JP5521793B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、照明装置に関する発明である。
照明装置として、模様を浮かび上がらせる等の装飾効果を有するものが知られている。このような照明装置として、従来、以下の特許文献1に記載された照明装置がある。この照明装置は、表面に微細な凹凸によるホログラム加工が施された透明もしくは半透明のアクリル樹脂製のシェードを備えて構成されている。この照明装置では、光源から照射された光がシェードを透過するときに、凹凸によるホログラム加工の効果によって光が虹色に分解されて模様が浮かび上がる構成となっている。
また、近年、ギャラリーやエントランス等の広い天井面に、天井全面照光の照明装置が取り付けられることがある。天井全面照光の照明装置では、枠体の影を少なくするために大型グリッドのものが用いられることが多い。このような照明装置として、以下の特許文献2に記載された照明ユニットシステムが知られている。この照明ユニットシステムでは、照射光が通過するフレームの開口部にキャンバスが貼り付けられている。
特開平07−122105号公報 特開平08−195114号公報
ここで、たとえば特許文献2に記載された照明ユニットシステムに対して、特許文献1に記載されたホログラム加工を利用して、装飾効果を高めることが考えられる。この場合、たとえば、平面状の樹脂板に凹凸によるホログラム加工を施し、この樹脂板を特許文献2に開示された照明ユニットシステムにおけるキャンバスの代わりに照射光が通過する開口部に配置することができる。
しかし、特許文献2に記載された照明ユニットシステムは大型グリッドであるので、樹脂板の外周部を支持する場合、樹脂板を支持する部位から樹脂板の中央部までの距離が長くなる。このため、樹脂板の中央部が下方に垂れ下がってしまう可能性が高くなる。このとき、樹脂板に凹凸が施されていることから、樹脂板が垂れ下がると凹凸における凹部から樹脂板がひび割れを起こし、このひび割れによって樹脂板が破損する可能性があるという問題がある。
樹脂板の垂れ下がりを防止するためには、例えば樹脂板として板厚が大きいものを用いることが考えられる。ところが、板厚が大きい樹脂板を用いると、樹脂板の重量が嵩んでしまい、照明装置を天井に取り付ける際の手間が大きくなるという問題がある。照明装置を天井に取り付ける際の手間を軽減するためには、板厚が小さく、軽量の樹脂板を用いることが望まれる。しかし、板厚が小さい樹脂板を用いる場合には、上記の樹脂板の垂れ下がりや、垂れ下がりによる樹脂板のひび割れなどの問題が生じる。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、大型グリッドの照明装置における照射光が通過する開口部に凹凸加工が施された樹脂板を設ける場合に、樹脂板における凹部から樹脂板がひび割れを起こして樹脂板が破損することを防止することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、光を照射する光源と、光源から照射される光を通過させる開口部を有し、光源を囲うように配置される照明カバーと、表面に凹凸加工が施されており、開口部に配置される透光性の樹脂板と、照明カバーに取り付けられ、樹脂板の下方で開口部を塞ぐように配置されるガラス繊維織物に樹脂が積層されたガラス繊維シートとを備える照明装置である。
本発明においては、照明カバーの開口部に、凹凸加工が施されている透光性の樹脂板が配置されており、さらに樹脂板の下方に開口部を塞ぐようにガラス繊維シートが配置されている。よって、樹脂板が垂れ下がろうとしても、その下方に配置されているガラス繊維シートは非伸縮性であるため、樹脂板の垂れ下がりが抑制される。従って、樹脂板における垂れ下がりによって凹部から樹脂板がひび割れを起こして樹脂板が破損することを防止することができる。
本発明によれば、大型グリッドの照明装置における照射光が通過する開口部に凹凸加工が施された樹脂板を設ける場合に、樹脂板における凹部から樹脂板がひび割れを起こして樹脂板が破損することを防止することができる照明装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る照明装置を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明装置を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る照明装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る照明装置を示す概略斜視図である。また、図2は、本発明の実施形態に係る照明装置を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る照明装置1は、ギャラリーやエントランス等の広い天井面に用いられる大型グリッドの照明装置である。照明装置1は、天井10に取り付けられている。図2に示すように、この照明装置1は、光源2を備えている。光源2は、照明のための光を照射するものであり、例えば蛍光管が用いられる。光源2は、天井10に複数本配列されている。
光源2の周囲には、光源2を囲うように照明カバー3が配置されている。照明カバー3は、4本の取り付け部材31を有している。取り付け部材31の上端部は、天井10に固定されている。照明カバー3は、固定枠32を有している。固定枠32は、上下方向から平面視した形状が矩形の枠状をなしており、その上端部の四隅は取り付け部材31の下端部に取り付けられている。照明カバー3は、複数の留め具33を有している。留め具33は、固定枠32の下端部に複数個設けられている。
照明カバー3は、枠体34を有している。枠体34は、上下方向から平面視した形状が矩形の枠状をなしている。この枠体34は、留め具33を介して固定枠32に留められている。枠体34には、光源2から照射される光を通過させる開口部35が設けられている。枠体34は、高さ15mm〜100mm程度、長さ100mm〜3000mm程度、幅100mm〜2000mm程度の大きさであり、大きさは適宜変更可能である。枠体34の重量は、高さ、長さおよび幅を調節し、30kg以下の軽量とすると、照明装置1の天井10への取り付け作業等の作業性が良好となる。枠体34の材質としては、アルミニウムが用いられている。また、枠体34の材質として、樹脂やアルミニウム以外の金属が用いられても良い。
照明装置1は、非伸縮性のガラス繊維シート4を備えている。ガラス繊維シート4は、枠体34の側面下方部にねじ等で取り付けられており、開口部35の全面を塞ぐように張られて設けられている。ガラス繊維シート4は、ガラス繊維織物あるいはガラス繊維不織布と、このガラス繊維織物あるいはガラス繊維不織布に樹脂を含浸させた後、当該樹脂を硬化して形成される樹脂被膜層とにより構成されている。ガラス繊維シート4の全光線透過率は、例えば、40%〜95%程度である。また、ガラス繊維シート4として、不燃性のものが用いられている。本実施例においては、このようなガラス繊維シートとして、ガラス繊維織物に軟質フッ素樹脂が積層された積層シートである日東紡績株式会社製:品番WG1800G(厚み0.27mm、目付け420g/m2、全光線透過率45%)が用いられている。
照明装置1は、更に、透光性の樹脂板5を備えている。樹脂板5は、開口部35に配置されている。樹脂板5は、樹脂板5の下方に配置されているガラス繊維シート4の上面に載置されて取り付けられている。樹脂板5は、枠体34とは離間している。樹脂板5の下面および上面は平面となっている。樹脂板5の上面側の表面には、凹凸加工が施されることにより凹凸51が設けられている。樹脂板5の厚み、長さおよび幅は、枠体34の大きさに合わせて適宜調整が可能である。樹脂板5の全光線透過率は、例えば、40%〜95%程度である。樹脂板5の材質としては、アクリル樹脂が用いられている。また、樹脂板5の材質として、ポリカーボネート樹脂等の他の樹脂が用いられても良い。
次に、本実施形態に係る照明装置1の作用および効果について説明する。
本実施形態に係る照明装置1では、照明カバー3の枠体34の開口部35に、凹凸51が設けられている透光性の樹脂板5が配置されており、さらに樹脂板5の下方に開口部35を塞ぐようにガラス繊維シート4が配置されている。よって、樹脂板5が垂れ下がろうとしても、その下方に配置されているガラス繊維シート4は非伸縮性であるため、樹脂板5の垂れ下がりが抑制される。よって、樹脂板5における凹凸51の凹部から樹脂板5がひび割れを起こして樹脂板5が破損することを防止することができる。
また、照明装置1では、光源2から光が照射されていない間は、ガラス繊維シート4の模様が見えている。そして、光源2から光が照射されると、凹凸51の彫刻カットに応じた奥行きを感じさせる模様がガラス繊維シート4に浮き出される。よって、浮き出た模様が装飾となるため、装飾効果を得ることができる。
さらに、ガラス繊維シート4として不燃性のものが用いられているため、法規制により内装制限がある場所にも照明装置1を使用することができる。よって、使用できる範囲が広がる。
そして、凹凸51は、樹脂板5の上面側の表面に設けられているため、光源2から光が照射されていない間は、装飾効果を低減させる原因となる凹凸51の影が視認されにくい。よって、高い装飾効果を得ることができる。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、本実施形態においては、樹脂板5はガラス繊維シート4の上面に載置されて取り付けられているが、樹脂板5の取り付け方法はこの態様に限られない。例えば、接着剤で樹脂板5の下面をガラス繊維シート4の上面に接着して固定する態様でも良い。また、樹脂板5の外周部を枠体34に固定し、樹脂板5の下方にガラス繊維シート4を配置する態様でも良い。さらに、枠体34の開口部35に、樹脂板5の下面の端部付近のみを受ける部材を設け、樹脂板5をこの部材の上に載置し、この部材の下方にガラス繊維シート4を配置する態様でも良い。
また、本実施形態において、樹脂板5の上面では、平面に凹凸加工が施されているが、ガラス繊維シート4と対面していない上面は必ずしも平面である必要はなく、曲面であっても良い。さらに、本実施形態においては、凹凸51は、樹脂板5の光源2が設けられている側である上面側の表面に設けられているが、下面側の表面に設けられても良い。そして、本実施形態においては、不燃性のガラス繊維シート4が用いられているが、不燃性のないガラス繊維シートが用いられても良い。
1…照明装置、2…光源、3…照明カバー、4…ガラス繊維シート、5…樹脂板、35…開口部、51…凹凸。

Claims (1)

  1. 光を照射する光源と、
    前記光源から照射される光を通過させる開口部を有し、前記光源を囲うように配置される照明カバーと、
    表面に凹凸加工が施されており、前記開口部に配置される透光性の樹脂板と、
    前記照明カバーに取り付けられ、前記樹脂板の下方で前記開口部を塞ぐように配置されるガラス繊維織物に樹脂が積層されたガラス繊維シートと、
    を備え
    前記凹凸加工は、前記樹脂板の上面側の表面に施されていることを特徴とする、照明装置。
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