JP5524088B2 - マルチキャリア通信システムにおけるデータ送信をサポートするための方法および装置 - Google Patents

マルチキャリア通信システムにおけるデータ送信をサポートするための方法および装置 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、本発明の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2008年2月27日に出願された「METHOD AND APPARATUS FOR MULTI-CARRIER COMMUNICATIONS IN WIRELESS COMMUNICATIONS」と題する米国仮出願第61/031,941号の優先権を主張するものである。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、マルチキャリア通信システムにおけるデータ送信をサポートするための技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスシステムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システムなどがある。
ワイヤレス通信システムは、システム容量を高めるために複数のキャリア上の動作をサポートすることができる。各キャリアは、特定の中心周波数および特定の帯域幅を有し、トラフィックデータ、制御情報、パイロットなどを送信するために使用できる。異なるキャリアは、異なるチャネル状態を観測し、異なる伝送容量を有する。良好なパフォーマンスが達成できるように複数のキャリア上でのデータ送信をサポートすることが望ましい。
ワイヤレス通信システムにおいて複数のキャリア上でのデータ送信をサポートするための技法について本明細書で説明する。1つの設計では、ユーザ機器(UE)が、複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定する。UEは、各キャリアのデータ用の割り当て送信電力を得るために(たとえば、均一電力分配、グリーディーフィリング、ウォーターフィリングなどを使用して)複数のキャリアに利用可能な送信電力を分配する。UEは、複数のキャリアの各々の割り当て送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース要求をノードBに送信する。UEは、各キャリアに対して1つのリソース要求を送信するか、または2つ以上のキャリアに対してリソース要求を送信することができる。UEは、複数のキャリアのうちの全部またはサブセットとすることができる、少なくとも1つのキャリアの各々の許可された送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信する。UEは、少なくとも1つのキャリア上でデータを送信し、各キャリア上の送信電力をそのキャリアの許可された送信電力に制限する。
本開示の様々な態様および特徴について以下でさらに詳細に説明する。
ワイヤレス通信システムを示す図。 均一分配を用いた送信電力分配を示す図。 グリーディーフィリングを用いた送信電力分配を示す図。 ウォーターフィリングを用いた送信電力分配を示す図。 ウォーターフィリングを実行するためのプロセスを示す図。 ウォーターフィリングを実行するためのプロセスを示す図。 ウォーターフィリングを実行するためのプロセスを示す図。 複数のキャリアに対するリソース要求を送信するためのプロセスを示す図。 複数のキャリアに対するリソース要求を受信するためのプロセスを示す図。 UEおよびノードBのブロック図。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用できる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMax)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAはUniversal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advancedは、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−Advanced、およびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用できる。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではWCDMAに関して説明し、以下の説明の大部分で3GPP用語を使用する。
図1に、いくつかのノードBと他のネットワークエンティティとを含むことができるワイヤレス通信システム100を示す。簡単のために、図1には、ただ1つのノードB120および1つの無線ネットワークコントローラ(RNC)130を示している。ノードBは、UEと通信する局とすることができ、発展型ノードB(eNB)、基地局、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。ノードBは、特定の地理的エリアに通信カバレージを与えることができる。システム容量を改善するために、ノードBの全カバレージエリアは複数(たとえば、3つ)のより小さいエリアに区分できる。各より小さいエリアは、それぞれのノードBサブシステムによってサービスできる。3GPPでは、「セル」という用語は、ノードBの最小カバレージエリア、および/またはこのカバレージエリアにサービスするノードBサブシステムを指すことができる。RNC130は、一組のノードBに結合し、これらのノードBの調整および制御を行うことができる。
UE110は、システム全体にわたって分散された多くのUEのうちの1つとすることができる。UE110は、固定でも移動でもよく、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UE110は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などとすることができる。UE110は、ダウンリンクおよびアップリンクを介してノードB120と通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)はノードB120からUE110への通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUE110からノードB120への通信リンクを指す。
このシステムは、アップリンク上で複数(K個)のキャリア上でのデータ送信をサポートすることができる。所与の瞬間において1つまたは複数のUEを各キャリア上でのアップリンクデータ送信用にスケジュールすることができる。所与の瞬間において、所与のUEは、利用可能なシステムリソース、UEによって送信すべきトラフィックデータの量、UEの優先度、UEのサービス品質(QoS)要件など、様々なファクタに応じて最高K個のキャリア上でのアップリンクデータ送信用にスケジュールできる。
図1は、アップリンク上での複数のキャリア上のデータ送信の一例を示す。UE110は、送信すべきトラフィックデータを有し、各キャリアに対するリソース要求を送信することができる。リソース要求は、アップリンク要求、スケジューリング要求、スケジューリング情報メッセージなどと呼ばれることもある。各キャリアに対するリソース要求は、UEをキャリア上のデータ送信用にスケジュールするために使用できる電力ヘッドルームおよび/または他の情報を搬送することができる。キャリアの電力ヘッドルームは、キャリアのために使用できる送信電力の量を示し、トラフィック対パイロット比(T2P)によって与えることができる。電力ヘッドルームは、電力オフセットなどと呼ばれることもある。
ノードB120は、UE110からすべてのK個のキャリアに対するリソース要求を受信し、各キャリアに対するリソース要求を許可または否定することができる。ノードB120は、リソース要求が許可された各キャリアに対するリソース許可を送信することができる。リソース許可は、リソース割り当て、絶対許可、アップリンク許可などと呼ばれることもある。各キャリアに対するリソース許可は、許可されたT2P、選択されたトランスポートフォーマットなどを搬送することができる。トランスポートフォーマットは、特定のコーディング方式および/またはコードレート、特定の変調方式、特定のトランスポートブロックサイズなどに関連することができる。トランスポートフォーマットは、レート、データレート、パケットフォーマット、変調およびコーディング方式(MCS)などと呼ばれることもある。UE110は、各キャリアに対するリソース許可に従ってトラフィックデータをそのキャリア上で送信することができる。
ノードB120は、アップリンク用のジョイントスケジューラまたは分散スケジューラを実装することができる。ジョイントスケジューラは、すべてのUEからすべてのK個のキャリアに対するリソース要求を受信し、すべての受信されたリソース要求に基づいて一緒にすべてのK個のキャリアのためのスケジューリングを実行し、良好な全体的パフォーマンスが達成できるように各キャリア用のリソースを許可することができる。許可されるリソースは、許可されたT2P、データレートなどによって与えることができる。分散スケジューラは、すべてのUEから各キャリアに対するリソース要求を受信し、各キャリアのスケジューリングを独立に実行し、各キャリアに対する受信されたリソース要求に基づいてそのキャリア用のリソースを許可することができる。
ノードB120が分散スケジューラを実装する場合、UE110は、各キャリアに対して個別のリソース要求を送信することができる。これにより、分散スケジューラは、UE110を各キャリア上でのアップリンクデータ送信用にスケジュールすることができるようになる。UE110はまた、ノードB120がジョイントスケジューラを実装する場合でも、各キャリアに対して個別のリソース要求を送信することができる。この場合、ジョイントスケジューラは、異なるキャリアに対するリソース要求を組み合わせ、および/または各リソース要求を許可または拒否することができる。ジョイントスケジューラはまた、UE110によって要求されたデータレートとは異なるデータレートを許可することができる。たとえば、許可されるデータレートは、いくつかのキャリアに対して要求されたデータレートよりも高くなり、他のキャリアに対して要求されたデータレートよりも低くなることができる。しかしながら、許可される総データレートは、要求された総データレート以下とすることができる。UE110は、後述のように、K個のキャリアに対するリソース要求を生成することができる。
UE110は、最大送信電力Pmaxを有し、各キャリア上でパイロットおよび/またはオーバーヘッド情報を送信するために送信電力の一部を使用することができる。さらにUE110は、K個のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力Pavailを有することができる。利用可能な送信電力Pavailは次のように表すことができる。
Figure 0005524088
ここで、Ppilot,kは、キャリアk上でのパイロットの送信電力であり、
oh,kは、キャリアk上でのオーバーヘッド情報の送信電力である。
第1の設計では、UE110は、データ送信用にUE110をスケジュールすることができるすべてのK個のキャリアにわたって最大送信電力Pmaxを均一に分配または分割する。この設計では、各キャリアに割り当てられる送信電力は次のように表すことができる。
Figure 0005524088
ここで、Pは、キャリアkのデータ用の割り当て送信電力である。
図2Aに、第1の設計による送信電力分配の一例を示す。この例では、3つのキャリア1、2および3が利用可能であり、それぞれ送信電力P、PおよびPがデータ送信用に割り当てられる。図2Aには示されていないが、各サブキャリアの割り当て送信電力は、キャリアk上でシステムによってサポートされる最大データレートを達成するのに必要とされる送信電力であるPmax,kに制限できる。Pmax,kは、すべてのキャリアに対して同じでもよく、または異なるキャリアに対して異なってもよい。
また、利用可能な送信電力PavailをK個のキャリアにわたって均一に分配することができる。この場合、P=P=...=P=Pmax/Kである。
第2の設計では、UE110は、K個のキャリアにわたって利用可能な送信電力Pavailをグリーディーフィリングに基づいて分配する。この設計では、K個のキャリアは、それらのチャネル状態に基づいて最良から最悪に順序付けされる。チャネル状態は後述のように定量化される。順序付けした後は、キャリア1が最良のキャリアであり、キャリアKが最悪のキャリアであり、キャリアkはk番目に良いキャリアである。K個のキャリアは、静的な指示に基づいて順序付けることもできる。
UE110は、最良のキャリアから開始して一度に1つのキャリアずつ、K個の順序付けられたキャリアに利用可能な送信電力を分配する。送信電力割り当てのために選択された所与のキャリアkについて、利用可能な送信電力が完全に使用されたのでなければ、UE110は、選択されたキャリアにPmax,kを割り当てことができ、したがって、P=min{Pavail,Pmax,k}である。UE110は、選択されたキャリアに送信電力を割り当てた後、利用可能な送信電力を次のように更新することができる。
Figure 0005524088
利用可能な送信電力のすべてが使い果たされるか、またはすべてのキャリアに送信電力が割り当てられるまで、UE110は、一度に1つのキャリアずつ、利用可能な送信電力を割り当てることができる。
図2Bに、第2の設計による送信電力分配の一例を示す。この例では、3つのキャリア1、2および3が利用可能であり、最良から最悪に順序付けされる。キャリア1にはPmax,1が割り当てられ、キャリア2にはPmax,2が割り当てられ、キャリア3には残りの利用可能な送信電力が割り当てられる。
第3の設計では、UE110は、良好な全体的パフォーマンスが達成できるように、K個のキャリアにわたって利用可能な送信電力Pavailを不均一に分配する。1つの設計では、不均一な電力分配はウォーターフィリングに基づく。ウォーターフィリングは、イレギュラーな底部をもつ容器に固定量の水を注入することに類似している。水の量は、利用可能な送信電力に対応し、各キャリアは、容器の底部上のポイントに対応する。任意の所与のポイントにおける底部の高度は、そのポイントに関連するキャリアの信号対雑音干渉比(SINR)の逆元に対応する。したがって低い高度は高SINRに対応し、その逆も同様である。次いで、利用可能な送信電力Pavailを容器に「注入」し、その結果、容器中の(より高いSINRに対応する)より低いポイントは最初に満たされ、容器中の(より低いSINRに対応する)より高いポイントは後で満たされる。電力分配は、利用可能な送信電力Pavailと、容器の底部表面上の深さとに依存する。
K個のキャリアは、異なるチャネルおよび干渉状態を観測し、異なるSINRを有することができる。各キャリアのSINRは次のように表すことができる。
Figure 0005524088
ここで、Pは、キャリアkの送信電力であり、
は、キャリアkのチャネル利得であり、
0,kは、キャリアk上の熱雑音および干渉であり、
γは、キャリアkの受信SINRである。
UE110は、K個のキャリアの総データレートが最大になるようにK個のキャリアに利用可能な送信電力を分配する。この場合、UE110は、以下の目的関数が最大となるように各キャリアに送信電力を割り当てる。
Figure 0005524088
ただし、Jは、最大にすべき目的関数であり、
f(γ)は、γの受信SINRを用いて達成されるデータレートを与える関数である。
関数f(γ)は、γに関して単調増加し、したがってf’(γ)>0と仮定することができる。関数f(γ)はまた、γに関して凹であり、したがってf’’(γ)≦0と仮定することができる。
UE110は、以下の制約条件を用いてK個のキャリアにわたって利用可能な送信電力を分配する。
Figure 0005524088
Figure 0005524088
Figure 0005524088
ここで、
Figure 0005524088
γmaxは、システムによってサポートされる最大データレートの所要SINRであり、
max,kは、サブキャリアk上でγmaxのSINRを達成するのに必要とされる送信電力である。
max,kは、キャリアkの最大許容送信電力と呼ばれることもある。
式(6)は、非負の送信電力を各キャリアに割り当てることを示す。式(7)は、各キャリアには、システムによってサポートされる最大データレートを達成するのに必要とされる送信電力Pmax,k以下を割り当てなければならないことを示す。送信電力を大きくすればγmaxよりも高い受信SINRが得られるがデータレートを増大させないので、Pmax,kよりも多くを割り当てると余剰電力が浪費される。式(8)は、すべてのK個のキャリアに割り当てられる総送信電力が、利用可能な送信電力を超えてはならないことを示す。
目的関数Jのラグランジュ方程式Lは、次のように表すことができる。
Figure 0005524088
ここで、μは、Pのシャドープライスであり、P=0の場合のみ正であり、
βは、γmaxのシャドープライスであり、γ=γmaxの場合のみ正であり、
λは、Pavailのシャドープライスである。
シャドープライスλ、μ、およびβは非負の値であり、それぞれ制約条件Pavail、P=0、およびγ=γmaxから小さい偏移をもつ目的関数Jの変化を示す。
目的関数Jは、次のようにPに関するLの偏導関数を取得し、偏導関数を0に設定することによって最大にすることができる。
Figure 0005524088
0<P<Pmax,kのとき、シャドープライスはμ=0およびβ=0になり、式(11)の偏導関数は次のように表すことができる。
Figure 0005524088
ここで、
Figure 0005524088
式(13)では、各キャリアの送信電力が0<P<Pmax,kである場合、そのキャリアkに値1を割り当て、さもなければ各キャリアkに値0を割り当てることができる。すべてのK個のキャリアの値を合計して式(13)の分子を得ることができる。各キャリアの値をN0,k/gでスケーリングし、すべてのK個のキャリアのスケーリングされた値を合計し、その合計された結果をPavailに加算して、式(13)の分母を得ることができる。
関数f(γ)は、受信SINRをデータレートにマッピングし、制約容量関数、非制約容量関数、または何らかの他の関数とすることができる。1つの設計では、関数f(γ)を非制約容量関数とし、次のように表すことができる。
Figure 0005524088
ここで、Wはシステム帯域幅である。
式(12)、(13)、および(14)を組み合わせることによって、キャリアkに割り当てるべき送信電力Pを次のように表すことができる。
Figure 0005524088
0<P<Pmax,kでは、μ=0およびβ=0を用いて、式(15)を次のように単純化することができる。
Figure 0005524088
一般に、Pは、f(γ)に使用される特定の関数に依存し、式(12)および式(13)に基づいて決定できる。
ウォーターフィリングを用いてK個のキャリアに利用可能な送信電力を分配するための閉形式解は存在しない。しかしながら、関数f(γ)の単調で凹の特性、およびγとPとの間の関係は、P=Pmax,kが割り当てられたキャリアは、0<P<Pmax,kが割り当てられたキャリアよりも良好なはずであり、その0<P<Pmax,kが割り当てられたキャリアは、P=0が割り当てられたキャリアよりも良好なはずであることを暗示する。この所見を利用して、K個のキャリアに利用可能な送信電力を反復的に分配することができる。
図3に、ウォーターフィリングを実行するためのプロセス300の設計を示す。最初に、K個のキャリアをそれらのチャネル状態に基づいて最良から最悪に順序付ける(ブロック310)。チャネル状態は、最良のキャリアが最大g/N0,kを有し、最悪のキャリアが最小g/N0,kを有するように、g/N0,kによって定量化できる。順序付けした後は、キャリア1が最良のキャリアであり、キャリアKが最悪のキャリアであり、キャリアkはk番目に良いキャリアである。
次いで、目的関数Jを最大にするために、最良のキャリアから開始して一度に1つのキャリアずつ、最大許容送信電力Pmax,kをできるだけ多くのキャリアに割り当て(ブロック320)。ブロック320は、Pmax,kを0個以上のキャリアに割り当てることができる。目的関数を最大にするために、残りのキャリアに残りの利用可能な送信電力を分配する(ブロック330)。ブロック320は、ウォーターフィリングのステップ1と呼ばれ、ブロック330は、ウォーターフィリングのステップ2と呼ばれることがある。後述のように、ブロック320および330はそれぞれ反復的に実行できる。
反復的ウォーターフィリングでは、キャリアの2つのグループを保持することができる。グループ1は、P=Pmax,kが割り当てられたキャリアを含むことができる。グループ2は、0<P<Pmax,kが割り当てられたキャリアを含むことができる。グループ1および2はキャリアを含まないように初期化でき、各キャリアは、P=0を用いて初期化できる。
図4に、図3のブロック320のための反復プロセスの設計を示す。キャリアのインデックスkを1に初期化する(ブロック412)。割り当て送信電力PがPavailまたはPmax,kのいずれかによって制限される、できるだけ多くの送信電力をキャリアkに割り当てる(ブロック414)。次いで、キャリアkの割り当て送信電力Pの一部を次に悪いキャリアk+1により良く再分配することができるかどうかを判断する(ステップ420)。この判断は、以下のチェックに基づいて行われる。
Figure 0005524088
式(17)は、キャリアkにPが割り当てられたf(γ)の偏導関数を、次に悪いキャリアk+1に送信電力が割り当てられないf(γk+1)の偏導関数と比較する。式(17)が成立し、ブロック420の答えが「はい」である場合、キャリアkおよびk+1をグループ2に入れ(ブロック422)、ブロック320のプロセスは終了する。そうではなく、式(17)が成立せず、ブロック420の答えが「いいえ」である場合、キャリアkの割り当て送信電力PがPavailまたはPmax,kに等しいかどうかを判断する(ブロック430)。PがPavailに等しい場合、キャリアkをグループ2に入れ(ブロック432)、ブロック320のプロセスは終了する。
そうではなく、PがPmax,kに等しい場合、キャリアkをグループ1に入れる(ブロック434)。次いで、利用可能な送信電力をPavail=Pavail−Pとして更新する(ブロック436)。ブロック438において、すべてのK個のキャリアに送信電力が割り当てられたと判断された場合、ブロック320のプロセスは終了する。他の場合は、インデックスkを増分し(ブロック440)、プロセスはブロック414に戻る。
図4のブロック320のプロセスは、Pmax,kが割り当てられた0個以上のキャリアを含むグループ1と、Pmax,k未満が割り当てられた0個以上のキャリアを含むグループ2とを提供する。ブロック320のプロセスが図4のブロック422の後に終了する場合はブロック330を実行し、ブロック320のプロセスが図4のブロック432または438の後に終了する場合はブロック330をスキップする。
図5に、図3のブロック330のための反復プロセスの設計を示す。グループ2は、キャリアk、k+1、...、k+mを含み、kはK未満であり、mは0以上であると仮定できる。グループ2中のキャリアk〜k+mに、利用可能な送信電力Pavailを用いて送信電力P〜Pk+mを割り当てる(ブロック512)。ブロック512では、たとえば、式(13)に示すように、グループ2中のm+1個のキャリアに対してλを計算する。次いで、グループ2中の各キャリアに割り当てるべき送信電力を、たとえば、式(16)に示すように計算する。
次いで、γmaxを達成するのに必要とされるよりも多くの送信電力がグループ2内のいずれかのキャリアに割り当てられたかどうかを判断する(ブロック514)。答えが「はい」である場合、過剰に割り当てられた各キャリアに、γmaxを達成するのに十分な送信電力を割り当て、そのキャリアをグループ1に移動する(ブロック516)。また、グループ1に移動された各キャリアを除去することによってグループ2を更新する(ブロック518)。グループ1に移動された各キャリアに割り当てられている送信電力を減算することによって利用可能な送信電力を更新する(ブロック520)。次いで、プロセスはブロック512に戻って、グループ2中の残りのメンバーの送信電力分配を繰り返す。
そうではなく、どのキャリアにもγmaxを達成するためよりも多くの送信電力が割り当てられておらず、ブロック514の答えが「いいえ」である場合、まだグループ2に含まれていない次に悪いキャリアk+m+1があるかどうかを判断する(ブロック520)。答えが「いいえ」である場合、ブロック330のプロセスは終了する。そうではなく、答えが「はい」である場合、グループ2中の最悪のキャリアk+mの割り当て送信電力Pk+mの一部を次に悪いキャリアk+m+1により良く再分配することができるかどうかを判断する(ステップ522)。この判断は、以下のチェックに基づいて行われる。
Figure 0005524088
式(18)は、グループ2中の最悪のキャリアk+mにPk+mが割り当てられたf(γk+m)の偏導関数を、次に悪いキャリアk+m+1に送信電力が割り当てられないf(γk+m+1)の偏導関数と比較する。式(18)が成立し、ブロック522の答えが「はい」である場合、キャリアk+m+1をグループ2に追加し(ブロック524)、プロセスはブロック512に戻って、グループ2中のキャリアk〜k+m+1の送信電力分配を繰り返す。そうではなく、式(18)が成立せず、ブロック522の答えが「いいえ」である場合、ブロック330のプロセスは終了する。
K個のキャリアに利用可能な送信電力を分配するために、ブロック320および/またはブロック330について1回または複数回の反復を実行することができる。ウォーターフィリングの結果、目的関数Jが最大になるように1つまたは複数のキャリアに送信電力が割り当てられる。UE110が、γmaxを達成するために各キャリアに最大許容送信電力を割り当てるための十分な電力ヘッドルームを有する場合、いくらかの未使用の送信電力が存在することがある。
図3、図4および図5は、K個のキャリアに利用可能な送信電力を分配するためにウォーターフィリングを実行する1つの設計を示す。ウォーターフィリングは他の方法で実行することもできる。たとえば、図3のブロック320を省略し、キャリア1および2を最初に含むグループ2を用いてブロック330を実行することができる。
図2Cに、ウォーターフィリングのための第3の設計による送信電力分配の一例を示す。この例では、3つのキャリア1、2および3が利用可能であり、最良から最悪に順序付けされる。キャリア1にはP=Pmax,1が割り当てられ、キャリア2にはP<Pmax,2が割り当てられ、キャリア3にはP<Pmax,3が割り当てられ、ただし、PおよびPは式(13)および式(16)によって決定できる。
式(15)および式(16)に示すように、UE110は、チャネル利得gと各キャリアのノイズおよび干渉N0,kとに基づいてそのキャリアkに割り当てるべき送信電力Pを決定する。しかしながら、UE110は、チャネル利得gとノイズおよび干渉N0,kとを知らないことがある。1つの設計では、UE110は、キャリアk上のパイロットの送信電力Ppilot,kに基づいてキャリアkごとに割り当て送信電力Pを決定する。パイロットの送信電力は、ノードB120における目標SINRを達成するために電力制御ループを用いて調整される。したがって、トラフィックデータの送信電力Pは、選択されたT2Pだけパイロットの送信電力よりもより高く設定し、次のように表すことができる。
Figure 0005524088
ここで、T2Pは、キャリアkのT2Pである。
パイロットは、Rpilotのデータレートと等価であると見なすことができる。Rdataのデータレートは、選択されたT2Pをもつトラフィックデータについて達成できる。したがって、パイロットの等価データレートは次のように表すことができる。
Figure 0005524088
式(20)は、トラフィックデータRdataの低いデータレートに対してはより正確であり、トラフィックデータの高いデータレートに対してはより不正確になり得る。
電力制御ループは、トラフィックデータのデータレートにかかわらずパイロットの目標SINRを狭い範囲内に設定する。この場合、式(20)のスケーリングはトラフィックデータのデータレートに鈍感になり得る。等価パイロットデータレートRpilotは、関数f(γ)の線形領域にある。式(14)に示す非制約容量関数では、パイロットの等価データレートは次のように表すことができる。
Figure 0005524088
したがって、各キャリアkのノイズおよび干渉N0,kに対するチャネル利得gの比は、次のように近似できる。
Figure 0005524088
等価パイロットデータレートRpilotは、1つまたは複数のキャリア上でのデータ送信のための知られているトラフィックデータレートRdataと知られているT2Pとに基づいて計算できる。したがって、比g/N0,kは、計算されたRpilotと、知られているシステム帯域幅Wと、キャリアk上でパイロット用に使用される既知の送信電力Ppilot,kとに基づいてキャリアkごとに決定できる。
さらに、キャリアkに割り当てるべき送信電力Pを次のように表すことができる。
Figure 0005524088
式(23)は、0<P<Pmax,kであり、したがってμ=0およびβ=0と仮定している。
シャドープライスλは次のように割り当てられ得る。
Figure 0005524088
式(23)および式(24)は、より良好なチャネル状態をもつキャリア(ならびにしたがってパイロットのより低い送信電力)は一般により大きい割り当て送信電力Pを有することを示す。ノードB120においてより良好なキャリアの受信SINRがより高くても、これが当てはまることがある。
反復的ウォーターフィリングには様々な単純化が使用される。1つの設計では、関数f(γ)に対してカットオフT2Pをもつ線形領域を定義する。この線形領域は、線形関数を用いてf(γ)が近似できるPまたはγの値の範囲(または等価的に、データレートの範囲)をカバーする。図4における任意の所与の反復では、キャリアkの割り当て送信電力が線形領域にある場合、その反復は、式(17)のチェックを実行しないですぐに終了する。
一例として、2つのキャリア1および2をもち、すべてのデータレートが線形領域にある場合のウォーターフィリングは、次のように実行される。キャリア1にはできるだけ多くの送信電力を割り当てる。キャリア1の割り当て送信電力PがPavailによって制限される場合、ウォーターフィリングは終了する。PがPmax,1によって制限される場合、キャリア2にはできるだけ多くの送信電力を割り当てる。キャリア2の割り当て送信電力Pは、PavailまたはPmax,2によって制限される。
別の例として、2つのキャリア1および2をもち、最大データレートが非線形領域にある場合のウォーターフィリングは、次のように実行できる。キャリア1にはできるだけ多くの送信電力を割り当て、Pは、Pmax,1またはPavailによって制限される。その場合、以下のチェックを行う。
Figure 0005524088
式(25)が成立し、PがPavailによって制限される場合、ウォーターフィリングは終了する。式(25)が成立しない場合、キャリア1および2は、グループ2に入れ、それぞれ送信電力PおよびPを割り当てる。次いで、γmaxを達成するのに必要とされるよりも多くの送信電力がいずれかのキャリアに割り当てられたかどうかを判断する。そうであれば、キャリア1には、γmaxを達成するのに十分な送信電力を割り当て、キャリア2には、残りの送信電力のできるだけ多くを割り当てる。キャリア2のPは、PavailまたはPmax,2によって制限される。
ウォーターフィリングの計算を簡単にするために、Pの異なる値に対する偏導関数
Figure 0005524088
は、区分的線形近似を用いて近似し、ルックアップテーブルに記憶できる。したがって、各データレートの偏導関数は、ルックアップテーブルにアクセスすることによって容易に決定できる。
UE110は、上述のように均一分配、グリーディーフィリング、またはウォーターフィリングに基づいてK個のキャリアの各々の割り当て送信電力Pを決定する。1つの設計では、UE110は、たとえば、式(19)に示すように、キャリアkの割り当て送信電力Pとパイロット送信電力Ppilot,kとに基づいて各キャリアkの要求されるT2Pを決定する。UE110は、0でない割り当て送信電力をもつ各キャリアに対するリソース要求を生成し、キャリアの要求されるT2Pを含む。ノードB120は、各キャリアの報告されたT2Pに基づいてアップリンク上でのデータ送信用にUE110をスケジュールする。ノードB120はまた、各キャリアの許可されたT2Pを決定し、その許可されたT2Pは、キャリアの要求されるT2Pに等しいか、未満か、または場合によってはそれよりも大きくなる。ノードB120は、正の許可されたT2Pを用いて各キャリアに対するリソース許可を送信する。次いで、UE110は、キャリアの許可されたT2Pまでを使い果たして各キャリア上でトラフィックデータを送信する。UE110は、T2Pをトランスポートフォーマットにマッピングするテーブルを記憶し、そのキャリアの許可されたT2Pに基づいて各キャリアに使用すべき特定のトランスポートフォーマットまたはデータレートを決定する。
一般に、UE110は、UE110をデータ送信用にスケジュールし、UE110にリソースを割り当てるためにノードB120に関係する各キャリアのどんな情報でも送信する。UE110によって送信される情報は、T2P、割り当て送信電力P、SINR推定値、データレート、送信すべきトラフィックデータの量などを備える。各キャリアの情報は、個別のリソース要求上で送信される。代替的に、リソース要求は複数のキャリアの情報を搬送する。ノードB120は、UE110から受信された情報に基づいてUE110にリソースを許可する。許可されたリソースは、各キャリア上でUE110が使用できる送信電力の量、各キャリアのデータレートなどによって与えられる。
ノードB120がジョイントスケジューラを使用する場合、ジョイントスケジューラは、UE110のための各キャリアのチャネル状態を判断し、チャネル状態および場合によっては他のファクタに基づいてすべてのK個のキャリアのための適切なリソース許可を決定する。たとえば、UE110に対するリソース許可は、UE110のデータ要求、ノードB120における瞬間の負荷状態、ノードB120によって許可された干渉レベル(たとえば、ターゲットライズオーバサーマル(RoT))などに依存する。ノードB120が分散スケジューラを使用する場合、分散スケジューラは、各キャリアのチャネル状態およびリソース要求に基づいてUE110をそのキャリア用にスケジュールする。
図6に、複数のキャリアに対するリソース要求を生成し、送信するためのプロセス600の設計を示す。プロセス600は、(後述のように)UEによって、または何らかの他のエンティティによって実行できる。UEは、複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力Pavailを決定する(ブロック612)。UEは、複数のキャリアに利用可能な送信電力を分配して、複数のキャリアの各々の割り当て送信電力Pを得る(ブロック614)。UEは、複数のキャリアの各々の割り当て送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信する(ブロック616)。UEは、各キャリアに対して1つのリソース要求を送信するか、または2つ以上のキャリアに対してリソース要求を送信することができる。その後、UEは、複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の許可された送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信する(ブロック618)。UEには、複数のキャリアの全部またはサブセットの送信電力が許可される。UEは、少なくとも1つのキャリア上でデータを送信し(ブロック620)、各キャリアの送信電力をそのキャリアの許可された送信電力に制限する(ブロック622)。
ブロック614の1つの設計では、UEは、最大送信電力を複数のキャリアに均等に分配し、たとえば、式(2)に示すように、各キャリアに分配される送信電力と、キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいてそのキャリアの割り当て送信電力を決定する。UEはまた、利用可能な送信電力を複数のキャリアに均等に分配する。ブロック614の別の設計では、UEは、利用可能な送信電力をグリーディーフィリングに基づいて分配する。この設計では、UEは、キャリアのチャネル状態に基づいて複数のキャリアを最悪に最良から順序付ける。UEは、最良のキャリアから開始して、送信電力を割り当てるべきキャリアを一度に1つずつ選択する。UEは、利用可能な送信電力が完全に使用されるまで、選択されたキャリアにそのキャリアの最大許容送信電力を割り当てる。
ブロック614のさらに別の設計では、UEは、利用可能な送信電力をウォーターフィリングに基づいて分配する。UEは、複数のキャリアに利用可能な送信電力を不均等に分配し、より良好なチャネル状態を観測しているキャリアにより多くの送信電力を割り当てる。電力分配を単純にするために、UEは、キャリアのチャネル状態に基づいて複数のキャリアを最良から最悪に順序付け、複数のキャリアのそれらの順序とチャネル状態とに基づいて複数のキャリアに利用可能な送信電力を分配する。UEは、最初に、たとえば、図4に示すように、目的関数に基づいて、最良のキャリアから開始して一度に1つのキャリアずつ、最大許容送信電力をできるだけ多くのキャリアに割り当てる。次いで、UEは、たとえば、図5に示すように、目的関数に基づいて、複数のキャリアのうちの残りのキャリアに、もしあれば残りの利用可能な送信電力を割り当てる。UEはまた、図4のウォーターフィリングの第1の部分をスキップし、図5のウォーターフィリングの第2の部分を実行するだけでもよい。目的関数は、たとえば、式(5)に示すように、複数のキャリアのデータレートの合計を最大にする。
図4に示すウォーターフィリングの第1の部分の1つの設計では、UEは、送信電力を割り当てるべきキャリア(たとえば、まだ選択されない最良のキャリア)を選択する。次いで、UEは、すべての利用可能な送信電力Pavailまたは選択されたキャリアの最大許容送信電力Pmax,kのうちの低いほうを選択されたキャリアに割り当てる。UEは、選択されたキャリアに割り当て送信電力を相殺するように利用可能な送信電力を更新する。UEはまた、たとえば、式(17)に示すように、選択されたキャリアの割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきどうかを判断する。UEはまた、図4に示す他のステップを実行する。
図5に示すウォーターフィリングの第2の部分の1つの設計では、UEは、たとえば、式(13)および式(16)に示すように、ウォーターフィリングに基づいて複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアに利用可能な送信電力を分配する。UEは、少なくとも1つのサブキャリアの中の最悪のキャリアの割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断する。再分配する判断がなされた場合、UEは、少なくとも1つのキャリアと次に悪いキャリアとに利用可能な送信電力を分配する。UEはまた、図5の他のステップを実行する。
1つの設計では、UEは、複数のキャリアの各々の全ノイズおよび干渉に対するチャネル利得の比(g/N0,k)を推定する。UEは、たとえば、式(20)に示すように、各キャリア上で送信されるトラフィックデータのデータレートとそのトラフィックデータの送信電力(またはT2P)とに基づいて、そのキャリア上で送信されるパイロットの等価データレートを推定する。UEは、次いで、たとえば、式(22)に示すように、キャリア上で送信されるパイロットの送信電力とパイロットの等価データレートとに基づいて、各キャリアのg/N0,kを推定する。UEは、たとえば、式(23)および式(24)に示すように、各キャリアの推定されたg/N0,kに基づいて複数のキャリアに利用可能な送信電力を分配する。
図7に、複数のキャリアに対するリソース要求を受信するためのプロセス700の設計を示す。プロセス700は、(後述のように)ノードBによって、または何らかの他のエンティティによって実行できる。ノードBは、複数のキャリアの各々の割り当て送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース要求をUEから受信する(ブロック712)。各キャリアの割り当て送信電力は、均一電力分配、グリーディーフィリング、ウォーターフィリングなどを使用して複数のキャリアにUEにおいて利用可能な送信電力を分配することによって決定できる。ノードBは、複数のキャリアの各々の割り当て送信電力に基づいて複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を許可する(ブロック714)。ノードBは、少なくとも1つのキャリアの各々の許可された送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース許可をUEに送信する(ブロック716)。ノードBは、少なくとも1つのキャリア上でUEによって送信されたデータを受信する(ブロック718)。UEは、各キャリアの送信電力をそのキャリアの許可された送信電力に制限する。
ブロック714の1つの設計では、ノードBは、複数のキャリアの割り当て送信電力に基づいて少なくとも1つのキャリア用の送信電力を一緒に許可するジョイントスケジューラを実装する。ブロック714の別の設計では、ノードBは、各キャリアの割り当て送信電力に基づいて個別にそのキャリアの送信電力を許可する分散スケジューラを実装する。
上述のように、本明細書で説明する技法は様々なシステムおよび無線技術に使用できる。本技法は3GPPにおけるマルチキャリア高速パケットアクセス(HSPA)に使用できる。HSPAは、3GPP Release 5以降において定義された高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、ならびに3GPP Release 6以降において定義された高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含む。HSDPAおよびHSUPAは、それぞれダウンリンクおよびアップリンク上での高速パケットデータ送信を可能にするチャネルと手順の組である。HSPAでは、UE110は、複数のキャリアに利用可能な送信電力を分配し、拡張専用チャネル(E−DCH)専用物理制御チャネル(E−DPCCH)上で複数のキャリアに対するリソース要求を送信する。UE110は、E−DCH絶対許可チャネル(E−AGCH)上で複数のキャリアに対する絶対許可を、および/またはE−DCH相対許可チャネル(E−RGCH)上で相対許可を受信する。UE110は、その許可に従ってE−DCH専用物理データチャネル(E−DPDCH)上でトラフィックデータを送信する。
図8に、UE110およびノードB120の設計のブロック図を示す。UE110では、送信プロセッサ814が、データソース812からトラフィックデータを受信し、コントローラ/プロセッサ820から制御情報(たとえば、リソース要求)を受信する。送信プロセッサ814は、トラフィックデータおよび制御情報を処理(たとえば、符号化およびシンボルマップ)し、(たとえば、CDMAなどの)変調を実行し、出力サンプルを供給する。送信機(TMTR)816は、出力サンプルを調整(たとえば、アナログ変換、フィルタ処理、増幅、およびアップコンバート)し、アンテナ818を介して送信可能なアップリンク信号を生成する。
ノードB120では、アンテナ852が、UE110および他のUEからアップリンク信号を受信し、受信信号を受信機(RCVR)854に供給する。受信機854は、受信信号を調整し、デジタル化し、入力サンプルを与える。受信プロセッサ856は、入力サンプルに対して(たとえば、CDMAなどの)復調を実行し、得られたシンボルを復調し、復号して、UE110および他のUEによって送信された復号トラフィックデータおよび制御情報を得る。受信プロセッサ856は、復号トラフィックデータをデータシンク858に供給し、復号制御情報をコントローラ/プロセッサ860に供給する。
ダウンリンク上では、ノードB120における送信プロセッサ874が、データソース872からUEのトラフィックデータを受信し、コントローラ/プロセッサ860から制御情報(たとえば、リソース許可)を受信する。トラフィックデータおよび制御情報は、送信データプロセッサ874によって処理(たとえば、符号化、シンボルマップ、および変調)され、さらに送信機876によって調整されて、アンテナ852を介して送信可能なダウンリンク信号を生成する。UE110では、ノードB120からのダウンリンク信号は、アンテナ818によって受信され、受信機832によって調整され、送信プロセッサ834によって復調され、復号される。
コントローラ/プロセッサ820および860は、それぞれUE110およびノードB120における動作を指示する。UE110におけるプロセッサ820および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図3のプロセス300、図6のプロセス600、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示する。ノードB120におけるプロセッサ860および/または他のプロセッサおよびモジュールは、図7の700、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または処理する。メモリ822および862は、それぞれUE110およびノードB120用のプログラムコードおよびデータを記憶する。スケジューラ864は、UEをダウンリンクおよび/またはアップリンク上のデータ送信用にスケジュールし、スケジュールされたUEにリソースを割り当てる。
情報および信号は様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及されるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表すことができる。
さらに、本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとして実装できることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアで実装するかソフトウェアで実装するかは、システム全体に課せられた特定の適用および設計上の制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じると解釈すべきではない。
本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いて実装または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンとすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組み合わせ、たとえばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としても実装できる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、またはその2つの組み合わせで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐することができる。ASICは、ユーザ端末内に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することもできる。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせで実装することができる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にするいかなる媒体をも含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、あるいは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、もしくは命令またはデータ構造の形の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用でき、汎用または専用コンピュータあるいは汎用または専用プロセッサによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書では、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はデータをレーザで光学的に再生する。上記の組み合わせもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本開示の前述の説明は、いかなる当業者でも本開示を作成または使用することができるように提供される。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用できる。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
なお、以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定することと、
前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信することと、
を備える方法。
[C2]
前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の許可された送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信することと、
前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信することと、
前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配することと、
前記キャリアに分配される前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて各キャリアの前記割り当て送信電力を決定することと
を備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
前記複数のキャリアのチャネル状態に基づいて前記複数のキャリアを最良から最悪に順序付けることと、
前記複数のキャリアの中の最良のキャリアから開始して、送信電力を割り当てるべきキャリアを一度に1つずつ選択することと、
前記利用可能な送信電力が完全に使用されるか、またはすべてのサブキャリアに送信電力が割り当てられるまで、前記キャリアの最大許容送信電力を前記選択されたキャリアに割り当てることと、
を備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記利用可能な送信電力を前記分配することは、前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を不均等に分配することを備え、より良好なチャネル状態を観測しているキャリアには、より多くの送信電力が割り当てられる、
C1に記載の方法。
[C6]
前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
前記複数のキャリアのチャネル状態に基づいて前記複数のキャリアを最良から最悪に順序付けることと、
前記複数のキャリアの前記順序と前記複数のキャリアのチャネル状態とに基づいて前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
を備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記複数のキャリアの前記順序に基づいて前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
目的関数に基づいて、最良のキャリアから開始して一度に1つのキャリアずつ、最大許容送信電力を前記複数のキャリアのできるだけ多くに割り当てることと、
前記目的関数に基づいて、前記複数のキャリアのうちの残りのキャリアに、もしあれば残りの利用可能な送信電力を割り当てることと、
を備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記目的関数は、前記複数のキャリアのデータレートの合計を最大にする、
C7に記載の方法。
[C9]
前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
前記複数のキャリアの中で、送信電力を割り当てるべきキャリアを選択することと、
すべての利用可能な送信電力または前記選択されたキャリアの最大許容送信電力のうちの低いほうを前記選択されたキャリアに割り当てることと、
前記選択されたキャリアに割り当てられた前記送信電力を相殺するように前記利用可能な送信電力を更新することと、
を備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記利用可能な送信電力を前記分配することは、前記選択されたキャリアの前記割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断することをさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
ウォーターフィリングに基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
前記少なくとも1つのサブキャリアの中の最悪のキャリアの割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断することと、
再分配する判断がなされた場合、前記少なくとも1つのキャリアと前記次に悪いキャリアとに前記利用可能な送信電力を分配することと、
を備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
前記複数のキャリアの各々の全ノイズおよび干渉に対するチャネル利得の比を推定することと、
各キャリアの前記全ノイズおよび干渉に対する前記チャネル利得の比に基づいて前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
を備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
各キャリア上で送信されるトラフィックデータのデータレートと前記トラフィックデータの送信電力とに基づいて、前記キャリア上で送信されるパイロットの等価データレートを推定することと、
各キャリア上で送信される前記パイロットの送信電力と前記パイロットの前記等価データレートとに基づいて、前記キャリアの前記全ノイズおよび干渉に対する前記チャネル利得の比を推定することと、
を備える、C12に記載の方法。
[C14]
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定し、前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配し、前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信する、ように構成される少なくとも1つのプロセッサ、
を備える装置。
[C15]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の許可された送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信し、前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信し、前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限する、ように構成される、
C14に記載の装置。
[C16]
前記少なくとも1つのプロセッサは、最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配し、前記キャリアに分配される前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて各キャリアの前記割り当て送信電力を決定する、ように構成される、
C14に記載の装置。
[C17]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数のキャリアのチャネル状態に基づいて前記複数のキャリアを最良から最悪に順序付け、前記複数のキャリアの前記順序に基づいて前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を不均等に分配する、なお、より良好なチャネル状態を観測しているキャリアには、より多くの送信電力が割り当てられる、
ように構成される、
C14に記載の装置。
[C18]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数のキャリアの中で、送信電力を割り当てるべきキャリアを選択し、すべての利用可能な送信電力または前記選択されたキャリアの最大許容送信電力のうちの低いほうを前記選択されたキャリアに割り当て、前記選択されたキャリアに割り当てられた前記送信電力を相殺するように前記利用可能な送信電力を更新する、ように構成される、
C14に記載の装置。
[C19]
前記少なくとも1つのプロセッサは、ウォーターフィリングに基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアに前記利用可能な送信電力を分配し、前記少なくとも1つのサブキャリアの中の最悪のキャリアの割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断し、再分配する判断がなされた場合、前記少なくとも1つのキャリアと前記次に悪いキャリアとに前記利用可能な送信電力を分配する、ように構成された、
C14に記載の装置。
[C20]
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定するための手段と、
前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配するための手段と、
前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信するための手段と、
を備える装置。
[C21]
前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の許可された送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信するための手段と、
前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信するための手段と、
前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限するための手段と、
をさらに備える、C20に記載の装置。
[C22]
前記利用可能な送信電力を分配するための前記手段は、
最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配するための手段と、
前記キャリアに分配される前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて各キャリアの前記割り当て送信電力を決定するための手段と、
を備える、C20に記載の装置。
[C23]
前記利用可能な送信電力を分配するための前記手段は、
前記複数のキャリアのチャネル状態に基づいて前記複数のキャリアを最良から最悪に順序付けるための手段と、
前記複数のキャリアの前記順序に基づいて前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を不均等に分配するための手段と、を備え、より良好なチャネル状態を観測しているキャリアには、より多くの送信電力が割り当てられる、
C20に記載の装置。
[C24]
前記利用可能な送信電力を分配するための前記手段は、
前記複数のキャリアの中で、送信電力を割り当てるべきキャリアを選択するための手段と、
すべての利用可能な送信電力または前記選択されたキャリアの最大許容送信電力のうちの低いほうを前記選択されたキャリアに割り当てるための手段と、
前記選択されたキャリアに割り当てられた前記送信電力を相殺するように前記利用可能な送信電力を更新するための手段と、
を備える、C20に記載の装置。
[C25]
前記利用可能な送信電力を分配するための前記手段は、
ウォーターフィリングに基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアに前記利用可能な送信電力を分配するための手段と、
前記少なくとも1つのサブキャリアの中の最悪のキャリアの割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断するための手段と、
再分配する判断がなされた場合、前記少なくとも1つのキャリアと前記次に悪いキャリアとに前記利用可能な送信電力を分配するための手段と、
を備える、C20に記載の装置。
[C26]
コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ可読媒体は、
少なくとも1つのコンピュータに、複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定するようにさせるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配するようにさせるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記少なくとも前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信するようにさせるためのコードと、
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C27]
ワイヤレス通信のための方法であって、
複数のキャリアの各々の割り当て送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース要求をユーザ機器(UE)から受信することと、なお、各キャリアの前記割り当て送信電力は、前記複数のキャリアに前記UEにおいて利用可能な送信電力を分配することによって決定される、
前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力に基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに許可することと、
前記少なくとも1つのキャリアの各々の前記許可された送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース許可を前記UEに送信することと、
を備える方法。
[C28]
前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに前記許可することは、前記複数のキャリアの割り当て送信電力に基づいて前記少なくとも1つのキャリアの送信電力を一緒に許可することを備える、
C27に記載の方法。
[C29]
前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに前記許可することは、各キャリアの前記割り当て送信電力に基づいて個別に前記キャリアの送信電力を許可することを備える、
C27に記載の方法。
[C30]
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数のキャリアの各々の割り当て送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース要求をユーザ機器(UE)から受信し、なお、各キャリアの前記割り当て送信電力は、前記複数のキャリアに前記UEにおいて利用可能な送信電力を分配することによって決定される、前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力に基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに許可し、前記少なくとも1つのキャリアの各々の前記許可された送信電力を示す情報を備える少なくとも1つのリソース許可を前記UEに送信する、ように構成される少なくとも1つのプロセッサ、
を備える装置。
[C31]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数のキャリアの割り当て送信電力に基づいて前記少なくとも1つのキャリアの送信電力を一緒に許可するように構成される、
C30に記載の装置。
[C32]
前記少なくとも1つのプロセッサは、各キャリアの前記割り当て送信電力に基づいて個別に前記キャリアの送信電力を許可するように構成される、
C30に記載の装置。

Claims (42)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定することと、
    前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信することと、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信することと
    を備え、前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配することと、
    各キャリアに分配された前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて前記キャリアの前記割り当て送信電力を決定することと
    を備える方法。
  2. 前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信することと、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. ワイヤレス通信のための方法であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定することと、
    前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信することと、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信することと
    を備え、前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    前記複数のキャリアのチャネル状態に基づいて前記複数のキャリアを最良から最悪まで順序付けることと、
    前記複数のキャリアの前記順序と前記複数のキャリアのチャネル状態とに基づいて前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと
    を備え、前記複数のキャリアの前記順序に基づいて前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    目的関数に基づいて、最良のキャリアから開始して一度に1つのキャリアずつ、最大許容送信電力を前記複数のキャリアのできるだけ多くに割り当てることと、
    前記目的関数に基づいて、前記複数のキャリアのうちの残りのキャリアに、もしあれば残りの利用可能な送信電力を割り当てることと
    を備える方法。
  4. 前記目的関数は、前記複数のキャリアのデータレートの合計を最大にする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信することと、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限することと
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  6. ワイヤレス通信のための方法であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定することと、
    前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信することと、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信することと
    を備え、前記利用可能な送信電力を前記分配することは、選択されたキャリアの前記割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断することをさらに備える方法。
  7. 前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信することと、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限することと
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  8. 前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    前記複数のキャリアの中で、送信電力を割り当てるべきキャリアを選択することと、
    すべての利用可能な送信電力または前記選択されたキャリアの最大許容送信電力のうちの低いほうを前記選択されたキャリアに割り当てることと、
    前記選択されたキャリアに割り当てられた前記送信電力を相殺するように前記利用可能な送信電力を更新することと
    を備える、請求項に記載の方法。
  9. ワイヤレス通信のための方法であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定することと、
    前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信することと、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信することと
    を備え、前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    ウォーターフィリングに基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
    前記少なくとも1つのサブキャリアの中の最悪のキャリアの割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断することと、
    再分配する判断がなされた場合、前記少なくとも1つのキャリアと前記次に悪いキャリアとに前記利用可能な送信電力を分配することと
    を備える方法。
  10. 前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信することと、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限することと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. ワイヤレス通信のための方法であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定することと、
    前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信することと、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信することと
    を備え、前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    前記複数のキャリアの各々の全ノイズおよび干渉に対するチャネル利得の比を推定することと、
    各キャリアの前記全ノイズおよび干渉に対するチャネル利得の比に基づいて前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配することと
    を備える方法。
  12. 前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    各キャリア上で送信されるトラフィックデータのデータレートと前記トラフィックデータの送信電力とに基づいて、前記キャリア上で送信されるパイロットの等価データレートを推定することと、
    各キャリア上で送信される前記パイロットの送信電力と前記パイロットの前記等価データレートとに基づいて、前記キャリアの前記全ノイズおよび干渉に対するチャネル利得の比を推定することと
    を備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信することと、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限することと
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  14. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定し、前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配し、前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信し、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信する、ように構成される少なくとも1つのプロセッサ
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配し、各キャリアに分配された前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて前記キャリアの前記割り当て送信電力を決定する、ように構成される装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信し、前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限する、ように構成される、請求項14に記載の装置。
  16. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定し、前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配し、前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信し、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信する、ように構成される少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記利用可能な送信電力を前記分配することは、選択されたキャリアの前記割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断することをさらに備える
    装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数のキャリアの中で、送信電力を割り当てるべきキャリアを選択し、すべての利用可能な送信電力または前記選択されたキャリアの最大許容送信電力のうちの低いほうを前記選択されたキャリアに割り当て、前記選択されたキャリアに割り当てられた前記送信電力を相殺するように前記利用可能な送信電力を更新する、ように構成される、請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信し、前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限する、ように構成される、請求項16に記載の装置。
  19. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定し、前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配し、前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信し、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信し、ウォーターフィリングに基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアに前記利用可能な送信電力を分配し、前記少なくとも1つのサブキャリアの中の最悪のキャリアの割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断し、再分配する判断がなされた場合、前記少なくとも1つのキャリアと前記次に悪いキャリアとに前記利用可能な送信電力を分配する、ように構成される、装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信し、前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限する、ように構成される、請求項19に記載の装置。
  21. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定するための手段と、
    前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配するための手段と、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信するための手段と、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信するための手段と
    を備え、前記利用可能な送信電力を分配するための前記手段は、
    最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配するための手段と、
    各キャリアに分配された前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて前記キャリアの前記割り当て送信電力を決定するための手段と
    を備える装置。
  22. 前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信するための手段と、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限するための手段と
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  23. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定するための手段と、
    前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配するための手段と、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信するための手段と、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信するための手段と
    を備え、前記利用可能な送信電力を前記分配するための手段は、選択されたキャリアの前記割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断するための手段をさらに備える装置。
  24. 前記利用可能な送信電力を分配するための前記手段は、
    前記複数のキャリアの中で、送信電力を割り当てるべきキャリアを選択するための手段と、
    すべての利用可能な送信電力または前記選択されたキャリアの最大許容送信電力のうちの低いほうを前記選択されたキャリアに割り当てるための手段と、
    前記選択されたキャリアに割り当てられた前記送信電力を相殺するように前記利用可能な送信電力を更新するための手段と
    を備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信するための手段と、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限するための手段と
    をさらに備える、請求項23に記載の装置。
  26. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定するための手段と、
    前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配するための手段と、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信するための手段と、
    前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信するための手段と
    を備え、前記利用可能な送信電力を分配するための前記手段は、
    ウォーターフィリングに基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアに前記利用可能な送信電力を分配するための手段と、
    前記少なくとも1つのサブキャリアの中の最悪のキャリアの割り当て送信電力を次に悪いキャリアに再分配すべきかどうかを判断するための手段と、
    再分配する判断がなされた場合、前記少なくとも1つのキャリアと前記次に悪いキャリアとに前記利用可能な送信電力を分配するための手段と
    を備える装置。
  27. 前記少なくとも1つのキャリア上でデータを送信するための手段と、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記キャリアの前記許可された送信電力に制限するための手段と
    をさらに備える、請求項26に記載の装置。
  28. 少なくとも1つのコンピュータに、複数のキャリア上でのデータ送信のために利用可能な送信電力を決定するようにさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を得るために前記複数のキャリアに前記利用可能な送信電力を分配するようにさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求を送信するようにさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々に許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を受信するようにさせるためのコードと
    を記憶したコンピュータプログラムを備え、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記利用可能な送信電力を前記分配させるためのコードは、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、各キャリアに分配された前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて前記キャリアの前記割り当て送信電力を決定させるためのコードと
    備えるコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  29. ワイヤレス通信のための方法であって、
    複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求をユーザ機器(UE)から受信することと、なお、各キャリアの前記割り当て送信電力は、前記複数のキャリアに前記UEにおいて利用可能な送信電力を分配することによって決定される、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力に基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに許可することと、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の前記許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を前記UEに送信することと
    を備え、前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配することと、
    各キャリアに分配された前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて前記キャリアの前記割り当て送信電力を決定することと
    を備える方法。
  30. 前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに前記許可することは、前記複数のキャリアの割り当て送信電力に基づいて前記少なくとも1つのキャリアの送信電力を一緒に許可することを備える、請求項29に記載の方法。
  31. 前記少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに前記許可することは、各キャリアの前記割り当て送信電力に基づいて個別に前記キャリアの送信電力を許可することを備える、請求項29に記載の方法。
  32. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求をユーザ機器(UE)から受信し、なお、各キャリアの前記割り当て送信電力は、前記複数のキャリアに前記UEにおいて利用可能な送信電力を分配することによって決定される、前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力に基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに許可し、前記少なくとも1つのキャリアの各々の前記許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を前記UEに送信する、ように構成される少なくとも1つのプロセッサ
    を備え、前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配することと、
    各キャリアに分配された前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて前記キャリアの前記割り当て送信電力を決定することと
    を備える装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数のキャリアの割り当て送信電力に基づいて前記少なくとも1つのキャリアの送信電力を一緒に許可するように構成される、請求項32に記載の装置。
  34. 前記少なくとも1つのプロセッサは、各キャリアの前記割り当て送信電力に基づいて個別に前記キャリアの送信電力を許可するように構成される、請求項32に記載の装置。
  35. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求をユーザ機器(UE)から受信するための手段と、なお、各キャリアの前記割り当て送信電力は、前記複数のキャリアに前記UEにおいて利用可能な送信電力を分配することによって決定される、
    前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力に基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに許可するための手段と、
    前記少なくとも1つのキャリアの各々の前記許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を前記UEに送信するための手段と
    を備え、前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配することと、
    各キャリアに分配された前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて前記キャリアの前記割り当て送信電力を決定することと
    を備える装置。
  36. 前記許可するための手段は、前記複数のキャリアの割り当て送信電力に基づいて前記少なくとも1つのキャリアの送信電力を一緒に許可するように構成される、請求項35に記載の装置。
  37. 前記許可するための手段は、各キャリアの前記割り当て送信電力に基づいて個別に前記キャリアの送信電力を許可するように構成される、請求項35に記載の装置。
  38. 少なくとも1つのコンピュータに、複数のキャリアの各々の割り当て送信電力情報を含む第1の情報を備える少なくとも1つのリソース要求をユーザ機器(UE)から受信することを行わせるためのコードと、なお、各キャリアの前記割り当て送信電力は、前記複数のキャリアに前記UEにおいて利用可能な送信電力を分配することによって決定される、
    少なくとも1つのコンピュータに、前記複数のキャリアの各々の前記割り当て送信電力に基づいて前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々の送信電力を前記UEに許可することを行わせるためのコードと、
    少なくとも1つのコンピュータに、前記少なくとも1つのキャリアの各々の前記許可された送信電力の量を設定する第2の情報を備える少なくとも1つのリソース許可を前記UEに送信することを行わせるコードと
    を記憶したコンピュータプログラムを備え、前記利用可能な送信電力を前記分配することは、
    最大送信電力を前記複数のキャリアに均等に分配することと、
    各キャリアに分配された前記送信電力と前記キャリア上のパイロットおよびオーバーヘッド用に使用される送信電力とに基づいて前記キャリアの前記割り当て送信電力を決定することと
    を備えるコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  39. 前記少なくとも1つのコンピュータに許可することを行わせる前記コードは、前記複数のキャリアの割り当て送信電力に基づいて前記少なくとも1つのキャリアの送信電力を一緒に許可するようにさらに構成される、請求項38に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  40. 前記少なくとも1つのコンピュータに許可することを行わせる前記コードは、各キャリアの前記割り当て送信電力に基づいて個別に前記キャリアの送信電力を許可するようにさらに構成される、請求項38に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体
  41. 前記情報が、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々のトラフィックデータ送信電力とパイロット送信電力の比である電力比を含む、請求項1に記載の方法。
  42. 前記情報が、前記複数のキャリアの中の少なくとも1つのキャリアの各々のトラフィックデータ送信電力とパイロット送信電力の比である電力比を含む、請求項29に記載の方法。
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