JP5511711B2 - ステータコア - Google Patents

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本発明は、モータのステータコアに関する。
従来、集中巻線を施した分割コアを環状に配置して接合する固定子において、接合部で対向する凹部を有する分割鉄心を接着積層した分割コアと、前記分割コアを環状に配置したときに対向する凹部で形成された空隙部に嵌合する針状部材とを備え、前記凹部の開口部は内部より狭く設定され、前記空隙部に針状部材を嵌合することで、前記分割コアの接合部が分離しようとする力を拘束保持するステータコアが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、内周面の略中央部に突極を有する複数個の分割コアを円環状に結合して形成されるステータコアであって、前記各分割コアの周方向の一方の端部は、外周面側が径方向に対して斜めに切り欠いた形状の一方の凹部に形成され、前記各分割コアの周方向の他方の端部は、前記一方の端部を半回転した形状に略等しく、内周面側が前記一方の凹部と同じ方向に斜めに切り欠いた形状の他方の凹部に形成され、前記各分割コアは、前記一方の凹部に一方の隣の分割コアの前記他方の端部の外周面側の凸部が嵌入し、前記他方の凹部に他方の隣の分割コアの前記一方の端部の内周面側の凸部が嵌入して前記円環状に結合し、かつ、固定手段により、前記各分割コアの結合が固定されているステータコアが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−020242号公報 特開2010−178426号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の技術は、分割コアを環状に配置、保持し、針状部材を空隙部に嵌合する必要がある。そのため、分割コア及び針状部材の高い加工精度と組立技術が要求される、という問題がある。
また、上記特許文献2に記載された従来の技術は、分割コアを抜きカシメで製作すると、コアの倒れ等が発生し、組立が困難となる。また、分割コアを、接着剤で倒れがないように積層したとしても、微小な寸法誤差により、組立てが困難になる、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、分割コアが取扱い易く、簡単に組立てることができるステータコアを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、孔が設けられたヨーク部と巻線が巻かれるティース部とを有する複数のT字型の分割コアと、前記複数の分割コアのヨーク部の孔を縫うようにして前記複数の分割コアのヨーク部同士を連結するワイヤ又は紐と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、分割コアが取扱い易く、ステータコアを簡単に組立てることができる、という効果を奏する。
図1−1は、本発明に係るステータコアの実施の形態1の組立途中を示す斜視図である。 図1−2は、実施の形態1のステータコアが積層されていく状態を示す部分断面図である。 図1−3は、実施の形態1のステータコアの組立方法を説明する図である。 図2−1は、本発明に係るステータコアの実施の形態2を示す平面図である。 図2−2は、実施の形態2のステータコアの組立途中を示す斜視図である。 図2−3は、実施の形態2の分割コアの製造方法を説明する図である。
以下に、本発明にかかるモータのステータコアの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1−1は、本発明に係るステータコアの実施の形態1の組立途中を示す斜視図であり、図1−2は、実施の形態1のステータコアが積層されていく状態を示す部分断面図であり、図1−3は、実施の形態1のステータコアの組立方法を説明する図である。
図1−1及び図1−2に示すように、実施の形態1の分割コア81は、孔17が設けられたヨーク片11と、ティース片13と、図示しないロータの外周面に対向する先端エッジ片15と、を有する珪素鋼板製のT字型の分割コア片10を、複数枚積層して形成される。
複数枚積層されたヨーク片11、ティース片13、先端エッジ片15及び分割コア片10を、夫々、ヨーク部21、ティース部23、先端エッジ部25及び分割コア81と呼ぶこととする。
図1−3に示すように、T字型の分割コア片10のヨーク片11の周方向一端部は、凸形に形成され、凸形端部11aに、孔17が電動機の軸方向に貫通するように設けられている。ヨーク片11の周方向他端部は、凹形に形成され、凹形端部11bとなっている。分割コア片10のヨーク片11の凸形端部11aと、隣合う分割コア片10の凹形端部11bとが、隙間なく嵌合するように凹凸形状が形成されている。
次に、実施の形態1の分割コア81及び複数の分割コア81を連結したステータコア91の組立方法を説明する。図1−3に示すように、まず、複数枚(12枚)の分割コア片10を、ヨーク片11の凸形端部11aと隣の分割コア片10の凹形端部11bとを嵌合させるようにして、組立台上に円環状に並べ、第1のステータコア片911を形成する。第1のステータコア片911は、ヨーク片11の凸形端部11aを時計回り方向に向けている。
次に、ワイヤ(又は紐)70を、凸形端部11aの孔17と隣の分割コア片10の凸形端部11aの孔17とを下側から上へ縫うように、U字状に挿通させる。12枚の分割コア片10を2枚一組にして、2枚の夫々の孔17に、ワイヤ70をU字状に挿通させる。
次に、ヨーク片11の凸形端部11aを反時計回り方向に向け、円環状の第2のステータコア片912を形成するように、夫々の孔17に夫々ワイヤ70を通し、第2のステータコア片912を第1のステータコア片911の上に積層する。
このように、第1のステータコア片911と第2のステータコア片912とを交互に所定の枚数積層し、最上層のステータコア片の上側で同じワイヤ70同士(隣のワイヤ70同士でもよい)を結べば、実施の形態1の分割コア81及び複数の分割コア81を連結したステータコア91が完成する。なお、実施の形態1のステータコア91は、6本のワイヤ70を用い、複数枚の分割コア片10をU字状に縫うようにしたが、1本の長いワイヤ70を用いて、隣合う分割コア81をジグザグに縫うようにしてもよい。
図1−3に示す第1のステータコア片911の中央の分割コア片10は、右側の分割コア片10とワイヤ70で連結されていないが、第2のステータコア片912の中央の分割コア片10は、右側の分割コア片10とワイヤ70で連結されている。第1のステータコア片911の右側の分割コア片10と第2のステータコア片912の右側の分割コア片10との間には、摩擦力が働くので、同じワイヤ70で連結されていなくても、ステータコア91の円環が崩れることはない。
なお、第1のステータコア片911及び第2のステータコア片912は、夫々複数枚の分割コア片10を積層したものとしてもよい。また、夫々の分割コア81のティース部23に巻線を施すときは、一か所のワイヤ70を外し、ステータコア91を直線状に展開すれば、容易に巻線を施すことができる。
従来の分割コアは、巻線を施し易いメリットはあるが、コアがばらばらであり、扱い難い。実施の形態1のステータコア91は、分割コア81が、ワイヤ(又は紐)70で連結されたものであり、扱い易く組立性がよい。また、ステータコア91が丸め易く、固定し易いので、溶接やフレーム焼嵌め、モールド固定、接着等、ステータコア91の固定作業がし易い。
また、実施の形態1の分割コア81は、抜きカシメが不要であり、コアの劣化がなく、モータ効率が向上する。抜きカシメが不要なため製造コストを下げることができる。また、ステータコア91は、円環形状を保持するための溶接が不要である。さらに、1つの分割コア81に不良が見つかった場合、ワイヤ70を外して不良コアを良品と交換し、修理することができる。分割コア81の連結に紐を用いる場合、紐を仮組み用として使用し、組立後、溶解して無くすこともできる。
実施の形態2.
図2−1は、本発明に係るステータコアの実施の形態2を示す平面図であり、図2−2は、実施の形態2のステータコアの組立途中を示す斜視図であり、図2−3は、実施の形態2の分割コアの製造方法を説明する図である。
図2−1及び図2−2に示すように、実施の形態2の分割コア82は、珪素鋼板を積層して抜きカシメにより一体化され、ヨーク部51と、ティース部53と、図示しないロータの外周面に対向する先端エッジ部55と、を有するT字型に形成されている。
T字型の分割コア82のヨーク部51の周方向一端部は、凸形に形成され、凸形端部51aとなっている。ヨーク部51の周方向他端部は、凹形に形成され、凹形端部51bとなっている。分割コア82のヨーク部51の凸形端部51aと、隣合う分割コア82の凹形端部部51bとが、隙間なく嵌合するように凹凸形状が形成されている。
次に、図2−3を参照して、実施の形態2の分割コア82の製造方法を説明する。まず、分割コア82と同一平面形状の分割コア片40を、分割コア82の総積層枚数の半分の枚数積層する。次に、分割コア片40のヨーク片41を周方向全長に亘って帯状に切欠いた残りのヨーク片41a及びティース片43aを夫々1枚又は複数枚積層する。
次に、分割コア82の総積層枚数の残りの半分の分割コア片40を、ヨーク片41a及びティース片43aの上に積層し、抜きカシメ、溶接等により一体化する。これにより、分割コア82のヨーク部51に、ヨーク部51を周方向に貫通する孔57を設けることができる。
図2−1及び図2−2に示すように、ワイヤ(又は紐)70を分割コア82のヨーク部51を周方向に貫通する孔57に挿通して複数(12個)の分割コア82を連結すれば、実施の形態2のステータコア92が完成する。
夫々の分割コア82のティース部53に巻線を施すときは、ステータコア92を直線状に展開すれば、容易に巻線を施すことができる。分割コア82のワイヤ引出口59は、分割コア82の溶接時に鎔断してもよいし、ステータコア92を四角フレームに収めるようなときは、そのまま残してもよい。
実施の形態2のステータコア92は、実施形態1のステータコア91と同様に、分割コアが取扱い易く、簡単に円環状に組立てることができる。
10、40 分割コア片
11、41、41a ヨーク片
11a、51a 凸形端部
11b、51b 凹形端部
13、43a ティース片
15 先端エッジ片
17、57 孔
59 ワイヤ引出口
21、51 ヨーク部
23、53 ティース部
25、55 先端エッジ部
70 ワイヤ(又は紐)
81、82 分割コア
91、92 ステータコア
911 第1のステータコア片
912 第2のステータコア片

Claims (4)

  1. 孔が設けられたヨーク部と巻線が巻かれるティース部とを有する複数のT字型の分割コアと、
    前記複数の分割コアのヨーク部の孔を縫うようにして前記複数の分割コアのヨーク部同士を連結するワイヤ又は紐と、
    を備えることを特徴とするステータコア。
  2. 前記ヨーク部の孔は、該ヨーク部の周方向端部を軸方向に貫通するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステータコア。
  3. 前記分割コアは、ヨーク片の前記孔が設けられた凸形端部を時計回り方向に向けた分割コア片と、ヨーク片の前記孔が設けられた凸形端部を反時計回り方向に向けた分割コア片とが、交互に積層されていることを特徴とする請求項2に記載のステータコア。
  4. 前記ヨーク部の孔は、該ヨーク部を周方向に貫通するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステータコア。
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