JP5519828B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機に係り、詳しくは、始動条件が成立した後に開始条件が成立したことに基づいて、各々が識別可能な複数種類の識別情報を可変表示する複数の可変表示部を有する可変表示手段を備え、識別情報の可変表示結果が予め定められた特定表示結果となった後に、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko machine or a slot machine, and more specifically, variably displays a plurality of types of identification information that can be identified based on the start condition being satisfied after the start condition is satisfied. The present invention relates to a gaming machine that includes variable display means having a plurality of variable display units, and controls a specific gaming state advantageous to a player after a variable display result of identification information becomes a predetermined specific display result.
パチンコ遊技機等の遊技機においては、液晶表示装置(以下LCD:Liquid Crystal Display)等の表示装置上に所定の識別情報(以下、表示図柄)を更新表示やスクロール表示させることで変動可能な表示(可変表示)を行い、その表示結果(可変表示結果)により所定の遊技価値を付与するか否かを決定する、いわゆる可変表示ゲームによって遊技興趣を高めたものが数多く提供されている。 In a gaming machine such as a pachinko machine, a display that can be changed by updating or scrolling predetermined identification information (hereinafter referred to as a display symbol) on a display device such as a liquid crystal display (hereinafter referred to as LCD). There are a number of games that have been enhanced by a so-called variable display game that performs (variable display) and determines whether or not to give a predetermined game value based on the display result (variable display result).
可変表示ゲームの一例としては、始動入賞口を通過する遊技球の検出(可変表示の始動条件が成立したこと)に基づいて表示図柄の可変表示を行い、表示図柄の可変表示が完全に停止した際の停止図柄態様(可変表示結果)が予め定められた特定表示態様となっている場合を「大当り」とするものがある。この可変表示ゲームにおいて「大当り」となると、大入賞口又はアタッカと呼ばれる特別電動役物を開放状態とし、遊技者に対して遊技球の入賞が極めて容易となる状態を一定時間継続的に提供する。こうした状態を「特定遊技状態」あるいは「大当り遊技状態」という。また、可変表示ゲームにおいて「大当り」となる可能性のある所定の可変表示状態を「リーチ」(あるいは「リーチ状態」ともいう)として、表示図柄の可変表示状態が「リーチ」となったことに対応した様々な演出動作を行う遊技機が知られている。 As an example of the variable display game, the variable display of the display symbol is completely stopped based on the detection of the game ball passing through the starting winning opening (the variable display start condition is satisfied). In some cases, the case where the stop symbol mode (variable display result) is a specific display mode determined in advance is called “big hit”. In this variable display game, when it is a “big hit”, a special electric accessory called a big prize opening or an attacker is opened, and a state in which a game ball can be won extremely easily is provided to a player for a certain period of time. . Such a state is referred to as a “specific game state” or a “hit game state”. In addition, the predetermined variable display state that may be a “big hit” in the variable display game is “reach” (also referred to as “reach state”), and the variable display state of the display symbol is “reach” There are known gaming machines that perform various production operations.
こうした遊技機としては、例えばリーチ状態が演出表示されるに際し、複数の異種のリーチパターンが切換表示され、一のリーチパターンの表示と、次の別のリーチパターンの表示との間において、リーチパターンの切換が示唆されるとともに、切換に際しては、いかなるリーチパターンが表示されるかが予告表示部において予告されるものが提案されている(例えば特許文献1参照)。 As such a gaming machine, for example, when a reach state is effect-displayed, a plurality of different reach patterns are switched and displayed, and a reach pattern is displayed between one reach pattern display and another reach pattern display. It has been suggested that the reach display section informs which reach pattern is displayed when switching (see, for example, Patent Document 1).
この発明は、多彩な演出を実行して、遊技興趣を向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。 It is an object of the present invention to provide a gaming machine that can execute various effects and improve the gaming interest.
(1)上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、始動条件(例えばステップS201、S210におけるYesの判定など)が成立した後に開始条件(例えばステップS231におけるNoの判定など)が成立したことに基づいて、各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば飾り図柄など)を可変表示する可変表示手段(例えば画像表示装置5など)を備え、前記識別情報の可変表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば大当り組合せの確定飾り図柄など)となった後に、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記始動条件が成立した後に前記開始条件が成立したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かを、前記識別情報の可変表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段(例えばCPU103がステップS238〜S241、S245〜S247の処理を実行する部分など)と、前記事前決定手段による決定結果と可変表示パターン種別決定用の乱数値を示す数値データとに基づき、前記識別情報の可変表示パターン種別を、リーチ演出を実行する複数種類のリーチ可変表示パターン種別と前記リーチ演出を実行しない複数種類の非リーチ可変表示パターン種別のうちのいずれかに決定する可変表示パターン種別決定手段(例えばCPU103がステップS262、S264、S270、及びS271の処理のいずれかを実行した後に、ステップS272及びS273の処理を実行する部分など)と、前記リーチ演出を実行することに対応して、可変表示パターン決定用の乱数値を示す数値データに基づき、1のリーチ可変表示パターン種別に含まれる複数種類のリーチ可変表示パターンのいずれかに決定する一方で、前記リーチ演出を実行しないことに対応して、可変表示パターン決定用の乱数値を示す数値データに基づき、1の非リーチ可変表示パターン種別に含まれる複数種類の非リーチ可変表示パターンのいずれかに決定する可変表示パターン決定手段(例えばCPU103がステップS274〜S276の処理を実行する部分など)と、前記可変表示パターン決定手段により決定された可変表示パターンに従って、前記識別情報の可変表示を実行するとともに、該可変表示パターンがリーチ可変表示パターンである場合に前記リーチ演出を実行する演出実行手段(例えば演出制御用CPU120がステップS520にて決定した演出制御パターンに基づき、ステップS162の飾り図柄変動中処理を実行する部分など)と、を備え、前記演出実行手段は、前記リーチ演出を示す複数種類のリーチ画像を順次表示した後に前記複数種類のリーチ画像のうちの一のリーチ画像を確定表示するリーチ選択演出を実行可能であるとともに、前記リーチ選択演出を実行したときには、その終了後に前記リーチ選択演出において確定表示されたリーチ画像が示すリーチ演出を実行し(例えば演出制御用CPU120は、ステップS514にてYesと判定したときに、ステップS162の飾り図柄変動中処理にて図80や図83に例示するような演出表示の実行をし、その後、図80(F)や図83(G)に例示されたリーチ画像が示すリーチ演出の実行などをし)、前記可変表示パターン種別決定手段は、前記リーチ選択演出を実行するリーチ可変表示パターン種別(例えばスーパーCS2−1やスーパーCS3−1の変動パターン種別など)を含む複数種類の可変表示パターン種別のいずれかに決定する(例えばCPU103は、ステップS273にて大当り用変動パターン種別決定テーブル132A、132B、132E、及び132Fのいずれかに基づく変動パターン種別の決定や、リーチ用変動パターン種別決定テーブル135A〜135Cのいずれかに基づく変動パターン種別の決定などをする)、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、始動条件(例えばステップS201、S210におけるYesの判定など)が成立した後に開始条件(例えばステップS231におけるNoの判定など)が成立したことに基づいて、各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば飾り図柄など)を可変表示する可変表示手段(例えば画像表示装置5など)を備え、前記識別情報の可変表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば大当り組合せの確定飾り図柄など)となった後に、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記特定遊技状態に制御するか否かを、前記識別情報の可変表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段(例えばCPU103がステップS238〜S241、S245〜S247の処理を実行する部分など)と、前記事前決定手段によって前記特定遊技状態に制御しない旨の決定がなされたことに基づいて、前記識別情報の可変表示状態を所定のリーチ状態とするか否かを決定するリーチ決定手段(例えばCPU103がステップS265〜S269の処理を実行する部分など)と、前記事前決定手段による決定結果と前記リーチ決定手段による決定結果とに基づいて、前記識別情報の変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する変動パターン種別決定手段(例えばCPU103がステップS262、S264、S270、及びS271の処理のいずれかを実行した後に、ステップS272及びS273の処理を実行する部分など)と、前記変動パターン種別決定手段により決定された変動パターン種別に含まれる変動パターンの中から前記識別情報の変動パターンを決定する変動パターン決定手段(例えばCPU103がステップS274〜S276の処理を実行する部分など)と、前記識別情報の可変表示中に前記変動パターン決定手段の決定結果に対応する演出動作を実行する演出実行手段(例えば演出制御用CPU120がステップS520にて決定した演出制御パターンに基づき、ステップS162の飾り図柄変動中処理を実行する部分など)と、を備え、前記演出実行手段は、リーチ状態中に実行される演出動作である複数種類のリーチ画像を順次表示した後に前記複数種類のリーチ画像のうちの一のリーチ画像を確定表示するリーチ選択演出を実行可能であるとともに、前記リーチ選択演出を実行したときには、その終了後に前記リーチ選択演出において確定表示されたリーチ画像が示すリーチ演出を実行し(例えば演出制御用CPU120は、ステップS514にてYesと判定したときに、ステップS162の飾り図柄変動中処理にて図80や図83に例示するような演出表示の実行をし、その後、図80(F)や図83(G)に例示されたリーチ画像が示すリーチ演出の実行などをし)、前記変動パターン種別決定手段は、前記事前決定手段によって前記特定遊技状態に制御する旨の決定がなされたこと、または、前記リーチ決定手段によって前記リーチ状態とする旨の決定がなされたことに基づき、前記リーチ選択演出を実行する変動パターン種別(例えばスーパーCS2−1やスーパーCS3−1の変動パターン種別など)を含む複数種類の変動パターン種別のいずれかに決定する(例えばCPU103は、ステップS273にて大当り用変動パターン種別決定テーブル132A、132B、132E、及び132Fのいずれかに基づく変動パターン種別の決定や、リーチ用変動パターン種別決定テーブル135A〜135Cのいずれかに基づく変動パターン種別の決定などをする)、ことを特徴とする。
(1) In order to achieve the above object, the gaming machine according to the present invention satisfies the start condition (for example, No determination in step S231) after the start condition (for example, determination of Yes in steps S201 and S210) is satisfied. Based on the above, variable display means (for example, the image display device 5) that variably displays a plurality of types of identification information (for example, decorative symbols) that can be individually identified is provided, and the variable display result of the identification information is predetermined. The game machine (for example,
In order to achieve the above-mentioned object, the gaming machine according to the present invention is configured such that the start condition (for example, determination of No in step S231) is satisfied after the start condition (for example, determination of Yes in steps S201 and S210) is satisfied. Based on this, variable display means (for example, the image display device 5) that variably displays a plurality of types of identification information (for example, decorative symbols, etc.) that can each be identified is provided, and the variable display result of the identification information is predetermined. A gaming machine (for example,
(2)上記(1)に記載の遊技機において、前記演出実行手段は、リーチ演出において使用される画像(例えばリーチ演出A〜Cや、山系リーチ演出、海系リーチ演出、宇宙系リーチ演出において使用される画像)と同一のリーチ画像を順次表示することにより、前記リーチ選択演出を実行する(例えば演出制御用CPU120は、ステップS162の飾り図柄変動中処理にて図80(A)〜(C)や図83(A)〜(G)に例示するような演出表示などを実行する)。
(2) In the gaming machine described in the above (1), the effect execution means is an image used in the reach effect (for example, reach effect A to C, mountain reach effect, sea reach effect, space reach effect). The reach selection effect is executed by sequentially displaying the same reach image as the image to be used) (for example, the
(3)上記(1)又は(2)に記載の遊技機において、前記演出実行手段は、前記複数種類のリーチ画像をスクロール表示することにより、前記リーチ選択演出を実行する(例えば演出制御用CPU120は、ステップS162の飾り図柄変動中処理にて図80(A)〜(D)に例示するような演出表示などを実行する)。
(3) In the gaming machine described in the above (1) or (2), the effect executing means executes the reach selection effect by scroll-displaying the plurality of types of reach images (for example, the
(4)上記(1)又は(2)に記載の遊技機において、前記演出実行手段は、前記複数種類のリーチ画像を一つずつ切り替えて表示することにより、前記リーチ選択表示を実行する(例えば演出制御用CPU120は、ステップS162の飾り図柄変動中処理にて図82(A)〜(G)に例示するような演出表示などを実行する)。
(4) In the gaming machine described in the above (1) or (2), the effect execution unit executes the reach selection display by switching and displaying the plurality of types of reach images one by one (for example, The
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の遊技機において、遊技者が操作可能な操作手段(例えば操作ボタン30など)をさらに備え、前記演出実行手段は、前記リーチ選択演出の実行中に、前記操作手段において所定の操作がなされたときに(例えば演出制御用CPU120がステップS352にてYesと判定したときに)、前記複数種類のリーチ画像のうちの一のリーチ画像を確定表示する(例えば演出制御用CPU120は、ステップS162の飾り図柄変動中処理にて図柄変動制御パターンをスーパーCPS6−1からスーパーCPS6−5−1に切り替えることにより、図82(D)、(E)に例示するような演出表示などを実行する)。
(5) The gaming machine according to any one of (1) to (4), further including operation means (for example, an operation button 30) that can be operated by a player, wherein the effect execution means includes the reach When a predetermined operation is performed on the operation means during execution of the selection effect (for example, when the
(6)上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の遊技機において、前記リーチ選択演出を実行する変動パターン種別は、前記リーチ選択演出の実行後に行われるリーチ演出の種類に対応した複数種類の変動パターン種別を含み、前記変動パターン種別決定手段は、前記事前決定手段によって前記特定遊技状態に制御する旨の決定がなされたこと、または、前記リーチ決定手段によって前記リーチ状態とする旨の決定がなされたことに基づき、前記複数種類の変動パターン種別のいずれかに決定することにより、前記リーチ選択演出を実行するか否かを決定するとともに、前記リーチ選択演出を実行するときには、前記リーチ演出実行後に行われるリーチ演出の種類を決定する(例えばCPU103は、ステップS273にて大当り用変動パターン種別決定テーブル232A〜232C及び232E〜232Gのいずれかに基づく変動パターン種別の決定や、リーチ用変動パターン種別決定テーブル235A〜235Cのいずれかに基づく変動パターン種別の決定などをする)。
(6) In the gaming machine according to any one of (1) to (5), the variation pattern type for executing the reach selection effect corresponds to the type of reach effect to be performed after execution of the reach selection effect. A plurality of types of variation pattern types, wherein the variation pattern type determination means determines that the advance determination means controls to the specific gaming state, or the reach determination means sets the reach state as the reach state. When determining whether or not to execute the reach selection effect by determining any one of the plurality of types of variation pattern based on the determination to effect, when executing the reach selection effect Then, the type of reach effect to be performed after execution of the reach effect is determined (for example, the
(7)上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の遊技機は、前記事前決定手段と、前記リーチ決定手段と、前記変動パターン種別決定手段と、前記変動パターン決定手段と、を含み、遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100のROM101、RAM102、CPU103など)と、前記演出実行手段を含み、前記可変表示手段の表示状態を制御する演出制御手段(例えば演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120、ROM121、RAM122、表示制御部123など)と、を備え、前記遊技制御手段は、前記変動パターン決定手段によって決定された変動パターン(例えば変動パターン指定コマンドなど)を送信するコマンド送信手段(例えばCPU103がステップS279での送信設定に基づきステップS17のコマンド制御処理を実行する部分など)を含み、前記演出制御手段は、前記コマンド送信手段からのコマンドに基づき、前記リーチ選択演出を実行するときには(例えば演出制御用CPU120がステップS514にてYesと判定したときには)、前記リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の種類を決定するリーチ演出決定手段(例えば演出制御用CPU120がステップS516の処理を実行する部分など)を含む。
(7) The gaming machine according to any one of (1) to (5), wherein the prior determination unit, the reach determination unit, the variation pattern type determination unit, and the variation pattern determination unit , Including game control means for controlling the progress of the game (for example,
(8)上記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の遊技機において、前記変動パターン種別決定手段は、前記リーチ決定手段によって前記リーチ状態としない旨の決定がなされたことに対応して、前記識別情報の可変表示中に特定の演出(例えば「滑り」、「擬似連」、「メイン予告」、「発展チャンス目終了」の特定演出など)を実行する変動パターン種別(例えば非リーチCA1−4の変動パターン種別など)を含む複数種類の変動パターン種別(例えば非リーチCA1−1〜非リーチCA1−4、非リーチCB1−1〜非リーチCB1−3、非リーチCC1−1〜非リーチCC1−3など)のいずれかに決定し(例えばCPU103がステップS271の処理を実行した後にステップS272及びS273の処理を実行する部分など)、前記変動パターン決定手段は、前記リーチ決定手段によって前記リーチ状態としない旨の決定がなされたこと、及び、前記変動パターン種別決定手段によって前記特定の演出を実行する変動パターン種別に決定されたことに対応して、前記識別情報の変動パターンを、前記特定の演出を実行するための複数種類の非リーチ変動パターン(例えば非リーチPA1−4〜PA1−7の変動パターンなど)のいずれかに決定する(例えばCPU103がステップS273にて非リーチCA1−4の変動パターン種別に決定する旨の判定を行ったことに対応して、ステップS274にてハズレ変動パターン決定テーブル138Aをセットした後、ステップS275及びS276の処理などを実行する)。
(8) In the gaming machine according to any one of (1) to (7), the variation pattern type determination unit corresponds to the determination that the reach state is not set to the reach state by the reach determination unit. Then, during the variable display of the identification information, a variation pattern type (for example, non-slip), “pseudo train”, “main notice”, “development chance end”, etc. A plurality of types of variation patterns (for example, non-reach CA1-1 to non-reach CA1-4, non-reach CB1-1 to non-reach CB1-3, non-reach CC1-1 to Non-reach CC1-3, etc.) (for example, the portion where the
本発明は、以下に示す効果を有する。 The present invention has the following effects.
上記(1)に記載の遊技機によれば、可変表示パターン種別決定手段によって、可変表示パターン種別がリーチ選択演出を実行する可変表示パターン種別を含む複数種類の可変表示パターン種別のいずれかに決定される。そして、可変表示パターン種別決定手段によってリーチ選択演出を実行する可変表示パターン種別が決定されると、可変表示パターン決定手段によって、複数種類のリーチ画像を順次表示した後に一のリーチ画像を確定表示させ、その後、この確定表示されたリーチ画像が示すリーチ演出を実行させる可変表示パターンが決定される。このように、リーチ選択演出を実行するか否かの決定を可変表示パターン種別の決定で行った後、可変表示パターン種別に含まれる可変表示パターンを決定することにより、リーチ選択演出を実行するときにはリーチ選択演出に適した可変表示パターンを選択でき、またリーチ選択演出を実行しないときにも多彩な可変表示パターンを選択できるため、多彩な演出を実行して、遊技興趣を向上させることができる。 According to the gaming machine described in (1) above, the variable display pattern type determining means determines that the variable display pattern type is one of a plurality of variable display pattern types including the variable display pattern type for executing the reach selection effect. Is done. Then, when the variable display pattern type for executing the reach selection effect is determined by the variable display pattern type determining unit, the variable display pattern determining unit sequentially displays a plurality of types of reach images and then displays one reach image. Thereafter, the variable display pattern for executing the reach effect indicated by the reach image that is determined and displayed is determined. In this way, when the reach selection effect is executed by determining the variable display pattern type after determining the variable display pattern type after determining whether or not to execute the reach selection effect. A variable display pattern suitable for the reach selection effect can be selected, and a variety of variable display patterns can be selected even when the reach selection effect is not executed. Therefore, a variety of effects can be executed to improve the game entertainment.
上記(2)に記載の遊技機において、リーチ選択演出では、リーチ演出において使用される画像と同一のリーチ画像が使用されるため、遊技者がどのリーチ演出に発展するかを誤認することを防止することができる。 In the gaming machine described in (2) above, since the reach image that is the same as the image used in the reach effect is used in the reach selection effect, it is possible to prevent the player from misidentifying which reach effect the player will develop. can do.
上記(3)に記載の遊技機において、リーチ選択演出では、複数種類のリーチ画像がスクロール表示されるため、遊技者は、リーチ選択演出実行中に、どのようなリーチ演出に発展する可能性があるかを把握しやすくなる。 In the gaming machine described in (3) above, since a plurality of types of reach images are scroll-displayed in the reach selection effect, the player may develop any reach effect during the execution of the reach selection effect. It becomes easy to grasp whether there is.
上記(4)に記載の遊技機において、リーチ選択演出では、複数種類のリーチ画像が一つずつ切り替えられて表示されるため、遊技者は、リーチ選択演出中に、どのようなリーチ演出に発展する可能性があるかを把握しやすくなる。 In the gaming machine described in (4) above, since a plurality of types of reach images are switched and displayed one by one in the reach selection effect, the player develops what reach effect during the reach selection effect It will be easier to grasp what is likely to be.
上記(5)に記載の遊技機においては、リーチ選択演出実行中に、操作手段において所定の操作がなされたときに、複数種類のリーチ画像のうちの一のリーチ画像を確定表示することにより、遊技者があたかもリーチ演出の選択に関与しているかのようにしてリーチ選択演出を実行することが可能になるため、遊技興趣を向上させることができる。 In the gaming machine described in the above (5), when a predetermined operation is performed on the operation means during the execution of the reach selection effect, one reach image of the plurality of types of reach images is confirmed and displayed. Since it is possible to execute the reach selection effect as if the player is involved in the selection of the reach effect, it is possible to improve the gaming interest.
上記(6)に記載の遊技機において、リーチ選択演出を実行する変動パターン種別には、リーチ選択演出の実行後に行われるリーチ演出の種類に対応した複数種類の変動パターン種別が含まれているので、変動パターン種別決定手段は、リーチ選択演出を実行するか否かを決定するのと同時に、リーチ選択演出を実行するときにはその後に発展するリーチ演出の種類も決定することが可能になる。これにより、処理負担を増大させることなく、リーチ選択演出から発展するリーチ演出にバリエーションを持たせて、遊技興趣を向上させることができる。 In the gaming machine described in (6) above, the variation pattern type for executing the reach selection effect includes a plurality of types of variation pattern types corresponding to the types of reach effect performed after the execution of the reach selection effect. The variation pattern type determining means determines whether or not to execute the reach selection effect, and at the same time determines the type of reach effect that develops when the reach selection effect is executed. Thereby, without increasing the processing burden, it is possible to give variation to the reach production that develops from the reach selection production, and to improve the game entertainment.
上記(7)に記載の遊技機において、リーチ演出決定手段は、リーチ選択演出を実行するときには、コマンド送信手段からのコマンドに基づき、リーチ選択演出実行後に発展するリーチ演出の種類を決定する。これにより、遊技制御手段の処理負担を増大させることなく、リーチ選択演出から発展するリーチ演出にバリエーションを持たせて、遊技興趣を向上させることができる。 In the gaming machine described in (7) above, the reach effect determining means determines the type of reach effect that develops after execution of the reach select effect based on the command from the command transmitting means when executing the reach select effect. Thereby, without increasing the processing load of the game control means, it is possible to give a variation to the reach effect that develops from the reach selection effect and to improve the game entertainment.
上記(8)に記載の遊技機において、変動パターン種別決定手段は、リーチ決定手段によってリーチ状態としない旨の決定がなされたことに対応して、識別情報の可変表示中に特定の演出を実行する変動パターン種別を含む複数種類の変動パターン種別のいずれかに決定する。このとき、特定の演出を実行する変動パターン種別に決定されたことに対応して、変動パターン決定手段は、識別情報の変動パターンを、特定の演出を実行するために予め用意された複数種類の非リーチ変動パターンのいずれかに決定する。これにより、識別情報の可変表示状態がリーチ状態とならない場合でも、特定の演出を実行できるようにして多様な演出を可能にし、遊技興趣を向上させることができる。また、特定の演出を実行しない場合に変動パターンを決定するときと同様にして、特定の演出を行うか否かを決定するとともに、特定の演出を行わない場合と特定の演出を行う場合のそれぞれに対応した変動パターンを決定することで、制御負担の増大を防止しつつ、特定の演出を実行して遊技興趣を向上させることができる。 In the gaming machine described in (8) above, the variation pattern type determination unit performs a specific effect during variable display of the identification information in response to the determination that the reach determination unit does not enter the reach state. One of a plurality of types of variation pattern including the variation pattern type to be determined is determined. At this time, in response to the fact that the variation pattern type for executing the specific effect is determined, the variation pattern determining means uses the variation pattern of the identification information as a plurality of types prepared in advance for executing the specific effect. Determine one of the non-reach patterns. Thereby, even when the variable display state of the identification information does not become the reach state, it is possible to execute a specific effect so that a variety of effects can be performed, and the game entertainment can be improved. Further, in the same manner as when determining a variation pattern when a specific effect is not executed, it is determined whether or not a specific effect is performed, and each of a case where a specific effect is not performed and a case where a specific effect is performed By determining the variation pattern corresponding to the above, it is possible to improve the game entertainment by executing a specific effect while preventing an increase in the control burden.
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態におけるパチンコ遊技機の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、ガイドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域が形成されている。この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a pachinko gaming machine according to the present embodiment and shows an arrangement layout of main members. The pachinko gaming machine (gaming machine) 1 is roughly composed of a gaming board (gauge board) 2 constituting a gaming board surface and a gaming machine frame (base frame) 3 for supporting and fixing the
遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の右側方)には、第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとが設けられている。第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bはそれぞれ、例えば7セグメントやドットマトリクスのLED(発光ダイオード)等から構成され、可変表示ゲームの一例となる特図ゲームにおいて、各々が識別可能な複数種類の識別情報(特別識別情報)である特別図柄(「特図」ともいう)を、変動可能に表示(可変表示)する。例えば、第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bはそれぞれ、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成される複数種類の特別図柄を可変表示する。なお、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにて表示される特別図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成されるものに限定されず、例えば7セグメントのLEDにおいて点灯させるものと消灯させるものとの組合せを異ならせた複数種類の点灯パターンが、複数種類の特別図柄として予め設定されていればよい。複数種類の特別図柄には、それぞれに対応した図柄番号が付されている。一例として、「0」〜「9」を示す数字それぞれには、「0」〜「9」の図柄番号が付され、「−」を示す記号には、「10」の図柄番号が付されていればよい。以下では、第1特別図柄表示装置4Aにより可変表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示装置4Bにより可変表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。
A first special
遊技盤2における遊技領域の中央付近には、画像表示装置5が設けられている。画像表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)等から構成され、各種の演出画像を表示する表示領域を形成している。画像表示装置5の表示領域では、特図ゲームにおける第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図の可変表示や第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図の可変表示のそれぞれに対応して、例えば3つといった複数に分割された可変表示部となる飾り図柄表示エリアや、色図柄表示エリアにて、各々が識別可能な複数種類の識別情報(装飾識別情報)である飾り図柄や色図柄(「第4図柄」ともいう)を可変表示する。この飾り図柄や色図柄の可変表示も、可変表示ゲームに含まれる。
An
一例として、画像表示装置5の表示領域には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rが配置されている。そして、特図ゲームにおいて第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図の変動と第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図の変動のいずれかが開始されることに対応して、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄の変動(例えば上下方向のスクロール表示)が開始される。その後、特図ゲームにおける可変表示結果として確定特別図柄が停止表示されるときに、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄(最終停止図柄)が停止表示される。なお、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリアは、画像表示装置5の表示領域内で移動可能とされ、飾り図柄を縮小あるいは拡大して表示することができるようにしてもよい。
As an example, “left”, “middle”, and “right” decorative
「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて可変表示される飾り図柄には、例えば8種類の図柄(英数字「1」〜「8」あるいは漢数字「一」〜「八」、英文字「A」〜「H」、所定のモチーフに関連する8個のキャラクタ画像、数字や文字あるいは記号とキャラクタ画像との組合せなど。なお、キャラクタ画像は、例えば人物や動物、これら以外の物体、もしくは、文字などの記号、あるいは、その他の任意の図形を示す飾り画像であればよい。)が含まれていればよい。また、こうした8種類の飾り図柄の他に、ブランク図柄(大当り組合せを構成しない図柄)が含まれていてもよい。飾り図柄のそれぞれには、対応する図柄番号が付されている。例えば、「1」〜「8」を示す英数字それぞれに対して、「1」〜「8」の図柄番号が付されている。
The decorative symbols variably displayed in the “left”, “middle”, and “right” decorative
飾り図柄の変動中には、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて、例えば図柄番号が小さいものから大きいものへと順次に上方から下方へと流れるようなスクロール表示が行われ、図柄番号が最大(例えば「8」)である飾り図柄が表示されると、続いて図柄番号が最小(例えば「1」)である飾り図柄が表示される。あるいは、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rのうち少なくともいずれか1つにおいて、図柄番号が大きいものから小さいものへとスクロール表示を行って、図柄番号が最小である飾り図柄が表示されると、続いて図柄番号が最大である飾り図柄が表示されるようにしてもよい。
During the change of the decorative symbol, in the decorative
また、画像表示装置5の表示領域には、「左」及び「右」の色図柄表示エリア5A、5Bが配置されている。そして、特図ゲームとして第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図の変動が開始されるときには、「左」の色図柄表示エリア5Aにて色図柄の変動(例えば表示色の更新)が開始される。他方、特図ゲームとして第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図の変動が開始されるときには、「右」の色図柄表示エリア5Bにて色図柄の変動が開始される。その後、特図ゲームにおける可変表示結果として確定特別図柄が停止表示されるときに、色図柄の変動が終了して、色図柄の可変表示結果となる確定色図柄が停止表示される。
In the display area of the
「左」及び「右」の色図柄表示エリア5A、5Bにて可変表示される色図柄には、例えば4種類の図柄(例えば「黄色」、「緑色」、「赤色」、「青色」など)が含まれていればよい。色図柄のそれぞれには、対応する図柄番号が付されている。例えば、「黄色」、「緑色」、「赤色」、「青色」の色図柄それぞれに対して、「1」〜「4」の図柄番号が付されている。
The color symbols variably displayed in the “left” and “right” color
加えて、画像表示装置5の表示領域には、始動入賞記憶表示エリア5Hが配置されている。始動入賞記憶表示エリア5Hでは、可変表示の保留数(特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示が行われる。ここで、可変表示の保留は、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口や普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入(始動入賞)したことに基づき、特図ゲームや飾り図柄の可変表示といった可変表示ゲームを実行するための始動条件(「実行条件」ともいう)は成立したが、先に成立した開始条件に基づく可変表示ゲームが実行中であることやパチンコ遊技機1が大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御されていることなどにより、可変表示ゲームを開始するための開始条件は成立していないときに、発生する。
In addition, a start winning
一例として、始動入賞記憶表示エリア5Hには、始動入賞の発生に基づき先に始動条件が成立した可変表示ゲームから順に左から右へと、表示色が変更される複数の表示部位が設けられている。そして、第1始動入賞口に遊技球が進入したことに基づき第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームの始動条件(第1始動条件)が成立したときには、通常非表示(透過色)となっている表示部位のうちの1つ(例えば非表示となっている表示部位のうち左端の表示部位)を青色表示に変化させる。また、第2始動入賞口に遊技球が進入したことに基づき第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームの始動条件(第2始動条件)が成立したときには、通常非表示となっている表示部位のうちの1つを赤色表示に変化させる。その後、第1特図を用いた特図ゲームの開始条件(第1開始条件)と第2特図を用いた特図ゲームの開始条件(第2開始条件)のいずれかが成立したときには、例えば左端の表示部位における表示を除去するとともに、各表示部位における表示を1つずつ左方向に移動させる。このとき、青色表示や赤色表示に変化していた表示部位のうちの1つ(例えば表示色が変化していた表示部位のうち右端の表示部位)は、非表示に戻る。ここで、この実施の形態では、保留記憶表示を行う際に、可変表示ゲームの始動条件が成立したことに基づく特図保留記憶数は特定できたものの、その始動条件が第1始動条件であるか第2始動条件であるかを特定できない場合に、例えば特図保留記憶数に対応する個数の表示部位を灰色に変化させることなどにより、特図保留記憶数の表示態様を所定の表示態様に変更する。
As an example, the start winning
なお、始動入賞記憶表示エリア5Hでは、特図保留記憶数を示す数字を表示することなどにより、特図保留記憶数を遊技者等が認識できるようにしてもよい。始動入賞記憶表示エリア5Hとともに、あるいは始動入賞記憶表示エリア5Hに代えて、特図保留記憶数を表示する表示器を設けるようにしてもよい。図1に示す例では、始動入賞記憶表示エリア5Hとともに、第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4Bの上部に、特図保留記憶数を特定可能に表示するための第1保留表示器25Aと第2保留表示器LED25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に進入した有効始動入賞球数としての第1保留記憶数を特定可能に表示する。第2保留表示器25Bは、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に進入した有効始動入賞球数としての第2保留記憶数を特定可能に表示する。第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bはそれぞれ、例えば第1保留記憶数と第2保留記憶数のそれぞれにおける上限値(例えば「4」)に対応した個数(例えば4個)のLEDを含んで構成されている。
In the start winning
画像表示装置5の下方には、普通入賞球装置6Aと、普通可変入賞球装置6Bとが設けられている。普通入賞球装置6Aは、例えば所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる第1始動入賞口を形成する。普通可変入賞球装置6Bは、所定の普通電動役物用ソレノイドによって垂直位置となる閉鎖状態と傾動位置となる開放状態とに変化する一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物(普通電動役物)を備え、第2始動入賞口を形成する。一例として、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用ソレノイドがオフ状態であるときに可動翼片が垂直位置となることにより、遊技球が第2始動入賞口に進入不可能な閉鎖状態となる。その一方で、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用ソレノイドがオン状態であるときに可動翼片が傾動位置となることにより、遊技球が第2始動入賞口に進入可能な開放状態となる。なお、普通可変入賞球装置6Bは、普通電動役物用ソレノイドがオフ状態であるときでも、第2始動入賞口には遊技球が進入可能であるものの、普通電動役物用ソレノイドがオン状態であるときよりも遊技球が進入する可能性が低くなるように構成してもよい。
Below the
普通入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口に進入した遊技球は、例えば図2に示す第1始動口スイッチ22Aによって検出される。普通可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口に進入した遊技球は、例えば図2に示す第2始動口スイッチ22Bによって検出される。第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第1保留記憶数が所定の上限値(例えば「4」)以下であれば、第1始動条件が成立する。第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第2保留記憶数が所定の上限値以下であれば、第2始動条件が成立する。なお、第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことに基づいて払い出される賞球の個数と、第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことに基づいて払い出される賞球の個数は、互いに同一の個数であってもよいし、異なる個数であってもよい。
A game ball that has entered the first start winning opening formed in the normal
普通入賞球装置6Aと普通可変入賞球装置6Bの下方には、特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、所定の大入賞口扉用ソレノイドによって開閉駆動される大入賞口扉を備え、その大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する大入賞口を形成する。一例として、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用ソレノイドがオフ状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を閉鎖状態にする。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用ソレノイドがオン状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を開放状態にする。特別可変入賞球装置7に形成された大入賞口に進入した遊技球は、例えば図2に示すカウントスイッチ23によって検出される。カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば15個)の遊技球が賞球として払い出される。
A special variable winning
遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左側方)には、普通図柄表示器20が設けられている。一例として、普通図柄表示器20は、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bと同様に7セグメントやドットマトリクスのLED等から構成され、特別図柄とは異なる複数種類の識別情報である普通図柄(「普図」あるいは「普通図」ともいう)を変動可能に表示(可変表示)する。このような普通図柄の可変表示は、普図ゲーム(「普通図ゲーム」ともいう)と称される。普通図柄表示器20は、例えば「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成される複数種類の普通図柄を可変表示する。複数種類の普通図柄には、それぞれに対応した図柄番号が付されている。一例として、「0」〜「9」を示す数字それぞれには、「0」〜「9」の図柄番号が付され、「−」を示す記号には、「10」の図柄番号が付されていればよい。なお、普通図柄表示器20は、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等を普通図柄として可変表示するものに限定されず、例えば「○」と「×」とを示す装飾ランプ(またはLED)を交互に点灯させることや、「左」、「中」、「右」といった複数の装飾ランプ(またはLED)を所定順序で点灯させることにより、普通図柄を可変表示するものであってもよい。普通図柄表示器20の上方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、通過ゲート41を通過した有効通過球数としての普図保留記憶数を表示する。
A
遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車及び多数の障害釘が設けられている。また、第1始動入賞口、第2始動入賞口及び大入賞口とは異なる入賞口として、例えば所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる一般入賞口が1つ又は複数設けられてもよい。この場合には、一般入賞口のいずれかに進入した遊技球が所定の一般入賞球スイッチによって検出されたことに基づき、所定個数(例えば10個)の遊技球が賞球として払い出されればよい。遊技領域の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L、8Rが設けられており、さらに遊技領域周辺部には、遊技効果ランプ9が設けられている。パチンコ遊技機1の遊技領域における各構造物(例えば普通入賞球装置6A、普通可変入賞球装置6B、特別可変入賞球装置7等)の周囲には、装飾用LEDが配置されていてもよい。
In addition to the above-described configuration, the surface of the
遊技機用枠3の右下部位置には、遊技媒体としての遊技球を遊技領域に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル(操作ノブ)が設けられている。例えば、打球操作ハンドルは、遊技者等による操作量(回転量)に応じて遊技球の弾発力を調整する。打球操作ハンドルには、打球発射装置が備える発射モータの駆動を停止させるための単発発射スイッチや、タッチリング(タッチセンサ)が設けられていればよい。遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、打球発射装置へと供給可能に保持(貯留)する上皿が設けられている。例えば上皿の上面における手前側の所定位置には、押下操作などにより遊技者が操作可能な操作ボタン30が設置されている。
At the lower right position of the
普通図柄表示器20による普図ゲームは、遊技領域に設けられた通過ゲート41を通過した遊技球が図2に示すゲートスイッチ21によって検出されたことといった、普通図柄表示器20にて普通図柄の可変表示を実行するための普図始動条件が成立した後に、例えば前回の普図ゲームが終了したことといった、普通図柄の可変表示を開始するための普図開始条件が成立したことに基づいて、開始される。この普図ゲームでは、普通図柄の変動を開始させた後、所定時間が経過すると、普通図柄の可変表示結果となる確定普通図柄を停止表示(導出表示)する。このとき、確定普通図柄として、例えば「7」を示す数字といった、特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となる。その一方、確定普通図柄として、例えば「7」を示す数字以外の数字や記号といった、普図当り図柄以外の普通図柄が停止表示されれば、普通図柄の可変表示結果が「普図ハズレ」となる。普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となったことに対応して、普通可変入賞球装置6Bを構成する電動チューリップの可動翼片が傾動位置となる開放制御が行われ、所定時間が経過すると垂直位置に戻る閉鎖制御が行われる。
In the normal game with the
第1特別図柄表示装置4Aによる特図ゲームは、普通入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口に進入した遊技球が図2に示す第1始動口スイッチ22Aによって検出されたことなどにより第1始動条件が成立した後に、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態あるいは小当り遊技状態が終了したことなどにより第1開始条件が成立したことに基づいて、開始される。第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲームは、普通可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口に進入した遊技球が図2に示す第2始動口スイッチ22Bによって検出されたことなどにより第2始動条件が成立した後に、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態あるいは小当り遊技状態が終了したことなどにより第2開始条件が成立したことに基づいて、開始される。
The special symbol game by the first special
第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲームでは、特別図柄の可変表示を開始させた後、所定時間が経過すると、特別図柄の可変表示結果となる確定特別図柄を停止表示(導出表示)する。このとき、確定特別図柄として特定の特別図柄(大当り図柄)が停止表示されれば、特定表示結果としての「大当り」となり、大当り図柄とは異なる所定の特別図柄(小当り図柄)が停止表示されれば、所定表示結果としての「小当り」となり、大当り図柄や小当り図柄以外の特別図柄が停止表示されれば「ハズレ」となる。特図ゲームでの可変表示結果が「大当り」になった後には、特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御される。また、特図ゲームでの可変表示結果が「小当り」になった後には、大当り遊技状態とは異なる小当り遊技状態に制御される。この実施の形態におけるパチンコ遊技機1では、一例として、「1」、「3」、「7」を示す数字を大当り図柄とし、「5」を示す数字を小当り図柄とし、「−」を示す記号をハズレ図柄としている。なお、第1特別図柄表示装置4Aによる特図ゲームにおける大当り図柄や小当り図柄、ハズレ図柄といった各図柄は、第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲームにおける各図柄とは異なる特別図柄となるようにしてもよいし、双方の特図ゲームにおいて共通の特別図柄が大当り図柄や小当り図柄、ハズレ図柄となるようにしてもよい。
In the special symbol game by the first special
この実施の形態では、大当り図柄となる「1」、「3」、「7」の数字を示す特別図柄のうち、「3」、「7」の数字を示す特別図柄を15ラウンド大当り図柄とし、「1」の数字を示す特別図柄を2ラウンド大当り図柄とする。特図ゲームにおける確定特別図柄として15ラウンド大当り図柄が停止表示された後に制御される第1特定遊技状態としての大当り遊技状態(15ラウンド大当り状態)では、特別可変入賞球装置7の開閉板が、第1期間となる所定期間(例えば29秒間)あるいは所定個数(例えば10個)の入賞球が発生するまでの期間にて大入賞口を開放状態とすることにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが実行される。こうしてラウンド中に大入賞口を開放状態とした開閉板は、遊技盤2の表面を落下する遊技球を受け止め、その後に大入賞口を閉鎖状態とすることにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって不利な第2状態に変化させて、1回のラウンドを終了させる。15ラウンド大当り状態では、大入賞口の開放サイクルであるラウンドの実行回数が、第1回数(例えば「15」)となる。ラウンドの実行回数が「15」となる15ラウンド大当り状態における遊技は、15回開放遊技とも称される。
In this embodiment, among the special symbols indicating the numbers “1”, “3”, and “7” that are jackpot symbols, the special symbols indicating the numbers “3” and “7” are 15 round jackpot symbols, A special symbol indicating the number “1” is a two-round jackpot symbol. In the big hit gaming state (15 round big hit state) as the first specific gaming state controlled after the 15 round big hit symbol is stopped and displayed as a confirmed special symbol in the special figure game, the open / close plate of the special variable winning
特図ゲームにおける確定特別図柄として2ラウンド大当り図柄が停止表示された後に制御される第2特定遊技状態としての大当り遊技状態(2ラウンド大当り状態)では、各ラウンドで特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させる期間(開閉板により大入賞口を開放状態とする期間)が、15ラウンド大当り状態における第1期間よりも短い第2期間(例えば0.5秒間)となる。また、2ラウンド大当り状態では、ラウンドの実行回数が、15ラウンド大当り状態における第1回数よりも少ない第2回数(例えば「2」)となる。なお、2ラウンド大当り状態では、各ラウンドで大入賞口を開放状態とする期間が第2期間となることと、ラウンドの実行回数が第2回数となることのうち、少なくともいずれか一方が行われるように制御されればよく、それ以外の制御は15ラウンド大当り状態と同様に行われるようにしてもよい。ラウンドの実行回数が「2」となる2ラウンド大当り状態における遊技は、2回開放遊技とも称される。なお、2ラウンド大当り状態では、各ラウンドで特別可変入賞球装置7とは別個に設けられた所定の入賞球装置を、遊技者にとって不利な第2状態から遊技者にとって有利な第1状態に変化させ、所定期間(第1期間または第2期間)が経過した後に第2状態へと戻すようにしてもよい。
In the big hit gaming state (two round big hit state) as the second specific gaming state controlled after the two round big hit symbol is stopped and displayed as a confirmed special symbol in the special figure game, the special variable winning
また、15ラウンド大当り図柄となる「3」、「7」の数字を示す特別図柄のうち、「3」の数字を示す特別図柄が特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づく15ラウンド大当り状態が終了した後には、特別遊技状態の1つとして、通常状態に比べて特図ゲームにおける特別図柄の変動時間(特図変動時間)が短縮される時短状態に制御される。ここで、通常状態とは、大当り遊技状態等の特定遊技状態や時短状態等の特別遊技状態及び小当り遊技状態以外の遊技状態のことであり、パチンコ遊技機1の初期設定状態(例えばシステムリセットが行われた場合のように、電源投入後に初期化処理を実行した状態)と同一の制御が行われる。時短状態は、所定回数(例えば100回)の特図ゲームが実行されることと、可変表示結果が「大当り」となることのうち、いずれかの条件が先に成立したときに、終了すればよい。なお、特図ゲームにおける確定特別図柄として15ラウンド大当り図柄のうち「3」の数字を示す特別図柄が停止表示されたことに基づく15ラウンド大当り状態が終了した後には、時短状態とはならずに通常状態となるようにしてもよい。こうした「3」の数字を示す特別図柄のように、特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づく大当り遊技状態が終了した後に時短状態や通常状態に制御される15ラウンド大当り図柄は、通常大当り図柄(「非確変大当り図柄」ともいう)と称される。
Further, among the special symbols indicating the numbers “3” and “7” which are the 15-round jackpot symbol, the special symbol indicating the number “3” is stopped and displayed as the confirmed special symbol in the
15ラウンド大当り図柄となる「3」、「7」の数字を示す特別図柄のうち、「7」の数字を示す特別図柄が特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づく15ラウンド大当り状態が終了した後や、2ラウンド大当り図柄となる「1」の数字を示す特別図柄が特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づく2ラウンド大当り状態が終了した後には、時短状態とは異なる特別遊技状態の1つとして、例えば通常状態に比べて特図変動時間が短縮されるとともに、継続して確率変動制御(確変制御)が行われる確変状態(高確率遊技状態)に制御される。この確変状態では、各特図ゲームや飾り図柄の可変表示において、可変表示結果が「大当り」となって更に大当り遊技状態に制御される確率が、通常状態よりも高くなるように向上する。このような確変状態は、特図ゲームの実行回数にかかわりなく、次に可変表示結果が「大当り」となるまで継続してもよい。これに対して、確変状態となった後に、所定回数(例えば100回)の特図ゲームが実行されることと、可変表示結果が「大当り」となることのうち、いずれかの条件が先に成立したときに、終了するようにしてもよい。また、確変状態において所定回数の特図ゲームが実行されたり可変表示結果が「大当り」となる以前であっても、特図ゲームが開始されるときに、所定の割合で確変状態が終了することがあるようにしてもよい。こうした「7」の数字を示す特別図柄のように、特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づく大当り遊技状態が終了した後に確変状態に制御される15ラウンド大当り図柄は、確変大当り図柄と称される。 Out of the special symbols showing the numbers “3” and “7” that will be the 15-round jackpot symbol, the 15-round jackpot is based on the special symbol showing the number “7” being stopped and displayed as a confirmed special symbol in the special game. After the state is over, or after the two round jackpot state is over based on the fact that the special symbol indicating the number “1” that becomes the two-round jackpot symbol is stopped and displayed as the confirmed special symbol in the special figure game, As one of the special game states different from the normal game state, for example, the special figure change time is shortened compared to the normal state, and the probability change state (high probability game state) in which probability change control (probability change control) is continuously performed is controlled. Is done. In this probability change state, the variable display result of each special figure game and the decorative symbol variable display is improved so that the probability that the variable display result becomes “big hit” and is further controlled to the big hit gaming state is higher than in the normal state. Such a probability change state may be continued until the next variable display result is a “hit” regardless of the number of executions of the special game. On the other hand, after the certainty change state is reached, any one of the conditions that the special game is executed a predetermined number of times (for example, 100 times) and the variable display result is “big hit” is first. You may make it complete | finish when it is materialized. In addition, even before the special figure game is executed a predetermined number of times in the probability variation state or before the variable display result is “big hit”, the probability variation state ends at a predetermined rate when the special figure game is started. There may be. Like the special symbol indicating the number “7”, the 15 round jackpot symbol that is controlled to be probable after the jackpot gaming state based on being stopped and displayed as a confirmed special symbol in the special symbol game is It is called a symbol.
特図ゲームにおける確定特別図柄として小当り図柄が停止表示された後には、大当り遊技状態とは異なる小当り遊技状態に制御される。この小当り遊技状態では、2ラウンド大当り状態と同様に特別可変入賞装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させる可変入賞動作が行われる。すなわち、小当り遊技状態では、例えば特別可変入賞球装置7が備える開閉板により大入賞口を第2期間にわたり開放状態とする動作が、第2回数に達するまで繰り返し実行される。なお、小当り遊技状態では、2ラウンド大当り状態と同様に、大入賞口を開放状態とする期間が第2期間となることと、大入賞口を開放状態とする動作の実行回数が第2回数となることのうち、少なくともいずれか一方が行われるように制御されればよい。小当り遊技状態が終了した後には、遊技状態の変更が行われず、可変表示結果が「小当り」となる以前の遊技状態に継続して制御されることになる。可変入賞動作により大入賞口を開放状態とする回数が「2」である小当り遊技状態における遊技は、2ラウンド大当り状態における遊技と同様に、2回開放遊技とも称される。なお、2ラウンド大当り状態における各ラウンドで特別可変入賞球装置7とは別個に設けられた入賞球装置を第1状態に変化させる場合には、小当り遊技状態でも、2ラウンド大当り状態と同様の態様で、その入賞球装置を第1状態に変化させるようにすればよい。
After the small hit symbol is stopped and displayed as the confirmed special symbol in the special symbol game, the small hit game state different from the big hit game state is controlled. In this small hit gaming state, a variable winning operation for changing the special
確変状態や時短状態では、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける普通図柄の変動時間(普図変動時間)を通常状態のときよりも短くする制御や、各回の普図ゲームで普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となる確率を通常状態のときよりも向上させる制御、可変表示結果が「普図当り」となったことに基づく普通可変入賞球装置6Bにおける可動翼片の傾動時間を通常状態のときよりも長くする制御、その傾動回数を通常状態のときよりも増加させる制御といった、第2始動入賞口に遊技球が進入する可能性を高めて第2始動条件が成立しやすくなることで遊技者にとって有利となる制御が行われる。なお、確変状態や時短状態では、これらの制御のいずれか1つが行われるようにしてもよいし、複数の制御が組み合わせられて行われるようにしてもよい。確変状態と時短状態とでは、行われる制御が異なるようにしてもよいし、行われる制御の組合せ(同一の制御を含んでも含まなくてもよい)が異なるようにしてもよい。
In the probabilistic state or the short time state, the normal
画像表示装置5の表示領域では、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bによる特別図柄の可変表示に対応して、飾り図柄の可変表示が行われる。すなわち、画像表示装置5の表示領域では、第1開始条件と第2開始条件のいずれか一方が成立したことに基づいて、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄の変動を開始させ、例えば「左」→「右」→「中」といった所定順序で飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄を停止表示(導出表示)する。なお、確定飾り図柄を停止表示する手順としては、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて所定順序で飾り図柄を停止表示するものに限定されず、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて同時に確定飾り図柄となる飾り図柄を停止表示するものが含まれていてもよい。
In the display area of the
飾り図柄の可変表示が開始されてから「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける確定飾り図柄の停止表示により可変表示が終了するまでの期間では、飾り図柄の可変表示状態が所定のリーチ状態となることがある。ここで、リーチ状態とは、画像表示装置5の表示領域にて停止表示された飾り図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない飾り図柄(「リーチ変動図柄」ともいう)については変動が継続している表示状態、あるいは、全部または一部の飾り図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示状態のことである。具体的には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける一部(例えば「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rなど)では予め定められた大当り組合せを構成する飾り図柄(例えば「7」の英数字を示す飾り図柄)が停止表示されているときに未だ停止表示していない残りの飾り図柄表示エリア(例えば「中」の飾り図柄表示エリア5Cなど)では飾り図柄が変動している表示状態、あるいは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部または一部で飾り図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示状態である。また、リーチ状態となったことに対応して、画像表示装置5の表示領域に飾り図柄とは異なるキャラクタ画像(人物等を模した演出画像)を表示させたり、背景画像の表示態様を変化させたり、飾り図柄の変動態様を変化させたりすることがある。このようなキャラクタ画像の表示や背景画像の表示態様の変化、飾り図柄の変動態様の変化を、リーチ演出表示(あるいは単にリーチ演出)という。
In the period from the start of variable display of decorative symbols to the end of variable display due to the stop display of the fixed decorative symbols in the “left”, “middle”, and “right” decorative
また、飾り図柄の可変表示中には、リーチ演出とは異なり、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となる可能性があることや、可変表示結果が「大当り」となる可能性があることを、飾り図柄の可変表示態様などにより遊技者に報知するための特定演出が実行されることがある。この実施の形態では、「滑り」、「擬似連」、「イントロ」、「発展チャンス目」、「発展チャンス目終了」といった特定演出が実行可能に設定されている。 In addition, during the variable display of decorative symbols, unlike the reach effect, the variable display state of decorative symbols may become the reach state, and the variable display result may be a “hit” In some cases, a specific effect for informing the player by a variable display mode of a decorative design or the like may be executed. In this embodiment, specific effects such as “sliding”, “pseudo-continuous”, “intro”, “development opportunity”, and “end of development opportunity” are set to be executable.
「滑り」の特定演出では、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、2つ以上の飾り図柄表示エリア(例えば「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rなど)にて飾り図柄を仮停止表示させた後、その仮停止表示した飾り図柄表示エリアのうち所定数(例えば「1」または「2」)の飾り図柄表示エリア(例えば「左」の飾り図柄表示エリア5Lと「右」の飾り図柄表示エリア5Rのいずれか一方または双方)にて飾り図柄を再び変動させた後に停止表示させることで、停止表示する飾り図柄を変更させる演出表示が行われる。なお、仮停止表示では、飾り図柄が停留して表示される一方で、例えば揺れ変動表示を行うことや短時間の停留だけで直ちに飾り図柄を再変動させることなどによって、遊技者に停止表示された飾り図柄が確定しない旨を報知すればよい。あるいは、仮停止表示でも、停止表示された飾り図柄が確定したと遊技者が認識する程度に飾り図柄を停留させてから、飾り図柄を再変動させるようにしてもよい。
In the specific effect of “sliding”, the decorative symbols are changed in all of the decorative symbols display
「擬似連」の特定演出では、特図ゲームの第1開始条件と第2開始条件のいずれか一方が1回成立したことに基づき、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄を仮停止表示させた後、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄を再び変動(擬似連変動)させる演出表示を、所定回(例えば最大4回まで)行うことができる。一例として、「擬似連」の特定演出では、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、図3(A)に示す擬似連チャンス目GC1〜GC8のいずれかを構成する飾り図柄が仮停止表示される。ここで、「左図柄」は「左」の飾り図柄表示エリア5Lに表示(停止表示または仮停止表示)される飾り図柄であり、「中図柄」は「中」の飾り図柄表示エリア5Cに表示される飾り図柄であり、「右図柄」は「右」の飾り図柄表示エリア5Rに表示される飾り図柄である。なお、擬似連チャンス目GC1〜GC8は、特殊組合せに含まれる飾り図柄の組合せとして、予め定められていればよい。
In the specific effect of “pseudo-ream”, “left”, “middle”, and “right” decorative symbols are displayed based on the fact that one of the first start condition and the second start condition of the special game is established once. After the decorative symbols are changed in all of the
「イントロ」の特定演出では、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて確定飾り図柄が停止表示(最終停止表示)される以前に、例えばリーチ演出にて行われる演出表示の導入部分といった、所定の演出表示が行われる。
In the specific effect of “Intro”, the decorative symbols are changed in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative
「発展チャンス目」の特定演出では、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、予め定められた特殊組合せに含まれる発展チャンス目を構成する飾り図柄を仮停止表示させた後、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態として所定のリーチ演出が開始される。一例として、「発展チャンス目」の特定演出では、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、図3(B)に示す発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかを構成する飾り図柄が仮停止表示される。そのため、発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかが仮停止表示されることにより、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となることや、リーチ状態となった後に可変表示結果が「大当り」となることに対する、遊技者の期待感が高められる。
In the specific development of “Development Opportunity”, the decorative symbols are changed in all of the decorative symbols display
「発展チャンス目終了」の特定演出では、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、発展チャンス目として予め定められた組合せの飾り図柄を、確定飾り図柄として停止表示(最終停止表示)させる演出表示が行われる。一例として、「発展チャンス目終了」の特定演出では、「発展チャンス目」の特定演出で仮停止表示される発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかが、確定飾り図柄として停止表示される。
In the specific production of “end of development opportunity”, the decorative symbols are changed in all of the decorative symbols display
さらに、飾り図柄の可変表示中には、リーチ演出や特定演出とは異なり、例えば所定のキャラクタ画像やメッセージ画像を表示することなどといった、飾り図柄の可変表示態様以外の表示態様により、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となる可能性があることや、可変表示結果が「大当り」となる可能性があることを、遊技者に報知するための予告演出が実行されることがある。この実施の形態では、「キャラクタ表示」、「ステップアップ画像」、「メール表示」といった予告演出が実行可能に設定されている。 Furthermore, during the variable display of the decorative pattern, unlike the reach effect or the specific effect, for example, by displaying the decorative pattern in a display mode other than the variable display mode of the decorative pattern, such as displaying a predetermined character image or message image. A notice effect may be executed to notify the player that the variable display state may become a reach state and that the variable display result may be a “hit”. In this embodiment, notice effects such as “character display”, “step-up image”, and “mail display” are set to be executable.
「キャラクタ表示」の予告演出では、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、2つ以上の飾り図柄表示エリア(例えば「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rなど)にて飾り図柄を仮停止表示させる以前に、画像表示装置5の表示領域における所定位置に予め用意されたキャラクタ画像を表示させる演出表示が行われる。
In the “character display” notice effect, the decorative symbols are changed in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative
「ステップアップ画像」の予告演出では、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、2つ以上の飾り図柄表示エリアにて飾り図柄を仮停止表示させる以前に、画像表示装置5の表示領域にて、予め用意された複数種類の演出画像を所定の順番に従って切り替えて表示させる演出表示が行われることがある。なお、「ステップアップ画像」の予告演出では、予め用意された複数種類の演出画像のうちいずれか1つ(例えば所定の順番において最初に表示される演出画像など)が表示された後、演出画像が切り替えられることなく、予告演出における演出表示を終了させることがあるようにしてもよい。
In the “step-up image” notice effect, the decorative symbols are changed in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative
「メール表示」の予告演出では、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、2つ以上の飾り図柄表示エリアにて飾り図柄を仮停止表示させる以前に、遊技者により操作ボタン30が操作されたことに応じて、例えば画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示を変更させるといった、演出動作が変化する演出表示が行われる。
In the notice display of “mail display”, two or more decorative symbols are displayed after the decorative symbols are changed in all of the decorative symbols display
特図ゲームにおける確定特別図柄として、ハズレ図柄となる特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示が開始されてから、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態とならずに、所定の非リーチ組合せとなる確定飾り図柄、あるいは、特殊組合せのうち発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかとなる確定飾り図柄が、停止表示されることがある。このような飾り図柄の可変表示態様は、可変表示結果が「ハズレ」となる場合における「非リーチ」(「通常ハズレ」ともいう)の可変表示態様と称される。 If a special symbol that will be a lost symbol is stopped and displayed as a special symbol to be confirmed in the special symbol game, the decorative symbol variable display state will not reach the reach state after the variable symbol variable display starts. There is a case where a fixed decorative symbol that is a non-reach combination or a fixed decorative symbol that is one of the development chances HC1 to HC8 in the special combination is stopped and displayed. Such a decorative display variable display mode is referred to as a “non-reach” (also referred to as “normal loss”) variable display mode when the variable display result is “losing”.
特図ゲームにおける確定特別図柄として、ハズレ図柄となる特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示が開始されてから、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して、リーチ演出が実行された後に、あるいは、リーチ演出が実行されずに、所定のリーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されることがある。このような飾り図柄の可変表示結果は、可変表示結果が「ハズレ」となる場合における「リーチ」(「リーチハズレ」ともいう)の可変表示態様と称される。 When a special symbol that becomes a losing symbol is stopped and displayed as a confirmed special symbol in the special symbol game, it corresponds to the fact that the decorative symbol variable display state has reached the reach state after the decorative symbol variable display has started. Then, after the reach effect is executed, or when the reach effect is not executed, a confirmed decorative pattern that becomes a predetermined reach-losing combination may be stopped and displayed. Such a variable display result of the decorative design is referred to as a variable display mode of “reach” (also referred to as “reach lose”) when the variable display result is “losing”.
特図ゲームにおける確定特別図柄として、15ラウンド大当り図柄となる特別図柄のうち通常大当り図柄である「3」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して、所定のリーチ演出が実行された後に、あるいは、リーチ演出が実行されずに、所定の通常大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示される。ここで、通常大当り組合せとなる確定飾り図柄は、例えば画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて可変表示される図柄番号が「1」〜「8」の飾り図柄のうち、図柄番号が偶数「2」、「4」、「6」、「8」である飾り図柄のいずれか1つが、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて所定の有効ライン上に揃って停止表示されるものであればよい。このように通常大当り組合せを構成する図柄番号が偶数「2」、「4」、「6」、「8」である飾り図柄は、通常図柄(「非確変図柄」ともいう)と称される。そして、特図ゲームにおける確定特別図柄が通常大当り図柄となることに対応して、所定のリーチ演出が実行された後に、あるいは、リーチ演出が実行されずに、通常大当り組合せの確定飾り図柄が停止表示される飾り図柄の可変表示態様は、可変表示結果が「大当り」となる場合における「通常」(「通常大当り」ともいう)の可変表示態様と称される。こうして「通常」の可変表示態様により可変表示結果が「大当り」となった後には、15ラウンド大当り遊技状態に制御され、その15ラウンド大当り状態が終了すると、時短状態または通常状態に制御されることになる。
When the special symbol indicating the number “3”, which is a normal big hit symbol, is stopped and displayed as a special symbol to be confirmed in the special figure game as the 15 round big hit symbol, the variable symbol display state of the decorative symbol is reached. Corresponding to the state, after the predetermined reach effect is executed, or the reach effect is not executed, the fixed decorative symbol that becomes the predetermined normal jackpot combination is stopped and displayed. Here, for example, the symbol pattern that is variably displayed in the “left”, “middle”, and “right” decorative
特図ゲームにおける確定特別図柄として、15ラウンド大当り図柄となる特別図柄のうち確変大当り図柄である「7」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して、飾り図柄の可変表示態様が「通常」である場合と同様のリーチ演出が実行された後に、あるいは、リーチ演出が実行されずに、所定の確変大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されることがある。ここで、確変大当り組合せとなる確定飾り図柄は、例えば画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて可変表示される図柄番号が「1」〜「8」の飾り図柄のうち、図柄番号が奇数「1」、「3」、「5」、「7」である飾り図柄のいずれか1つが、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて所定の有効ライン上に揃って停止表示されるものであればよい。このように確変大当り組合せを構成する図柄番号が奇数「1」、「3」、「5」、「7」である飾り図柄は、確変図柄と称される。そして、特図ゲームにおける確定特別図柄が確変大当り図柄となることに対応して、飾り図柄の可変表示態様が「通常」である場合と同様のリーチ演出が実行された後に、あるいは、リーチ演出が実行されずに、確変大当り組合せの確定飾り図柄が停止表示される飾り図柄の可変表示態様は、可変表示結果が「大当り」となる場合における「第1確変」の可変表示態様と称される。こうして「第1確変」の可変表示態様により可変表示結果が「大当り」となった後には、15ラウンド大当り状態に制御され、その15ラウンド大当り状態が終了すると、確変状態に制御されることになる。
When the special symbol indicating the number “7”, which is the probability variable big hit symbol, is stopped and displayed as a special symbol to be confirmed in the special figure game as a 15-round big hit symbol, the variable display state of the decorative symbol is reached. Corresponding to the state, after the reach effect similar to the case where the decorative symbol variable display mode is “normal” or after the reach effect is not executed, the predetermined probability variation big hit combination and May be displayed in a stopped manner. Here, for example, the symbol numbers that are variably displayed in the decorative
特図ゲームにおける確定特別図柄として、15ラウンド大当り図柄となる特別図柄のうち確変大当り図柄である「7」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して、可変表示態様が「通常」である場合とは異なるリーチ演出が実行された後に、所定の確変大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されることがある。このように特図ゲームにおける確定特別図柄が確変大当り図柄となることに対応して、飾り図柄の可変表示態様が「通常」である場合とは異なるリーチ演出が実行された後に、確変大当り組合せの確定飾り図柄が停止表示される飾り図柄の可変表示態様は、可変表示結果が「大当り」となる場合における「第2確変」の可変表示態様と称される。こうして「第2確変」の可変表示態様により可変表示結果が「大当り」となった後には、15ラウンド大当り状態に制御され、その15ラウンド大当り状態が終了すると、確変状態に制御されることになる。 When the special symbol indicating the number “7”, which is the probability variable big hit symbol, is stopped and displayed as a special symbol to be confirmed in the special figure game as a 15-round big hit symbol, the variable display state of the decorative symbol is reached. Corresponding to the state, after the reach effect different from the case where the variable display mode is “normal” is executed, the fixed decorative symbol that becomes a predetermined probability variation big hit combination may be stopped and displayed. In this way, in response to the confirmed special symbol in the special figure game becoming a probable big hit symbol, after the reach effect different from the case where the decorative symbol variable display mode is “normal” is executed, The variable display mode of the decorative pattern in which the fixed decorative pattern is stopped and displayed is referred to as a “second probability variable” variable display mode when the variable display result is “big hit”. Thus, after the variable display result is “big hit” by the variable display mode of “second positive change”, it is controlled to the 15 round big hit state, and when the 15 round big hit state ends, it is controlled to the positive change state. .
特図ゲームにおける確定特別図柄として、15ラウンド大当り図柄となる特別図柄のうち確変大当り図柄である「7」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して、飾り図柄の可変表示態様が「通常」である場合と同様のリーチ演出が実行された後に、あるいは、リーチ演出が実行されずに、通常大当り組合せの確定飾り図柄が停止表示されることがある。このように特図ゲームにおける確定特別図柄が確変大当り図柄となることに対応して、飾り図柄の可変表示態様が「通常」である場合と同様のリーチ演出が実行された後に、あるいは、リーチ演出が実行されずに、通常大当り組合せの確定飾り図柄が停止表示される飾り図柄の可変表示態様は、可変表示結果が「大当り」となる場合における「第3確変」の可変表示態様と称される。こうして「第3確変」の可変表示態様により可変表示結果が「大当り」となった後には、15ラウンド大当り状態に制御され、その15ラウンド大当り状態が終了すると、確変状態に制御されることになる。 When the special symbol indicating the number “7”, which is the probability variable big hit symbol, is stopped and displayed as a special symbol to be confirmed in the special figure game as a 15-round big hit symbol, the variable display state of the decorative symbol is reached. Corresponding to the state, after the reach effect similar to the case where the decorative symbol variable display mode is “normal” or after the reach effect is not executed, the normal jackpot combination fixed decoration Symbols may be stopped and displayed. Corresponding to the fact that the confirmed special symbol in the special figure game becomes the probable big hit symbol, the reach effect similar to the case where the decorative symbol variable display mode is “normal” is executed, or the reach effect. Is not executed, and the variable display mode of the decorative pattern in which the fixed decorative pattern of the normal jackpot combination is stopped and displayed is referred to as the “third probability change” variable display mode when the variable display result is “big hit”. . Thus, after the variable display result is “big hit” by the variable display mode of “third probability change”, the game is controlled to the 15 round big hit state, and when the 15 round big hit state ends, it is controlled to the probability changed state. .
このように、飾り図柄の可変表示態様が「第1確変」や「第2確変」となる場合には、飾り図柄の可変表示にて確変大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されることで、15ラウンド大当り状態に制御された後に確変状態となることが確定する。その一方で、飾り図柄の可変表示態様が「第3確変」となる場合には、可変表示態様が「通常」となる場合と同様に、飾り図柄の可変表示にて通常大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示される。そのため、可変表示態様が「第3確変」となる場合には、確変状態となるか否かを、飾り図柄の可変表示結果からは遊技者が認識することはできない。すなわち、確変大当り組合せとなる確定飾り図柄は、大当り遊技状態に制御されることが確定する特定表示結果に含まれるとともに、確変状態に制御されることが確定する特別表示結果に含まれる。その一方で、通常大当り組合せとなる確定飾り図柄は、確変状態に制御されることが確定しない特別表示結果以外の特定表示結果に含まれる。 As described above, when the decorative symbol variable display mode is “first probability variation” or “second probability variation”, the fixed symbol design that is a probability variation big hit combination is stopped and displayed in the variable symbol variable display. , It is determined that the probability change state is reached after being controlled to the 15 round big hit state. On the other hand, when the variable display mode of the decorative pattern is “third probability variation”, the fixed decoration which is normally a big hit combination in the variable display of the decorative pattern is the same as when the variable display mode is “normal”. The symbol is stopped and displayed. For this reason, when the variable display mode is “third probability variation”, the player cannot recognize whether or not the probability variation state is obtained from the variable symbol display result of the decorative symbols. That is, the confirmed decorative symbol that is a probable big hit combination is included in the specific display result that is determined to be controlled to the big hit gaming state, and is included in the special display result that is determined to be controlled in the probable state. On the other hand, the confirmed decorative pattern that is normally a big hit combination is included in the specific display result other than the special display result that is not determined to be controlled to the probability variation state.
特図ゲームにおける確定特別図柄として、2ラウンド大当り図柄となる「1」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態とならずに、所定の非リーチ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されること、あるいは、図3(B)に示す発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかとなる確定飾り図柄が停止表示されること、あるいは、図3(C)に示す突確チャンス目TC1〜TC4のいずれかとなる確定飾り図柄が停止表示されることがある。なお、突確チャンス目TC1〜TC4は、特殊組合せに含まれる飾り図柄の組合せとして、予め定められていればよい。また、特図ゲームにおける確定特別図柄として、2ラウンド大当り図柄となる「1」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して、所定のリーチ演出が実行された後、あるいは、リーチ演出が実行されずに、所定のリーチ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されることがある。このように特図ゲームにおける確定特別図柄が2ラウンド大当り図柄である「1」の数字を示す特別図柄となることに対応して、各種の確定飾り図柄が停止表示される飾り図柄の可変表示態様は、可変表示結果が「大当り」となる場合における「突確」(「突確大当り」あるいは「突然確変大当り」ともいう)の可変表示態様と称される。こうして「突確」の可変表示態様により可変表示結果が「大当り」となった後には、2ラウンド大当り状態に制御され、その2ラウンド大当り状態が終了すると、確変状態に制御されることになる。 When a special symbol indicating the number “1” that is a two-round jackpot symbol is stopped and displayed as a confirmed special symbol in the special symbol game, the decorative symbol variable display state does not reach the reach state, and a predetermined non- A fixed decorative symbol that is a reach combination is stopped and displayed, or a fixed decorative symbol that is one of the development chances HC1 to HC8 shown in FIG. 3B is stopped or displayed, or FIG. In some cases, the fixed decorative symbol that is one of the random chance items TC1 to TC4 shown in FIG. Note that the chances of success TC1 to TC4 may be determined in advance as combinations of decorative symbols included in the special combination. In addition, when the special symbol indicating the number “1”, which is a two-round jackpot symbol, is stopped and displayed as a confirmed special symbol in the special symbol game, the variable symbol display state of the decorative symbol is changed to the reach state. Then, after the predetermined reach effect is executed, or the reach effect is not executed, the confirmed decorative pattern that becomes the predetermined reach combination may be stopped and displayed. In this way, in response to the confirmed special symbol in the special symbol game becoming a special symbol indicating the number “1”, which is a two-round jackpot symbol, various decorative decorative variable display modes in which various confirmed decorative symbols are stopped and displayed. Is referred to as a variable display mode of “surprise accuracy” (also referred to as “surprise accuracy hit” or “sudden probability change big hit”) when the variable display result is “big hit”. Thus, after the variable display result is “big hit” by the variable display mode of “surprise accuracy”, it is controlled to the two round big hit state, and when the two round big hit state is finished, it is controlled to the probability changing state.
特図ゲームにおける確定特別図柄として、小当り図柄となる「5」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示態様が「突確」である場合と同様にして飾り図柄の可変表示が行われた後、所定の非リーチ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されること、あるいは、図3(B)に示す発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかとなる確定飾り図柄が停止表示されること、あるいは、所定のリーチ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されることがある。このように特図ゲームにおける確定特別図柄が小当り図柄である「5」の数字を示す特別図柄となることに対応して、各種の確定飾り図柄が停止表示される飾り図柄の可変表示態様は、「小当り」の可変表示態様と称される。ここで、図3(C)に示す突確チャンス目TC1〜TC4のいずれかとなる確定飾り図柄は、飾り図柄の可変表示態様が「突確」となる場合に限り停止表示され、可変表示態様が「小当り」となる場合などには確定飾り図柄として停止表示されない。すなわち、飾り図柄の可変表示にて突確チャンス目TC1〜TC4のいずれかとなる確定飾り図柄が停止表示された場合には、「突確」の可変表示態様により可変表示結果が「大当り」となることが確定する。可変表示結果が「小当り」となった後には、2ラウンド大当り状態と同様の可変入賞動作が行われる小当り遊技状態に制御され、その小当り遊技状態が終了すると、遊技状態が変更されないことから、可変表示結果が「小当り」となる以前の遊技状態が継続する。なお、可変表示結果が「小当り」となる可変表示ゲームに対応して、確変状態や時短状態を終了する旨の判定がなされた場合には、小当り遊技状態の終了後に、通常状態へと制御されることになる。 When a special symbol indicating the number “5” as a small hit symbol is stopped and displayed as a confirmed special symbol in the special symbol game, the ornament is displayed in the same manner as when the variable display mode of the decorative symbol is “surprise”. After the variable display of the symbol is performed, the fixed decorative symbol that is a predetermined non-reach combination is stopped or displayed, or the fixed decorative symbol that is one of the development chances HC1 to HC8 shown in FIG. There are cases where the display is stopped, or a fixed decorative pattern that is a predetermined reach combination is stopped. In this way, in response to the confirmed special symbol in the special symbol game becoming a special symbol indicating the number “5” as the small hit symbol, the variable display mode of the decorative symbols on which various confirmed decorative symbols are stopped and displayed is as follows. This is referred to as a “small hit” variable display mode. Here, the confirmed decorative pattern that is one of the chance chance items TC1 to TC4 shown in FIG. 3 (C) is stopped and displayed only when the variable display mode of the decorative pattern is “accurate”, and the variable display mode is “small”. When it is “winning”, it is not stopped and displayed as a confirmed decorative pattern. In other words, when the fixed decorative symbol that is one of the chances of success TC1 to TC4 is stopped and displayed in the variable display of the decorative symbol, the variable display result may be “big hit” due to the variable display mode of “probable”. Determine. After the variable display result is “small hit”, the game is controlled to the small hit gaming state in which the variable winning action similar to the two round big hit state is performed, and when the small hit gaming state ends, the gaming state is not changed. Therefore, the gaming state before the variable display result becomes “small hit” continues. If it is determined that the probability change state or the short-time state is to be ended in response to the variable display game in which the variable display result is “small hit”, the normal state is returned after the end of the small hit gaming state. Will be controlled.
可変表示結果が「大当り」となる場合における飾り図柄の可変表示態様が「通常」、「第1確変」、「第3確変」のいずれかである場合には、飾り図柄の可変表示中に、特定変動表示としての変動中昇格演出が実行されることがある。変動中昇格演出では、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの有効ライン上に通常大当り組合せとなる飾り図柄を仮停止表示させた後に、例えば「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて同一の飾り図柄が揃った状態で再び変動させ、確変大当り組合せとなる飾り図柄と、通常大当り組合せとなる飾り図柄のうちいずれかを、確定飾り図柄として停止表示(最終停止表示)させる。ここで、飾り図柄の可変表示態様が「通常」や「第3確変」であることに対応して変動中昇格演出が実行される場合には、その変動中昇格演出として、仮停止表示させた飾り図柄を再変動させた後に通常大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示する変動中昇格失敗演出が行われる。これに対して、可変表示態様が「第1確変」であることに対応して変動中昇格演出が実行される場合には、その変動中昇格演出として、仮停止表示させた飾り図柄を再変動させた後に確変大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示する変動中昇格成功演出が行われる。
When the variable display mode of the decorative symbol when the variable display result is “big hit” is any one of “normal”, “first probability variation”, and “third probability variation”, There is a case where a promotion effect during change as a specific change display is executed. In the fluctuating promotion effect, the decorative symbols that are normally the big hit combinations are temporarily stopped and displayed on the effective lines of the “left”, “middle”, and “right” decorative
可変表示結果が「大当り」となる場合における飾り図柄の可変表示態様が「通常」と「第3確変」のいずれかである場合には、可変表示結果が停止表示されてから、15ラウンド大当り状態に制御された後、その15ラウンド大当り状態が終了するまでの期間にて、確変状態に制御するか否かの報知演出としての大当り中昇格演出が実行される。ここで、大当り中昇格演出が実行されるタイミングは、可変表示結果が停止表示されてから、15ラウンド大当り状態における最初のラウンドが開始される以前の期間であってもよいし、15ラウンド大当り状態においていずれかのラウンドが実行中の期間であってもよいし、15ラウンド大当り状態においていずれかのラウンドが終了してから次のラウンドが開始されるまでの期間であってもよいし、15ラウンド大当り状態において最終のラウンドが終了してから、次の可変表示ゲームが開始されるまでの期間であってもよい。あるいは、15ラウンド大当り状態の終了後における最初の特別図柄や飾り図柄の変動中に、大当り中昇格演出に相当する演出動作が行われるようにしてもよい。15ラウンド大当り状態において最終のラウンドが終了してから実行される大当り中昇格演出を、特に「エンディング昇格演出」ということもある。 When the variable display result when the variable display result is “big hit”, when the variable display mode of the decorative symbol is “normal” or “third probability change”, the variable display result is stopped and displayed for 15 rounds. After the control, the jackpot promotion effect is executed as a notification effect as to whether or not to control to the probable change state during the period until the 15 round big hit state is finished. Here, the timing at which the jackpot promotion effect is executed may be a period before the start of the first round in the 15 round big hit state after the variable display result is stopped and displayed, or the 15 round big hit state May be a period during which any one of the rounds is being executed, or may be a period from the end of any round to the start of the next round in the 15 round big hit state, or 15 rounds. A period from the end of the last round in the big hit state to the start of the next variable display game may be used. Alternatively, an effect operation corresponding to the promotion effect during the big hit may be performed during the fluctuation of the first special symbol or decorative design after the end of the 15th round big hit state. The jackpot promotion effect executed after the final round in the 15 round jackpot state is sometimes referred to as “ending promotion effect” in particular.
大当り中昇格演出には、確定飾り図柄が通常大当り組合せであるにもかかわらず遊技状態が確変状態となる昇格がある旨を報知する大当り中昇格成功演出と、確変状態となる昇格がない旨を報知する大当り中昇格失敗演出とがある。一例として、大当り中昇格演出では、画像表示装置5の表示領域にて飾り図柄を可変表示させ、通常図柄と、確変図柄のうちいずれかを、演出表示結果として停止表示させる。このとき、大当り中昇格失敗演出では通常図柄を演出表示結果として停止表示させる一方、大当り中昇格成功演出では確変図柄を演出表示結果として停止表示させればよい。他の一例として、大当り中昇格演出では、画像表示装置5の表示領域にてルーレットゲームを示す演出画像の表示を行う。このとき、大当り中昇格失敗演出では回転するルーレットに投入されたボールが「偶数」に入って「残念!」という演出画像の表示を行う一方、大当り中昇格成功演出では回転するルーレットに投入されたボールが「奇数」に入って「確変!」という演出画像の表示を行う。特図ゲームにおける確定特別図柄として「7」の数字を示す特別図柄が停止表示されることに対応して、「第3確変」の可変表示態様により可変表示結果が「大当り」となった後には、大当り遊技状態が終了するまでに、大当り中昇格成功演出を実行することにより、確変状態となる昇格がある旨を報知する。特図ゲームにおける確定特別図柄として「3」の数字を示す特別図柄が停止表示されることに対応して、「通常」の可変表示態様により可変表示結果が「大当り」となった後には、大当り遊技状態が終了するまでに、大当り中昇格成功演出を実行せず、確変状態となる昇格がある旨の報知は行われない。
In the jackpot promotion effect, there is a jackpot promotion promotion effect that informs that there is a promotion that the gaming state becomes a probable change state even though the confirmed decorative pattern is a normal jackpot combination, and that there is no promotion that becomes a probable change state There is a promotion promotion failure during the jackpot to be notified. As an example, in the jackpot promotion effect, the decorative symbol is variably displayed in the display area of the
画像表示装置5の表示領域では、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して「左」の色図柄表示エリア5Aにおける色図柄の可変表示が行われ、第2特別図柄表示装置4Bによる第1特図を用いた特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して「右」の色図柄表示エリア5Bにおける図柄の可変表示が行われる。そして、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームにて確定特別図柄が停止表示されるときには、「左」の色図柄表示エリア5Aにて確定色図柄が停止表示される。一例として、第1特図を用いた特図ゲームにおける確定特別図柄として2ラウンド大当り図柄となる「1」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、「左」の色図柄表示エリア5Aでは確定色図柄として「黄色」を示す色図柄が停止表示される。また、第1特図を用いた特図ゲームにおける確定特別図柄として15ラウンド大当り図柄となる「3」、「7」の数字を示す特別図柄のいずれかが停止表示される場合には、「左」の色図柄表示エリア5Aでは確定色図柄として「赤色」を示す色図柄が停止表示される。さらに、第1特図を用いた特図ゲームにおける確定特別図柄としてハズレ図柄となる「−」の記号を示す特別図柄が停止表示される場合には、「左」の色図柄表示エリア5Aでは確定色図柄として「青色」を示す色図柄が停止表示される。その一方で、第1特図を用いた特図ゲームにおける確定特別図柄として小当り図柄となる「5」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、「左」の色図柄表示エリア5Aでは確定色図柄として「緑色」を示す色図柄が停止表示される。第2特図を用いた特図ゲームにおける確定特別図柄として15ラウンド大当り図柄となる「3」、「7」の数字を示す特別図柄のいずれかが停止表示される場合には、「右」の色図柄表示エリア5Bでは確定色図柄として「赤色」を示す色図柄が停止表示される。第2特図を用いた特図ゲームにおける確定特別図柄としてハズレ図柄となる「−」の記号を示す特別図柄が停止表示される場合には、「右」の色図柄表示エリア5Bでは確定色図柄として「青色」を示す色図柄が停止表示される。
In the display area of the
パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14、払出制御基板15といった、各種の制御基板が搭載されている。また、パチンコ遊技機1には、主基板11と演出制御基板12との間で伝送される各種の制御信号を中継するための中継基板19なども搭載されている。その他にも、パチンコ遊技機1における遊技盤2などの背面には、例えば情報端子基板、発射制御基板、インタフェース基板などといった、各種の基板が配置されている。
The
主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための各種回路が搭載されている。主基板11は、主として、特図ゲームにおいて用いる乱数の設定機能、所定位置に配設されたスイッチ等からの信号の入力を行う機能、演出制御基板12などからなるサブ側の制御基板に宛てて、指令情報の一例となる制御コマンドを制御信号として出力して送信する機能、ホールの管理コンピュータに対して各種情報を出力する機能などを備えている。また、主基板11は、第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bを構成する各LED(例えばセグメントLED)などの点灯/消灯制御を行って第1特図や第2特図の可変表示を制御することや、普通図柄表示器20の点灯/消灯/発色制御などを行って普通図柄表示器20による普通図柄の可変表示を制御することといった、所定の表示図柄の可変表示を制御する機能も備えている。主基板11には、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100や、遊技球検出用の各種スイッチからの検出信号を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送するスイッチ回路110などが搭載されている。
The
演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、中継基板19を介して主基板11から伝送された制御信号を受信して、画像表示装置5、スピーカ8L、8R及び遊技効果ランプ9といった演出用の電気部品による演出動作を制御するための各種回路が搭載されている。すなわち、演出制御基板12は、画像表示装置5における表示動作や、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作の全部または一部、遊技効果ランプ9などにおける点灯/消灯動作の全部または一部といった、演出用の電気部品に所定の演出動作を実行させるための制御内容を決定する機能を備えている。
The
音声制御基板13は、演出制御基板12とは別個に設けられた音声出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データなどに基づき、スピーカ8L、8Rから音声を出力させるための音声信号処理を実行する処理回路などが搭載されている。ランプ制御基板14は、演出制御基板12とは別個に設けられたランプ出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データなどに基づき、遊技効果ランプ9などにおける点灯/消灯駆動を行うランプドライバ回路などが搭載されている。
The
払出制御基板15は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、主基板11から伝送された制御信号を受信して、払出モータ51による遊技球の払出動作を制御するための各種回路が搭載されている。すなわち、払出制御基板15は、払出モータ51による賞球の払出動作を制御する機能を備えている。また、払出制御基板15は、所定のインタフェース基板を介してカードユニットと接続され、カードユニットとの通信結果に応じて払出モータ51の駆動制御を行うことにより、球貸し動作を制御する機能を備えていてもよい。払出制御基板15には、例えば払出制御用マイクロコンピュータ150などが搭載されている。
The
図2に示すように、主基板11には、ゲートスイッチ21、第1及び第2始動口スイッチ22A、22B及びカウントスイッチ23からの検出信号を伝送する配線が接続されている。なお、ゲートスイッチ21、第1及び第2始動口スイッチ22A、22B及びカウントスイッチ23は、例えばセンサと称されるものなどのように、遊技媒体としての遊技球を検出できる任意の構成を有するものであればよい。また、主基板11には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20などの表示制御を行うための指令信号を伝送する配線が接続されている。
As shown in FIG. 2, wiring for transmitting detection signals from the
主基板11から演出制御基板12に向けて伝送される制御信号は、中継基板19によって中継される。主基板11には、例えば中継基板19に対応する主基板側コネクタが設けられ、主基板側コネクタと遊技制御用マイクロコンピュータ100との間には、出力バッファ回路が接続されている。出力バッファ回路は、主基板11から中継基板19を介して演出制御基板12へ向かう方向にのみ信号を通過させることができ、中継基板19から主基板11への信号の入力を阻止する。したがって、演出制御基板12や中継基板19の側から主基板11側に信号が伝わる余地はない。
A control signal transmitted from the
中継基板19には、例えば主基板11から演出制御基板12に対して制御信号を伝送するための配線毎に、伝送方向規制回路が設けられていればよい。各伝送方向規制回路は、主基板11対応の主基板用コネクタにアノードが接続されるとともに演出制御基板12対応の演出制御基板用コネクタにカソードが接続されたダイオードと、一端がダイオードのカソードに接続されるとともに他端がグランド(GND)接続された抵抗とから構成されている。この構成により、各伝送方向規制回路は、演出制御基板12から中継基板19への信号の入力を阻止して、主基板11から演出制御基板12へ向かう方向にのみ信号を通過させることができる。従って、演出制御基板12の側から主基板11側に信号が伝わる余地はない。この実施の形態では、中継基板19において制御信号を伝送するための配線毎に伝送方向規制回路を設けるとともに、主基板11にて遊技制御用マイクロコンピュータ100と主基板側コネクタの間に出力バッファ回路を設けることで、外部から主基板11への不正な信号の入力を防止することができる。
The
中継基板19を介して主基板11から演出制御基板12に対して伝送される制御コマンドは、例えば電気信号として送受信される演出制御コマンドである。演出制御コマンドには、例えば画像表示装置5における画像表示動作を制御するために用いられる表示制御コマンドや、スピーカ8L、8Rからの音声出力を制御するために用いられる音声制御コマンド、遊技効果ランプ9や装飾用LEDの点灯動作などを制御するために用いられるランプ制御コマンドが含まれている。図4(A)は、この実施の形態で用いられる演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。演出制御コマンドは、例えば2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を示し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」とされ、EXTデータの先頭ビットは「0」とされる。なお、図4(A)に示されたコマンド形態は一例であって、他のコマンド形態を用いてもよい。また、この例では、制御コマンドが2つの制御信号で構成されることになるが、制御コマンドを構成する制御信号数は、1であってもよいし、3以上の複数であってもよい。
The control command transmitted from the
図4(A)に示す例において、コマンド8001Hは、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームにおける変動開始を指定する第1変動開始コマンドである。コマンド8002Hは、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおける変動開始を指定する第2変動開始コマンドである。コマンド81XXHは、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rで可変表示される飾り図柄などの変動パターンを指定する変動パターン指定コマンドである。ここで、XXHは不特定の16進数であることを示し、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であればよい。変動パターン指定コマンドでは、指定する変動パターンなどに応じて、異なるEXTデータが設定される。
In the example shown in FIG. 4A, a command 8001H is a first change start command for designating start of change in a special figure game using the first special figure by the first special
コマンド8CXXHは、特別図柄や飾り図柄などの可変表示結果を指定する可変表示結果通知コマンドである。可変表示結果通知コマンドでは、例えば図4(B)に示すように、可変表示結果が「ハズレ」、「大当り」、「小当り」のいずれとなるかの事前判定結果、また、可変表示結果が「大当り」となる場合における飾り図柄の可変表示態様が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」、「突確」のいずれとなるかの大当り種別判定結果に対応して、異なるEXTデータが設定される。より具体的には、コマンド8C00Hは、可変表示結果が「ハズレ」となる旨の判定結果を示す第1可変表示結果通知コマンドである。コマンド8C01Hは、可変表示結果が「大当り」となる場合における飾り図柄の可変表示態様が「通常」となる旨の判定結果を示す第2可変表示結果通知コマンドである。コマンド8C02Hは、可変表示結果が「大当り」となる場合における飾り図柄の可変表示態様が「第1確変」となる旨の判定結果を示す第3可変表示結果通知コマンドである。コマンド8C03Hは、可変表示結果が「大当り」となる場合における飾り図柄の可変表示態様が「第2確変」となる旨の判定結果を示す第4可変表示結果通知コマンドである。コマンド8C04Hは、可変表示結果が「大当り」となる場合における飾り図柄の可変表示態様が「第3確変」となる旨の判定結果を示す第5可変表示結果通知コマンドである。コマンド8C05Hは、可変表示結果が「大当り」となる場合における飾り図柄の可変表示態様が「突確」となる旨の判定結果を示す第6可変表示結果通知コマンドである。コマンド8C06Hは、可変表示結果が「小当り」となる旨の判定結果を示す第7可変表示結果通知コマンドである。 The command 8CXXH is a variable display result notification command for designating a variable display result such as a special symbol or a decorative symbol. In the variable display result notification command, for example, as shown in FIG. 4B, a prior determination result indicating whether the variable display result is “lost”, “big hit”, or “small hit”, and the variable display result is Different EXT corresponding to the big hit type determination result of whether the decorative display variable display mode in the case of “big hit” is “normal”, “first probability variation” to “third probability variation”, or “surprise probability” Data is set. More specifically, the command 8C00H is a first variable display result notification command indicating a determination result indicating that the variable display result is “lost”. The command 8C01H is a second variable display result notification command indicating a determination result indicating that the decorative symbol variable display mode is “normal” when the variable display result is “big hit”. The command 8C02H is a third variable display result notification command indicating a determination result that the decorative symbol variable display mode is “first probability change” when the variable display result is “big hit”. The command 8C03H is a fourth variable display result notification command indicating a determination result that the decorative symbol variable display mode is “second probability change” when the variable display result is “big hit”. Command 8C04H is a fifth variable display result notification command indicating a determination result that the decorative symbol variable display mode is “third probability variation” when the variable display result is “big hit”. The command 8C05H is a sixth variable display result notification command indicating a determination result indicating that the decorative symbol variable display mode is “surprise” when the variable display result is “big hit”. The command 8C06H is a seventh variable display result notification command indicating a determination result indicating that the variable display result is “small hit”.
コマンド8F00Hは、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rで飾り図柄の可変表示の停止を指定する飾り図柄停止コマンドである。
The command 8F00H is a decorative symbol stop command for designating stop of variable display of decorative symbols in the “left”, “middle”, and “right” decorative
コマンドA0XXHは、大当り遊技状態や小当り遊技状態の開始を示す演出画像の表示を指定する当り開始指定コマンド(「ファンファーレコマンド」ともいう)である。当り開始指定コマンドでは、例えば可変表示結果通知コマンドと同様のEXTデータが設定されることなどにより、事前判定結果や大当り種別判定結果に応じて異なるEXTデータが設定される。あるいは、当り開始指定コマンドでは、事前判定結果及び大当り種別判定結果と設定されるEXTデータとの対応関係を、可変表示結果通知コマンドにおける対応関係とは異ならせるようにしてもよい。 The command A0XXH is a hit start designation command (also referred to as a “fanfare command”) that designates display of an effect image indicating the start of a big hit gaming state or a small hit gaming state. In the hit start designation command, for example, EXT data similar to that of the variable display result notification command is set, so that different EXT data is set according to the prior determination result or the big hit type determination result. Alternatively, in the hit start designation command, the correspondence relationship between the preliminary determination result and the big hit type determination result and the set EXT data may be different from the correspondence relationship in the variable display result notification command.
コマンドA1XXHは、15ラウンド大当り状態に対応して、各ラウンドで大入賞口が開放状態となっている期間における演出画像の表示を指定する15ラウンド大当り用の大入賞口開放中指定コマンドである。コマンドA2XXHは、15ラウンド大当り状態に対応して、各ラウンドの終了により大入賞口が開放状態から閉鎖状態に変化した期間おける演出画像(例えばラウンド間のインターバルにおける演出画像)の表示を指定する15ラウンド大当り用の大入賞口開放後指定コマンドである。15ラウンド大当り用の大入賞口開放中指定コマンドや大入賞口開放後指定コマンドでは、例えば15ラウンド大当り状態におけるラウンドの実行回数(例えば「1」〜「15」)に対応して、異なるEXTデータが設定される。 The command A1XXH is a command for opening a big prize opening for 15 rounds, which designates display of an effect image during a period in which the big prize opening is open in each round, corresponding to the 15 rounds big hit state. Command A2XXH designates display of an effect image (for example, an effect image in an interval between rounds) during a period in which the big prize opening is changed from an open state to a closed state at the end of each round, corresponding to the 15 round big hit state. This is a designation command for the round jackpot after opening the big prize opening. In the special command for opening the big prize opening for 15 rounds and the designation command after opening the big prize opening, for example, different EXT data corresponding to the number of round executions (for example, “1” to “15”) in the 15 round big hit state. Is set.
コマンドA3XXHは、大当り遊技状態や小当り遊技状態の終了時における演出画像の表示を指定する当り終了指定コマンドである。当り終了指定コマンドでは、例えば可変表示結果通知コマンドや当り開始指定コマンドと同様のEXTデータが設定されることなどにより、事前判定結果や大当り種別判定結果に応じて異なるEXTデータが設定される。あるいは、当り終了指定コマンドでは、事前判定結果及び大当り種別判定結果と設定されるEXTデータとの対応関係を、可変表示結果通知コマンドや当り開始指定コマンドにおける対応関係とは異ならせるようにしてもよい。 The command A3XXH is a hit end designation command for designating display of an effect image at the end of the big hit gaming state or the small hit gaming state. In the winning end designation command, for example, EXT data similar to the variable display result notification command or the winning start designation command is set, so that different EXT data is set according to the prior determination result or the big hit type determination result. Alternatively, in the hit end designation command, the correspondence relationship between the prior determination result and the big hit type determination result and the set EXT data may be different from the correspondence relationship in the variable display result notification command or the hit start designation command. .
コマンドA4XXHは、可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「突確」であることに基づく2ラウンド大当り状態や、可変表示結果が「小当り」であることに基づく小当り遊技状態に対応して、各ラウンドや可変入賞動作で大入賞口が開放状態となっている期間における演出画像の表示を指定する突確・小当り用の大入賞口開放中指定コマンドである。コマンドA5XXHは、2ラウンド大当り状態や小当り遊技状態に対応して、各ラウンドや可変入賞動作の終了により大入賞口が開放状態から閉鎖状態に変化した期間における演出画像の表示を指定する突確・小当り用の大入賞口開放後指定コマンドである。突確・小当り用の大入賞口開放中指定コマンドや大入賞口開放後指定コマンドでは、例えば2ラウンド大当り状態におけるラウンドや小当り遊技状態における可変入賞動作の実行回数(例えば「1」または「2」)に対応して、異なるEXTデータが設定される。 Command A4XXH corresponds to the two-round big hit state based on the fact that the variable display result is “big hit” and the big hit type is “surprise”, and the small hit gaming state based on the variable display result being “small hit”. This is a command for specifying the opening of the big prize opening for the accuracy and small hitting that designates the display of the effect image during the period when the big prize opening is in the open state in each round or variable winning action. Command A5XXH specifies the display of the effect image during the period when the big winning opening is changed from the open state to the closed state by the end of each round or variable winning action corresponding to the two round big hit state or the small hit game state. This is a command that is designated after opening the big prize opening for small hits. In the command for opening the big prize opening for the accuracy / small hit and the designation command after opening the big prize opening, for example, the number of executions of the variable winning operation in the round in the big win state or the small hit game state (for example, “1” or “2” )), Different EXT data is set.
コマンドB001Hは、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に遊技球が入賞したことに基づき、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームを実行するための第1始動条件が成立したことを通知する第1始動口入賞指定コマンドである。コマンドB002Hは、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が入賞したことに基づき、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立したことを通知する第2始動口入賞指定コマンドである。
The command B001H is for executing a special game using the first special figure by the first special
コマンドC0XXHは、画像表示装置5の表示領域に設けられた始動入賞記憶表示エリア5Hなどにて特図保留記憶数を特定可能に表示するために、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計値である合計保留記憶数を通知する保留記憶数通知コマンドである。保留記憶数通知コマンドは、例えば第1始動条件と第2始動条件のいずれかが成立したことに対応して、第1始動口入賞指定コマンドと第2始動口入賞指定コマンドのいずれかが送信されたことに続いて、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。保留記憶数通知コマンドでは、例えば図22に示す第1特図保留記憶部151Aにおける保留データと第2特図保留記憶部151Bにおける保留データの総記憶数(例えば「1」〜「8」)、あるいは、始動データ記憶部151Cにおける始動データの総記憶数(例えば「1」〜「8」)に対応して、異なるEXTデータが設定される。これにより、演出制御基板12の側では、第1始動条件と第2始動条件のいずれかが成立したときに、主基板11から伝送された保留記憶数通知コマンドを受信して、第1特図保留記憶部151Aと第2特図保留記憶部151Bにおける保留データの総記憶数を特定することができる。
The command C0XXH is used to display the first reserved memory number and the second reserved memory number in order to display the special figure reserved memory number in a start winning
コマンドD000Hは、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口への異常入賞を検出したことに基づいて、異常入賞の報知を指示する演出制御コマンド(異常入賞報知1指定コマンド)である。また、コマンドD001Hは、特別可変入賞球装置7における大入賞口への異常入賞を検出したことに基づいて、異常入賞の報知を指示する演出制御コマンド(異常入賞報知2指定コマンド)である。なお、第1異常入賞報知指定コマンドと第2異常入賞報知指定コマンドとを共通のコマンドとしてもよい。
The command D000H is an effect control command (abnormal winning
主基板11から払出制御基板15に対して伝送される制御コマンドは、例えば電気信号として送受信される払出制御コマンドである。図5は、この実施の形態で用いられる払出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。払出制御コマンドは、例えば2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を示し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」とされ、EXTデータの先頭ビットは「0」とされる。なお、図5に示されたコマンド形態は一例であって、他のコマンド形態を用いてもよい。また、この例では、払出制御コマンドが2つの制御信号で構成されることになるが、制御コマンドを構成する制御信号数は、1つであってもよいし、3以上の複数であってもよい。図5に示す例において、コマンド払出数指定コマンドE0XXHは、賞球となる遊技球の払出数(この実施の形態では0〜15個)を指定するためのコマンドである。
The control command transmitted from the
主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップのマイクロコンピュータであり、ゲーム制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM(Read Only Memory)101と、ゲーム制御用のワークエリアを提供するRAM(Random Access Memory)102と、プログラムに従って制御動作を行うCPU(Central Processing Unit)103と、CPU103とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路104と、I/O(Input/Output port)105とを備えて構成される。一例として、遊技制御用マイクロコンピュータ100では、CPU103がROM101から読み出したプログラムを実行することにより、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための処理が実行される。このときには、CPU103がROM101から固定データを読み出す固定データ読出動作や、CPU103がRAM102に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、CPU103がRAM102に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、CPU103がI/O105を介して遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部から各種信号の入力を受け付ける受信動作、CPU103がI/O105を介して遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部へと各種信号を出力する送信動作なども行われる。
The
主基板11では、例えば図2に示す遊技制御用マイクロコンピュータ100が備える乱数回路104などにより、遊技の進行を制御するために用いられる各種の乱数値を示す数値データが更新可能にカウントされる。図6は、主基板11の側においてカウントされる乱数値を例示する説明図である。図6に示すように、この実施の形態では、主基板11の側において、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2−1、リーチ判定用の乱数値MR2−2、変動パターン種別判定用の乱数値MR3、変動パターン判定用の乱数値MR4のそれぞれを示す数値データが、カウント可能に制御される。なお、遊技効果を高めるために、これら以外の乱数値が用いられてもよい。乱数回路104は、これらの乱数値MR1、MR2−1、MR2−2、MR3、MR4の全部または一部を示す数値データをカウントするものであればよい。CPU103は、例えば図22に示す遊技制御カウンタ設定部154に設けられたランダムカウンタといった、乱数回路104とは異なるランダムカウンタを用いて、ソフトウェアによって各種の数値データを更新することで、乱数値MR1、MR2−1、MR2−2、MR3、MR4の一部を示す数値データをカウントするようにしてもよい。一例として、特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データは、乱数回路104によりCPU103とは独立して更新され、それ以外の乱数値MR2−1、MR2−2、MR3、MR4を示す数値データは、CPU103がランダムカウンタを用いてソフトウェアにより更新されればよい。乱数回路104は、遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されるものであってもよいし、遊技制御用マイクロコンピュータ100とは異なる乱数回路チップとして構成されるものであってもよい。
In the
特図表示結果判定用の乱数値MR1は、特図ゲームにおける特別図柄などの可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かや、可変表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御するか否かを、判定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」〜「65535」の範囲の値をとる。 The random number MR1 for determining the special figure display result indicates whether or not the variable display result of the special symbol or the like in the special figure game is controlled as a big hit game state, and whether the variable display result is the “small hit” or not. This is a random value used to determine whether or not to control the gaming state, and takes a value in the range of “1” to “65535”, for example.
大当り種別判定用の乱数値MR2−1は、可変表示結果を「大当り」とする場合に、飾り図柄の可変表示態様を「通常」、「第1確変」〜「第3確変」、「突確」といった複数種類の特定可変表示種別としての大当り種別のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」〜「100」の範囲の値をとる。リーチ判定用の乱数値MR2−2は、可変表示結果を「ハズレ」とする場合に、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とするか否かを判定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」〜「239」の範囲の値をとる。 When the variable display result is “big hit”, the random display value MR2-1 for determining the jackpot type is “normal”, “first probability variation” to “third probability variation”, “surprise”, Is a random number value used for determining one of the big hit types as the plurality of types of specific variable display types, for example, taking a value in the range of “1” to “100”. The reach determination random number value MR2-2 is a random number value used to determine whether or not the variable display state of the decorative symbol is set to the reach state when the variable display result is “lost”. It takes a value in the range of “1” to “239”.
変動パターン種別判定用の乱数値MR3は、飾り図柄の変動パターン種別を、予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」〜「241」の範囲の値をとる。変動パターン判定用の乱数値MR4は、飾り図柄の変動パターンを、予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」〜「251」の範囲の値をとる。 The random number value MR3 for determining the variation pattern type is a random number value used for determining the variation pattern type of the decorative design as any one of a plurality of types prepared in advance, for example, a range of “1” to “241”. Takes the value of The random number value MR4 for determining the variation pattern is a random value used to determine the variation pattern of the decorative design as one of a plurality of types prepared in advance. For example, a value in the range of “1” to “251” is used. Take.
図7は、可変表示結果が「ハズレ」となる場合における飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合と「リーチ」である場合のそれぞれに対応して予め用意された飾り図柄の変動パターンを例示する説明図である。図7に示すように、この実施の形態では、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合に対応した変動パターンとして、非リーチPA1−1〜非リーチPA1−7、非リーチPB1−1及び非リーチPB1−2、非リーチPC1−1及び非リーチPC1−2の変動パターンが用意されている。また、飾り図柄の可変表示態様が「リーチ」である場合に対応した変動パターンとして、ノーマルPA2−1〜ノーマルPA2−4、スーパーPA3−1〜スーパーPA3−8、スーパーPB3−1〜スーパーPB3−5、スーパーPC3−1〜スーパーPC3−4、スーパーPS3−1〜スーパーPS3−4の変動パターンが用意されている。 FIG. 7 shows variations in decorative symbols prepared in advance corresponding to the cases where the variable display mode of decorative symbols is “non-reach” and “reach” when the variable display result is “losing”. It is explanatory drawing which illustrates a pattern. As shown in FIG. 7, in this embodiment, non-reach PA1-1 to non-reach PA1-7 and non-reach PB1- are used as variation patterns corresponding to the case where the decorative symbol variable display mode is “non-reach”. 1 and non-reach PB1-2, non-reach PC1-1 and non-reach PC1-2 variation patterns are prepared. In addition, normal PA2-1 to normal PA2-4, super PA3-1 to super PA3-8, super PB3-1 to super PB3− are the variation patterns corresponding to the case where the decorative symbol variable display mode is “reach”. 5, fluctuation patterns of super PC3-1 to super PC3-4 and super PS3-1 to super PS3-4 are prepared.
図8は、可変表示結果が「大当り」または「小当り」となる場合に対応して予め用意された飾り図柄の変動パターンを例示する説明図である。図8に示すように、この実施の形態では、飾り図柄の可変表示結果が「大当り」または「小当り」である場合に対応した変動パターンとして、ノーマルPA2−5〜ノーマルPA2−8、スーパーPA4−1〜スーパーPA4−8、スーパーPA5−1〜スーパーPA5−4、スーパーPB4−1〜スーパーPB4−4、スーパーPB5−1〜スーパーPB5−4、スーパーPC4−1及びスーパーPC4−2、スーパーPD1−1及びスーパーPD1−2、スーパーPE1−1及びスーパーPE1−2、スーパーPF1−1〜スーパーPF1−3、スーパーPS4−1〜PS4−4、特殊PG1−1〜特殊PG1−4、特殊PG2−1〜特殊PG2−3、特殊PG3−1〜特殊PG3−3の変動パターンが用意されている。
FIG. 8 is an explanatory diagram illustrating a variation pattern of decorative symbols prepared in advance in response to a case where the variable display result is “big hit” or “small hit”. As shown in FIG. 8, in this embodiment, normal PA2-5 to normal PA2-8 and super PA4 are used as the variation patterns corresponding to the case where the decorative symbol variable display result is “big hit” or “small hit”. -1 to super PA4-8, super PA5-1 to super PA5-4, super PB4-1 to super PB4-4, super PB5-1 to super PB5-4, super PC4-1 and super PC4-2, super PD1 -1 and Super PD1-2, Super PE1-1 and Super PE1-2, Super PF1-1 to Super PF1-3, Super PS4-1 to PS4-4, Special PG1-1 to Special PG1-4,
図7に示す変動パターンのうちでスーパーPS3−1〜スーパーPS3−4と、図8に示す変動パターンのうちでスーパーPS4−1〜スーパーPS4−4の変動パターンでは、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して、ノーマルリーチ演出中に、リーチ選択演出が実行される。 Among the variation patterns shown in FIG. 7, in the variation patterns of Super PS3-1 to Super PS3-4 and among the variation patterns shown in FIG. In response to the reach state, the reach selection effect is executed during the normal reach effect.
リーチ選択演出では、例えば図9に示すように、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して、画像表示装置5の中央の表示領域にはスクロール表示部が、右下方の表示領域には「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示部がそれぞれ設けられる。そして、スクロール表示部では、複数種類のリーチ演出(例えばリーチ演出A〜C)において使用されるリーチ画像と同一の画像が縮小されてスクロール表示されるとともに、各飾り図柄表示部にて縮小した飾り図柄の可変表示が行われる。
In the reach selection effect, for example, as shown in FIG. 9, in response to the variable display state of the decorative symbol becoming the reach state, the scroll display unit is displayed in the lower right side in the central display area of the
この実施の形態では、図9に示すように、複数種類のリーチ画像を時計回り、あるいは反時計回りに回転させてスクロール表示を行っているが、これに限定されるものではなく、スクロール表示は、例えば複数種類のリーチ画像を画像表示装置5の表示画面に対して縦方向に、あるいは横方向に移動させて行うものであってもよりし、さらにはこれらの時計回り、あるいは反時計回りの回転や、縦方向、あるいは横方向への移動を組み合わせて行うものであってもよい。そして、スクロール表示が終了して一のリーチ画像が確定表示されると、画像表示装置5の表示画面全体まで拡大されて、この画像が示すリーチ演出の実行が開始される。
In this embodiment, as shown in FIG. 9, scroll display is performed by rotating a plurality of types of reach images clockwise or counterclockwise. However, the present invention is not limited to this, and scroll display is not limited to this. For example, a plurality of types of reach images may be moved in the vertical direction or the horizontal direction with respect to the display screen of the
図2に示す遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるROM101には、ゲーム制御用のプログラムの他にも、遊技の進行を制御するために用いられる各種のデータテーブルなどが格納されている。例えば、ROM101には、CPU103が各種の判定や決定を行うために用意された複数の判定テーブルや決定テーブルを構成するテーブルデータが記憶されている。また、ROM101には、CPU103が主基板11から各種の制御コマンドとなる制御信号を送信するために用いられる複数のコマンドテーブルを構成するテーブルデータや、飾り図柄の変動パターンを複数種類格納する変動パターンテーブルを構成するテーブルデータなどが記憶されている。
In addition to the game control program, the
ROM101が記憶する判定テーブルには、例えば図10(A)に示す第1特図表示結果判定テーブル130Aと、図10(B)に示す第2特図表示結果判定テーブル130Bとが含まれている。第1特図表示結果判定テーブル130Aは、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かや、可変表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1に基づいて判定するために参照されるテーブルである。第1特図表示結果判定テーブル130は、図22に示す遊技制御フラグ設定部152に設けられた確変フラグがオフであるかオンであるかに応じて、特図表示結果判定用の乱数値MR1を、大当り判定値データや小当り判定値データ、ハズレ判定値データに対応付ける(割り当てる)設定データ(決定用データ)などから構成されている。第2特図表示結果判定テーブル130Bは、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1に基づいて判定するために参照されるテーブルである。第2特図表示結果判定テーブル130Bは、確変フラグがオフであるかオンであるかに応じて、特図表示結果判定用の乱数値MR1を、大当り判定値データやハズレ判定値データに割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ROM101が記憶する判定テーブルには、図11に示す大当り種別判定テーブル131が含まれている。大当り種別判定テーブル131は、可変表示結果を「大当り」とする旨の判定がなされたときに、大当り種別判定用の乱数値MR2−1に基づき、飾り図柄の可変表示態様を「通常」、「第1確変」〜「第3確変」、「突確」といった複数種類の大当り種別のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。大当り種別判定テーブル131は、図22に示す遊技制御バッファ設定部155に設けられた変動特図指定バッファの値(変動特図指定バッファ値)が“1”であるか“2”であるかに応じて、大当り種別判定用の乱数値MR2−1を、「通常」、「第1確変」〜「第3確変」、「突確」の大当り種別に割り当てる決定用データなどから構成されている。また、大当り種別判定テーブル131は、図22に示す遊技制御バッファ設定部155に設けられた大当り種別バッファの値(大当り種別バッファ値)を、大当り種別判定用の乱数値MR2−1に基づいて決定された大当り種別に対応した「00」〜「04」のいずれかに設定するためのテーブルデータ(設定用データ)を含んでいてもよい。
The determination table stored in the
ここで、図11に示す大当り種別判定テーブル131の設定では、変動特図指定バッファ値が“1”であるか“2”であるかに応じて、「突確」の大当り種別に対する大当り種別判定用の乱数値MR2−1の割当てが異なっている。すなわち、変動特図指定バッファ値が“1”である場合には、大当り種別判定用の乱数値MR2−1のうち「83」〜「100」の範囲の値が「突確」の大当り種別に割り当てられる一方で、変動特図指定バッファ値が“2”である場合には、「突確」の大当り種別に対して大当り種別判定用の乱数値MR2−1が割り当てられていない。このような設定により、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームを開始するための第1開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合と、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームを開始するための第2開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合とで、大当り種別を「突確」に決定する割合を、異ならせることができる。
Here, in the setting of the big hit type determination table 131 shown in FIG. 11, depending on whether the fluctuation special figure designation buffer value is “1” or “2”, the big hit type for the big hit type of “surprise” is determined. The assignment of the random value MR2-1 is different. That is, when the fluctuation special figure designation buffer value is “1”, the value in the range of “83” to “100” of the random value MR2-1 for jackpot type determination is assigned to the jackpot type of “surprise”. On the other hand, when the fluctuation special figure designation buffer value is “2”, the random value MR2-1 for determining the big hit type is not assigned to the big hit type of “surprise”. With such a setting, the jackpot type is determined as one of a plurality of types based on the fact that the first start condition for starting the special figure game using the first special figure by the first special
ROM101が記憶する判定テーブルには、図12(A)〜(F)及び図13(A)〜(C)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Iが含まれている。大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Iは、可変表示結果を「大当り」とする旨の判定がなされたときに、大当り種別の判定結果に応じて、変動パターン種別を、変動パターン種別判定用の乱数値MR3に基づいて複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。各大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Iは、例えば図13(D)に示すようなテーブル選択設定に従い、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態、確変状態及び時短状態のいずれであるかや、大当り種別の判定結果に応じて、使用テーブルとして選択される。各大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Iは、大当り種別の判定結果が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」、「突確」のいずれであるかに応じて、変動パターン種別判定用の乱数値MR3を、ノーマルCA3−1、スーパーCA3−2〜スーパーCA3−8、スーパーCB3−1〜スーパーCB3−5、スーパーCS3−1、特殊CA4−1、特殊CA4−2、特殊CB4−1、特殊CB4−2、特殊CC4−1、特殊CC4−2の変動パターン種別のいずれかに割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ここで、一例として、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態である場合に着目すれば、大当り種別が「通常」または「第3確変」である場合に用いられる図12(A)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Aと、大当り種別が「第1確変」である場合に用いられる図12(B)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Bとでは、ノーマルCA3−1や、スーパーCA3−2、スーパーCS3−1の変動パターン種別に対する変動パターン種別判定用の乱数値MR3の割当てが異なっている。また、大当り用変動パターン種別判定テーブル132AではスーパーCA3−3の変動パターン種別に対して変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている一方で、大当り用変動パターン種別判定テーブル132BではスーパーCA3−3の変動パターン種別に対して変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられていない。他方、大当り用変動パターン種別判定テーブル132AではスーパーCA3−4の変動パターン種別に対して変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられていない一方で、大当り用変動パターン種別判定テーブル132BではスーパーCA3−4の変動パターン種別に対して変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている。このように、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態、確変状態及び時短状態のいずれかである場合に着目して、その遊技状態において大当り種別に応じて選択される大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Dや(通常状態のときに選択)、大当り用変動パターン種別判定テーブル132E〜132H(確変状態のときに選択)、大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132C、132I(時短状態のときに選択)を互いに比較すると、大当り種別に応じて各変動パターン種別に対する変動パターン種別判定用の乱数値MR3の割当てが異なっており、また、大当り種別に応じて異なる変動パターン種別に対して変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている。これにより、大当り種別を複数種類のいずれとするかの決定結果に応じて、異なる変動パターン種別に決定することが可能となり、同一の変動パターン種別に決定される割合を異ならせることができる。
Here, as an example, focusing on the case where the gaming state in the
特に、大当り種別が「突確」である場合に用いられる大当り用変動パターン種別判定テーブル132D、132H、132Iでは、例えば特殊CA4−1、特殊CA4−2、特殊CB4−1、特殊CB4−2、特殊CC4−1、特殊CC4−2といった、大当り種別が「突確」以外である場合には変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられない変動パターン種別に対して、変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている。これにより、可変表示結果が「大当り」となり大当り種別が「突確」となることに応じて2ラウンド大当り状態に制御する場合には、15ラウンド大当り状態に制御する場合とは異なる変動パターン種別に決定することができる。 In particular, in the big hit variation pattern type determination tables 132D, 132H, and 132I used when the big hit type is “probability”, for example, special CA4-1, special CA4-2, special CB4-1, special CB4-2, special When the big hit type is other than “surprise” such as CC4-1 or special CC4-2, the random number value for determining the variation pattern type is compared with the variation pattern type to which the random value MR3 for determining the variation pattern type is not assigned. MR3 is assigned. As a result, when the variable display result is “big hit” and the big hit type is “surprise”, when the control is set to the two round big hit state, the variation pattern type is determined to be different from the case of controlling to the 15 round big hit state. can do.
また、他の一例として、大当り種別が「通常」に決定された場合に着目すれば、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態や時短状態である場合に用いられる図12(A)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Aと、遊技状態が確変状態である場合に用いられる図12(E)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Eとでは、ノーマルCA3−1や、スーパーCA3−2、スーパーCS3−1の変動パターン種別に対する変動パターン種別判定用の乱数値MR3の割当てが異なっている。また、大当り用変動パターン種別判定テーブル132AではスーパーCA3−3の変動パターン種別に対して変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている一方で、大当り用変動パターン種別判定テーブル132EではスーパーCA3−3の変動パターン種別に対して変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられていない。このように、大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」、「突確」のいずれかに決定された場合に着目して、パチンコ遊技機1における遊技状態に応じて選択される大当り用変動パターン種別判定テーブル132A、132E(「通常」または「第3確変」のときに選択)、大当り用変動パターン種別判定テーブル132B、132F(「第1確変」のときに選択)、大当り用変動パターン種別判定テーブル132C、132G(「第2確変」のときに選択)、大当り用変動パターン種別判定テーブル132D、132H、132I(「突確」のときに選択)を互いに比較すると、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態や時短状態であるか確変状態であるかなどに応じて各変動パターン種別に対する変動パターン種別判定用の乱数値MR3の割当てが異なっており、また、遊技状態に応じて異なる変動パターン種別に対して変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられることがある。これにより、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態や時短状態であるか確変状態であるかなどに応じて、異なる変動パターン種別に決定することが可能となり、同一の変動パターン種別に決定される割合を異ならせることができる。
As another example, focusing on the case where the jackpot type is determined to be “normal”, the jackpot shown in FIG. 12 (A) used when the gaming state in the
ROM101が記憶する判定テーブルには、図14(A)〜(C)に示す小当り用変動パターン種別判定テーブル133A〜133Cが含まれている。小当り用変動パターン種別判定テーブル133A〜133Cは、可変表示結果を「小当り」とする旨の判定がなされたときに、変動パターン種別を、変動パターン種別判定用の乱数値MR3に基づいて複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。各小当り用変動パターン種別判定テーブル133A〜133Cは、例えば図14(D)に示すようなテーブル選択設定に従い、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態、確変状態及び時短状態のいずれであるかに応じて、使用テーブルとして選択される。各小当り用変動パターン種別判定テーブル133A〜133Cは、変動パターン種別判定用の乱数値MR3を、特殊CA4−1、特殊CB4−1、特殊CC4−1の変動パターン種別のいずれかに割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ここで、図14(A)に示す小当り用変動パターン種別判定テーブル133Aにて変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられた特殊CA4−1の変動パターン種別には、図12(D)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Dにおいても変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている。図14(B)に示す小当り用変動パターン種別判定テーブル133Bにて変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられた特殊CB4−1の変動パターン種別には、図13(B)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Hにおいても変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている。図14(C)に示す小当り用変動パターン種別判定テーブル133Cにて変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられた特殊CC4−1の変動パターン種別には、図13(C)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Iにおいても変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている。このように、特殊CA4−1、特殊CB4−1、特殊CC4−1の変動パターン種別は、大当り種別が「突確」となる場合と、可変表示結果が「小当り」となる場合で共通の変動パターン種別となっている。すなわち、大当り種別が「突確」である場合に用いられる図12(D)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Dや、図13(B)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132H、図13(C)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Iは、可変表示結果が「小当り」となる場合に決定される変動パターン種別と共通の変動パターン種別を含むように設定されている。 Here, the variation pattern type of the special CA4-1 to which the random value MR3 for variation pattern type determination is assigned in the variation pattern type determination table 133A for small hits shown in FIG. 14A is shown in FIG. The random number MR3 for determining the variation pattern type is also assigned in the big hit variation pattern type determination table 132D shown in FIG. The variation pattern type of the special CB4-1 to which the random value MR3 for variation pattern type determination is assigned in the variation pattern type determination table 133B for small hits shown in FIG. 14B is a big hit shown in FIG. The random pattern MR3 for determining the variation pattern type is also assigned in the variation pattern type determination table 132H for use. In the variation pattern type of the special CC4-1 to which the random value MR3 for variation pattern type determination is assigned in the variation pattern type determination table 133C for small hits shown in FIG. 14C, the big hit shown in FIG. Also in the fluctuation pattern type determination table 132I for use, a random value MR3 for determination of the fluctuation pattern type is assigned. As described above, the variation pattern types of the special CA 4-1, the special CB 4-1, and the special CC 4-1 are common variations in the case where the big hit type is “surprise” and the variable display result is “small hit”. It is a pattern type. That is, the big hit variation pattern type determination table 132D shown in FIG. 12 (D), the big hit variation pattern type determination table 132H shown in FIG. 13 (B), and FIG. The big hit variation pattern type determination table 132I shown in C) is set so as to include a variation pattern type that is common to the variation pattern type determined when the variable display result is “small hit”.
ROM101が記憶する判定テーブルには、図15(A)〜(C)に示すリーチ判定テーブル134A〜134Cが含まれている。リーチ判定テーブル134A〜134Cは、可変表示結果を「ハズレ」とする旨の判定がなされたときに、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とするか否かを、リーチ判定用の乱数値MR2−2に基づいて判定するために参照されるテーブルである。各リーチ判定テーブル134A〜134Cは、例えば図15(D)に示すようなテーブル選択設定に従い、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態、確変状態及び時短状態のいずれであるかに応じて、使用テーブルとして選択される。各リーチ判定テーブル134A〜134Cは、リーチ判定用の乱数値MR2−2を、非リーチHA1−1〜非リーチHA1−5、非リーチHB1−1、非リーチHB1−2、非リーチHC1−1、非リーチHC1−2といったリーチ状態としない旨の判定結果や、リーチHA2−1〜リーチHA2−3、リーチHB2−1、リーチHC2−1といったリーチ状態とする旨の判定結果のいずれかに割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ここで、例えば図15(A)に示すリーチ判定テーブル134Aの設定では、合計保留記憶数が「0」である場合に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2のうち「1」〜「204」の範囲の値を非リーチHA1−1の判定結果に割り当てる一方で「205」〜「239」の範囲の値をリーチHA2−1の判定結果に割り当てる。また、合計保留記憶数が「1」である場合に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2のうち非リーチHA1−1に割り当てる乱数値の個数よりも多い「1」〜「217」の範囲の値を、非リーチHA1−2の判定結果に割り当てる。さらに、合計保留記憶数が「2」である場合に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2のうち非リーチHA1−1や非リーチHA1−2に割り当てる乱数値の個数よりも多い「1」〜「220」の範囲の値を、非リーチHA1−3の判定結果に割り当てる。合計保留記憶数が「3」または「4」である場合や「5」〜「8」のいずれかである場合のそれぞれに対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2のうち非リーチHA1−1〜非リーチHA1−3の判定結果のそれぞれに割り当てる乱数値の個数よりも多い「1」〜「230」の範囲の値を、非リーチHA1−4や非リーチHA1−5の判定結果に割り当てる。このような設定により、合計保留記憶数が所定数(例えば「3」)以上であるときには、所定数未満であるときに比べて、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とする旨の判定がなされる割合が低くなる。そして、「非リーチ」に対応した変動パターンにおける平均的な特図変動時間が「リーチ」に対応した変動パターンにおける平均的な特図変動時間に比べて短くなるように設定されていれば、合計保留記憶数が所定数以上であるときには、所定数未満であるときに比べて、平均的な特図変動時間を短縮することができる。 Here, for example, in the setting of the reach determination table 134A shown in FIG. 15A, corresponding to the case where the total reserved storage number is “0”, among the random numbers MR2-2 for reach determination, “1” to A value in the range of “204” is assigned to the determination result of the non-reach HA 1-1, while a value in the range of “205” to “239” is assigned to the determination result of the reach HA 2-1. Corresponding to the case where the total reserved storage number is “1”, “1” to “217”, which are larger than the number of random number values assigned to the non-reach HA 1-1 among the random numbers MR2-2 for reach determination. Is assigned to the determination result of non-reach HA1-2. Furthermore, corresponding to the case where the total number of reserved storage is “2”, the number of random numbers MR2-2 for reach determination is larger than the number of random values assigned to non-reach HA1-1 and non-reach HA1-2. A value in the range of “1” to “220” is assigned to the determination result of non-reach HA1-3. The non-reach HA1 among the random numbers MR2-2 for reach determination corresponding to each of the case where the total number of reserved storage is “3” or “4” or any one of “5” to “8”. A value in the range of “1” to “230”, which is larger than the number of random numbers assigned to each of the determination results of −1 to non-reach HA 1-3, is used as the determination result of non-reach HA 1-4 or non-reach HA 1-5. assign. With this setting, when the total number of reserved memories is equal to or greater than a predetermined number (eg, “3”), it is determined that the decorative symbol variable display state is set to the reach state as compared to when the total number is less than the predetermined number. The ratio is lower. If the average special figure fluctuation time in the fluctuation pattern corresponding to “non-reach” is set to be shorter than the average special figure fluctuation time in the fluctuation pattern corresponding to “reach”, the total When the number of reserved memories is greater than or equal to the predetermined number, the average special figure variation time can be shortened compared to when the number is less than the predetermined number.
ROM101が記憶する判定テーブルには、図16(A)〜(C)に示すリーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cが含まれている。リーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cは、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とする旨の判定がなされたときに、変動パターン種別を、変動パターン種別判定用の乱数値MR3に基づいて複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。各リーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cは、リーチHA2−1〜リーチHA2−3、リーチHB2−1、リーチHC2−1といったリーチ状態とする旨の判定結果に応じて、使用テーブルとして選択される。すなわち、リーチHA2−1〜リーチHA2−3の判定結果に応じてリーチ用変動パターン種別判定テーブル135Aが使用テーブルとして選択され、リーチHB2−1の判定結果に応じてリーチ用変動パターン種別判定テーブル135Bが使用テーブルとして選択され、リーチHC2−1の判定結果に応じてリーチ用変動パターン種別判定テーブル135Cが使用テーブルとして選択される。各リーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cは、リーチ状態とする旨の判定結果がリーチHA2−1〜リーチHA2−3、リーチHB2−1、リーチHC2−1のいずれであるかに応じて、変動パターン種別判定用の乱数値MR3を、ノーマルCA2−1、スーパーCA2−2、スーパーCA2−3、スーパーCB2−1、スーパーCB2−2、スーパーCS2−1の変動パターン種別のいずれかに割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ここで、例えば図16(A)に示すリーチ用変動パターン種別判定テーブル135Aの設定では、リーチHA2−1の判定結果に対応して、変動パターン種別判定用の乱数値MR3のうち「1」〜「128」の範囲の値をノーマルCA2−1の変動パターン種別に割り当てる一方で、それ以外の乱数値をスーパーCA2−2やスーパーCA2−3の変動パターン種別に割り当てる。また、リーチHA2−2の判定結果に対応して、変動パターン種別判定用の乱数値MR3のうち「1」〜「170」の範囲の値をノーマルCA2−1の変動パターン種別に割り当てる。さらに、リーチHA2−3の判定結果に対応して、変動パターン種別判定用の乱数値MR3のうち「1」〜「182」の範囲の値をノーマルCA2−1の変動パターン種別に割り当てる。リーチHA2−1の判定結果は、図15(A)に示すリーチ判定テーブル134Aの設定により、合計保留記憶数が「0」である場合に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2が割り当てられている。リーチHA2−2の判定結果は、合計保留記憶数が「1」である場合や「2」である場合に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2が割り当てられている。リーチHA2−3の判定結果は、合計保留記憶数が「3」、「4」のいずれかである場合や「5」〜「8」のいずれかである場合に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2が割り当てられている。これらの設定により、合計保留記憶数が所定数(例えば「1」)以上であるときには、所定数未満であるときに比べて、「ノーマル」のリーチ演出が実行されるノーマルCA2−1の変動パターン種別に決定される割合が高くなる。そして、「ノーマル」のリーチ演出を実行する変動パターンにおける平均的な特図変動時間が「ノーマル」以外のリーチ演出を実行する変動パターンにおける平均的な特図変動時間に比べて短くなるように設定されていれば、合計保留記憶数が所定数以上であるときには、所定数未満であるときに比べて、平均的な特図変動時間を短縮することができる。 Here, for example, in the setting of the reach variation pattern type determination table 135A shown in FIG. 16A, “1” to “1” among the random value MR3 for variation pattern type determination corresponding to the determination result of the reach HA2-1. A value in the range of “128” is assigned to the variation pattern type of normal CA2-1, while other random values are assigned to the variation pattern types of super CA2-2 and super CA2-3. Corresponding to the determination result of reach HA2-2, a value in the range of “1” to “170” is assigned to the variation pattern type of normal CA2-1 in the random value MR3 for variation pattern type determination. Further, according to the determination result of reach HA2-3, a value in the range of “1” to “182” is assigned to the variation pattern type of normal CA2-1 among the random value MR3 for variation pattern type determination. The determination result of the reach HA 2-1 indicates that the reach determination random number MR2-2 corresponds to the case where the total reserved storage number is “0” by the setting of the reach determination table 134A shown in FIG. Assigned. As the determination result of the reach HA 2-2, the random number value MR2-2 for the reach determination is assigned corresponding to the case where the total reserved storage number is “1” or “2”. The determination result of reach HA2-3 indicates that the total pending storage number is either “3” or “4” or any of “5” to “8”. A random value MR2-2 is assigned. With these settings, when the total number of reserved memories is a predetermined number (for example, “1”) or more, the fluctuation pattern of the normal CA 2-1 in which the “normal” reach effect is executed is compared to when the total number is less than the predetermined number. The rate determined for the type increases. And the average special figure fluctuation time in the fluctuation pattern that executes the “normal” reach production is set to be shorter than the average special figure fluctuation time in the fluctuation pattern that executes the reach production other than “normal”. If so, when the total number of reserved memories is greater than or equal to the predetermined number, the average special figure variation time can be shortened as compared to when the total number is less than the predetermined number.
ROM101が記憶する判定テーブルには、図17(A)〜(C)に示す非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136A〜136Cが含まれている。非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136A〜136Cは、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態としない旨の判定がなされたときに、変動パターン種別を、変動パターン種別判定用の乱数値MR3に基づいて複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。各非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136A〜136Cは、非リーチHA1−1〜非リーチHA1−5、非リーチHB1−1、非リーチHB1−2、非リーチHC1−1、非リーチHC1−2といったリーチ状態としない旨の判定結果に応じて、使用テーブルとして選択される。すなわち、非リーチHA1−1〜非リーチHA1−5の判定結果に応じて非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136Aが使用テーブルとして選択され、非リーチHB1−1、非リーチHB1−2の判定結果に応じて非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136Bが使用テーブルとして選択され、非リーチHC1−1、非リーチHC1−2の判定結果に応じて非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136Cが使用テーブルとして選択される。各非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136A〜136Cは、リーチ状態としない旨の判定結果が非リーチHA1−1〜非リーチHA1−5、非リーチHB1−1、非リーチHB1−2、非リーチHC1−1、非リーチHC1−2のいずれであるかに応じて、変動パターン種別判定用の乱数値MR3を、非リーチCA1−1〜非リーチCA1−4、非リーチCB1−1〜非リーチCB1−3、非リーチCC1−1〜非リーチCC1−3の変動パターン種別のいずれかに割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ROM101が記憶する判定テーブルには、図18、図19(A)〜(C)に示す当り変動パターン判定テーブル137A〜137Dが含まれている。当り変動パターン判定テーブル137A〜137Dは、可変表示結果を「大当り」または「小当り」とする旨の判定がなされたときに、大当り種別や変動パターン種別の決定結果などに応じて、変動パターンを、変動パターン判定用の乱数値MR4に基づいて複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。各当り変動パターン判定テーブル137A〜137Dは、変動パターン種別の決定結果に応じて、使用テーブルとして選択される。すなわち、変動パターン種別をノーマルCA3−1、スーパーCA3−2〜スーパーCA3−8のいずれかとする旨の決定結果に応じて当り変動パターン判定テーブル137Aが使用テーブルとして選択され、変動パターン種別をスーパーCB3−1〜スーパーCB3−5のいずれかとする旨の決定結果に応じて当り変動パターン判定テーブル137Bが使用テーブルとして選択され、変動パターン種別をスーパーCS3−1とする旨の決定結果に応じて当り変動パターン判定テーブル137Cが使用テーブルとして選択され、変動パターン種別を特殊CA4−1、特殊CA4−2、特殊CB4−1、特殊CB4−2、特殊CC4−1、特殊CC4−2のいずれかとする旨の決定結果に応じて当り変動パターン判定テーブル137Dが使用テーブルとして選択される。各当り変動パターン判定テーブル137A〜137Dは、変動パターン種別に応じて、変動パターン判定用の乱数値MR4を、飾り図柄の可変表示結果が「大当り」または「小当り」である場合に対応した複数種類の変動パターンのいずれかに割り当てる決定用データなどから構成されている。一例としては、スーパーCS3−1の変動パターン種別となる場合に対応して、スーパーPS3−1〜スーパーPS3−4といったリーチ選択演出を実行する変動パターンに、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。
The determination table stored in the
ROM101が記憶する判定テーブルには、図20及び図21に示すハズレ変動パターン判定テーブル138A、138Bが含まれている。ハズレ変動パターン判定テーブル138A、138Bは、可変表示結果を「ハズレ」とする旨の判定がなされたときに、リーチ状態とするか否かや変動パターン種別の決定結果などに応じて、変動パターンを、変動パターン判定用の乱数値MR4に基づいて複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。各ハズレ変動パターン判定テーブル138A、138Bは、変動パターン種別の決定結果に応じて、使用テーブルとして選択される。すなわち、変動パターン種別を非リーチCA1−1〜非リーチCA1−4、非リーチCB1−1〜非リーチCB1−3、非リーチCC1−1〜非リーチCC1−3のいずれかとする旨の決定結果に応じてハズレ変動パターン判定テーブル138Aが使用テーブルとして選択され、変動パターン種別をノーマルCA2−1、スーパーCA2−2、スーパーCA2−3、スーパーCB2−1、スーパーCB2−2、スーパーCS2−1のいずれかとする旨の決定結果に応じてハズレ変動パターン判定テーブル138Bが使用テーブルとして選択される。ハズレ変動パターン判定テーブル138Aは、変動パターン種別に応じて、変動パターン判定用の乱数値MR4を、飾り図柄の可変表示結果が「ハズレ」であり可変表示態様が「非リーチ」である場合に対応した複数種類の変動パターンのいずれかに割り当てる決定用データなどから構成されている。ハズレ変動パターン判定テーブル138Bは、変動パターン種別に応じて、変動パターン判定用の乱数値MR4を、飾り図柄の可変表示結果が「ハズレ」であり可変表示態様が「リーチ」である場合に対応した複数種類の変動パターンのいずれかに割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ここで、図20に示すハズレ変動パターン判定テーブル138Aの設定では、非リーチCA1−4や非リーチCC1−2といった非リーチの変動パターン種別となる場合に対応して、非リーチPA1−4〜非リーチPA1−7といった特定演出を実行する変動パターンに、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。また、非リーチCB1−2の変動パターン種別に対応して、変動パターン判定用の乱数値MR4のうち、「1」〜「100」の範囲の値が「発展チャンス目終了」の特定演出を実行する非リーチPA1−7の変動パターンに割り当てられている。このような設定により、飾り図柄の可変表示結果を「ハズレ」とする旨の判定、及び、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態としない旨の判定に対応して、非リーチPA1−4〜非リーチPA1−7の変動パターンのいずれかとする決定を行い、特定演出となる演出動作を実行することができる。 Here, in the setting of the loss fluctuation pattern determination table 138A shown in FIG. 20, the non-reach PA1-4 to non-reach corresponding to the non-reach fluctuation pattern types such as non-reach CA1-4 and non-reach CC1-2. A random pattern MR4 for determining a variation pattern is assigned to a variation pattern that executes a specific effect such as reach PA1-7. Also, corresponding to the variation pattern type of the non-reach CB1-2, a specific effect in which the value in the range of “1” to “100” among the random value MR4 for variation pattern determination is “end of development chance eyes” is executed. Assigned to the non-reach PA1-7 fluctuation pattern. With such a setting, non-reach PA1-4 to non-reach corresponds to the determination that the decorative symbol variable display result is “losing” and the determination that the decorative symbol variable display state is not the reach state. It is possible to determine that one of the variation patterns of the reach PA1-7 and perform an effect operation as a specific effect.
そして、非リーチCA1−4の変動パターン種別に対しては、図17(A)に示す非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136Aにおいて、変動パターン種別判定用の乱数値MR3のうち、非リーチHA1−1に対応して「217」〜「241」の範囲の値が割り当てられており、非リーチHA1−2に対応して「230」〜「241」の範囲の値が割り当てられており、非リーチHA1−3に対応して「231」〜「241」の範囲の値が割り当てられており、非リーチHA1−4と非リーチHA1−5のそれぞれに対応して「237」〜「241」の範囲の値が割り当てられている。ここで、非リーチHA1−1の判定結果に対しては、図15(A)に示すリーチ判定テーブル134Aにおいて、合計保留記憶数が「0」である場合に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2のうち「1」〜「204」の範囲の値が割り当てられている。非リーチHA1−2の判定結果に対しては、リーチ判定テーブル134Aにおいて、合計保留記憶数が「1」に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2のうち「1」〜「217」の範囲の値が割り当てられている。非リーチHA1−3の判定結果に対しては、リーチ判定テーブル134Aにおいて、合計保留記憶数が「2」に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2のうち「1」〜「220」の範囲の値が割り当てられている。非リーチHA1−4の判定結果に対しては、リーチ判定テーブル134Aにおいて、合計保留記憶数が「3」、「4」に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2のうち「1」〜「230」の範囲の値が割り当てられている。非リーチHA1−5の判定結果に対しては、リーチ判定テーブル134Aにおいて、合計保留記憶数が「5」〜「8」に対応して、リーチ判定用の乱数値MR2−2のうち「1」〜「230」の範囲の値が割り当てられている。したがって、合計保留記憶数が「1」や「2」である場合には、合計保留記憶数が「0」である場合に比べて、非リーチCA1−4の変動パターン種別に決定される割合が低くなる。また、合計保留記憶数が「3」、「4」あるいは「5」〜「8」のいずれかである場合には、合計保留記憶数が「0」である場合や、「1」または「2」である場合に比べて、非リーチCA1−4の変動パターン種別に決定される割合が低くなる。 For the variation pattern type of non-reach CA1-4, non-reach HA1- of the random value MR3 for variation pattern type determination in the variation pattern type determination table 136A for non-reach shown in FIG. A value in the range of “217” to “241” is assigned corresponding to 1, and a value in the range of “230” to “241” is assigned to correspond to the non-reach HA 1-2. A value in the range of “231” to “241” is assigned corresponding to HA1-3, and a range of “237” to “241” corresponding to each of non-reach HA1-4 and non-reach HA1-5. Value is assigned. Here, for the determination result of non-reach HA1-1, in the reach determination table 134A shown in FIG. 15A, the reach determination disturbance corresponds to the case where the total number of reserved storage is “0”. A value in the range of “1” to “204” is assigned to the numerical value MR2-2. For the determination result of the non-reach HA1-2, in the reach determination table 134A, the total reserved storage number corresponds to “1” and “1” to “217” among the random numbers MR2-2 for reach determination. A value in the range is assigned. For the determination result of the non-reach HA1-3, in the reach determination table 134A, the total reserved storage number corresponds to “2” and “1” to “220” among the random numbers MR2-2 for reach determination. A value in the range is assigned. For the determination result of non-reach HA1-4, in the reach determination table 134A, the total number of reserved memories corresponds to “3”, “4”, and “1” of the reach determination random number MR2-2. A value in the range of “230” is assigned. For the determination result of non-reach HA 1-5, “1” in the reach determination random number MR <b> 2-2 for the reach determination corresponding to the total reserved storage number “5” to “8” in the reach determination table 134 </ b> A A value in the range of “230” is assigned. Therefore, when the total number of reserved memories is “1” or “2”, the ratio determined as the variation pattern type of non-reach CA1-4 is larger than that when the total number of reserved memories is “0”. Lower. Further, when the total number of reserved memories is “3”, “4” or “5” to “8”, the total number of reserved memories is “0”, or “1” or “2”. Compared with the case of "", the ratio determined as the variation pattern type of non-reach CA1-4 is low.
図7に示す変動パターンの一例では、特定演出が実行されない非リーチPA1−1の変動パターンにおける特図変動時間が5.75秒であり、非リーチPA1−2の変動パターンにおける特図変動時間が3.75秒であり、非リーチPA1−3の変動パターンにおける特図変動時間が1.50秒である。これに対して、「滑り」の特定演出が実行される非リーチPA1−4の変動パターンにおける特図変動時間は8.25秒であり、「擬似連」の特定演出が実行される非リーチPA1−5の変動パターンにおける特図変動時間は16.70秒であり、「イントロ」の特定演出が実行される非リーチPA1−6の変動パターンにおける特図変動時間は10.20秒であり、「発展チャンス目終了」の特定演出が実行される非リーチPA1−7の変動パターンにおける特図変動時間は9.25秒である。すなわち、「非リーチ」に対応して特定演出が実行される変動パターンにおける特図変動時間はいずれも、特定演出が実行されない変動パターンにおける特図変動時間に比べて長くなっている。そして、合計保留記憶数が「1」以上である場合には、「0」である場合に比べて特定演出を実行する非リーチCA1−4の変動パターン種別に決定される割合が低くなっており、また、合計保留記憶数が「3」以上である場合には、「3」未満である場合に比べて非リーチCA1−4の変動パターン種別に決定される割合が低くなっている。こうして、合計保留記憶数が所定数以上であるときには、所定数未満であるときに比べて、平均的な特図変動時間を短縮することができる。 In the example of the fluctuation pattern shown in FIG. 7, the special figure fluctuation time in the fluctuation pattern of the non-reach PA1-1 in which the specific effect is not executed is 5.75 seconds, and the special figure fluctuation time in the fluctuation pattern of the non-reach PA1-2. 3.75 seconds, and the special figure fluctuation time in the fluctuation pattern of non-reach PA1-3 is 1.50 seconds. On the other hand, the special figure fluctuation time in the fluctuation pattern of the non-reach PA1-4 in which the “slip” specific effect is executed is 8.25 seconds, and the non-reach PA1 in which the “pseudo-continuous” specific effect is executed. The special figure fluctuation time in the fluctuation pattern of −5 is 16.70 seconds, the special figure fluctuation time in the fluctuation pattern of the non-reach PA 1-6 in which the specific effect of “Intro” is executed is 10.20 seconds, The special figure fluctuation time in the fluctuation pattern of the non-reach PA 1-7 in which the specific effect “end of development opportunity end” is executed is 9.25 seconds. That is, the special figure change time in the variation pattern in which the specific effect is executed corresponding to “non-reach” is longer than the special figure change time in the change pattern in which the specific effect is not executed. When the total number of reserved memories is “1” or more, the ratio determined as the variation pattern type of the non-reach CA 1-4 that executes the specific effect is lower than when it is “0”. In addition, when the total number of reserved memories is “3” or more, the ratio determined as the variation pattern type of non-reach CA1-4 is lower than that when it is less than “3”. Thus, when the total number of reserved memories is greater than or equal to the predetermined number, the average special figure fluctuation time can be shortened as compared to when the total number is less than the predetermined number.
図21に示すハズレ変動パターン判定テーブル138Bの設定では、ノーマルCA2−1の変動パターン種別となる場合に対応して、ノーマルPA2−1〜ノーマルPA2−4といった「ノーマル」のリーチ演出を実行する変動パターンに、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。また、スーパーCA2−2の変動パターン種別となる場合に対応して、スーパーPA3−1〜スーパーPA3−4といったリーチ演出α1を実行する変動パターンや、スーパーPA3−5〜スーパーPA3−8といったリーチ演出α2を実行する変動パターンに、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。スーパーCA2−3やスーパーCB2−1の変動パターン種別となる場合に対応して、スーパーPB3−1〜スーパーPB3−5といったリーチ演出β1を実行する変動パターンに、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。さらに、スーパーCS2−1の変動パターン種別となる場合に対応して、スーパーPS3−1〜スーパーPS3−4といったリーチ選択演出を実行する変動パターンに、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。 In the setting of the loss variation pattern determination table 138B shown in FIG. 21, the variation for executing the “normal” reach effect such as normal PA2-1 to normal PA2-4 corresponding to the variation pattern type of normal CA2-1. A random number MR4 for determining a variation pattern is assigned to the pattern. Corresponding to the case of the variation pattern type of super CA2-2, the variation pattern for executing the reach effect α1 such as super PA3-1 to super PA3-4 and the reach effect such as super PA3-5 to super PA3-8. A random value MR4 for determining a variation pattern is assigned to the variation pattern for executing α2. Corresponding to the case where the variation pattern type is super CA2-3 or super CB2-1, the random value MR4 for variation pattern determination is included in the variation pattern for executing the reach effect β1 such as super PB3-1 to super PB3-5. Assigned. Further, corresponding to the case of the variation pattern type of super CS2-1, a random value MR4 for variation pattern determination is assigned to a variation pattern for executing reach selection effects such as super PS3-1 to super PS3-4. Yes.
加えて、例えばスーパーPA3−4、スーパーPA3−8、スーパーPB3−4、スーパーPS3−4、の変動パターンのように、「擬似連」の特定演出を実行する変動パターンについては、擬似連変動が行われた後に飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに基づいて実行されるリーチ演出における演出動作の種類により変動パターン種別が分類されている。すなわち、スーパーPA3−4の変動パターンは、リーチ演出α1を実行する変動パターンであることから、図21に示すハズレ変動パターン判定テーブル138Bにおいて、スーパーCA2−2の変動パターン種別となる場合に対応して、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。スーパーPA3−8の変動パターンは、リーチ演出α2を実行する変動パターンであることから、ハズレ変動パターン判定テーブル138Bにおいて、スーパーCA2−2の変動パターン種別となる場合に対応して、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。スーパーPB3−4の変動パターンは、リーチ演出β1を実行する変動パターンであることから、ハズレ変動パターン判定テーブル138Bにおいて、スーパーCA2−3やスーパーCB2−1の変動パターン種別となる場合に対応して、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。スーパーPS3−4の変動パターンは、リーチ選択演出を実行する変動パターンであることから、ハズレ変動パターン判定テーブル138Bにおいて、スーパーCS2−1の変動パターン種別となる場合に対応して、変動パターン判定用の乱数値MR4が割り当てられている。 In addition, for example, a variation pattern for executing a specific effect of “pseudo-continuous” such as a variation pattern of super PA3-4, super PA3-8, super PB3-4, super PS3-4, The variation pattern type is classified according to the type of effect operation in the reach effect that is executed based on the fact that the variable display state of the decorative symbols has reached the reach state after being performed. That is, since the fluctuation pattern of the super PA 3-4 is a fluctuation pattern for executing the reach effect α1, this corresponds to the case of the fluctuation pattern type of the super CA 2-2 in the loss fluctuation pattern determination table 138B shown in FIG. Thus, a random value MR4 for determining the variation pattern is assigned. Since the variation pattern of the super PA 3-8 is a variation pattern that executes the reach effect α2, the variation pattern determination table 138B corresponds to the variation pattern type of the super CA 2-2 in the variation variation pattern determination table 138B. The random value MR4 is assigned. Since the variation pattern of the super PB 3-4 is a variation pattern for executing the reach effect β1, it corresponds to the case where the variation pattern type of the super CA 2-3 or the super CB 2-1 in the loss variation pattern determination table 138B. The random value MR4 for determining the variation pattern is assigned. Since the variation pattern of the super PS 3-4 is a variation pattern for executing the reach selection effect, the variation pattern determination table 138B corresponds to the variation pattern type of the super CS 2-1 for variation pattern determination. The random value MR4 is assigned.
そして、ノーマルCA2−1や、スーパーCA2−2、スーパーCS2−1の変動パターン種別に対しては、図16(A)〜(C)に示すリーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cのいずれにおいても、変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている。また、スーパーCA2−3の変動パターン種別に対しては、図16(A)及び(C)に示すリーチ用変動パターン種別判定テーブル135A、135Cにおいて、変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている。スーパーCB2−1の変動パターン種別に対しては、図16(B)に示すリーチ用変動パターン種別判定テーブル135Bにおいて、変動パターン種別判定用の乱数値MR3が割り当てられている。このように、図16(A)〜(C)に示すリーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cでは、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに基づいて実行されるリーチ演出における演出動作の種類により分類された変動パターン種別のいずれかに決定できるように、テーブルデータ(決定用データ)が構成されている。また、リーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cでは、「擬似連」の特定演出を実行した後に飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに基づいて実行されるリーチ演出における演出動作の種類により分類された変動パターン種別のいずれかに決定できるように、テーブルデータが構成されている。 And for the variation pattern types of normal CA2-1, super CA2-2, and super CS2-1, in any of the reach variation pattern type determination tables 135A to 135C shown in FIGS. Also, a random value MR3 for determining the variation pattern type is assigned. Further, the random pattern value MR3 for determining the variation pattern type is assigned to the variation pattern type of the super CA2-3 in the reach variation pattern type determination tables 135A and 135C shown in FIGS. ing. For the variation pattern type of the super CB2-1, a random value MR3 for variation pattern type determination is assigned in the reach variation pattern type determination table 135B shown in FIG. As described above, in the reach variation pattern type determination tables 135A to 135C shown in FIGS. 16A to 16C, the effect in the reach effect that is executed based on the fact that the variable display state of the decorative symbols has reached the reach state. Table data (determination data) is configured so that it can be determined as one of the variation pattern types classified according to the type of operation. In addition, in the reach variation pattern type determination tables 135A to 135C, after the specific effect of “pseudo-continuous” is executed, the effect operation in the reach effect that is executed based on the fact that the variable display state of the decorative symbol becomes the reach state. The table data is configured so that it can be determined as one of the variation pattern types classified by type.
図2に示す遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるRAM102には、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するために用いられる各種のデータを保持する領域として、例えば図22に示すような遊技制御用データ保持エリア150が設けられている。図22に示す遊技制御用データ保持エリア150は、第1特図保留記憶部151Aと、第2特図保留記憶部151Bと、始動データ記憶部151Cと、遊技制御フラグ設定部152と、遊技制御タイマ設定部153と、遊技制御カウンタ設定部154と、遊技制御バッファ設定部155とを備えている。
In the
第1特図保留記憶部151Aは、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に遊技球が入賞して第1始動条件は成立したが第1開始条件は成立していない特図ゲーム(第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第1特図保留記憶部151Aは、第1始動入賞口への入賞順に保留番号と関連付けて、その入賞による第1始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データや大当り種別判定用の乱数値MR2−1を示す数値データを保留データとし、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。
The first special figure holding storage unit 151A is a special game in which a game ball wins a first starting winning opening formed by the normal
第2特図保留記憶部151Bは、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が入賞して第2始動条件は成立したが第2開始条件は成立していない特図ゲーム(第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第2特図保留記憶部151Bは、第2始動入賞口への入賞順に保留番号と関連付けて、その入賞による第2始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データや大当り種別判定用の乱数値MR2−1を示す数値データを保留データとし、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。
The second special figure holding
始動データ記憶部151Cは、第1始動入賞口と第2始動入賞口のいずれに遊技球が入賞したかを示す始動データを、各遊技球の入賞順を特定可能として記憶する。一例として、始動データ記憶部151Cは、第1始動入賞口への入賞に対応した「第1」の始動データ、あるいは、第2始動入賞口への入賞に対応した「第2」の始動データを、各遊技球の入賞順に従った保留番号と関連付けて記憶する。
The start
遊技制御フラグ設定部152には、パチンコ遊技機1における遊技の進行状況などに応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、遊技制御フラグ設定部152には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。この実施の形態では、遊技制御フラグ設定部152に、特図プロセスフラグ、普図プロセスフラグ、大当りフラグ、小当りフラグ、確変フラグ、時短フラグ、第1賞球払出禁止フラグ、第2賞球払出禁止フラグなどが設けられている。
The game control
特図プロセスフラグは、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームの進行や、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームの進行などを制御するために実行される図45のステップS15や図47に示す特別図柄プロセス処理において、どの処理を選択・実行すべきかを指示する。普図プロセスフラグは、普通図柄表示器20による普通図柄を用いた普図ゲームの進行などを制御するために実行される図45のステップS16や図54に示す普通図柄プロセス処理において、どの処理を選択・実行すべきかを指示する。
The special figure process flag indicates the progress of the special figure game using the first special figure by the first special
大当りフラグは、特図ゲームが開始されるときに可変表示結果を「大当り」とする旨の判定結果に対応して、オン状態にセットされる。その一方で、特図ゲームにおける確定特別図柄として大当り図柄が停止表示されたことなどに対応して、クリアされてオフ状態となる。小当りフラグは、特図ゲームが開始されるときに可変表示結果を「小当り」とする旨の判定結果に対応して、オン状態にセットされる。その一方で、特図ゲームにおける確定特別図柄として小当り図柄が停止表示されたことなどに対応して、クリアされてオフ状態となる。確変フラグは、パチンコ遊技機1における遊技状態が確変状態に制御されることに対応してオン状態にセットされる一方で、確変状態が終了することなどに対応してクリアされてオフ状態となる。時短フラグは、パチンコ遊技機1における遊技状態が時短状態に制御されることに対応してオン状態にセットされる一方で、時短状態が終了することなどに対応してクリアされてオフ状態となる。
The big hit flag is set to an on state corresponding to the determination result that the variable display result is “big hit” when the special figure game is started. On the other hand, it is cleared and turned off in response to, for example, that the jackpot symbol is stopped and displayed as a confirmed special symbol in the special symbol game. The small hit flag is set to an on state corresponding to the determination result that the variable display result is “small hit” when the special figure game is started. On the other hand, it is cleared and turned off in response to, for example, the small hit symbol being stopped and displayed as the confirmed special symbol in the special symbol game. The probability change flag is set to the on state in response to the gaming state in the
第1賞球払出禁止フラグは、第2始動入賞口が閉鎖状態のときに、第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が所定回(例えば5回)検出されたことに対応してオン状態にセットされる。第2賞球払出禁止フラグは、パチンコ遊技機1における遊技状態が大当り遊技状態以外のときに、カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに対応してオン状態にセットされる。
The first winning ball payout prohibition flag is set to an on state in response to the gaming ball being detected a predetermined number of times (for example, five times) by the second starting port switch 22B when the second starting winning port is closed. Is done. The second prize ball payout prohibition flag is set to an on state in response to the game ball being detected by the
遊技制御タイマ設定部153には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられる各種のタイマが設けられている。例えば、遊技制御タイマ設定部153には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。この実施の形態では、遊技制御タイマ設定部153に、遊技制御プロセスタイマ、特図変動タイマ、普図変動タイマなどが設けられている。
The game control
遊技制御プロセスタイマは、例えば大当り遊技状態あるいは小当り遊技状態の進行を制御するための時間などを、主基板11の側にて計測するためのものである。具体的な一例として、遊技制御プロセスタイマは、大当り遊技状態あるいは小当り遊技状態の進行を制御するために計測する時間に対応したタイマ値を示すデータを、遊技制御プロセスタイマ値として記憶し、定期的にカウントダウンするダウンカウンタとして用いられる。あるいは、遊技制御プロセスタイマは、大当り遊技状態もしくは小当り遊技状態の開始時点といった、所定時点からの経過時間に対応したタイマ値を示すデータを記憶し、定期的にカウントアップするアップカウンタとして用いられてもよい。
The game control process timer is for measuring, for example, a time for controlling the progress of the big hit game state or the small hit game state on the
特図変動タイマは、特図ゲームの実行時間である特図変動時間といった特図ゲームの進行を制御するための時間を、主基板11の側にて計測するためのものである。具体的な一例として、特図変動タイマは、特図ゲームの進行を制御するために計測する時間に対応したタイマ値を示すデータを、特図変動タイマ値として記憶し、定期的にカウントダウンするダウンカウンタとして用いられる。あるいは、特図変動タイマは、特図ゲームの開始時点からの経過時間に対応したタイマ値を示すデータを記憶し、定期的にカウントアップするアップカウンタとして用いられてもよい。
The special figure variation timer is for measuring, on the
普図変動タイマは、普図ゲームの実行時間である普図変動時間といった普図ゲームの進行を制御するための時間を、主基板11の側にて計測するためのものである。具体的な一例として、普図変動タイマは、普図ゲームの進行を制御するために計測する時間に対応したタイマ値を示すデータを、普図変動タイマ値として記憶し、定期的にカウントダウンするダウンカウンタとして用いられる。あるいは、普図変動タイマは、普図ゲームの開始時点からの経過時間に対応したタイマ値を示すデータを記憶し、定期的にカウントアップするアップカウンタとして用いられてもよい。
The normal map change timer is for measuring the time for controlling the progress of the normal game, such as the normal map change time, which is the execution time of the normal game, on the
遊技制御カウンタ設定部154には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるカウント値を計数するためのカウンタが複数種類設けられている。例えば、遊技制御カウンタ設定部154には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。この実施の形態では、遊技制御カウンタ設定部154に、ランダムカウンタ、第1保留記憶数カウンタ、第2保留記憶数カウンタ、合計保留記憶数カウンタ、ラウンド数カウンタ、入賞累積数カウンタ、総賞球個数カウンタなどが設けられている。
The game control
遊技制御カウンタ設定部154のランダムカウンタは、遊技の進行を制御するために用いられる乱数値を示す数値データの一部を、乱数回路104とは別個に、CPU103がソフトウェアにより更新可能にカウントするためのものである。例えば、遊技制御カウンタ設定部154のランダムカウンタには、乱数値MR2−1、MR2−2、MR3、MR4を示す数値データが、ランダムカウント値として記憶され、CPU103によるソフトウェアの実行に応じて、定期的あるいは不定期に、各乱数値を示す数値データが更新される。
The random counter of the game control
第1保留記憶数カウンタは、第1特図保留記憶部151Aにおける保留データの数である第1保留記憶数をカウントするためのものである。例えば、第1保留記憶数カウンタには、第1保留記憶数に対応したカウント値データが、第1保留記憶数カウント値として記憶され、第1保留記憶数の増減に対応して更新(例えば1加算あるいは1減算)される。第2保留記憶数カウンタは、第2特図保留記憶部151Bにおける保留データの数である第2保留記憶数をカウントするためのものである。例えば、第2保留記憶数カウンタには、第2保留記憶数に対応したカウント値データが、第2保留記憶数カウント値として記憶され、第2保留記憶数の増減に対応して更新(例えば1加算あるいは1減算)される。合計保留記憶数カウンタは、第1保留記憶数と第2保留記憶数とを合計した合計保留記憶数をカウントするためのものである。例えば、合計保留記憶数カウンタには、合計保留記憶数に対応したカウント値データが、合計保留記憶数カウント値として記憶され、合計保留記憶数の増減に対応して更新(例えば1加算あるいは1減算)される。
The first reserved memory number counter is for counting the first reserved memory number that is the number of reserved data in the first special figure reserved memory unit 151A. For example, in the first reserved memory number counter, count value data corresponding to the first reserved memory number is stored as the first reserved memory number count value, and updated (for example, 1) Addition or 1 subtraction). The second reserved memory number counter is for counting the second reserved memory number that is the number of reserved data in the second special figure reserved
ラウンド数カウンタは、大当り遊技状態におけるラウンドの実行回数などをカウントするためのものである。例えば、ラウンド数カウンタには、大当り遊技状態の開始時にカウント初期値「1」を示すデータが、ラウンド数カウント値として設定される。そして、1回のラウンドが終了して次回のラウンドが開始されるときに、ラウンド数カウント値が1加算されて更新される。また、ラウンド数カウンタは、小当り遊技状態における可変入賞動作の実行回数もカウントするようにしてもよい。 The round number counter is for counting the number of rounds executed in the big hit gaming state. For example, in the round number counter, data indicating a count initial value “1” at the start of the big hit gaming state is set as the round number count value. When one round is completed and the next round is started, the round count value is incremented by 1 and updated. The round number counter may also count the number of executions of the variable winning operation in the small hit gaming state.
入賞累積数カウンタは、第2始動入賞口が閉鎖状態のときに、第2始動口スイッチ22Bによって検出された遊技球の個数(入賞累積数)をカウントするためのものである。例えば、入賞累積数カウンタには、第2始動入賞口が閉鎖状態のときに、第2始動口スイッチ22Bによって検出された遊技球の個数に対応したカウント値データが、入賞累積数カウント値として記憶され、第2始動口スイッチ22Bによる検出に対応して入賞累積数カウント値が1加算されて更新される。 The winning cumulative number counter is for counting the number of game balls (cumulative winning number) detected by the second starting port switch 22B when the second starting winning port is closed. For example, in the winning cumulative number counter, count value data corresponding to the number of game balls detected by the second starting port switch 22B when the second starting winning port is in a closed state is stored as a cumulative winning number count value. In response to the detection by the second start port switch 22B, the winning cumulative number count value is incremented by one and updated.
総賞球個数カウンタは、賞球となる遊技球の個数をカウントするためのものである。総賞球個数カウンタは、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23による遊技球の検出に対応して加算されて更新される。この実施の形態では、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22Bのうち、いずれかのスイッチにより遊技球が検出されると、総賞球個数カウンタの値が3加算され、カウントスイッチ23により遊技球が検出されると、総賞球個数カウンタの値が15加算される。また、第1始動入賞口、第2始動入賞口、および大入賞口とは異なる入賞口(一般入賞口)に進入した遊技球が検出されたときには、総賞球個数カウンタの値が10加算される。
The total prize ball number counter is for counting the number of game balls to be prize balls. The total prize ball number counter is added and updated corresponding to the detection of the game ball by the first start port switch 22A, the second start port switch 22B, and the
遊技制御バッファ設定部155には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、遊技制御バッファ設定部155には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。この実施の形態では、遊技制御バッファ設定部155に、送信コマンドバッファ、変動特図指定バッファ、大当り種別バッファなどが設けられている。
The game control
送信コマンドバッファは、主基板11からサブ側の制御基板に対して制御コマンドを送信するための設定データを一時的に格納するために用いられる。例えば、送信コマンドバッファは、複数(例えば「12」)のバッファ領域を備えて構成され、送信する制御コマンドに対応したコマンドテーブルのROM101における記憶アドレスを示す設定データなどが、各バッファ領域に格納される。また、送信コマンドバッファにおいて設定データの書込や読出を行うバッファ領域は、送信コマンドポインタなどによって指定され、複数のバッファ領域をリングバッファとして使用することができるように構成されていればよい。
The transmission command buffer is used to temporarily store setting data for transmitting a control command from the
変動特図指定バッファには、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームのうち、いずれの特図ゲームが実行されるかを示すバッファ値が格納される。一例として、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームが実行されることに対応して、変動特図指定バッファの値(変動特図指定バッファ値)が“1”に設定される。また、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームが実行されることに対応して、変動特図指定バッファ値が“2”に設定される。そして、特図ゲームが終了したことなどに対応して、変動特図指定バッファ値が“0”に設定される。
The variable special symbol designation buffer includes a special symbol game using the first special symbol by the first special
大当り種別バッファには、可変表示結果が「大当り」となる場合における飾り図柄の可変表示態様を、「通常」、「第1確変」〜「第3確変」、「突確」といった複数種類の大当り種別のいずれに決定するかの決定結果に対応したバッファ値が格納される。一例として、図11に示すような大当り種別判定テーブル131での設定に基づき、大当り種別が「通常」の場合には大当り種別バッファの値(大当り種別バッファ値)が「00」に設定され、大当り種別が「第1確変」の場合には大当り種別バッファ値が「01」に設定され、大当り種別が「第2確変」の場合には大当り種別バッファ値が「02」に設定され、大当り種別が「第3確変」の場合には大当り種別バッファ値が「03」に設定され、大当り種別が「突確」の場合には大当り種別バッファ値が「04」に設定される。 In the jackpot type buffer, the variable display mode of the decorative symbol when the variable display result is “big hit” is a plurality of types of jackpot types such as “normal”, “first probability variation” to “third probability variation”, and “surprise probability”. The buffer value corresponding to the determination result of which to be determined is stored. As an example, based on the setting in the jackpot type determination table 131 as shown in FIG. 11, when the jackpot type is “normal”, the value of the jackpot type buffer (the jackpot type buffer value) is set to “00”, and the jackpot type When the type is “first probability variation”, the big hit type buffer value is set to “01”, and when the big hit type is “second probability variation”, the big hit type buffer value is set to “02” and the big hit type is In the case of “third probability variation”, the big hit type buffer value is set to “03”, and in the case of the big hit type “surprise”, the big hit type buffer value is set to “04”.
図2に示す遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるI/O105は、遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送された各種信号を取り込むための入力ポートと、遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部へと各種信号を伝送するための出力ポートとを含んで構成されている。
The I /
図2に示すように、演出制御基板12には、プログラムに従って制御動作を行う演出制御用CPU120と、演出制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM121と、演出制御用CPU120のワークエリアを提供するRAM122と、画像表示装置5における表示動作の制御内容を決定するための処理などを実行する表示制御部123と、演出制御用CPU120とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。一例として、演出制御基板12では、演出制御用CPU120がROM121から読み出したプログラムを実行することにより、演出用の電気部品による演出動作を制御するための処理が実行される。このときには、演出制御用CPU120がROM121から固定データを読み出す固定データ読出動作や、演出制御用CPU120がRAM122に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、演出制御用CPU120がRAM122に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部から各種信号の入力を受け付ける受信動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部へと各種信号を出力する送信動作なども行われる。演出制御基板12には、画像表示装置5に対して映像信号を伝送するための配線や、音声制御基板13に対して情報信号としての効果音信号を伝送するための配線、ランプ制御基板14に対して情報信号としての電飾信号を伝送するための配線などが接続されている。さらに、演出制御基板12には、操作ボタン30からの情報信号としての操作検出信号を伝送するための配線も接続されている。
As shown in FIG. 2, the
演出制御基板12では、例えば乱数回路124などにより、演出動作を制御するために用いられる各種の乱数値を示す数値データが更新可能にカウントされる。図23は、演出制御基板12の側においてカウントされる乱数値を例示する説明図である。図23に示すように、この実施の形態では、演出制御基板12の側において、第1〜第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1〜SR1−3、昇格演出時仮停止図柄決定用の乱数値SR2、滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3、第1〜第3擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−1〜SR4−3、昇格演出実行判定用の乱数値SR5、第1〜第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−1〜SR6−3、サブ予告パターン種別判定用の乱数値SR7、第1〜第3サブ予告パターン判定用の乱数値SR8−1〜SR8−3、リーチ演出決定用の乱数値SR9のそれぞれを示す数値データが、カウント可能に制御される。なお、演出効果を高めるために、これら以外の乱数値が用いられてもよい。乱数回路124は、これらの乱数値SR1−1〜SR1−3、SR2、SR3、SR4−1〜SR4−3、SR5、SR6−1〜SR6−3、SR7、SR8−1〜SR8−3、SR9の全部または一部を示す数値データをカウントするものであればよい。演出制御用CPU120は、例えば図44に示す演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタといった、乱数回路124とは異なるランダムカウンタを用いて、ソフトウェアによって各種の数値データを更新することで、乱数値SR1−1〜SR1−3、SR2、SR3、SR4−1〜SR4−3、SR5、SR6−1〜SR6−3、SR7、SR8−1〜SR8−3、SR9の一部を示す数値データをカウントするようにしてもよい。また、演出制御基板12に乱数回路124が搭載されていない場合には、演出制御用CPU120がランダムカウンタを用いて、乱数値SR1−1〜SR1−3、SR2、SR3、SR4−1〜SR4−3、SR5、SR6−1〜SR6−3、SR7、SR8−1〜SR8−3、SR9の全部を示す数値データをカウントするようにしてもよい。
On the
第1〜第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1〜SR1−3は、飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄として、画像表示装置5の表示領域における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rに停止表示される飾り図柄(最終停止図柄)を決定するために用いられる乱数値である。なお、ここでの最終停止図柄は、飾り図柄の可変表示が終了する時点で「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rそれぞれにて最終的に停止表示される3つの飾り図柄のことである。一例として、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1は「1」〜「80」の範囲の値をとり、第2最終停止図柄決定用の乱数値SR1−2は「1」〜「70」の範囲の値をとり、第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−3は「1」〜「96」の範囲の値をとる。
The random numbers SR1-1 to SR1-3 for determining the first to third final stop symbols are “left” and “middle” in the display area of the
昇格演出時仮停止図柄決定用の乱数値SR2は、変動中昇格演出を実行する場合に、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて仮停止表示させる通常大当り組合せの飾り図柄を決定するために用いられる乱数値であり、「1」〜「80」の範囲の値をとる。滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3は、「滑り」の特定演出を実行する場合や「発展チャンス目」の特定演出を実行する場合に、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部または一部にて仮停止表示させる飾り図柄を決定するために用いられる乱数値であり、「1」〜「101」の範囲の値をとる。
The random value SR2 for determining the temporary stop symbol at the promotion effect is temporarily stopped at the decorative
第1〜第3擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−1〜SR4−3は、「擬似連」の特定演出を実行する場合に、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて仮停止表示させる仮停止図柄の組合せを、擬似連チャンス目GC1〜GC8のいずれかに決定するために用いられる乱数値である。一例として、第1擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−1は「1」〜「211」の範囲の値をとり、第2擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−2は「1」〜「229」の範囲の値をとり、第3擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−3は「1」〜「311」の範囲の値をとる。
The random numbers SR4-1 to SR4-3 for determining the first to third pseudo-temporary temporary stop symbols are “left”, “middle”, and “right” when executing a specific effect of “pseudo-continuous”. This is a random value used to determine a combination of temporary stop symbols to be temporarily stopped and displayed in each of the decorative
昇格演出実行判定用の乱数値SR5は、可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」のいずれかである場合に、変動中昇格演出や大当り中昇格演出を実行するか否かの判定を行うために用いられる乱数値であり、「1」〜「100」の範囲の値をとる。 When the variable display result is “big hit” and the big hit type is “normal”, “first probability change” to “third probability change”, the random effect value SR5 for promotion effect execution determination Or a random number value used for determining whether or not to execute the promotion effect during the big hit, and takes a value in the range of “1” to “100”.
第1〜第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−1〜SR6−3は、「滑り」、「擬似連」、「イントロ」といった特定演出を実行する場合における演出動作の内容に対応した特定演出パターンを、複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値である。一例として、第1特定演出パターン判定用の乱数値SR6−1は、「滑り」の特定演出を実行する場合における特定演出パターンを決定するために用いられ、「1」〜「71」の範囲の値をとる。第2特定演出パターン判定用の乱数値SR6−2は、「擬似連」の特定演出を実行する場合における特定演出パターンを決定するために用いられ、「1」〜「150」の範囲の値をとる。第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−3は、「イントロ」の特定演出を実行する場合における特定演出パターンを決定するために用いられ、「1」〜「100」の範囲の値をとる。 The random values SR6-1 to SR6-3 for determining the first to third specific effect patterns are specified corresponding to the contents of the effect operation when executing the specific effects such as “slip”, “pseudo-continuous”, and “intro”. It is a random value used to determine the production pattern as one of a plurality of types. As an example, the random value SR6-1 for determining the first specific effect pattern is used to determine the specific effect pattern in the case of executing the “slip” specific effect, and is in the range of “1” to “71”. Takes a value. The random value SR6-2 for determining the second specific effect pattern is used to determine the specific effect pattern in the case of executing the “pseudo-continuous” specific effect, and a value in the range of “1” to “150” is used. Take. The random number SR6-3 for determining the third specific effect pattern is used to determine a specific effect pattern in the case of executing the specific effect of “Intro”, and takes a value in the range of “1” to “100”. .
予告パターン種別判定用の乱数値SR7は、予告演出を実行するか否かを決定し、予告演出を実行する場合における予告パターン種別を予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、「1」〜「191」の範囲の値をとる。第1〜第3予告パターン判定用の乱数値SR8−1〜SR8−3は、予告パターンを予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値である。一例として、第1予告パターン判定用の乱数値SR8−1は、「キャラクタ表示」の予告演出における予告パターンを決定するために用いられ、「1」〜「499」の範囲の値をとる。第2予告パターン判定用の乱数値SR8−2は、「ステップアップ画像」の予告演出における予告パターンを決定するために用いられ、「1」〜「1009」の範囲の値をとる。第3予告パターン判定用の乱数値SR8−3は、「メール表示」の予告演出における予告パターンを決定するために用いられ、「1」〜「200」の範囲の値をとる。 The random value SR7 for determining the notice pattern type is used to determine whether or not to execute the notice effect, and to determine any one of a plurality of kinds of prepared notice pattern types when the notice effect is executed. It is a random value and takes a value in the range of “1” to “191”. The random numbers SR8-1 to SR8-3 for determining the first to third notice patterns are random values used to determine any one of a plurality of kinds of prepared notice patterns. As an example, the random value SR8-1 for determining the first notice pattern is used to determine the notice pattern in the notice effect of “character display”, and takes a value in the range of “1” to “499”. The random value SR8-2 for determining the second notice pattern is used to determine the notice pattern in the notice effect of the “step-up image”, and takes a value in the range of “1” to “1009”. The random value SR8-3 for determining the third notice pattern is used to determine the notice pattern in the notice effect of “mail display”, and takes a value in the range of “1” to “200”.
リーチ演出決定用の乱数値S9は、リーチ選択演出を実行する場合に、その実行後に行われるリーチ演出の種類を決定するために用いられる乱数値であり、「1」〜「200」の範囲の値をとる。 The reach effect determination random number value S9 is a random value used for determining the type of reach effect performed after the reach selection effect is executed, and ranges from “1” to “200”. Takes a value.
図2に示す演出制御基板12に搭載されたROM121には、演出制御用のプログラムの他にも、演出動作を制御するために用いられる各種のデータテーブルなどが格納されている。例えば、ROM121には、演出制御用CPU120が各種の判定や決定、設定を行うために用意された複数の判定テーブルや決定テーブル、制御パターンテーブルを構成するテーブルデータが記憶されている。
In addition to the effect control program, the
ROM121が記憶する決定テーブルには、所定の非リーチ組合せや発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかとなる確定飾り図柄を決定するためのテーブルとして、例えば図24(A)〜(D)に示す最終停止図柄決定テーブル160A〜160Dが含まれている。図24(A)に示す最終停止図柄決定テーブル160Aは、所定の非リーチ組合せとなる確定飾り図柄のうち、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて停止表示される確定飾り図柄となる左最終停止図柄FZ1−1を、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。最終停止図柄決定テーブル160Aは、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を、左最終停止図柄FZ1−1となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に割り当てる決定用データなどから構成されている。図24(B)に示す最終停止図柄決定テーブル160Bは、所定の非リーチ組合せとなる確定飾り図柄のうち、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて停止表示される確定飾り図柄となる右最終停止図柄FZ1−2を、左最終停止図柄FZ1−1や第2最終停止図柄決定用の乱数値SR1−2に基づいて決定するために参照されるテーブルである。最終停止図柄決定テーブル160Bは、左最終停止図柄FZ1−1として決定された飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に応じて、第2最終停止図柄決定用の乱数値SR1−2を、右最終停止図柄FZ1−2となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に割り当てる決定用データなどから構成されている。図24(C)に示す最終停止図柄決定テーブル160Cは、所定の非リーチ組合せとなる確定飾り図柄のうち、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示される確定飾り図柄となる中最終停止図柄FZ1−3を、左最終停止図柄FZ1−1や右最終停止図柄FZ1−2、第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−3などに基づいて決定するために参照されるテーブルである。
In the determination table stored in the
ここで、ROM121が記憶する判定テーブルには、図25に示すような左右出目判定テーブル161が含まれており、左最終停止図柄FZ1−1と右最終停止図柄FZ1−2との組合せから、左右出目タイプDC1−1がLR0、LR11〜LR18、LR31〜LR38のいずれに該当するかの判定が行われる。最終停止図柄決定テーブル160Cは、左右出目タイプDC1−1がLR0、LR11〜LR18、LR31〜LR38のいずれに該当するかの判定結果に応じて、第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−3を、中最終停止図柄FZ1−3となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に割り当てる決定用データなどから構成されている。
Here, the determination table stored in the
図24(B)に示す最終停止図柄決定テーブル160Bでは、左最終停止図柄FZ1−1となる飾り図柄の図柄番号と右最終停止図柄FZ1−2となる飾り図柄の図柄番号とが同一となる部分には、第2最終停止図柄決定用の乱数値SR1−2が割り当てられていない。このような割当てにより、最終停止図柄として所定の非リーチ組合せとなる確定飾り図柄を決定する場合に、その確定飾り図柄の組合せがリーチ組合せや大当り組合せ(突確チャンス目TC1〜TC4を除く)とはならないようにすることができる。また、図24(C)に示す最終停止図柄決定テーブル160Cでは、左最終停止図柄FZ1−1、右最終停止図柄FZ1−2、中最終停止図柄FZ1−3の組合せが、予め定められた飾り図柄の組合せとなる部分には、第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−3が割り当てられていない。例えば、リーチ組合せや大当り組合せ以外であっても、図3(A)に示す擬似連チャンス目GC1〜GC8となる部分や、図3(B)に示す発展チャンス目HC1〜HC8となる部分、図3(C)に示す突確チャンス目TC1〜TC4となる部分、さらには、図26に示すような一定の非リーチ組合せとなる部分には、第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−3が割り当てられていない。このような割当てにより、最終停止図柄として所定の非リーチ組合せとなる確定飾り図柄を決定する場合に、その確定飾り図柄が擬似連チャンス目GC1〜GC8や発展チャンス目HC1〜HC8、突確チャンス目TC1〜TC4、さらには、これらのチャンス目と類似する一定の非リーチ組合せとはならないようにすることができる。 In the final stop symbol determination table 160B shown in FIG. 24 (B), the symbol number of the decorative symbol that becomes the left final stop symbol FZ1-1 and the symbol number of the decorative symbol that becomes the right final stop symbol FZ1-2 are the same. Is not assigned the random number SR1-2 for determining the second final stop symbol. With such an assignment, when a final decorative symbol that is a predetermined non-reach combination is determined as the final stop symbol, the final decorative symbol combination is a reach combination or a jackpot combination (except for the odd chance TC1 to TC4). It can be avoided. Also, in the final stop symbol determination table 160C shown in FIG. 24C, combinations of the left final stop symbol FZ1-1, the right final stop symbol FZ1-2, and the middle final stop symbol FZ1-3 are predetermined decorative symbols. The random number value SR1-3 for determining the third final stop symbol is not assigned to the part that becomes the combination of. For example, even if it is other than the reach combination or the big hit combination, the part that becomes the pseudo consecutive chances GC1 to GC8 shown in FIG. 3A, the part that becomes the development chances HC1 to HC8 shown in FIG. The random number value SR1-3 for determining the third final stop symbol is set in the portion that becomes the odd chance TC1 to TC4 shown in FIG. 3 (C), and further in the portion that becomes a certain non-reach combination as shown in FIG. Not assigned. With such an assignment, when a final decorative symbol that is a predetermined non-reach combination is determined as the final stop symbol, the final decorative symbol is a pseudo-continuous chance item GC1 to GC8, an expansion chance item HC1 to HC8, or a random chance symbol TC1. ˜TC4, and even certain non-reach combinations similar to these chances.
図24(D)に示す最終停止図柄決定テーブル160Dは、「発展チャンス目終了」の特定演出が実行される場合に「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでの最終停止図柄FZ1−4、FZ1−5、FZ1−6となる確定飾り図柄の組合せを、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1に基づいて発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。最終停止図柄決定テーブル160Dは、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を、発展チャンス目HC1〜HC8に割り当てる決定用データなどから構成されている。
The final stop symbol determination table 160D shown in FIG. 24 (D) shows the “left”, “middle”, and “right” decorative
ROM121が記憶する決定テーブルには、リーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄を決定するためのテーブルとして、例えば図27(A)及び(B)に示す最終停止図柄決定テーブル162A、162Bが含まれている。図27(A)に示す最終停止図柄決定テーブル162Aは、リーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄のうち、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて停止表示される確定飾り図柄となる左最終停止図柄FZ2−1と、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて停止表示される確定飾り図柄となる右最終停止図柄FZ2−2とを、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。最終停止図柄決定テーブル162Aは、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を、左最終停止図柄FZ2−1及び右最終停止図柄FZ2−2として同一になる飾り図柄(左右最終停止図柄FZ2−1、FZ2−2)の図柄番号「1」〜「8」に割り当てる決定用データなどから構成されている。図27(B)に示す最終停止図柄決定テーブル162Bは、リーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄のうち、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示される確定飾り図柄となる中最終停止図柄FZ2−3を、第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−3に基づいて決定するために参照されるテーブルである。
The determination table stored in the
ここで、リーチハズレ組合せを構成する中最終停止図柄FZ2−3は、左最終停止図柄FZ2−1や右最終停止図柄FZ2−2となる飾り図柄の図柄番号との差分値である図柄差により特定される。すなわち、飾り図柄の可変表示において、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄の変動を開始させ、「左」→「右」→「中」といった所定順序で飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄を停止表示する場合に、最後に飾り図柄が停止表示される「中」の飾り図柄表示エリア5C以外の「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rに停止表示される左右最終停止図柄FZ2−1、FZ2−2が最終停止図柄決定テーブル162Aを用いて決定された後、最終停止図柄決定テーブル162Bを用いて「中」の飾り図柄表示エリア5Cに停止表示される中最終停止図柄FZ2−3と左右最終停止図柄FZ2−1、FZ2−2との差分(図柄差)を決定する。このとき決定された図柄差に応じて、「中」の飾り図柄表示エリア5Cに停止表示される中最終停止図柄FZ2−3となる確定飾り図柄が決定される。最終停止図柄決定テーブル162Bは、ノーマルPA2−1、ノーマルPA2−2、特殊PG2−1、特殊PG2−2の変動パターンのいずれかである場合や、ノーマルPA2−3、ノーマルPA2−4のいずれかである場合、スーパーPA3−1〜スーパーPA3−4、スーパーPB3−1〜PB3−5、スーパーPC3−1〜スーパーPC3−4、スーパーPS3−1〜スーパーPS3−4、特殊PG2−3の変動パターンのいずれかである場合、スーパーPA3−5〜スーパーPA3−8の変動パターンのいずれかである場合に応じて、第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−3を、図柄差「−2」、「−1」、「+1」、「+2」に割り当てる決定用データなどから構成されている。
Here, the middle final stop symbol FZ2-3 constituting the reach-losing combination is specified by a symbol difference that is a difference value between the symbol numbers of the decorative symbols that are the left final stop symbol FZ2-1 and the right final stop symbol FZ2-2. The That is, in the variable display of decorative symbols, the variation of decorative symbols is started in the decorative
ROM121が記憶する判定テーブルには、大当り組合せや突確チャンス目TC1〜TC4のいずれかとなる確定飾り図柄を決定するためのテーブルとして、例えば図28(A)〜(C)に示す最終停止図柄決定テーブル163A〜163Cが含まれている。図28(A)に示す最終停止図柄決定テーブル163Aは、通常大当り組合せとなる確定飾り図柄として、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて停止表示される左中右最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3を、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。最終停止図柄決定テーブル163Aは、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を、左中右最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3として同一になる通常図柄の図柄番号「2」、「4」、「6」、「8」に割り当てる決定用データなどから構成されている。図28(B)に示す最終停止図柄決定テーブル163Bは、確変大当り組合せとなる確定飾り図柄として、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて停止表示される左中右最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3を、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。最終停止図柄決定テーブル163Bは、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を、左中右最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3として同一になる確変図柄の図柄番号「1」、「3」、「5」、「7」に割り当てる決定用データなどから構成されている。図28(C)に示す最終停止図柄決定テーブル163Cは、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでの左中右最終停止図柄FZ4−1、FZ4−2、FZ4−3となる確定飾り図柄の組合せを、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1に基づいて突確チャンス目TC1〜TC4のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。最終停止図柄決定テーブル163Cは、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を、突確チャンス目TC1〜TC4に割り当てる決定用データなどから構成されている。
In the determination table stored in the
ROM121が記憶する判定テーブルには、リーチ選択演出の実行後に行われるリーチ演出の種類を複数種類のいずれかに決定するためのテーブルとして、例えば図29(A)及び(B)に示すリーチ演出決定用テーブル172A及び172Bが含まれている。図29(A)に示す大当り用リーチ演出決定用テーブル172Aは、可変表示結果が「大当り」で、大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」(「突確」以外)であり、リーチ選択演出が実行される場合に、リーチ演出決定用の乱数値SR9の値に基づき、リーチ選択演出の実行後に行われるリーチ演出の種類をリーチ演出A〜リーチ演出Cのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。大当り用リーチ演出決定用テーブル172Aは、リーチ演出決定用の乱数値SR9を、リーチ演出A〜リーチ演出Cに割り当てる決定用データなどから構成されている。図29(B)に示すリーチ用リーチ演出決定用テーブル172Bは、可変表示結果が「ハズレ」で、可変表示態様が「リーチ」であり、リーチ選択演出が実行される場合に、リーチ演出決定用の乱数値SR9の値に基づき、リーチ選択演出の実行後に行われるリーチ演出の種類をリーチ演出A〜リーチ演出Cのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。リーチ用リーチ演出決定用テーブル172Bは、リーチ演出決定用の乱数値SR9を、リーチ演出A〜リーチ演出Cに割り当てる決定用データなどから構成されている。ここで、大当り用リーチ演出決定用テーブル172Aでは、リーチ演出決定用の乱数SR9のうち「1」〜「30」の範囲の値しかリーチ演出Aに割り当てられていない一方で、リーチ用リーチ演出決定用テーブル172Bでは、「1」〜「100」の範囲の値がリーチ演出Aに割り当てられている。これに対しいて、大当り用リーチ演出決定用テーブル172Aでは、リーチ演出決定用の乱数SR9のうち「101」〜「200」の範囲の値がリーチ演出Cに割り当てられている一方で、リーチ用リーチ演出決定用テーブル172Bでは、「171」〜「200」の範囲の値でしかリーチ演出Cに割り当てられていない。すなわち、可変表示結果が「大当り」の場合には、可変表示結果が「ハズレ」の場合に比べて、リーチ選択演出実行後にリーチ演出Aが行われる割合が低くなる一方で、リーチ演出Cが行われる割合が高くなる。このため、リーチ選択演出の実行後にリーチ演出Aが行われる場合に比べて、リーチ演出Cが行われる方が、信頼度(可変表示結果が「大当り」となる可能性)の高いこととなる。
In the determination table stored in the
ROM121が記憶する判定テーブルには、特定演出パターンを複数種類のいずれかに決定するためのテーブルとして、例えば図30(A)〜(C)に示す特定演出パターン判定テーブル164A〜164Cが含まれている。図30(A)に示す特定演出パターン判定テーブル164Aは、「滑り」の特定演出が実行される場合に、第1特定演出パターン判定用の乱数値SR6−1に基づき、特定演出パターンを滑りTP1−1〜滑りTP1−4のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。特定演出パターン判定テーブル164Aは、非リーチPA1−4、ノーマルPA2−2、ノーマルPA2−4、ノーマルPA2−6、ノーマルPA2−8、スーパーPA3−2、スーパーPA3−6、スーパーPS3−2、スーパーPA4−2、スーパーPA5−2、スーパーPB3−2、スーパーPB4−2、スーパーPB5−2、スーパーPC3−2、スーパーPC3−4、スーパーPD1−2、スーパーPE1−2、スーパーPF1−3、スーパーPS4−2、特殊PG1−2、特殊PG2−2、特殊PG3−3の変動パターンといった、「滑り」の特定演出が実行される変動パターン(図7及び図8を参照)に応じて、第1特定演出パターン判定用の乱数値SR6−1を、滑りTP1−1〜滑りTP1−4の特定演出パターンに割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ここで、滑りTP1−1の特定演出パターンでは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて飾り図柄を仮停止表示させた後、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて飾り図柄を高速に再変動させた後に停止表示させることで、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて停止表示する飾り図柄を変更させる演出表示が行われる。滑りTP1−2の特定演出パターンでは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて飾り図柄を仮停止表示させた後、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて飾り図柄を高速に再変動させた後に停止表示させることで、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて停止表示する飾り図柄を変更させる演出表示が行われる。滑りTP1−3の特定演出パターンでは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて飾り図柄を仮停止表示させた後、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて飾り図柄を低速に再変動させた後に停止表示させることで、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて停止表示する飾り図柄を変更させる演出表示が行われる。滑りTP1−4の特定演出パターンでは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて飾り図柄を仮停止表示させた後、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて飾り図柄を低速に再変動させた後に停止表示させることで、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて停止表示する飾り図柄を変更させる演出表示が行われる。
Here, in the specific effect pattern of the slip TP1-1, after changing the decorative symbols in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative
図30(B)に示す特定演出パターン判定テーブル164Bは、「擬似連」の特定演出が実行される場合に、第2特定演出パターン判定用の乱数値SR6−2に基づき、特定演出パターンを擬似連TP2−1〜擬似連TP2−3のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。特定演出パターン判定テーブル164Bは、非リーチPA1−5、スーパーPA3−4、スーパーPA3−8、スーパーPB3−4、スーパーPS3−4、スーパーPA4−4、スーパーPA4−8、スーパーPB4−4、スーパーPB5−4、スーパーPF1−1、スーパーPS4−4、特殊PG1−3の変動パターンといった、「擬似連」の特定演出が実行される変動パターン(図7及び図8を参照)に応じて、第2特定演出パターン判定用の乱数値SR6−2を、擬似連TP2−1〜擬似連TP2−3の特定演出パターンに割り当てる決定用データなどから構成されている。 The specific effect pattern determination table 164B shown in FIG. 30B simulates the specific effect pattern based on the second specific effect pattern determination random value SR6-2 when the “pseudo-continuous” specific effect is executed. It is a table referred to in order to determine any one of the series TP2-1 to the pseudo series TP2-3. The specific effect pattern determination table 164B includes non-reach PA1-5, super PA3-4, super PA3-8, super PB3-4, super PS3-4, super PA4-4, super PA4-8, super PB4-4, super Depending on the variation pattern (see FIGS. 7 and 8) in which a specific effect of “pseudo-continuous” is executed, such as the variation patterns of PB5-4, Super PF1-1, Super PS4-4, and Special PG1-3. (2) Random value SR6-2 for determining a specific effect pattern is composed of data for determination assigned to the specific effect patterns of the pseudo-continuous TP2-1 to the pseudo-continuous TP2-3.
ここで、擬似連TP2−1の特定演出パターンでは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を仮停止表示させてから再変動(擬似連変動)させる全再変動表示動作が、最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示されるまでに1回行われる。擬似連TP2−2の特定演出パターンでは、確定飾り図柄が停止表示されるまでに全再変動表示動作が2回行われる。擬似連TP2−3の特定演出パターンでは、確定飾り図柄が停止表示されるまでに全再変動表示動作が3回行われる。したがって、この実施の形態では、特定演出パターン判定テーブル164Bを用いて特定演出パターンを擬似連TP2−1〜擬似連TP2−3のいずれかに決定することにより、擬似連変動の実行回数を決定することができる。
Here, in the specific effect pattern of the pseudo-continuous TP2-1, the decorative symbols are temporarily stopped and displayed in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative
図30(C)に示す特定演出パターン判定テーブル164Cは、「イントロ」の特定演出が実行される場合に、第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−3に基づき、特定演出パターンをイントロTP3−1〜イントロTP3−3のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。特定演出パターン判定テーブル164Cは、非リーチPA1−6、スーパーPA3−3、スーパーPA3−7、スーパーPB3−3、スーパーPA4−3、スーパーPA4−7、スーパーPA5−3、スーパーPB4−3、スーパーPB5−3の変動パターンといった、「イントロ」の特定演出が実行される変動パターン(図7及び図8を参照)に応じて、第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−3を、イントロTP3−1〜イントロTP3−3の特定演出パターンに割り当てる決定用データなどから構成されている。 The specific effect pattern determination table 164C shown in FIG. 30C indicates the specific effect pattern based on the random value SR6-3 for determining the third specific effect pattern when the “intro” specific effect is executed. It is a table referred to in order to determine any of -1 to intro TP3-3. The specific effect pattern determination table 164C includes non-reach PA1-6, super PA3-3, super PA3-7, super PB3-3, super PA4-3, super PA4-7, super PA5-3, super PB4-3, super In response to a variation pattern (see FIGS. 7 and 8) in which a specific effect of “intro” is executed, such as a variation pattern of PB5-3, the random value SR6-3 for determining the third specific effect pattern is converted into intro TP3. -1 to intro TP3-3 are made up of determination data to be assigned to specific production patterns.
ここで、変動パターンが非リーチPA1−6である場合には、例えば図44に示す演出制御バッファ設定部164に設けられた前回演出バッファ値が“1”〜“3”のいずれであるかに応じて、複数種類の演出動作に対応したイントロTP3−1〜イントロTP3−3の各特定演出パターンに対する第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−3の割当てが異なっている。前回演出バッファ値は、「イントロ」の特定演出における特定演出パターンがイントロTP3−1に決定された場合に“1”に設定され、イントロTP3−2に決定された場合に“2”に設定され、イントロTP3−3に決定された場合に“3”に設定される。そして、前回演出バッファ値が“1”であるときには、イントロTP3−1に対して第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−3が割り当てられておらず、前回演出バッファ値が“2”であるときには、イントロTP3−2に対して第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−3が割り当てられておらず、前回演出バッファ値が“3”であるときには、イントロTP3−3に対して第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−3が割り当てられていない。このような割当てにより、非リーチPA1−6の変動パターンに応じて「イントロ」の特定演出が実行される場合には、前回実行された「イントロ」の特定演出における特定演出パターンと同一の特定演出パターンにはならないようにすることができる。
Here, when the variation pattern is non-reach PA 1-6, for example, whether the previous effect buffer value provided in the effect control
ROM121が記憶する判定テーブルには、図31(A)に示す変動中昇格演出実行判定テーブル165Aや、図31(B)に示す大当り中昇格演出実行判定テーブル165Bが含まれている。図31(A)に示す変動中昇格演出実行判定テーブル165Aは、可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」(「突確」以外)である場合に、変動中昇格演出を実行するか否かを、昇格演出実行判定用の乱数値SR5に基づいて判定するために参照されるテーブルである。変動中昇格演出実行判定テーブル165Aは、大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」のいずれであるかに応じて、昇格演出実行判定用の乱数値SR5を、変動中昇格演出の有無を示す判定結果に割り当てる決定用データなどから構成されている。ここで、大当り種別が「通常」または「第3確変」である場合には、昇格演出実行判定用の乱数値SR5が全て変動中昇格演出ありの判定結果に割り当てられており、変動中昇格失敗演出が実行されることになる。また、大当り種別が「第1確変」である場合には、昇格演出実行判定用の乱数値SR5の一部が変動中昇格演出ありの判定結果に割り当てられ、残りが変動中昇格演出なしの判定結果に割り当てられている。この場合、変動中昇格演出ありの判定結果となれば、変動中昇格成功演出が実行されることになる。さらに、大当り種別が「第2確変」である場合には、昇格演出実行判定用の乱数値SR5が全て変動中昇格演出なしの判定結果に割り当てられており、変動中昇格成功演出と変動中昇格失敗演出がいずれも実行されないことになる。
The determination table stored in the
図31(B)に示す大当り中昇格演出実行判定テーブル165Bは、可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」(「突確」以外)である場合に、大当り中昇格演出を実行するか否かを、昇格演出実行判定用の乱数値SR5に基づいて判定するために参照されるテーブルである。大当り中昇格演出実行判定テーブル165Bは、大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」のいずれであるかに応じて、昇格演出実行判定用の乱数値SR5を、大当り中昇格成功演出や大当り中昇格失敗演出の有無を示す判定結果に割り当てる決定用データなどから構成されている。ここで、大当り種別が「通常」である場合には、昇格演出実行判定用の乱数値SR5が全て大当り中昇格失敗演出ありの判定結果に割り当てられており、大当り中昇格失敗演出が実行されることになる。また、大当り種別が「第1確変」または「第2確変」である場合には、昇格演出実行判定用の乱数値SR5が全て大当り中昇格演出なしの判定結果に割り当てられており、大当り中昇格成功演出と大当り中昇格失敗演出がいずれも実行されないことになる。さらに、大当り種別が「第3確変」である場合には、昇格演出実行判定用の乱数値SR5の一部が大当り中昇格成功演出ありの判定結果に割り当てられ、残りが大当り中昇格失敗演出ありの判定結果に割り当てられている。この場合には、判定結果に応じて、大当り中昇格成功演出と大当り中昇格失敗演出のいずれかが実行されることになる。 In the big hit middle promotion effect execution determination table 165B shown in FIG. 31 (B), the variable display result is “big hit” and the big hit type is “normal”, “first probability variation” to “third probability variation” (other than “surprise accuracy”). In this case, the table is referred to in order to determine whether or not to execute the jackpot promotion effect based on the random value SR5 for determining the promotion effect execution. The jackpot promotion effect execution determination table 165B determines whether the jackpot type is “normal”, “first probability change” to “third probability change”, and determines the random value SR5 for promotion effect execution determination as a jackpot. It is composed of data for determination assigned to a determination result indicating the presence or absence of a promotion promotion effect or a jackpot promotion failure effect. Here, when the jackpot type is “normal”, the random value SR5 for determining the promotion effect execution is all assigned to the determination result of the jackpot promotion promotion effect, and the jackpot promotion promotion effect is executed. It will be. When the jackpot type is “first probability variation” or “second probability variation”, the random value SR5 for determining the promotion effect execution is all assigned to the determination result of no jackpot promotion effect, and the jackpot promotion Both the successful performance and the jackpot promotion failure production will not be executed. Further, when the jackpot type is “third probability variation”, a part of the random effect value SR5 for determining the promotion effect execution is assigned to the determination result of the jackpot promotion promotion success effect, and the rest has the jackpot promotion promotion failure effect. Is assigned to the judgment result. In this case, depending on the determination result, either the jackpot promotion promotion success effect or the jackpot promotion promotion effect is executed.
ROM121が記憶する決定テーブルには、「滑り」の特定演出が実行される場合に仮停止表示させる飾り図柄を決定するためのテーブルとして、例えば図32(A)〜(D)に示す仮停止図柄決定テーブル166A〜166Dが含まれている。各仮停止図柄決定テーブル166A〜166Dは、例えば図32(E)に示すようなテーブル選択設定に従い、特定演出パターンが滑りTP1−1〜滑りTP1−4のいずれであるかに応じて、使用テーブルとして選択される。すなわち、特定演出パターンが滑りTP1−1である場合には仮停止図柄決定テーブル166Aが使用テーブルとして選択され、滑りTP1−2である場合には仮停止図柄決定テーブル166Bが使用テーブルとして選択され、滑りTP1−3である場合には仮停止図柄決定テーブル166Cが使用テーブルとして選択され、滑りTP1−4である場合には仮停止図柄決定テーブル166Dが使用テーブルとして選択される。各仮停止図柄決定テーブル166A〜166Dは、飾り図柄を再変動させる飾り図柄表示エリアにおいて最終停止図柄となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に応じて、滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3を、仮停止図柄となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に割り当てる決定用データなどから構成されている。すなわち、仮停止図柄決定テーブル166Aは、滑りTP1−1の特定演出パターンに従い飾り図柄が仮停止表示される「右」の飾り図柄表示エリア5Rにおける最終停止図柄としての右最終停止図柄となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に応じて、滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3を、右仮停止図柄KZ1−1となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に割り当てる決定用データを含んでいる。仮停止図柄決定テーブル166Bは、滑りTP1−2の特定演出パターンに従い飾り図柄が仮停止表示される「左」の飾り図柄表示エリア5Lにおける最終停止図柄としての左最終停止図柄となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に応じて、滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3を、左仮停止図柄KZ1−2となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に割り当てる決定用データを含んでいる。仮停止図柄決定テーブル166Cは、滑りTP1−3の特定演出パターンに従い飾り図柄が仮停止表示される「右」の飾り図柄表示エリア5Rにおける最終停止図柄としての右最終停止図柄となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に応じて、滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3を、右仮停止図柄KZ1−3となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に割り当てる決定用データを含んでいる。仮停止図柄決定テーブル166Dは、滑りTP1−4の特定演出パターンに従い飾り図柄が仮停止表示される「左」の飾り図柄表示エリア5Lにおける最終停止図柄としての左最終停止図柄となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に応じて、滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3を、左仮停止図柄KZ1−4となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に割り当てる決定用データを含んでいる。
In the determination table stored in the
ROM121が記憶する決定テーブルには、「擬似連」の特定演出が実行される場合に仮停止表示される飾り図柄を決定するためのテーブルとして、例えば図33(A)〜(D)に示す仮停止図柄決定テーブル167A〜167Dが含まれている。各仮停止図柄決定テーブル167A〜167Dは、「擬似連」の特定演出が実行される場合に、変動パターンが非リーチPA1−5であるか、スーパーPA3−4、スーパーPA3−8、スーパーPA4−4、スーパーPA4−8、スーパーPB3−4、スーパーPB4−4、スーパーPB5−4、スーパーPF1−1、スーパーPS3−4、スーパーPS4−4、特殊PG1−3のいずれかであるかや、最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示されるまでに実行される全再変動表示動作の残り回数などに応じて、使用テーブルとして選択される。ここで、全再変動表示動作の残り回数は、例えば最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示される飾り図柄の変動(擬似連変動)では「0」となり、その1回前に仮停止図柄が停止表示される飾り図柄の変動(擬似連変動)では「1」となり、2回前に仮停止図柄が停止表示される飾り図柄の変動(擬似連変動)では「2」となり、3回前に仮停止図柄が停止表示される飾り図柄の変動(擬似連変動)では「3」となるように、最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示される擬似連変動が実行されるまでに、あと何回の擬似連変動(仮停止図柄が停止表示される変動)が実行されるかに対応している。
In the determination table stored in the
一例として、仮停止図柄決定テーブル167Aは、変動パターンが非リーチPA1−5であることに応じて、最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示されるまでに実行される全再変動表示動作の残り回数が「1」である場合に、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて仮停止表示させる左図柄となる左仮停止図柄KZ2−1、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて仮停止表示させる右図柄となる右仮停止図柄KZ2−2、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて仮停止表示させる中図柄となる中仮停止図柄KZ2−3を決定するための使用テーブルとして選択される。仮停止図柄決定テーブル167Bは、変動パターンがスーパーPA3−4、スーパーPA3−8、スーパーPA4−4、スーパーPA4−8、スーパーPB3−4、スーパーPB4−4、スーパーPB5−4、スーパーPF1−1、スーパーPS3−4、スーパーPS4−4、特殊PG1−3のいずれかであることに応じて、最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示されるまでに実行される全再変動表示動作の残り回数が「1」である場合に、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて仮停止表示させる左図柄となる左仮停止図柄KZ2−1、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて仮停止表示させる右図柄となる右仮停止図柄KZ2−2、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて仮停止表示させる中図柄となる中仮停止図柄KZ2−3を決定するための使用テーブルとして選択される。
As an example, the temporary stop symbol determination table 167A shows the total re-variation display operation executed until the final decorative symbol that is the final stop symbol is stopped and displayed in response to the variation pattern being non-reach PA1-5. When the remaining number of times is “1”, the temporary temporary stop symbol KZ2-1, which is the left symbol to be temporarily stopped in the “left” decorative
また、仮停止図柄決定テーブル167Cは、変動パターンがスーパーPA3−4、スーパーPA3−8、スーパーPA4−4、スーパーPA4−8、スーパーPB3−4、スーパーPB4−4、スーパーPB5−4、スーパーPF1−1、スーパーPS3−4、スーパーPS4−4、特殊PG1−3のいずれかであることに応じて、最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示されるまでに実行される全再変動表示動作の残り回数が「2」である場合に、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて仮停止表示させる左図柄となる左仮停止図柄KZ3−1、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて仮停止表示させる右図柄となる右仮停止図柄KZ3−2、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて仮停止表示させる中図柄となる中仮停止図柄KZ3−3を決定するための使用テーブルとして選択される。仮停止図柄決定テーブル167Dは、変動パターンがスーパーPA3−4、スーパーPA3−8、スーパーPA4−4、スーパーPA4−8、スーパーPB3−4、スーパーPB4−4、スーパーPB5−4、スーパーPF1−1、スーパーPS3−4、スーパーPS4−4のいずれかであることに応じて、最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示されるまでに実行される全再変動表示動作の残り回数が「3」である場合に、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて仮停止表示させる左図柄となる左仮停止図柄KZ4−1、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて仮停止表示させる右図柄となる右仮停止図柄KZ4−2、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて仮停止表示させる中図柄となる中仮停止図柄KZ4−3を決定するための使用テーブルとして選択される。なお、変動パターンが非リーチPA1−5である場合には、図30(B)に示す特定演出パターン判定テーブル164Bの設定に基づき特定演出パターンが擬似連TP2−1に決定され、飾り図柄を仮停止表示させてから再変動させる全再変動表示動作の実行回数が1回だけであることから、仮停止図柄決定テーブル167Cや仮停止図柄決定テーブル167Dを使用テーブルとして選択する必要はない。変動パターンが特殊PG1−3である場合には、図30(B)に示す特定演出パターン判定テーブル164Bの設定に基づき特定演出パターンが擬似連TP2−1または擬似連TP2−2に決定され、飾り図柄を仮停止表示させてから再変動させる全再変動表示動作の実行回数が多くとも2回であることから、仮停止図柄決定テーブル167Dを使用テーブルとして選択する必要はない。
The temporary stop symbol determination table 167C has a variation pattern of Super PA 3-4, Super PA 3-8, Super PA 4-4, Super PA 4-8, Super PB 3-4, Super PB 4-4, Super PB 5-4, Super PF1. -1, all-variable display operation executed until the final decorative symbol that is the final stop symbol is stopped and displayed in response to being one of Super PS3-4, Super PS4-4, or Special PG1-3 When the remaining number of times is “2”, the left temporary stop symbol KZ3-1, which is the left symbol to be temporarily stopped in the “left” decorative
図33(A)に示す仮停止図柄決定テーブル167Aと図33(B)に示す仮停止図柄決定テーブル167Bはそれぞれ、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにおける最終停止図柄としての左最終停止図柄となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に応じて、第1擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−1を、左中右仮停止図柄KZ2−1、KZ2−2、KZ2−3の組合せによって構成される擬似連チャンス目GC1〜GC8に割り当てる決定用データなどから構成されている。図33(C)に示す仮停止図柄決定テーブル167Cは、仮停止図柄決定テーブル167Bを用いて決定された左仮停止図柄KZ2−1、右仮停止図柄KZ2−2、中仮停止図柄2−3の組合せが擬似連チャンス目GC1〜GC8のいずれであるかに応じて、第2擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−2を、左中右仮停止図柄KZ3−1、KZ3−2、KZ3−3の組合せによって構成される擬似連チャンス目GC1〜GC8に割り当てる決定用データなどから構成されている。図33(D)に示す仮停止図柄決定テーブル167Dは、仮停止図柄決定テーブル167Cを用いて決定された左仮停止図柄KZ3−1、右仮停止図柄3−2、中仮停止図柄KZ3−3の組合せが擬似連チャンス目GC1〜GC8のいずれであるかに応じて、第3擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−3を、左中右仮停止図柄KZ4−1、KZ4−2、KZ4−3の組合せによって構成される擬似連チャンス目GC1〜GC8に割り当てる決定用データなどから構成されている。
The temporary stop symbol determination table 167A shown in FIG. 33A and the temporary stop symbol determination table 167B shown in FIG. 33B are respectively a left final stop symbol as a final stop symbol in the “left” decorative
このような仮停止図柄決定テーブル167A〜167Dを用いて仮停止図柄を決定することにより、例えば図34に示すように、擬似連TP2−1〜擬似連TP2−3の各特定演出パターンによる擬似連変動の実行回数に応じて、各回の変動で「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて仮停止表示させる飾り図柄を、擬似連チャンス目GC1〜GC8のいずれかに決定することができる。
By determining the temporary stop symbols using such temporary stop symbol determination tables 167A to 167D, for example, as shown in FIG. 34, the pseudo continuous sequences based on the specific effect patterns of the pseudo continuous units TP2-1 to TP2-3. In accordance with the number of executions of the variation, the decorative symbols that are temporarily stopped and displayed in the “left”, “middle”, and “right” decorative
ROM121が記憶する決定テーブルには、「発展チャンス目」の特定演出が実行される場合に仮停止表示される飾り図柄を決定するためのテーブルとして、例えば図35に示す仮停止図柄決定テーブル168が含まれている。仮停止図柄決定テーブル168は、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにおける最終停止図柄としての左最終停止図柄となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に応じて、滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3を、左中右仮停止図柄KZ6−1、KZ6−2、KZ6−3の組合せによって構成される発展チャンス目HC1〜HC8に割り当てる決定用データなどから構成されている。
In the determination table stored in the
ROM121が記憶する決定テーブルには、変動中昇格演出が実行される場合に仮停止表示される飾り図柄を決定するためのテーブルとして、例えば図36に示す仮停止図柄決定テーブル169が含まれている。仮停止図柄決定テーブル169は、大当り組合せとなる確定飾り図柄として「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rに揃って停止表示される同一の左中右最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3となる飾り図柄の図柄番号「1」〜「8」に応じて、昇格演出時仮停止図柄決定用の乱数値SR2を、左中右仮停止図柄KZ7−1、KZ7−2、KZ7−3として同一になる通常図柄の図柄番号「2」、「4」、「6」、「8」に割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ROM121が記憶する判定テーブルには、図37に示す予告パターン種別判定テーブル170が含まれている。予告パターン種別判定テーブル170は、予告パターン種別判定用の乱数値SR7に基づき、予告パターン種別を複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。予告パターン種別判定テーブル170は、変動パターンが非リーチPA1−1、非リーチPA1−2、非リーチPB1−1、非リーチPC1−1のいずれかである場合や、非リーチPA1−3である場合、非リーチPA1−4である場合、非リーチPA1−6、非リーチPB1−2、非リーチPC1−2、スーパーPA3−3、スーパーPA3−7、スーパーPA4−3、スーパーPA4−7、スーパーPA5−3、スーパーPB3−3、スーパーPB4−3、スーパーPB5−3、スーパーPS3−3、スーパーPS4−3のいずれかである場合、これらの変動パターン以外の変動パターンである場合に応じて、予告パターン種別判定用の乱数値SR7を、予告なし、あるいは、予告CY1〜予告CY3の予告パターン種別に割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ここで、予告パターン種別判定テーブル170では、変動パターンが非リーチPA1−6、スーパーPA3−3、スーパーPA3−7、スーパーPB3−3、スーパーPA4−3、スーパーPA4−7、スーパーPA5−3、スーパーPB4−3、スーパーPB5−3、スーパーPS3−3、スーパーPS4−3といった、「イントロ」の特定演出が実行される変動パターン(図7及び図8を参照)である場合に対応して、予告パターン種別判定用の乱数値SR7が全て予告なしに割り当てられている。そのため、「イントロ」の特定演出が実行される場合には、予告演出となる演出動作の実行が制限される。ここで、「イントロ」の特定演出では、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄の変動を開始させた後、短時間のうちに特定演出における演出表示が開始され、予告演出が行われる場合には、実行期間に重複が生じる。そこで、予告パターン種別判定テーブル170では、「イントロ」の特定演出が実行される変動パターンである場合には常に予告なしとなるように予告パターン種別判定用の乱数値SR7を割り当てることで、「イントロ」の特定演出と実行期間が重複する予告演出は実行しないようにすることができる。
Here, in the notice pattern type determination table 170, the variation pattern is non-reach PA1-6, super PA3-3, super PA3-7, super PB3-3, super PA4-3, super PA4-7, super PA5-3, Corresponding to the variation pattern (see FIG. 7 and FIG. 8) in which a specific effect of “Intro” is executed, such as Super PB4-3, Super PB5-3, Super PS3-3, Super PS4-3, All random number values SR7 for determining the notice pattern type are assigned without notice. Therefore, when the specific effect of “intro” is executed, execution of the effect operation that becomes the notice effect is limited. Here, in the specific effect of “Intro”, the variation of the decorative symbols is started in the “left”, “middle”, and “right” decorative
ROM121が記憶する判定テーブルには、予告パターンを複数種類のいずれに決定するためのテーブルとして、例えば図38〜図40に示す予告パターン判定テーブル171A〜171Cが含まれている。予告パターン判定テーブル171Aは、予告パターン種別が予告CY1に決定されたときに、第1予告パターン判定用の乱数値SR8−1に基づき、予告なし、あるいは、予告パターンを予告YP1−1〜予告YP1−4のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。予告パターン判定テーブル171Aは、変動パターンに応じて、第1予告パターン判定用の乱数値SR8−1を、予告なし、あるいは、予告YP1−1〜予告YP1−4の予告パターンに割り当てる決定用データなどから構成されている。
The determination table stored in the
ここで、予告YP1−1〜予告YP1−4の予告パターンでは、互いに異なる演出表示態様で、「キャラクタ表示」の予告演出における演出表示が行われる。「キャラクタ表示」の予告演出では、予告YP1−1〜予告YP1−4の各予告パターンに対応するキャラクタ画像を、画像表示装置5の表示領域に表示させる。
Here, in the notice patterns of notice YP1-1 to notice YP1-4, the effect display in the notice effect of “character display” is performed in different effect display modes. In the “character display” notice effect, a character image corresponding to each notice pattern of notice YP1-1 to notice YP1-4 is displayed in the display area of the
予告パターン判定テーブル171Bは、予告パターン種別が予告CY2に決定されたときに、第2予告パターン判定用の乱数値SR8−2に基づき、予告なし、あるいは、予告パターンを予告YP2−1〜予告YP2−4のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。予告パターン判定テーブル171Bは、変動パターンに応じて、第2予告パターン判定用の乱数値SR8−2を、予告なし、あるいは、予告YP2−1〜予告YP2−4の予告パターンに割り当てる決定用データなどから構成されている。 When the notice pattern type is determined to be notice CY2, the notice pattern determination table 171B indicates that there is no notice or the notice pattern is given as notice YP2-1 to notice YP2 based on the random number SR8-2 for second notice pattern determination. -4 is a table that is referred to in order to determine one of them. The notice pattern determination table 171B determines the random number SR8-2 for determining the second notice pattern according to the variation pattern without decision, or data for decision assigned to the notice patterns of the notice YP2-1 to notice YP2-4, etc. It is composed of
ここで、予告YP2−1〜予告YP2−4の予告パターンでは、互いに異なる演出表示態様で、「ステップアップ画像」の予告演出における演出表示が行われる。「ステップアップ画像」の予告演出では、予め用意された複数種類の演出画像のいずれかを画像表示装置5の表示領域に表示させた後、予告YP2−1〜予告YP2−4の各予告パターンに対応して、所定の順番に従い複数種類の演出画像を切り替えて表示すること、あるいは、演出画像の切り替えが行われないことがある。
Here, in the notice patterns of the notice YP2-1 to the notice YP2-4, the effect display in the notice effect of the “step-up image” is performed in different effect display modes. In the notice effect of “step-up image”, any one of a plurality of kinds of effect images prepared in advance is displayed in the display area of the
予告パターン判定テーブル171Cは、予告パターン種別が予告CY3に決定されたときに、第3予告パターン判定用の乱数値SR8−3に基づき、予告なし、あるいは、予告パターンを予告YP3−1〜予告YP3−3のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。予告パターン判定テーブル171Cは、変動パターンに応じて、第3予告パターン判定用の乱数値SR8−3を、予告なし、あるいは、予告YP3−1〜予告YP3−3の予告パターンに割り当てる決定用データなどから構成されている。 When the notice pattern type is determined to be notice CY3, the notice pattern determination table 171C indicates that there is no notice or the notice pattern is given as notice YP3-1 to notice YP3 based on the third notice pattern random number SR8-3. -3 is a table that is referred to in order to determine one of them. The notice pattern determination table 171C determines the random number SR8-3 for determining the third notice pattern according to the variation pattern, without any notice, or for determining data assigned to the notice patterns of the notice YP3-1 to the notice YP3-3, etc. It is composed of
ここで、予告YP3−1〜予告YP3−3の予告パターンでは、互いに異なる演出表示態様で、「メール表示」の予告演出における演出表示が行われる。「メール表示」の予告演出では、操作ボタン30の操作を促す演出画像を画像表示装置5の表示領域に表示させた後、操作ボタン30が操作されたことに応じて、予告YP3−1〜予告YP3−3の各予告パターンに対応した演出画像を表示させる一方で、操作ボタン30が操作されなければ、各予告パターンに対応した演出画像の表示が行われない。このように、「メール表示」の予告演出では、操作ボタン30が操作されたことに応じて演出動作が変化する。
Here, in the notice patterns of the notice YP3-1 to the notice YP3-3, the effect display in the notice effect of “mail display” is performed in different effect display modes. In the “mail display” notice effect, an effect image that prompts the user to operate the
図40に示す予告パターン判定テーブル171Cでは、特定演出が実行される非リーチPA1−4、PA1−5、PA1−7の変動パターンに対応して、第3予告パターン判定用の乱数値SR8−3のうち「1」〜「170」の範囲の値が予告なしに割り当てられている。他方、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となる変動パターンに対応して、非リーチPA1−4、PA1−5、PA1−7の変動パターンよりも少ない個数の乱数値SR8−3が、予告なしに割り当てられている。例えば、ノーマルPA2−1〜ノーマルPA2−4の変動パターンに対応して、「1」〜「160」の範囲の値が予告なしに割り当てられている。その他のリーチ状態となる変動パターンでは、可変表示結果が「大当り」や「小当り」となるか否かや、リーチの種類(ノーマルまたはスーパー)により、第3予告パターン判定用の乱数値SR8−3の割当てが異なっている。これに対して、特定演出が実行されない非リーチPA1−1〜非リーチPA1−3、非リーチPB1−1、非リーチPC1−1の変動パターンに対応して、非リーチPA1−4、PA1−5、PA1−7の変動パターンよりも多い個数の乱数値SR8−3が、予告なしに割り当てられている。すなわち、「1」〜「190」の範囲の値が予告なしに割り当てられている。このような設定により、「非リーチ」に対応した変動パターンであって特定演出が実行される変動パターンであるときには、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となる変動パターンであるときに比べて予告演出を実行する割合が低くなるとともに、「非リーチ」に対応した変動パターンであって特定演出が実行されない変動パターンであるときに比べて予告演出を実行する割合が高くなる。また、「非リーチ」に対応した変動パターンであって特定演出が実行される変動パターンであるときには、「非リーチ」に対応した変動パターンであって特定演出が実行されない変動パターンであるときに比べて信頼度(可変表示結果が「大当り」となる可能性)の高い予告演出を実行する割合が高くなる一方で、飾り図柄の可変表示態様がリーチ状態となる変動パターンであるときに比べて信頼度の高い予告演出を実行する割合が低くなる。 In the notice pattern determination table 171C shown in FIG. 40, a random value SR8-3 for determining the third notice pattern corresponding to the variation patterns of non-reach PA1-4, PA1-5, PA1-7 in which the specific effect is executed. Of these, values in the range of “1” to “170” are assigned without notice. On the other hand, the random number SR8-3 having a smaller number than the variation patterns of non-reach PA1-4, PA1-5, PA1-7 corresponding to the variation pattern in which the variable display state of the decorative symbol is the reach state is not notified. Assigned to. For example, values in the range of “1” to “160” are assigned without notice corresponding to the fluctuation patterns of normal PA2-1 to normal PA2-4. In the other variation patterns that reach the reach state, the random display value SR8− for determining the third notice pattern depends on whether the variable display result is “big hit” or “small hit” and the type of reach (normal or super). The assignment of 3 is different. On the other hand, non-reach PA1-4, PA1-5 corresponding to the fluctuation patterns of non-reach PA1-1 to non-reach PA1-3, non-reach PB1-1, and non-reach PC1-1 where the specific effect is not executed. A larger number of random values SR8-3 than the variation pattern of PA1-7 are assigned without notice. In other words, values in the range of “1” to “190” are assigned without notice. With such a setting, the variation pattern corresponding to “non-reach” is a variation pattern in which a specific effect is executed, compared to the variation pattern in which the decorative display variable display state is the reach state. The ratio of executing the effect is reduced, and the ratio of executing the notice effect is higher than that when the variation pattern corresponds to “non-reach” and the specific effect is not executed. In addition, when the variation pattern corresponds to “non-reach” and the specific effect is executed, the variation pattern corresponds to “non-reach” and the variation pattern does not execute the specific effect. Higher reliability (the possibility that the variable display result will be “big hit”) is higher, while the proportion of the decorative display variable display mode is a reachable variation pattern. The ratio of executing a high-priority notice effect is low.
ROM121が記憶する制御パターンテーブルには、例えば図41に示す図柄変動制御パターンテーブル180、図42(A)に示す予告演出制御パターンテーブル181、図42(B)に示す各種演出制御パターンテーブル182などが含まれている。図41に示す図柄変動制御パターンテーブル180には、飾り図柄の変動が開始されてから最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示されるまでの期間における、画像表示装置5の表示領域における飾り図柄の可変表示動作や、リーチ選択演出における演出表示動作、リーチ演出における演出表示動作、特定演出における演出表示動作といった、各種の演出動作の制御内容を示すデータが、図柄変動制御パターンとして複数種類格納されていればよい。各図柄変動制御パターンは、例えば演出制御プロセスタイマ設定値、表示制御プロセスタイマ判定値と表示制御データとを含んで構成される表示制御パターン、音声制御プロセスタイマ判定値と音声制御データとを含んで構成される音声制御パターン、ランプ制御プロセスタイマ判定値とランプ制御データとを含んで構成されるランプ制御パターン、終了コードといった、飾り図柄の可変表示に応じた各種の演出動作を制御するための制御データから構成され、時系列的に、各種の演出制御の内容や、演出制御の切替タイミング等が設定されていればよい。
The control pattern table stored in the
一例として、図柄変動パターンテーブル180には、非リーチPA1−1、非リーチPA1−4、非リーチPA1−5の変動パターンのそれぞれに対応して、非リーチCPA1−1、非リーチCPA1−4、非リーチCPA1−5の図柄変動制御パターンが格納されている。また、非リーチPA1−6の変動パターンに対応して、非リーチCPA1−6−1〜非リーチCPA1−6−3の図柄変動制御パターンが格納されている。ここで、非リーチCPA1−1の図柄変動制御パターンは、特定演出における演出画像を表示させずに、非リーチ組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。非リーチPA1−4の図柄変動制御パターンは、「滑り」の特定演出における演出画像を表示させた後に、非リーチ組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。非リーチPA1−5の図柄変動制御パターンは、「擬似連」の特定演出における演出画像を表示させた後に、非リーチ組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。非リーチCPA1−6−1〜非リーチCPA1−6−3の図柄変動制御パターンは、それぞれメイン予告演出TP3−1〜メイン予告演出TP3−3おける演出画像を表示させた後に、非リーチ組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。また、図柄変動パターンテーブル180には、ノーマルPA2−1、スーパーPA3−1の変動パターンのそれぞれに対応して、ノーマルCPA2−1、スーパーCPA3−1の図柄変動制御パターンが格納されている。ノーマルCPA2−1の図柄変動制御パターンは、特定演出における演出画像、リーチ選択演出における演出画像、および、リーチ演出における演出画像を表示させずに、リーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。スーパーCPA3−1の図柄変動制御パターンは、特定演出における演出画像、リーチ選択演出における演出画像を表示させず、リーチ演出における演出画像を表示させた後に、リーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。さらに、図柄変動パターンテーブル180には、スーパーPA4−1の変動パターンに対応して、スーパーCPA4−1−1、スーパーCPA4−1−2の図柄変動制御パターンが格納されている。スーパーCPA4−1−1の図柄変動制御パターンは、特定演出における演出画像、リーチ選択演出における演出画像、および、リーチ演出における演出画像を表示させず、変動中昇格演出における演出画像を表示させた後に、大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。スーパーCPA4−1−2の図柄変動制御パターンは、特定演出における演出画像、リーチ選択演出における演出画像、リーチ演出における演出画像、および、変動中昇格演出における演出画像を表示させずに、大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。他の一例として、図柄変動制御パターンテーブル180には、スーパーPS3−1及びスーパーPS4−1の可変表示パターンに対応して、スーパーCPS6−1の図柄変動制御パターンが格納され、スーパーPS3−3及びスーパーPS4−3の可変表示パターンに対応して、スーパーCPS6−3−1〜スーパーCPS6−3−3の図柄変動制御パターンが格納されている。ここで、スーパーCPS6−1の図柄変動制御パターンは、特定演出における演出画像を表示させずに、操作ボタン30の操作が検出される以前におけるリーチ選択演出の演出画像を表示させる。スーパーCPS6−3−1〜スーパーCPS6−3−3の図柄変動制御パターンは、それぞれメイン予告演出TP3−1〜メイン予告演出TP3−3における演出画像を表示させた後に、操作ボタン30の操作が検出される以前におけるリーチ選択演出の演出画像を表示させる。
As an example, the symbol variation pattern table 180 includes non-reach CPA 1-1, non-reach CPA 1-4, non-reach CPA 1-1, non-reach CPA 1-4, The non-reach CPA 1-5 symbol variation control pattern is stored. Corresponding to the variation pattern of non-reach PA 1-6, symbol variation control patterns of non-reach CPA 1-6-1 to non-reach CPA 1-6-3 are stored. Here, the symbol variation control pattern of the non-reach CPA 1-1 stops and displays the fixed decorative symbol that is the non-reach combination without displaying the effect image in the specific effect. In the non-reach PA1-4 design change control pattern, after the effect image in the specific effect of “slip” is displayed, the fixed decorative design that becomes the non-reach combination is stopped and displayed. In the non-reach PA1-5 design variation control pattern, after displaying the effect image in the specific effect of “pseudo-continuous”, the definite decorative design that is a non-reach combination is stopped and displayed. The symbol variation control patterns of non-reach CPA 1-6-1 to non-reach CPA 1-6-3 are non-reach combinations after displaying effect images in main notice effect TP3-1 to main notice effect TP3-3, respectively. Stop and display the confirmed decorative pattern. The symbol variation pattern table 180 stores symbol variation control patterns of normal CPA2-1 and super CPA3-1 corresponding to the variation patterns of normal PA2-1 and super PA3-1, respectively. The design variation control pattern of the normal CPA 2-1 stops and displays the confirmed decorative design that is the reach-losing combination without displaying the effect image in the specific effect, the effect image in the reach selection effect, and the effect image in the reach effect. The design variation control pattern of the super CPA 3-1 does not display the effect image in the specific effect and the effect image in the reach selection effect, but displays the effect image in the reach effect, and then stops and displays the confirmed decorative pattern that becomes the reach lose combination. . Furthermore, the symbol variation pattern table 180 stores the symbol variation control patterns of the super CPA 4-1-1 and the super CPA 4-1-2 in correspondence with the variation pattern of the super PA4-1. The pattern change control pattern of the super CPA 4-1-1 does not display the effect image in the specific effect, the effect image in the reach selection effect, and the effect image in the reach effect, and after displaying the effect image in the changing promotion effect. Then, the definite decorative symbol that is a big hit combination is stopped and displayed. The design variation control pattern of the super CPA 4-1-2 is a jackpot combination without displaying the effect image in the specific effect, the effect image in the reach selection effect, the effect image in the reach effect, and the effect image in the changing promotion effect. The display of the fixed decorative pattern is stopped. As another example, the symbol variation control pattern table 180 stores the symbol variation control patterns of the super CPS 6-1 corresponding to the variable display patterns of the super PS 3-1 and the super PS 4-1, and the super PS 3-3 and Corresponding to the variable display pattern of the super PS 4-3, symbol variation control patterns of the super CPS 6-3-1 to super CPS 6-3-3 are stored. Here, the symbol variation control pattern of the super CPS 6-1 displays the effect image of the reach selection effect before the operation of the
また、図柄変動制御パターンテーブル180には、スーパーPS3−1〜スーパーPS3−4及びスーパーPS4−1〜スーパーPS4−4の可変表示パターンに対応して、スーパーCPS6−5−1〜スーパーCPS6−5−3の図柄変動制御パターンが格納されている。ここで、スーパーCPS6−5−1の図柄変動制御パターンは、操作ボタン30の操作が検出された後におけるリーチ選択演出の演出画像を表示させた後に、リーチ演出Aを示すリーチ画像を確定表示させる。スーパーCPS6−5−2の図柄変動制御パターンは、操作ボタン30の操作が検出された後におけるリーチ選択演出の演出画像を表示させた後に、リーチ演出Bを示すリーチ画像を確定表示させる。スーパーCPS6−5−3の図柄変動制御パターンは、操作ボタン30の操作が検出された後におけるリーチ選択演出の演出画像を表示させた後に、リーチ演出Cを示すリーチ画像を確定表示させる。
Also, the symbol variation control pattern table 180 includes super CPS 6-5-1 to super CPS 6-5 corresponding to the variable display patterns of super PS3-1 to super PS3-4 and super PS4-1 to super PS4-4. -3 symbol variation control patterns are stored. Here, the symbol variation control pattern of the super CPS 6-5-1 displays the reach image of the reach selection effect after the operation of the
加えて、図柄変動制御パターンテーブル180には、スーパーPS3−1〜スーパーPS3−4の可変表示パターンに対応して、スーパーCPS6−6−1〜スーパーCPS6−6−3の図柄変動制御パターンが格納されている。ここで、スーパーCPS6−6−1の図柄変動制御パターンは、リーチ演出Aにおける演出画像を表示させた後に、リーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。スーパーCPS6−6−2の図柄変動制御パターンは、リーチ演出Bにおける演出画像を表示させた後に、リーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。スーパーCPS6−6−3の図柄変動制御パターンは、リーチ演出Cにおける演出画像を表示させた後に、リーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。 In addition, the symbol variation control pattern table 180 stores the symbol variation control patterns of super CPS 6-6-1 to super CPS 6-6-3 corresponding to the variable display patterns of super PS3-1 to super PS3-4. Has been. Here, in the symbol variation control pattern of the super CPS 6-6-1, after the effect image in the reach effect A is displayed, the confirmed decorative symbol that is the reach-losing combination is stopped and displayed. The symbol variation control pattern of the super CPS6-6-2 displays the effect image in the reach effect B, and then stops and displays the confirmed decorative symbol that is the reach-losing combination. In the symbol variation control pattern of the super CPS 6-6-3, after the effect image in the reach effect C is displayed, the fixed decorative symbol that is the reach-losing combination is stopped and displayed.
さらに、図柄変動制御パターンテーブル180には、スーパーPS4−1〜スーパーPS4−4の可変表示パターンに対応して、スーパーCPS6−7−1−1〜スーパーCPS6−7−3−1及びスーパーCPS6−7−1−2〜スーパーCPS6−7−3−2の図柄変動制御パターンが格納されている。ここで、スーパーCPS6−7−1−1の図柄変動制御パターンは、リーチ演出Aにおける演出画像を表示させた後に、変動中昇格演出の演出画像を表示させ、大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。スーパーCPS6−7−2−1の図柄変動制御パターンは、リーチ演出Bにおける演出画像を表示させた後に、変動中昇格演出の演出画像を表示させ、大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。スーパーCPS6−7−3−1の図柄変動制御パターンは、リーチ演出Cにおける演出画像を表示させた後に、変動中昇格演出の演出画像を表示させ、大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。スーパーCPS6−7−1−2の図柄変動制御パターンは、リーチ演出Aにおける演出画像を表示させた後、変動中昇格演出の演出画像を表示させずに、大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。スーパーCPS6−7−2−2の図柄変動制御パターンは、リーチ演出Bにおける演出画像を表示させた後、変動中昇格演出の演出画像を表示させずに、大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。スーパーCPS6−7−3−2の図柄変動制御パターンは、リーチ演出Cにおける演出画像を表示させた後、変動中昇格演出の演出画像を表示させずに、大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させる。 Further, the symbol variation control pattern table 180 includes super CPS 6-7-1-1 to super CPS 6-7-3-1 and super CPS 6-6-1 corresponding to the variable display patterns of super PS4-1 to super PS4-4. The symbol variation control patterns of 7-1-2 to Super CPS 6-7-3-2 are stored. Here, the symbol variation control pattern of the super CPS 6-7-1-1 displays the effect image of the reach effect A, then displays the effect image of the promotion effect during the change, and stops the confirmed decorative pattern that becomes the jackpot combination Display. In the symbol variation control pattern of the super CPS 6-7-2-1, after displaying the effect image in the reach effect B, the effect image of the changing promotion effect is displayed, and the confirmed decorative symbol that is the jackpot combination is stopped and displayed. In the symbol variation control pattern of the super CPS 6-7-3-1, after displaying the effect image in the reach effect C, the effect image of the changing promotion effect is displayed, and the confirmed decorative symbol that is the jackpot combination is stopped and displayed. In the symbol variation control pattern of Super CPS 6-7-1, after displaying the effect image of reach effect A, without displaying the effect image of the promotion effect during variation, the definite decorative symbol that is a jackpot combination is stopped and displayed. Let The symbol variation control pattern of Super CPS 6-7-2-2 displays the effect image of reach effect B, and then displays the definite decorative symbol that is a jackpot combination without displaying the effect image of the promotion effect during variation. Let The symbol variation control pattern of the super CPS 6-7-3-2 displays the effect image in the reach effect C, and then stops the display of the confirmed decorative pattern that becomes the jackpot combination without displaying the effect image of the promotion effect during the change. Let
図42(A)に示すサブ予告演出制御パターンテーブル181には、複数種類の予告パターンのそれぞれに対応して、例えば予告演出における演出表示動作といった、予告演出に対応した演出動作の制御内容を示すデータが、予告演出制御パターンとして複数種類格納されていればよい。各予告演出制御パターンは、例えば表示制御プロセスタイマ判定値と表示制御データとを含んで構成される表示制御パターン、音声制御プロセスタイマ判定値と音声制御データとを含んで構成される音声制御パターン、ランプ制御プロセスタイマ判定値とランプ制御データとを含んで構成されるランプ制御パターン、終了コードといった、飾り図柄の可変表示に応じた各種の演出動作を制御するための制御データから構成され、時系列的に、各種の演出制御の内容や、演出制御の切替タイミング等が設定されていればよい。 The sub-notice effect control pattern table 181 shown in FIG. 42 (A) shows the control content of the effect operation corresponding to the notice effect, such as the effect display operation in the notice effect, corresponding to each of the plurality of types of the notice pattern. A plurality of types of data may be stored as the notice effect control pattern. Each notice effect control pattern includes, for example, a display control pattern including a display control process timer determination value and display control data, a sound control pattern including a sound control process timer determination value and sound control data, Consists of control data for controlling various presentation operations according to variable display of decorative symbols, such as lamp control patterns and end codes that include lamp control process timer judgment values and lamp control data, and are time-series Therefore, it is only necessary to set the contents of various effects control, the timing of switching the effects control, and the like.
一例として、サブ予告演出制御パターンテーブル181には、予告YP1−1〜予告YP1−4の予告パターンのそれぞれに対応して、予告CYP1−1〜予告CYP1−4の予告演出制御パターンが格納されている。ここで、予告CYP1−1の予告演出制御パターンは、予告YP1−1の予告パターンに対応して、キャラクタ画像MC101を表示させる。予告CYP1−2の予告演出制御パターンは、予告YP1−2の予告パターンに対応して、キャラクタ画像MC101とキャラクタ画像MC102を表示させる。予告CYP1−3の予告演出制御パターンは、予告YP1−3の予告パターンに対応して、キャラクタ画像MC101とキャラクタ画像MC103を表示させる。予告CYP1−4の予告演出制御パターンは、予告YP1−4の予告パターンに対応して、キャラクタ画像MC101〜MC103を表示させる。 As an example, the sub-notice effect control pattern table 181 stores the notice effect control patterns of the notices CYP1-1 to CYP1-4 corresponding to the notice patterns of the notices YP1-1 to YP1-4. Yes. Here, the notice effect control pattern of the notice CYP1-1 displays the character image MC101 corresponding to the notice pattern of the notice YP1-1. The notice effect control pattern of the notice CYP1-2 displays the character image MC101 and the character image MC102 corresponding to the notice pattern of the notice YP1-2. The notice effect control pattern of the notice CYP1-3 displays the character image MC101 and the character image MC103 corresponding to the notice pattern of the notice YP1-3. The notice effect control pattern of the notice CYP1-4 displays the character images MC101 to MC103 corresponding to the notice pattern of the notice YP1-4.
また、予告演出制御パターンテーブル181には、予告YP2−1〜予告YP2−4の予告パターンのそれぞれに対応して、予告CYP2−1〜予告CYP2−4の予告演出制御パターンが格納されている。ここで、予告CYP2−1の予告演出制御パターンは、予告YP2−1の予告パターンに対応して、第1ステップの演出画像を表示させ、演出画像の切り替えを行わずに、予告演出を終了する。予告CYP2−2の予告演出制御パターンは、予告YP2−2の予告パターンに対応して、第2ステップの演出画像を表示させ、演出画像の切り替えを行わずに、予告演出を終了する。予告CYP2−3の予告演出制御パターンは、予告YP2−3の予告パターンに対応して、第1ステップの演出画像を表示させ、その演出画像を第2ステップの演出画像に切り替えた後に、予告演出を終了する。予告CYP2−4の予告演出制御パターンは、予告YP2−4の予告パターンに対応して、第1ステップの演出画像を表示させ、その演出画像を第2ステップの演出画像に切り替え、さらに第3ステップの演出画像に切り替えた後に、予告演出を終了する。 The notice effect control pattern table 181 stores notice effect control patterns of notice CYP2-1 to notice CYP2-4 corresponding to each of the notice patterns of notice YP2-1 to notice YP2-4. Here, the notice effect control pattern of the notice CYP2-1 displays the effect image of the first step corresponding to the notice pattern of the notice YP2-1, and ends the notice effect without switching the effect image. . The notice effect control pattern of the notice CYP2-2 displays the effect image of the second step corresponding to the notice pattern of the notice YP2-2, and ends the notice effect without switching the effect image. The notice effect control pattern of the notice CYP2-3 displays the effect image of the first step corresponding to the notice pattern of the notice YP2-3, and after switching the effect image to the effect image of the second step, the notice effect Exit. The notice effect control pattern of the notice CYP2-4 displays the effect image of the first step corresponding to the notice pattern of the notice YP2-4, switches the effect image to the effect image of the second step, and further the third step. After switching to the effect image, the notice effect is ended.
加えて、予告演出制御パターンテーブル181には、予告YP3−1の予告パターンに対応して予告CYP3−1−1及び予告CYP3−1−2の予告演出制御パターンが格納され、予告YP3−2の予告パターンに対応して予告CYP3−2−1及び予告CYP3−2−2の予告演出制御パターンが格納され、予告YP3−3の予告パターンに対応して予告CYP3−3−1及び予告CYP3−3−2の予告演出制御パターンが格納されている。ここで、予告CYP3−1−1の予告演出制御パターンは、予告YP3−1の予告パターンに対応して、操作ボタン30の操作が検出される以前における演出画像を表示させる。予告CYP3−1−2の予告演出制御パターンは、予告YP3−1の予告パターンに対応して、操作ボタン30の操作が検出された後における演出画像を表示させる。予告CYP3−2−1の予告演出制御パターンは、予告YP3−2の予告パターンに対応して、操作ボタン30の操作が検出される以前における演出画像を表示させる。予告CYP3−2−2の予告演出制御パターンは、予告YP3−2の予告パターンに対応して、操作ボタン30の操作が検出された後における演出画像を表示させる。予告CYP3−3−1の予告演出制御パターンは、予告YP3−3の予告パターンに対応して、操作ボタン30の操作が検出される以前における演出画像を表示させる。予告CYP3−3−2の予告演出制御パターンは、予告YP3−3の予告パターンに対応して、操作ボタン30の操作が検出された後における演出画像を表示させる。
In addition, the notice effect control pattern table 181 stores the notice effect control patterns of the notice CYP3-1-1 and the notice CYP3-1-2 corresponding to the notice pattern of the notice YP3-1. The notice effect control patterns of the notice CYP3-2-1 and the notice CYP3-2-2 are stored corresponding to the notice pattern, and the notice CYP3-3-1 and the notice CYP3-3 are corresponded to the notice pattern of the notice YP3-3. -2 notice effect control pattern is stored. Here, the notice effect control pattern of the notice CYP3-1-1 displays the effect image before the operation of the
図42(B)に示す各種演出制御パターンテーブル182には、大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御されている期間における、各種の演出制御の内容を示すデータが、演出制御パターンとして複数種類格納されていればよい。各演出制御パターンは、例えば演出制御プロセスタイマ設定値、表示制御プロセスタイマ判定値と表示制御データとを含んで構成される表示制御パターン、音声制御プロセスタイマ判定値と音声制御データとを含んで構成される音声制御パターン、ランプ制御プロセスタイマ判定値とランプ制御データとを含んで構成されるランプ制御パターン、終了コードといった、大当り遊技状態や小当り遊技状態における演出動作の進行に応じた各種の演出制御の内容や、演出制御の切替タイミング等が、時系列的に設定されていればよい。 In the various effect control pattern table 182 shown in FIG. 42B, a plurality of types of data indicating the contents of various effect controls in the period controlled to the big hit game state or the small hit game state are stored as the effect control pattern. It only has to be done. Each production control pattern includes, for example, a production control process timer set value, a display control pattern configured to include a display control process timer determination value and display control data, and a sound control process timer determination value and audio control data. Various effects according to the progress of the performance operation in the big hit gaming state or the small hit gaming state, such as a sound control pattern to be played, a lamp control pattern including a lamp control process timer judgment value and lamp control data, and an end code The content of control, the switching timing of production control, etc. should just be set in time series.
図42(C)は、図41、図42(A)及び(B)に示す各演出制御パターンの構成例を示している。図42(C)に示すように、演出制御パターンは、例えば演出制御プロセスタイマ設定値や、表示制御パターン、音声制御パターン、ランプ制御パターンを構成するパターンデータを含んでいる。なお、表示制御パターン、音声制御パターン、ランプ制御パターンは、原則として、全ての演出制御パターンに含まれる。ここで、演出制御プロセスタイマ設定値は、各演出制御パターンに対応した演出動作の制御を開始する際に、演出制御用マイクロコンピュータ120が備えるRAM122の所定領域などに設けられた演出制御プロセスタイマにセットされるタイマ初期値である。
FIG. 42C shows a configuration example of each effect control pattern shown in FIGS. 41, 42A and 42B. As shown in FIG. 42C, the effect control pattern includes, for example, an effect control process timer set value, a display control pattern, a sound control pattern, and pattern data constituting a lamp control pattern. In addition, a display control pattern, a sound control pattern, and a lamp control pattern are included in all effect control patterns in principle. Here, the effect control process timer set value is an effect control process timer provided in a predetermined area of the
表示制御パターンは、各種の演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させる動作の制御パターンであり、例えば図43(A)に示すように、表示制御プロセスタイマ判定値TA−01、TA−02、…や表示制御データDA−01、DA−02、…といった制御データを含んで構成される。そして、演出制御プロセスタイマの値である演出制御プロセスタイマ値が表示制御プロセスタイマ判定値TA−01、TA−02、…のいずれかと合致したときには、そのタイマ判定値と対応付けられた表示制御データDA−01、DA−02、…のいずれかが読み出され、例えば表示制御部123が備えるVDPに対して表示制御指令を送信することといった、読み出された制御データに示される各種の処理や設定が行われる。
The display control pattern is a control pattern of an operation for displaying various effect images on the display screen of the
音声制御パターンは、スピーカ8L、8Rから演出用音声を出力させるための制御パターンであり、例えば図43(B)に示すように、音声制御プロセスタイマ判定値TB−01、TB−02、…、音声制御データDB−01、DB−02、…といった制御データを含んで構成される。そして、演出制御プロセスタイマ値が音声制御プロセスタイマ判定値TB−01、TB−02、…のいずれかと合致したときには、そのタイマ判定値と対応付けられた音声制御データDB−01、DB−02、…のいずれかが読み出され、例えばランプ制御基板13に搭載されている音声ICに対して音声データを送信することといった、読み出された制御データに示される各種の処理や設定が行われる。
The voice control pattern is a control pattern for outputting the production voice from the
ランプ制御パターンは、遊技効果ランプ9を点灯、消灯、点滅などさせるための制御パターンであり、例えば図43(C)に示すように、ランプ制御プロセスタイマ判定値TC−01、TC−02、…、ランプ制御データDC−01、DC−02、…といった制御データを含んで構成される。そして、演出制御プロセスタイマ値がランプ制御プロセスタイマ判定値TC−01、TC−02、…のいずれかと合致したときには、そのタイマ判定値と対応付けられたランプ制御データDC−01、DC−02、…のいずれかが読み出され、例えばランプ制御基板14に搭載されているランプドライバ回路に対してランプデータを送信することといった、読み出された制御データに示される各種の処理や設定が行われる。
The lamp control pattern is a control pattern for turning on, turning off, blinking, etc. the
図2に示す演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データを保持する領域として、例えば図44に示すような演出制御用データ保持エリア190が設けられている。図44に示す演出制御用データ保持エリア190は、演出制御フラグ設定部191と、演出制御タイマ設定部192と、演出制御カウンタ設定部193と、演出制御バッファ設定部194とを備えている。
The
演出制御フラグ設定部191には、例えば画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示状態といった演出動作状態や主基板11から伝送された演出制御コマンド等に応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、演出制御フラグ設定部191には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。
In the effect control
演出制御タイマ設定部192には、例えば画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作といった各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のタイマが設けられている。例えば、演出制御タイマ設定部192には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。
The effect control
演出制御カウンタ設定部193には、各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のカウンタが設けられている。例えば、演出制御カウンタ設定部193には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。
The effect control
演出制御バッファ設定部194には、各種演出動作の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、演出制御バッファ設定部194には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。
The effect control
図2に示す演出制御基板12に搭載された表示制御部123は、演出制御用CPU120からの表示制御指令などに基づき、画像表示装置5における表示動作の制御内容を決定する。例えば、表示制御部123は、画像表示装置5の表示領域に表示させる演出画像の切替タイミングを決定することなどにより、飾り図柄の可変表示やリーチ演出における演出表示といった各種の演出表示を実行させるための制御を行う。表示制御部123は、VDP(Video Display Processor)、CGROM(Character Generator ROM)、VRAM(Video RAM)、LCD駆動回路などを備えて構成されていればよい。
The
演出制御基板12に搭載されたI/O125は、例えば主基板11などから伝送された演出制御コマンドや操作ボタン30から伝送された操作検出信号等の各種信号を取り込むための入力ポートと、演出制御基板12の外部へと各種信号を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。例えば、I/O125の出力ポートからは、画像表示装置5へと伝送される映像信号や、音声制御基板13へと伝送される効果音信号、ランプ制御基板14へと伝送される電飾信号などが出力される。
The I /
音声制御基板13には、例えば入出力ドライバや音声合成用IC、音声データROM、増幅回路、ボリュームなどが搭載されている。一例として、音声制御基板13では、演出制御基板12から伝送された効果音信号に示される音番号データが入出力ドライバを介して音声合成用ICに入力される。音声合成用ICは、音番号データに応じた音声や効果音を生成し増幅回路に出力する。増幅回路は、音声合成用ICの出力レベルを、ボリュームで設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号を、スピーカ8L、8Rに出力する。音声データROMには、音番号データに応じた制御データが格納されており、音声合成用ICが音番号データに応じた制御データを読み出して、音声や効果音が生成される。音声データROMの記憶データは、所定期間における音声や効果音の出力態様を時系列的に示すデータなどから構成されていればよい。
On the
ランプ制御基板14には、例えば入出力ドライバやランプドライバなどが搭載されている。一例として、ランプ制御基板14では、演出制御基板12から伝送された電飾信号が、入出力ドライバを介してランプドライバに入力される。ランプドライバは、電飾信号を増幅して遊技効果ランプ9などに供給する。
For example, an input / output driver and a lamp driver are mounted on the
次に、本実施例におけるパチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。主基板11では、所定の電源基板からの電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理となる所定の処理が実行される。遊技制御メイン処理を開始すると、CPU103は、割込み禁止に設定した後、必要な初期設定を行う。この初期設定では、例えばRAM102がクリアされる。また、遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定を行う。これにより、以後、所定時間(例えば、2ミリ秒)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU103へ創出され、CPU103は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。初期設定が終了すると、割込みを許可した後、ループ処理に入る。なお、遊技制御メイン処理では、パチンコ遊技機1の内部状態を前回の電力供給停止時における状態に復帰させるための処理を実行してから、ループ処理に入るようにしてもよい。こうした遊技制御メイン処理を実行したCPU103は、CTCからの割込み要求信号を受信して割込み要求を受け付けると、図45のフローチャートに示す遊技制御用タイマ割込み処理を実行する。
Next, the operation (action) of the
図45に示す遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、CPU103は、まず、所定のスイッチ処理を実行することにより、スイッチ回路110を介して各スイッチ21、22A、22B、23などから入力される検出信号の状態を判定する(ステップS11)。続いて、所定のエラー処理を実行することにより、パチンコ遊技機1の異常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする(ステップS12)。この後、所定の情報出力処理を実行することにより、例えばパチンコ遊技機1の外部に設置されたホール管理用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確率変動情報などのデータを出力する(ステップS13)。
When the game control timer interrupt process shown in FIG. 45 is started, the
情報出力処理に続いて、主基板11の側で用いられる乱数値MR1、MR2−1、MR2−2、MR3、MR4などの少なくとも一部をソフトウェアにより更新するためのメイン側乱数値更新処理を実行する(ステップS14)。この後、CPU103は、特別図柄プロセス処理を実行する(ステップS15)。特別図柄プロセス処理では、遊技制御フラグ設定部152に設けられた特図プロセスフラグの値をパチンコ遊技機1における遊技の進行状況に応じて更新し、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおける表示動作の制御や特別可変入賞球装置7における大入賞口の開閉動作設定などを所定の手順で行うために、各種の処理が選択されて実行される。
Subsequent to the information output process, a main random number value update process for updating at least a part of the random number values MR1, MR2-1, MR2-2, MR3, MR4 and the like used on the
特別図柄プロセス処理に続いて、普通図柄プロセス処理が実行される(ステップS16)。CPU103は、普通図柄プロセス処理を実行することにより、普通図柄表示器20における表示動作(例えばセグメントLEDの点灯、消灯など)を制御して、普通図柄の可変表示や普通可変入賞球装置6Bにおける可動翼片の傾動動作設定などを可能にする。普通図柄プロセス処理を実行した後、CPU103は、コマンド制御処理を実行することにより、主基板11から演出制御基板12などのサブ側の制御基板に対して制御コマンドを伝送させる(ステップS17)。一例として、コマンド制御処理では、遊技制御バッファ設定部155に設けられた送信コマンドバッファの値によって指定されたコマンド送信テーブルにおける設定に対応して、I/O105に含まれる出力ポートのうち、演出制御基板12に対して演出制御コマンドを送信するための出力ポートに制御データをセットした後、演出制御INT信号の出力ポートに所定の制御データをセットして演出制御INT信号を所定時間にわたりオン状態としてからオフ状態とすることなどにより、コマンド送信テーブルでの設定に基づく演出制御コマンドの伝送を可能にする。コマンド制御処理が終了すると、割込み許可状態としてから、遊技制御用タイマ割込み処理を終了する。
Following the special symbol process, the normal symbol process is executed (step S16). The
図46は、エラー処理として、図45のステップS12にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。このエラー処理において、CPU103は、まず、所定の報知禁止期間であるか否かを判定する(ステップS171)。ここで、報知禁止期間は、例えばパチンコ遊技機1への電力供給が開始されたことに対応した初期報知が開始された場合に異常入賞の報知を禁止する期間として、予め定められたものであればよい。ステップS171にて報知禁止期間であれば(ステップS171;Yes)、そのままエラー処理を終了する。
FIG. 46 is a flowchart showing an example of processing executed in step S12 of FIG. 45 as error processing. In this error process, the
ステップS171にて報知禁止期間ではない場合には(ステップS171;No)、遊技制御フラグ設定部152に設けられた特図プロセスフラグの値が“4”以上であるか否かを判定する(ステップS172)。ここで、特図プロセスフラグの値が“4”以上であるときには、図45に示すステップS15の特別図柄プロセス処理にて大当り遊技状態または小当り遊技状態における遊技の進行を制御する処理が実行される。すなわち、特図プロセスフラグの値が“4”以上であるときには、パチンコ遊技機1における遊技状態が大当り状態または小当り遊技状態となっている。
If it is not the notification prohibition period in Step S171 (Step S171; No), it is determined whether or not the value of the special figure process flag provided in the game control
ステップS172にて特図プロセスフラグの値が“4”未満であり大当り遊技状態または小当り遊技状態とはなっていない場合には(ステップS172;No)、大当り遊技状態及び小当り遊技状態以外では閉鎖状態に維持される大入賞口に進入した遊技球を検出するカウントスイッチ23からの検出信号がオン状態となったか否かを判定する(ステップS173)。
In step S172, if the value of the special figure process flag is less than “4” and the big hit gaming state or the small hit gaming state has not been reached (step S172; No), in other than the big hit gaming state and the small hit gaming state It is determined whether or not the detection signal from the
このとき、ステップS173にてカウントスイッチ23からの検出信号がオン状態であれば(ステップS173;Yes)、カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに対応して異常が発生したと判定し、第2異常入賞報知指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップS174)。例えば、ステップS174の処理では、ROM101に予め格納されている第2異常入賞報知指定コマンドテーブルの記憶アドレス(先頭アドレス)を、送信コマンドバッファに含まれる演出制御コマンドバッファにて、送信コマンドポインタにより指定されたバッファ領域にセットする。こうして設定された第2異常入賞報知指定コマンドは、例えばエラー処理が終了した後に図45に示すステップS17のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
At this time, if the detection signal from the
ステップS174の処理を実行したときには、ステップS173にてカウントスイッチ23によって検出された遊技球に対応する賞球の払出を無効とするための設定を行ってから(ステップS175)、エラー処理を終了する。例えば、ステップS175の処理では、送信コマンドバッファに含まれる払出制御コマンドバッファに対して、払出数指定コマンドを送信するための制御データをセットすることが禁止される。より具体的には、遊技制御フラグ設定部152に設けられた第2賞球払出禁止フラグをオン状態にセットすることなどにより、図45に示すステップS18にて実行される賞球処理において、大入賞口に進入した遊技球の検出に対応した払出数指定コマンドの送信設定が行われないようにすればよい。こうして、カウントスイッチ23による検出に基づく異常の判定がなされた遊技球に対する景品となる賞球の払出を制限する。
When the process of step S174 is executed, after setting for invalidating the payout of the winning ball corresponding to the game ball detected by the
これに対して、ステップS172にて特図プロセスフラグの値が“4”以上であり大当り遊技状態または小当り遊技状態となっている場合や(ステップS172;Yes)、カウントスイッチ23からの検出信号がオフ状態である場合には(ステップS173;No)、遊技制御フラグ設定部152に設けられた普図プロセスフラグの値が“4”であるか否かを判定する(ステップS176)。ここで、普通図プロセスフラグの値が“4”であるときには、図45に示すステップS16の普通図柄プロセス処理にて普図ゲームにおける可変表示結果が「普図当り」となったことに対応して、普通可変入賞球装置6Bが備える可動翼片を垂直位置から傾動位置に移動させて、第2始動入賞口を閉鎖状態から開放状態に変化させるための設定などが行われる普通電動役物作動処理が実行される。
On the other hand, when the value of the special figure process flag is “4” or more in step S172 and the big hit gaming state or the small hit gaming state is set (step S172; Yes), the detection signal from the
ステップS176にて普図プロセスフラグの値が“4”以外の数値である場合には(ステップS176;No)、普通電動役物作動処理以外では閉鎖状態に維持されている第2始動入賞口に進入した遊技球を検出する第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオン状態であるか否かを判定する(ステップS177)。このとき、第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオフ状態であれば(ステップS177;No)、異常が発生していないとの判定に対応して、エラー処理を終了する。 In step S176, when the value of the ordinary process flag is a value other than “4” (step S176; No), the second start winning opening maintained in the closed state other than the normal electric accessory operation processing is displayed. It is determined whether or not the detection signal from the second start port switch 22B that detects the game ball that has entered is in an ON state (step S177). At this time, if the detection signal from the second start port switch 22B is in the OFF state (step S177; No), the error processing is terminated in response to the determination that no abnormality has occurred.
これに対して、ステップS177にて第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオン状態であれば(ステップS177;Yes)、遊技制御カウンタ設定部154に設けられた入賞累積数カウンタの値を1加算するとともに(ステップS178)、加算後の入賞累積数カウンタの値が所定の上限値(例えば「5」)に達しているか否かを判定する(ステップS179)。入賞累積数カウンタの値が所定の上限値に達していれば(ステップS179;Yes)、異常が発生したと判定し、第1異常入賞報知指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップS180)。例えば、ステップS180の処理では、ROM101に予め格納されている第1異常入賞報知指定コマンドテーブルの記憶アドレス(先頭アドレス)を、送信コマンドバッファに含まれる演出制御コマンドバッファにて、送信コマンドポインタにより指定されたバッファ領域にセットする。こうして設定された第1異常入賞報知指定コマンドは、例えばエラー処理が終了した後に図45に示すステップS17のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
On the other hand, if the detection signal from the second start port switch 22B is on in step S177 (step S177; Yes), the value of the winning cumulative number counter provided in the game control
ステップS180の処理を実行したときには、ステップS177にて第2始動口スイッチ22Bによって検出された遊技球に対応する賞球の払出を無効とするための設定を行ってから(ステップS181)、エラー処理を終了する。例えば、ステップS181の処理では、送信コマンドバッファに含まれる払出制御コマンドバッファに対して、払出数指定コマンドを送信するための制御データをセットすることが禁止される。より具体的には、遊技制御フラグ設定部152に設けられた第1賞球払出禁止フラグをオン状態にセットすることなどにより、図45に示すステップS18にて実行される賞球処理において、第2始動入賞口に進入した遊技球の検出に対応した払出数指定コマンドの送信設定が行われないようにすればよい。こうして、第2始動口スイッチ22Bによる検出に基づく異常の判定がなされた遊技球に対する景品となる賞球の払出を制限する。 When the process of step S180 is executed, after setting for invalidating the payout of the prize ball corresponding to the game ball detected by the second start port switch 22B in step S177 (step S181), error processing is performed. Exit. For example, in the process of step S181, it is prohibited to set control data for transmitting a payout number designation command to the payout control command buffer included in the transmission command buffer. More specifically, in the award ball processing executed in step S18 shown in FIG. The transmission setting of the payout number designation command corresponding to the detection of the game ball that has entered the 2 start winning opening may be prevented. In this way, the payout of prize balls as prizes for game balls for which an abnormality has been determined based on detection by the second start port switch 22B is limited.
これに対して、ステップS179にて入賞累積数カウンタの値が所定の上限値に達していない場合には(ステップS179;No)、エラー処理を終了する。 On the other hand, if the value of the winning cumulative number counter does not reach the predetermined upper limit value in step S179 (step S179; No), the error processing is terminated.
こうしたステップS173〜S175、ステップS177〜S181の処理により、大当り遊技状態以外の判定期間において、カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたこと、および、第2始動入賞口が開放状態以外の判定期間において、第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が所定回検出されたことのうち、少なくともいずれかに対応して、異常が発生したと判定し、異常が発生した場合に第1異常入賞報知指定コマンドや第2異常入賞報知指定コマンドの送信設定を行うことにより、異常が発生したと判定されたことを演出制御基板12の側に通知することができる。
Through the processing of steps S173 to S175 and steps S177 to S181, in the determination period other than the big hit gaming state, the game ball is detected by the
また、ステップS171の処理によって、演出制御用CPU120が初期報知を行っているときに、異常報知が開始されることが禁止される。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、異常報知を開始してから禁止期間に相当する期間が経過するまで、初期化報知を継続して実行している。
Also, the process of step S171 prohibits the start of abnormality notification when the
なお、ステップS172の処理では、CPU103が、特別図柄プロセスフラグの値に基づいて大入賞口への異常入賞が生じたか否か判定するようにしている。そのため、1つのデータに基づいて異常入賞が生じたか否か判定できるので、判定処理を簡素化することができる。また、上述したように、特別可変入賞球装置7が閉鎖した後に大当り終了処理または小当り終了処理が所定時間実行されるので、特別可変入賞球装置7が閉鎖する直前に大入賞口に入賞した遊技球が、特別図柄プロセスフラグの値が“0”に戻った後にカウントスイッチ23で検出されてしまうということが防止され、正規の入賞であるにもかかわらずエラーが報知されてしまうようなことはない。
Note that in the process of step S172, the
また、ステップS176の処理では、CPU103が、普図プロセスフラグの値に基づいて第2始動入賞口への異常入賞が生じたか否か判定するようにしている。そのため、1つのデータに基づいて異常入賞が生じたか否か判定できるので、判定処理を簡素化することができる。さらに、CPU103は、ステップS178の処理にて入賞累積数カウンタの値が所定の上限値に達したときに、異常入賞が生じたと判定するようにしているので、普図プロセスフラグの値が“4”から“0”に切り替わる直前に第2始動入賞口に遊技球が入賞し、普図プロセスフラグの値が“0”に戻った後に第2始動口スイッチ22Bで検出されてしまった場合に、エラーが報知されてしまうようなことを防止することができる。また、入賞累積数カウンタを設ける代わりに、普図プロセスフラグの値が“4”から“0”に切り替わる所定時間前に普通可変入賞球装置6Bを閉鎖し、普図プロセスフラグの値が“4”から“0”に切り替わった時点で異常入賞の判定を行うようにし、異常入賞を判定するタイミングを普通可変入賞球装置6Bを閉鎖するタイミングよりも遅らせるようにしてもよい。このようにすれば、普通可変入賞球装置6Bが閉鎖する直前に第2始動入賞口に入賞した遊技球が、普図プロセスフラグの値が“0”に戻った後に第2始動口スイッチ22Bで検出されてしまうということが防止され、正規の入賞であるにもかかわらずエラーが報知されてしまうようなことはない。
Further, in the process of step S176, the
なお、普通可変入賞球装置6Bを閉鎖すると同時に普図プロセスフラグの値が“4”から“0”に切り替え、普図プロセスフラグの値が“4”から“0”に切り替わってから所定時間経過後に異常入賞の判定を行うようにしてもよい。また、大入賞口への異常入賞の判定においても、同様の方法により異常入賞を判定するタイミングを大入賞口(特別可変入賞球装置7)を閉鎖するタイミングよりも遅らせるようにしてもよい。 At the same time that the ordinary variable winning ball apparatus 6B is closed, the value of the ordinary process flag is switched from “4” to “0”, and a predetermined time has elapsed since the value of the ordinary process flag is switched from “4” to “0”. An abnormal winning determination may be made later. Also, in the determination of the abnormal winning to the big winning opening, the timing for determining the abnormal winning by the same method may be delayed from the timing for closing the big winning opening (special variable winning ball apparatus 7).
なお、ステップS173、S177の処理では、所定回(例えば2回)のタイマ割込みにわたり連続してカウントスイッチ23、第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオン状態であると判定されたときに、カウントスイッチ23、第2始動口スイッチ22Bがオンになったと判定するようにしてもよい。これにより、例えばノイズ等の影響によりカウントスイッチ23、第2始動口スイッチ22Bからの検出信号が短時間だけオン状態となった場合に、誤って異常が発生したと判定されてしまうことを防止できる。なお、入賞累積数カウンタは、普図表示結果が「普図当り」となったときにクリアされるものであってもよいし、所定期間、第2始動入賞口への異常入賞がなかったときにクリアされるものであってもよい。
In the processing of steps S173 and S177, when it is determined that the detection signals from the
図47は、特別図柄プロセス処理として、図45に示すステップS15にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。この特別図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、始動入賞判定処理を実行する(ステップS100)。図48は、始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。
FIG. 47 is a flowchart showing an example of processing executed in step S15 shown in FIG. 45 as special symbol process processing. In this special symbol process, the
図48に示す始動入賞判定処理において、CPU103は、まず、図2に示す第1始動口スイッチ22Aと第2始動口スイッチ22Bのうち、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に対応して設けられた第1始動口スイッチ22Aからの検出信号がオン状態であるか否かを判定する(ステップS201)。このとき、第1始動口スイッチ22Aからの検出信号がオン状態であれば(ステップS201;Yes)、第1特図保留記憶部151Aに記憶されている保留データの個数に対応した第1保留記憶数が、所定の上限値(例えば「4」)となっているか否かを判定する(ステップS202)。このとき、CPU103は、遊技制御カウンタ設定部154に設けられた第1保留記憶数カウンタの値(第1保留記憶数カウント値)を読み取ることなどにより、第1保留記憶数を特定すればよい。
In the start winning determination process shown in FIG. 48, the
ステップS202にて第1保留記憶数が上限値ではない場合には(ステップS202;No)、例えば第1保留記憶数カウント値を1加算することなどにより、第1保留記憶数を1加算する(ステップS203)。そして、乱数回路104やランダムカウンタによって更新されている数値データのうちから、特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2−1を示す数値データを、抽出する(ステップS204)。このとき抽出した各乱数値を示す数値データが、保留データとして第1特図保留記憶部151Aにおける空きエントリの先頭にセットされることで、各乱数値が記憶される(ステップS205)。続いて、例えばROM101における第1始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレス(先頭アドレス)を送信コマンドバッファにセットすることなどにより、演出制御基板12に対して第1始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップS206)。こうして設定された第1始動口入賞指定コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後に図45に示すステップS17のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
If the first reserved memory number is not the upper limit value in step S202 (step S202; No), the first reserved memory number is incremented by 1, for example, by adding 1 to the first reserved memory number count value ( Step S203). Then, from among the numerical data updated by the
ステップS206の処理を実行した後には、例えば遊技制御カウンタ設定部154に設けられた合計保留記憶数カウンタの値(合計保留記憶数カウント値)を1加算することなどにより、合計保留記憶数を1加算する(ステップS207)。そして、始動データ記憶部151Cにおける空きエントリの先頭に、第1始動入賞口への入賞に対応した「第1」の始動データを記憶させる(ステップS208)。続いて、例えばROM101における保留記憶数通知コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにセットすることなどにより、演出制御基板12に対して保留記憶数通知コマンドを送信するための設定を行う(ステップS209)。こうして設定された保留記憶数通知コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後に図45に示すステップS17のコマンド制御処理が実行されることなどにより、第1始動入賞口指定コマンドに続いて、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
After executing the processing of step S206, for example, by adding 1 to the value of the total reserved memory number counter (total reserved memory number count value) provided in the game control
ステップS201にて第1始動口スイッチ22Aからの検出信号がオフ状態である場合や(ステップS201;No)、ステップS202にて第1保留記憶数が上限値に達している場合(ステップS202;Yes)、あるいは、ステップS209の処理を実行した後には、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に対応して設けられた第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオン状態であるか否かを判定する(ステップS210)。このとき、第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオフ状態であれば(ステップS210;No)、始動入賞判定処理を終了する。これに対して、第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオン状態である場合には(ステップS210;Yes)、第2特図保留記憶部151Bに記憶されている保留データの個数に対応した第2保留記憶数が、所定の上限値(例えば「4」)となっているか否かを判定する(ステップS211)。このとき、CPU103は、遊技制御カウンタ設定部154に設けられた第2保留記憶数カウンタの値(第2保留記憶数カウント値)を読み取ることなどにより、第2保留記憶数を特定すればよい。
If the detection signal from the first start port switch 22A is in the OFF state in step S201 (step S201; No), or if the first reserved memory number has reached the upper limit value in step S202 (step S202; Yes) ) Or, after the process of step S209 is executed, the detection signal from the second start opening switch 22B provided corresponding to the second start winning opening formed by the normally variable winning ball apparatus 6B is in the ON state. Is determined (step S210). At this time, if the detection signal from the second start port switch 22B is in an OFF state (step S210; No), the start winning determination process is terminated. On the other hand, when the detection signal from the second start port switch 22B is in the on state (step S210; Yes), it corresponds to the number of the hold data stored in the second special figure
ステップS211にて第2保留記憶数が上限値に達していれば(ステップS211;Yes)、始動入賞判定処理を終了する。これに対して、第2保留記憶数が上限値ではない場合には(ステップS211;No)、例えば第2保留記憶数カウント値を1加算することなどにより、第2保留記憶数を1加算する(ステップS212)。そして、乱数回路104やランダムカウンタによって更新されている数値データのうちから、特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2−1を示す数値データを、抽出する(ステップS213)。このとき抽出した各乱数値を示す数値データが、保留データとして第2特図保留記憶部151Bにおける空きエントリの先頭にセットされることで、各乱数値が記憶される(ステップS214)。続いて、例えばROM101における第2始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにセットすることなどにより、演出制御基板12に対して第1始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップS215)。こうして設定された第2始動口入賞指定コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後に図45に示すステップS17のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
If the second reserved storage number has reached the upper limit value in step S211 (step S211; Yes), the start winning determination process is terminated. On the other hand, when the second reserved memory number is not the upper limit value (step S211; No), the second reserved memory number is incremented by 1, for example, by adding 1 to the second reserved memory number count value. (Step S212). Then, from among the numerical data updated by the
ステップS215の処理を実行した後には、例えば合計保留記憶数カウント値を1加算することなどにより、合計保留記憶数を1加算する(ステップS216)。そして、始動データ記憶部151Cにおける空きエントリの先頭に、第2始動入賞口への入賞に対応した「第2」の始動データを記憶させる(ステップS217)。続いて、例えばROM101における保留記憶数通知コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにセットすることなどにより、演出制御基板12に対して保留記憶数通知コマンドを送信するための設定を行う(ステップS218)。こうして設定された保留記憶数通知コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後に図45に示すステップS17のコマンド制御処理が実行されることなどにより、第2始動入賞口指定コマンドに続いて、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。以上のような始動入賞判定処理を実行した後には、特図プロセスフラグの値に応じて、図47に示すステップS110〜S120の処理のいずれかを選択して実行する。なお、CPU103は、ステップS210の処理を実行する前に、遊技制御フラグ設定部152に設けられた第1賞球払出禁止フラグがオンとなっているか否かを判定し、オンである場合には、ステップS210〜S218の処理をスキップするようにすることにより、異常入賞に基づく特別図柄の変動表示を行わないようにしてもよい。
After the process of step S215 is executed, the total reserved memory number is incremented by 1 (step S216), for example, by adding 1 to the total reserved memory number count value. Then, “second” start data corresponding to winning in the second start winning opening is stored at the head of the empty entry in the start
ステップS110の特別図柄通常処理は、特図プロセスフラグの値が“0”のときに実行される。この特別図柄通常処理では、第1特図保留記憶部151Aや第2特図保留記憶部151Bに記憶されている保留データの有無などに基づいて、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。また、特別図柄通常処理では、特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データに基づき、特別図柄や飾り図柄、色図柄などの可変表示結果を「大当り」や「小当り」とするか否かの判定が行われる。さらに、特別図柄通常処理では、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示結果に対応して、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲームにおける確定特別図柄(大当り図柄、小当り図柄及びハズレ図柄のいずれか)が設定される。
The special symbol normal process in step S110 is executed when the value of the special symbol process flag is “0”. In this special symbol normal processing, the first special
ステップS111の変動パターン設定処理は、特図プロセスフラグの値が“1”のときに実行される。この変動パターン設定処理には、可変表示結果を「大当り」や「小当り」とするか否かの判定結果や、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とするか否かの判定結果などに基づいて、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する処理や、変動パターン種別の決定結果に対応して、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する処理などが含まれている。 The variation pattern setting process in step S111 is executed when the value of the special figure process flag is “1”. This variation pattern setting process is based on the determination result of whether or not the variable display result is “big hit” or “small hit”, the determination result of whether or not the variable display state of the decorative design is the reach state, etc. Thus, a process of determining the variation pattern type as one of a plurality of types, a process of determining a variation pattern as one of a plurality of types in accordance with the determination result of the variation pattern type, and the like are included.
ステップS112の特別図柄変動処理は、特図プロセスフラグの値が“2”のときに実行される。この特別図柄変動処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄を変動させるための設定を行う処理や、その特別図柄が変動を開始してからの経過時間を計測する処理などが含まれている。また、こうして計測された経過時間が変動パターンに対応する特図変動時間に達したか否かの判定も行われる。そして、特図変動時間に達したときには、特図プロセスフラグの値を“3”に更新する。
The special symbol variation process of step S112 is executed when the value of the special symbol process flag is “2”. The special symbol variation process includes a process for performing setting for varying the special symbol in the first special
ステップS113の特別図柄停止処理は、特図プロセスフラグの値が“3”のときに実行される。この特別図柄停止処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにて特別図柄の変動を停止させ、特別図柄の可変表示結果となる確定特別図柄を停止表示させるための設定を行う処理が含まれている。そして、遊技制御フラグ設定部152に設けられた大当りフラグと小当りフラグのいずれかがオンとなっているか否かの判定などが行われ、大当りフラグがオンである場合には特図プロセスフラグの値を“4”に更新し、小当りフラグがオンである場合には特図プロセスフラグの値を“8”に更新する。また、大当りフラグと小当りフラグがいずれもオフである場合には、特図プロセスフラグの値を“0”に更新する。
The special symbol stop process in step S113 is executed when the value of the special symbol process flag is “3”. In this special symbol stop process, the first special
ステップS114の大入賞口開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“4”のときに実行される。この大入賞口開放前処理には、可変表示結果が「大当り」となったことなどに基づき、大当り遊技状態においてラウンドの実行を開始して大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれている。このときには、例えば大入賞口開放回数最大値の設定に対応して、大入賞口を開放状態とする期間の上限を設定するようにしてもよい。一例として、大入賞口開放回数最大値が15ラウンド大当り状態に対応した「15」に設定されている場合には、大入賞口を開放状態とする期間の上限を「29秒」に設定する。これに対して、大入賞口開放回数最大値が2ラウンド大当り状態に対応した「2」に設定されている場合には、大入賞口を開放状態とする期間の上限を「0.5秒」に設定する。 The pre-opening process for the special winning opening in step S114 is executed when the value of the special figure process flag is “4”. This pre-opening process for the big winning opening is a process for starting the execution of the round in the big winning gaming state and setting the opening for the big winning opening based on the fact that the variable display result is “big hit” Etc. are included. At this time, for example, an upper limit of a period during which the big prize opening is in an open state may be set corresponding to the setting of the maximum number of big prize opening times. As an example, when the maximum value of the number of times of winning the big winning opening is set to “15” corresponding to the 15 round big hit state, the upper limit of the period during which the big winning opening is opened is set to “29 seconds”. On the other hand, if the maximum value for the number of times a big winning opening is opened is set to “2” corresponding to the two round big hit state, the upper limit of the period during which the big winning opening is opened is set to “0.5 seconds”. Set to.
ステップS115の大入賞口開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“5”のときに実行される。この大入賞口開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測する処理や、その計測した経過時間やカウントスイッチ23によって検出された遊技球の個数などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。そして、大入賞口を閉鎖状態に戻すときには、所定のソレノイドに対する駆動信号の供給を停止させる処理などが実行されればよい。
The special winning opening releasing process in step S115 is executed when the value of the special figure process flag is “5”. This process during opening of the big winning opening is based on the process of measuring the elapsed time since the big winning opening is opened, the elapsed time measured, the number of game balls detected by the
ステップS116の大入賞口開放後処理は、特図プロセスフラグの値が“6”のときに実行される。この大入賞口開放後処理には、大入賞口を開放状態とするラウンドの実行回数が大入賞口開放回数最大値に達したか否かを判定する処理や、大入賞口開放回数最大値に達した場合に当り終了指定コマンドを送信するための設定を行う処理などが含まれている。 The post-opening processing for the special winning opening in step S116 is executed when the value of the special figure process flag is “6”. The post-opening process for the big prize opening includes a process for determining whether or not the number of executions of the round in which the big prize opening is in an open state has reached the maximum number of open big prize openings, This includes a process for making a setting for transmitting an end designation command when hit.
ステップS117の大当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“7”のときに実行される。この大当り終了処理には、画像表示装置5やスピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9といった演出用の電気部品により、大当り遊技状態の終了を報知する演出動作としてのエンディング演出が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理や、その大当り遊技状態の終了に対応した各種の設定を行う処理などが含まれている。
The big hit end process in step S117 is executed when the value of the special figure process flag is “7”. This jackpot end process corresponds to a period in which an ending effect is performed as an effect operation for informing the end of the jackpot gaming state by the effect electric parts such as the
ステップS118の小当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“8”のときに実行される。この小当り開放前処理には、可変表示結果が「小当り」となったことなどに基づき、小当り遊技状態において可変入賞動作の実行を開始して大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれている。このときには、例えば可変表示結果が「小当り」であることにより大入賞口開放回数最大値が「2」であることに対応して、大入賞口を開放状態とする期間の上限を「0.5秒」に設定すればよい。 The small hit pre-release process in step S118 is executed when the value of the special figure process flag is “8”. This pre-opening process for small hits is a setting for starting the execution of variable winning action in the small hit game state and opening the big winning opening based on the fact that the variable display result is “small hit”, etc. The processing to perform is included. At this time, for example, the maximum value of the number of times that the big prize opening is opened is “0” because the variable display result is “small hit”, and the upper limit of the period during which the big prize opening is opened is set to “0. “5 seconds” may be set.
ステップS119の小当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“9”のときに実行される。この小当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測する処理や、その計測した経過時間などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。大入賞口を閉鎖状態に戻すときには、所定のソレノイドに対する駆動信号の供給を停止させる処理などが実行されればよい。 The small hit releasing process in step S119 is executed when the value of the special figure process flag is “9”. In the small hit opening process, the process for measuring the elapsed time since the big prize opening is in the open state, and the timing for returning the big prize opening from the open state to the closed state based on the measured elapsed time, etc. The process etc. which determine whether or not were included are included. When returning the big prize opening to the closed state, a process of stopping the supply of the drive signal to a predetermined solenoid may be executed.
ステップS120の小当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“10”のときに実行される。この小当り終了処理には、画像表示装置5やスピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9といった演出用の電気部品により、小当り遊技状態の終了を報知する演出動作が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理などが含まれている。ここで、小当り遊技状態が終了するときには、確変フラグや時短フラグの状態を変更しないようにして、小当り遊技状態となる以前のパチンコ遊技機1における遊技状態を継続させる。
The small hit end process of step S120 is executed when the value of the special figure process flag is “10”. In the small hit end process, a waiting time corresponding to a period in which an effect operation for informing the end of the small hit gaming state is performed by the electric parts for effects such as the
図49は、図47のステップS110にて実行される特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。図49に示す特別図柄通常処理において、CPU103は、まず、例えば遊技制御カウンタ設定部154に記憶されている合計保留記憶数カウント値などに基づき、第1保留記憶数と第2保留記憶数の合計値である合計保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップS231)。このとき、合計保留記憶数が「0」以外であれば(ステップS231;No)、始動データ記憶部151Cから始動データを読み出す(ステップS232)。このときには、始動データ記憶部151Cにて保留番号「1」と関連付けて記憶されている始動データを読み出せばよい。
FIG. 49 is a flowchart showing an example of the special symbol normal process executed in step S110 of FIG. In the special symbol normal process shown in FIG. 49, the
ステップS232の処理に続いて、例えば合計保留記憶数カウント値を1減算することなどにより、合計保留記憶数を1減算するように更新するとともに、始動データ記憶部151Cにて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」〜「8」に対応するエントリ)に記憶された始動データの記憶内容を、1エントリずつ上位にシフトさせる(ステップS233)。そして、ステップS232にて読み出した始動データが「第1」と「第2」のいずれであるかを判定する(ステップS234)。
Subsequent to the processing of step S232, for example, by subtracting 1 from the total reserved memory number count value, the total reserved memory number is updated so as to be decremented by 1, and the start
ステップS234にて始動データが「第1」であると判定された場合には(ステップS234;第1)、第1特図保留記憶部151Aにて保留番号「1」と関連付けて記憶されている保留データとして、特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データと、大当り種別判定用の乱数値MR2−1を示す数値データとを、それぞれ読み出す(ステップS235)。このときには、例えば第1保留記憶数カウント値を1減算することなどにより、第1保留記憶数を1減算するように更新するとともに、第1特図保留記憶部151Aにて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」〜「4」に対応するエントリ)に記憶された保留データの記憶内容を、1エントリずつ上位にシフトさせる(ステップS236)。そして、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームを開始することに対応して、遊技制御バッファ設定部155に設けられた変動特図指定バッファの値(変動特図指定バッファ値)を「1」に設定する(ステップS237)。
When it is determined in step S234 that the start data is “first” (step S234; first), the first special figure hold storage unit 151A stores the hold data in association with the hold number “1”. As the hold data, the numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special figure display result and the numerical data indicating the random value MR2-1 for determining the big hit type are respectively read (step S235). At this time, for example, the first reserved memory number count value is decremented by 1, and the first reserved memory number is updated to be decremented by 1, and the first special figure reserved memory unit 151A uses the reserved number “1”. The storage contents of the hold data stored in the lower entries (for example, entries corresponding to the hold numbers “2” to “4”) are shifted up by one entry (step S236). Then, in response to starting the special figure game using the first special figure by the first special
ステップS237の処理を実行した後には、可変表示結果を「ハズレ」、「大当り」、「小当り」のいずれとするかを判定するための使用テーブルとして、図10(A)に示す第1特図表示結果判定テーブル130Aを選択してセットする(ステップS238)。例えば、ステップS238の処理では、RAM102の所定領域に設けられた判定テーブルポインタなどに、ROM101における第1特図表示結果判定テーブル130Aの記憶アドレス(先頭アドレス)をセットすればよい。CPU103は、こうしてセットされた第1特図表示結果判定テーブル130Aを参照することにより、ステップS235にて読み出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データが、大当り判定値データと合致するか否かを判定する(ステップS239)。
After executing the processing of step S237, the first special feature shown in FIG. The figure display result determination table 130A is selected and set (step S238). For example, in the process of step S238, the storage address (first address) of the first special figure display result determination table 130A in the
ステップS239にて乱数値MR1を示す数値データが大当り判定値データと合致しない場合には(ステップS239;No)、ステップS235にて読み出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データが、小当り判定値データと合致するか否かを判定する(ステップS240)。このとき、小当り判定値データと合致すれば(ステップS240;Yes)、小当りフラグをオン状態にセットする(ステップS241)。 If the numerical data indicating the random value MR1 does not match the jackpot determination value data in step S239 (step S239; No), the numerical value indicating the random number value MR1 for special figure display result determination read in step S235. It is determined whether or not the data matches the small hit determination value data (step S240). At this time, if it matches with the small hit determination value data (step S240; Yes), the small hit flag is set to the on state (step S241).
ステップS234にて始動データが「第2」であると判定された場合には(ステップS234;第2)、第2特図保留記憶部151Bにて保留番号「1」と関連付けて記憶されている保留データとして、特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データと、大当り種別判定用の乱数値MR2−1を示す数値データとを、それぞれ読み出す(ステップS242)。このときには、例えば第2保留記憶数カウント値を1減算することなどにより、第2保留記憶数を1減算するように更新するとともに、第2特図保留記憶部151Bにて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」〜「4」に対応するエントリ)に記憶された保留データの記憶内容を、1エントリずつ上位にシフトさせる(ステップS243)。そして、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームを開始することに対応して、変動特図指定バッファ値を「2」に設定する(ステップS244)。
If it is determined in step S234 that the start data is “second” (step S234; second), the second special figure
ステップS244の処理を実行した後には、可変表示結果を「ハズレ」、「大当り」のいずれとするかを判定するための使用テーブルとして、図10(B)に示す第2特図表示結果判定テーブル130Bを選択してセットする(ステップS245)。例えば、ステップS245の処理では、ROM101における第2特図表示結果判定テーブル130Bの記憶アドレスを、判定テーブルポインタなどにセットすればよい。CPU103は、こうしてセットされた第2特図表示結果判定テーブル130Bを参照することにより、ステップS242にて読み出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データが、大当り判定値データと合致するか否かを判定する(ステップS246)。
After the process of step S244 is executed, a second special figure display result determination table shown in FIG. 10B is used as a use table for determining whether the variable display result is “lost” or “big hit”. 130B is selected and set (step S245). For example, in the process of step S245, the storage address of the second special figure display result determination table 130B in the
ステップS239またはステップS246にて乱数値MR1を示す数値データが大当り判定値データと合致した場合には(ステップS239;Yes、または、ステップS246;Yes)、遊技制御フラグ設定部152に設けられた大当りフラグをオン状態にセットする(ステップS247)。このときには、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、図11に示す大当り種別判定テーブル131を選択してセットする(ステップS248)。そして、ステップS235またはステップS242にて読み出した大当り種別判定用の乱数値MR2−1を示す数値データに基づき、ステップS248にてセットした大当り種別判定テーブル131を参照することにより、大当り種別を、「通常」、「第1確変」、「第2確変」、「第3確変」、「突確」という複数種類のいずれかに決定する(ステップS249)。なお、ステップS244の処理で変動特図指定バッファ値を「2」に設定した場合には、大当り種別判定テーブル131にて「突確」の大当り種別に対して大当り種別判定用の乱数値MR2−1が割り当てられていないことから、大当り種別が「突確」に決定されることはない。また、後述するように、確変状態や時短状態では、遊技球が第2始動入賞口に進入しやすくなるので、ステップS244の処理で変動特図指定バッファ値が「2」に設定されやすくなる結果、ステップS249の処理では、大当り種別が「突確」に決定されにくくなる。すなわち、確変状態や時短状態では、大当り種別が「突確」に決定されにくくなる。こうしてステップS249にて決定された大当り種別に対応して、大当り種別バッファ値を、「00」〜「04」のいずれかに設定する(ステップS250)。
When the numerical data indicating the random value MR1 matches the jackpot determination value data in step S239 or step S246 (step S239; Yes, or step S246; Yes), the jackpot provided in the game control
ステップS241とステップS250の処理のいずれかを実行した後には、大入賞口開放回数最大値を設定する(ステップS251)。このときには、例えば図50に示すように、大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」のいずれかであれば、大入賞口開放回数最大値を15回開放遊技に対応した「15」に設定する。これに対して、大当り種別が「突確」である場合や、小当り種別が「小当り」である場合には、大入賞口開放回数最大値を2回開放遊技に対応した「2」に設定する。 After executing one of the processes of step S241 and step S250, the maximum winning opening opening number is set (step S251). At this time, for example, as shown in FIG. 50, if the big hit type is “normal”, “first probability variation” to “third probability variation”, the maximum value of the number of times of winning the prize winning opening corresponds to the game that is opened 15 times. Set to “15”. On the other hand, when the big hit type is “surprise” or the small hit type is “small hit”, the maximum value of the number of big winning opening is set to “2” corresponding to the two-time open game. To do.
ステップS240にて乱数値MR1を示す数値データが小当り判定値データと合致しない場合や(ステップS240;No)、ステップS246にて乱数値MR1を示す数値データが大当り判定値データと合致しない場合(ステップS246;No)、あるいは、ステップS251の処理を実行した後には、可変表示結果の判定や大当り種別の決定を行った結果に対応して、確定特別図柄を設定する(ステップS252)。一例として、ステップS240にて乱数値MR1を示す数値データが小当り判定値データと合致しない場合や、ステップS246にて乱数値MR1を示す数値データが大当り判定値データと合致しない場合には、可変表示結果を「ハズレ」とする旨の判定結果に対応して、ハズレ図柄となる「−」の記号を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、ステップS240にて乱数値MR1を示す数値データが小当り判定値データと合致した場合には、可変表示結果を「小当り」とする旨の判定結果に対応して、小当り図柄となる「5」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。さらに、ステップS239またはステップS246にて乱数値MR1を示す数値データが大当り判定値データと合致した場合には、ステップS249における大当り種別の決定結果に応じて、大当り図柄となる「1」、「3」、「7」の数字を示す特別図柄のいずれかを、確定特別図柄に設定する。すなわち、大当り種別を「通常」とする決定結果に応じて、通常大当り図柄となる「3」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、大当り種別を「第1確変」〜「第3確変」のいずれかとする決定結果に応じて、確変大当り図柄となる「7」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。さらに、大当り種別を「突確」とする決定結果に応じて、2ラウンド大当り図柄となる「1」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。 When the numerical data indicating the random value MR1 does not match the small hit determination value data at step S240 (step S240; No), or when the numerical data indicating the random value MR1 does not match the big hit determination value data at step S246 ( Step S246; No) Or, after executing the process of step S251, a fixed special symbol is set corresponding to the result of determining the variable display result and determining the jackpot type (step S252). As an example, if the numerical data indicating the random value MR1 does not match the small hit determination value data in step S240, or if the numerical data indicating the random value MR1 does not match the big hit determination value data in step S246, it is variable. Corresponding to the determination result that the display result is “lost”, the special symbol indicating the “−” symbol that becomes the lost symbol is set as the confirmed special symbol. If the numerical data indicating the random value MR1 matches the small hit determination value data in step S240, the small hit symbol is obtained corresponding to the determination result that the variable display result is “small hit”. The special symbol indicating the number “5” is set as the confirmed special symbol. Further, when the numerical data indicating the random value MR1 matches the big hit determination value data in step S239 or step S246, “1”, “3”, which become the big hit symbols, according to the determination result of the big hit type in step S249. ”Or“ 7 ”, one of the special symbols indicating the number is set as the confirmed special symbol. That is, according to the determination result that the jackpot type is “normal”, the special symbol indicating the number “3” that is the normal jackpot symbol is set as the confirmed special symbol. Further, according to the determination result that the big hit type is any one of “first probability variation” to “third probability variation”, the special symbol indicating the number “7” that becomes the probability variation big hit symbol is set as the confirmed special symbol. Further, according to the determination result that the big hit type is “surprise”, the special symbol indicating the number “1” that becomes the two round big hit symbol is set as the confirmed special symbol.
ステップS252にて確定特別図柄を設定した後には、特図プロセスフラグの値を変動パターン設定処理に対応した値である“1”に更新してから(ステップS253)、特別図柄通常処理を終了する。また、ステップS231にて合計保留記憶数が「0」である場合には(ステップS231;Yes)、所定のデモ表示設定を行ってから(ステップS254)、特別図柄通常処理を終了する。 After the confirmed special symbol is set in step S252, the value of the special symbol process flag is updated to “1” corresponding to the variation pattern setting process (step S253), and then the special symbol normal process is terminated. . If the total number of reserved memories is “0” in step S231 (step S231; Yes), a predetermined demo display setting is performed (step S254), and the special symbol normal process is terminated.
図51は、図47のステップS111にて実行される変動パターン設定処理の一例を示すフローチャートである。図51に示す変動パターン設定処理において、CPU103は、まず、大当りフラグがオンであるか否かを判定する(ステップS261)。このとき、大当りフラグがオンであれば(ステップS261;Yes)、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態、確変状態及び時短状態のいずれであるかに基づき、図13(D)に示すテーブル選択設定に従い、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Iのいずれかを選択してセットする(ステップS262)。ここで、パチンコ遊技機1における遊技状態は、遊技制御フラグ設定部152に設けられた確変フラグや時短フラグの状態から特定すればよい。
FIG. 51 is a flowchart showing an example of the variation pattern setting process executed in step S111 of FIG. In the variation pattern setting process shown in FIG. 51, the
ステップS261にて大当りフラグがオフである場合には(ステップS261;No)、小当りフラグがオンであるか否かを判定する(ステップS263)。このとき、小当りフラグがオンであれば(ステップS263;Yes)、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態、確変状態及び時短状態のいずれであるかに基づき、図14(D)に示すテーブル選択設定に従い、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、小当り用変動パターン種別判定テーブル133A〜133Cのいずれかを選択してセットする(ステップS264)。 When the big hit flag is off in step S261 (step S261; No), it is determined whether or not the small hit flag is on (step S263). At this time, if the small hit flag is ON (step S263; Yes), the table shown in FIG. According to the selection setting, any one of the small hit variation pattern type determination tables 133A to 133C is selected and set as a use table for determining one of a plurality of variation pattern types (step S264).
ステップS263にて小当りフラグがオフである場合には(ステップS263;No)、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態、確変状態及び時短状態のいずれであるかに基づき、図15(D)に示すテーブル選択設定に従い、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とするか否かを判定するための使用テーブルとして、リーチ判定テーブル134A〜134Cのいずれかを選択してセットする(ステップS265)。このときには、例えば遊技制御カウンタ設定部154に記憶されている合計保留記憶数カウント値を読み取ることなどにより、合計保留記憶数を特定する(ステップS266)。続いて、例えば遊技制御カウンタ設定部154に設けられたランダムカウンタなどから、リーチ判定用の乱数値MR2−2を抽出する(ステップS267)。そして、ステップS267にて抽出したリーチ判定用の乱数値MR2−2に基づき、ステップS265にてセットしたリーチ判定テーブル134A〜134Cのいずれかを参照することにより、リーチ状態の有無を判定する(ステップS268)。
When the small hit flag is OFF in step S263 (step S263; No), based on whether the gaming state in the
ステップS268においてリーチ状態ありとする旨の判定結果が得られた場合には(ステップS269;Yes)。ステップS268におけるリーチHA2−1〜リーチHA2−3、リーチHB2−1、リーチHC2−1の判定結果といったリーチ状態ありの判定結果に応じて、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、リーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cのいずれかを選択してセットする(ステップS270)。これに対して、ステップS268においてリーチ状態なしとする旨の判定結果が得られた場合には(ステップS269;No)、ステップS268における非リーチHA1−1〜非リーチHA1−5、非リーチHB1−1、非リーチHB1−2、非リーチHC1−1、非リーチHC1−2の判定結果といったリーチ状態なしの判定結果に応じて、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136A〜136Cのいずれかを選択してセットする(ステップS271)。 If a determination result indicating that there is a reach state is obtained in step S268 (step S269; Yes). In order to determine the variation pattern type as one of a plurality of types according to the determination result of the reach state such as the determination results of reach HA2-1 to reach HA2-3, reach HB2-1, reach HC2-1 in step S268. As the use table, one of the reach variation pattern type determination tables 135A to 135C is selected and set (step S270). On the other hand, when a determination result indicating that there is no reach state is obtained in step S268 (step S269; No), non-reach HA1-1 to non-reach HA1-5 and non-reach HB1- in step S268. As a use table for determining the variation pattern type as one of a plurality of types according to the determination result of no reach state such as the determination result of 1, non-reach HB1-2, non-reach HC1-1, non-reach HC1-2 Then, any one of the non-reach variation pattern type determination tables 136A to 136C is selected and set (step S271).
ステップS262、S264、S270、S271の処理のいずれかを実行した後には、例えば遊技制御カウンタ設定部154に設けられたランダムカウンタなどから、変動パターン種別判定用の乱数値MR3を抽出する(ステップS272)。そして、ステップS272にて抽出した変動パターン種別判定用の乱数値MR3に基づき、ステップS262、S264、S270、S271のいずれかにてセットした使用テーブルを参照することにより、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する(ステップS273)。 After executing any of the processes of steps S262, S264, S270, and S271, the random value MR3 for determining the variation pattern type is extracted from, for example, a random counter provided in the game control counter setting unit 154 (step S272). ). Then, based on the random value MR3 for determining the variation pattern type extracted in step S272, by referring to the use table set in any of steps S262, S264, S270, and S271, a plurality of variation pattern types can be selected. Either one is determined (step S273).
ここで、ステップS272、S273の処理では、第1始動条件が成立したことに基づき第1特別図柄表示装置4Aにより第1特図を用いて実行される特図ゲームに対応した飾り図柄の変動パターン種別を決定するか、第2始動条件が成立したことに基づき第2特別図柄表示装置4Bにより第2特図を用いて実行される特図ゲームに対応した飾り図柄の変動パターン種別を決定するかに関わりなく、共通のランダムカウンタなどによって更新される変動パターン種別判定用となる共通の乱数値MR3を示す数値データを用いて、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する。また、ステップS272、S273の処理では、ステップS268におけるリーチ状態の有無の判定結果に関わりなく、変動パターン種別判定用となる共通の乱数値MR3を示す数値データを用いて、共通の処理モジュールにより変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定することができる。一例として、ステップS273の処理では、判定テーブルポインタにセットされたROM101のアドレスに記憶された判定テーブルを参照して変動パターン種別の決定を行うようにすればよい。
Here, in the processing of steps S272 and S273, the variation pattern of the decorative symbol corresponding to the special symbol game executed by the first special
こうしてステップS273にて変動パターン種別が決定された後には、その変動パターン種別の決定結果に基づき、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、当り変動パターン判定テーブル137A〜137Dやハズレ変動パターン判定テーブル138A、138Bといった複数種類の変動パターン判定テーブルのいずれかを選択してセットする(ステップS274)。続いて、例えば遊技制御カウンタ設定部154に設けられたランダムカウンタなどから、変動パターン判定用の乱数値MR4を抽出する(ステップS275)。そして、ステップS275にて抽出した変動パターン判定用の乱数値MR4に基づき、ステップS274にてセットした変動パターン判定テーブルを参照することにより、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する(ステップS276)。 After the variation pattern type is determined in step S273, hit variation pattern determination tables 137A to 137D are used as use tables for determining one of a plurality of variation patterns based on the determination result of the variation pattern type. And one of a plurality of types of variation pattern determination tables such as loss variation pattern determination tables 138A and 138B are selected and set (step S274). Subsequently, a random value MR4 for determining a variation pattern is extracted from, for example, a random counter provided in the game control counter setting unit 154 (step S275). Then, based on the random value MR4 for determining the variation pattern extracted in step S275, the variation pattern is determined as one of a plurality of types by referring to the variation pattern determination table set in step S274 (step S276). .
ここで、ステップS275、S276の処理では、第1始動条件が成立したことに基づき第1特別図柄表示装置4Aにより第1特図を用いて実行される特図ゲームに対応した飾り図柄の変動パターンを決定するか、第2始動条件が成立したことに基づき第2特別図柄表示装置4Bにより第2特図を用いて実行される特図ゲームに対応した飾り図柄の変動パターンを決定するかに関わりなく、共通のランダムカウンタなどによって更新される変動パターン判定用となる共通の乱数値MR4を示す数値データを用いて、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する。また、ステップS275、S276の処理では、ステップS268におけるリーチ状態の有無の判定結果に関わりなく、変動パターン判定用となる共通の乱数値MR4を示す数値データを用いて、共通の処理モジュールにより変動パターンを複数種類のいずれかに決定することができる。一例として、ステップS276の処理では、判定テーブルポインタにセットされたROM101のアドレスに記憶された判定テーブルを参照して変動パターンが決定されればよい。
Here, in the processes of steps S275 and S276, the decorative symbol variation pattern corresponding to the special symbol game executed by the first special
このようなステップS276における変動パターンの決定に続いて、その変動パターンの判定結果に応じた特図変動時間を設定する(ステップS277)。その後、変動特図指定バッファ値に応じて、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームのいずれかを開始させるように、特別図柄の変動を開始させるための設定を行う(ステップS278)。一例として、変動特図指定バッファ値が“1”であれば、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。これに対して、変動特図指定バッファ値が“2”であれば、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。
Following the determination of the variation pattern in step S276, a special figure variation time corresponding to the determination result of the variation pattern is set (step S277). Thereafter, according to the variable special symbol designation buffer value, the special symbol game using the first special symbol by the first special
ステップS278の処理を実行した後には、特別図柄の変動開始時用となる各種コマンドを送信するための設定を行う(ステップS279)。例えば、変動特図指定バッファ値が“1”である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して第1変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第1変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレス(先頭アドレス)を示す設定データを、遊技制御バッファ設定部155に設けられた送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納する。他方、変動特図指定バッファ値が“2”である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して第2変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第2変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレスを示す設定データを、送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納する。こうしたステップS279での設定を行った場合には、変動パターン設定処理が終了してから図45に示すステップS17のコマンド制御処理が実行されるごとに、主基板11から演出制御基板12に対して、第1変動開始コマンドまたは第2変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンドが、順次に送信されることになる。
After the process of step S278 is executed, settings for transmitting various commands for starting the change of the special symbol are performed (step S279). For example, when the variation special figure designation buffer value is “1”, the
ステップS279での設定に続いて、特図プロセスフラグの値を特別図柄変動処理に対応した値である“2”に更新してから(ステップS280)、変動パターン設定処理を終了する。 Following the setting in step S279, the value of the special figure process flag is updated to “2” which is a value corresponding to the special symbol fluctuation process (step S280), and then the fluctuation pattern setting process is terminated.
図52は、図47のステップS113にて実行される特別図柄停止処理の一例を示すフローチャートである。図52に示す特別図柄停止処理において、CPU103は、まず、大当りフラグがオンであるか否かを判定する(ステップS291)。このとき、大当りフラグがオンであれば(ステップS291;Yes)、大当り開始時演出待ち時間を設定する(ステップS292)。例えば、ステップS292の処理では、大当り開始時演出待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が、遊技制御タイマ設定部153に設けられた遊技制御プロセスタイマにセットされればよい。
FIG. 52 is a flowchart showing an example of the special symbol stop process executed in step S113 of FIG. In the special symbol stop process shown in FIG. 52, the
ステップS292の処理に続いて、当り開始指定コマンドを主基板11から演出制御基板12に対して送信するための設定を行う(ステップS293)。例えば、ステップS293の処理では、当り開始指定コマンドを送信するために予め用意された当り開始指定コマンドテーブルのROM101における記憶アドレスを示す設定データが、送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納されればよい。その後、大当りフラグをクリアしてオフ状態とする(ステップS294)。また、確変状態や時短状態を終了するための設定を行う(ステップS295)。例えば、ステップS295では、確変フラグや時短フラグをクリアしてオフ状態とする処理や、確変状態や時短状態における特図ゲームの実行回数をカウントするための特図変動回数カウンタをクリアする処理などが実行されればよい。そして、特別図柄プロセスフラグの値を大入賞口開放前処理に対応した値である“4”に更新してから(ステップS296)、特別図柄停止処理を終了する。
Subsequent to the processing in step S292, setting for transmitting a hit start designation command from the
ステップS291にて大当りフラグがオフである場合には(ステップS291;No)、小当りフラグがオンであるか否かを判定する(ステップS297)。このとき、小当りフラグがオンであれば(ステップS297;No)、小当り開始時演出待ち時間を設定する(ステップS298)。例えば、ステップS298の処理では、小当り開始時演出待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が、遊技制御プロセスタイマにセットされればよい。 If the big hit flag is off in step S291 (step S291; No), it is determined whether the small hit flag is on (step S297). At this time, if the small hit flag is on (step S297; No), a small hit start time production waiting time is set (step S298). For example, in the process of step S298, a timer initial value determined in advance corresponding to the small hitting start time production waiting time may be set in the game control process timer.
ステップS298の処理に続いて、ステップS293の処理と同様に、当り開始指定コマンドを主基板11から演出制御基板12に対して送信するための設定を行う(ステップS299)。その後、小当りフラグをクリアしてオフ状態とする(ステップS300)。そして、特図プロセスフラグの値を小当り開放前処理に対応した値である“8”に更新する(ステップS301)。
Subsequent to the process of step S298, as in the process of step S293, a setting for transmitting a hit start designation command from the
また、ステップS297にて小当りフラグがオフである場合には(ステップS297;No)、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新する(ステップS302)。ステップS301、S302の処理のいずれかを実行した後には、確変状態や時短状態を終了させるか否かの判定を行う(ステップS303)。例えば、ステップS303の処理では、特図変動回数カウンタの値(特図変動回数カウント値)を、例えば1減算または1加算するなどして更新し、更新後の特図変動回数カウント値が所定の特別遊技状態終了判定値と合致するか否かの判定が行われる。このとき、特別遊技状態終了判定値と合致すれば、確変フラグや時短フラグをクリアしてオフ状態とすることなどにより、確変状態や時短状態を終了して通常状態に制御すればよい。他方、特別遊技状態終了判定値と合致しなければ、確変フラグや時短フラグの状態を維持して、ステップS303の処理を終了すればよい。こうした確変状態や時短状態の終了判定を実行した後には、特別図柄停止処理が終了する。なお、特図変動回数カウント値に基づく終了判定は、時短状態である場合のみ行うようにして、確変状態については、次に可変表示結果が「大当り」となるまで継続されるようにしてもよい。あるいは、例えば遊技制御カウンタ設定部154に設けられたランダムカウンタから、確変状態終了判定用の乱数値を示す数値データを抽出し、予めROM101などに格納された確変状態終了判定テーブルを参照することにより、確変状態を終了するか否かの判定を行うようにしてもよい。
If the small hit flag is off in step S297 (step S297; No), the value of the special figure process flag is updated to “0” which is a value corresponding to the special symbol normal process (step S302). . After executing one of the processes in steps S301 and S302, it is determined whether or not to end the probability variation state or the time reduction state (step S303). For example, in the process of step S303, the value of the special figure fluctuation number counter (special figure fluctuation number count value) is updated by, for example, subtracting 1 or adding 1, and the updated special figure fluctuation number count value is a predetermined value. It is determined whether or not the special game state end determination value is met. At this time, if it matches the special game state end determination value, the probability variation state or the time reduction state may be terminated by clearing the probability variation flag or the time reduction flag, etc., and controlled to the normal state. On the other hand, if it does not coincide with the special game state end determination value, the state of the probability variation flag or the time reduction flag may be maintained and the process of step S303 may be ended. After executing the end determination of the probability variation state or the short time state, the special symbol stop process ends. Note that the end determination based on the special figure variation count value may be performed only in the short-time state, and the probability variation state may be continued until the next variable display result becomes “big hit”. . Alternatively, for example, by extracting numerical data indicating a random value for determining the probability change state end from a random counter provided in the game control
図53は、図47のステップS117にて実行される大当り終了処理の一例を示すフローチャートである。図53に示す大当り終了処理において、CPU103は、まず、大当り終了時演出待ち時間が経過したか否かを判定する(ステップS311)。一例として、図47に示すステップS116の大入賞口開放後処理では、特図プロセスフラグの値を“7”に更新するときに、大当り終了時演出待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が遊技制御プロセスタイマにセットされる。この場合、ステップS311の処理では、例えば遊技制御プロセスタイマ値を1減算することなどにより更新し、更新後の遊技制御プロセスタイマ値が所定の待ち時間経過判定値と合致したか否かに応じて、大当り終了時演出待ち時間が経過したか否かを判定すればよい。ステップS311にて大当り終了時演出待ち時間が経過していなければ(ステップS311;No)、そのまま大当り終了処理を終了する。
FIG. 53 is a flowchart showing an example of the big hit end process executed in step S117 of FIG. In the jackpot ending process shown in FIG. 53, the
これに対して、ステップS311にて大当り終了時演出待ち時間が経過した場合には(ステップS311;Yes)、遊技制御バッファ設定部155に記憶されている大当り種別バッファ値を読み出す(ステップS312)。続いて、ステップS312にて読み出した大当り種別バッファ値が「通常」の大当り種別に対応した「00」であるか否かを判定する(ステップS313)。このとき、大当り種別バッファ値が「00」であれば(ステップS313;Yes)、時短状態への制御を開始するための設定を行う(ステップS314)。一例として、ステップS314の処理では、時短フラグがオン状態にセットされるとともに、時短状態にて実行可能な特図ゲームの上限値に対応して予め定められたカウント初期値(例えば「100」)が、特図変動回数カウンタにセットされればよい。
On the other hand, when the big hit end stage waiting time has elapsed in step S311 (step S311; Yes), the big hit type buffer value stored in the game control
ステップS313にて大当り種別バッファ値が「00」以外である場合には(ステップS313;No)、確変状態への制御を開始するための設定を行う(ステップS315)。一例として、ステップS315の処理では、確変フラグがオン状態にセットされるとともに、確変状態にて実行可能な特図ゲームの上限値に対応して予め定められたカウント初期値が、特図変動回数カウンタにセットされればよい。 When the big hit type buffer value is other than “00” in step S313 (step S313; No), setting for starting control to the probability variation state is performed (step S315). As an example, in the process of step S315, the probability variation flag is set to the on state, and a predetermined count initial value corresponding to the upper limit value of the special figure game that can be executed in the probability variation state is the number of times of the special diagram variation. What is necessary is just to set to a counter.
ステップS314、S315の処理のいずれかを実行した後には、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新してから(ステップS316)、大当り終了処理を終了する。 After executing one of the processes in steps S314 and S315, the special figure process flag value is updated to “0” which is a value corresponding to the special symbol normal process (step S316), and then the big hit end process is terminated. To do.
図54は、図45のステップS16にて実行される普通図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。この普通図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、通過ゲート41に設けられたゲートスイッチ21からの検出信号がオン状態であるか否かをチェックすることにより、通過ゲート41を遊技球が通過したか否かの判定を行う(ステップS131)。遊技球が通過ゲート41を通過してゲートスイッチ21からの検出信号がオン状態となった場合には(ステップS131;Yes)、ゲート通過時処理を実行する(ステップS132)。他方、ゲートスイッチ21からの検出信号がオフ状態である場合には(ステップS131;No)、ステップS132の処理をスキップする。
FIG. 54 is a flowchart showing an example of the normal symbol process executed in step S16 of FIG. In this normal symbol process, the
ステップS132にて実行されるゲート通過時処理の一例として、以下のような処理が実行される。すなわち、まず、RAM102の所定領域などに設けられた普図保留記憶部に記憶されている保留データの個数である普図保留記憶数が、所定の上限値(例えば「4」)となっているか否かを判定する。このとき、普図保留記憶数が上限値となっていれば、今回の遊技球検出は無効として、そのままゲート通過時処理を終了する。これに対して、普図保留記憶数が上限値未満であるときには、例えばCPU103が、乱数回路104やランダムカウンタにより更新される数値データのうちから、普図表示結果判定用の乱数値を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値を示す数値データを保留データとして、普図保留記憶部における空きエントリの先頭にセットする。以上のようなゲート通過時処理を実行した後や、ステップS131にてゲートスイッチ21からの検出信号がオフ状態であると判定された後には、普図プロセスフラグの値に応じて、以下のようなステップS140〜S144の各処理を実行する。
As an example of the process at the time of passing through the gate executed in step S132, the following process is executed. That is, first, whether or not the number of pending map storages, which is the number of pending data stored in the pending map storage unit provided in a predetermined area of the
ステップS140の普通図柄通常処理は、普図プロセスフラグの値が“0”のときに実行される。この普通図柄通常処理では、普図保留記憶部に格納された保留データの有無などに基づいて、普通図柄表示器20による普図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。このとき、例えば普図保留記憶部に格納された保留データがある場合には、普図プロセスフラグの値を“1”に更新する。
The normal symbol normal process in step S140 is executed when the value of the normal symbol process flag is “0”. In this normal symbol normal process, it is determined whether or not the normal
ステップS141の普通図柄判定処理は、普図プロセスフラグの値が“1”のときに実行される。この普通図柄判定処理では、普図表示結果判定用の乱数値を示す数値データに基づき、普図ゲームにおける普通図柄の可変表示結果としての普図表示結果を、「普図当り」とするか「普図ハズレ」とするかの判定などが行われる。このとき、例えば確変フラグと時短フラグのいずれかがオンである場合には、双方がオフである場合に比べて「普図当り」とする判定がなされる割合が高くなるように設定された判定テーブルを参照してもよい。これにより、確変状態や時短状態では、通常状態に比べて普図ゲームにおける普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となりやすくなることで、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口が開放状態となりやすくなって、遊技球が第2始動入賞口に進入しやすくなる。また、普通図柄判定処理では、普図表示結果に対応する普図変動パターンの決定も行われる。このとき、例えば確変フラグと時短フラグのいずれかがオンである場合には、双方がオフである場合に比べて普図変動時間が短くなる普図変動パターンに決定されてもよい。これにより、確変状態や時短状態では、普図ゲームにおける普通図柄の可変表示結果が導出表示される間隔が短くなることで、「普図当り」の可変表示結果が導出表示される間隔も短くなり、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口が開放状態となりやすくなって、遊技球が第2始動入賞口に進入しやすくなる。 The normal symbol determination process in step S141 is executed when the value of the normal symbol process flag is “1”. In this normal symbol determination process, based on the numerical data indicating the random value for determining the normal symbol display result, the normal symbol display result as a variable symbol display result of the normal symbol in the general symbol game is set to “per normal symbol” or “ A determination is made as to whether or not it is “usually lost”. At this time, for example, when one of the probability variation flag and the time reduction flag is on, the determination is set so that the ratio of determining “per standard” is higher than when both are off. You may refer to the table. As a result, in the probability variation state and the short time state, the variable symbol display result of the ordinary symbol in the ordinary game is more likely to be “per ordinary figure” than in the normal state, so that the second start winning prize formed by the ordinary variable winning ball device 6B is formed. The mouth is likely to be in an open state, and the game ball is likely to enter the second start winning opening. Further, in the normal symbol determination process, the universal symbol variation pattern corresponding to the universal symbol display result is also determined. At this time, for example, when either the probability variation flag or the time reduction flag is on, the normal variation pattern may be determined such that the normal variation time is shorter than when both are off. This reduces the interval for deriving and displaying the normal symbol variable display result in the normal game in the probability variation state and the short time state. The second start winning opening formed by the normally variable winning ball apparatus 6B is likely to be in an open state, so that the game ball can easily enter the second starting winning opening.
ステップS142の普通図柄変動処理は、普図プロセスフラグの値が“2”のときに実行される。この普通図柄変動処理では、普通図柄表示器20による普図ゲームにおいて普通図柄を変動させるための設定が行われる。こうした設定に基づいて変動する普通図柄は、ステップS143の普通図柄停止処理が実行されることにより、その変動が停止して普通図柄の可変表示結果となる普図表示結果が表示される。普通図柄変動処理では、普通図柄が変動を開始してからの経過時間が計測される。このときには、計測された経過時間が普図変動パターンに対応して定められた普図変動時間に達したか否かの判定が行われる。そして、普図変動時間に達したときには、普図プロセスフラグの値を“3”に更新する。
The normal symbol variation process in step S142 is executed when the value of the normal symbol process flag is “2”. In this normal symbol variation process, a setting for varying the normal symbol is performed in the general symbol game by the
ステップS143の普通図柄停止処理は、普図プロセスフラグの値が“3”のときに実行される。この普通図柄停止処理では、普通図柄表示器20にて普通図柄の可変表示結果を停止表示させるための設定が行われる。なお、普通図柄の可変表示結果を停止表示させるための設定は、ステップS142の普通図柄変動処理にて、計測された経過時間が普図変動時間に達したときに、普図プロセスフラグの値を“3”に更新する以前に、行われるようにしてもよい。また、普通図柄停止処理では、普図表示結果が「普図当り」である場合に、例えば普通可変入賞球装置6Bが備える可動翼片に連結された普通電動役物用ソレノイドを駆動するための普電作動パターンの設定といった、可動翼片を傾動位置とする開放制御のための設定を行ってから、普図プロセスフラグの値が“4”に更新される。このとき、例えば確変フラグと時短フラグのいずれかがオンである場合には、双方がオフである場合に比べて開放制御を行う期間や回数が増加する普電作動パターンが設定されてもよい。これにより、確変状態や時短状態では、普図表示結果が「普図当り」となったことに基づき第2始動入賞口が開放状態となる期間や回数が増加して、遊技球が第2始動入賞口に進入しやすくなる。普図表示結果が「普図ハズレ」である場合には、普図プロセスフラグの値が“0”に更新される。
The normal symbol stop process in step S143 is executed when the value of the normal symbol process flag is “3”. In this normal symbol stop process, the
ステップS144の普通電動役物作動処理は、普図プロセスフラグの値が“4”のときに実行される。この普通電動役物作動処理では、普図ゲームにおける可変表示結果が「普図当り」となったことに対応して、普通可変入賞球装置6Bが備える可動翼片を垂直位置から傾動位置に移動させて、第2始動入賞口を閉鎖状態から開放状態に変化させるための設定などが行われる。例えば、普通電動役物作動処理では、ステップS143の普通図柄停止処理にてセットされた普電作動パターンの設定に応じて、普通電動役物用ソレノイドを駆動するための駆動制御信号の生成が行われるようにすればよい。また、普通電動役物作動処理では、普通電動役物用ソレノイドを駆動して第2始動入賞口を開放状態としてからの経過時間が計測され、その経過時間が普電作動パターンに対応した開放時間に達したか否かの判定が行われる。そして、経過時間が開放期間に達した場合には、普通電動役物用ソレノイドの駆動を停止して可動翼片を傾動位置から垂直位置に戻すことにより、第2始動入賞口を開放状態から閉鎖状態に変化させるための設定を行う。このときには、普図プロセスフラグの値を“0”に更新すればよい。 The ordinary electric accessory actuating process of step S144 is executed when the value of the normal process flag is “4”. In this ordinary electric accessory actuating process, the movable wing piece provided in the ordinary variable winning ball apparatus 6B is moved from the vertical position to the tilt position in response to the variable display result in the ordinary game being “per game”. Thus, setting for changing the second start winning opening from the closed state to the open state is performed. For example, in the ordinary electric accessory actuating process, a drive control signal for driving the ordinary electric accessory solenoid is generated according to the setting of the ordinary electric action pattern set in the ordinary symbol stop process in step S143. You can make it. Further, in the ordinary electric accessory actuating process, the elapsed time after the ordinary electric accessory solenoid is driven to open the second start winning opening is measured, and the elapsed time corresponds to the ordinary electric operation pattern. A determination is made as to whether or not When the elapsed time reaches the open period, the second start winning opening is closed from the open state by stopping the driving of the solenoid for the ordinary electric accessory and returning the movable blade piece from the tilting position to the vertical position. Set to change to the state. At this time, the value of the normal process flag may be updated to “0”.
図55は、ステップS18の賞球処理の一例を示すフローチャートである。図55に示す賞球処理では、賞球個数加算処理(ステップS191)と賞球制御処理(ステップS192)とが実行される。 FIG. 55 is a flowchart showing an example of the prize ball processing in step S18. In the prize ball process shown in FIG. 55, a prize ball number addition process (step S191) and a prize ball control process (step S192) are executed.
図56は、図55のステップS191にて実行される賞球個数加算処理の一例を示すフローチャートである。この賞球個数加算処理において、CPU103は、まず、遊技制御フラグ設定部152に設けられた第2賞球払出禁止フラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップS321)。ここで、ステップS321にて第2賞球払出禁止フラグがオフ状態であれば(ステップS321;No)、特別可変入賞装置7が形成する大入賞口に対応して設けられたカウントスイッチ23からの検出信号がオン状態であるか否かを判別する(ステップS322)。ここで、カウントスイッチ23からの検出信号がオン状態であれば(ステップS322;Yes)、遊技制御カウンタ設定部154に設けられた総賞球個数カウンタの値を15加算する(ステップS323)。
FIG. 56 is a flowchart showing an example of the prize ball number adding process executed in step S191 of FIG. In this prize ball number addition process, the
ステップS321にて第2賞球払出禁止フラグがオン状態である場合(ステップS321;Yes)、ステップS322にてカウントスイッチ23からの検出信号がオフ状態である場合(ステップS322;No)、またはステップS323の処理を実行した後には、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に対応して設けられた第1始動口スイッチ22Aからの検出信号がオン状態であるか否かを判定する(ステップS324)。ここで、第1始動口スイッチ22Aからの検出信号がオン状態であれば(ステップS324;Yes)、遊技制御カウンタ設定部154に設けられた総賞球個数カウンタの値を3加算する(ステップS325)。
If the second prize ball payout prohibition flag is on in step S321 (step S321; Yes), if the detection signal from the
ステップS324にて第1始動口スイッチ22からの検出信号がオフ状態である場合(ステップS324;No)、またはステップS325の処理を実行した後には、遊技制御フラグ設定部152に設けられた第1賞球払出禁止フラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップS326)。ここで、ステップS326にて第1賞球払出禁止フラグがオフ状態であれば(ステップS326;No)、遊技制御カウンタ設定部154に設けられた入賞累積数カウンタの値が「0」か否かを判定する(ステップS327)。
If the detection signal from the first
ステップS327にて入賞累積数カウンタの値が「0」であれば(ステップS327;Yes)、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に対応して設けられた第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオン状態であるか否かを判定する(ステップS328)。ここで、第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオン状態であれば(ステップS328;Yes)、遊技制御カウンタ設定部154に設けられた総賞球個数カウンタの値を3加算する(ステップS329)。
If the value of the winning cumulative number counter is “0” in step S327 (step S327; Yes), a second start opening switch provided corresponding to the second start winning opening formed by the normally variable winning ball apparatus 6B. It is determined whether or not the detection signal from 22B is in an ON state (step S328). Here, if the detection signal from the second start port switch 22B is on (step S328; Yes), the value of the total prize ball number counter provided in the game control
ステップS326にて第1賞球払出禁止フラグがオン状態である場合(ステップS326;Yes)、ステップS327にて入賞累積数カウンタの値が「0」以外の数値である場合(ステップS327;No)、第2始動口スイッチ22Bからの検出信号がオフ状態である場合(ステップS328;No)、またはステップS329の処理を実行した後には、賞球個数加算処理を終了する。 If the first prize ball payout prohibition flag is on in step S326 (step S326; Yes), and if the value of the winning cumulative number counter is a value other than “0” in step S327 (step S327; No) When the detection signal from the second start port switch 22B is in the OFF state (step S328; No), or after executing the process of step S329, the prize ball number adding process is terminated.
こうした処理により、第2始動入賞口または大入賞口への異常入賞が発生した場合には、遊技球の払出が禁止される。そのため、不正入賞に対する払出を禁止することができるとともに、普通可変入賞装置7Bに対する不正行為を防止することができる。また、不正行為によって第2始動入賞口に入賞した可能性がある場合に、入賞に基づく賞球の払出をしないようにして遊技店に不利益が与えられることを防止できる。なお、ステップS321にて第2賞球払出禁止フラグがオンである場合には、第2賞球払出禁止フラグをクリアすることにより、また、ステップS326にて第1賞球払出禁止フラグがオンである場合には、第1賞球払出禁止フラグをクリアすることにより、異常入賞に基づく払出のみを行わないようにしてもよい。さらに、電力供給が停止されるまで第1賞球払出禁止フラグや第2賞球払出禁止フラグをクリアせず、その後電源供給が復旧したときにクリアするようにして、遊技店の店員による操作が行われるまで払出を禁止するようにしてもよい。 With such a process, when an abnormal winning to the second start winning opening or the big winning opening occurs, the payout of the game ball is prohibited. Therefore, payout for illegal winning can be prohibited, and fraudulent acts on the normal variable winning device 7B can be prevented. Further, when there is a possibility of winning the second start winning opening due to an illegal act, it is possible to prevent the game store from being disadvantaged by not paying out the winning ball based on the winning. If the second prize ball payout prohibition flag is on in step S321, the second prize ball payout prohibition flag is cleared, and in step S326, the first prize ball payout prohibition flag is on. In some cases, the payout based on the abnormal winning may not be performed by clearing the first prize ball payout prohibition flag. Furthermore, the first prize ball payout prohibition flag and the second prize ball payout prohibition flag are not cleared until the power supply is stopped, and then cleared when the power supply is restored. The payout may be prohibited until it is made.
図57は、図55のステップS192にて実行される賞球制御処理の一例を示すフローチャートである。この賞球制御処理において、CPU103は、まず、遊技制御カウンタ設定部154に設けられた総賞球個数カウンタの値が「0」か否かを判定する(ステップS331)。ここで、総賞球個数カウンタの値が「0」であれば(ステップS331;Yes)、賞球制御処理を終了する。
FIG. 57 is a flowchart showing an example of the prize ball control process executed in step S192 of FIG. In this prize ball control process, the
これに対して、ステップS331にて総賞球個数カウンタの値が「0」以外の数値であれば(ステップS331;No)、総賞球個数カウンタの値が所定の上限値(例えば「15」)以下か否かを判定する(ステップS332)。ここで、総賞球個数カウンタの値が所定の上限値よりも大きければ(ステップS332;Yes)、賞球となる遊技球の払出数を所定の上限値である「15」に指定する払出数指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップS333)。 On the other hand, if the value of the total prize ball number counter is a value other than “0” in Step S331 (Step S331; No), the value of the total prize ball number counter is a predetermined upper limit value (for example, “15”). ) It is determined whether or not (step S332). Here, if the value of the total prize ball number counter is larger than the predetermined upper limit value (step S332; Yes), the number of payouts that designates the number of game balls to be paid out as the predetermined upper limit value “15”. Settings for transmitting the specified command are performed (step S333).
これに対して、ステップS332にて総賞球個数カウンタの値が所定の上限値以下であれば(ステップS332;No)、総賞球個数カウンタの値が示す払出数を指定する払出数指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップS334)。例えば、ステップS333、S334の処理では、ROM101に予め格納されている払出数指定コマンドテーブルの記憶アドレス(先頭アドレス)を、送信コマンドバッファに含まれる演出制御コマンドバッファにて、送信コマンドポインタにより指定されたバッファ領域にセットする。こうして設定された払出数指定コマンドは、例えば賞球処理が終了した後に図45に示すステップS17のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から払出制御基板15に対して伝送される。
On the other hand, if the value of the total prize ball number counter is equal to or less than the predetermined upper limit value in step S332 (step S332; No), a payout number designation command for designating the number of payouts indicated by the value of the total prize ball number counter Is set to transmit (step S334). For example, in the processing of steps S333 and S334, the storage address (start address) of the payout number designation command table stored in advance in the
ステップS333、S334の処理を実行した後には、総賞球個数カウンタの値を、払出数コマンドが指定する払出数だけ減算して(ステップS335)、賞球制御処理を終了する。 After executing the processing of steps S333 and S334, the value of the total prize ball number counter is subtracted by the number of payouts specified by the payout number command (step S335), and the prize ball control process is terminated.
これにより、払出制御基板15の側では、払出制御用マイクロコンピュータ150が、払出数指定コマンドを受信すると、払出数指定コマンドが指定する払出数の賞球となる遊技球が払い出されるように払出モータ51を駆動する。
Thus, on the
次に、演出制御基板12における動作を説明する。演出制御基板12では、電源基板等から電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動し、図58のフローチャートに示すような演出制御メイン処理を実行する。図58に示す演出制御メイン処理を開始すると、演出制御用CPU120は、まず、所定の初期化処理を実行して(ステップS401)、RAM122のクリアや各種初期値の設定、また演出制御基板12に搭載されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定等を行う。
Next, the operation in the
その後、乱数更新処理が実行され(ステップS402)、演出制御に用いる各種の乱数値のうち、演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタによってカウントされる乱数値を示す数値データを、ソフトウェアにより更新する。続いて、タイマ割込みフラグがオンとなっているか否かの判定を行う(ステップS403)。タイマ割込みフラグは、例えばCTCのレジスタ設定に基づき、所定時間(例えば2ミリ秒)が経過するごとにオン状態にセットされる。
Thereafter, a random number update process is executed (step S402), and numerical data indicating a random value counted by a random counter provided in the effect control
また、演出制御基板12の側では、所定時間が経過するごとに発生するタイマ割込みとは別に、主基板11から演出制御コマンドを受信するための割込みが発生する。この割込みは、例えば主基板11からの演出制御INT信号がオン状態となることにより発生する割込みである。演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みが発生すると、演出制御用CPU120は、自動的に割込み禁止に設定するが、自動的に割込み禁止状態にならないCPUを用いている場合には、割込み禁止命令(DI命令)を発行することが望ましい。演出制御用CPU120は、演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みに対応して、例えば所定のコマンド受信割込み処理を実行する。このコマンド受信割込み処理では、I/O125に含まれる入力ポートのうちで、中継基板19を介して主基板11から送信された制御信号を受信する所定の入力ポートより、演出制御コマンドとなる制御信号を取り込む。このとき取り込まれた演出制御コマンドは、例えば演出制御バッファ設定部195に設けられた演出制御コマンド受信用バッファに格納する。一例として、演出制御コマンドが2バイト構成である場合には、1バイト目(MODE)と2バイト目(EXT)を順次に受信して演出制御コマンド受信用バッファに格納する。その後、演出制御用CPU120は、割込み許可に設定してから、コマンド受信割込み処理を終了する。
On the side of the
ステップS403にてタイマ割込みフラグがオフであれば(ステップS403;No)、ステップS402の処理に戻る。他方、ステップS403にてタイマ割込みフラグがオンである場合には(ステップS403;Yes)、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS404)、コマンド解析処理を実行する(ステップS405)。ステップS405にて実行されるコマンド解析処理では、例えば主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信されて演出制御コマンド受信用バッファに格納されている各種の演出制御コマンドを読み出した後に、その読み出された演出制御コマンドに対応した設定や制御などが行われる。
If the timer interrupt flag is off in step S403 (step S403; No), the process returns to step S402. On the other hand, if the timer interrupt flag is on in step S403 (step S403; Yes), the timer interrupt flag is cleared and turned off (step S404), and command analysis processing is executed (step S405). . In the command analysis process executed in step S405, for example, after reading various effect control commands transmitted from the
ステップS405にてコマンド解析処理を実行した後には、演出制御プロセス処理を実行する(ステップS406)。この演出制御プロセス処理では、例えば画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作、遊技効果ランプ9や装飾用LEDにおける点灯動作といった、演出用の電気部品を用いた演出動作の制御内容について、主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じた判定や決定、設定などが行われる。
After executing the command analysis process in step S405, an effect control process is executed (step S406). In the effect control process, for example, an effect image display operation in the display area of the
ステップS406にて演出制御プロセス処理を実行した後には、報知制御処理を実行する(ステップS407)。この報知制御処理では、主基板11から第1異常入賞報知指定コマンドや第2異常入賞報知指定コマンドが伝送されたことに対応して、例えば画像表示装置5に所定の異常報知画面を表示させることや、スピーカ8L、8Rから所定の異常報知音を出力させること、遊技効果ランプ9などを異常報知点灯させることなどにより、異常が発生したことを報知するための処理が実行される。ステップS407にて報知制御処理を実行した後には、ステップS402の処理に戻る。
After performing the effect control process in step S406, a notification control process is executed (step S407). In this notification control process, in response to the transmission of the first abnormal prize notification designation command or the second abnormal prize notification designation command from the
ステップS405のコマンド解析処理内では、例えば図59のフローチャートに示すような保留記憶増加表示処理が実行される。この保留記憶増加表示処理において、演出制御用CPU120は、まず、例えば演出制御コマンド受信用バッファに格納された演出制御コマンドをチェックすることなどにより、主基板11から送信された保留記憶数通知コマンドの受信があるか否かを判定する(ステップS151)。このとき、保留記憶数通知コマンドの受信がなければ(ステップS151;No)、そのまま保留記憶増加表示処理を終了する。
In the command analysis process of step S405, for example, a pending storage increase display process as shown in the flowchart of FIG. 59 is executed. In the reserved memory increase display process, the
ステップS151にて保留記憶数通知コマンドの受信があると判定された場合には(ステップS151;Yes)、第1始動口入賞指定コマンドと第2始動口入賞指定コマンドのうちいずれかの始動口入賞指定コマンドを受信済みであるか否かを判定する(ステップS152)。ここで、第1始動口入賞指定コマンドや第2始動口入賞指定コマンドについては、ステップS405のコマンド解析処理にて受信があったか否かの判定が行われ、いずれかの始動口入賞指定コマンドの受信があると判定された場合には、受信した始動口入賞指定コマンドに対応したコマンド受信フラグをオン状態にセットすればよい。一例として、第1始動口入賞指定コマンドを受信したときには、第1始動口入賞指定コマンド受信フラグをオン状態にセットする一方で、第2始動口入賞指定コマンドを受信したときには、第2始動口入賞指定コマンド受信フラグをオン状態にセットする。そして、ステップS152では、第1始動口入賞指定コマンド受信フラグと第2始動口入賞指定コマンド受信フラグのいずれかがオンであれば、始動口入賞指定コマンドを受信済みであると判定すればよい。 If it is determined in step S151 that the pending storage number notification command has been received (step S151; Yes), one of the first start opening winning designation command and the second starting opening winning designation command is selected. It is determined whether the designated command has been received (step S152). Here, it is determined whether or not the first start opening prize designation command or the second start opening prize designation command has been received in the command analysis processing in step S405, and any of the start opening prize designation commands is received. When it is determined that there is a command, a command reception flag corresponding to the received start opening winning designation command may be set to an on state. As an example, when the first start opening prize designation command is received, the first start opening prize designation command reception flag is set to ON, while when the second start opening prize designation command is received, the second start opening prize designation command is set. Sets the specified command reception flag to the on state. In step S152, if either the first start opening prize designation command reception flag or the second start opening prize designation command reception flag is on, it may be determined that the start opening prize designation command has been received.
ステップS152にて始動口入賞指定コマンドを受信済みであると判定された場合には(ステップS152;Yes)、例えば第1始動口入賞指定コマンド受信フラグがオンであるか否かなどに応じて、受信した始動口入賞指定コマンドが第1始動口入賞指定コマンドであるか否かを判定する(ステップS153)。このとき、第1始動口入賞指定コマンドである旨の判定がなされれば(ステップS153;Yes)、第1保留記憶数の増加に対応して始動入賞記憶表示エリア5Hにおける保留記憶表示を更新するための第1保留表示増加更新設定が行われる(ステップS154)。この第1保留表示増加更新設定では、例えば始動入賞記憶表示エリア5Hにて非表示となっている表示部位のうちの1つを、第1始動入賞口に遊技球が進入したことによる第1始動条件の成立に応じて、青色表示に変化させるための表示設定が行われる。こうした第1保留表示増加更新設定を行った後には、保留記憶増加表示処理が終了する。
If it is determined in step S152 that the start opening winning designation command has been received (step S152; Yes), for example, depending on whether or not the first starting opening winning designation command receiving flag is on, etc. It is determined whether or not the received start opening winning designation command is the first starting opening winning designation command (step S153). At this time, if it is determined that the command is the first start opening winning designation command (step S153; Yes), the reserved storage display in the start winning
ステップS153にて第2始動口入賞指定コマンドである旨の判定がなされた場合には(ステップS153;No)、第2保留記憶数の増加に対応して始動入賞記憶表示エリア5Hにおける保留記憶表示を更新するための第2保留表示増加更新設定が行われる(ステップS155)。この第2保留表示増加更新設定では、例えば始動入賞記憶表示エリア5Hにて非表示となっている表示部位のうちの1つを、第2始動入賞口に遊技球が進入したことによる第2始動条件の成立に応じて、赤色表示に変化させるための表示設定が行われる。こうした第2保留表示増加更新設定を行った後には、保留記憶増加表示処理が終了する。
When it is determined in step S153 that the command is the second start opening prize designation command (step S153; No), the reserved memory display in the start prize
ステップS152にて始動口入賞指定コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS152;No)、始動口入賞指定がないときに対応して始動入賞記憶表示エリア5Hにおける保留記憶表示を更新するための始動口入賞指定なし時表示更新設定が行われる(ステップS156)。この始動口入賞指定なし時表示更新設定では、例えば始動入賞記憶表示エリア5Hにて青色表示や赤色表示となっている表示部位の全部を灰色表示に変化させるための表示設定と、始動入賞記憶表示エリア5Hにて非表示となっている表示部位の1つを灰色表示に変化させるための表示設定とが行われる。こうした始動口入賞指定なし時表示更新設定を行った後には、保留記憶増加表示処理が終了する。
If it is determined in step S152 that the start opening prize designation command has not been received (step S152; No), the hold storage display in the start prize
このように、ステップS154では第1保留表示増加更新設定が行われ、ステップS155では第2保留表示増加更新設定が行われることで、主基板11から伝送された保留記憶数通知コマンドを受信したときに、始動口入賞指定コマンドとなる第1始動口入賞指定コマンドと第2始動口入賞指定コマンドのいずれかを正常に受信できていれば、例えば図60(A)に示すように、始動入賞記憶表示エリア5Hにて、第1始動条件の成立に基づく第1特図保留記憶部151Aにおける保留データの記憶数である第1保留記憶数と、第2始動条件の成立に基づく第2特図保留記憶部151Bにおける保留データの記憶数である第2保留記憶数とを、特定可能に表示させることができる。
As described above, when the first hold display increase update setting is performed in step S154 and the second hold display increase update setting is performed in step S155, the hold memory number notification command transmitted from the
他方、ステップS156では始動口入賞指定なし時表示更新設定が行われることで、主基板11から伝送された保留記憶数通知コマンドを受信したときに、始動口入賞指定コマンドとなる第1始動口入賞指定コマンドと第2始動口入賞指定コマンドをいずれも受信していないと判定されたことに基づいて、始動入賞記憶表示エリア5Hにおける保留記憶表示の表示態様を、所定の表示態様に変更し、例えば図60(B)に示すような灰色表示とすることにより、合計保留記憶数は特定可能であるが第1保留記憶数や第2保留記憶数は特定できないように表示させることができる。その後、主基板11から伝送された保留記憶数通知コマンドを受信したときに、始動口入賞指定コマンドを正常に受信できていれば、ステップS154、S155の処理のいずれかが実行されることにより、灰色表示となっている表示部位での表示態様は維持したまま、受信した始動口入賞指定コマンドに対応した新たな表示を加えることができる。一例として、図60(B)に示すような保留記憶表示が行われているときに、第1始動口入賞指定コマンドを正常に受信してから保留記憶数通知コマンドを受信した場合には、ステップS154にて第1保留表示増加更新設定が行われることにより、図60(C)に示すように、第1始動入賞口への入賞に対応した青色表示が加えられることになる。
On the other hand, in step S156, the display update setting is performed when no start opening prize designation is made, so that when the reserved memory number notification command transmitted from the
図61は、図58のステップS406にて実行される演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。この演出制御プロセス処理において、演出制御用CPU120は、例えば演出制御フラグ設定部191に設けられた演出プロセスフラグの値に応じて、以下のようなステップS160〜S166の処理のいずれかを選択して実行する。
FIG. 61 is a flowchart showing an example of the effect control process executed in step S406 of FIG. In the effect control process, the
ステップS160の変動開始コマンド受信待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“0”のときに実行される処理である。この変動開始コマンド受信待ち処理には、主基板11から伝送される変動開始コマンドとして、第1変動開始コマンドと第2変動開始コマンドのいずれかを受信したか否かに応じて、画像表示装置5の表示領域に設けられた「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける飾り図柄の可変表示や、「左」及び「右」の色図柄表示エリア5A、5Bのいずれかにおける色図柄の可変表示を、開始するか否かの判定を行う処理などが含まれている。このとき、可変表示を開始する旨の判定がなされれば、演出プロセスフラグの値が“1”に更新される。
The fluctuation start command reception waiting process in step S160 is a process executed when the value of the effect process flag is “0”. In this variation start command reception waiting process, the
ステップS161の飾り図柄変動設定処理は、演出プロセスフラグの値が“1”のときに実行される処理である。この飾り図柄変動設定処理には、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームの開始や第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームの開始に対応して、飾り図柄や色図柄の可変表示を含めた各種の演出動作を行うために、変動パターンや可変表示結果などに応じた最終停止図柄となる確定飾り図柄や仮停止図柄、特定演出パターン、予告パターン等を決定し、その決定結果に基づいて図柄変動制御パターンや予告演出制御パターン等を設定する処理などが含まれている。こうした決定や設定などが行われた後には、演出プロセスフラグの値が“2”に更新される。
The decorative symbol variation setting process in step S161 is a process executed when the value of the effect process flag is “1”. In the decorative symbol variation setting process, a special symbol game using the first special symbol by the first special
ステップS162の飾り図柄変動中処理は、演出プロセスフラグの値が“2”のときに実行される処理である。この飾り図柄変動中処理には、演出制御タイマ設定部192に設けられた演出制御プロセスタイマの値(演出制御プロセスタイマ値)に対応して、図柄変動制御パターンや予告演出制御パターンから各種の制御データを読み出して、飾り図柄の可変表示中における各種の演出制御を行うための処理が含まれている。一例として、ステップS161の飾り図柄変動設定処理にて図柄変動制御パターンとしてスーパーCPS6−1、スーパーCPS6−3−1〜スーパーCPS6−3−3などのいずれかがセットされた場合には、演出制御用CPU120がI/O125に含まれる所定の入力ポートを介して操作ボタン30から伝送される操作検出信号をチェックして、リーチ選択演出を実行可能な所定期間内にて操作検出信号がオン状態となったか否かの判定を行う。このとき、操作検出信号がオン状態となれば、例えばスーパーCPS6−1、スーパーCPS6−3−1〜スーパーCPS6−3−3をスーパーCPS6−5−1〜スーパーCPS6−5−3に切り替えることなどにより、リーチ選択演出における演出動作を変化させる。なお、操作検出信号がオン状態となる以前に用いられるスーパーCPS6−1、スーパーCPS6−3−1〜スーパーCPS6−3−3の図柄変動制御パターンは、画像表示装置5の表示領域に何らかの演出画像(例えば操作ボタン30の操作を促す画像など)を表示させるものであってもよいし、演出画像を表示させないものであってもよい。他の一例として、ステップS161の飾り図柄変動設定処理にて予告演出制御パターンとして予告CYP3−1−1、予告CYP3−2−1、予告CYP3−3−1のいずれかがセットされた場合には、演出制御用CPU120がI/O125に含まれる所定の入力ポートを介して操作ボタン30から伝送される操作検出信号をチェックして、予告演出を実行可能な所定期間内にて操作検出信号がオン状態となったか否かの判定を行う。このとき、操作検出信号がオン状態となれば、例えば予告CYP3−1−1を予告CYP3−1−2に切り替え、予告CYP3−2−1を予告CYP3−2−2に切り替え、予告CYP3−3−1を予告CYP3−3−2に切り替えることなどにより、予告演出における演出動作を変化させる。なお、操作検出信号がオン状態となる以前に用いられる予告CYP3−1−1、予告CYP3−2−1、予告CYP3−3−1の予告演出制御パターンは、画像表示装置5の表示領域に何らかの演出画像(例えば操作ボタン30の操作を促す画像など)を表示させるものであってもよいし、演出画像を表示させないものであってもよい。ここで、予告CYP3−1−1、予告CYP3−2−1、予告CYP3−3−1の予告演出制御パターンが画像表示装置5の表示領域に演出画像を表示させる場合には、各予告演出制御パターンで共通の演出画像を表示させてもよいし、互いに異なる演出画像を表示させてもよい。こうした演出制御を行った後、例えば図柄変動制御パターンから飾り図柄の可変表示終了を示す終了コードが読み出されたこと、あるいは、主基板11から伝送される飾り図柄停止コマンドを受信したことなどに対応して、飾り図柄の可変表示結果となる最終停止図柄としての確定飾り図柄を停止表示させる。このときには、演出プロセスフラグの値が“3”に更新される。
The decorative symbol variation process in step S162 is a process executed when the value of the effect process flag is “2”. In the decorative symbol variation process, various controls are performed from the symbol variation control pattern and the preview effect control pattern in accordance with the value of the effect control process timer provided in the effect control timer setting unit 192 (effect control process timer value). Processing for reading out data and performing various effects control during variable display of decorative symbols is included. As an example, when any of Super CPS 6-1 and Super CPS 6-3-1 to Super CPS 6-3-3 is set as a design variation control pattern in the decorative design variation setting process in Step S161, the effect control is performed. The
ステップS163の飾り図柄変動終了時処理は、演出プロセスフラグの値が“3”のときに実行される処理である。この飾り図柄変動終了時処理には、主基板11から伝送される当り開始指定コマンドを受信したか否かを判定する処理が含まれている。このとき、当り開始指定コマンドを受信した旨の判定がなされれば、その当り開始指定コマンドから特定される可変表示結果が「大当り」である場合に、演出プロセスフラグの値が“4”に更新される。その一方で、当り開始指定コマンドから特定される可変表示結果が「小当り」である場合には、演出プロセスフラグの値が“5”に更新される。また、当り開始指定コマンドを受信せずに所定時間が経過したときには、可変表示結果が「ハズレ」であることに対応して、演出プロセスフラグの値が“0”に更新される。
The decorative symbol variation end process in step S163 is a process executed when the value of the effect process flag is “3”. The decorative symbol variation end process includes a process of determining whether or not a hit start designation command transmitted from the
ステップS164の大当り制御中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“4”のときに実行される処理である。この大当り制御中演出処理には、例えば可変表示結果が「大当り」となったことなどに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を画像表示装置5の表示領域に表示させることや、音声制御基板13に対する効果音信号の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する電飾信号の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、大当り遊技状態における各種の演出動作を制御する処理が含まれている。そして、例えば主基板11から伝送される当り終了指定コマンドを受信したことなどに対応して、演出プロセスフラグの値が“5”に更新される。
The big hit control effect process in step S164 is a process executed when the value of the effect process flag is “4”. In the effect processing during the big hit control, for example, an effect control pattern corresponding to the fact that the variable display result is “big hit” or the like is set, and an effect image based on the set content is displayed in the display area of the
ステップS165の小当り制御中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“5”のときに実行される処理である。この小当り制御中演出処理には、例えば可変表示結果が「小当り」となったことなどに対応して演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を画像表示装置5の表示領域に表示させることや、音声制御基板13に対する効果音信号の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する電飾信号の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、小当り遊技状態における各種の演出動作を制御する処理が含まれている。一例として、ステップS165の小当り制御中演出処理では、図42に示す当り開始CST2−2、当り制御中CRE1−2の演出制御パターンを順次に使用する演出制御パターンとして選択して、各種演出制御パターンテーブル182から読み出し、演出制御プロセスタイマの設定を行う。その後、演出制御プロセスタイマ値に応じて演出制御パターンから読み出した制御データに従い、演出動作を制御するための各種設定などを行うようにすればよい。こうした設定によって実行される演出動作は、大当り種別が「突確」となった場合にも実行されることがある突確・小当り共通の演出動作であればよい。そして、例えば主基板11から伝送される当り終了指定コマンドを受信したことなどに対応して、演出プロセスフラグの値が“6”に更新される。
The effect process during small hit control in step S165 is a process executed when the value of the effect process flag is “5”. In the effect process during the small hit control, for example, an effect control pattern is set in response to the variable display result being “small hit”, and an effect image based on the set content is displayed on the
ステップS166のエンディング演出処理は、演出プロセスフラグの値が“6”のときに実行される処理である。このエンディング演出処理には、大当り遊技状態や小当り遊技状態が終了することなどに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を画像表示装置5の表示領域に表示させることや、音声制御基板13に対する効果音信号の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する電飾信号の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、大当り遊技状態や小当り遊技状態の終了に対応した各種の演出動作を制御する処理が含まれている。そして、こうした演出動作が終了したことなどに対応して、演出プロセスフラグの値が“0”に更新される。
The ending effect process in step S166 is a process executed when the value of the effect process flag is “6”. In this ending effect process, an effect control pattern or the like corresponding to the end of the big hit game state or the small hit game state is set, and an effect image based on the set content is displayed in the display area of the
図62及び図63は、図61のステップS161にて実行される飾り図柄変動設定処理の一例を示すフローチャートである。この飾り図柄変動設定処理において、演出制御用CPU120は、まず、例えば可変表示結果通知コマンドのEXTデータを読み取ることなどにより、可変表示結果が「ハズレ」であるか否かを判定する(図62のステップS501)。このとき、可変表示結果が「ハズレ」であれば(ステップS501;Yes)、例えば変動パターン指定コマンドのEXTデータを読み取ることなどにより、指定された変動パターンが飾り図柄の可変表示態様を「非リーチ」とする場合に対応した非リーチ変動パターンであるか否かを判定する(ステップS502)。
62 and 63 are flowcharts showing an example of the decorative symbol variation setting process executed in step S161 of FIG. In the decorative symbol variation setting process, the
ステップS502にて非リーチ変動パターンであると判定された場合には(ステップS502;Yes)、変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンが、「発展チャンス目終了」の特定演出を実行する変動パターンであるか否かを判定する(ステップS503)。一例として、ステップS502にて非リーチ変動パターンであると判定された場合には、変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンが非リーチPA1−7の変動パターンであれば(図7を参照)、「発展チャンス目終了」の特定演出を実行する変動パターンであると判定する。 If it is determined in step S502 that the pattern is a non-reach fluctuation pattern (step S502; Yes), the fluctuation pattern designated by the fluctuation pattern designation command is a fluctuation pattern that executes a specific effect of “end of development opportunity eye”. It is determined whether or not (step S503). As an example, if it is determined in step S502 that the pattern is a non-reach fluctuation pattern, if the fluctuation pattern designated by the fluctuation pattern designation command is a fluctuation pattern of non-reach PA 1-7 (see FIG. 7). It is determined that the variation pattern is to execute a specific effect of “end of development chance”.
ステップS503にて「発展チャンス目終了」の特定演出を実行する変動パターンであると判定された場合には(ステップS503;Yes)、発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS504)。一例として、ステップS504の処理では、図24(D)に示す最終停止図柄決定テーブル160Dを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR1−1を示す数値データに基づき、最終停止図柄決定テーブル160Dを参照することにより、発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかとなる左中右最終停止図柄FZ1−4、FZ1−5、FZ1−6の組合せを、確定飾り図柄として決定する。
When it is determined in step S503 that the variation pattern is to execute the specific effect of “end of development chance eyes” (step S503; Yes), the final stop symbol constituting any of the development chance eyes HC1 to HC8 and A combination of determined decorative symbols is determined (step S504). As an example, in the process of step S504, the final stop symbol determination table 160D shown in FIG. 24D is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR1-1 for determining the first final stop symbol is extracted from a random counter provided in the effect control
ステップS503にて「発展チャンス目終了」の特定演出を実行する変動パターンではないと判定された場合には(ステップS503;No)、非リーチ組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS505)。一例として、ステップS505の処理では、まず、図24(A)に示す最終停止図柄決定テーブル160Aを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR1−1を示す数値データに基づき、最終停止図柄決定テーブル160Aを参照することにより、左最終停止図柄FZ1−1となる飾り図柄を決定する。次に、図24(B)に示す最終停止図柄決定テーブル160Bを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第2最終停止図柄決定用の乱数値SR1−2を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR1−2を示す数値データに基づき、最終停止図柄決定テーブル160Bを参照することにより、右最終停止図柄FZ1−2となる飾り図柄を決定する。このときには、左最終停止図柄FZ1−1と右最終停止図柄FZ1−2との組合せに基づき、図25に示すような左右出目判定テーブル161を参照することにより、左右出目タイプDC1−1が複数種類のいずれとなるかを判定する。その後、図24(C)に示す最終停止図柄決定テーブル160Cを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−3を抽出する。そして、抽出した乱数値SR1−3と、左右出目タイプDC1−1とに基づき、最終停止図柄決定テーブル160Cを参照することにより、中最終停止図柄FZ1−3となる飾り図柄を決定する。
If it is determined in step S503 that the pattern is not a variation pattern that executes the specific effect of “end of development chance” (step S503; No), the combination of the confirmed decorative symbols that will be the final stop symbols constituting the non-reach combination Is determined (step S505). As an example, in the process of step S505, first, the final stop symbol determination table 160A shown in FIG. 24A is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR1-1 for determining the first final stop symbol is extracted from a random counter provided in the effect control
こうして、ステップS505の処理では、最終停止図柄決定テーブル160A〜160Cや、左右出目判定テーブル161を参照して、左中右最終停止図柄FZ1−1〜FZ1−3となる飾り図柄を決定することで、確定飾り図柄の組合せがリーチ組合せや大当り組合せとなることがなく、また、リーチ組合せや大当り組合せ以外であっても、図3(A)に示す擬似連チャンス目GC1〜GC8や、図3(B)に示す発展チャンス目HC1〜HC8、図3(C)に示す突確チャンス目TC1〜TC4、さらには、図26に示すような一定の非リーチ組合せとなることもない。 In this way, in the process of step S505, with reference to the final stop symbol determination tables 160A to 160C and the left / right outcome determination table 161, the decorative symbols to be the left middle right final stop symbols FZ1-1 to FZ1-3 are determined. Therefore, the combination of the confirmed decorative symbols does not become a reach combination or a jackpot combination, and even if the combination is not a reach combination or a jackpot combination, the pseudo consecutive chances GC1 to GC8 shown in FIG. The development chances HC1 to HC8 shown in (B), the chances of success TC1 to TC4 shown in FIG.
ステップS502にて非リーチ変動パターンではないと判定された場合には(ステップS502;No)、リーチ組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS506)。一例として、ステップS506の処理では、まず、図27(A)に示す最終停止図柄決定テーブル162Aを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR1−1を示す数値データに基づき、最終停止図柄決定テーブル162Aを参照することにより、左最終停止図柄FZ2−1と右最終停止図柄FZ2−2となる同一の飾り図柄を決定する。次に、図27(B)に示す最終停止図柄決定テーブル162Bを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第3最終停止図柄決定用の乱数値SR1−3を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR1−3を示す数値データに基づき、最終停止図柄決定テーブル162Bを参照することにより、左右最終停止図柄FZ2−1、FZ2−2となる飾り図柄と中最終停止図柄FZ2−3となる飾り図柄との図柄差を決定する。こうして決定された図柄差に応じて、中最終停止図柄FZ2−3となる飾り図柄が決定される。
When it is determined in step S502 that the pattern is not a non-reach variation pattern (step S502; No), a combination of a confirmed decorative symbol that is a final stop symbol constituting a reach combination is determined (step S506). As an example, in the process of step S506, first, the final stop symbol determination table 162A shown in FIG. 27A is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR1-1 for determining the first final stop symbol is extracted from a random counter provided in the effect control
このように、ステップS506の処理では、まず、最終停止図柄決定テーブル162Aを用いて、最後に飾り図柄が停止表示される「中」の飾り図柄表示エリア5C以外の「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rに停止表示される左右最終停止図柄FZ2−1、FZ2−2となる飾り図柄が決定される。その後、最終停止図柄決定テーブル162Bを用いて、最後に飾り図柄が停止表示される「中」の飾り図柄表示エリア5Cにおける中最終停止図柄FZ2−3となる飾り図柄と、左右最終停止図柄FZ2−1、FZ2−2となる飾り図柄との図柄差を決定し、決定された図柄差に応じて、中最終停止図柄FZ2−3となる飾り図柄が決定される。
Thus, in the process of step S506, first, using the final stop symbol determination table 162A, “left” and “right” other than the “middle” ornament
ステップS501にて可変表示結果が「ハズレ」以外である場合には(ステップS501;No)、可変表示結果が「小当り」であること、もしくは、可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「突確」であることのうち、いずれか一方であるか、または、それら以外であるかを判定する(ステップS507)。このとき、可変表示結果が「小当り」である場合、もしくは、可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「突確」である場合には(ステップS507;Yes)、例えば変動パターン指定コマンドのEXTデータを読み取ることなどにより、指定された変動パターンが特殊PG1−1〜特殊PG1−4の変動パターンのいずれかであるか、または、それら以外であるかを判定する(ステップS508)。ここで、図7に示すように、特殊PG1−1〜特殊PG1−4の変動パターンはいずれも、飾り図柄の可変表示態様を「非リーチ」とすることを指定している。そのため、ステップS508にて特殊PG1−1〜特殊PG1−4の変動パターンのいずれかであると判定された場合には(ステップS508;Yes)、図62に示すステップS503の処理に進み、ステップS504、S505の処理のいずれかにより、最終停止図柄となる確定飾り図柄を決定する。なお、ステップS508にて特殊PG1−1〜特殊PG1−4の変動パターンのいずれかであると判定された場合には、図62に示すステップS503の処理にて、変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンが特殊PG1−4の変動パターンであれば(図8を参照)、「発展チャンス目終了」の特定演出を実行する変動パターンであると判定されることになる。 If the variable display result is other than “losing” in step S501 (step S501; No), the variable display result is “small hit” or the variable display result is “big hit” and the big hit type is It is determined whether it is one of the “surprise” or other than that (step S507). At this time, when the variable display result is “small hit”, or when the variable display result is “big hit” and the big hit type is “surprise” (step S507; Yes), for example, the change pattern designation command By reading the EXT data or the like, it is determined whether the specified variation pattern is one of the variation patterns of special PG1-1 to special PG1-4 or any other variation (step S508). Here, as shown in FIG. 7, all the variation patterns of the special PG 1-1 to the special PG 1-4 specify that the variable display mode of the decorative symbols is “non-reach”. Therefore, when it is determined in step S508 that the variation pattern is any of the special PG 1-1 to special PG 1-4 (step S508; Yes), the process proceeds to step S503 shown in FIG. 62, and step S504 is performed. The final decorative symbol that is the final stop symbol is determined by one of the processes of S505. If it is determined in step S508 that the variation pattern is one of special PG1-1 to special PG1-4, it is designated by the variation pattern designation command in step S503 shown in FIG. If the variation pattern is the variation pattern of the special PG1-4 (see FIG. 8), it is determined that the variation pattern is to execute the specific effect of “end of development opportunity eye”.
図63のステップS508にて特殊PG1−1〜特殊PG1−4の変動パターン以外であると判定された場合には(ステップS508;No)、指定された変動パターンが特殊PG2−1〜特殊PG2−3の変動パターンのいずれかであるか、または、それら以外であるかを判定する(ステップS509)。ここで、図8に示すように、特殊PG2−1〜特殊PG2−3の変動パターンはいずれも、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とした後に「ノーマル」のリーチ演出を行うことを指定している。そのため、ステップS509にて特殊PG2−1〜特殊PG2−3の変動パターンのいずれかであると判定された場合には(ステップS509;Yes)、図62に示すステップS506の処理に進み、リーチ組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄を決定する。 If it is determined in step S508 in FIG. 63 that the variation pattern is other than the variation pattern of special PG1-1 to special PG1-4 (step S508; No), the designated variation pattern is special PG2-1 to special PG2-. It is determined whether it is any of the three fluctuation patterns or any other pattern (step S509). Here, as shown in FIG. 8, each of the variation patterns of the special PG2-1 to the special PG2-3 designates that the “normal” reach effect is performed after the decorative display variable display state is set to the reach state. ing. Therefore, when it is determined in step S509 that the variation pattern is any of the special PG2-1 to special PG2-3 (step S509; Yes), the process proceeds to step S506 shown in FIG. The final decorative symbol that constitutes the final stop symbol is determined.
図63のステップS509にて特殊PG2−1〜特殊PG2−3の変動パターン以外であると判定された場合には(ステップS509;No)、指定された変動パターンが特殊PG3−1〜特殊PG3−3の変動パターンのいずれかとなる。ここで、図8に示すように、特殊PG3−1〜特殊PG3−3の変動パターンはいずれも、飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄の組合せを、突確チャンス目TC1〜TC4のいずれかとすることを指定している。こうした特殊PG3−1〜特殊PG3−3の変動パターンのいずれかが指定されたことに対応して、突確チャンス目TC1〜TC4のいずれかを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS510)。一例として、ステップS510の処理では、図28(C)に示す最終停止図柄決定テーブル163Cを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR1−1を示す数値データに基づき、最終停止図柄決定テーブル163Cを参照することにより、突確チャンス目TC1〜TC4のいずれかとなる左中右最終停止図柄FZ4−1、FZ4−2、FZ4−3の組合せを、確定飾り図柄として決定する。
If it is determined in step S509 in FIG. 63 that the variation pattern is not the variation pattern of special PG2-1 to special PG2-3 (step S509; No), the designated variation pattern is special PG3-1 to special PG3-. One of the three variation patterns. Here, as shown in FIG. 8, all of the variation patterns of the special PG 3-1 to the special PG 3-3 are a combination of the fixed decorative pattern that is a variable display result of the decorative graphic, and any one of the chance
ステップS507にて可変表示結果が「小当り」ではなく、大当り種別が「突確」でもない場合には(ステップS507;No)、可変表示結果が「大当り」となる場合のうち、大当り種別が「通常大当り」と「第3確変」のうち、いずれか一方であるか、または、それら以外であるかを判定する(ステップS511)。このとき、大当り種別が「通常大当り」である場合、もしくは、大当り種別が「第3確変」である場合には(ステップS511;Yes)、通常大当り組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS512)。一例として、ステップS512の処理では、図28(A)に示す最終停止図柄決定テーブル163Aを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR1−1を示す数値データに基づき、最終停止図柄決定テーブル163Aを参照することにより、通常大当り組合せのいずれかとなる左中右最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3の組合せを、確定飾り図柄として決定する。
In step S507, when the variable display result is not “small hit” and the big hit type is not “surprise” (step S507; No), among the cases where the variable display result is “big hit”, the big hit type is “ It is determined whether any one of “normal big hit” and “third probability variation” or any other one (step S511). At this time, when the big hit type is “ordinary big hit” or when the big hit type is “third probability variation” (step S511; Yes), the final decorative symbol that becomes the final stop symbol constituting the normal big hit combination. Is determined (step S512). As an example, in the process of step S512, the final stop symbol determination table 163A shown in FIG. 28A is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR1-1 for determining the first final stop symbol is extracted from a random counter provided in the effect control
ステップS511にて大当り種別が「通常」でも「第3確変」でもない場合には(ステップS511;No)、大当り種別が「第1確変」と「第2確変」のいずれかであることに対応して、確変大当り組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS513)。一例として、ステップS513の処理では、図28(B)に示す最終停止図柄決定テーブル163Bを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第1最終停止図柄決定用の乱数値SR1−1を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR1−1を示す数値データに基づき、最終停止図柄決定テーブル163Bを参照することにより、確変大当り組合せのいずれかとなる左中右最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3の組合せを、確定飾り図柄として決定する。
When the big hit type is neither “normal” nor “third probability variation” in step S511 (step S511; No), the big hit type corresponds to either “first probability variation” or “second probability variation”. Then, the combination of the confirmed decorative symbols that are the final stop symbols constituting the probability variation big hit combination is determined (step S513). As an example, in the process of step S513, the final stop symbol determination table 163B shown in FIG. 28B is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR1-1 for determining the first final stop symbol is extracted from a random counter provided in the effect control
図62のステップS504、S505、S506の処理のいずれかを実行した後、あるいは、図63のステップS510、S512、S513の処理のいずれかを実行した後には、変動パターン指定コマンドによって指定された変動パターンがリーチ選択演出のある変動パターンであるか否かを判定する(ステップS514)。このとき、リーチ選択演出のある変動パターンであれば(ステップS514;Yes)、可変表示結果に応じたリーチ演出決定テーブルを、使用テーブルとして選択してセットする(ステップS515)。具体的には、可変表示結果が「大当り」である場合には図29(A)に示す大当り用リーチ演出決定用テーブル172Aをセットし、可変表示結果が「ハズレ」である場合には図29(B)に示すリーチ用リーチ演出決定用テーブル172Bをセットする。 The change specified by the change pattern specifying command after executing any of the processes in steps S504, S505, and S506 in FIG. 62 or after executing any of the processes in steps S510, S512, and S513 in FIG. It is determined whether or not the pattern is a variation pattern having a reach selection effect (step S514). At this time, if the variation pattern has a reach selection effect (step S514; Yes), the reach effect determination table corresponding to the variable display result is selected and set as a use table (step S515). Specifically, when the variable display result is “big hit”, the jackpot reach effect determination table 172A shown in FIG. 29A is set, and when the variable display result is “lost”, FIG. The reach reach determination table 172B shown in (B) is set.
ステップS515の処理に続いて、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出を複数種類のいずれかに決定する(ステップS516)。具体的には、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、リーチ演出決定用の乱数値SR9を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR9を示す数値データに基づき、ステップS515にてセットした大当り用リーチ演出決定用テーブル172A、あるいは、リーチ用リーチ演出決定用テーブル172Bを参照することにより、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出をリーチ演出A〜Cのいずれかに決定する。
Following the processing of step S515, the reach effect performed after the reach selection effect is executed is determined as one of a plurality of types (step S516). Specifically, for example, numerical data indicating the random effect SR9 for determining the reach effect is extracted from a random counter provided in the effect control
ステップS516の処理を実行した後には、特定演出設定処理を実行する(ステップS517)。図64は、ステップS517にて実行される特定演出設定処理の一例を示すフローチャートである。この特定演出設定処理では、まず、変動パターン指定コマンドによって指定された変動パターンが特定演出のない変動パターンであるか否かを判定する(ステップS551)。このとき、特定演出のない変動パターンであれば(ステップS551;Yes)、そのまま特定演出設定処理を終了する。 After executing the process of step S516, the specific effect setting process is executed (step S517). FIG. 64 is a flowchart illustrating an example of the specific effect setting process executed in step S517. In this specific effect setting process, first, it is determined whether or not the variation pattern designated by the variation pattern designation command is a variation pattern having no specific effect (step S551). At this time, if the variation pattern has no specific effect (step S551; Yes), the specific effect setting process is terminated as it is.
ステップS551にて特定演出のある変動パターンと判定された場合には(ステップS551;No)、その特定演出が「滑り」、「擬似連」、「イントロ」のいずれかであるか、または、それら以外の特定演出であるかを判定する(ステップS552)。このとき、「滑り」、「擬似連」、「イントロ」の特定演出のいずれかであれば、その特定演出に応じた特定演出パターン判定テーブルを、使用テーブルとして選択してセットする(ステップS553)。一例として、「滑り」の特定演出である場合には図30(A)に示す特定演出パターン判定テーブル164Aをセットし、「擬似連」の特定演出である場合には図30(B)に示す特定演出パターン判定テーブル164Bをセットし、「イントロ」の特定演出である場合には図30(C)に示す特定演出パターン判定テーブル164Cをセットする。 When it is determined in step S551 that the variation pattern has a specific effect (step S551; No), the specific effect is any one of “slip”, “pseudo-continuous”, “intro”, or those It is determined whether it is a specific effect other than (step S552). At this time, if it is any one of the specific effects of “slip”, “pseudo train”, and “intro”, the specific effect pattern determination table corresponding to the specific effect is selected and set as the use table (step S553). . As an example, the specific effect pattern determination table 164A shown in FIG. 30A is set in the case of the “slip” specific effect, and the specific effect pattern determination table 164A shown in FIG. The specific effect pattern determination table 164B is set, and when the specific effect of “Intro” is set, the specific effect pattern determination table 164C shown in FIG. 30C is set.
ステップS553の処理に続いて、特定演出パターンを複数種類のいずれかに決定する(ステップS554)。一例として、「滑り」の特定演出である場合には、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第1特定演出パターン判定用の乱数値SR6−1を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR6−1を示す数値データに基づき、ステップS552にてセットした特定演出パターン判定テーブル164Aを参照することにより、特定演出パターンを滑りTP1−1〜滑りTP1−4のいずれかに決定する。「擬似連」の特定演出である場合には、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第2特定演出パターン判定用の乱数値SR6−2を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR6−2を示す数値データに基づき、ステップS552にてセットした特定演出パターン判定テーブル164Bを参照することにより、特定演出パターンを擬似連TP2−1〜擬似連TP2−3のいずれかに決定する。「イントロ」の特定演出である場合には、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−3を示す数値データを抽出する。このときには、変動パターンが非リーチPA1−6である場合に、演出制御バッファ設定部194に記憶されている前回演出バッファ値を読み出す。そして、変動パターンが非リーチPA1−6である場合には、抽出した乱数値SR6−3を示す数値データと前回演出バッファ値に基づき、変動パターンが非リーチPA1−6以外である場合には、抽出した乱数値SR6−3を示す数値データに基づき、特定演出パターン判定テーブル164Cを参照することにより、特定演出パターンをイントロTP3−1〜イントロTP3−3のいずれかに決定する。
Following the process of step S553, the specific effect pattern is determined as one of a plurality of types (step S554). For example, in the case of a specific effect of “slip”, numerical data indicating the random value SR6-1 for determining the first specific effect pattern is extracted from, for example, a random counter provided in the effect control
ステップS554での判定を行った後には、特定演出が「イントロ」であるか否かを判定し(ステップS555)、「イントロ」の特定演出である場合には(ステップS555;Yes)、ステップS554にて決定されたイントロTP3−1〜イントロTP3−3の特定演出パターンに応じて、特定演出パターン判定テーブル164Cにおける前回演出バッファ更新設定値によって、前回演出バッファ値を更新する(ステップS556)。例えば、ステップS554にてイントロTP3−1の特定演出パターンに決定された場合には、前回演出バッファ値を“1”に更新する。これに対して、ステップS554にてイントロTP3−2の特定演出パターンに決定された場合には、前回演出バッファ値を“2”に更新する。また、ステップS554にてイントロTP3−3の特定演出パターンに決定された場合には、前回演出バッファ値を“3”に更新する。 After the determination in step S554, it is determined whether or not the specific effect is “intro” (step S555). If the specific effect is “intro” (step S555; Yes), step S554 is performed. The previous effect buffer value is updated with the previous effect buffer update setting value in the specific effect pattern determination table 164C in accordance with the specific effect patterns of intro TP3-1 to intro TP3-3 determined in (Step S556). For example, if the specific effect pattern of intro TP3-1 is determined in step S554, the previous effect buffer value is updated to “1”. On the other hand, when the specific effect pattern of the intro TP3-2 is determined in step S554, the previous effect buffer value is updated to “2”. When the specific effect pattern of the intro TP3-3 is determined in step S554, the previous effect buffer value is updated to “3”.
こうしてステップS556の処理を実行することにより、「イントロ」の特定演出を実行する変動パターンに対応して、演出動作の種類ごとに用意されたイントロTP3−1〜イントロTP3−3の特定演出パターンのいずれかに決定するごとに、その決定されたイントロTP3−1〜イントロTP3−3の特定演出パターンに対応する前回演出バッファ値が設定されるように更新することができる。すなわち、「イントロ」の特定演出における演出動作を複数種類のいずれかに決定するごとに、その決定された演出動作の種類を、前回演出バッファ値として更新可能に記憶することができる。そして、ステップS554の処理では、非リーチPA1−6の変動パターンである場合に、前回演出バッファ値を読み出して図30(C)に示すような特定演出パターン判定テーブル164Cを用いた判定を行うことで、前回演出バッファ値として記憶されている演出動作の種類と同一種類の演出動作は実行しないように、特定演出パターンの決定を行うことができる。 By executing the processing of step S556 in this way, the specific effect pattern of intro TP3-1 to intro TP3-3 prepared for each type of effect operation corresponding to the variation pattern for executing the specific effect of “intro” is displayed. Each time it is determined, the previous effect buffer value corresponding to the specific effect pattern of the determined intro TP3-1 to intro TP3-3 can be updated. That is, each time the effect operation in the specific effect of “Intro” is determined as one of a plurality of types, the determined type of effect operation can be stored as the previous effect buffer value in an updatable manner. And in the process of step S554, when it is a fluctuation pattern of non-reach PA1-6, the previous effect buffer value is read and the determination using the specific effect pattern determination table 164C as shown in FIG. Thus, the specific effect pattern can be determined so that the same type of effect operation as the type of effect operation stored as the previous effect buffer value is not executed.
ステップS552にて特定演出が「滑り」、「擬似連」、「イントロ」以外であると判定された場合や(ステップS552;No)、ステップS555にて特定演出が「イントロ」以外であると判定された場合(ステップS555;No)、あるいは、ステップS556の処理を実行した後には、特定演出が「滑り」、「擬似連」、「発展チャンス目」のいずれかであるか、または、それら以外の特定演出であるかを判定する(ステップS557)。このとき、「滑り」、「擬似連」、「発展チャンス目」以外の特定演出であれば(ステップS557;No)、特定演出設定処理を終了する。これに対して、「滑り」、「擬似連」、「発展チャンス目」の特定演出のいずれかであれば(ステップS557;Yes)、特定演出にて仮停止表示させる仮停止図柄を決定してから(ステップS558)、特定演出設定処理を終了する。 When it is determined in step S552 that the specific effect is other than “slip”, “pseudo-ream”, or “intro” (step S552; No), it is determined in step S555 that the specific effect is other than “intro”. (Step S555; No), or after executing the process of step S556, the specific effect is any one of “slip”, “pseudo-ream”, “expansion chance”, or other It is determined whether the specific effect is (step S557). At this time, if it is a specific effect other than “slip”, “pseudo-run”, and “expansion chance” (step S557; No), the specific effect setting process ends. On the other hand, if it is one of the specific effects of “sliding”, “pseudo-ream”, and “expansion chance” (step S557; Yes), the temporary stop symbol to be displayed for temporary stop in the specific effect is determined. (Step S558), the specific effect setting process is terminated.
ステップS558の処理では、一例として、「滑り」の特定演出である場合に、ステップS554にて決定された特定演出パターンに基づき、図32(E)に示すテーブル選択設定に従い、仮停止図柄決定テーブル166A〜166Dのいずれかを、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR3に基づき、セットした仮停止図柄決定テーブル166A〜166Dのいずれかを参照することにより、右仮停止図柄KZ1−1、左仮停止図柄KZ1−2、右仮停止図柄1−3、左仮停止図柄KZ1−4のいずれかとなる飾り図柄を決定する。
In the process of step S558, as an example, in the case of a specific effect of “slip”, a temporary stop symbol determination table according to the table selection setting shown in FIG. 32E based on the specific effect pattern determined in step S554. One of 166A to 166D is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR3 for determining the temporary stop symbol for the slip / development chance is extracted from a random counter provided in the effect control
他の一例として、「擬似連」の特定演出である場合には、まず、ステップS554にて決定された特定演出パターンに基づき、擬似連変動の実行回数を定数Mにセットする。例えば、擬似連TP2−1の特定演出パターンである場合には、定数Mを「1」に設定し、擬似連TP2−2の特定演出パターンである場合には、定数Mを「2」に設定し、擬似連TP2−3の特定演出パターンである場合には定数Mを「3」に設定する。このときには、決定した仮停止図柄の組合せ数を示す変数Nを「0」に設定しておく。また、変動パターンが非リーチPA1−5である場合には、図33(A)に示す仮停止図柄決定テーブル167Aを使用テーブルとして選択してセットする一方で、変動パターンがスーパーPA3−4、スーパーPA3−8、スーパーPA4−4、スーパーPA4−8、スーパーPB3−4、スーパーPB4−4、スーパーPB5−4、スーパーPF1−1、スーパーPS3−4、スーパーPS4−4、特殊PG1−3のいずれかである場合には、図33(B)に示す仮停止図柄決定テーブル167Bを使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第1擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−1を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR4−1を示す数値データに基づき、セットした仮停止図柄決定テーブル167Aと仮停止図柄決定テーブル167Bのいずれかを参照することにより、擬似連チャンス目GC1〜GC8のいずれかとなる左中右仮停止図柄KZ2−1、KZ2−2、KZ2−3の組合せを決定する。このときには、変数Nを1加算して更新し、更新後の変数Nが定数Mと合致するか否かを判定する。
As another example, when the specific effect of “pseudo-continuous” is set, first, the number of executions of the pseudo-continuous change is set to a constant M based on the specific effect pattern determined in step S554. For example, the constant M is set to “1” in the case of the specific effect pattern of the pseudo-continuous TP2-1, and the constant M is set to “2” in the case of the specific effect pattern of the pseudo-continuous TP2-2. In the case of the specific effect pattern of the pseudo-continuous TP2-3, the constant M is set to “3”. At this time, a variable N indicating the determined number of temporary stop symbol combinations is set to “0”. If the fluctuation pattern is non-reach PA1-5, the temporary stop symbol determination table 167A shown in FIG. 33A is selected and set as a use table, while the fluctuation pattern is super PA3-4, super Any of PA3-8, Super PA4-4, Super PA4-8, Super PB3-4, Super PB4-4, Super PB5-4, Super PF1-1, Super PS3-4, Super PS4-4, Special PG1-3 In such a case, the temporary stop symbol determination table 167B shown in FIG. 33B is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR4-1 for determining the first pseudo-temporary temporary stop symbol is extracted from a random counter provided in the effect control
こうして更新後の変数Nが定数Mと合致すれば、ステップS558の処理を終了する。これに対して、更新後の変数Nが定数Mと合致しなければ、図33(C)に示す仮停止図柄決定テーブル167Cを使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第2擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−2を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR4−2を示す数値データに基づき、仮停止図柄決定テーブル167Cを参照することにより、擬似連チャンス目GC1〜GC8のいずれかとなる左中右仮停止図柄KZ3−1、KZ3−2、KZ3−3の組合せを決定する。このときには、変数Nを1加算して更新し、更新後の変数Nが定数Mと合致するか否かを判定する。
If the updated variable N matches the constant M in this way, the process of step S558 is terminated. On the other hand, if the updated variable N does not match the constant M, the temporary stop symbol determination table 167C shown in FIG. 33C is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR4-2 for determining the second pseudo-temporary temporary stop symbol is extracted from a random counter provided in the effect control
こうして更新後の変数Nが定数Mと合致すれば、ステップS558の処理を終了する。これに対して、更新後の変数Nが定数Mと合致しなければ、図33(D)に示す仮停止図柄決定テーブル167Dを使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第3擬似連時仮停止図柄決定用の乱数値SR4−3を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR4−3を示す数値データに基づき、仮停止図柄決定テーブル167Dを参照することにより、擬似連チャンス目GC1〜GC8のいずれかとなる左中右仮停止図柄KZ4−1、KZ4−2、KZ4−3の組合せを決定する。こうして左中右仮停止図柄KZ4−1、KZ4−2、KZ4−3の組合せを決定した後には、ステップS558の処理を終了する。
If the updated variable N matches the constant M in this way, the process of step S558 is terminated. On the other hand, if the updated variable N does not match the constant M, the temporary stop symbol determination table 167D shown in FIG. 33 (D) is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating a random number SR4-3 for determining the third pseudo-temporary temporary stop symbol is extracted from a random counter provided in the effect control
さらに他の一例として、「発展チャンス目」の特定演出である場合には、図35に示す仮停止図柄決定テーブル168を、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、滑り・発展チャンス目時仮停止図柄決定用の乱数値SR3を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR3に基づき、仮停止図柄決定テーブル168を参照することにより、発展チャンス目HC1〜HC8のいずれかとなる左中右仮停止図柄KZ6−1、KZ6−2、KZ6−3の組合せを決定する。
As another example, in the case of a specific effect of “Development Chance”, the temporary stop symbol determination table 168 shown in FIG. 35 is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR3 for determining the temporary stop symbol for the slip / development chance is extracted from a random counter provided in the effect control
図62に示すステップS517にて以上のような特定演出設定処理を実行した後には、変動中昇格演出設定処理を実行する(ステップS518)。図65は、ステップS518にて実行される変動中昇格演出設定処理の一例を示すフローチャートである。この変動中昇格演出設定処理では、まず、可変表示結果が「大当り」であり、なおかつ、大当り種別が「突確」以外である場合に該当するか、または、そうした場合には該当しないかを判定する(ステップS571)。このとき、可変表示結果が「大当り」であり、なおかつ、大当り種別が「突確」以外である場合に該当しなければ(ステップS571;No)、そのまま変動中昇格演出設定処理を終了する。 After executing the specific effect setting process as described above at step S517 shown in FIG. 62, the changing promotion effect setting process is executed (step S518). FIG. 65 is a flowchart illustrating an example of the changing promotion effect setting process executed in step S518. In this changing promotion effect setting process, first, it is determined whether the variable display result is “big hit” and the big hit type is other than “surprise” or not. (Step S571). At this time, if the variable display result is “big hit” and the big hit type is other than “surprise” (step S571; No), the changing promotion effect setting processing is ended as it is.
ステップS571にて、可変表示結果が「大当り」であり、なおかつ、大当り種別が「突確」以外である場合に該当すると判定されたときには(ステップS571;Yes)、図31(A)に示す変動中昇格演出実行判定テーブル165Aを、使用テーブルとして選択してセットする(ステップS572)。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、昇格演出実行判定用の乱数値SR5を示す数値データを抽出する(ステップS573)。そして、ステップS573にて抽出した乱数値SR5を示す数値データに基づき、ステップS572にてセットした変動中昇格演出実行判定テーブル165Aを参照することにより、大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」のいずれであるかに応じて、変動中昇格演出の有無を判定する(ステップS574)。このとき、変動中昇格演出なしと判定された場合には(ステップS575;No)、変動中昇格演出設定処理を終了する。 When it is determined in step S571 that the variable display result is “big hit” and the big hit type is other than “probable” (step S571; Yes), the variation shown in FIG. The promotion effect execution determination table 165A is selected and set as a use table (step S572). Subsequently, for example, numeric data indicating the random value SR5 for promotion effect execution determination is extracted from a random counter provided in the effect control counter setting unit 193 (step S573). Then, based on the numerical data indicating the random value SR5 extracted in step S573, by referring to the changing promotion effect execution determination table 165A set in step S572, the big hit type is “normal” and “first certain change”. The presence or absence of the changing promotion effect is determined according to which one of the “third probability change” (step S574). At this time, if it is determined that there is no changing promotion effect (step S575; No), the changing promotion effect setting process is terminated.
これに対して、ステップS574にて変動中昇格演出ありと判定された場合には(ステップS575;Yes)、変動中昇格演出にて仮停止表示させる仮停止図柄を決定してから(ステップS576)、変動中昇格演出設定処理を終了する。ステップS576の処理では、一例として、図36に示す仮停止図柄決定テーブル169を、使用テーブルとして選択してセットする。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、昇格演出時仮停止図柄決定用の乱数値SR2を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR2を示す数値データに基づき、仮停止図柄決定テーブル169を参照することにより、左中右最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3として決定された飾り図柄の図柄番号に応じて、左中右仮停止図柄KZ7−1、KZ7−2、KZ7−3の組合せを決定する。
On the other hand, if it is determined in step S574 that there is a changing promotion effect (step S575; Yes), a temporary stop symbol to be displayed for temporary stop in the changing promotion effect is determined (step S576). Then, the changing promotion effect setting process ends. In the process of step S576, as an example, the temporary stop symbol determination table 169 shown in FIG. 36 is selected and set as a use table. Subsequently, for example, numerical data indicating the random number SR2 for determining the temporary stop symbol for the promotion effect is extracted from a random counter provided in the effect control
図62に示すステップS518にて以上のような変動中昇格演出設定処理を実行した後には、予告演出設定処理を実行する(ステップS519)。図66は、ステップS519にて実行される予告演出設定処理の一例を示すフローチャートである。この予告演出設定処理では、まず、図37に示す予告パターン種別判定テーブル170を、使用テーブルとして選択してセットする(ステップS591)。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、予告パターン種別判定用の乱数値SR7を示す数値データを抽出する(ステップS592)。そして、ステップS592にて抽出した乱数値SR7を示す数値データに基づき、予告パターン種別判定テーブル170を参照することにより、変動パターンに応じて、予告なし、あるいは、予告CY1〜予告CY3の予告パターン種別のいずれかに決定する(ステップS593)。このとき、予告なしと決定されれば(ステップS594;Yes)、予告演出設定処理を終了する。 After executing the changing promotion effect setting process as described above in step S518 shown in FIG. 62, the notice effect setting process is executed (step S519). FIG. 66 is a flowchart illustrating an example of the notice effect setting process executed in step S519. In the notice effect setting process, first, the notice pattern type determination table 170 shown in FIG. 37 is selected and set as a use table (step S591). Subsequently, numerical data indicating the random number SR7 for determining the notice pattern type is extracted from, for example, a random counter provided in the effect control counter setting unit 193 (step S592). Then, based on the numerical data indicating the random value SR7 extracted in step S592, referring to the notice pattern type determination table 170, there is no notice or the notice pattern types of notice CY1 to notice CY3 according to the variation pattern. (Step S593). At this time, if it is determined that there is no notice (step S594; Yes), the notice effect setting process is terminated.
ステップS593にて予告CY1〜予告CY3の予告パターン種別のいずれかに決定された場合には(ステップS594;No)、決定された予告パターン種別に応じて、図38に示す予告パターン判定テーブル171Aと、図39に示す予告パターン判定テーブル171Bと、図40に示す予告パターン判定テーブル171Cとのうち、いずれかを使用テーブルとして選択してセットする(ステップS595)。すなわち、ステップS593にて予告CY1の予告パターン種別に決定された場合には予告パターン判定テーブル171Aをセットし、予告CY2の予告パターン種別に決定された場合には予告パターン判定テーブル171Bをセットし、予告CY3の予告パターン種別に決定された場合には予告パターン判定テーブル171Cをセットする。その後、予告パターンを複数種類のいずれかに決定してから(ステップS596)、予告演出設定処理を終了する。 If it is determined in step S593 that any of the notice pattern types of notice CY1 to notice CY3 (step S594; No), according to the decided notice pattern type, the notice pattern determination table 171A shown in FIG. 39, one of the notice pattern determination table 171B shown in FIG. 39 and the notice pattern determination table 171C shown in FIG. 40 is selected and set as a use table (step S595). That is, when the notice pattern type of the notice CY1 is determined in step S593, the notice pattern determination table 171A is set. When the notice pattern type of the notice CY2 is decided, the notice pattern determination table 171B is set. When the notice pattern type of the notice CY3 is determined, the notice pattern determination table 171C is set. Thereafter, the notice pattern is determined as one of a plurality of types (step S596), and the notice effect setting process is terminated.
ステップS596の処理では、一例として、予告パターン種別が予告CY1に決定された場合に、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第1予告パターン判定用の乱数値SR8−1を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR8−1を示す数値データに基づき、ステップS595にてセットした予告パターン判定テーブル171Aを参照することにより、予告なし、あるいは、予告YP1−1〜予告YP1−4の予告パターンのいずれかに決定する。
In the process of step S596, for example, when the notice pattern type is determined to be notice CY1, for example, a random number SR8-1 for determining the first notice pattern is obtained from a random counter provided in the effect control
他の一例として、予告パターン種別が予告CY2に決定された場合には、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第2予告パターン判定用の乱数値SR8−2を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR8−2を示す数値データに基づき、ステップS595にてセットした予告パターン判定テーブル171Bを参照することにより、予告なし、あるいは、予告YP2−1〜予告YP2−4の予告パターンのいずれかに決定する。
As another example, when the notice pattern type is determined to be notice CY2, for example, a numerical value indicating the random value SR8-2 for determining the second notice pattern from a random counter provided in the effect control
さらに他の一例として、予告パターン種別が予告CY3に決定された場合には、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、第3予告パターン判定用の乱数値SR8−3を示す数値データを抽出する。そして、抽出した乱数値SR8−3を示す数値データに基づき、ステップS595にてセットした予告パターン判定テーブル171Cを参照することにより、予告なし、あるいは、予告YP3−1〜予告YP3−3の予告パターンのいずれかに決定する。
As another example, when the notice pattern type is determined to be notice CY3, a random value SR8-3 for determining the third notice pattern is shown from a random counter provided in the effect control
図62に示すステップS519にて以上のような予告演出設定処理を実行した後には、演出制御パターンを複数種類のいずれかに決定する(ステップS520)。このとき、演出制御用CPU120は、例えば変動パターン指定コマンドによって指定された変動パターンや、ステップS516にて決定されたリーチ演出、図64に示すステップS554にて決定された特定演出パターン、図65に示すステップS574にて決定された変動中昇格演出の有無などに対応して、図41(A)に示す図柄変動制御パターンテーブル180に格納された複数種類の図柄変動制御パターンのいずれかを、使用パターンとして選択してセットする。また、例えば図66に示すステップS596にて決定された予告パターンに対応して、図41(B)に示す予告演出制御パターンテーブル181に格納された複数種類の予告演出制御パターンのいずれかを、使用パターンとして選択してセットする。
After executing the notice effect setting process as described above in step S519 shown in FIG. 62, the effect control pattern is determined as one of a plurality of types (step S520). At this time, the
ステップS520の処理に続いて、例えばステップS520にてセットした図柄変動制御パターンに示される演出制御プロセスタイマ設定値に対応して、演出制御タイマ設定部192に設けられた演出制御プロセスタイマの初期値を設定する(ステップS521)。そして、例えば図柄変動制御パターンに含まれる演出表示制御データに対応した表示制御指令を表示制御部123に供給することなどにより、画像表示装置5の表示領域に設けられた「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄の変動を開始させるとともに、「左」及び「右」の色図柄表示エリア5A、5Bのいずれかにて色図柄の変動を開始させるといった、画像表示装置5における各種図柄の変動を開始させるための設定を行う(ステップS522)。その後、演出プロセスフラグの値を飾り図柄変動中処理に対応した値である“2”に更新してから(ステップS523)、飾り図柄変動設定処理を終了する。
Following the processing in step S520, for example, the initial value of the effect control process timer provided in the effect control
なお、飾り図柄変動設定処理では、例えばステップS522の処理が実行されるより前に、確定色図柄を決定する処理が実行されてもよい。このときには、主基板11から第1変動開始コマンドと第2変動開始コマンドのいずれが伝送されたかに応じて、「左」及び「右」の色図柄表示エリア5A、5Bのいずれにおける確定色図柄を決定する。例えば、主基板11から伝送された可変表示結果通知コマンドに応じて、「左」の色図柄表示エリア5Aにおける確定色図柄を決定する場合には「黄色」、「緑色」、「赤色」、「青色」のいずれかの色図柄に決定し、「右」の色図柄表示エリア5Bにおける確定色図柄を決定する場合には「赤色」及び「青色」のいずれかの色図柄に決定すればよい。
In the decorative symbol variation setting process, for example, a process of determining a confirmed color symbol may be executed before the process of step S522 is executed. At this time, depending on which of the first variation start command and the second variation start command is transmitted from the
図67は、図61のステップS162にて実行される飾り図柄変動中処理の一例を示すフローチャートである。この飾り図柄変動中処理において、演出制御用CPU120は、まず、演出制御タイマ設定部192に設けられている演出制御プロセスタイマ値をチェックするなどして、遊技者による操作ボタン30の操作に対応して演出画像を切替可能な期間であるボタン有効期間か否かを判定する(ステップS351)。一例として、「メール表示」の予告演出が実行される場合には、操作ボタン30の操作を促す演出画像を画像表示装置5の表示領域に表示させたときから、2つ以上の飾り図柄表示エリアにて飾り図柄を仮停止表示させるまでの期間が、ボタン有効期間となる。また、リーチ選択演出が実行される場合には、操作ボタン30の操作を促す演出画像を画像表示装置5の表示領域に表示させたときから、リーチ画像のスクロール表示が終了するまでの期間が、ボタン有効期間となる。なお、ボタン有効期間か否かを判定する際に用いられる表示制御プロセスタイマ判定値は、変動パターン毎に異なっている。
FIG. 67 is a flowchart showing an example of the decorative symbol changing process executed in step S162 of FIG. In the decorative symbol variation process, the
ステップS351にてボタン有効期間内である場合には(ステップS351;Yes)、遊技者による操作ボタン30の操作があったか否かを判定する(ステップS352)。具体的には、遊技者による操作ボタン30の操作に応じて操作ボタン30から演出制御基板12へと伝送される操作検出信号がオン状態となっているか否かを判定する。ステップS351にてボタン有効期間内でないと判定された場合(ステップS351;No)、あるいは、ステップS352にて遊技者による操作ボタン30の操作がなかったと判定された場合には(ステップS352;No)、演出制御プロセスタイマ値を、例えば1減算するなどして更新する(ステップS353)。このときには、更新後の演出制御プロセスタイマ値を演出制御パターンにて示される各種のタイマ判定値と比較することなどにより、いずれかのタイマ判定値と合致したか否かの判定を行う(ステップS354)。そして、いずれのタイマ判定値とも合致しなければ(ステップS354;No)、飾り図柄変動中処理を終了する。
If it is within the button effective period in step S351 (step S351; Yes), it is determined whether or not the
ステップS352にて遊技者による操作ボタン30の操作があったと判定された場合には(ステップS352;Yes)、あるいは、ステップS354にてタイマ判定値と合致した場合には(ステップS354;Yes)、そのタイマ判定値と対応付けて演出制御パターンに格納された各種制御データ(表示制御データ、音声制御データ、ランプ制御データ、終了コードのいずれか)を読み出す(ステップS355)。ここで、ステップS354の処理で演出制御パターンにて示される複数のタイマ判定値が演出制御プロセスタイマ値と合致した場合には、合致した各々のタイマ判定値と対応付けて格納されている複数の制御データを、ステップS355の処理にて読み出すようにすればよい。そして、ステップS355にて読み出された制御データが終了コードであるか否かの判定を行う(ステップS356)。このとき、終了コードではないと判定された場合には(ステップS356;No)、ステップS355にて読み出された制御データに応じた指令や設定を行うための演出制御指令処理を実行してから(ステップS357)、飾り図柄変動中処理を終了する。 If it is determined in step S352 that the player has operated the operation button 30 (step S352; Yes), or if it matches the timer determination value in step S354 (step S354; Yes), Various control data (any of display control data, sound control data, lamp control data, and end code) stored in the effect control pattern in association with the timer determination value is read (step S355). Here, when the plurality of timer determination values indicated by the effect control pattern in the process of step S354 match the effect control process timer value, a plurality of stored timer determination values are associated with each other. What is necessary is just to read control data by the process of step S355. Then, it is determined whether or not the control data read in step S355 is an end code (step S356). At this time, if it is determined that the code is not an end code (step S356; No), after performing an effect control command process for performing a command or setting according to the control data read in step S355. (Step S357), the decorative symbol changing process is terminated.
ステップS356にて終了コードであると判定された場合には(ステップS356;Yes)、例えば所定のタイマ初期値を演出制御プロセスタイマに設定することなどにより、当り開始指定コマンド受信待ち時間の設定を行う(ステップS358)。そして、飾り図柄プロセスフラグの値を飾り図柄変動終了時処理に対応した値である“3”に更新してから(ステップS359)、飾り図柄変動中処理を終了する。 If it is determined in step S356 that it is an end code (step S356; Yes), for example, by setting a predetermined timer initial value in the effect control process timer, the hit start designation command reception waiting time is set. This is performed (step S358). Then, the value of the decorative symbol process flag is updated to “3”, which is a value corresponding to the processing at the end of decorative symbol variation (step S359), and then the decorative symbol variation processing is terminated.
図68は、図67のステップS357にて実行される演出制御指令処理の一例を示すフローチャートである。この演出制御指令処理において、演出制御用CPU120は、まず、図67に示すステップS355の処理で読み出された制御データの種類を、表示制御データ、音声制御データ、ランプ制御データのうちから特定する(ステップS451)。そして、ステップS451にて特定された制御データの種類は表示制御データであるか否かの判定を行う(ステップS452)。
FIG. 68 is a flowchart showing an example of the effect control command process executed in step S357 of FIG. In the effect control command process, the
ステップS452にて表示制御データであると判定された場合には(ステップS452;Yes)、読み出した表示制御データに従って作成した表示制御指令を表示制御部123に対して伝送させる(ステップS453)。ステップS452にて表示制御データではないと判定された場合や(ステップS452;No)、ステップS453の処理を実行した後には、異常の発生を報知する異常報知の実行中であるか否かを判定する(ステップS454)。一例として、演出制御用CPU120は、RAM122の演出制御フラグ設定部などに設けられた異常報知中フラグがオンであるか否かを判定し、オンであれば異常報知中であるとする一方で、オフであれば異常報知中ではないとする。
If it is determined in step S452 that it is display control data (step S452; Yes), a display control command created according to the read display control data is transmitted to the display control unit 123 (step S453). When it is determined in step S452 that the display control data is not included (step S452; No), after executing the process of step S453, it is determined whether an abnormality notification for notifying the occurrence of an abnormality is being performed. (Step S454). As an example, the
ステップS454にて異常報知中ではない場合には(ステップS454;No)、ステップS451にて特定された制御データの種類は音声制御データであるか否かを判定する(ステップS455)。このとき、制御データの種類が音声制御データであれば(ステップS455;Yes)、読み出した音声制御データに従って作成した音声データを、I/O124に含まれる出力ポートから音声制御基板13に対して伝送させることにより(ステップS456)、演出制御パターンから読み出した音声制御データに対応する音声を、スピーカ8L、8Rから出力させる。ステップS454にて異常報知中であると判定された場合や(ステップS454;Yes)、ステップS455にて音声制御データではないと判定された場合(ステップS455;No)、あるいは、ステップS456の処理を実行した後には、ステップS454の処理と同様にして、異常報知中であるか否かを判定する(ステップS457)。
If no abnormality is being notified in step S454 (step S454; No), it is determined whether or not the type of control data specified in step S451 is voice control data (step S455). At this time, if the type of the control data is voice control data (step S455; Yes), the voice data created according to the read voice control data is transmitted from the output port included in the I /
ステップS457にて異常報知中ではない場合には(ステップS457;No)、ステップS451にて特定された制御データの種類はランプ制御データであるか否かを判定する(ステップS458)。このとき、制御データの種類がランプ制御データであれば(ステップS458;Yes)、読み出したランプ制御データに従って作成したランプデータを、I/O125に含まれる出力ポートからランプ制御基板14に対して伝送させることにより(ステップS459)、演出制御パターンから読み出したランプ制御データに対応した遊技効果ランプ9の点灯動作などを行わせる。ステップS457にて異常報知中であると判定された場合や(ステップS457;Yes)、ステップS458にて音声制御データではないと判定された場合(ステップS458;No)、あるいは、ステップS459の処理を実行した後には、演出制御指令処理を終了する。
If the abnormality is not being notified in step S457 (step S457; No), it is determined whether or not the type of control data specified in step S451 is lamp control data (step S458). At this time, if the type of the control data is lamp control data (step S458; Yes), the lamp data created according to the read lamp control data is transmitted from the output port included in the I /
このように、演出制御指令処理では、異常報知中である場合に、ステップS456の処理を実行しないようにして、スピーカ8L、8Rからの異常報知音の出力を、演出制御パターンに従った音声出力よりも優先させる。また、異常報知中である場合には、ステップS459の処理を実行しないようにして、遊技効果ランプ9などにおける異常報知点灯を、演出制御パターンに従った点灯動作よりも優先させる。なお、ステップS454にて異常報知中であると判定された場合には、演出制御描画処理を終了するようにして、ステップS457の判定は行わないようにしてもよい。これに対して、ステップS453の処理は、異常報知中であるか否かにかかわりなく実行されることで、異常報知中である場合でも、飾り図柄の可変表示を含めた可変表示演出を継続して実行することができる
In this way, in the effect control command process, when the abnormality is being notified, the process of step S456 is not executed, and the output of the abnormality notification sound from the
図69は、図61のステップS164にて実行される大当り制御中演出処理の一例を示すフローチャートである。この大当り制御中演出処理において、演出制御用CPU120は、まず、主基板11から伝送される当り終了指定コマンドの受信があったか否かを判定する(ステップS601)。このとき、当り終了指定コマンドの受信があれば(ステップS601;Yes)、大当り遊技状態に対応して行われる大当り中演出を終了するための設定を行い(ステップS602)、演出プロセスフラグの値をエンディング演出処理に対応した“6”に更新してから(ステップS603)、大当り制御中演出処理を終了する。一例として、ステップS602の処理では、表示制御部123に対して所定の表示制御指令を供給することや、所定の効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、所定の電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することなどにより、大当り中演出となる演出動作を終了させる制御が行われるようにすればよい。
FIG. 69 is a flowchart showing an example of the big hit control effect processing executed in step S164 of FIG. In the effect processing during the big hit control, the
ステップS601にて当り終了指定コマンドの受信がない場合には(ステップS601;No)、演出制御フラグ設定部191に設けられた昇格演出中フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS604)。ここで、昇格演出中フラグは、後述するステップS612の処理が実行されることによりオン状態にセットされる一方で、ステップS616の処理が実行されることによりクリアされてオフ状態となる。なお、ステップS602の処理が実行されるときにも、昇格演出中フラグがクリアされてオフ状態となるようにしてもよい。
If no hit end designation command is received in step S601 (step S601; No), it is determined whether or not a promotion effect flag provided in the effect control
ステップS604にて昇格演出中フラグがオフである場合には(ステップS604;No)、例えば演出制御プロセスタイマ値が所定の演出開始判定値に合致したか否かなどに応じて、大当り中昇格演出の実行タイミングとなったか否かを判定する(ステップS605)。ここで、2ラウンド大当り状態では、各ラウンドの実行期間が短いことなどから、演出制御プロセスタイマ値が演出開始判定値には達しないように設定されていればよい。 If the flag for promotion effect is OFF in step S604 (step S604; No), for example, depending on whether or not the effect control process timer value matches a predetermined effect start determination value, etc. It is determined whether or not the execution timing has come (step S605). Here, in the big hit state of 2 rounds, since the execution period of each round is short, the effect control process timer value may be set so as not to reach the effect start determination value.
ステップS605にて大当り中昇格演出の実行タイミングであると判定された場合には(ステップS605;Yes)、図31(B)に示す大当り中昇格演出実行判定テーブル165Bを、使用テーブルとして選択してセットする(ステップS606)。続いて、例えば演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタなどから、昇格演出実行判定用の乱数値SR5を示す数値データを抽出する(ステップS607)。そして、ステップS607にて抽出した乱数値SR5を示す数値データに基づき、大当り中昇格演出実行判定テーブル165Bを参照することにより、大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」のいずれであるかに応じて、大当り中昇格演出の有無の判定や、大当り中昇格演出ありの場合に大当り中昇格成功演出とするか大当り中昇格失敗演出とするかの判定といった、大当り中昇格演出の実行に関する判定を行う(ステップS608)。 When it is determined in step S605 that it is the execution timing of the jackpot promotion effect (step S605; Yes), the jackpot promotion effect execution determination table 165B shown in FIG. 31B is selected as the use table. Set (step S606). Subsequently, for example, numeric data indicating the promotion effect execution determination random value SR5 is extracted from a random counter provided in the effect control counter setting unit 193 (step S607). Then, based on the numerical data indicating the random value SR5 extracted in step S607, the big hit type is “normal”, “first positive change” to “third positive change” by referring to the big hit middle promotion effect execution determination table 165B. Depending on whether it is, it is determined whether there is a jackpot promotion promotion effect, and if there is a jackpot promotion promotion decision, whether to make a jackpot promotion promotion success effect or a jackpot promotion promotion failure, etc. A determination is made regarding the execution of the effect (step S608).
ステップS605にて大当り中昇格演出の実行タイミングではないと判定された場合や(ステップS605;No)、ステップS608にて大当り中昇格演出を実行しないことが決定された場合には(ステップS609;Yes)、大当り遊技状態におけるラウンドの実行回数であるラウンド数に応じた大当り中演出となる演出動作を実行するための設定を行う(ステップS610)。一例として、ステップS610の処理では、主基板11から伝送された15ラウンド大当り用や突確・小当り用の大入賞口開放中指定コマンドなどから、大当り遊技状態におけるラウンド数を特定する。そして、ラウンド数が更新されたときには、更新後のラウンド数に対応する演出制御パターンを図42に示す各種演出制御パターンテーブル182から読み出し、演出制御プロセスタイマの設定を行う。その後、演出制御プロセスタイマ値に応じて演出制御パターンから読み出した制御データに従い、表示制御指令を表示制御部123に供給すること、効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することなどにより、大当り中演出となる演出動作を実行させる。こうしたステップS610の処理を実行した後に、大当り制御中演出処理を終了する。
When it is determined in step S605 that it is not the execution timing of the jackpot promotion effect (step S605; No), or when it is determined not to execute the jackpot promotion effect in step S608 (step S609; Yes). ), A setting is made to execute an effect operation that is an effect during the big hit according to the number of rounds that is the number of rounds executed in the big hit gaming state (step S610). As an example, in the processing of step S610, the number of rounds in the big hit gaming state is specified from the big win opening open designation command for 15 rounds big hit or sudden / small hit transmitted from the
なお、ステップS610の処理において、主基板11から突確・小当り用の大入賞口開放中指定コマンドが伝送されたことに対応した設定を行う場合には、大当り遊技状態となる直前に実行された飾り図柄の可変表示における変動パターンが分類される変動パターン種別に応じて、異なる演出動作を実行するための設定が行われてもよい。一例として、特殊CA4−1、特殊CB4−1、特殊CC4−1の変動パターン種別といった、大当り種別が「突確」となる場合と可変表示結果が「小当り」となる場合で共通の変動パターン種別に分類される変動パターンによる飾り図柄の可変表示が行われた後に2ラウンド大当り状態に制御された場合には、図42に示す当り開始CST2−2、当り制御中CRE1−2の演出制御パターンを順次に使用する演出制御パターンとして選択して読み出し、それらの演出制御パターンに従った演出動作の設定を行う。これに対して、特殊CA4−2、特殊CB4−2、特殊CC4−2の変動パターン種別といった、大当り種別が「突確」となる場合のみに専用の変動パターン種別に分類される変動パターンによる飾り図柄の可変表示が行われた後に2ラウンド大当り遊技状態に制御された場合には、図42に示す当り開始CST2−1、当り制御中CRE1−1の演出制御パターンを順次に使用する演出制御パターンとして選択して読み出し、それらの演出制御パターンに従った演出動作の設定を行う。
In the processing of step S610, when setting corresponding to the fact that the designation command for opening the big prize opening for accuracy / small hit is transmitted from the
ステップS608にて大当り中昇格演出を実行することが決定された場合には(ステップS609;No)、大当り中昇格演出を開始するための設定を行う(ステップS611)。一例として、ステップS611の処理では、主基板11から伝送された15ラウンド大当り用の大入賞口開放中指定コマンドなどから、大当り遊技状態におけるラウンド数を特定する。そして、特定されたラウンド数に対応して昇格演出を実行するための演出制御パターンを各種演出制御パターンテーブル182から読み出し、演出制御プロセスタイマの設定などを行う。このときには、大当り中昇格成功演出と大当り中昇格失敗演出のいずれを実行するかに応じて、例えば演出制御バッファ設定部194に設けられた報知内容バッファの値(報知内容バッファ値)を設定するようにしてもよい。具体的な一例として、大当り中昇格成功演出を実行する場合には報知内容バッファ値を「1」に設定する一方で、大当り中昇格失敗演出を実行する場合には報知内容バッファ値を「0」に設定する。その後、昇格演出中フラグをオン状態にセットしてから(ステップS612)、大当り制御中演出処理を終了する。
If it is determined in step S608 to execute the jackpot promotion effect (step S609; No), settings for starting the jackpot promotion effect are performed (step S611). As an example, in the process of step S611, the number of rounds in the big hit gaming state is specified from the big win opening open designation command for 15 round big hits transmitted from the
そして、ステップS604にて昇格演出中フラグがオンであると判定された場合には(ステップS604;Yes)、例えば演出制御プロセスタイマ値と演出制御パターンに示される演出終了判定値とが合致するか否かなどに応じて、大当り中昇格演出の終了タイミングとなったか否かを判定する(ステップS613)。このとき、大当り中昇格演出の終了タイミングでなければ(ステップS613;No)、大当り中昇格演出となる演出動作を制御するための設定を行う(ステップS614)。一例として、ステップS614の処理では、演出制御プロセスタイマ値に応じて演出制御パターンから読み出した制御データに従い、表示制御指令を表示制御部123に供給すること、効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することなどにより、大当り中昇格演出となる演出動作の制御が行われるようにすればよい。こうしたステップS614の処理を実行した後には、大当り制御中演出処理を終了する。
If it is determined in step S604 that the flag indicating that the promotion effect is on (step S604; Yes), for example, does the effect control process timer value match the effect end determination value indicated in the effect control pattern? Depending on whether or not, it is determined whether or not the end timing of promotion effect during jackpot is reached (step S613). At this time, if it is not the end timing of the jackpot promotion effect (step S613; No), settings are made to control the rendering operation that becomes the jackpot promotion effect (step S614). As an example, in the process of step S614, according to the control data read from the effect control pattern according to the effect control process timer value, the display control command is supplied to the
ステップS613にて大当り中昇格演出の終了タイミングであると判定された場合には(ステップS613;Yes)、大当り中昇格演出を終了するための設定を行い(ステップS615)、昇格演出中フラグをクリアしてオフ状態としてから(ステップS616)、大当り制御中演出処理を終了する。 If it is determined in step S613 that it is the end timing of the jackpot promotion effect (step S613; Yes), settings are made to end the jackpot promotion effect (step S615), and the flag for the promotion effect is cleared. Then, after the off state is set (step S616), the big hit control effect processing is terminated.
図70は、図61のステップS166にて実行されるエンディング演出処理の一例を示すフローチャートである。このエンディング演出処理において、演出制御用CPU120は、まず、演出制御フラグ設定部191に設けられたエンディング演出中フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS631)。ここで、エンディング演出中フラグは、後述するステップS638の処理が実行されることによりオン状態にセットされる一方で、ステップS641の処理が実行されることによりクリアされてオフ状態となる。
FIG. 70 is a flowchart showing an example of the ending effect process executed in step S166 of FIG. In this ending effect process, the
ステップS631にてエンディング演出中フラグがオフである場合には(ステップS631;No)、例えば主基板11から伝送された当り終了指定コマンドのEXTデータを読み取ることなどにより、大当り種別が「通常」である通常大当りであったか否かを判定する(ステップS632)。このとき、通常大当りではなければ(ステップS632;No)、大当り種別が「第3確変」であったか否かを判定する(ステップS633)。そして、大当り種別が「第3確変」であった場合には(ステップS633;Yes)、例えば演出制御バッファ設定部194に記憶されている報知内容バッファ値などから、昇格成功演出を実行済みであるか否かを判定する(ステップS634)。一例として、報知内容バッファ値が「1」である場合には大当り中昇格成功演出が実行されたと判定し、報知内容バッファ値が「0」である場合には大当り中昇格成功演出が実行されていないと判定すればよい。
When the ending effect flag is OFF in step S631 (step S631; No), for example, by reading the EXT data of the hit end designation command transmitted from the
ステップS633にて大当り種別が「第3確変」以外であると判定された場合や(ステップS633;No)、ステップS634にて昇格成功演出が実行済みであると判定された場合には(ステップS634;Yes)、所定の無昇格エンディング演出となる演出動作を開始するための設定を行う(ステップS635)。一例として、ステップS635の処理では、主基板11から伝送された当り終了指定コマンドのEXTデータを読み取ることなどにより、15ラウンド大当り状態と2ラウンド大当り状態のいずれが終了するかを判定する。そして、終了する大当り遊技状態の判定結果に応じて、昇格演出を実行しない演出制御パターンを図42に示す各種演出制御パターンテーブル182から読み出し、演出制御プロセスタイマの設定などを行う。
When it is determined in step S633 that the jackpot type is other than “third probability variation” (step S633; No), or when it is determined in step S634 that the promotion success effect has been executed (step S634). ; Yes), a setting for starting a production operation to be a predetermined non-promotion ending production is performed (step S635). As an example, in the process of step S635, it is determined whether the 15 round big hit state or the 2 round big hit state ends by reading the EXT data of the hit end designation command transmitted from the
ステップS634にて昇格成功演出が実行済みではないと判定された場合には(ステップS634;No)、エンディング昇格成功演出となる演出動作を開始するための設定を行う(ステップS636)。一例として、ステップS636の処理では、15ラウンド大当り状態の終了に対応して、昇格成功演出を実行するための演出制御パターンを各種演出制御パターンテーブル182から読み出し、演出制御プロセスタイマの設定などを行う。 If it is determined in step S634 that the promotion success effect has not been executed (step S634; No), a setting is made to start the effect operation that becomes the ending promotion success effect (step S636). As an example, in the process of step S636, in response to the end of the 15th round big hit state, an effect control pattern for executing the promotion success effect is read from various effect control pattern tables 182 and an effect control process timer is set. .
ステップS632にて通常大当りであったと判定された場合には(ステップS632;Yes)、エンディング昇格失敗演出となる演出動作を開始するための設定を行う(ステップS637)。一例として、ステップS637の処理では、15ラウンド大当り状態の終了に対応して、昇格失敗演出を実行するための演出制御パターンを各種演出制御パターンテーブル182から読み出し、演出制御プロセスタイマの設定などを行う。 If it is determined in step S632 that it is a normal big hit (step S632; Yes), a setting is made to start an effect operation that becomes an ending promotion failure effect (step S637). As an example, in the process of step S637, in response to the end of the 15th round big hit state, an effect control pattern for executing the promotion failure effect is read from various effect control pattern tables 182 and an effect control process timer is set. .
ステップS635〜S637の処理のいずれかを実行した後には、エンディング演出中フラグをオン状態にセットしてから(ステップS638)、エンディング演出処理を終了する。 After executing any of the processes in steps S635 to S637, the ending effect flag is set to the on state (step S638), and the ending effect process is terminated.
そして、ステップS631にてエンディング演出中フラグがオンであると判定された場合には(ステップS631;Yes)、例えば演出制御プロセスタイマ値と演出制御パターンに示される演出終了判定値とが合致するか否かなどに応じて、エンディング演出の終了タイミングとなったか否かを判定する(ステップS639)。なお、ここでのエンディング演出は、無昇格エンディング演出、エンディング昇格成功演出、エンディング昇格失敗演出を含めた、大当り遊技状態の終了に対応して実行される演出動作のことである。 If it is determined in step S631 that the ending effect flag is on (step S631; Yes), for example, the effect control process timer value matches the effect end determination value indicated in the effect control pattern. It is determined whether or not it is the end timing of the ending effect depending on whether or not (step S639). Here, the ending effect is an effect operation executed in response to the end of the big hit gaming state, including an unpromoted ending effect, an ending promotion success effect, and an ending promotion failure effect.
ステップS639にてエンディング演出の終了タイミングではないと判定された場合には(ステップS639;No)、エンディング演出となる演出動作を制御するための設定を行う(ステップS640)。一例として、ステップS640の処理では、演出制御プロセスタイマ値に応じて演出制御パターンから読み出した制御データに従い、表示制御指令を表示制御部123に供給すること、効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することなどにより、エンディング演出となる演出動作の制御が行われるようにすればよい。こうしたステップS640の処理を実行した後には、エンディング演出処理を終了する。これに対して、ステップS639にてエンディング演出の終了タイミングであると判定された場合には(ステップS639;Yes)、例えばエンディング演出中フラグをクリアしてオフ状態にするとともに、表示制御部123に対して所定の表示制御指令を供給することや、所定の効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、所定の電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することといった、エンディング演出を終了するための設定を行う(ステップS641)。このときには、演出プロセスフラグの値を変動開始コマンド受信待ち処理に対応した値である“0”に更新してから(ステップS642)、エンディング演出処理を終了する。
If it is determined in step S639 that it is not the end timing of the ending effect (step S639; No), settings for controlling the effect operation that becomes the ending effect are performed (step S640). As an example, in the process of step S640, the display control command is supplied to the
図71は、図58のステップS407にて実行される報知制御処理の一例を示すフローチャートである。この報知制御処理において、演出制御用CPU120は、まず、主基板11から伝送された第1異常入賞報知指定コマンドの受信があるか否かを判定する(ステップS531)。このとき、第1異常入賞報知指定コマンドの受信があれば(ステップS531;Yes)、第2始動入賞口に進入した遊技球を検出したことに対応して異常が発生したことを報知するための第1異常入賞報知設定を行う(ステップS532)。一例として、ステップS532の処理では、表示制御部123に対して異常報知画面の表示を指定する表示制御指令を伝送することにより画像表示装置5に異常報知画面を表示させるとともに、音声制御基板13に対して異常報知音の出力を指定する音声データを伝送することによりスピーカ8L、8Rから異常報知音を出力させ、ランプ制御基板14に対して異常報知点灯を指定するランプデータを伝送することにより遊技効果ランプ9などにて異常報知点灯を行わせる。ここで、異常報知画面は、画像表示装置5にて表示中の飾り図柄などを含めた演出画像と合成することにより重畳表示させる。これにより、例えば飾り図柄の可変表示中であるときには、変動パターンに応じた飾り図柄の可変表示を含めた可変表示演出が継続して行われる一方で、異常報知画面に対応した報知画像が画像表示装置5に重畳表示される。このときには、例えばRAM122の演出制御フラグ設定部191などに設けられた異常報知中フラグをオン状態にセットすることにより、図68に示すステップS454、S457の処理などにて、異常報知中であることを特定できるようにすればよい。
FIG. 71 is a flowchart showing an example of the notification control process executed in step S407 of FIG. In the notification control process, the
ステップS531にて第1異常入賞報知指定コマンドの受信がない場合や(ステップS531;No)、ステップS532の処理を実行した後には、主基板11から伝送された第2異常入賞報知指定コマンドの受信があるか否かを判定する(ステップS533)。このとき、第2異常入賞報知指定コマンドの受信があれば(ステップS533;Yes)、大入賞口に進入した遊技球を検出したことに対応して異常が発生したことを報知するための第2異常入賞報知設定を行う(ステップS534)。一例として、ステップS534の処理では、ステップS532と同様の表示制御指令、音声データ、ランプデータの伝送を行うことにより、画像表示装置5に異常報知画面を重畳表示させるとともに、スピーカ8L、8Rから異常報知音を出力させ、遊技効果ランプ9などにて異常報知点灯を行わせる。他の一例として、ステップS534の処理では、ステップS532にて伝送する表示制御指令、音声データ、ランプデータとは異なる表示制御指令、音声データ、ランプデータの伝送を行うことにより、第2始動入賞口に進入した遊技球を検出したことに対応する異常の発生であるか、大入賞口に進入した遊技球を検出したことに対応する異常の発生であるかを、区別可能となるように報知を行わせるようにしてもよい。また、ステップS534の処理においても、例えば異常報知中フラグをオン状態にセットすることにより、図68に示すステップS454、S457の処理などにて、異常報知中であることを特定できるようにすればよい。ステップS533にて第2異常入賞報知指定コマンドの受信がない場合や(ステップS533;No)、ステップS534の処理を実行した後には、報知制御処理を終了する。
When the first abnormal prize notification designation command is not received in step S531 (step S531; No), or after the process of step S532 is executed, the second abnormal prize notification designation command transmitted from the
図72は、遊技効果ランプ9における点灯動作例、スピーカ8L、8Rにおける音声出力動作例、画像表示装置5における表示動作例を示す説明図である。
FIG. 72 is an explanatory diagram showing a lighting operation example in the
図72(A)は、第2始動入賞口や大入賞口に進入した遊技球に対応する異常が発生していない通常動作時における動作例を示している。このとき、主基板11の側では遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103が、図49に示すステップS231にて合計保留記憶数が「0」以外の値であると判定したことに基づき(ステップS231;No)、図51に示すステップS279にて特別図柄の変動開始時用となる各種コマンドの送信設定を行った後、図45に示すステップS17のコマンド制御処理が実行される。これにより、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100にてタイマ割込みが発生するごとに、第1変動開始コマンドまたは第2変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンドが、主基板11から演出制御基板12に対して順次に送信されることになる。
FIG. 72A shows an operation example in a normal operation in which no abnormality corresponding to the game ball that has entered the second start winning opening or the big winning opening has occurred. At this time, on the
演出制御基板12の側では演出制御用マイクロコンピュータ120の演出制御用CPU120が、図72(A)に示すタイミングT10にて主基板11から伝送された第1変動開始コマンドまたは第2変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンドのそれぞれにつき受信を完了する。これに対応して、図61に示すステップS161の飾り図柄変動設定処理にて、可変表示結果通知コマンドによって通知された可変表示結果に応じた飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄や、確定飾り図柄以外に飾り図柄の可変表示中にて停止表示される仮停止図柄などを決定するとともに、変動パターン指定コマンドによって指定された変動パターンに対応する演出制御パターンの設定などが行われる。
On the side of the
こうして設定された演出制御パターンに表示制御データが含まれている場合には(図68のステップS452;Yes)、演出制御用マイクロコンピュータ120から表示制御部123に対して演出制御パターンに応じた表示制御指令が伝送されることなどにより(ステップS453)、画像表示装置5の表示画面では変動パターンに応じた飾り図柄の可変表示を含む演出としての可変表示演出が行われる。また、通常動作時であり異常報知中ではなければ(ステップS454;No)、演出制御パターンに音声制御データが含まれている場合に(ステップS455;Yes)、演出制御用マイクロコンピュータ120から音声制御基板13に対して演出制御パターンに応じた音声データが伝送されることなどにより(ステップS456)、スピーカ8L、8Rでは変動パターンに応じた音声出力による音演出が行われる。加えて、通常動作時であり異常報知中ではなければ(ステップS457;No)、演出制御パターンにランプ制御データが含まれている場合に(ステップS458;Yes)、演出制御用マイクロコンピュータ120からランプ制御基板14に対して演出制御パターンに応じたランプデータが伝送されることなどにより(ステップS459)、遊技効果ランプ9では変動パターンに応じた点灯動作によるランプ演出が行われる。
When display control data is included in the effect control pattern set in this way (step S452 in FIG. 68; Yes), the display corresponding to the effect control pattern is displayed from the
このようにして、通常動作時には飾り図柄の可変表示が開始されることに対応して、画像表示装置5、スピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9により、変動パターンに応じた演出動作が開始される。その後、例えば演出制御パターンから終了コードとなる所定の制御データが読み出されたことや、主基板11から伝送された飾り図柄停止コマンドを受信したことなどに対応して、飾り図柄の可変表示が終了するとともに、変動パターンに応じた演出動作も終了する。
Thus, in response to the start of variable display of decorative symbols during normal operation, the
図72(B)は、第2始動入賞口や大入賞口に進入した遊技球に対応する異常が発生した異常発生時における動作例を示している。この場合、主基板11の側では遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103が、図46に示すステップS172にて特図プロセスフラグの値が“4”未満であると判定すれば(ステップS172;No)、大当り遊技状態以外の判定期間であることに対応する異常判定を行う。すなわち、カウントスイッチ23により大入賞口に進入した遊技球が検出されて検出信号がオン状態となった場合には(ステップS173;Yes)、第2異常入賞報知指定コマンドの送信設定を行うとともに(ステップS174)、その大入賞口に進入した遊技球に対する景品となる賞球の払出を無効として制限する(ステップS175)。加えて、ステップS172にて特図プロセスフラグの値が“4”以上であると判定した場合(ステップS172;Yes)、あるいは、特図プロセスフラグの値が“4”未満であると判定したが(ステップS172;No)、カウントスイッチ23により大入賞口に進入した遊技球が検出されず検出信号がオフ状態である場合(ステップS173;No)において、ステップS176にて普図プロセスフラグの値が“4”以外の数値であると判定すれば(ステップS176;No)、第2始動入賞口が開放状態以外の判定期間であることに対応する異常判定を行う。すなわち、第2始動口スイッチ22Bにより第2始動入賞口に進入した遊技球が検出されて検出信号が所定回(例えば5回)オン状態となった場合には(ステップS177;Yes、ステップS179;Yes)、第1異常入賞報知指定コマンドの送信設定を行うとともに(ステップS180)、その第2始動入賞口に進入した遊技球に対する景品となる賞球の払出を無効として制限する(ステップS181)。
FIG. 72 (B) shows an operation example when an abnormality occurs in which an abnormality corresponding to the game ball that has entered the second start winning opening or the big winning opening has occurred. In this case, if the
演出制御基板12の側では、演出制御用マイクロコンピュータ120の演出制御用CPU120が、図72(B)に示すタイミングT20にて主基板11から伝送された第1異常入賞報知指定コマンドと第2異常入賞報知指定コマンドのいずれかを受信する。これに対応して、例えば第1異常入賞指定コマンドを受信した場合には(図71のステップS531;Yes)、第2始動入賞口への異常な入賞を報知するための設定を行う(ステップS532)。その一方で、第2異常入賞報知指定コマンドを受信した場合には(ステップS533;Yes)、大入賞口への異常な入賞を報知するための設定を行う(ステップS534)。
On the side of the
一例として、ステップS532、S534の処理ではそれぞれ、表示制御部123に対して第1異常入賞指定コマンドや第2異常入賞報知指定コマンドの受信に応じた共通の表示制御指令を伝送することにより、画像表示装置5にて図73(A)に示すような報知画像H01を含んだ異常報知画面を表示させる。このときには、報知画像01を画像表示装置5にて表示中の演出画像に重畳表示させることで、例えば「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示部5L、5C、5Rに停止表示されている飾り図柄などを視認可能とする。また、ステップS532、S534の処理ではそれぞれ、音声制御基板13に対して異常報知音の出力を指定する共通の音声データを伝送することによりスピーカ8L、8Rから異常報知音を出力させ、ランプ制御基板14に対して異常報知点灯を指定する共通のランプデータを伝送することにより遊技効果ランプ9などにて異常報知点灯を行わせる。
As an example, in the processes of steps S532 and S534, a common display control command corresponding to the reception of the first abnormal winning designation command or the second abnormal winning notification designation command is transmitted to the
他の一例として、ステップS532の処理とステップS534の処理とでは、表示制御指令や音声データ、ランプデータのうち、全部または一部が異なるものを伝送するようにしてもよい。例えば、ステップS532の処理では、図73(C)に示すような報知画像H10の表示を指定する表示制御指令を伝送する一方で、ステップS534の処理では、図73(C)に示すような報知画像H11の表示を指定する表示制御指令を伝送する。これにより、第2始動入賞口に進入した遊技球を検出したことに対応する異常の発生であるか、大入賞口に進入した遊技球を検出したことに対応する異常の発生であるかを、区別可能に報知することができる。 As another example, in the process of step S532 and the process of step S534, among the display control commands, audio data, and lamp data, all or some of them may be transmitted. For example, in the process of step S532, a display control command for designating the display of the notification image H10 as shown in FIG. 73C is transmitted, while in the process of step S534, the notification as shown in FIG. 73C. A display control command for designating display of the image H11 is transmitted. Accordingly, whether the occurrence of an abnormality corresponding to the detection of the game ball that has entered the second start winning opening, or the occurrence of an abnormality corresponding to the detection of the game ball that has entered the large winning opening, Notification can be made in a distinguishable manner.
こうして異常報知中となった後、図73(B)に示すタイミングT21にて主基板11から伝送された第1変動開始コマンドまたは第2変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンドのそれぞれにつき受信を完了する。これに対応して設定された演出制御パターンに基づき、画像表示装置5の表示画面では「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示部5L、5C、5Rにて飾り図柄の可変表示が開始される。すなわち、例えば図73(B)に示すように、画像表示装置5では報知画像H01が重畳表示されるとともに、図68のステップS453にて演出制御用マイクロコンピュータ120から表示制御部123に対して演出制御パターンに応じた表示制御指令が伝送されることなどにより、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示部5L、5C、5Rにて飾り図柄の変動が開始される。
After the abnormality notification is in this way, the first variation start command or second variation start command, variation pattern designation command, variable display result notification command transmitted from the
その一方で、異常報知中であることに対応して(図68のステップS454;Yes、および、ステップS457;Yes)、演出制御パターンから読み出された制御データの種類が音声制御データやランプ制御データである場合には、ステップS456やステップS459の処理が実行されない。そのため、スピーカ8L、8Rからは異常報知音の出力が継続して行われ、変動パターンに応じた音声出力が行われない。また、遊技効果ランプ9では異常報知点灯が継続して行われ、変動パターンに応じた点灯動作が行われない。
On the other hand, the type of control data read from the effect control pattern is the voice control data or lamp control in response to the abnormality being reported (step S454; Yes and step S457; Yes in FIG. 68). If it is data, the processing of step S456 and step S459 is not executed. For this reason, the abnormality notification sound is continuously output from the
このように、飾り図柄の可変表示が行われているときにも、異常報知画面の表示や異常報知音の出力、異常報知点灯といった異常報知を実行することができる。なお、異常報知画面の表示や異常報知音の出力、異常報知点灯といった異常報知は、パチンコ遊技機1に対する電力供給が停止されるまで、継続して行われるようにすればよい。あるいは、異常報知画面の表示や異常報知音の出力、異常報知点灯といった異常報知のうち、全部または一部は、その異常報知が開始されてからの経過時間が所定時間に達したときに、停止されるように制御してもよい。
As described above, even when the decorative symbols are variably displayed, the abnormality notification such as the display of the abnormality notification screen, the output of the abnormality notification sound, and the abnormality notification lighting can be executed. The abnormality notification such as the display of the abnormality notification screen, the output of the abnormality notification sound, and the abnormality notification lighting may be continuously performed until the power supply to the
次に、画像表示装置5の表示領域における飾り図柄の可変表示を中心とした、各種の演出画像を表示することによる演出動作の具体例について説明する。演出制御基板12では、主基板11から伝送された第1変動開始コマンドや第2変動開始コマンドを受信したことに対応して、変動パターン指定コマンドにて指定された変動パターンなどに基づき、例えば演出制御用CPU120が図62に示すステップS522にて所定の表示制御指令を表示制御部123に供給することなどにより、画像表示装置5の表示領域に設けられた「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、飾り図柄の変動を開始させる。
Next, a specific example of the rendering operation by displaying various rendering images centering on the variable display of decorative symbols in the display area of the
以下ではまず、可変表示結果が「ハズレ」となる場合のうち、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合における具体例について説明する。図74は、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合のうち、特定演出が実行されない場合や、「擬似連」の特定演出が実行される場合、「滑り」の特定演出が実行される場合、「発展チャンス目終了」の特定演出が実行される場合の表示動作例を示している。例えば、変動パターン指定コマンドにより非リーチPA1−1の変動パターンが指定されたときには、図74(C1)及び(C2)に示すような特定演出が実行されない場合となり、非リーチPA1−4の変動パターンが指定されたときには図74(E1)〜(E4)に示すような「滑り」の特定演出が実行される場合となり、非リーチPA1−5の変動パターンが指定されたときには図74(D1)〜(D6)に示すような「擬似連」の特定演出が実行される場合となり、非リーチPA1−7の変動パターンが指定されたときには図74(F1)〜(F6)に示すような「発展チャンス目終了」の特定演出が実行される場合となる。図74(A)では、例えば特図ゲームにおける特別図柄の変動開始などに対応して、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの全部にて飾り図柄の変動が開始される。その後、例えば図74(B)に示すように、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて「6」の数字を示す飾り図柄が停止表示(仮停止表示)される。
Hereinafter, a specific example in the case where the variable display result of the decorative design is “non-reach” among the cases where the variable display result is “losing” will be described. FIG. 74 shows a case where the specific effect of “slip” is executed when the specific effect is not executed among the cases where the decorative symbol variable display mode is “non-reach”, or when the “pseudo-continuous” specific effect is executed. In this case, a display operation example in the case where a specific effect of “end of development opportunity eye” is executed is shown. For example, when the variation pattern of the non-reach PA1-1 is designated by the variation pattern designation command, the specific effect as shown in FIGS. 74 (C1) and (C2) is not executed, and the variation pattern of the non-reach PA1-4. 74 is specified when the “slip” specific effect as shown in FIGS. 74E1 to 74E4 is executed, and when the non-reach PA1-5 variation pattern is specified, FIG. 74D1 to FIG. When a specific effect of “pseudo-continuous” as shown in (D6) is executed, and a variation pattern of non-reach PA1-7 is designated, “expansion chance” as shown in FIGS. 74 (F1) to (F6) This is a case where a specific effect of “eye end” is executed. In FIG. 74 (A), for example, the decorative symbols are displayed in all of the decorative
特定演出が実行されない場合や「滑り」の特定演出が実行される場合には、図62に示すステップS505にて図24(A)に示す最終停止図柄決定テーブル160Aを参照することにより、左最終停止図柄FZ1−1として「6」の数字を示す飾り図柄が決定されたことに対応して、図74(B)に示すような飾り図柄の停止表示が行われることになる。なお、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合に「滑り」の特定演出が実行される非リーチPA1−4の変動パターンであれば、図30(A)に示すように、特定演出パターンが常に滑りTP1−1のみに決定され、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて飾り図柄を高速に再変動させる「滑り」の特定演出が実行されることから、「左」の飾り図柄表示エリア5Lに停止表示する飾り図柄は、「滑り」の特定演出によっては変更されない。また、「発展チャンス目終了」の特定演出が実行される場合には、図62に示すステップS504にて図24(D)に示す最終停止図柄決定テーブル160Dを参照することにより、発展チャンス目HC6を構成する飾り図柄の組合せが左中右最終停止図柄FZ1−4、FZ1−5、FZ1−6として決定されたことに対応して、図74(B)に示すような飾り図柄の停止表示が行われることになる。「擬似連」の特定演出が実行される場合には、図62に示すステップS505の処理にて左最終停止図柄FZ1−1として「6」の数字を示す飾り図柄が決定され、その左最終停止図柄FZ1−1に基づき図64に示すステップS558にて図33(A)に示す仮停止図柄決定テーブル167Aを参照することにより、擬似連チャンス目GC6を構成する飾り図柄の組合せが左中右仮停止図柄KZ2−1、KZ2−2、KZ2−3として決定されたことに対応して、図74(B)に示すような飾り図柄の停止表示が行われることになる。
When the specific effect is not executed or when the “slip” specific effect is executed, by referring to the final stop symbol determination table 160A shown in FIG. 24A in step S505 shown in FIG. In response to the determination of the decorative symbol indicating the number “6” as the stopped symbol FZ1-1, the decorative symbol stop display as shown in FIG. 74 (B) is performed. In addition, as shown in FIG. 30A, if the variation pattern of the non-reach PA1-4 in which the specific effect of “slip” is executed when the decorative symbol variable display mode is “non-reach”, the specific design is performed. Since the effect pattern is always determined to be only the slip TP1-1 and the specific effect of "slip" is executed in the "right" decorative
その後、特定演出が実行されない場合には、一例として、図74(C1)に示すように「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて「7」の数字を示す飾り図柄を停止表示(仮停止表示)してから、図74(C2)に示すように「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて「4」の数字を示す飾り図柄を停止表示(仮停止表示)した後、非リーチ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示(最終停止表示)される。このとき「右」の飾り図柄表示エリア5Rや「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示される確定飾り図柄は、図62に示すステップS505にて図24(B)に示す最終停止図柄決定テーブル160Bを参照することや、図25に示す左右出目判定テーブル161とともに図24(C)に示す最終停止図柄決定テーブル160Cを参照することにより、右最終停止図柄FZ1−2や中最終停止図柄FZ1−3として決定される。
Thereafter, when the specific effect is not executed, as an example, as shown in FIG. 74 (C1), the decorative symbol indicating the number “7” is stopped and displayed (temporary stop display) in the “right” decorative
これに対して、「擬似連」の特定演出が実行される場合には、一例として、図74(D1)に示すように「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて「7」の数字を示す飾り図柄を停止表示(仮停止表示)してから、図74(D2)に示すように「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて「6」の数字を示す飾り図柄を停止表示(仮停止表示)することにより、擬似連チャンス目GC6となる飾り図柄が停止表示される。このときには、例えば飾り図柄の揺れ変動表示といった仮停止表示を行ってから、図74(D3)に示すように全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄を再び変動させればよい。その後、例えば図74(D4)〜(D6)に示すように、「左」→「右」→「中」といった所定順序で、「6」、「7」、「4」の数字を示す飾り図柄を順次に停止表示(仮停止表示)した後、非リーチ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示(最終停止表示)される。
On the other hand, when the specific effect of “pseudo train” is executed, as an example, the number “7” is shown in the “right” decorative
「滑り」の特定演出が実行される場合には、一例として、図74(E1)に示すように「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて「5」の数字を示す飾り図柄を停止表示(仮停止表示)してから、図74(E2)に示すように「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて飾り図柄を高速に再変動させる。その後、図74(E3)に示すように「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて「7」の数字を示す飾り図柄となるように、停止表示させる飾り図柄を変更させる。ここで、図74(E1)に示すように「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて仮停止表示される飾り図柄は、例えば図62に示すステップS505にて決定された右最終停止図柄FZ1−2に基づき、図66に示すステップS596にて図32(A)に示す仮停止図柄決定テーブル166Aを参照することにより、決定される。その後、例えば図74(E4)に示すように、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて「4」の数字を示す飾り図柄を停止表示(仮停止表示)した後、非リーチ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示(最終停止表示)される。
When the specific effect of “slip” is executed, as an example, as shown in FIG. 74 (E1), the decorative symbol indicating the number “5” is stopped and displayed in the “right” decorative
「発展チャンス目終了」の特定演出が実行される場合には、一例として、図74(F1)に示すように「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて「7」の数字を示す飾り図柄を停止表示(仮停止表示)してから、図74(F2)に示すように「中」の飾り図柄表示エリア5Cにも「7」の数字を示す飾り図柄を停止表示(仮停止表示)する。これにより、発展チャンス目HC6を構成する飾り図柄が仮停止表示される。このときには、例えば図74(F3)に示すように、仮停止表示された飾り図柄が一定方向に回転するような演出表示が行われ、続いて図74(F4)に示すように、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となる発展が生じることを遊技者に期待させるような演出表示が行われる。ここで、図74(F4)に示すような演出表示から仮停止表示されている飾り図柄が反転する方向に回転すれば、リーチ状態となる発展が生じることになる。この例では、リーチ状態となる発展が生じることなく、例えば図74(F5)にしめすように、回転状態にあった仮停止表示された飾り図柄が元に戻るような演出表示が行われてから、発展チャンス目HC6を構成する確定飾り図柄が停止表示(最終停止表示)される。
In the case where a specific effect of “end of development opportunity” is executed, as an example, as shown in FIG. 74 (F1), a decorative pattern indicating the number “7” is displayed in the “right” decorative
図75は、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合のうち、「イントロ」の特定演出が実行される場合の表示動作例を示している。例えば、変動パターン指定コマンドにより非リーチPA1−6の変動パターンが指定されたときには図75に示すような「イントロ」の特定演出が実行される場合となる。図75(A)では、例えば特図ゲームにおける特別図柄の変動開始などに対応して、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの全部にて飾り図柄の変動が開始される。その後、例えば図75(B)に示すように、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて「3」の数字を示す飾り図柄が停止表示(仮停止表示)され、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて「2」の数字を示す飾り図柄が停止表示(仮停止表示)されるとともに、「中」の飾り図柄表示エリア5Cに相当する表示位置に、キャラクタ画像CH1が表示される。なお、キャラクタ画像CH1は、後に飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となった場合に実行されるリーチ演出にて、演出画像として出現するものであればよい。
FIG. 75 shows a display operation example in the case where the specific effect of “intro” is executed, among the cases where the decorative symbol variable display mode is “non-reach”. For example, when the variation pattern of the non-reach PA 1-6 is designated by the variation pattern designation command, the “Intro” specific effect as shown in FIG. 75 is executed. In FIG. 75 (A), for example, the decorative symbols are displayed in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative
続いて、例えば図75(C)に示すように、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて仮停止表示された飾り図柄を更新させるような演出表示が行われてから、例えば図75(D)に示すように、キャラクタ画像CH1の変化に伴って、「左」の飾り図柄表示エリア5Lでは「4」の数字を示す飾り図柄への更新表示が、「右」の飾り図柄表示エリア5Rでは「3」の数字を示す飾り図柄への更新表示が、それぞれ行われる。また、例えば図75(E)に示すように、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて更新表示された飾り図柄をさらに更新させるような演出表示が行われてから、例えば図75(F)に示すように、キャラクタ画像CH1の変化に伴って、「左」の飾り図柄表示エリア5Lでは「2」の数字を示す飾り図柄への更新表示が、「右」の飾り図柄表示エリア5Rでは「1」の数字を示す飾り図柄への更新表示が、それぞれ行われる。そして、例えば図75(G)に示すように、キャラクタ画像CH1の変化に伴って、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて仮停止表示された飾り図柄を更新させるような演出表示が行われてから、例えば図75(H)〜(K)に示すように、「左」の飾り図柄表示エリア5Lでは「2」の数字を示す飾り図柄が仮停止表示される一方で、「右」の飾り図柄表示エリア5Rでは「1」〜「3」の数字を示す飾り図柄が所定順序で更新表示される。その後、「右」の飾り図柄表示エリア5Rでは、例えば図75(L)に示すように飾り図柄を更新させるような演出表示が行われてから、図75(M)に示すように「3」の数字を示す飾り図柄が仮停止表示される。こうして「イントロ」の特定演出が終了すると、例えば図75(N)に示すように、キャラクタ画像CH1が消去されてから、非リーチ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示(最終停止表示)される。
Subsequently, for example, as shown in FIG. 75 (C), after the effect display is performed to update the decorative symbols temporarily displayed in the “left” and “right” decorative
図76は、飾り図柄の可変表示態様が「リーチ」である場合のうち、「イントロ」の特定演出が実行される場合の表示動作例を示している。例えば、変動パターン指定コマンドによりスーパーPA3−3、スーパーPA3−7、スーパーPB3−3、スーパーPA4−3、スーパーPA4−7、スーパーPA5−3、スーパーPB4−3、スーパーPB5−3、スーパーPS3−3、スーパーPS4−3の変動パターンのいずれかが指定されたときなどには図76に示すような「イントロ」の特定演出が実行される場合となる。図76に示す表示動作例では、図76(A)〜(L)の部分において、図75(A)〜(L)と同様の演出表示が行われる。その後、「右」の飾り図柄表示エリア5Rでは、例えば図76(M)に示すように「2」の数字を示す飾り図柄が仮停止表示されることにより、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて仮停止表示されている飾り図柄と揃って、可変表示状態がリーチ状態となる。こうして「イントロ」の特定演出が終了すると、例えば図76(N)に示すように、キャラクタ画像CH1が消去されてから、可変表示状態がリーチ状態となったことに対応したリーチ演出などが開始され、その後にリーチ組合せとなる確定飾り図柄や、大当り組合せとなる確定飾り図柄などが、停止表示(最終停止表示)される。
FIG. 76 shows an example of the display operation when the specific effect of “intro” is executed among the cases where the decorative symbol variable display mode is “reach”. For example, by using a change pattern designation command, Super PA3-3, Super PA3-7, Super PB3-3, Super PA4-3, Super PA4-7, Super PA5-3, Super PB4-3, Super PB5-3, Super PS3-3 3. When one of the variation patterns of Super PS4-3 is designated, the “Intro” specific effect as shown in FIG. 76 is executed. In the display operation example shown in FIG. 76, the same effect display as in FIGS. 75A to 75L is performed in the portions of FIGS. Thereafter, in the “right” decorative
図77〜図80は、可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「突確」以外である場合の表示動作例を示している。図77(A)では、例えば特図ゲームにおける特別図柄の変動開始などに対応して、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの全部にて飾り図柄の変動が開始される。その後、例えば図77(B)に示すように、「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて「6」の数字を示す飾り図柄が停止表示(仮停止表示)される。
77 to 80 show display operation examples when the variable display result is “big hit” and the big hit type is other than “surprise”. In FIG. 77 (A), for example, in response to the start of fluctuation of special symbols in the special symbol game, the decorative symbols are displayed in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative
そして、例えば変動パターンがスーパーPA4−2であるときなどのように、「滑り」の特定演出が実行される場合には、一例として、図77(C1)〜(C3)に示すように、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて飾り図柄を仮停止表示させた後、「右」の飾り図柄表示エリア5Rにて飾り図柄を再び変動させた後に停止表示させることで、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となるように、停止表示する飾り図柄を変更させる演出表示が行われる。また、例えば変動パターンがスーパーPA4−4であるときなどのように、「擬似連」の特定演出が実行される場合には、一例として、図77(D1)〜(D5)に示すように、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄を仮停止表示させた後、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄を再び変動(擬似連変動)させる演出表示が行われる。その後、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて「6」の数字を示す飾り図柄が揃って停止表示(仮停止表示)されることにより、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となる。さらに、例えば変動パターンがスーパーPC4−1であるときなどのように、「発展チャンス目」の特定演出が実行される場合には、一例として、図77(E1)〜(E6)に示すように、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、発展チャンス目HC6となる飾り図柄の組合せを停止表示(仮停止表示)した後、仮停止表示されている飾り図柄が反転する方向に回転するような演出表示が行われた後に、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となる。
When a specific effect of “slip” is executed, for example, when the variation pattern is Super PA4-2, as an example, as shown in FIGS. 77 (C1) to (C3), “ After temporarily displaying the decorative symbols in the “left” and “right” decorative
図77(C3)や図77(D5)に示すようにしてリーチ状態となった後には、例えば図78(A)に示すように、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにおける飾り図柄の変動速度が低下する。そして、例えば変動パターンがノーマルPA2−5〜ノーマルPA2−8のいずれかであるときなどには、図78(B)に示すように「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて「6」を示す数字が「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rと揃って停止表示(仮停止表示)される「ノーマル」のリーチ演出が行われる。なお、図78(B)に示す例では、可変表示結果が「大当り」である場合に対応して、大当り組合せを構成する飾り図柄が停止表示されているが、可変表示結果が「ハズレ」となる場合には、例えば図78(H)に示すように「5」を示す数字が「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示されることを示す演出画像を表示させてから「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて「5」を示す数字の飾り図柄を停止表示させるといった、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて「6」を示す数字以外の飾り図柄を停止表示させることなどにより、リーチハズレ組合せを構成する確定飾り図柄を停止表示させ、飾り図柄の可変表示を終了すればよい。リーチ演出α1〜リーチ演出α3や、リーチ演出β1〜リーチ演出β3、リーチ選択演出のいずれかが実行される場合には、例えば図78(C)に示すように、低下していた「中」の飾り図柄表示エリア5Cにおける飾り図柄の変動速度が再び上昇し、各種のリーチ演出表示が開始される。例えば、リーチ演出β1では、図78(D)に示すようなキャラクタ画像CH2が表示された後、対応するリーチ演出表示が進行する。また、リーチ演出α1〜リーチ演出α3のいずれかである場合には、図78(E)に示すようなキャラクタ画像CH1が表示された後、図78(F)に示すようなリーチ演出表示が進行する。そして、リーチ演出α1では、例えば図78(G)に示すように、1段階目の演出表示で停止表示(仮停止表示)される飾り図柄が出現する。図78(G)に示す例では、可変表示結果が「大当り」である場合に対応して、大当り組合せを構成する飾り図柄が停止表示されているが、可変表示結果が「ハズレ」となる場合には、リーチハズレ組合せを構成する確定飾り図柄を停止表示させ、飾り図柄の可変表示を終了すればよい。これに対して、リーチ演出α2やリーチ演出α3では、例えば図78(H)及び(I)に示すように、2段階目の演出表示に進むことになる。他方、リーチ演出β2やリーチ演出β3では、図78(J)に示すようなキャラクタ画像CH3が表示された後、対応するリーチ演出表示が進行する。
After reaching the reach state as shown in FIGS. 77 (C3) and 77 (D5), for example, as shown in FIG. 78 (A), the variation speed of the decorative symbols in the “medium” decorative
図78(I)に示すようにして2段階目の演出表示が進行すると、リーチ演出α2であれば、例えば図79(A)に示すように、2段階目の演出表示で停止表示(仮停止表示)される飾り図柄が出現する。なお、可変表示結果が「ハズレ」となる場合には、例えば図79(B)に示すように、表示されている飾り図柄が変更されず、リーチハズレ組合せを構成する確定飾り図柄を停止表示させ、飾り図柄の可変表示を終了させればよい。これに対して、リーチ演出α3では、例えば図79(B)〜(D)に示すように、3段階目の演出表示(「救済演出」ともいう)に進むことになる。そして、3段階目の演出表示で停止表示(仮停止表示)される飾り図柄が出現する。ここで、例えば図65に示すステップS574にて変動中昇格演出を実行しないことに決定された場合には、図79(E)に示すように、仮停止表示された飾り図柄がそのまま最終停止図柄となる確定飾り図柄として停止表示(最終停止表示)される。これに対して、変動中昇格演出を実行することに決定された場合には、図79(F)に示すようにして通常大当り組合せとなる飾り図柄を仮停止表示した後に、図79(G)に示すように「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて同一の飾り図柄が揃った状態で再び変動させる。そして、大当り種別が「第1確変」であることに対応して変動中昇格演出が実行される場合には、例えば図79(H)に示すように、仮停止表示させた飾り図柄を再変動させた後に確変大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示する変動中昇格成功演出が行われる。なお、変動中昇格失敗演出が実行される場合には、図79(G)に示すような飾り図柄の再変動を行った後、例えば図79(F)と同様に、通常大当り組合せとなる確定飾り図柄を停止表示させればよい。
When the second stage effect display progresses as shown in FIG. 78 (I), if the reach effect α2 is reached, for example, as shown in FIG. A decorative pattern to be displayed appears. When the variable display result is “losing”, for example, as shown in FIG. 79B, the displayed decorative symbols are not changed, and the fixed decorative symbols constituting the reach-losing combination are stopped and displayed. What is necessary is just to finish the variable display of a decoration design. On the other hand, in the reach effect α3, for example, as shown in FIGS. 79B to 79D, the process proceeds to a third stage effect display (also referred to as “relief effect”). Then, a decorative pattern that is stopped (temporarily stopped) in the third stage of effect display appears. Here, for example, when it is determined in step S574 shown in FIG. 65 that the changing promotion effect is not to be executed, as shown in FIG. Stopped display (final stop display) as a confirmed decorative pattern. On the other hand, when it is decided to execute the changing promotion effect, after temporarily displaying the decorative symbol that becomes a normal jackpot combination as shown in FIG. 79 (F), FIG. 79 (G) As shown in Fig. 5, the same pattern is changed again in the state where the same decorative symbols are aligned in the "left", "middle", and "right" decorative
また、リーチ選択演出では、まず、図62に示すステップS520にて決定されたスーパーCPS6−1やスーパーCPS6−3−1〜スーパーCPS6−3−3などの図柄変動制御パターンから読み出した演出表示制御データなどに従い、例えば図80(A)〜(C)に示すように、リーチ演出A〜Cを示すリーチ画像をルーレット状にスクロール表示させる。図80(A)〜(C)に示す画像表示では、リーチ演出A〜Cのリーチ画像を紹介するために低速変動でスクロール表示が行われる。ここで、図80(A)〜(C)に示す例では、画像表示装置5の中央下部の表示領域に星印が表示されており、この星印の個数によって各リーチ演出における信頼度(可変表示結果が「大当り」となる可能性)が表されている。具体的には、リーチ演出Aを示すリーチ画像が表示されているときには、図80(A)に示すように、星印が2つ表示され、信頼度が最も低いことが表されている。また、リーチ演出Bを示すリーチ画像が表示されているときには、図80(B)に示すように、星印が3つ表示され、リーチ演出Aを示すリーチ画像が表示されたときよりも信頼度が高いことが表されている。そして、リーチ演出Cを示すリーチ画像が表示されているときには、図80(C)に示すように、星印が3つ表示され、信頼度が最も高いことが表されている。これにより、遊技者は、各リーチ演出の信頼度を把握することができる。その後、例えば図80(D)に示すように、遊技者に操作ボタン30の操作を促す演出画像を表示させる。図80(D)に示す画像表示では、図80(A)〜(C)で紹介されたリーチ演出A〜Cのリーチ画像が高速変動でスクロール表示され、この高速変動が開始されたときから、遊技者による操作ボタン30の操作が有効になる。そして、遊技者が所定期間内に操作ボタン30を操作し、それに応じて操作ボタン30から演出制御基板12へと伝送される操作検出信号がオン状態となった場合には、例えば演出制御用CPU120が、スーパーCPS6−1やスーパーCPS6−3−1〜スーパーCPS6−3−3などの図柄変動制御パターンを、スーパーCPS6−5−1〜スーパーCPS6−5−3の図柄変動制御パターンのうちの図62に示すステップS516にて決定されたリーチ演出(例えばリーチ演出B)に対応する図柄変動制御パターン(スーパーCPS6−5−2)に切り替えることなどにより、図80(E)に示すように、リーチ演出A〜Cを示すリーチ画像のうちの一のリーチ画像(例えばリーチ演出Bを示すリーチ画像)を確定表示させる。ここで、確定表示とは、リーチ選択演出実行後に発展するリーチ演出を示すリーチ画像を画像表示装置5の中央手前の表示領域に停止表示することをいう。その後、演出制御用CPU120が、スーパーCPS6−5−1〜スーパーCPS6−5−3などの図柄変動制御パターンを、スーパーCPS6−6−1〜スーパーCPS6−6−3や、スーパーCPS6−7−1−1〜スーパーCPS6−7−3−1、スーパーCPS6−7−1−2〜スーパーCPS6−7−3−2の図柄変動制御パターンのうちの図62に示すステップS516にて決定されたリーチ演出(例えばリーチ演出B)などに対応する図柄変動制御パターン(スーパーCPS6−6−2、スーパーCPS6−7−2−1、スーパーCPS6−7−2−2)に切り替えることなどにより、図80(F)に示すように、リーチ選択演出において確定表示されたリーチ画像が示すリーチ演出(例えばリーチ演出B)の演出画像が表示されるなどして、リーチ演出が実行される。ここで、リーチ選択演出が開始されてから終了するまでの期間は、変動パターン毎に異ならせてもよいが、一定であってもよい。そして、リーチ選択演出が開始されてから終了するまでの期間を一定とした場合、リーチ選択演出開始後、比較的早期にボタン操作がなされたときには、図80(E)に示すようなボタン操作後の演出画像をその分長期間表示するようにし、逆に比較的遅い時期にボタン操作がなされたときには、ボタン操作後の演出画像をその分短期間表示するようにすればよい。また、上述したボタン有効期間内にボタン操作がなされなかったときには、ボタン有効期間の終了時に、ボタン操作前の演出画像からボタン操作後の演出画像に切り替えて表示するようにすればよい。あるいは、図41に示す図柄変動制御パターンテーブルに、図80(D)に示す演出画像による演出表示と図80(E)に示す演出画像による演出表示との双方を実行可能な図柄変動制御パターンを設けるようにし、ボタン有効期間内にボタン操作がなされなかったときには、ボタン有効期間が終了しても、図41に示すスーパーCPS6−5−1〜スーパーCPS6−5−3の図柄変動制御パターンに切り替ることなく、リーチ選択演出終了後に、直接、図41に示すスーパーCPS6−6−1〜スーパーCPS6−6−3、スーパーCPS6−7−1−1、スーパーCPS6−7−2−1、スーパーCPS6−7−3−1、スーパーCPS6−7−1−2、スーパーCPS6−7−2−2、スーパーCPS6−7−3−2に切り替えるようにしてもよい。なお、リーチ選択演出で用いられるリーチ画像は、表示制御部123が備えるCGROMに格納されているリーチ演出を実行する際に用いられる動画像の一部、例えば動画像を構成する複数の静止画像のうちの一つの静止画像、あるいは、この複数の静止画像の一部から構成される動画像を、拡大・縮小させるなどの変形を加えたものであってもよいし、リーチ演出を実行する際に用いられる動画像とは別途設けられ、遊技者に同一画像と認識させるような画像であってもよい。その後、図柄変動制御パターンが変動中昇格演出を実行しないもの(スーパーCPS6−7−2−2)であれば、図79(E)に示す画像表示へと進み、変動中昇格演出を実行するもの(スーパーCPS6−7−2−1)であれば、図79(F)〜(H)に示す画像表示へと進む。
In the reach selection effect, first, the effect display control read from the symbol variation control patterns such as the super CPS 6-1 and the super CPS 6-3-1 to the super CPS 6-3-3 determined in step S520 shown in FIG. According to the data or the like, for example, as shown in FIGS. 80A to 80C, the reach images showing the reach effects A to C are scroll-displayed in a roulette shape. In the image display shown in FIGS. 80 (A) to 80 (C), scroll display is performed at low speed fluctuations to introduce reach images of reach effects A to C. Here, in the example shown in FIGS. 80A to 80C, a star is displayed in the display area at the lower center of the
図81は、「メール表示」の予告演出が実行される場合の表示動作例を示している。この表示動作例では、まず、例えば特図ゲームにおける特別図柄の変動開始などに対応して、図81(A)に示すように「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて停止表示されていた飾り図柄が、図81(B)に示すように「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの全部にて変動を開始する。その後、例えば図66に示すステップS596にて決定された予告YP3−2の予告パターンに対応して図62に示すステップS520にて決定された予告CYP3−2−1の予告演出制御パターンから読み出した演出表示制御データなどに従い、例えば図81(C)に示すように、遊技者に操作ボタン30の操作を促す演出画像YH1を表示させる。そして、遊技者が所定期間内に操作ボタン30を操作し、それに応じて操作ボタン30から演出制御基板12へと伝送される操作検出信号がオン状態となった場合には、例えば演出制御用CPU120が予告CYP3−2−1の予告演出制御パターンを予告CYP3−2−2に切り替えることなどにより、図81(D)に示すようなメールメッセージを示す演出画像YH2を表示させることで、予告演出における演出動作を変化させる。これに対して、所定期間内に操作ボタン30の操作がなされなかった場合には、予告演出制御パターンが切り替えられずに、例えば図81(E)に示すように演出画像YH1が消去されて、予告演出が終了する。その後、例えば図81(F)に示すように「左」の飾り図柄表示エリア5Lにて飾り図柄を仮停止表示するなど、飾り図柄の可変表示が進行してゆく。
FIG. 81 shows a display operation example in the case where the notice effect of “mail display” is executed. In this display operation example, first, as shown in FIG. 81 (A), for example, in response to the start of variation of special symbols in a special symbol game, the “left”, “middle”, and “right” decorative symbol display areas are displayed. As shown in FIG. 81 (B), the decorative symbols that have been stopped and displayed at 5L, 5C, and 5R are displayed in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative
図82は、可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「突確」である場合の表示動作例を示している。図82(A)では、例えば特図ゲームにおける特別図柄の変動開始などに対応して、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの全部にて飾り図柄の変動が開始される。その後、例えば図82(B)〜(D)に示すように、「左」→「右」→「中」といった所定順序で、「1」、「5」、「3」の数字を示す飾り図柄を順次に停止表示(仮停止表示)した後、突確チャンス目TC1となる確定飾り図柄が停止表示(最終停止表示)される。このときには、2ラウンド大当り状態における大当り中演出として、例えば図82(E)に示すようにLIVEモードといった特別な演出モードに移行することを報知する演出画像を表示させる。そして、2ラウンド大当り状態が終了することに応じたエンディング演出として、例えば図82(F)に示すような演出画像を表示させ、LIVEモードであることを認識可能とする表示については、例えば図82(G)に示すように、次の飾り図柄の変動が開始された後にも、表示させたままにしておく。
FIG. 82 shows a display operation example when the variable display result is “big hit” and the big hit type is “surprise”. In FIG. 82 (A), for example, in response to the start of fluctuation of special symbols in a special symbol game, the decorative symbols are displayed in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative
この実施の形態におけるパチンコ遊技機1では、図49に示すステップS238において、特図表示結果判定用の乱数値MR1が大当り決定値データと合致するか否かを判定することにより、可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かが、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を導出表示する以前に判定される。図51に示すステップS268の処理では、大当り遊技状態に制御しない旨の判定結果に対応してステップS261にて大当りフラグがオフであると判定されたことに基づいて、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とするか否かを判定する。そして、ステップS273の処理では、大当り遊技状態に制御するか否かの判定結果や、リーチ状態とするか否かの判定結果などに基づいて、飾り図柄の変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する。続いて、ステップS276の処理では、ステップS273での判定結果に基づいて、飾り図柄の変動パターンを複数種類のいずれかに決定する。その後、演出制御基板12の側では、例えば演出制御用CPU120が主基板11から伝送された第1変動開始コマンドまたは第2変動開始コマンドや、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンドなどに応じて、図62に示すステップS161の飾り図柄変動設定処理や図67に示すステップS162の飾り図柄変動中処理を実行することにより、ステップS276での決定結果に対応して、飾り図柄の可変表示中に各種の演出動作を実行させるための制御を行う。
In the
ここで、図12(A)〜(F)及び図13(A)〜(C)に示す大当り用変動パターン種別決定テーブル132A〜132Iのうち図51に示すステップS262にてセットされたいずれかを、ステップS273にて参照することにより決定される変動パターン種別には、スーパーCS3−1の変動パターン種別といった、リーチ選択演出を実行する変動パターン種別が含まれている。また、図16(A)〜(C)に示すリーチ用変動パターン種別決定テーブル135A〜135Cのうち図51に示すステップS270にてセットされたいずれかを、ステップS273にて参照することにより決定される変動パターン種別には、スーパーCS2−1の変動パターン種別といった、分割表示演出を実行する変動パターン種別が含まれている。そのため、例えば図49に示すステップS238にて乱数値MR1が大当り決定値データと合致したことにより可変表示結果を「大当り」とする決定がなされたときや、図51に示すステップS268にてリーチ状態ありとする旨のリーチ決定結果が得られたときには、ステップS273において、変動パターン種別がリーチ演出表示演出を実行する変動パターン種別を含む複数種類の変動パターン種別のいずれかに決定される。このステップS273における変動パターン種別の決定は、リーチ選択表示演出を実行するか否かに関わりなく行われる。 Here, one of the big hit variation pattern type determination tables 132A to 132I shown in FIGS. 12A to 12F and FIGS. 13A to 13C is set in step S262 shown in FIG. The variation pattern type determined by referring to step S273 includes the variation pattern type for executing the reach selection effect, such as the variation pattern type of the super CS 3-1. In addition, the reach variation pattern type determination tables 135A to 135C shown in FIGS. 16A to 16C are determined by referring to any one set in step S270 shown in FIG. 51 in step S273. The variation pattern type includes a variation pattern type for executing divided display effects, such as the variation pattern type of the super CS 2-1. Therefore, for example, when the random display value MR1 matches the big hit decision value data in step S238 shown in FIG. 49 and the variable display result is decided to be “big hit”, or the reach state is reached in step S268 shown in FIG. When the reach determination result indicating the presence is obtained, in step S273, the variation pattern type is determined to be one of a plurality of variation pattern types including the variation pattern type for executing the reach effect display effect. The change pattern type determination in step S273 is performed regardless of whether or not the reach selection display effect is executed.
そして、例えば図49に示すステップS239にて可変表示結果を「大当り」とする決定がなされるとともに、図51に示すステップS273にてリーチ選択演出表示を実行する変動パターン種別に決定されたときには、ステップS276において、複数種類のリーチ画像を順次表示した後に一のリーチ画像を確定表示させ、その後、この確定表示されたリーチ画像が示すリーチ演出を実行する変動パターンが決定される。このステップS276における変動パターンの決定は、リーチ選択演出を実行するか否かに関わりなく行われる。 For example, when the variable display result is determined to be “big hit” in step S239 shown in FIG. 49, and the variable pattern type for executing the reach selection effect display is determined in step S273 shown in FIG. In step S276, after sequentially displaying a plurality of types of reach images, one reach image is confirmed and displayed, and thereafter, a variation pattern for executing the reach effect indicated by the reach-displayed reach image is determined. The determination of the variation pattern in step S276 is performed regardless of whether or not the reach selection effect is executed.
こうして、リーチ選択演出を実行するか否かの決定を変動パターン種別の決定で行った後、変動パターンに種別に含まれる変動パターンを決定することにより、リーチ選択演出を実行するときにはリーチ選択演出に適した変動パターンを選択でき、またリーチ選択演出を実行しないときにも多彩な変動パターンを選択できるため、多彩な演出を実行して、遊技興趣を向上させることができる。 Thus, after determining whether or not to execute the reach selection effect by determining the variation pattern type, by determining the variation pattern included in the variation pattern, the reach selection effect is performed when the reach selection effect is performed. A suitable variation pattern can be selected, and a variety of variation patterns can be selected even when the reach selection effect is not executed. Therefore, a variety of effects can be executed to improve the game entertainment.
主基板11の側では、CPU103が、図51に示すステップS279での送信設定に基づいて図45に示すステップS17のコマンド制御処理を実行することにより、演出制御基板12に対して、ステップS276にて決定した変動パターンを特定可能な変動パターン指定コマンドを送信させる。演出制御基板12の側では、例えば演出制御用CPU120が図62に示すステップS514にてリーチ選択演出を実行する変動パターンであると判定した場合、可変表示結果が「大当り」か「ハズレ」かに対応して、図29(A)に示す大当り用リーチ演出決定用テーブル172A、図29(B)に示すリーチ用リーチ演出決定用テーブル172Bのいずれかをセットした後、ステップS516にてリーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出をリーチ演出A〜Cのいずれかに決定する。こうして、演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120などにより、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の決定が行われるため、主基板11の処理負担を増大させることなく、リーチ選択演出から発展するリーチ演出にバリエーションを持たせて、遊技興趣を向上させることができる。
On the
図62に示すステップS514にてリーチ選択演出を実行する変動パターンであると判定した場合には、ステップS520にて決定した図柄変動制御パターンに従い図67に示す飾り図柄変動中処理が実行されることにより、画像表示装置5の表示領域では、リーチ選択演出が実行される。このリーチ選択演出では、例えば図80(A)〜(C)に示したように、複数種類のリーチ演出(例えばリーチ演出A〜C)において使用されるリーチ画像と同一の画像が縮小されてスクロール表示される。このため、遊技者がどのリーチ演出に発展するかを誤認することを防止することができるとともに、リーチ選択演出実行中に、どのようなリーチ演出に発展する可能性があるかを把握しやすくなる。
If it is determined in step S514 shown in FIG. 62 that the variation pattern is to execute the reach selection effect, the decorative symbol variation processing shown in FIG. 67 is executed in accordance with the symbol variation control pattern determined in step S520. Thus, the reach selection effect is executed in the display area of the
演出制御用CPU120は、リーチ選択演出の実行中、図67に示すステップS352にて、操作ボタン30から伝送される操作検出信号のチェックを行い、操作検出信号がオン状態となったことに対応してステップS355、S357にて図柄変動制御パターンを切り替えることなどにより、図80(E)に示すように、複数種類のリーチ画像(例えばリーチ演出A〜Cを示すリーチ画像)のうちの一のリーチ画像を確定表示させる。これにより、遊技者があたかもリーチ演出の選択に関与しているかのようにしてリーチ選択演出を実行することが可能になるため、遊技興趣を向上させることができる。
The
図51に示すステップS268にてリーチ状態としない旨の判定がなされたときには、ステップS271にてセットした非リーチ用変動パターン種別決定テーブル136A〜136Cのいずれかを用いてステップS273の処理を実行することにより、飾り図柄の可変表示中に特定演出を実行する非リーチCA1−4や非リーチCC1−3などを含む複数種類の変動パターン種別のいずれかに決定する。このステップS273における変動パターン種別の決定は、特定演出を実行するか否かに関わりなく行われる。そして、図51に示すステップS268にてリーチ状態としない旨の判定がなされるとともに、ステップS273にて特定演出を実行する非リーチCA1−4や非リーチCC1−3の変動パターン種別などに決定されたときには、ハズレ変動パターン決定テーブル138Aを用いてステップS276の処理を実行することにより、特定演出を実行するために予め用意された非リーチPA1−4〜非リーチPA1−7といった複数種類の変動パターンのいずれかに決定する。このステップS276における変動パターンの決定は、特定演出を実行するか否かに関わりなく行われる。 When it is determined in step S268 shown in FIG. 51 that the reach state is not set, the process of step S273 is executed using any one of the non-reach variation pattern type determination tables 136A to 136C set in step S271. Thus, it is determined as one of a plurality of types of variation pattern including non-reach CA1-4 and non-reach CC1-3 that execute a specific effect during variable display of decorative symbols. The determination of the variation pattern type in step S273 is performed regardless of whether or not the specific effect is executed. 51. In step S268 shown in FIG. 51, it is determined that the reach state is not set, and in step S273, the non-reach CA1-4 or non-reach CC1-3 variation pattern type for executing the specific effect is determined. When the loss variation pattern determination table 138A is used, a plurality of types of variation patterns such as non-reach PA1-4 to non-reach PA1-7 prepared in advance to execute a specific effect by executing the process of step S276. Decide on either. The determination of the variation pattern in step S276 is performed regardless of whether or not the specific effect is executed.
ここで、図51に示すステップS268にてリーチ状態とする旨の判定がなされたことに対応して、ステップS270にてセットしたリーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cのいずれかを用いてステップS273の処理を実行することにより、リーチ状態に応じたノーマルCA2−1、スーパーCA2−2、スーパーCA2−3、スーパーCB2−1、スーパーCB2−2、スーパーCS2−1といった複数種類の変動パターン種別のいずれかに決定する。また、ステップS268にてリーチ状態としない旨の判定がなされたことに対応して、ステップS271にてセットした非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136A〜136Cのいずれかを用いてステップS273の処理を実行することにより、飾り図柄の可変表示中に特定演出を実行する非リーチCA1−4や非リーチCC1−2などを含む複数種類の変動パターン種別のいずれかに決定する。 Here, in response to the determination that the reach state is set in step S268 shown in FIG. 51, the step is performed using one of the reach variation pattern type determination tables 135A to 135C set in step S270. By executing the processing of S273, a plurality of types of variation patterns such as normal CA2-1, super CA2-2, super CA2-3, super CB2-1, super CB2-2, super CS2-1 according to the reach state Decide on either. Further, in response to the determination that the reach state is not set in step S268, the process of step S273 is performed using any one of the non-reach variation pattern type determination tables 136A to 136C set in step S271. By executing, it is determined as one of a plurality of types of variation patterns including non-reach CA1-4 and non-reach CC1-2 that execute a specific effect during variable display of decorative symbols.
加えて、図51に示すステップS268にてリーチ状態とする旨の判定がなされたことに対応して、ステップS273における変動パターン種別の決定結果に基づき、ハズレ変動パターン判定テーブル138Bを用いてステップS276の処理を実行することにより、「リーチ」に対応した複数種類の変動パターンのいずれかに決定する。また、図51に示すステップS268にてリーチ状態としない旨の判定がなされたこと、及び、ステップS273にて特定演出を実行する非リーチCA1−4や非リーチCC1−2の変動パターン種別などに決定されたことに対応して、ハズレ変動パターン判定テーブル138Aを用いてステップS276の処理を実行することにより、特定演出を実行するために予め用意された非リーチPA1−4〜非リーチPA1−7といった複数種類の変動パターンのいずれかに決定する。 In addition, in response to the determination to reach the reach state in step S268 shown in FIG. 51, based on the determination result of the variation pattern type in step S273, the loss variation pattern determination table 138B is used to perform step S276. By executing the process, one of a plurality of types of variation patterns corresponding to “reach” is determined. In addition, it is determined that the reach state is not set in step S268 shown in FIG. 51, and the non-reach CA1-4 or non-reach CC1-2 variation pattern type that executes the specific effect in step S273. In response to the determination, non-reach PA1-4 to non-reach PA1-7 prepared in advance to execute a specific effect by executing the process of step S276 using the loss variation pattern determination table 138A. Is determined as one of a plurality of types of variation patterns.
こうして、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態とならない場合でも、例えば「滑り」、「擬似連」、「イントロ」、「発展チャンス目終了」といった特定演出が実行可能となり、多様な演出を可能にして、遊技興趣を向上させることができる。また、ステップS273やステップS276の処理では、ステップS268にてリーチ状態とする旨の判定がなされたか否かに応じて、異なる判定テーブルを用いて変動パターン種別や変動パターンの決定を行い、リーチ状態とする場合とリーチ状態としない場合とで、決定処理が競合することはない。そのため、変動パターン種別を決定するために用いられる変動パターン種別判定用の乱数値MR3を示す数値データを、リーチ状態とするか否かの判定結果に関わりなく共通の数値データとすることができ、さらに、変動パターンを決定するために用いられる変動パターン判定用の乱数値MR4を示す数値データを、リーチ状態とするか否かの判定結果に関わりなく共通の数値データとすることができる。これにより、乱数値MR3や乱数値MR4を示す数値データの更新を行うために実行される処理(例えば図45に示すステップS14のメイン側乱数値更新処理など)における処理量を軽減して、プログラム量の削減を図ることができる。加えて、乱数回路104の構成が複雑化することや、遊技制御カウンタ設定部154などに設けられたランダムカウンタの記憶領域が増大することなどを防止して、構成の簡素化を図ることができる。ここで、ステップS272、S273の処理では、ステップS268におけるリーチ状態の有無の判定結果に関わりなく、共通の処理モジュールにより変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する。ステップS275、S276の処理では、ステップS268におけるリーチ状態の有無の判定結果に関わりなく、共通の処理モジュールにより変動パターンを複数種類のいずれかに決定する。これにより、リーチ状態の有無の判定結果に応じて異なる処理モジュールを用いて判定を行う場合に比べて、プログラム量の削減を図ることができる。
In this way, even when the decorative display variable display state does not reach the reach state, for example, it is possible to execute specific effects such as “sliding”, “pseudo-ream”, “intro”, and “end of development opportunity”, thereby enabling various effects This can improve the game entertainment. Also, in the processing of step S273 and step S276, the variation pattern type and variation pattern are determined using a different determination table according to whether or not the reach state is determined in step S268, and the reach state is determined. The determination process does not compete between the case where it is and the case where the reach state is not set. Therefore, the numerical data indicating the random value MR3 for determining the variation pattern type used for determining the variation pattern type can be made common numerical data regardless of the determination result whether or not to reach the reach state, Furthermore, the numerical data indicating the random value MR4 for determining the variation pattern used for determining the variation pattern can be the common numerical data regardless of the determination result of whether or not to reach the reach state. This reduces the amount of processing in the processing (for example, the main random number updating processing in step S14 shown in FIG. 45) executed to update the numerical data indicating the random value MR3 and the random value MR4, and the program The amount can be reduced. In addition, it is possible to simplify the configuration by preventing the configuration of the
図17(A)に示す非リーチ用変動パターン種別判定テーブル136Aでは、合計保留記憶数が所定数以上であるときには、所定数未満であるときに比べて、特定演出を実行する非リーチCA1−4の変動パターン種別に決定される割合が低くなるように、テーブルデータが構成されている。これにより、第1特図保留記憶部151Aや第2特図保留記憶部151Bにおける保留データの記憶数が所定数以上となった場合に、特別図柄や飾り図柄の平均変動時間を短縮して、始動条件が不成立となる入賞を減らすことができる。
In the non-reach variation pattern type determination table 136A shown in FIG. 17A, the non-reach CA1-4 that executes a specific effect when the total number of reserved storage is greater than or equal to a predetermined number compared to when the total number is less than the predetermined number. The table data is configured such that the ratio determined for the variation pattern type is low. As a result, when the number of reserved data in the first special figure reservation storage unit 151A or the second special figure
図16(A)〜(C)に示すリーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cでは、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに基づいて実行されるリーチ演出における演出動作の種類により分類された変動パターン種別のいずれかに決定できるように、テーブルデータが構成されている。これにより、リーチ演出における演出動作の種類が設計とは異なって極端に一定の種類の演出動作に偏ってしまうことを防止でき、様々な演出動作を設計に近い所定の割合で実行して遊技興趣を向上させることができる。 In the reach variation pattern type determination tables 135A to 135C shown in FIGS. 16A to 16C, depending on the type of effect operation in the reach effect that is executed based on the fact that the decorative symbol variable display state has reached the reach state. The table data is configured so that it can be determined as one of the classified variation pattern types. As a result, it is possible to prevent the type of production operation in reach production from being biased to a certain type of production operation different from the design, and various production operations can be executed at a predetermined rate close to the design. Can be improved.
図12(A)〜(F)及び図13(A)〜(C)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Iでは、大当り種別を複数種類のいずれとするかの決定結果に応じて、異なる変動パターン種別に決定可能となるように、テーブルデータが構成されている。これにより、大当り種別の決定結果に応じて異なる種類の演出動作を実行可能として、遊技興趣を向上させることができる。 In the big hit variation pattern type determination tables 132A to 132I shown in FIGS. 12 (A) to 12 (F) and FIGS. 13 (A) to 13 (C), depending on the determination result as to which of the multiple types of the big hit type, The table data is configured so that different variation pattern types can be determined. This makes it possible to perform different types of performance operations according to the determination result of the jackpot type, and improve the game entertainment.
また、図12(A)〜(F)及び図13(A)〜(C)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132A〜132Iでは、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態や時短状態であるか確変状態であるかなどに応じて、異なる変動パターン種別に決定可能となるように、テーブルデータが構成されている。これにより、パチンコ遊技機1における遊技状態に応じて異なる種類の演出動作を実行可能として、遊技興趣を向上させることができる。
In addition, in the big hit variation pattern type determination tables 132A to 132I shown in FIGS. 12A to 12F and FIGS. 13A to 13C, the gaming state in the
第1特別図柄表示装置4では、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に遊技球が入賞して第1始動条件が成立した後に第1開始条件が成立したことに基づいて、複数種類の第1特図となる特別図柄を可変表示する特図ゲームが実行される。第2特別図柄表示装置4Bでは、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が入賞して第2始動条件が成立した後に第2開始条件が成立したことに基づいて、複数種類の第2特図となる特別図柄を可変表示する特図ゲームが実行される。画像表示装置5の表示領域では、例えば「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、第1特図や第2特図を用いた特図ゲームにおける可変表示に対応して、複数種類の飾り図柄が可変表示される。また、主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるCPU103は、ROM101から読み出したプログラムなどに従い、例えば図45のフローチャートに示す遊技制御用タイマ割込み処理といった、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための処理を実行する。他方、演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120は、ROM121から読み出したプログラムなどに従い、例えば図58に示すステップS405のコマンド解析処理やステップS406の演出制御プロセス処理などにおいて、画像表示装置5の表示状態を制御するための処理を実行する。そして、ステップS272、S273の処理では、第1始動条件が成立したことに基づく第1特図を用いた特図ゲームに対応した飾り図柄の変動パターン種別を決定するか、第2始動条件が成立したことに基づく第2特図を用いた特図ゲームに対応した飾り図柄の変動パターン種別を決定するかに関わりなく、変動パターン種別判定用となる共通の乱数値MR3を示す数値データを用いて、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する。
In the first special
こうして、変動パターン種別判定用となる共通の乱数値MR3を示す数値データを用いて変動パターン種別の決定を行った後、その決定結果に基づいて、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するようにすれば、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに基づき多様な演出動作を実行することができる。その一方で、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bといった複数の表示装置により特別図柄の可変表示を行い、その可変表示に対応して飾り図柄を可変表示させる場合でも、変動パターン種別判定用として共通の乱数値MR3を示す数値データを用いる。これにより、乱数値MR3を示す数値データの更新を行うために実行される処理(例えば図45に示すステップS14のメイン側乱数値更新処理など)における処理量を軽減して、プログラム量の削減を図ることができる。
Thus, after the variation pattern type is determined using the numerical data indicating the common random number MR3 for determining the variation pattern type, the variation pattern is determined to be one of a plurality of types based on the determination result. By doing so, various rendering operations can be executed based on the fact that the decorative symbol variable display state has reached the reach state. On the other hand, even when a special symbol is variably displayed by a plurality of display devices such as the first special
演出制御用CPU120は、図59に示すステップS154では第1保留表示増加更新設定を行い、ステップS155では第2保留表示増加更新設定を行うことで、主基板11から伝送された保留記憶数通知コマンドを受信したときに、始動口入賞指定コマンドとなる第1始動口入賞指定コマンドと第2始動口入賞指定コマンドのいずれかを正常に受信できていれば、例えば図60(A)に示すように、始動入賞記憶表示エリア5Hにて、第1始動条件の成立に基づく第1特図保留記憶部151Aにおける保留データの記憶数である第1保留記憶数と、第2始動条件の成立に基づく第2特図保留記憶部151Bにおける保留データの記憶数である第2保留記憶数とを、特定可能に表示させることができる。これにより、遊技者が遊技の進行状況を正確に把握することができる。
The
また、CPU103は、図48に示すステップS206での送信設定に基づいて第1始動入賞口指定コマンドを送信させてから、ステップS209での送信設定に基づいて保留記憶数通知コマンドを送信させる。また、ステップS215での送信設定に基づいて第2始動入賞口指定コマンドを送信させてから、ステップS218での送信設定に基づいて保留記憶数通知コマンドを送信させる。ここで、第1始動条件と第2始動条件のいずれが成立したかを、保留データの総記憶数である合計保留記憶数とともに1つの演出制御コマンドで特定可能とする場合には、例えば合計保留記憶数の上限値が「8」である場合に、第1始動条件と第2始動条件のそれぞれが成立した場合に対応して8種類ずつの合計16種類の演出制御コマンドを用意しなければならない。これに対して、第1始動条件と第2始動条件のいずれが成立したかを特定可能な演出制御コマンドと、合計保留記憶数を特定可能な演出制御コマンドとを別個に用意すれば、第1始動条件と第2始動条件のそれぞれを特定可能な2種類の演出制御コマンドと、合計保留記憶数を特定可能とする8種類の演出制御コマンドの、合計10種類の演出制御コマンドを用意すればよく、予め用意するコマンドの種類や、コマンドテーブルの記憶容量などを、削減することができる。
Further, the
演出制御用CPU120は、図59に示すステップS156にて始動口入賞指定なし時表示更新設定を行うことにより、主基板11から伝送された保留記憶数通知コマンドを受信したときに、始動口入賞指定コマンドとなる第1始動口入賞指定コマンドと第2始動口入賞指定コマンドをいずれも受信していないと判定されたことに基づいて、始動入賞記憶表示エリア5Hにおける保留記憶表示の表示態様を、所定の表示態様に変更し、例えば図60(B)に示すような灰色表示とすることにより、合計保留記憶数は特定可能であるが第1保留記憶数や第2保留記憶数は特定できないように表示させることができる。これにより、保留データの総記憶数となる合計保留記憶数を表示するために行われるコマンドの送受信動作に異常が発生したことを、容易に認識可能とすることができる。
The
演出制御用CPU120は、図64に示すステップS551、S552の処理などにて「擬似連」の特定演出を実行する変動パターンであると判定した場合に、ステップS554にて特定演出パターンを擬似連TP2−1〜擬似連TP2−3のいずれかに決定したことや、ステップS558にて決定した仮停止図柄などに応じて、図62のステップS520にて決定した図柄変動制御パターンに従い図61に示すステップS162の飾り図柄変動中処理を実行する。こうして、特図ゲームの第1開始条件と第2開始条件のいずれか一方が1回成立したことに基づき、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄を仮停止表示させた後、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄を再び変動させる演出表示が所定回行われる「擬似連」の特定演出を実行することができる。そして、図51に示すステップS268にてリーチ状態とする旨の判定がなされたことに対応して、ステップS273での判定に用いるためにステップS270にてセットされるリーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cでは、「擬似連」の特定演出を実行した後に飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに基づいて実行されるリーチ演出における演出動作の種類により分類された変動パターン種別のいずれかに決定できるように、テーブルデータが構成されている。このように、例えば「擬似連」の特定演出を実行するか否かといった特定演出における演出動作の種類ではなく、リーチ状態となったことに基づいて実行されるリーチ演出における演出動作の種類により変動パターン種別を分類する判定テーブルを用いて変動パターン種別を決定することで、リーチ演出における演出動作の種類が設計とは異なって極端に一定の種類の演出動作に偏ってしまうことを防止でき、様々な演出動作を設計に近い所定の割合で実行して遊技興趣を向上させることができる。
The
可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「通常」、「第1確変」〜「第3確変」のいずれかである場合には、例えばCPU103が図49に示すステップS251にて大入賞口開放回数最大値を「15」に設定したことに基づいて図47に示すステップS114〜S117の処理を実行することなどにより、15ラウンド大当り状態に制御する。他方、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「突確」である場合には、例えばCPU103が図49に示すステップS251にて大入賞口開放回数最大値を「2」に設定したことに基づいて図47に示すステップS114〜S117の処理を実行することなどにより、2ラウンド大当り状態に制御する。そして、図49に示すステップS249にて大当り種別が「突確」に決定されたことに基づき、図51に示すステップS273での判定に用いるためにステップS262にてセットされる大当り用変動パターン種別判定テーブル132D、132H、132Iでは、例えば特殊CA4−1、特殊CA4−2、特殊CB4−1、特殊CB4−2、特殊CC4−1、特殊CC4−2の変動パターン種別といった、大当り種別が「突確」以外である場合とは異なる変動パターン種別が含まれるように、テーブルデータが構成されている。このようにして、大当り種別が「突確」である場合には、「突確」以外である場合とは異なる変動パターン種別や変動パターンに決定することにより、大当り種別が「突確」であることにより2ラウンド大当り状態に制御されるにもかかわらず、15ラウンド大当り状態に制御される場合と同様の演出動作が行われて遊技者に不信感を与えてしまうことを防止できる。
When the variable display result is “big hit” and the big hit type is “normal”, “first probability variation” to “third probability variation”, for example, the
CPU103は、可変表示結果が「小当り」となったことに基づき、図47に示すステップS118の小当り開放前処理やステップS119の小当り開放処理を実行することにより、小当り遊技状態にて2ラウンド大当り状態と同様に特別可変入賞装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させる可変入賞動作を実行させる。そして、小当り遊技状態が終了するときには、例えば図47に示すステップS120の小当り終了処理で確変フラグや時短フラグの状態を変更しないようにすることで、パチンコ遊技機1における遊技状態を変更しない。これにより、たとえ通常状態が継続するときであっても、確変状態に制御されることに対する遊技者の期待感を高め、遊技興趣を向上させることができる。
Based on the fact that the variable display result is “small hit”, the
図12(D)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Dや、図13(B)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132H、図13(C)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132Iでは、可変表示結果が「小当り」となる場合に決定される変動パターン種別と共通の変動パターン種別を含むように、テーブルデータが構成されている。これにより、変動パターン種別によって2ラウンド大当り状態に制御されるのか小当り遊技状態に制御されるのかを、遊技者が認識することは困難になり、確変状態に制御されることに対する期待感を持続させて遊技興趣を向上させることができる。また、可変表示結果が「小当り」となる場合と、大当り種別が「突確」となる場合とで、共通の変動パターン種別に決定可能とすることで、変動パターンを決定する際には、可変表示結果が「小当り」となる場合であるか大当り種別が「突確」となる場合であるかに関わりなく、共通の変動パターン判定テーブルを用いることができ、データ容量の削減を図ることができる。 In the big hit variation pattern type determination table 132D shown in FIG. 12D, the big hit variation pattern type determination table 132H shown in FIG. 13B, and the big hit variation pattern type determination table 132I shown in FIG. The table data is configured to include a variation pattern type common to the variation pattern type determined when the variable display result is “small hit”. As a result, it becomes difficult for the player to recognize whether the game is controlled to the big hit state or the small hit game state depending on the variation pattern type, and the expectation for being controlled to the probable state is maintained. Can improve the game entertainment. In addition, when the variable display result is “small hit” and when the big hit type is “surprise”, it is possible to determine the common variation pattern type, so that the variable pattern can be determined Regardless of whether the display result is “small hit” or the big hit type is “surprise”, a common variation pattern determination table can be used, and the data capacity can be reduced. .
大当り種別が「突確」である場合には、例えば演出制御用CPU120が図63に示すステップS508、S509にて変動パターンが複数種類のいずれであるかを判定し、その判定結果に応じて最終停止図柄となる飾り図柄を決定する。これにより、大当り種別が「突確」である場合に、可変表示結果として様々な組合せの確定飾り図柄を停止表示させ、遊技興趣を向上させることができる。
When the big hit type is “probable”, for example, the
図11に示す大当り種別判定テーブル131では、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームを開始するための第1開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合と、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームを開始するための第2開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合とで、大当り種別が「突確」に決定される割合を異ならせるように、テーブルデータが構成されている。これにより、第1開始条件と第2開始条件のいずれが成立したかに応じて2ラウンド大当り状態に制御されることに対する遊技者の期待感を異ならせ、遊技興趣を向上させることができる。特に、第2開始条件が成立したときには大当り種別を「突確」には決定しないようにすることで、例えば確変状態や時短状態といった第2始動入賞口が開放状態に制御されやすい期間において、大当り種別が「突確」となることで遊技興趣が低下することを防止でき、確変状態や時短状態において賞球が払い出される頻度を高めることができる。
In the jackpot type determination table 131 shown in FIG. 11, a plurality of jackpot types are selected based on the fact that the first start condition for starting the special figure game using the first special figure by the first special
CPU103は、図51に示すステップS279での送信設定に基づいて図45に示すステップS17のコマンド制御処理を実行することにより、主基板11から演出制御基板に対して、可変表示結果を特定可能な可変表示結果通知コマンドや、変動パターンを特定可能な変動パターン指定コマンドを送信させる。演出制御基板12の側では、例えば演出制御用CPU120が図62に示すステップS519の予告演出設定処理を実行することなどにより、飾り図柄の可変表示中に予告演出となる演出動作を実行するか否かの判定や、予告演出となる演出動作を複数種類のいずれかに決定する。一例として、図66に示すステップS593では、図37に示すような予告パターン種別判定テーブル170を用いて予告パターン種別を複数種類のいずれかに決定し、このとき予告CY1〜予告CY3の予告パターン種別のいずれかに決定されたときには、ステップS595にて図38〜図40に示すような予告パターン判定テーブル171A〜171Cのいずれかをセットした後、ステップS596にて予告パターンを複数種類のいずれかに決定する。そして、変動パターン指定コマンドにて指定された変動パターンに基づいて決定した特定演出パターンや、予告パターンなどに対応して、図62に示すステップS520にて決定した図柄変動制御パターンや予告演出制御パターンに従い図61に示すステップS162の飾り図柄変動中処理を実行する。こうして、演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120などにより予告演出を実行するための決定や判定、設定などを行うことで、主基板11の側でCPU103などにより遊技の進行を制御するための制御負担が増大することを防止しつつ、多様な予告演出となる演出動作を実行して、遊技興趣を向上させることができる。
The
図37に示す予告パターン種別判定テーブル170では、例えば「イントロ」の特定演出が実行される場合のように、特定演出と実行期間が重複する予告演出は実行しないように、テーブルデータが構成されている。これにより、複数種類の演出動作が重複することを回避して、遊技者の興味が分散することによる演出効果の低下を防止できる。 In the notice pattern type determination table 170 shown in FIG. 37, table data is configured so that a notice effect with an execution period overlapping with a specific effect is not executed, for example, when a specific effect of “Intro” is executed. Yes. Thereby, it is possible to avoid a plurality of types of performance operations from overlapping, and to prevent a decrease in performance effects due to the player's interest being dispersed.
図30(C)に示す特定演出パターン判定テーブル164Cでは、変動パターンが非リーチPA1−6である場合に、前回演出バッファ値が“1”〜“3”のいずれであるかに応じて、イントロTP3−1〜イントロTP3−3の各特定演出パターンに対する第3特定演出パターン判定用の乱数値SR6−3の割当てを異ならせ、前回実行された「イントロ」の特定演出における特定演出パターンと同一の特定演出パターンにはならないように、テーブルデータが構成されている。これにより、多様な演出動作を偏りが生じないように出現させて、遊技興趣を向上させることができる。 In the specific effect pattern determination table 164C shown in FIG. 30C, when the variation pattern is non-reach PA1-6, the intro is determined depending on whether the previous effect buffer value is “1” to “3”. The allocation of the random number SR6-3 for determining the third specific effect pattern to each specific effect pattern of TP3-1 to intro TP3-3 is made different, and is the same as the specific effect pattern in the specific effect of “Intro” executed last time. Table data is configured so as not to be a specific performance pattern. As a result, a variety of performance operations can be caused to appear without causing a bias, and the game entertainment can be improved.
図37に示す予告パターン種別判定テーブル170や、図38〜図40に示す予告パターン判定テーブル171A〜171Cでは、「非リーチ」に対応した変動パターンである場合でも予告演出が実行可能となるように、テーブルデータが構成されている。これにより、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態とならない場合でも予告演出となる演出動作を実行可能とすることで、リーチ状態となることに対する遊技者の期待感を高め、遊技興趣を向上させることができる。 In the notice pattern classification determination table 170 shown in FIG. 37 and the notice pattern determination tables 171A to 171C shown in FIG. 38 to FIG. 40, the notice effect can be executed even when the variation pattern corresponds to “non-reach”. The table data is configured. As a result, even if the variable display state of the decorative pattern does not reach the reach state, it is possible to execute the effect operation that becomes a notice effect, thereby enhancing the player's expectation for reaching the reach state and improving the game entertainment Can do.
図40に示す予告パターン判定テーブル171Cでは、「非リーチ」に対応した変動パターンであって特定演出が実行される変動パターンであるときには、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となる変動パターンであるときに比べて予告演出を実行する割合が低くなるとともに、「非リーチ」に対応した変動パターンであって特定演出が実行されない変動パターンであるときに比べて予告演出を実行する割合が高くなるように、テーブルデータが構成されている。これにより、予告演出となる演出動作が実行されたときに飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態とならない場合を減らすとともに、予告演出となる演出動作が実行されたときに特定演出が実行されない場合をさらに減らすことで、予告演出が行われた場合にリーチ状態となることに対する遊技者の期待感を高め、遊技興趣を向上させることができる。 In the notice pattern determination table 171 </ b> C shown in FIG. 40, when the variation pattern corresponds to “non-reach” and is a variation pattern in which a specific effect is executed, the variation display state of the decorative symbol is a variation pattern in which the reach state is reached. The ratio of executing the notice effect is lower than that of the time, and the ratio of executing the notice effect is higher than that of the change pattern corresponding to “non-reach” and the specific effect is not executed. Table data is configured. This reduces the case where the variable display state of the decorative symbol does not reach the reach state when the effect operation that becomes the notice effect is executed, and the case where the specific effect is not executed when the effect operation that becomes the notice effect is executed. By further reducing, it is possible to increase the player's expectation for reaching a reach state when a notice effect is performed, and to improve the gaming interest.
演出制御用CPU120は、図67に示すステップS352にて、操作ボタン30から伝送される操作検出信号のチェックを行い、操作検出信号がオン状態となったことに対応して予告演出制御パターンを切り替えることなどにより、予告演出における演出動作を変化させる。これにより、遊技者による操作に応じた予告演出が可能となり、遊技興趣を向上させることができる。
In step S352 shown in FIG. 67, the
演出制御用CPU120は、可変表示結果通知コマンドにて通知された可変表示結果や変動パターン指定コマンドにて指定された変動パターンなどに基づき、図62に示すステップS504、S505、S506の処理や、図63に示すステップS510、S512、S513の処理を実行することにより、最終停止図柄となる確定飾り図柄を、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rのそれぞれについて決定する。また、演出制御用CPU120は、図64に示すステップS558の処理を実行することにより、特定演出における演出動作として仮停止表示させる飾り図柄を決定する。さらに、演出制御用CPU120は、図65に示すステップS576の処理を実行することにより、変動中昇格演出における演出動作として仮停止表示させる通常大当り組合せの飾り図柄を決定する。こうして、演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120などにより「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて停止表示する飾り図柄を決定することで、主基板11の側でCPU103などにより遊技の進行を制御するための制御負担が増大することを防止しつつ、複数の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rに停止表示させる飾り図柄を決定することができる。
The
演出制御用CPU120は、「擬似連」の特定演出が実行される場合に、図64に示すステップS558の処理を実行することにより、擬似連チャンス目GC1〜GC8のいずれかとなる仮停止図柄の組合せを決定する。これにより、主基板11の側でCPU103などにより遊技の進行を制御するための制御負担が増大することを防止しつつ、多様な演出動作を行って遊技興趣を向上させることができる。
The
演出制御用CPU120は、「滑り」の特定演出が実行される場合に、図64に示すステップS558の処理を実行することにより、「滑り」の特定演出にて仮停止表示させる飾り図柄を決定する。これにより、主基板11の側でCPU103などにより遊技の進行を制御するための制御負担が増大することを防止しつつ、多様な演出動作を行って遊技興趣を向上させることができる。
When the “slip” specific effect is executed, the
演出制御用CPU120は、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となることに対応して、図62に示すステップS506の処理において、まず、最終停止図柄決定テーブル162Aを用いて、最後に飾り図柄が停止表示される「中」の飾り図柄表示エリア5C以外の「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rに停止表示される飾り図柄を決定する。その後、最終停止図柄決定テーブル162Bを用いて、最後に飾り図柄が停止表示される「中」の飾り図柄表示エリア5Cに停止表示される飾り図柄を決定する。また、演出制御用CPU120は、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態とならないことに対応して、図62に示すステップS505の処理において、最終停止図柄決定テーブル160A〜160Cや、左右出目判定テーブル161を参照して停止表示する飾り図柄を決定することで、リーチ組合せや大当り組合せとはならず、また、リーチ組合せや大当り組合せ以外であっても、図3(A)に示す擬似連チャンス目GC1〜GC8や、図3(B)に示す発展チャンス目HC1〜HC8、図3(C)に示す突確チャンス目TC1〜TC4、さらには、図24に示すような一定の非リーチ組合せとはならない確定飾り図柄の組合せを決定する。これにより、特殊演出が実行されるのか否かについて、遊技者に誤解を与えてしまうことを防止できる。
In response to the variable display state of the decorative symbol becoming the reach state, the
演出制御用CPU120は、変動中昇格演出を実行可能な「第1確変」の大当り種別である場合に、図63に示すステップS513にて確変大当り組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄を決定する。そして、図65のステップS574にて図31(A)に示す変動中昇格演出実行判定テーブル165Aを参照することで、変動中昇格演出を実行するか否かを判定する。このとき、変動中昇格演出を実行する旨の決定がなされた場合には、ステップS576にて図36に示す仮停止図柄決定テーブル169を参照することで、通常大当り組合せを構成する飾り図柄を、変動中昇格演出にて仮停止表示させる飾り図柄に決定する。これにより、変動中昇格演出を実行可能な「第1確変」の大当り種別である場合でも、変動中昇格演出が実行される場合と、実行されない場合とを設け、主基板11の側でCPU103などにより遊技の進行を制御するための制御負担が増大することを防止しつつ、多様な演出動作を可能にして遊技興趣を向上させることができる。
When the
演出制御用CPU120は、大当り中昇格演出を実行する「第3確変」の大当り種別である場合に、図63のステップS512にて通常大当り組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄を決定する。これにより、大当り遊技状態への制御が開始されてから確変状態となる旨の報知演出が行われる場合に、飾り図柄の可変表示結果から確変状態に制御されるか否かを認識することを困難にして、報知演出の演出効果を高め、遊技興趣を向上させることができる。
The
図46に示すステップS173、S177〜S179では、大当り遊技状態以外の判定期間において、カウントスイッチ23により大入賞口に進入した遊技球が検出されたことや、第2始動入賞口が開放状態以外の判定期間において、第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が所定回検出されたことに対応して、異常が発生したと判定する。そして、ステップS180での送信設定に対応して送信される第1異常入賞報知指定コマンドに基づき、図71のステップS532にて第1異常入賞報知設定が行われる一方で、ステップS174での送信設定に対応して送信される第2異常入賞報知指定コマンドに基づき、図71のステップS534にて第2異常入賞報知設定が行われる。こうして、例えば異常報知画面の表示や異常報知音の出力、異常報知点灯といった、異常報知が行われる。このとき、異常報知画面に対応した報知画像は、画像表示装置5にて表示中の飾り図柄などを含めた演出画像と重畳表示され、異常報知音の出力や異常報知点灯が継続して行われて、飾り図柄の可変表示中であるときにも異常報知を実行することができる。これにより、大入賞口や第2始動入賞口に対する不正行為によって入賞異常が発生したことを報知でき、不正行為を確実に防止することができる。また、異常報知が行われているときでも飾り図柄の可変表示といった遊技にかかわる演出動作を継続することができるので、遊技者が演出動作に関して不利益を被ることがない。
In steps S173 and S177 to S179 shown in FIG. 46, in the determination period other than the big hit gaming state, a game ball that has entered the big winning opening is detected by the
図46に示すステップS175、S181では、カウントスイッチ23や第2始動口スイッチ23Bにより遊技球が検出されたことに対応して異常が発生したと判定された場合に、賞球となる遊技球の払出を無効とする設定を行い、賞球の払出を制限する。これにより、第2始動入賞口や大入賞口に対する遊技球の異常な進入に基づいて、賞球となる遊技球が不正に払い出されることを防止できる。
In steps S175 and S181 shown in FIG. 46, when it is determined that an abnormality has occurred in response to the detection of the game ball by the
この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。上記実施の形態において、リーチ選択演出では、例えば図80(A)〜(C)に示したように、複数種類のリーチ演出を示すリーチ画像がスクロール表示されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば図83(A)〜(G)に示すように、複数種類のリーチ演出を示すリーチ画像を一つずつ切り替えて表示するようにしてもよい。図83(A)〜(G)に示す例では、リーチ選択演出の開始時には、信頼度の低い山を背景とする山系リーチ演出の演出画像を表示する演出表示が行われ、その後、キャラクタが登場して山系リーチ演出を、山系リーチ演出よりも信頼度の高い海を背景とする海系リーチ演出に切り替える演出表示が行われ、海系リーチ演出の演出画像を表示する演出表示が行われ。そして、キャラクタが再度登場して海系リーチ演出を、海系リーチ演出よりもさらに信頼度の高い宇宙を背景とする宇宙系リーチ演出に切り替える演出表示が行われ、宇宙系リーチ演出の演出画像を表示する演出表示が行われる。ここで、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出として、山系リーチ演出が決定されている場合、リーチ選択演出では、図83(A)に示す山系リーチ演出の演出画像を表示する演出表示のみが行われるようにし、その後、山系リーチ演出を実行し、図79(E)、(F)のいずれかに進むようにすればよい。これに対して、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出として、海系リーチ演出が決定されている場合、リーチ選択演出では、図83(D)に示す海系リーチ演出の演出画像を表示する演出表示まで行うようにし、その後、海系リーチ演出を実行し、図79(E)、(F)のいずれかに進むようにすればよい。さらに、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出として、宇宙系リーチ演出が決定されている場合、リーチ選択演出では、図83(G)に示す宇宙系リーチ演出の演出画像を表示する演出表示まで行うようにし、その後、宇宙系リーチ演出を実行し、図79(E)、(F)のいずれかに進むようにすればよい。これにより、遊技者は、リーチ選択演出中に、どのようなリーチ演出に発展する可能性があるかを把握しやすくなる。 The present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications and applications are possible. In the above-described embodiment, the reach selection effect has been described on the assumption that reach images showing a plurality of types of reach effects are scroll-displayed, for example, as shown in FIGS. However, the present invention is not limited to this. For example, as shown in FIGS. 83A to 83G, reach images indicating a plurality of types of reach effects may be switched and displayed one by one. In the example shown in FIGS. 83 (A) to 83 (G), at the start of the reach selection effect, an effect display that displays an effect image of a mountain reach effect with a mountain with low reliability is performed, and then a character appears. Then, the effect display that switches the mountain reach production to the ocean reach production with the background of the sea having higher reliability than the mountain reach production is performed, and the effect display that displays the effect image of the marine reach production is performed. Then, when the character appears again, an effect display is made to switch the marine reach production to the space reach production with the universe more reliable than the marine reach production. An effect display to be displayed is performed. Here, when the mountain reach effect is determined as the reach effect performed after execution of the reach selection effect, only the effect display for displaying the effect image of the mountain reach effect shown in FIG. After that, the mountain reach production is executed, and the process proceeds to either of FIGS. 79 (E) and 79 (F). On the other hand, when the marine reach effect is determined as the reach effect performed after the reach selection effect is executed, the reach selection effect is an effect of displaying the effect image of the marine reach effect shown in FIG. It is only necessary to display until the display, and then the marine reach effect is executed to proceed to either of FIGS. 79 (E) and 79 (F). Further, when the space reach effect is determined as the reach effect performed after the reach selection effect is executed, the reach selection effect is performed up to the effect display for displaying the effect image of the space reach effect shown in FIG. 83 (G). After that, the space system reach effect is executed, and the process may proceed to either of FIGS. 79 (E) and 79 (F). This makes it easier for the player to understand what kind of reach production is possible during the reach selection production.
この場合、上記実施の形態と同様に、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の決定を、演出制御基板12の側で行うようにしてもよいが、リーチ選択演出実行後に行われるものとして決定されたリーチ演出の種類によってリーチ選択演出の実行時間が異なり、またそれによって、飾り図柄の変動表示時間も異なってくるので、演出制御基板12の処理負担の増大を防止する観点から、好適には主基板11の側で、図51に示すステップS273における変動パターン種別の決定に含めて行うようにするのがよい。具体的には、図7、図8に示す変動パターンのうち、リーチ選択演出を実行するものとして説明したスーパーPS3−1〜スーパーPS3−4、スーパーPS4−1〜スーパーPS4−4を用いないようにし、また、非リーチの変動パターン、ノーマルリーチの変動パターン、特殊変動パターンでは、リーチ選択演出が実行されず、スーパーリーチの変動パターンでは、リーチ選択演出が実行されるようにする。そして、スーパーリーチのうち、リーチ演出α1〜α3の変動パターンでは、山系リーチ演出のみが実行され、また、リーチ演出β1の変動パターンでは、図83(A)〜(D)に示す演出画像を表示する演出表示が行われた後に、海系リーチ演出が実行されるようにすればよい。さらに、リーチ演出β2の変動パターンでは、図83(A)〜(G)に示す演出画像を表示する演出表示が行われた後に、宇宙系リーチ演出が実行されるようにすればよい。そして、図51に示すステップS274では、スーパーCS3−1の変動パターン種別を含む図12(A)、(B)、(E)、(F)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル132A、132B、132E、132Fに代えて、スーパーCS3−1の変動パターン種別を含まない図84(A)〜(E)に示す大当り用変動パターン種別判定テーブル232A、232B、232E、232Fが、また、スーパーCS2−1の変動パターン種別を含む図16(A)〜(C)に示すリーチ用変動パターン種別決定テーブル135A〜135Cに代えて、スーパーCS2−1の変動パターン種別を含まない図85(A)〜(C)に示すリーチ用変動パターン種別判定テーブル235A〜235Cがセットされるようにする。また、図51に示すステップS274では、図18、図19(A)、(C)に示す当り変動パターン判定テーブル137A、137B、137D、あるいは、図20、図86に示すハズレ変動パターン判定テーブル138A、238Bがセットされるようにして、図51に示すステップS276にて変動パターンが決定されるようにする。このようにステップS274にてスーパーCS2−1、スーパーCS3−1の変動パターン種別がセットされないようにすることで、ステップS276では、上記実施の形態においてリーチ選択演出を実行するものとして説明したスーパーPS3−1〜スーパーPS3−4、スーパーPS4−1〜スーパーPS4−4が選択されないようになる。そして、本変形例によれば、ステップS272、S273にて変動パターン種別を決定することにより、ノーマルリーチとするかスーパーリーチとするか、換言すれば、リーチ選択演出を実行するか否かを決定することができるとともに、リーチ選択演出を実行する場合には、その後に行われるリーチ演出の種類を決定することができる。一例として、ステップS272、S273にてスーパーCA3−2の変動パターン種別が決定された場合には、これに伴って、リーチ選択演出を実行することと、その後に行われるリーチ演出として、山系リーチ演出が決定されることとなる。また、このようにリーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の種類が主基板11の側で決定されるため、演出制御基板12の側では、演出制御用CPU120が、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出を決定する図62に示すステップS514〜S516の処理を実行する必要がなくなる。これにより、演出制御基板12の側では、主基板11の処理負担を増大させることなく、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の決定を行わなくて済むようになるため、演出制御基板12の処理負担の増大も防止することができる。なお、図51に示した変動パターン設定処理のうち、ステップS274、ステップS276以外の処理、および、図62に示した飾り図柄変動設定処理のうち、ステップS514〜S516以外の処理については、上記実施の形態におけるものと同一であるので、その説明を省略する。
In this case, as in the above-described embodiment, the determination of the reach effect performed after the execution of the reach selection effect may be performed on the side of the
そして、ステップS276にてスーパーPA3−1〜スーパーPA3−8、スーパーPA4−1〜スーパーPA4−8、スーパーPA5−1〜スーパーPA5−4の変動パターンが決定された場合には、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出として山系リーチ演出が決定され、図83(A)に示す山系リーチ演出の演出画像を表示する演出表示のみが行われるようにすればよい。また、ステップS276にてスーパーPB3−1〜スーパーPB3−5、スーパーPC3−4、スーパーPB4−1〜スーパーPB4−4、スーパーPC4−1、スーパーPD1−1、スーパーPD1−2の変動パターンが決定された場合には、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出として海系リーチ演出が決定され、図83(D)に示す海系リーチ演出の演出画像を表示する演出表示まで行うようにすればよい。加えて、ステップS276にてスーパーPB3−6〜スーパーPB3−9、スーパーPC3−4、スーパーPB5−1〜スーパーPB5−4、スーパーPC4−2、スーパーPE1−1、スーパーPE1−2、スーパーPF1−1の変動パターンが決定された場合には、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出として海系リーチ演出が決定され、図83(G)に示す宇宙系リーチ演出の演出画像を表示する演出表示まで行うようにすればよい。 When the variation pattern of super PA3-1 to super PA3-8, super PA4-1 to super PA4-8, super PA5-1 to super PA5-4 is determined in step S276, reach selection effect execution is performed. The mountain reach effect is determined as the reach effect to be performed later, and only the effect display for displaying the effect image of the mountain reach effect shown in FIG. 83 (A) may be performed. In step S276, the variation patterns of Super PB3-1 to Super PB3-5, Super PC3-4, Super PB4-1 to Super PB4-4, Super PC4-1, Super PD1-1, and Super PD1-2 are determined. In such a case, the marine reach effect is determined as the reach effect performed after the reach selection effect is executed, and the effect display for displaying the effect image of the marine reach effect shown in FIG. 83 (D) may be performed. . In addition, in step S276, super PB3-6 to super PB3-9, super PC3-4, super PB5-1 to super PB5-4, super PC4-2, super PE1-1, super PE1-2, super PF1- When the variation pattern of 1 is determined, the marine reach effect is determined as the reach effect performed after the reach selection effect is executed, and the effect display for displaying the effect image of the space reach effect shown in FIG. You just have to do it.
上記変形例では、ノーマルリーチにおけるリーチ演出以外のリーチ演出が実行される場合、必ずリーチ選択演出が実行されることになるが、リーチ選択演出を実行せずにリーチ演出のみを実行することも可能であり、このような場合も含めるのであれば、上記実施の形態のように、主基板11の処理負担の増大を防止する観点から、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の決定を演出制御基板12の側で行う方が好ましい。また逆に、上記実施の形態では、リーチ選択演出を実行せずにリーチ演出のみが実行される場合も含まれているが、リーチ演出が実行される場合には必ずリーチ選択演出が実行されるようにしてもよく、このようにするのであれば、演出制御基板12の処理負担の増大を防止する観点から、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の決定を、主基板11の側で図51に示すステップS276における変動パターンの決定に含めて行うようにする方がよい。
In the above modification, when a reach effect other than the reach effect in normal reach is executed, the reach selection effect is always executed, but it is also possible to execute only the reach effect without executing the reach selection effect. If such a case is also included, as in the above-described embodiment, from the viewpoint of preventing an increase in the processing burden on the
上記実施の形態において、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の決定は、演出制御基板12の側で行われるものとして説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、主基板11の側で行うようにしてもよい。一例としては、図51に示すステップS273における変動パターン種別の決定において、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の決定が含めて行われるようにし、ステップS276における変動パターンの決定において、リーチ選択演出の実行の有無の決定が含めて行われるようにすればよい。また、別の例としては、ステップS273における変動パターン種別の決定において、リーチ選択演出の実行の有無の決定が含めて行われるようにようにし、ステップS276における変動パターンの決定において、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の決定が含めて行われるようにしてもよい。また、上記変形例においても、主基板11の側で、上述のような手法でリーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出の決定を行うようにしてもよい。
In the embodiment described above, the determination of the reach effect performed after execution of the reach selection effect has been described as being performed on the
上記実施の形態において、リーチ選択演出では、複数種類のリーチ演出(リーチ演出A〜C)を示すリーチ画像がスクロール表示されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、この他に同一種類のリーチ演出(例えばリーチ演出C)を示すリーチ画像をスクロール表示するようにするものを含めてもよいし、さらには、リーチ演に加えて、図82(E)に示すようにLIVEモードといった特別な演出モードに移行することを報知する演出画像をもスクロール表示させるものを含めるようにしてもよい。この場合、複数種類のリーチ演出を示すリーチ画像をスクロール表示させるリーチ選択演出を実行するか、同一種類のリーチ演出を示すリーチ画像をスクロール表示させるリーチ選択演出を実行するか、あるいは、図82(E)に示すようにLIVEモードといった特別な演出モードに移行することを報知する演出画像をも含めてスクロール表示させるリーチ選択演出を実行するかは、図51に示すステップS273における変動パターン種別の決定や、図51に示すステップS276における変動パターンの決定に含めて行われるようにすればよい。あるいは、演出制御基板12の側で、演出制御用CPU120が、図62に示すステップS516の処理の後などに、所定の乱数値に基づくなどして、複数種類のリーチ選択演出のうちから決定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出以外のリーチ演出の決定は、主基板11の側で、CPU103が、図51に示すステップS276の変動パターンの決定に含めて行われるものとして説明したが、この発明はこれに限定されず、リーチ選択演出実行後に行われるリーチ演出以外のリーチ演出の決定も、演出制御基板12の側で行うようにしてもよい。一例としては、演出制御用CPU120が、図62に示すステップS506や、S512、S513の実行後に、所定の乱数値に基づくなどして、複数種類のリーチ演出のうちから決定するようにすればよい。
さらに、上記実施の形態において、図66に示す予告演出設定処理では、飾り図柄の変動表示にて実行されるリーチ演出の種類に何ら関連なく、予告パターンが決定されるものとして説明したが、この発明はこれに限定されず、図62に示すステップS516などで決定されたリーチ演出の種類に対応して、図66に示すステップS591にてセットされる予告パターン種別判定テーブルの種類、あるいはその選択割合を変更したり、図66に示すステップS595にてセットされる予告パターン判別テーブルの種類、あるいはその選択割合を変更したりして、予告パターンの決定を飾り図柄の変動表示にて実行されるリーチ演出の種類に関連付けて行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、リーチ選択演出後に行われるリーチ演出A〜Cでは、演出画像全体が異なっているが、この発明はこれに限定されず、遊技者が異なるリーチ演出であることを認識できる程度の違いがあるのみであってもよく、例えば出現するキャラクタ画像を同一にして背景画像のみを異なるようにしてもよく、また背景画像を同一にして出現するキャラクタ画像を異なるようにしてもよい。あるいは、変動方向や変動速度を変えることによって、リーチ演出の別を遊技者が認識できるようにしてもよい。
In the above embodiment, in the reach selection effect, the description has been made on the assumption that reach images showing a plurality of types of reach effects (reach effects AC) are scroll-displayed. However, the present invention is not limited to this, and in addition to this, a reach image showing the same type of reach effect (for example, reach effect C) may be included, and further, it may be included in the reach performance. In addition, as shown in FIG. 82 (E), an effect image for notifying the transition to a special effect mode such as the LIVE mode may also be included. In this case, a reach selection effect that scrolls reach images showing a plurality of types of reach effects is executed, a reach selection effect that scrolls reach images that show the same type of reach effects is executed, or FIG. E) As shown in FIG. 51, whether or not to execute the reach selection effect for scroll display including the effect image for notifying the transition to the special effect mode such as the LIVE mode is determined in step S273 shown in FIG. Or, it may be included in the determination of the variation pattern in step S276 shown in FIG. Alternatively, on the side of the
In the embodiment described above, the determination of the reach effect other than the reach effect performed after the reach selection effect is executed is included in the determination of the variation pattern in step S276 shown in FIG. However, the present invention is not limited to this, and the determination of the reach effect other than the reach effect performed after execution of the reach selection effect may be performed on the
Furthermore, in the above-described embodiment, in the notice effect setting process shown in FIG. 66, it has been described that the notice pattern is determined regardless of the type of reach effect executed in the decorative symbol variation display. The invention is not limited to this, and the type of the notice pattern type determination table set in step S591 shown in FIG. 66 or the selection thereof corresponding to the type of reach production determined in step S516 shown in FIG. By changing the ratio or changing the type or selection ratio of the notice pattern discrimination table set in step S595 shown in FIG. 66, the notice pattern is determined by displaying the decorative pattern in a variable manner. You may make it carry out in relation to the kind of reach production.
Moreover, in the said embodiment, although reach effect A to C performed after reach selection effect differs in the whole effect image, this invention is not limited to this, It recognizes that a player is different reach effect. There may be only a difference as much as possible, for example, the character image that appears may be the same and only the background image may be different, or the character image that appears with the same background image may be different. Good. Alternatively, the player may be able to recognize different reach effects by changing the fluctuation direction and the fluctuation speed.
上記実施の形態では、演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120が図66に示すステップS593の処理やステップS595の処理を実行することにより、飾り図柄の可変表示中に予告演出となる演出動作を実行するか否かの判定や、予告演出となる演出動作を複数種類のいずれかに決定し、また、図62に示すステップS504、S505、S506の処理や、図63に示すステップS510、S512、S513の処理、さらには、図64に示すステップS558の処理や図65に示すステップS576の処理を実行することにより、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて停止表示する飾り図柄を決定するものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば演出動作を制御するために設けられた複数の制御基板にそれぞれ搭載された複数のCPUなどにより、飾り図柄の可変表示中に予告演出となる演出動作を実行するか否かの判定、及び、予告演出となる演出動作を複数種類のいずれかとする決定と、停止表示する飾り図柄の決定とを、分担して実行するようにしてもよい。
In the embodiment described above, the
一例として、演出制御基板12と画像表示装置5との間に、図87に示すような表示制御基板16を設ける。表示制御基板16には、表示制御用CPU140と、ROM141と、RAM142と、乱数回路143と、I/O144とが搭載されている。この場合、表示制御基板16に搭載された表示制御用CPU140が画像表示装置5における表示動作の制御内容を決定するための処理などを実行することから、上記実施の形態で演出制御基板12に搭載された表示制御部123は設けられていなくてもよい。表示制御基板16では、例えば表示制御用CPU140がROM141から読み出したプログラムを実行することにより、画像表示装置5における演出画像の表示による演出動作を制御するための処理が実行される。このときには、表示制御用CPU140がROM141から固定データを読み出す固定データ読出動作や、表示制御用CPU140がRAM142に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、表示制御用CPU140がRAM142に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、表示制御用CPU140がI/O144を介して表示制御基板16の外部から各種信号の入力を受け付ける受信動作、表示制御用CPU140がI/O144を介して表示制御基板16の外部へと各種信号を出力する送信動作なども行われる。
As an example, a
この場合、表示制御用CPU140は、例えば演出制御基板12からの表示制御指令や演出制御基板12を介して主基板11から伝送された演出制御コマンドなどに基づき、図66に示すステップS593の処理やステップS595の処理を実行することにより、飾り図柄の可変表示中に予告演出となる演出動作を実行するか否かの判定や、予告演出となる演出動作を複数種類のいずれとするかの決定を行うようにしてもよい。あるいは、表示制御用CPU140は、図62に示すステップS504、S505、S506の処理や、図63に示すステップS510、S512、S513の処理、図64に示すステップS558の処理や図65に示すステップS576の処理のうち、少なくとも一部の処理を実行することにより、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて停止表示する飾り図柄の全部または一部を決定するようにしてもよい。なお、表示制御用CPU140は、上記実施の形態にて演出制御用CPU120が実行した処理のうち、任意の一部を実行するものであればよい。音声制御基板13やランプ制御基板14は、演出制御基板12からの効果音信号や電飾信号を伝送する配線により、演出制御基板12と接続されていてもよい。この場合、演出制御基板12では、例えば演出制御用CPU120により、演出動作を統括的に制御するための処理が実行されればよい。
In this case, the
また、音声制御基板13やランプ制御基板14が備える機能を、演出制御基板12に搭載された音声制御回路やランプ制御回路などに備えさせ、音声制御基板13やランプ制御基板14となる独立の制御基板は設けられないようにしてもよい。上記実施の形態では、図2に示す構成において、音声制御基板13やランプ制御基板14に制御用のCPU等を含んだマイクロコンピュータが搭載されず、演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120により、音声や効果音の出力制御、及び、ランプや装飾用LED等の点灯制御といった、各種の演出動作を制御するための処理が行われるものとした。これに対して、図2に示す構成において、音声制御基板13に搭載されたマイクロコンピュータやランプ制御基板14に搭載されたマイクロコンピュータにより、上記実施の形態にて演出制御用CPU120が実行した処理のうち、任意の一部が実行されるようにしてもよい。このように、演出動作を制御するために複数の制御基板が設けられた場合には、画像表示装置5における表示動作の制御内容を決定するための処理、スピーカ8L、8Rにおける音声出力動作の制御内容を決定するための処理、遊技効果ランプ9などにおける点灯動作の制御内容を決定するための処理といった、各種の演出動作の制御内容を決定するための処理がそれぞれ、いずれの制御基板で実行されるかの組合せは、任意の組合せであればよい。
Further, the functions of the
上記実施の形態では、図11に示す大当り種別判定テーブル131において、変動特図指定バッファ値が“2”である場合には、「突確」の大当り種別に対して大当り種別判定用の乱数値MR2−1が割り当てられないものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、変動特図指定バッファ値が“2”である場合でも、「突確」の大当り種別に対して大当り種別判定用の乱数値MR2−1が割り当てられるようにしてもよい。この場合、変動特図指定バッファ値が“1”であるか“2”であるかに応じて、「突確」の大当り種別に割り当てられる大当り種別判定用の乱数値MR2−1の個数を異ならせることで、第1開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合と、第2開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合とで、大当り種別が「突確」に決定される割合を、異ならせてもよい。 In the above embodiment, in the jackpot type determination table 131 shown in FIG. 11, when the variable special figure designation buffer value is “2”, the random value MR2 for jackpot type determination for the jackpot type of “surprise” The case where -1 is not assigned has been described. However, the present invention is not limited to this, and even when the fluctuation special figure designation buffer value is “2”, the random value MR2-1 for determining the big hit type is assigned to the big hit type of “surprise”. May be. In this case, the number of random hit values MR2-1 for jackpot type determination assigned to the jackpot type of “probability” is made different depending on whether the variation special figure designation buffer value is “1” or “2”. Thus, when determining the jackpot type as one of a plurality of types based on the establishment of the first start condition, and determining the jackpot type as one of a plurality of types based on the fact that the second start condition is satisfied. Depending on the case, the rate at which the jackpot type is determined to be “accurate” may be different.
上記実施の形態では、リーチ用変動パターン種別判定テーブル135A〜135Cにおいて、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに基づいて実行されるリーチ演出における演出動作の種類により分類された変動パターン種別のいずれかに決定できるように、テーブルデータが構成されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば「発展チャンス目」の特定演出や、変動中昇格演出といった所定の演出動作の種類により分類された変動パターン種別のいずれかに決定できるように、テーブルデータが構成されるようにしてもよい。 In the above embodiment, in the reach variation pattern type determination tables 135 </ b> A to 135 </ b> C, the variation patterns classified according to the type of effect operation in the reach effect that is executed based on the fact that the decorative display variable display state has reached the reach state. The table data has been described as being configured so that it can be determined as one of the types. However, the present invention is not limited to this. For example, the table can be determined as any one of the variation pattern types classified according to the type of a predetermined effect operation such as a specific effect of “Development Opportunity” and a promotion effect during change. Data may be configured.
上記実施の形態では、始動入賞記憶表示エリア5Hにて、第1始動条件が成立したときには青色表示を行い、第2始動条件が成立したときには赤色表示を行うものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば第1始動条件が成立したときには丸型の記号を表示し、第2始動条件が成立したときには三角型の記号を表示するといったように、互いに異なる形の記号を表示するようにしてもよい。あるいは、第1始動条件と第2始動条件のそれぞれが成立した回数を示す数字を、特定可能に表示するようにしてもよい。
In the above embodiment, it has been described that in the start winning
上記実施の形態では、演出制御用CPU120が図64のステップS554にて図30(B)に示す特定演出パターン判定テーブル164Bを参照して擬似連TP2−1〜擬似連TP2−3の特定演出パターンのいずれに決定したかに応じて、擬似連変動の実行回数が「1」〜「3」のいずれかに設定されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、擬似連変動の実行回数については、主基板11の側において、例えばCPU103が図51に示すステップS276にて変動パターンを決定する際に、決定されるようにしてもよい。この場合には、擬似連変動の実行回数に応じて異なる特図変動時間に設定することができる。このように、演出動作の有無により特図変動時間が変化するものについては、主基板11の側において演出動作の有無や種類を決定し、演出動作の有無によっても特図変動時間が変化しないものについては、演出制御基板12の側において演出動作の有無や種類を決定すればよい。
In the above embodiment, the
上記実施の形態では、演出制御用CPU120が図66に示すステップS593にて予告パターン種別を決定する際に、予告演出の有無も含めて予告パターン種別の決定を行った後、ステップS596にて予告パターンを決定する際にも、予告演出の有無も含めて予告パターンの決定を行うものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、予告演出の有無と予告パターン種別及び予告パターンの決定を1回の処理で全て決定するようにしてもよいし、まず予告演出の有無を決定し、予告演出ありと決定した場合に予告演出の種類を決定するようにしてもよい。
In the above embodiment, when the
上記実施の形態では、演出制御用CPU120が図62に示すステップS506にてリーチ組合せの最終停止図柄を決定する際に、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rに揃って停止表示される飾り図柄を決定するとともに、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示する飾り図柄と、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて停止表示する飾り図柄との図柄差も決定するものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示する飾り図柄と、「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて停止表示する飾り図柄との図柄差については、主基板11の側において例えばCPU103が変動パターンの決定に伴って決定し、所定の演出制御コマンドにより演出制御基板12の側に通知するようにしてもよい。
In the above embodiment, when the
上記実施の形態では、演出制御用CPU120が図62に示すステップS505にて非リーチ組合せの最終停止図柄を決定する際に、最終停止図柄決定テーブル160A〜160Cや、左右出目判定テーブル161を参照して、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける確定飾り図柄を個別に決定するものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば「左」の飾り図柄表示エリア5Lにおける確定飾り図柄を決定した後、その決定された飾り図柄と、「中」及び「右」の飾り図柄表示エリア5C、5Rにおける確定飾り図柄との図柄差を、所定の判定テーブルを参照して決定するようにしてもよい。
In the above embodiment, when the
上記実施の形態では、変動中昇格演出を実行する場合に、演出制御用CPU120が図65に示すステップS576にて図36に示すような仮停止図柄決定テーブル169を参照して左中右仮停止図柄KZ7−1、KZ7−2、KZ7−3を決定することにより、最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3が通常大当り組合せを構成する確定飾り図柄となる場合に、その確定飾り図柄とは異なる通常図柄を、変動中昇格演出にて仮停止表示させる飾り図柄として決定できるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3が通常大当り組合せを構成する確定飾り図柄となる場合には、その確定飾り図柄と同一の通常図柄が、変動中昇格演出にて仮停止表示させる飾り図柄として決定されるようにしてもよい。一例として、仮停止図柄決定テーブル169では、最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3となる飾り図柄の図柄番号が「2」、「4」、「6」、「8」のいずれかである場合には、昇格演出時仮停止図柄決定用の乱数値SR2の全部が最終停止図柄と同一の図柄番号「2」、「4」、「6」、「8」のいずれかに割り当てられ、左中右仮停止図柄KZ7−1、KZ7−2、KZ7−3が最終停止図柄FZ3−1、FZ3−2、FZ3−3と同一になるように、テーブルデータが構成されていればよい。
In the above embodiment, when executing the changing promotion effect, the
上記実施の形態では、図47に示すステップS111の変動パターン設定処理として、第1開始条件と第2開始条件のいずれが成立したかに関わりなく、図51のフローチャートに示すような処理が実行されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、第1開始条件が成立した場合と第2開始条件が成立した場合とでは、互いに異なる処理を実行して、変動パターン種別を複数種類のいずれとするかの決定や、変動パターンを複数種類のいずれとするかの決定を行うようにしてもよい。この場合、変動パターン種別を決定するための処理や、変動パターンを決定するための処理は、第1開始条件と第2開始条件のいずれが成立したかに応じて異ならせる一方で、変動パターン種別判定用の乱数値SR3を示す数値データや、変動パターン判定用の乱数値SR4を示す数値データとしては、第1開始条件と第2開始条件のいずれが成立したかに関わりなく、共通の数値データを用いるようにすればよい。 In the above embodiment, as the variation pattern setting process of step S111 shown in FIG. 47, the process shown in the flowchart of FIG. 51 is executed regardless of which of the first start condition and the second start condition is satisfied. Explained. However, the present invention is not limited to this, and when the first start condition is satisfied and when the second start condition is satisfied, a process different from each other is executed, and the variation pattern type is selected from a plurality of types. It is also possible to determine whether or not one of a plurality of types of variation patterns. In this case, the process for determining the variation pattern type and the process for determining the variation pattern are varied depending on which of the first start condition and the second start condition is satisfied, while the variation pattern type The numerical data indicating the random number value SR3 for determination and the numerical data indicating the random value SR4 for determining the variation pattern are common numerical data regardless of which of the first start condition and the second start condition is satisfied. May be used.
例えば、大当り用変動パターン種別判定テーブルや小当り用変動パターン種別判定テーブル、リーチ用変動パターン種別判定テーブル、非リーチ用変動パターン種別判定テーブルといった変動パターン種別判定テーブルとして、第1開始条件と第2開始条件のいずれが成立したかに応じて、各変動パターン種別に対する変動パターン種別判定用の乱数値SR3の割当てを異ならせたものを予め用意してもよい。そして、第1開始条件の成立に対応して実行される変動パターン設定処理では、第1開始条件の成立に応じた変動パターン種別判定テーブルを使用テーブルとして選択し、変動パターン種別判定用の乱数値SR3に基づいて、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する。これに対して、第2開始条件の成立に対応して実行される変動パターン設定処理では、第2開始条件の成立に応じて第1開始条件が成立した場合とは異なる変動パターン種別判定テーブルを使用テーブルとして選択し、第1開始条件が成立した場合と共通の変動パターン種別判定用の乱数値SR3に基づいて、変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定すればよい。 For example, as a variation pattern type determination table such as a big hit variation pattern type determination table, a small hit variation pattern type determination table, a reach variation pattern type determination table, or a non-reach variation pattern type determination table, the first start condition and the second Depending on which of the start conditions is satisfied, the allocation of the random value SR3 for determining the variation pattern type for each variation pattern type may be prepared in advance. Then, in the variation pattern setting process executed in response to the establishment of the first start condition, a variation pattern type determination table corresponding to the establishment of the first start condition is selected as a use table, and a random value for determining the variation pattern type Based on SR3, the variation pattern type is determined as one of a plurality of types. On the other hand, in the variation pattern setting process executed in response to the establishment of the second start condition, a variation pattern type determination table that is different from the case in which the first start condition is established according to the establishment of the second start condition. As a use table, the variation pattern type may be determined as one of a plurality of types based on the random value SR3 for variation pattern type determination common to the case where the first start condition is satisfied.
また、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とするか否かの判定処理についても、第1開始条件が成立した場合と第2開始条件が成立した場合とでは、互いに異なる処理が実行されるようにしてもよい。この場合、リーチ状態とするか否かの処理は、第1開始条件と第2開始条件のいずれが成立したかに応じて異ならせる一方で、リーチ判定用の乱数値MR2−2を示す数値データとしては、第1開始条件と第2開始条件のいずれが成立したかに関わりなく、共通の数値データを用いるようにすればよい。さらに、例えば上記実施の形態において図49に示したステップS249のような処理に代えて、大当り種別を複数種類のいずれかに決定する処理として、第1開始条件が成立した場合と第2開始条件が成立した場合とで互いに異なる処理が実行されるようにしてもよい。この場合、大当り種別を決定するための処理は、第1開始条件と第2開始条件のいずれが成立したかに応じて異ならせる一方で、大当り種別判定用の乱数値MR2−1を示す数値データとしては、第1開始条件と第2開始条件のいずれが成立したかに関わりなく、共通の数値データを用いるようにすればよい。 In addition, regarding the determination processing for determining whether or not the variable display state of the decorative symbols is set to the reach state, different processing is executed when the first start condition is satisfied and when the second start condition is satisfied. It may be. In this case, the process for determining whether or not to reach the reach state is made different depending on which of the first start condition and the second start condition is satisfied, while the numerical data indicating the reach determination random value MR2-2. For example, the common numerical data may be used regardless of whether the first start condition or the second start condition is satisfied. Further, for example, instead of the process in step S249 shown in FIG. 49 in the above embodiment, as a process of determining the big hit type as one of a plurality of types, the case where the first start condition is satisfied and the second start condition Different processing may be executed depending on whether or not is established. In this case, the processing for determining the jackpot type is different depending on whether the first start condition or the second start condition is satisfied, while the numerical data indicating the random number MR2-1 for determining the jackpot type For example, the common numerical data may be used regardless of whether the first start condition or the second start condition is satisfied.
上記実施の形態では、可変表示結果が「小当り」となったことに基づいて小当り遊技状態に制御され、小当り遊技状態が終了した後には、遊技状態の変更が行われない。その一方で、可変表示結果が「大当り」となる場合に大当り種別が「突確」となったことに基づいて2ラウンド大当り状態に制御され、2ラウンド大当り状態が終了した後には、確変状態に制御されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、大当り種別が「突確」となる場合や可変表示結果が「小当り」となる場合に代えて、あるいは、これらの場合に加えて、「突然時短」や「突然通常」となる場合を設けるようにしてもよい。一例として、「突然時短」と「突然通常」は、可変表示結果が「大当り」となる場合における大当り種別に含まれるものとする。この場合、大当り種別判定テーブル131は、変動特図指定バッファ値に応じて、大当り種別判定用の乱数値MR2−1を、「突然時短」や「突然通常」の大当り種別に割り当てるテーブルデータが含まれるように構成されればよい。そして、可変表示結果が「大当り」となる場合に大当り種別が「突然時短」となるときには、大当り種別が「突確」の場合と同様にして2ラウンド大当り状態に制御され、2ラウンド大当り状態が終了した後には、大当り種別が「突確」の場合とは異なり時短状態に制御される。他方、可変表示結果が「大当り」となる場合に大当り種別が「突然通常」となるときには、大当り種別が「突確」の場合と同様にして2ラウンド大当り状態に制御され、2ラウンド大当り状態が終了した後には、大当り種別が「突確」の場合とは異なり通常状態に制御される。これにより、2ラウンド大当り状態の終了後に制御される遊技状態に対する遊技者の期待感を高め、遊技興趣を向上させることができる。 In the above-described embodiment, the small hit game state is controlled based on the fact that the variable display result is “small hit”, and the game state is not changed after the small hit game state ends. On the other hand, when the variable display result is “big hit”, it is controlled to the two round big hit state based on the fact that the big hit type becomes “surprise”, and after the two round big hit state is finished, it is controlled to the positive change state. Explained as being. However, the present invention is not limited to this, and instead of or in addition to the case where the big hit type is “accurate” or the variable display result is “small hit”, A case of “suddenly normal” may be provided. As an example, “suddenly short time” and “suddenly normal” are included in the jackpot type when the variable display result is “big jackpot”. In this case, the jackpot type determination table 131 includes table data that assigns the random number MR2-1 for determining the jackpot type to the “suddenly short” or “sudden normal” jackpot type in accordance with the variable special figure designation buffer value. What is necessary is just to be comprised so that it may be. When the variable display result is “big hit” and the big hit type is “suddenly short”, the two round big hit state is controlled in the same way as the big hit type is “surprise”, and the two round big hit state ends. After that, unlike the case where the big hit type is “accuracy”, it is controlled to the short time state. On the other hand, when the variable display result is “big hit”, when the big hit type is “suddenly normal”, the two round big hit state is controlled in the same way as when the big hit type is “surprise”, and the two round big hit state ends. After that, unlike the case where the jackpot type is “surprise”, the normal state is controlled. Thereby, a player's expectation with respect to the gaming state controlled after the end of the two round big hit state can be enhanced, and the gaming interest can be improved.
このような「突然時短」や「突然通常」を設ける場合には、「突然時短」及び「突然通常」以外である場合とは異なる変動パターン種別や変動パターンに決定するようにしてもよい。これにより、大当り種別が「突然時短」や「突然通常」であることにより2ラウンド大当り状態に制御されるにもかかわらず、15ラウンド大当り状態に制御される場合と同様の演出動作が行われて遊技者に不信感を与えてしまうことを防止できる。また、大当り種別が「突然時短」や「突然通常」となる場合には、可変表示結果が「小当り」となる場合、あるいは、大当り種別が「突確」となる場合と、共通の変動パターン種別に決定可能としてもよい。これにより、変動パターンを決定する際には、大当り種別が「突然時短」や「突然通常」となる場合であるか、可変表示結果が「小当り」となる場合あるいは大当り種別が「突確」となる場合であるかに関わりなく、共通の変動パターン判定テーブルを用いることができ、データ容量の削減を図ることができる。 When such “sudden shortening” and “sudden normal” are provided, a variation pattern type and variation pattern different from those other than “sudden shortening” and “sudden normal” may be determined. As a result, although the big hit type is “suddenly short” or “suddenly normal”, the same effect operation as in the case of being controlled to the 15 round big hit state is performed despite being controlled to the 2 round big hit state. It can prevent the player from feeling distrust. In addition, when the big hit type is "Suddenly short" or "Suddenly normal", when the variable display result is "Small hit", or when the big hit type is "Sudden", the common variation pattern type It may be possible to make a decision. As a result, when determining the fluctuation pattern, the big hit type is “Suddenly short” or “Suddenly normal”, or the variable display result is “Small hit” or the big hit type is “Abrupt”. Regardless of whether this is the case, a common variation pattern determination table can be used, and the data capacity can be reduced.
上記実施の形態では、可変表示結果が「大当り」となったことに基づく大当り遊技状態が終了した後に、確変状態や時短状態といった遊技状態に制御できるものとして説明した。そして、確変状態や時短状態では、第2始動入賞口に遊技球が進入する可能性を高めて第2始動条件が成立しやすくなることで遊技者にとって有利となる制御が行われるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば確変状態には、継続して確変制御が行われるとともに、第2始動入賞口に遊技球が進入する可能性を高める有利開放制御が行われる高確高ベース状態と、確変制御は行われるが有利開放制御は行われない高確低ベース状態とが含まれるようにしてもよい。また、時短状態には、特図変動時間が短縮されるとともに有利開放制御が行われる低確高ベース状態と、特図変動時間は短縮されるが有利開放制御は行われない低確低ベース状態とが含まれるようにしてもよい。一例として、大当り種別が「第1確変」〜「第3確変」、「突確」のいずれであるかに対応して、大当り遊技状態の終了後に、高確高ベース状態と高確低ベース状態のいずれかに制御されるようにしてもよい。他の一例として、大当り種別が「第1確変」〜「第3確変」、「突確」のいずれであるかに応じて、大当り遊技状態の終了後に高確高ベース状態と高確低ベース状態のいずれかに制御される割合を、互いに異ならせるようにしてもよい。 In the above-described embodiment, it has been described that the game state such as the probability change state or the time-short state can be controlled after the big hit gaming state based on the variable display result being “big hit”. In the probability variation state and the short-time state, it is described that the control that is advantageous to the player is performed by increasing the possibility of the game ball entering the second start winning opening and easily establishing the second start condition. . However, the present invention is not limited to this. For example, in the probability variation state, the probability variation control is continuously performed, and the advantageous release control that increases the possibility that the game ball enters the second start winning opening is performed. The high base state and the high probability low base state in which the probability variation control is performed but the advantageous release control is not performed may be included. Also, in the short-time state, a low-accuracy base state where the special figure fluctuation time is shortened and advantageous opening control is performed, and a low-accuracy low-base state where the special figure fluctuation time is shortened but advantageous opening control is not performed. May be included. As an example, depending on whether the big hit type is “first probability change” to “third probability change” or “surprise probability”, after the big hit gaming state, the high accuracy high base state and the high probability low base state It may be controlled either. As another example, depending on whether the big hit type is “first probability change” to “third probability change” or “surprise probability”, the high-accuracy high base state and the high-accuracy low base state are You may make it make the ratio controlled to differ mutually.
大当り種別が「突確」である場合に変動パターン種別を複数種類のいずれかに決定する際には、大当り遊技状態の終了後に高確高ベース状態と高確低ベース状態のいずれに制御するかに応じて、異なる変動パターン種別に決定するようにしてもよい。一例として、図49に示すステップS249にて大当り種別が「突確」に決定された際には、大当り遊技状態の終了後に高確高ベース状態と高確低ベース状態のいずれに制御するかを決定するための判定処理を実行する。このとき、高確低ベース状態に制御することが決定された場合には、特殊CA4−1、特殊CB4−1、特殊CC4−1の変動パターン種別といった、大当り種別が「突確」となる場合と可変表示結果が「小当り」となる場合で共通の変動パターン種別に決定する。これに対して、高確高ベース状態に制御することが決定された場合には、特殊CA4−2、特殊CB4−2、特殊CC4−2といった、大当り種別が「突確」となる場合のみに専用の変動パターン種別に決定すればよい。これにより、大当り種別が「突確」で大当り遊技状態の終了後に高確低ベース状態となる場合には、飾り図柄の可変表示中における演出動作や2ラウンド大当り状態における演出動作として、可変表示結果が「小当り」となる場合と共通の演出動作が行われた後、高確低ベース状態となることができる。他方、大当り種別が「突確」で大当り遊技状態の終了後に高確高ベース状態となる場合には、飾り図柄の可変表示中における演出動作や2ラウンド大当り状態における演出動作として、大当り種別が「突確」となる場合のみに専用の演出動作が行われた後、高確高ベース状態となることができる。 When the big hit type is “Crush Probability”, when determining the variation pattern type to be one of multiple types, whether to control to the high probability high base state or the high probability low base state after the big hit gaming state ends Accordingly, different variation pattern types may be determined. As an example, when the big hit type is determined to be “surprise” in step S249 shown in FIG. 49, it is determined whether to control to the high probability high base state or the high probability low base state after the big hit gaming state is finished. A determination process is performed to At this time, when it is determined to control to the high-accuracy low base state, the big hit type such as the special CA4-1, the special CB4-1, and the special CC4-1 variation pattern type is “surprise”. A common variation pattern type is determined when the variable display result is “small hit”. On the other hand, when it is decided to control to the high-accuracy high-base state, it is dedicated only when the big hit type is “surprise” such as special CA4-2, special CB4-2, and special CC4-2. The change pattern type may be determined. As a result, when the big hit type is “surprise” and the high probability low base state is reached after the big hit gaming state is finished, the variable display result is displayed as an effect operation during variable display of the decorative pattern or an effect operation in the two round big hit state. After the production operation common to the case of “small hit” is performed, the highly accurate and low base state can be obtained. On the other hand, when the big hit type is “surprising” and the high hitting high base state is reached after the big hit gaming state is finished, the big hit type is “accurate” as a directing operation during variable display of a decorative symbol or a two round big hit state. After the dedicated performance operation is performed only in the case of “
上記実施の形態では、変動パターン指定コマンドと可変表示結果コマンドとを、それぞれ別個の演出制御コマンドとして用意するものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば変動パターンと可変表示結果(「ハズレ」、「小当り」、「大当り」のいずれかと、「大当り」となる場合における大当り種別)とを特定可能な1種類の演出制御コマンドを用いてもよい。あるいは、3つ以上の演出制御コマンドにより、変動パターンと可変表示結果とを特定できるようにしてもよい。 In the above embodiment, the variation pattern designation command and the variable display result command are described as being prepared as separate effect control commands. However, the present invention is not limited to this, and for example, it is possible to specify a variation pattern and a variable display result (any one of “losing”, “small hit”, “big hit”, and a big hit type in the case of “big hit”). One kind of effect control command may be used. Alternatively, the variation pattern and the variable display result may be specified by three or more effect control commands.
上記実施の形態では、図49に示すステップS249にて主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103が大当り種別を「通常」、「第1確変」〜「第3確変」のいずれかに決定したことに基づき、演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120が図69に示すステップS606にて図31(B)に示す大当り中昇格演出実行判定テーブル165Bをセットし、ステップS608、S609にて大当り中昇格演出を実行するか否かの判定を行うものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば大当り中昇格演出を実行するか否かの判定は、CPU103での決定結果に関わりなく、演出制御用CPU120が行うようにしてもよい。
In the above embodiment, the
上記実施の形態では、画像表示装置5の表示領域において、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rが設けられ、各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて1個の飾り図柄が停止表示されることで、予め定められた1個の有効ライン上に最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて「上段」、「中段」、「下段」の3カ所に飾り図柄を停止表示可能とし、5個あるいは8個の有効ライン上に最終停止図柄となる確定飾り図柄が停止表示されるようにしてもよい。
In the above embodiment, the “left”, “middle”, and “right” decorative
上記実施の形態では、変動パターン種別判定用の乱数値MR3に基づき変動パターン種別が非リーチCA1−4や非リーチCC1−2の変動パターン種別に決定されたことに対応して、特定演出を実行するための非リーチPA1−4〜非リーチPA1−7の変動パターンのいずれかに決定されるものとして説明した。すなわち、変動パターン種別判定用の乱数値MR3を用いて変動パターン種別を決定することにより、特定演出の有無が決定されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば変動パターン判定用の乱数値MR4を用いて変動パターンを決定することにより、特定演出の有無が決定されるようにしてもよい。一例として、非リーチCA1−4や非リーチCC1−2の変動パターン種別には、非リーチPA1−1の変動パターンも含まれるように、ハズレ変動パターン判定テーブル138Aのテーブルデータを設定する。この場合には、変動パターン種別判定用の乱数値MR3に基づき変動パターン種別が非リーチCA1−4や非リーチCC1−2の変動パターン種別に決定された時点では、未だ特定演出の有無が確定せず、変動パターン判定用の乱数値MR4に基づき変動パターンが非リーチPA1−1に決定されることにより特定演出を実行しないことが決定される一方で、変動パターンが非リーチPA1−4〜非リーチPA1−7のいずれかに決定されることにより特定演出を実行することが決定される。 In the above embodiment, the specific effect is executed in response to the fact that the variation pattern type is determined as the non-reach CA1-4 or non-reach CC1-2 variation pattern type based on the random value MR3 for variation pattern type determination. It has been described as being determined to be one of the fluctuation patterns of non-reach PA1-4 to non-reach PA1-7. That is, it has been described that the presence or absence of the specific effect is determined by determining the variation pattern type using the random value MR3 for determining the variation pattern type. However, the present invention is not limited to this. For example, the presence or absence of the specific effect may be determined by determining the variation pattern using the random number MR4 for determining the variation pattern. As an example, the table data of the loss variation pattern determination table 138A is set so that the variation pattern types of non-reach CA1-4 and non-reach CC1-2 include the variation pattern of non-reach PA1-1. In this case, at the time when the variation pattern type is determined to be the non-reach CA1-4 or non-reach CC1-2 variation pattern type based on the random value MR3 for determining the variation pattern type, the presence / absence of the specific effect is still determined. On the other hand, the variation pattern is determined to be non-reach PA1-1 based on the random value MR4 for determining the variation pattern, while it is determined not to execute the specific effect, while the variation pattern is determined to be non-reach PA1-4 to non-reach. Execution of a specific effect is determined by being determined as one of PA1-7.
上記実施の形態では、カウントスイッチ23や第2始動口スイッチ22Bにより遊技球が検出されたことに対応して異常が発生したと判定した場合には、異常報知として、異常報知画面の表示と異常報知音の出力、異常報知点灯を、すべて同時に開始するものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば異常入賞として検出された遊技球の個数に応じて、異常報知における報知内容を異ならせるようにしてもよい。一例として、大入賞口や第2始動入賞口にて異常入賞が検出された場合、大入賞口にて検出された遊技球が1個であるとき、あるいは、第2始動入賞口にて検出された遊技球が5個であるときには、異常報知として、異常報知音の出力のみを行う。次に、異常入賞として大入賞口にて検出された遊技球の個数が2個となったとき、あるいは、第2始動入賞口にて検出された遊技球が10個となったときには、異常報知音の出力に加え、異常報知点灯による異常報知を行う。さらに、異常入賞として大入賞口にて検出された遊技球の個数が3個となったとき、あるいは、第2始動入賞口にて検出された遊技球が15個となったときには、異常報知音の出力と異常報知点灯に加え、異常報知画面の表示による異常報知が行われるようにすればよい。この場合には、例えば図71に示すステップS532、S534の処理にて、第1異常入賞報知指定コマンドや第2異常入賞報知指定コマンドの受信回数をカウントし、そのカウント結果に対応した異常報知の設定を行うようにすればよい。また、所定個数以上の入賞で異常報知してもよい。その場合、所定個数の入賞を判定した時に異常入賞報知指定コマンドを送信してもよい。
In the above embodiment, when it is determined that an abnormality has occurred in response to the game ball being detected by the
また、大入賞口に進入した遊技球が検出されたことにより異常が発生したと判定された場合であるか、第2始動入賞口に進入した遊技球が所定回検出されたことにより異常が発生したと判定された場合であるかに応じて、異常入賞として検出された遊技球の個数と異常報知における報知内容との対応関係を、異ならせるようにしてもよい。一例として、大入賞口に進入した遊技球が検出されたことにより異常が発生したと判定された場合には、異常入賞として検出された遊技球の個数が1個であっても、異常報知として、異常報知画面の表示と異常報知音の出力、異常報知点灯を、すべて同時に開始する。これに対して、第2始動入賞口に進入した遊技球が所定回検出されたことにより異常が発生したと判定された場合には、異常入賞として検出された遊技球の個数が5個であれば、異常報知音の出力のみを行い、その個数が10個になれば、異常報知音の出力に加えて異常報知点灯を行い、その個数が15個になれば、異常報知音の出力と異常報知点灯に加え異常報知画面の表示を行うようにしてもよい。 In addition, it is a case where it is determined that an abnormality has occurred due to the detection of a game ball that has entered the grand prize winning opening, or an abnormality has occurred due to the detection of a gaming ball that has entered the second starting winning opening. The correspondence relationship between the number of game balls detected as an abnormal prize and the notification content in the abnormality notification may be varied depending on whether or not it is determined that the game has been performed. As an example, if it is determined that an abnormality has occurred due to the detection of a game ball that has entered the big prize opening, even if the number of game balls detected as an abnormal winning is one, The display of the abnormality notification screen, the output of the abnormality notification sound, and the abnormality notification lighting are all started simultaneously. On the other hand, if it is determined that an abnormality has occurred because the game ball that has entered the second start winning opening is detected a predetermined number of times, the number of game balls detected as an abnormal winning may be five. For example, only the abnormality notification sound is output, and if the number is 10, the abnormality notification lighting is performed in addition to the output of the abnormality notification sound. If the number is 15, the abnormality notification sound is output and the abnormality is detected. An abnormality notification screen may be displayed in addition to the notification lighting.
上記実施の形態では、異常報知として、異常報知画面の表示と異常報知音の出力、異常報知点灯のすべてを組み合わせて行うものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されず、例えば、異常報知画面の表示、異常報知音の出力、異常報知点灯のうち、いずれか1つが異常報知として行われてもよいし、一部を組み合わせた異常報知が行われるようにしてもよい。この場合には、大入賞口に進入した遊技球が検出されたことにより異常が発生したと判定された場合と、第2始動入賞口に進入した遊技球が所定回検出されたことにより異常が発生したと判定された場合とで、異常報知として行われる動作などを異ならせるようにしてもよい。 In the above-described embodiment, as the abnormality notification, the display of the abnormality notification screen, the output of the abnormality notification sound, and the abnormality notification lighting are all performed in combination. However, the present invention is not limited to this. For example, any one of the display of the abnormality notification screen, the output of the abnormality notification sound, and the abnormality notification lighting may be performed as the abnormality notification, or a part thereof is combined. Abnormality notification may be performed. In this case, when it is determined that an abnormality has occurred due to the detection of the game ball that has entered the grand prize winning opening, and when the game ball has entered the second start winning opening has been detected a predetermined number of times, The operation performed as abnormality notification may be made different depending on the case where it has been determined that it has occurred.
一例として、大入賞口に進入した遊技球が検出されたことにより異常が発生したと判定された場合には、異常報知画面の表示と異常報知音の出力とを組み合わせた異常報知が行われる一方で、第2始動入賞口に進入した遊技球が所定回検出されたことにより異常が発生したと判定された場合には、異常報知音の出力と異常報知点灯とを組み合わせた異常報知が行われるようにしてもよい。 As an example, when it is determined that an abnormality has occurred due to the detection of a game ball that has entered the winning prize opening, abnormality notification is performed by combining the display of the abnormality notification screen and the output of the abnormality notification sound. Thus, when it is determined that an abnormality has occurred due to the game ball entering the second start winning opening being detected a predetermined number of times, an abnormality notification that combines the output of the abnormality notification sound and the abnormality notification lighting is performed. You may do it.
他の一例として、大入賞口に進入した遊技球が検出されたことにより異常が発生したと判定された場合には、異常報知画面の表示と異常報知音の出力、異常報知点灯のすべてを組み合わせた異常報知が行われる一方で、第2始動入賞口に進入した遊技球が所定回検出されたことにより異常が発生したと判定された場合には、異常報知音の出力のみが異常報知として行われるようにしてもよい。 As another example, if it is determined that an abnormality has occurred due to the detection of a game ball that has entered the winning prize opening, the display of the abnormality notification screen, the output of the abnormality notification sound, and the abnormality notification lighting are combined. When it is determined that an abnormality has occurred because the game ball that has entered the second start winning opening is detected a predetermined number of times, only the output of the abnormality notification sound is performed as the abnormality notification. You may be made to be.
その他にも、パチンコ遊技機1の装置構成、データ構成、フローチャートで示した処理、画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作を含めた各種の演出動作などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変更及び修正が可能である。加えて、本発明の遊技機は、入賞球の検出に応答して所定数の賞球を払い出す払出式遊技機に限定されるものではなく、遊技球を封入し入賞球の検出に応答して得点を付与する封入式遊技機にも適用することができる。
In addition, the device configuration of the
なお、上記の実施の形態のパチンコ遊技機1は、主として、始動入賞にもとづいて可変表示部に可変表示される特別図柄の停止図柄が所定の図柄になると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になるパチンコ遊技機であったが、始動入賞にもとづいて開放する電動役物の所定領域への入賞があると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になるパチンコ遊技機や、始動入賞にもとづいて可変表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組み合わせになると開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利が発生または継続するパチンコ遊技機であっても、本発明を適用できる。さらに、遊技メダルを投入して賭け数を設定し遊技を行う、図88に示すようなスロットマシン1001や、遊技メダルではなく遊技球を投入して賭け数を設定し遊技を行う遊技機などにも本発明を適用できる。
The
図88に示すスロットマシン1001の前面扉は、施錠装置1019にキーを差し込み、時計回り方向に回動操作することにより開放状態とすることができる。このスロットマシン1001の上部前面側には、入賞用可変表示装置に相当する可変表示装置2が設けられている。可変表示装置1002は、リールユニット1003を備える。可変表示装置1002の下側であって、スロットマシン1001の前面側ほぼ中央位置には、可変表示装置に相当する液晶表示器1004が設けられている。液晶表示器1004の左側には、上からペイアウト表示部1021と、クレジット表示部1022と、ボーナス告知部1036と、リプレイ表示部1032と、スタート表示部1030と、投入指示表示部1029と、ヒット表示部1034とが設けられている。液晶表示器1004の右側には、入賞表示部1025a〜1025d、スイカ連続入賞回数表示部1025e〜1025gが設けられている。また、液晶表示器1004の下方に設けられた台状部分の水平面には、メダル投入口1013と、1枚BETボタン1014と、MAXBETボタン1015と、精算ボタン1016とが設けられている。その台状部分の垂直面には、スタートレバー1011と、停止ボタン1012L、1012C、1012Rと、メダルが詰まったときなどにおいてスロットマシン1001に機械的に振動を与えるメダル詰まり解消ボタン1018とが設けられている。スロットマシン1001の下部前面側には、メダル払い出し口1071と、メダル貯留皿1072とが設けられている。可変表示装置1002の左右には、それぞれ演出手段としてのスピーカ1007L、1007Rが設けられている。スロットマシン1001の前面側には、可変表示装置1002および液晶表示器1004の周囲を取り囲むように、遊技効果表示部1005A〜1005Eが設けられている。そして、このようなスロットマシン1001においては、可変表示装置1002にてリーチ選択演出における演出画像を表示させるなどして、リーチ選択演出を実行するようにすればよい。
The front door of the slot machine 1001 shown in FIG. 88 can be opened by inserting a key into the
さらに、本発明を実現するためのプログラム及びデータは、パチンコ遊技機1に含まれるコンピュータ装置等に対して、着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態に限定されるものではなく、予めコンピュータ装置等の有する記憶装置にプリインストールしておくことで配布される形態を採っても構わない。さらに、本発明を実現するためのプログラム及びデータは、通信処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接続されたネットワーク上の、他の機器からダウンロードすることによって配布する形態を採っても構わない。
Furthermore, the program and data for realizing the present invention are not limited to a form distributed and provided by a detachable recording medium to the computer device or the like included in the
そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の記録媒体を装着することにより実行するものだけではなく、通信回線等を介してダウンロードしたプログラム及びデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他のコンピュータ装置等とネットワークを介してデータの交換を行うことによりゲームを実行するような形態とすることもできる。 The game execution mode is not only executed by attaching a detachable recording medium, but can also be executed by temporarily storing the program and data downloaded via a communication line or the like in an internal memory or the like. It is also possible to execute directly using hardware resources on the other device side on a network connected via a communication line or the like. Furthermore, the game can be executed by exchanging data with other computer devices or the like via a network.
1 … パチンコ遊技機
2 … 遊技盤
3 … 遊技機用枠
4A、4B … 特別図柄表示装置
5 … 画像表示装置
6A … 普通入賞球装置
6B … 普通可変入賞球装置
7 … 特別可変入賞球装置
8L、8R … スピーカ
9 … 遊技効果ランプ
11 … 主基板
12 … 演出制御基板
13 … 音声制御基板
14 … ランプ制御基板
15 … 払出制御基板
16 … 表示制御基板
19 … 中継基板
20 … 普通図柄表示器
21 … ゲートスイッチ
22A、22B … 始動口スイッチ
23 … カウントスイッチ
30 … 操作ボタン
51 … 払出モータ
100 … 遊技制御用マイクロコンピュータ
101、121、141 … ROM
102、122、142 … RAM
103 … CPU
104、124、143 … 乱数回路
105、125、144 … I/O
120 … 演出制御用CPU
123 … 表示制御部
140 … 表示制御用CPU
150 … 払出制御用マイクロコンピュータ
DESCRIPTION OF
102, 122, 142 ... RAM
103 ... CPU
104, 124, 143...
120 ... CPU for effect control
123 ...
150 ... microcomputer for payout control
Claims (1)
前記始動条件が成立した後に前記開始条件が成立したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かを、前記識別情報の可変表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段と、
前記事前決定手段による決定結果と可変表示パターン種別決定用の乱数値を示す数値データとに基づき、前記識別情報の可変表示パターン種別を、リーチ演出を実行する複数種類のリーチ可変表示パターン種別と前記リーチ演出を実行しない複数種類の非リーチ可変表示パターン種別のうちのいずれかに決定する可変表示パターン種別決定手段と、
前記リーチ演出を実行することに対応して、可変表示パターン決定用の乱数値を示す数値データに基づき、1のリーチ可変表示パターン種別に含まれる複数種類のリーチ可変表示パターンのいずれかに決定する一方で、前記リーチ演出を実行しないことに対応して、可変表示パターン決定用の乱数値を示す数値データに基づき、1の非リーチ可変表示パターン種別に含まれる複数種類の非リーチ可変表示パターンのいずれかに決定する可変表示パターン決定手段と、
前記可変表示パターン決定手段により決定された可変表示パターンに従って、前記識別情報の可変表示を実行するとともに、該可変表示パターンがリーチ可変表示パターンである場合に前記リーチ演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記リーチ演出を示す複数種類のリーチ画像を順次表示した後に前記複数種類のリーチ画像のうちの一のリーチ画像を確定表示するリーチ選択演出を実行可能であるとともに、前記リーチ選択演出を実行したときには、その終了後に前記リーチ選択演出において確定表示されたリーチ画像が示すリーチ演出を実行し、
前記可変表示パターン種別決定手段は、前記リーチ選択演出を実行するリーチ可変表示パターン種別を含む複数種類の可変表示パターン種別のいずれかに決定する、
ことを特徴とする遊技機。 A variable display means for variably displaying a plurality of types of identification information each identifiable based on the fact that the start condition is satisfied after the start condition is satisfied, and a specific display in which the variable display result of the identification information is predetermined After the result, a gaming machine that controls to a specific gaming state advantageous to the player,
Pre-decision means for deciding whether to control to the specific gaming state based on the establishment of the start condition after the start condition is established, before the variable display result of the identification information is derived and displayed; ,
Based on the determination result by the pre-determining means and the numerical data indicating the random value for determining the variable display pattern type, the variable display pattern type of the identification information is a plurality of types of reach variable display pattern types for performing the reach effect. Variable display pattern type determining means for determining any one of a plurality of types of non-reach variable display pattern types that do not execute the reach effect;
Corresponding to the execution of the reach effect, one of a plurality of reach variable display patterns included in one reach variable display pattern type is determined based on numerical data indicating a random value for variable display pattern determination. On the other hand, in response to not executing the reach effect, a plurality of types of non-reach variable display patterns included in one non-reach variable display pattern type based on numerical data indicating random values for variable display pattern determination. Variable display pattern determining means for determining any of them;
In accordance with the variable display pattern determined by the variable display pattern determining means, the variable display pattern of the identification information is executed, and when the variable display pattern is a reach variable display pattern, the effect execution means for executing the reach effect,
With
The production execution means
When the reach selection effect for confirming and displaying one reach image of the plurality of types of reach images after sequentially displaying the plurality of types of reach images indicating the reach effect and when the reach selection effect is executed Then, after the end, execute the reach effect indicated by the reach image that is confirmed and displayed in the reach selection effect,
The variable display pattern type determining means determines any one of a plurality of variable display pattern types including a reach variable display pattern type for executing the reach selection effect.
A gaming machine characterized by that.
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