JP5496385B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP5496385B2
JP5496385B2 JP2013072359A JP2013072359A JP5496385B2 JP 5496385 B2 JP5496385 B2 JP 5496385B2 JP 2013072359 A JP2013072359 A JP 2013072359A JP 2013072359 A JP2013072359 A JP 2013072359A JP 5496385 B2 JP5496385 B2 JP 5496385B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
communication device
unit
packet
relay transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013072359A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013150348A (ja
Inventor
茂哲 本岡
啓介 稲岡
晃次 浅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MegaChips Corp filed Critical MegaChips Corp
Priority to JP2013072359A priority Critical patent/JP5496385B2/ja
Publication of JP2013150348A publication Critical patent/JP2013150348A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5496385B2 publication Critical patent/JP5496385B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、通信システムに関し、さらに詳しくは、集合住宅などで利用可能な通信システムに関する。
電力、ガス、水道などの各家庭での使用量を収集、解析することは、それら資源の需要予測を行い、資源の安定供給を確保するために有益である。あるいはそれら資源の使用量の調整、抑制を行うことで環境保護に貢献することもできる。
電力、ガス、水道などの使用量については、毎月実施される検針作業により、ある程度の情報分析を行うことができる。しかし、担当者が各家庭を回り、メータをチェックする作業は、非常に手間とコストの掛かる作業である。また、取得される使用量の情報は、1ヶ月毎の集計値であるため、リアルタイムでの使用量の推移を把握することはできず、リアルタイムで需要予測、使用量の調整を行うことはできない。
特開2009−10899号公報
上述したように、担当者が検針作業を行う形態はコストが掛かる上、情報のリアルタイム性が低い。そこで、通信ネットワークを利用した情報収集の形態が考えられる。
上記特許文献1には、集合住宅の各住居に設置された電力量計が検針した検針データを、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)を利用して収集する自動検針システムが開示されている。電力量計にはPLC子機が接続されており、電力量計が測定したデータは、電力線を経由して集合住宅分電盤に接地されたPLC親機に送信される。PLC親機は、自動検針回線を利用して、各家庭の検針データを営業所などに送信する。
しかし、集合住宅の規模などによっては、複数系統の電力線が集合住宅に設けられることがある。系統の異なる二つの電力線を介して電力線搬送通信を行うことは困難であることが知られている。しかし、特許文献1では、PLC親機とPLC子機とが同一系統の電力線に接続されている必要がある。したがって、特許文献1に開示されている自動検針システムを、複数系統の電力線を有する大規模な集合住宅で利用することは困難であった。
そこで、本発明は前期問題点に鑑み、集合住宅に設けられる電力線の構成に関係なく、各住居で取得したデータを効率よく収集することができる通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、2階以上の建築物内で用いられる通信システムであって、異なる階に設置された通信装置間の通信に用いられる第1有線通信媒体と、異なる階に設置された通信装置間の通信に用いられる第2有線通信媒体と、前記第1有線通信媒体に接続される第1通信装置と、前記第1通信装置と同じ階に設置され、前記第2有線通信媒体に接続される第2通信装置と、を備え、前記第1通信装置は、水平方向に広がる無線通信領域を形成して少なくとも前記第2通信装置との無線通信を行う無線通信部と、前記第1有線通信媒体を利用して有線通信を行う有線通信部と、前記無線通信部がデータを受信した場合または前記有線通信部がデータを受信した場合に、受信データの宛先が自装置であるか否かを確認する宛先確認部と、前記受信データの宛先が自装置でない場合、前記受信データの中継送信を前記無線通信部と前記有線通信部とに指示する中継送信指示部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の通信システムにおいて、前記第1通信装置は、さらに、前記受信データの中継送信を許可するか否かを判定する中継送信許可部、を備え、前記中継送信指示部は、前記中継送信許可部の判定結果に基づいて、前記無線通信部と前記有線通信部とに前記受信データの中継送信を指示することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の通信システムにおいて、前記中継送信許可部は、前記無線通信部がデータを受信した場合に、前記第2通信装置が放射する電波強度が所定強度より小さいか否かを判定する電波強度判定部、を含み、前記中継送信許可部は、前記電波強度が前記所定強度より小さいと判定された場合、受信データの中継送信先として前記第2通信装置を指定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の通信システムにおいて、前記中継送信許可部は、前記有線通信部がデータを受信した場合に、受信データの受信品質が所定レベルより劣化しているか否かを判定する受信品質判定部、を含み、前記中継送信許可部は、前記受信品質が前記所定レベルより劣化していると判定された場合、前記有線通信部に前記受信データの中継送信を許可することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の通信システムにおいて、前記無線通信部は、前記第2有線通信媒体が設置される方向に指向性を有するアンテナ、を含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の通信システムにおいて、前記第1有線通信媒体及び前記第2有線通信媒体は、電力線であり、前記有線通信部は、電力線搬送通信を行うことを特徴とする。
本発明に係る通信システムは、第1有線通信媒体と第2有線通信媒体との間の通信を、無線通信により可能としている。このため、通信システムを構成する全ての通信装置が相互に通信可能となる。たとえば、複数系統の電力線が設けられた集合住宅に本発明に係る通信システムを適用し、各住居に通信装置を設置することで、各住居で取得したデータを効率よく収集することができる。
また、通信装置は、受信データを中継送信するか否かを、受信データの受信品質あるいは無線通信の環境に応じて判定する。これにより、通信システムを構成する全ての通信装置が受信データを中継送信しなくて済むため、通信システムにおけるトラフィック量を抑制することができる。
また、通信装置は、第2有線通信媒体が設置される方向に指向性を有するアンテナを備えている。これにより、第1有線通信媒体と第2有線通信媒体との間で行われる無線通信の信頼性を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る通信装置により構成される通信システムの全体概略図である。 通信装置が無線通信可能な領域を示す図である。 通信装置の機能ブロック図である。 通信装置間の通信基本ルールを示す図である。 通信装置間の通信基本ルールを示す図である。 無線通信を利用した中継送信の可否を判定する様子を示す図である。 電力線搬送通信を利用した中継送信の可否を判定する様子を示す図である。 測定データを要求する収集パケットの転送経路の一例を示す図である。 通信パケットの構成を示す図である。 測定データ及びルート指定情報の転送経路の一例を示す図である。 応答パケットの構成を示す図である。 通信パケット受信時の通信装置のフローチャートである。
{通信システムおよび通信装置の構成}
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る通信システム1の全体概略図である。通信システム1は、マンションなどの集合住宅100に導入される。通信システム1は、集合住宅100の住居1a〜4a,1b〜4b,1c〜4cと、管理人室1dの電力消費量などのデータを、電力線搬送通信(以下、「PLC」という)と無線通信とを利用して収集するシステムである。
なお、本実施の形態では、有線通信の一例としてPLCを使用するが、Ethernet(登録商標)等の有線LANを用いてもよい。また、集合住宅100の各住居にケーブルテレビが導入されている場合は、ケーブルテレビの通信システムを用いてもよい。
通信システム1は、電力線11、12,13と、通信装置21a〜24a,21b〜24b,21c〜24c,21dとを備える。
電力線11,12は、集合住宅100の上下方向に沿って設けられており、集合住宅100内に設置されるキュービクル101に接続されている。キュービクル101は、電力会社から供給される高圧電力(約6000V)を、家庭用電力(約100V)に変換する変電設備である。電力線11は、住居1b〜4b,1c〜4cに家庭用電力を供給する。電力線12は、住居1a〜4aに家庭用電力を供給する。電力線13は、キュービクル101に接続されており、集合住宅100の共用設備に電力を供給する。共用設備に該当する管理人室1dの家庭用電力は電力線13により供給される。以下、電力線11,12,13の共通の説明を行う場合には、総称して電力線10と呼ぶことにする。
通信装置21a〜24a,21b〜24b,21c〜24c,21dは、PLC及び無線通信の両方の通信機能を備えた装置である。通信装置21a〜24a,21b〜24b,21c〜24c,21dは、同様の装置であり、共通の説明を行う場合には、総称して通信装置20と呼ぶことにする。
通信装置21a〜24aは、住居1a〜4aにそれぞれ設置される。通信装置21b〜24bは、住居1b〜4bにそれぞれ設置される。通信装置21c〜24cは、住居1c〜4cにそれぞれ設置される。通信装置21dは、管理人室1dに設置される。
通信装置21a〜24a,21b〜24b,21c〜24c,21dは、各住居に設置される図示しない電力計、ガスメータ、及び水道の流量メータなどが測定した測定データを取得して記憶する。通信装置21dは、通信装置21a〜24a,21b〜24b,21c〜24cが記憶した測定データを、PLC及び無線通信を利用して収集する。通信装置21dは、図示しないインターネットなどを介して、通信装置20から収集した測定データを集合住宅100などの管理会社に送信する。
通信装置21a〜24aは、電力線12を介して互いに通信可能である。通信装置21b〜24b,21c〜24cは、電力線11を介して互いに通信可能である。しかし、通信装置21a〜24aと、通信装置21b〜24b,21c〜24cとは、電力線11、12を介して互いに通信することはできない。これは、電力線11,12の間にキュービクル101が介在しているためである。
図2は、集合住宅100の1,2階に設置される通信装置21a〜21d,22a〜22cがそれぞれ無線通信することができる無線通信領域を示している。
なお、図2以降の図面では、通信システム1の通信機能を説明にするために必要な通信装置20、電力線10などを示し、集合住宅100などの表示を省略する。
集合住宅100の1階において、通信装置21a,21b,21c,21dの無線通信領域61a,61b,61c,61dが水平方向に広がっている。たとえば、通信装置21aは、無線通信領域61b,61cの内側に位置するため、通信装置21b,21cと無線通信を利用して相互に通信可能である。しかし、通信装置21aは、無線通信領域61dの外側に位置するため、無線通信を利用して通信装置21dと直接通信することができない。この場合、通信装置21aは、通信装置21b、21cのいずれかを介することにより、通信装置21dと通信することができる。
通信装置22a、22b、22cの無線通信領域62a,62b,62cが水平方向に広がっており、2階に設置されている通信装置22a、22b、22cは、無線通信を介して相互に通信可能となっている。
集合住宅100の3階,4階にそれぞれ設置される通信装置20も、図2と同様の無線通信領域を有している。したがって、集合住宅100の同一フロアに設置された通信装置20は、無線通信を利用して相互に通信することができる。本実施の形態において、通信装置20は、特定小電力無線局として機能することにより無線通信を行う。無線通信としては、他にもZIGBEE(登録商標)、あるいはIEEE802.11で規定された無線LANなどが利用可能である。
なお、通信装置20の無線通信領域を複数の階をカバーするように設定して、通信装置20が、異なるフロアに設置された他の通信装置20と無線通信により相互に通信できるようにしてもよい。しかし、複数の階をカバーするように各通信装置20の無線通信領域を設定した場合、各通信装置20の無線通信領域が広くなるため、通信装置20の消費電力が増大するという問題が発生する。通信装置20の消費電力を削減するためには、通信装置20の無線通信領域を、同一フロア内に設定することが望ましい。
なお、各通信装置20の無線通信領域は、図2に示すように、同一フロア内の3つ以上の住居をカバーしていることが望ましい。これにより、集合住宅の一部の住居が空き部屋となったとしても、同一フロア内における通信装置20同士の無線通信を確実に実行することができる。アンテナ206から放射される電力の調整や、水平方向に指向性を有するアンテナ206の使用などにより、無線通信領域の範囲を調整することができる。
図3は、通信装置20の機能ブロック図である。通信装置20は、制御部201と、電力線通信部202と、無線通信部203とを備えている。
電力線通信部202には、配線204が接続されている。配線204が電力線10に接続されることで、通信装置20が電気的に電力線10に接続される。配線204は、プラグ205を介して電力線10に接続される。通信装置20は、プラグ205を電力線10に設けられたコンセントに接続することで、PLCが可能となっている。また、配線204を介して、通信装置20に電力が供給される。
無線通信部203は、アンテナ206を備え、同一フロア内の他の通信装置20との間で、特定小電力無線を利用した無線通信を行う。アンテナ206は、アンテナエレメントに対して垂直な方向に指向性を有するダイポールアンテナやホイップアンテナなどである。アンテナ206がホイップアンテナである場合、アンテナ206を垂直に設置することで、図2に示すような無線通信領域を実現することができる。
制御部201は、電力線通信部202及び無線通信部203を利用した通信を制御する。制御部201は、転送許可部207と、測定データ取得部208とを備える。
転送許可部207は、電力線通信部202または無線通信部203が受信した通信パケットを中継するか否かを判定する。測定データ取得部208は、通信装置20とともに住居に設置される電力計、ガスメータ、及び水道の流量メータなどが測定した測定データを取得し、取得した測定データを保存する。
{通信手順の基本ルール}
通信システム1における通信手順の基本ルールについて、図4、図5を用いて説明する。制御部201は、他の通信装置20に通信パケットを送信する場合には、電力線通信部202及び無線通信部203に対して、同一内容の通信パケットの送信指示を行う。
図4は、通信装置21bが通信装置21cに対して通信パケットを送信するときの様子を示す図である。通信装置21bは、有線通信及び無線通信の両者を利用して同一内容の通信パケットを通信装置21cに送信する。したがって、いずれか一方の通信媒体の通信環境が劣化している場合でも、他方の通信媒体を利用して通信を完了させることができる。
図5は、通信装置21bが通信装置22aに対して通信パケットを送信するときの様子を示す図である。
通信装置21bは、無線通信及びPLCを利用して、通信装置22aを宛先とする通信パケットを送信する。PLCを利用して送信された通信パケットは、キュービクル101を越えて、通信装置21a,22aに到達できない。これは、キュービクル101を通過する通信パケットの波形が、キュービクル101が有する変圧器などにより乱されるためである。このように、通信システム1では、同一フロアに設置されている2つの通信装置20が、電力線を介して通信できないケースが発生する。
しかし、通信装置21aは、無線通信領域61bの内側に位置するため(図2参照)、無線通信を利用して送信された通信パケットを受信することができる。通信装置21aは、無線通信を介して受信した通信パケットの宛先が通信装置22aであることを確認し、通信パケットを中継送信する。通信装置21aは、PLC及び無線通信を利用して、通信パケットを送信する。通信装置22aは、通信装置21aがPLCを利用して送信した通信パケットを受信する。なお、通信装置22aは、通信装置21aが無線通信を利用して送信した通信パケットを受信することはない。これは、通信装置22aが、図2に示すように、通信装置21aの無線通信領域61aに入っていないためである。
このように、通信システム1は、PLCにより異なるフロアに設置された通信装置20同士の通信を可能とし、無線通信により同一フロアに設置された通信装置20同士の通信を可能としている。集合住宅100に複数系統の電力線10が設けられていても、全ての通信装置20は、無線通信及びPLCを利用して、相互に通信することができる。
{中継判定処理}
次に、通信パケットの中継送信を許可するか否かを決定する中継判定処理について説明する。
たとえば、通信装置21dがブロードキャストパケットを送信した場合、通信装置21dを除く通信装置20は、無線通信及びPLCを利用して、ブロードキャストパケットを中継送信する。この結果、通信システム1のトラフィック量が一時的に増大するという問題がある。そこで、通信システム1のトラフィック量を抑制するために、通信装置20は、受信した通信パケットを中継送信するか否かを判定する中継判定処理を実行する。
中継判定処理では、無線通信を介して受信した通信パケットを、再度無線通信を利用して中継送信するか否かが判定される。また、PLCを介して受信した通信パケットを、再度PLCを利用して中継送信するか否かが判定される。受信した通信パケットを、受信時の通信媒体と異なる通信媒体を利用して中継送信する場合は、中継判定処理は行われない。
まず、無線通信を利用した中継送信の可否の判定について、図6を用いて説明する。図6は、通信装置21cが、無線通信を介して受信したブロードキャストパケットを、再度無線通信を利用して中継送信するか否かを判定する様子を示す図である。
通信装置21cは、通信装置21dが無線通信を利用して送信したブロードキャストパケットを受信する。通信装置21cは、無線通信領域61a,61bの内側に位置するため、通信装置21a,21bと無線通信可能である。そこで、通信装置21cの転送許可部207は、通信装置21a、21bから放射される無線信号の電波強度を確認する。
図1に示すように、通信装置21b、21cは、隣接する住居1b、1cに設置されている。通信装置21cは、通信装置21bが放射する電波を十分な強度で受信することができる。このため、通信装置21cは、通信装置21bが自装置の近辺に位置しており、通信装置21dが無線通信を利用して送信されたブロードキャストパケットを、通信装置21bが受信可能であると判断することができる。実際に、通信装置21bは、無線通信領域61dの内側に位置するため(図2参照)、通信装置21dが無線通信を利用して送信したブロードキャストパケットを受信できる。
一方、通信装置21aは、通信装置21bと比較して通信装置21cから離れた場所に設置されている。このため、通信装置21cが受信する通信装置21aの電波強度は低下する。このため、通信装置21cは、通信装置21dが無線通信を利用して送信したブロードキャストパケットを、通信装置21dが受信することができないと判断する。実際、通信装置21aは、無線通信領域61dの外側に位置しているため(図2参照)、通信装置21dが無線通信を利用して送信したブロードキャストパケットを受信できない。
通信装置21cの転送許可部207は、上記の考えに基づいて、予め設定された電波強度のしきい値を用いて、無線通信を利用して受信したブロードキャストパケットを中継送信するか否かを判断する。
通信装置21cの転送許可部207は、端末装置21aから放射される電波強度がしきい値より小さいため、無線通信を利用してブロードキャストパケットを通信装置21aに送信することを決定する。一方、転送許可部207は、通信装置21bから放射される電波強度がしきい値より大きいため、通信装置21bへの無線通信を利用したブロードキャストパケットの送信を許可しない。
このように、通信装置21cは、通信装置21a、21bの電波強度に基づいて、無線通信を利用した中継送信の可否を決定する。これにより、全ての通信装置20が、無線通信を介して受信した通信パケットを、再度無線通信を利用して中継送信することがなくなるため、通信システム1のトラフィック量の急激な増加を抑制することができる。
次に、PLCを利用した中継送信の可否の判定について用いて説明する。通信装置20は、PLCを利用して送信される通信パケットの基準波形データを保持している。通信装置20は、基準波形データに基づいて受信した通信パケットの波形の歪みを求め、歪み度合いによって通信品質が劣化しているか否かを確認する。
図7は、PLCを利用して送信されたブロードキャストパケットの中継送信の可否を判定する流れを示す図である。通信装置21aが、PLCを利用してブロードキャストパケットを送信する。通信装置21aが送信するブロードキャストパケットの波形は、基準波形とほぼ同じである。
通信装置22a,23aは、ブロードキャストパケットを受信でき、通信装置24aは、ノイズや電気信号の減衰などの影響を受けて、ブロードキャストパケットを受信できないとする。
通信装置22aは、通信装置21aと設置フロアが一つ異なるだけであるため、ノイズなどの影響を受けにくい。このため、通信装置22aの転送許可部207は、受信したブロードキャストパケットの波形の歪みが一定レベル以下と判定し、ブロードキャストパケットの中継送信を行わないことを決定する。
一方、通信装置23aは、通信装置22aに比べて、波形の乱れたブロードキャストパケットを受信することが多い。通信装置23aの転送許可部207は、ブロードキャストパケットの波形の歪みが一定レベル以上であるため、ブロードキャストパケットを中継送信することを決定する。通信装置23aがPLCを利用してブロードキャストパケットを中継送信することにより、通信装置24aは、ブロードキャストパケットを受信することが可能となる。
このように、通信装置20は、電力線を介して受信した通信パケットの波形の歪みが一定レベルより大きいと判定した場合に、PLCを利用して通信パケットを中継送信する。これにより、PLCを利用した中継送信が全ての通信装置20により実行されることがないため、通信システム1のトラフィック量の増大を抑制することができる。
なお、PLCの中継送信を常に実行するように通信装置20を設定してもよい。たとえば、10階以上の高層マンションなどにおいて、PLCの中継送信を常に実行する通信装置20を、5階ごとに設置することが考えられる。これにより、通信パケットの波形の歪みが大きくなる前に、PLCを利用した通信パケットの中継送信を確実に実行することができるため、PLCの信頼性を向上させることができる。
また、中継判定処理の説明において、ブロードキャストパケットを例にして説明したが、通常の通信パケットの場合であっても同様の処理が行われる。
{データ要求コマンドの送信}
次に、管理人室1dに設置されている通信装置21dが、各住居に設置された他の通信装置20が取得している測定データを収集する流れについて説明する。
通信装置21dには、通信装置20が取得して保存している測定データを収集する収集時刻が設定されている。通信装置21dは、収集時刻となるたびに、測定データの送信を要求するデータ要求コマンドの送信処理を開始する。
図8は、データ要求コマンドが格納された通信パケットである収集パケット40が、通信装置21dから通信装置24aまで転送される経路の一例を示す図である。通信装置21dは、収集パケット40を作成して、ブロードキャストする。このとき、収集パケット40には、経路情報41が付加される。
通信端末21dは、無線通信及びPLCを利用して収集パケット40を送信する。無線通信を利用して送信された収集パケット40には、経路情報41として「21d:R」が記録される。「21d」は、通信装置21bの識別番号を示す。「R」は、無線通信を利用して送信されたことを示す。図8に示していないが、PLCを利用して送信された収集パケット40には、経路情報41として「21d:P」が記録される。「P」は、PLCを利用して送信されたことを示す。
通信装置21cは、無線通信を介して収集パケット40を受信すると、無線通信及びPLCを利用して、受信した収集パケット40を中継送信する。PLCにより送信された収集パケット40には、経路情報41として「21d:R/21c:P」が記録される。「21c」は、通信装置21cの識別番号を示す。図示していないが、通信装置21cは、中継判定処理を行った上で、無線通信を利用して収集パケット40を中継送信する。無線通信を利用して通信装置21から送信される収集パケット40には、「21d:R/21c:R」と記録された経路情報41が付加される。
各通信装置20は、収集パケット40を受信すると、通信装置21cと同様に、経路情報41を更新した収集パケット40を、無線通信及びPLCを利用して中継送信する。各通信装置20は、収集パケット40の中継送信時には、上述した中継判定処理を実行している。これにより、各通信装置20は、ブロードキャストされた収集パケット40を受信することができる。
通信装置23cは、通信装置21cと同様に、通信装置21cから受信した収集パケット40を、PLCを利用して中継送信する。経路情報41には、「21d:R/21c:P/23c:P」が記録される。「23c」は、通信装置23cの識別番号を示す。
通信装置24cは、通信装置23cから受信した収集パケット40を、無線通信を利用して中継送信する。経路情報41には、「21d:R/21c:P/23c:P/24c:R」が記録される。「24c」は、通信装置24cの識別番号を示す。通信装置24aは、通信装置24cから、無線通信を介して収集パケット40を受信する。
このように、通信装置21dがブロードキャストした収集パケット40は、無線通信及びPLCを介して通信装置24aに到達する。なお、収集パケット40は、図8に示す経路と異なる経路を経由して通信装置24aに到達することができる。この場合、収集パケット40には、中継送信された経路に応じた経路情報41が付加される。
図9は、通信システム1において送受信される通信パケット30の構成を示す図である。通信パケット30は、送信先端末番号フィールド31と、シーケンス番号フィールド32と、データフィールド33と、経路端末情報フィールド34とを備える。通信パケット30の構成は、収集パケット40であっても、後述する応答パケット50であっても、同一である。
送信先端末番号フィールド31は、各通信装置20を一意に識別するための識別番号が指定される。本実施の形態では、説明を簡単にするために、端末装置21dの場合には識別番号を「21d」と指定するようにしている。実際には、各通信装置20のIPアドレスやMACアドレスが識別番号として利用される。
シーケンス番号フィールド32は、通信パケット30を一意に識別するための番号がセットされる。シーケンス番号は、通信パケット30の送信元の装置において生成され、通信パケット30に埋め込まれる。たとえば、通信装置20の識別番号と、通信装置20が生成するシーケンス番号とを組み合わせることによって、通信パケット30を一意に識別可能となっている。ただし、通信装置20が無線通信及びPLCを利用して同一の通信パケット30を重複して送信する場合には、これら2つの通信パケット30には、同一のシーケンス番号が付与される。通信装置20は、他の通信装置20から受信した通信パケット30を中継送信する場合には、シーケンス番号を書き換えることはしない。ただし、送信元の通信装置が、通信パケット30を再送処理する場合には、新たなシーケンス番号が付与される。
データフィールド33には、データ要求コマンドなどのデータが格納される。自装置宛ての通信パケット30を受信した通信装置20は、データフィールド33に格納されたデータを取り出して、受信処理を行う。
経路端末情報フィールド34には、通信パケット30を送信した通信装置20の履歴として、経路情報41が記録される。
{測定データの送信}
各通信装置20は、収集パケット40を受信すると、測定データ取得部208が保存中の測定データを通信装置21dに送信する。一例として、測定データが通信装置24aから通信装置21dに送信される流れについて説明する。
図10は、通信装置24aが取得した測定データ51が通信装置21dに送信される経路を示す図である。図10に示すように、通信装置24aが取得した測定データ51は、応答パケット50(図11参照)に格納されて、図8に示す経路とは逆の経路で通信装置21dに送信される。収集パケット40に付加された経路情報41は、通信装置21dから通信装置24aまでの通信が可能であった経路が記録されている。収集パケット40の送信経路を逆にたどることにより、応答パケット50を高い確率で通信装置21dに到達させることができる。
図11は、通信装置24aが作成する応答パケット50の構成を示す図である。応答パケット50の構成は、図9に示す通信パケット30の構成と同様である。
通信装置24aは、応答パケット50の送信先端末番号フィールド31に、通信装置24cの識別番号である「24c」を設定する。この理由については後述する。
応答パケット50のシーケンス番号フィールド32には、通信装置24aの識別番号「24a」にシーケンス番号が付加された“24a−123”が設定される。データフィールド33には、通信装置24aの測定データ収集部208が取得した測定データ51と、ルート指定情報52が設定される。ルート指定情報52は、通信装置24aが受信した収集パケット40に格納された経路情報41と同一内容のデータである。経路情報フィールド34には、収集パケット40と同様に、経路情報41が格納される。
再び、図10を参照する。通信装置24aは、受信した収集パケット40に付加された経路情報41の最後尾に「24c:R」が記録されているため、収集パケット40は、通信装置24cから無線通信を介して送信されたと判断する。経路情報41に記録された通信経路を逆にたどるために、通信装置24aは、応答パケット50の送信先を通信装置24cに設定し、無線通信を利用して応答パケット50を通信装置24cに送信する。
通信装置24cは、応答パケット50を受信すると、ルート指定情報52を参照して応答パケット50の転送先を決定する。具体的には、ルート指定情報52には、通信装置24cが記録した経路情報「24c:R」の一つ前に、「23c:P」が記録されている。通信装置24cは、ルート指定情報42に記録された「23c:P」に基づいて、測定データ51及びルート指定情報52を、PLCを利用して通信装置23cに転送することを決定する。
通信装置24cは、測定データ51及びルート指定情報52を含む応答パケット50を新規に作成する。具体的には、送信先端末番号フィールド31に、通信装置23cの識別番号「23c」が設定される。シーケンス番号フィールド32に、通信装置24cが新規作成したシーケンス番号が設定される。また、経路情報41も、通信装置24cにより新規に作成される。そして、通信装置24cは、新たに作成した応答パケット50を、PLCを利用して通信装置23cに送信する。これにより、測定データ51及びルート指定情報52が、通信装置23cに転送される。
通信装置23cは、応答パケット50を受信すると、通信装置24cと同様の処理を行う。これにより、測定データ51及びルート指定情報52が、PLCを利用して通信装置21cに送信される。
通信装置21cは、応答パケット50を受信すると、通信装置24cと同様の処理を行う。これにより、測定データ51及びルート指定情報52が、無線通信を利用して通信装置21dに送信される。これにより、測定データ51とルート指定情報52とは、最終的な宛先である通信装置21dに到達する。
応答パケット50を受信した通信装置21dは、受信した測定データ51とルート指定情報52とを、図示しない記憶部に保存される。同様に、他の通信装置20からも、測定データ51及びルート指定情報52が通信装置21dに送信される。
このようにして、通信装置21dは、全ての通信装置20の測定データ51及びルート指定情報52を取得する。通信装置21dが取得した測定データ51及びルート指定情報52は、インターネット等を介して集合住宅100の管理会社などに送信される。これにより、各住居の電力などの使用量を容易に取得することができる。また、通信装置21dが取得した各通信装置20のルート指定情報52は、通信システム1の通信状況の解析に用いることができる。
{通信装置におけるパケットの受信・中継処理}
次に、通信装置20において行われる通信パケット30の受信処理について、図12を用いて説明する。図12は、通信装置20が通信パケット30を受信したときの動作を示すフローチャートである。
通信装置20は、通信パケット30を受信したかどうかを監視している(ステップS101)。通信パケット30を受信した場合(ステップS101でYes)、制御部201は、既に同一のシーケンス番号の通信パケット30を受信しているか否かを確認する(ステップS102)。
制御部201は、既に同一のシーケンス番号の通信パケット30を受信していた場合(ステップS102でYes)、受信した通信パケット30を破棄する(ステップS103)。これにより、重複した受信処理が行われることを防止できる。また、過剰に通信パケット30が中継されることにより、通信帯域が圧迫されることを防止できる。
制御部201は、同一のシーケンス番号の通信パケット30を受信していないと判断した場合(ステップS102でNo)、受信した通信パケット30のシーケンス番号を記録する(ステップS104)。シーケンス番号は、図示しない記憶部に格納される。
続いて、制御部201は、通信パケット30がブロードキャストパケットである場合(ステップS105でYes)データフィールド33からデータを取得し、受信処理を実行する(ステップS106)。たとえば、取得したデータがデータ要求コマンドであれば、通信装置20は、測定データ51とルート指定情報52とを応答パケット50に格納して送信する。受信処理を実行した後、通信装置20は、中継判定処理が実行した上で、通信パケット20を中継送信する(ステップS107)。
一方、通信パケット30がブロードキャストパケットでない場合(ステップS105でNo)、制御部201は、通信パケット30の宛先が自装置であるか否かを確認する(ステップS108)。宛先が自装置でない場合(ステップS108でNo)、通信装置20は、通信パケット30の中継送信処理を行う(ステップS109)。
宛先が自装置である場合(ステップS108でYes)、制御部201は、データフィールド33にルート指定情報52が格納されているかどうかを確認する(ステップS110)。
ルート指定情報52が格納されていない場合(ステップS110でNo)、通信パケット30の受信処理が実行される(ステップS111)。ルート指定情報52が格納されている場合(ステップS110でYes)、制御部201は、応答パケット50を受信したと判定する。制御部202は、応答パケット50に格納されたルート指定情報52に基づいて、測定データ51及びルート指定情報52の転送先と、これらの情報の転送に利用する通信媒体を決定する(ステップS112)。通信装置20は、ステップS112で決定した内容に基づいて、測定データ51及びルート指定情報52を転送する(ステップS113)。
以上説明したように、本実施の形態に係る通信システム1は、集合住宅100内の通信にPLCと無線通信とを用いる。PLCは、通信装置20の上下方向の通信に利用し、無線通信は、通信装置20の水平方向の通信に利用する。この結果、集合住宅100に複数系統の電力線が設けられていても、集合住宅100内の各住居に設置された通信装置20は、相互に通信することができ、柔軟性の高いシステムを構築できる。
また、無線通信を介して通信パケットを受信した場合、通信装置20は、無線通信可能な他の通信装置のうち、電波強度が所定強度より低い通信装置に対して無線通信を利用した中継送信を実行する。これにより、ブロードキャストパケットの送信時などに、全ての通信装置20が無線通信を利用した中継送信を実行しなくてもよいため、無線通信時の帯域が圧迫されることを防ぐことができる。
また、PLCを介して通信パケットを受信した場合、通信装置20は、通信パケットの受信品質を確認する。受信品質が一定のレベルを下回った場合に限り、PLCを利用した通信パケットの中継送信が行われる。これにより、通信パケットの送信時などに、全ての通信装置20がPLCを利用した中継送信を実行しなくても済むため、PLCにおける帯域の圧迫を防ぐことができる。
また、通信装置20は、通信パケットを中継送信するときに、自装置の識別番号と中継送信に用いた通信媒体とを経路情報として通信パケットに追加する。そして、通信装置20は、通信パケットに対する応答時に、応答データの通信経路を経路情報に基づいて指定する。これにより、通信可能だった経路に基づいて応答パケットが通信パケットの送信元に到達する確率を向上させることができ、通信システム1の信頼性を向上させることができる。
10〜13 電力線
20、21a〜24a,21b〜24b,21c〜24c 通信装置
40 収集パケット
41 経路情報
50 応答パケット
51 測定データ
52 ルート指定情報
101 キュービクル
201 制御部
202 電力線通信部
203 無線通信部
206 アンテナ
207 転送許可部
208 測定データ取得部

Claims (6)

  1. 2階以上の建築物内で用いられる通信システムであって、
    異なる階に設置された通信装置間の通信に用いられる第1有線通信媒体と、
    異なる階に設置された通信装置間の通信に用いられる第2有線通信媒体と、
    前記第1有線通信媒体に接続される第1通信装置と、
    前記第1通信装置と同じ階に設置され、前記第2有線通信媒体に接続される第2通信装置と、
    を備え、
    前記第1通信装置は、
    水平方向に広がる無線通信領域を形成して少なくとも前記第2通信装置との無線通信を行う無線通信部と、
    前記第1有線通信媒体を利用して有線通信を行う有線通信部と、
    前記無線通信部がデータを受信した場合または前記有線通信部がデータを受信した場合に、受信データの宛先が自装置であるか否かを確認する宛先確認部と、
    前記受信データの宛先が自装置でない場合、前記受信データの中継送信を前記無線通信部と前記有線通信部とに指示する中継送信指示部と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記第1通信装置は、さらに、
    前記受信データの中継送信を許可するか否かを判定する中継送信許可部、
    を備え、
    前記中継送信指示部は、前記中継送信許可部の判定結果に基づいて、前記無線通信部と前記有線通信部とに前記受信データの中継送信を指示することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項2に記載の通信システムにおいて、
    前記中継送信許可部は、
    前記無線通信部がデータを受信した場合に、前記第2通信装置が放射する電波強度が所定強度より小さいか否かを判定する電波強度判定部、
    を含み、
    前記中継送信許可部は、前記電波強度が前記所定強度より小さいと判定された場合、受信データの中継送信先として前記第2通信装置を指定することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の通信システムにおいて、
    前記中継送信許可部は、
    前記有線通信部がデータを受信した場合に、受信データの受信品質が所定レベルより劣化しているか否かを判定する受信品質判定部、
    を含み、
    前記中継送信許可部は、前記受信品質が前記所定レベルより劣化していると判定された場合、前記有線通信部に前記受信データの中継送信を許可することを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の通信システムにおいて、
    前記無線通信部は、
    前記第2有線通信媒体が設置される方向に指向性を有するアンテナ、
    を含むことを特徴とする通信システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の通信システムにおいて、
    前記第1有線通信媒体及び前記第2有線通信媒体は、電力線であり、
    前記有線通信部は、電力線搬送通信を行うことを特徴とする通信システム。
JP2013072359A 2013-03-29 2013-03-29 通信システム Expired - Fee Related JP5496385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013072359A JP5496385B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013072359A JP5496385B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 通信システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009154790A Division JP5347130B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013150348A JP2013150348A (ja) 2013-08-01
JP5496385B2 true JP5496385B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=49047375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013072359A Expired - Fee Related JP5496385B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5496385B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62250728A (ja) * 1986-04-24 1987-10-31 Nippon Colin Co Ltd 電源ラインカプラ
JPH02241120A (ja) * 1989-03-14 1990-09-25 Koorin Denshi Kk 屋内データ通信装置
JP3952851B2 (ja) * 2002-05-24 2007-08-01 独立行政法人建築研究所 建物の耐震性能評価方法及び装置
JP2004289695A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Tdk Corp 電力線通信システムおよび方法、ならびに電力線通信用受信機および電力線通信用送信機
JP2008118686A (ja) * 2007-12-03 2008-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力線通信システム
JP2009213051A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Sumitomo Electric Ind Ltd 電力線通信システムとその構築方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013150348A (ja) 2013-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7852207B2 (en) Method for establishing power line communication link
JP5563906B2 (ja) 遠隔検針システム、カプラ
US20090125351A1 (en) System and Method for Establishing Communications with an Electronic Meter
US7626489B2 (en) Power line communications device and method
US20110018704A1 (en) System, Device and Method for Providing Power Line Communications
US7280033B2 (en) Surface wave power line communications system and method
US9518838B2 (en) Slave suitable for energy management systems and energy management system
US20060145834A1 (en) Automated meter reading power line communication system and method
US20150035682A1 (en) Slave suitable for energy management systems and energy management system
JP2014057519A (ja) 遠隔検針システム、上位集約サーバ、子局
WO2013128904A1 (ja) 電力管理システムの子機、電力管理システム
JP5347130B2 (ja) 通信システム
US9494448B2 (en) Electronic apparatus and device management system
KR101194567B1 (ko) 사물 지능 통신 기반 홈 네트워크 시스템 및 이의 이용 방법
CN104967546A (zh) 高可靠性多智能家居设备动态自组网构建方法
JP5496385B2 (ja) 通信システム
US9247287B2 (en) Communal television receiving system and method thereof
JP2014064155A (ja) 無線検針システム
JP5629224B2 (ja) 遠隔検針システム、インターフェース装置
Mafra et al. Hybrid communication module-motivations, requirements, challenges and implementations
JP5621032B2 (ja) 遠隔検針システム、およびそれに用いられる端局、親局
JP5793668B2 (ja) 遠隔検針システム
CN101616049A (zh) 大容量总线网络的分级通信管理
WO2013128906A1 (ja) 電力管理システムの子機、電力管理システム
KR20180043755A (ko) 무선 자가 구성 망 지원 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5496385

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees