JP5516086B2 - 微粉炭バーナ - Google Patents

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本発明は、微粉炭を燃料とする石炭焚きボイラ等の火炉に設けられる微粉炭バーナ、特に間接燃焼システムに用いられる微粉炭バーナに関するものである。
微粉炭を燃料とする石炭焚きボイラに於ける燃焼システムとして、間接燃焼システムがある。この間接燃焼システムは、ミルで粉砕し製造した微粉炭を一旦微粉炭ビン等に貯蔵し、その後、必要量をフィーダで切出して、微粉炭バーナに供給して、燃焼させるものである。
ミルで粉砕して得られた微粉炭を直接、搬送空気により微粉炭バーナに供給するシステム(直燃焼システム)では、ミルでの微粉炭の粉砕、ミルからの微粉炭の搬送制約等から、空気/微粉炭重量比(A/C)は、1.0以上5.0以下となる。
一方、間接燃焼システムでは、ミル側で決る制約がない為、搬送空気は微粉炭を搬送できる量であればよく、A/Cを低く設定できる。A/Cを低く設定できることで、微粉炭の搬送動力を節約できるという利点がある。又、間接燃焼システムで発火性の高い燃料、例えば乾燥褐炭では、発火を抑制する為、搬送空気の温度は常温(0〜40℃)である。搬送空気温度が低い場合、ボイラ効率を低下させるので、搬送空気量は可及的に少ない方がよい。従って、A/Cは更に低くなり、例えば、A/Cは0.01以上0.5以下程度となる。
A/Cが0.01以上0.5以下の高濃度となると、従来の微粉炭バーナでは、良好な燃焼、安定燃焼が不可能となる。
これに対し、特許文献1には、安定燃焼の為に、炉内排ガスをチャンバ内に導くことが提案されている。又、特許文献2には、低負荷時にベンチュリ部に旋回羽根を配置して2次空気の旋回を維持することで安定燃焼を得ることが提案されている。
特開2008−138901号公報 特開平10−274405号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、微粉炭濃度が高濃度である場合でも、安定して燃焼させる微粉炭バーナを提供するものである。
本発明は、火炉に向って開口するノズル本体が、微粉炭混合流を噴出する外筒ノズルと、該外筒ノズルの内部に該外筒ノズルと同心に設けられ、3次空気を噴出する内筒ノズルとを有し、前記ノズル本体の周囲を囲む様に設けられ、該ノズル本体の周囲から2次空気を噴出するウインドボックスが前記2次空気に旋回力を与える2次空気旋回手段を有する微粉炭バーナに於いて、前記ノズル本体が前記微粉炭混合流を拡大して噴出する拡大手段を具備し、該拡大手段により前記微粉炭混合流を拡大させ、該微粉炭混合流と前記2次空気との混合を促進する様構成された微粉炭バーナに係るものである。
又本発明は、前記拡大手段は、前記内筒ノズルの内部先端に設けられ該内筒ノズルから噴出される3次空気に旋回を与える旋回力調整手段である微粉炭バーナに係るものである。
又本発明は、前記拡大手段は、内筒ノズル先端部に形成された拡径部であり、該拡径部は前記外筒ノズルから噴出される微粉炭混合流を拡大させる微粉炭バーナに係るものである。
又本発明は、前記旋回力調整手段を軸心方向に変位させるアクチュエータを具備した微粉炭バーナに係るものである。
又本発明は、前記内筒ノズルを軸心方向に変位させるアクチュエータを具備した微粉炭バーナに係るものである。
本発明によれば、火炉に向って開口するノズル本体が、微粉炭混合流を噴出する外筒ノズルと、該外筒ノズルの内部に該外筒ノズルと同心に設けられ、3次空気を噴出する内筒ノズルとを有し、前記ノズル本体の周囲を囲む様に設けられ、該ノズル本体の周囲から2次空気を噴出するウインドボックスが前記2次空気に旋回力を与える2次空気旋回手段を有する微粉炭バーナに於いて、前記ノズル本体が前記微粉炭混合流を拡大して噴出する拡大手段を具備し、該拡大手段により前記微粉炭混合流を拡大させ、該微粉炭混合流と前記2次空気との混合を促進する様構成されたので、前記微粉炭混合流が高濃度の場合も安定燃焼を可能とするという優れた効果を発揮する。
本発明の第1の実施例に係る微粉炭バーナの概略断面図である。 該微粉炭バーナに使用される旋回羽根の斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る微粉炭バーナの概略断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
図1、図2は、第1の実施例を示しており、図1中、1は火炉、2は該火炉1の炉壁を示している。
該炉壁2にスロート3が設けられ、前記炉壁2の反火炉1側にウインドボックス4が取付けられ、該ウインドボックス4の内部に微粉炭バーナ5が前記スロート3と同心に設けられている。
前記微粉炭バーナ5は、該微粉炭バーナ5の中心軸心上にノズル本体6を有し、又前記スロート3に連設し、前記ノズル本体6の先端部を囲む様に設けられ、該ノズル本体6と同心の2次空気調整装置7を有している。
前記ノズル本体6は、外筒ノズル8と、該外筒ノズル8と同心多重に設けられた内筒ノズル9と、該内筒ノズル9の中心軸心上に配設されたオイルバーナ11とを具備し、前記外筒ノズル8と前記内筒ノズル9との間には中空筒状の空間で前記火炉1側端が開口された燃料導通空間12を形成している。
前記外筒ノズル8の基部(反火炉1側の端部)には微粉炭混合流導入管13が連通する。該微粉炭混合流導入管13は、図示しない微粉炭ビン等の貯蔵部に接続されている。該貯蔵部に貯蔵された微粉炭は、フィーダ(図示せず)で切出され、1次空気(搬送空気)に運搬され、前記微粉炭混合流導入管13を介して微粉炭混合流14として、前記燃料導通空間12に流入する。前記微粉炭混合流14は、前記燃料導通空間12内部を流れ、前記外筒ノズル8の先端(火炉中心側の端)から噴出される。前記1次空気は、常温(0〜40℃)であり、空気/微粉炭重量比(A/C)は、0.01以上0.5以下である。
前記内筒ノズル9の基部には前記ウインドボックス4の内部に開口する3次空気導入管15が連通し、該3次空気導入管15には3次空気流量調整弁16が設けられている。前記3次空気導入管15は前記ウインドボックス4に送給される2次空気(燃焼用空気)17の一部を取入れ、前記3次空気流量調整弁16で流量調整し、3次空気18として前記内筒ノズル9に導いている。
前記オイルバーナ11は、軸心方向に移動可能に設けられ、前記内筒ノズル9の基部を貫通して突出し、貫通部には軸シール19が設けられ、気密にシールされている。
前記オイルバーナ11の先端部には旋回羽根20が設けられている。該旋回羽根20は、例えば図2に示される様に、スクリュー羽根状をしている。前記旋回羽根20は、後述する様に前記3次空気18の旋回力調整手段として機能する。
前記オイルバーナ11の突出端(基端)には、位置制御が可能なアクチュエータ21、例えばサーボシリンダが連結され、前記アクチュエータ21の駆動により前記オイルバーナ11が進退し、該オイルバーナ11を介して前記旋回羽根20の位置が変更される様になっている。尚、アクチュエータ21としてサーボシリンダを例示したが、ラック−ピニオン機構、或はナット−スクリュー機構を用いたアクチュエータとしてもよい。
前記2次空気調整装置7は、先端に向って縮径する空気ガイドダクト23と該空気ガイドダクト23に対向して設けられた区画壁板24とを有し、該区画壁板24と前記空気ガイドダクト23との間に円周等間隔で風量調整羽根25が所定数設けられている。該風量調整羽根25は回転軸26を中心に回転自在となっている。該回転軸26は相互にリンク機構27によって連結され、前記風量調整羽根25は同期回転可能であり、前記リンク機構27は図示しない風量調整羽根駆動部と連結され、該風量調整羽根駆動部によって前記リンク機構27を介して前記風量調整羽根25の角度が調整される様になっている。該風量調整羽根25は、該風量調整羽根25の角度の調整により、前記2次空気17の風量が調整されると共に2次空気17に旋回力を与える旋回力調整手段として機能する。
尚、図1中、28は制御部であり、該制御部28は、前記風量調整羽根25の角度調整、前記3次空気流量調整弁16の流量調整、前記アクチュエータ21による前記旋回羽根20の位置調整の制御を行う。
上記微粉炭バーナ5での燃焼について略述すると、高濃度の前記微粉炭混合流14が前記微粉炭混合流導入管13より供給され、前記燃料導通空間12を流れ、前記外筒ノズル8の先端より噴出される。又、前記ウインドボックス4には燃焼用空気である2次空気17が送給され、該2次空気17は前記風量調整羽根25により、旋回力、或は旋回力と風量が調整され、前記空気ガイドダクト23を介して前記スロート3に送出される。
前記3次空気導入管15を介して前記ウインドボックス4から燃焼用空気が3次空気18として取込まれる。該3次空気18の流量は、総燃焼空気量の5%以上50%以下程度とされる。前記3次空気18は、前記内筒ノズル9の内部を流れ、前記旋回羽根20により、旋回力を与えられ、前記内筒ノズル9の先端より前記スロート3に噴出される。
該スロート3に噴出される前記3次空気18の旋回力は、前記旋回羽根20の位置により調整され、図1では前記内筒ノズル9の先端に位置し、旋回力は最大となっている。又、前記アクチュエータ21により前記旋回羽根20を後退(前記火炉1から離反)させれば、前記旋回羽根20からスロート3迄の距離が長くなり、旋回力が減衰し、前記スロート3での旋回力は小さくなる。即ち、前記アクチュエータ21により前記旋回羽根20の位置を調整することで、前記3次空気18の旋回力の調整が可能である。
旋回力を与えられ、噴出した前記3次空気18は、旋回による遠心力で拡大し、前記微粉炭混合流14を内側から押広げる。即ち、前記旋回羽根20は前記3次空気18を拡大させると共に該3次空気18の拡大を介して前記微粉炭混合流14を押広げる手段としても機能する。
而して、前記微粉炭混合流14は前記3次空気18の拡大力により広げられ、前記2次空気17の旋回流と混合する。又、前記3次空気18は燃焼用空気として充分な流量を有し、該3次空気18が拡大することで、該3次空気18自身が前記微粉炭混合流14と干渉し、該微粉炭混合流14と混合する。
従って、前記3次空気18が前記旋回羽根20で旋回されることで、前記微粉炭混合流14は前記3次空気18及び前記2次空気17と混合が促進され、微粉炭濃度が高濃度である場合でも、安定した燃焼が得られる。
又、前記3次空気18が拡大することで、中心部が負圧となり炉内ガス29を呼込み還元雰囲気となり、NOxが低減する。又、中心部に高温の炉内ガス29を呼込むことで、着火性が向上し、安定燃焼に寄与する。
尚、安定燃焼が行われる様に、前記制御部28によって前記3次空気流量調整弁16による流量調整、前記旋回羽根20の位置、前記風量調整羽根25の角度が制御される。
又、前記3次空気流量調整弁16による設定流量、前記旋回羽根20の位置を、微粉炭の濃度、負荷状態、石炭の質、着火性等に対応して予め求めておき、微粉炭の濃度、負荷状態、石炭の質、着火性が決定された時に、個別に、又事前に設定する様にしてもよい。
尚、前記3次空気18の旋回力の強さは、微粉炭の濃度、成分、着火性等が考慮され、決定される。
又、上記説明では、前記旋回羽根20を前記オイルバーナ11に設けたが、該オイルバーナ11に摺動自在にスライド筒を外嵌し、該スライド筒に前記旋回羽根20を設け、前記アクチュエータ21により前記スライド筒を移動させる様にしてもよい。
又、前記内筒ノズル9にスライド筒を摺動自在に内嵌し、該スライド筒に中心に向う様な旋回羽根を設け、前記スライド筒を前記アクチュエータ21により移動させる様にしてもよい。
図3は、第2の実施例を示している。尚、図3中、図1中で示したものと同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
内筒ノズル9を外筒ノズル8に対して軸心方向に移動可能に設け、前記内筒ノズル9の貫通部には軸シール31を設け、気密にシールする。3次空気導入管15と前記内筒ノズル9とは、ベローズ32を介して接続し、前記内筒ノズル9を前記3次空気導入管15に対して変位可能とする。尚、前記内筒ノズル9とオイルバーナ11とは一体に移動する様にしてもよいし、前記内筒ノズル9のみが単独で移動する様にしてもよい。
又、該内筒ノズル9には位置制御が可能なアクチュエータ33、例えばサーボシリンダが連結される。該アクチュエータ33は、例えば前記内筒ノズル9と前記外筒ノズル8との間に設けられ、前記アクチュエータ33の伸縮により前記内筒ノズル9が進退する様になっている。尚、アクチュエータ33としてサーボシリンダを例示したが、ラック−ピニオン機構、或はナット−スクリュー機構を用いたアクチュエータとしてもよい。
前記外筒ノズル8の外筒ノズル先端部8aは、火炉中心に向って拡径しており、又前記内筒ノズル9の内筒ノズル先端部9aも同様に火炉中心に向って拡径している。前記外筒ノズル先端部8aと前記内筒ノズル先端部9aとがなすリング状の間隙gは、火炉中心に向って広がる円錐曲面状又は略円錐曲面状となる。
又、前記内筒ノズル9の前記外筒ノズル8に対する軸心方向の相対変位で、前記間隙gは変化し、例えば前記内筒ノズル9が後退すると、前記内筒ノズル先端部9aは前記外筒ノズル先端部8aに接近し(図3中破線で示す)、前記間隙gは狭くなる。
尚、図3中、28は制御部であり、該制御部28は、風量調整羽根25の角度調整、3次空気流量調整弁16の流量調整、前記アクチュエータ33による前記内筒ノズル9の位置調整の制御を行う。特に、前記内筒ノズル9の前記外筒ノズル8に対する移動量を制御することで、前記間隙gの大きさ、即ち後述する様に、燃料導通空間12から噴出される微粉炭混合流14の広がり状態が制御される。
以下、第2の実施例の作用について説明する。
ウインドボックス4に流入した2次空気17は前記風量調整羽根25により、旋回力、或は旋回力と風量が調整され、空気ガイドダクト23を介して前記スロート3に送出される。
高濃度の微粉炭混合流14が前記微粉炭混合流導入管13より前記外筒ノズル8へ供給され、前記燃料導通空間12を流れ、前記外筒ノズル先端部8aと前記内筒ノズル先端部9aで形成されるリング状の間隙gを経てノズル本体6の先端より噴出される。前記リング状の間隙gは、上記した様に拡径しているので、前記微粉炭混合流14が前記リング状の間隙gを通過する過程で、拡大する流れとなる。従って、高濃度の微粉炭混合流14は、拡大した流れにより密度が低下して希釈され、更に前記2次空気17と接触し、混合される。而して、微粉炭の均一燃焼が促進される。
又、前記3次空気導入管15を介して前記ウインドボックス4から燃焼用空気が3次空気18として取込まれ、前記3次空気流量調整弁16で流量調整される。前記3次空気18は、前記内筒ノズル9の内部を流れ、前記内筒ノズル先端部9aを経て前記火炉1に噴出される。又、該内筒ノズル先端部9aが拡径しているので、該内筒ノズル先端部9aを通過する過程で前記3次空気18は拡散して噴出される。又、前記微粉炭混合流14の拡大する流れに誘引され、前記3次空気18の拡散は更に増長される。
前記微粉炭混合流14の中心部に、大量の前記3次空気18が供給され、又該3次空気18が拡散することで、前記微粉炭混合流14に充分な燃焼用空気が供給される。更に該3次空気18が拡散することで、該3次空気18の中心部が負圧となり、炉内ガス29を呼込み還元雰囲気となり、NOxが低減する。又、中心部に高温の炉内ガス29を呼込むことで、着火性が向上し、安定燃焼に寄与する。
次に、前記微粉炭混合流14の拡散と、該微粉炭混合流14と前記2次空気17との混合を更に増長させる場合は、前記アクチュエータ33により前記内筒ノズル9を後退させる。前記内筒ノズル先端部9aが後退し(図3の破線の位置)、前記外筒ノズル先端部8aと前記内筒ノズル先端部9a間の間隙gが減少し、流路断面積が減少する。この為、前記間隙gを通過する、前記微粉炭混合流14の流速が増大し、該微粉炭混合流14の拡大する勢いが増大し、前記2次空気17との混合が促進し、又3次空気18を誘引する作用も増大する。
従って、より濃度の高い微粉炭混合流14の安定燃焼を図ることができる。
尚、安定燃焼が行われる様に、前記制御部28によって前記3次空気流量調整弁16による流量調整、前記風量調整羽根25の角度の制御、前記アクチュエータ33の駆動による前記内筒ノズル先端部9aの位置制御が実行される。
而して、第2の実施例に於いても、高濃度の微粉炭混合流14の燃焼が可能となる。更に前記3次空気流量調整弁16による設定流量、前記旋回羽根20の位置を、微粉炭の濃度、負荷状態、石炭の質、着火性等に対応して予め求めておき、微粉炭の濃度、負荷状態、石炭の質、着火性が決定された時に、個別に、又事前に設定する等は、上記第1の実施例と同様である。
尚、第2の実施例に於いて、第1の実施例に用いた旋回羽根20を組合わせてもよい。該旋回羽根20を組合わせることで、前記3次空気18の拡大作用が増大し、前記微粉炭混合流14と前記3次空気18、前記2次空気17との混合が一層促進される。
1 火炉
2 炉壁
3 スロート
6 ノズル本体
7 2次空気調整装置
8 外筒ノズル
9 内筒ノズル
11 オイルバーナ
12 燃料導通空間
13 微粉炭混合流導入管
14 微粉炭混合流
15 3次空気導入管
16 3次空気流量調整弁
17 2次空気
18 3次空気
20 旋回羽根
21 アクチュエータ
25 風量調整羽根
28 制御部
33 アクチュエータ

Claims (3)

  1. 火炉に向って開口するノズル本体が、微粉炭混合流を噴出する外筒ノズルと、該外筒ノズルの内部に該外筒ノズルと同心に設けられ、3次空気を噴出する内筒ノズルとを有し、前記ノズル本体の周囲を囲む様に設けられ、該ノズル本体の周囲から2次空気を噴出するウインドボックスが前記2次空気に旋回力を与える2次空気旋回手段を有する微粉炭バーナに於いて、前記内筒ノズルと前記外筒ノズルの先端部にそれぞれ形成された拡径部と、前記内筒ノズルを軸心方向に変位させて前記拡径部間の間隙を変化させるアクチュエータとを具備し、前記拡径部により前記微粉炭混合流拡大されると共に、前記アクチュエータによる前記間隙の変化により前記微粉炭混合流の広がり状態が制御され、該微粉炭混合流と前記2次空気との混合を促進する様構成されたことを特徴とする微粉炭バーナ。
  2. 記内筒ノズルの内部先端に設けられ該内筒ノズルから噴出される3次空気に旋回を与える旋回力調整手段を具備した請求項1の微粉炭バーナ。
  3. 前記旋回力調整手段を軸心方向に変位させるアクチュエータを具備した請求項2の微粉炭バーナ。
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