JP5495243B2 - プロキシ移動体インターネットプロトコルバージョン6ローカルルーティングに関する経路最適化のための方法および装置 - Google Patents

プロキシ移動体インターネットプロトコルバージョン6ローカルルーティングに関する経路最適化のための方法および装置 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、全体が再現されているかのように参照により本明細書にともに組み込まれている、2009年3月2日に出願した米国特許仮出願第61/156,609号と2010年2月2日に出願した米国特許出願第12/711,630号の優先権を主張する。
IPv6(IP(インターネットプロトコル)バージョン6)が、様々なアクセス技術に関して導入されつつある。一般に、MN(移動ノード)は、移動ノードが1つのアクセスノードから別のアクセスノードに移動する際、移動ノードの移動性パラメータのいくらかの再構成を実行しなければならない。PMIPv6(プロキシ移動体IPv6)は、MNがMN自らの移動性管理を扱うことを回避することを許すプロトコルである。具体的には、MNの移動性管理は、全くMNによる参加なしに、MAG(移動体アクセスゲートウェイ)および/またはLMA(ローカル移動性アンカ)によって扱われる。MNと、同一の局所化されたネットワーク移動性ドメイン内のCN(コレスポンデントノード)がPMIPv6を使用して通信する場合、MN-CN通信は、MNからMNのMAGに、MNのMAGからMNのLMAに、MNのLMAからCNのLMAに、CNのLMAからCNのMAGに、次いでCNのMAGからCNにルーティングされる。CN-MN通信は、同一のパスに沿って逆方向でルーティングされる。一部の状況において、このMN-CN通信パスは、MNとCNの間で最適未満のパケットルーティングにつながる。
IETF文書RFC 5213 IETF文書RFC 3775 IETF文書draft-ietf-netlmm-pmip6-ipv4-support
一実施形態において、本開示は、MNに関連し、さらにPBU(プロキシ結合更新)をCNに関連する第2のMAGに送信するように構成された第1のMAGを備える装置を含む。
別の実施形態において、本開示は、MAGへのROStartReq(経路最適化開始要求)メッセージの送信を促進することを備える方法を含み、ROStartReqメッセージは、MNとCNの間の経路最適化を要求し、さらにROStartReqメッセージは、MN-CN RO(経路最適化)オプションを備える。
さらに別の実施形態において、本開示は、LMAと、LMAに結合され、MNと通信状態にある第1のMAGと、LMAに結合され、CNと通信状態にある第2のMAGとを備えるシステムを含み、MNとCNの間の通信は、LMAを経由してルーティングされることなしに第1のMAGおよび第2のMAGを経由してルーティングされる。
これら、およびその他の特徴は、添付の図面および特許請求の範囲と併せて解釈される以下の詳細な説明から、より明確に理解されよう。
本開示のより完全な理解のため、次に、添付の図面および詳細な説明に関連して解釈され、同様の参照符号が同様の部分を表す、以下の簡単な説明を参照する。
無線アクセスネットワークシステムの一実施形態を示す概略図である。 無線アクセスネットワークシステムの別の実施形態を示す概略図である。 経路最適化方法の実施形態を示すプロトコル図である。 経路最適化方法の別の実施形態を示すプロトコル図である。 ROStartReqメッセージの実施形態を示す概略図である。 MN-CN経路最適化オプションの実施形態を示す概略図である。 ROStartRes(経路最適化開始応答)メッセージの実施形態を示す概略図である。 LMAROStartReq(LMA経路最適化開始要求)メッセージの実施形態を示す概略図である。 LMAROStartRes(LMA経路最適化開始応答)メッセージの実施形態を示す概略図である。 汎用コンピュータシステムの実施形態を示す概略図である。
1つまたは複数の実施形態の例示的な実施態様が以下に与えられるものの、開示されるシステムおよび/または方法は、現在、知られているかどうか、または存在しているかどうかにかかわらず、いくつもの技術を使用して実施されることが可能であることを最初に理解されたい。本開示は、本明細書で図示され、説明される例示的な設計および実施態様を含む、後段で例示される例示的な実施態様、図面、および技術に全く限定されるべきではなく、添付の特許請求の範囲内、ならびに特許請求の範囲の均等物の全範囲内で変更されることが可能である。
本明細書で開示されるのは、MNとCNの間で流れるパケットがLMAをバイパスし、その結果、フロー効率を向上させ、かつ/またはネットワークトラフィックを低減することを許す経路最適化である。具体的には、MNのMAGおよびCNのMAGが、互いを相手にしたPBU(プロキシ結合更新)/PBA(プロキシ結合確認)交換に参加して、相手側MAGにおいてMNの状態およびCNの状態を確立することが可能である。そのようにした後、この2つのMAGは、MN-CNパケットを互いに直接に、例えば、そのようなパケットをLMAに送信することなしに、送信することができる。一実施形態において、この経路最適化は、MNのMAGとCNのMAGが同一のLMAに関連する状況に適用される。別の実施形態において、この経路最適化は、MNのMAGとCNのMAGが異なるLMAに関連する状況に適用される。経路最適化オプションを備える経路最適化要求メッセージおよび経路最適化応答メッセージが、両方の実施形態に関して提供される。また、この経路最適化に関するハンドオーバおよびIPv4サポートも提供される。
図1は、PMIPv6における経路最適化をサポートすることが可能な、無線アクセスネットワークシステム100の実施形態を示す。無線アクセスネットワークシステム100は、MN102と、CN104と、第1の無線アクセスネットワーク110における第1のMAG112(MAG1)と、第2のアクセスネットワーク120における第2のMAG122(MAG2)と、LMA130と、ネットワーク140とを備えることが可能である。MN102は、第1の無線アクセスネットワーク110カバレッジエリア内に位置することが可能であり、このため、MN102は、無線接続を介して第1のMAG112と通信することができる。同様に、CN104は、第2のアクセスネットワーク120カバレッジエリア内に位置することが可能であり、このため、CN104は、無線接続または有線接続を介して第2のMAG122と通信することができる。さらに、第1のMAG112と第2のMAG122はLMA130を相手に独立に接続を確立し、通信することができる。そのような構成は、MN102およびCN104が互いに通信すること、およびこれらがネットワーク140と通信することを許す。
或る実施形態において、MN102は、第1の無線アクセスネットワーク110を使用してCN104および/またはネットワーク140と通信する任意の移動デバイスであることが可能である。具体的には、MN102は、第1のMAG112、第2のMAG122、および/またはLMA130を介してCN104および/またはネットワーク140と通信する移動体ユーザ指向デバイスであることが可能である。例えば、MN102は、セルラ電話機、ノートブックコンピュータ、PDA(携帯情報端末)、または他の任意の無線デバイスであることが可能である。代替として、MN102は、無線技術を使用して第1のMAG112に接続されることが可能な、デスクトップコンピュータまたはセットトップボックスなどの固定通信デバイスであってもよい。さらに、MN102は、無線アクセスネットワークシステム100によって移動性が管理されるIPホストまたはIPルータであってもよい。具体的には、MN102は、IPv4専用ノード、IPv6専用ノード、またはデュアルスタックノードであることが可能であり、さらにそのPMIPv6ドメインにおいて獲得されるIPアドレスに関する移動性を実現するためにいかなるIP移動性関連のシグナリングにも参加することを要求されないことが可能である。
或る実施形態において、CN104は、第2のアクセスネットワーク120を使用してMN102および/またはネットワーク140と通信する任意のデバイスであることが可能である。具体的には、CN104は、第1のMAG112、第2のMAG122、および/またはLMA130を介してMN102および/またはネットワーク140と通信するデバイスであることが可能である。例えば、CN104は、セルラ電話機、ノートブックコンピュータ、PDA、または他の任意の無線デバイスなどの移動通信デバイスであることが可能である。代替として、CN104は、デスクトップコンピュータ、サーバ、セットトップボックス、または他の任意の固定通信デバイスなどの固定通信デバイスであってもよい。CN104は、無線または有線の(例えば、光または電気)技術を使用して第1のMAG112、第2のMAG122、および/またはLMA130に接続されることが可能である。さらに、CN104は、無線アクセスネットワークシステム100によって移動性が管理されるIPホストまたはIPルータであることが可能である。具体的には、CN104は、IPv4専用ノード、IPv6専用ノード、またはデュアルスタックノードであることが可能であり、さらにそのPMIPv6ドメインにおいて獲得されるIPアドレスに関する移動性を実現するためにいかなるIP移動性関連のシグナリングにも参加することを要求されないことが可能である。
或る実施形態において、第1のMAG112および第2のMAG122は、例えば、PMIPv6プロトコルに基づいて、MN102に関する移動性管理を扱うように構成された任意のデバイスまたは構成要素であることが可能である。PMIPv6は、全体が再現されているかのように参照により本明細書に組み込まれている、IETF(インターネットエンジニアリングタスクフォース)RFC(リクエストフォーコメント)5213において説明されている。例えば、第1のMAC112および第2のMAG122は、MN102、CN104、および/またはネットワーク140の間でアクセスを提供するアクセスルータまたはアクセスゲートウェイであることが可能である。或る実施形態において、第1のMAG112および第2のMAG122は、アクセスリンクに接続された任意のMN102および/またはCN104に関する移動性関連のシグナリングを管理することが可能である。第1のMAG112および第2のMAG122は、アクセスリンクに向かうMNの移動、およびアクセスリンクを離れるMNの移動を追跡すること、ならびにLMA130へこのようにシグナリングすることを担うことが可能である。或る実施形態において、第1のMAG112および第2のMAG122は、他のMAGに関する対応する登録を保持するデータ構造であることが可能なBUL(結合更新リスト)を保持することが可能である。さらに、または代替として、第1のMAG112および第2のMAG122は、MNにサービスを提供する他のMAGにメッセージを送信するため、または転送するために使用されることが可能なMN102に関する移動性結合のキャッシュであることが可能な、結合キャッシュを保持することが可能である。或る特定の実施形態において、第1のMAG112と第2のMAG122は、後段で説明されるとおり、互いにPBUメッセージおよびPBAメッセージを交換して、MN102とCN104の間のフローをリダイレクトすることができる。
或る実施形態において、LMA130は、第1のMAG112を介してMN1102への接続性および/または外部アクセスを提供する、かつ/または第2のMAG122を介してCN104への接続性および/または外部アクセスを提供する任意のデバイスまたは構成要素であることが可能である。LMA130は、PMIPv6プロトコルをサポートするように構成されることが可能であり、さらにPMIPv6ドメインにおけるMN102に関するHA(ホームエージェント)であることが可能である。具体的には、LMA130は、MNのホームネットワークプレフィックスに関するトポロジ上のアンカポイントであることが可能であり、さらにMNの結合状態を管理するエンティティであることが可能である。LMA130は、参照により本明細書に組み込まれているIETF文書RFC 3775において規定されるHAの機能能力を有することが可能であり、さらにRFC 5213において規定されるPMIPv6をサポートするために要求されるさらなる能力を有することが可能である。特定の実施形態において、第1のMAG112と第2のMAG122は、後段で説明されるとおり、第1のMAG112および第2のMAG122を相手にROStartReqメッセージおよびROStartResメッセージを交換することができる。
ネットワーク140は、第1の無線アクセスネットワーク110を介してMN102にサービスを提供し、かつ/または第2のアクセスネットワーク120を介してCN104にサービスを提供する任意のネットワークであることが可能である。例えば、ネットワーク140は、プライベートネットワーク、公共ネットワーク、イントラネット、インターネット、または以上の組合せであることが可能である。ネットワーク140は、MN102および/またはCN104に、データ、テキスト、音声、ビデオ、および/または他の任意のサービスを備えることが可能な、IPv6パケットなどのアップストリームIPパケットおよび/またはダウンストリームIPパケットを供給することが可能である。代替として、そのようなパケットは、MN102とCN104の間で交換されてもよい。これらのパケットは、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、トランスポートプロトコル番号、送信元ポート番号、宛先ポート番号、または以上の組合せによって識別されることが可能なIPv6フローの一部であることが可能である。
図2は、PMIPv6における経路最適化をサポートすることが可能な、無線アクセスネットワークシステム200の別の実施形態を示す。無線アクセスネットワークシステム200は、MN102と、CN104と、第1の無線アクセスネットワーク110における第1のMAG112(MAG1)と、第2のアクセスネットワーク120における第2のMAG122(MAG2)と、LMA130と、ネットワーク140とを備えることが可能であり、以上のすべては、前述したのと実質的に同一である。しかし、無線アクセスネットワークシステム200は、第2のMAG122とネットワーク140の中間に配置された第2のLMA132(LMA2)も備える。第2のLMA132は、第1のLMA130と実質的に同一であることが可能であり、第1のLMA130が、MN102に関するLMAであることが可能であるが、CN104に関してはそうではないのに対して、第2のLMA132は、CN104に関するLMAであることが可能であるが、MN102に関してはそうではないことだけが異なる。さらに、第1のLMA130と第2のLMA132は、互いに直接に、またはネットワーク140を介して通信することができる。図1および図2は、無線アクセスネットワークシステムの2つだけの実施形態を示すこと、および無線アクセスネットワークシステムの他の実施形態が存在することが可能であることが認識されよう。
図3は、PMIPv6環境において実施されることが可能な経路最適化プロトコル300の実施形態を示す。例えば、経路最適化プロトコル300は、MNのMAGとCNのMAGが同一のLMAによるサービスを受けるMN-CN通信に関して、例えば、図1に示される状況に関して実施されることが可能である。経路最適化プロトコル300は、逆トンネリングされたパケットがMNのMAG(例えば、プロキシCoA(ケアオブアドレス)1)から受信され、CNのMAG(例えば、プロキシCoA2)をポイントするパケットの宛先アドレスに関するBCE(結合キャッシュエントリ)が存在する場合、またはトンネリングされたパケットがCNのMAG(例えば、プロキシCoA2)から受信され、MNのMAG(例えば、プロキシCoA1)をポイントするパケットの宛先アドレスに関するBCE(結合キャッシュエントリ)が存在する場合に、LMAにおいてトリガされることが可能である。
経路最適化プロトコル300は、LMAが、MNのMAG(MAG1)に、例えば、MNのプロキシCoA1にROStartReqメッセージ302を送信すると、開始することが可能である。ROStartReqメッセージ302は、MNのアドレスおよびプロキシCoA1、経路最適化の寿命、ならびにシーケンスナンバフィールドの中の0でない整数を備えることが可能である。或る実施形態において、ROStartReqメッセージ302は、後段で説明されるMN-CN ROオプションの少なくとも1つのペアを備えることが可能である。(例えば、各MN-CN ROオプションペア)の中でリストアップされる各MNアドレスに関して、MNのMAGは、そのMAGがサービスを提供する各MNに関してそのMAGが格納するプレフィックスのリストの中で、マッチするIPv6ホームネットワークプレフィックスを求めて、そのMAGのBULの中を探索することができる。次に、MNのMAGは、ROStartReqメッセージ302に、経路最適化が受け付けられたか、または拒否されたかを示すことが可能なROStartResメッセージ304で応答することが可能である。経路最適化は、一般に、ROStartReqメッセージ302に問題がない限り、受け付けられる。ROStartResメッセージ304は、ROStartReqメッセージ302に入っているのと同一のシーケンスナンバを備えることが可能である。ROStartResメッセージ304がLMAによって受信されない場合、LMAは、例えば、所定の間隔の後、ROStartReqメッセージ302を再送することが可能である。
また、LMAは、ROStartReqメッセージ306をCNのMAG(MAG2)に、例えば、CNのプロキシCoA2に送信することも可能である。ROStartReqメッセージ306は、CNのアドレスおよびプロキシCoA2、経路最適化の寿命を備えることが可能であり、さらにシーケンスナンバフィールドの中の0でない整数を備えることが可能である。ROStartReqメッセージ306の中のシーケンスナンバは、ROStartReqメッセージ302の中のシーケンスナンバからの単一のインクリメントであることが可能である。或る実施形態において、ROStartReqメッセージ306は、後段で説明されるMN-CN ROオプションの少なくとも1つのペアを備えることが可能である。(例えば、各MN-CN ROオプションペア)の中でリストアップされる各CNアドレスに関して、CNのMAGは、そのMAGがサービスを提供する各CNに関してそのMAGが格納するプレフィックスのリストの中で、マッチするIPv6ホームネットワークプレフィックスを求めて、そのMAGのBULの中を探索することができる。次に、CNのMAGは、ROStartReqメッセージ306に、経路最適化が受け付けられたか、または拒否されたかを示すことが可能なROStartResメッセージ308で応答することが可能である。この場合も、経路最適化は、一般に、ROStartReqメッセージ306に問題がない限り、受け付けられる。ROStartReqメッセージ302および306は、図3に示される順序で、逆の順序で、または同時に送信されることが可能である。同様に、ROStartResメッセージ304および308も、図3に示される順序で、逆の順序で、または同時に送信されることが可能である。このため、LMAは、複数の未処理のROStartReqメッセージ302、306を有することが可能である。というのは、これらのメッセージ302、306が、対応するROStartResメッセージ304、308が受信されるのに先立って、複数のMAGに送信されるからである。
次に、MNのMAGが、PBUメッセージ310をCNのMAGに送信することが可能である。PBUメッセージ310は、MNの状態をCNのMAGに登録することが可能であり、さらにMNの結合の寿命をCNのMAGにおいて設定することが可能であり、この寿命は、ROStartReqメッセージ302に入っている寿命値と同一であることが可能である。さらに、PBUメッセージ310に入っている宛先アドレスは、ROStartReqメッセージ302の中で見られるMN-CN ROオプションのCN部分の中のプロキシCoAフィールドと同一であることが可能である。MNのMAGは、ROStartReqメッセージ302が複数のMN-CN ROオプションペアを含む場合、各CNに関してMAGに別個のPBUメッセージ310を送信することが可能である。CNのMAGは、PBUメッセージ310に、結合が受け付けられたか、または拒否されたかを示すことが可能なPBAメッセージ312で応答することが可能である。
また、CNのMAGは、MNのMAGにPBUメッセージ314を送信することも可能である。PBUメッセージ314は、CNの状態をMNのMAGに登録することが可能であり、さらにCNの結合の寿命をMNのMAGにおいて設定することが可能であり、この寿命は、ROStartReqメッセージ306に入っている寿命値と同一であることが可能である。さらに、PBUメッセージ314に入っている宛先アドレスは、ROStartReqメッセージ306の中で見られるMN-CN ROオプションのMN部分の中のプロキシCoAフィールドと同一であることが可能である。CNのMAGは、ROStartReqメッセージ302が複数のMN-CN ROオプションペアを含む場合、各MNに関してMAGに別個のPBUメッセージ314を送信することが可能である。MNのMAGは、PBUメッセージ314に、結合が受け付けられたか、または拒否されたかを示すことが可能なPBAメッセージ316で応答することが可能である。PBUメッセージ310および314は、図3に示される順序で、逆の順序で、または同時に送信されることが可能である。同様に、PBAメッセージ312および316も、図3に示される順序で、逆の順序で、または同時に送信されることが可能である。さらに、PBU-PBA交換は、結合の寿命を延長するように必要に応じて繰り返されることが可能である。PBU-PBA交換が完了した後、MNのMAGとCNのMAGは、MN-CNトラフィックを互いに、例えば、そのようなトラフィックをLMAを経由してルーティングすることなしに、送信することが可能である。
MAG(例えば、MNのMAG、またはCNのMAG)に送信された各PBUメッセージに関して、新たなBULエントリが作成されることが、そのようなエントリが以前に既に作成されているのでない場合、例えば、PBUがリフレッシュPBUでない場合、可能である。この新たなPBUエントリは、MN識別子、リンク層識別子、ホームネットワークプレフィックスなどのMN情報フィールドを備えることが可能である。これらのフィールドは、ホーム(LMA)登録とともに作成されている既存のエントリからコピーされてもよい。接続されたMNにサービスを提供するLMAのIPv6アドレスは、送信されたMAG PBUのプロキシCoAとして解釈されることが可能であり、さらにMN-CN ROオプションのCN部分の中のプロキシCoAフィールドが、このフィールドにコピーされることが可能である。さらに、この新たなPBUエントリは、IETF文書RFC 3775の中で規定されるとおり結合更新フィールドが送信されたノードのIPアドレスを備えることが可能であり、MN-CN ROオプションのCN部分のホームネットワークプレフィックスフィールドに設定されることが可能である。PビットがMN-CN ROオプションの中で設定される場合、このフィールドは、MN-CN ROオプションのCN部分のIPv4 HoA(ホームアドレス)フィールドに設定されることが可能である。最後に、結合寿命フィールドの初期値が、ROStartReqメッセージの寿命フィールドに設定されることが可能である。
ハンドオーバが行われると、MAG1のBULの中のMNの登録エントリは、新たなMAGに伝送されることが可能である。新たなMAGは、MNの以前のMAGが経路最適化を確立していた相手の各MAGにPBUを送信することが可能である。MNの新たなMAGとCNのMAGの間のPBU-PBA交換は、MNとCNの間で最適な経路パスを再確立する。ハンドオーバの後、MNの新たなMAGがMAG2(例えば、CNのMAG)である場合、PBU-PBA交換は必要なく、省略され得る。代わりに、MNとCNの間の経路最適化は、IETF RFC 5213において説明されるとおり、例えば、MN-CN通信が1つだけのMAGを経由し、LMAを全く経由せずに、行われることが可能である。
LMAは、経路最適化プロトコル300をいつでも止めることができる。そうするのに、LMAは、0付近に設定された寿命フィールドを備えるROStartReqメッセージ302をMAGに送信することが可能である。MAGは、マッチするシーケンスナンバを備えるROStartResメッセージ304で応答することが可能である。LMAが、そのようなROStartResメッセージ304を受信した後、経路最適化プロトコル300は、終了することが可能であり、さらに各MAGに関してLMA-MAGトンネルが別々に再確立されることが可能である。
MNがIPv4対応型であり、IPv4 HoAを受信する場合、IPv4サポートが必要とされることが可能である。そのような事例において、MAGにおけるMNのIPv4 HoAの両方、例えば、IPv4-MN-HoAとIPv4プロキシCoAがグローバルアドレスである場合、経路最適化がサポートされることが可能である。最初に、MNとCNの両方が、全体が再現されているかのように参照により本明細書に組み込まれているIETF文書draft-ietf-netlmm-pmip6-ipv4-supportにおいて説明されるとおり、LMAを相手にしたPBU/PBA交換を介して、MNおよびCNのIPv4 HoAを構成することが可能である。そのような事例において、LMAは、MNとCNの両方に関してROStartReqメッセージの中にIPv4-MN-HoAを含めることが可能である。MNまたはCNにホームネットワークプレフィックスが割り当てられる場合、LMAは、PBUの中にこのホームネットワークプレフィックスを含めることも可能である。ROStartReqメッセージとROStartResメッセージはともに、IPv6メッセージであることが可能であり、PBUメッセージおよびPBAメッセージをトランスポートするのに使用されるLMA-MAGトンネルに沿ってトランスポートされることが可能である。さらに、MAG間で交換されるPBUメッセージおよびPBAメッセージは、IPv6メッセージであることが可能であり、カプセル化されていないIPv6メッセージとしてトランスポートされることが可能である。経路最適化が確立されると、2つのMAGの間のデータメッセージは、IPv6を使用してIPv4ペイロードとしてトランスポートされることが可能である。
IPv4サポートは、LMAとMAGの間のトランスポートネットワークがIPv4ネットワークである場合、やはり必要とされる可能性がある。そのような事例において、ROStartReqメッセージ、ROStartResメッセージ、PBUメッセージ、およびPBAメッセージは、IETF文書draft-ietf-netlmm-pmip6-ipv4-supportにおいて規定されるIPv4カプセル化またはIPv4 UDP(ユーザデータグラムプロトコル)-ESP(カプセル化セキュリティペイロード)カプセル化を使用して、IPv6メッセージとしてトランスポートされることが可能である。IPv4-UDPモードおよびIPv4-UDP-TLV(タイプ-長さ-値)モードは、NAT(ネットワークアドレス変換)ボックスが、本経路最適化プロトコルによってサポートされない可能性があるため、使用されない可能性がある。経路最適化が確立されると、IPv4データパケットは、IPv4パケットとしてトランスポートされる、またはIPv4-UDP-ESPカプセル化の中にカプセル化されることが可能である。
構成変数、具体的には、EnableLMALocalRoutingが、MAGが、同一の局所化されたネットワーク移動性ドメインにおけるMAG間のローカルルーティングを使用可能にすることを許されるか否かを示すように、MAGにおいて定義されることが可能である。この構成変数は、MAGが、そのMAGのインタフェースの1つにローカルで接続された外来のMNと、同一のLMAに接続された別のMAGのインタフェースの1つにローカルで接続されたCNとの間で交換されるトラフィックのローカルルーティングを使用可能にすることを許されるか否かを示すことが可能である。この構成変数は、最初、0に設定されることが可能であるが、MAGがLMAから0でない寿命を伴うROStartReqメッセージを受信すると、1に設定されることが可能である。
PBUメッセージを受信すると、MAGは、この構成変数が1に設定されているかどうかを判定することが可能である。この構成変数が1に設定されていない場合、MAGは、その要求を拒否し、経路最適化が管理上、禁止されていることを示すことが可能な、129などの標識に設定されたステータスフィールドを有するPBAメッセージを送信することが可能である。PBUメッセージが受け付けられた場合、MAGは、BCEを作成することが可能であり、PBUの送信元アドレスが、BCEのプロキシCoAフィールドにコピーされることが可能であり、かつ/またはプロキシ登録フラグが1に設定されることが可能である。また、MNのデータ(MN識別子、リンク層識別子、リンクローカルアドレス、ホームネットワークプレフィックスなど)が、PBUの対応するフィールドからBCEにコピーされることも可能である。
PBU/PBA交換が完了すると、MAGは、互いの間で双方向トンネルを確立することが可能である。トンネルエンドポイントは、2つのMAGのプロキシCoAであることが可能である。このトンネルは、このトンネルを共有するMNが存在しなくなると、またはMAGが、0に設定された寿命を伴うROStartReqメッセージをLMAから受信すると、解体されなければならない。IPv4トランスポートを使用している場合、この双方向トンネルのエンドポイントは、2つのMAGのIPv4プロキシCoAであることが可能である。カプセル化モードは、IETF文書draft-ietf-netlmm-pmip6-ipv4-supportにおいて規定されるのと同一であることが可能である。
MAGのアクセスリンクに接続されたMNからの、直接には接続されていない宛先に向けられたパケットを受信すると、構成変数が1に設定されている場合、MAGは、IPv6ホームネットワークプレフィックスを求めてMAGの結合キャッシュの中を探索することが可能である。宛先アドレスがホームネットワークプレフィックスの1つとマッチした場合、そのパケットは、トンネリングされるパケットとしてBCEにおけるプロキシCoAフィールドに転送されることが可能である。
図4は、PMIPv6環境において実施されることが可能な経路最適化プロトコル400の別の実施形態を示す。例えば、経路最適化プロトコル400は、MNのMAGとCNのMAGが異なるLMAによるサービスを受けるMN-CN通信に関して、例えば、図2に示される状況に関して実施されることが可能である。経路最適化プロトコル400は、LMAの1つが、そのLMAのアップストリームインタフェース上で、LMAがBCEを有するMNを宛先アドレスとするパケットを受信すると、LMAにてトリガされることが可能である。BCEから、LMAは、そのMNに関連するMAGアドレス、例えば、プロキシCoA1を特定することができる。次に、LMAは、送信元アドレスを確認して、そのパケットが同一のPMIPv6ドメイン内に位置するCNから来ているかどうかを判定することができる。同一のPMIPv6ドメイン内に位置するCNから来ている場合、LMAは、そのCNのMAGのアドレス、例えば、プロキシCoA2を特定することができる。一実施形態において、同一のPMIPv6ドメイン内のLMAは、プレフィックスのリスト(例えば、/48、/32などのプレフィックス)、およびそのドメイン内のすべてのLMAの対応するアドレスを含むテーブルを用いて構成されることが可能である。そのような事例において、LMAは、CNの送信元アドレスのプレフィックス部分に基づく最長のプレフィックスマッチを行うことによって、このテーブルの中を探索して、CNのLMAのアドレスを特定することができる。代替として、LMAは、AAA(認証、許可、およびアカウンティング)サーバ、例えば、RADIUSサーバまたはDIAMETERサーバに問い合わせて、CNのLMAのアドレスを特定してもよい。具体的には、LMAは、AAAサーバにCNのアドレスを送信して、そのCNが接続されているLMAおよび/またはMAGのアドレスを求めることができる。また、LMAは、他の任意の許容可能な方法を使用してCNのMAGのアドレスを特定することもできる。
経路最適化プロトコル400は、MNのLMA(LMA1)がCNのLMA(LMA2)にLMAROStartReqメッセージ402を送信すると、開始することが可能である。LMAROStartReqメッセージ402は、MNのアドレスと、CNのアドレスと、MNのMAGのアドレス(例えば、プロキシCoA1)と、経路最適化の寿命と、シーケンスナンバフィールド内の0でない整数とを備えることが可能である。初期シーケンスナンバは、送信される次のLMAROStartReqメッセージ402に関して1だけインクリメントされることが可能である。MNのLMAは、通常、未処理のLMAROStartReqメッセージ402を1つだけしか有さないが、複数の同時の経路最適化の場合、複数の未処理のLMAROStartReqメッセージ402を有することも可能である。或る実施形態において、LMAROStartReqメッセージ402は、MAG2のアドレスが0に設定されることが可能な、後段で説明されるMN-CN ROオプションの少なくとも1つのペアを備えることが可能である。
LMAROStartReqメッセージ402が、0でない寿命値を備える場合、CNのLMAは、CNのLMAの結合キャッシュを更新することが可能であり、さらにCNのMAGのアドレス(例えば、プロキシCoA2)を特定するのにCNに関するエントリを求めてCNのLMAの結合キャッシュの中を探索することが可能である。エントリが見つかった場合、CNのLMAは、経路最適化が受け付けられたか、または拒否されたかを示すことが可能なLMAROStartResメッセージ404でLMAROStartReqメッセージ402に応答することができる。経路最適化は、一般に、LMAROStartReqメッセージ402に問題がない限り、受け付けられる。LMAROStartResメッセージ404は、MNのアドレス、CNのアドレス、MNのMAGのアドレス(例えば、プロキシCoA1)、CNのMAGのアドレス(例えば、プロキシCoA2)、経路最適化の寿命、およびLMAROStartReqメッセージ402に入っているのと同一のシーケンスナンバを備えることが可能である。LMAROStartResメッセージ404がMNのLMAによって受信されない場合、MNのLMAは、例えば、所定の間隔が満了した後、LMAROStartReqメッセージ402を再送することが可能である。さらに、CNのLMAは、LMAROStartResメッセージ404の中の寿命フィールドを、LMAROStartReqメッセージ402の中に含められた値と同一の値に設定することも、この値と異なる値に設定することも可能である。LMAROStartResメッセージ404の中の寿命値がLMAROStartReqメッセージ402の中に含められた寿命値とは異なる場合、LMAROStartResメッセージ404の中の寿命フィールド値は、最終値となることが可能であり、MAGに送信されるROStartReqメッセージ406の中に含められるのと同一の値であることが可能である。或る実施形態において、LMAROStartResメッセージ404は、後段で説明されるMN-CN ROオプションの少なくとも1つのペアを備えることが可能である。
また、CNのLMAは、ROStartReqメッセージ406をCNのMAG(MAG2)に、例えば、プロキシCoA2に送信することも可能である。ROStartReqメッセージ406は、MNのアドレス、CNのアドレス、MNのMAGのアドレス(例えば、プロキシCoA1)、CNのMAGのアドレス(例えば、プロキシCoA2)、経路最適化の寿命、およびシーケンスナンバフィールド内の0でない整数を備えることが可能である。或る実施形態において、ROStartReqメッセージ406は、後段で説明されるMN-CN ROオプションの少なくとも1つのペアを備えることが可能である。ROStartReqメッセージ406の中にリストアップされた各CNアドレス(例えば、MN-CN ROオプションペアの中の)に関して、CNのMAGは、そのMAGがサービスを提供する各CNに関して、そのMAGが格納するプレフィックスのリストの中でマッチするIPv6ホームネットワークプレフィックスを求めて、そのMAGのBULの中を探索することが可能である。次に、CNのMAGは、経路最適化が受け付けられたか、または拒否されたかを示すことが可能なROStartResメッセージ408でROStartReqメッセージ406に応答することができる。経路最適化は、一般に、ROStartReqメッセージ406に問題がない限り、受け付けられる。ROStartResメッセージ408は、ROStartReqメッセージ406に入っているのと同一のシーケンスナンバを備えることが可能である。或る実施形態において、ROStartReqメッセージ408は、後段で説明されるMN-CN ROオプションの少なくとも1つのペアを備えることが可能である。ROStartResメッセージ408がCNのLMAによって受信されない場合、CNのLMAは、例えば、所定の間隔の後、ROStartReqメッセージ406を再送することが可能である。
同様に、MNのLMAは、ROStartReqメッセージ410をMNのMAG(MAG1)に、例えば、MNのプロキシCoA1に送信することも可能である。ROStartReqメッセージ410は、MNのアドレス、CNのアドレス、MNのMAGのアドレス(例えば、プロキシCoA1)、CNのMAGのアドレス(例えば、プロキシCoA2)、経路最適化の寿命、およびシーケンスナンバフィールド内の0でない整数を備えることが可能である。或る実施形態において、ROStartReqメッセージ410は、後段で説明されるMN-CN ROオプションの少なくとも1つのペアを備えることが可能である。ROStartReqメッセージ410の中にリストアップされた各MNアドレス(例えば、MN-CN ROオプションペアの中の)に関して、MNのMAGは、そのMAGがサービスを提供する各MNに関して、そのMAGが格納するプレフィックスのリストの中でマッチするIPv6ホームネットワークプレフィックスを求めて、そのMAGのBULの中を探索することが可能である。次に、MNのMAGは、経路最適化が受け付けられたか、または拒否されたかを示すことが可能なROStartResメッセージ412でROStartReqメッセージ410に応答することができる。この場合も、経路最適化は、一般に、ROStartReqメッセージ410に問題がない限り、受け付けられる。ROStartResメッセージ412は、ROStartReqメッセージ410に入っているのと同一のシーケンスナンバを備えることが可能である。ROStartResメッセージ412がMNのLMAによって受信されない場合、MNのLMAは、例えば、所定の間隔の後、ROStartReqメッセージ410を再送することが可能である。ROStartReqメッセージ406、410は、図4に示されるとおり同時に送信されることも、異なる時点で送信されることも可能である。同様に、ROStartResメッセージ408、412は、図4に示されるとおり同時に送信されることも、異なる時点で送信されることも可能である。
次に、MNのMAGは、PBUメッセージ414をCNのMAGに送信することが可能である。PBUメッセージ414は、MNの状態をCNのMAGに登録することが可能であり、さらにROStartReqメッセージ410に入っている寿命値と同一であることが可能な、MNの結合の寿命をCNのMAGにおいて設定することが可能である。さらに、PBUメッセージ414の中の宛先アドレスは、ROStartReqメッセージ410の中で見られるMN-CN ROオプションのCN部分の中のプロキシCoAフィールドと同一であることが可能である。MNのMAGは、ROStartReqメッセージ410が複数のMN-CN ROオプションペアを含む場合、各CNに関するMAGに別個のPBUメッセージ414を送信することが可能である。CNのMAGは、結合が受け付けられたか、拒否されたかを示すことが可能なPBAメッセージ416でPBUメッセージ414に応答することが可能である。
また、CNのMAGは、PBUメッセージ418をMNのMAGに送信することも可能である。PBUメッセージ418は、CNの状態をMNのMAGに登録することが可能であり、さらにROStartReqメッセージ406に入っている寿命値と同一であることが可能な、CNの結合の寿命をMNのMAGにおいて設定することが可能である。さらに、PBUメッセージ418の中の宛先アドレスは、ROStartReqメッセージ406の中で見られるMN-CN ROオプションのMN部分の中のプロキシCoAフィールドと同一であることが可能である。CNのMAGは、ROStartReqメッセージ406が複数のMN-CN ROオプションペアを含む場合、各MNに関するMAGに別個のPBUメッセージ418を送信することが可能である。MNのMAGは、結合が受け付けられたか、拒否されたかを示すことが可能なPBAメッセージ420でPBUメッセージ418に応答することが可能である。PBUメッセージ414および418は、図4に示される順序で、逆の順序で、または同時に送信されることが可能である。同様に、PBAメッセージ416および420も、図4に示される順序で、逆の順序で、または同時に送信されることが可能である。さらに、PBU-PBA交換は、結合の寿命を延長するように必要に応じて繰り返されることが可能である。PBU-PBA交換が完了した後、MNのMAGとCNのMAGは、MN-CNトラフィックを互いに、例えば、そのようなトラフィックをLMAを経由してルーティングすることなしに、送信することが可能である。
MAGが、例えば、ハンドオーバ中、または切り離し中に、接続されたリンク上でMNの存在を予測どおりに検出することができない場合、MAGは、結合を確立したすべてのMAGにPBUメッセージを送信することによって、MNの結合を終了させることが可能である。そのような事例において、PBUメッセージは、そのメッセージの寿命が0付近に設定されていることが可能であり、さらに各BULエントリのMAGフィールド内のプロキシCoAがMAGアドレスを特定することが可能である。IPv4トランスポートが使用される場合、IPv4プロキシCoAが使用されることが可能であり、MAGは、MNに関して作成された各BULエントリを除去することもできる。例えば、ホームLMA登録以外のBULエントリを使用して、ローカルルーティングに関与するMNの結合を再確立するため、前のMAGが、コンテキスト伝送手順を使用して、ローカルルーティング状態を次のMAGに伝送することが可能である。LMAエントリ以外の、MNに関するBULの中の各エントリが伝送されることが可能である。ハンドオーバが完了した後、次のMAGが、各CNに関する各MAGに(例えば、プロキシCoAまたはIPv4プロキシCoAを介して)PBUメッセージを送信することが可能である。
いずれのLMAも、経路最適化プロトコル400をいつでも止めることができる。そうするのに、LMAは、0付近に設定された寿命フィールドを備えるLMAROStartReqメッセージ402を他方のLMAに送信することが可能である。他方のLMAは、0付近に設定された寿命フィールドを備えるLMAROStartResメッセージ404で応答することが可能である。次に、両方のLMAが、0付近に設定された寿命フィールドを備えるMAG ROStartReqメッセージ406、410を送信することが可能である。MAGは、マッチするシーケンスナンバを備えるROStartResメッセージ408、412で応答することが可能である。LMAが、そのようなROStartResメッセージ408、412を受信した後、経路最適化プロトコル400は、終了することが可能であり、さらに各LMA-MAGインスタンスに関してLMA-MAGトンネルが別々に再確立されることが可能である。
経路最適化プロトコル300に関するIPv4サポートは、経路最適化プロトコル400にも適用可能であり得る。さらに、LMAROStartReqメッセージおよびLMAROStartResメッセージは、LMAが通常、IPv6をサポートし、同一のPMIPv6ドメイン内のLMAの間で確立されたIPv6トランスポートが一般に存在するため、IPv6においてトランスポートされるIPv6メッセージであることが可能である。
図5は、ROStartReqメッセージ500の実施形態を示す。ROStartReqメッセージ500は、図5に示されるとおり配置されることが可能な、シーケンスナンバ504と、予約フィールド506と、寿命508と、少なくとも1つの移動性オプション510とを備えることが可能である。シーケンスナンバ504は、ROStartReqメッセージ500を関連するROStartResメッセージにマッチさせるのにLMAおよび/またはMAGによって使用される、符号なしの整数であることが可能である。また、MAGは、シーケンスナンバ504を使用して、それぞれの新たなMN-CNペアを識別することが可能であり、例えば、経路最適化を開始することも可能である。予約フィールド506は、未使用であり、かつ/または他の目的に確保されることが可能である。このため、予約フィールド506は、送信者によって0に初期設定されて、受信者によって無視されることが可能である。寿命508は、MN-CN経路最適化結合の初期寿命を、その初期寿命が0でない場合に示す、符号なしの整数であることが可能である。いくつかのMN-CMペアが存在する場合、同一の寿命が各ペアに適用されることが可能である。移動性オプション510は、後段で説明される少なくとも1つのMN-CN ROオプションを備えることが可能であり、さらにRFC 3775のセクション6.1.7において規定される任意の移動性オプションを備えることも可能である。或る実施形態において、シーケンスナンバ504、予約フィールド506、および寿命508はそれぞれ、長さ約16ビットであることが可能であり、さらに移動性オプション510は、約32ビットの整数倍であることが可能である。
図6は、MN-CN ROオプション600の実施形態を示す。MN-CN ROオプション600は、LMAとMAGの間で交換されるROStartReqメッセージおよびROStartResメッセージ、および/またはLMA間で交換されるLMAROStartReqメッセージおよびLMAROStartResメッセージに関して使用されることが可能である。MN-CN ROオプション600は、MN-CNパスローカルルーティングを可能にするためにLMAによって使用されることが可能である。MN-CN ROオプション600は、ペアで使用されることが可能であり、第1のMN-CN ROオプション600が、MNに関することが可能であり、第2のMN-CN ROオプション600が、CNに関することが可能であり、あるいは第1のMN-CN ROオプション600が、CNに関することが可能であり、第2のMN-CN ROオプション600が、MNに関することが可能である。さらに、複数のMN-CN ROオプション600が、例えば、MNが2つ以上のCNと通信している場合に、ROStartReqメッセージ、ROStartResメッセージ、LMAROStartReqメッセージ、および/またはLMAROStartResメッセージの中に含められることが可能である。そうすることによって、LMAは、複数のMN-CNペアに関する経路最適化を可能にすることができ、MH(移動性ヘッダ)タイプの中で設定された寿命が、MN-CN ROオプション600の中に含められたすべてのMN-CN結合に適用される。
MN-CN ROオプション600は、図6に示されるとおり配置されることが可能な、タイプ602と、長さ604と、Pフラグ606と、予約フィールド608と、プレフィックス長610と、ホームネットワークプレフィックス612と、プロキシCoA 614と、オプションのIPv4 HoA 616と、オプションのIPv4プロキシCoA 618とを備えることが可能である。予約フィールド608は、前述した予約フィールド506と実質的に同一であることが可能である。タイプ602は、MN-CN ROオプション600を一意に識別するIANA(インターネット割当て番号機関)によって割り当てられた整数であることが可能である。長さ604は、タイプ602および長さ604を除外して、MN-CN ROオプション600の長さをオクテット単位で示すことが可能な符号なしの整数であることが可能である。Pフラグ606は、IPv4がサポートされるかどうかを示すフラグであることが可能である。或る実施形態において、Pフラグ606が設定されると、適宜、MNおよび/またはCNに関してIPv4 HoA 616およびIPv4プロキシCoA 618が含められる。プレフィックス長610は、ホームネットワークプレフィックス612の長さを示す符号なしの整数であることが可能である。
ホームネットワークプレフィックス612は、MNのIPv6ホームネットワークプレフィックス、および/またはCNのIPv6ホームネットワークプレフィックスを備えることが可能である。例えば、MNのMN-CN ROオプション600の中のホームネットワークプレフィックス612は、MNのホームネットワークプレフィックスに設定されることが可能であり、さらにCNのMN-CN ROオプション600の中のホームネットワークプレフィックス612は、CNのホームネットワークプレフィックスに設定されることが可能である。プロキシCoA 614は、MNまたはCNが接続されたMAGの出口インタフェース上で構成されたグローバルアドレスであることが可能である。例えば、MNのMN-CN ROオプション600の中のプロキシCoA 614は、MNのプロキシCoA(例えば、プロキシCoA1)に設定されることが可能であり、さらにCNのMN-CN ROオプション600の中のプロキシCoA 614は、0に設定されることが可能である。IPv4 HoA 616は、オプションであることが可能であり、さらにMNまたはCNのIPv4 HoAを備えることが可能である。IPv4プロキシCoA 618は、オプションであることが可能であり、さらにMAGの出口インタフェース上で構成されたIPv4アドレスを備えることが可能である。或る実施形態において、タイプ602、長さ604、およびプレフィックス長610はそれぞれ、約8ビットの長さを有することが可能であり、Pフラグ606はそれぞれ、約1ビットの長さを有することが可能であり、予約フィールド608は、約7ビットの長さを有することが可能であり、ホームネットワークプレフィックス612およびプロキシCoA 614はそれぞれ、約128ビットの長さを有することが可能であり、さらにIPv4 HoA 616およびオプションのIPv4プロキシCoA 618は、存在する場合、それぞれ、約32ビットの長さを有することが可能である。
図7は、ROStartResメッセージ700の実施形態を示す。ROStartResメッセージ700は、図7に示されるとおり配置されることが可能な、ステータス702と、シーケンスナンバ704と、予約フィールド706と、寿命708と、少なくとも1つの移動性オプション710とを備えることが可能である。シーケンスナンバ704、予約フィールド706、寿命708、および移動性オプション710は、シーケンスナンバ504、予約フィールド506、寿命508、および移動性オプション510とそれぞれ実質的に同一であることが可能である。ステータス702は、MAGによって送信された関連するROStartReqメッセージの状況を示す符号なしの整数であることが可能である。例えば、約128以下のステータス702値は、関連するROStartReqメッセージがMAGによって受け付けられたことを示すことが可能であるのに対して、約128より大きいステータス702値は、関連するROStartReqメッセージがMAGによって拒否されたことを示すことが可能である。或る実施形態において、移動性オプション710は、前段で定義されたMN-CN ROオプションのペアを備えることが可能である。さらに、MAGは、ステータスフィールド702が成功を示す値を含む場合、関連するROStartReqメッセージから移動性オプション710をコピーすることが可能である。或る実施形態において、ステータス702および予約フィールド706はそれぞれ、長さ約8ビットであることが可能であり、シーケンスナンバ704および寿命708はそれぞれ、長さ約16ビットであることが可能であり、さらに移動性オプション710は、約32ビットの整数倍であることが可能である。
図8は、LMAROStartReqメッセージ800の実施形態を示す。LMAROStartReqメッセージ800は、図8に示されるとおり配置されることが可能な、シーケンスナンバ804、予約フィールド806、寿命808、および少なくとも1つの移動性オプション810を備えることが可能である。予約フィールド806、寿命808、および移動性オプション810は、予約フィールド506、寿命508、および移動性オプション510とそれぞれ実質的に同一であることが可能である。シーケンスナンバ804は、LMAROStartReqメッセージ800を関連するLMAROStartResメッセージにマッチさせるのにLMAおよび/またはMAGによって使用される、符号なしの整数であることが可能である。また、LMAは、シーケンスナンバ804を使用して、それぞれの新たなMN-CNペアを識別することが可能であり、例えば、経路最適化を開始することも可能である。或る実施形態において、シーケンスナンバ804、予約フィールド806、および寿命808はそれぞれ、長さ約16ビットであることが可能であり、さらに移動性オプション810は、約32ビットの整数倍であることが可能である。
図9は、LMAROStartResメッセージ900の実施形態を示す。LMAROStartResメッセージ900は、図9に示されるとおり配置されることが可能な、ステータス902と、シーケンスナンバ904と、予約フィールド906と、寿命908と、少なくとも1つの移動性オプション910とを備えることが可能である。シーケンスナンバ904、予約フィールド906、寿命908、および移動性オプション910は、シーケンスナンバ504、予約フィールド506、寿命508、および移動性オプション510とそれぞれ実質的に同一であることが可能である。ステータス902は、LMAによって送信された関連するLMAROStartReqメッセージの状況を示す符号なしの整数であることが可能である。例えば、約128以下のステータス902値は、関連するLMAROStartReqメッセージがLMAによって受け付けられたことを示すことが可能であるのに対して、約128より大きいステータス902値は、関連するLMAROStartReqメッセージがLMAによって拒否されたことを示すことが可能である。或る実施形態において、移動性オプション910は、前段で定義されたMN-CN ROオプションのペアを備えることが可能である。さらに、LMAは、ステータスフィールド902が成功を示す値を含む場合、関連するLMAROStartReqメッセージから移動性オプション910をコピーすることが可能である。さらに、LMAは、CNのホームネットワークプレフィックス値を求めてLMAの結合キャッシュの中を探索して、対応するMAGアドレス、例えば、プロキシCoA2を見出すことが可能である。LMAは、0に設定されていることが可能な移動性オプション910の中のMAGアドレスフィールドを、対応するMAGアドレス、例えば、プロキシCoA2で置き換えることが可能である。或る実施形態において、ステータス902および予約フィールド906はそれぞれ、長さ約8ビットであることが可能であり、シーケンスナンバ904および寿命908はそれぞれ、長さ約16ビットであることが可能であり、さらに移動性オプション910は、約32ビットの整数倍であることが可能である。
セキュリティ機構は、特に、2つのMAGの間でトンネルを確立する任意のシステムに関して、経路最適化プロセスにおける関心事項である可能性がある。2つのMAGが同一の局所化された移動性ドメイン内に存在する場合、その2つのMAGの間で信頼関係が作られることが可能であり、これは、本明細書で説明されるシステムに当てはまる可能性がある。さらに、そのような関係は、そこで交換されるPBUメッセージおよびPBAメッセージの構造を単純化することが可能である。また、そのような関係は、PBU/PBAメッセージ交換が、経路最適化に関するソフト状態を扱うために使用されることも許す。2つのLMA間の経路最適化の事例において、同一のPMIPv6ドメイン内のLMAの少なくともいくつかが、LMA間で信頼関係を確立することが可能である。さらに、この信頼関係およびセキュリティは、同一のPMIPv6ドメイン内のMAGのすべてに拡張されることが可能である。
前述したネットワーク構成要素は、かかる必要な作業負荷を扱うのに十分な処理能力、メモリリソース、およびネットワークスループット容量を有するコンピュータ構成要素またはネットワーク構成要素などの、任意の汎用ネットワーク構成要素上で実施されることが可能である。図10は、本明細書で開示される構成要素の1つまたは複数の実施形態を実施するのに適した通常の汎用ネットワーク構成要素1000を示す。ネットワーク構成要素1000は、二次ストレージ1004、ROM(読み取り専用メモリ)1006、RAM(ランダムアクセスメモリ)1008、I/O(入力/出力)デバイス1010、およびネットワーク接続性デバイス1012を含むメモリデバイスと通信状態にあるプロセッサ1002(中央処理装置またはCPUと呼ばれることが可能な)を含む。プロセッサ1002は、1つまたは複数のCPUチップとして実施されることが可能であり、あるいは1つまたは複数のASIC(特定用途向け集積回路)の一部であることが可能である。
二次ストレージ1004は、通常、1つまたは複数のディスクドライブまたはテープドライブから成り、さらにデータの不揮発性ストレージのために、RAM1008がすべての作業データを保持するだけ十分に大きくない場合にオーバフローデータストレージデバイスとして使用される。二次ストレージ1004は、プログラムが実行のために選択されると、RAM1008にロードされるプログラムを格納するのに使用されることが可能である。ROM1006は、プログラム実行中に読み取られる命令、および場合により、データを格納するのに使用される。ROM1006は、通常、二次ストレージ1004の、より大きいメモリ容量と比べて、小さいメモリ容量を有する不揮発性メモリデバイスである。RAM1008は、揮発性データを格納するのに使用され、さらに場合により、命令を格納するのに使用される。ROM1006およびRAM1008の両方へのアクセスは、通常、二次ストレージ1004へのアクセスより速い。
少なくとも1つの実施形態が開示され、さらに当業者によって達成される実施形態および/または実施形態の特徴の変種、組合せ、および/または変形が、本開示の範囲に含まれる。また、実施形態の特徴を組み合わせること、組み込むこと、および/または省略することでもたらされる代替の実施形態も、本開示の範囲に含まれる。数値範囲または数値限度が明示的に述べられる場合、そのような明示的な範囲または限度は、明示的に述べられる範囲または限度に含まれる同様の大きさの繰り返しの範囲または限度を含むものと理解されたい(例えば、約1から約10までは、2、3、4、などを含み、0.10超は、0.11、0.12、0.13などを含む)。例えば、下限Rlと上限Ruを有する数値範囲が開示される場合はいつでも、その範囲に含まれる任意の数値が特に開示される。詳細には、その範囲内の以下の数値が特に開示される。すなわち、R= Rl+k*(Ru- Rl)、ここで、kは、1パーセントインクリメントで1パーセントから100パーセントまでの範囲の変数であり、すなわち、kは、1パーセント、2パーセント、3パーセント、4パーセント、5パーセント、... 50パーセント、51パーセント、52パーセント、... 95パーセント、96パーセント、97パーセント、98パーセント、99パーセント、または100パーセントである。さらに、以上に定義された2つのR数値によって定義される任意の数値範囲も特に開示される。請求項のいずれかの要素に関する「オプションとして」という用語の使用は、その要素が必須であること、または代替として、その要素が必須でないことを意味し、両方の代替が請求項の範囲に含まれる。備える、含む、および有するなどの、より広い用語の使用は、「〜から成る」、「から本質的に成る」、および「から実質的に成る」などのより狭い用語の支持をもたらすものと理解されたい。したがって、保護の範囲は、以上の説明によって限定されるのではなく、添付の特許請求の範囲によって定義され、その範囲は、特許請求の範囲の主題のすべての均等物を含む。それぞれの、すべての請求項が、さらなる開示として、本明細書に組み込まれており、さらに特許請求の範囲は、本開示の実施形態である。本開示における参照文献、特に、本出願の優先日より後の公開日を有する参照文献の説明は、その参照文献が従
来技術であることを認めるものではない。本開示で引用されるすべての特許、特許出願、および刊行物の開示は、それらの特許、特許出願、および刊行物が、本開示を補足する例示的な詳細、手順上の詳細、またはその他の詳細を与える限りで、参照により本明細書に組み込まれている。
いくつかの実施形態が本開示で与えられてきたが、開示されるシステムおよび方法は、本開示の精神または範囲を逸脱することなく、他の多くの特定の形態で具現化されることも可能であることを理解されたい。本実施例は、例示的であり、限定的ではないと見なされるべきであり、その意図は、本明細書で与えられる詳細に限定されるものではない。例えば、様々な要素または構成要素が、組み合わされる、または別のシステムに組み込まれることが可能であり、あるいはいくつかの特徴が省略される、または実施されないことが可能である。
さらに、様々な実施形態において個別のものとして、または別々のものとして説明され、例示される技術、システム、サブシステムおよび方法は、本開示の範囲を逸脱することなく、組み合わされること、または他のシステム、モジュール、技術または方法と統合されることが可能である。互いに結合された、または直接に結合された、または通信しているものとして示される、または説明される他のアイテムは、その仕方が電気的であるか、機械的であるか、またはそれ以外であるかにかかわらず、何らかのインタフェース、デバイス、または中間構成要素を介して間接的に結合される、または通信していることが可能である。改変、置換、および変更のその他の例が、当業者によって確かめられることが可能であり、本明細書で開示される精神および範囲を逸脱することなく、達成されることが可能である。
100、200 アクセスネットワークシステム
102 移動ノード
104 コレスポンデントノード
110、120 アクセスネットワーク
112、122 移動体アクセスゲートウェイ
130、132 ローカル移動性アンカ
140 ネットワーク

Claims (17)

  1. MN(移動ノード)に関連し、PBU(プロキシ結合更新)を、CN(コレスポンデントノード)に関連する第2のMAG(移動体アクセスゲートウェイ)に送信するように構成された第1のMAGを備える装置であって、
    前記第1のMAGは、前記第2のMAGからPBA(プロキシ結合確認)を受信するようにさらに構成され、前記PBUおよび前記PBAは、前記MNの状態を前記第2のMAGに登録し、前記PBUは、MN-CN経路最適化結合の寿命を設定するための情報を備え、
    前記第1のMAGは、前記第2のMAGから第2のPBUを受信し、前記第2のMAGに第2のPBAを送信するようにさらに構成され、前記第2のPBUおよび前記第2のPBAは、前記CNの状態を前記第1のMAGに登録し、
    前記第1のMAGおよび前記第2のMAGは、LMA(ローカル移動性アンカ)と通信するように構成され、前記第1のMAGおよび前記第2のMAGは、前記MNおよび前記CNに代行して複数のパケットを、前記LMAを経由して前記パケットをルーティングすることなしに交換するように構成される装置。
  2. 前記パケットは、IPv6(IP(インターネットプロトコル)バージョン6)パケットである請求項1に記載の装置。
  3. 前記パケットは、IPv4(IP(インターネットプロトコル)バージョン4)パケットである、またはIPv4-UDP(ユーザデータグラムプロトコル)-ESP(カプセル化セキュリティペイロード)カプセル化の中にカプセル化される請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1のMAGは、第1のLMA(ローカル移動性アンカ)と通信するように構成され、前記第2のMAGは、第2のLMAと通信するように構成され、前記第1のLMAは、前記第2のLMAと通信するように構成され、前記第1のMAGと前記第2のMAGは、前記MNおよび前記CNに代行して複数のパケットを、前記第1のLMAおよび前記第2のLMAを経由して前記パケットをルーティングすることなしに交換する請求項1に記載の装置。
  5. 前記パケットは、IPv6(IP(インターネットプロトコル)バージョン6)パケットである請求項4に記載の装置。
  6. 前記パケットは、IPv4(IP(インターネットプロトコル)バージョン4)パケットである、またはIPv4-UDP(ユーザデータグラムプロトコル)-ESP(カプセル化セキュリティペイロード)カプセル化の中にカプセル化される請求項4に記載の装置。
  7. 前記第1のMAGは、前記第2のMAGに関するBUL(結合更新リスト)エントリを備え、前記第2のMAGは、前記第1のMAGに関する第2のBULエントリを備える請求項1に記載の装置。
  8. MAG(移動体アクセスゲートウェイ)へのROStartReq(経路最適化開始要求)メッセージの送信を促進するステップを備える方法であって、
    前記ROStartReqメッセージは、MN(移動ノード)とCN(コレスポンデントノード)の間の経路最適化を要求するための情報を備え
    前記ROStartReqメッセージは、MN-CN RO(経路最適化)オプションを備え、
    前記ROStartReqメッセージは、MN-CN経路最適化結合の寿命を設定するための情報を備え、
    前記MNのMAGと前記CNのMAGは、MN-CNトラフィックを互いに、LMAを経由して前記MN-CNトラフィックをルーティングすることなしに、送信する方法。
  9. 前記MN-CN ROオプションは、タイプと、長さと、IPv4(インターネットプロトコルバージョン4)サポートに関するフラグと、プレフィックス長と、ホームネットワークプレフィックスと、プロキシCoA(ケアオブアドレス)とを備える請求項8に記載の方法。
  10. 前記MN-CN ROオプションは、IPv4ホームアドレスと、IPv4プロキシCoAとをさらに備える請求項9に記載の方法。
  11. 前記MAGからのROStartRes(経路最適化開始応答)メッセージの受信を認識するステップをさらに備え、
    前記ROStartResメッセージは、前記MNと前記CNの間の経路最適化を受け付け、または拒否するための情報を備え、前記ROStartReqメッセージは、第2のMN-CN ROオプションを備える請求項9に記載の方法。
  12. 第2のMAGへの第2のROStartReqメッセージの送信を促進するステップと、
    前記第2のMAGからの第2のROStartResメッセージの受信を認識するステップとをさらに備え、
    前記第2のROStartReqメッセージは、前記MNと前記CNの間の経路最適化を要求するための情報を備え、前記第2のROStartResメッセージは、前記MNと前記CNの間の経路最適化を受け付け、または拒否するための情報を備え、前記第2のROStartReqメッセージは、第3のMN-CN ROオプションを備え、前記第2のROStartResメッセージは、第4のMN-CN ROオプションを備える請求項11に記載の方法。
  13. LMAへのLMAROStartReq(LMA(ローカル移動性アンカ)ROStartReq)メッセージの送信を促進するステップと、
    前記LMAからのLMAROStartRes(LMA ROStartRes)メッセージの受信を認識するステップとをさらに備え、
    前記LMAROStartReqメッセージは、前記MNと前記CNの間の経路最適化を要求するための情報を備え、前記LMAROStartResメッセージは、前記MNと前記CNの間の経路最適化を受け付け、または拒否するための情報を備え、前記LMAROStartReqメッセージは、第3のMN-CN ROオプションを備え、前記LMAROStartResメッセージは、第4のMN-CN ROオプションを備える請求項11に記載の方法。
  14. PMIPv6(プロキシ移動体インターネットプロトコルバージョン6)ドメイン内の前記LMAのすべてが、複数の/48プレフィックス、複数の/32プレフィックス、または複数の/48プレフィックスと複数の/32プレフィックスの両方、および複数の対応するLMAアドレスを備えるテーブルを用いて構成され、
    最長のプレフィックスマッチを使用してCN送信元アドレスのプレフィックス部分を求めて前記テーブルを探索することによって、前記LMAのアドレスを特定するステップをさらに備える請求項13に記載の方法。
  15. LMA(ローカル移動性アンカ)と、
    前記LMAに結合され、MN(移動ノード)と通信状態にある第1のMAG(移動体アクセスゲートウェイ)と、
    前記LMAに結合され、CN(コレスポンデントノード)と通信状態にある第2のMAGとを備え、
    前記MNと前記CNの間の通信は、前記LMAを経由してルーティングされることなしに前記第1のMAGおよび前記第2のMAGを経由してルーティングされ、
    前記第1のMAGは、前記第2のMAGにPBU(プロキシ結合更新)を送信するように構成され、
    前記PBUは、MN-CN経路最適化結合の寿命を設定するための情報を備え
    前記第1のMAGは、前記第2のMAGに関するBUL(結合更新リスト)エントリを保持し、前記第2のMAGは、前記第1のMAGに関する第2のBULエントリを保持する、システム。
  16. 前記第1のMAGは、前記CNに関するBCE(結合キャッシュエントリ)を保持し、前記第2のMAGは、前記MNに関する第2のBCEを保持する請求項15に記載のシステム。
  17. 前記第2のMAGと前記LMAの中間に配置された第2のLMAをさらに備え、
    前記MNと前記CNの間の通信は、前記第2のLMAを経由してルーティングされることなしに前記第1のMAGおよび前記第2のMAGを経由してルーティングされる請求項16に記載のシステム。
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