JP5516227B2 - ダクト、電子機器 - Google Patents

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本発明は、電子機器を冷却するためのダクト、および電子機器に関する。
近年、電子機器の小型化に伴いながらも高性能が要求されるため、発熱密度が大きくなり、十分な放熱を行う困難な素子が出現するようになった。
特に高輝度タイプのLED(Light Emitting Diode)は、大電流を必要としながらもその発光面積は小さく、発熱量は大きい。さらに高輝度タイプのLEDは、温度が上昇すると輝度が下がる場合もあり、放熱が課題になる場合が多々生じる。
また、プロジェクタの光学部品等の場合、光が通過するため、熱伝導を用いた熱拡散は使用できない。しかし、光学部品の高輝度化が進むため、十分な放熱性能が要求されるようになってきている。
LSI(Large Scale Integration)に関しても、素子の発熱量が小さくなりながらも素子、筐体ともにサイズが小さくなっている。しかしLSIの場合、ヒートシンクのような放熱部材の導入が難しく、結果として放熱が困難になる場合も十分あり得る。
そこで、冷却風を冷却対象物に当てることで、冷却対象物の放熱を促進させることが行われている。さらに、特許文献1、2では、ペルチェ素子の吸熱面側と熱的に接続されたフィンや導風板を冷却風の流路に導入することで、冷却風そのものの温度を下げ、冷却対象物の温度をより効率的に低減している。
特開2000−269674号公報 特開2000−228754号公報
しかしながら、冷却風の流路にフィンや導風板等を置くと、結果的に流路内の圧力損失を増加させ、冷却風の流量を減少させてしまうことになる。その結果、意図したほどには冷却効率が向上せず、むしろ、冷却性能が低下してしまうということがある。
また、流路に湾曲部や屈曲部がある場合、遠心力により冷却風の流れは湾曲部や屈曲部の外周側に偏るため、その下流側にフィンや導風板を置いた場合、均一に冷却が行えない。また、そのように風量の分布が偏った冷却風を冷却対象物に吹き付けると、冷却対象物の冷却を均一に行えないという問題もある。
そこでなされた本発明の目的は、冷却効率を高め、冷却対象物を効率よく冷却することのできるダクト、電子機器を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明のダクトは、冷却対象物を冷却するため、冷却対象物に接触させる流体の流路を構成するダクトであって、流体の流れ方向を変換する曲がり部位が設けられ、曲がり部位の曲がり方向内周側に位置するダクトの内周壁面と外周側に位置する外周壁面との間に設けられ、曲がり部位の曲がり方向に沿って曲げられたフィンと、フィンに熱的に接続された熱電変換素子と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、本来流量低下の要因となる圧力損失の発生部である曲がり部位にフィンを設けることにより、曲がり部位における流体の流れを均一化することができるので、フィンを設けることにより発生する圧力損失をカバーすることができる。これにより、流体の流量を増加させつつ、流体の流速分布を均一に近づけた流れを、曲がり部位の下流側に整流された低温の流体の流れを形成することができる。また、冷却対象物との熱伝達率を高め、冷却対象物を効率よく冷却することができる。
本発明の第1の実施形態の液晶プロジェクタの送風ダクトの斜視図である。 第1の実施形態における液晶プロジェクタの送風ダクトの断面図である。 送風ダクトの曲がり部位の構造を示す斜視断面図である。 本発明の第2の実施形態の液晶プロジェクタ装置を示す平面図である。 送風ダクトの中心を通る断面における静圧分布図である。 送風ダクトの中心を通る断面における流速分布図である。
以下、添付図面を参照して、本発明によるダクト、電子機器を実施するための最良の形態を説明する。しかし、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態である液晶プロジェクタの送風ダクト(ダクト)4の斜視図である。
送風ダクト4は、断面四角形状の管路であり、シロッコファン(流体送給源)5の噴出口に設けられている。シロッコファン5の吸気口6から取り込まれた周囲雰囲気(流体)は、噴出口から送風ダクト4内へ冷却風として吐き出される。
送風ダクト4には、曲がり部位9が設けられており、噴出口から送風ダクト4内に吐き出された冷却風は、曲がり部位9において流れ方向を変換しながら下流に流れ、送風ダクト4の噴出口7から、冷却対象となる液晶パネルや偏光フィルターへ向けて噴出される。
本実施形態においては、曲がり部位9は、その上流側4aから下流側4bに流れを90°に折曲する。このため、曲がり部位9の内周側の内周壁面9aと、外周側の外周壁面9bは、上流側4aの流れ方向に対し、45°に2回折曲されて形成されている。
内周壁面9aと外周壁面9bの間は、その一端側が内周壁面9a、外周壁面9bと同材料の壁材9cにより覆われ、他端側は、矩形プレート状のスプレッダ(プレート)11により覆われている。図2に示すように、スプレッダ11は、曲がり部位9において、内周壁面9aの周方向中心(流れ方向の中心)と外周壁面9bの周方向中心とを結ぶ仮想線Cを含むよう、設けられている。
図2に示すように、スプレッダ11の表面には、対向する壁材9cに向けて延びるフィン10が、一枚以上(本実施形態においては三枚)設けられている。
フィン10は、送風ダクト4の流れ方向上流側の端部10aが曲がり部位9の上流側4aの流れ方向に沿って形成され、下流側の端部10bが曲がり部位9の下流側4bの流れ方向に沿って形成され、上流側の端部10aと下流側の端部10bとの中間部10cは、端部10aから端部10bに向けて、仮想線C上の点を中心とした一定の曲率で、曲がり部位9の曲がり方向に沿って湾曲して形成されている。このとき、複数枚のフィン10は、仮想線C上の同一の点を中心として湾曲させることで、同心状に設けても良い。
これらフィン10は、仮想線C上を通過しており、内周壁面9aと外周壁面9bとを結ぶ方向(仮想線Cに沿った方向)において、互いに等間隔に形成されている。また、仮想線C上において、内周側のフィン10と内周壁面9a、外周側のフィン10と外周壁面9bも、フィン10の間隔と等間隔で形成するのが好ましい。
図3に示すように、このとき、各フィン10は、上流側の端部10aは、流れ方向上流側に行くに従い、その厚さが漸次薄くなるように形成するのが好ましい。
スプレッダ11において、送風ダクト4の外側には、ペルチェ素子(熱電交換素子)13が、吸熱面13aを突き合わせた状態で設けられている。ここでスプレッダ11は、ペルチェ素子13の吸熱面13a全体を覆うよう設けられている。
そして、ペルチェ素子13において吸熱面13aとは反対側の放熱面13bには、金属製のヒートシンク等の放熱部材14が設けられている。これにより、ペルチェ素子13には、吸熱面13a側にスプレッダ11およびフィン10が熱的に接続され、放熱面13b側に放熱部材14が熱的に接続されている。ここで熱的に接続とは、熱伝導による熱移動が可能な接続および接触を意味する。なお、放熱部材14は、グラファイトシートを用いて熱を拡散する方法を用いても良い。
フィン10とスプレッダ11は熱伝導率が15W/mK以上の物質から形成するのが好ましく、そのような物質としては、例えば、銅等の金属がある。このような物質でフィン10、スプレッダ11を形成することで、冷却風、ペルチェ素子13との熱伝達を効率よく行える。
スプレッダ11と放熱部材14にはさまれているペルチェ素子13は、通電することにより、スプレッダ11側より吸熱し、放熱部材14側より放熱するように設置されている。この際、放熱部材14は液晶プロジェクタの装置筐体内部に存在し、ペルチェ素子13より流れてきた熱を、前記シロッコファン5とは異なる装置内ファンにより発生した空気流れを利用し放熱することができるが、さらに、噴出口7から噴出されて液晶プロジェクタを冷却した後の排気風を放熱部材14に当て、放熱を促進させても良い。
このようにして、送風ダクト4の曲がり部位9において、送風ダクト4の流路内に、ペルチェ素子13に熱的に接続されたフィン10を設けることで、流路を流れる冷却風を冷却することができる。さらに、冷却風は、曲がり部位9においてフィン10との間に摩擦を受けながら向きを変えるため、直線的に冷却風が流れる部位に、流れに沿ってフィン10を設けた場合に比較し、温度境界層が薄くなり、その結果熱伝達率が向上し、冷却風の冷却効率を高め、ペルチェ素子13との熱交換が効率良く行えるようになる。
このとき、フィン10により、曲がり部位9において、本来であれば外周側に偏ってしまう冷却風の流れを、均一化することができるので、フィン10を設けることにより発生する圧力損失をカバーして低減することができる。これにより、冷却風の流量を増加させつつ、冷却風の流速分布を均一に近づけた流れを、曲がり部位9の下流側で実現することができる。
さらに、フィン10は、上流側の端部10aを、流れ方向上流側に行くに従い、その厚さが漸次薄くなるように形成することで、圧力損失の低減をより一層確実に防止できる。
また、プレート状のスプレッダ11を備えることで、スプレッダ11自身が送風ダクト4の流路の内壁面の一面を形成して冷却風に触れるため、冷却風からの吸熱を促進することができる。
さらにスプレッダ11でペルチェ素子13の吸熱面13a全体を覆うことで、吸熱面13a全体をフィン10と熱的に接続しつつ、スプレッダ11を熱拡散板としての機能させることができ、吸熱面13a全体の温度を均一に近づけることができる。これにより、放熱面13b側より熱を奪いづらくし、ペルチェ素子13の性能を高めることができる。
さらに、ペルチェ素子13の放熱面13b側に、放熱部材14を設けたので、ペルチェ素子13における熱交換を効率よく行える。加えて、この放熱部材14に、前記シロッコファン5とは異なる装置内ファンにより発生した空気流れを当てたり、噴出口7から噴出されて液晶プロジェクタを冷却した後の排気風を当てることで、放熱を促進させることができ、熱交換をより一層効率的に行うことができる。
さらに、曲がり部位9では送風ダクト4を、90度ではなく、45度で二回の曲げを行っている。これら送風ダクト4の形状とフィン10の配列を組み合わせることで、前述した作用効果が一層顕著なものとなる。
このようにして、本来流量低下の要因となる圧力損失の発生部である送風ダクト4の曲がり部位9において、圧力損失を抑えて流量を増加させつつ、曲がり部位9の下流側に整流された低温の冷却風の流れを形成することができる。これにより従来熱伝達率を容易に改善できない冷却対象物の温度上昇を低減することが可能になる。
なお、上記実施形態では、曲がり部位9を1箇所のみ設ける構成としたが、これに限らず、2箇所以上設けても良い。曲がり部位9を、45°ずつ2回に折曲させる構成としたが、3回以上に分けて折曲させても良いし、一定の曲率で湾曲させても良い。またもちろん、曲がり部位9における曲がり角度は90°以外であっても良い。
また、フィン10の枚数も何ら限定するものではない。フィン10の枚数が2枚以下の場合は、曲がり部位9の内周壁面9a側に寄った位置にフィン10を形成しても良い。そうすることで、曲がり直後に発生するダクト内の空気の渦の発生を抑えて圧力損失を低減することが可能になる。
(第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態として、上記第1の実施形態で示した送風ダクト4構造を搭載した液晶プロジェクタ装置(電子機器)100であり、送風ダクト4の配置を装置天井側から見た図である。
図4に示すように、液晶プロジェクタ装置100においては、光源からの光は光学素子によりR(赤)、G(緑)、B(青)の3つに分岐され、赤、緑、青の各色の液晶パネル(冷却対象物、電子機器本体)15、16、17と、赤、緑、青の偏光子(冷却対象物)18、19、20を通過した後、色合成プリズム21により統合され、投射レンズ部22より映像を投影する。
この際、各色の液晶パネル15、16、17、偏光子18、19、20からなる光学部品は、光を吸収し温度が上昇する。
そこで、この液晶プロジェクタ装置100は、これら光学部品の温度上昇を抑えるため、シロッコファン5を用いて装置外部より吸引した冷却風を、冷却用ダクト23、24、25を通し、噴出口7より前記光学部品に向け噴出させて冷却している。使用する液晶や通過する光の波長により、各光学部品ごとに温度上昇値は異なっており、温度条件の厳しい部品には冷却性能を高める必要がある。
比較的温度条件の厳しいものは緑、青の液晶パネル16、17、偏光子19、20である。そこで、緑、青の液晶パネル16、17、偏光子19、20を冷却する冷却用ダクト23、24は、上記第1の実施形態で示した送風ダクト4と同様の構成を有している。ここで、冷却用ダクト23、24は互いに隣接して並んで設けられており、冷却用ダクト23、24の曲がり部位9A、9Bをまたぐように、一枚のスプレッダ11が設けられている。そして、曲がり部位9A、9Bにおいては、スプレッダ11にフィン10A、10Bが設けられている。
このうち、より温度上昇の大きい青の液晶パネル17、偏光子20を冷却する冷却用ダクト23のフィン10Bは、曲がり部位9Bから下流に向かってスプレッダ11の端部11bまで延長して形成されている。このようにフィン10Bの長さを調節することで、冷却風とフィン10Bが熱交換する距離(接触面積)を変えることができる。
このような構成においては、上記実施形態と同様、図3に示したように、スプレッダ11に放熱部材14を備えたペルチェ素子13が熱的に接続されており、これにより、低温の冷却風を緑、青の液晶パネル16、17、偏光子19、20に吹き付けることが可能となり、冷却性能を向上させることが可能になる。
上記第1の実施形態で示した構成についてのシミュレーション計算の結果を示す。
シミュレーション対象とする送風ダクトは、断面が30mm×30mmで、流路が90°に折曲した曲がり部位を一箇所に有したものとした。この送風ダクトに、30mm角のファンから、最大静圧80Pa、最大流量0.6m/minで送風した際のダクトの中心を通る断面の静圧と流速の分布について、シミュレーションソフトウェアにより、シミュレーション計算を行った。
ここで、シミュレーション対象とする送風ダクトの曲がり部位は、
条件(a)は流路を90°に1回だけ折曲させたもの、
条件(b)は流路を45°に2回折曲させたもの、
条件(c)は(b)の曲がり部位に、フィンを2枚設けたもの、
の3通りとした。
図5、図6は、上記のシミュレーション結果を示すものである。図5、図6の(a)〜(c)は、上記の条件(a)〜(c)に対応している。ここで、ファンからの冷却風は、図中、左側から送風ダクトに流入し、曲がり部位において下方向へ曲げられ、下方に流出している。
図5(a)に示すように、条件(a)においては、ファンから吐き出された冷却風は慣性を有し、曲がり部位では遠心力により外周側の壁に衝突する。そのため、静圧分布は、曲がり部位の外周側は高圧、内周側は極端に低圧となっている。その結果、曲がり部位の周辺で圧力変動が発生し圧力損失が生じ、その圧力損失が大きいほど、ファンから得られる風量は小さくなる。
また、図6(a)に示すように、流速分布は、冷却風が曲がり部位において外周側の側壁に衝突したため、曲がり部位の下流側で、外周側と内周側で大きな流速の傾斜が発生し、均一な流速を得られなくなっている。
また、図5(b)、図6(b)に示すように、条件(b)においては、条件(a)に比較すると、曲がり部位の下流側における流速分布が多少均一になるものの、条件(a)と大きな差は得られていない。
図5(c)、図6(c)に示すように、条件(c)においては、フィンにより、外周側の側壁に冷却風が衝突することによる圧力の発生を抑え、曲がり部位の内周側への冷却風の流れを供給することで、圧力の低下を抑えている。また、曲がり部位の内周側を流れる冷却風は外周側に寄ることなくフィンによりそのまま内周側で流れの向きが曲げられるため、曲がり部位の下流側でも流速の偏りも抑えられている。このように曲がり部位にフィンを設けることで、本来、冷却風の流れが曲げられた際に発生する圧力損失を低減し、その結果、冷却風の流量を増加させることが可能となる。これと同時に、曲がり部位の下流側で冷却風の流れを整え、送風ダクト内の流れを均一化することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記第1の実施形態では、液晶プロジェクタ装置に本発明のダクトを適用する例を挙げたが、これに限るものではなく、他のいかなる冷却対象物に対しても本発明を適用できる。
また、冷却対象物を冷却する流体としては、空気に限らず、各種のガスを用いることもでき、さらには、水等の各種液体を用いることも可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
4 送風ダクト(ダクト)
4a 上流側
4b 下流側
5 シロッコファン(流体送給源)
6 吸気口
7 噴出口
9、9A、9B 曲がり部位
9a 内周壁面
9b 外周壁面
10 フィン
10a 端部
11 スプレッダ(プレート)
13 ペルチェ素子(熱電交換素子)
13a 吸熱面
13b 放熱面
14 放熱部材
15、16、17 液晶パネル(冷却対象物、電子機器本体)
18、19、20 偏光子(冷却対象物)
21 色合成プリズム
22 投射レンズ部
23、24、25 冷却用ダクト
100 液晶プロジェクタ装置(電子機器)

Claims (9)

  1. 冷却対象物を冷却するため、前記冷却対象物に接触させる流体の流路を構成するダクトであって、
    前記流体の流れ方向を変換する曲がり部位が設けられ、
    前記曲がり部位の曲がり方向内周側に位置する前記ダクトの内周壁面と外周側に位置する外周壁面との間に設けられ、前記曲がり部位の曲がり方向に沿って曲げられたフィンと、
    前記フィンに熱的に接続された熱電変換素子と、
    を備えることを特徴とするダクト。
  2. 前記内周壁面と前記外周壁面とを結ぶ前記ダクトの直交壁面を形成するプレートをさらに備え、
    前記フィンは、前記プレートの一面側に設けられ、前記熱電交換素子は、前記プレートの他面側に熱的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のダクト。
  3. 前記プレートは、前記熱電交換素子の吸熱面全体を覆って設けられていることを特徴とする請求項2に記載のダクト。
  4. 前記フィンおよび前記プレートは、熱伝導率が15W/mKよりも大きい材質から形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のダクト。
  5. 前記熱電変換素子の放熱面側に設けられた放熱部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のダクト。
  6. 前記放熱部材に、前記冷却対象物に吹き付けられて当該冷却対象物を冷却した後の前記流体が接触することにより、前記放熱部材が放熱することを特徴とする請求項5に記載のダクト。
  7. 前記曲がり部位は、前記内周壁面および前記外周壁面が複数回折曲されることで形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のダクト。
  8. 前記フィンは、流れ方向上流側の端部が、上流側に行くに従いその厚さが漸次小さくなる形状とされていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のダクト。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のダクトと、
    前記ダクトに流体を送り込む流体送給源と、
    前記ダクトから吹き付けられる前記流体により冷却される電子機器本体と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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