JP5535266B2 - 多軸三相サーボモータ用の故障検出装置および故障検出方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に示されたような故障検出装置は、矩形状のインバータ出力電圧波形を計測するために、高速かつ高精度なA/D変換器が必要となる。さらに、複数のサーボモータを組み合わせたシステムにおいて、それぞれのモータ毎に故障検出回路が必要であったため、部品構成が多数必要であった。この結果、装置コストが高くなってしまうという問題があった。
図1は、本発明の実施の形態1における三相サーボモータ用の故障検出装置をシステムに適用するときの構成図である。この図1は、8台の三相サーボモータを駆動するシステムに1台の故障検出装置を適用した場合の構成を例示しているものである。
本実施の形態1における故障検出装置300は、高速かつ高精度なA/D変換器を必要としない。さらに、図1で例示したように、故障検出装置300内に検出対象切換部320を備えることにより、通電検出回路部330(故障検出回路)は、システム全体として1つ備えるだけでよい。従って、部品構成を最小限に抑えることができる。この結果、従来技術と比較して、コスト面で優位である。
本実施の形態1における故障検出装置300は、三相サーボモータの巻線回路と大地間に直流電圧を印加し、通電検出回路部330に流れる電流によって故障判定を行っている。このため、誘導電流または漏れ電流などの影響を受けず、受電変圧器の中性点が非接地または高抵抗接地である場合においても正確な故障判定を行うことができる。この結果、従来技術と比較して、信頼性の高いシステムを実現できる。
先の実施の形態1では、複数の三相サーボモータを組み合わせたシステム(大規模システム)に適用する故障検出装置300について説明した。これに対して、本発明の実施の形態2では、1台の三相サーボモータによるシステム(小規模システム)に適用する故障検出装置300について説明する。
先の実施の形態1、2では、小型継電器333を有する通電検出回路部330を用いた故障検出方法について説明した。これに対して、本発明の実施の形態3では、先の実施の形態1、2とは異なる構成の通電検出回路部330を備えた故障検出装置300について説明する。
先の実施の形態3では、シャント抵抗334および電流測定器335を有した通電検出回路部330を備えた故障検出装置300について説明した。これに対して、本発明の実施の形態4では、先の実施の形態3とは異なる構成の通電検出回路部330を備えた故障検出装置300について説明する。
Claims (6)
- 複数台の三相サーボモータの故障検出を1台で行う多軸三相サーボモータ用の故障検出装置であって、
故障検出対象である三相サーボモータの巻線回路に対して故障診断用の直流電圧を印加するための直流電源と、前記直流電圧を印加した際に前記巻線回路に所定値以上の電流が流れるか否かを検出する電流検出部とを有する通電検出回路部と、
前記通電検出回路部と前記複数台の三相サーボモータのそれぞれの巻線回路との間に接続され、外部からの切り換え指令に基づいて、前記それぞれの巻線回路の中から前記直流電圧を印加する巻線回路を選択切り換え可能とする検出対象切換部と、
前記三相サーボモータの故障検出を行う際に、前記複数台の三相サーボモータのそれぞれの駆動出力部の運転を停止させた後、前記複数台の三相サーボモータの中から故障検出対象である三相サーボモータを特定するために、前記検出対象切換部に対して前記切り換え指令を出力し、前記電流検出部の測定結果に基づいて、前記故障検出対象である三相サーボモータの巻線回路に所定値以上の電流が流れたと判断した場合には、前記故障検出対象である三相サーボモータで地絡故障が発生したと判断する故障判定部と
を備え、
前記検出対象切換部と前記複数台の三相サーボモータのそれぞれの巻線回路との間に接続され、前記三相サーボモータの故障検出を行う際には一括して閉状態となり、前記三相サーボモータが通常運転中は、一括して開状態となる高電圧隔離回路部をさらに備える
ことを特徴とする多軸三相サーボモータ用の故障検出装置。 - 請求項1に記載の多軸三相サーボモータ用の故障検出装置において、
前記電流検出部は、前記直流電圧を印加した際に前記巻線回路に所定値以上の電流が流れることでオン状態となる小型継電器で構成され、
前記故障判定部は、前記小型継電器が前記オン状態となった場合には、前記故障検出対象である三相サーボモータで地絡故障が発生したと判断する
ことを特徴とする多軸三相サーボモータ用の故障検出装置。 - 請求項1に記載の多軸三相サーボモータ用の故障検出装置において、
前記電流検出部は、前記検出対象切換部と前記直流電源との間に直列に挿入されたシャント抵抗と、前記シャント抵抗に流れる電流値を測定する電流測定器から構成され、
前記故障判定部は、前記電流測定器で測定された直流電流値の大きさおよび経時的な変化に応じて前記故障検出対象である三相サーボモータで地絡故障が発生したか否かを判断する
ことを特徴とする多軸三相サーボモータ用の故障検出装置。 - 請求項3に記載の多軸三相サーボモータ用の故障検出装置において、
前記通電検出回路部は、前記故障検出対象である三相サーボモータの巻線回路に対して前記故障診断用の直流電圧と重畳させた交流電圧を印加するための交流電源をさらに備え、
前記故障判定部は、前記電流測定器によって計測された交流電流の実効値と前記直流電流値との大きさを比較することにより、前記地絡故障の発生場所の推定を行う
ことを特徴とする多軸三相サーボモータ用の故障検出装置。 - 複数台の三相サーボモータの故障検出を1台で行う多軸三相サーボモータ用の故障検出装置であって、
故障検出対象である三相サーボモータの巻線回路に対して故障診断用の直流電圧を印加するための直流電源と、前記直流電圧を印加した際に前記巻線回路に所定値以上の電流が流れるか否かを検出する電流検出部とを有する通電検出回路部と、
前記通電検出回路部と前記複数台の三相サーボモータのそれぞれの巻線回路との間に接続され、外部からの切り換え指令に基づいて、前記それぞれの巻線回路の中から前記直流電圧を印加する巻線回路を選択切り換え可能とする検出対象切換部と、
前記三相サーボモータの故障検出を行う際に、前記複数台の三相サーボモータのそれぞれの駆動出力部の運転を停止させた後、前記複数台の三相サーボモータの中から故障検出対象である三相サーボモータを特定するために、前記検出対象切換部に対して前記切り換え指令を出力し、前記電流検出部の測定結果に基づいて、前記故障検出対象である三相サーボモータの巻線回路に所定値以上の電流が流れたと判断した場合には、前記故障検出対象である三相サーボモータで地絡故障が発生したと判断する故障判定部と
を備え、
前記電流検出部は、前記検出対象切換部と前記直流電源との間に直列に挿入されたシャント抵抗と、前記シャント抵抗に流れる電流値を測定する電流測定器から構成され、
前記故障判定部は、前記電流測定器で測定された直流電流値の大きさおよび経時的な変化に応じて前記故障検出対象である三相サーボモータで地絡故障が発生したか否かを判断し、
前記通電検出回路部は、前記故障検出対象である三相サーボモータの巻線回路に対して前記故障診断用の直流電圧と重畳させた交流電圧を印加するための交流電源をさらに備え、
前記故障判定部は、前記電流測定器によって計測された交流電流の実効値と前記直流電流値との大きさを比較することにより、前記地絡故障の発生場所の推定を行う
ことを特徴とする多軸三相サーボモータ用の故障検出装置。 - 複数台の三相サーボモータの故障検出を1台で行う多軸三相サーボモータ用の故障検出装置で実行される故障検出方法であって、
前記複数台の三相サーボモータのそれぞれの駆動出力部の運転を停止させる第1ステップと、
前記複数台の三相サーボモータのそれぞれの巻線回路の中から、故障検出対象である三相サーボモータの巻線回路を選択切り換え可能とする検出対象切換部を切換制御することで、選択した巻線回路に故障診断用の直流電圧を印加する第2ステップと、
前記直流電圧を印加した際に前記巻線回路に所定値以上の電流が流れるか否かを検出する第3ステップと、
前記第3ステップによる検出結果に基づいて、前記故障検出対象である三相サーボモータの巻線回路に所定値以上の電流が流れたと判断した場合には、前記故障検出対象である三相サーボモータで地絡故障が発生したと判断する第4ステップと
を備え、
前記検出対象切換部と前記複数台の三相サーボモータのそれぞれの巻線回路との間に接続された高電圧隔離回路部を切換制御することで、前記三相サーボモータの故障検出を行う際には、前記高電圧隔離回路部を一括して閉状態となるように制御し、前記三相サーボモータを通常運転させる際には、前記高電圧隔離回路部を一括して開状態となるように制御する第5ステップをさらに備える
ことを特徴とする故障検出方法。
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