JP5537700B2 - 半導体発光装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、半導体発光装置に関する。
半導体層における一方の主面側にn側電極とp側電極が形成されたLED(Light Emitting Diode)チップを、例えばはんだを用いてフリップチップ実装する技術が知られている。フリップチップ構造においては、小型化を図りつつ、信頼性を損ねないことが要求される。
特開2000−244012号公報 特開2005−79551号公報
実施形態は、信頼性に優れた半導体発光装置を提供する。
実施形態によれば、半導体発光装置は、半導体層と、第1の電極と、第2の電極と、第1の配線層と、第2の配線層と、第1の金属ピラーと、第2の金属ピラーと、樹脂層と、を備えている。前記半導体層は、第1の主面と、その反対側に形成された第2の主面と、発光層とを含む。前記第1の電極は、前記第2の主面における前記発光層を有する領域に設けられている。前記第2の電極は、前記第2の主面における前記発光層を有しない領域に設けられている。前記第1の配線層は、前記半導体層の前記第2の主面側に設けられ、前記第1の電極と接続されている。前記第2の配線層は、前記半導体層の前記第2の主面側に設けられ、前記第2の電極と接続されている。前記第1の金属ピラーは、前記第1の配線層における前記第1の電極に対する反対側の面に設けられ、凹凸が形成された側面を有する。前記第2の金属ピラーは、前記第2の配線層における前記第2の電極に対する反対側の面に設けられ、凹凸が形成された側面を有する。前記樹脂層は、前記第1の金属ピラーの側面及び前記第2の金属ピラーの側面を覆っている。
第1実施形態に係る半導体発光装置の模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第1実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第2実施形態に係る半導体発光装置の模式図。 第2実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第3実施形態に係る半導体発光装置の模式図。 第3実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第3実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第3実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第3実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第4実施形態に係る半導体発光装置の模式図。 第4実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第4実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第4実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 第4実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 レンズ及び蛍光体層の変形例を示す模式図。 実装時のトゥームストーン不良を示す模式図。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。また、工程を表す図面においては、ウェーハ状態における一部の領域を表す。
(第1実施形態)
図1(a)は第1実施形態に係る半導体発光装置の模式断面図であり、図1(b)はその下面図である。
本実施形態に係る半導体発光装置は、半導体層15における一方の主面(第2の主面)側に電極及び配線層が設けられた構造を有する。第2の主面の反対側の第1の主面15aから、主として光が取り出される。
半導体層15は、第1の半導体層11と第2の半導体層13を有する。第1の半導体層11は、例えばn型のGaN層であり、電流の横方向経路として機能する。但し、第1の半導体層11の導電型はn型に限らず、p型であってもよい。第2の半導体層13は、発光層(活性層)12を、n型層とp型層とで挟んだ積層構造を有する。
半導体層15の第2の主面側は凹凸形状に加工され、第2の主面側には上段部と下段部が設けられている。第1の主面15aから見て下段部よりも上段側に位置する上段部は、発光層12を含む。下段部は、発光層12を含まず、発光層12の外周よりも外側に設けられている。
上段部の表面である第2の半導体層13の表面には、第1の電極としてp側電極16が設けられている。すなわち、p側電極16は、発光層12を有する領域に設けられている。下段部の第1の半導体層11の表面には、第2の電極としてn側電極17が設けられている。
図2(b)に、p側電極16とn側電極17の平面レイアウトの一例を示す。一つの半導体層15において、p側電極16の面積の方がn側電極17の面積よりも広い。したがって、発光領域を広く確保できる。
半導体層15の第2の主面側は、絶縁層18で覆われている。また、半導体層15の端部(側面)も、絶縁層18で覆われている。絶縁層18は、例えば、微細開口のパターニング性に優れたポリイミド等の樹脂である。あるいは、絶縁層18としてシリコン酸化物を用いてもよい。
絶縁層18において、半導体層15に対する反対側の面は平坦化され、その面に第1の配線層としてのp側配線層21と、第2の配線層としてのn側配線層22が設けられている。p側配線層21は、p側電極16に達して絶縁層18に形成された第1の開口18a内にも設けられ、p側電極16と接続されている。n側配線層22は、n側電極17に達して絶縁層18に形成された第2の開口18b内にも設けられ、n側電極17と接続されている。
p側配線層21においてp側電極16に対する反対側の面には、第1の金属ピラーとしてp側金属ピラー23が設けられている。n側配線層22においてn側電極17に対する反対側の面には、第2の金属ピラーとしてn側金属ピラー24が設けられている。
p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面には、絶縁膜26が形成されている。p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24は例えば銅からなるもしくは銅を主として含む。絶縁膜26は、その銅よりもはんだに対するぬれ性(solder wettability)が悪い。はんだのぬれ性は、金属表面で溶融したはんだがはじけないで広がる性質を表す。例えば、絶縁膜26は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜等の無機膜である。
図1(b)に示すように、絶縁膜26は、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの側面の周囲を連続して覆っている。また、絶縁膜26は、絶縁層18上におけるp側配線層21とn側配線層22との間の部分にも形成されている。
絶縁膜26の周囲、p側配線層21およびn側配線層22は、樹脂層25で覆われている。樹脂層25は、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24との間に充填され、それらを補強する。p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの下面は、樹脂層25から露出している。
n側配線層22とn側金属ピラー24とが接触する面積は、n側配線層22とn側電極17とが接触する面積より大きい。
すなわち、半導体層15において発光層12を含まない部分に設けられたn側電極17と接続するn側配線層22の面積は、n側電極17側の面よりも、n側電極17とは反対側の面において大きくなっている。また、n側配線層22の一部は、絶縁層18上を、発光層12の下に重なる位置まで延在する。
これにより、より広い発光層12によって高い光出力を保ちつつ、半導体層15における発光層12を含まない部分の狭い面積に設けられたn側電極17から、n側配線層22を介して、より広い引き出し電極を形成できる。
第1の半導体層11は、n側電極17及びn側配線層22を介してn側金属ピラー24と電気的に接続されている。第2の半導体層13は、p側電極16及びp側配線層21を介してp側金属ピラー23と電気的に接続されている。
n側金属ピラー24及びp側金属ピラー23における樹脂層25から露出する下面には、図1(c)に示すように、例えばボール状のはんだ50などの外部端子が設けられる。半導体発光装置は、はんだ50及び実装基板81上に形成されたパッド82a、82b、配線等を介して、外部回路と電気的に接続可能である。はんだ50は、例えば、スズ(Sn)、銀(Ag)、ビスマス(Bi)、銅(Cu)などを含む。
あるいは、n側金属ピラー24及びp側金属ピラー23の下面を、不活性な金属、例えば金などで被覆してもかまわない。この場合、はんだペーストが印刷された実装基板81上に半導体発光装置が実装され、金表面にはんだが濡れて接続されることになる。その他、OSP(organic solderbility preservatives)と呼ばれる揮発性の有機薄膜を、n側金属ピラー24及びp側金属ピラー23の下面に被覆しておくことも可能である。この場合は、OSPに被覆されることによって酸化が抑制された銅表面に対して、はんだが濡れて接続される。
n側金属ピラー24及びp側金属ピラー23のそれぞれの厚み(図1(a)において上下方向の厚み)は、半導体層15、n側電極17、p側電極16、絶縁層18、n側配線層22およびp側配線層21を含む積層体の厚みよりも厚い。各金属ピラー23、24のアスペクト比(平面サイズに対する厚みの比)は1以上であることに限らず、その比は1よりも小さくてもよい。すなわち、金属ピラー23、24は、その平面サイズよりも厚みが小さくてもよい。
本実施形態の構造によれば、半導体層15が薄くても、n側金属ピラー24、p側金属ピラー23および樹脂層25を厚くすることで機械的強度を保つことが可能となる。また、実装基板81に実装した場合に、はんだ50を介して半導体層15に加わる応力をn側金属ピラー24とp側金属ピラー23が吸収することで緩和することができる。
n側配線層22、p側配線層21、n側金属ピラー24、p側金属ピラー23の材料としては、銅、金、ニッケル、銀などを用いることができる。これらのうち、良好な熱伝導性、高いマイグレーション耐性及び絶縁材との優れた密着性を備えた銅がより好ましい。
n側金属ピラー24及びp側金属ピラー23を補強する役目をする樹脂層25は、実装基板81と熱膨張率が同じもしくは近いものを用いるのが望ましい。そのような樹脂層25として、例えばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂などを一例として挙げることができる。
半導体層15の第1の主面15a上には、レンズ27及び蛍光体層28が設けられている。蛍光体層28は、発光層12からの光を吸収し波長変換光を放出可能である。このため発光層12からの光と蛍光体層28における波長変換光との混合光が放出可能となる。例えば発光層12を窒化物系とすると、その発光層12からの青色光と、例えば黄色蛍光体層28における波長変換光である黄色光との混合色として白色または電球色などを得ることができる。また、蛍光体層28は、複数種の蛍光体(例えば、赤色蛍光体と緑色蛍光体)を含む構成であってもよい。
発光層12から発光された光は、主に、第1の半導体層11、第1の主面15a、レンズ27および蛍光体層28を進んで、外部に放出される。
次に、図2(a)〜図12(b)を参照して、本実施形態に係る半導体発光装置の製造方法について説明する。
まず、基板10の主面上に第1の半導体層11を形成し、その上に発光層12を含む第2の半導体層13を形成する。これら半導体層15が例えば窒化物系半導体の場合、半導体層15は例えばサファイア基板上に結晶成長させることができる。
次に、図示しないレジストを用いた例えばRIE(Reactive Ion Etching)法で、図2(a)及びその下面図である図2(b)に示すように、半導体層15を貫通して基板10に達する分離溝14を形成する。分離溝14は、基板10上で例えば格子状に形成され、半導体層15を複数に分離する。
また、図示しないレジストを用いた例えばRIE法で、発光層12を含む第2の半導体層13の一部を除去して、第1の半導体層11の一部を露出させる。これにより、半導体層15の第2の主面側に、基板10から見て相対的に上段に位置する上段部と、上段部よりも基板10側の下段に位置する下段部が形成される。上段部は発光層12を含み、下段部は発光層12を含まない。
そして、上段部の表面(第2の半導体層13の表面)にp側電極16を、下段部の表面(第1の半導体層11の表面)にn側電極17を形成する。p側電極16とn側電極17はどちらを先に形成してもよく、あるいはp側電極16とn側電極17とを同じ材料で同時に形成してもよい。
次に、基板10上の露出している部分すべてを絶縁層18で覆った後、図3(a)に示すように、例えばウェットエッチングにより絶縁層18をパターニングし、絶縁層18に選択的に第1の開口18aと第2の開口18bを形成する。第1の開口18aは、p側電極16に達する。第2の開口18bは、n側電極17に達する。分離溝14には、絶縁層18が充填される。
次に、図3(b)に示すように、絶縁層18の表面、第1の開口18aおよび第2の開口18bの内面に、連続したシードメタル19を形成する。さらに、シードメタル19上に選択的にレジスト41を形成し、シードメタル19を電流経路としたCu電解メッキを行う。
これにより、図4(a)及びその下面図である図4(b)に示すように、シードメタル19上に、選択的にp側配線層21とn側配線層22が形成される。p側配線層21及びn側配線層22はメッキ法により同時に形成される銅材料からなる。p側配線層21は、第1の開口18a内にも形成され、シードメタル19を介してp側電極16と接続される。n側配線層22は、第2の開口18b内にも形成され、シードメタル19を介してn側電極17と接続される。
n側配線層22においてn側電極17に対する反対側の面は、n側電極17と接続する面よりも大きな面積でもって、絶縁層18の表面上にパッド状に形成される。同様に、p側配線層21においてp側電極16に対する反対側の面は、p側電極16と接続する面よりも大きな面積でもって、絶縁層18の表面上にパッド状に形成される。
p側配線層21及びn側配線層22のメッキに使ったレジスト41は、例えば薬液で除去される(図5(a))。この後、図5(b)に示すように、金属ピラー形成用の別のレジスト42を形成し、シードメタル19を電流経路としたCu電解メッキを行う。レジスト42は、レジスト41よりも厚い。
これにより、図6(a)及びその下面図である図6(b)に示すように、p側配線層21上にp側金属ピラー23が形成され、n側配線層22上にn側金属ピラー24が形成される。p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24は、メッキ法により同時に形成される銅材料からなる。
レジスト42は、例えば薬液で除去される(図7(a))。この後、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24をマスクにして、シードメタル19の露出している部分をウェットエッチングする(図7(b))。これにより、p側配線層21とn側配線層22とのシードメタル19を介した電気的接続が分断される。
次に、基板10上の露出部に、例えば、CVD(chemical vapor deposition)法もしくはスパッタ法などのPVD(physical vapor deposition)法で、絶縁膜26を形成する。図8(a)に示すように、絶縁膜26は、p側金属ピラー23の側面、その下面、n側金属ピラー24の側面およびその下面を覆う。また、絶縁膜26は、シードメタル19が除去された部分の絶縁層18の表面にも形成される。
次に、図8(b)に示すように、絶縁層18に対して樹脂層25を積層させる。樹脂層25は、絶縁膜26で覆われた部分を覆う。すなわち、樹脂層25は、p側配線層21とn側配線層22との間、およびp側金属ピラー23とn側金属ピラー24との間に充填される。p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの周囲は、絶縁膜26を介して、樹脂層25で覆われる。
この後、図9(a)及び(b)に示すように、基板10を除去する。基板10は、例えばレーザーリフトオフ法により除去される。具体的には、基板10の裏面側から第1の半導体層11に向けてレーザ光が照射される。レーザ光は、基板10に対して透過性を有し、第1の半導体層11に対しては吸収領域となる波長を有する。
レーザ光が基板10と第1の半導体層11との界面に到達すると、その界面付近の第1の半導体層11はレーザ光のエネルギーを吸収して分解する。例えば、第1の半導体層11がGaNの場合、Gaと窒素ガスに分解する。この分解反応により、基板10と第1の半導体層11との間に微小な隙間が形成され、基板10と第1の半導体層11とが分離する。
レーザ光の照射を、設定された領域ごとに複数回に分けてウェーハ全体にわたって行い、基板10を除去する。第1の主面15a上から基板10が除去されることで、光取り出し効率の向上を図れる。
基板10が除去された面は洗浄され、さらにフロスト処理により粗面化される。第1の主面15aが粗面化されることで、光取り出し効率を向上できる。
その後、図10(a)に示すように、第1の主面15a上にレンズ27が形成され、さらに図10(b)に示すように、レンズ27上に蛍光体層28が形成される。例えば、蛍光体粒子が分散された液状の透明樹脂をスピンコート法で塗布した後、熱硬化させることで、蛍光体層28が形成される。
その後、樹脂層25の裏面を研削する。さらに、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの下面に形成された絶縁膜26を除去する。これにより、図11(a)及びその下面図である図11(b)に示すように、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの下面が露出する。
その後、分離溝14(図2(a)、(b))の位置でダイシングし、複数の半導体発光装置に個片化する(図12(a)、(b))。ダイシング時、基板10はすでに除去されている。さらに、分離溝14には、半導体層15は存在せず、絶縁層18として樹脂を埋め込んでおけば、容易にダイシングでき生産性を向上できる。さらに、ダイシング時に半導体層15が受けるダメージを回避することができる。また、個片化後に、半導体層15の端部(側面)が樹脂で覆われて保護された構造が得られる。
個片化された半導体発光装置は、1つの半導体層15を含むシングルチップ構造であってもよいし、複数の半導体層15を含むマルチチップ構造であってもよい。
ここで、図26は、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面を直接樹脂層25で覆った比較例の構造の実装不良を示す。図26は、ダイシング時に樹脂層25の一部が剥離し、例えばp側金属ピラー23の側面が露出した状態を表す。
この状態で、実装時のリフローではんだ50が溶融すると、露出されたピラー側面をはんだ50がぬれて這い上がり、片方のピラー(この場合n側金属ピラー24)側を浮き上がらせるようにデバイスが傾くトゥームストーン(tombstone)不良が発生することがある。浮き上がったn側金属ピラー24はパッド82bに対して接合されない。
p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24は、放熱性、コスト、メッキ法による安定したプロセスなどを考慮すると銅が望ましい。しかし、はんだは、銅に対して非常にぬれ性に優れ、トゥームストーン不良が起こりやすい。
また、正常に実装できたとしても、導電面であるピラー側面が露出しているため、ゴミによるショート等の電気的不良が起こりやすくなる。
本実施形態では、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面を絶縁膜26で覆っている。したがって、ダイシング時に樹脂層25の欠けや剥離が生じても、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面が露出しない。そして、絶縁膜26は、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を構成する金属(例えば銅)よりも、はんだに対するぬれ性が悪い無機膜である。このため、はんだ50のリフロー時に絶縁膜26が露出していても、はんだ50がピラー側面の絶縁膜26にぬれ上がるのを抑制できる。この結果、接合不良や、ゴミによるショート等を回避できる。
絶縁膜26として、例えばCVD法またはPVD法で、シリコン酸化膜、シリコン窒化などの無機膜を形成すれば、安定したプロセスで確実にp側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面を連続して被覆することができる。
ダイシング領域である分離溝14は、デバイスが形成されない無効領域であり、なるべく幅は小さい方がよい。また、半導体発光装置の放熱性を高めるには、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24の断面積(平面サイズ)は大きい方がよい。分離溝14をより小さく、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24の断面積をより大きくすると、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のダイシング領域側の側面を覆う樹脂層25の被覆厚さが薄くなり、ダイシング時の欠けや剥離により、ピラー側面が露出しやすくなる。
しかし、本実施形態では、樹脂層25の欠けや剥離が生じても、露出されるのは絶縁膜26であり、実装不良やショート不良を回避できる。したがって、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面における樹脂層25の被覆厚さを必要以上に厚くしなくて済む。この結果、ダイシング領域の幅を狭くすることができ、ウェーハから取れるチップ数が増える。さらに、ピラー及びそれに接合されるはんだの断面積を大きくできるため、放熱性を高めることができる。
ダイシングされる前までの前述した各工程は、ウェーハ状態で一括して行われるため、個片化された個々のデバイスごとに、配線及びパッケージングを行う必要がなく、大幅な生産コストの低減が可能になる。すなわち、個片化された状態で、すでに配線及びパッケージングが済んでいる。また、個々のデバイスの平面サイズをベアチップ(半導体層15)の平面サイズに近くした小型化が容易になる。また、ウェーハレベルで検査することが可能となる。このため、生産性を高めることができ、その結果として価格低減が容易となる。
(第2実施形態)
図13(a)は第2実施形態に係る半導体発光装置の模式断面図であり、図13(b)はその下面図である。
本実施形態では、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面に絶縁膜31が形成されている。p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24は例えば銅からなるもしくは銅を主として含む。そして、絶縁膜31は、銅を黒化処理して得られた亜酸化銅の被膜である。この絶縁膜31は、銅よりもはんだに対するぬれ性が悪い。また、図13(b)に示すように、絶縁膜31は、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの側面の周囲を連続して覆っている。絶縁膜31の周囲、p側配線層21およびn側配線層22は、樹脂層25で覆われる。
亜酸化銅の被膜は樹脂との密着性に優れ、ダイシング時に樹脂層25の欠けや剥離が生じにくくできる。また、樹脂層25の欠けや剥離が生じても、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面が露出しない。そして、絶縁膜31は、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を構成する金属(例えば銅)よりも、はんだに対するぬれ性が悪いため、はんだのリフロー時に絶縁膜31が露出していても、はんだがピラー側面の絶縁膜31にぬれ上がるのを抑制できる。この結果、トゥームストーン現象による接合不良を回避できる。また、絶縁膜であるため、ゴミによるショート等を回避できる。
本実施形態に係る半導体発光装置は、図7(b)の工程までは、前述した第1実施形態と同様に進められる。
そして、図7(b)の工程、すなわち、シードメタル19の露出している部分をウェットエッチングして、p側配線層21とn側配線層22とのシードメタル19を介した電気的接続を分断した後、以下の工程が行われる。
例えば、亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウムとの混合溶液にウェーハを浸漬して、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24の露出面を黒化処理する。これにより、図14(a)に示すように、p側金属ピラー23の側面、その下面、n側金属ピラー24の側面およびその下面に、銅の黒化処理被膜である亜酸化銅の絶縁膜31が形成される。
次に、図14(b)に示すように、絶縁層18に対して樹脂層25を積層させ、以降、第1実施形態と同様にして各工程が進められる。
樹脂層25の裏面を研削し、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの下面に形成された絶縁膜31を除去することにより、図13(a)及び(b)に示すように、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの下面が露出する。
(第3実施形態)
図15(a)は第3実施形態に係る半導体発光装置の模式断面図であり、図15(b)はその下面図である。
本実施形態では、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面に、金属膜32が形成されている。金属膜32は、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24とは異なる金属からなる。金属膜32は、例えば、チタン(Ti)膜とニッケル(Ni)膜との積層膜である。p側配線層21、n側配線層22および樹脂層45との界面側にチタン膜が形成され、そのチタン膜上にニッケル膜が形成されている。チタン及びニッケルはいずれも、銅よりもはんだに対するぬれ性が悪い。
なお、金属膜32は、チタン膜とニッケル膜との積層膜に限らず、チタン膜もしくはニッケル膜のいずれか一方の膜だけでもよい。あるいは、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を構成する銅よりも、はんだに対するぬれ性が悪い他の金属膜を用いてもよい。
図15(b)に示すように、金属膜32は、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの側面の周囲を連続して覆っている。金属膜32の周囲、p側配線層21およびn側配線層22は、樹脂層45で覆われる。樹脂層45は、後述するように、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のメッキ時に使ったレジストをそのまま残したものである。
本実施形態においても、樹脂層45の欠けや剥離が生じても、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面は、金属膜32で覆われているために露出しない。そして、金属膜32は、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を構成する金属(例えば銅)よりも、はんだに対するぬれ性が悪いため、はんだのリフロー時に金属膜32が露出していても、はんだがピラー側面の金属膜32にぬれ上がるのを抑制できる。この結果、トゥームストーン現象による接合不良を回避できる。
本実施形態に係る半導体発光装置は、p側配線層21及びn側配線層22のメッキに使ったレジスト41の除去(図16(a))までは、前述した第1実施形態と同様に進められる。
この後、図16(b)に示すように、p側配線層21及びn側配線層22をマスクにして、シードメタル19の露出している部分をウェットエッチングする。これにより、p側配線層21とn側配線層22とのシードメタル19を介した電気的接続が分断される。
この後、図17(a)及びその下面図である図17(b)に示すように、メッキレジストを兼ねた樹脂層45を、絶縁層18、p側配線層21及びn側配線層22を覆うように形成した後、選択的に開口45a、45bする。開口45aはp側配線層21に達し、開口45bはn側配線層22に達する。
樹脂層45は硬化され、メッキ後も残される。したがって、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24の補強樹脂として信頼性に耐え得る材料が用いられる。
次に、図18(a)に示すように、樹脂層45の表面、開口45a、45b内の側面、p側配線層21及びn側配線層22の表面に、金属膜32を形成する。そして、その金属膜32をシードメタルとして用いて電解メッキを行う。
これにより、図18(b)に示すように、開口45aにp側金属ピラー23が形成され、開口45b内にn側金属ピラー24が形成される。p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24は、メッキ法により同時に形成される銅材料からなる。p側金属ピラー23は、金属膜32を介してp側配線層21と接続され、n側金属ピラー24は、金属膜32を介してn側配線22層と接続される。また、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面は、それぞれ金属膜32で覆われる。
その後、基板10を除去し、第1の主面15a上にレンズ27及び蛍光体層28を形成した後、開口45a、45b内から突出しているp側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を研削する。さらに、樹脂層45表面上の金属膜32を除去する。これにより、図19(a)及びその下面図である図19(b)に示すように、金属膜32を介した、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24との電気的接続が分断される。
(第4実施形態)
図20(a)は第4実施形態に係る半導体発光装置の模式断面図であり、図20(b)はその下面図である。
本実施形態では、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面に凹凸が形成されている。例えば、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの側面を囲む方向に、屏風(folding screen)のように凹凸が繰り返されている。
p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面は樹脂層25で覆われる。p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面に凹凸が形成されているため、それら側面と樹脂層25との密着力を高くできる。この結果、ダイシング時に樹脂層25の欠けや剥離が生じにくくでき、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面が露出してしまうのを抑制できる。
本実施形態に係る半導体発光装置は、図5(a)の工程までは、前述した第1実施形態と同様に進められる。
そして、絶縁層18における半導体層15に対する反対側の面に、p側配線層21及びn側配線層22を覆うレジスト42を形成する。この後、図21(a)及びその下面図である図21(b)に示すように、レジスト42に選択的に複数の開口42a、42bを形成する。開口42aはp側配線層21に達し、開口42bはn側配線層22に達する。各開口42a、42b内の側面には凹凸が形成される。
開口42a、42bは、図示しないマスクを用いたリソグラフィ法により形成される。そのマスクにおける開口42a、42bに対応するパターンに凹凸を形成しておくことで、レジスト42に形成される開口42a、42bにも凹凸が形成される。
この状態で電界メッキを行うことで、図22(a)及びその下面図である図22(b)に示すように、開口42a内にp側金属ピラー23が、開口42b内にn側金属ピラー24が形成される。開口42a、42b内の側面に凹凸が形成されているために、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面にも凹凸が形成される。
その後、レジスト42は、例えば薬液で除去される(図23(a))。この後、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24をマスクにして、シードメタル19の露出している部分をウェットエッチングする(図23(b))。これにより、p側配線層21とn側配線層22とのシードメタル19を介した電気的接続が分断される。
この後、第1実施形態と同様に、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24間に樹脂層25が充填される。さらに、その後、基板10を除去し、第1の主面15a上にレンズ27及び蛍光体層28を形成した後、樹脂層25の裏面を研削する。これにより、図24(a)及びその下面図である図24(b)に示すように、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの下面が露出される。
本実施形態は、p側金属ピラー23の側面及びn側金属ピラー24の側面を膜で覆う形態に比べて、工程数を少なくできる。
前述した各実施形態において、基板10をすべて除去しないで、薄く研削した上で第1の主面15a上に残してもよい。基板10を薄層化して残すことにより、基板10をすべて除去する構造よりも機械的強度を高めることができ、信頼性の高い構造とすることができる。また、基板10が残っていることで、個片化した後の反りを抑制でき、回路基板等への実装が容易になる。
また、図25(a)に示すように、第1の主面15a上に蛍光体層28を形成した後、その蛍光体層28上にレンズ51を設けてもよい。前述した実施形態では、凹状のレンズ27を例示したが、図25(a)に示すように凸状のレンズ51を用いてもよい。
あるいは、図25(b)に示すように、第1の主面15a上にレンズ51を形成した後、そのレンズ51を覆うように、蛍光体層28を形成してもよい。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、それらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形、代用、省略が可能である。
赤色蛍光体層は、例えば、窒化物系蛍光体CaAlSiN:Euやサイアロン系蛍光体を含有することができる。
サイアロン系蛍光体を用いる場合、特に、
(M1−x,Ra1AlSib1c1d1・・・組成式(1)
(MはSi及びAlを除く少なくとも1種の金属元素であり、特に、Ca若しくはSrの少なくとも一方が望ましい。Rは発光中心元素であり、特に、Euが望ましい。x、a1、b1、c1、d1は、次の関係を満たす。0<x≦1、0.6<a1<0.95、2<b1<3.9、0.25<c1<0.45、4<d1<5.7)を用いることが好ましい。
組成式(1)で表されるサイアロン系蛍光体を用いることで、波長変換効率の温度特性が向上し、大電流密度領域での効率をさらに向上させることができる。
黄色蛍光体層は、例えば、シリケート系蛍光体(Sr,Ca,Ba)SiO:Euを含有することができる。
緑色蛍光体層は、例えば、ハロ燐酸系蛍光体(Ba,Ca,Mg)10(PO・Cl:Euやサイアロン系蛍光体を含有することができる。
サイアロン系蛍光体を用いる場合、特に、
(M1−x,Ra2AlSib2c2d2・・・組成式(2)
(MはSi及びAlを除く少なくとも1種の金属元素であり、特に、Ca若しくはSrの少なくとも一方が望ましい。Rは発光中心元素であり、特に、Euが望ましい。x、a2、b2、c2、d2は、次の関係を満たす。0<x≦1、0.93<a2<1.3、4.0<b2<5.8、0.6<c2<1、6<d2<11)を用いることが好ましい。
組成式(2)で表されるサイアロン系蛍光体を用いることで、波長変換効率の温度特性が向上し、大電流密度領域での効率をさらに向上させることができる。
青色蛍光体層は、例えば、酸化物系蛍光体BaMgAl1017:Euを含有することができる。
10…基板、11…第1の半導体層、12…発光層、13…第2の半導体層、15…半導体層、15a…第1の主面、16…p側電極、17…n側電極、18…絶縁層、19…シードメタル、21…p側配線層、22…n側配線層、23…p側金属ピラー、24…n側金属ピラー、25,45…樹脂層、26,31…絶縁膜、28…蛍光体層、32…金属膜、41,42…レジスト、50…はんだ、81…実装基板

Claims (9)

  1. 第1の主面と、その反対側に形成された第2の主面と、発光層とを含む半導体層と、
    前記第2の主面における前記発光層を有する領域に設けられた第1の電極と、
    前記第2の主面における前記発光層を有しない領域に設けられた第2の電極と、
    前記半導体層の前記第2の主面側に設けられ、前記第1の電極と接続された第1の配線層と、
    前記半導体層の前記第2の主面側に設けられ、前記第2の電極と接続された第2の配線層と、
    前記第1の配線層における前記第1の電極に対する反対側の面に設けられ、凹凸が形成された側面を有する第1の金属ピラーと、
    前記第2の配線層における前記第2の電極に対する反対側の面に設けられ、凹凸が形成された側面を有する第2の金属ピラーと、
    前記第1の金属ピラーの側面及び前記第2の金属ピラーの側面を覆う樹脂層と、
    を備えたことを特徴とする半導体発光装置。
  2. 前記第1の金属ピラー及び前記第2の金属ピラーのそれぞれの厚みは、前記半導体層、前記第1の電極、前記第2の電極、前記第1の配線層及び前記第2の配線層を含む積層体の厚みよりも厚いことを特徴とする請求項1記載の半導体発光装置。
  3. 前記第1の電極の面積は、前記第2の電極の面積よりも広いことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体発光装置。
  4. 前記第2の配線層と前記第2の金属ピラーとが接触する面積は、前記第2の配線層と前記第2の電極とが接触する面積より大であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  5. 前記第2の配線層の一部は、前記発光層に重なる位置まで延在することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  6. 前記半導体層の前記第2の主面側に設けられた絶縁層をさらに備え、
    前記第1の配線層は前記絶縁層を貫通して前記第1の電極に達し、前記第2の配線層は前記絶縁層を貫通して前記第2の電極に達することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  7. 前記第2の配線層は、前記第2の電極と接続する面よりも前記第2の電極に対する反対側の面において面積が大であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  8. 前記半導体層は、前記第1の主面側に基板を有さず、
    前記第1の主面側に基板を介することなく設けられた蛍光体層をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  9. 前記凹凸は、前記第1の金属ピラーの側面の周囲及び前記第2の金属ピラーの側面の周囲に連続して形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
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