JP5505182B2 - 画像判定装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像判定装置及びプログラムに関する。
画像から表を抽出する技術が知られている。特許文献1には、罫線候補の周囲に存在する画像パターンに応じて異なる閾値を用いることにより、本来の凹凸度が変化した罫線候補を罫線として抽出する技術が開示されている。
特開2000−235619号公報
本発明は、表ではないものを表であると判定される可能性を少なくすることを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像判定装置は、線状の成分である線状成分を含む画像から第1の方向の線状成分と前記第1の方向に交差する第2の方向の線状成分とを第1の集合として抽出する第1の抽出手段と、前記画像から前記第1の方向と前記第2の方向のいずれとも異なる方向の線状成分を第2の集合として抽出する第2の抽出手段と、前記第1の抽出手段により抽出された第1の集合について、当該第1の集合に含まれる線状成分どうしの関係に基づいて表らしさを表す尤度を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された尤度を、前記第1の集合と前記第2の集合との関係に応じて補正する補正手段とを備える構成を有する。
本発明の請求項2に係る画像判定装置は、前記第1の抽出手段又は前記第2の抽出手段により抽出された線状成分どうしの交点を検出する検出手段を備え、前記補正手段は、前記検出手段による検出結果に基づく前記関係に応じて前記尤度を補正する構成を有する。
本発明の請求項3に係る画像判定装置は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記第2の抽出手段により抽出され、かつ、互いに交わる線状成分どうしを統合する統合手段とを備え、前記補正手段は、前記第1の集合のサイズと、前記統合手段により統合され、前記第1の集合に含まれる線状成分と交わる線状成分のサイズの大小関係に応じて前記尤度を補正する構成を有する。
本発明の請求項4に係る画像判定装置は、前記補正手段は、前記第1の集合に含まれる線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分との交点の数と、前記第2の集合に含まれる線状成分が前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形の対角線である場合の当該平行四辺形と当該対角線との交点の数との比率に応じて前記尤度を補正する構成を有する。
本発明の請求項5に係る画像判定装置は、前記補正手段は、前記第2の集合に含まれる線状成分が前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形の対角線であると仮定した場合の当該平行四辺形と当該対角線との交点と、当該線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分との交点との距離に応じて前記尤度を補正する構成を有する。
本発明の請求項6に係る画像判定装置は、前記補正手段は、前記第1の集合又は前記第2の集合に含まれ、互いに交わる複数の線状成分の組み合わせにより表される形状があらかじめ決められた形状に類似する度合いに応じて前記尤度を補正する構成を有する。
本発明の請求項7に係る画像判定装置は、前記補正手段は、前記第2の集合に含まれる線状成分であって、一端が前記第1の方向の線状成分の端部と交わり、他端が前記第2の方向の線状成分の端部と交わる線状成分の端部の数と、前記第1の集合に含まれる線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分との交点の数との比率に応じて前記尤度を補正する構成を有する。
本発明の請求項8に係る画像判定装置は、前記補正手段は、一端が前記第1の方向の線状成分と交わり、他端が前記第2の方向の線状成分と交わる線状成分があると仮定した場合に当該線状成分どうしが交わる点と、前記第1の集合に含まれる線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分との交点との距離に応じて前記尤度を補正する構成を有する。
本発明の請求項9に係る画像判定装置は、前記補正手段は、あらかじめ決められた条件を満たす前記関係がある場合に、当該関係を用いて前記尤度の補正を行わない構成を有する。
本発明の請求項10に係る画像判定装置は、前記条件は、前記第2の集合に含まれる線状成分が、当該線状成分と交わる前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形の対角線に相当することである構成を有する。
本発明の請求項11に係る画像判定装置は、前記条件は、前記第1の集合又は前記第2の集合に含まれ、互いに交わる複数の線状成分の組み合わせにより表される形状があらかじめ決められた形状に相当することである構成を有する。
本発明の請求項12に係る画像判定装置は、前記条件は、前記第2の集合に含まれる線状成分が、一端が前記第1の方向の線状成分と交わり、他端が前記第2の方向の線状成分と交わる線状成分に相当することことである構成を有する。
本発明の請求項13に係る画像判定装置は、前記補正手段は、前記第1の集合に含まれる線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分の線種の相違に応じて前記尤度を補正する構成を有する。
本発明の請求項14に係る画像判定装置は、前記補正手段は、前記第2の集合に含まれる線状成分の太さの変動の度合いが閾値を超える場合に、当該線状成分を用いて前記尤度の補正を行わない構成を有する。
本発明の請求項15に係る画像判定装置は、前記画像から前記線状成分でない塊状の成分である塊状成分を第3の集合として抽出する第3の抽出手段を備え、前記補正手段は、前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形と当該平行四辺形の内部にある前記第3の集合に含まれる塊状成分とが接する部分の長さ又は形状に応じて前記尤度を補正する構成を有する。
本発明の請求項16に係る画像判定装置は、前記補正手段は、前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形と当該平行四辺形の内部にある前記第3の集合に含まれる塊状成分とが接する部分の形状が当該平行四辺形の形状に相当する場合に、当該平行四辺形と当該塊状成分とを用いて前記尤度の補正を行わない構成を有する。
本発明の請求項17に係るプログラムは、コンピュータに、線状の成分である線状成分を含む画像から第1の方向の線状成分と前記第1の方向に交差する第2の方向の線状成分とを第1の集合として抽出する第1の抽出手段と、前記画像から前記第1の方向と前記第2の方向のいずれとも異なる方向の線状成分を第2の集合として抽出する第2の抽出手段と、前記第1の抽出手段により抽出された第1の集合について、表らしさを表す尤度を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された尤度を、前記第1の集合と前記第2の集合との関係に応じて補正する補正手段として機能させるための構成を有する。
本発明の請求項1、17に係る発明によれば、第1の集合と第2の集合との関係に応じて尤度を補正しない場合に比べて、表ではないものを表であると判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項2に係る発明によれば、各線状成分どうしの交点に基づく前記関係に応じて尤度を補正しない場合に比べて、表ではないものを表であると判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項3に係る発明によれば、統合手段により統合された線状成分のサイズと第1の集合のサイズとの大小関係に応じて尤度を補正しない場合に比べて、表ではないものを表であると判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項4、5に係る発明によれば、平行四辺形と交わる線状成分を対角線とそれ以外の線状成分とに区別しないで尤度を補正する場合に比べて、表ではないものを表であると判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項6に係る発明によれば、線状成分により表される形状と表に特有な形状とが類似する度合いに応じて尤度を補正しない場合に比べて、表ではないものを表であると判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項7、8に係る発明によれば、表の角部に特有な形状をなす線状成分とそれ以外の線状成分とを区別しないで尤度を補正する場合に比べて、表ではないものを表であると判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項9に係る発明によれば、第1の集合と第2の集合との組み合わせが表に特有な関係である場合に、その組み合わせを除外しないで尤度を補正するときに比べて、表であるものを表ではないものと判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項10に係る発明によれば、平行四辺形の対角線に相当する線状成分を除外しないで尤度を補正する場合に比べて、表であるものを表ではないものと判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項11に係る発明によれば、表に特有な形状を表す線状成分を除外しないで尤度を補正するときに比べて、表であるものを表ではないものと判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項12に係る発明によれば、表の角部に特有な形状を表す線状成分を除外しないで尤度を補正する場合に比べて、表であるものを表ではないものと判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項13に係る発明によれば、表として許容される線種の組み合わせに応じて尤度を補正しない場合に比べて、表ではないものを表であると判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項14に係る発明によれば、手書きの文字のように太さが変動する線状成分を除外しないで尤度を補正する場合に比べて、表であるものを表ではないものと判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項15に係る発明によれば、内部が塗りつぶされた平行四辺形とそれ以外の平行四辺形とを区別しないで尤度を補正する場合に比べて、表ではないものを表であると判定される可能性を少なくすることができる。
本発明の請求項16に係る発明によれば、内部を塗りつぶされた平行四辺形を表す線状成分及び塊状成分を除外しないで尤度を補正する場合に比べて、表であるものを表ではないものと判定される可能性を少なくすることができる。
情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図 制御部の機能的構成を示すブロック図 制御部が画像データから表を判定する処理を示すフローチャート 線状成分を含む画像の一例を示す図 画像から抽出された第1線状成分の一例を示す図 画像から抽出された第2線状成分の一例を示す図 画像から検出された交点の一例を示す図 表に特有の形状を例示する図 印刷された線と手書きの線の一例を示す図 第1の集合及び統合された第2線状成分のサイズを説明するための図 対角線を含む表の一例を示す図 第1線状成分により構成される矩形と交わる第2線状成分の一例を示す図 線種の異なる線状成分を含む画像の一例を示す図 第1線状成分及び第2線状成分の一例を示す図 互いに交わる第1線状成分及び第2線状成分の一例を示す図 制御部の機能的構成の一例を示すブロック図 塊状成分を含む画像の一例を示す図 画像から抽出された各成分を示す図 第1線状成分により構成される矩形と接する塊状成分の一例を示す図
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態である情報処理装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置10は、記憶部200、表示部300、操作部400、接続部500及び制御部100を備える。制御部100は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置とメモリ等の記憶手段とを備え、情報処理装置10の各部の動作を制御する。記憶部200は、不揮発性メモリ等の記憶手段であって、制御部100によって供給された後述する画像データ等を記憶する。表示部300は、画像を表示する表示装置として例えば液晶ディスプレイを備えており、制御部100による制御の下、情報処理装置10を操作するための画面や各種メッセージ等を表示する。操作部400は、利用者が情報処理装置10に対して各種操作を行うためのタッチスクリーン、ボタン等の操作手段であって、操作を示す情報を制御部100に供給する。接続部500は、読取装置(スキャナ等)や撮像装置(デジタルカメラ等)等の外部装置と接続し、これらの装置により出力される画像データを受信する。接続部500は、受信した画像データを制御部100に供給する。
図2は、情報処理装置10の制御部100の機能的構成を示すブロック図である。制御部100は、プログラムを実行することによって、図2に示す取得部101と、二値化部102と、ラベリング部103と、第1抽出部104と、第2抽出部105と、検出部106と、統合部107と、算出部108と、補正部109と、判定部110とに相当する機能を実現する。これにより、制御部100は、画像データから表を特定する機能を実現する。制御部100は、図2に示す各部の機能を実現することで、本発明に係る「画像判定装置」の一例に相当する機能を実現する。
取得部101は、接続部500により供給された画像データを取得する。ここにおいて、画像データは、複数の画素によって画像が表されたデータである。この画像データは、各画素の階調値と、各画素が表示される位置を表す値とを含んでいる。取得部101は、取得した画像データを二値化部102に供給する。
二値化部102は、取得部101により供給された画像データが表す画像を二値化する。本実施形態においては、二値化部102は、白い画素と黒い画素とに画像を二値化し、黒い画素を背景でない画素、白い画素を背景の画素とする。二値化部102は、画像を二値化する処理に周知の技術を用いればよい。二値化部102は、黒い画素の位置を示すデータをラベリング部103及び第1抽出部104に供給する。
ラベリング部103は、二値化部102により供給されたデータを用いて、黒い画素のうち互いに連続する画素に対して共通のラベルを付すラベリング処理を行う。ラベリング処理をされた画素群は、各々に付されたラベルにより他の画素群と区別される。ラベリング部103は、ラベルを付した画素群を示すデータを、第2抽出部105に供給する。このデータは、例えば、画素群に含まれる各画素の位置を示す値とこれらの画素群に付されたラベルとを対応付けたデータである。ラベリング部103は、ラベリング処理に周知の技術を用いればよい。
第1抽出部104は、二値化部102により供給されたデータを用いて、画像から線状の成分を抽出する。ここにおいて、「線状の成分」とは、線状に連続した画素群により表される画像の成分をいう。ここでいう線状の成分は、必ずしも数学的な意味での線分(すなわち直線の一部分)である必要はなく、ある程度の歪み(傾き、曲がり)を許容し得るものである。説明の便宜上、以下においては、線状の成分のことを「線状成分」といい、第1抽出部104により抽出された線状成分を「第1線状成分」という。
第1抽出部104は、第1の方向の第1線状成分と第1の方向に交差する第2の方向の第1線状成分を第1の集合として抽出する。本実施形態においては、第1の方向及び第2の方向は、直交する。第1抽出部104は、第1線状成分を抽出する処理に、例えば、特開平2−210586号公報に記載されている技術など周知の技術を用いればよい。第1抽出部104は、抽出した第1線状成分を示すデータを第2抽出部105、検出部106及び算出部108に供給する。このデータは、例えば、第1線状成分が一意に識別される符号とその第1線状成分に含まれる各画素の位置を示す値とを対応付けたデータである。第1抽出部104は、本発明に係る「第1の抽出手段」の一例に相当する。
第2抽出部105は、第1の方向と第2の方向のいずれとも異なる方向の線状成分を第2の集合として抽出する。説明の便宜上、以下においては、第2抽出部105により抽出された線状成分を「第2線状成分」という。具体的には、第2抽出部105は、ラベリング部103によりラベリングされた画素群から、第1抽出部104により供給されたデータを用いて第1線状成分に含まれる画素を除外し、残った画素群から、線状の画素群を線状成分として抽出する。第2抽出部105は、抽出した第2線状成分を示すデータを検出部106に供給する。このデータは、例えば、第2線状成分が一意に識別される符号とその第2線状成分に含まれる各画素の位置を示す値とを対応付けたデータである。第2抽出部105は、本発明に係る「第2の抽出手段」の一例に相当する。
検出部106は、第1抽出部104及び第2抽出部105により抽出された線状成分(第1線状成分及び第2線状成分)どうしの交点を検出する。検出部106は、例えば、第1抽出部104及び第2抽出部105により供給されたデータを用いて、各線状成分に含まれる画素の位置を示す値から、各線状成分どうしが交わる交点を検出する。検出部106は、検出した交点を示す交点データを統合部107に供給する。交点データは、例えば、交点が一意に識別される符号と交点に含まれる画素の位置を示す値とを対応付けたデータである。検出部106は、本発明に係る「検出手段」の一例に相当する。
統合部107は、検出部106により供給された交点データに基づいて、第2抽出部105により抽出され、かつ、互いに交わる第2線状成分どうしを統合する。統合部107は、例えば、第2線状成分に含まれる画素の位置の値と交点の位置の値とから、互いに交わる第2線状成分どうしを統合する。統合部107は、統合した第2線状成分群を示すデータを、補正部109に供給する。このデータは、例えば、統合された第2線状成分群が一意に識別される符号と上述した第2線状成分を識別する符号とを対応付けたデータである。統合部107は、本発明に係る「統合手段」の一例に相当する。
算出部108は、第1抽出部104により供給されたデータを用いて、第1の集合に含まれる線状成分どうしの関係に基づいてその第1の集合の表らしさを表す尤度を算出する。ここにおいて、「表」とは、第1の方向の線状成分及び第2の方向の線状成分が格子状に組み合わされたものをいう。また、表らしさの尤度は、対象とする画像が表であるか否かを判断するための指標を数値で表したものである。本実施形態においては、表らしさの尤度は、0以上1以下の数値であり、0のときに表らしさが最も低いことを表し、1のときに表らしさが最も高いことを表すものとする。算出部108は、表らしさの尤度を算出する処理に、例えば、特開2007−213255号公報に記載されている技術など周知の技術を用いればよい。算出部108は、算出した尤度の値を補正部109に供給する。算出部108は、本発明に係る「算出手段」の一例に相当する。
補正部109は、算出部108により算出された尤度を、第1の集合とこの第1の集合に含まれる第1線状成分と交わる第2線状成分を含んだ第2の集合との関係に応じて補正する。この関係は、各集合に含まれる画素群により示される位置、長さ又は形状等を用いて表される様々な関係である。本実施形態においては、補正部109は、この関係に応じて0から1までの値を補正値として算出し、尤度の値に算出した補正値を乗じることでこの尤度を補正する。補正部109は、尤度を補正した結果得られた値を判定部110に供給する。補正部109は、本発明に係る「補正手段」の一例に相当する。
判定部110は、補正部109により供給された尤度の値から、第1の集合の表らしさを判定する。判定部110は、例えば、この尤度の値が閾値よりも大きいか否かを判断する。判定部110は、この尤度の値が閾値よりも大きい場合、第1の集合を表であると判断する。また、判定部110は、この尤度の値が閾値以下である場合、第1の集合を表ではないと判断する。
図3は、制御部100が画像データから表を判定する処理を示すフローチャートである。まず、制御部100は、接続部500により供給された画像データを取得する(ステップS11)。次に、制御部100は、取得した画像データにより表される画像を、黒い画素と白い画素とに二値化する(ステップS12)。続いて、制御部100は、黒い画素に二値化された画素を対象としてラベリング処理を行う(ステップS13)。制御部100は、ラベリング処理により共通するラベルを付された画素群から、第1の方向、第2の方向及びこれらのいずれの方向とも異なる方向の線状成分をそれぞれ抽出する(ステップS14)。
図4は、線状成分を含む画像の一例を示す図である。図4において、矢印xは、第1の方向に相当し、矢印yは、第2の方向に相当する。以下においては、矢印xが指す方向をx軸方向といい、矢印yが指す方向をy軸方向という。画像G1は、x軸方向に沿った9本の線状成分L11〜L19とy軸方向に沿った5本の線状成分L21〜L25とを含んでいる。線状成分L11〜L19及び線状成分L21〜L25は、それぞれ交わり、格子状の矩形を形成している。また、画像G1は、x軸方向及びy軸方向のいずれでもない方向に沿った7本の線状成分L31〜L37を含んでいる。画像G1は、これらの線状成分が目盛り線や折れ線となる折れ線グラフを表す画像である。本実施形態においては、矩形を構成する第1線状成分(目盛り線)と交わる第2線状成分(折れ線)を有する画像G1のような画像は、表でないとしている。制御部100は、画像G1から、これらの線状成分を抽出する。
図5は、画像G1から抽出された第1線状成分の一例を示す図である。図5(a)は、制御部100により抽出された線状成分のうち、x軸方向の第1線状成分を示している。制御部100は、x軸方向に沿った線状成分L11〜L19を抽出する。また、本実施形態においては、制御部100は、第1の方向又は第2の方向に対して傾いた線状成分であっても、その傾きがあらかじめ決められた範囲内であれば第1の集合として抽出する。この例の場合、制御部100は、x軸方向に対して傾いた線状成分L31、L32及びL34を第1の集合として抽出する。図5(b)は、制御部100により抽出された第1線状成分のうち、y軸方向の第1線状成分を示している。制御部100は、y軸方向に沿った線状成分L21〜L25を抽出する。図5(c)は、図5(a)及び図5(b)に示された第1線状成分を合わせて示したものである。制御部100は、これらの線状成分を第1の集合A11として抽出する。
図6は、画像G1から抽出された第2線状成分の一例を示す図である。図6(a)は、画像G1において、第1の集合A11に含まれる第1線状成分を破線で示した図である。図6(a)において実線で示された線状成分L33、L35、L36及びL37は、第1の集合A11に含まれない線状成分である。制御部100は、これらの線状成分から、第1の集合A11に含まれる第1線状成分の画素を除いた線状成分を、第2線状成分として抽出する。このようにして抽出された第2線状成分は、元々一つであった線状成分が第1線状成分により分断されて複数の線状成分となったものを含んでいる。この例では、制御部100は、図6(b)に示すような22本の第2線状成分L41〜L62を抽出する。
制御部100は、各線状成分を抽出すると、これらの線状成分どうしの交点を検出する(ステップS15)。図7は、画像G1から検出された交点の一例を示す図である。図7(a)は、画像G1において検出された交点を示した図である。図7においては、交点を分かりやすくするために、各交点の位置に黒い円又は白抜きの円を示している。黒い円は、第1線状成分どうしの交点の位置を示し、白抜きの円は、それ以外の交点の位置を示すものとする。図7(b)は、第1の集合A11における第1線状成分どうしの50個の交点P11〜P60を示した図である。図7(c)は、第2線状成分L41〜L62の23個の交点P61〜P83を示した図である。制御部100は、これらの交点を示す交点データを生成する。
制御部100は、生成した交点データに基づき、第2線状成分を統合する(ステップS16)。この例では、制御部100は、第2線状成分L41〜L62を示すデータと交点P61〜P83を示す交点データから、互いに交わる第2線状成分どうしを特定する。本実施形態においては、例えば、図7(c)に示す第2線状成分L41及びL42のように、直接交わってはいないが共通の交点(P62)で第1線状成分と交わる場合に、それらの第2線状成分どうしが交わるものとする。この場合、制御部100は、第2線状成分L41、L42を統合する。また、制御部100は、第2線状成分L43〜L62が交点P65〜P82でそれぞれ交わるため、これらの線状成分を統合する。
続いて、制御部100は、抽出した第1線状成分を示すデータから、第1の集合の表らしさを表す尤度を算出する(ステップS17)。この例では、制御部100は、第1の集合A11に含まれる第1線状成分L11〜L19、L21〜L25、L31、L32及びL34を示すデータに基づいて、第1の集合A11の尤度を算出する。そして、制御部100は、ステップS18からステップS21までの処理を繰り返すことで、算出した尤度を補正するための値(補正値)を算出する。
制御部100は、抽出した線状成分から、補正値を算出するための対象とする第1の集合(又は第1の集合に含まれた線状成分)と、これと交点を有する第2の集合(又は第2の集合に含まれる線状成分)との組み合わせを選択する(ステップS18)。次に、制御部100は、選択した組み合わせがあらかじめ決められた条件を満たすか否かを判断する(ステップS19)。この条件は、例えば、選択した組み合わせが表に特有の形状に相当することである。制御部100は、選択した組み合わせがこの条件を満たすと判断した場合(ステップS19;Yes)、補正値の算出にその組み合わせを用いない。すなわち、制御部100は、この条件を満たさない組み合わせに基づいた尤度の補正を行わない。本実施形態においては、制御部100は、この条件として4つの条件を選択的に用いる。以下、図8及び図9を用いてそれらの条件を説明する。
第1の条件は、線状成分の組み合わせが表を構成する矩形とその矩形の対角線に相当することである。図8は、表に特有の形状を例示する図である。画像G2は、表を構成する複数の線状成分の画像である。矩形B101は、第1線状成分により構成される矩形である。図8では、他の線状成分と区別しやすくするために、矩形B101を破線で示している。線状成分L101は、矩形B101の対角線である。矩形B101及び線状成分L101は、表を構成する矩形(セル)とその内部に引かれた対角線(斜線)に相当する。制御部100は、例えば、選択した第1線状成分が矩形B101を構成し、矩形B101と交わる第2線状成分が線状成分L101に相当する場合、これらの第1線状成分及び第2線状成分を尤度の補正に用いない。
第2の条件は、線状成分の組み合わせが表(特に帳票等)で一般に用いられる形状に相当することである。この形状は、例えば、帳票等において捺印される箇所を示す円である。図8に示す線状成分L102は、円形を表す第2線状成分であり、表で一般に用いられる形状(捺印箇所を示す円)である。制御部100は、例えば、選択した第1線状成分とこれに交わる第2の集合に含まれる第2線状成分との組み合わせにより表される形状が線状成分L102の形状に相当する場合、これらの第1線状成分及び第2線状成分を尤度の補正に用いない。なお、制御部100は、この形状が選択した第2線状成分のみにより表される場合であっても、この第2線状成分を尤度の補正に用いなくともよい。
第3の条件は、線状成分の組み合わせが表の外周における角部を丸くした形状(以下「丸角」という。)に相当することである。図8に示す線状成分L103は、一端が第1の方向の第1線状成分と交わり、他端が第2の方向の第1線状成分と交わる第2線状成分である。この場合、線状成分L103は、丸角に相当する。制御部100は、例えば、選択した第2の集合に含まれる第2線状成分が線状成分L103に相当する場合、この第2線状成分を尤度の補正に用いない。なお、制御部100は、この形状が第2線状成分のみにより表される場合であっても、この第2線状成分を尤度の補正に用いなくともよい。
第4の条件は、線状成分の組み合わせに手書きの線状成分が含まれることである。具体的には、制御部100は、線状成分の太さの変動の度合いによりその線状成分が手書きであるか否かを判断する。図9は、印刷された線と手書きの線の一例を示す図である。図9(a)は、印刷された線の一例である線状成分L104を示し、図9(b)は、手書きの線の一例である線状成分L105を示している。線状成分L105は、線状成分L104に比べて太さの変動が大きい。制御部100は、選択した第2の集合に含まれる第2線状成分の太さの変動の度合いが閾値を超える場合、この第2線状成分を尤度の補正に用いない。この閾値は、適当に定められる。
そして、制御部100は、選択した組み合わせ以外の組み合わせがあるか否かを判断し(ステップS21)、かかる組み合わせがあると判断した場合(ステップS21;Yes)、ステップS18の処理を行う。制御部100は、選択した集合又は線状成分があらかじめ決められた条件を満たさないと判断した場合(ステップS19;No)、それらの集合又は線状成分に基づき補正値を算出する(ステップS20)。本実施形態においては、制御部100は、補正値を算出するために7つの方法を選択的に用いる。以下、図10から図15を用いてそれら7つの方法を説明する。
(1)第1の集合と第1の集合に含まれる第1線状成分と交わる第2線状成分を含む統合された第2線状成分とを選択した場合、制御部100は、選択した第1の集合のサイズと、統合された第2線状成分のサイズの大小関係に応じて前記尤度を補正する。この第1又は統合された第2線状成分のサイズは、例えば、各集合のx軸方向及びy軸方向の寸法に基づいて定められるものである。
図10は、第1の集合及び統合された第2線状成分のサイズを説明するための図である。図10(a)は、第1の集合A11のサイズを示している。第1の集合A11は、x軸方向の寸法がC11、y軸方向の寸法がD11である。図10(b)は、図7(c)において第2線状成分L43を含む統合された第2線状成分A13のサイズを示している。統合された第2線状成分A13は、x軸方向の寸法がC13、y軸方向の寸法がD13である。制御部100は、例えば、x軸方向及びy軸方向に沿った対辺を有しこれらの対辺の長さがC13及びD13の矩形B13を用いて、第1の集合及び統合された第2線状成分のサイズを比較する。制御部100は、第1の集合A11の外周の長さ(C11+D11)×2と矩形B13の外周の長さ(C13+D13)×2との比率を算出し、算出した値に応じて尤度を補正する。例えば、制御部100は、矩形B13が第1の集合A11に比べて小さいほど補正値を1に近くし、集合A11に比べて矩形B13があらかじめ決められた割合よりも小さければ補正値を1とする(つまり尤度を変更しない)。
(2)第1の集合に含まれる第1線状成分と第2の集合に含まれる第2線状成分とを選択した場合、制御部100は、これら第1線状成分と第2線状成分との全交点の数と、第2線状成分が第1線状成分で構成される矩形の対角線である場合のその第2線状成分とその矩形との交点の数との比率を算出する。制御部100は、算出した比率に応じて尤度を補正する。
図11は、対角線を含む表の一例を示す図である。この例では、第1線状成分と第2線状成分との交点が全部で10個である。また、第2線状成分L106、L107、L108及びL109は、第1線状成分で構成される矩形の対角線である。つまり、制御部100は、対角線である第2線状成分の交点の数(7個)と、交点の総数(10個)との比率(7÷10=0.7)を算出する。制御部100は、算出したこの値に応じて尤度を補正する。例えば、制御部100は、この値を補正値として尤度に乗じて、尤度を補正する。この場合、制御部100は、全ての第2線状成分が矩形の対角線である場合は補正値が1となるため尤度を変更せず、第2線状成分が矩形の対角線である割合が小さいほど尤度の値を小さくする。
(3)矩形を構成する第1の集合に含まれる第1線状成分とこの矩形に交わる第2の集合に含まれる第2線状成分とを選択した場合、制御部100は、この矩形が対角線を含むと仮定した場合のその矩形と対角線との交点と、この矩形を構成する第1線状成分と第2線状成分との交点との距離を算出する。制御部100は、このように算出した距離に応じて尤度を補正する。
図12は、第1線状成分により構成される矩形と交わる第2線状成分の一例を示す図である。この例では、第2線状成分L112は、矩形B110と交点P112、P113で交わっている。交点P112、P113は、矩形B110が対角線L110を有していた場合の交点P110、P111とそれぞれ距離C112、C113の位置にある。この場合、制御部100は、距離C112、C113の大きさに応じて尤度を補正する。例えば、制御部100は、第2線状成分の交点が対角線である場合の交点から遠いほど尤度を小さくする。
(4)第1の集合又は第2の集合に含まれ、互いに交わる複数の線状成分の組み合わせを選択した場合、制御部100は、これらの組み合わせにより表される形状が、あらかじめ決められた形状に類似する度合いの値を算出する。このあらかじめ決められた形状は、表に特有の形状であり、例えば、図8に示した線状成分L102のような円形である。制御部100は、これらの形状が類似する度合いの値を算出する処理に、周知の技術を用いればよい。制御部100は、算出した度合いの値に応じて尤度を補正する。例えば、制御部100は、これらの線状成分により表される形状が、表に特有の形状と類似しないほど尤度を小さくする。なお、制御部100は、この形状が選択した第2線状成分のみにより表される場合であっても、算出した度合いの値に応じて尤度を補正してもよい。
(5)第1線状成分とこの第1線状成分に交わる第2線状成分とを選択した場合、制御部100は、これらの線状成分の線種の相違に応じて尤度を補正する。ここにおいて、線種とは、線状成分の線のパターン(実線、破線、鎖線など)、線の太さ、線の形状(波線、二重線など)等の線の種類をいう。例えば、制御部100は、第1の集合及び第2の集合が表を構成したと仮定すると、これらの線種又はこれらの組み合わせが表として許容されるものではないと判断した場合に、尤度を補正する。
図13は、線種の異なる線状成分を含む画像の一例を示す図である。画像G3は、x軸方向(第1の方向)及びy軸方向(第2の方向)の線状成分により構成される矩形を跨って、これらの線状成分よりも太い線状成分による線画が表された画像である。本実施形態においては、矩形を構成する第1線状成分よりもあらかじめ決められた比率を超えて太い第2線状成分を有する画像G3のような画像は、表でないとしている。この場合、制御部100は、格子状に並んだ線状成分を第1線状成分として抽出し、これら第1線状成分に交わる線状成分を第2線状成分として抽出する。そして、制御部100は、例えば、抽出した第1線状成分の太さに対する抽出した第2線状成分の太さの比率が大きいほど尤度を小さくする。
(6)第1線状成分と第2線状成分とを選択した場合、制御部100は、一端が第1の方向の第1線状成分の端部と交わり、他端が第2の方向の第1線状成分の端部と交わる第2線状成分の端部の数と、第1線状成分と第2線状成分との交点の数との比率を算出する。制御部100は、算出した比率に応じて前記尤度を補正する。
図14は、第1線状成分及び第2線状成分の一例を示す図である。図14(a)は、端部が互いに交わる第1線状成分と第2線状成分の一例を示している。第1線状成分L114は、x軸方向に沿った線状成分である。第1線状成分L115は、y軸方向に沿った線状成分である。第1線状成分L114、L115は、それぞれの端部にある交点P114、P115で第2線状成分L116と交わる。制御部100は、このような第2線状成分L116の端部の数を合計する。図14(b)は、角が丸角となっている表を示している。この例では、制御部100は、第2線状成分L117〜L121を抽出し、それ以外の線状成分を第1線状成分として抽出する。この場合、制御部100は、第2線状成分L117〜L121をそれぞれ端部が第1又は第2の方向の第1線状成分と交わる第2線状成分と判断する。そして、制御部100は、第2線状成分L117〜L121の端部の数(8個)と、第2線状成分L117〜L121と第1線状成分との交点の数(10個)との比率(8÷10=0.8)を算出する。制御部100は、算出したこの値を補正値として尤度に乗じて、尤度を補正する。この場合、制御部100は、全ての第2線状成分が第2線状成分L116に相当する場合は補正値が1となるため尤度を変更せず、第2線状成分が第2線状成分L116に相当する割合が小さいほど尤度を小さくする。
(7)互いに交わる第1線状成分と第2線状成分とを選択した場合、制御部100は、一端が第1の方向の第1線状成分と交わり、他端が第2の方向の第1線状成分と交わる第2線状成分があると仮定した場合に、これらの線状成分どうしが交わる点と、第1の集合に含まれる線状成分と第2の集合に含まれる線状成分との交点との距離に応じて尤度を補正する。
図15は、互いに交わる第1線状成分及び第2線状成分の一例を示す図である。第1線状成分L122は、x軸方向(第1の方向)の第1線状成分であり、第1線状成分L123は、y軸方向(第2の方向)の第1線状成分である。第2線状成分L125は、交点P122、P123でそれぞれ第1線状成分L122、L123と交わる第2線状成分である。図15において破線で示した第2線状成分L125は、一端が第1線状成分L122と交点P125で交わり、他端が第1線状成分L123と交点P126で交わると仮定した場合の仮想の第2線状成分である。この場合、制御部100は、交点P122とP125との距離C122及び交点P123とP126との距離C123に応じて尤度を補正する。例えば、制御部100は、距離C122、C123が遠いほど、尤度を小さくする。
制御部100は、ステップS21において、他に選択する集合又は線状成分がないと判断した場合(ステップS21;No)、算出した補正値に基づき上述した尤度を補正する(ステップS22)。制御部100は、例えば、これらの補正値を順番に乗じてこの尤度を補正する。そして、制御部100は、補正された尤度の値に基づき、第1の集合が表であるか否かを判定する(ステップS23)。制御部100は、ステップS23の処理を行った後、処理を終了する。
[変形例]
上述した実施形態は、本発明の実施の一例にすぎない。本発明は、上述した実施形態に対して以下の変形を適用した態様で実施しうるものである。なお、以下に示す変形例は、必要に応じて、各々を適当に組み合わせて実施されてもよいものである。
(変形例1)
本発明は、尤度の補正に用いる画像の成分が線状に限られるものではない。例えば、線状成分に加えて、塊状の成分を抽出して尤度の補正に用いてもよい。
図16は、本変形例に係る制御部の機能的構成の一例を示すブロック図である。図16に示す制御部100aは、上述した実施形態の制御部100と第3抽出部111を備えている点が異なる。ラベリング部103は、ラベルを付した画素群を示すデータを第3抽出部111に供給する。また、第2抽出部105は、第1抽出部104から供給された第1の集合を示すデータと第2線状成分を示すデータとを第3抽出部111に供給する。第3抽出部111は、供給されたこれらのデータに基づき、画像から線状成分でない塊状の成分(以下「塊状成分」という。)を第3の集合として抽出する。具体的には、第3抽出部111は、ラベルを付された画素群から第1線状成分に含まれる画素を除外し、残った画素群から第2線状成分に含まれる画素を除外した画素群を塊状成分とする。第3抽出部111は、これらの画素群(塊状成分)を第3の集合として抽出する。第3抽出部111は、抽出した第3の集合を示すデータを検出部106に供給する。このデータは、例えば、第3の集合に含まれる塊状成分が一意に識別される符号とその塊状成分に含まれる各画素の位置を示す値とを対応付けたデータである。第3抽出部111は、本発明に係る「第3の抽出手段」の一例に相当する。
検出部106は、第1抽出部104及び第3抽出部111により供給されたデータに基づき、塊状成分と第1線状成分とが接する部分(以下「接触部」という。)を検出する。検出部106は、検出した接触部を示すデータを統合部107に供給し、統合部107は、このデータを補正部109に供給する。なお、検出部106は、このデータを直接補正部109に供給してもよい。このデータは、例えば、接触部が一意に識別される符号とその接触部に含まれる各画素の位置を示す値とを対応付けたデータである。補正部109は、この接触部を示すデータに基づき、尤度の補正を行う。
図17は、塊状成分を含む画像の一例を示す図である。画像G4は、線状成分及び塊状成分により棒グラフが表された画像である。この例では、塊状成分が棒グラフの棒に相当し、線状成分が折れ線グラフの線とグラフの枠及び目盛り線などに相当している。本実施形態においては、矩形を構成する第1線状成分(目盛り線)と接する塊状成分(棒グラフの棒)を有する画像G4のような画像は、表でないとしている。図18は、画像G4から抽出された各成分を示す図である。図18(a)は、画像G4から、第1線状成分を除外した画像である。この状態では、第2線状成分及び塊状成分が含まれている。図18(b)は、図18(a)に示した画像から抽出した第2線状成分を示す画像である。この例では、塊状成分と接していない第2線状成分のみが抽出されている。図18(c)は、図18(a)に示した画像から、第2線状成分を除いて抽出した塊状成分を示す画像である。制御部100aは、画像G4から図18(c)に示した画像を塊状成分として抽出する。
図19は、第1線状成分により構成される矩形と接する塊状成分の一例を示す図である。図19(a)は、矩形の一部でその矩形と接している塊状成分E127を示している。塊状成分E127は、第1線状成分L128、L129、L130及びL131で構成される矩形B127の内部にある。また、塊状成分E127は、接触部F127で第1線状成分L128と接し、接触部F128で第1線状成分L129と接している。図19においては、分かりやすくするため接触部を白抜きの図形で示している。制御部100aは、矩形B127と接触部F127及びF128との関係に応じて尤度を補正する。例えば、制御部100aは、矩形B127の内周の長さに対する接触部F127及びF128の長さの割合が小さいほど尤度を小さくする。なお、制御部110aは、矩形の形状と接続部の形状とが類似する度合いに応じて尤度を補正してもよい。
また、制御部100aは、選択した矩形と塊状成分とにおける接触部がこの矩形の形状に相当するときは、この矩形と塊状成分を尤度の補正に用いない。すなわち、接触部が第1線状成分により構成される矩形の形状に相当することは、上述したあらかじめ決められた条件の一例である。図19(b)は、矩形の内周全体と接している塊状成分E132を示している。塊状成分E132は、第1線状成分L132、L133、L134及びL135で構成される矩形B132の内部にある。塊状成分E132と矩形B132とにおける接触部F132の形状は、矩形B132の形状に相当している。制御部100aは、矩形B132及び塊状成分E132を選択したとする。この場合、制御部100aは、矩形B132及び塊状成分E132が上述した条件を満たす(接触部F132が矩形B132の形状に相当する)ため、矩形B132及び塊状成分E132を尤度の補正に用いない。
(変形例2)
上述した実施形態において、制御部100は、第1線状成分と第2線状成分(又は塊状成分)とが交わる(又は接する)場合の各集合又は各成分どうしの関係に応じて尤度を補正したが、これに限られるものではない。例えば、制御部100は、第1の集合の内部に含まれている第2の集合とその第1の集合との関係に応じて尤度を補正してもよい。この場合、制御部100は、各集合に含まれる画素の位置を示す値から、第1の集合の内部に第2の集合が含まれているか否かを判断する。つまり、制御部100は、第1の集合と関係のない第2の集合を尤度の補正に用いなければよい。その一例は、第1の集合の外側にあり、かつ、その第1の集合との交点を有しない第2の集合である。
(変形例3)
制御部100は、選択した第2線状成分が丸角に相当するか否かを上述した実施形態とは異なる方法で判断してもよい。例えば、制御部100は、選択した第2線状成分が円周を四分割した弧の形状でありその端部が選択した第1の方向及び第2の方向の第1線状成分と交わる場合に、その第2線状成分が丸角に相当すると判断してもよい。
(変形例4)
制御部100は、補正値を算出するための方法として第1の集合のサイズ及び第2の集合のサイズを用いる場合、第1の集合A11の外周に囲まれた領域の面積と矩形B13に囲まれた領域の面積との比率を算出して尤度の補正に用いてもよい。また、制御部100は、各集合のx軸方向の寸法とy軸方向の寸法を加えた値(図10におけるC11+D11とC13+D13)の比率を補正値として算出してもよい。
(変形例5)
第1の方向及び第2の方向は、直角以外の角度をなして交差してもよい。上述した実施形態においては、第1の方向及び第2の方向の第1線状成分により矩形(長方形又は正方形)が構成されたが、本変形例においては、これらの第1線状成分により平行四辺形が構成される。
(変形例6)
本発明は、画像判定装置やこれを含む情報処理装置のみならず、これらを実現するための方法や、コンピュータに図2又は図16に示した機能を実現させるためのプログラムとしても把握されるものである。かかるプログラムは、これを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用させるなどの形態でも提供されたりするものである。
10…情報処理装置、100…制御部、200…記憶部、300…表示部、400…操作部、500…接続部、101…取得部、102…二値化部、103…ラベリング部、104…第1抽出部、105…第2抽出部、106…検出部、107…統合部、108…算出部、109…補正部、110…判定部、111…第3抽出部

Claims (17)

  1. 線状の成分である線状成分を含む画像から第1の方向の線状成分と前記第1の方向に交差する第2の方向の線状成分とを第1の集合として抽出する第1の抽出手段と、
    前記画像から前記第1の方向と前記第2の方向のいずれとも異なる方向の線状成分を第2の集合として抽出する第2の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段により抽出された第1の集合について、当該第1の集合に含まれる線状成分どうしの関係に基づいて表らしさを表す尤度を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された尤度を、前記第1の集合と前記第2の集合との関係に応じて補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする画像判定装置。
  2. 前記第1の抽出手段又は前記第2の抽出手段により抽出された線状成分どうしの交点を検出する検出手段を備え、
    前記補正手段は、前記検出手段による検出結果に基づく前記関係に応じて前記尤度を補正する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像判定装置。
  3. 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記第2の抽出手段により抽出され、かつ、互いに交わる線状成分どうしを統合する統合手段とを備え、
    前記補正手段は、前記第1の集合のサイズと、前記統合手段により統合され、前記第1の集合に含まれる線状成分と交わる線状成分のサイズの大小関係に応じて前記尤度を補正する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像判定装置。
  4. 前記補正手段は、前記第1の集合に含まれる線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分との交点の数と、前記第2の集合に含まれる線状成分が前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形の対角線である場合の当該平行四辺形と当該対角線との交点の数との比率に応じて前記尤度を補正する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像判定装置。
  5. 前記補正手段は、前記第2の集合に含まれる線状成分が前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形の対角線であると仮定した場合の当該平行四辺形と当該対角線との交点と、当該線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分との交点との距離に応じて前記尤度を補正する
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の画像判定装置。
  6. 前記補正手段は、前記第1の集合又は前記第2の集合に含まれ、互いに交わる複数の線状成分の組み合わせにより表される形状があらかじめ決められた形状に類似する度合いに応じて前記尤度を補正する
    ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の画像判定装置。
  7. 前記補正手段は、前記第2の集合に含まれる線状成分であって、一端が前記第1の方向の線状成分の端部と交わり、他端が前記第2の方向の線状成分の端部と交わる線状成分の端部の数と、前記第1の集合に含まれる線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分との交点の数との比率に応じて前記尤度を補正する
    ことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の画像判定装置。
  8. 前記補正手段は、一端が前記第1の方向の線状成分と交わり、他端が前記第2の方向の線状成分と交わる線状成分があると仮定した場合に当該線状成分どうしが交わる点と、前記第1の集合に含まれる線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分との交点との距離に応じて前記尤度を補正する
    ことを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の画像判定装置。
  9. 前記補正手段は、あらかじめ決められた条件を満たす前記関係がある場合に、当該関係を用いて前記尤度の補正を行わない
    ことを特徴とする請求項2ないし8のいずれかに記載の画像判定装置。
  10. 前記条件は、前記第2の集合に含まれる線状成分が、当該線状成分と交わる前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形の対角線に相当することである
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像判定装置。
  11. 前記条件は、前記第1の集合又は前記第2の集合に含まれ、互いに交わる複数の線状成分の組み合わせにより表される形状があらかじめ決められた形状に相当することである
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像判定装置。
  12. 前記条件は、前記第2の集合に含まれる線状成分が、一端が前記第1の方向の線状成分と交わり、他端が前記第2の方向の線状成分と交わる線状成分に相当することである
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像判定装置。
  13. 前記補正手段は、前記第1の集合に含まれる線状成分と前記第2の集合に含まれる線状成分の線種の相違に応じて前記尤度を補正する
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の画像判定装置。
  14. 前記補正手段は、前記第2の集合に含まれる線状成分の太さの変動の度合いが閾値を超える場合に、当該線状成分を用いて前記尤度の補正を行わない
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の画像判定装置。
  15. 前記画像から前記線状成分でない塊状の成分である塊状成分を第3の集合として抽出する第3の抽出手段を備え、
    前記補正手段は、前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形と当該平行四辺形の内部にある前記第3の集合に含まれる塊状成分とが接する部分の長さ又は形状に応じて前記尤度を補正する
    ことを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の画像判定装置。
  16. 前記補正手段は、前記第1の集合に含まれる線状成分で構成される平行四辺形と当該平行四辺形の内部にある前記第3の集合に含まれる塊状成分とが接する部分の形状が当該平行四辺形の形状に相当する場合に、当該平行四辺形と当該塊状成分とを用いて前記尤度の補正を行わない
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像判定装置。
  17. コンピュータに、
    線状の成分である線状成分を含む画像から第1の方向の線状成分と前記第1の方向に交差する第2の方向の線状成分とを第1の集合として抽出する第1の抽出手段と、
    前記画像から前記第1の方向と前記第2の方向のいずれとも異なる方向の線状成分を第2の集合として抽出する第2の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段により抽出された第1の集合について、表らしさを表す尤度を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された尤度を、前記第1の集合と前記第2の集合との関係に応じて補正する補正手段
    として機能させるためのプログラム。
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