JP5492724B2 - ホーム基地局が協調できるようにするための方法及びデバイス並びにコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は包括的には無線セルラー通信ネットワークにおいてホーム基地局が協調できるようにするための方法及びデバイスに関する。
従来の無線セルラー通信ネットワークは、広いエリアにおいて、無線サービスのカバレージ(coverage)を提供する。無線セルラー通信ネットワークのカバレージエリアを覆うために、マクロセルが用いられる。
1つのマクロセルは約10km2のカバレージエリアを有する。
各セルは1つの基地局によって制御される。移動端末のためのハンドオーバの準備/起動、負荷バランシング、干渉管理、協調マルチポイント伝送、又は基地局とその隣接基地局との協調を必要とする任意の他の機能を果たすために、その基地局は、隣接セルを制御する各基地局に接続されなければならない。
基地局のセットアップ時に、その基地局は無線インタフェース、ネットワークインタフェースを構成する、すなわち、隣接する基地局との接続リンク及びサーバを構成し、パイロット信号等と共に、ブロードキャストチャネルにおいて送信を開始する。
基地局によって管理されるセル内に位置する移動端末は、その移動端末が位置するセルを現在管理している基地局から周囲の基地局のうちの1つによって管理される別のセルへのハンドオーバを準備/起動するために、又はその移動端末をハンドリングする基地局が、負荷バランシング、干渉管理、協調マルチポイント伝送、若しくは基地局とその隣接基地局との協調を必要とする任意の他の機能を実行できるようにするために、周囲の基地局によって送信される信号に関する測定を行うことができる。
接続リンクの構成は、従来の無線セルラー通信ネットワークにおいて検討及び解決されるべき重要な項目である。
無線セルラー通信ネットワークが、約0.1km2の小さなカバレージエリアを有するマイクロセルも含むとき、マクロセルに隣接するセルの数が増加する。接続リンクの数によって引き起こされる問題が増大する。
上記の問題は、ピコセル又はフェムトセルのようなより小さいカバレージエリアを有するセルになるほど重要になる。
公衆陸上移動網(Public Land Mobile Networks)(PLMN)又は無線セルラー通信ネットワークのカバレージを、ピコセル及びフェムトセルによって拡張することが提案されている。
ピコセルは約数千m2のカバレージエリアを有し、一方、フェムトセルは、約100m2のカバレージエリアを有する。マクロセル及びマイクロセルについては、基地局に関して既に述べた様々な理由から、1つのピコセル又はフェムトセルを管理する各基地局は、そのピコセル又はフェムトセルの隣接するセルを制御する各基地局に接続されなければならない。
ピコセル又はフェムトセルを管理する基地局は、従来、家又は事務所内に設置され、これらは通常、ホーム基地局と呼ばれる。
ホーム基地局は、限られた数の移動端末だけが、無線セルラー通信ネットワークにアクセスするためにその資源を使用できるようにする。ピコセル又はフェムトセルを管理するホーム基地局は、許可された移動端末が無線セルラー通信ネットワークにアクセスするためにそのホーム基地局の資源を使用することを許可するとき、それらのホーム基地局は、これらの許可された移動端末に関連付けられる。
ホーム基地局は、それらの基地局がそれぞれ関連付けられる移動端末と通信するために異なる通信パラメータを使用する。
米国特許出願公開第2008/261602号 欧州特許出願公開第1775976号 米国特許出願公開第2007/097939号
それゆえ、本発明の目的は、ホーム基地局が、それらのホーム基地局が関連付けられていない移動端末にその資源のうちの或る部分を割り当てる準備ができた場合には、それらのホーム基地局が他のホーム基地局と協調できるようにすることを意図する方法及びデバイスを提案することである。
このため、本発明は、複数のホーム基地局及び1つのコーディネータを含む無線セルラー通信ネットワークにおいてホーム基地局が協調できるようにするための方法であって、 前記方法は、前記コーディネータによって実行される複数のステップとして、
‐1つのホーム基地局から、前記ホーム基地局が少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であることを通知するメッセージを受信するステップと、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局であるホーム基地局のリストを入手するステップと、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が、少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であるか否かを調べるステップと、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局と、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)とによって使用されるべき共通パラメータを決定するステップと、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に、及び/又は、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に、前記決定された共通パラメータを転送するステップと、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局との接続、および、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)との接続を確立するステップであって、
前記接続の確立は、
前記メッセージを転送した前記ホーム基地局から受信される情報を、前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に中継することによって、及び/又は、
前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)から受信される情報を、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に中継することによって、
なされる、接続を確立するステップと
を含むことを特徴とする、方法に関する。
本発明はまた、複数のホーム基地局及び1つのコーディネータを含む無線セルラー通信ネットワークにおいてホーム基地局が協調できるようにするためのデバイスであって、
前記デバイスは該コーディネータ内に収容され、
前記デバイスは前記コーディネータ内に収容され、
前記デバイスは、
‐1つのホーム基地局から、前記ホーム基地局が少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であることを通知するメッセージを受信する手段と、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局であるホーム基地局のリストを入手する手段と、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が、少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であるか否かを調べる手段と、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局と、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)とによって使用されるべき共通パラメータを決定する手段と、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に、及び/又は、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に、前記決定された共通パラメータを転送する手段と、
‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局との接続、及び、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)との接続を確立する手段であって、
前記接続の確立は、
前記メッセージを転送した前記ホーム基地局から受信される情報を、前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に中継することによって、及び/又は、
前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)から受信される情報を、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に中継することによって、
なされる、接続を確立する手段と
を備えることを特徴とする、デバイスにも関する。
したがって、ホーム基地局が、それらのホーム基地局が関連付けられていない移動端末にその資源のうちの或る部分を割り当てる準備ができた場合には、またそれらのホーム基地局が異なる通信パラメータを使用していた場合であっても、そのホーム基地局は他のホーム基地局と協調することができる。
さらに、ホーム基地局間の接続の総数が削減される。2つのホーム基地局は、必要なときにのみ、すなわち、両方のホーム基地局が協調のために利用可能であるときにのみ、コーディネータを通じて互いに接続される。
一般に、ホーム基地局では、限られた数の移動端末しか、無線セルラー通信ネットワークにアクセスするためにそのホーム基地局の資源を使用することができない。本発明によれば、ホーム基地局が協調のために利用可能であるときに、その利用可能なホーム基地局を通じて、さらに多くの数の移動端末が無線セルラー通信ネットワークにアクセスすることを許可される場合がある。
特定の特徴によれば、コーディネータは、
‐メッセージを転送したホーム基地局から、協調のための要件を表す情報を受信し、
‐少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)が提供できる資源が要件に適合するか否かを調べ、
‐前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)が提供することができる資源が要件に適合する場合にのみ接続を確立する。
したがって、要求される通信サービス品質(ビットレート又はレイテンシのようなもの)を達成できる場合にのみ、ホーム基地局間の接続が確立される。
特定の特徴によれば、コーディネータは、
‐ホーム基地局の協調のための利用可能性に関する統計値を求め、
‐メッセージを転送したホーム基地局の隣接局であるホーム基地局が、いずれも協調するために利用可能でない場合には、メッセージを転送したホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が、協調するために利用可能になる可能性があるか否かを判断し、
‐メッセージを転送したホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が、協調するために利用可能になる可能性がある場合には、メッセージを転送したホーム基地局に待機通知を転送する。
したがって、コーディネータは、利用可能性に関する統計値が使用されない場合に比べて、メッセージを転送したホーム基地局のための協調グループ形成を改善する。
これは、メッセージを転送したホーム基地局からの要求毎に、メッセージを転送したホーム基地局と協調することができるホーム基地局の数を増やすことになり、その協調サービス要求を実現する。
特定の特徴によれば、コーディネータは、メッセージを転送したホーム基地局の隣接局であるいかなるホーム基地局も協調するために利用可能になる可能性がない場合には、メッセージを転送したホーム基地局に、協調セッションが受け入れられないことを通知する。
したがって、メッセージを転送したホーム基地局の資源が節約され、協調するホーム基地局が見つからない場合、又は将来において協調する基地局が見つかる可能性がない場合には、メッセージを転送したホーム基地局において、協調のための資源は割り当てられない。
特定の特徴によれば、コーディネータは、
ホーム基地局の協調のための利用可能性に関する統計値を求め、
メッセージを転送したホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が提供できる資源が要件に適合するようになる可能性があるか否かを判断し、
メッセージを転送したホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が提供できる資源が要件に適合するようになる可能性がある場合には、メッセージを転送したホーム基地局に待機通知を転送する。
したがって、コーディネータは、利用可能性に関する統計値が使用されない場合に比べて、メッセージを転送したホーム基地局のための協調グループ形成を改善する。
これは、メッセージを転送したホーム基地局からの要求毎に、メッセージを転送したホーム基地局と協調することができるホーム基地局の数を増やすことになり、その協調サービス要求を実現する。
特定の特徴によれば、コーディネータは、メッセージを転送したホーム基地局の隣接局である少なくとも1つの基地局が提供できる資源が要件に適合するようになる可能性がない場合には、メッセージを転送したホーム基地局に、協調セッションが受け入れられないことを通知する。
したがって、要件を達成することができる場合にのみ、協調が確立される。
特定の特徴によれば、コーディネータは、
‐1つのホーム基地局から、該ホーム基地局が協調するために利用可能でないことを通知するメッセージを受信し、
‐ホーム基地局が協調するために利用可能でないことを通知するメッセージを転送したホーム基地局の、協調のための利用可能性に関する統計値を求め、
‐ホーム基地局が協調するために利用可能でないことを通知するメッセージを転送したホーム基地局との接続を解放すると共に、ホーム基地局が利用可能でないことを通知するメッセージを転送したホーム基地局と協調している少なくとも1つのホーム基地局との接続を解放する。
したがって、メッセージを転送したホーム基地局及び協調するホーム基地局が協調のために利用可能である場合にのみ、コーディネータは、それらのホーム基地局間の接続を維持する。協調のために利用可能でないホーム基地局に対する不要な資源割当てを回避するために、コーディネータは、協調のために利用不可能であることを利用するであろう。
特定の特徴によれば、ホーム基地局のうちの1つによってハンドリングされる移動端末のハンドオーバを実行することによって、少なくとも2つのホーム基地局が協調する。
したがって、コーディネータは、無線リンク障害又はサービス障害を解消するために、そのホーム基地局によってハンドリングされる少なくとも1つの移動端末がホーム基地局の協調グループからの少なくとも1つの基地局へのハンドオーバを起動するのを助ける。
1つの協調するホーム基地局によってハンドリングされる少なくとも1つの移動端末は、協調セッション中に良好なリンク品質を維持するために、コーディネータに接続される協調するホーム基地局のグループのうちの少なくとも1つの協調するホーム基地局に、ハンドオーバすることができる。
特定の特徴によれば、共同協調マルチポイント伝送を実行することによって、少なくとも2つのホーム基地局が協調する。
したがって、協調するホーム基地局は、メッセージを転送したホーム基地局によって転送されるデータのコピーを同期して送信し、そのホーム基地局によってハンドリングされる少なくとも1つの移動端末のためのデータ速度及びサービス品質を高める。
特定の特徴によれば、メッセージを転送したホーム基地局の隣接局であるホーム基地局のリストは、メッセージを転送したホーム基地局によってハンドリングされる少なくとも1つの移動端末によって転送される少なくとも1つの測定報告から入手され、及び/又は、メッセージを転送したホーム基地局からの少なくとも1つの測定値によって入手される。
したがって、正確な測定に基づいているので、隣接ホーム基地局の判定は正確である。
隣接ホーム基地局の判定のために、少なくとも1つの移動端末によって転送される測定報告が用いられても、実際には、システム全体は複雑にはならない。
特定の特徴によれば、ホーム基地局が、移動端末が関与する新たな通信を引き受けるだけの十分な資源を有する場合には、該ホーム基地局は少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能である。
したがって、少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するだけの十分な資源を有する場合にのみ、ホーム基地局はコーディネータに自律的に接続することになり、シグナリングオーバーヘッドを限定し、資源を節約する。
特定の特徴によれば、ホーム基地局と通信ネットワークとの間のリンク品質が所定の値よりも高い場合には、該ホーム基地局は少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能である。
したがって、ホーム基地局は協調セッション障害を最小限に抑え、そのホーム基地局によってハンドリングされる少なくとも1つの移動端末に良好なサービス品質を提供するであろう。
特定の特徴によれば、ホーム基地局のホルダが該ホーム基地局を協調モードに構成する場合には、該ホーム基地局は少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能である。
したがって、これは、ホーム基地局資源がむやみに使用されるのを限定することによって、メッセージを転送したホーム基地局との協調の安全性を高めるであろう。ホーム基地局のホルダは、そのホーム基地局の大量の資源を必要とするときに、自らの判断によって、そのホーム基地局の資源を共用するのを回避してもよい。
さらに別の態様によれば、本発明は、プログラム可能なデバイス内に直接ロード可能であり得るコンピュータプログラムであって、該コンピュータプログラムがプログラム可能なデバイスにおいて実行されるときに、本発明による方法のステップを実施するための命令又はコード部分を含む、コンピュータプログラムに関する。
コンピュータプログラムに関連する特徴及び利点は、本発明による方法及びデバイスに関連する上記の特徴及び利点と同じであるため、ここでは繰り返さない。
本発明の特徴は例示的な実施形態に関する以下の説明を読むことからさらに明らかになるはずであり、該説明は添付の図面を参照しながら提示される。
本発明が実施される無線セルラー通信ネットワークを表す図である。 本発明が実施されるコーディネータのアーキテクチャを表す図である。 本発明が実施されるホーム基地局のアーキテクチャを表す図である。 本発明による各ホーム基地局によって実行されるアルゴリズムの一例を開示する図である。 本発明によるコーディネータによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する図である。 本発明によるコーディネータによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する図である。
図1は、本発明が実施される無線セルラー通信ネットワークを表す。
その無線セルラー通信ネットワークは、図1には示されないホーム基地局の複数のセルから構成され、ホーム基地局Biの複数のマイクロセルCfiを含む。ただし、i=1〜7である。
明確にするために、図1には7つのホーム基地局B1〜B7及び7つのマイクロセルCf1〜Cf7しか表されないが、無線セルラー通信ネットワークは、より重要な数のノード又はホーム基地局及びセルを含む。
ホーム基地局B1〜B7はフェムト基地局又はピコ基地局とも呼ばれる。
ホーム基地局B1〜B7は、それぞれのセルCf1〜Cf7内に位置する移動端末によって転送される信号を受信することができる。ホーム基地局B1〜B7は、それぞれのセルCf1〜Cf7内に位置する移動端末が受信し処理することができる信号を転送する。
無線セルラー通信ネットワークは、図1には示されないが、無線セルラー通信ネットワークの動作を管理する少なくとも1つのコアネットワークデバイスを含む。
ホーム基地局B1〜B7の協調は、コーディネータ10と呼ばれるデバイスによって管理される。
図1において、コーディネータ10は、基地局、ホーム基地局B1〜B7およびコアネットワークデバイスとは異なるデバイスである。他の実現例では、コーディネータ10は1つのホーム基地局B1〜B7内に含まれてもよく、図1には示されない基地局内に含まれてもよく、1つのコアネットワークデバイス内に含まれてもよい。
ホーム基地局B1〜B7は互いに近くに位置するので、セルCf1〜Cf7は互いに重なり合う。2つのホーム基地局のセルが重なり合うとき、2つのホーム基地局は隣接局であると見なされる。
ホーム基地局B1はホーム基地局B5の隣接局である。
ホーム基地局B2はホーム基地局B3及びB4の隣接局である。
ホーム基地局B3はホーム基地局B2、B4、B6及びB7の隣接局である。
ホーム基地局B4はホーム基地局B2、B3、B5及びB6の隣接局である。
ホーム基地局B5はホーム基地局B1、B4及びB6の隣接局である。
ホーム基地局B6はホーム基地局B3、B4及びB5の隣接局である。
ホーム基地局B7はホーム基地局B3の隣接局である。
本発明によれば、コーディネータ10は、
‐1つのホーム基地局から、該ホーム基地局が少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であることを通知するメッセージを受信し、
‐メッセージを転送したホーム基地局の隣接局であるホーム基地局のリストを入手し、
‐メッセージを転送したホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が、少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であるか否かを調べ、
‐メッセージを転送したホーム基地局と、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)によって使用されるべき共通パラメータを決定し、
‐メッセージを転送したホーム基地局に、及び/又は、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に決定された共通パラメータを転送し、
‐メッセージを転送したホーム基地局と、及び、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)との接続を確立し、ここで、接続の確立は、
メッセージを転送したホーム基地局から受信される情報を、前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に中継することによって、及び/又は、
前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)から受信される情報を、メッセージを転送したホーム基地局に中継することによって、行われる。
各ホーム基地局Biは図1には示されない通信ネットワークにリンクされる。
リンクL2はホーム基地局B2及びコーディネータ10をリンクする。
リンクL6はホーム基地局B6及びコーディネータ10をリンクする。
リンクL4はホーム基地局B4及びコーディネータ10をリンクする。
リンクL2及びL4は、コーディネータ10を使用するホーム基地局B2とB4との間の接続を表し、コーディネータ10は協調セッション中に中継局としての役割を果たす。
リンクL2及びL6は、コーディネータ10を使用するホーム基地局B2とB6との間の接続を表し、コーディネータ10は協調セッション中に中継局としての役割を果たす。
リンクL2、L4及びL6は、DSLネットワーク、又は統合サービスデジタル網、又はインターネットネットワーク、又はPSTNネットワーク、又は無線ネットワーク、又は上記のネットワークのうちの少なくとも2つの組み合わせのような通信ネットワーク上で確立される。
図2は、本発明が実施されるコーディネータのアーキテクチャを表す図である。
コーディネータ10は、たとえば、バス201によって互いに接続される構成要素と、図5a及び図5bにおいて開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサ200とに基づくアーキテクチャを有する。
プロセッサに基づく代わりに、コーディネータのアーキテクチャは専用の集積回路に基づいてもよいことに留意されたい。
バス201は、プロセッサ200を、リードオンリーメモリROM202、ランダムアクセスメモリRAM203及びネットワークインターフェース206にリンクする。
メモリ203は、変数を収容することを意図するレジスタと、図5a及び図5bにおいて開示されるようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令とを含む。
プロセッサ200は、ネットワークインターフェース206の動作を制御する。
リードオンリーメモリ202は、図5a及び図5bにおいて開示されるようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令を含み、それらの命令は、コーディネータ10の電源が投入されるときに、ランダムアクセスメモリ203に転送される。
コーディネータ10は、ネットワークインターフェース206を通じて、通信ネットワークに接続される。
たとえば、ネットワークインターフェース206はDSL(デジタル加入者線)モデム、又はISDN(統合サービスデジタル網)インターフェース等である。
ネットワークインターフェース206を通じて、コーディネータ10は、無線セルラー通信ネットワークのコアネットワークデバイスにメッセージを転送し、且つ/又はそのデバイスからメッセージを受信する場合がある。
ネットワークインターフェース206は、互いに協調するホーム基地局間でメッセージ及びデータを中継するためにも用いられる。
図3は、本発明が実施されるホーム基地局のアーキテクチャを表す図である。
各ホーム基地局Bi(ただし、i=1〜7)は、たとえば、バス301によって互いに接続される構成要素と、図4において開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサ300とに基づくアーキテクチャを有する。
プロセッサに基づく代わりに、コーディネータのアーキテクチャは専用の集積回路に基づいてもよいことに留意されたい。
バス301は、プロセッサ300を、リードオンリーメモリROM302、ランダムアクセスメモリRAM303、無線インターフェース305及びネットワークインターフェース306にリンクする。
メモリ303は、変数を収容することを意図するレジスタと、図4において開示されるようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令とを含む。
プロセッサ300は、ネットワークインターフェース306の動作を制御し、無線インターフェース305の動作を制御する。
リードオンリーメモリ302は、図4において開示されるようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令を含み、それらの命令は、ホーム基地局Biの電源が投入されるときに、ランダムアクセスメモリ303に転送される。
ホーム基地局Biは、ネットワークインターフェース306を通じて、通信ネットワークに接続される。たとえば、ネットワークインターフェース306はDSL(デジタル加入者線)モデム、又はISDN(統合サービスデジタル網)インターフェース等である。
ネットワークインターフェース306を通じて、ホーム基地局Biは、コーディネータ10にメッセージを転送し、且つ/又はコーディネータ10からメッセージを受信することができる。
図4は、本発明による各ホーム基地局によって実行されるアルゴリズムの一例を開示する。
より厳密には、本アルゴリズムは、各ホーム基地局Biのプロセッサ300によって実行される。ただし、i=1〜7である。
本アルゴリズムは周期的に、又は特定の事象に関して実行される。
ステップS400において、プロセッサ300は、ホーム基地局Biが他のホーム基地局と協調するために利用可能であるか否かを調べる。
ホーム基地局Biが、移動端末が関与する新たな通信を引き受けるための無線資源のような十分な資源を有する場合には、ホーム基地局Biは他のホーム基地局と協調するために利用可能であり、且つ/又は、通信ネットワーク上のホーム基地局間のリンク品質が所定の値よりも高い場合には、ホーム基地局Biは他のホーム基地局と協調するために利用可能であり、且つ/又は、ホーム基地局Biのホルダがそのホーム基地局を協調モードに構成するときには、ホーム基地局Biは他のホーム基地局と協調するために利用可能である。
ホーム基地局Biが、コーディネータ10から、現在の協調セッションが解放されたことを指示するメッセージを受信する場合には、そのホーム基地局Biは他のホーム基地局と協調するために利用可能である。
ホーム基地局Biが、コーディネータ10から、協調セッションが開始されたことを指示するメッセージを受信する場合には、そのホーム基地局Biは他のホーム基地局と協調するために利用可能である。
そのホーム基地局Biが他のホーム基地局と協調するために利用可能である場合には、プロセッサ300はステップS401に進む。そうでない場合には、プロセッサ300はステップS414に進む。
ステップS401において、プロセッサ300は、そのホーム基地局Biが、他のホーム基地局と協調中として、又は協調するために利用可能であるとして、コーディネータ10において現在登録されているか否かを調べる。
そのホーム基地局Biが、他のホーム基地局と協調中として、又は協調するために利用可能であるとして、コーディネータ10において現在登録されている場合には、プロセッサ300はステップS402に進む。そうでない場合には、プロセッサ300はステップS420に進む。
ステップS420において、プロセッサ300は、そのホーム基地局Biが、コーディネータ10から、協調セッションが開始されたことを指示するメッセージを受信するか否かを調べる。
そのホーム基地局Biが、コーディネータ10から、協調セッションが開始されたことを指示するメッセージを受信する場合には、プロセッサ300はステップS411に進む。そうでない場合には、プロセッサ300は本アルゴリズムを中断する。
ステップS402において、プロセッサ300は、ホーム基地局Biによって管理される少なくとも1つの移動端末から以前に受信されていた少なくとも1つの測定報告を入手し、且つ/又は、ホーム基地局内で行われた少なくとも1つの測定報告を入手する。
移動端末が、ホーム基地局Biを通じて、遠隔の(remote)通信デバイスとの通信を受信又は確立することができるとき、その移動端末はホーム基地局Biによって管理されるか又はハンドリングされる。
測定報告は、周囲のホーム基地局によって転送され、移動端末によって又はホーム基地局Biによって受信される信号の信号電力強度を表す情報を含む。
次のステップS403において、プロセッサ300は、ネットワークインターフェース306を通じて、コーディネータ10に、登録メッセージを転送するように命令する。
登録メッセージは、他のホーム基地局と協調するための、ホーム基地局Biの利用可能性を表す。
登録メッセージは、ホーム基地局の少なくとも1つのパラメータをさらに含む。
この少なくとも1つのパラメータは、
アップリンク及び/若しくはダウンリンクチャネルのために用いられる1つ又は複数の搬送波周波数であってもよく、並びに/又は、
ホーム基地局Biのクロックに関連する情報であってもよく、並びに/又は、
アップリンク及び/若しくはダウンリンクチャネルのために用いられる1つ又は複数の周波数帯域であってもよい。
次のステップS404において、プロセッサ300は、ネットワークインターフェース306を通じて、コーディネータ10に、ホーム基地局Biの隣接局であるホーム基地局のリストを表す情報を転送するように命令する。
ホーム基地局Biの隣接局であるホーム基地局のリストを表す情報は、隣接ホーム基地局の識別子であってもよく、又は少なくとも1つの測定報告であってもよい。
次のステップS405において、プロセッサ300は、協調のために期待される目標性能を転送するように命令する。
目標性能は、期待されるサービス品質(期待されるスループット又は期待されるレイテンシのようなもの)とすることができる。目標性能は、ホーム基地局Biと協調するために利用可能であるホーム基地局の最小数であってもよい。
次のステップS406において、プロセッサ300は、ネットワークインターフェース306を通じて、応答メッセージの受信を検出する。
次のステップS407において、プロセッサ300は、その応答メッセージが協調を受け入れることを表すか否かを調べる。その応答メッセージは、ネットワークインターフェース306を通じて、コーディネータ10から受信される。
その応答メッセージが協調を受け入れることを表す場合には、プロセッサ300はステップS411に進む。そうでない場合には、プロセッサ300はステップS408に進む。
ステップS408において、プロセッサ300は、応答メッセージが待機通知を表すか否かを調べる。
応答メッセージが待機通知を表す場合には、プロセッサ300はステップS406に戻り、コーディネータ10から新たなメッセージが受信されるのを待つ。そうでない場合には、プロセッサ300はステップS409に進む。
ステップS409において、プロセッサ300は、ホーム基地局Biが協調のために割り当てる準備ができている資源の量を要求するメッセージが受信されているか否かを調べる。このメッセージはコーディネータ10によって転送される。
ホーム基地局Biが協調のために割り当てる準備ができている資源の量を要求するメッセージが受信されている場合には、プロセッサはステップS410に進む。そうでない場合には、コーディネータ10によって協調が拒否され、プロセッサ300は本アルゴリズムを中断する。
ステップS410において、プロセッサ300は、ホーム基地局Biが協調のために割り当てる準備ができている資源の量を判定する。
ホーム基地局Biが協調のために割り当てる準備ができている資源の量は、ホーム基地局Biのホルダによって設定され、RAMメモリ303に格納されてもよい。
ホーム基地局Biが協調のために割り当てる準備ができている資源の量は、時間とともに変化し得る値として定義されてもよい。
同じステップにおいて、プロセッサ300は、ホーム基地局Biが協調のために割り当てる準備ができている資源の量を含むメッセージをコーディネータ10に転送するように命令する。
その後、プロセッサ300はステップS406に戻る。
ステップS411において、プロセッサ300は、協調のためにホーム基地局Biによって用いられるべき少なくとも1つのパラメータを含む、コーディネータ10からのメッセージの受信を検出する。
この少なくとも1つのパラメータは、アップリンク及び/若しくはダウンリンクチャネルのために用いられる1つ又は複数の搬送波周波数であってもよく、並びに/又は、ホーム基地局Biのクロック同期に関連する情報であってもよく、並びに/又は、アップリンク及び/若しくはダウンリンクチャネルのために用いられる1つ又は複数の周波数帯域であってもよい。
次のステップS412において、協調のためにホーム基地局Biによって用いられるべきこの少なくとも1つのパラメータを、ホーム基地局Biによって適用する。
次のステップS413において、プロセッサ300は協調セッションを開始する。
ホーム基地局Biとコーディネータ10との間にリンクが確立され、また、協調のために利用可能である少なくとも1つの隣接ホーム基地局とコーディネータ10との間にリンクが確立される。
第1の実現例によれば、協調セッションは、ホーム基地局Biと協調のために利用可能である少なくとも1つの隣接ホーム基地局との間での移動端末のハンドオーバとすることができる。
ホーム基地局Biは、コーディネータ10から、転送されるデータを暗号化できるようにする情報と、制御情報のような進行中の通信に関連する情報と、データとを受信する。
第2の実現例によれば、協調セッションは共同協調マルチポイント伝送(Joint coordinated multi-point transmission)(J−CoMP)とすることができる。
共同協調マルチポイント伝送は、複数のホーム基地局HBSが少なくとも1つの移動端末に同じデータフローを同期送信するマルチキャスト伝送である。
ホーム基地局Biは、協調のために利用可能である少なくとも1つの隣接ホーム基地局のようにコーディネータ10と同期する。ホーム基地局Bi及び少なくとも1つの隣接ホーム基地局は、通信に関連する情報をコーディネータ10から受信し且つコーディネータ10に送信し、コーディネータ10は、基地局Biのデータ及び制御情報のための中継局としての役割を果たす。
その後、プロセッサ300は本アルゴリズムを中断する。
ステップS414において、プロセッサ300は、ホーム基地局Biが他のホーム基地局と協調するために利用可能であるとして、コーディネータ10において現在登録されているか否かを調べる。
ホーム基地局Biが他のホーム基地局と協調するために利用可能であるとして、コーディネータ10において現在登録されている場合には、プロセッサ300はステップS415に進む。そうでない場合には、プロセッサ300はステップS420に進む。
ステップS415において、プロセッサ300は、ネットワークインターフェース306を通じて、登録取消メッセージをコーディネータ10に転送するように命令する。
登録取消メッセージは、他のホーム基地局と協調するためにはホーム基地局Biが利用不可能であることを表す。
その後、プロセッサ300は本アルゴリズムを中断する。
図5a及び図5bは、本発明によるコーディネータによって実行されるアルゴリズムの一例を開示する。
より厳密には、本アルゴリズムはコーディネータ10のプロセッサ200によって実行される。
図5aのステップS500において、プロセッサ200は、ネットワークインターフェース206によるメッセージの受信を検出する。
次のステップS501において、プロセッサ200は、受信されたメッセージが、1つのホーム基地局、たとえばホーム基地局B4によって転送された登録メッセージであるか否かを調べる。
登録メッセージは、他のホーム基地局と協調するための、ホーム基地局B4の利用可能性を表す。
登録メッセージは、登録メッセージを転送したホーム基地局B4の少なくとも1つのパラメータをさらに含む。
この少なくとも1つのパラメータは、アップリンク及び/若しくはダウンリンクチャネルのために用いられる1つ又は複数の搬送波周波数であってもよく、並びに/又は、ホーム基地局Biのクロックに関連する情報であってもよく、並びに/又は、アップリンク及び/若しくはダウンリンクチャネルのために用いられる1つ又は複数の周波数帯域であってもよい。
受信されたメッセージが1つのホーム基地局によって転送された登録メッセージである場合には、プロセッサ200はステップS502に進む。受信されたメッセージが1つのホーム基地局によって転送された登録取消メッセージである場合には、プロセッサ200はステップS520に進む。
次のステップS502において、プロセッサ200は、ホーム基地局B4の隣接局であるホーム基地局のリストを入手する。
ホーム基地局B4の隣接局であるホーム基地局のリストは、ホーム基地局B4によって転送されてもよい。
ホーム基地局B4の隣接局であるホーム基地局のリストは、ホーム基地局B4によって転送される少なくとも1つの測定報告から、コーディネータ10によって導出されてもよい。
図1の例によれば、ホーム基地局B4の隣接局であるホーム基地局のリストには、ホーム基地局B2、B3、B5及びB6が含まれる。
同時に、プロセッサ200は、協調のためにホーム基地局B4によって期待される目標性能を受信する。
目標性能は、期待されるサービス品質(期待されるスループット又は期待されるレイテンシのようなもの)とすることができる。目標性能は、ホーム基地局Biと協調すべきであるホーム基地局の最小数であってもよく、又は協調から期待される任意の他の目標性能であってもよい。
次のステップS503において、プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを送信したホーム基地局B4に関連付けられるフラグを値「1」に設定する。
値「1」は、少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するための、ホーム基地局B4の利用可能性を表す。
次のステップS504において、プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを送信したホーム基地局B4に関連する統計値を更新する。
統計値は、他のホーム基地局と協調するための、ホーム基地局B4の利用可能性に関連する。
たとえば、統計値は、1日又は1週間のうちのいずれかの期間において、ホーム基地局B4が他のホーム基地局と協調するために利用可能である確率を予測するために算出される。
統計値は、ホーム基地局B4が他のホーム基地局との協調セッションにおいて割り当てる準備ができている資源の量に関連する。
たとえば、統計値は、1日又は1週間のうちの種々の期間において、ホーム基地局B4が他のホーム基地局との協調セッションにおいて割り当てる準備ができている資源の量を予測するために評価される。
次のステップS505において、プロセッサ200は、ホーム基地局B4の隣接局であるホーム基地局のリスト内の第1のホーム基地局を選択する。
たとえば、プロセッサ200はホーム基地局B2を選択する。
次のステップS506において、プロセッサ200は、選択されたホーム基地局B2に関連付けられたフラグが値「1」に設定されているか否か、すなわち選択されたホーム基地局B2が協調するために利用可能であるか否かを調べる。
たとえば、選択されたホーム基地局B2に関連付けられるフラグは値「1」に設定され、選択されたホーム基地局B3に関連付けられるフラグはヌル値に設定され、選択されたホーム基地局B5に関連付けられるフラグはヌル値に設定され、選択されたホーム基地局B6に関連付けられるフラグは値「1」に設定されている。
選択されたホーム基地局B4に関連付けられるフラグが値「1」に設定される場合には、プロセッサ200はステップS507に進む。そうでない場合には、プロセッサ200はステップS508に進む。
ステップS507において、プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを送信したホーム基地局B4と協調するために利用可能であるホーム基地局のリスト内で選択されたホーム基地局の識別を可能にする情報を格納する。
プロセッサ200は、ホーム基地局B4と協調するために利用可能であるホーム基地局のリスト内で選択されたホーム基地局B2の識別を可能にする情報を格納する。
その後、プロセッサ200はステップS508に進む。
ステップS508において、プロセッサ200は、ホーム基地局B4の隣接局であるホーム基地局のリスト内に含まれる各ホーム基地局がすでに選択されたか否かを調べる。
ホーム基地局B4の隣接局であるホーム基地局のリスト内に含まれる各ホーム基地局がすでに選択されていた場合には、プロセッサ200はステップS510に進む。そうでない場合には、プロセッサ200はステップS509に進む。
上記の例によれば、プロセッサ200はステップS509に進み、ホーム基地局B3、B5及びB6を逐次的に選択し、ホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内のホーム基地局B3及びB5の識別を可能にする情報を格納せず、ホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内のホーム基地局B6の識別を可能にする情報を格納する。
ステップS510において、プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを転送したホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリストが空であるか否かを調べる。
ステップS500において受信されたメッセージを転送したホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリストが空である場合には、プロセッサ200はステップS512に進む。そうでない場合には、プロセッサ200は図5bのステップS550に進む。
ステップS512において、プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを送信したホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内に含まれない各隣接ホーム基地局に関連する統計値を入手する。
統計値は、ホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内に含まれない隣接ホーム基地局の、他のホーム基地局と協調するための利用可能性に関連する。
たとえば、統計値は、1日又は1週間のうちのいずれの期間において、ホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内に含まれない隣接ホーム基地局が、ホーム基地局B4と協調するために利用可能となるかを予測するように意図されてもよい。
次のステップS513において、プロセッサ200は、これらのホーム基地局のうちの1つが、ホーム基地局B4と協調するために、近い将来(たとえば1時間以内)に利用可能になる可能性があるか否か調べる。これは、ステップS500において受信されたメッセージを送信したホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内に含まれない少なくとも1つの隣接ホーム基地局に関連する統計値に従ってなされる。
ホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内に含まれない少なくとも1つの隣接ホーム基地局が、ホーム基地局B4と協調するために、近い将来に利用可能になる可能性がある場合には、プロセッサ200はステップS514に進む。そうでない場合には、プロセッサ200はステップS515に進む。
ステップS514において、プロセッサ200は、待機通知を表す応答メッセージをホーム基地局B4に転送するように命令する。
その後、プロセッサ200は、本アルゴリズムを再び実行するために、新たなメッセージが受信されるのを待つ。待機時間は、プロセッサ200内の内部タイマによって、又はコアネットワークからの通知によって制御される。
ステップS515において、プロセッサ200は、協調セッションが受け入れられないことを通知する応答メッセージを、ステップS500において受信されたメッセージを転送したホーム基地局に転送するように命令する。
その後、プロセッサ200は、本アルゴリズムを再び実行するために、新たなメッセージが受信されるのを待つ。
待機時間は、プロセッサ200内の内部タイマによって、又はコアネットワークからの通知によって制御される。
図5bのステップS550において、プロセッサ200は、ホーム基地局B4のための協調する隣接局リスト内で特定される各ホーム基地局B2、B6が協調のために割り当てる準備ができている資源の量を要求するメッセージを、各ホーム基地局B2、B6に転送するように命令する。
次のステップS551において、プロセッサ200は、ホーム基地局B4のための協調する隣接局リスト内で特定される各ホーム基地局B2、B6によって転送される応答メッセージの受信を検出する。その応答メッセージは、ホーム基地局B2及びB6が協調のために割り当てる準備ができている資源の量を含む。
次のステップS552において、プロセッサ200は、ステップS551において受信された1つ又は複数のメッセージを用いて、協調のために利用可能である全資源を判定する。
この全資源は、サービス品質(スループット又はレイテンシのようなもの)であってもよい。全資源は、ホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局の数であってもよい。
次のステップS553において、プロセッサ200は、ステップS552において判定された全資源がステップS502において受信された目標性能に適合するか否かを調べる。
全資源が目標性能に適合する場合には、プロセッサ200はステップS558に進む。そうでない場合には、プロセッサ200はステップS554に進む。
ステップS554において、プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを送信したホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内に含まれる又は含まれない隣接ホーム基地局に関連する統計値を入手する。
統計値は、ホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内に含まれるホーム基地局が、協調セッションにおいて割り当てる準備ができている資源の量に関連していてもよい。
たとえば、統計値は、1日又は1週間のうちの種々の期間において、ホーム基地局B2及びB6が他のホーム基地局との協調セッションにおいて割り当てる準備ができている資源の量を予測する。
統計値は、他のホーム基地局と協調するための、ホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内に含まれない隣接ホーム基地局の利用可能性に関連する。
たとえば、統計値は、1日又は1週間のうちの種々の期間において、ホーム基地局B3及びB5がホーム基地局との協調セッションにおいて割り当てる準備ができている資源の量を予測する。
次のステップS555において、プロセッサ200は、その統計値に従って、将来において見込まれる協調が設定される可能性があるか否かを調べる。
将来において見込まれる協調が設定される可能性がある場合には、プロセッサ200はステップS556に進む。そうでない場合には、プロセッサ200はステップS557に進む。
ステップS556において、プロセッサ200は、待機通知を表す応答メッセージをホーム基地局B4に転送するように命令する。
その後、プロセッサ200は、本アルゴリズムを再び実行するために、新たなメッセージが受信されるのを待つ。待機時間は、プロセッサ200内の内部タイマによって、又はコアネットワークからの通知によって制御される。
ステップS557において、プロセッサ200は、協調セッションが受け入れられないことを通知する応答メッセージを、ステップS500において受信されたメッセージを転送したホーム基地局に転送するように命令する。
その後、プロセッサ200は、本アルゴリズムを再び実行するために、新たなメッセージが受信されるのを待つ。待機時間は、プロセッサ200内の内部タイマによって、又はコアネットワークからの通知によって制御される。
ステップS558において、プロセッサ200は、協調のためにホーム基地局B2、B4及びB6によって使用されるべきこの少なくとも1つのパラメータを決定する。
この少なくとも1つのパラメータは、アップリンク及び/若しくはダウンリンクチャネルのために用いられる1つ又は複数の搬送波周波数であってもよく、並びに/又は、ホーム基地局Biのクロック同期に関連する情報であってもよく、並びに/又は、アップリンク及び/若しくはダウンリンクチャネルのために用いられる1つ又は複数の周波数帯域であってもよい。
次のステップS559において、プロセッサ300は、協調のためにホーム基地局B2、B4及びB6によって使用されるべきこの少なくとも1つのパラメータを含むメッセージを、ホーム基地局B2、B4及びB6に転送するように命令する。
次のステップS560において、プロセッサ200は協調セッションを設定する。
プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを転送したホーム基地局B4との協調セッションが開始されることを通知するメッセージを、ステップS500において受信されたメッセージを転送したホーム基地局B4と協調するために利用可能なホーム基地局のリスト内に含まれる少なくとも1つのホーム基地局に転送するように命令する。
プロセッサ200は、協調セッションが受け入れられたことを通知する応答メッセージを、ステップS500において受信されたメッセージを転送したホーム基地局B4に転送するように命令する。
プロセッサ200は、通信ネットワークにおいて、リンクL2、L4及びL6を確立するように命令する。
第1の実現例によれば、協調セッションは、ホーム基地局B4と、協調のために利用可能である1つの隣接ホーム基地局B2又はB6との間のハンドオーバとすることができる。
プロセッサ200は、転送されるデータを暗号化できるようにする情報と、進行中の通信に関連する情報(制御情報のようなもの)と、データとを、ホーム基地局B4及びB2に、又はB4及びB6に、又はB4、B2及びB6に、転送するように命令する。その際、コーディネータ10は、ホーム基地局B4とB2との間で、又はB4とB6との間で、又はB4と、B2と、B6との間で、データを交換するための中継局としての役割を果たす。
第2の実現例によれば、協調セッションは、共同協調マルチポイント伝送(J−CoMP)とすることができる。
ホーム基地局B4及びB2は、又はB4及びB6は、又はB4、B2及びB6は、コーディネータ10と同期する。
ホーム基地局B4及びB2は、又はB4及びB6は、又はB4、B2及びB6は、コーディネータ10(コーディネータ10は、ホーム基地局B4とB2との間で、又はB4とB6との間で、又はB4と、B2と、B6との間で、データを交換するための中継局としての役割を果たす)から通信に関連する情報を受信し、且つコーディネータ10に通信に関連する情報を送信する。
その後、プロセッサ200は、本アルゴリズムを再び実行するために、新たなメッセージが受信されるのを待つ。
ステップS520において、プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを送信したホーム基地局B4に関連付けられたフラグをヌル値に設定する。
ヌル値は、そのホーム基地局が少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するためには利用不可能であることを表す。
次のステップS521において、プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを送信したホーム基地局に関連する統計値を更新する。
次のステップS522において、プロセッサ200は、ステップS500において受信されたメッセージを送信したホーム基地局が関与する協調セッションを中止する。
プロセッサ200は、協調セッションが中止されたことを通知するメッセージを、ステップS500において受信されたメッセージを転送したホーム基地局と現在協調している各ホーム基地局に転送するように命令する。
プロセッサ200は、協調セッションが中止されたことを通知するメッセージを、ステップS500において受信されたメッセージを転送したホーム基地局に転送するように命令する。
ステップS500においてメッセージを転送したホーム基地局との接続と、各ホーム基地局(ただし、ステップS500においてメッセージを転送したホーム基地局の隣接局である基地局であって、協調するために利用可能であるもの)との接続とが解放される。
コーディネータ10は、協調しているホーム基地局間の情報を中継するのを止める。
その後、プロセッサ200は、本アルゴリズムを再び実行するために、新たなメッセージが受信されるのを待つ。
当然、本発明の範囲から逸脱することなく、上記の本発明の実施形態に対して、数多くの変更を加えることができる。

Claims (15)

  1. 複数のホーム基地局及び1つのコーディネータを含む無線セルラー通信ネットワークにおいてホーム基地局が協調できるようにするための方法であって、
    前記方法は、前記コーディネータによって実行される複数のステップとして、
    ‐1つのホーム基地局から、前記ホーム基地局が少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であることを通知するメッセージを受信するステップと、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局であるホーム基地局のリストを入手するステップと、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が、少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であるか否かを調べるステップと、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局と、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)とによって使用されるべき共通パラメータを決定するステップと、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に、及び/又は、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に、前記決定された共通パラメータを転送するステップと、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局との接続、および、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)との接続を確立するステップであって、
    前記接続の確立は、
    前記メッセージを転送した前記ホーム基地局から受信される情報を、前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に中継することによって、及び/又は、
    前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)から受信される情報を、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に中継することによって、
    なされる、接続を確立するステップと
    を含むことを特徴とする、方法。
  2. ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局から、前記協調のための要件を表す情報を受信するステップと、
    ‐前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)が提供できる資源が前記要件に適合するか否かを調べるステップと、
    ‐前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)が提供できる資源が前記要件に適合する場合にのみ前記接続を確立するステップと
    をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. ‐ホーム基地局の協調のための利用可能性に関する統計値を求めるステップと、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局であるホーム基地局が、いずれも協調するために利用可能でない場合には、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が、協調するために利用可能になる可能性があるか否かを判断するステップと、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が、協調するために利用可能になる可能性がある場合には、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に待機通知を転送するステップと
    をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局であるいかなるホーム基地局も協調するために利用可能になる可能性がない場合には、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に、協調セッションが受け入れられないことを通知するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. ‐ホーム基地局の協調のための利用可能性に関する統計値を求めるステップと、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が提供できる資源が前記要件に適合するようになる可能性があるか否かを判断するステップと、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が提供できる資源が前記要件に適合するようになる可能性がある場合には、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に待機通知を転送するステップと
    をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  6. 前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局である少なくとも1つの基地局が提供できる資源が前記要件に適合するようになる可能性がない場合には、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に、協調セッションが受け入れられないことを通知するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. ‐1つのホーム基地局から、前記ホーム基地局が協調するために利用可能でないことを通知するメッセージを受信するステップと、
    ‐前記ホーム基地局が協調するために利用可能でないことを通知する前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の、協調のための利用可能性に関する統計値を求めるステップと、
    ‐前記ホーム基地局が協調するために利用可能でないことを通知する前記メッセージを転送した前記ホーム基地局との前記接続を解放すると共に、前記ホーム基地局が利用可能でないことを通知する前記メッセージを転送した前記ホーム基地局と協調している前記少なくとも1つのホーム基地局との前記接続を解放するステップと
    をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ホーム基地局のうちの1つによってハンドリングされる移動端末のハンドオーバを実行することによって、少なくとも2つのホーム基地局が協調することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 共同協調マルチポイント伝送を実行することによって、少なくとも2つのホーム基地局が協調することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局であるホーム基地局の前記リストは、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局によってハンドリングされる少なくとも1つの移動端末によって転送される少なくとも1つの測定報告から入手され、及び/又は、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の測定値によって入手されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. ホーム基地局が、移動端末が関与する新たな通信を引き受けるだけの十分な資源を有する場合には、前記ホーム基地局は少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記通信ネットワーク上のホーム基地局間のリンク品質が所定の値よりも高い場合には、前記ホーム基地局は少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. ホーム基地局のホルダが前記ホーム基地局を協調モードに構成する場合には、前記ホーム基地局は少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 複数のホーム基地局及び1つのコーディネータを含む無線セルラー通信ネットワークにおいてホーム基地局が協調できるようにするためのデバイスであって、
    前記デバイスは前記コーディネータ内に収容され、
    前記デバイスは、
    ‐1つのホーム基地局から、前記ホーム基地局が少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であることを通知するメッセージを受信する手段と、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局であるホーム基地局のリストを入手する手段と、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局の隣接局である少なくとも1つのホーム基地局が、少なくとも1つの他のホーム基地局と協調するために利用可能であるか否かを調べる手段と、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局と、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)とによって使用されるべき共通パラメータを決定する手段と、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に、及び/又は、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に、前記決定された共通パラメータを転送する手段と、
    ‐前記メッセージを転送した前記ホーム基地局との接続、及び、前記少なくとも1つのホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)との接続を確立する手段であって、
    前記接続の確立は、
    前記メッセージを転送した前記ホーム基地局から受信される情報を、前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)に中継することによって、及び/又は、
    前記又は各ホーム基地局(ただし、前記ホーム基地局の隣接局であると共に、協調するために利用可能であるもの)から受信される情報を、前記メッセージを転送した前記ホーム基地局に中継することによって、
    なされる、接続を確立する手段と
    を備えることを特徴とする、デバイス。
  15. プログラム可能なデバイス内に直接ロード可能であり得るコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムがプログラム可能なデバイスにおいて実行されるときに、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法のステップを実施するための命令又はコード部分を含む、コンピュータプログラム。
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