JP5531522B2 - 画像形成装置、データの保存方法 - Google Patents

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Description

本発明は、所定のタイミングでHDDにデータを記憶する画像形成装置、この画像形成装置によるデータの保存方法に関する。
近年の複写機等の画像形成装置では、HDD(Hard Disk Drive)を有するものがある。HDDを有する画像形成装置では、HDDにアクセス中に電源が切断された場合、正しい終了処理が行えない、HDD及びデータが破壊される等の不都合が発生する可能性がある。
そこで従来の画像形成装置では、この不都合を回避するため、主電源スイッチをリレーでバイパスし、HDDへのアクセスが完了するまで電源を確保するようにしている(特許文献1)。
また従来の画像形成装置では、スリープモード中に電源を切断された場合を考慮して、スリープモード中はリレーをオンとするものがある。このような画像形成装置では、スリープモード中にリレーがオンとなることで消費電力の増大を招くため、スリープモードに移行するときにシステム設定やシステム状態等を示すデータのHDDへ保存を行い、データの保存後はリレーをオフさせる。
しかしながら、スリープモードへ移行する度にHDDへデータを保存する場合、スリープモードへ移行するまでの移行時間が長くなる。またデータ保存を行う期間は、通常の動作時と同等の消費電力がかかり、消費電力が増加するという問題があった。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべく成されたものであり、スリープモードへ移行する際の移行時間を短くして消費電力を低減させることが可能な画像形成装置、データの保存方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成すべく以下の如き構成を採用した。
本発明の画像形成装置は、オン/オフにより電源の供給を制御する電源スイッチ手段と、
前記電源スイッチ手段と並列に接続されたリレーを駆動させるリレー駆動手段と、記憶装置に対する、当該画像形成装置の設定値及び状態を含むデータの保存を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記電源スイッチ手段がオフされてから前記電源の供給が保持される所定の電圧保持期間の間に、前記電源スイッチ手段がオフされたことを検出して前記リレー駆動手段により前記リレーをオフからオンとし、前記記憶装置への前記データの保存を実行す構成とした。
また本発明の画像形成装置は、前記電源スイッチ手段の後段に補助電源が設けられた構成としても良い。
また本発明の画像形成装置において、前記補助電源は、キャパシタである構成としても良い。
また本発明の画像形成装置において、前前記電源スイッチ手段がオフされたことを検出する電源オフ検出手段を有し、前記電源オフ検出手段は、論理回路により構成される
また本発明の画像形成装置において、前記リレーは、当該画像形成装置がスリープモードであるときのみオフとされており、前記制御手段は、前記スリープモードにおいて前記電源スイッチ手段がオフされたとき、前記リレーをオンさせる構成としても良い。
本発明のデータの保存方法は、オン/オフにより電源の供給を制御する電源スイッチ手段と、前記電源スイッチ手段と並列に接続されたリレーと、当該画像形成装置の設定値及び状態を含むデータが記憶される記憶装置と、を有する画像形成装置によるデータの保存方法であって、
前記電源スイッチ手段がオフされてから前記電源の供給が保持される所定の電圧保持期間の間に、前記電源スイッチ手段がオフされたことを検出して前記リレーをオフからオンとし、前記記憶装置への前記データの保存を実行させるデータの保存方法とした。
本発明によれば、スリープモードへ移行する際の移行時間を短くして消費電力を低減させることができる。
第一の実施形態の画像形成装置を説明するための図である。 第一の画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の画像形成装置におけるデータの保存のタイミングを説明するための図である。 第二の実施形態の画像形成装置におけるデータの保存のタイミングを説明するための図である。 第三の実施形態の画像形成装置を説明するための図である。 第三の実施形態の画像形成装置におけるデータの保存のタイミングを説明するための図である。 第四の実施形態の画像形成装置を説明するための図である。 第四の実施形態の画像形成装置におけるデータの保存のタイミングを説明するための図である。
本発明では、HDDへのデータ保存を行うタイミングを、電源スイッチオフ時に限定することで、スリープモードへ移行する際の移行時間を短くして消費電力を低減させる。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の画像形成装置を説明するための図である。
本実施形態の画像形成装置100は、AC(Alternating Current)電源10から電源が供給されて動作する。本実施形態の画像形成装置100は、電源供給装置110、CPU(Central Processing Unit)120、HDD130、RAM(Random Access Memory)140、負荷150を有する。
電源供給装置110は、CPU120、負荷150を含む画像形成装置100全体へAC電源10から供給される電源を供給する。本実施形態の電源供給装置110は、電源スイッチ111、AC/DCコンバータ112、リレー113、リレー駆動回路114、コンデンサC1を有し、AC電源10から電源スイッチ11を介して供給されるAC電圧をAC/DCコンバータ112によりDC(Direct Current)電圧に変換し、CPU120や負荷150の電源として供給する。
電源スイッチ111は、オン/オフによりAC電源10から画像形成装置100に対する電源の供給を制御する。電源スイッチ111がオフとされた場合はAC電源10から画像形成装置100への電圧の供給は切断され、電源スイッチ111がオンとされた場合はAC電源10から画像形成装置100への電圧が供給される。
AC/DCコンバータ112は、AC電源10からのAC電圧をCPU120と負荷150のそれぞれの動作に必要な所定レベルのDC電圧に変換する。
リレー113は、電源スイッチ111と並列に接続されており、リレー駆動回路114によりオン/オフが制御される。リレー駆動回路114は、CPU120からの指示に基づき、リレー113の駆動を制御する。コンデンサC1は、補助電源として電圧を保持する。
本実施形態のCPU120は、画像形成装置100の動作を制御する。特に本実施形態では、CPU120はHDD130へのデータの保存処理を制御する。以下に本実施形態のCPU120の機能を説明する。尚本実施形態のCPU120は、例えば画像形成装置100内に保存されたプログラムを読み出して実行することで、以下の各部の機能を実現できる。
本実施形態のCPU120は、電源オフ検出部121、リレー制御部122、保存処理部123を有する。
電源オフ検出部121は、電源スイッチ111の状態を監視し、電源スイッチ111がオフされたとき、オフ検出信号をする。具体的には電源オフ検出部121は、電源スイッチラインL1がローレベル(GND、以下Lレベル)となったとき、電源スイッチ111がオフであると検出し、オフ検出信号を出力する。オフ検出信号は、リレー制御部122と保存処理部123とへ出力される。また電源オフ検出部121は、電源スイッチラインL1がハイレベル(以下、Hレベル)である場合は電源スイッチ111がオンであると検出する。
リレー制御部122は、リレー駆動回路114を制御してリレー113のオン/オフを制御する。本実施形態のリレー制御部122は、電源オフ検出部121から出力されるオフ検出信号を受けて、リレー駆動回路114にリレーをオンさせる指示信号(以下、オン信号)を出力する。また本実施形態のリレー制御部122は、後述する保存処理部123によるデータの保存処理が終了すると、リレー駆動回路114へリレー113をオフさせる指示信号(以下、オフ信号)を出力する。
保存処理部123は、データをHDD130へ保存する処理を行う。本実施形態の保存処理部123は、電源オフ検出部121から出力されるオフ検出信号を受けて、データの保存を開始する。また本実施形態の保存処理部123は、保存処理が終了した際にリレー制御部122へ保存処理の終了を通知しても良い。
尚HDD130へ保存されるデータとは、例えば画像形成装置100における各種の設定値や、画像形成装置100のシステム状態を示すデータ等である。システム状態を示すデータとは、例えば画像形成装置100において印刷された用紙の枚数、画像形成装置100のトナーの残量、画像形成装置100の利用に対する課金に係るデータ等である。
本実施形態のHDD130は、画像形成装置100の有する記憶装置であり、CPU120による保存処理によりデータが保存される。RAM140は、CPU120による処理の実行において使用される記憶装置であり、例えばCPU120の演算結果等が一時的に保存されても良い。負荷150は、例えば画像形成装置100の有する電子回路等である。
次に、図2を参照して本実施形態の画像形成装置100の動作を説明する。図2は、第一の画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
本実施形態の画像形成装置100において、CPU120の電源オフ検出部121により電源供給装置110の電源スイッチ111のオフが検出されると、オフ検出信号がリレー制御部122へ出力される(ステップS201)。リレー制御部122はオン信号をリレー駆動回路114へ出力する。リレー駆動回路114は、このオン信号を受けてリレー113をオンさせる(ステップS202)。
また電源オフ検出部121からのオフ検出信号は、保存処理部123にも出力される。保存処理部123はオフ検出信号を受けて、データの保存処理を開始する(ステップS203)。保存処理部123によるデータの保存が完了すると(ステップS204)、リレー制御部122は、リレー駆動回路114へオフ信号を出力する(ステップS205)。リレー駆動回路114は、このオフ信号を受けてリレー113をオフさせる。リレー113がオフされると、画像形成装置100に対する電源の供給は完全に遮断される。
以下に図3を参照して本実施形態の画像形成装置100におけるデータの保存のタイミングを説明する。図3は、第一の実施形態の画像形成装置におけるデータの保存のタイミングを説明するための図である。
本実施形態の画像形成装置100では、動作モード、待機モード、スリープモードの3つのモードを有し、図3では、その中のいずれかのモードにあることを想定して説明する。
尚本実施形態の動作モードとは、画像形成装置100の機能を実行している状態を示す。例えば画像形成装置100が、コピー機能、印刷機能の実行が可能である場合、コピー機能の実行中や印刷機能の実行中の状態を動作モードと呼ぶ。待機モードは、画像形成装置100が機能の実行指示を待っている状態を示す。スリープモードとは、低消費電力の状態を示す。
図3において、「入力電圧AC波形」は、AC電源10の電圧波形を示している。また「電源スイッチ」及び「リレー」は、それぞれ電源スイッチ111、リレー113のオン/オフを示しており、Hレベルがオン、Lレベルがオフを意味する。「出力DC電圧」はAC/DCコンバータ112の出力電圧を示し、Hレベルが所定の電圧を、Lレベルが0Vを示す。
本実施形態の画像形成装置100において、ユーザがタイミングt1で電源スイッチ111をオンすると、「電源スイッチ」の出力はHレベルとなり、出力DC電圧が立ち上って所定の電圧まで上昇する。ここでCPU120は、電源スイッチ111の状態を確認してリレー駆動回路114へオフ信号を送ることで、「リレー」はオフとなる。
次にタイミングt2で、ユーザにより電源スイッチ111がオフされた場合を考える。
従来の画像形成装置では、AC/DCコンバータ112への入力であるAC電源10は遮断され、AC/DCコンバータ112のDC出力は所定の期間t0(以下、電圧保持期間t0)の間電圧を保持した後で、電源供給装置110の出力は停止する。尚電圧保持期間t0は、コンデンサC1の容量に依存する。
しかし本実施形態では、電圧保持期間t0の間に電源オフ検出部121が電源スイッチ111の出力がLレベルになったことを検出し、タイミングt3でリレー113を駆動させる。また、同タイミングt3で保存処理部123は保存処理を開始する。
すなわち本実施形態では、タイミングt2からタイミングt3の間に、電源オフ検出部121がオフ検出信号をリレー制御部122と保存処理部123とに出力する。リレー制御部122はリレー駆動回路114にオン信号を出力してタイミングt3でリレー113をオンさせる。保存処理部123は、タイミングt3でデータの保存処理を開始する。
そしてタイミングt4において、保存処理部123による保存処理が完了すると、リレー制御部122はリレー駆動回路114にオフ信号を出力してリレー113をオフさせる。この処理によって「リレー」はオフとなり、電源供給装置110からの電源の供給が停止する。
以上に説明したように、本実施形態の画像形成装置100では、電源スイッチ111がオフされたときにのみデータの保存を行う。よって本実施形態では、スリープモード移行時にデータの保存することに起因するスリープモード移行時間の長時間化、スリープモード移行時間の長時間化による消費電力の増大は発生せず、消費電力を低減させることができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態では、動作モード及び待機モードにおいては常にリレーをオンさせる点が第一の実施形態と相違する。よって以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
本実施形態では、画像形成装置100が動作モード又は待機モードにある場合には、リレー113は常にオンとする。そして画像形成装置100がスリープモードへ移行したときのみ、リレー113がオフとなる。
画像形成装置100が動作モード又は待機モードにある場合、負荷150が大きくなるため、電圧保持期間t0が短くなる。そのため、電源スイッチ111がオフにされたときに、電圧保持期間t0の間にリレー111をオンできず、データの保存処理が行えないという不具合が発生する虞がある。
そこで本実施形態では、負荷の大きい動作モードと待機モードにおいては、電源スイッチ111がオンであってもリレー113をオンとし、負荷の小さいスリープモードにおいてはリレー113をオフさせる。
図4は、第二の実施形態の画像形成装置におけるデータの保存のタイミングを説明するための図である。
図4では、リレー113がオフであるスリープモード中に電源スイッチ111がオフされた場合を示している。
図4において、タイミングt5までは画像形成装置100は待機モードであり、リレー113はオンである。タイミングt5において待機モードからスリープモードへ移行すると、リレー113はオフとなる。
尚従来のデータの保存処理では、スリープモード移行時にデータの保存処理を行っており、この動作によって数秒程度の時間を要し、スリープモード移行のタイミングがタイミングt6となってしまう。
しかし、本実施形態によれば、電源スイッチ111がオフされたタイミングでデータの保存処理を行うため、スリープモード移行にかかる時間が不要となる。本実施形態では、電源スイッチ111がオフされたタイミングt7でAC電源10の遮断を電源オフ検出部121が検出し、タイミングt8において電圧保持期間t0内にリレー113をオンにする。そして、タイミングt9においてデータ保存処理が終了と同時にリレー113をオフとし、データの保存処理を終了する。
本実施形態では、例えば動作モード及び待機モードの負荷が大きい場合にも、電圧保持期間t0内に確実にリレー113をオンさせることができる。また本実施形態では、さらに、従来においてスリープモード移行にかかっていた時間分(図4の時間t56)の消費電力を低減することができる。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第三の実施形態について説明する。本発明の第三の実施形態では、電圧保持期間t0を十分長い期間とするものである。本発明の第三の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図5は、第三の実施形態の画像形成装置を説明するための図である。本実施形態の画像形成装置100Aは、電源供給装置110AにおいてコンデンサC1と接続された補助電源115を有する。
本実施形態の画像形成装置100Aでは、補助電源115を有することで、電圧保持期間t0をリレー113をオフするのに係る時間と比べて十分長い時間とすることができる。
本実施形態の補助電源115は、例えば短時間で充放電が可能で長寿命である電気二重層コンデンサ等の大容量のキャパシタで構成することが好ましい。
図6は、第三の実施形態の画像形成装置におけるデータの保存のタイミングを説明するための図である。
本実施形態では、コンデンサC1に補助電源115を設けたため、電圧保持期間t0を0タイミングt2で電源スイッチ111がオフされてから、リレー113をオフしデータの保存処理を開始するのに十分な長さとすることができる。
(第四の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第四の実施形態について説明する。本発明の第四の実施形態では、電源オフ検出部を論理回路で構成した点が第一の実施形態と相違する。本発明の第四の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図7は、第四の実施形態の画像形成装置を説明するための図である。本実施形態の画像形成装置100Bは、電源供給装置110Bが電源オフ検出部121Aを有する。
本実施形態の電源オフ検出部121Aは、論理回路であるNAND回路116で構成されている。
NAND回路116の一方の入力は電源ラインL1と接続されており、他方の入力はCPU120の端子Tと接続されている。CPU120の端子Tは、CPU120のレベルを出力しており、CPU120に電源が供給されている場合はHレベルの信号を出力する。すなわち端子Tから出力される信号は、常にHレベルである。NAND回路116の出力は、リレー駆動回路114へ供給される。尚本実施形態のリレー駆動回路114は、Hレベルの信号が入力されるとリレー113をオフとし、Lレベルの信号が入力されるとリレー113をオンとするものとした。
本実施形態の画像形成装置100Bにおいて、電源スイッチ111がオンとされると、電源ラインL1のレベルはLレベルとなり、端子TのレベルはHレベルとなる。よってNAND回路116の出力はHレベルとなる。Hレベルの信号がリレー駆動回路114へ入力されると、リレー113はオフとされる。
本実施形態の画像形成装置100Bにおいて、電源スイッチ111がオフとされると、電源ラインL1のレベルがHレベルとなるこのときコンデンサC1が電圧を保持しているため端子T1のレベルはHレベルである。よってNAND回路116の出力はLレベルとなり、リレー駆動回路114にはLレベルの信号が入力される。
リレー駆動回路114は、Lレベルの信号を受けてリレー113をオンとする。また本実施形態のCPU120では、電源オフ検出部121により電源スイッチ111のオフを検出しており、保存処理部123へオフ検出信号を出力している。保存処理部123は、オフ検出信号を受けてデータの保存処理を開始する。保存処理部123によるデータの保存処理が終了すると、CPU120はデータ保存処理を終えたことを検知し、端子TのレベをLレベルに落とす。この処理によってNAND回路116の出力はHレベルとなり、リレー113をオフさせる。以上の処理で、電源供給装置110Bからの電源の供給を停止させる。
次に図8を参照して本実施形態の画像形成装置100Bにおけるデータの保存のタイミングを説明する。図8は、第四の実施形態の画像形成装置におけるデータの保存のタイミングを説明するための図である。
図8において、「スイッチ状態」は電源スイッチ111がオン(Lレベル)であるか、オフ(Hレベル)であるかを示し、「CPU状態」はNAND回路116に接続されているCPU120の端子Tのレベルを示している。
最初にCPU120のNAND回路116への接続ポート(端子T)の状態は、電源スイッチ111がオンしてから基本的にHレベルを保つ。ここで、タイミングt10で電源スイッチ111をオフした場合、NAND回路116は電源ラインL1のレベルの変化を検出し、CPU120の端子Tのレベルと比較した信号をリレー駆動回路114を介してリレー113へ与える。
このことによって、CPU120の電圧オフ検出部121により電源スイッチ111のオフを検出してリレー113をオンさせるタイミングt12(図3のタイミングt3に相当)よりも早いタイミングt11でリレー113をオンさせることができる。
また、タイミングt13においてデータの保存処理の終了した時には、CPU120はデータの保存処理を終えたことを検知し、NAND回路116との接続ポートである端子TをLレベルに落とす。本実施形態では、この構成により、タイミングt14においてリレー113がオフとなった後に、画像形成装置100BへのAC電源の供給が完全に遮断される。
本実施形態では、以上に説明したように電源スイッチ111がオフされたことをハードウェアであるNAND回路116で検出することにより、電源スイッチ111のオフからリレー113がオンされるまでの時間を短くすることができる。よって本実施形態では、電圧保持期間t0を確保するためにコンデンサC1の容量を増加させる必要性を排除できる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100、100A、100B 画像形成装置
110、110A、110B 電源供給装置
111 電源スイッチ
112 AC/DCコンバータ
113 リレー
114 リレー駆動回路
115 補助電源
116 NAND回路
120 CPU
121、121A 電源オフ検出部
122 リレー制御部
123 保存処理部
特開平9−68897号公報

Claims (6)

  1. オン/オフにより電源の供給を制御する電源スイッチ手段と、
    前記電源スイッチ手段と並列に接続されたリレーを駆動させるリレー駆動手段と、
    記憶装置に対する、当該画像形成装置の設定値及び状態を含むデータの保存を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記電源スイッチ手段がオフされてから前記電源の供給が保持される所定の電圧保持期間の間に、前記電源スイッチ手段がオフされたことを検出して前記リレー駆動手段により前記リレーをオフからオンとし、前記記憶装置への前記データの保存を実行する画像形成装置。
  2. 前記電源スイッチ手段の後段に補助電源が設けられた請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記補助電源は、キャパシタである請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記電源スイッチ手段がオフされたことを検出する電源オフ検出手段を有し、
    前記電源オフ検出手段は、論理回路により構成される請求項1ないし3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記リレーは、当該画像形成装置がスリープモードであるときのみオフとされており、
    前記制御手段は、
    前記スリープモードにおいて前記電源スイッチ手段がオフされたとき、前記リレーをオンさせる請求項1ないし4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. オン/オフにより電源の供給を制御する電源スイッチ手段と、前記電源スイッチ手段と並列に接続されたリレーと、当該画像形成装置の設定値及び状態を含むデータが記憶される記憶装置と、を有する画像形成装置によるデータの保存方法であって、
    前記電源スイッチ手段がオフされてから前記電源の供給が保持される所定の電圧保持期間の間に、前記電源スイッチ手段がオフされたことを検出して前記リレーをオフからオンとし、前記記憶装置への前記データの保存を実行させるデータの保存方法。
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