JP5514306B2 - 高圧圧縮機の出力側でサンプリングされた冷却空気流の流量を調節するための改良された手段を含むタービンエンジン - Google Patents

高圧圧縮機の出力側でサンプリングされた冷却空気流の流量を調節するための改良された手段を含むタービンエンジン Download PDF

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Description

本発明は、2軸タービンエンジンの分野に関し、より詳細には、これらのタービンエンジンの高圧圧縮機および高圧タービンの構成部品の通気および冷却に関する。
本発明は、より具体的には、タービンエンジンの高圧圧縮機の出力側でサンプリングされた冷却空気流の流量の調節に関する。
2軸タービンエンジンは、燃焼室によって排出される1次ガス流からエネルギーを除去し、燃焼室の上流側に配置されかつ加圧空気が前記室に供給される高圧圧縮機を駆動するように、前記燃焼室の出力側に配置される高圧タービンを備えている。また、これらのタービンエンジンは、1次ガス流から過度のエネルギーを除去し、高圧圧縮機の上流側に配置される低圧圧縮機を回転させるように、高圧タービンの下流側に配置される低圧タービンも備える。
これらのタービンエンジンの高圧圧縮機は、インペラを備える遠心下流段を含むことができる。
それらの高圧タービンは、一般に、燃焼室の出力側に配置される複数の静翼によって形成されるディストリビュータと、ディストリビュータの下流側に取り付けられ、かつ燃焼室によって排出されるガスの流れによって回転されるベーン付きディスクとを備えている。
高圧タービンのベーン付きディスクおよび高圧圧縮機のインペラは、互いに接続され、タービンエンジンの高圧ロータの一部であり、したがってタービンのディスクは、よく知られている方法で圧縮機のインペラを回転させることができる。
高圧圧縮機のインペラの下流側表面は、一般に、前記圧縮機の出力側でサンプリングされた空気流によって冷却され、その流量は、ラビリンスシールの回転部と静止部との間の遊びによって調節され、これは、第2の環状キャビティから、特にインペラの下流側表面によって画定される第1の環状キャビティを分離し、その第2のキャビティの中では、高圧タービンのディストリビュータとベーン付きディスクとの間の1次流での漏れのリスクを制限するように抽気キャビティに送り込むことが意図される空気流ばかりでなく、高圧タービンのディスクのベーンを冷却するための冷却空気流も循環する。
これらのタービンエンジンのうちのいくつかの場合は、インペラの冷却空気流の流量が、前記冷却を確実にするのに必要であるものよりも高い場合がある。
これは、特に、前述のラビリンスシールの回転部分と静止部分との間の過度の遊びから生じることがあり、これは、特に、タービンエンジンの使用定格の変動中に生じ得る。
この場合、高圧圧縮機によって排出される流れの一部が、1次流について不適切にサンプリングされ、これは、これらのタービンエンジンの性能をかなり低減させる。
さらに、インペラの冷却空気流は、これが第2の環状キャビティに達すると、高圧タービンのディスクのベーンの冷却空気流よりも高温である。したがって、2つの前述の流れの混合は、ベーンの冷却空気流の温度の有害な上昇を引き起こし、インペラの冷却空気流の流量がより高い場合は、さらに温度が上昇する。
本発明は、特にこれらの問題について簡単で、経済的で効果的な解決策を提供することを目的としている。
本発明は、特にタービンエンジンの高圧圧縮機のインペラの下流側フランクの冷却空気流の流量を公称値に低減することを目的としている。
本発明は、
タービンエンジンの高圧圧縮機のインペラおよびタービンエンジンの高圧タービンのベーン付きディスクを備える高圧ロータと、
高圧圧縮機と高圧タービンとの間に軸線方向に取り付けられる燃焼室と、
それらの間で環状の空気注入流路を画定し、燃焼室の環状バイパス空間に接続され、高圧タービンのベーン付きディスクのベーンを冷却するための冷却空気流を加速することが意図され、前記空気流が燃焼室の前記バイパス空間からもたれされる2つの同軸壁と、
注入流路を画定する前記壁の第1のものに確実に接続される静止部、および高圧ロータのディスクによって支持され、前記静止部に向かって突出する少なくとも2つの環状リブを備える回転部を備える第1のラビリンスシールと、
注入流路を画定する前記壁の第2のものに確実に接続される静止部、および第1のラビリンスシールの回転部に確実に接続される回転部を備える第2のラビリンスシールと、
高圧タービンのベーン付きディスクの上流側フランクに対向して取り付けられ、前記上流側フランクによって、前記ベーン付きディスクのベーンの冷却回路の第1の上流側部分を画定する環状フランジと、
インペラの下流側フランク、燃焼室の内側ケース、注入流路を画定する前記第1の壁、第1のラビリンスシール、および第1のラビリンスシールの回転部を支持する前記ディスクにインペラを接続するように軸線方向に延在する環状壁によって画定される第1の環状キャビティと、
その中へ注入流路が開口し、第1のラビリンスシール、第2のラビリンスシール、およびこれらのラビリンスシールのそれぞれの回転部を接続する環状壁によって画定され、その中に開口部が、前記第2のキャビティを高圧タービンのベーン付きディスクのベーンの前記冷却回路と連通しているようにするために形成される第2の環状キャビティと、
タービンエンジンの1次ガス流の流れのための流路と連通しており、少なくとも第2のラビリンスシールおよび環状フランジによって画定される第3の環状キャビティとを備える2軸タービンエンジンであって、
その中に注入流路からもたれされる空気を注入するように、第1のラビリンスシールの前記静止部に形成され、第1のラビリンスシールの回転部のリブのうちの2つによって画定される環状キャビティの中に現われる複数の流路を備えるタービンエンジンを提案する。
2つの前述のリブによって画定される環状キャビティにおいて、第1のラビリンスシールの回転部と静止部との間に空気を注入すると、第1の環状キャビティと第2の環状キャビティとの間で循環し、かつこの第1のシールの回転部と静止部との間を通過することができる空気流を低減し、または潜在的に相殺することさえできる。
たとえば前記圧縮機の出力側でサンプリングされた、高圧圧縮機のインペラの下流側フランクの冷却空気流が、上流から下流の方へ全体的に配向される方向に第1のキャビティ内で循環し、かつ第1のラビリンスシールを通してこのキャビティを出る特定の場合では、本発明により、このように、インペラのこの冷却空気流の流量、したがって高圧圧縮機の出力側でサンプリングされた空気の量を低減することができる。
これにより、特に、タービンエンジンの性能を改善することができ、ベーンの冷却回路内で循環し、かつ比較的低温でありまた注入流路からもたれされるベーンの冷却空気流と、
第2のキャビティにおいて比較的高温でありまた第1のキャビティからもたれされるインペラの冷却空気流との混合から生じる空気流の温度を低下させることができる。
知られている方法では、環状注入流路は、高圧ロータに対してベーンの冷却空気流の相対接線速度を減少できるように傾斜されるフィンを備えることが好ましい。
前述の流路それぞれが、ベーンの冷却空気流の流れに対して、前記フィンのそれぞれの下流側端部の上流側に位置している注入流路の内側部分に接続されることが有利である。
このように、流路の中に導入される空気の圧力は、注入流路の出力側での空気の圧力よりも高い。
したがって、前述の特定の場合には、これらの流路の出力側での空気の圧力は、第1のラビリンスシールの上流側端部の近くでインペラの前記冷却空気流の圧力に実質的に等しいか、またはそれよりも潜在的に高い場合がある。一般に、この圧力は、注入流路の出力側でのベーンの冷却空気の圧力よりも実際には大きい。
一般に、流路の出力側での空気の圧力は、この注入流路においてベーンの冷却空気流の流れに対して幾分上流側または下流側で、これらの流路と注入流路との間の接続部の位置決めに本質的に依存する。
知られている方法では、環状注入流路を画定する同軸回転壁のそれぞれは、ベーンの前記冷却空気流の流れに対して、実質的にテーパが付けられた上流側部分と実質的に半径方向の下流側部分とを備えている。
これにより、特に、タービンエンジンの軸線方向の大きさを減少させることができる。
本発明の1つの実施形態では、タービンエンジンはまた、第1の環状キャビティを、タービンエンジンの第4の環状キャビティと連通しているようにするための手段を備え、その中に高圧タービンのベーン付きディスクのハブが延在する。
これにより、第1の環状キャビティと第4の環状キャビティとの間の空気の循環を確立することができ、したがって、第1のラビリンスシールを通して第1のキャビティと第2のキャビティとの間の空気の循環をさらに低減し、または完全に相殺することさえできる。
第4の環状キャビティでは、第1のキャビティからもたれされる空気は、高圧タービンのディスクのハブの通気を確実にしながら下流側方向に循環することができ、これは、前記第4のキャビティ内に延在する。
次いで、この空気は、高圧圧縮機の上流側の段でサンプリングされ、かつこのディスクのハブを通気することが意図される空気の流れと潜在的に混合することができる。
第1のキャビティから第4のキャビティに向かって循環する空気流が、上記で説明したように高圧圧縮機のインペラの冷却流れからもたれされる場合には、この空気流は、その温度が、高圧圧縮機の上流側でサンプリングされた任意の空気流の温度よりもタービンエンジンの使用定格の変動中に一層迅速に変化するという利点を有する。特にこの理由で、第2の環状キャビティからもたれされ、かつ高圧圧縮機の上流側でサンプリングされた空気流と混合され得る空気流によって前述のディスクのハブを通気すると、高圧タービンのロータとステータとの間の膨張差のレベルを低減することができる。
前述の連通手段は、第1のラビリンスシールの回転部を支持する高圧ロータのディスクの上流側表面と、高圧圧縮機のインペラを前述のディスクに接続する前記壁の下流側端部に配置される環状フランジの下流側表面との間に形成される流路を備えることが好ましい。
これらの流路は、たとえば、前記フランジの下流側表面、または前述のディスクの上流側表面に形成されるスロットによって形成され得る。
非限定的な例としておよび添付の図面と関連して与えられる次の説明を読むと、本発明はよりよく理解され、本発明の他の詳細、利点、および特徴が明らかになる。
本発明の第1の実施形態によるタービンエンジンの軸線方向断面の部分図である。 図1のタービンエンジンの一部の拡大図である。 軸線方向切断平面を含む、図1のタービンエンジンの一部の部分斜視図である。 本発明の第2の実施形態によるタービンエンジンの、図2と同様な図である。
図1から図3は、本発明の第1の実施形態による、特に航空機ターボファンまたはターボプロップなどの、タービンエンジン10の一部を示している。
図1で示されるように、タービンエンジン10は、上流から下流の方へ、タービンエンジンの内側のガスの流れ方向に、高圧圧縮機12、環状燃焼室14、および高圧タービン16を備えており、これらは、図1で部分的に見ることができる。
高圧圧縮機は、その下流側端部において、燃焼室14に加圧ガスを供給することが意図される遠心インペラ18を含んでいる。また、この圧縮機は、インペラ18の上流側に配置されるベーン付きディスク(図1では見えない)などの他の回転部材を備えることができる。
高圧タービンは、上流側ディストリビュータ段20および下流側ロータ段22を備えている。下流側ロータ段22は、燃焼室14によって排出される燃焼ガスの流れ27に延びるベーン26を支持する回転可能なディスク24を備え、これは、通常、1次流と呼ばれる。ベーン26は、高圧圧縮機12のインペラ18および任意の他の回転部材を回転させるように、前述のガス流から機械エネルギーを取り出すことが意図される。そのために、この圧縮機のインペラ18およびタービンのベーン付きディスク24は、タービンエンジン10の通称高圧ロータを回転時に固定する組立体を形成するように、それぞれインペラ18およびディスク24から軸線方向に突出する環状シュラウド28および30によって互いに接続される。
燃焼室14は、実質的に環状の内壁32、実質的に環状の外壁(図1では見えない)、およびチャンバ底部34(この図では部分的に示されている)によって画定される。
たとえば環状ディフューザ−レクティファイヤ(図1では見えない)に接続される、高圧圧縮機12の出力側で取り付けられる湾曲した環状シュラウド36によって形成される燃焼室14の内側ケースは、燃焼室14の内壁32に対して半径方向内方に延在し、そのチャンバをバイパスするためにそれと共に環状空間38を画定する。この環状空間38は、高圧圧縮機12の出力側からもたれされる空気40の流れの循環を意図しており、次に述べる中でより明確に現われるように、一方では、それの内壁32に形成される開口部42を通過しながら燃焼室の内側に空気が送り込まれるように、他方では、高圧タービン16のロータ段22の冷却回路に送り込まれるように設けられる。
湾曲したシュラウド36は、前述のバイパス空間38と、下流側フランク46およびインペラ18のシュラウド28によって画定される第1の環状キャビティ44との間の分離を確実にする。この第1のキャビティ44は、運転中に、高圧圧縮機12の出力側でサンプリングされた、前記インペラの下流側フランク46を冷却するための冷却空気流48を受け入れることが意図される。
燃焼室14の内壁32は、テーパ付きシュラウド50を介して湾曲したシュラウド36に接続される。そのために、湾曲したシュラウド36は、その下流側端部において、スクリュ−ナット型または類似の型の手段54を用いて、テーパ付きシュラウド50の上流側端部に形成される環状フランジ56、ならびに高圧タービン16のロータ段22の前述の冷却回路の中に空気流59を注入するための手段58に固締される環状フランジ52を含み、前記手段58は、燃焼室のバイパス空間38と連通する。
注入手段58は、環状の注入流路64を画定する2つの同軸環状壁、それぞれ内方環状壁60および外方環状壁62を備えている。これらの壁60および62のそれぞれは、断面が上流から下流の方へ減少するテーパ付き上流側部分と、半径方向に延在する下流側部分とを含む。したがって、注入流路64は、テーパ付き上流側部分と、実質的に半径方向に延在する下流側部分とを有し、これらは、ベンドによって分離されている。
その下流側部分では、注入流路64は、注入流路64を画定する内壁60から外壁62まで軸線方向に延在するフィン65(図3)を備え、これは、高圧ロータの回転方向に、半径方向に外側から内側に向かって接線方向に傾斜される。これらのフィン65は、次に述べる中でより明確に現われるように、運転中に、ロータの要素に対して流路64を出る空気流の相対速度を低減することが意図される。
図1から図3に示される実施形態では、壁60および62は、固締手段54によって、湾曲したシュラウド36のフランジ52とテーパ付きシュラウド50のフランジ56とに固定される半径方向フランジ66を形成するように、それらの上流側端部で一体となる。
注入流路64の上流側部分は、たとえばテーパ付き壁50に形成される開口部67を通して、および固締手段54の間で円周方向にフランジ66に形成される半径方向通路68を通して(図1)、燃焼室14のバイパス空間38と連通する。
注入手段58のフランジ66は、半径方向外方に、およびディストリビュータ段20の環状内部構造体74に固締するためのフランジ72を下流側端部に有するテーパ付き壁70を通して下流側方向に延在する。
注入流路64の下流側部分は、第2の環状キャビティ76の中に開口し、これは、第1のラビリンスシール78によって上流側に、および第2のラビリンスシール80によって下流側に、およびそれらの間でラビリンスシール78および80のそれぞれの回転部84および86を接続する環状壁82によって半径方向内方に画定される。
知られている方法では、第1のラビリンスシール78の回転部84は、通常「シール要素」と呼ばれる、たとえばそれらの4個の円周方向リブ88(図2)を備え、これは、高圧ロータのディスク92によって支持される円形断面90を持つ円筒形壁から半径方向外方に突出する。
このディスク92は、インペラ18のシュラウド28の下流側端部に形成される半径方向フランジ94と、ディスク24のシュラウド30の上流側端部に形成される半径方向フランジ96との間に挿入される中間部分93を含み、これらのフランジ94および96は、スクリュ−ナット型または類似の型の手段98を用いてディスク92に固定される。
リブ88のそれぞれの円周方向頂点は、円形の横断面および長方形の軸線方向断面を有する円筒形摩耗部分100に対向して延在し、これは、摩削可能な材料から作られ、すなわち、タービンエンジンの運転開始前にリブ88の頂点に対して摩擦によって摩耗されるように設計される。
円筒形摩耗部分100は、環状壁101に固締され、これは、注入手段58の内壁60の半径方向内方の端部に取り付けられ、これにより前記摩耗部分100は、第1のラビリンスシール78の静止部を形成する。
同様に、第2のラビリンスシール80の回転部86は、たとえば3個の円周方向リブまたはシール要素102(図2)を備え、これらは、環状壁82を介して第1のラビリンスシール78の回転部84に上流側で接続され、かつ高圧タービン16のディスク24の上流側フランクに対向して実質的に半径方向に延在する環状フランジ106(図1)に下流側で接続されるテーパ付き壁104から半径方向外方に突出する。リブ102のそれぞれの円周方向の頂点は、摩削可能な材料から作られる環状摩耗部分108(図2)の階段状の表面に対向して延在する。この摩耗部分108は、注入手段58の外壁62の半径方向内方の端部に固定される。
図1から図3に示される実施形態では、第1のラビリンスシール78の回転部84を支持するディスク92、ラビリンスシール78および80のそれぞれの回転部84および86を接続する環状壁82、第2のラビリンスシールの回転部86、およびフランジ106は、一体に作られる。
高圧タービン16のディスク24の冷却回路は、ディスク24の上流側フランクとフランジ106との間に形成される環状流路110を備えている。
この流路110は、一方では、ラビリンスシール78および80の回転部84および86を接続する壁82に形成される開口部112(図2および図3)の環状列を介して、前述の第2のキャビティ76と、したがって注入流路64と連通している。流路110は、他方では、ディスク24によって支持されるベーン26の内方冷却流路(図では見えない)と連通し、したがって流路110は、前記ベーン26の冷却回路の上流側部分を形成する。
壁114(図1)は、フランジ106に対向して、かつそれの上流側に延在し、第2のラビリンスシール80の摩耗部分108をテーパ付き壁70の下流側フランジ116に固定的に接続し、その結果、壁114は、フランジ106と共におよび第2のラビリンスシール80と共に、1次流27と連通しかつ抽気キャビティと呼ばれることがある第3のキャビティ118を画定することが可能になる。この第3のキャビティ118は、1次流27となって流れるガスの一部が、高圧タービン16のディストリビュータ段20とロータ段22との間を通過中に第3のキャビティ118の中に導入されるリスクを制限するように、1次流27の中まで低流量の空気120が流れる通路を目的としている。
さらに、環状シュラウド28および30は、空気124の流れの循環を意図した第4の環状キャビティ122を外方に画定し、この空気124の流れは、たとえば高圧圧縮機12の上流段でサンプリングされ、高圧タービンのディスク24のハブ126を通気することが意図される。
本発明によれば、タービンエンジンの軸線130の周りに円周方向に配置される複数の半径方向貫通流路128が、第1のラビリンスシール78の摩耗部分100、およびこの摩耗部分100を支持する環状壁101に形成される。これらの流路128は、第1のラビリンスシール78の2つのリブ88aとリブ88bとの間でそれらの半径方向内方の端部で開口し、注入手段58の内壁60に環状壁101を接続し、かつ注入流路64のテーパ付き部分に現われる対応する半径方向流路132によって、それらの半径方向外方の端部で延在される。
次に述べる中でより明確に現われるように、流路128は、第1のラビリンスシール78を通して第1の環状キャビティ44と第2の環状キャビティ76との間を循環する空気流の流量を低減することが意図される。
運転中に、高圧圧縮機12からもたれされ、環状通路38内で循環する空気流40は、燃焼室14の内壁の開口部に送り込まれる一部と、注入流路64に送り込まれる空気流59を形成し、かつフィン65によって加速されながら第2のキャビティ76の中にまで循環する一部とに分かれる。この加速により、空気は、かなり低減された静圧の下で第2のキャビティ76に達する。図1から図3に示される実施形態では、第2のキャビティ76の空気の静圧は、たとえば高圧圧縮機12の出力側での静圧P0の約半分に等しい。したがって、空気流59の静圧は、注入流路64の入力側と出力側との間でほとんど2つに分割される。
高圧圧縮機12のインペラ18の出力側でサンプリングされた空気流48は、これを冷却しながらそのインペラ18の下流側フランク46に沿って半径方向内方に循環する。次いで、その流れ48は、下流側方向に循環し、第1のラビリンスシール78の回転部84と摩耗部分100との間を通過する。したがって、この第1のシール78は、空気流48の流量を調節する。図1から図3に示される実施形態では、空気流48は、第1のキャビティ44内のその流れ48によって受ける圧力損失により、約0.6Pに等しい静圧の下で第1のラビリンスシール78の上流入力側に達する。
注入流路64で循環する空気流59の僅かな部分134が、半径方向流路128の内側に貫入し、第1のラビリンスシール78の2つのリブ88aとリブ88bとの間に現われる。
注入流路64に対する導管132の接続部の位置は、流路128の出力側での空気流134が、第1のラビリンスシール78の入力側での空気流48の静圧と実質的に等しいか、またはそれよりも僅かに大きい静圧の下でリブ88aとリブ88bとの間に現われるように、選択される。これにより、第1のラビリンスシール78において、空気流48の流量を、高圧圧縮機12によって排出される空気流の流量の所望の値、たとえば0.3%に等しい値まで低減することができる。
したがって、2つのリブ88aおよび88bは、第1のラビリンスシール78の回転部84と静止部100との間で、空気の圧力が注入流路64に対する導管132の接続部の位置によって決定され得る環状キャビティを画定する。
第2のキャビティ76では、空気流48は、注入流路64からもたれされる空気流59と混合する。
結果として得られる流れの大部分は、環状壁82の開口部112を通して環状流路110の内側に貫入し、ディスク24によって支持されるベーン26の内部冷却回路に送り込まれるように、矢印136によって表されるように高圧タービンのディスク24の上流側フランクに沿って半径方向外方に循環する。
第2のキャビティ76で流れ48および59の混合から生じる空気流の小さな部分は、第2のラビリンスシール80を通過し、それによって流れ120を形成するように第3のキャビティ118を貫入し、その結果、上記で説明したように1次流27での漏れのリスクを制限することができる。
一般に、本発明による流路128により、高圧圧縮機12のインペラ18の下流側フランクの冷却空気流48の流量を低減することができる。通常、これらの流路128により流れ48の流量を約2と3の間の係数によって分割することができる。これにより、この流れ48の流量が、上記で説明したようにタービンエンジン10の性能を不利にすることになるインペラ18を冷却するのに必要な値よりも大きいことを防止することができる。
さらに、空気流48は、インペラ18の下流側フランクに沿ってそれが通過中に加熱され、その結果、これが第2の環状キャビティ78の中に入るときには、前記流れ48は、注入流路64からもたらされる空気流59よりもかなり高温である。したがって、空気流48の流量の減少により、第2のキャビティ78に送り込まれる空気の温度を低減することができ、それによって、高圧タービン16のディスク24によって支持されるベーン26の冷却を改善することができる。
図1から図3に示される実施形態では、注入流路64に対する導管132の接続部は、流路128の出力側で所望の静圧を得るように、前記注入流路の上流側テーパ付き部分に配置される。しかしながら、流路128の出力側での空気流134の静圧が、第1のラビリンスシール78において空気流48の低減を可能にするのに十分であることを条件として、この接続部は、より一般的には、注入流路64に沿ってさらに上流側またはさらに下流側に配置され得る。実際には、そのために、前記接続部は、注入流路64内に延在するフィン65の下流側端部の上流側に配置されることが一般的に必要である。
流路128の横断面の広がりは、これらの流路の出力側での空気流134について所望の流量に応じて選択されることが好ましい。
また、これらの流路128は、第1のラビリンスシール78の回転部84、同様に注入流路64のフィン65によって発生する効果に対して、流路128の出力側での空気流134の相対速度を低減するように接線方向に傾斜され得る。
さらに、流路128が現われるキャビティを画定する2つのリブ88aおよびリブ88bは、第1のラビリンスシール78の回転部84の2つの連続するリブであることができず、したがって、特に流路128の断面が回転部84の2つの連続するリブ88の間の軸線方向ピッチよりも広い場合には、中間リブ88によって分離され得る。
図4は、第1の環状キャビティ44を第4の環状キャビティ122と連通しているようにする対応する流路を形成するように、第1のラビリンスシール78のディスク92の上流側フランクに面する、半径方向フランジ94の下流側表面に形成されるスロット138の存在によって、上記で説明された第1の実施形態と異なる本発明の第2の実施形態を示している。
図4に示される実施形態では、これらのスロット138は、フランジ94の一方の端部から他方の端部まで半径方向に延在する。
運転中に、流路128の出力側での空気流134の圧力および流量が十分である場合には、インペラ18の冷却空気流48は、フランジ94とディスク92との間で、スロット138によって形成される流路において循環せざるを得ない。このように、スロット138は、空気流48から実質的にシールされる第1のラビリンスシール78を構成することができる。
次いで、空気流48は、第4のキャビティにおいて、高圧タービン16のディスク24のハブ126を通気するために空気流124と再結合する。
あるいは、前記ディスク24のハブ126の通気は、空気流48によって完全に確保される場合があり、その場合には、いかなる空気サンプリング124も、高圧圧縮機12の上流側に必要とされ得ない。
流れ48および124の混合、またはディスク24のハブ126の通気のためだけの流れ48の使用は、タービンエンジン10の使用定格の変動中に、前記流れの熱変動の速度に対して利点を有することができる。これらの条件の下で、実際に、このディスクとこれを取り囲むステータ要素との間の膨張差を低減するようにディスク24のハブを迅速に冷却しまたは加熱することが有利であり得る。

Claims (6)

  1. タービンエンジンの高圧圧縮機(12)のインペラ(18)およびタービンエンジンの高圧タービン(16)のベーン付きディスク(24)を備える高圧ロータと、
    高圧圧縮機(12)と高圧タービン(16)との間に軸線方向に取り付けられる燃焼室(14)と、
    それらの間で環状の空気注入流路(64)を画定し、燃焼室(14)の環状バイパス空間(38)に接続され、燃焼室の前記バイパス空間(38)からもたれされる高圧タービン(16)のベーン付きディスク(24)のベーン(26)を冷却するための冷却空気流(59)を加速することが意図される2つの同軸壁(60、62)と、
    注入流路(64)を画定する前記壁の第1のもの(60)に確実に接続される静止部(100、101)、および高圧ロータのディスク(92)によって支持され、前記静止部(100、101)に向かって突出する少なくとも2つの環状リブ(88)を備える回転部(84)を備える第1のラビリンスシール(78)と、
    注入流路(64)を画定する前記壁の第2のもの(62)に確実に接続される静止部(108)、および第1のラビリンスシール(78)の回転部(84)に確実に接続される回転部(86)を備える第2のラビリンスシール(80)と、
    高圧タービン(16)のベーン付きディスク(24)の上流側フランクに対向して取り付けられ、前記上流側フランクによって、前記ベーン付きディスク(24)のベーン(26)の冷却回路の第1の上流側部分(110)を画定する環状フランジ(106)と、
    インペラ(18)の下流側フランク(46)、燃焼室(14)の内側ケース(36)、注入流路(64)を画定する前記第1の壁(60)、第1のラビリンスシール(78)、および第1のラビリンスシール(78)の回転部(84)を支持する高圧ロータの前記ディスク(92)にインペラ(18)を接続するように軸線方向に延在する環状壁(28)によって画定される第1の環状キャビティ(44)と、
    注入流路(64)がその中へ開口し、第1のラビリンスシール(78)、第2のラビリンスシール(80)、およびこれらのラビリンスシールのそれぞれの回転部(84、86)を接続する環状壁(82)によって画定され、その中に開口部(112)が前記第2のキャビティ(76)を高圧タービンのベーン付きディスク(24)のベーン(26)の前記冷却回路(110)と連通しているようにするために形成される第2の環状キャビティ(76)と、
    タービンエンジンの1次ガス流の流れのための流路(27)と連通しており、少なくとも第2のラビリンスシール(80)および環状フランジ(106)によって画定される第3の環状キャビティ(118)とを備える2軸タービンエンジン(10)であって、
    その中に注入流路(64)からもたれされる空気(134)を注入するように、第1のラビリンスシール(78)の前記静止部(100、101)に形成され、第1のラビリンスシールの回転部(84)のリブ(88)のうちの2つ(88a、88b)によって画定される環状キャビティの中に現われる複数の流路(128)を備えることを特徴とする、タービンエンジン(10)。
  2. 前記環状注入流路(64)が、高圧ロータ(24、26、30)に対してベーン(26)の冷却空気流(59)の相対接線速度を減少させることができるように傾斜されるフィン(65)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジン。
  3. 前記流路(128)のそれぞれが、ベーン(26)の冷却空気流(59)の流れに対して、前記フィン(65)のそれぞれの下流側端部の上流側に位置している注入流路(64)の内側部分に接続されることを特徴とする、請求項2に記載のタービンエンジン。
  4. 環状注入流路(64)を画定する前記同軸回転体壁(60、62)のそれぞれが、ベーン(26)の前記冷却空気流(59)の流れに対して、実質的にテーパが付けられた上流側部分および実質的に半径方向の下流側部分を備えることを特徴とする、請求項3に記載のタービンエンジン。
  5. また、第1の環状キャビティ(44)をタービンエンジン(10)の第4の環状キャビティ(122)と連通しているようにするための手段(138)を備え、その中に高圧タービン(16)のベーン付きディスク(24)のハブ(126)が延在することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタービンエンジン。
  6. 連通手段が、第1のラビリンスシール(78)の回転部(84)を支持する高圧ロータのディスク(92)の上流側表面と、高圧圧縮機(12)のインペラ(18)を前述のディスク(92)に接続する前記壁(28)の下流側端部に配置される環状フランジ(94)の下流側表面との間に形成される流路(138)を備えることを特徴とする、請求項5に記載のタービンエンジン。
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