JP5536123B2 - ステータの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ステータの製造方法に関する。
従来、ステータコアと、このステータコアの軸方向両側からステータコアに装着される一対のインシュレータとを備えたステータがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3816783号公報
しかしながら、このステータでは、一対のインシュレータを備えているため、ステータの組み立てに必要な部品点数が増加する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、ステータの組み立てに必要な部品点数を削減することができるステータの製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のステータの製造方法は、複数の第一絶縁部及び第二絶縁部と、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部を連結する橋絡部とを一体に有するインシュレータを用い、ステータコアに形成されたティースを前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの一方に装着した後に、前記橋絡部を切断する装着・切断工程と、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうち少なくともいずれかを相手側に対して移動させて、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの他方と前記ティースとの位置合わせを行う位置合わせ工程と、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの他方を前記ティースに装着する装着工程と、前記ティースに前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部を介して巻線を巻回し、前記巻線により前記ティースに巻線巻回部を形成する巻線巻回工程と、を備えている。
このステータの製造方法によれば、インシュレータとして、複数の第一絶縁部及び第二絶縁部と、第一絶縁部及び第二絶縁部を連結する橋絡部とを一体に有するものを用いる。従って、インシュレータとして、第一絶縁部及び第二絶縁部が別々に形成されたものを用いる場合に比して、ステータの組み立てに必要な部品点数を削減することができる。
また、このステータの製造方法によれば、装着・切断工程においては、ティースが第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの一方に装着された後に、橋絡部が切断される。従って、例えば、ティースを第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの一方に装着する際に、インシュレータを治具にセットする場合には、第一絶縁部及び第二絶縁部を含むインシュレータの全体を一度に治具にセットすることができる。これにより、ティースを第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの一方に装着する前に、橋絡部を切断する場合に比して、インシュレータを治具にセットする工数を削減することができる。
請求項2に記載のステータの製造方法は、請求項1に記載のステータの製造方法において、前記インシュレータとして、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部が、前記ティースに形成された軸部及び傘部を覆う軸部絶縁部及び傘部絶縁部をそれぞれ有すると共に、前記橋絡部が、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部における前記傘部絶縁部同士を連結するものを用いる。
ティースにおける軸部は、巻線が巻回されて巻線巻回部が形成される部位である。また、ティースの軸部における基端側には、例えば、巻線の端末部をガイドするガイド部等が形成される。
この点、このステータの製造方法によれば、インシュレータとして、橋絡部が、第一絶縁部及び第二絶縁部における傘部絶縁部同士を連結するものを用いる。従って、橋絡部を形成したことが、巻線巻回部やガイド部等に影響を及ぼすことを抑制することができる。
請求項3に記載のステータの製造方法は、請求項1又は請求項2に記載のステータの製造方法において、前記インシュレータとして、複数の前記第一絶縁部が環状に配列して形成されると共に、複数の前記第一絶縁部を連結する連結部が形成されたものを用いる。
このステータの製造方法によれば、インシュレータとして、環状に配列された複数の第一絶縁部が、連結部によって連結されたものを用いる。従って、その後の位置合わせ工程において、第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの他方とティースとの位置合わせを容易に行うことができる。
請求項4に記載のステータの製造方法は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のステータの製造方法において、前記インシュレータとして、複数の前記第一絶縁部が環状に等間隔に配列して形成されると共に、複数の前記第二絶縁部が各前記第一絶縁部に対して同じ側にずらして形成され、且つ、各前記橋絡部が互いに同一の長さで形成されたものを用い、前記装着・切断工程において、前記ステータコアの周方向に分割された複数の前記ティースの各々を前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの一方に装着し、前記位置合わせ工程において、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうち少なくともいずれかを相手側に対して移動させて、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの他方と前記ティースとの位置合わせを行う。
このステータの製造方法によれば、インシュレータとして、環状に等間隔に配列された複数の第一絶縁部が連結部によって連結されると共に、複数の第二絶縁部が各第一絶縁部に対して同じ側にずらして形成され、且つ、各橋絡部が互いに同一の長さで形成されたものを用いる。従って、成形工程の後の装着・切断工程において、ティースを第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの一方に装着し、位置合わせ工程において、第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの他方とティースとの位置合わせを行う場合でも、複数の第一絶縁部及び複数の第二絶縁部のうち移動される方の絶縁部の移動距離を統一させることができる。これにより、第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの他方とティースとの位置合わせを容易に行うことができる。
請求項5に記載のステータの製造方法は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のステータの製造方法において、前記インシュレータとして、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部が、前記ステータコアの周方向に分割された複数の前記ティースの各々に前記ステータコアの軸方向両側から装着可能なものを用い、前記位置合わせ工程において、前記ティースを鉛直方向上側から前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの一方に装着した状態で、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの他方と前記ティースとの位置合わせを行う。
このステータの製造方法によれば、位置合わせ工程においては、ティースを鉛直方向上側から第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの一方に装着した状態で、第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの他方とティースとの位置合わせが行われる。従って、ティースを第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの一方に装着した状態に容易に保持することができる。これにより、第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの他方とティースとの位置合わせを容易に行うことができる。
請求項6に記載のステータの製造方法は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のステータの製造方法において、一つの前記ステータコアに対し、複数の前記インシュレータを用いると共に、各前記インシュレータとして、複数の前記第一絶縁部が環状に配列して形成されると共に複数の前記第一絶縁部を連結する連結部が形成されたものを用いる。
このステータの製造方法によれば、一つのステータコアに対し、複数のインシュレータを用いる。従って、ステータコアの周方向に分割された複数のティースの各々を各インシュレータに組み付ければ、ステータコアを複数のステータ構成部材に分割することができる。これにより、各ステータ構成部材毎の製造が可能になるので、ステータコアの組立作業(特に、巻線の巻回作業)が容易となる。
また、インシュレータとして、環状に配列された複数の第一絶縁部が、連結部によって連結されたものを用いる。従って、その後の位置合わせ工程において、第一絶縁部及び第二絶縁部のうちの他方とティースとの位置合わせを容易に行うことができる。
請求項7に記載のステータの製造方法は、請求項6に記載のステータの製造方法において、前記複数のインシュレータとして、前記複数のインシュレータが互いに組み付けられた場合に、複数の前記連結部が前記ステータコアの径方向及び軸方向のいずれか一方向、又は、それらを組み合わせた方向に間隙を有して配置されるように、複数の前記連結部が形成されたものを用いる。
このステータの製造方法によれば、複数のインシュレータが互いに組み付けられた場合には、複数の連結部がステータコアの径方向及び軸方向のいずれか一方向、又は、それらを組み合わせた方向に間隙を有して配置される。従って、複数のインシュレータが互いに組み付けられる際に、複数の連結部の干渉を抑制することができる。これにより、複数のインシュレータを互いに組み付ける際の作業性を良好にすることができる。
請求項8に記載のステータの製造方法は、請求項6又は請求項7に記載のステータの製造方法において、前記複数のインシュレータとして、複数の前記連結部のうち少なくとも一つの連結部に、他の部材を収容する収容部が形成されたものを用いる。
このステータの製造方法によれば、複数のインシュレータとして、複数の連結部のうち少なくとも一つの連結部に、他の部材を収容する収容部が形成されたものを用いる。これにより、ステータの組立状態において、連結部と他の部材との干渉を回避することができる。
請求項9に記載のステータの製造方法は、請求項6〜請求項8のいずれか一項に記載のステータの製造方法において、前記複数のインシュレータとして、各前記連結部に、渡り線を保持するための保持部が形成されたものを用いる。
このステータの製造方法によれば、複数のインシュレータとして、各連結部に、渡り線を保持するための保持部が形成されたものを用いる。従って、複数のステータ構成部材を互いに組み付ける際の作業性を良好にすることができる。また、ステータをブラシレスモータに組み込んだ後においても、渡り線が保持部によって連結部に保持されるので、渡り線のばたつきを抑制することができ、異音や故障の発生を抑制することができる。
請求項10に記載のステータの製造方法は、請求項6〜請求項9のいずれか一項に記載のステータの製造方法において、前記複数のインシュレータとして、前記複数のインシュレータが互いに組み付けられた場合に、複数の前記連結部が互いに離間した状態で保持されるように、複数の前記連結部にスペーサが形成されたものを用いる。
このステータの製造方法によれば、ステータの組立状態において、複数の連結部をスペーサによって互いに離間した状態で保持することができる。これにより、例えば、複数の連結部の間に渡り線を配線するためのスペースを確保することができると共に、複数の連結部のがたつきも抑制することができる。
請求項11に記載のステータの製造方法は、請求項6〜請求項10のいずれか一項に記載のステータの製造方法において、前記複数のインシュレータとして、各前記インシュレータが前記ステータコアに組み付けられた場合に、前記連結部が前記ステータコアと同軸上に設けられるように、前記連結部が形成されたものを用いる。
このステータの製造方法によれば、インシュレータがステータコアに組み付けられた場合には、連結部がステータコアと同軸上に設けられる。従って、ステータの構造を簡素化することができる。
請求項12に記載のステータの製造方法は、請求項6〜請求項11のいずれか一項に記載のステータの製造方法において、前記複数のインシュレータとして、各前記インシュレータが前記ステータコアに組み付けられた場合に、前記連結部が前記ティースに対して前記ステータコアの径方向内側に位置されるように、前記連結部が形成されたものを用いる。
このステータの製造方法によれば、インシュレータがステータコアに組み付けられた場合には、連結部がステータコアに対して径方向内側に位置される。従って、フライヤを用いて巻線をステータコアの径方向外側からティースに巻回する際に、フライヤと連結部が干渉することを抑制することができる。
請求項13に記載のステータの製造方法は、請求項6〜請求項12のいずれか一項に記載のステータの製造方法において、前記複数のインシュレータとして、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部を有する複数の絶縁部の各々が、前記ティースに形成された軸部及び傘部を覆う軸部絶縁部及び傘部絶縁部を有し前記ティースと前記巻線巻回部とを絶縁する絶縁本体部と、前記ティースに対して前記ステータコアの径方向内側に位置されると共に前記絶縁本体部から前記ステータコアの軸方向、径方向、及び、周方向のいずれか又はその組み合わせの方向に延出する延出部とを有すると共に、前記連結部が、複数の前記延出部を連結するように形成されたものを用いる。
このステータの製造方法によれば、ティースと巻線巻回部とを絶縁する絶縁本体部からはステータコアの軸方向、径方向、及び、周方向のいずれか又はその組み合わせの方向に延出部が延出され、この延出部は、連結部によって連結される。ここで、この延出部は、ティースに対してステータコアの径方向内側に位置される。従って、フライヤを用いてステータコアの径方向外側からティースに巻線を巻回する際に、フライヤと延出部や連結部が干渉することを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るステータの斜視図である。 図1に示されるU相のステータ構成部材の分解斜視図である。 図1に示されるV相のステータ構成部材の分解斜視図である。 図1に示されるW相のステータ構成部材の分解斜視図である。 図2Aに示されるインシュレータの平面図である。 図2Bに示されるインシュレータの平面図である。 図2Cに示されるインシュレータの平面図である。 図2Aに示されるインシュレータを治具にセットすると共に複数のティースを第二絶縁部に装着した状態を示す図である。 図4Aに示されるインシュレータの橋絡部を切断する様子を示す図である。 図4Bに示されるインシュレータのうち第二絶縁部を除く部分を上昇させると共に第二絶縁部をスライドさせる様子を示す図である。 図4Cに示されるインシュレータのうち第二絶縁部を除く部分を降下させて第一絶縁部をティースに装着した状態を示す図である。 図4Dに示されるティースに巻線を巻回する様子を示す図である。 本発明の一実施形態におけるインシュレータの変形例を示す図である。 図5に示されるインシュレータを治具にセットすると共に複数のティースを第二絶縁部に装着した状態を示す図である。 図6Aに示されるインシュレータの橋絡部を切断する様子を示す図である。 図6Bに示されるインシュレータのうち第二絶縁部を除く部分を上昇させると共に第二絶縁部をスライドさせる様子を示す図である。 図6Cに示されるインシュレータのうち第二絶縁部を除く部分を降下させて第一絶縁部をティースに装着した状態を示す図である。
以下、図面に基づき、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示される本発明の一実施形態に係るステータ10は、一例として、インナロータタイプのブラシレスモータに用いられるものであり、図2A〜図2Cに示されるU相のステータ構成部材12U、V相のステータ構成部材12V、及び、W相のステータ構成部材12Wを有して構成されている。
図1,図2Aに示されるように、U相のステータ構成部材12Uは、複数のティース14Uと、巻線16Uと、インシュレータ18Uを有して構成されている。なお、図2Aでは、巻線16Uの図示が省略されている。
複数のティース14Uは、後述するV相の複数のティース14Vと、W相の複数のティース14Wと共にステータコア20を構成している。各ティース14Uは、軸部22Uと、傘部24Uとを有している。軸部22Uは、ステータコア20の径方向に沿って延びており、傘部24Uは、軸部22Uの先端部に形成されている。また、傘部24Uは、後述するV相の複数の傘部24Vと、W相の複数の傘部24Wと共に環状のヨーク26を構成するものであり、それぞれ円弧状に形成されている。
図1に示される巻線16Uは、U相を構成しており、複数の巻線巻回部28Uと、複数の渡り線30Uとを有している。複数の巻線巻回部28Uは、それぞれ後述する軸部絶縁部42U,52Uを介してティース14Uの軸部22Uに集中的に巻回されており、複数の渡り線30Uによって互いに接続されている。渡り線30Uは、後述するインシュレータ18Uに形成された連結部36Uの外周面に沿って配線されている(巻き付けられている)。また、巻線16Uの両端側の端末部32Uは、ティース14Uからステータコア20の軸方向一方側(矢印Z1側)に導出されている。
インシュレータ18Uは、樹脂製とされており、図2Aに示されるように、複数の絶縁部34Uと、連結部36Uとを一体に有している。複数の絶縁部34Uは、上述の複数のティース14Uと同数設けられており、環状に等間隔に配列されている。各絶縁部34Uは、ステータコア20の軸方向に分割された第一絶縁部40U及び第二絶縁部50Uを有している。
第一絶縁部40U及び第二絶縁部50Uは、軸部絶縁部42U,52U、傘部絶縁部44U,54U、及び、巻線支持部46U,56Uをそれぞれ有している。この軸部絶縁部42U,52U、傘部絶縁部44U,54U、及び、巻線支持部46U,56Uは、ティース14Uと巻線巻回部28U(図1参照)とを絶縁する絶縁本体部60Uを構成している。軸部絶縁部42U,52Uは、ステータコア20の軸方向両側から軸部22Uに装着されて、この軸部22Uを覆う構成とされている。傘部絶縁部44U,54Uは、軸部絶縁部42U,52Uの先端部に形成されており、ステータコア20の軸方向両側から傘部24Uに装着されて、この傘部24Uにおける外周面を除く部分を覆う構成とされている。
巻線支持部46U,56Uは、軸部絶縁部42U,52Uの基端部にそれぞれ形成されている。この巻線支持部46U,56Uは、ステータコア20の径方向を板厚方向とすると共に、ステータコア20の軸方向に延びる板状に形成されている。また、この巻線支持部46U,56Uは、ステータコア20の周方向において上述の軸部絶縁部42U,52Uよりも幅広に形成されている。
この巻線支持部46U,56Uにおけるステータコア20の周方向両側の側部には、ステータコア20の軸方向に延びるガイド溝48U,58Uがそれぞれ形成されている。このガイド溝48U,58Uは、上述の端末部32U(図1参照)をガイドするためのものである。また、第一絶縁部40Uの巻線支持部46Uには、ステータコア20の軸方向一方側に延出する延出部62Uが形成されており、この延出部62Uの延出端部は、後述する連結部36Uと接続されている。
連結部36Uは、絶縁部34Uに対してステータコア20の軸方向一方側(矢印Z1側)に配置されており、ステータコア20の周方向に沿って延びる環状に形成されている。この連結部36Uは、軸部絶縁部42U,52Uに対してステータコア20の径方向内側に設けられている。この連結部36Uの外周面における複数の絶縁部34Uの間には、ステータコア20の径方向外側に向けて突出する突起状の保持部64Uがそれぞれ形成されている。この保持部64Uは、上述の渡り線30Uをステータコア20の軸方向他方側(矢印Z2側)から保持している(図1参照)。また、連結部36Uにおける複数の延出部62Uの間の部分は、ステータコア20の軸方向他方側に開口する切欠き66Uとして形成されている。
図1,図2Bに示されるV相のステータ構成部材12Vは、上述のU相のステータ構成部材12Uと基本的な構成は同一とされている。つまり、このV相のステータ構成部材12Vは、複数のティース14Vと、巻線16Vと、インシュレータ18Vを有して構成されている。なお、図2Bでは、巻線16Vの図示が省略されている。
各ティース14Vは、上述のティース14Uと同一の構成とされており、軸部22Vと、傘部24Vとを有している。
図1に示される巻線16Vは、V相を構成しており、複数の巻線巻回部28Vと、複数の渡り線30Vとを有している。複数の巻線巻回部28Vは、それぞれ後述する軸部絶縁部42V,52Vを介してティース14Vの軸部22Vに集中的に巻回されており、複数の渡り線30Vによって互いに接続されている。渡り線30Vは、後述するインシュレータ18Vに形成された連結部36Vの外周面に沿って配線されている(巻き付けられている)。また、巻線16Vの両端側の端末部32Vは、ティース14Vからステータコア20の軸方向一方側(矢印Z1側)に導出されている。
インシュレータ18Vは、樹脂製とされており、図2Bに示されるように、複数の絶縁部34Vと、連結部36Vとを一体に有している。複数の絶縁部34Vは、上述の複数のティース14Vと同数設けられており、環状に等間隔に配列されている。各絶縁部34Vは、ステータコア20の軸方向に分割された第一絶縁部40V及び第二絶縁部50Vを有している。
第一絶縁部40V及び第二絶縁部50Vは、軸部絶縁部42V,52V、傘部絶縁部44V,54V、及び、巻線支持部46V,56Vをそれぞれ有している。この軸部絶縁部42V,52V、傘部絶縁部44V,54V、及び、巻線支持部46V,56Vは、ティース14Vと巻線巻回部28V(図1参照)とを絶縁する絶縁本体部60Vを構成している。この絶縁本体部60Vは、上述の絶縁本体部60Uと同一の構成とされている。
また、巻線支持部46V,56Vにおけるステータコア20の周方向両側の側部には、ステータコア20の軸方向に延びるガイド溝48V,58Vがそれぞれ形成されている。このガイド溝48V,58Vは、上述の端末部32V(図1参照)をガイドするためのものである。また、第一絶縁部40Vの巻線支持部46Vには、ステータコア20の径方向内側に延出する延出部62Vが形成されており、この延出部62Vの延出端部は、後述する連結部36Vと接続されている。
連結部36Vは、絶縁部34Vに対してステータコア20の軸方向一方側(矢印Z1側)に配置されている。この連結部36Vは、ステータコア20の周方向に沿って延びると共にステータコア20の軸方向を板厚方向とする円環板状に形成されている。また、この連結部36Vは、軸部絶縁部42V,52Vに対してステータコア20の径方向内側に設けられている。この連結部36Vの外周面における複数の絶縁部34Vの間には、ステータコア20の径方向外側に向けて突出する突起状の保持部64Vがそれぞれ形成されている。この保持部64Vは、上述の渡り線30Vをステータコア20の軸方向他方側(矢印Z2側)から保持している(図1参照)。また、連結部36Vにおける複数の延出部62Vの間の部分には、ステータコア20の軸方向他方側に開口する切欠き66Vが形成されている。
図1,図2Cに示されるW相のステータ構成部材12Wは、上述のU相のステータ構成部材12U、及び、V相のステータ構成部材12Vと基本的な構成は同一とされている。つまり、このW相のステータ構成部材12Wは、複数のティース14Wと、巻線16Wと、インシュレータ18Wを有して構成されている。なお、図2Cでは、巻線16Wの図示が省略されている。
各ティース14Wは、上述のティース14U,14Vと同一の構成とされており、軸部22Wと、傘部24Wとを有している。
図1に示される巻線16Wは、W相を構成しており、複数の巻線巻回部28Wと、複数の渡り線30Wとを有している。複数の巻線巻回部28Wは、それぞれ後述する軸部絶縁部42W,52Wを介してティース14Wの軸部22Wに集中的に巻回されており、複数の渡り線30Wによって互いに接続されている。渡り線30Wは、後述するインシュレータ18Wに形成された連結部36Wの外周面に沿って配線されている(巻き付けられている)。また、巻線16Wの両端側の端末部32Wは、ティース14Wからステータコア20の軸方向一方側(矢印Z1側)に導出されている。
インシュレータ18Wは、樹脂製とされており、図2Cに示されるように、複数の絶縁部34Wと、連結部36Wとを一体に有している。複数の絶縁部34Wは、上述の複数のティース14Wと同数設けられており、環状に等間隔に配列されている。各絶縁部34Wは、ステータコア20の軸方向に分割された第一絶縁部40W及び第二絶縁部50Wを有している。
第一絶縁部40W及び第二絶縁部50Wは、軸部絶縁部42W,52W、傘部絶縁部44W,54W、及び、巻線支持部46W,56Wをそれぞれ有している。この軸部絶縁部42W,52W、傘部絶縁部44W,54W、及び、巻線支持部46W,56Wは、ティース14Wと巻線巻回部28W(図1参照)とを絶縁する絶縁本体部60Wを構成している。この絶縁本体部60Wは、上述の絶縁本体部60U,60Vと同一の構成とされている。
また、巻線支持部46W,56Wにおけるステータコア20の周方向両側の側部には、ステータコア20の軸方向に延びるガイド溝48W,58Wがそれぞれ形成されている。このガイド溝48W,58Wは、上述の端末部32W(図1参照)をガイドするためのものである。また、第一絶縁部40Wの巻線支持部46Wには、ステータコア20の径方向内側に延出する延出部62Wが形成されており、この延出部62Wの延出端部は、後述する連結部36Wと接続されている。
連結部36Wは、絶縁部34Wに対してステータコア20の軸方向一方側(矢印Z1側)に配置されており、ステータコア20の周方向に沿って延びる環状に形成されている。また、この連結部36Wは、軸部絶縁部42W,52Wに対してステータコア20の径方向内側に設けられている。この連結部36Wは、ステータコア20の軸方向を板厚方向とする円環状の保持部64Wと、この保持部64Wにおける径方向内側の部位からステータコア20の軸方向一方側に延出する環状のスペーサ68Wとを有している。保持部64Wは、上述の渡り線30Wをステータコア20の軸方向他方側(矢印Z2側)から保持している(図1参照)。
そして、図1に示されるように、この複数のステータ構成部材12U,12V,12Wは、互いに組み付けられて、ステータ10を構成している。また、このステータ10では、複数のティース14U,14V,14Wによって環状のステータコア20が構成されており、複数の傘部24U,24V,24Wによって環状のヨーク26が形成されている。つまり、換言すれば、ステータコア20は、周方向に複数のティース14U,14V,14Wに分割されており、ヨーク26は、周方向に複数の傘部24U,24V,24Wに分割されている。複数の傘部24U,24V,24Wは、それぞれ両側に隣り合う一対の傘部の間に嵌合されている。
また、複数の連結部36U,36V,36Wは、ステータコア20と同軸上に設けられている。この複数の連結部36U,36V,36W及び上述の複数の延出部62U,62V,62Wは、各ティース14U,14V,14Wに対してステータコア20の径方向内側に位置されている。また、連結部36Uは、連結部36V,36Wの径方向外側に配置されて、この連結部36V,36Wとの間に間隙を有している。一方、連結部36Vは、連結部36Wの軸方向一方側に配置されて、この連結部36Wとの間に間隙を有している。
また、V相の保持部64Vは、U相の連結部36Uの内周面と嵌合されており、これにより、連結部36U及び連結部36Vは、互いに径方向に離間した状態で保持されている。つまり、保持部64Vは、連結部36U及び連結部36Vの径方向間に設けられ、この連結部36Uと連結部36Vとを互いに径方向に離間した状態で保持するスペーサの役割も果たしている。一方、スペーサ68Wは、V相の連結部36Vにおける軸方向他方側(矢印Z2側)の面と当接されており、これにより、連結部36V及び連結部36Wは、互いに軸方向に離間した状態で保持されている。
さらに、上述のように、複数の連結部36U,36V,36Wが互い組み付けられた状態では、V相の渡り線30Vは、U相の連結部36Uに形成された切欠き66Uの内側を通過している(切欠き66Uに収容されている)。また、W相の渡り線30Wは、U相,V相の連結部36U,36Vに形成された切欠き66U,66Vの内側を通過している(切欠き66U,66Vに収容されている)。この切欠き66U,66Vは、本発明における収容部の一例である。
次に、上記構成からなるステータ10の製造方法について説明する。
<成形工程>
先ず、図3Aに示されるように、上述のインシュレータ18Uが樹脂成形により形成される。このとき、図3Aに示されるように、インシュレータ18Uにおいては、第二絶縁部50Uが第一絶縁部40Uに対して連結部36Uの接線方向に隣り合うように形成されると共に、第一絶縁部40U及び第二絶縁部50Uにおける傘部絶縁部44U,54U同士を連結する橋絡部70Uが形成される。
つまり、この成形工程では、第一絶縁部40U及び第二絶縁部50Uが、橋絡部70Uを介して連結された状態で成形される。また、このとき、複数の第二絶縁部50Uが各第一絶縁部40Uに対して同じ側(連結部36Uの接線方向の同じ側)にずらされて形成され、且つ、各橋絡部70Uが互いに同一の長さで形成される。
なお、このインシュレータ18Uにおいては、軸部絶縁部42U,52Uのコ字状断面における開口が互いに逆向きになるように、第一絶縁部40U及び第二絶縁部50Uが形成されていたが、軸部絶縁部42U,52Uのコ字状断面における開口が互いに同じ向きになるように、第一絶縁部40U及び第二絶縁部50Uが形成されても良い。
<装着・切断工程>
続いて、図4Aに示されるように、治具80の上にインシュレータ18Uが載置される。このとき、第二絶縁部50Uは、可動台82の上に載置される。また、複数のティース14Uの各々が鉛直方向上側から第二絶縁部50Uに装着される。そして、その後、図4Bに示されるように、パンチング工具84を用いて各橋絡部70Uが切断される。
<位置合わせ工程>
次いで、図4Cに示されるように、複数の第一絶縁部40Uと共に連結部36Uが持上げ治具86により上昇される。このとき、第一絶縁部40Uは、ティース14Uよりも高い位置に位置される。そして、第一絶縁部40Uの下方にティース14Uが位置されるように、第二絶縁部50Uと共に可動台82が連結部36Uの接線方向にスライドされる。
そして、これにより、図4Dに示されるように、第二絶縁部50Uに装着されたティース14Uと第一絶縁部40Uとの位置合わせが行われる。このときの位置合わせは、ティース14Uを鉛直方向上側から第二絶縁部50Uに装着したままの状態で行われる。
<装着工程>
そして、図4Dに示されるように、複数の第一絶縁部40Uと共に連結部36Uが持上げ治具86により降下され、第二絶縁部50Uに装着されたティース14Uに第一絶縁部40Uが装着される。また、このとき、押え具88により第一絶縁部40Uがティース14Uに押え付けられる。
<巻線巻回工程>
そして、図4Eに示されるように、フライヤ90により、第一絶縁部40U及び第二絶縁部50Uを介してティース14Uに巻線16Uが巻回され、この巻線16Uによりティース14Uに巻線巻回部28Uが形成される。以上の要領により、ステータ構成部材12Uが完成される。
また、このステータ構成部材12Uと同様に、ステータ構成部材12V,12Wについても製造される。
すなわち、成形工程では、図3Bに示されるように、インシュレータ18Vにおいては、第一絶縁部40V及び第二絶縁部50Vと、第一絶縁部40V及び第二絶縁部50Vを連結する橋絡部70Vとが一体に形成される。また、図3Cに示されるように、インシュレータ18Wにおいては、第一絶縁部40W及び第二絶縁部50Wと、第一絶縁部40W及び第二絶縁部50Wを連結する橋絡部70Wとが一体に形成される。
続いて、装着・切断工程において、複数のティース14V,Wが第二絶縁部50V,Wにそれぞれ装着され、その後、各橋絡部70V,70Wが切断される。また、位置合わせ工程において、第二絶縁部50V,50Wに装着されたティース14V,14Wと第一絶縁部40V,50Wとの位置合わせが行われ、装着工程において、第二絶縁部50V,50Wに装着されたティース14V,14Wに第一絶縁部40V,40Wが装着される。
次いで、巻線巻回工程において、ティース14V,14Wに巻線16V,16Wが巻回され、この巻線16V,16Wによりティース14V,14Wに巻線巻回部28V,28Wが形成される。以上の要領により、ステータ構成部材12V,12Wが完成される。
そして、この複数のステータ構成部材12U,12V,12Wが互いに組み付けられることにより、ステータ10が完成される。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
なお、以下の説明において、各部材及び各部について、U相、V相、W相の区別をしない場合には、便宜上、符合の末尾からU,V,Wの記載を省略する。
本発明の一実施形態に係るステータ10の製造方法によれば、成形工程において、インシュレータ18における第一絶縁部40及び第二絶縁部50が橋絡部70を介して一体に形成される。従って、第一絶縁部40及び第二絶縁部50を別々に成形した場合に比して、ステータ10の組み立てに必要な部品点数を削減することができる。
また、装着・切断工程においては、ティース14が第二絶縁部50に装着された後に、橋絡部70が切断される。従って、ティース14を第二絶縁部50に装着する際に、インシュレータ18を治具80にセットする場合でも、第二絶縁部50を含むインシュレータ18の全体を一度に治具80にセットすることができる。これにより、ティース14を第二絶縁部50に装着する前に、橋絡部70を切断する場合に比して、インシュレータ18を治具80にセットする工数を削減することができる。
また、成形工程において、環状に配列された複数の第一絶縁部40は、連結部36によって連結される。従って、その後の位置合わせ工程において、第二絶縁部50に装着されたティース14と第一絶縁部40との位置合わせを容易に行うことができる。
特に、成形工程において、複数の第一絶縁部40は、環状に等間隔に配列され、複数の第二絶縁部50は、各第一絶縁部40に対して同じ側にずらして形成される。また、各橋絡部70は、互いに同一の長さで形成される。従って、成形工程の後の装着・切断工程において、ティース14を第二絶縁部50に装着し、位置合わせ工程において、このティース14が装着された第二絶縁部50を第一絶縁部40に対して移動させてティース14と第一絶縁部40との位置合わせを行う場合でも、複数の第二絶縁部50の移動距離を統一させることができる。これにより、第二絶縁部50に装着されたティース14と第一絶縁部40との位置合わせをより一層容易に行うことができる。
また、位置合わせ工程においては、ティース14を鉛直方向上側から第二絶縁部50に装着した状態で、ティース14と第一絶縁部40との位置合わせが行われる。従って、ティース14を第二絶縁部50に装着した状態に容易に保持することができるので、このことによっても、第二絶縁部50に装着されたティース14と第一絶縁部40との位置合わせを容易に行うことができる。
また、このステータ10の製造方法によれば、一つのステータコア20に対し、複数のインシュレータ18を成形する。従って、ステータコア20の周方向に分割された複数のティース14の各々を各インシュレータ18に組み付ければ、ステータコア20を複数のステータ構成部材12U,12V,12Wに分割することができる。これにより、各ステータ構成部材12U,12V,12W毎の製造が可能になるので、ステータコア20の組立作業(特に、巻線16の巻回作業)が容易となる。
また、複数のインシュレータ18U,18V,18Wが互いに組み付けられた場合には、連結部36Uと連結部36V,36Wとがステータコア20の径方向に間隙を有して配置され、連結部36Vと連結部36Wとがステータコア20の軸方向に間隙を有して配置される。従って、複数のインシュレータ18U,18V,18Wが互いに組み付けられる際に、複数の連結部36U,36V,36Wの干渉を抑制することができる。これにより、複数のインシュレータ18U,18V,18Wを互いに組み付ける際の作業性を良好にすることができる。
また、U相の連結部36Uには、他の部材の一例であるV相,W相の渡り線30V,30Wを収容する切欠き66Uが形成され、V相の連結部36Vには、他の部材の一例であるW相の渡り線30Wを収容する切欠き66Vが形成される。これにより、ステータ10の組立状態において、連結部36Uと渡り線30V,30Wとの干渉、及び、連結部36Vと渡り線30Wとの干渉を回避することができる。
また、各連結部36U,36V,36Wには、渡り線30U,30V,30Wをそれぞれ保持するための保持部64U,64V,64Wが形成される。従って、複数のステータ構成部材12U,12V,12Wを互いに組み付ける際の作業性を良好にすることができる。また、ステータ10をブラシレスモータに組み込んだ後においても、渡り線30U,30V,30Wが保持部64U,64V,64Wによって連結部36U,36V,36Wに保持されるので、渡り線30U,30V,30Wのばたつきを抑制することができ、異音や故障の発生を抑制することができる。
また、連結部36Vには、連結部36Uと連結部36Vとが互いに離間した状態で保持されるようにスペーサの機能を有する保持部64Vが形成され、連結部36Wには、連結部36Vと連結部36Wとが互いに離間した状態で保持されるようにスペーサ68Wが形成される。従って、ステータ10の組立状態において、複数の連結部36U,36V,36Wを互いに離間した状態で保持することができる。これにより、例えば、複数の連結部36U,36V,36Wの間に渡り線30V,30Wを配線するためのスペースを確保することができると共に、複数の連結部36U,36V,36Wのがたつきも抑制することができる。
また、複数のインシュレータ18U,18V,18Wがステータコア20に組み付けられた場合には、複数の連結部36U,36V,36Wがステータコア20と同軸上に設けられる。従って、ステータ10の構造を簡素化することができる。
また、複数のインシュレータ18U,18V,18Wがステータコア20に組み付けられた場合には、各連結部36がステータコア20に対して径方向内側に位置される。従って、フライヤ90を用いて巻線16をステータコア20の径方向外側からティース14に巻回する際に、フライヤ90と連結部36が干渉することを抑制することができる。
また、ティース14と巻線巻回部28とを絶縁する絶縁本体部60(第一絶縁部40の巻線支持部46)からは延出部62が延出され、この延出部62は、連結部36によって連結される。ここで、この延出部62は、ティース14に対してステータコア20の径方向内側に位置される。従って、フライヤ90を用いてステータコア20の径方向外側からティース14に巻線16を巻回する際に、フライヤ90と延出部62や連結部36が干渉することを抑制することができる。
ところで、ティース14において、軸部22は、巻線16が巻回されて巻線巻回部28が形成される部位である。また、軸部22における基端側には、例えば、巻線16の端末部32をガイドするガイド部(ガイド溝48,58)等が形成される。
この点、このステータ10の製造方法によれば、橋絡部70が、第一絶縁部40及び第二絶縁部50における傘部絶縁部44,54同士を連結するように形成される。従って、橋絡部70を形成したことが、巻線巻回部28やガイド部等に影響を及ぼすことを抑制することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、第二絶縁部50が第一絶縁部40に対して連結部36の接線方向に隣り合うように形成されていたが、図5に示されるように、第二絶縁部50は、第一絶縁部40に対して連結部36の周方向に隣り合うように形成されていても良い。
また、上記実施形態では、第二絶縁部50がその両側に隣り合う一対の第一絶縁部40のうちの一方のみと橋絡部70を介して連結されていたが、図5に示されるように、第二絶縁部50は、その両側に隣り合う一対の第一絶縁部40とそれぞれ橋絡部70を介して連結されていても良い。
なお、図5に示されるインシュレータ18が使用される場合、ステータ構成部材12は、図6A〜図6Dに示されるように、上述の製造方法と同様の方法により製造されるが、上述の製造方法に対し以下の点が異なる。
つまり、図6Aに示されるように、装着・切断工程においては、可動台82として、連結部36の周方向にスライド可能なものが使用される。また、図6Bに示されるように、装着・切断工程においては、連結部36の周方向に間隔を空けて並ぶ複数の橋絡部70が切断される。さらに、図6C,図6Dに示されるように、位置合わせ工程においては、第一絶縁部40Uの下方にティース14Uが位置されるように、第二絶縁部50Uと共に可動台82が連結部36Uの周方向にスライドされる。なお、装着工程及び巻線巻回工程は、上記と同様である。
このような製造方法によっても、上記実施形態における製造方法と同様の作用及び効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、装着・切断工程において、ティース14が第二絶縁部50に装着された後、その後の装着工程において、ティース14に第一絶縁部40が装着されていた。ところが、装着・切断工程において、ティース14に鉛直方向上側から第一絶縁部40が装着された後、その後の装着工程において、ティース14に鉛直方向下側から第二絶縁部50が装着されても良い。
なお、この場合には、図示しない凹凸嵌合構造や摩擦構造、又は、治具等を用いることにより、第一絶縁部40からのティース14の脱落防止が図られても良い。また、治具等により弾性変形された第一絶縁部40にティース14が装着され、第一絶縁部40の復元力によりティース14が第一絶縁部40に保持されても良い。
また、第一絶縁部40が鉛直方向上向きに開口した状態となるように、インシュレータ18が上記と上下逆さまの状態とされ、この状態で、ティース14が鉛直方向上側から第一絶縁部40に装着されても良い。
また、上記実施形態では、位置合わせ工程において、ティース14が装着された第二絶縁部50が、第一絶縁部40に対して移動されていたが、連結部36と共に第一絶縁部40が、ティース14が装着された第二絶縁部50に対して移動されても良い。また、ティース14が装着された第二絶縁部50、及び、第一絶縁部40の両方が移動されても良い。
また、装着・切断工程においては、ティース14が第二絶縁部50に装着された後に、橋絡部70が切断されていたが、ティース14が第二絶縁部50に装着された後に、橋絡部70が切断されても良い。
また、連結部36Uと連結部36V,36Wとは、ステータコア20の径方向に間隙を有して配置され、連結部36Vと連結部36Wとは、ステータコア20の軸方向に間隙を有して配置されていたが、これら複数の連結部36U,36V,36Wは、ステータコア20の径方向及び軸方向のいずれか一方向、又は、それらを組み合わせた方向に間隙を有して配置されても良い。
また、連結部36Uには、収容部の一例として渡り線30V,30Wを収容する(渡り線30V,30Wが通過する)切欠き66Uが形成され、連結部36Vには、収容部の一例として渡り線30Wを収容する(渡り線30Wが通過する)切欠き66Vが形成されていたが、連結部36Wには、渡り線30以外の他の部材を収容する例えば切欠き状の収容部が形成されても良い。
また、延出部62Uは、巻線支持部46Uからステータコア20の軸方向一方側に延出されていたが、巻線支持部56Uからステータコア20の軸方向他方側に延出されていても良い。
また、各相のインシュレータ18U,18V,18Wにおいて、巻線支持部46,56を除く軸部絶縁部42,52及び傘部絶縁部44,54が絶縁本体部60とされると共に、巻線支持部46において軸部絶縁部42からステータコア20の周方向に延出された部分が延出部とされても良い。同様に、巻線支持部46,56を除く軸部絶縁部42,52及び傘部絶縁部44,54が絶縁本体部60とされると共に、巻線支持部56において軸部絶縁部52からステータコア20の周方向に延出された部分が延出部とされても良い。そして、各延出部が連結部36により連結されても良い。
また、各相のインシュレータ18U,18V,18Wにおいて、延出部62は、ティース14に対してステータコア20の径方向内側に位置されていれば、絶縁本体部60からステータコア20の軸方向、径方向、及び、周方向のいずれか又はその組み合わせの方向に延出されても良い。
また、V相のインシュレータ18Vにおいて、保持部64Vは、渡り線30を保持する保持部としての機能と、連結部36U,36Vを互いに径方向に離間した状態で保持するスペーサとしての機能を有していたが、保持部及びスペーサがそれぞれ独立して設けられていても良い。
また、複数の連結部36U,36V,36Wは、ステータコア20と同軸上に設けられていたが、ステータコア20と同軸上に設けられていなくても良い。また、各連結部36U,36V,36Wは、リング状に形成されていたが、例えば、多角形状に形成されていても良く、また、一部切欠きを有したC字状等、その他の形状とされていても良い。
また、各連結部36U,36V,36Wは、ティース14に対してステータコア20の径方向内側に位置されていたが、延出部62U,62V,62Wがティース14に対してステータコア20の径方向内側に位置されていれば、各連結部36U,36V,36Wは、ティース14に対してステータコア20の径方向外側に位置されていても良い。
また、ステータ10は、インナロータタイプのブラシレスモータ用とされていたが、アウタロータタイプのブラシレスモータ用とされていても良い。
また、ステータ10は、複数のグループの一例として複数の相毎に構成されたステータ構成部材12U,12V,12Wに分割されていたが、複数の相が混在するグループ毎に構成された複数のステータ構成部材に分割されていても良い。
また、上記以外にも、各グループを構成するステータ構成部材は、その他の組み合わせからなる複数相のティースを有していても良い。
なお、本実施形態に係るステータ10が適用されるブラシレスモータは、一例として、8極12スロットとされるが、磁極の数及びスロットの数は、その他の組み合わせとされていても良い。
また、複数の巻線16の結線方法は、直列及び並列ともに、スター結線、デルタ結線とされていても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10…ステータ、12U,12V,12W…ステータ構成部材、14,14U,14V,14W…ティース、16,16U,16V,16W…巻線、18,18U,18V,18W…インシュレータ、20…ステータコア、22,22U,22V,22W…軸部、24U,24V,24W…傘部、26…ヨーク、28,28U,28V,28W…巻線巻回部、30,30U…渡り線、30V,30W…渡り線(他の部材)、32,32U,32V,32W…端末部、34U,34V,34W…絶縁部、36,36U,36V,36W…連結部、40,40U,40V,40W…第一絶縁部、42,42U,42V,42W,52,52U,52V,52W…軸部絶縁部、44,44U,44V,44W,54,54U,54V,54W…傘部絶縁部、46,46U,46V,46W,56,56U,56V,56W…巻線支持部、48,48U,48V,48W,58,58U,58V,58W…ガイド溝、50,50U,50V,50W…第二絶縁部、60,60U,60V,60W…絶縁本体部、62,62U,62V,62W…延出部、64U,64W…保持部、64V…保持部(スペーサ)、66U,66V…切欠き(収容部)、68W…スペーサ、70,70U,70V,70W…橋絡部

Claims (13)

  1. 複数の第一絶縁部及び第二絶縁部と、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部を連結する橋絡部とを一体に有するインシュレータを用い、ステータコアに形成されたティースを前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの一方に装着した後に、前記橋絡部を切断する装着・切断工程と、
    前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうち少なくともいずれかを相手側に対して移動させて、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの他方と前記ティースとの位置合わせを行う位置合わせ工程と、
    前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの他方を前記ティースに装着する装着工程と、
    前記ティースに前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部を介して巻線を巻回し、前記巻線により前記ティースに巻線巻回部を形成する巻線巻回工程と、
    を備えたステータの製造方法。
  2. 前記インシュレータとして、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部が、前記ティースに形成された軸部及び傘部を覆う軸部絶縁部及び傘部絶縁部をそれぞれ有すると共に、前記橋絡部が、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部における前記傘部絶縁部同士を連結するものを用いる、
    請求項1に記載のステータの製造方法。
  3. 前記インシュレータとして、複数の前記第一絶縁部が環状に配列して形成されると共に、複数の前記第一絶縁部を連結する連結部が形成されたものを用いる、
    請求項1又は請求項2に記載のステータの製造方法。
  4. 前記インシュレータとして、複数の前記第一絶縁部が環状に等間隔に配列して形成されると共に、複数の前記第二絶縁部が各前記第一絶縁部に対して同じ側にずらして形成され、且つ、各前記橋絡部が互いに同一の長さで形成されたものを用い、
    前記装着・切断工程において、前記ステータコアの周方向に分割された複数の前記ティースの各々を前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの一方に装着し、
    前記位置合わせ工程において、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうち少なくともいずれかを相手側に対して移動させて、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの他方と前記ティースとの位置合わせを行う、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のステータの製造方法。
  5. 前記インシュレータとして、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部が、前記ステータコアの周方向に分割された複数の前記ティースの各々に前記ステータコアの軸方向両側から装着可能なものを用い、
    前記位置合わせ工程において、前記ティースを鉛直方向上側から前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの一方に装着した状態で、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部のうちの他方と前記ティースとの位置合わせを行う、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のステータの製造方法。
  6. 一つの前記ステータコアに対し、複数の前記インシュレータを用いると共に、各前記インシュレータとして、複数の前記第一絶縁部が環状に配列して形成されると共に複数の前記第一絶縁部を連結する連結部が形成されたものを用いる、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のステータの製造方法。
  7. 前記複数のインシュレータとして、前記複数のインシュレータが互いに組み付けられた場合に、複数の前記連結部が前記ステータコアの径方向及び軸方向のいずれか一方向、又は、それらを組み合わせた方向に間隙を有して配置されるように、複数の前記連結部が形成されたものを用いる、
    請求項6に記載のステータの製造方法。
  8. 前記複数のインシュレータとして、複数の前記連結部のうち少なくとも一つの連結部に、他の部材を収容する収容部が形成されたものを用いる、
    請求項6又は請求項7に記載のステータの製造方法。
  9. 前記複数のインシュレータとして、各前記連結部に、渡り線を保持するための保持部が形成されたものを用いる、
    請求項6〜請求項8のいずれか一項に記載のステータの製造方法。
  10. 前記複数のインシュレータとして、前記複数のインシュレータが互いに組み付けられた場合に、複数の前記連結部が互いに離間した状態で保持されるように、複数の前記連結部にスペーサが形成されたものを用いる、
    請求項6〜請求項9のいずれか一項に記載のステータの製造方法。
  11. 前記複数のインシュレータとして、各前記インシュレータが前記ステータコアに組み付けられた場合に、前記連結部が前記ステータコアと同軸上に設けられるように、前記連結部が形成されたものを用いる、
    請求項6〜請求項10のいずれか一項に記載のステータの製造方法。
  12. 前記複数のインシュレータとして、各前記インシュレータが前記ステータコアに組み付けられた場合に、前記連結部が前記ティースに対して前記ステータコアの径方向内側に位置されるように、前記連結部が形成されたものを用いる、
    請求項6〜請求項11のいずれか一項に記載のステータの製造方法。
  13. 前記複数のインシュレータとして、前記第一絶縁部及び前記第二絶縁部を有する複数の絶縁部の各々が、前記ティースに形成された軸部及び傘部を覆う軸部絶縁部及び傘部絶縁部を有し前記ティースと前記巻線巻回部とを絶縁する絶縁本体部と、前記ティースに対して前記ステータコアの径方向内側に位置されると共に前記絶縁本体部から前記ステータコアの軸方向、径方向、及び、周方向のいずれか又はその組み合わせの方向に延出する延出部とを有すると共に、前記連結部が、複数の前記延出部を連結するように形成されたものを用いる、
    請求項6〜請求項12のいずれか一項に記載のステータの製造方法。
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