、データ転送速度、送信されるべきデータの量、レイテンシのレベル及びトラヒッククラス、の少なくとも1つを含む請求項17に記載の装置。
  19. 前記決定手段は、
    信号を受信する手段と、
    前記信号から前記条件を導き出す手段と、を備える請求項17に記載の装置。
  20. 前記信号は、前記複数のキャリアの好ましい数の指示を含む請求項19に記載の装置。
  21. 前記信号は、関連するノードにおいて特定された前記複数のキャリアに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、スペクトル効率のレベル及び1つまたは複数の受信されたRUM、の少なくとも1つの指示を含む請求項19に記載の装置。
  22. 前記識別手段は、
    前記条件に基づいて重みを決定する手段と、
    前記重みに基づいて前記キャリアの所望される数を選択する手段と、を備える請求項17に記載の装置。
  23. 前記識別手段は、
    関連するノードの数を特定する手段と、
    前記関連するノードの数に基づいて前記キャリアの所望される数を選択する手段と、を備える請求項17に記載の装置。
  24. 前記選択手段は、関連するノードの前記数に比例してキャリアの前記所望される数を選択する手段を備える請求項23に記載の装置。
  25. 前記識別手段は、
    関連するノードの優先度を特定する手段と、
    前記優先度に基づいて前記キャリアの所望される数を選択する手段と、を備える請求項17に記載の装置。
  26. アンテナと、
    前記アンテナに結合され、
    前記アンテナを介して複数のキャリアに関係する条件を決定し、ここにおいて前記条件は、前記複数のキャリアに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、及びスペクトル効率のレベルの少なくとも1つを備える、
    前記条件および前記複数のキャリアがブロックされるべき優先度の順序に基づいて前記複数のキャリアからキャリアの所望される数を識別し、
    前記キャリアの識別された所望される数に基づいて前記複数のキャリアの少なくとも1つの選択されたキャリアについてのリソース利用メッセージ(RUM)を送信するここにおいて前記RUMが、前記選択されたキャリア上で送信し、アクセスポイントの近辺における干渉する送信側ノードが前記選択されたキャリア上で送信することをブロックするための前記アクセスポイントによる要求を示す、
    ように構成された処理システムと、を備える、アクセスポイント。
  27. トランスデューサと、
    前記トランスデューサに結合され、
    前記トランスデューサで使用可能なデータを通信するのに使用可能な複数のキャリアに関係する条件を特定し、ここにおいて前記条件は、前記複数のキャリアに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、及びスペクトル効率のレベルの少なくとも1つを備える、
    前記条件および前記複数のキャリアがブロックされるべき優先度の順序に基づいて前記複数のキャリアからキャリアの所望される数を識別することと、
    前記キャリアの識別された所望される数に基づいて前記複数のキャリアの少なくとも1つの選択されたキャリアについてのリソース利用メッセージ(RUM)を送信する、ここにおいて前記RUMが、前記選択されたキャリア上で送信し、前記アクセス端末の近辺における干渉する送信側ノードが前記選択されたキャリア上で送信することをブロックするための前記アクセス端末による要求を示す
    ように構成された処理システムと、を備える、アクセス端末。
  28. 無線データ通信のためのコンピュータ可読記録媒体であって、
    複数のキャリアに関係する条件を決定し、ここにおいて前記条件は、前記複数のキャリアに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、及びスペクトル効率のレベルの少なくとも1つを備え、
    前記条件および前記複数のキャリアがブロックされるべき優先度の順序に基づいて前記複数のキャリアからキャリアの所望される数を識別し、
    前記キャリアの識別された所望される数に基づいて前記複数のキャリアの少なくとも1つの選択されたキャリアについてのリソース利用メッセージ(RUM)を送信する、ここにおいて前記RUMが、前記選択されたキャリア上で送信し、前記コンピュータ可読記録媒体の近辺における干渉する送信側ノードが前記選択されたキャリア上で送信することをブロックするための前記コンピュータ可読記録媒体による要求を示す
    ように実行可能なコードを含む非トランジトリなコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータ可読記録媒体。
  29. 無線データ通信のための装置であって、
    複数のキャリアに関係する条件を決定し、ここにおいて前記条件は、前記複数のキャリアに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、及びスペクトル効率のレベルの少なくとも1つを備え、
    前記条件および前記複数のキャリアがブロックされるべき優先度の順序に基づいて前記複数のキャリアからキャリアの所望される数を識別し、
    前記キャリアの識別された所望される数に基づいて前記複数のキャリアの少なくとも1つの選択されたキャリアに関してリソース利用メッセージ(RUM)を送信する、ここにおいて前記RUMが、前記選択されたキャリア上で送信し、前記装置の近辺における干渉する送信側ノードが前記選択されたキャリア上で送信することをブロックするための前記装置による要求を示す
    ように構成された処理システムを備える、装置。
  30. 前記条件は、前記複数のキャリアに関するサービス品質(QoS)要件を含み、前記QoS要件はデータ転送速度、送信されるべきデータの量、レイテンシのレベル及びトラヒッククラス、の少なくとも1つを含む請求項29に記載の装置。
  31. 前記処理システムは、信号を受信し、さらに前記信号から前記条件を導き出すようにさらに構成される請求項30に記載の装置。
  32. 前記信号は、前記複数のキャリアの好ましい数の指示を含む請求項31に記載の装置。
  33. 前記信号は、関連するノードにおいて特定された前記複数のキャリアに関する干渉/熱雑音(IOT)のレベル、キャリア対干渉比(C/I)、スペクトル効率のレベル及び1つまたは複数の受信されたRUM、の少なくとも1つの指示を含む請求項31に記載の装置。
  34. 前記処理システムは、前記条件に基づいて重みを決定し、さらに前記重みに基づいて前記キャリアの所望される数を選択するようにさらに構成される請求項29に記載の装置。
  35. 前記処理システムは、関連するノードの数を特定し、さらに前記関連するノードの数に基づいて前記キャリアの所望される数を選択するようにさらに構成される請求項29に記載の装置。
  36. 前記処理システムは、前記関連するノードの数に比例して前記キャリアの所望される数を選択するようにさらに構成される請求項35に記載の装置。
  37. 前記処理システムは、関連するノードの優先度を特定し、さらに前記優先度に基づいて前記キャリアの所望される数を選択するようにさらに構成される請求項34に記載の装置。
  38. コンピュータに、請求項1−及び1118の1つに従って前記方法を実行させるプログラム。
  39. プログラムがコンピュータに、請求項1−及び1116の1つに従って前記方法を実行させる、前記プログラムを記録したコンピュータ可読記憶媒体。
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