JP5510257B2 - 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Description

この発明は、情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、赤外線通信やブルートゥース(登録商標)などの短距離向けの無線通信技術を利用して、直接、情報処理装置間で音声データや画像データなどのファイルを転送するシステムがある。このようなシステムでは、例えば携帯電話機同士の間で写真のデータやメールアドレスのデータが交換されることがある。また、ネットワークに接続されたサーバを経由して遠隔地にある情報処理装置同士の間でデータを交換するシステムがある。このようなシステムは、例えば、ネットワークに接続された遠隔地の情報処理装置同士で同時に同じゲームをしたり、チャットをしたり、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS、Social Networking Service)などに利用されることがある。
ところで、サーバ上に、各クライアントが操作するキャラクタの情報を、クライアントとサーバとの通信距離に応じて分類して管理し、クライアント間の通信距離に応じてメッセージをやりとりできるクライアントを限定するシステムがある。また、相互に無線通信を行う各パーソナルコンピュータにおいて資源を共有するシステムがある。そのようなシステムの一つに、自己の表示画面のうち他のパーソナルコンピュータに公開する共有画面の情報を他のパーソナルコンピュータに送信し、相手パーソナルコンピュータの共有画面を、相互の距離に応じてその表示面積の大きさが変化する相手画面表示領域に表示するシステムがある。
特開平11−288394号公報 特開2007−219961号公報
しかしながら、従来のシステムでは、情報処理装置間でメモリやファイルシステムなどのリソースを共有することができない。また、遠隔地にある情報処理装置同士では、サーバを経由してデータを交換する必要があるため、サーバを介さずに、通信網だけを利用して情報処理装置間でデータの交換を行うことができない。
情報処理装置同士でリソースを共有する情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。通信網を介して直接、情報処理装置間でデータの交換を行うことができる情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
情報処理システムは、第1の情報処理装置及び第2の情報処理装置を備えている。第1の情報処理装置は通信部、絶対位置情報取得部及び絶対位置情報送信部を有する。通信部は他の情報処理装置と通信する。絶対位置情報取得部は第1の情報処理装置の位置を取得する。絶対位置情報送信部は、通信部を介して第1の情報処理装置の位置の情報を送信する。第2の情報処理装置は通信部、絶対位置情報取得部、絶対位置情報受信部、相対位置情報取得部及び制御部を有する。通信部は他の情報処理装置と通信する。絶対位置情報取得部は第2の情報処理装置の位置を取得する。絶対位置情報受信部は通信部を介して第1の情報処理装置の位置の情報を受信する。相対位置情報取得部は、第2の情報処理装置の位置の情報及び第1の情報処理装置の位置の情報に基づいて第2の情報処理装置と第1の情報処理装置との相対的な位置の情報を取得する。制御部は相対的な位置の情報に基づいて第2の情報処理装置と第1の情報処理装置との結合の形態を第1の形態または第2の形態に制御する。第1の形態では、第1の情報処理装置及び第2の情報処理装置で実行されているアプリケーションプログラムは互いに相手のストレージにアクセスできる。第2の形態では、第1の情報処理装置及び第2の情報処理装置で実行されているアプリケーションプログラムは互いに相手のストレージ及びメモリにアクセスできる。
この情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法によれば、情報処理装置同士でリソースを共有することができる。この情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法によれば、通信網を介して直接、情報処理装置間でデータの交換を行うことができる。
実施例1にかかる情報処理システムを示すブロック図である。 実施例1にかかる情報処理システムの動作を説明するシーケンス図である。 実施例2にかかる情報処理システムを示すブロック図である。 実施例2にかかる情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。 実施例2にかかる情報処理システムの密結合システムを説明する図である。 実施例2にかかる情報処理システムの粗結合システムを説明する図である。 実施例2にかかる情報処理システムの分散システムを説明する図である。 実施例2にかかる情報処理システムの動作を説明するフローチャートである。 実施例2にかかる情報処理システムの動作を説明するフローチャートである。 実施例2にかかる情報処理システムの動作を説明するフローチャートである。 実施例2にかかる情報処理システムの動作を説明するフローチャートである。 実施例2にかかる情報処理システムにおいて相対的な位置の情報を取得する動作を説明するフローチャートである。 実施例2にかかる情報処理装置においてアドレス空間を変換する処理を説明するフローチャートである。 実施例2にかかる情報処理システムの応用例1を説明する図である。 実施例2にかかる情報処理システムの応用例2を説明する図である。 応用例2の動作を説明するシーケンス図である。 実施例2にかかる情報処理システムの応用例3を説明する図である。 応用例3の動作を説明するシーケンス図である。 実施例2にかかる情報処理システムの応用例4を説明する図である。 実施例2にかかる情報処理システムの応用例5を説明する図である。 実施例2にかかる情報処理システムの応用例6を説明する図である。
以下に添付図面を参照して、この情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法は、情報処理装置同士の相対的な位置の情報に基づいて複数の情報処理装置を互いに相手のストレージにアクセスできる形態または互いに相手のストレージ及びメモリにアクセスできる形態で結合することで、情報処理装置同士でリソースを共有するものである。以下の各実施例の説明においては、同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
(実施例1)
・情報処理システムの説明
図1は、実施例1にかかる情報処理システムを示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システムは第1の情報処理装置1及び第2の情報処理装置11を備えている。第1の情報処理装置1は通信部2、絶対位置情報取得部3及び絶対位置情報送信部4を有する。通信部2は他の情報処理装置と通信する。絶対位置情報取得部3は第1の情報処理装置1の位置を取得する。絶対位置情報送信部4は、通信部2を介して第1の情報処理装置1の位置の情報を送信する。
第2の情報処理装置11は絶対位置情報取得部12、絶対位置情報受信部13、相対位置情報取得部14、通信部15及び制御部16を有する。通信部15は他の情報処理装置と通信する。絶対位置情報取得部12は第2の情報処理装置11の位置を取得する。絶対位置情報受信部13は通信部15を介して第1の情報処理装置1の位置の情報を受信する。相対位置情報取得部14は、第2の情報処理装置11の位置の情報及び第1の情報処理装置1の位置の情報に基づいて第2の情報処理装置11と第1の情報処理装置1との相対的な位置の情報を取得する。
制御部16は相対的な位置の情報に基づいて第2の情報処理装置11と第1の情報処理装置1との結合の形態を第1の形態または第2の形態に制御する。第1の形態では、第1の情報処理装置1及び第2の情報処理装置11で実行されているアプリケーションプログラムは互いに相手のストレージにアクセスできる。つまり、第1の形態では、第1の情報処理装置1及び第2の情報処理装置11は互いのストレージを共有リソースとして使用することができる。第2の形態では、第1の情報処理装置1及び第2の情報処理装置11で実行されているアプリケーションプログラムは互いに相手のストレージ及びメモリにアクセスできる。つまり、第2の形態では、第1の情報処理装置1及び第2の情報処理装置11は互いのストレージ及びメモリを共有リソースとして使用することができる。
第2の形態では、情報処理装置同士が同期する頻度が高い。例えば情報処理装置同士は関数処理以下の粒度の単位(数ms以下)で頻繁に通信する。第2の形態では、相手の情報処理装置のメモリに対するデータの入出力処理が通信速度よりも高速に実施される。従って、相手の情報処理装置のメモリに対するデータの入出力処理の速度は通信速度に依存する。この第2の形態を密結合の形態と呼び、情報処理装置同士が密結合の形態で結合している場合を密結合システムと呼ぶことにする。
第1の形態では、情報処理装置同士が同期する頻度が密結合の形態よりも低い。例えば情報処理装置同士は関数処理よりも大きな粒度(数十ms〜)で通信する。アプリケーションプログラムの実行中に、処理の前後で情報処理装置同士が同期してデータを共用する。第2の形態では、通信速度と比較して同程度のアクセス速度のリソース、例えばファイルシステムへのアクセスがリアルタイムで行われる。この第1の形態を粗結合の形態と呼び、情報処理装置同士が粗結合の形態で結合している場合を粗結合システムと呼ぶことにする。
・情報処理システムの動作の説明
図2は、実施例1にかかる情報処理システムの動作を説明するシーケンス図である。図2に示すように、第1の情報処理装置1は自装置の位置を取得する(ステップS1)。また、第2の情報処理装置11は自装置の位置を取得する(ステップS2)。ステップS1とステップS2とは、どちらが先でもよいし、同時でもよい。次いで、第1の情報処理装置1は、ステップS1で取得した自装置の位置の情報を第2の情報処理装置11へ送信する。第2の情報処理装置11は、第1の情報処理装置1から送信されてきた第1の情報処理装置1の位置の情報を受信する(ステップS3)。ステップS2とステップS3とは、どちらが先でもよい。
そして、第2の情報処理装置11は、ステップS2で取得した自装置の位置の情報及びステップS3で取得した第1の情報処理装置1の位置の情報に基づいて自装置と第1の情報処理装置1との相対的な位置の情報を取得する(ステップS4)。次いで、第2の情報処理装置11は、ステップS4で取得した相対的な位置の情報に基づいて自装置と第1の情報処理装置1との結合の形態を上述した粗結合の形態または密結合の形態に制御する(ステップS5)。
実施例1によれば、情報処理装置同士の相対的な位置に基づいて情報処理装置同士の結合の形態が、互いに相手のストレージにアクセスできる結合の形態または互いに相手のストレージ及びメモリにアクセスできる形態に制御されるので、情報処理装置同士でストレージやメモリなどのリソースを共有することができる。また、情報処理装置同士が互いに相手のストレージやメモリにアクセスできるので、サーバを介さずに、通信網だけを利用して情報処理装置間でデータの交換を行うことができる。
(実施例2)
実施例2は、情報処理装置を携帯電話機などの端末に適用した例である。
・情報処理システム及び情報処理装置のハードウェア構成の説明
図3は、実施例2にかかる情報処理システムを示すブロック図である。図3に示すように、情報処理システムは第1の情報処理装置として例えば端末B31、及び第2の情報処理装置として例えば端末A41を備えている。また、情報処理システムは、無線基地局51が接続されたネットワークとして例えば通信キャリアネットワーク52、及びWiFi(Wireless Fidelity)などの無線ルータ53を備えている。
端末A41は、入力装置42、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)43、ベースバンドユニット44、出力装置45、ファイルシステム46、物理メモリ47及びネットワークインタフェース(ネットワークI/F)48がバス49を介して相互に接続された構成を備えている。端末B31は、入力装置32、CPU33、ベースバンドユニット34、出力装置35、ファイルシステム36、物理メモリ37及びネットワークI/F38がバス39を介して相互に接続された構成を備えている。
入力装置32,42は例えば加速度センサーやGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)レシーバや電子コンパスなどの、位置の情報を取得可能なセンサーデバイスを含む。入力装置32,42は例えばキーボード、ボタン、ダイアル及びタッチパネルなどの、ユーザが文字やデータを入力する際に使用する装置や、例えばマイクなどの音声を入力する装置を含む。
CPU33,43は、オペレーティングシステム(OS:Operating System)やアプリケーションプログラムを実行して端末31,41の全体の制御を司る。CPU33,43は、例えば内蔵するメモリ管理ユニットにおいて、端末B31と端末A41とに跨って動作する並列処理可能なアプリケーションプログラムが参照する論理アドレス空間を、個々の端末のOSが管理する論理アドレス空間に変換する論理・論理変換を行う。CPU33,43は、例えば内蔵するメモリ管理ユニットにおいて、個々の端末のOSが管理する論理アドレス空間を物理アドレス空間に変換する論理・物理変換を行う。
ファイルシステム36,46はOSやアプリケーションプログラムを格納している。物理メモリ37,47はCPU33,43の作業領域として使用される。出力装置35,45は例えば液晶パネルなどの表示装置や例えばスピーカなどの音声出力装置や例えばプリンタなどの印刷装置を含む。ベースバンドユニット34,44は無線基地局51を介して通信キャリアネットワーク52との間で通信を行う。ネットワークI/F38,48は無線ルータ53を経由して、またはアドホック接続により直接、相互に通信を行う。
・情報処理装置の機能的な構成の説明
図4は、実施例2にかかる情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図である。図4に示すように、端末31,41は絶対位置情報取得部として例えばセンサーデバイス61及び絶対座標情報検出部62、絶対位置情報交換部として例えば座標情報交換部63、相対位置情報取得部として例えば相対位置キャリブレーション部64を備えている。端末31,41は相対位置情報交換部として例えば相対座標情報交換部65、通信部として例えば通信検出部66、通信選択部67、ベースバンド通信部68及び無線LAN(Local Area Network、ローカルエリアネットワーク)通信部69を備えている。
ベースバンド通信部68は通信キャリアネットワークとの間で通信を行う。ベースバンド通信部68は上述したベースバンドユニットにより実現される。無線LAN通信部69はWiFiなどの無線LANの規格に従って通信を行う。無線LAN通信部69は上述したネットワークI/Fにより実現される。通信検出部66は、ベースバンド通信部68または無線LAN通信部69による通信を検出し、それぞれ簡易パケット交換などによって通信品質を確認し、最も通信状態のよい接続を監視する。通信選択部67は、通信検出部66により検出された通信品質に基づいて、ベースバンド通信部68及び無線LAN通信部69のうち、通信品質のよりよい側を選択する。
センサーデバイス61の一例として例えば上述した加速度センサーやGPSレシーバや電子コンパスなどが挙げられる。絶対座標情報検出部62はセンサーデバイス61の出力情報に基づいて自端末の位置の絶対座標を検出する。絶対座標の座標軸の一例として例えば経度及び緯度が挙げられる。また、任意の点を原点に設定し、この原点からの距離で端末の絶対座標を表してもよい。座標情報交換部63は、通信選択部67により選択された通信部を介して、絶対座標情報検出部62が検出した自端末の絶対座標の情報を他の端末と交換する。
相対位置キャリブレーション部64は、自端末の位置の情報及び座標情報交換部63による交換によって取得した他の端末の位置の情報に基づいて、自端末と当該他の端末との相対的な位置の情報を取得する。相対座標情報交換部65は、通信選択部67により選択された通信部を介して、相対位置キャリブレーション部64が取得した相対的な位置の情報を他の端末と交換する。相対座標情報交換部65は、相対的な位置の情報に基づいて自端末と他の端末との結合の形態を第1の形態(粗結合の形態)、第2の形態(密結合の形態)または第3の形態に制御する。第1の形態及び第2の形態については、実施例1において説明したとおりである。
第3の形態では、自端末及び他の端末でそれぞれ実行されているアプリケーションプログラムは互いに相手のストレージにもメモリにもアクセスすることができない。つまり、第3の形態では、自端末及び他の端末は互いのストレージ及びメモリを共有リソースとして使用することができない。第3の形態では、自端末及び他の端末でそれぞれ実行されているアプリケーションプログラムは、例えばFTP(File Transfer Protocol、ファイル転送プロトコル)などのファイルの転送を行うことができるプロトコルを用いることによって、端末間でファイルを転送することができる。
第3の形態では、端末同士は、アプリケーションプログラムの実行を開始するときや終了するときの単位で同期する。各端末は、一旦、自端末内で閉じてファイルへのアクセス処理を行い、ファイルへのアクセス処理の終了と同時に他の端末との間で同期処理を行う。この第3の形態を分散の形態と呼び、端末同士が分散の形態で結合している場合を分散システムと呼ぶことにする。
・密結合システムの説明
図5は、密結合システムを説明する図である。図5に示すように、密結合システムでは、各端末31,41において、端末B31と端末A41とに跨って並列処理可能なアプリケーションプログラム(共通動作アプリケーション)71が動作する。このアプリケーションプログラム71が参照する論理アドレス空間72,73は、端末B31の物理メモリ37に対するアドレス空間と端末A41の物理メモリ47に対するアドレス空間とを連続させたアドレス空間74に対応する。
端末B31は、メモリ管理ユニットにアドレス変換部として論理・論理変換部75及び論理・物理変換部76を有する。論理・論理変換部75は、アプリケーションプログラム71が参照する論理アドレス空間72を、端末B31のOS77が管理する論理アドレス空間に変換する。端末B31のOS77上で動作するソフトウェアは、OS77が管理する論理アドレス空間を参照する。論理・物理変換部76は、端末B31のOS77が管理する論理アドレス空間を、端末B31の物理メモリ37の物理アドレス空間に変換する。端末B31のハードウェアは、この端末B31の物理メモリ37の物理アドレス空間を参照する。
端末A41は、メモリ管理ユニットにアドレス変換部として論理・論理変換部78及び論理・物理変換部79を有する。論理・論理変換部78は、端末B31と端末A41とに跨って並列処理可能なアプリケーションプログラム71が参照する論理アドレス空間73を、端末A41のOS80が管理する論理アドレス空間に変換する。端末A41のOS80上で動作するソフトウェアは、OS80が管理する論理アドレス空間を参照する。論理・物理変換部79は、端末A41のOS80が管理する論理アドレス空間を、端末A41の物理メモリ47の物理アドレス空間に変換する。端末A41のハードウェアは、この端末A41の物理メモリ47の物理アドレス空間を参照する。
密結合システムでは、上述したようにアドレス空間の論理・論理変換を行うことによって、端末B31と端末A41とに跨って並列処理可能なアプリケーションプログラム71は、端末B31と端末A41とに跨って動作する。端末B31のCPU33は、端末B31の物理メモリ37に端末B31のバス39を介してアクセスし、端末A41の物理メモリ47に無線通信を介してアクセスする。同様に、端末A41のCPU43は、端末A41の物理メモリ47に端末A41のバス49を介してアクセスし、端末B31の物理メモリ37に無線通信を介してアクセスする。
また、端末B31のファイルシステム36と端末A41のファイルシステム46とがクロスマウントされているので、端末B31のCPU33は、端末B31のファイルシステム36に端末B31のバス39を介してアクセスし、端末A41のファイルシステム46に無線通信を介してアクセスする。同様に、端末A41のCPU43は、端末A41のファイルシステム46に端末A41のバス49を介してアクセスし、端末B31のファイルシステム36に無線通信を介してアクセスする。
・粗結合システムの説明
図6は、粗結合システムを説明する図である。図6に示すように、粗結合システムでは、各端末31,41において、互いのリソースを共用するアプリケーションプログラム(リソース共用アプリケーション)81,82が動作する。粗結合システムでは、端末B31で動作するアプリケーションプログラム81が参照する論理アドレス空間72は、端末B31の論理・物理変換部76により、端末B31の物理メモリ37の物理アドレス空間に変換される。端末B31の論理・論理変換部75はアドレス変換を行わない。端末A41で動作するアプリケーションプログラム82が参照する論理アドレス空間73は、端末A41の論理・物理変換部79により、端末A41の物理メモリ47の物理アドレス空間に変換される。端末A41の論理・論理変換部78はアドレス変換を行わない。
粗結合システムでは、端末B31のCPU33は、端末B31の物理メモリ37に端末B31のバス39を介してアクセスする。同様に、端末A41のCPU43は、端末A41の物理メモリ47に端末A41のバス49を介してアクセスする。また、端末B31のファイルシステム36と端末A41のファイルシステム46とがクロスマウントされているので、端末B31及び端末A41のファイルシステム36,46へのアクセスについては、上述した密結合システムの場合と同様である。
・分散システムの説明
図7は、分散システムを説明する図である。図7に示すように、分散システムでは、端末B31の論理・論理変換部75及び端末A41の論理・論理変換部78はアドレス変換を行わない。分散システムでは、例えばFTPなどのファイルの転送を行うことができるプロトコルを用いることによって、端末間でファイルを転送する。
・情報処理システムの動作の説明
図8〜図12は、実施例2にかかる情報処理システムの動作を説明するフローチャートである。図8に示すように、端末A、端末B、端末C、・・・においてアプリケーションプログラムが起動し、各端末は協調動作を開始する(ステップS11−1、ステップS11−2、ステップS11−3)。各端末でアプリケーションプログラムを起動するにあたっては、各端末を操作しているユーザ間でメールやチャットや音声通話などを行って、アプリケーションプログラムを起動することを確認してもよい。例えば最初にアプリケーションプログラムが起動した端末をマスターとしてもよい。図8に示す例では、端末Aがマスターである。
各端末は、アプリケーションプログラムが起動すると、センサーデバイスを動作させる(ステップS12−1、ステップS12−2、ステップS12−3)。各端末は、センサーデバイスの出力情報に基づいて自端末の位置の絶対座標を取得する(ステップS13−1、ステップS13−2、ステップS13−3)。次いで、マスターでない端末は、自端末の絶対座標の情報をマスターとなる端末Aへ送信する。マスターとなる端末Aは、マスターでない端末の絶対座標の情報を受信し、当該受信した各端末の絶対座標の情報及びマスターとなる端末Aの絶対座標の情報に基づいて、マスターとなる端末Aとマスターでない端末との相対座標を求める。
各端末は絶対座標の取得を複数回実施し、マスターとなる端末Aは、各回で自端末とマスターでない端末との相対座標を求めてもよい。マスターとなる端末Aは、今回の相対座標を前回の相対座標と比較することによって、マスターでない端末が自端末に対して移動しているのか静止しているのか、を把握することができる(座標・動体動作取得)。また、マスターとなる端末Aは、自端末からマスターでない端末へ信号を送信し、それに対する応答を受け取るまでの時間を監視する。マスターとなる端末Aは、マスターでない端末との相対座標から当該マスターでない端末との距離を求め、当該距離の情報と送信信号に対する応答時間とに基づいて、当該マスターでない端末との無線通信の帯域Tを測定する(ステップS14)。
次いで、マスターとなる端末Aは、マスターでない端末が移動体端末であるか否かを判定する(ステップS15)。マスターでない端末が移動体端末である場合(ステップS15:Yes)、マスターとなる端末Aは分散システムを選択する。マスターでない端末が移動体端末でない場合(ステップS15:No)、マスターとなる端末Aは、ステップS14で求めた無線通信の帯域Tとストレージ(ファイルシステム)の帯域Sを比較する(ステップS16)。
一例として、無線通信の帯域Tは以下の通りである。通信キャリアネットワークが例えば3.9Gと呼ばれるLTE(Long Term Evolution、ロングタームエボリューション)である場合、無線通信の帯域Tは、端末から基地局へ向かう上り方向で例えば最大50Mbps程度であり、基地局から端末へ向かう下り方向で例えば最大100Mbps程度である。
また、通信キャリアネットワークが例えば4G(第4世代)である場合、無線通信の帯域Tは、上り方向で例えば最大500Mbps程度であり、下り方向で例えば最大1Gbps程度であると言われている。基地局を経由する無線通信では、端末同士の相対的な距離に制限はない。
アドホック接続の場合、無線通信の帯域Tは、IEEE 802.11b規格で例えば最大50Mbps程度であり、IEEE 802.11n規格で例えば最大300Mbps程度である。アドホック接続では、端末同士の相対的な距離は例えば見通しで50〜100m程度であり、屋内で例えば数m程度である。
一例として、ストレージの帯域Sは以下の通りである。ストレージが例えばフラッシュメモリである場合、フラッシュメモリにデータを書き込むときの帯域Sは例えば30Mbps程度であり、フラッシュメモリからデータを読み出すときの帯域Sは例えば100Mbps程度である。
無線通信の帯域Tとストレージの帯域Sとがおおよそ同じである場合(ステップS16:T≒S)、マスターとなる端末Aは粗結合システムを選択する。無線通信の帯域Tがストレージの帯域Sよりも大きい場合(ステップS16:T>S)、マスターとなる端末Aは、ステップS14で求めた無線通信の帯域Tとメモリの帯域Mを比較する(ステップS17)。
一例として、メモリの帯域Mは以下の通りである。ソフトウェアアクセスの場合、メモリの帯域Mは、データの書き込み及び読み出しで例えば500Mbps程度である。ハードウェアアクセスの場合、メモリの帯域Mは、データの書き込み及び読み出しで例えば2Gbps程度である。
無線通信の帯域Tがメモリの帯域M以上である場合(ステップS17:T≧M)、マスターとなる端末Aは密結合システムを選択する。無線通信の帯域Tがメモリの帯域Mよりも小さい場合(ステップS17:T<M)、マスターとなる端末Aは粗結合システムを選択する。マスターとなる端末Aは、例えば端末の設計情報から装置情報としてストレージの帯域S及びメモリの帯域Mを取得する。
マスターとなる端末Aが分散システムを選択した場合(ステップS15:Yes)、図9に示すように、各端末は分散アプリケーション(各端末で個別に実行するアプリケーションプログラム)の起動を許可する(ステップS18)。マスターとなる端末Aが粗結合システムを選択した場合(ステップS16:T≒S)、図10に示すように、各端末はファイルシステムをクロスマウントし(ステップS19)、論理・論理変換部を停止状態とし(ステップS20)、粗結合アプリケーション(互いのリソースを共用するアプリケーションプログラム)の起動を許可する(ステップS21)。マスターとなる端末Aが密結合システムを選択した場合(ステップS17:T≧M)、図11に示すように、各端末はファイルシステムをクロスマウントし(ステップS22)、論理・論理変換部を起動し(ステップS23)、密結合アプリケーション(並列処理可能なアプリケーションプログラム)の起動を許可する(ステップS24)。
・相対的な位置の情報を取得する動作の説明
図12は、相対的な位置の情報を取得する動作を説明するフローチャートである。図12に示す例では、端末Aがマスターである。図12に示すように、密結合の形態において、マスターとなる端末Aは、各端末の絶対座標の情報に基づいて、マスターとなる端末Aとマスターでない端末との相対座標を計算して求める(ステップS31)。マスターとなる端末Aは、ステップS31で求めた相対座標をキャリブレーション値相対座標(補正値)として保持し、このキャリブレーション値相対座標を用いて、これ以降に求める相対座標を補正する。
次いで、マスターとなる端末Aは、各端末に座標計算デーモンの起動を依頼する(ステップS32)。座標計算デーモンの起動依頼によって、マスターとなる端末Aでは座標計算デーモンがレシーバ側として起動する(ステップS33−1)。座標計算デーモンの起動依頼によって、マスターでない端末では座標計算デーモンがセンダー側として起動する(ステップS33−2、ステップS33−3)。これ以降、各端末において座標計算デーモンは周期的に起動される。
各端末において座標計算デーモンが起動されると、各端末の座標デーモンは自端末の座標を計算する(ステップS34−1、ステップS34−2、ステップS34−3)。次いで、マスターでない端末の座標デーモンは、計算した自端末の座標の情報を送信する(ステップS35−2、ステップS35−3)。マスターとなる端末Aの座標デーモンは、マスターでない端末から座標の情報を受信する(ステップS35−1)。そして、マスターとなる端末Aの座標デーモンは、自端末の座標の情報及びマスターでない端末から受信した座標の情報に基づいて、マスターとなる端末Aとマスターでない端末との相対座標を計算して求め、キャリブレーション値相対座標を用いて補正する(ステップS36)。
マスターとなる端末Aでは、座標計算デーモンが周期的に起動されるたびにステップS34−1からステップS36までを繰り返し、キャリブレーション値相対座標を用いて補正しながら相対座標を計算して求める。マスターでない端末では、座標計算デーモンが周期的に起動されるたびにステップS34−2及びステップS34−3からステップS35−2及びステップS35−3までを繰り返し、自端末の座標の情報を求めて送信する。
・アドレス空間を変換する処理の説明
図13は、アドレス空間を変換する処理を説明するフローチャートである。図13に示すように、端末同士が密結合の形態で結合している場合、当該端末では密結合アプリケーションが実行される。密結合アプリケーションの実行中、自端末が実行しているプロセス(端末内プロセス)または他の端末が実行しているプロセス(端末外プロセス)からメモリアクセスの要求が発生する(ステップS41)。一例として、密結合アプリケーションが参照する論理アドレスを「0x1110 0000 0000 1234」とする。上位側の例えば「1110」は密結合アプリケーションのシステムマスクである。また、端末が単独でアプリケーション(端末単独実行アプリケーション)を実行している場合、自端末が実行しているプロセス(端末内プロセス)からメモリアクセスの要求が発生する(ステップS41)。
メモリアクセスの要求があると、端末の論理・論理変換部は論理アドレスのシステムマスクを検出する(ステップS42)。密結合アプリケーションの端末内プロセスまたは端末外プロセスの場合には、密結合アプリケーションのシステムマスクが検出される。端末単独実行アプリケーションの端末内プロセスの場合には、システムマスクは検出されない。
システムマスクがある場合(ステップS42:マスクあり)、論理・論理変換部は、密結合アプリケーションが参照する論理アドレスを、自端末で実行中のOSが管理する論理アドレス空間のアドレスに変換する(ステップS43)。一例として、OSのシステムマスクを「0x0000 ffff ffff ffff」とする。上述した密結合アプリケーションが参照する論理アドレスとOSのシステムマスクとの論理積(アンド)をとると、密結合アプリケーションが参照する論理アドレスは、OSが管理する論理アドレス空間では「0x0000 0000 0000 1234」に変換される。
次いで、端末の論理・物理変換部は、論理・論理変換後の論理アドレスを自端末のハードウェアが参照する物理アドレス空間のアドレスに変換する(ステップS44)。一例として、ハードウェアのオフセットを「0x00ff 0000 0000 0000」とする。上述した論理・論理変換後の論理アドレスとハードウェアのオフセットとの論理和(オア)をとると、論理・論理変換後の論理アドレスは、自端末のハードウェアが参照する物理アドレス空間では「0x00ff 0000 0000 1234」に変換される。
一方、ステップS42でシステムマスクがない場合(ステップS42:マスクなし)、論理・論理変換部は何もしない。そして、端末の論理・物理変換部が、端末単独実行アプリケーションの端末内プロセスの論理アドレスを自端末のハードウェアが参照する物理アドレス空間のアドレスに変換する(ステップS44)。
・応用例1
図14は、応用例1を説明する図である。図14に示すように、応用例1は、密結合システムにおいて複数の端末が、それらの端末の表示画面を共有リソースとして用いる例である。応用例1では、端末91のユーザの操作と端末92のユーザの操作とを融合させることができる。例えば、端末91の表示画面と端末92の表示画面とで一つのGUI(Graphical User Interface、グラフィカルユーザインタフェース)画面が表示されるようにしてもよい。端末91,92のユーザは、このGUI画面を見ながら端末91,92を操作して、例えばGUI画面に表示されているアイコンデータを端末91と端末92との間で移動させることができる。また、仮想端末ウィンドウアプリケーションなどのように、相手の端末の表示画面に表示されている画像を自端末の表示画面に表示し、自端末のユーザは自端末の表示画面を見ながら相手の端末の操作を行うことができる。
・応用例2
図15は、応用例2を説明する図である。図15に示すように、応用例2は、密結合システムにおいて複数の端末が、それらの端末の表示画面を共有リソースとして用いる例である。応用例2では、端末91の表示画面、端末92の表示画面及び端末93の表示画面で一つの大きな表示画面とし、その大きな画面に詳細な表示を行うことができる。例えば、加速度センサーや磁気センサーや接触センサーなどを用いて、各端末の相対的な位置や方向を検出し、元となる画像を端末の数で分割し、分割したそれぞれの画像を各端末の表示画面に拡大して表示することによって、詳細な画像を表示することができる。
図16は、応用例2の動作を説明するシーケンス図である。図16に示すように、マスターとなる端末は、密結合の形態で結合している端末を検出する。マスターとなる端末は、検出した各端末(スレーブとなる端末)に、自端末がマスターであることを通知する。スレーブとなる各端末は、マスターとなる端末からの通知に対して了解したことを応答する(ステップS51)。
マスターとなる端末は、画面1の画像データを生成する(ステップS52)。次いで、マスターとなる端末は、スレーブとなる各端末に対して、画面1の画像を分割した画像を表示することを要求する。スレーブとなる各端末は、マスターとなる端末の例えばストレージ(ファイルシステム)から自端末が表示する画面1の分割された画像データを読み出し、自端末の表示画面に表示して、マスターとなる端末に表示の完了を通知する(ステップS53)。マスターとなる端末は、全てのスレーブとなる端末から表示完了の通知を受け取ると、画面2の画像データを生成する(ステップS54)。そして、ステップS53と同様にして、スレーブとなる各端末は、画面2の分割された画像データを自端末の表示画面に表示する(ステップS55)。このようにして、元となる画像を分割した画像を各端末の表示画面に次々と表示する。上述した応用例1においても同様である。
・応用例3
図17は、応用例3を説明する図である。図17に示すように、応用例3は、密結合システムにおいて複数の端末の中から選ばれた端末との間でファイルやアプリケーションを共用する例である。応用例3では、端末91は、他の端末92〜97との間の距離及び相対的な位置関係に基づいて、複数の端末92〜97の中から対象となる端末93を選択し、その選択した端末93との間でファイルやアプリケーションを共用することができる。例えば、講堂や会議室などに複数の端末がある場合、端末91のユーザは、端末91を対象となる端末93へ向けることによって、対象となる端末93との間でメールアドレスを交換したり、画像データを授受したりすることができる。
図18は、応用例3の動作を説明するシーケンス図である。図18に示すように、マスターとなる端末(図17の例では端末91)は、密結合の形態で結合している端末を検出する(ステップS61)。マスターとなる端末は、検出した対象となる端末(スレーブとなる端末、図17の例では端末93)にデータの取り出しを許可する通知をする。対象となる端末は、マスターとなる端末にデータを取り出すことを通知する(ステップS62)。
次いで、対象となる端末は、マスターとなる端末のストレージからメールアドレスなどのデータを取り出し、そのデータを自端末のストレージに格納して自端末のデータを更新する。対象となる端末は、マスターとなる端末にデータの取り出しが完了したことを通知する。対象となる端末は、自端末の表示画面にデータの取り出しが完了したことを表示する。あるいは、対象となる端末は、自端末の表示画面に、取り出したデータを表示してもよい(ステップS63)。
・応用例4
図19は、応用例4を説明する図である。図19に示すように、応用例4は粗結合システムの例である。応用例4では、端末91のユーザと端末92のユーザとが互いに意思の疎通を図ることができる程度、例えば数m離れている場合に、一方の端末91のストレージやメモリにあるデータをもう一方の端末92で共用することができる。応用例4では、上述した応用例1のような端末間でアイコンデータを移動させるような操作はできなくてもよい。例えば、端末92のユーザは、端末91のストレージ101に保存されている写真などの画像のデータを、端末92に転送しなくても、閲覧することができる。
・応用例5
図20は、応用例5を説明する図である。図20に示すように、応用例5は粗結合システムの例である。応用例5では、例えば室内にいる複数の端末でファイルを共用することができる。応用例5では、端末92,93,94は、端末91のストレージ101にあるファイルを、自端末に転送しなくても、共用することができる。
・応用例6
図21は、応用例6を説明する図である。図20に示すように、応用例6は分散システムの例である。応用例6では、端末91のストレージ101にあるファイルを、例えば端末91から遠く離れた所にある端末92に転送することができる。応用例6は、例えば複数の端末間で通信対戦型のゲームアプリケーションを実行する場合などに適用することができる。
実施例2によれば、端末同士の距離や相対的な位置関係、端末間の通信の帯域及びストレージやメモリの帯域などに基づいて、端末同士が密結合の形態や粗結合の形態で結合するので、端末同士でストレージやメモリなどのリソースを共有することができる。また、端末同士が互いに相手のストレージやメモリにアクセスできるので、サーバを介さずに、通信網だけを利用して端末間でデータの交換を行うことができる。
上述した実施例1、2に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)他の情報処理装置と通信する通信部、自装置の位置を取得する絶対位置情報取得部、及び前記通信部を介して前記自装置の位置の情報を送信する絶対位置情報送信部、を有する第1の情報処理装置と、他の情報処理装置と通信する通信部、自装置の位置を取得する絶対位置情報取得部、前記通信部を介して前記第1の情報処理装置の位置の情報を受信する絶対位置情報受信部、前記自装置の位置の情報及び前記第1の情報処理装置の位置の情報に基づいて自装置と前記第1の情報処理装置との相対的な位置の情報を取得する相対位置情報取得部、及び前記相対的な位置の情報に基づいて自装置と前記第1の情報処理装置との結合の形態を、それぞれの情報処理装置で実行されているアプリケーションプログラムが互いに相手のストレージにアクセスできる第1の形態、または互いに相手のストレージ及びメモリにアクセスできる第2の形態に制御する制御部、を有する第2の情報処理装置と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
(付記2)前記第1の情報処理装置は、自装置の位置を複数回取得し、前記第2の情報処理装置は、自装置の位置を複数回取得し、前記複数回取得した自装置の位置の情報及び前記第1の情報処理装置が複数回取得した前記第1の情報処理装置の位置の情報に基づいて、自装置に対して前記第1の情報処理装置が相対的に静止しているかまたは移動しているかを判断することを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)前記第2の情報処理装置は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置に対して前記第1の情報処理装置が相対的に静止していると判断し、かつ自装置と前記第1の情報処理装置との間の通信帯域が前記第1の情報処理装置のストレージの帯域と同程度である場合、前記第1の形態を選択することを特徴とする付記2に記載の情報処理システム。
(付記4)前記第2の情報処理装置は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置に対して前記第1の情報処理装置が相対的に静止していると判断し、かつ自装置と前記第1の情報処理装置との間の通信帯域が前記第1の情報処理装置のストレージの帯域よりも広く、かつ前記通信帯域が前記第1の情報処理装置のメモリの帯域よりも広い場合、前記第2の形態を選択することを特徴とする付記2に記載の情報処理システム。
(付記5)前記第1の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置で並列に処理されるアプリケーションプログラムが参照する論理アドレス空間を、前記第1の情報処理装置で実行されるオペレーティングシステムが管理する論理アドレス空間に変換し、該変換後の論理アドレス空間を前記第1の情報処理装置の物理アドレス空間に変換し、前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置で並列に処理される前記アプリケーションプログラムが参照する論理アドレス空間を、前記第2の情報処理装置で実行されるオペレーティングシステムが管理する論理アドレス空間に変換し、該変換後の論理アドレス空間を前記第2の情報処理装置の物理アドレス空間に変換することを特徴とする付記4に記載の情報処理システム。
(付記6)他の情報処理装置と通信する通信部と、自装置の位置を取得する絶対位置情報取得部と、前記通信部を介して通信相手と位置の情報を交換する絶対位置情報交換部と、前記自装置の位置の情報及び前記通信相手の位置の情報に基づいて自装置と前記通信相手との相対的な位置の情報を取得する相対位置情報取得部と、前記相対的な位置の情報を前記通信部を介して前記通信相手と交換する相対位置情報交換部と、を備え、前記相対位置情報交換部は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置と前記通信相手との結合の形態を、自装置で実行されているアプリケーションプログラムが前記通信相手のストレージにアクセスできる第1の形態、または前記通信相手のストレージ及びメモリにアクセスできる第2の形態に制御することを特徴とする情報処理装置。
(付記7)前記絶対位置情報取得部は、自装置の位置を複数回取得し、前記相対位置情報交換部は、前記複数回取得した自装置の位置の情報及び前記通信相手が複数回取得した前記通信相手の位置の情報に基づいて、自装置に対して前記通信相手が相対的に静止しているかまたは移動しているかを判断することを特徴とする付記6に記載の情報処理装置。
(付記8)前記相対位置情報交換部は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置に対して前記通信相手が相対的に静止していると判断し、かつ自装置と前記通信相手との間の通信帯域が前記通信相手のストレージの帯域と同程度である場合、前記第1の形態で前記通信相手と結合することを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)前記相対位置情報交換部は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置に対して前記通信相手が相対的に静止していると判断し、かつ自装置と前記通信相手との間の通信帯域が前記通信相手のストレージの帯域よりも広く、かつ前記通信帯域が前記通信相手のメモリの帯域よりも広い場合、前記第2の形態で前記通信相手と結合することを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記10)自装置及び前記通信相手で並列に処理されるアプリケーションプログラムが参照する論理アドレス空間を、自装置で実行されるオペレーティングシステムが管理する論理アドレス空間に変換し、該変換後の論理アドレス空間を自装置の物理アドレス空間に変換するアドレス変換部、を備えることを特徴とする付記9に記載の情報処理装置。
(付記11)第1の情報処理装置及び第2の情報処理装置がそれぞれ自装置の位置を取得し、前記第1の情報処理装置が自装置の位置の情報を第2の情報処理装置へ送信し、前記第2の情報処理装置が自装置の位置の情報及び前記第1の情報処理装置から受信した前記第1の情報処理装置の位置の情報に基づいて自装置と前記第1の情報処理装置との相対的な位置の情報を取得し、前記第2の情報処理装置が前記相対的な位置の情報に基づいて自装置と前記第1の情報処理装置との結合の形態を、それぞれの情報処理装置で実行されているアプリケーションプログラムが互いに相手のストレージにアクセスできる第1の形態、または互いに相手のストレージ及びメモリにアクセスできる第2の形態に制御することを特徴とする情報処理方法。
(付記12)前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置がそれぞれ自装置の位置を複数回取得し、前記第2の情報処理装置が、前記複数回取得した自装置の位置の情報及び前記第1の情報処理装置が取得した前記複数回の位置の情報に基づいて、自装置に対して前記第1の情報処理装置が相対的に静止しているかまたは移動しているかを判断することを特徴とする付記11に記載の情報処理方法。
(付記13)前記第2の情報処理装置は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置に対して前記第1の情報処理装置が相対的に静止していると判断し、かつ自装置と前記第1の情報処理装置との間の通信帯域が前記第1の情報処理装置のストレージの帯域と同程度である場合、前記第1の形態で前記第1の情報処理装置と結合することを特徴とする付記12に記載の情報処理方法。
(付記14)前記第2の情報処理装置は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置に対して前記第1の情報処理装置が相対的に静止していると判断し、かつ自装置と前記第1の情報処理装置との間の通信帯域が前記第1の情報処理装置のストレージの帯域よりも広く、かつ前記通信帯域が前記第1の情報処理装置のメモリの帯域よりも広い場合、前記第2の形態で前記第1の情報処理装置と結合することを特徴とする付記12に記載の情報処理方法。
(付記15)前記第1の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置で並列に処理されるアプリケーションプログラムが参照する論理アドレス空間を、前記第1の情報処理装置で実行されるオペレーティングシステムが管理する論理アドレス空間に変換し、該変換後の論理アドレス空間を前記第1の情報処理装置の物理アドレス空間に変換し、前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置で並列に処理される前記アプリケーションプログラムが参照する論理アドレス空間を、前記第2の情報処理装置で実行されるオペレーティングシステムが管理する論理アドレス空間に変換し、該変換後の論理アドレス空間を前記第2の情報処理装置の物理アドレス空間に変換することを特徴とする付記14に記載の情報処理方法。
1 第1の情報処理装置
2,15,68,69 通信部
3,12,62 絶対位置情報取得部
4 絶対位置情報送信部
11 第2の情報処理装置
13 絶対位置情報受信部
14 相対位置情報取得部
16 制御部
63 座標情報交換部
64 相対位置キャリブレーション部
65 相対位置情報交換部
75,76,78,79 アドレス変換部

Claims (7)

  1. 他の情報処理装置と通信する通信部、自装置の位置を取得する絶対位置情報取得部、及び前記通信部を介して前記自装置の位置の情報を送信する絶対位置情報送信部、を有する第1の情報処理装置と、
    他の情報処理装置と通信する通信部、自装置の位置を取得する絶対位置情報取得部、前記通信部を介して前記第1の情報処理装置の位置の情報を受信する絶対位置情報受信部、前記自装置の位置の情報及び前記第1の情報処理装置の位置の情報に基づいて自装置と前記第1の情報処理装置との相対的な位置の情報を取得する相対位置情報取得部、及び前記相対的な位置の情報に基づいて自装置と前記第1の情報処理装置との結合の形態を、それぞれの情報処理装置で実行されているアプリケーションプログラムが互いに相手のストレージにアクセスできる第1の形態、または互いに相手のストレージ及びメモリにアクセスできる第2の形態に制御する制御部、を有する第2の情報処理装置と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1の情報処理装置は、自装置の位置を複数回取得し、
    前記第2の情報処理装置は、自装置の位置を複数回取得し、前記複数回取得した自装置の位置の情報及び前記第1の情報処理装置が複数回取得した前記第1の情報処理装置の位置の情報に基づいて、自装置に対して前記第1の情報処理装置が相対的に静止しているかまたは移動しているかを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第2の情報処理装置は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置に対して前記第1の情報処理装置が相対的に静止していると判断し、かつ自装置と前記第1の情報処理装置との間の通信帯域が前記第1の情報処理装置のストレージの帯域と同程度である場合、前記第1の形態を選択することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第2の情報処理装置は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置に対して前記第1の情報処理装置が相対的に静止していると判断し、かつ自装置と前記第1の情報処理装置との間の通信帯域が前記第1の情報処理装置のストレージの帯域よりも広く、かつ前記通信帯域が前記第1の情報処理装置のメモリの帯域よりも広い場合、前記第2の形態を選択することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記第1の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置で並列に処理されるアプリケーションプログラムが参照する論理アドレス空間を、前記第1の情報処理装置で実行されるオペレーティングシステムが管理する論理アドレス空間に変換し、該変換後の論理アドレス空間を前記第1の情報処理装置の物理アドレス空間に変換し、
    前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置で並列に処理される前記アプリケーションプログラムが参照する論理アドレス空間を、前記第2の情報処理装置で実行されるオペレーティングシステムが管理する論理アドレス空間に変換し、該変換後の論理アドレス空間を前記第2の情報処理装置の物理アドレス空間に変換することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 他の情報処理装置と通信する通信部と、
    自装置の位置を取得する絶対位置情報取得部と、
    前記通信部を介して通信相手と位置の情報を交換する絶対位置情報交換部と、
    前記自装置の位置の情報及び前記通信相手の位置の情報に基づいて自装置と前記通信相手との相対的な位置の情報を取得する相対位置情報取得部と、
    前記相対的な位置の情報を前記通信部を介して前記通信相手と交換する相対位置情報交換部と、
    を備え、
    前記相対位置情報交換部は、前記相対的な位置の情報に基づいて自装置と前記通信相手との結合の形態を、自装置で実行されているアプリケーションプログラムが前記通信相手のストレージにアクセスできる第1の形態、または前記通信相手のストレージ及びメモリにアクセスできる第2の形態に制御することを特徴とする情報処理装置。
  7. 第1の情報処理装置及び第2の情報処理装置がそれぞれ自装置の位置を取得し、
    前記第1の情報処理装置が自装置の位置の情報を第2の情報処理装置へ送信し、
    前記第2の情報処理装置が自装置の位置の情報及び前記第1の情報処理装置から受信した前記第1の情報処理装置の位置の情報に基づいて自装置と前記第1の情報処理装置との相対的な位置の情報を取得し、
    前記第2の情報処理装置が前記相対的な位置の情報に基づいて自装置と前記第1の情報処理装置との結合の形態を、それぞれの情報処理装置で実行されているアプリケーションプログラムが互いに相手のストレージにアクセスできる第1の形態、または互いに相手のストレージ及びメモリにアクセスできる第2の形態に制御することを特徴とする情報処理方法。
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