JP5506591B2 - 通信システム及び通信品質制御方法 - Google Patents
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Description
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
前記送信端末は、前記受信端末間の通信経路における使用可能なパケットサイズの最大値以下のパケットサイズを用いて通信を開始する通信開始手段を有し、
通信中にウィンドウサイズを監視する監視手段と、
前記ウィンドウサイズが、所定の値より大きくなる場合には、通信に用いるパケットサイズを変更するパケットサイズ決定手段と、
からなるポリサ制御装置を有することを特徴とする。
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
通信に用いるパケットサイズ決定するためのアルゴリズムを有するパケットサイズ決定手段と、設定される値及びパケットサイズリストを格納する記憶手段からなるポリサ制御装置を有し、
前記パケットサイズ決定手段の前記アルゴリズムは、
前記記憶手段に、パケットサイズの初期値をIPv4環境またはIPv6環境に応じて設定する第1のステップと、
前記記憶手段に、ポリシングレート、往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値の初期値を設定する第2のステップと、
前記記憶手段に設定された前記ポリシングレート、前記往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値から求めた値が、所定の条件を満足するかどうかを判定し、満足しなければ第4のステップへ、満足する場合には、第5のステップへと分岐する手順を有する第3のステップと、
前記記憶手段の前記輻輳ウィンドウサイズの最大値を増加させ、前記第3のステップへ進める第4のステップと、
前記輻輳ウィンドウサイズの最大値が所定の値より小さいか判定し、小さければ前記パケットサイズリストに追記する手順と、パケットサイズを任意サイズ増分し、増分後のパケットサイズが、前記送信端末と前記受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも小さい範囲であれば前記第2のステップへ進める手順と、増分後のパケットサイズが該送信端末と該受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも大きい場合には、第6のステップへ進める手順とを有する第5のステップと、
前記第5のステップで記録された前記パケットサイズリストから任意のパケットサイズを選択し、通信を開始させる第6のステップと、からなることを特徴とする。
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
通信に用いるパケットサイズ決定するためのアルゴリズムを有するパケットサイズ決定手段と、設定される値及びパケットサイズリストを格納する記憶手段からなるポリサ制御装置を有し、
前記パケットサイズ決定手段の前記アルゴリズムは、
前記記憶手段に、パケットサイズの初期値をIPv4環境またはIPv6環境に応じて設定する第1のステップと、
前記記憶手段に、ポリシングレート、往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値の初期値を設定する第2のステップと、
前記記憶手段に設定された前記ポリシングレート、前記往復遅延時間、前記パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値から求めた値が、所定の条件を満足するかどうかを判定し、満足しなければ第4のステップへ、満足する場合には、第5のステップへと分岐する手順を有する第3のステップと、
前記記憶手段の前記輻輳ウィンドウサイズの最大値を増加させ、前記第3のステップへ進める第4のステップと、
前記輻輳ウィンドウサイズの最大値が所定の値より小さいか判定し、大きければ第6のステップへと進める手順と、小さければ前記パケットサイズリストに追記する手順と、パケットサイズを任意サイズ増分し,増分後のパケットサイズが、前記送信端末と前記受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも小さい範囲であれば前記第2のステップへ進める手順と、増分後のパケットサイズが該送信端末と該受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも大きい場合には、第6のステップへ進める手順とを有する第5のステップと、
前記第5のステップで記録された前記パケットサイズリストから任意のパケットサイズを選択し、通信を開始させる第6のステップと、からなることを特徴とする。
前記TCPコネクションの終端装置は、
TCPフローを識別するための、送信元IPアドレス、宛先IP,アドレス、送信元ポート番号、宛先ポート番号を関連付けて管理する記憶手段と、
前記送信端末及び前記受信端末とのTCP通信の契機となるSYNパケットを代理受信して、宛先に送信する手段と、を有する。
前記カプセリング装置は、
カプセリングに用いる通信を、ポリシングレート以下の通信レートとなるUDP(User Datagram Protocol)通信、または、前記パケットサイズ決定手段により決定されたパケットサイズによりTCP通信を、行う手段を有する。
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
前記送信端末は、前記受信端末間の通信経路における使用可能なパケットサイズの最大値以下のパケットサイズを用いて通信を開始し、
パケットサイズを決定するパケットサイズ決定手段を有するポリサ制御装置は、
通信中にウィンドウサイズを監視する監視手順と、
前記ウィンドウサイズが、所定の値より大きくなる場合には、通信に用いるパケットサイズを変更するパケットサイズ決定手順と、を行うことを特徴とする。
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
設定される値及びパケットサイズリストを格納する記憶手段を有するポリサ制御装置は、
通信に用いるパケットサイズ決定するために、前記記憶手段に、パケットサイズの初期値をIPv4環境またはIPv6環境に応じて設定する第1のステップと、
前記記憶手段に、ポリシングレート、往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値の初期値を設定する第2のステップと、
前記記憶手段に設定された前記ポリシングレート、前記往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値から求めた値が、所定の条件を満足するかどうかを判定し、満足しなければ第4のステップへ、満足する場合には、第5のステップへと分岐する手順を有する第3のステップと、
前記記憶手段の前記輻輳ウィンドウサイズの最大値を増加させ、前記第3のステップへ進める第4のステップと、
前記輻輳ウィンドウサイズの最大値が所定の値より小さいか判定し、小さければ前記パケットサイズリストに追記する手順と、パケットサイズを任意サイズ増分し、増分後のパケットサイズが、前記送信端末と前記受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも小さい範囲であれば前記第2のステップへ進める手順と、増分後のパケットサイズが該送信端末と該受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも大きい場合には、第6のステップへ進める手順とを有する第5のステップと、
前記第5のステップで記録された前記パケットサイズリストから任意のパケットサイズを選択し、通信を開始させる第6のステップと、を行うことを特徴とする。
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
設定される値及びパケットサイズリストを格納する記憶手段を有するポリサ制御装置は、
通信に用いるパケットサイズ決定するために、前記記憶手段に、パケットサイズの初期値をIPv4環境またはIPv6環境に応じて設定する第1のステップと、
前記記憶手段に、ポリシングレート、往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値の初期値を設定する第2のステップと、
前記記憶手段に設定された前記ポリシングレート、前記往復遅延時間、前記パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値から求めた値が、所定の条件を満足するかどうかを判定し、満足しなければ第4のステップへ、満足する場合には、第5のステップへと分岐する手順を有する第3のステップと、
前記記憶手段の前記輻輳ウィンドウサイズの最大値を増加させ、前記第3のステップへ進める第4のステップと、
前記輻輳ウィンドウサイズの最大値が所定の値より小さいか判定し、大きければ第6のステップへと進める手順と、小さければ前記パケットサイズリストに追記する手順と、パケットサイズを任意サイズ増分し,増分後のパケットサイズが、前記送信端末と前記受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも小さい範囲であれば前記第2のステップへ進める手順と、増分後のパケットサイズが該送信端末と該受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも大きい場合には、第6のステップへ進める手順とを有する第5のステップと、
前記第5のステップで記録された前記パケットサイズリストから任意のパケットサイズを選択し、通信を開始させる第6のステップと、を行うことを特徴とする。
前記ポリサ制御装置は、前記往復遅延時間RTTを通信中に観測して取得する
請求項7または8記載の通信品質制御方法。
(トークンレート)×往復遅延時間÷パケットサイズ
によりウィンドウサイズを求め、小数点を切り捨てた値を3倍し、2を引いた値より大きくなる場合には、パケットサイズを変更し、当該値を記憶部140に格納する。
図1において、10送信端末はアクセス回線20を通してDiffServネットワークエッジルータ30に接続している。このエッジルータ30は、平均レートとバースト量を規定したトークンバケットモデルを用いたトラヒック・ポリシングを実施する。送信端末10から送られるデータパケットはエッジルータ30からDiffServネットワークを経由して、通信相手の接続されているエッジルータ50経由し、受信端末70に転送される。
本実施例のポリサ制御装置100の構成は図2の構成と同様であるが、監視部120は、ポリサ40によるパケット廃棄を監視する。また、記憶部140は、TCP通信を行った際に想定される輻輳ウィンドウサイズの最大値cwndmax、パケットサイズの初期値、サイズリスト等を格納する。パケットサイズの初期値は、IPv4環境であれば、40byte、IPv6環境であれば60byteとする。パケットサイズ決定部130は、後述する手順によりパケットサイズを求める。
(1)ポリサによるパケット廃棄が発生;
(2)高速再送信で輻輳ウィンドウを小さくしながら廃棄パケットの再送;
(3)再送終了後、スロースタート;
(4)輻輳回避フェーズの後ポリサによるパケット廃棄((1)へ);
が順番に発生するような定常状態を考える。モデル化にあたり、時間をRTT(Round TripTime)ごとのスロットに区切って考え、各RTTスロットの先頭で送信端末10がパケットをバースト的に送出することを想定する。
Nr < Nloss
を満足するために厳しい条件となるからである。そのため、以降パケット廃棄数Nlossは
ステップ228で記録された使用可能なパケットサイズリストから任意のパケットサイズを選択し、通信を開始する。
本実施例のポリサ制御装置の構成は第2の実施の形態と同様であるが、パケットサイズ決定部130の処理が異なる。
ステップ323) 上記の式から、Nloss、N 1、N 2、Tloss、T 1、T 2 を求める。
図12は、本発明の第4の実施例のシステム構成を示す。同図において、図1と同一構成部分には、その符号を付し、その説明を省略する。
(1)通信開始後に、送信端末10が通信中に任意のタイミングで動的にパケットサイ
ズを変更する;
(2)通信開始後に、一定時間間隔でパケットサイズを任意のサイズ減少した値を設定し、パケットサイズとして許容される最大値からある最小値まで変化させ、その中からスループットが最大となるパケットサイズを選択する;
(3)所定時間内に再送タイムアウトが発生した場合には、現在のパケットサイズを変更(例えば、半分のサイズにする)し、所定時間内に再送タイムアウトが発生しない場合には、所定時間内のスループットを算出し、過去に記憶した各パケットサイズのスループットと比較し、過去のスループットよりも高い場合には以降の通信ではそのパケットサイズを用いて通信を継続する、または、再送タイムアウトが発生しない範囲の最大のパケットサイズを選択する;
等の方法がある。
図13は、本発明の第4の実施例のシステム構成を示す。同図において、図1と同一構成部分には、その符号を付し、その説明を省略する。
(1)通信開始後に、送信端末10が通信中に任意のタイミングで動的にパケットサイ
ズを変更する;
(2)通信開始後に、一定時間間隔でパケットサイズを任意のサイズ減少した値を設定し、パケットサイズとして許容される最大値からある最小値まで変化させ、その中からスループットが最大となるパケットサイズを選択する、
(3)所定時間内に再送タイムアウトが発生した場合には、現在のパケットサイズを変更(例えば、半分のサイズにする)し、所定時間内に再送タイムアウトが発生しない場合には、所定時間内のスループットを算出し、過去に記憶した各パケットサイズのスループットと比較し、過去のスループットよりも高い場合には以降の通信ではそのパケットサイズを用いて通信を継続する、または、再送タイムアウトが発生しない範囲の最大のパケットサイズを選択する;
等の方法がある。
20 アクセス回線
30 エッジルータ
40 トークンパケットポリサ
50 エッジルータ
60 アクセス回線
70 受信端末
100 ポリサ制御装置
200 終端装置
310,320 カプセリング装置
Claims (10)
- パケット交換により通信を行うネットワークを介して、受信端末が送信端末からのデータパケットの受信時に受信確認パケットを該送信端末に返信し、該送信端末は送信済みデータのうち、受信確認されていないbyte数をウィンドウサイズ以下に抑えて送信し、該ウィンドウサイズは該受信端末からの受信確認パケットが届く毎に増加する通信システムであって、
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
前記送信端末は、前記受信端末間の通信経路における使用可能なパケットサイズの最大値以下のパケットサイズを用いて通信を開始する通信開始手段を有し、
通信中にウィンドウサイズを監視する監視手段と、
前記ウィンドウサイズが、所定の値より大きくなる場合には、通信に用いるパケットサイズを変更するパケットサイズ決定手段と、
からなるポリサ制御装置を有する
ことを特徴とする通信システム。 - パケット交換により通信を行うネットワークを介して、受信端末が送信端末からのデータパケットの受信時に受信確認パケットを該送信端末に返信し、該送信端末は送信済みデータのうち、受信確認されていないバイト数をウィンドウサイズ以下に抑えて送信し、該ウィンドウサイズは該受信端末からの受信確認パケットが届く毎に増加する通信システムであって、
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
通信に用いるパケットサイズ決定するためのアルゴリズムを有するパケットサイズ決定手段と、設定される値及びパケットサイズリストを格納する記憶手段からなるポリサ制御装置を有し、
前記パケットサイズ決定手段の前記アルゴリズムは、
前記記憶手段に、パケットサイズの初期値をIPv4環境またはIPv6環境に応じて設定する第1のステップと、
前記記憶手段に、ポリシングレート、往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値の初期値を設定する第2のステップと、
前記記憶手段に設定された前記ポリシングレート、前記往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値から求めた値が、所定の条件を満足するかどうかを判定し、満足しなければ第4のステップへ、満足する場合には、第5のステップへと分岐する手順を有する第3のステップと、
前記記憶手段の前記輻輳ウィンドウサイズの最大値を増加させ、前記第3のステップへ進める第4のステップと、
前記輻輳ウィンドウサイズの最大値が所定の値より小さいか判定し、小さければ前記パケットサイズリストに追記する手順と、パケットサイズを任意サイズ増分し、増分後のパケットサイズが、前記送信端末と前記受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも小さい範囲であれば前記第2のステップへ進める手順と、増分後のパケットサイズが該送信端末と該受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも大きい場合には、第6のステップへ進める手順とを有する第5のステップと、
前記第5のステップで記録された前記パケットサイズリストから任意のパケットサイズを選択し、通信を開始させる第6のステップと、
からなることを特徴とする通信システム。 - パケット交換により通信を行うネットワークを介して、受信端末が送信端末からのデータパケットの受信時に受信確認パケットを該送信端末に返信し、該送信端末は送信済みデータのうち、受信確認されていないバイト数をウィンドウサイズ以下に抑えて送信し、該ウィンドウサイズは該受信端末からの受信確認パケットが届く毎に増加する通信システムであって、
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
通信に用いるパケットサイズ決定するためのアルゴリズムを有するパケットサイズ決定手段と、設定される値及びパケットサイズリストを格納する記憶手段からなるポリサ制御装置を有し、
前記パケットサイズ決定手段の前記アルゴリズムは、
前記記憶手段に、パケットサイズの初期値をIPv4環境またはIPv6環境に応じて設定する第1のステップと、
前記記憶手段に、ポリシングレート、往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値の初期値を設定する第2のステップと、
前記記憶手段に設定された前記ポリシングレート、前記往復遅延時間、前記パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値から求めた値が、所定の条件を満足するかどうかを判定し、満足しなければ第4のステップへ、満足する場合には、第5のステップへと分岐する手順を有する第3のステップと、
前記記憶手段の前記輻輳ウィンドウサイズの最大値を増加させ、前記第3のステップへ進める第4のステップと、
前記輻輳ウィンドウサイズの最大値が所定の値より小さいか判定し、大きければ第6のステップへと進める手順と、小さければ前記パケットサイズリストに追記する手順と、パケットサイズを任意サイズ増分し,増分後のパケットサイズが、前記送信端末と前記受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも小さい範囲であれば前記第2のステップへ進める手順と、増分後のパケットサイズが該送信端末と該受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも大きい場合には、第6のステップへ進める手順とを有する第5のステップと、
前記第5のステップで記録された前記パケットサイズリストから任意のパケットサイズを選択し、通信を開始させる第6のステップと、
からなることを特徴とする通信システム。 - 前記送信端末と前記受信端末間の経路上において、該送信端末側のポリシングポイントとなる前記ポリサの手前にTCP(Transmission Control Protocol)コネクションの終端装置を更に備え、
前記TCPコネクションの終端装置は、
TCPフローを識別するための、送信元IPアドレス、宛先IP,アドレス、送信元ポート番号、宛先ポート番号を関連付けて管理する記憶手段と、
前記送信端末及び前記受信端末とのTCP通信の契機となるSYNパケットを代理受信して、宛先に送信する手段と、
を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。 - 前記送信端末と前記受信端末間の経路上において、該送信端末側のポリシングポイントとなる前記ポリサの手前及び該ポリサを経由した箇所にTCP(Transmission Control Protocol)通信をカプセリングするカプセリング装置を更に備え、
前記カプセリング装置は、
カプセリングに用いる通信を、ポリシングレート以下の通信レートとなるUDP(User Datagram Protocol)通信、または、前記パケットサイズ決定手段により決定されたパケットサイズによりTCP通信を、行う手段を有する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。 - パケット交換により通信を行うネットワークを介して、受信端末が送信端末からのデータパケットの受信時に受信確認パケットを該送信端末に返信し、該送信端末は送信済みデータのうち、受信確認されていないbyte数をウィンドウサイズ以下に抑えて送信し、該ウィンドウサイズは該受信端末からの受信確認パケットが届く毎に増加する通信システムにおける通信品質制御方法であって、
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
前記送信端末は、前記受信端末間の通信経路における使用可能なパケットサイズの最大値以下のパケットサイズを用いて通信を開始し、
パケットサイズを決定するパケットサイズ決定手段を有するポリサ制御装置は、
通信中にウィンドウサイズを監視する監視手順と、
前記ウィンドウサイズが、所定の値より大きくなる場合には、通信に用いるパケットサイズを変更するパケットサイズ決定手順と、
を行うことを特徴とする通信品質制御方法。 - パケット交換により通信を行うネットワークを介して、受信端末が送信端末からのデータパケットの受信時に受信確認パケットを該送信端末に返信し、該送信端末は送信済みデータのうち、受信確認されていないbyte数をウィンドウサイズ以下に抑えて送信し、該ウィンドウサイズは該受信端末からの受信確認パケットが届く毎に増加する通信システムにおける通信品質制御方法であって、
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
設定される値及びパケットサイズリストを格納する記憶手段を有するポリサ制御装置は、
通信に用いるパケットサイズ決定するために、前記記憶手段に、パケットサイズの初期値をIPv4環境またはIPv6環境に応じて設定する第1のステップと、
前記記憶手段に、ポリシングレート、往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値の初期値を設定する第2のステップと、
前記記憶手段に設定された前記ポリシングレート、前記往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値から求めた値が、所定の条件を満足するかどうかを判定し、満足しなければ第4のステップへ、満足する場合には、第5のステップへと分岐する手順を有する第3のステップと、
前記記憶手段の前記輻輳ウィンドウサイズの最大値を増加させ、前記第3のステップへ進める第4のステップと、
前記輻輳ウィンドウサイズの最大値が所定の値より小さいか判定し、小さければ前記パケットサイズリストに追記する手順と、パケットサイズを任意サイズ増分し、増分後のパケットサイズが、前記送信端末と前記受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも小さい範囲であれば前記第2のステップへ進める手順と、増分後のパケットサイズが該送信端末と該受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも大きい場合には、第6のステップへ進める手順とを有する第5のステップと、
前記第5のステップで記録された前記パケットサイズリストから任意のパケットサイズを選択し、通信を開始させる第6のステップと、
を行うことを特徴とする通信品質制御方法。 - パケット交換により通信を行うネットワークを介して、受信端末が送信端末からのデータパケットの受信時に受信確認パケットを該送信端末に返信し、該送信端末は送信済みデータのうち、受信確認されていないbyte数をウィンドウサイズ以下に抑えて送信し、該ウィンドウサイズは該受信端末からの受信確認パケットが届く毎に増加する通信システムにおける通信品質制御方法であって、
前記ネットワークにおいて、トラヒック流入制限を行うポリサによりポリシングが適用されている環境において、
設定される値及びパケットサイズリストを格納する記憶手段を有するポリサ制御装置は、
通信に用いるパケットサイズ決定するために、前記記憶手段に、パケットサイズの初期値をIPv4環境またはIPv6環境に応じて設定する第1のステップと、
前記記憶手段に、ポリシングレート、往復遅延時間、パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値の初期値を設定する第2のステップと、
前記記憶手段に設定された前記ポリシングレート、前記往復遅延時間、前記パケット数換算の輻輳ウィンドウサイズの最大値から求めた値が、所定の条件を満足するかどうかを判定し、満足しなければ第4のステップへ、満足する場合には、第5のステップへと分岐する手順を有する第3のステップと、
前記記憶手段の前記輻輳ウィンドウサイズの最大値を増加させ、前記第3のステップへ進める第4のステップと、
前記輻輳ウィンドウサイズの最大値が所定の値より小さいか判定し、大きければ第6のステップへと進める手順と、小さければ前記パケットサイズリストに追記する手順と、パケットサイズを任意サイズ増分し,増分後のパケットサイズが、前記送信端末と前記受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも小さい範囲であれば前記第2のステップへ進める手順と、増分後のパケットサイズが該送信端末と該受信端末間の通信経路上で使用可能な最大値よりも大きい場合には、第6のステップへ進める手順とを有する第5のステップと、
前記第5のステップで記録された前記パケットサイズリストから任意のパケットサイズを選択し、通信を開始させる第6のステップと、
を行うことを特徴とする通信品質制御方法。 - 前記ポリサ制御装置は、
前記往復遅延時間RTTを通信前に取得する
請求項7または8記載の通信品質制御方法。 - 前記ポリサ制御装置は、
前記往復遅延時間RTTを通信中に観測して取得する
請求項7または8記載の通信品質制御方法。
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