JP5536032B2 - 低電力タッチ・スクリーン・コントローラ - Google Patents

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Description

開示された実施形態は、タッチ・スクリーンに関する。
例えば携帯電話のような多くの電子デバイスは、タッチ・スクリーン(時々、「タッチ・パネル」と呼ばれる)を有している。タッチ・スクリーンを使うことによって、電子デバイスのディスプレイ領域は、ディスプレイとして、そしてまた、ユーザーが、電子デバイスとやり取りをし、電子を制御することができるようにするためのユーザー入力インタフェースとしての役目を果たす。
図1(従来技術)は、タッチ・スクリーン1の一つのタイプの概念上のダイアグラムである。タッチ・スクリーン1は、透明抵抗材料(transparent resistive material)の第1のシート2、及び透明抵抗材料の第2のシート3を含む。これらの二つのシートは、ディスプレイが、タッチ・スクリーンを介してユーザーによって見られることができるように、電子デバイスのディスプレイの上に配置される。第1の導電性のバス・バー4は、シート2の上方左端に取り付けられ、第2の導電性のバス・バー5は、シート2の下方右端に取り付けられる。同様に、第3の導電性のバス・バー6は、シート3の上方右端に取り付けられ、第4の導電性のバス・バー7は、シート3の下方左端に取り付けられる。タッチ・スクリーンがタッチされていない場合、二つのシート2及び3は、互いにタッチしていない。タッチ・スクリーンは、接触の点で押された場合、タッチングの圧力は、二つのシート2及び3に、接触の点で、互いに電気的に接触させる。タッチ・スクリーンに結合された電子機器は、接触の点を表示するタッチ・スクリーン上のX座標及びY座標を決定する。
図2及び3(従来技術)は、どのようにタッチ・スクリーン及びタッチ・スクリーンに関連する電子機器が、接触の点のX座標及びY座標を決定するかを説明する概念上の概略図である。図2は、タッチ・スクリーンの断面側の図である。抵抗の上方の列は、上方シート2を表している。抵抗の下方の列は、下方シート3を表している。図2は、ユーザーがスクリーンをタッチせず、二つのシート2及び3が互いにタッチしていない場合のタッチ・スクリーンを説明する。まず、電圧がYP_UL及びXM_LRの間に加えられる。シート3のYP_LL端は、オープンの状態にされ、高入力インピーダンス電圧センサ8は、シート3の電圧を検出するために用いられる。図2のこのケースでは、下方シート3は上方シート2からの電圧を受信せず、この状態は、センサ8によってセンスされる。続いて、電圧がYP_UR及びYM_LL間に加えられる。シート3のXM_LR端はオープンの状態にされ、高入力インピーダンス電圧センサ9は、上方シート2の電圧を検出するために用いられる。図2のこのケースでは、上方シート2は下方シート3からの電圧を受信せず、この状態は、センサ9によってセンスされる。最初及び次にセンサ8及び9によって検出された電圧から、タッチ・スクリーンの電子機器は、二つのシート2及び3が互いにタッチしていないということを決定する。
図3(従来技術)は、ユーザーがスクリーンをタッチしているときのタッチ・スクリーンを説明する。従って、二つのシート2及び3は、図示するように、接触の点で互いにタッチしている。まず、電圧がYP_UL及びXM_LR間に加えられる。シート3のYM_LL端は、オープン状態にされ、センサ8は、下方シート3上の電圧を検出するために用いられる。上方シート2は、分圧器のタップとなる接触の点によって抵抗分圧器を形成する。オープンしているYM_LLに起因し、そして高入力センサであるセンサ8に起因し、下方シート3を通って電流が流れない。従って、センサ8によってセンスされる電圧は、分圧器のタップ上の電圧である。それゆえに、センスされた電圧の大きさは、YP_UL及びXM_LR間のタッチの場所を表す。電圧は、デジタル値に変換され、このデジタル値は、接触の点のX座標であるとみなされ得る。それから、続いて、電圧が下方シート3のYP_UR及びYM_LL間に加えられる。上方シート2のXM_LR端は、オープン状態にされ、高入力インピーダンス電圧センサ9は、シート2上の電圧を検出するために用いられる。下方シート3は、分圧器のタップとなる接触の点によって分圧器を形成する。上方シート2を通って電流は流れ無い。そのため、センサ9でセンスされる電圧は、分圧器のタップ上の電圧であり、従って、YP_UR及びYM_LL間のタッチの場所を表す。この電圧は、デジタル値に変換され、このデジタル値は、接触の点のY座標であるとみなされ得る。
図4は、従来のタッチ・スクリーン・コントロール集積回路10の一つのタイプの簡略化したダイアグラムである。まず、制御部11は、レギュレートされたアナログ供給電圧AVDDが端子14上に供給され、端子15が接地されるようにスイッチ12及び13に閉じさせる。従って、電圧AVDDは、シート2の両端に供給される。アナログ・マルチプレクサ16は、端子17上の電圧がアナログ/デジタル変換器(ADC)18の入力上に供給されるように、制御される。ADC18は、端子17上の電圧を、X座標として使用できるマルチ・ビット・デジタル値に変換する。次に、制御部11は、電圧AVDDが端子17上に供給され、端子21が接地されるように、スイッチ19及び20に閉じさせる。従って、電圧AVDDは、シート3の両端に供給される。アナログ・マルチプレクサ16は、端子14上の電圧がADC18の入力上に供給されるように制御される。ADC18は、端子17上の電圧をY座標として使用できるマルチ・ビット・デジタル値に変換する。端子22及び23間のバッテリ電圧VBATTは、アナログ供給電圧AVDDを生成するためにレギュレートされる。図2及び3の概念上のダイアグラムにおいて説明されたように二つのセンサ8及び9があるよりもむしろ、センサ8及び9の機能は、図4におけるマルチプレクサ16及びADC18によって行われる。
タッチ・スクリーンは、接触の点の検出の精度の種々の量が要求される種々の状況で使用できる。例としては、大きな選択可能なアイコンがスクリーンに表示された場合などである。このケースでは、接触の点の検出は、携帯電話の電子機器が特定の大きなアイコンが押されたことを決定するために、非常に正確である必要はない。そのような状況で、ADC18は、バス24及び抵抗25を介して、より少数のビットのマルチ・ビット・デジタル値を出力する、より低い分解能のADCとして動作するように制御されることができる。しかしながら、スクリーンが、非常に小さなアイコンの選択を検出または、スクリーン上のユーザーの書き込み(ユーザーは、例えばスクリーン上に書くために先の細いペンを用い得る)を検出しなければならない場合、接触の点の検出は、より正確でなくてはならない。このケースでは、ADC18は、より多数のビットのマルチ・ビット・デジタル値を出力する、より高い分解能(resolution)ADCとして動作するために、制御されることができる。図4で示すようなタッチ・スクリーン・コントロール回路は、時々、携帯電話内のデジタル・ベースバンド集積回路内で具体化される。
タッチ・スクリーン上の接触の点の場所を決定するために、X−Y座標の計測を取り込む間に、新規のタッチ・スクリーン・コントロール回路は、選択可能な複数の電圧の一つでタッチ・スクリーンを駆動する。一例において、タッチ・スクリーンから出力された電圧は、アナログ/デジタル変換器(ADC)によってX座標及びY座標の計測値であるマルチ・ビット・デジタル値に変換される。ADCは、ADC入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有する。
単に低いタッチ・スクリーン検出分解能が要求された場合、タッチ・スクリーンを駆動する電圧は、実質的に、ADCの変換可能な入力電圧範囲よりも小さくされる。計測された電圧は、単にADCの変換可能な入力電圧範囲の一部上を変動することができる。しかし、単にADC変換可能な入力電圧範囲の部分を用いることは、要求された低いタッチ・スクリーン検出分解能に起因し、適切である。そのような低いタッチ・スクリーン検出分解能状況において、減少された電圧でタッチ・スクリーンを駆動することは、有効に電力消費を減少する。
高いタッチ・スクリーン検出分解能が要求された場合、新規のタッチ・スクリーン・コントロール回路は、高い電圧である選択可能な電圧の一つでタッチ・スクリーンを駆動する。高いタッチ・スクリーン検出分解能が要求され得る状況の例は、ユーザーがスクリーン上に先の細いペンで書き込む状況、タッチ・スクリーンが一部のモバイル通信デバイスの電子機器が、ユーザーの手書きの解読をすることを試みる状況である。そのような状況では、高い選択可能な電圧の一つは、タッチ・スクリーンを駆動し、ADCの変換可能な入力電圧範囲のより多くまたは全ては、検出、及びタッチ・スクリーンから出力された電圧を計測値に変換するために使用でき、多くの電力が消費されるが、タッチ・スクリーン検出分解能の上昇が実現される。
それに対して、いくつかの実施形態において、新規のタッチ・スクリーン・コントロール回路は、複数の選択可能な固定された電圧の選択された一つでタッチ・スクリーンを駆動し、他の実施形態において、新規のタッチ・スクリーン・コントロール回路は、複数の選択可能な固定された電流の選択された一つでタッチ・スクリーンを駆動する。いくつかの実施形態において、ADCの分解能は、接触の点の計測の間、バスの中でプログラム可能であり、タッチ・スクリーンを駆動する電圧/電流である。新規のタッチ・スクリーン・コントロール回路は、取り込まれる特定の計測についての適切なタッチ・スクリーン検出分解能という結果になるので、最も低い電圧/電流でタッチ・スクリーンを駆動するために制御される。
前述は、要約であり、従って、必要に応じて、詳細の省略、一般化、簡略化を含み、その結果、当業者は、要約は、単に例示であり、任意の方法に限定されることを意味しないということを正しく理解するだろう。特許請求の範囲によって単に明らかにされたような、他の態様、発明の特徴、デバイスの利点及び/または、本明細書に記載の工程は、本明細書に示された、詳細に限定されない記載において明白になるだろう。
図1(従来技術)は、従来の抵抗タッチ・スクリーンの概念上のダイアグラムである。 図2(従来技術)は、「タッチされていない状態」における、従来の抵抗タッチ・スクリーンの断面の概念上のダイアグラムである。 図3(従来技術)は、「タッチ状態」における、従来の抵抗タッチ・スクリーンの断面の概念上のダイアグラムである。 図4(従来技術)は、従来のタッチ・スクリーン・コントロール回路のダイアグラムである。 図5は、一つの新規の態様に従ったモバイル通信デバイスのダイアグラムである。 図6は、図5のモバイル通信デバイスの簡略化されたブロック・ダイアグラムである。 図7は、図6の抵抗タッチ・スクリーンの概念上のダイアグラムである。 図8は、「タッチされていない状態」における、図6のタッチ・スクリーンの断面の概念上のダイアグラムである。 図9は、「タッチ状態」における、図6のタッチ・スクリーンの断面の概念上のダイアグラムである。 図10は、図6のタッチ・スクリーン・コントロール回路のブロック・ダイアグラムである。 図11は、図10のタッチ・スクリーン・コントロール回路の複数の異なる動作モードを示すテーブルである。 図12Aは、図10の電力供給部の第1の例のブロック・ダイアグラムである。 図12Bは、図10の電力供給部の第2の例のブロック・ダイアグラムである。 図13は、一つの新規の態様に従った方法のフローチャートである。
発明の詳細な説明
図5は、抵抗タッチ・スクリーン101を備える電子デバイス100の図である。タッチ・スクリーン101は、ディスプレイがタッチ・スクリーンを通って見えるように、デバイスのディスプレイ102上に配置される。図5の例において、電子デバイスは、携帯電話である。電子デバイス100のユーザーは、指を使って、スクリーン上に見える複数の選択可能なアイコンの一つを選択できる。アイコン103は、一つのそのようなアイコンである。ユーザーの指が、アイコン103上に配置されたタッチ・スクリーンの部分を押した場合、電子デバイス100内のタッチ・スクリーン・コントロール回路113は、押したことを検出し、タッチ・スクリーン上の接触の点のX座標及びY座標を示す情報を出力する。
図6は、図5の携帯電話100の簡略化されたダイアグラムである。携帯電話100は、(図示されていないいくつもの他の部品のうち)アンテナ104、二つの集積回路105及び106、及びタッチ・スクリーン101を備えている。LCDディスプレイ(図示しない)のようなディスプレイは、タッチ・スクリーン101の後ろに配置される。集積回路106は、「デジタル・ベースバンド集積回路」または「ベースバンド・プロセッサ集積回路」と呼ばれる。集積回路105は、RFトランシーバ集積回路である。RFトランシーバ集積回路105は、それが、受信器のみならず送信器も含んでいるので、「トランシーバ」と呼ばれる。携帯電話が受信している時、高周波数RF信号108は、アンテナ104上で受信される。信号108からの情報は、トランシーバ集積回路105内の受信チェーン(receive chain)を通過し、デジタル・ベースバンド集積回路106内のアナログ/デジタル変換器(ADC)109によってデジタル化される。その結果得られたデジタル情報は、デジタル・ベースバンド集積回路106内のデジタル・プロセッサ110によって処理される。携帯電話が送信している場合、送信される情報は、デジタル・ベースバンド集積回路106内のデジタル/アナログ変換器111によって、アナログ形式に変換される。アナログ情報は、トランシーバ集積回路105内の送信チェーン(transmit chain)を通過し、電力増幅器によって増幅され、高周波数RF信号112としてアンテナ104から送信されるように、アンテナ104上に供給される。プロセッサ110は、バス116を介して、プロセッサ読み取り可能な媒体115内または上に記憶されたプロセッサ実行可能な命令114のセットをフェッチし、実行する。このケースにおいて、プロセッサ読み取り可能な媒体は、半導体メモリである。
図7は、タッチ・スクリーン101のより詳細なダイアグラムである。タッチ・スクリーン101は、本特許文章の従来技術で示した従来の抵抗タッチ・スクリーンである。タッチ・スクリーン101は、透明な抵抗材料の第1のシート117及び、透明な抵抗材料の第2のシート118を含む。これらの二つのシートは、ディスプレイ102がタッチ・スクリーンを通してユーザーによって見られることができるように、電子デバイスのディスプレイ102上に配置される。第1の導電性バス・バー119は、シート117の上方左端に取り付けられ、第2の導電性バス・バー120は、シート117の下方右端に取り付けられる。同様に、第3の導電性バス・バー121は、シート118の上方右端に取り付けられ、第4の導電性バス・バー122は、シート118の下方左端に取り付けられる。タッチ・スクリーンがタッチされていない場合、二つのシート117及び118は互いにタッチしない。タッチ・スクリーンが、接触の点で押された場合、タッチの圧力は、二つのシート117及び118に、接触の点で互いに電気的に接触させる。タッチ・スクリーンのバス・バーに結合された電子機器は、接触の点を表すタッチ・スクリーン上のX座標及びY座標を決定する。
図8及び9は、どのようにタッチ・スクリーン及びタッチ・スクリーンに関連する電子機器が、接触の点のX座標及びY座標を決定するかを説明する概念上の概略図である。図8は、タッチ・スクリーン101の断面側の図である。抵抗の上方の列は、上方シート117を表している。抵抗の下方の列は、下方シート118を表している。図8は、ユーザーがスクリーンをタッチせず、二つのシート117及び118が互いにタッチしていない場合のタッチ・スクリーンを説明する。まず、電圧がYP_UL及びXM_LRの間に加えられる。シート118のYP_LL端は、オープン状態にされ、YP_URで電圧が検出される。図8のこのケースでは、下方シート118は上方シート117からの電圧を受信せず、検出された電圧は、このタッチされていない状態の表示である。次に、電圧がYP_UR及びYM_LL間に加えられる。上方シート117のXM_LR端はオープン状態にされ、YP_ULで電圧が検出される。図8のケースの場合、上方シート117は、下方シート118から電圧を受信せず、検出された電圧は、このタッチしていない状態の表示である。最初及び次に検出された電圧から、タッチ・スクリーンの電子機器は、二つのシート117及び118が互いにタッチしていないということを決定する。
図9は、ユーザーがスクリーンをタッチしているときのタッチ・スクリーン101を説明する。従って、二つのシート117及び118は、図示するように、接触の点で互いにタッチしている。まず、電圧がYP_UL及びXM_LR間に加えられる。シート118のYM_LL端は、オープン状態にされ、YP_URの電圧は、下方シート118上の電圧を検出するために用いられる。上方シート117は、分圧器のタップとなる接触の点によって抵抗分圧器を形成する。オープンしているYM_LLに起因し、そして高入力インピーダンスを有する電圧を検出する回路に起因し、下方シート118を通って電流が流れない。従って、検出された電圧は、分圧器のタップ上の電圧である。それゆえに、センスされた電圧の大きさは、YP_UL及びXM_LR間のタッチの場所を表す。電圧は、デジタル値に変換され、このデジタル値は、接触の点のX座標であるとみなされ得る。それから、続いて、電圧が下方シート118のYP_UR及びYM_LL間に加えられる。上方シート117のXM_LR端は、オープン状態にされ、YP_UL上の電圧は、高入力インピーダンスを有する検出回路を用いて検出される。下方シート118は、分圧器のタップとなる接触の点によって分圧器を形成する。上方シート117を通って電流は流れ無い。そのため、YP_ULで検出される電圧は、分圧器のタップ上の電圧であり、従って、YP_UR及びYM_LL間のタッチの場所を表す。この電圧は、デジタル値に変換され、このデジタル値は、接触の点のY座標であるとみなされ得る。
図10は、図6のタッチ・スクリーン・コントロール回路113及びタッチ・スクリーン101の簡略化されたダイアグラムである。タッチ・スクリーン・コントロール回路113は、制御回路123及びアナログ/デジタル変換器124を備えている。タッチ・スクリーン・コントロール回路113及びADC124は、バス116を介して図6のプロセッサ110に結合されている。タッチ・スクリーン・コントロール回路113は、端子125及び126の第1のペア、及び端子127及び128の第2のペアを介してタッチ・スクリーン101に結合される。制御回路123は、制御論理129、4つのスイッチ130〜133、電力供給部134、及びアナログ・マルチプレクサ135を備えている。4つのスイッチは、例えば、電界効果トランジスタ(FET)として実現され得る。アナログ・マルチプレクサ135は、例えば、電界効果トランジスタの伝送ゲートのマルチプレクサとして実現され得る。タッチ・スクリーン101は、4つの端子136〜139を有している。円形のシンボル140は、シート117及び118間の接触の点を表している。接触の点140は、例えば携帯電話の100のユーザーの指がタッチ・スクリーン101を押す時に、確立される。タッチ・スクリーンがタッチされていない場合、各シート中の抵抗は、概して200オーム〜2kオームの範囲内である。それは所定の個々のタッチ・スクリーンについて固定される。しかし、抵抗は、製造ばらつきに起因して、タッチ・スクリーンによって異なる。
一実施形態において、制御論理129は、線142を介して電力供給部134に、適切なマルチ・ビット・デジタル値(電圧セット値)を供給することで、ノード141上にレギュレートされた電圧をセットする。電力供給部134は、端子146及び147を介してバッテリに結合され、プログラム可能な電圧源として作動する。マルチ・ビット電圧セット値の値に依存し、ノード141上の電圧は、多くの選択可能な電圧(例えば、2.6ボルト、1.3ボルト、0.65ボルト、0.1625ボルト)の選択されたひとつの電圧を有するようにセットされる。他の実施形態において、電力供給部134は、プログラム可能な電流源として作動する。ノード141に供給された電流の大きさは、制御論理129によってセットされる。線142上のマルチ・ビット電圧セット値の値に基づいて、ノード141上に供給された電流は、多くの選択可能な電流の選択された一つの大きさを有するようにセットされる。電力供給部134が、ノード141に電力を供給するためのプログラム可能な電流源として作動するか、またはプログラム可能な電圧源として作動するかに関わらず、電力供給部134は、常に、レギュレートされたアナログ供給電圧AVDDを出力するように動作する。このアナログ供給電圧AVDDは、回路のほかの部分に電力を供給するように用いられる。
この記載された動作例では、電力供給部134は、プログラム可能な電圧源としてノード141を駆動する。外部バッテリ(図示せず)から受信されたVBATTは、おおよそ2.6ボルトである。アナログ供給電圧AVDDは、2.6ボルトである。プロセッサ実行可能な命令114のセットの実行は、プロセッサ110に、タッチ・スクリーン・コントロール情報(TSCI)を、バス16を介して、そして制御論理129内の抵抗143内に伝送させる。TSCIは、多数の種々の選択可能な電圧のどの一つが電力供給部134によってノード141上に供給されるかを決定する。最初に、プロセッサ110は、タッチ・スクリーン101上でディスプレイされたユーザー選択可能なアイコンが比較的大きいという理由で、必要なタッチ・スクリーン検出分解能が、比較的緩いということを決定する。従って、TSCI値は、第1の比較的低いレギュレートされた電圧をノード141上に供給する。この電圧は、ADC124に電力供給するために用いられる2.6ボルトのアナログ供給電圧AVDDよりも低い。本例において、第1の比較的低いレギュレートされた電圧は、1.3ボルトである。しかしながら、ADC124は、実質的にAVDDの全範囲で0〜2.6ボルトの出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有する。ここで用いられた専門用語の「生成することができる」は、図10のADC124のADC部の入力リードIN上に0ボルト〜2.6ボルトの範囲内のあらゆる電圧が与えられる場合、ADC部は、その入力電圧を対応するマルチ・ビット・デジタル出力値に変換するだろうということを意味する。タッチ・スクリーン・コントロール回路113の残りの部分(remainder)は、構成されている、または使用されるのであれば、専門用語の「生成することができる」は、0ボルト〜2.6ボルトの範囲内のあらゆる電圧が、ADC入力リードIN上に与えられることができるということを必ずしも意味しない。
第1の期間の間、制御回路123は、スイッチ130及び131の第1のペアを閉じさせる。スイッチ132及び133の第2のペアが開かれる。従って、ノード141上の1.3ボルト電圧は、スイッチ130及び端子125を介して、タッチ・スクリーン101の端子136に結合される。同様に、接地電位は、スイッチ131及び端子126を通って、タッチ・スクリーン101の端子137上に結合される。アナログ・マルチプレクサ135は、端子127上の電圧がADC124の高入力インピーダンス入力上に結合されるように、制御される。スイッチ133は開かれている。タッチ・スクリーンが押されている場合、接触の点140における電圧は、端子138、端子127及びマルチプレクサ135を通って、ADC124に結合される。ADC124は、電圧を、対応する第1のマルチ・ビット・デジタル値に変換する。この第1の値は、例えば、接触の点の場所を示すX座標値として考えられ得る。その値は、抵抗144内にロードされ、バス116を介してプロセッサ110によって読み出される。YP_UL及びXM_LRの両端に加えられる電圧の大きさは、1.3ボルトであるので、ADC124によって検出されることができる最大の電圧は1.3ボルトである。ADC124は、2.6ボルトのAVDDによって電力供給されるにもかかわらず、ADCステップの上位側(upper)半分の全ては用いられない。例えば、ADC124が12ビットの分解能を有するようにセットされる場合、2048〜4095の上位側半分のADCステップ値は、用いられない。ADC124は、0〜2047の範囲における計測値のみ出力することができる。
次に、第2の期間の間、制御回路123は、スイッチ132及び133の第2のペアを閉じさせる。スイッチ130及び131の第1のペアは開かれる。従って、ノード141上の1.3ボルトの電圧は、スイッチ132及び端子127を介してタッチ・スクリーン101の端子138に結合される。同様に、接地電位は、スイッチ133及び端子128を通ってタッチ・スクリーン101の端子139上に結合される。アナログ・マルチプレクサ135は、端子125上の電圧がADC124の高入力インピーダンス入力上に結合されるように、制御される。スイッチ131は開かれる。タッチ・スクリーンが押されている場合、接触の点140での電圧は、端子136、端子125、及びマルチプレクサ135を通ってADC124に結合される。ADC124は、その電圧を、対応する第2のマルチ・ビット・デジタル値に変換する。この第2の値は、例えば、接触の点の場所を示すY座標値として考えられ得る。その値は、抵抗144内にロードされ、バスを介してプロセッサ110によって読み出される。X座標及びY座標値は、接触の点140の場所を示す。最大の2.6ボルトのAVDD電圧をタッチ・スクリーン101に供給することなく、実質的により小さい1.3ボルトの電圧が、有利に、タッチ・スクリーン101に供給される。計測の間、タッチ・スクリーン101を通って駆動される電流の対応する量は、従って、実質的に減少され、それによって、低いタッチ・スクリーン分解能の計測の間、回路全体の電力消費を減少する。
次に、この記載された動作例に従って、プロセッサ110は、タッチ・スクリーン101上にディスプレイされたユーザー選択可能なアイコンが比較的小さいため、またはユーザーが、タッチ・スクリーン上に書くために先の細いペンを用いるため、要求されたタッチ・スクリーン検出分解能が比較的高いということを決定する。これは、例えば、手書き認識が生じる状況であり得る。従って、プロセッサ110は、第2の比較的大きいレギュレートされた電圧をノード141上に提供させるTSCI値を、バス116を介して抵抗143内に書きこむ。本例において、電圧は2.6ボルトである。ADC124は、2.6ボルトのAVDDから電力供給を受け続け、0〜2.6ボルトの同様の変換可能入力電圧範囲を有する。
第1の期間の間、制御回路123は、スイッチ130及び131の第1のペアを閉じさせる。スイッチ132及び133の第2のペアは開かれている。従って、ノード141上の2.6ボルトの電圧は、スイッチ130及び端子125を介してタッチ・スクリーン101の端子136に結合される。同様に、接地電位は、スイッチ131及び端子126を通って、タッチ・スクリーン101の端子137上に結合される。アナログ・マルチプレクサ135は、端子127上の電圧がADC124の高入力インピーダンス入力上に結合されるように、制御される。スイッチ133は開かれている。タッチ・スクリーンが押されている場合、接触の点140で電圧は、端子138、端子127及びマルチプレクサ135を通って、ADC124に結合される。ADC124は、電圧を対応する第1のマルチ・ビット・デジタル値に変換する。第1の値は、例えば、接触の点の場所を示すX座標値とみなされ得る。この値は、抵抗144内にロードされ、バス116を介してプロセッサ110によって読み出される。YP_UL及びXM_LRの両端に加えられる電圧の大きさは、ADC124の最大の2.6ボルトのADC変換可能な入力電圧範囲が使用できるように、2.6ボルトである。例えば、ADC124が12ビット分解能を有するようにセットされた場合、0〜4095のADCステップ値の全ては用いられる。
次に、第2の期間で、制御回路123は、スイッチ132及び133の第2のペアを閉じさせる。スイッチ130及び131の第1のペアは開かれる。ノード141上の2.6ボルトの電圧は、従って、スイッチ132及び端子127を介してタッチ・スクリーン101の端子138に結合される。同様に、接地電位は、スイッチ133及び端子128を通って、タッチ・スクリーン101の端子139上に結合される。アナログ・マルチプレクサ135は、端子125上の電圧がADC124の高入力インピーダンス入力上に結合されるように制御される。スイッチ131は開かれる。タッチ・スクリーンがタッチされている場合、接触の点140での電圧は、端子136、端子125、及びマルチプレクサ135を通って、ADC124に結合される。ADC124は、電圧を対応する第2のマルチ・ビット・デジタル値に変換する。この第2の値は、例えば、接触の点の場所を示すY座標値とみなされ得る。その値は、抵抗144内にロードされ、バス116を介してプロセッサ110によって読み出される。X座標及びY座標の値は、接触の点140の場所を示している。タッチ・スクリーン101は、要求された高タッチ・スクリーン計測分解能をサポートするために、最大の2.6ボルトのAVDD電圧が供給される。上述した低タッチ・スクリーン分解能モードよりも多くの電力が、消費されるが、高タッチ・スクリーン分解能計測が実行できる。
図11は、図10のタッチ・スクリーン・コントロール回路113の動作の種々の例を示すテーブルである。プロセッサ110は、バス116を介して抵抗143内に書き込むことによって、タッチ・スクリーン電流を制御する。プロセッサ110は、バス116を介して抵抗145内に書き込むことによって、ADC分解能を制御する。
図12Aは、複数の種々のレギュレートされた電圧の選択可能な一つによって、ノード141を駆動するために、制御論理129が、電力供給部134を制御する実施形態における電力供給部134の簡略化したダイアグラムである。
図12Bは、複数の種々の固定された電流の選択可能な一つを、ノード141上に供給するために、制御論理129が、電力供給部134を制御する実施形態における電力供給部134の簡略化したダイアグラムである。
図13は、一動作例に従った新規の方法200の簡略化したフローチャートである。第1のステップ(ステップ201)において、第1の電流は、第1の電圧が第1及び第2の端子間に与えられるように、タッチ・スクリーンを通って、第1の端子から第2の端子まで駆動される。一例において、第1の端子は、端子125であり、第2の端子は端子126であり、第1の電圧は、2.6ボルトである。
次(ステップ202)に、ADCは、第3の端子上の第2の電圧を第1のデジタル値に変換する。一例において、第3の端子は端子127である。ステップ201及び202は、比較的高い電力で行われる第1のタッチ・スクリーンの接触の点の計測(X座標計測)を行う。図13のフローチャート内のステップには図示されていないが、同様に、Y座標計測は、比較的高い電力で行われる。
次(ステップ203)に、タッチ・スクリーン・コントロール情報(TSCI)が受信される。このTSCIは、より少ないタッチ・スクリーン検出分解能が要求されたことを表す。一例において、このTSCIは、プロセッサ110によって抵抗143内に書き込まれる。
次(ステップ204)に、第2の電流は、第3の電圧が第1及び第2の端子間に与えられるように、タッチ・スクリーンを通って、第1の端子から第2の端子まで駆動される。一例において、第1の端子は端子125であり、第2の端子は、端子126であり、第3の電圧は、1.3ボルトである。第3の電圧(例えば1.3ボルト)は、実質的に第1の電圧(例えば2.6ボルト)よりも小さい。
次(ステップ205)に、ADCは、第3の端子上の第4の電圧を、第2のデジタル値に変換する。一例において、第3の端子は端子127である。ステップ204及び205は、比較的低い電力で行われる第2のタッチ・スクリーンの接触の点の計測(X座標計測)を行う。図13のフローチャート内のステップには図示されていないが、同様に、Y座標計測は、比較的低い電力で行われる。ADCは、実質的に第3の電圧(例えば、1.3ボルト)よりも大きい変換可能な入力電圧範囲(例えば、0〜2.6ボルト)を有する。ステップ204及び205の低電力計測は、低タッチ・スクリーン検出分解能を有する。しかし、この低タッチ・スクリーン検出分解能は、特定の状況下で十分であり、これらの状況において、電力消費は、接触の点の計測が実行されるための最も低い条件を満たした電力消費設定を用いることによって減少される。第1及び第2のタッチ・スクリーン計測は、キャリブレショーンプロセスの間に行われた計測だけでなく、モバイル通信デバイス100にユーザー入力が受信されるための通常のタッチ・スクリーン動作の間に行われるタッチ・スクリーン計測でもある。
一つまたはそれ以上の例示的な実施形態において、議論された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらのいくつかの組み合わせで実装され得る。ソフトウェアで実装された場合、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体(時々、プロセッサ読み取り可能な媒体として呼ばれる)に、記憶され、または、一つまたはそれ以上の命令またはコードとして送信され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、ある箇所から他の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を促進する任意のメディアを含んでいるコンピュータ記憶メディア及び通信メディアを含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の入手可能な媒体であり得る。例のため、そして例に限らず、そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶、磁気ディスク記憶、または他の磁気記憶デバイス、または、命令またはデータ構造の形態において、望ましいプログラム・コードを運び、記憶することができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。また、任意のつながりは、適切にコンピュータ読み取りメディアと称される。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバー、または、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、及びマイクロ波のようなワイヤレス技術を用いる他の遠隔ソース、から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、または赤外線、無線、及びマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書に用いたように、ディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、及びブルーレイ(登録商標)ディスク、を含み、ディスク(disk)は大抵磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は光学的またはレーザーでデータを再生する。上の組み合わせは、また、コンピュータ読み取り可能なメディアの範囲の中に含まれるべきである。
教示の目的のため、いくらかの明白な実施形態が上に記載されているとはいえ、この特許文章の教示は、一般的な適用を有し、上に記載された特定の実施形態に限定されない。他の実施形態において、制御可能な利得を有する増幅器は、マルチプレクサ135及びADC124の間に配置される。比較的小さい電圧/電流は、タッチ・スクリーンを駆動し、しかし、計測された比較的低い電圧出力は、ADC124に供給される信号に先立って、制御可能な利得増幅器によって、増幅される。増幅器の利得は、制御論理129内に書き込まれたTSCI値によって決定される。上で示した実施形態において、ADCがAVDDによって、常に電力供給されているとはいえ、他の実施形態で、ADCに電力供給する供給電圧は、タッチ・スクリーンに電力供給する電圧と共に減少される。いくつかの例において、プロセッサ110は、バッテリ電力が望ましくない低さであることを決定し、バッテリ電力消費を減少させ、バッテリ寿命を延ばすために、プロセッサ110は、それに応じて、タッチ・スクリーン検出分解能を減少する。減少されたタッチ・スクリーン分解能を用いることは、例えば、手書き認識のためのような、特定の方法で用いることからタッチ・スクリーンを抑制し得る。しかし、減少されたタッチ・スクリーン検出分解能を用いることが、バッテリ寿命を延ばし、モバイル通信デバイスが、バッテリが完全に放電する前の長い期間について、他のより多くの本質的なタスクを実行することを許可する場合、それは受け入れることができる。その結果、記載された特定の実施形態の種々の特徴の種々の変形例、適応、及び組み合わせは、下に示された特許請求の範囲から逸脱せず実行されることができる。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]端子の第1のペアと、
端子の第2のペアと、
第1の期間の間、複数の選択可能な電圧の一つを、端子の前記第1のペアの第1の端子上に供給し、端子の前記第1のペアの第2の端子を接地電位に結合し、第2の期間の間、前記複数の選択可能な電圧の一つを、端子の前記第2のペアの第1の端子上に供給し、端子の前記第2のペアの第2の端子を接地電位に結合する制御回路と、
前記第1の期間の間、端子の前記第2のペアの前記端子の一つ上に与えられる第1の電圧を計測し、それから第1の計測値を生成し、前記第2の期間の間、端子の前記第1のペアの前記端子の一つ上に与えられる第2の電圧を計測し、それから第2の計測値を生成するアナログ/デジタル変換器(ADC)と、
を備える集積回路。
[2]前記集積回路は、電流が、前記第1の期間の間、前記制御回路から、前記第1のペアの第1の端子から前記集積回路の外へ、前記タッチ・スクリーンを通って、前記第1のペアの前記第2の端子を介して前記集積回路内に戻って流れるように抵抗タッチ・スクリーンに結合されるために適合される[1]の集積回路。
[3]前記制御回路は、タッチ・スクリーン・コントロール情報(TSCI)を記憶し、複数の選択可能な電圧の一つは、前記第1の期間及び前記第2の期間の中に供給され、前記制御回路に記憶された前記TSCIの値によって決定される[1]の集積回路。
[4]前記第1及び第2の計測値は、キャリブレーションの目的のために用いられない[1]の集積回路。
[5]前記ADCは、前記ADCの入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、前記選択可能な電圧の一つ及び接地電位間の電圧の違いは、実質的に、前記変換可能な入力電圧範囲よりも小さい[1]の集積回路。
[6]前記ADCは、前記選択可能な電圧の一つよりも実質的に大きい電圧から電力供給される[1]の集積回路。
[7]前記制御回路は、タッチ・スクリーン・コントロール情報(TSCI)を記憶し、前記TSCIが、第1の値を有している場合、第1及び第2の期間中、前記制御回路は、第1の量の電流を、端子の前記第1のペアの前記第1の端子から供給し、それに対し、前記TSCIが第2の値を有している場合、第1及び第2の期間中、前記制御回路は、第2の量の電流を、端子の前記第1のペアの前記第1の端子から供給する[1]の集積回路。
[8]前記制御回路は、前記複数の選択可能な電圧の一つを出力するプログラム可能な電圧源を備える[1]の集積回路。
[9]アナログ/デジタル変換器(ADC)と、
制御回路と、
を備え、
前記ADCは、期間の間、タッチ・スクリーンから受信した電圧を計測し、前記ADCの入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、
前記制御回路は、前記期間の間、前記タッチ・スクリーンに複数の選択可能な電圧の一つを供給し、前記ADCによって受信された前記電圧は、前記制御回路によって前記タッチ・スクリーンに供給された電流に起因し、前記選択可能な電圧の一つは、前記変換可能な入力電圧範囲よりも実質的に小さい
タッチ・スクリーンを制御するためのシステム。
[10]前記選択可能な電圧の第2の電圧は、前記変換可能な入力電圧範囲と実質的に同じ大きさである[9]のシステム。
[11]期間の間、タッチ・スクリーンから受信された信号の大きさを計測するアナログ/デジタル変換器(ADC)と、
制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記期間の間、異なる大きさの複数の選択可能な電流の一つを、前記タッチ・スクリーンに供給し、前記ADCによって受信された信号は、前記期間の間、前記制御回路によって前記タッチ・スクリーンに供給される前記一つの電流に起因する
タッチ・スクリーンを制御するためのシステム。
[12]前記ADCは、前記ADCの入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、前記タッチ・スクリーンは、第1の端子及び第2の端子を有し、前記選択された電流の一つは、電圧が前記第1及び第2の端子間に与えられるように、前記タッチ・スクリーンの前記第1の端子内、及び前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子外に流れ、前記第1及び第2の端子間に与えられる電圧は、実質的に、前記ADCの前記変換可能な入力電圧範囲よりも小さい[11]のシステム。
[13](a)第1の電流を、第1の電圧が第1及び第2の端子間に与えられるように、タッチ・スクリーンの前記第1の端子から、前記タッチ・スクリーンを通って、前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子の外へ駆動することと、
(b)前記タッチ・スクリーンの第3の端子上に、(a)の間、与えられる前記第3の端子上の第2の電圧を第1のデジタル値に変換することと、
(c)第2の電流を、実質的に前記第1の電圧よりも小さい第3の電圧が第1及び第2の端子間に与えられるように、前記タッチ・スクリーンの前記第1の端子から、前記タッチ・スクリーンを通って、前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子の外へ駆動することと、
(d)前記タッチ・スクリーンの前記第3の端子上に、(c)の間、与えられる前記第3の端子上の第4の電圧を、第2のデジタル値に変換することと、
を備える方法。
[14](b)及び(c)の前記変換することは、アナログ/デジタル変換器(ADC)によって実行され、前記ADCは、前記ADCに供給される電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、前記変換可能な入力電圧範囲は、実質的に前記第3の電圧よりも大きい[13]の方法。
[15](e)前記第1の電圧を決定する第1のマルチ・ビット・デジタル値を受信することと、
(f)前記第3の電圧を決定する第2のマルチ・ビット・デジタル値を受信することと、
を更に備え、
(e)は、(a)よりも前に生じ、
(f)は、(c)よりも前に生じる
[13]の方法。
[16](a)における前記第1の電流は、電流源から供給された固定電流であり、前記第1の電圧は、前記第1の電流が、前記タッチ・スクリーンを通って、前記第1の端子から前記第2の端子まで流れた時に生じる電圧である[13]の方法。
[17](a)における前記第1の電圧は、接地電位が前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子上に与えられる時、電圧レギュレータから前記タッチ・スクリーンの前記第1の端子上に供給された固定電圧であり、前記第1の電流は、前記第1の電圧が前記タッチ・スクリーンの前記第1の端子上に与えられる時、及び接地電位が前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子上である時に生じる電流である[13]の方法。
[18](a)選択可能な電流を、タッチ・スクリーンの第1の端子から、タッチ・スクリーンを通って、前記タッチ・スクリーンの第2の端子の外へ駆動するために適合された制御回路を提供することと、
(b)前記選択可能な電流が流れた時に、前記タッチ・スクリーンの第3の端子上に与えられる第2の電圧を計測するために適合されたアナログ/デジタル変換器(ADC)を提供することと、
を備え、
第1の電圧は、前記選択可能な電流が流れた時に、前記第1及び第2の端子間に与えられ、
前記ADCは、前記ADCの入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、前記変換可能な入力電圧範囲は、実質的に前記第1の電圧よりも大きい
方法。
[19]前記選択可能な電流は、異なる大きさの複数の電流の一つである[18]の方法。
[20]端子の第1のペアと、
端子の第2のペアと、
第1の計測期間の間、前記第1のペアの第1の端子からタッチ・スクリーンを通り、前記第1のペアの第2の端子に戻る第1の選択可能な電流を駆動する手段、及び前記第1の選択可能な電流の流れの間、前記第2のペアの第1の端子上に与えられる第1の電圧を検出する手段と、
を備え、
前記手段は、また、第2の計測期間の間、第2の選択可能な電流を、前記第1のペアの第1の端子から前記タッチ・スクリーンを通り、前記第1のペアの第2の端子に戻る第2の選択可能な電流を駆動する手段、及び前記第2の選択可能な電流の流れの間、前記第2のペアの前記第1の端子上に与えられる第2の電圧を計測する手段であり、
前記第2の選択可能な電流は、実質的に前記第1の選択可能な電流よりも小さい
回路。
[21]前記手段は、また、マルチ・ビット・デジタル値を受信する手段、及び前記第2のペアの前記第1の端子上に与えられる電圧の計測の間、前記第1のペアの前記第1の端子の外に駆動される電流の大きさをセットするために、前記マルチ・ビット・デジタル値を用いる手段である[20]の回路。
[22]前記第1の選択可能な電流は、前記第1のペアの前記第1の端子上に固定された電圧を供給することによって、駆動され、前記第1の選択可能な電流は、前記第1のペアの前記第2の端子が接地された時、前記固定電圧が前記第1のペアの前記第1の端子上に供給された時に生じる電流である[20]の回路。
[23]前記選択可能な電流は、前記手段によって供給され、前記手段によって、前記第1のペアの前記第1の端子を通って出力される固定電流である[20]の回路。
[24]タッチ・スクリーンの接触の点の場所の計測の間、タッチ・スクリーンを通って駆動されるために、駆動電流の大きさを変えることを実行する
コンピュータ読み取り可能な媒体上に記憶された命令のセット。
[25]携帯電話内の半導体メモリ内に記憶され、前記携帯電話のプロセッサによる前記命令の実行は、制御情報を前記携帯電話内のバスを介して制御回路と通信させ、前記制御回路は、前記駆動電流の前記大きさを制御する[24]の命令のセット。
[26]前記駆動電流の前記大きさは、第1のタッチ・スクリーンの接触の点の場所の計測が第1の駆動電流を用いて実行されるように、第2のタッチ・スクリーンの接触の点の場所の計測が第2の駆動電流を用いて実行されるように、変えられ、前記第1の駆動電流は、実質的に前記第2の駆動電流よりも大きく、前記バスを介して通信される前記制御情報は、前記制御回路を前記第1の駆動電流から前記第2の駆動電流へと駆動電流の前記大きさを変えさせる[25]の命令のセット。

Claims (23)

  1. 端子の第1のペアと、
    端子の第2のペアと、
    第1の期間の間、複数の選択可能な電圧の一つを、端子の前記第1のペアの第1の端子上に供給し、端子の前記第1のペアの第2の端子を接地電位に結合し、第2の期間の間、前記複数の選択可能な電圧の一つを、端子の前記第2のペアの第1の端子上に供給し、端子の前記第2のペアの第2の端子を接地電位に結合する制御回路と、
    前記第1の期間の間、端子の前記第2のペアの前記端子の一つ上に与えられる第1の電圧を計測し、それから第1の計測値を生成し、前記第2の期間の間、端子の前記第1のペアの前記端子の一つ上に与えられる第2の電圧を計測し、それから第2の計測値を生成するアナログ/デジタル変換器(ADC)であって、前記第1及び第2の計測値はタッチ・スクリーンの接触の点の場所の計測であり、前記ADCは、前記ADCの入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、前記選択可能な電圧の一つ及び接地電位間の電圧の違いは、実質的に、前記変換可能な入力電圧範囲よりも小さい、ADCと、
    を備える集積回路。
  2. 前記集積回路は、電流が、前記第1の期間の間、前記制御回路から、前記第1のペアの第1の端子から前記集積回路の外へ、前記タッチ・スクリーンを通って、前記第1のペアの前記第2の端子を介して前記集積回路内に戻って流れるように抵抗タッチ・スクリーンに結合されるために適合される請求項1の集積回路。
  3. 前記制御回路は、タッチ・スクリーン・コントロール情報(TSCI)を記憶し、複数の選択可能な電圧の一つは、前記第1の期間及び前記第2の期間の中に供給され、前記制御回路に記憶された前記TSCIの値によって決定される請求項1の集積回路。
  4. 前記第1及び第2の計測値は、キャリブレーションの目的のために用いられない請求項1の集積回路。
  5. 前記ADCは、前記選択可能な電圧の一つよりも実質的に大きい電圧から電力供給される請求項1の集積回路。
  6. 前記制御回路は、タッチ・スクリーン・コントロール情報(TSCI)を記憶し、前記TSCIが、第1の値を有している場合、第1及び第2の期間中、前記制御回路は、第1の量の電流を、端子の前記第1のペアの前記第1の端子から供給し、それに対し、前記TSCIが第2の値を有している場合、第1及び第2の期間中、前記制御回路は、第2の量の電流を、端子の前記第1のペアの前記第1の端子から供給する請求項1の集積回路。
  7. 前記制御回路は、前記複数の選択可能な電圧の一つを出力するプログラム可能な電圧源を備える請求項1の集積回路。
  8. アナログ/デジタル変換器(ADC)と、
    制御回路と、
    を備え、
    前記ADCは、接触の点の場所の計測の期間の間、タッチ・スクリーンから受信した電圧を計測し、前記ADCの入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、
    前記制御回路は、前記接触の点の場所の計測の期間の間、前記タッチ・スクリーンに複数の選択可能な電圧の一つを供給し、前記ADCによって受信された前記電圧は、前記制御回路によって前記タッチ・スクリーンに供給された電流に起因し、前記選択可能な電圧の一つは、前記変換可能な入力電圧範囲よりも実質的に小さい
    タッチ・スクリーンを制御するためのシステム。
  9. 前記選択可能な電圧の第2の電圧は、前記変換可能な入力電圧範囲と実質的に同じ大きさである請求項のシステム。
  10. 接触の点の場所の計測の期間の間、タッチ・スクリーンから受信された信号の大きさを計測するアナログ/デジタル変換器(ADC)と、
    制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記接触の点の場所の計測の期間の間、異なる大きさの複数の選択可能な電流の一つを、前記タッチ・スクリーンに供給し、前記ADCによって受信された信号は、前記接触の点の場所の計測の期間の間、前記制御回路によって前記タッチ・スクリーンに供給される前記一つの電流に起因し、前記ADCは、前記ADCの入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、前記タッチ・スクリーンは、第1の端子及び第2の端子を有し、前記選択された電流の一つは、前記接触の点の場所の計測の期間の間電圧が前記第1及び第2の端子間に与えられるように、前記タッチ・スクリーンの前記第1の端子内、及び前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子外に流れ、前記第1及び第2の端子間に与えられる電圧は、実質的に、前記ADCの前記変換可能な入力電圧範囲よりも小さい
    タッチ・スクリーンを制御するためのシステム。
  11. (a)第1の電流を、第1の電圧が第1及び第2の端子間に与えられるように、タッチ・スクリーンの前記第1の端子から、前記タッチ・スクリーンを通って、前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子の外へ駆動することと、
    (b)前記タッチ・スクリーンの第3の端子上に、(a)の間、与えられる前記第3の端子上の第2の電圧を第1のデジタル値に変換することと、
    (c)第2の電流を、実質的に前記第1の電圧よりも小さい第3の電圧が第1及び第2の端子間に与えられるように、前記タッチ・スクリーンの前記第1の端子から、前記タッチ・スクリーンを通って、前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子の外へ駆動することと、
    (d)前記タッチ・スクリーンの前記第3の端子上に、(c)の間、与えられる前記第3の端子上の第4の電圧を、第2のデジタル値に変換することであって、(a)及び(b)は第1の接触の点の場所の計測の期間の間に起こり、(c)及び(d)は第2の接触の点の場所の計測の期間の間に起こる、第4の電圧を変換することと、
    を備え
    (b)及び(c)の前記変換することは、アナログ/デジタル変換器(ADC)によって実行され、前記ADCは、前記ADCに供給される電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、前記変換可能な入力電圧範囲は、実質的に前記第3の電圧よりも大きい
    方法。
  12. (e)前記第1の電圧を決定する第1のマルチ・ビット・デジタル値を受信することと、
    (f)前記第3の電圧を決定する第2のマルチ・ビット・デジタル値を受信することと、
    を更に備え、
    (e)は、(a)よりも前に生じ、
    (f)は、(c)よりも前に生じる
    請求項11の方法。
  13. (a)における前記第1の電流は、電流源から供給された固定電流であり、前記第1の電圧は、前記第1の電流が、前記タッチ・スクリーンを通って、前記第1の端子から前記第2の端子まで流れた時に生じる電圧である請求項11の方法。
  14. (a)における前記第1の電圧は、接地電位が前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子上に与えられる時、電圧レギュレータから前記タッチ・スクリーンの前記第1の端子上に供給された固定電圧であり、前記第1の電流は、前記第1の電圧が前記タッチ・スクリーンの前記第1の端子上に与えられる時、及び接地電位が前記タッチ・スクリーンの前記第2の端子上である時に生じる電流である請求項11の方法。
  15. (a)選択可能な電流を、タッチ・スクリーンの第1の端子から、前記タッチ・スクリーンを通って、前記タッチ・スクリーンの第2の端子の外へ駆動するために適合された制御回路を提供することと、
    (b)前記選択可能な電流が流れた時に、前記タッチ・スクリーンの第3の端子上に与えられる第2の電圧を計測するために適合されたアナログ/デジタル変換器(ADC)を提供することと、
    を備え、
    第1の電圧は、接触の点の場所の計測の間に前記選択可能な電流が流れた時に、前記第1及び第2の端子間に与えられ、
    前記ADCは、前記ADCの入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、前記変換可能な入力電圧範囲は、接触の点の場所の計測の間実質的に前記第1の電圧よりも大きい
    方法。
  16. 前記選択可能な電流は、異なる大きさの複数の電流の一つである請求項15の方法。
  17. 端子の第1のペアと、
    端子の第2のペアと、
    第1の接触の点の場所の計測期間の間、前記第1のペアの第1の端子からタッチ・スクリーンを通り、前記第1のペアの第2の端子に戻る第1の選択可能な電流を駆動する手段、及び前記第1の選択可能な電流の流れの間、前記第2のペアの第1の端子上に与えられる第1の電圧を検出する手段と、
    を備え、
    前記手段は、また、第2の接触の点の場所の計測期間の間、第2の選択可能な電流を、前記第1のペアの第1の端子から前記タッチ・スクリーンを通り、前記第1のペアの第2の端子に戻る第の選択可能な電流を駆動する手段、及び前記第2の選択可能な電流の流れの間、前記第2のペアの前記第1の端子上に与えられる第2の電圧を計測する手段であり、
    前記第2の選択可能な電流は、実質的に前記第1の選択可能な電流よりも小さく、
    前記手段は、前記第2の電圧の計測を行うために使用されるADCを含んでおり、
    前記ADCは、前記第2の接触の点の場所の計測期間の間前記第2の電圧より大きい変換可能な入力電圧範囲を有する
    回路。
  18. 前記手段は、また、マルチ・ビット・デジタル値を受信する手段、及び前記第2のペアの前記第1の端子上に与えられる電圧の計測の間、前記第1のペアの前記第1の端子の外に駆動される電流の大きさをセットするために、前記マルチ・ビット・デジタル値を用いる手段である請求項17の回路。
  19. 前記第1の選択可能な電流は、前記第1のペアの前記第1の端子上に固定された電圧を供給することによって、駆動され、前記第1の選択可能な電流は、前記第1のペアの前記第2の端子が接地された時、前記固定電圧が前記第1のペアの前記第1の端子上に供給された時に生じる電流である請求項17の回路。
  20. 前記選択可能な電流は、前記手段によって供給され、前記手段によって、前記第1のペアの前記第1の端子を通って出力される固定電流である請求項17の回路。
  21. タッチ・スクリーンの接触の点の場所の計測の間、タッチ・スクリーンを通って駆動されるために、駆動電流の大きさを変えることを実行する
    コンピュータ読み取り可能な媒体上に記憶された命令のセットであって、
    前記駆動電流の前記大きさは、第1のタッチ・スクリーンの接触の点の場所の計測が第1の駆動電流を用いて実行されるように、第2のタッチ・スクリーンの接触の点の場所の計測が第2の駆動電流を用いて実行されるように、変えられ、前記第1の駆動電流は、実質的に前記第2の駆動電流よりも大きく、
    前記第2の駆動電流が流れた時に、前記タッチ・スクリーンの第1及び第2の端子間に電圧が与えられ、前記電圧はアナログ/デジタル変換器(ADC)によって計測され、前記ADCは、前記ADCの入力上の電圧に対応する出力計測を生成することができる変換可能な入力電圧範囲を有し、前記第1及び第2の端子間に与えられる電圧は、実質的に、前記ADCの前記変換可能な入力電圧範囲よりも小さい
    命令のセット
  22. 携帯電話内の半導体メモリ内に記憶され、前記携帯電話のプロセッサによる前記命令の実行は、制御情報を前記携帯電話内のバスを介して制御回路と通信させ、前記制御回路は、前記駆動電流の前記大きさを制御する請求項21の命令のセット。
  23. 記バスを介して通信される前記制御情報は、前記制御回路を前記第1の駆動電流から前記第2の駆動電流へと駆動電流の前記大きさを変えさせる請求項22の命令のセット。
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