JP5529155B2 - 重複パケット伝送を最小限に抑える適応tsp設定のための装置および方法 - Google Patents

重複パケット伝送を最小限に抑える適応tsp設定のための装置および方法 Download PDF

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Description

優先権主張
本願は、“Methods and Apparatus for Adaptive TSP Setting to Minimize Duplicate Packages Transmission”と題され、2008年11月24日に提出された仮出願61/117442号に対する優先権を主張する。上記仮出願は、譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に明確に組み込まれる。
本開示は一般に、無線通信システムにおいて、アクノレッジ・メッセージのための時間パラメータを設定するための装置および方法に関する。特に、本開示は、重複パケット伝送を最小限に抑えるために、例えば、UMTS、HSDPA、LTE等において、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定することに関する。
多くの電気通信システムにおいて、通信ネットワークは、相互作用する空間的に離れたデバイス間でメッセージを交換するために使用される。様々なタイプのネットワークが、異なる態様に分類されうる。1つの実例において、ネットワークの地理的範囲は、ワイド・エリア、大都市エリア、ローカル・エリア、パーソナル・エリアにわたり、それに対応するネットワークは、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、大都市エリア・ネットワーク(MAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、あるいはパーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)として指定される。ネットワークは更に、様々なネットワーク・ノードおよびデバイスと相互接続するために使用される切替/ルーティング技術(例えば、回路交換対パケット交換)や、伝送のために用いられる物理媒体のタイプ(例えば、有線対無線)や、あるいは、使用される通信プロトコルのセット(例えば、インターネット・プロトコル群や、SONET(同期光ネットワーク)や、イーサネット(登録商標)等)の点においても異なる。
通信ネットワークの重要な特徴の1つは、ネットワークの構成要素間での電子信号の伝送を、有線あるいは無線のどちらで行うかについての選択ある。有線ネットワークの場合、距離を介してメッセージ・トラフィックを搬送する誘導(guided)電磁波形を伝播するために、銅線や、同軸ケーブルや、光ファイバー・ケーブル等のような有形的な物理媒体が用いられる。有線ネットワークは通信ネットワークの静的形式であり、一般的に、固定ネットワーク要素の相互接続か、バルク・データ転送に適している。例えば、光ファイバー・ケーブルは、地球表面上の大陸にわたる、あるいはそれらの間での、バルク・データ・トランスポートのような、大きなネットワーク・ハブ間での長距離にわたる超高速スループット・トランスポート・アプリケーションに対して好適な伝送媒体であることが多い。
その一方で、ネットワーク要素が動的な接続性を必要とする移動式である場合や、ネットワーク・アーキテクチャが、固定式ではなくアド・ホックなトポロジで形成されている場合、無線ネットワークが好適であることが多い。無線ネットワークは、無線や、マイクロ波や、赤外線や、光等の周波数帯域における電磁波を使用する無誘導伝播モードで、有形的な物理媒体を用いる。無線ネットワークは、固定式の有線ネットワークと比べて、ユーザ・モビリティや迅速なフィールド配置を容易にするという明白な利点を有する。しかしながら、無線伝播を使用することは、ネットワーク・ユーザ間での相当なアクティブ・リソース管理と、互換性のあるスペクトル利用のための相互による高レベルの調整および強調とを必要とする。
1つの実例において、無線ネットワークは様々な無線プロトコルに適合する。無線プロトコルの典型的なバージョンは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)、高速ダウンリンク・パケット・アクセス(HSDPA)、高速アップリンク・パケット・アクセス(HSUPA)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)などを含む。これらのプロトコルに準拠する無線システムは、例えば、電話通信、メッセージング、データ転送、eメール、インターネット・アクセス、オーディオ・ブロードキャスト、ビデオ通信などのために使用される。これらの無線システムは一般に、基地局(BS)あるいはノードBとしても知られるアクセス・ノード(AN)を利用して、ユーザ機器(UE)あるいはユーザ・デバイスとしても知られる個別のアクセス端末(AT)と、固定電気通信インフラ・ネットワークとを接続する。一般に、エア・インタフェースとしても知られる無線アクセスをUE(例えば、ユーザ・デバイス)に提供するために、セルラ・ベースのトポロジカル・アーキテクチャを使用する複数のノードBを使用して、無線・カバレッジ・エリアが実現される。固定電気通信インフラ・ネットワークの実例は、公衆交換電話通信ネットワーク(PSTN)、インターネット、プライベート・データ・ネットワーク等を含む。1つの態様において、ノードBは、無線・ネットワーク制御装置(RNC)に接続して、固定電気通信インフラ・ネットワークに対する相互接続を容易にしうる。
無線システムにおいて、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定して、重複パケット伝送を最小限に抑えるための装置および方法が開示される。1つの態様によると、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するための装置および方法は、第1の端末からカテゴリ情報を受信することと、このカテゴリ情報に基づいてしきい値を決定し、このしきい値を第1の端末に送信することと、TSPタイマを起動し、このTSPタイマが起動すると、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信することと、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信することを中断するために、TSPタイマがしきい値をいつ超えるかを判定することと、第1の端末からステータスレポートを受信することと、このステータスレポートを使用して、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが存在するかを判定して、少なくとも1つのデータ・パケットから、任意の欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットを、第1の端末に再送信することとを備える方法である。
別の態様によると、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するための装置および方法は、データ・チャネルからRound Trip Time(RTT)パラメータを測定することと、このRTTパラメータに基づいて、更新(アップデートされた)Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを決定することと、TSPタイマを起動し、このTSPタイマが起動すると、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信することと、TSPタイマが更新TSPパラメータあるいは前のTSPパラメータをいつ超えるかを判定し、TSPタイマが更新TSPパラメータあるいは前のTSPパラメータを超えると、少なくとも1つのデータ・パケットを送信することを中断することと、第1の端末からステータスレポートを受信し、このステータスレポートに基づいて、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが存在するかを判定することとを備える方法である。
本開示の利点は、重複パケット伝送を最小限に抑えること、スループットを向上させること、レイテンシを低減すること、および/あるいはそれらに依存する無線システムによって提供されるサービスについての、ユーザによる知覚品質をより優れたものにすることをもたらす。
様々な態様が例示によって示され、説明される以下の詳細な説明から、その他の態様が当業者に対して容易に明らかとなるということが理解されるだろう。図面および詳細な説明は、限定的ではなく、本質的に例示的であると解釈されるべきである。
図1は、2端末システムの実例を例示するブロック図である。 図2は、複数のユーザ・デバイスを支援する無線通信システムの実例を示す。 図3は、2つの端末、例えば、送信機と受信機との間での伝送シーケンスの実例を示す。 図4は、無線・リンク制御(RLC)プロトコル層における、2つの端末(例えば、送信機と受信機)の間でのシグナリング・チャネル交換およびデータ・チャネル交換の実例を示す。 図5は、無線・リンク制御(RLC)プロトコル層における、2つの端末(例えば、送信機と受信機)の間でのシグナリング・チャネル交換およびデータ・チャネル交換の第2の実例を示す。 図6は、本開示に従って、適応的なパラメータ設定のためのユーザ・デバイスの実例を示す。 図7は、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するための第1の典型的なフロー図を例示する。 図8は、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するための第2の典型的なフロー図を例示する。 図9は、図7、図8のフロー図において説明される処理を実行するために、メモリと通信しているプロセッサを備えるデバイスの実例を示す。 図10は、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するのに適したデバイスの実例を示す。 図11は、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するのに適したデバイスの第2の実例を示す。
添付図面と関連付けて以下に記述される詳細な説明は、本開示の様々な態様の説明を目的としており、本開示が実践されている態様のみを示すことを目的としているわけではない。本開示において説明される各々の態様は、単に本開示の実例あるいは例示として提供されるものであり、必ずしもその他の態様より好ましい、あるいは有利なものとして解釈されるべきではない。この詳細な説明は、本開示の完璧な理解を提供することを目的とした特定の詳細情報を含む。しかしながら、本開示が、これら特定の詳細情報なしに実践されうるということが当業者に対して明らかになるだろう。いくつかの実例において、本開示のコンセプトが不明瞭になることを避けるために、周知の構造およびデバイスはブロック図形態で図示されている。アクロニム(Acronyms)およびその他の記述用語は、単に利便性および明確化のために使用されるものであり、本開示の範囲を限定することを目的とするものではない。
説明の簡略化を目的として、この方法体系が一連の動作として示され説明されている一方で、方法体系はその動作の順序によって限定されないので、いくつかの動作が、1あるいは複数の態様に従って、本明細書において示され説明されるものとは異なる順序で、及び/あるいは他の動作と同時になされうるので、この方法体系はこのような動作順序に限定されないことが理解及び認識されるべきである。例えば、相関状態あるいはイベントの連続として、方法体系が状態図におけるように代替的に表されるということを、当業者は正しく理解するだろう。更に、1あるいは複数の態様に従う方法体系を実施するために、例示される動作の全てが必要とされるわけではない。
本明細書で説明される技術は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワークや、時分割多元接続(TDMA)ネットワークや、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワークや、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワークや、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークといった、様々な無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」及び「システム」は、しばしば置換可能に使用されうる。CDMAネットワークは、世界地上無線接続(UTRA)やcdma2000などのような無線技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)及び低チップ・レート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、IS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(GSM(登録商標))のような無線技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)のような無線技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、及びGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・エボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新リリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、及びLTEは第3世代パートナシップ・プロジェクト(3GPP)と命名された団体からの文書において説明される。cdma2000は「第3世代パートナシップ・プロジェクト2」(3GPP2)と命名された団体からの文書において説明される。これらの多様な無線技術および規格は当技術分野において周知である。明確化のために、これらの技術の特定の態様がLTEについて下記に説明されており、LTE用語がその下記の説明の大部分において使用されている。
図1は、2端末システム100の実例を示すブロック図である。図1に示された2端末システム100の実例が、FDMA環境か、OFDMA環境か、CDMA環境か、WCDMA環境か、TDMA環境か、SDMA環境か、あるいはその他任意の適切な無線環境において実施されうるということを、当業者は理解するだろう。
1つの態様において、2端末システム100は、アクセス・ノード101(例えば、基地局あるいはノードB)と、ユーザ機器すなわちUE201(例えば、ユーザ・デバイス)とを含む。ダウンリンク・レッグ(leg)において、アクセス・ノード101(例えば、基地局あるいはノードB)は、トラフィック・データを受け取り、フォーマット、符号化、インタリーブ、および変調(すなわちシンボル・マップ)して、変調シンボル(例えば、データ・シンボル)を提供する送信(TX)データ・プロセッサA110を含む。このTXデータ・プロセッサA110は、シンボル変調器A120と通信している。シンボル変調器A120は、データ・シンボルおよびダウンリンク・パイロット・シンボルを受け取って処理し、シンボル・ストリームを提供する。1つの態様において、トラフィック・データを変調(すなわち、シンボル・マップ)し、変調シンボル(例えば、データ・シンボル)を提供するのはシンボル変調器A120である。1つの態様において、シンボル変調器A120は、設定情報を提供するプロセッサA180と通信している。シンボル変調器A120は、送信機ユニット(TMTR)A130と通信している。シンボル変調器A120は、データ・シンボルおよびダウンリンク・パイロット・シンボルを多重化し、それらを送信機ユニットA130に提供する。
送信されるべき各シンボルは、データ・シンボルか、ダウンリンク・パイロット・シンボルか、あるいは信号値ゼロである。ダウンリンク・パイロット・シンボルは、各シンボル期間において連続的に送られる。1つの態様において、ダウンリンク・パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)されている。別の態様において、ダウンリンク・パイロット・シンボルは、直交周波数分割多重化(OFDM)されている。更に別の態様において、ダウンリンク・パイロット・シンボルは、符号化分割多重化(CDM)されている。1つの態様において、送信機ユニットA130は、シンボル・ストリームを受信して、それを1又は複数のアナログ信号にコンバートし、更に、そのアナログ信号を調整、例えば、増幅、フィルタ、および/あるいは周波数アップコンバートして、無線伝送に適したアナログ・ダウンリンク信号を生成する。このアナログ・ダウンリンク信号はその後、アンテナ140によって送信される。
ダウンリンク・レッグにおいて、UE201(例えば、ユーザ・デバイス)は、アナログ・ダウンリンク信号を受信し、このアナログ・ダウンリンク信号を受信機ユニット(RCVR)B220に入力するためのアンテナ210を含む。1つの態様において、受信機ユニットB220は、アナログ・ダウンリンク信号を、調整、例えば、フィルタ、増幅、および周波数ダウンコンバートして、第1の「調整」信号にする。第1の「調整」信号はその後、サンプルされる。受信機ユニットB220は、シンボル復調器B230と通信している。シンボル復調器B230は、受信機ユニットB220から出力された第1の「サンプルされた」「調整」信号(例えば、データ・シンボル)を復調する。これに代わる代替手段が、シンボル復調器B230においてサンプル処理を実施することであることを当業者は理解するだろう。シンボル復調器B230は、プロセッサB240と通信している。プロセッサB240は、シンボル復調器B230からダウンリンク・パイロット・シンボルを受信し、このダウンリンク・パイロット・シンボルでチャネル推定を実行する。1つの態様において、チャネル推定は現在の伝播環境の特性を示す処理である。シンボル復調器B230は、プロセッサB240からダウンリンク・レッグについての周波数応答推定値を受信する。シンボル復調器B230は、データ・シンボルにデータ復調を実行して、ダウンリンク経路についてのデータ・シンボル推定値を取得する。ダウンリンク経路についてのデータ・シンボル推定値は、送信されたデータ・シンボルの推定値である。シンボル復調器B230は更に、RXデータ・プロセッサB250とも通信している。
RXデータ・プロセッサB250は、シンボル復調器B230から、ダウンリンク経路についてのデータ・シンボル推定値を受信し、このダウンリンク経路についてのデータ・シンボル推定値を、例えば、復調(すなわち、シンボル・デマップ)、デインターリーブ、および/あるいは復号して、トラフィック・データを復元する。1つの態様において、シンボル復調器B230およびRXデータ・プロセッサB250による処理は、シンボル変調器A120およびTXデータ・プロセッサA110による処理をそれぞれ補完するものである。
アップリンク・レッグにおいて、UE201(例えば、ユーザ・デバイス)は、TXデータ・プロセッサB260を含む。TXデータ・プロセッサB260は、トラフィック・データを受け取って処理し、データ・シンボルを出力する。TXデータ・プロセッサB260は、シンボル変調器D270と通信している。シンボル変調器D270は、アップリンク・パイロット・シンボルと共にデータ・シンボルを受け取って多重化し、変調を実行してシンボル・ストリームを提供する。1つの態様において、シンボル変調器D270は、構成情報を提供するプロセッサB240と通信している。シンボル変調器D270は、送信機ユニットB280と通信している。
送信されるべき各シンボルは、データ・シンボルか、アップリンク・パイロット・シンボルか、信号値ゼロである。アップリンク・パイロット・シンボルは、各シンボル期間において連続的に送られうる。1つの態様において、アップリンク・パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)されている。別の態様において、アップリンク・パイロット・シンボルは、直交周波数分割多重化(OFDM)されている。更に別の態様において、アップリンク・パイロット・シンボルは、符号化分割多重化(CDM)されている。1つの態様において、送信機ユニットB280は、シンボル・ストリームを受信して1又は複数のアナログ信号にコンバートし、更に、このアナログ信号を調整、例えば、増幅、フィルタ、および/あるいは周波数アップコンバートして、無線伝送に適したアナログ・アップリンク信号を生成する。このアナログ・アップリンク信号はその後、アンテナ210によって送信される。
UE201(例えば、ユーザ・デバイス)からのアナログ・アップリンク信号は、アンテナ140によって受信され、受信機ユニットA150によって処理され、サンプルが取得される。1つの態様において、受信機ユニットA150は、アナログ・アップリンク信号を、調整、例えば、フィルタ、増幅、および周波数ダウンコンバートして、第2の「調整」信号にする。第2の「調整」信号は、その後、サンプルされる。受信機ユニットA150は、シンボル復調器C160と通信している。これに代わる代替手段が、シンボル復調器C160においてサンプル処理を実施することであることを当業者は理解するだろう。シンボル復調器C160は、データ・シンボルにデータ復調を実行して、アップリンク経路についてのデータ・シンボル推定値を取得し、その後、アップリンク・パイロット・シンボルおよびアップリンク経路についてのデータ・シンボル推定値をRXデータ・プロセッサA170に提供する。アップリンク経路についてのデータ・シンボル推定値は、送信されたデータ・シンボルの推定値である。RXデータ・プロセッサA170は、アップリンク経路についてのデータ・シンボル推定値を処理して、無線通信デバイスによって送信されたトラフィック・データを復元する。シンボル復調器C160は更に、プロセッサA180と通信している。プロセッサA180は、アップリンク・レッグでの各アクティブ端末の送信についてチャネル推定を実行する。1つの態様において、複数の端末が、それぞれ割り当てられたパイロット・サブバンドのセットで、アップリンク・レッグで同時にパイロット・シンボルを送信しうる。ここで、パイロット・サブバンド・セットはインタレース(interlace)されうる。
プロセッサA180およびB240は、アクセス・ノード101(例えば、基地局あるいはノードB)における、あるいは、UE201(例えば、ユーザ・デバイス)における動作を指示(すなわち、制御、調整、管理等)する。1つの態様において、プロセッサA180およびプロセッサB240の何れか、あるいは両方ともが、プログラム・コードおよび/あるいはデータを格納するための1又は複数のメモリ・ユニット(図示せず)に関連付けられている。1つの態様において、プロセッサA180およびプロセッサB240の何れか、あるいは両方ともが、計算を実行して、アップリンク・レッグおよびダウンリンク・レッグのそれぞれについて、周波数およびインパルスの応答推定値を導出する。
1つの態様において、2端末システム100は、多元接続システムである。(例えば、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、空間分割多元接続(SDMA)等のような)多元接続システムでは、複数の端末がアップリンク・レッグで同時に送信し、これによって、複数のUE(ユーザ・デバイス)がアクセスすることができるようになる。1つの態様において、多元接続システムでは、パイロット・サブバンドが異なる端末間で共有されうる。チャネル推定技術は、各端末のためのパイロット・サブバンドが(おそらくバンドの端をのぞいて)動作バンド全体にわたる場合に使用される。このようなパイロット・サブバンド構造は、各端末のために周波数ダイバーシティを取得することが望ましい。
図2は、複数のユーザ・デバイスを支援する無線通信システム290の実例を示す。図2において、参照番号292A乃至292Gはセルを示し、参照番号298A乃至298Gは基地局(BS)あるいはノードBを示し、参照番号296A乃至296Jは、アクセス・ユーザ・デバイス(別称、ユーザ機器(UE)を示す。セル・サイズは変化しうる。様々なアルゴリズムおよび方法のうちの任意のものが、システム290において伝送をスケジュールするために使用されうる。システム290は、複数のセル292A乃至292Gのための通信を提供する。これらのセルの各々は、対応する基地局298A乃至298Gのそれぞれによってサービス提供される。
1つの態様において、無線通信システム(例えば、UMTS、HSDPA、LTE等)は、ネットワーク・プロトコル層モデルによって表される。例えば、プロトコル層の最下層の2つ、すなわち、物理層(PHY)と、媒体アクセス制御(MAC)層とは、2つの加入通信端末間での基本的なポイント・ツー・ポイント・データ転送に対する責任を負う。更に、無線・リンク制御(RLC)層は、2つの端末、例えば、ノードBとユーザ・デバイスとの間に信頼性のあるリンクを提供する。1つの態様において、RLC層において、透過(トランスペアレント)モード(TM)、非アクノレッジ・モード(UM)、アクノレッジ・モード(AM)という3つの伝送モードが存在する。アクノレッジ・モードにおいて、例えば、ユーザ・デバイスのような1つの端末が、データ・フロー制御のために、例えば、ノードBのような別の端末にステータスレポートを送る。1つの実例において、データ・フロー制御は、伝送が正しくなされた場合はアクノレッジメント(ACK)信号を送信することによって、又、ステータスレポートにおいて伝送が失敗した場合はネガティブ・アクノレッジメント(NAK)信号を送信することによって、誤り回復のために使用される。この伝送メカニズムによって、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケット(別称、パッケージ)を再伝送することによる、続いて起こる誤り回復(エラーリカバリ)のために、正しく受信されたデータ・パケットと、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットとのシーケンスが、送り主(sender)にフィード・バックされる。1つの実例において、誤り回復のために自動再送要求(ARQ)プロトコルが使用される。
1つの実例において、例えば、UMTS/HSDPA、LTE等のような無線通信システムは、一定期間にわたって送られる連続するアクノレッジメントステータスレポートの数を調節することを希望する。Timer_Status_Prohibit(TSP)と称されるタイマは、受信機によって検出された、欠落した、あるいは誤って受信されたパケット(別称、パッケージ)を再送信することを送信機に対して要求する、連続するステータスレポートの間の最短時間として、3GPP TS(技術仕様書)25.322のセクション9.5およびTS(技術仕様書)25.331のセクション10.3.4.1において定義される。1つの態様において、パケットは送信機から受信機に送られる離散的なデータ・ブロックである。1つの実例において、PDU(プロトコル・データ・ユニット)すなわちパケットは、エア・インタフェースにおいて失われる。これらは、HS(高速)物理層再伝送によって復元されない可能性がある。別の実例において、PDUすなわちパケットは更に、ネットワークが混雑している場合、ノードBとRNCとの間でのトランスポート・ネットワークにおいて、あるいは、ノードBあるいはRNCの内部バッファにおいて失われる。1つの実例において、HS物理層は、これらの欠落したPDUを復元しようと試みない可能性がある。別の実例において、3GPPリリース1999(R99)デバイスでは、HS物理層再伝送は適用されない(R99は、ユニバーサル地上無線・アクセス(UTRA)についての3GPP仕様書の最初のリリースを称する)。
図3は、2つの端末、例えば、送信機と受信機との間での伝送シーケンスの実例を示す。別の実例において、Timer_Status_Prohibit(TSP)が、Round Trip Time(RTT)よりも短く設定されている場合、図3に図示されるように、欠落したPDUによって、ネガティブ・アクノレッジメント(NAK)信号が1回より多く送信されることとなり、その結果として、重複データが受信機によって受信されることとなる。1つの態様において、RTTパラメータは、2つの端末間での双方向無線伝播に起因する時間遅延である。2つの端末が送信機および受信機である実例において、送信機は信号(例えば、パケット)を受信する能力を含み、受信機は信号(例えば、パケット)を送信する能力を含むことを当業者は理解するだろう。
パケットの重複は、例えば、エア・インタフェース・キャパシティ、トランスポート・ネットワーク・リソース、および送信機/受信機処理リソースのような無線リソースを浪費する。重複パケットは更に、スループット性能における損失をもたらしうる。1つの実例において、3GPP R99デバイスの最適性能のために、TSPは、120ミリ秒のような、RTT+1から2TTIに設定されうる。TSPをRTTより短く設定するということは、全てのパケットが2回以上再伝送されるということであり、その結果として、スループットにおける著しい損失をもたらす。1つの態様において、TTIは、無線・インタフェースにわたってデータ・ブロックをトランスポートするための時間に等しい伝送時間間隔である。
HSDPAデバイスのような無線通信技術の最適性能のために、TSPは、例えば80ミリ秒のような短い値に設定されうる。1つの実例において、このTSP設定によって、無線・リンク制御(RLC)送信ウィンドウが十分に早く移動することが可能になり、アドバンスト高速ダウンリンク・パケット・アクセス(HSDPA)カテゴリ6および8デバイスによって達成可能な高速スループットが確実となる。
現在異なるタイプのR99 DCH(個別チャネル)のHSDPAユーザ・デバイスが存在する。これらは、全く異なるRound Trip Time(RTT)パラメータを有している。1つの実例において、グローバルTSP設定を使用することが、全ての既存のユーザ・デバイスに対して最適なわけではない。
別の実例において、RTTパラメータは、ネットワーク負荷あるいはその他のファクタの変化と共に変化しうる。例えば、ユーザ・デバイスが、HSからR99 DHC(個別チャネル)へと遷移する場合、全ての時間に同じTSP設定を使用することは最適な設定ではない。
現在、全ての時間のためのグローバルなTSP設定が、様々なタイプのユーザ・デバイスのために使用されている。その結果、特定のタイプのデバイスについては重複パケットが受信される。このアプローチは、無線ネットワーク・リソースを浪費するため、スループット損失をもたらす。
1つの態様において、異なるユーザ・デバイスは異なる性能を有しており、その結果として、異なるRTTがもたらされる。ユーザ・デバイスのカテゴリあるいは性能は、3GPP TS 25.331によって定義される。1つの実例において、ユーザ・デバイスは、シグナリング・チャネルの確立中、自己のカテゴリあるいは性能を通知(例えば、ブロードキャスト)しうる。
1つの実例において、送信機は、シグナリング・チャネルによってユーザ・デバイス(例えば、受信機)のカテゴリ情報を受信し、ユーザ・デバイスの異なるカテゴリのために、異なるTSP設定を割り当てる。この実例において、送信機は、端末としての受信機を有する、2端末システムの一部と見なされうる。送信機は信号(例えば、パケット)を受信する能力を含みうることと、受信機は信号(例えば、パケット)を送信する能力を含みうることとを当業者は理解するだろう。
図4は、無線・リンク制御(RLC)プロトコル層において、2つの端末(例えば、送信機および受信機)の間でのシグナリング・チャネル交換およびデータ・チャネル交換の実例を示す。図4において、2端末システムは、全ての既存のユーザ・デバイスに対して、より優れたスループット性能を取得する。送信機と受信機との間の、アクノレッジ・モード(AM)のRLC層が、シグナリング・チャネルおよびデータ・チャネルの両方ともを伴って例示される。1つの態様において、受信機からのアップリンク・シグナリング・チャネルは、カテゴリあるいは性能の情報を送信機に送る。送信機からのダウンリンク・シグナリング・チャネルは、TSP値を受信機に送る。更に、アップリンク・データ・チャネルおよびダウンリンク・データ・チャネルは、送信機と受信機との間の一般的なトラフィックのために提供される。
図5は、無線・リンク制御(RLC)プロトコル層における2つの端末(例えば、送信機と受信機)の間でのシグナリング・チャネル交換およびデータ・チャネル交換の第2の実例を例示する。1つの態様において、RTTは更に、ネットワーク負荷、あるいはその他の変化するファクタと共に変化する。従って、送信機は、データ・チャネル、例えば、アップリンク・データ・チャネルあるいはダウンリンク・データ・チャネルからRTTを測定して、更新TSP設定を決定する。1つの態様において、更新TSP設定は、RTTに基づく最適なTSP設定として認識される。更新TSP値と、前に公表(例えば、ブロードキャスト)された前のTSP値との差が、予め定義されたしきい値を超える場合、図5に例示されうるように、送信機は、重複パッケージを最小限に抑えるための更新TSP値を受信機に通知する。予め定義されたしきい値が、本開示の範囲あるいは精神に影響を与えることなく、アプリケーション、プロトコル標準、オペレータおよびユーザの判断あるいは設計選択に関連付けられた多くのファクタに基づくことを当業者は理解するだろう。
本明細書において開示されたアルゴリズムは、重複パケット伝送を最小限に抑える。その結果として、スループットの向上、レイテンシの低減をもたらすことで、例えば、UMTS/HSPA技術に基づく無線システムによって提供されるサービスについて、ユーザによる知覚品質をより優れたものにする。別の態様において、本開示は、UMTS/HSPAのような3GPP技術のみに限定されないばかりではなく、LTE(ロング・ターム・エボリューション)およびWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等のようなその他の無線技術にも拡張されうる。本明細書において記述される技術は排外的な実例ではないことと、本開示が、本明細書に記述されていないその他の無線システム技術にも適用可能であるということとを当業者は理解するだろう。
1つの態様において、本開示は、更新TSPを設定することに適用されるのみでなく、Round Trip Time(RTT)パラメータおよびデバイス・カテゴリに関連して、タイマ・ポールやRLD PDUサイズ等のようなその他のパラメータにも拡張されうる。図6は、本開示に従って、適応的なパラメータ設定のためのユーザ・デバイスの実例を示す。
図7は、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するための第1の典型的なフロー図を例示する。ブロック710において、第1の端末からカテゴリ情報を受信する。1つの態様において、第1の端末はアクノレッジ・モードである。1つの実例において、カテゴリ情報はアップリンク・シグナリング・チャネルで受信される。ブロック710の後、ブロック720において、カテゴリ情報に基づいてしきい値を決定して、このしきい値を第1の端末に送信する。例えば、しきい値は、ダウンリンク・シグナリング・チャネルで送信されうる。1つの実例において、しきい値はTimer_Status_Prohibit(TSP)パラメータである。ブロック720の後、ブロック730において、TSPタイマを起動して、TSPタイマが起動されると、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信する。1つの実例において、少なくとも1つのデータ・パケットが、ダウンリンク・データ・チャネルで送信される。
ブロック730の後、ブロック740において、TSPタイマがしきい値を超えているかを判定する。TSPタイマがしきい値を超えていない場合、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信し続ける。TSPタイマがしきい値を超えている場合、ブロック750において、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信することを中断し、第1の端末からステータスレポートを受信する。ブロック750の後、ブロック760において、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが存在するかをステータスレポートから判定し、少なくとも1つのデータ・パケットから、任意の欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットを第1の端末に再送信する。ブロック760の後、ブロック770において、TSPタイマをリセットする。1つの実例において、TSPタイマは、指示された起動ポイントとしての、ゼロに設定される。
図8は、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するための第2の典型的なフロー図を例示する。ブロック810において、データ・チャネルからRound Trip Time(RTT)パラメータを測定する。1つの実例において、データ・チャネルはダウンリンク・データ・チャネルである。ブロック810の後、ブロック820において、RTTパラメータに基づいて、更新Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを決定する。1つの実例において、更新TSPパラメータは、RTTパラメータを所与された、更新TSPパラメータと見なされる。ブロック820の後、ブロック830において、更新TSPパラメータと前のTSPパラメータとの差が、予め定められたしきい値よりも大きいかを判定する。
「はい」の場合(すなわち、更新TSPパラメータと前のTSPパラメータとの差が、予め定められたしきい値よりも大きい場合)、ブロック840において、更新TSPパラメータを第1の端末に送信する。1つの実例において、TSPパラメータは、ダウンリンク・シグナリング・チャネルで送信される。ブロック840の後、ブロック850に進む。「いいえ」の場合(すなわち、更新TSPパラメータと前のTSPパラメータとの差が、予め定められたしきい値よりも大きくない場合)、ブロック850において、TSPタイマを起動し、TSPタイマが起動すると、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信する。1つの実例において、少なくとも1つのデータ・パケットが、ダウンリンク・データ・チャネルで送信される。
ブロック850の後、ブロック860において、TSPタイマが更新TSPパラメータあるいは前のTSPパラメータを超えているかを判定する。TSPタイマが更新TSPパラメータも前のTSPパラメータも超えていない場合、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信し続ける。TSPタイマが更新TSPパラメータあるいは前のTSPパラメータを超えている場合、ブロック870において、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信することを中断し、第1の端末からステータスレポートを受信する。ブロック870の後、ブロック880において、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが存在するかをステータスレポートから判定し、少なくとも1つのデータ・パケットから、任意の欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットを、第1の端末に再送信する。ブロック880の後、ブロック890において、TSPタイマをリセットする。1つの実例において、TSPタイマは、指示された起動ポイントとしての、ゼロに設定される。
当業者は、図7および図8の実例的なフロー図において開示されたステップが、その順序において、本開示の範囲及び精神から逸脱することなく置換可能であるということを理解するだろう。更に、当業者は、フロー図に例示されたステップは排他的ではなく、別のステップが含まれることも可能であるか、あるいは、実例的なフロー図におけるステップのうちの1あるいは複数が、本開示の範囲及び精神に悪影響を与えることなく削除されうることを理解するだろう。
当業者は更に、本明細書において開示された実例と関連して説明される様々な例示的な構成要素、論理ブロック、モジュール、回路、及び/あるいはアルゴリズム・ステップは、電子ハードウェア、ファームウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはそれらの組み合わせとして実現されうるということを正しく理解するだろう。ハードウェア、ファームウェアとソフトウェア、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、及び/あるいはアルゴリズム・ステップの互換性を明瞭に例示するために、一般にそれらの機能性の観点から上記に説明されている。このような機能性が、ハードウェア、ファームウェア、あるいはソフトウェアとして実施されるかは、システム全体に課される特定のアプリケーション及び設計制約次第である。当業者は、各特定のアプリケーションのために方式を変化させることによって、説明された機能性を実施しうるがこういった実施判断は本発明の範囲あるいは精神からの逸脱をまねくものと解釈されるべきではない。
例えば、ハードウェアにおける実施では、1あるいは複数のアプリケーション特有集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその他の電子ユニット、あるいはそれらの組合せ内で、処理ユニットが実現されうる。ソフトウェアでは、実施は、本明細書で説明された機能を実行する(例えば、手順、機能などのような)モジュールによってなされる。ソフトウェア・コードはメモリ・ユニットに格納され、プロセッサ・ユニットによって実行されうる。加えて、本明細書で説明された様々な例示的なフロー図、論理ブロック、モジュール及び/あるいはアルゴリズム・ステップは更に、当該技術において周知の任意のコンピュータ読取可能媒体において処理される、あるいは当該技術において周知の任意のコンピュータ・プログラム製品において実施されるコンピュータ読取可能命令群としてコード化されうる。
1あるいは複数の実例において、本明細書において説明されたステップあるいは機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれら任意の組み合わせにおいて実施されうる。ソフトウェアにおいて実施される場合、機能は、1あるいは複数の命令群あるいはコードとして、コンピュータ読取可能媒体に格納されうる、もしくはそれによって送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信メディアとの両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体である。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAMや、ROMや、EEPROMや、CD−ROMもしくはその他の光学ディスク記憶装置や、磁気ディスク記憶装置もしくはその他の磁気記憶装置や、あるいは命令群もしくはデータ構造の形態で希望のプログラム・コードを伝えるあるいは格納するために使用され、コンピュータによって処理されうる、その他任意の媒体を備えうる。更に、任意のコネクションは、適切にコンピュータ読取可能媒体と称される。例えば、同軸ケーブルや、光ファイバー・ケーブルや、ツイスト・ペアや、デジタル加入者回線(DSL)や、あるいは、赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブルや、光ファイバー・ケーブルや、ツイスト・ペアや、DSLや、あるいは赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようなディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザー・ディスク(disc)、光学ディスク(disc)、デジタル・バーサタイル・ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)・ディスク(disk)及びブルーレイ(登録商標)・ディスク(disc)を含む。ここで、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生する一方、ディスク(disc)はレーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記のものによる組合せも、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
1つの実例において、本明細書において説明される例示的な構成要素、フロー図、論理ブロック、モジュール及び/あるいはアルゴリズム・ステップは、1あるいは複数のプロセッサで実施あるいは実行されうる。1つの態様において、本明細書において説明された様々なフロー図、論理ブロック、及び/あるいはモジュールを実施あるいは実行するために、プロセッサによって実行されるデータ、メタデータ、プログラム命令群等にプロセッサは結合される。図9は、図7および図8のフロー図において説明された処理を実行するメモリ920と通信しているプロセッサ910を備えるデバイス900の実例を例示する。1つの実例において、デバイス900は、図7および図8に例示されたアルゴリズムを実施するために使用される。1つの態様において、メモリ920は、プロセッサ910内に位置する。別の態様において、メモリ920は、プロセッサ910の外側に位置する。1つの態様において、プロセッサは、本明細書で説明された様々なフロー図、論理ブロック、及び/あるいはモジュールを実施あるいは実行するための回路を含む。
図10は、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定することに適したデバイス1000の実例を示す。1つの態様において、デバイス1000は、本明細書におけるブロック1010、1020、1030、1040、1050、1060、1070において説明されるように、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定することについての異なる態様を提供するように構成された1又は複数のモジュールを備える少なくとも1つのプロセッサによって実現される。例えば、各モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、あるいはそれら任意の組合せを備える。1つの態様において、デバイス1000は、少なくとも1つのプロセッサと通信している少なくとも1つのメモリによって実現されうる。
図11は、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するのに適したデバイス1100の第2の実例を示す。1つの態様において、デバイス1000は、本明細書におけるブロック1110、1120、1130、1140、1150、1160、1170、1180、1190において説明されるように、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定することについての異なる態様を提供するように構成された1又は複数のモジュールを備える少なくとも1つのプロセッサによって実現される。例えば、各モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、あるいはそれら任意の組合せを備える。1つの態様において、デバイス1100は、少なくとも1つのプロセッサと通信している少なくとも1つのメモリによって実現されうる。
開示された態様の上記説明は、当業者に対して、開示された態様を製造あるいは使用することを可能にするために提供される。これらの態様に対する多様な変形例は当業者にとって容易に明らかになるであろう。また本明細書で規定された一般的原理は、この開示の精神あるいは範囲から逸脱することなく他の態様に適用されうる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するための方法であって、 第1の端末からカテゴリ情報を受信することと、
前記カテゴリ情報に基づいてしきい値を決定して、前記しきい値を前記第1の端末に送信することと、 TSPタイマを起動して、前記TSPタイマが起動すると、少なくとも1つのデータ・パケットを送信することと、 前記少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信することを中断するために、前記TSPタイマがいつ前記しきい値を超えるかを判定することと、 前記第1の端末からステータスレポートを受信することと、
前記ステータスレポートを使用して、前記少なくとも1つのデータ・パケットの、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが存在するかを判定することと、および 任意の欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットを、前記第1の端末に再送信することと、 を備える方法。
[C2] 前記任意の欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが再送信されると、前記TSPタイマをリセットすることを備えるC1に記載の方法。
[C3] 前記カテゴリ情報は、アップリンク信号チャネルで受信されるC2に記載の方法。
[C4] しきい値はダウンリンク・シグナリング・チャネルで送信されるC3に記載の方法。
[C5] 前記少なくとも1つのデータ・パケットは、ダウンリンク・データ・チャネルで送信されるC4に記載の方法。
[C6] 前記しきい値は、Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータであるC1に記載の方法。
[C7] 前記第1の端末は、アクノレッジ・モードであるC1に記載の方法。
[C8] Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定する方法であって、 データ・チャネルからRound Trip Time(RTT)パラメータを測定することと、 前記RTTパラメータに基づいて、更新Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを決定することと、 TSPタイマを起動して、前記TSPタイマが起動すると、少なくとも1つのデータ・パケットを第1の端末に送信することと、 前記TSPタイマがいつ前記更新TSPパラメータあるいは前のTSPパラメータを超えるかを判定することと、 前記TSPタイマが前記更新TSPパラメータあるいは前記前のTSPパラメータを超えると、更なるデータ・パケットを送信することを中断することと、および 前記第1の端末からステータスレポートを受信し、前記ステータスレポートに基づいて、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが存在するかを判定することと、 を備える方法。
[C9] 前記少なくとも1つのデータ・パケットのうち、任意の欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットを、前記第1の端末に再送信することを更に備えるC8に記載の方法。
[C10] 前記更新TSPパラメータと前記前のパラメータの差が、予め定められたしきい値よりも大きいかを判定することを更に備えるC8に記載の方法。
[C11] 前記更新TSPパラメータと前記前のTSPパラメータとの差が前記予め定められたしきい値よりも大きい場合、前記更新TSPパラメータを前記第1の端末に送信することを更に備えるC10に記載の方法。
[C12] 前記TSPパラメータを、指示された起動ポイントとしての、ゼロにリセットすることを更に備えるC11に記載の方法。
[C13] 前記データ・チャネルは前記ダウンリンク・データ・チャネルであるC8に記載の方法。
[C14] 前記少なくとも1つのデータ・パケットは、ダウンリンク・データ・チャネルで送信されるC8に記載の方法。

Claims (14)

  1. Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを適応的に設定するための方法であって、
    第1の端末からユーザ・デバイスのカテゴリ情報を受信すること、前記ユーザ・デバイスのカテゴリ情報は、ユーザ・デバイスの異なるタイプの中からユーザ・デバイスのタイプを指示する、と、
    前記ユーザ・デバイスのカテゴリ情報に基づいて前記TSPパラメータを決定することと、
    前記TSPパラメータを前記第1の端末に送信することと、
    TSPタイマを起動して、前記TSPタイマが起動すると、少なくとも1つのデータ・パケットを前記第1の端末に送信することと、
    前記少なくとも1つのデータ・パケットを前記第1の端末に送信することを中断するために、前記TSPタイマがいつ前記TSPパラメータを超えるかを決定することと、
    前記第1の端末からステータスレポートを受信すること、前記ステータスレポートは、前記TSPパラメータに少なくとも部分的に基づく時間において前記第1の端末から送信される、と、
    前記ステータスレポートを使用して、前記少なくとも1つのデータ・パケットの中で、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが存在するかを決定することと、
    任意の欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットを、前記第1の端末に再送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記ユーザ・デバイスのカテゴリ情報は、アップリンク・シグナリング・チャネルで受信される請求項に記載の方法。
  3. 前記TSPパラメータは、ダウンリンク・シグナリング・チャネルで送信される請求項に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのデータ・パケットは、ダウンリンク・データ・チャネルで送信される請求項に記載の方法。
  5. 前記第1の端末は、アクノレッジ・モードである請求項に記載の方法。
  6. データ・チャネルからRound Trip Time(RTT)パラメータを測定することと、
    前記RTTパラメータに基づいて、更新TSPパラメータを決定することと、
    前記更新TSPパラメータと前記TSPパラメータとの差の値と、予め定義されたしきい値との比較に基づいて、前記更新TSPパラメータを送信するかを決定することと、
    前記差の値が、前記予め定められたしきい値よりも大きいと決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記更新TSPパラメータを送信することと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. Timer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを設定するように構成された装置であって、
    第1の端末からユーザ・デバイスのカテゴリ情報を受信する手段、前記ユーザ・デバイスのカテゴリ情報は、ユーザ・デバイスの異なるタイプの中からユーザ・デバイスのタイプを指示する、と、
    前記ユーザ・デバイスのカテゴリ情報に基づいて前記TSPパラメータを決定する手段と、
    前記TSPパラメータを前記第1の端末に送信する手段と、
    TSPタイマを起動し、前記TSPタイマが起動すると、少なくとも1つのデータ・パケットを前記第1の端末に送信する手段と
    前記少なくとも1つのデータ・パケットを前記第1の端末に送信することを中断するために、前記TSPタイマがいつ前記TSPパラメータを超えるかを決定する手段と、
    前記第1の端末からステータスレポートを受信する手段、前記ステータスレポートは、前記TSPパラメータに少なくとも部分的に基づく時間において前記第1の端末から送信される、と
    前記ステータスレポートを使用して、前記少なくとも1つのデータ・パケットの中で、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが存在するかを決定する手段と、
    任意の欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットを、前記第1の端末に再送信する手段と、
    を備える装置。
  8. 前記ユーザ・デバイスのカテゴリ情報は、アップリンク・シグナリング・チャネルで受信される請求項に記載の装置。
  9. 前記TSPパラメータは、ダウンリンク・シグナリング・チャネルで送信される請求項に記載の装置。
  10. データ・チャネルからRound Trip Time(RTT)パラメータを測定する手段と、
    前記RTTパラメータに基づいて、更新TSPパラメータを決定する手段と、
    前記更新TSPパラメータと前記TSPパラメータとの差の値と、予め定義されたしきい値との比較に基づいて、前記更新TSPパラメータを送信するかを決定する手段と、
    前記差の値が、前記予め定められたしきい値よりも大きいと決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記更新TSPパラメータを送信する手段と、
    をさらに備える請求項に記載の装置。
  11. コンピュータに、第1の端末からユーザ・デバイスのカテゴリ情報を受信させるためのコード、前記ユーザ・デバイスのカテゴリ情報は、ユーザ・デバイスの異なるタイプの中からユーザ・デバイスのタイプを指示する、と、
    コンピュータに、前記ユーザ・デバイスのカテゴリ情報に基づいてTimer_Status_Prohibit(TSP)パラメータを決定させるためのコードと、
    コンピュータに、前記TSPパラメータを前記第1の端末に送信させるためのコードと、
    コンピュータに、TSPタイマを起動させ、前記TSPタイマが起動すると、少なくとも1つのデータ・パケットを前記第1の端末に送信させるコードと
    コンピュータに、前記少なくとも1つのデータ・パケットを前記第1の端末に送信することを中断するために、前記TSPタイマがいつ前記TSPパラメータを超えるかを決定させるコードと、
    コンピュータに、前記第1の端末からステータスレポートを受信させるコード、前記ステータスレポートは、前記TSPパラメータに少なくとも部分的に基づく時間において前記第1の端末から送信される、と
    コンピュータに、前記ステータスレポートを使用して、前記少なくとも1つのデータ・パケットの中で、欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットが存在するかを決定させるコードと、
    コンピュータに、任意の欠落した、あるいは誤って受信されたデータ・パケットを、前記第1の端末に再送信させるコードと、
    を備えるコンピュータ可読の非一時的記憶媒体。
  12. 前記ユーザ・デバイスのカテゴリ情報は、アップリンク・シグナリング・チャネルで受信される請求項11に記載のコンピュータ可読の非一時的記憶媒体。
  13. 前記TSPパラメータは、ダウンリンク・シグナリング・チャネルで送信される請求項11に記載のコンピュータ可読の非一時的記憶媒体。
  14. コンピュータに、データ・チャネルからRound Trip Time(RTT)パラメータを測定させるためのコードと、
    コンピュータに、前記RTTパラメータに基づいて、更新TSPパラメータを決定させるためのコードと、
    コンピュータに、前記更新TSPパラメータと前記TSPパラメータとの差の値と、予め定義されたしきい値との比較に基づいて、前記更新TSPパラメータを送信するかを決定させるためのコードと、
    コンピュータに、前記差の値が、前記予め定められたしきい値よりも大きいと決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記更新TSPパラメータを送信させるためのコードと、
    をさらに備える請求項11に記載のコンピュータ可読の非一時的記憶媒体。
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