JP5525155B2 - 充電式芝刈り機 - Google Patents

充電式芝刈り機 Download PDF

Info

Publication number
JP5525155B2
JP5525155B2 JP2008299204A JP2008299204A JP5525155B2 JP 5525155 B2 JP5525155 B2 JP 5525155B2 JP 2008299204 A JP2008299204 A JP 2008299204A JP 2008299204 A JP2008299204 A JP 2008299204A JP 5525155 B2 JP5525155 B2 JP 5525155B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
housing
motor
cover
housing cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008299204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010124697A (ja
Inventor
央士 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP2008299204A priority Critical patent/JP5525155B2/ja
Publication of JP2010124697A publication Critical patent/JP2010124697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5525155B2 publication Critical patent/JP5525155B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

本発明は、バッテリを電源とするモータの回転により、カッターを回転させ芝草を切断する充電式芝刈り機に関するものである。
通常、充電式芝刈り機は、芝草を切断するカッターを駆動するモータ、モータに給電するバッテリ及びモータの駆動を制御する制御装置等を備えている。
このため、濡れた芝草からの水や、芝草を切断したさいの塵埃から、上記モータ、バッテリ及び制御装置等を保護する必要があった。
そこで、モータやバッテリ等を雨水、濡れた芝草からの水、芝草を切断したさいの塵埃から保護するために、モータと、モータに給電するバッテリと、モータの作動を制御する制御装置とをカッターを収納するカッターハウジングの上面に取り付け、このカッターハウジングの上面を開閉自在に枢支した上部カバー(ハウジングカバー)で覆い、カッターハウジングの上面と上部カバーの下縁とを密着させて収納室(防水/防塵空間)を形成し、この収納室(防水/防塵空間)に上記モータ、バッテリ及び制御装置を収納した技術が知られている。(下記特許文献1参照)
特開平10−84738号公報
しかし、上記技術文献に記載の技術では、カッターハウジングの上面に、直接、バッテリを収納しているので、カッターハウジングと上部カバーとの密着部分からの雨水や、塵の進入は防止できるものの、カッターハウジングに収納されたカッターの濡れた芝草の切断による水や、切り屑などの塵が、モータを冷却するための通風路や部品と部品の隙間などからバッテリの収納室に進入するのを防止することができないという問題がある。
また、カッターハウジングの上面と上部カバーの下縁との密着だけでは、カッターハウジングや上部カバーなどの部品寸法のバラツキにより、均一な密着とならず十分な、防水、防塵ができないという問題がある。
そこで、本発明は、充電式芝刈り機のバッテリを雨水や塵埃からだけでなく、カッターの濡れた芝草の切断による水や、切り屑などの塵からも確実に保護することができ、しかも、防水や防塵のために構成された部品にバラツキがあっても、雨水や塵埃から確実に保護することができ充電式芝刈り機を提供することを目的とする。
本発明は、バッテリからの給電により回転するモータと、該モータの回転により駆動し芝草を切断するカッターを有する充電式芝刈り機において、該カッターを収納するカッターハウジングの上面をハウジングカバーで覆うとともに、下方に開口を有する上部カバーが該ハウジングカバーの上面を覆うように該ハウジングカバーに上下方向に回動可能に設けられ、該上部カバーの内側の面から垂下された壁と、該ハウジングカバーの上面とにより該バッテリの全周を囲む収納室が形成されることを主要な特徴とする。
上記のごとく、カッターハウジングの上面をハウジングカバーで覆うことにより、カッターの濡れた芝草の切断による水や切り屑などの塵がバッテリを収納する収納室に侵入するのを防ぎ、さらに、ハウジングカバーと上部カバーとの間に上記バッテリを収納する収納室を形成したので雨水や塵埃に対しても浸入を防止できてバッテリの保護が確実にできる。
また、収納室は、壁の下端が備える傾斜面と、ハウジングカバーの上面に形成される傾斜面とを嵌め合わせることにより形成されることを特徴とする。
上記のごとく、収納室は、壁の下端が備える傾斜面と、ハウジングカバーの上面に形成される傾斜面とを嵌め合わせることにより形成されるようにしたので、収納室を構成する部品に多少のバラツキがあっても、収納室を確実に密閉状態とでき、雨水や塵埃に対してその浸入を防止できてバッテリの保護が確実にできる。
本発明の充電式芝刈り機は、バッテリを雨水や塵埃に対する保護だけでなく、カッターの濡れた芝草の切断による水や、切り屑などの塵に対する保護も確実にでき、しかも、防水や防塵のために構成された部品に多少のバラツキがあっても、雨水や塵埃から確実に保護することができるという利点がある。
以下、本発明の充電式芝刈り機の一実施例を図面にもとづいて説明する。図1は、本実施例における充電式芝刈り機の側面図である。図2は、本実施例における充電式芝刈り機の断面側面図である。
図1に示すように、充電式芝刈り機1は、本体部2、本体部2の前部にあって左右(図1の紙面に垂直な方向)一対のホイールからなる前輪6、後部にあって左右に延びる円筒状の後輪7が設けられている。本体部2の後部には、この本体部2の両側に回転可能に軸支された一対の支持柄8、この一対の支持柄8の先端部に設けられたグリップ9、グリップ部9に設けられ操作者の引き込み操作により後述のモータ14を起動するスイッチ10とからなるハンドル部11が、前後方向に所定範囲回動可能に設けられている。
さらに、ハンドル部11のグリップ部9の前方には、後述のモータ14を制御する図示を省略した制御装置を収納し、バッテリの残量などを表示する表示部を設けた制御ボックス12が設けられている。このように、制御ボックス12を本体部2から離れた位置に設けることにより、モータ14からの熱や、切り屑などの塵から制御装置などを保護しやすくなっている。
本体部2の後端には、切断した芝草を収納するグラスキャッチャー13が着脱可能に取付けられている。
次に、本体部2は、図1、図2に示すように、その回転軸14aを左右方向(図1、図2の紙面に垂直な方向)に配置して設けられたモータ14と、このモータ14の回転軸14aに平行に設けられ、図示を省略したベルトとプーリーを介して駆動されるリール刃式のカッター15とを収納しているカッターハウジング3と、このカッターハウジング3の上面を覆うハウジングカバー4、および、このハウジングカバー4の上面を覆う上部カバー5から構成されている。
上記カッターハウジング3は、その下方(地面側)と後方が開口した箱状体であり、下方の開口には、上記カッター15が上下方向にその取り付け位置を調整可能に取付けられている。後方の開口3bからは、カッター15が切断した芝草が上記グラスキャッチャー13に排出される。
カッターハウジング3の上部は前方から後方に至る天板3aで形成されていて、その一部が開口し、その開口部には、モータ支持板20が図示を省略したねじにより固定され開口を塞いでいる。このモータ支持板20の上部には、内部にモータ14を収納した2つ割りのモータハウジング21が図示を省略したねじにより固定されている。モータハウジング21には、モータ14を冷却するための図示を省略した通風路が形成されている。この通風路は、カッターハウジング3と、このカッターハウジング3の上面を覆うハウジングカバー4とで形成された空間22に通じ、さらに、上記ハウジングカバー4の側面に形成された冷却風取入口4eに通じ、外部から冷却風を取入れている。上記モータ14の回転は、モータ14の回転軸14aに固定された図示を省略した小プーリーと、同じくカッターの回転軸15aに固定された図示を省略した大プーリーと、同じく図示を省略したベルトを介して伝達され、カッター15を駆動する。
上記カッターハウジング3の天板3aの上面は、下方が開口した箱状体からなるハウジングカバー4で覆われている。このハウジングカバー4は、開口側を下にして複数本のねじ42にてカッターハウジング3の天板3aに固定されている。また、ハウジングカバー4の後端部には、上記グラスキャッチャー13を係止するためのフック部4bが一体に形成されている。
ハウジングカバー4の天板4aの後方上面には、内部にパック電池17を収納したバッテリパック16の端子と、前記制御装置につながる電力線とを接続するための端子を備えた端子ボックス41が、ねじ43で固定されている。この端子ボックス41の端子にバッテリパック16の接続端子を挿入、あるいは、離脱させることでバッテリパック16の着脱を行う。なお、バッテリパック16は本発明におけるバッテリに相当する。
ハウジングカバー4の天板4aの略中央から後端に至る上面には、一方の側面を傾斜面4dに、他方の側面を垂直に形成した凸部4cが、上記バッテパック16の全周を囲む範囲に形成されている。
上記ハウジングカバー4の天板4aの上面は、下方が開口した略お椀状の上部カバー5で覆われている。この上部カバー5の開口側である内側の略中央から後端に至る面には、ハウジングカバー4の天板4aの上面に向けて、上記ハウジングカバー4の天板4aに形成された凸部4cに対向する位置に、垂直な壁5aが形成されている。この垂直な壁5aの下端は、傾斜面5bに形成されている。この上部カバー5の壁5aの傾斜面5bと上記ハウジングカバー4の凸部4cの傾斜面4dとを嵌め合わせることでインローを構成し、密着している。
なお、本実施例でのインローは、上記ハウジングカバー4の天板4aの上面に一方の側面を傾斜面とする凸部4cを形成し、上部カバー5の壁5aの下端に傾斜面5bを形成したものであるが、ハウジングカバー4の天板4aの上面にV溝を形成し、壁5aの下端をV字形状にしてもよいし、ハウジングカバー4の天板4aの上面に逆V字の凸部を形成し、壁5aの下端に逆V字溝を形成してもよく、インローの形状は特に限定するものではない。
また、上部カバー5の後端の両側には、一対の支持軸5dが一体に形成されている。この支持軸5dは、上記ハウジングカバー4の後端に形成され図示を省略した一対の孔に回動可能に挿入されている。そして、上部カバー5は、この支持軸5dを中心に上下に回動する。
さらに、上部カバー5の先端には、係止突起5cが一体に形成されている。一方、ハウジングカバー4の先端にあって、上記係止突起5cに対向する位置には、係止レバー19が支軸19aを中心に回動可能に設けられている。この係止レバー19には、上記係止突起5cが係合する係止凹部19bが形成されている。また、係止レバー19は、上部カバー5が閉じられている状態で、上記係止凹部19bに係止突起5cが確実に係合するべく、ばね19cにより、支軸19aを中心にして、常時、図中、時計回り方向に付勢されている。
バッテリパック16を取り出す場合には、係止レバー19の係止凹部19bとは反対側の端部を押し下げ、回動し、係止凹部19bから係止突起5cを解除した後、上部カバー5を持ち上げ、回動させて開き、バッテリパック16を取り出し可能とする。
このように、本発明のバッテリパック16の収納室18は、ハウジングカバー4の天板4aの上面、この上面に形成されたバッテリパック16の全周を囲む範囲の凸部4c、上部カバー5、この上部カバー5の内側にあって上記バッテリパック16の凸部4cに対向する位置に形成された壁5aにより形成され、さらに、上記凸部4cの傾斜面4dと壁5aの下端の傾斜面5bとでインローを構成している。
このインローの嵌め合わせにより、本発明のバッテリパック16の収納室18は、ハウジングカバー4や上部カバー5などの部品の寸法に多少のバラツキが生じても、確実に密閉状態を確保できるので、雨水や塵埃からバッテリパック16を保護できる。
また、本発明のバッテリパック16の収納室18は、カッター15から、カッターハウジング3の天板3aと、この天板3aの上面に設けられたハウジングカバー4の天板4aとにより2重に隔離されているので、カッター15の濡れた芝草の切断による水や、切り屑などの塵が内部に侵入するのを確実に防止できる。
さらに、モータ14からは、ハウジングカバー4の天板4aにて隔離されているので、モータ14の熱からもバッテリパック16を確実に保護できる。
本実施例では、本発明をリール刃式のカッターを有する充電式芝刈り機や、モータを横に配置した(モータの回転軸を地面に平行に配置した)充電式芝刈り機に採用したが、円盤状のカッターを有する充電式芝刈り機や、モータを縦に配置した(モータの回転軸を地面に垂直に配置した)充電式芝刈り機にも適用できる。
本実施例における充電式芝刈り機の側面図である。 本実施例における充電式芝刈り機の断面側面図である。
符号の説明
1 充電式芝刈り機
2 本体部
3 カッターハウジング
4 ハウジングカバー
4d 傾斜面
5 上部カバー
5b 傾斜面
16 バッテリパック(バッテリ)
18 収納室

Claims (2)

  1. バッテリからの給電により回転するモータと、該モータの回転により駆動し芝草を切断するカッターを有する充電式芝刈り機において、
    該カッターを収納するカッターハウジングの上面をハウジングカバーで覆うとともに、
    下方に開口を有する上部カバーが該ハウジングカバーの上面を覆うように該ハウジングカバーに上下方向に回動可能に設けられ、
    該上部カバーの内側の面から垂下された壁と、該ハウジングカバーの上面とにより該バッテリの全周を囲む収納室が形成されることを特徴とする充電式芝刈り機。
  2. 該収納室は、該壁の下端が備える傾斜面と、該ハウジングカバーの上面に形成される傾斜面とを嵌め合わせることにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の充電式芝刈り機
JP2008299204A 2008-11-25 2008-11-25 充電式芝刈り機 Active JP5525155B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008299204A JP5525155B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 充電式芝刈り機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008299204A JP5525155B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 充電式芝刈り機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014082084A Division JP5826883B2 (ja) 2014-04-11 2014-04-11 充電式芝刈り機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010124697A JP2010124697A (ja) 2010-06-10
JP5525155B2 true JP5525155B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=42325516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008299204A Active JP5525155B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 充電式芝刈り機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5525155B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5689753B2 (ja) 2011-06-14 2015-03-25 株式会社マキタ 電動芝刈機
EP2724604A4 (en) * 2011-06-22 2015-05-20 Yanmar Co Ltd ELECTRICAL WORK MACHINE
JP5752532B2 (ja) * 2011-09-02 2015-07-22 ヤンマー株式会社 電動作業車両
JP6557204B2 (ja) * 2016-11-30 2019-08-07 本田技研工業株式会社 電動作業機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010124697A (ja) 2010-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5525155B2 (ja) 充電式芝刈り機
JP6979374B2 (ja) 電動作業機
US11997945B2 (en) Hand push lawn mower with a height adjustment assembly
TWI471087B (zh) 動力工具
EP3778132B1 (en) Electric working tool
AU2017100183A4 (en) Lawnmower
JP2021007319A (ja) 電動式手持ち作業機
EP1435194B1 (en) Trimmer
JP2021023230A (ja) 作業機
JP5545477B2 (ja) 電動工具
EP3778133B1 (en) Electric working tool
JP6034752B2 (ja) 歩行型草刈機
JP5826883B2 (ja) 充電式芝刈り機
US6997268B2 (en) Trimmer
JP6088914B2 (ja) 歩行型草刈機
US20210029875A1 (en) Lawn mower
US20200246998A1 (en) Electric working machine
US20200288635A1 (en) Work machine
JP2021094000A (ja) 草刈機
WO2021024399A1 (ja) 作業機
WO2019034144A1 (zh) 智能割草机
EP3025572B1 (en) Grass trimmer
JP4254854B2 (ja) 芝刈機
JP2021153409A (ja) 芝草刈機
JP5506300B2 (ja) 刈払い機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5525155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350