JP5493782B2 - 多燃料用バーナ装置 - Google Patents

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本発明は組成の大きく異なる燃料ガスを同時燃焼可能とした多燃料用バーナ装置に関するものである。
近年では、資源の有効利用を図る為、石油、石炭等の高カロリ燃料以外の、化学プラント或は製鉄所等、各種プラントから排出される副生ガスが燃料として使用される様になっている。又、副生ガスは、生成の過程の相違から、組成が大きく異なっており、更に、低カロリから高カロリ迄発熱量も大きく異なっており、これらガスの燃焼用のバーナも供給される燃料に適合したバーナが要求されている。
従来は、組成の大きく異なる燃料を1つのバーナで燃焼させることは困難である為、組成の異なる燃料が供給される状況では、燃料に適合する複数種のバーナがボイラに設置され、供給される燃料に合わせてバーナが使い分けられるか、或は異なるバーナ毎にボイラが複数設置され、燃料に対応させて使用するボイラを使い分ける等している。
この為、設備が複雑となり設備費が高価となると共に使用されないバーナ、ボイラが存在することとなり、不経済であった。
斯かる状態に対応する為、複数種の燃料に対応した複数種のバーナを具備した多燃料用バーナ装置が提案されている。
多燃料用バーナ装置に於ける複数種のバーナの1つとして、冷却が必要なバーナ、例えば高カロリガスを燃料とするスパットバーナがある。
該スパットバーナは多燃料用バーナ装置の中心線の周囲に複数配設された棒状のバーナであり、高カロリガス、中カロリガスを燃料とし、又硫黄分を含むガスも燃料としており、周囲雰囲気中に硫黄分が存在することもあり、燃焼中高温下で硫黄分を含むガスに曝されることから高温腐食が進行する。更に、スパットバーナによる燃焼が行われていない状態でも、炉内からの高温の輻射熱を受け、熱応力に絶えず曝される。この為、スパットバーナの高温腐食、熱応力の軽減を図る為、冷却が必要とされる。
スパットバーナの冷却構造としては、空気を冷却媒体としてスパットバーナの周囲に流通させることが考えられるが、複数のスパットバーナにそれぞれ冷却空気用の配管を接続することは構造が複雑となると共に配管をする為の大きな空間を必要とすることになる。
更に、スパットバーナ以外のバーナ或は部位でも冷却が必要な場合もあり、冷却を必要とする各部位に冷却空気用の配管を設置することは、更に複雑で設置スペース、配管作業用スペースが必要となり、多燃料用バーナ装置の大型化が避けられなかった。
特開昭62−116818号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、冷却部位への冷却空気の供給の為の配管を省略し、冷却空気の供給構造を簡略化し、配管作業を容易とすると共に冷却空気の供給構造の占有スペースを小さくして多燃料用バーナ装置の小型化を図るものである。
本発明は、スロートに向けて開口する中空の筒ノズルと、該筒ノズルの反スロート端を閉塞する様に設けられたバーナ支持部と、該バーナ支持部を前記筒ノズルの軸心と平行に貫通する棒状バーナノズルとを具備し、前記筒ノズルから燃焼用空気が供給され、前記バーナ支持部は軸心方向に複層構造となっていると共に少なくとも層の1つは気密な中空室であり、該中空室は冷却空気源と接続され、前記中空室より棒状バーナノズルの冷却部位に冷却空気が供給される様構成した多燃料用バーナ装置に係るものである。
又本発明は、前記棒状バーナノズルは、2重管構造の棒状ガスバーナノズルであり、燃料を噴出する内管の周囲に冷却空気の流路が形成され、該流路と前記中空室とが連通され、該中空室から前記流路に冷却空気が供給される様構成した多燃料用バーナ装置に係るものである。
又本発明は、前記バーナ支持部を気密に貫通するノズルホルダが設けられ、前記棒状ガスバーナノズルは前記ノズルホルダを挿脱可能に貫通し、該ノズルホルダを介して前記バーナ支持部に支持され、前記ノズルホルダは前記中空室に連通する連絡孔を有し、前記流路は前記連絡孔を介して前記中空室と連通した多燃料用バーナ装置に係るものである。
又本発明は、前記棒状バーナノズルは油バーナであり、前記バーナ支持部の中心を貫通して油バーナサポートが設けられ、前記油バーナは前記油バーナサポートに挿脱可能であると共に該油バーナサポートを介して前記バーナ支持部に支持され、前記バーナサポートと前記中空室とが連通され、該中空室より前記油バーナサポートに冷却ガスを兼ねるシールガスが供給される様構成された多燃料用バーナ装置に係るものである。
又本発明は、前記バーナ支持部は、2層の気密に分離した第1中空室と第2中空室とを具備し、前記第1中空室は冷却空気源に接続され、前記第2中空室はシールガス源に接続され、前記バーナ支持部を貫通して複数のノズルホルダが設けられると共に前記バーナ支持部の中心を貫通して油バーナサポートが設けられ、前記ノズルホルダに2重管構造の棒状ガスバーナノズルが挿通して設けられ、前記油バーナサポートに棒状油バーナが挿通して設けられ、前記棒状ガスバーナノズルの内部に形成される冷却流路に前記第1中空室から前記ノズルホルダを介して冷却空気が供給され、前記第2中空室から前記油バーナサポートにシールガスが供給される様構成された多燃料用バーナ装置に係るものである。
本発明によれば、スロートに向けて開口する中空の筒ノズルと、該筒ノズルの反スロート端を閉塞する様に設けられたバーナ支持部と、該バーナ支持部を前記筒ノズルの軸心と平行に貫通する棒状バーナノズルとを具備し、前記筒ノズルから燃焼用空気が供給され、前記バーナ支持部は軸心方向に複層構造となっていると共に少なくとも層の1つは気密な中空室であり、該中空室は冷却空気源と接続され、前記中空室より棒状バーナノズルの冷却部位に冷却空気が供給される様構成したので、冷却部位への冷却空気の供給の為の配管が省略でき、冷却空気の供給構造を簡略化し、配管作業を容易とすると共に冷却空気の供給構造の占有スペースを小さくして多燃料用バーナ装置の小型化が図れる。
又本発明によれば、前記バーナ支持部を気密に貫通するノズルホルダが設けられ、前記棒状ガスバーナノズルは前記ノズルホルダを挿脱可能に貫通し、該ノズルホルダを介して前記バーナ支持部に支持され、前記ノズルホルダは前記中空室に連通する連絡孔を有し、前記流路は前記連絡孔を介して前記中空室と連通したので、配管の着脱作業を行うことなく、棒状ガスバーナノズルの保守交換が行え、保守作業性が向上する。
又本発明によれば、前記棒状バーナノズルは油バーナであり、前記バーナ支持部の中心を貫通して油バーナサポートが設けられ、前記油バーナは前記油バーナサポートに挿脱可能であると共に該油バーナサポートを介して前記バーナ支持部に支持され、前記バーナサポートと前記中空室とが連通され、該中空室より前記油バーナサポートに冷却ガスを兼ねるシールガスが供給される様構成されたので、配管の着脱作業を行うことなく、油バーナの保守交換が行え、保守作業性が向上する。
又本発明によれば、前記バーナ支持部は、2層の気密に分離した第1中空室と第2中空室とを具備し、前記第1中空室は冷却空気源に接続され、前記第2中空室はシールガス源に接続され、前記バーナ支持部を貫通して複数のノズルホルダが設けられると共に前記バーナ支持部の中心を貫通して油バーナサポートが設けられ、前記ノズルホルダに2重管構造の棒状ガスバーナノズルが挿通して設けられ、前記油バーナサポートに棒状油バーナが挿通して設けられ、前記棒状ガスバーナノズルの内部に形成される冷却流路に前記第1中空室から前記ノズルホルダを介して冷却空気が供給され、前記第2中空室から前記油バーナサポートにシールガスが供給される様構成されたので、複数箇所に、又異なる気体の供給を簡単な構造で行うことができ、冷却空気の供給構造の占有スペースを小さくして多燃料用バーナ装置の小型化が図れるという優れた効果を発揮する。
本発明の実施例に係る多燃料用バーナ装置の一部を破断した正面図である。 同前正断面図である。 同前平断面図である。 同前背面図である。 前記多燃料用バーナ装置に用いられる第2ガスバーナノズルの前端部の断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
図1〜図4は、本発明が実施される多燃料用バーナ装置の一例を示し、低カロリガスと高カロリガスの2種のガスを燃焼させる多燃料用バーナ装置1を示している。又、図中、2はボイラ炉壁、3はボイラ炉壁に設けられた伝熱管を示している。尚、図1〜図3に於いて、図中右側が炉心側であり、以下の説明では、炉心側を前端、反炉心側を後端とする。
前記ボイラ炉壁2にスロート4が設けられ、該スロート4と同心に前記多燃料用バーナ装置1が設けられる。該多燃料用バーナ装置1は主にバーナ5と該バーナ5の先端部を囲む様に設けられた燃焼空気調整装置6から構成されている。
該燃焼空気調整装置6は、前記スロート4と同心に設けられたウインドボックス7、第1空気調整部8、第2空気調整部9を具備し、ダクトフランジ10を介して図示しない燃焼用空気供給源に接続されている。又、前記燃焼空気調整装置6は他の燃焼空気調整装置6と前記ダクトフランジ10を介して接続可能であり、前記多燃料用バーナ装置1は前記ダクトフランジ10を介して連設可能となっている。
前記ウインドボックス7は前記バーナ5の周囲にダクト空間11を形成し、前記第1空気調整部8は前記バーナ5の先端部に同心円状に設けられ、前記ダクト空間11から3次空気導入口30を介して取入れた燃焼用空気を3次空気64として前記バーナ5の中心部より供給し、又スライドダンパ63により前記3次空気導入口30の開口度を調整することで3次空気64の供給量が調整される様になっている。
前記第2空気調整部9は前記第1空気調整部8より先端側に設けられ、前記バーナ5の先端の周囲を囲繞する2次空気導入空間72を形成し、該2次空気導入空間72は前記ダクト空間11に連通していると共にベーン79を有している。燃焼用の2次空気73は、前記ベーン79によって旋回流が与えられ、前記バーナ5の周囲から供給される様になっている。又旋回流は、前記ベーン79の角度によって調整される。
前記ウインドボックス7の前記スロート4と対向する面は正面板12となっており、該正面板12には前記スロート4からの輻射熱を遮断し、又前記ウインドボックス7の高温空気からの断熱の目的で断熱材13が設けられている。又、前記正面板12の中心部には円筒状のバーナ固定フランジ14が設けられ、該バーナ固定フランジ14に前記バーナ5が固定されている。
先ず、該バーナ5について説明する。
該バーナ5は外筒ノズル15及び内筒ノズル16の2重筒構造となっており、前記外筒ノズル15はノズル前端部17と外筒ノズル本体18の2分割構造であり、前記ノズル前端部17は耐腐食性金属製となっている。又、該ノズル前端部17と前記外筒ノズル本体18とはフランジ部19によって締結されているが、前記外筒ノズル本体18の前端部はテーパ形状となっており、前記フランジ部19の外径は前記バーナ固定フランジ14の内径よりも小さくなっている。
前記外筒ノズル本体18の後端を閉塞する端板21は、軸心に対して傾斜しており、前記外筒ノズル本体18の後端部の前記端板21が前記正面板12から離反する部分に第1燃料ガス導入口22が設けられている。該第1燃料ガス導入口22は図示しない第1ガス供給源に接続され、該第1燃料ガス導入口22より第1燃料ガス23が供給される。該第1燃料ガス23は、例えば500kcal/m3 〜600kcal/m3 程度の自燃できない低カロリガスとなっている。尚、前記第1燃料ガス23には燃焼安定化の為の蒸気を注入可能となっており、例えば、前記第1燃料ガス導入口22に蒸気噴出ノズル(図示せず)が設けられる。
前記外筒ノズル15の中途部、即ち前記正面板12より後端側の位置に固定フランジ24が設けられ、該固定フランジ24は前記バーナ固定フランジ14に締結され、前記外筒ノズル本体18及び前記ノズル前端部17が一体に固定される様になっている。
前記内筒ノズル16は、前記外筒ノズル15の内部に該外筒ノズル15と同心に配置され、後端部が前記端板21に固着される。前記内筒ノズル16の先端は前記ノズル前端部17に内嵌し、先端の半径方向は該ノズル前端部17によって位置決めされるが、先端は軸心方向について変位が自在となっている。前記内筒ノズル16と前記外筒ノズル15との間には筒状の空間が形成され、該空間は前記第1燃料ガス23の導入流路25となっている。
前記内筒ノズル16と前記外筒ノズル15との間に円筒管である3次空気導入ダクト26が半径方向に設けられる。該3次空気導入ダクト26は、3次空気導入口30を形成し、前記正面板12より前端側の、更に円周所要等分した位置、図示では4等分した位置に設けられ、前記内筒ノズル16の内部と前記ダクト空間11とを連通する。前記3次空気導入口30は前記外筒ノズル本体18にスライド可能に設けられたスライドダンパ63によって開度が調整され、該スライドダンパ63はスライド駆動部65によって位置が変更される。
又、前記内筒ノズル16の前記外筒ノズル本体18先端部のテーパ部と対向する部分は同様にテーパ部となっており、又該テーパ部より前端側に位置する内筒前端部27は直円筒形状となっている。
前記内筒ノズル16は前記端板21と前記3次空気導入ダクト26によって前記外筒ノズル本体18に支持される。前記内筒ノズル16の前記端板21と前記3次空気導入ダクト26との間には伸縮可能なエキスパンション28が設けられ、前記外筒ノズル15と前記内筒ノズル16間の熱膨張差は前記エキスパンション28によって吸収される様になっている。
前記内筒ノズル16の後端は、端板を兼ねるバーナ支持部29によって閉塞されている。該バーナ支持部29は軸心方向に沿って3層構造となっており、前端層は断熱層31、又中間層は第2中空室としての中間室32、後端層は第1中空室としての後端室33であり、前記中間室32、前記後端室33は気密に分離されそれぞれ中空となっている。前記断熱層31は、炉内の熱が前記中間室32、前記後端室33に及ばない様にすると共に前記内筒ノズル16の端部、即ち前記バーナ支持部29から放出されるのを防止する。
前記バーナ支持部29には複数本、図示では4本のノズルホルダ35が水平方向に貫通して設けられ、該ノズルホルダ35は同一円周上、4等分した位置に配設されている。
前記ノズルホルダ35を貫通し、スパットバーナとしての第2ガスバーナノズル34が、挿脱可能に設けられる。該第2ガスバーナノズル34は前記内筒ノズル16の内部を前方に向って延出し、前端が前記スロート4迄達する。
前記内筒ノズル16の内面からノズルサポート40が中心に向けて突設され、該ノズルサポート40に前記第2ガスバーナノズル34が抜差し可能に挿通し、該第2ガスバーナノズル34の中途部が前記ノズルサポート40によって支持されている。又、前記ノズルサポート40のノズル支持部は筒体であり、又両端部が拡大した形状となっている。
前記ノズルホルダ35の前端部、後端部にはシール部材(図示せず)が設けられ、該シール部材によって前記第2ガスバーナノズル34と前記ノズルホルダ35間は気密にシールされている。又、該ノズルホルダ35の前記後端室33に臨接する部位で、且つ前後のシール部材でシールされた部位には、連絡孔42が穿設されている。
図5に示す様に、前記第2ガスバーナノズル34はノズル内管36を同心に収納する2重管構造であり、前記第2ガスバーナノズル34と前記ノズル内管36との間には同心円筒状の隙間36aが前記第2ガスバーナノズル34全長に亘って形成され、前記隙間36aは冷却流路として機能する。
前記第2ガスバーナノズル34の前記ノズルホルダ35との嵌合部分で前記シール部材(図示せず)によってシールされた部位には冷却空気導入孔(図示せず)が穿設されており、該冷却空気導入孔、前記連絡孔42を介して前記隙間36aは前記後端室33に連通している。
前記後端室33に冷却空気供給管43が連通し、該冷却空気供給管43は図示しない冷却空気供給源に接続され、前記後端室33には前記冷却空気供給管43を介して冷却空気44が供給される様になっている。尚、前記冷却空気供給源を燃焼用空気供給源とし、燃焼用空気の一部を冷却空気として供給する様にすれば、別途冷却空気供給源を設ける必要がない。
従って、複数の第2ガスバーナノズル34の隙間36aは、それぞれ前記後端室33に連通し、該第2ガスバーナノズル34から冷却ガスの供給が行われる。前記第2ガスバーナノズル34を前記ノズルホルダ35に挿入することで、前記第2ガスバーナノズル34は前記ノズルホルダ35に保持され、更に該ノズルホルダ35を介して冷却ガスの供給が受けられる様になっている。又、前記後端室33は、複数の第2ガスバーナノズル34に同時に冷却ガスを供給することになり、冷却ガス分配室として機能している。
前記第2ガスバーナノズル34の後端部は前記ノズルホルダ35より後方に突出し、前記ノズル内管36の後端部は前記第2ガスバーナノズル34より更に後方に突出している。前記ノズル内管36の後端は、連結管37を介してリングヘッダ38に連結されている。前記連結管37はU字状に屈曲され、後端側から着脱作業が可能であると共に前記連結管37は後端側に取外しが可能となっている。
上記した様に、前記第2ガスバーナノズル34の先端は前記スロート4迄達し、ガスが噴出される前記ノズル内管36の先端部は斜に切断された形状をしており、先端面の斜面には所要数、例えば5〜8のガス噴出孔56が前記斜面に対して垂直に穿設されている。更に、前記斜面は、斜面の垂線が前記スロート4の中心に向う様に、更に半径線に対して所定角度傾斜しており、後述する様に、前記第2ガスバーナノズル34からの噴出ガスによって形成される火炎が互いに交差する様に、例えば火炎が井桁状となる様に前記斜面の向きが設定されている。
又、それぞれの前記第2ガスバーナノズル34の隙間36aに供給された冷却空気は、前記第2ガスバーナノズル34の前方に向って流れ、該第2ガスバーナノズル34を全長に亘って冷却する。更に、前記第2ガスバーナノズル34の前端には、前記ノズル内管36の斜面一部を覆う前端面34aが形成され、該前端面34aが前記隙間36aを流れて前端に達した冷却空気を、前記ノズル内管36の斜面に沿う様偏向し、冷却空気44は該第2ガスバーナノズル34の先端斜面を冷却しつつ流出する。
前記リングヘッダ38は前記バーナ支持部29に設けられ、前記リングヘッダ38には第2燃料ガス供給管39が連通(図4参照)する。該第2燃料ガス供給管39は図示しない第2燃料ガス源に接続され、該第2燃料ガス源から前記第2燃料ガス供給管39を介して前記リングヘッダ38に第2燃料ガス41が供給され、更に前記リングヘッダ38から複数の前記ノズル内管36に第2燃料ガス41が分配して供給される。前記ノズル内管36に前記リングヘッダ38を介して第2燃料ガス41を供給することで、特に流量調整弁等を用いることなく、複数の前記ノズル内管36に均等に前記第2燃料ガス41が供給される。
ここで、前記第2燃料ガス41としては、例えば2500kcal/m3 程度若しくはそれ以上の自燃可能な高カロリガスとなっている。
前記バーナ支持部29の中心部を貫通し、油バーナサポート46が設けられ、該油バーナサポート46に低カロリガス助燃バーナ(油バーナ)45が挿通され、前記油バーナサポート46を介して前記油バーナ45が前記バーナ支持部29に支持される。
前記油バーナ45は前記内筒ノズル16の軸心上を前方に延出し、前端は前記第2ガスバーナノズル34と同様、前記スロート4に到達している。
前記油バーナ45は油バーナサポート46に対して挿脱可能であり、前記油バーナ45と前記油バーナサポート46との間はシールされていると共に前記油バーナ45と前記油バーナサポート46との間には間隙が形成され、該間隙には冷却ガスを兼ねるシールガス50が供給される。尚シールガスとしては、燃焼用空気の一部を用いることで、コストの上昇が抑制される。
前記中間室32にはシール空気供給管47が連通され、該シール空気供給管47は図示しないシールガス供給源に接続され、前記中間室32と前記油バーナサポート46とは連絡管48によって接続されている。前記中間室32から前記連絡管48を通って前記油バーナサポート46にシールガスが供給され、該シールガスによって該油バーナサポート46と前記油バーナ45との間がガスシールドされると共に油バーナサポート46が冷却される。
前記後端室33と前記中間室32とは気密に分離されているので、前記後端室33と前記中間室32には異なる気体、例えば、圧力の異なる気体、更に空気、窒素ガス等種類の異なる気体をそれぞれ分別して供給可能である。
上記説明では、前記バーナ支持部29に設けた、ガス分配の為の中空室を2層で示したが、3層、或は4層以上としてもよく、多数の箇所に異なる気体の分配を区分して、又配管を用いずに行うことができる。
該油バーナ45の先端には円板形状のスワラ49が固着され、該スワラ49は前記内筒前端部27に摺動自在に嵌合している。従って、前記油バーナ45は、前記油バーナサポート46によって支持され、又前記スワラ49を介して前記内筒前端部27に支持されている。前記スワラ49は放射状に設けられた所要数枚の旋回羽根を有しており、該スワラ49を通過するガスに旋回流を与える様になっている。
尚、前記第2ガスバーナノズル34の先端部が前記スワラ49を貫通して、前記スロート4迄突出しており、前記スワラ49は前記第2ガスバーナノズル34と干渉しない様に逃げ部51が形成されている。
前記油バーナ45の後端部は連結部52を介して直動アクチュエータ、例えばエアシリンダ53に連結され、該エアシリンダ53の伸長で前記油バーナ45が前記油バーナサポート46に案内されて後退し、前記エアシリンダ53の短縮で前記油バーナ45が前進する。又、該油バーナ45の進退と一体に前記スワラ49が前記内筒前端部27に案内されて進退する。又、リミットスイッチ54等の位置検出器により前記連結部52の動きを介して前記油バーナ45の位置又は設置状態が検出される様になっており、前記油バーナ45が燃焼作動位置にセットされた時に前記リミットスイッチ54により検出信号が発せられる様になっている。図中、2点鎖線で示すスワラ49は後退した位置を示している。
前記油バーナ45の後端には、切替弁を兼ねる流体接続用のコネクタ55が設けられ、該コネクタ55を介して油供給源及び蒸気供給源(いずれも図示せず)と接続されており、該コネクタ55を介して前記油バーナ45に油、又は蒸気、或は油と蒸気が選択供給可能となっている。尚、前記油バーナ45で燃焼させる燃料としては、重油、軽油、或はピッチ等であってもよい。
図1中、58はクリンカ監視用窓であり、図3中、59は火炎方向に向けられ、火炎の状態を検出、或は監視する火炎検出器であり、又60は始動時に燃料を着火させる為の点火トーチであり、該点火トーチ60にはLPG等の点火用燃料ガス又は油等の液体燃料及び燃焼用空気が供給され、又点火用燃料にスパーク等を発する着火電極が設けられ、着火時には火炎を前記スロート4に向け噴出する様になっている。
以下、上記多燃料用バーナ装置1の作用について説明する。
使用される燃料ガスに対応して、前記第1空気調整部8により前記3次空気導入口30の開度が調整され、3次空気64の供給量が調整される。更に、前記第2空気調整部9の前記ベーン79の角度が設定され、旋回流の強さが設定される。尚、前記3次空気導入口30の開口度、前記ベーン79の角度については、予め燃焼試験等でデータを取得しておく。
先ず、点火トーチ60が点火される。
前記ダクトフランジ10から前記ダクト空間11に燃焼用空気が流入し、前記ダクト空間11に流入した燃焼用空気の一部は、前記スライドダンパ63により流量が調整され、前記3次空気導入口30より前記内筒ノズル16の内部に流入し、軸心方向の流れとなって前記スワラ49に至り、該スワラ49を通過することで、旋回が与えられて油バーナ45の周囲から、又前記第2ガスバーナノズル34の中心から3次空気64として噴出する。
次に、前記エアシリンダ53を短縮し、前記油バーナ45を点火位置迄前進させる。所定位置に到達したかどうかは、前記リミットスイッチ54からの信号によって確認される。
前記油バーナ45から油が噴出され、前記点火トーチ60によって油が点火される。
第1燃料ガス導入口22から低カロリの前記第1燃料ガス23が供給され、前記第2燃料ガス供給管39から高カロリの前記第2燃料ガス41が供給される。
前記点火トーチ60によって、前記第2ガスバーナノズル34から噴出される第2燃料ガス41が着火される。前記第2ガスバーナノズル34によって形成される火炎は、第2ガスバーナノズル34相互で交差する様に設定されているので、1つの第2ガスバーナノズル34に着火し、燃焼が行われることで、他の第2ガスバーナノズル34についても着火を誘引し、燃焼状態に至る。又、1つが失火したとしても、他の第2ガスバーナノズル34の火炎が火種となって、再び燃焼状態に至る。
前記第1燃料ガス導入口22からは前記第1燃料ガス23が供給され、該第1燃料ガス23は前記端板21に沿って軸方向の流れとなり、前記内筒ノズル16と前記外筒ノズル15間の前記導入流路25を通って噴出する。
前記ダクト空間11に流入した燃焼用空気の残りは、回転ダンパ89により流量が調整され、前記2次空気導入空間72に流入し、前記ベーン79によって旋回が与えられ、前記スロート4に向って2次空気73として流出する。
上記した様に、2次空気73、3次空気64は同一のウインドボックス7を介して供給され、更に2次空気73、3次空気64はここで流量調整可能としたので、ボイラ全体の燃焼空気の制御系に外乱を与えることなく多燃料用バーナ装置1単体でそれぞれ最適な燃焼用空気の供給が可能となる。
燃焼が開始されることで、前記外筒ノズル15と前記内筒ノズル16間で温度差が生じ、温度差に基づく熱膨張差が発生する。又、前記内筒ノズル16は前記端板21と前記3次空気導入ダクト26によって前記外筒ノズル15に拘束されているが、この熱膨張差は前記エキスパンション28の伸縮によって吸収される。
燃焼状態は、前記火炎検出器59によって確認され、前記第1燃料ガス23が安定燃焼状態となると、前記油バーナ45による燃焼を停止することも可能である。前記エアシリンダ53が駆動され、前記油バーナ45が前記スワラ49と共に後退され、該スワラ49、前記油バーナ45の熱損傷が防止される。
又、前記冷却空気供給管43から供給された冷却空気44は、前記後端室33に供給され、更に連絡孔42、前記ノズルホルダ35を介して複数の各前記第2ガスバーナノズル34の隙間36aに流入する。更に冷却空気44は、該ノズル内管36を前端に向って流れ、更に前端から流出し、又前記ノズル内管36の斜面に沿って流れる。冷却空気44によって、前記第2ガスバーナノズル34、特に先端部が冷却され、該第2ガスバーナノズル34の焼損を防止して延命化が図れる。
又、前記シール空気供給管47から供給された前記シールガス50は、前記中間室32に流入し、更に前記連絡管48を経て前記油バーナサポート46にシールガスとして供給される。
而して、自燃ができない低カロリの燃料ガスの燃焼が可能となり、副生ガスの有効利用が図れる。
尚、燃焼状態の改善、安定に蒸気を供給することが有効であり、燃焼状態に応じて前記油バーナ45より適宜蒸気を供給する。
又、上記説明では、前記第1燃料ガス23(低カロリガス)の助燃として、前記第2ガスバーナノズル34により前記第2燃料ガス41(高カロリガス)を燃焼させたが、前記第2ガスバーナノズル34による燃焼に代え、前記油バーナ45により油を燃焼させてもよい。
次に、上記多燃料用バーナ装置1の保守について説明する。
先ず、前記第2ガスバーナノズル34の保守を行う場合は、対象となる第2ガスバーナノズル34に連結されている連結管37を取外す。該連結管37を取外すことで、前記第2ガスバーナノズル34を固定するものはなくなり、該第2ガスバーナノズル34は後端方向に引抜くことができる。又、該第2ガスバーナノズル34は個々に引抜くことも可能である。
保守の完了した第2ガスバーナノズル34を装着する場合は、上記手順の逆を行えばよく、作業は極めて簡単である。又、前記第2ガスバーナノズル34への冷却空気44の供給は、前記後端室33、前記ノズルホルダ35を介して行われるので、冷却空気44の給排の為の配管作業は必要ない。
又、前記油バーナ45の保守についても、該油バーナ45を前記油バーナサポート46から引抜き、或は挿入することで行うことができ、この場合のシールガス50の給排についても、前記中間室32、前記油バーナサポート46を介して行われるので、配管作業は必要ない。
更に、大規模な保守を行う場合、多燃料用バーナ装置1に対して接続された配管系を切離せば、前記バーナ5を固定するものは、前記固定フランジ24部分のみであり、又、前記外筒ノズル15は前端側に向って外径が漸次減少しているので、前記固定フランジ24を前記バーナ固定フランジ14から取外せば、前記バーナ5は後端側に引出すことができる。
1 多燃料用バーナ装置
2 ボイラ炉壁
3 伝熱管
4 スロート
5 バーナ
6 燃焼空気調整装置
7 ウインドボックス
8 第1空気調整部
9 第2空気調整部
15 外筒ノズル
16 内筒ノズル
17 ノズル前端部
18 外筒ノズル本体
23 第1燃料ガス
25 導入流路
26 3次空気導入ダクト
27 内筒前端部
28 エキスパンション
29 バーナ支持部
38 リングヘッダ
41 第2燃料ガス
42 連絡孔
43 冷却空気供給管
44 冷却空気
45 油バーナ
47 シール空気供給管
48 連絡管
49 スワラ
50 シールガス
63 スライドダンパ
65 スライド駆動部
72 2次空気導入空間
79 ベーン

Claims (3)

  1. スロートに向けて開口する中空の筒ノズルと、該筒ノズルの反スロート端を閉塞する様に設けられ軸心方向に沿って3層構造となっているバーナ支持部と、該バーナ支持部を前記筒ノズルの軸心と平行に貫通する棒状バーナノズルとを具備し、前記筒ノズルから燃焼用空気が供給され、前記バーナ支持部は前端層の断熱層と2層の気密に分離した第1中空室と第2中空室とを有し、前記第1中空室は冷却空気源に接続され、前記第2中空室はシールガス源に接続され、前記バーナ支持部を気密に貫通して複数のノズルホルダが設けられると共に前記バーナ支持部の中心を貫通して油バーナサポートが設けられ、前記ノズルホルダに2重管構造の棒状ガスバーナノズルが挿通して設けられ、前記油バーナサポートに棒状油バーナが挿通して設けられ、前記第2中空室と前記油バーナサポートが前記断熱層内に設けられた連絡管を介して接続され、前記第1中空室より前記棒状ガスバーナノズルの冷却部位に冷却空気が供給され、前記第2中空室から前記連絡管を介して前記油バーナサポートにシールガスが供給される様構成したことを特徴とする多燃料用バーナ装置。
  2. 前記棒状ガスバーナノズルは、燃料を噴出する内管の周囲に冷却空気の流路が形成され、該流路と前記第1中空室とが連通され、該第1中空室から前記流路に冷却空気が供給される様構成した請求項1の多燃料用バーナ装置。
  3. 記棒状ガスバーナノズルは前記ノズルホルダを挿脱可能に貫通し、該ノズルホルダを介して前記バーナ支持部に支持され、前記ノズルホルダは前記第1中空室に連通する連絡孔を有し、前記流路は前記連絡孔を介して前記第1中空室と連通した請求項の多燃料用バーナ装置。
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