JP5519582B2 - 所データ一括管理装置及び所データ一括管理システム - Google Patents

所データ一括管理装置及び所データ一括管理システム Download PDF

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本発明は、セッション制御サーバで通信サービスを提供する際に必要な所データを管理する技術に関する。
従来の電話網では、通信サービスを提供するために必要なトランスレータやルーチングテーブル等といった交換機内の情報(以下、所データ)を、当該サービスを提供している各交換機がそれぞれ保持している。
また、現在では、SIP等のIP通信を主体としたIP電話網の構築も盛んであり、そのIP電話網にて呼処理を行うセッション制御サーバ類についても同様に、その所データを各セッション制御サーバがそれぞれ保持している。
特開平6−253007号公報
前述のような背景技術に対し、複数の交換機で保持する所データをオペレーションシステムで管理する方法が特許文献1に開示されているが、その所データを変更等する場合、交換機間又はセッション制御サーバ間の連携作業を必要とするため、その変更等に係る作業が煩雑になるという課題がある。
具体的には、例えば、各セッション制御サーバで同じ所データを変更(機能開始SWによる機能の開始/停止切替えを含む)する際に、セッション制御サーバ毎に毎回同じ所データの変更作業を実行する必要がある。
また、あるセッション制御サーバの所データを生成した際、関連する他のセッション制御サーバとの所データ相関に矛盾がないかを検証することが困難である。
更に、セッション制御サーバの収容替えの際に、移行元セッション制御サーバからの所データの抜き取りや、移行先セッション制御サーバへの所データの投入という作業が必要である。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、所データの変更時において、セッション制御サーバ間及び/又は交換機間の連携作業を極力効率化して作業量の削減および作業ミスの削減を図ることにある。
請求項1記載の所データ一括管理装置は、複数のセッション制御サーバ及び/又は複数の交換機でそれぞれ保持している複数の所データを一括して記憶管理する記憶手段と、前記所データが更新される場合には、前記記憶手段の所データを更新する更新手段と、前記所データを更新する際に投入された所データに基づくセッション制御サーバ間及び/又は交換機間の論理構成を、事前登録されたセッション制御サーバ間及び/又は交換機間の物理構成と照合する照合手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のセッション制御サーバ及び/又は複数の交換機でそれぞれ保持している複数の所データを一括して記憶手段に記憶管理するため、各セッション制御サーバ及び/又は各交換機が個々に所データを保持する必要がなくなることから、結果として、セッション制御サーバ間及び/又は交換機間の連携作業を極力効率化して作業量の削減および作業ミスの削減を図ることができる。
また、本発明によれば、所データを更新する際に投入されたセッション制御サーバ間及び/又は交換機間の構成を、事前登録された構成と照合するため、保守者によって投入された所データ情報のミスや矛盾を検出でき、所データの投入不具合が減少し、工事作業量、工事ミスの減少を図ることができる。
請求項記載の所データ一括管理装置は、請求項記載の所データ一括管理装置において、前記更新する際に投入された所データを設定した所データを用いて所定の試験パターンを生成し試験するシミュレート手段を更に有することを特徴とする。
本発明によれば、更新する際に投入された所データを設定した所データを用いて所定の試験パターンを生成し試験するため、保守者によって投入された所データ情報のミスや矛盾を検出でき、所データの投入不具合が減少し、工事作業量、工事ミスの減少を図ることができる。
請求項記載の所データ一括管理装置は、請求項記載の所データ一括管理装置において、前記更新手段は、前記照合結果で両構成が等しい場合、かつ前記試験結果で所データの設定が正しい場合に、前記投入された所データで前記記憶手段の所データを更新することを特徴とする。
請求項記載の所データ一括管理装置は、請求項1乃至のうちいずれかに記載の所データ一括管理装置において、更新後の所データを前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機に配信する配信手段を更に有し、前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機は、前記所データ一括管理装置から配信された所データで共有メモリの所データを更新することを特徴とする。
本発明によれば、更新後の所データを複数のセッション制御サーバ及び/又複数の交換機に配信し、複数のセッション制御サーバ及び/又複数の交換機は、所データ一括管理装置から配信された所データで共有メモリの所データを更新するため、加入者電話端末からの呼のセッション要求があった場合に、所データ一括管理システムに呼毎にアクセスする必要性を防止できる。
請求項記載の所データ一括管理装置は、請求項記載の所データ一括管理装置において、前記配信手段は、前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機から所データの取得要求を受けた場合に、前記更新後の所データを配信することを特徴とする。
請求項記載の所データ一括管理システムは、所データ一括管理装置と、複数のセッション制御サーバ及び/又複数の交換機とを備えた所データ一括管理システムにおいて、前記所データ一括管理装置は、複数のセッション制御サーバ及び/又は複数の交換機でそれぞれ保持している複数の所データを一括して記憶管理する記憶手段と、前記所データが更新される場合には、前記記憶手段の所データを更新する更新手段と、前記所データを更新する際に投入された所データに基づくセッション制御サーバ間及び/又は交換機間の論理構成を、事前登録されたセッション制御サーバ間及び/又は交換機間の物理構成と照合する照合手段と、更新後の所データを前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機に配信する配信手段と、を有し、前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機は、前記所データ一括管理装置から配信された所データで共有メモリの所データを更新する更新手段を有することを特徴とする。
請求項7記載の所データ一括管理システムは、請求項記載の所データ一括管理システムにおいて、前記所データ一括管理装置は、前記更新する際に投入された所データを設定した所データを用いて所定の試験パターンを生成し試験するシミュレート手段を更に有し、前記更新手段は、前記照合結果で両構成が等しい場合、かつ前記試験結果で所データの設定が正しい場合に、前記投入された所データで前記記憶手段の所データを更新することを特徴とする。
本発明によれば、所データの変更時において、セッション制御サーバ間及び/又は交換機間の連携作業を極力効率化して作業量の削減および作業ミスの削減を図ることができる。
従来のセッション制御サーバのシステム構成を示す図である。 本実施の形態に係る所データ一括管理システムのシステム構成を示す図である。 所データ一括管理装置の機能ブロック構成を示す図である。 各セッション制御サーバと所データ一括管理装置との連携を示す図である。 セッション制御サーバ間の物理構成例を示す図である。 投入されたセッション制御サーバ間の論理構成例を示す図である。 投入されるべきセッション制御サーバ間の論理構成例を示す図である。 加入者電話端末の収容構成例を示す図である。 従来のセッション制御サーバの収容替え方法を示す図である。 本実施の形態に係るセッション制御サーバの収容替え方法を示す図である。
以下、本発明について図面を用いて説明する。本実施の形態では、セッション制御サーバを例に説明するが、交換機であっても同様に適用できる。
電話サービスをはじめ、固定通信と移動通信を融合したサービスや今後開発される新しい情報通信サービスを提供する基盤ネットワークとして、次世代ネットワーク(Next Generation Network:NGN)が存在している。
NGNでのセッション制御サーバの構成として、加入者を収容する加入者収容用セッション制御サーバ(Subscriber Session Control Server:SSC)と、中継処理を行う中継処理用セッション制御サーバ(Intermediate Session Control Server:ISC)の2種類がある。
図1は、従来のセッション制御サーバのシステム構成を示す図である。従来のシステム構成は、中継処理用セッション制御サーバ100と、加入者収容用セッション制御サーバ300とで主に構成され、通信サービスを提供するために必要なトランスレータやルーチングテーブル等といったセッション制御サーバ内の情報(以下、所データ)は、各セッション制御サーバ100,300にそれぞれ具備された所DB10,30にそれぞれ格納されている。
一方、本実施の形態に係る所データ一括管理システムのシステム構成を図2に示す。本所データ一括管理システムは、所DB10に代えて共有メモリ10’を具備する中継処理用セッション制御サーバ100と、同様に所DB30に代えて共有メモリ30’を具備する加入者収容用セッション制御サーバ300と、それら各セッション制御サーバ100,300の所データを一括して記憶管理する所DB50を具備する所データ一括管理装置500とで主に構成される。
なお、各セッション制御サーバ100,300と、所データ一括管理装置500とは、相互通信可能に接続されている。
本実施の形態では、従来、各セッション制御サーバ100,300でそれぞれ保持されていた全ての所データを、所データ一括管理装置500に移管し、一括して保持している。
ここで、各セッション制御サーバ100,300でそれぞれ保持していた所データを所データ一括管理装置500に移管したことから、加入者電話端末(不図示)からの呼を受信した場合、各セッション制御サーバ100,300は、呼毎に所データ一括管理装置500の所DB50にアクセスする必要が生じる。
その必要性を解消するため、所データ一括管理装置500は、各セッション制御サーバ100,300で呼処理に必要な所データを、各セッション制御サーバ100,300内の共有メモリ10’,30’に転送する。
以上より、各セッション制御サーバ100,300で保持する所データを所データ一括管理装置500の所DB50に移管して一括管理するので、各セッション制御サーバ100,300で個々に所データを保持する必要性を低減できる。
また、所データ一括管理装置500で管理している所データを各セッション制御サーバ100,300内の共有メモリ10’,30’に転送するので、所データ一括管理装置500の所DB50に呼毎にアクセスする必要性を低減できる。
次に、所データ一括管理装置500の機能について具体的に説明する。図3は、所データ一括管理装置の機能ブロック構成を示す図である。この所データ一括管理装置500は、所DB50と、受付処理部51と、所データ相関チェック機能部52と、シミュレート機能部53と、更新処理部54と、外部接続部55とで主に構成される。以下、それら各部の機能について詳述する。
所DB50は、各セッション制御サーバ100,300でそれぞれ保持している複数の所データを一括して記憶管理する機能を有し、試験面および運用面で構成される。受付処理部51を経由して所データ一括管理装置500に投入された所データは、まず、試験面に反映される。そして、所データ相関チェック機能部52やシミュレート機能部53での試験検証により当該所データに問題がないと判断された場合に、試験面から運用面へとコピーされる。
受付処理部51は、保守者によって投入された所データを受け付けて、所DB50の試験面に記憶させる機能を有している。
所データ相関チェック機能部52は、投入された所データを所DB50の試験面から読み出して、所データ一括管理装置500に事前登録しておいたセッション制御サーバ群の物理構成と、所データ一括管理装置500に投入された所データが意味する論理構成とが等しいか否かをチェックする機能を有している。
シミュレート機能部53は、投入された所データを所DB50の試験面から読み出して、投入された所データに関する、ユーザ、ルート、サービス条件(機能開始SWの切り替えによる開始/停止の確認)等の試験パターンを自動抽出(生成)し、シミュレート(試験)する機能を有している。
更新処理部54は、所データ相関チェック機能部52やシミュレート機能部53での試験検証により所データに問題がないと判断された場合に、試験面に一時的に反映されていた所データを運用面にコピー(更新)する機能を有している。
なお、DBMS(Database Management System)等のように、所DB50に制御機能が具備されている場合には、この更新処理部54は所DB50の内部で動作することも可能である。
外部接続部55は、所DB50の運用面から所データを読み出して、対応する各セッション制御サーバ100,300に転送(配信)する機能を有している。
なお、所DB50は、メモリ等の記憶手段により実現できる。また、受付処理部51と、所データ相関チェック機能部52と、シミュレート機能部53と、更新処理部54と、外部接続部55とは、CPU等の制御手段により実現できる。それら各部の機能処理は、コンピュータプログラムにより実行される。
次に、所データ一括管理装置500の処理動作の流れについて説明する。図4は、各セッション制御サーバと所データ一括管理装置との連携を示す図である。
まず、あるセッション制御サーバに対して所データの更新等の要求があった場合、保守者が操作する保守装置により、所データ一括管理装置500に対して所データの更新が要求される(S1)。
その後、受付処理部51により、その投入された所データが受け付けられて、所DB50の試験面に反映される(S2)。
次に、その試験面の所データを用いて、投入された所データの内容にミスや矛盾がないかが検証される。具体的には、まず、所データ相関チェック機能部52により、投入されたセッション制御サーバ間の構成が事前登録された構成と照合されて、それら両構成が等しいか否かがチェックされる(S3)。
続いて、シミュレート機能部53により、投入された所データを設定した試験面上の所データを用いて所定の試験パターンが生成され、その試験パターンでシミュレートされて、その設定が正しいか否かがチェックされる(S4)。
その後、上記S3及びS4での検証結果に問題がないと確認された場合、更新処理部54により、その確認された所データが試験面から運用面にコピー(更新)される(S5)。
最後に、外部接続部55により、更新後の所データが運用面から読み出され、対応するセッション制御サーバの共有メモリに転送(配信)される(S6)。
また、所データ一括管理装置500は、セッション制御サーバから所データ取得要求を受け取った場合に、所データを当該セッション制御サーバに配信することも可能である(S7)。
セッション制御サーバは、S6及び/又はS7の処理後、転送(配信)された更新後の所データで共有メモリの所データを更新する。
なお、S4の処理は、S3の処理以前に行うようにしてもよい。また、S3の処理とS4の処理とのうちいずれか一方のみを行うようにしてもよい。
すなわち、所データ相関チェック機能部52やシミュレート機能部53の各検証手段で保守者が投入する所データを確認するので、保守者の投入情報のミスや矛盾を検出でき、所データの投入不具合が減少し、工事作業量、工事ミスの減少を図ることが可能となる。
次に、所データ相関チェック機能部52での検証動作例について詳述する。図5は、セッション制御サーバ間の物理構成例を示す図である。
第1の加入者収容用セッション制御サーバ300aおよび第2の加入者収容用セッション制御サーバ300bは、第1の中継処理用セッション制御サーバ100aに接続され、その第1の中継処理用セッション制御サーバ100aは、第2の中継処理用セッション制御サーバ100bに接続されている。このような物理的接続構成が、所データ一括管理装置500に事前登録されている。
このような物理構成に対して、保守者により、所データとして、「第1の加入者収容用セッション制御サーバ300aの対向セッション制御サーバを第1の中継処理用セッション制御サーバ100aとし、第2の加入者収容用セッション制御サーバ300bの対向セッション制御サーバを第1の中継処理用セッション制御サーバ100aとし、第1の中継処理用セッション制御サーバ100aの対向セッション制御サーバを第2の中継処理用セッション制御サーバ100bおよび第2の加入者収容用セッション制御サーバ300bとする」(図6参照)という論理構成(論理的接続構成)が投入されるとする。
ここで、所データ相関チェック機能部52は、上記登録してあるセッション制御サーバ群の物理構成と、上記投入された所データが意味する論理構成が等しいか否かをチェックする。
その結果、所データ相関チェック機能部52は、第1の加入者収容用セッション制御サーバ300aと第1の中継処理用セッション制御サーバ100aとの所データ間で、「第1の加入者収容用セッション制御サーバ300aの対向セッション制御サーバには、第1の中継処理用セッション制御サーバ100aが設定されているが、第1の中継処理用セッション制御サーバ100aの対向セッション制御サーバには、第1の加入者収容用セッション制御サーバ300aが設定されていない」という矛盾を検出し、投入された所データをNGと判定する。
本来であれば、「第1の加入者収容用セッション制御サーバ300aの対向セッション制御サーバを第1の中継処理用セッション制御サーバ100aとし、第2の加入者収容用セッション制御サーバ300bの対向セッション制御サーバを第1の中継処理用セッション制御サーバ100aとし、第1の中継処理用セッション制御サーバ100aの対向セッション制御サーバを第2の中継処理用セッション制御サーバ100bと第2の加入者収容用セッション制御サーバ300bと“第1の加入者収容用セッション制御サーバ300aと”する」(図7参照)という論理構成の所データが投入されるべきである。
すなわち、保守者が誤って、図5に示されている物理構成に対して、第1の中継処理用セッション制御サーバ100aに誤った所データを投入した場合、所データ一括管理装置500では、「第1の中継処理用セッション制御サーバ100aの対向セッション制御サーバに、第1の加入者収容用セッション制御サーバ300aが設定されていない」という矛盾を検出し、NGと判定することから、保守者は正しい所データに修正できる。
次に、シミュレート機能部53での検証動作例について詳述する。ここでは、加入者電話端末間で呼をルーチング可能か否かをシミュレートする動作例を説明する。図8は、加入者電話端末の収容構成例を示す図である。
第3〜第5の加入者収容用セッション制御サーバ300c〜300eは、第3の中継処理用セッション制御サーバ100cに接続されている。また、第3の加入者収容用セッション制御サーバ300cは、第1の加入者電話端末700aを収容し、第4の加入者収容用セッション制御サーバ300dは、第2の加入者電話端末700bおよび第3の加入者電話端末700cを収容し、第5の加入者収容用セッション制御サーバ300eは、第4の加入者電話端末700dを収容している。
以下、第4の加入者収容用セッション制御サーバ300dに収容されている電話番号「XXX2−2112」を、第5の加入者収容用セッション制御サーバ300eに収容替えする場合を考える。
ここで、電話番号「XXX2−2112」を第4の加入者収容用セッション制御サーバ300dから第5の加入者収容用セッション制御サーバ300eに変更したにもかかわらず、誤って第3の中継処理用セッション制御サーバ100cの所データの設定内容を変更し忘れた場合、第3の中継処理用セッション制御サーバ100cの所データは変更されていないので、第5の加入者収容用セッション制御サーバ300eに収容替えされた電話番号「XXX2−2112」へ発呼しても第4の加入者収容用セッション制御サーバ300dにルーチングされ、第5の加入者収容用セッション制御サーバ300eにルーチングされない。
例えば、第3の加入者収容用セッション制御サーバ300cに収容されている電話番号「XXX1−1111」の第1の加入者電話端末700aから、第5の加入者収容用セッション制御サーバ300eに収容替えされた電話番号「XXX2−2112」への接続はNGとなる。
このとき、自動抽出した試験パターン「XXX1−1111からXXX2−2112への発呼」をシミュレートした際に、そのシュミレーション結果はNGとなり、保守者は所データの設定ミスに気付くことができる。
最後に、セッション制御サーバの収容替えについて説明する。図9は、従来のセッション制御サーバの収容替え方法を示す図である。
従来、各セッション制御サーバが個別に所データを保持している場合、移行元のセッション制御サーバAから移行先のセッション制御サーバBへ収容替えを実施する際には、移行元のセッション制御サーバAの所DBから所データを抜き取り、保守装置に所データを移管して、その保守装置から移行先のセッション制御サーバBへ所データを投入することが必要である。
移行元のセッション制御サーバAから所データを抜き取り、保守装置に所データ移管する場合や、保守装置から移行先のセッション制御サーバBに所データを投入する場合に、予期しないデータの欠落や、データ変更やデータ破壊が発生する可能性がある。
一方、本実施の形態に係るセッション制御サーバの収容替え方法を図10に示す。
移行元のセッション制御サーバAから移行先のセッション制御サーバBへ収容替えを実施する場合には、所データ一括管理装置500の所DB50に保持されている「セッション制御サーバAの所データ」のサーバ名を、「セッション制御サーバB」のサーバ名に変更すると共に、移行元のセッション制御サーバAの所データを移行先のセッション制御サーバBの共有メモリへ反映させることで実現できる。
すなわち、セッション制御サーバ収容替えの際、所データ一括管理装置500で保持する所データの投入サーバ名を変更するだけで収容替えができ、各セッション制御サーバからの所データの抜き取りや投入の作業が不要となるので、効率良く作業を実施できる。
以上より、本実施の形態によれば、各セッション制御サーバ100,300でそれぞれ保持している複数の所データを一括して所データ一括管理装置500の所DB50に記憶管理し、所データが更新される場合には、その所DB50の所データを更新するので、各セッション制御サーバ100,300で同一箇所の所データの変更を実施する際に、各セッション制御サーバ100,300の所データ変更を一括更新できることから、作業量の削減および作業ミスの削減が見込まれる。
また、本実施の形態によれば、各セッション制御サーバ100,300の所データを一括管理しているので、所データ同士の相関に矛盾がないことを所データ一括管理装置500上で検証可能であり、また検証した所データ自体を各セッション制御サーバ100,300の共有メモリへそれぞれ反映することにより信頼性が向上する。
また、本実施の形態によれば、セッション制御サーバの収容替えの際、所データ一括管理装置500で保持する所データの投入サーバ名を変更するだけで収容替えができ、移行元のセッション制御サーバからの所データの抜き取りや、移行先のセッション制御サーバへの所データの投入の作業が不要となり、効率良く作業を実施できる。
100…中継処理用セッション制御サーバ(ISC)
100a〜100c…第1〜第3の中継処理用セッション制御サーバ
10…所DB
10’…共有メモリ
300…加入者収容用セッション制御サーバ(SSC)
300a〜300e…第1〜第5の加入者収容用セッション制御サーバ
30…所DB
30’…共有メモリ
500…所データ一括管理装置
50…所DB(記憶手段)
51…受付処理部
52…所データ相関チェック機能部(照合手段)
53…シミュレート機能部(シミュレート手段)
54…更新処理部(更新手段)
55…外部接続部(配信手段)
700a〜700d…第1〜第4の加入者電話端末
A…移行元のセッション制御サーバ
B…移行先のセッション制御サーバ
S1〜S7…処理ステップ

Claims (7)

  1. 複数のセッション制御サーバ及び/又は複数の交換機でそれぞれ保持している複数の所データを一括して記憶管理する記憶手段と、
    前記所データが更新される場合には、前記記憶手段の所データを更新する更新手段と、
    前記所データを更新する際に投入された所データに基づくセッション制御サーバ間及び/又は交換機間の論理構成を、事前登録されたセッション制御サーバ間及び/又は交換機間の物理構成と照合する照合手段と、
    を有することを特徴とする所データ一括管理装置。
  2. 前記更新する際に投入された所データを設定した所データを用いて所定の試験パターンを生成し試験するシミュレート手段を更に有することを特徴とする請求項記載の所データ一括管理装置。
  3. 前記更新手段は、
    前記照合結果で両構成が等しい場合、かつ前記試験結果で所データの設定が正しい場合に、前記投入された所データで前記記憶手段の所データを更新することを特徴とする請求項記載の所データ一括管理装置。
  4. 更新後の所データを前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機に配信する配信手段を更に有し、
    前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機は、
    前記所データ一括管理装置から配信された所データで共有メモリの所データを更新することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれかに記載の所データ一括管理装置。
  5. 前記配信手段は、
    前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機から所データの取得要求を受けた場合に、前記更新後の所データを配信することを特徴とする請求項記載の所データ一括管理装置。
  6. 所データ一括管理装置と、複数のセッション制御サーバ及び/又複数の交換機とを備えた所データ一括管理システムにおいて、
    前記所データ一括管理装置は、
    複数のセッション制御サーバ及び/又は複数の交換機でそれぞれ保持している複数の所データを一括して記憶管理する記憶手段と、
    前記所データが更新される場合には、前記記憶手段の所データを更新する更新手段と、
    前記所データを更新する際に投入された所データに基づくセッション制御サーバ間及び/又は交換機間の論理構成を、事前登録されたセッション制御サーバ間及び/又は交換機間の物理構成と照合する照合手段と、
    更新後の所データを前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機に配信する配信手段と、を有し、
    前記複数のセッション制御サーバ及び/又前記複数の交換機は、
    前記所データ一括管理装置から配信された所データで共有メモリの所データを更新する更新手段を有することを特徴とする所データ一括管理システム。
  7. 前記所データ一括管理装置は
    記更新する際に投入された所データを設定した所データを用いて所定の試験パターンを生成し試験するシミュレート手段を更に有し、
    前記更新手段は、
    前記照合結果で両構成が等しい場合、かつ前記試験結果で所データの設定が正しい場合に、前記投入された所データで前記記憶手段の所データを更新することを特徴とする請求項記載の所データ一括管理システム。
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