JP5494729B2 - 接近報知装置 - Google Patents
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Description
尚、指標値としては、距離に応じて定まる値であればよく、例えば距離そのものを指標値として用いることもできる。また、指標値と報知閾値とを比較して、何れが大きかった場合に移動体の接近を報知するのかについては、距離に対する指標値の決め方に依存する。例えば、距離そのものを指標値とするのであれば、指標値(すなわち距離)が報知閾値よりも小さい場合に移動体の接近を報知すると判断する。
A.装置構成 :
図1には、本実施例の接近報知装置10を搭載した車両1の大まかな構成が示されている。接近報知装置10を搭載した車両1には、車両1の進行方向に向かって前方のほぼ中央の位置に前方監視装置12が搭載されており、前方監視装置12の左側には左側方監視装置14が、前方監視装置12の右側には右側方監視装置16が搭載されている。
図3および図4には、本実施例の接近報知装置10が、側方から接近する移動体の存在を報知するために実行する側方接近報知処理のフローチャートが示されている。この処理は、制御装置100内の判定モジュール102および報知モジュール104によって実行される。
尚、以上の説明では左側通行の場合を想定したが、右側通行の場合は、交差点を左折する際に全く同様な事情が当て嵌まる。操舵角の大きさが所定角度以下であるか否かを判断することとしておけば、左側通行あるいは右側通行の何れの場合に対しても適用可能である。もちろん、ステアリングが切られた方向(操舵角の正負)も考慮して、左側通行の場合にはステアリングが右に大きく切られているか否かを判断し、右側通行の場合にはステアリングが左に大きく切られているか否かを判断するようにしてもよい。
尚、このような条件について判断しているのは、車両1の運転者がブレーキペダルを離して加速しようとアクセルペダルを踏んだ直後に、側方からの移動体の接近を報知すると、運転者を驚かせる虞があることを配慮したためである。
これに対して、自車両の車速が報知速度よりも大きかった場合(S100:no)や、操舵角の大きさが所定角度よりも大きかった場合(S102:no)や、ブレーキペダルが踏まれていた状態から加速が開始された直後であると判断された場合(S104:yes)は、移動体の存在を報知するための一連の処理を行うことなく、自車両の運転終了か否かを判断する(図4のS126)。運転終了か否かは、車両1に搭載された図示しないIGスイッチがOFFにされたか否かによって判断することができる。その結果、運転終了ではないと判断した場合は(S126:no)、側方接近報知処理の先頭に戻って、S100以降の上述した一連の処理を継続する。
以上では、前方監視装置12で前方障害物が検知された場合に(S106:yes)、報知閾値Thを設定する処理について説明した。これに対して前方障害物が検知されなかった場合には(S106:no)、報知閾値Thを標準値に設定する(S114)。
その後、判定モジュール102は、運転終了か否かを判断する(S126)。尚、本実施例では、判定モジュール102が指標値と報知閾値との大小関係を判断して、移動体の接近を報知するよう報知モジュール104に命令していることから、判定モジュール102が本発明における「接近報知手段」に対応する。
その結果、運転終了ではないと判断した場合は(S126:no)、側方接近報知処理の先頭に戻って、S100以降の続く一連の処理を継続する。これに対して、運転終了と判断した場合は(S126:yes)、側方接近報知処理を終了する。
図示されるように、下限距離学習処理(S200)を開始すると先ず始めに、自車両から前方障害物までの距離Xが、所定距離よりも小さいか否かを判断する(S202)。前方障害物までの距離Xは、下限距離学習処理(S200)が開始される前の段階で、前述の側方接近報知処理の中で既に検出されている(図3のS108参照)。また、所定距離としては、標準的な運転者にとっての車間距離の2〜3倍程度の距離に設定されている。
これに対して、偏差が負の値であった場合は(S208:no)、下限距離を一定値dXだけ減少させる(S212)。その後、下限距離学習処理を終了して、図3の側方接近報知処理に復帰する。
上述した本実施例の接近報知装置10には、幾つかの変形例が存在する。以下では、これら変形例について本実施例との相違点に焦点を当てて説明する。尚、以下に説明する変形例においては、上述した実施例と同様な構成については同じ符番を付すこととして、詳細な説明は省略する。
上述した実施例では、前方障害物までの距離Xが下限距離よりも小さい場合にも、図5に例示した対応関係を参照することによって報知閾値Thを決定するものとして説明した。そして、参照する対応関係には、下限距離よりも小さな距離Xに対しては報知閾値Thの値が「0」となるように設定されているものとして説明した。これに対して、前方障害物までの距離Xが下限距離よりも小さい場合には、図5に例示した対応関係を参照することなく、報知閾値Thを「0」に設定しても良い。
図10の報知閾値設定処理(S300)では、先ず始めに、前方監視装置12で検出された前方障害物までの距離Xが、現状で設定されている下限距離よりも大きいか否かを判断する(S302)。その結果、距離Xが下限距離よりも大きかった場合は(S302:yes)、前述した側方接近処理の中で報知閾値Thを設定する処理(図3のS112)と同様に、予め設定しておいた距離Xと報知閾値Thとの対応関係を参照することによって、距離Xに応じた報知閾値Thを設定する(S304)。
こうして、何れかの方法によって報知閾値Thを設定したら、図10の報知閾値設定処理を終了して、図3の側方接近処理に復帰する。
上述した実施例あるいは第1変形例においては、下限距離は学習によって変化するものとして説明した。しかし、自車両の運転者が手動によって、下限距離を調整可能としても良い。例えば、車両1のダッシュボードに図示しないボリュームスイッチを設けておき、運転者が操作することによって下限距離を調整可能としてもよい。あるいは、切換スイッチを操作することによって、予め設定された複数種類の下限距離の中から選択するようにしても良い。こうすれば、運転者が変わった場合でも、運転者に合わせて直ちに下限距離を変更することが可能となる。
また、前方障害物までの距離Xを検出する際には、ステアリングの操舵角を考慮して距離Xを検出することとしても良い。こうすれば、道路が大きくカーブしている場合でも、適切な距離Xを検出することができるので、側方からの移動体の接近を適切に報知することが可能となる。
また、上述した実施例および変形例では、前方障害物は前方監視装置12を用いて検出し、側方の移動体は左側方監視装置14および右側方監視装置16を用いて検出するものとして説明した。しかし、左側方監視装置14あるいは右側方監視装置16を用いて前方障害物を検出しても良い。
例えば、上述した実施例あるいは変形例においては、前方障害物までの距離Xに応じて、報知閾値Thを設定するものとして説明した。しかし、前方障害物が検出されたか否か(あるいは所定距離以内に前方障害物が検出されたか否か)によって、報知閾値Thを設定しても良い。すなわち、前方障害物が検出されていない場合は報知閾値Thを所定の固定値に設定するが、前方障害物が検出されたら報知閾値Thを「0」に設定しても良い。こうすれば、制御装置100内の制御を複雑にすることなく、上述した実施例および変形例と同様の効果を得ることが可能となる。
14…左側方監視装置、 16…右側方監視装置、 20…車速センサー、
22…操舵角センサー、 30…左側スピーカー、 32…右側スピーカー、
100…制御装置、 102…判定モジュール、 104…報知モジュール
Claims (8)
- 車両に搭載されて、該車両の進行方向に対して側方から接近する移動体の存在を、該車両の運転者に報知する接近報知装置であって、
前記車両の進行方向に対して側方を監視し、前記移動体が検出された場合には該移動体までの距離を測定する側方監視手段と、
前記側方監視手段によって前記移動体が検出されると、該移動体までの距離に基づいて所定の指標値を取得する指標値取得手段と、
前記指標値取得手段によって得られた前記指標値と所定の報知閾値との大小関係を判断することにより、前記移動体の接近を報知する接近報知手段と、
前記車両の進行方向を監視することによって該進行方向に存在する障害物である前方障害物を検出する前方監視手段と、
前記前方障害物の検出結果に基づいて前記報知閾値を変更する報知閾値変更手段と
を備える接近報知装置。 - 請求項1に記載の接近報知装置であって、
前記側方監視手段は、前記移動体が検出された場合には、該移動体までの距離に加えて、該移動体が接近してくる接近速度を測定する手段であり、
前記指標値取得手段は、前記移動体までの距離と、該移動体の前記接近速度との比率に基づいて、前記指標値を取得する手段である
接近報知装置。 - 請求項1または請求項2に記載の接近報知装置であって、
前記前方監視手段は、前記前方障害物が検出されると、該前方障害物までの距離を測定する手段であり、
前記報知閾値変更手段は、前記前方障害物までの距離が小さくなるほど、前記移動体の接近が報知されにくくなる方向に前記報知閾値を変更する手段である
接近報知装置。 - 請求項3に記載の接近報知装置であって、
前記報知閾値変更手段は、前記前方障害物までの距離が所定の上限距離以上であった場合には、該前方障害物までの距離の変化に対する前記報知閾値の変化量を一定値以下とする手段である
接近報知装置。 - 請求項3または請求項4に記載の接近報知装置であって、
前記前方障害物までの距離が所定の下限距離以下であった場合には、前記接近報知手段による報知を禁止する報知禁止手段を備える
接近報知装置。 - 請求項5に記載の接近報知装置であって、
前記下限距離を変更する下限距離変更手段を備える
接近報知装置。 - 請求項6に記載の接近報知装置であって、
前記下限距離変更手段は、前記車両が停車状態にある時の前記前方障害物までの距離に基づいて、前記下限距離を学習する手段である
接近報知装置。 - 請求項3ないし請求項7の何れか一項に記載の接近報知装置であって、
前記車両の操舵角を検出する操舵角検出手段を備え、
前記前方監視手段は、前記前方障害物が検出されると、前記操舵角に応じた方向に向かって、前記前方障害物までの距離を測定する手段である
接近報知装置。
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