JP5494272B2 - 板状物収納容器 - Google Patents
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Description
また、カートリッジの装着が容易な板状物収納容器を提供することを目的とする。
前記一部開放した背面から、フランジの上部に内容物を収納し、ついで、前記一部開放した背面を前記背面部材で固設することを特徴とする、カートリッジの製造方法を提供するものである。
本発明の板状物収納容器の好適な態様の一例を図1の分解斜視図に示す。本発明の板状物収納容器(100)は、スライド板が装着された直方体形状のケース本体(A)と、底蓋(B)と、板状物(D)を収納したカートリッジ(C)とからなる。なお、図1では、板状物(D)の下部に乾燥剤(E)を収納した態様を示す。
図5に、本発明で使用するケース本体(A)の平面図(図5(a))、正面図(図5(b))、側面図(図5(c))、背面図(図5(d))を示す。なお、図5では、蓋部の記載を省略した。ケース本体には、スライド板が装着される。
ケース本体(A)は、略直方型の胴部(10)と、前記胴部(10)の天面を構成する繰り出し部(13)とからなる。
また、前記胴部(10)は、正面および背面の下端に切り欠き部(10a)が形成されることが好ましい。本発明では、前記図1に示すように、カートリッジ(C)の胴部(30)の下端につまみ部(37)を有するものを好適に使用でき、このようなつまみ部(37)を有する場合でも、ケース本体(A)に切り欠き部(10a)を形成することで、カートリッジ(C)のつまみ部(37)がケース本体(A)からはみ出すことが無く、カートリッジ(C)の収納を容易に行うことができる(図4参照)。
図6に、繰り出し部(13)に装着するスライド板(40)を示す。図6(a)は、スライド板(40)の平面図、図6(b)は図6(a)のX−X線断面図、図6(c)は図6(a)のY−Y線断面透視図である。
図7に板状物収納容器(100)の部分断面図を示す。図7(a)は、板状物(D)の後端にスライド板(40)の押出突起(43)が配設される態様を、図7(b)は、スライド板(40)を正面方向に摺動させ、板状物(D)がカートリッジ(C)の繰り出し口(35)およびケース本体(A)の繰り出し口(15)から突出された態様を示す。
図8(a)は、蓋部(19)が配設されたケース本体(A)の平面図であり、図8(b)は、図5(c)に示すケース本体(A)のX−X線断面図、図8(c)は、図5(b)に示すY−Y線断面図である。
本発明では、図8(b)、図8(c)に示すように、ケース本体(A)の胴部(10)には、直方形状の空間が形成され、カートリッジ(C)を挿入できる構成となっている。
本発明で使用する底蓋(B)は、底蓋本体(20)の内部にカートリッジ(C)内の板状物(D)を付勢する弾性支持体(21)が配されていれば特に制限なく、各種の態様のものを使用することができる。
本発明で使用する底蓋本体(20)は、板状物収納容器(100)の底部であり、かつ弾性支持体(21)の固定部である。図9に、本発明で好適に使用できる底蓋本体を示す。なお、底蓋本体は、使用する弾性支持体(21)の形状や配設個数に応じて適宜選択することができる。以下、弾性支持体(21)としてツル巻きバネを使用する場合で例示する。図9(a)は底蓋本体(20)の平面図、図9(b)は、図9(a)のX−X線断面図、図9(c)は図9(a)のY−Y線断面図である。なお、図9(d)は、弾性支持体(21)の概略側面図および平面図である。
図10に、前記底蓋本体(20)に好適に装着できる、弾性支持体カバー(23)を示す。図10(a)は弾性支持体カバーの平面図、図10(b)は図10(a)のX−X線断面図、図10(c)は底面図、図10(d)は図10(a)のY−Y線断面図である。
図10(b)〜図10(d)に示すように、弾性支持体カバー(23)は、天面部から柱状体(23a)が垂下する構成である。前記柱状体(23a)は、底蓋本体(20)に固定されたバネなどの弾性支持体(21)の中央に陥入し、弾性支持体(21)の変形を防止することができる。従って、その数は、弾性支持体(21)と同数である。
本発明で使用する底蓋(B)を組み立てるには、前記底蓋本体(20)の弾性支持体固定部材(20b)に形成した空間部(22)にバネなどの弾性支持体(21)を挿入する。ついで前記バネの中央空間部に前記柱状体(23a)が貫通するように弾性支持体カバー(23)を被せる。弾性支持体カバー(23)を底蓋本体(20)に向かって押圧し、弾性支持体固定部材(20b)の凸部(20b’)と、弾性支持体カバー(23)の凸部(23b)とを係止し、両者を固定する。
本発明で使用するカートリッジ(C)は、スライド孔(31)が形成された上面部(33)が配設された直方体形状の胴部(30)の内部に、板状物(D)が収納できるものである。前記した底蓋(B)の弾性支持体(21)によってカートリッジ(C)に収納した板状物(D)がカートリッジ(C)の上面部(33)に向かって付勢され、かつ前記ケース本体(A)に配設されたスライド板(40)の押出突起(43)がカートリッジ(C)内の板状物(D)の端部に係止でき、前記スライド板(40)を摺動することで板状物(D)を繰り出し口(35)から繰り出すことができる。
図11は、本発明で好適に使用できるカートリッジ(C)の一例を説明する示である。図11(a)は、一部背面解放筒状部材(30a)に上面部(33)が一体に形成された態様の平面図、図11(b)は、図11(a)のY−Y線断面図、図11(c)は、図11(a)のX−X線断面図、図11(d)は背面部材(30b)の正面図、図11(e)は背面部材(30b)の側面図、図11(f)は背面部材(30b)の平面図である。
本発明で使用する一部背面解放筒状部材とは、カートリッジ(C)の直方体形状の筒状胴部(30)を構成する部材である。図11(c)に示すように、筒状部材の上端から底部に向かって背面の一部が存在せず、一部背面解放筒状部材(30a)の背面から内部に向かって貫通できる構成のものを意味する。
一部背面解放筒状部材(30a)と背面部材(30b)との連結は、嵌着や接合のほかにスライド挿入などのいずれの態様であってもよい。
本発明では、前記一部背面解放筒状部材、前記上面部および前記背面部材を使用していずれの方法でカートリッジをしてもよい。
本発明の板状物収納容器で繰り出すことができる板状物は、例えば、血糖値センサーなどの医療関係の測定、検査、治療などに使用する医療用センサーチップや、電極があって手で触れないほうがよい板状の検出チップなどの薄板小片状チップ、手で触ると危険な外科手術用メス、その他の替え刃類などの収納に好適に使用することができる。
10a・・・ケース本体の切り欠き部、
10c・・・ケース本体の胴部に形成した凸部、
13・・・ケース本体の繰り出し部、
13a・・・ケース本体の繰り出し部の上端部、
13b・・・ケース本体の繰り出し部の上端部の下部に形成される凹部、
13c・・・ケース本体の繰り出し部の上端部に形成される開放部、
13d・・・ケース本体の繰り出し部の上端部のストッパ、
15・・・ケース本体の繰り出し口、
16・・・ケース本体の板状物の再挿入口、
17・・・ケース本体のヒンジ、
19・・・ケース本体の蓋部、
19a・・・ケース本体の正面つまみ部、
20・・・底蓋本体、
20a・・・底蓋本体の椀形底部、
20a’・・・底蓋本体に形成された、ケース本体(A)の凸部(10b)と嵌着する凹部、
20b・・・弾性支持体固定部材、
20b’・・・弾性支持体固定部材に形成した凸部、
21・・・弾性支持体、
23・・・弾性支持体カバー、
23b・・・弾性支持体カバーの凸部、
25・・・つまみ部、
30・・・カートリッジの胴部、
30a・・・一部背面解放筒状部材、
30b・・・背面部材、
31・・・スライド孔、
32a・・・一部背面解放筒状部材に形成された背面部材を嵌着する嵌着溝、
32a’・・・スライド溝、
32b・・・背面部材に形成された嵌着凸部、
32b’・・・スライド凸部、
33・・・上面部、
34・・・フランジ、
35・・・板状物の繰り出し口、
36・・・板状物の再挿入口、
37・・・底部のつまみ部、
40・・・スライド板、
41・・・スライド板の天面部、
41a・・・スライド板の押出突起側に彎曲する凸部、
41b・・・スライド板に形成した凸部の上方の凹部、
43・・・押出突起、
100・・・板状物収納容器、
A・・・ケース本体、
B・・・底蓋、
C・・・カートリッジ、
D・・・板状物、
E・・・乾燥剤
Claims (3)
- 下面に押出突起が配設されたスライド板が摺動自在に装着された繰り出し部を有する直方体形状のケース本体と、弾性支持体が配設された底蓋と、直方体形状の筒状胴部にスライド孔が形成された上面部が配設された板状物を収納するカートリッジとからなり、
前記カートリッジは、前記底蓋の弾性支持体がカートリッジ内の板状物を前記スライド孔側に付勢されるように底蓋に装着され、かつ前記ケース本体のスライド板の押出突起がカートリッジの前記スライド孔を貫通して、カートリッジ内の板状物の端部に係止するようにケース本体に装着され、
前記スライド板は、ケース本体の正面と背面の間を摺動するものであり、
前記ケース本体とカートリッジとは、前記スライド板の摺動によって移動する板状物の繰り出し口が、前記ケース本体とカートリッジの正面に形成され、かつ前記ケース本体の繰り出し口と対応する位置にカートリッジの繰り出し口が位置することを特徴とする、板状物収納容器。 - 背面を一部開放した直方体形状の一部背面解放筒状部材と、前記一部背面解放筒状部材に配設されるスライド孔が形成された上面部と、前記一部背面解放筒状部材に装着される背面部材とからなり、
前記一部背面解放筒状部材は、正面上端部に板状物の繰り出し口が形成され、かつ内壁に前記一部背面解放筒状部材の底面と平行にフランジが形成され、
前記フランジと前記上面部との間に板状物が収納されることを特徴とするカートリッジ。 - 請求項2記載のカートリッジの製造方法であって、
前記一部背面解放筒状部材に前記上面部とを一体に成形し、
前記一部開放した背面から、フランジの上部に内容物を収納し、
ついで、前記一部開放した背面を前記背面部材で固設することを特徴とする、カートリッジの製造方法。
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