JP5523255B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

この発明は、取付面に埋め込んで取り付けられる照明器具に関する。
照明器具を構成する部品には、電源部を火災などから防護するための防護部、照明器具をアンカーボルトなどに取り付けるための取付部など、様々なものがある。
特に、取付部は、取付時の寸法調整などが可能な構成とする必要があるため、部品数が多くなり、取付時の作業が複雑化する傾向がある。また、取り付ける場所により、取付方式を変える必要がある場合もある。
特開平9−198914号公報 実公平7−16254号公報 特開平10−134620号公報
照明器具を構成する部品が多いため、製造工程が複雑化する。
また、LEDなどの光源は、温度上昇により光性能の低下、短寿命化などが発生するので、光源で発生した熱を効率よく放熱する必要がある。
この発明は、例えば上記のような課題を解決するためになされたものであり、照明器具を構成する部品の数を減らし、取付時の作業効率を高めるとともに、光源の放熱を良くすることを目的とする。
この発明にかかる照明器具は、長尺形状の照明器具であって、長尺形状の開口穴が設けられた取付面に埋め込んで取り付け、上記開口穴の周囲に設けられた取付枠に固定する取付方式と、上記開口穴の奥に設けられたアンカーボルトに固定する取付方式との2種類の取付方式による取付が可能な照明器具において、上記照明器具の長手方向に線状に配置された複数の光源と、上記複数の光源の後方に配置され、上記複数の光源を点灯する電力を上記複数の光源に対して供給する電源部と、上記複数の光源が固定され、上記照明器具の幅方向における上記電源部の側方を覆い、上記複数の光源で発生した熱を放熱する放熱部と、上記放熱部に固定され、上記複数の光源の前方と、上記照明器具の長手方向における上記複数の光源の側方とを覆うカバー部と、上記電源部が固定され、上記電源部の後方を覆う長尺板状のケース基部であって、上記アンカーボルトを挿通させるボルト挿通穴を有するケース基部と、上記ケース基部に固定され、あるいは上記ケース基部と一体に成形され、上記照明器具の長手方向における上記電源部の側方を覆うケース側部であって、上記カバー部を固定するカバー固定部と、上記照明器具を上記取付枠に取り付ける枠取付部とを備えるケース側部とを有することを特徴とする。
この発明にかかる照明器具によれば、照明器具を構成する部品の数が少なく、取付時の作業効率が高くなるとともに、光源の放熱効率がよくなる。
実施の形態1における照明器具100の外観を示す斜視図。 実施の形態1における照明器具100の裏側を示す斜視図。 実施の形態1におけるカバー600の構造を示す正視図。 実施の形態1における端部カバー700の構造を示す正視図及び斜視図。 実施の形態1におけるヒートシンク500の構造を示す正視図。 実施の形態1における反射部400の構造を示す正視図。 実施の形態1におけるケース200の構造を示す正視図。 実施の形態1における天井取付部300の構造を示す正視図。 実施の形態1における照明器具100の本体部分の構造を示す部分拡大断面図。 実施の形態1における照明器具100の本体部分を枠取付方式によって取り付けた様子を示す拡大断面図。 実施の形態1における照明器具100の本体部分をアンカーボルト取付方式によって取り付けた様子を示す拡大断面図。 実施の形態1における照明器具100の光源部分及びカバー部分を示す部分拡大断面図。 実施の形態1における照明器具100を示す部分拡大断面図。 実施の形態1における照明器具100の周辺における空気の流れを示す図。 実施の形態2における照明器具100を示す拡大断面図。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図14を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における照明器具100の外観を示す斜視図である。
照明器具100は、例えば天井などの取付面に取り付けて使用する照明器具である。照明器具100は、長尺形状であり、取付面に設けられた長尺形状の開口穴に、半分埋め込んだ形で取り付けられる。照明器具100は、複数(例えば24個)の光源(例えばLED)が長手方向に線状に並べて配置されている。照明器具100は、反射部400、カバー600、端部カバー700、雄ネジ901などを有する。
反射部400は、各光源にそれぞれ対応する形状を有する反射面を有する。反射部400は、光源が放射した光のうち側方に放射された光を反射して、光源の前方に向かわせる。
カバー600及び端部カバー700は、取付面の外側に露出する外観意匠面を形成する。カバー600は、光源の前方と、照明器具100の幅方向における光源の側方とを覆う。端部カバー700は、照明器具100の長手方向における光源の側方を覆う。なお、カバー600と、端部カバー700とは、別部品であってもよいし、一体に形成されたものであってもよい。
雄ネジ901は、カバー600を照明器具100の本体に固定する。
照明器具100の取付方式には、アンカーボルトに取り付けるアンカーボルト取付方式と、取付枠に取り付ける枠取付方式とがある。照明器具100は、どちらの取付方式でも取付が可能である。
アンカーボルト取付方式は、取付面の開口穴の奥にある建物の躯体などに設けられたアンカーボルトに対して、ナットなどを用いて照明器具100を固定する方式である。
枠固定方式は、取付面の開口穴の周囲に設けられた木枠などの取付枠に対して、木ネジなどを用いて照明器具100を固定する方式である。枠固定方式は、主に、アンカーボルトが設けられていない場所に照明器具100を取り付ける場合に用いられる。
図2は、この実施の形態における照明器具100の裏側を示す斜視図である。
照明器具100は、更に、ヒートシンク500、ケース200、天井取付部300などを有する。
ヒートシンク500(放熱部)は、光源で発生した熱を放熱する。光源モジュール(図示せず)は、ヒートシンク500に固定されている。光源モジュールは、例えば熱伝導率が高い材料によって形成された基板に、複数の光源を実装したものである。
ケース200は、ヒートシンク500との間に空間を形成する。ケース200とヒートシンク500との間に形成された空間には、電源部(図示せず)が配置されている。電源部は、例えば商用電源などの交流電源やバッテリーなどの直流電源から電力の供給を受けて、光源を点灯するための電力を生成し、光源に対して供給する。電源部は、ケース200に固定されている。
天井取付部300は、電源部が存在する空間の端(照明器具100の長手方向における側方)を覆って、火災などから電源部を防御する。天井取付部300は、ケース200の両端に1つずつ、合計2つ配置されている。また、天井取付部300は、アンカーボルト取付方式においてアンカーボルトの先端を挿通するボルト挿通穴や、枠取付方式において木ネジを通すネジ挿通穴や、カバー600を固定する雄ネジ901と螺合するネジ穴などを有する。なお、ケース200と天井取付部300とは、別部品であってもよいし、一体に形成されたものであってもよい。
図3は、この実施の形態におけるカバー600の構造を示す正視図である。
正視図は、平面図、正面図、右側面図、底面図を示している。背面図及び左側面図は、正面図及び右側面図とそれぞれ同じなので省略している。なお、中間部分は、省略している。
カバー600は、例えば板金などの略長方形の板を折り曲げた形状である。カバー600は、カバー基部610、カバー翼部620、カバー折曲部630を有する。
カバー基部610は、略長方形板状であり、照明器具100において、光源の前方を覆う部分である。カバー基部610は、取付固定部611、開口部612を有する。取付固定部611は、雄ネジ901を取り付けるための部分である。取付固定部611は、雄ネジ901の頭が突出しないよう摺り鉢状に形成され、雄ネジ901の軸を挿通するための貫通穴を有する。開口部612は、反射部400の一部を露出させ、光源が放射した光を外部に放射するための略長方形の貫通穴である。
カバー翼部620は、左右に1つずつ、合計2つある。カバー翼部620は、カバー600の幅方向においてカバー基部610の対辺それぞれから連続した略長方形板状である。カバー翼部620は、カバー基部610に対し、取付面のほうへ向かって角度を有する。カバー翼部620は、照明器具100の幅方向において、光源の側方を覆う部分である。
カバー折曲部630は、カバー翼部620に対応して左右に1つずつ、合計2つある。カバー折曲部630は、カバー600の幅方向において、カバー翼部620のカバー基部610に連続した辺の対辺から連続した細長い略長方形板状である。カバー折曲部630は、カバー翼部620に対し、カバー600の中心のほうへ向かって角度を有する。カバー折曲部630は、カバー600に強度を持たせるための部分である。
図4は、この実施の形態における端部カバー700の構造を示す正視図及び斜視図である。
正視図は、平面図、正面図、右側面図、底面図を示している。背面図及び左側面図は、正面図及び右側面図とそれぞれ同じなので省略している。
この例において、端部カバー700は、カバー600とは別部品として構成され、カバー600に対して固定されている。
端部カバー700は、例えば板金などの板を折り曲げた形状である。端部カバー700は、カバー側部710、カバー側翼部720、カバー側底部730、カバー接続部740、放熱固定部750を有する。
カバー側部710は、例えば略等脚台形板状であり、カバー600のカバー基部610とカバー翼部620とがなす台形に対応して、カバー600の長手方向先端に係合する形状である。
カバー側翼部720は、左右に1つずつ、合計2つある。カバー側翼部720は、カバー側部710の平行でない対辺それぞれから連続した略長方形板状である。カバー側翼部720は、カバー翼部620の内側に沿うように形成されている。カバー側翼部720は、カバー翼部620及びカバー折曲部630と係合する。
カバー側底部730は、カバー側部710の平行な対辺のうち短いほうの辺から連続した略凸字板状である。カバー側底部730は、カバー基部610の内側に沿うように形成されている。
カバー接続部740は、カバー側底部730のカバー側部710に連続した辺の対辺から連続した略長方形板状である。カバー接続部740は、カバー側底部730に対して、略垂直である。カバー接続部740は、カバー側底部730と放熱固定部750とを接続する。
放熱固定部750は、カバー接続部740のカバー側底部730に連続した辺の対辺から連続した略長方形板状である。放熱固定部750は、カバー接続部740に対して略垂直であり、カバー側底部730に対して略平行である。放熱固定部750は、端部カバー700にヒートシンク500を固定するための部分である。放熱固定部750は、例えば2つのネジ穴751を有する。ネジ穴751は、端部カバー700にヒートシンク500を固定するためのネジと螺合する。
図5は、この実施の形態におけるヒートシンク500の構造を示す正視図である。
正視図は、平面図、正面図、右側面図、底面図を示している。背面図及び左側面図は、正面図及び右側面図とそれぞれ同じなので省略している。なお、中間部分は、省略している。
ヒートシンク500は、熱伝導率の高い金属などにより形成されている。ヒートシンク500は、略コ字状の断面を有する。ヒートシンク500は、放熱基部510、放熱側部520を有する。
放熱基部510は、略長方形板状である。放熱基部510は、ネジ穴511,512、接続挿通穴513を有する。ネジ穴511は、放熱基部510に反射部400を固定するためのネジと螺合する。反射部400は、放熱基部510との間に光源モジュールを挟んだ状態で、放熱基部510に固定される。これにより、光源モジュールの裏側の面が放熱基部510に密着し、光源で発生した熱が、放熱基部510に伝わる。なお、光源モジュールと放熱基部510との間に伝熱シートなどの伝熱材を挟んでもよい。ネジ穴512は、放熱基部510を放熱固定部750に固定するためのネジと螺合する。接続挿通穴513は、後述する天井取付部300の取付接続部360を挿通させるための貫通穴である。接続挿通穴513は、方形開口部514と、半長円形開口部515とを有する。方形開口部514は、略長方形状である。半長円形開口部515は、略半長円形状であり、方形開口部514と連続している。半長円形開口部515は、電源部から光源モジュールに電力を供給するための配線を通す。
放熱側部520は、左右に1つずつ、合計2つある。放熱側部520は、略凸字板状である。放熱側部520は、放熱基部510の幅方向における対辺から連続している。放熱側部520は、放熱基部510に対して略垂直である。放熱側部520は、放熱基部510が受け取った熱を空気中に放熱する。放熱側部520は、幅側方覆部521と、先端側部522とを有する。幅側方覆部521は、略長方形板状であり、照明器具100の幅方向における電源部の側方を覆う。先端側部522は、1つの放熱側部520につき、長手方向両端に1つずつ、合計2つある。先端側部522は、幅側方覆部521よりも高さが低い略長方形板状である。
図6は、この実施の形態における反射部400の構造を示す正視図である。
正視図は、正面図、右側面図、底面図を示している。背面図及び左側面図は、正面図及び右側面図とそれぞれ同じなので省略している。
反射部400は、複数(例えば12個)の光源開口部410、複数の反射面部420、反射固定部430などを有する。
光源開口部410は、光源モジュールの光源の位置に対応して設けられている。
反射面部420は、光源開口部410の周囲に設けられていて、光源が放射した光を反射する。
反射固定部430は、反射部400をヒートシンク500に固定するための部分であり、例えば、反射部400をヒートシンク500に固定するためのネジと螺合するネジ穴である。反射固定部430は、ヒートシンク500のネジ穴511に対応する位置に設けられている。反射固定部430に螺合したネジは、ネジ穴511にも螺合して、反射部400をヒートシンク500に固定する。
光源モジュールは、反射部400とヒートシンク500との間に挟まれた位置に固定される。光源モジュールは、反射部400と同じ数(例えば12個)の光源を有する。光源モジュールの光源の発光部分は、光源開口部410から反射面部420に囲まれた空間のなかに挿入され、反射面部420に囲まれた空間のなかで発光する。これにより、光源が放射した光を無駄なく、外部に放射することができる。
この例において、照明器具100は、2つの光源モジュールと、それに対応する反射部400とを有し、光源モジュール1つ当たりの光源の数(例えば12個)の2倍の数(例えば24個)の光源を有する。照明器具100が有する光源モジュールの数は、2つに限らず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。これにより、光源モジュール1つ当たりの光源の数の整数倍の数を有する照明器具100を、容易に設計製造することができる。
図7は、この実施の形態におけるケース200の構造を示す正視図である。
正視図は、平面図、正面図、右側面図、底面図を示している。背面図及び左側面図は、正面図及び右側面図とそれぞれ同じなので省略している。なお、中間部分は、省略している。
ケース200は、電源部を固定するとともに、電源部の背面を覆う。ケース200は、例えば板金などの板を折り曲げた形状であり、略コ字状の断面を有する。ケース200をヒートシンク500と向かい合わせて配置することにより、内部に電源部を入れる空間が形成される。ケース200は、ケース基部210、ケース翼部220、ケース折曲部230などを有する。
ケース基部210は、略長方形板状である。ケース基部210は、ネジ穴211、ボルト挿通穴212を有する。ネジ穴211は、ケース200に天井取付部300を固定するためのネジと螺合する。ボルト挿通穴212は、アンカーボルト取付方式の場合に、アンカーボルトの先端を挿通するための貫通穴である。
ケース翼部220は、左右に1つずつ、合計2つある。ケース翼部220は、略長方形板状であり、ケース基部210の幅方向の対辺から連続している。ケース翼部220は、ケース基部210に対して略垂直である。
ケース折曲部230は、ケース翼部220に対応して左右に1つずつ、合計2つあり、ケース翼部220のケース基部210に連続した辺の対辺から連続している。ケース折曲部230は、ケース翼部220の一辺を内側に丸く折り曲げた形状である。
図8は、この実施の形態における天井取付部300の構造を示す正視図である。
正視図は、平面図、正面図、右側面図、背面図、底面図を示している。左側面図は、右側面図と同じなので省略している。
この例において、天井取付部300は、ケース200とは別部品として構成され、ケース200に対して固定される。
天井取付部300は、例えば板金などの板を折り曲げた形状である。天井取付部300は、取付基部310、取付翼部320、枠取付部330、取り付け折曲部340、長手側方覆部350、取付接続部360、カバー固定部370などを有する。
取付基部310は、略長方形板状である。取付基部310は、ケース基部210の長手方向先端に重ねて配置される。取付基部310は、ネジ穴311、ボルト挿通穴312を有する。ネジ穴311は、天井取付部300をケース200に固定するためのネジと螺合する。ネジ穴311は、ケース基部210のネジ穴211の位置に対応する位置に設けられている。ネジ穴311に螺合したネジは、ネジ穴211にも螺合して、天井取付部300をケース200に固定する。
ボルト挿通穴312は、アンカーボルト取付方式の場合に、アンカーボルトの先端を挿通するための貫通穴である。ボルト挿通穴312は、ケース200のボルト挿通穴212に対応する位置に設けられている。アンカーボルト取付方式において、照明器具100は、アンカーボルトの先端をボルト挿通穴312及びボルト挿通穴212に挿通し、アンカーボルトに螺合した2つのナットで、ケース200及び天井取付部300を挟むことにより固定される。
取付翼部320は、左右に1つずつ、合計2つある。取付翼部320は、略長方形板状であり、照明器具100の幅方向における取付基部310の対辺それぞれから連続している。取付翼部320は、取付基部310に対して略垂直である。取付翼部320は、取付基部310と、枠取付部330とを接続する。
枠取付部330は、取付翼部320に対応して左右に1つずつ、合計2つある。枠取付部330は、略長方形板状であり、取付翼部320の取付基部310に連続している辺の対辺から連続している。枠取付部330は、取付翼部320に対して略垂直であり、取付基部310に対して略平行である。枠取付部330は、枠取付方式において、照明器具100を取付枠に取り付けるための部分である。枠取付部330は、ネジ挿通穴331を有する。ネジ挿通穴331は、照明器具100を取付枠に取り付けるためのネジを挿通するための貫通穴である。枠取付け方式において、照明器具100は、ネジ挿通穴331に挿通したネジが取付枠に螺合することにより固定される。
取り付け折曲部340は、枠取付部330に対応して左右に1つずつ、合計2つある。取り付け折曲部340は、略長方形板状であり、枠取付部330の取付翼部320に連続した辺の対辺から連続している。取り付け折曲部340は、枠取付部330に対して略垂直であり、取付翼部320に対して略平行である。
長手側方覆部350は、略長方形板状であり、照明器具100の長手方向における取付基部310の一辺から連続している。長手側方覆部350は、取付基部310に対して略垂直である。長手側方覆部350は、取付翼部320に対しても略垂直であり、取付翼部320との間に隙間が生じないよう、密着している。長手側方覆部350及び取付翼部320は、ケース200とヒートシンク500との間に形成される空間の長手方向における側方を覆う。
取付接続部360は、略長方形板状であり、長手側方覆部350の取付基部310に連続した辺の対辺の中央付近から連続して、長手側方覆部350をそのまま延伸した形状である。取付接続部360は、長手側方覆部350とカバー固定部370とを接続する。
カバー固定部370は、略長方形板状であり、取付接続部360の長手側方覆部350に連続した辺の対辺から連続している。カバー固定部370は、カバー600を天井取付部300に固定するための部分である。カバー固定部370は、例えばネジ穴371を有する。ネジ穴371は、カバー600を天井取付部300に固定するためのネジと螺合する。ネジ穴371は、カバー600の取付固定部611に対応する位置に設けられている。取付固定部611と螺合したネジがネジ穴371とも螺合することにより、カバー600は、天井取付部300に対して固定される。
図9は、この実施の形態における照明器具100の本体部分の構造を示す部分拡大断面図である。
照明器具100の本体部分は、ケース200、天井取付部300、電源部(図示せず)などを有する。
天井取付部300は、ケース200の長手方向の端に配置される。ケース200と天井取付部300とは、例えば雄ネジ902によって固定される。雄ネジ902は、ケース200のケース基部210に設けられたネジ穴211と、天井取付部300の取付基部310に設けられたネジ穴311とに螺合することにより、ケース200と、天井取付部300とを固定する。
図10は、この実施の形態における照明器具100の本体部分を枠取付方式によって取り付けた様子を示す拡大断面図である。
取付面950には、照明器具100を取り付けるための取付穴951が設けられている。取付穴951の周囲には、照明器具100を固定するための取付枠952が設けられている。
照明器具100の本体部分は、例えば木ネジ911によって、取付面950に取り付けられる。木ネジ911は、天井取付部300の枠取付部330に設けられたネジ挿通穴331に挿通され、取付枠952に螺合することにより、照明器具100の本体部分を取付枠952に固定する。
図11は、この実施の形態における照明器具100の本体部分をアンカーボルト取付方式によって取り付けた様子を示す拡大断面図である。
取付面950には、照明器具100を取り付けるための取付穴951が設けられている。取付穴951の奥にある建築物の躯体960には、照明器具100を固定するためのアンカーボルト961が埋め込まれている。
照明器具100の本体部分は、アンカーボルト961に螺合した2つのナット962,963に挟まれることにより、アンカーボルト961に固定される。ナット962が螺合したアンカーボルト961の先端を、天井取付部300の取付基部310に設けられたボルト挿通穴312と、ケース200のケース基部210に設けられたボルト挿通穴212とに挿通し、アンカーボルト961にナット963を螺合して、照明器具100を固定する。
図12は、この実施の形態における照明器具100の光源部分及びカバー部分を示す部分拡大断面図である。
照明器具100の光源部分は、ヒートシンク500、光源モジュール800、反射部400などを有する。光源モジュール800は、基板810、光源820などを有する。反射部400とヒートシンク500とは、例えば雄ネジ903によって固定される。雄ネジ903は、反射部400の反射固定部430(図6参照)と、ヒートシンク500の放熱基部510に設けられたネジ穴511(図5参照)とに螺合することにより、反射部400をヒートシンク500に固定する。光源モジュール800は、反射部400とヒートシンク500との間に挟まれている。
照明器具100のカバー部分は、カバー600、端部カバー700などを有する。
照明器具100の光源部分とカバー部分とは、例えば雄ネジ904によって固定される。雄ネジ904は、ヒートシンク500の放熱基部510に設けられたネジ穴512(図5参照)と、端部カバー700の放熱固定部750に設けられたネジ穴751(図4参照)とに螺合することにより、ヒートシンク500と端部カバー700とを固定する。これにより、照明器具100の光源部分とカバー部分とが固定される。
図13は、この実施の形態における照明器具100を示す部分拡大断面図である。
照明器具100は、取付面950に取り付けられた本体部分に、光源部分が固定されたカバー部分を固定することによって、組み立てられる。カバー部分と本体部分とは、例えば雄ネジ905によって固定される。雄ネジ905は、カバー600のカバー基部610に設けられた取付固定部611と、天井取付部300のカバー固定部370に設けられたネジ穴371とに螺合することにより、カバー600と天井取付部300とを固定する。これにより、照明器具100のカバー部分と、本体部分とが固定される。
図14は、この実施の形態における照明器具100の周辺における空気の流れを示す図である。
光源820で発生した熱は、ヒートシンク500に伝わり、ヒートシンク500の周辺の空気を暖める。天井取付部300は、ヒートシンク500の長手方向における両端付近を覆っているが、ヒートシンク500の中央付近は露出している。ヒートシンク500の周辺の暖められた空気は上昇して、取付面950の裏側へ抜けていく。これにより、カバー600の内側の気圧が下がり、カバー600のカバー基部610に設けられた開口部612(図3参照)と、反射部400との間の隙間から、新鮮な空気が流入する。こうして、光源820で発生した熱は、効率よく放熱される。
実施の形態2.
実施の形態2について、図15を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図15は、この実施の形態における照明器具100を示す拡大断面図である。
照明器具100は、長尺形状であり、光源が2列に並んで配置されている。ヒートシンク500は、断面略切妻屋根状である。反射部400は、ヒートシンク500の左右それぞれの屋根斜面に配置されている。
このように、照明器具100の光源は、1列ではなく、複数列に並んで配置されている構成であってもよい。また、光源は、同じ向きではなく、異なる方向を向いて配置されている構成であってもよい。
また、ヒートシンク500は、実施の形態1のような断面略コ字状ではなく、この実施の形態のような断面略切妻屋根状やその他の形状であってもよい。
以上説明した照明器具100は、一例であり、重要でない部分の構成を、既知の構成など他の構成で置き換えた構成としてもよい。
照明器具100は、複数の機能をもつ部品を一体構成とすることにより、部品の数が減り、取付時の作業効率が高くなる。また、ヒートシンクを効率よく配置することにより、光源の光性能を向上し、寿命を延ばすことができる。
照明器具100は、アンカーボルト取付方式と、枠取付方式との両方の取付方式による取付が可能である。LEDなどの光源が実装された基板の放熱用のヒートシンク500の側面を外部に露出させることにより、放熱効率が高くなる。照明器具100の長手方向端部を、天井取付部300がエンクローズすることにより、安全性が向上する。天井取付部300が、複数の機能を有するので、機能が集約され、コストダウンすることができる。
また、照明器具100を取付面に取り付ける施工作業は、本体部分をアンカーボルトや取付枠に固定し、光源部分が固定されたカバー部分を本体部分に取り付けるという2つの工程だけで完了する。本体部分・光源部分・カバー部分の組立や、光源部分をカバー部分に固定する作業は、照明器具100の製造工場内で済ましておくことができる。このため、照明器具100を現場で取り付ける施工作業の効率が高くなる。
100 照明器具、200 ケース、210 ケース基部、211,311,371,511,512,751 ネジ穴、212,312 ボルト挿通穴、220 ケース翼部、230 ケース折曲部、300 天井取付部、310 取付基部、320 取付翼部、330 枠取付部、331 ネジ挿通穴、340 取り付け折曲部、350 長手側方覆部、360 取付接続部、370 カバー固定部、400 反射部、410 光源開口部、420 反射面部、430 反射固定部、500 ヒートシンク、510 放熱基部、513 接続挿通穴、514 方形開口部、515 半長円形開口部、520 放熱側部、521 幅側方覆部、522 先端側部、600 カバー、610 カバー基部、611 取付固定部、612 開口部、620 カバー翼部、630 カバー折曲部、700 端部カバー、710 カバー側部、720 カバー側翼部、730 カバー側底部、740 カバー接続部、750 放熱固定部、800 光源モジュール、810 基板、820 光源、901〜905 雄ネジ、911 木ネジ、950 取付面、951 取付穴、952 取付枠、960 躯体、961 アンカーボルト、962,963 ナット。

Claims (5)

  1. 長尺形状の照明器具であって、長尺形状の開口穴が設けられた取付面に埋め込んで取り付け、上記開口穴の周囲に設けられた取付枠に固定する取付方式と、上記開口穴の奥に設けられたアンカーボルトに固定する取付方式との2種類の取付方式による取付が可能な照明器具において、
    上記照明器具の長手方向に線状に配置された複数の光源と、
    上記複数の光源の後方に配置され、上記複数の光源を点灯する電力を上記複数の光源に対して供給する電源部と、
    上記複数の光源が固定され、上記照明器具の幅方向における上記電源部の側方を覆い、上記複数の光源で発生した熱を放熱する放熱部と、
    上記放熱部に固定され、上記複数の光源の前方と、上記照明器具の長手方向における上記複数の光源の側方とを覆うカバー部と、
    上記電源部が固定され、上記電源部の後方を覆う長尺板状のケース基部であって、上記アンカーボルトを挿通させるボルト挿通穴を有するケース基部と、
    上記ケース基部に固定され、あるいは上記ケース基部と一体に成形され、上記照明器具の長手方向における上記電源部の側方を覆うケース側部であって、上記カバー部を固定するカバー固定部と、上記照明器具を上記取付枠に取り付ける枠取付部とを備えるケース側部とを有することを特徴とする照明器具。
  2. 上記ケース側部は、上記ケース基部とは別に設けられた部品であって、
    上記ケース基部の長手方向における端部に重なる略長方形板状の取付基部であって、上記アンカーボルトを挿通させるボルト挿通穴を備える取付基部と、
    上記枠取付部と、
    上記カバー固定部と、
    上記カバー固定部と上記取付基部とを接続するとともに、上記照明器具の長手方向における上記電源部の側方を覆う取付接続部とを有することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 上記放熱部は、
    上記複数の光源と上記電源部との間に位置し、上記複数の光源で発生した熱を受け取る長尺板状の放熱基部であって、上記取付接続部を挿通させる接続挿通穴を備える放熱基部と、
    上記照明器具の幅方向における上記電源部の側方を覆う放熱側部とを有することを特徴とする請求項2に記載の照明器具。
  4. 上記カバー部は、
    上記複数の光源の前方を覆うカバー基部であって、上記複数の光源が放射した光を通す開口部もしくは透光部を備えるカバー基部と、
    上記カバー基部に固定され、あるいは上記カバー基部と一体に成形され、上記照明器具の長手方向における上記複数の光源の側方を覆うカバー側部であって、上記放熱部に固定される放熱固定部を備えるカバー側部とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明器具。
  5. 上記ケース基部及び上記ケース側部のうち少なくともいずれかは、上記放熱部の一部を覆い、
    上記放熱部は、上記ケース基部及び上記ケース側部のいずれにも覆われず露出した部分を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の照明器具。
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