JP5488332B2 - 雌側連結装置、および、電子機器 - Google Patents

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Description

本明細書に記述された実施態様は、雌型形状を有する雌側連結装置、および、この雌側連結装置を備える電子機器に関する。
従来、携帯電話機として、テンキー等の操作部を有する第1の筐体と表示部を有する第2の筐体とを備えるものがある。また、上記の第1の筐体と第2の筐体とが互いに分離する携帯電話機が知られている。
携帯電話機の互いに分離した第1の筐体と第2の筐体とを連結する手法としては、一方の筐体に設けられた凹側の雌側連結装置と、他方の筐体に設けられた凸側の雄側連結装置とを嵌合させる手法が知られている。
実開平5−46597号公報 特開2007−286201号公報 特開2007−163855号公報 特開平8−227096号公報 国際公開第2006/129768号パンフレット 特開2005−147401号公報 特開2008−66763号公報 特開2008−92264号公報
雌側連結装置の凹部は、雄側連結装置と嵌合していない状態では閉じておくことが望ましいが、雌側連結装置と雄側連結装置とが嵌合される際には凹部を開く必要がある。この凹部を開閉する機構が複雑になると、ひいては携帯電話機等の電子機器の構造が複雑化する。
本発明の目的は、雌側連結装置の凹部を簡単な構成で開閉させることができる雌側連結装置および電子機器を提供することである。
本明細書で開示する雌側連結装置は、雄型形状を有する雄側連結装置と嵌合可能な雌型形状を有する雌側連結装置であって、ベース部と、カバー部と、第1の付勢手段と、ロック部と、第2の付勢手段と、を備える。上記ベース部は、上記雄側連結装置と嵌合可能な空間を有する。上記カバー部は、上記ベース部における上記空間に収容される。上記第1の付勢手段は、上記カバー部を上記ベース部から外方向へ付勢する。上記ロック部は、上記カバー部を上記ベース部に対して係止する係止位置にあることにより、上記外方向とは反対の方向への上記カバー部の移動を阻止する。上記第2の付勢手段は、上記ロック部を、上記係止位置へ向かう係止方向へ付勢する。そして、上記ロック部は、上記雄側連結装置に設置された磁石による吸引移動または反発移動によって上記係止位置から退避する。
本明細書で開示する電子機器は、上記雌側連結装置を備える第1の筐体と、上記雌側連結装置の上記雌型形状と嵌合可能な上記雄型形状を有し上記磁石が設置された上記雄側連結装置を備える第2の筐体と、を含む。
本明細書で開示する雌側連結装置および電子機器によれば、雌側連結装置の凹部を簡単な構成で開閉させることができる。
携帯電話機を示す斜視図(その1)である。 携帯電話機を示す斜視図(その2)である。 携帯電話機を示す斜視図(その3)である。 第1実施形態における第1の筐体を示す左側面図および平面図である。 第1実施形態における第2の筐体を示す底面図、左側面図および平面図である。 第1実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが分離した状態の雌側連結装置および雄側連結装置を示す概略断面図である。 第1実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが分離した状態の雌側連結装置を示す要部断面図である。 図5のA−A断面図である。 第1実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが連結される過程の雌側連結装置および雄側連結装置を示す概略断面図である。 第1実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが連結される過程の雌側連結装置を示す要部断面図である。 図8のB−B断面図である。 第1実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが連結された状態の雌側連結装置および雄側連結装置を示す概略断面図である。 第1実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが連結された状態の雌側連結装置を示す要部断面図である。 第1実施形態における、雄側連結装置の概略構成を示す平面図および断面図、並びに、雌側連結装置の概略構成を示す断面図および平面図である。 第1実施形態における、第1の筐体および第2の筐体を示す概略分解断面図である。 第1実施形態における、雌側連結装置および雄側連結装置を示す概略分解斜視図である。 第1実施形態における、雌側連結装置および雄側連結装置を示す概略分解斜視図および説明図である。 第1実施形態の第1変形例における、雄側連結装置の概略構成を示す平面図および断面図、並びに、雌側連結装置の概略構成を示す断面図および平面図である。 第1実施形態の第2変形例における雄側連結装置の概略構成を示す平面図および右側面図である。 第1実施形態の第3変形例における携帯電話機を示す斜視図(その1)である。 第1実施形態の第3変形例における携帯電話機を示す斜視図(その2)である。 第1実施形態の第3変形例における携帯電話機を示す斜視図(その3)である。 第2実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが分離した状態の雌側連結装置を示す要部断面図である。 図19のC−C断面図である。 第2実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが連結される過程の雌側連結装置を示す要部断面図である。 図21のD−D断面図である。 第3実施形態における携帯電話機を示す斜視図(その1)である。 第3実施形態における携帯電話機を示す斜視図(その2)である。 第3実施形態における雌側連結装置の概略構成を示す平面図、正面側断面図、右側面図および右側面側断面図である。 第3実施形態における雄側連結装置の概略構成を示す平面図、正面図および右側面図である。 第3実施形態における、嵌合した状態の雌側連結装置および雄側連結装置の概略構成を示す断面図である。 第3実施形態の変形例における雌側連結装置の概略構成を示す平面図、正面側断面図および右側面図である。 第3実施形態の変形例における雄側連結装置の概略構成を示す平面図、正面図および右側面図である。 第3実施形態の変形例における、嵌合した状態の雌側連結装置および雄側連結装置の概略構成を示す断面図である。 第4実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが分離した状態の雌側連結装置を示す要部断面図である。 図30のE−E断面図である。 第4実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが連結される過程の雌側連結装置を示す要部断面図である。 図32のF−F断面図である。 第4実施形態における、第1の筐体と第2の筐体とが連結された状態の雌側連結装置を示す概略断面図である。 第4実施形態におけるロック部を示す分解斜視図である。 第4実施形態におけるロック部を示す斜視図である。
以下、実施の形態に係る、雌側連結装置および電子機器について、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1A〜図1Cは、携帯電話機1を示す斜視図である。
図2は、第1の筐体10を示す左側面図および平面図である。
図3は、第2の筐体20を示す底面図、左側面図および平面図である。
図1A〜図1Cに示す携帯電話機1は、図2に示す第1の筐体10と、図3に示す第2の筐体20とを備える。携帯電話機1は、後述する電子機器の一例である。
第1の筐体10は、操作部11,12と、マイク部13と、を備える。第2の筐体20は、表示部21と、スピーカ部22と、マイク部23と、を備える。
図2に示すように、第1の筐体10の操作部11,12側である上面側には、雌側連結装置100が配置されている。
図3に示すように、第2の筐体20の表示部21とは反対側である底面側には、雄側連結装置200が配置されている。
詳しくは後述するが、第1の筐体10と第2の筐体20とは、雌側形状を有する雌側連結装置100と雄側形状を有する雄側連結装置200とが互いに嵌合することで、着脱自在に連結されている。
第1の筐体10と第2の筐体20とは、連結された状態において、例えば、図1Aに示すように各筐体の長手方向に延びるI字形状、図1Bに示すように各筐体の角度を直角にしたL字形状、図1Cに示すように各筐体を重ね合わされた形状などをとることができる。
第1の筐体10と第2の筐体20とが互いに分離可能であるため、分離した第1の筐体10および第2の筐体20がそれぞれ独立して通話可能となるように、第1の筐体10も、スピーカ部を備えるようにしてもよい。
図4は、第1の筐体10と第2の筐体20とが分離した状態の雌側連結装置100および雄側連結装置200を示す概略断面図である。
図5は、第1の筐体10と第2の筐体20とが分離した状態の雌側連結装置100を示す要部断面図である。
図6は、図5のA−A断面図である。
図5および図6に示す雌側連結装置100は、図12〜図15にも示すように、ベース部110と、カバー部120と、カバー保持バネ130と、4つのロック部140と、4つのロック部係止用ねじりバネ150と、2つの押さえ部160と、を備える。図12に示すように、雌側連結装置100は、雄側連結装置200側からの平面視において円形状を呈する。
カバー保持バネ130は、第1の付勢手段の一例である。4つのロック部係止用ねじりバネ150は、第2の付勢手段の一例である。なお、ベース部110、カバー部120、カバー保持バネ130、ロック部140、ロック部係止用ねじりバネ150および押さえ部160の数は、雌側連結装置100の形状その他の構成に応じて適宜変更可能である。
図5、図14および図15に示すように、ベース部110は、平面側に開口する円形の凹部110aが中央に形成された平面視円形状を呈する。この凹部110aは、雄側連結装置200と嵌合可能な空間の一例として機能する。凹部110aの底面には、4つの挿入孔部110bが形成されている。
4つの挿入孔部110bには、後述する4つのロック部140の一部、カバー部120の4つの突起120aなどが挿入される。4つの挿入孔部110bは、ロック部140および突起120aと同様に、雌側連結装置100の周方向に90°ずつ、等間隔に形成されている。
図5および図6に示すように、挿入孔部110bは、矩形の幅広部110b−1と、矩形の幅狭部110b−2とを含む。図6に示すように、幅広部110b−1は、幅狭部110b−2よりもベース部110の径方向に直交する方向(図6では上下方向)の幅が大きい。幅広部110b−1は、幅狭部110b−2に連続して形成され、幅狭部110b−2よりもベース部110の径方向の内側に位置する。なお、ベース部110は、第1の筐体10と一体に形成されるようにしてもよい。
カバー部120は、凹部110aに収容される。図14および図15に示すように、カバー部120は、円板状を呈し、底面側の周縁4箇所に、底面側へ突出する突起120aが設けられている。この4つの突起120aは、カバー部120の周方向に90°ずつ、等間隔に設けられている。
4つの突起120aの先端には、カバー部120の径方向外側に突出するカバー保持爪120bが設けられている。このカバー保持爪120bによって、カバー部120は、ベース部110から上方(外方向)へ抜け落ちるのが防止されている。
図5および図6に示すように、カバー部120の4つの突起120aの径方向内側先端には、内側凸部120cが中央に設けられている。この内側凸部120cは、底面側である下方のベース部110との間に挿入されるロック爪142をガイドする。なお、突起120aのうち内側凸部120cが形成される径方向内側下端は、カバー保持爪120bが形成される径方向外側下端よりも高い位置に位置する。
カバー部120の4つの突起120aの根元部分の径方向内側には、ロック部支持軸120eを軸支する左右一対の張出部120d,120dが設けられている。
ロック部支持軸120eは、後述する金属片141のカバー側張出部141d,141dにおいて、ロック部140を揺動自在に軸支する。ロック部支持軸120eには、ロック部係止用ねじりバネ150が巻き付けられている。
カバー部120の4つの突起120aのうち互いに対向する2つの突起120aの径方向外側上端には、後述する押さえ部160の爪部161が挿入される押さえ部用凹部120fが形成されている。
カバー部120の下方(外方向とは反対側)には、カバー保持バネ130、ロック部140およびロック部係止用ねじりバネ150が配置されている。
カバー保持バネ130は、下方にいくほど径の小さくなる円錐バネであり、ベース部110の凹部110aの中央においてカバー部120の下方に配置されている。カバー保持バネ130は、カバー部120を、ベース部110から外方向である上方へ付勢する。カバー保持バネ130を一例とする第1の付勢手段としては、カバー部120をベース部110から外方向へ付勢するものであれば、カバー保持バネ130以外の弾性体を用いてもよい。
4つのロック部140のそれぞれは、金属片141と、係止部の一例であるロック爪142と、ロック爪用ねじりバネ143と、を含む。4つのロック部140は、カバー部120の4つの突起120aのそれぞれの径方向内側に1つずつ配置されている。
金属片141は、雄側連結装置200の後述する磁石220により吸引される被吸引部141−1と、この被吸引部141−1のうちカバー部120の径方向外側の端部から下方へ直角に屈曲した屈曲部141−2と、を含み、L字板状を呈する。
金属片141の屈曲部141−2には、厚み方向に傾斜して貫通する貫通孔141aと、被吸引部141−1とは反対側の端部に位置する切り欠き部141bと、が形成されている。
金属片141の屈曲部141−2には、被吸引部141−1とは反対側の端部の外側の面に、左右一対のロック爪側張出部141c,141cが設けられている。また、屈曲部141−2には、被吸引部141−1側の端部の外側の面に、左右一対のカバー側張出部141d,141dが設けられている。
屈曲部141−2の貫通孔141aには、上記のロック部係止用ねじりバネ150の一端側が挿入されている。このロック部係止用ねじりバネ150の他端は、カバー部120の底面に当接している。ロック部係止用ねじりバネ150は、係止位置へ向かう係止方向へロック部140を付勢する。ロック部140がカバー部120をベース部110に対して係止する係止位置は、ロック爪142がカバー部120の内側凸部120cの下方に挿入される位置である。
ロック爪側張出部141c,141cは、ロック爪支持軸141eを軸支する。このロック爪支持軸141eは、ロック爪142の左右一対の張出部142b,142bにおいて、ロック爪142を揺動自在に軸支する。ロック爪支持軸141eには、ロック爪用ねじりバネ143が巻き付けられている。
金属片141の屈曲部141−2(ロック爪支持軸141e)およびロック爪用ねじりバネ143は、ロック爪142を、金属片141の吸引移動によって、カバー部120の内側凸部120cの下方の位置である係止位置から退避する解除方向へ移動させる吸引解除手段の一部として機能する。
図6に示すように、ロック爪142は、ベース部110の挿入孔部110bの幅広部110b−1よりも上記の幅(ベース部110の径方向に直交する図6では上下方向の幅)が狭いが、幅狭部110b−2よりは幅が広い。そのため、ロック爪142は、カバー部120の内側凸部120cの下方では、幅狭部110b−2により下方への移動が妨げられるが、内側凸部120cの下方から抜け出すと、幅広部110b−1に挿入される。
ロック爪用ねじりバネ143の一端側は、屈曲部141−2の上記の切り欠き部141bに挿入されている。ロック爪用ねじりバネ143の他端側は、ロック爪142の厚み方向に貫通する貫通孔142aに挿入されている。
ロック爪用ねじりバネ143は、ロック爪142がカバー部120の内側凸部120cの下方に挿入されるようにロック爪142を係止方向へ付勢する。
図15に示すように、2つの押さえ部160は、爪部161と、左右一対のバネ162,162と、を含む。押さえ部160は、ベース部110の2つの押さえ部用凹部110cのそれぞれに1つずつ計2つ配置されている。2つの押さえ部用凹部110cは、ベース部110の凹部110aを形成する側壁に互いに対向して形成されている。
2つの押さえ部160は、爪部161によって、カバー部120の2つの押さえ部用凹部120fにおいて、カバー部120の外方向への移動を阻止する。バネ162,162は、爪部161を、上記のカバー部120の外方向への移動を阻止する位置に向けて付勢する。
なお、押さえ部160は、雌側連結装置100と雄側連結装置200とを嵌合させる際には、爪部161によって、雄側連結装置200の凸部210と係合する。
図11、図14および図15に示すように、雄側連結装置200の凸部210は、雌側連結装置100のカバー部120に当接する大径部210−1と、この大径部210−1よりも基端側に位置する小径部210−2とが一体に形成されている。爪部161は、大径部210−1を小径部210−2の周囲から押さえることで、凸部210と係合する。なお、大径部210−1は、カバー部120との当接面側の一部が当接面にいくほど縮径するテーパ状になっている。
以下、雌側連結装置100と雄側連結装置200とが嵌合する際の動作について説明する。
図7は、第1の筐体10と第2の筐体20とが連結される過程の雌側連結装置100および雄側連結装置200を示す概略断面図である。
図8は、第1の筐体10と第2の筐体20とが連結される過程の雌側連結装置100を示す要部断面図である。
図9は、図8のB−B断面図である。
図7に示すように雌側連結装置100と雄側連結装置200とが接近あるいは接触すると、図8に示すように、雄側連結装置200の磁石220によって、金属片141の被吸引部141−1が吸引される。これにより、金属片141がロック部支持軸120eを中心に回転し、ロック部140は、カバー部120が下方に移動する(沈み込む)のを阻止する上記の係止位置から退避する。
具体的には、金属片141がロック部係止用ねじりバネ150の付勢力を上回る力で吸引されると、ロック爪142が、カバー部120の移動を阻止する位置である内側凸部120cの下方の係止位置から退避する。この退避動作によって、ロック爪142は、図9に二点鎖線で示す位置(142´)から、ベース部110の挿入孔部110bの幅広部110b−1の上方の位置に移動する。
これにより、カバー部120が下方に移動することが可能となり、雌側連結装置100が雄側連結装置200により押圧されることで、カバー部120が下方に移動する。このカバー部120の沈み込みに伴い、ベース部110の凹部110aが開放していく。
図10は、第1の筐体10と第2の筐体20とが連結された状態の雌側連結装置100および雄側連結装置200を示す概略断面図である。
図11は、第1の筐体10と第2の筐体20とが連結された状態の雌側連結装置100を示す要部断面図である。
図10に示すように第1の筐体10と第2の筐体20とが連結された状態では、雌側連結装置100と雄側連結装置200とは嵌合している。
図11に示すように、カバー部120が上述のように下方へ移動して最下端の位置にあるとき、押さえ部160の爪部161は、雄側連結装置200の凸部210の小径部210−2において大径部210−1を押さえる。これにより、凸部210ひいては雄側連結装置200の上方移動、即ち外方向への抜け落ちが防止されている。
図12は、雄側連結装置200の概略構成を示す平面図および断面図、並びに、雌側連結装置100の概略構成を示す断面図および平面図である。
図13は、第1の筐体10および第2の筐体20を示す概略分解断面図である。
図14は、雌側連結装置100および雄側連結装置200を示す概略分解斜視図である。
図15は、雌側連結装置100および雄側連結装置200を示す概略分解斜視図および説明図である。
図13に示すように、第1の筐体10には、フロントケース14とリアケース15との間に雌側連結装置100が配置されている。この雌側連結装置100は、複数のネジ16によってフロントケース14のネジ孔14aに固定されている。
第2の筐体20では、フロントケース24に対し上記の表示部21が固定されている。この表示部21は、底面側で基板26に固定されている。表示部21の上面側には、表示部用パネル27が配置されている。
雄側連結装置200は、凸部210において複数のネジ28によって表示部24のリアケース25のネジ孔25aに固定されている。図14および図15に示すように、凸部210には、ネジ28が挿入される複数のネジ孔210dが形成されている。
凸部210の小径部210−2には、周縁において4つの押さえ部用凹部210aが凸部210の周方向に90°ずつ、等間隔に形成されている。4つの押さえ部用凹部210aには、2つの押さえ部160のうち一方の押さえ部160の爪部161に形成された図12に示すクリック用突起161aが挿入される。このようにクリック用突起161aが4つの押さえ部用凹部210aのいずれかに挿入されることで、雌側連結装置100と雄側連結装置200とは、4箇所において嵌合した状態で互いに位置決めされる。
図14および図15に示すように、凸部210の小径部210−2には、径方向に突出する押さえ部用凸部210bが周縁の一箇所に形成されている。この押さえ部用凸部210bは、2つの爪部161の一方を押し出すことによって、この爪部161を、大径部210−1を押さえる位置から退避させる。
なお、一方の爪部161が押し出されることによって、他方の爪部161を大径部210−1を押さえる位置から退避させるのが容易になるため、人が手で雄側連結装置200を雌側連結装置100から抜き出すことができる。
図12および図13に示すように、撮像装置であるカメラ230は、第2の筐体20の雄側連結装置200の内部において基板26の底面側に配置されている。
雄側連結装置200の磁石220は、凸部210の小径部210−2内に設けられる図14および図15に示すカメラ用凹部210cにカメラ230の一部とともに4つ収容されている。磁石220は、カメラ230の周囲の4箇所に、ロック板141と対向するように配置されている。なお、磁石220を金属板等によりシールドすることで、携帯電話機1への磁力による影響を抑えることができる。
以上説明した本実施形態では、雌側連結装置100は、ベース部110と、カバー部120と、カバー保持バネ(第1の付勢手段)130と、ロック部140と、ロック部係止用ねじりバネ(第2の付勢手段)150と、を備える。カバー保持バネ130は、カバー部120をベース部110から外方向へ付勢する。ロック部140は、カバー部120をベース部110に対して係止する係止位置にあることにより、上記外方向とは反対の方向へのカバー部120の移動を阻止する。ロック部係止用ねじりバネ150は、ロック部140を、係止位置へ向かう係止方向へ付勢する。そして、ロック部140は、雄側連結装置200に設置された磁石220による吸引移動によって係止位置から退避する。
そのため、雄側連結装置200を雌側連結装置100に近づけたときには、ロック部140が上記の係止位置から退避してベース部110の凹部110aを開放することができる。また、雄側連結装置200を雌側連結装置100から遠ざけたときには、ロック部係止用ねじりバネ150がロック部140を係止方向へ付勢するとともに、カバー保持バネ130がカバー部120をベース部110から外方向へ付勢する。これにより、凹部110aが閉じる。
よって、本実施形態によれば、雌側連結装置100(ベース部110)の凹部110aを簡単な構成で開閉させることができる。
また、本実施形態では、ロック部140は、磁石220により吸引移動する金属片141と、この金属片141が吸引移動することで、カバー部120をベース部110に対して係止する係止位置から退避するロック爪(係止部)142と、を含む。そのため、雌側連結装置100を簡単な構成にすることができる。
また、本実施形態では、ロック爪(係止部)142は、金属片141に対して揺動自在に軸支されている。そのため、ロック爪142の係止位置における挿抜が容易になり、凹部110aの開閉を円滑に行うことができる。また、雌側連結装置100を簡単な構成にすることができる。
また、本実施形態では、ベース部110には、カバー部120が外方向とは反対の方向へ移動した際にカバー部120の突起120a(カバー部の少なくとも一部)が挿入される挿入孔部110bが形成されている。そのため、雌側連結装置100を簡単な構成にすることができる。
また、本実施形態では、ベース部110の挿入孔部110bには、カバー部120が外方向とは反対の方向へ移動した際にカバー部120の突起120a(カバー部の少なくとも一部)およびロック部140のロック爪142などの一部(少なくとも一部)が挿入される。そのため、雌側連結装置100を簡単な構成にすることができる。
また、本実施形態では、カバー部120の下方(外方向とは反対側)には、カバー保持バネ130、ロック部140およびロック部係止用ねじりバネ150が配置されている。そのため、雌側連結装置100を簡単な構成にすることができる。
また、本実施形態では、押さえ部160は、雌側連結装置100と雄側連結装置200とが分離した状態で外方向へのカバー部120の移動を阻止し、雌側連結装置100と雄側連結装置200とが嵌合した状態で雄側連結装置200に係合する。そのため、雌側連結装置100を簡単な構成にすることができる。
また、本実施形態では、雄側連結装置200の内部には、撮像装置であるカメラ230が配置されている。そのため、携帯電話機(電子機器)1の小型化を図ることができる。
なお、本実施形態では、電子機器として携帯電話機1を例に説明したが、電子機器としては、PDA(Personal Digital Assistant)、コンピュータ、デジタルカメラなど、情報通信端末その他の電子機器を用いることもできる。
また、電子機器としては、第1の筐体および第2の筐体のうち一方が、電子機器本体の充電、立掛け等のためのスタンドで、他方が電子機器本体である電子機器も含まれる。
図16は、第1変形例における、雄側連結装置400の概略構成を示す平面図および断面図、並びに、雌側連結装置300の概略構成を示す断面図および平面図である。
本変形例では、雌側連結装置300は、ベース部310およびカバー部320が雄側連結装置400側からの平面視において円形状ではなく矩形状である点、および、これに関連する構成において、図12等に示す雌側連結装置100と相違する。
雄側連結装置400は、雄側連結装置200の大径部210−1に対応する凸部410の先端部410−1が、雌側連結装置300側からの平面視において円形状ではなく矩形状である点これに関連する構成において、図12等に示す雄側連結装置200と相違する。先端部410−1は、図12等に示す小径部210−2に対応する基端部410−2よりも各辺が長い断面矩形状を呈する。
図17は、第2変形例における雄側連結装置500の概略構成を示す平面図および右側面図である。
図17に示す第2変形例の雄側連結装置500は、第1変形例の雄側連結装置400と同様に、雄側連結装置200の大径部210−1,小径部210−2に対応する先端部510−1,基端部510−2が平面視において円形状ではなく矩形状である。
本変形例においても、雄側連結装置500には、4つの磁石520や二点鎖線で示すカメラ(撮像装置)530が配置されている。なお、雄側連結装置500は、図14および図15に示す第2の筐体20の補強板25−2に固定されている。この補強板25−2は、ケース側ネジ孔25bにおいて、図示しないリアケースに固定されている。なお、図17において、カメラ用パネル240等の図示は省略している。
図18A〜図18Cは、第3変形例における携帯電話機2を示す斜視図である。
図18A〜図18Cに示す携帯電話機2は、図1A〜図1Cに示す携帯電話機1と比較して第1の筐体30の構成が相違する。携帯電話機2の第2の筐体20は、携帯電話機1の第2の筐体20と同様のものである。
図18A〜図18Cに示すように、第1の筐体30は、操作部31,32と、マイク部33と、スピーカ部34と、表示部35と、を備える。第2の筐体20は、表示部21と、スピーカ部22と、マイク部23と、を備える。
本変形例では、2つの雌側連結装置100が第1の筐体30および第2の筐体20の1つの面に対して2つ一対に配置されている。同様に、雌側連結装置100と嵌合する雄側連結装置200も、第1の筐体30および第2の筐体20筐体の1つの面に対して2つ一対に配置されている。
第1の筐体30と第2の筐体20との連結は、例えば、図18Aに示すように各筐体の長手方向に延びるように長手方向に連結したり、図18Bに示すように側面どうしで連結したり、図18Cに示すように側面と上面とでT字状になるように重ね合わせて連結したりすることができる。
<第2実施形態>
図19は、第1の筐体10と第2の筐体20とが分離した状態の雌側連結装置600を示す要部断面図である。
図20は、図19のC−C断面図である。
図19および図20に示す雌側連結装置600は、ロック部640およびこれに関連する構成において、第1実施形態の雌側連結装置100と主に相違し、その他の点は同様である。そのため、同様の構成については同一の符号を付して説明を適宜省略する。
4つのロック部640のそれぞれは、金属片641と、係止部(スライダ)の一例であるロック用スライダ642と、2つのスライダ用ガイド部643と、を含む。4つのロック部640は、カバー部120の4つの突起120aのそれぞれの内側に1つずつ配置されている。
なお、本実施形態のカバー部120は、図5および図6に示す内側凸部120cが形成されていない点を除いて第1実施形態のカバー部120と同様である。本実施形態のカバー部120も、突起120aと、カバー保持爪120bと、張出部120dと、ロック部支持軸120eと、押さえ部用凹部120fと、を有する。
金属片641は、図12〜図15に示す雄側連結装置200の磁石220により吸引される被吸引部641−1と、この被吸引部641−1のうちカバー部120の径方向外側の端部から下方へ直角に屈曲した屈曲部641−2と、を含み、L字板状を呈する。
金属片641の屈曲部641−2には、被吸引部641−1とは反対側の端部中央に開口する切り欠き部641aが形成されている。これにより、屈曲部641−2は、U字状を呈する。
金属片641の屈曲部641−2には、被吸引部641−1側の端部の外側の面に、左右一対のカバー側張出部641b,641bが設けられている。
屈曲部641−2の切り欠き部641aには、ロック部支持軸120eを軸支する左右一対の張出部120d,120dが位置する。ロック部支持軸120eは、カバー側張出部641b,641bにおいて、ロック部640を支持する。ロック部支持軸120eには、ロック部係止用ねじりバネ150が巻き付けられている。
屈曲部641−2のうち切り欠き部641aを挟んだ両側には、切り欠き部641aとは反対側の幅方向に突出する凸部641c,641cが設けられている。また、屈曲部641−2のうち切り欠き部641aを挟んだ両側のうち一方には、ロック部係止用ねじりバネ150の一端側が挿入され、図示はしないが抜けないように保持されている。
ロック部係止用ねじりバネ150の他端は、カバー部120の内側上面に接している。ロック部係止用ねじりバネ150は、ロック部640を係止位置へ向かう係止方向へ付勢する。なお、ここでの係止位置は、後述するロック用スライダ642がカバー部120とベース部110との間に挿入される位置である。
金属片641の屈曲部641−2およびスライダ用ガイド部643は、ロック用スライダ642を、金属片641の吸引移動によって、カバー部120の下方の位置である係止位置から退避する解除方向へ移動させる吸引解除手段の一部として機能する。
図20に示すように、ロック用スライダ642は、平面視矩形の切り欠き642aが、対向するカバー部120の突起120a側に形成された平板状を呈する。切り欠き642aの互いに対向する2辺には、屈曲部641−2の左右一対の凸部641cと係合する凹部642b,642bが形成されている。
ロック用スライダ642は、上記の凸部641cおよび凹部642b,642bによって金属片641に係合し、金属片641が磁石220により吸引移動することでスライドする。
ロック用スライダ642は、ベース部110の挿入孔部110bの幅広部110b−1よりもベース部110の径方向に直交する方向(図20では上下方向)の幅が狭いが、幅狭部110b−2よりは幅が広い。
そのため、ロック用スライダ642は、カバー部120の突起120aの下方で且つ幅狭部110b−2の上方では、カバー部120が幅狭部110b−2に挿入されるのを妨げる。一方、ロック用スライダ642は、突起120aの下方から抜け出すと、カバー部120が幅狭部110b−2に挿入されるのを許容する。
2つのスライダ用ガイド部643は、ベース部110の凹部110aの上面に左右一対で設けられている。これら左右一対のスライダ用ガイド部643は、ロック用スライダ642をガイドすることでロック用スライダ642の浮き上がりを防止する。
以下、雌側連結装置600と雄側連結装置200とが嵌合する際の動作について説明する。
図21は、第1の筐体10と第2の筐体20とが連結される過程の雌側連結装置600を示す要部断面図である。
図22は、図21のD−D断面図である。
雌側連結装置600と図12〜図15に示す雄側連結装置200とが接近あるいは接触すると、図21に示すように、雄側連結装置200の磁石220によって、金属片641の被吸引部641−1が吸引される。これにより、金属片641がロック部支持軸120eを中心に回転し、ロック部640は、カバー部120が下方に移動する(沈み込む)のを阻止する係止位置から退避する。
具体的には、金属片641がロック部係止用ねじりバネ150の付勢力を上回る力で吸引されると、ロック用スライダ642は、凹部642b,642bにおいて金属片641の凸部641c,641cにより押圧される。これにより、ロック用スライダ642は、カバー部120の移動を阻止する位置である突起120aの下方の係止位置から退避する。この退避動作によって、ロック用スライダ642は、幅狭部110b−2の上方の位置から退避する。
これにより、カバー部120が下方に移動することが可能となり、雌側連結装置600が雄側連結装置200により押圧されることで、カバー部120が下方に移動する。このカバー部120の移動に伴い、ベース部110の凹部110aが開放していく。
この後、上述の第1実施形態と同様に、カバー部120が下方へ移動して最下端の位置にあるとき、押さえ部160の爪部161は、本実施形態では図示しないが、図12〜図15に示す雄側連結装置200の例えば大径部210−1を押さえる。これにより、凸部210ひいては雄側連結装置200の上方移動、即ち抜け落ちが防止されている。
以上説明した第2実施形態においても、上述の第1実施形態と同様の点については同様の効果、即ち、雌側連結装置600(ベース部110)の凹部110aを簡単な構成で開閉させることができるという効果などが得られる。
また、本実施形態では、ロック部640は、磁石220により吸引移動する金属片641と、この金属片641が吸引移動することで係止位置から退避する係止部と、を含む。また、この係止部は、金属片641に係合し金属片641が吸引移動することでスライドするロック用スライダ(スライダ)642である。そのため、ロック用スライダ642の係止位置における挿抜が容易になり、凹部110aの開閉を円滑に行うことができる。また、雌側連結装置600を簡単な構成にすることができる。
<第3実施形態>
図23Aおよび図23Bは、携帯電話機2を示す斜視図である。
図24は、雌側連結装置700の概略構成を示す平面図、正面側断面図、右側面図および右側面側断面図である。
図25は、雄側連結装置800の概略構成を示す平面図、正面図および右側面図である
図23Aおよび図23Bに示す携帯電話機2は、図18A〜図18Cに示す携帯電話機2と比較して、雌側連結装置700および雄側連結装置800の構成が相違し、その他の点は同様である。
図23Aに示すように、第1の筐体30は、操作部31,32と、マイク部33と、スピーカ部34と、表示部35と、を備える。第2の筐体20は、表示部21と、スピーカ部22と、マイク部23と、を備える。
本実施形態では、雌側連結装置700および雄側連結装置800は、いずれも平面視矩形状を呈する。
第1の筐体30と第2の筐体20との連結は、例えば、図23Aおよび図23Bに示すように各筐体の長手方向に延びるように長手方向に連結したり、或いは、側面どうしで連結したりすることができる。
図24に示す雌側連結装置700は、ベース部710と、カバー部720と、カバー保持バネ730と、2つのロック部740と、2つのロック部係止用ねじりバネ750と、2つの押さえ部760と、を備える。なお、図24の左上に示す平面図では、右側のロック部740の図示を省略している。
カバー保持バネ730は、第1の付勢手段の一例である。2つのロック部係止用ねじりバネ750は、第2の付勢手段の一例である。
ベース部710は、平面側に開口する円形の凹部710aが中央に形成された正面視矩形状を呈する。この凹部710aは、雄側連結装置800と嵌合可能な空間の一例として機能する。凹部710aの底面中央には、挿入凹部710bが形成されている。この挿入凹部710bには、凹部710a開放時のカバー部720の一部(少なくとも一部)が挿入される。
なお、凹部710bには、支持部材710dが配置されている。この支持部材710dは、例えば、円筒形状あるいはブロック形状を呈する。支持部材710dは、後述するロック部740のロック爪742が係止位置にあるときにはロック爪742を挟んでカバー部720の下方に位置する。一方、ロック爪742が係止位置から退避したときには、支持部材710dは、カバー部720の図示しない底面側の凹部に挿入されてカバー部720の下方への動きを妨げない。
ベース部710の長手方向両端には、フランジ部710c,710cが形成されている。ベース部710は、フランジ部710c,710cにおいて、ネジ16bにより第1の筐体に固定される。
カバー部720は、ベース部710の凹部710aに収容される。図24に示すように、カバー部720は、底面に保持バネ収容凹部720aが設けられた円柱形状を呈する。カバー部720の上半分には、小径部720bが形成されている。この小径部720bにおいて、押さえ部760の爪部761は、カバー部720の外方向(上方)への移動を阻止する。
カバー保持バネ730は、ベース部710の凹部710a中央に配置されたバネである。カバー保持バネ730は、カバー部720の(外方向とは反対側)カバー720を、ベース部710から外方向である上方へ付勢する。カバー保持バネ730を一例とする第1の付勢手段としては、カバー部720をベース部710から外方向へ付勢するものであれば、カバー保持バネ730以外のものを用いてもよい。
2つのロック部740のそれぞれは、金属片741と、係止部の一例であるロック爪742と、を含む。ロック部740の形状および動作は、第1実施形態のロック部140の形状および動作と同様であるが、本実施形態のロック部740は、カバー部720の下方(外方向とは反対側)ではなくカバー部720の側方に配置されている。ロック部係止用ねじりバネ750も、カバー部720の下方(外方向とは反対側)ではなくカバー部720の側方に配置されている。
2つの押さえ部760は、爪部761と、バネ762と、を含む。2つの押さえ部760は、爪部761によって、カバー部720の小径部720bにおいて、ベース部720の外方向への移動を阻止する。バネ762は、爪部761を、上記のカバー部720の外方向への移動を阻止する位置に向けて付勢する。
押さえ部760は、雌側連結装置700と雄側連結装置800とを嵌合させる際には、爪部761によって、雄側連結装置200の凸部210と係合する。
図25に示すように、雄側連結装置800の凸部810は、円柱形状を呈する。この凸部810は、雌側連結装置700のカバー部720に当接する当接面810b側の一部が当接面810bにいくほど縮径するテーパ状になっている。凸部810の外周面には、押さえ部760の爪部761が挿入される押さえ部用凹部810aが形成されている。
凸部810は、図13および図14に示す第2の筐体20のリアケース25の補強板25a−3に固定されている。この補強板25a−3には、2つの磁石820が固定されている。補強板25a−3は、ネジ孔25aにおいて第2の筐体20(リアケース25)に固定されている。
以下、雌側連結装置700と雄側連結装置800とが嵌合する際の動作について簡単に説明する。
図26は、嵌合した状態の雌側連結装置700および雄側連結装置800の概略構成を示す断面図である。
雌側連結装置700と雄側連結装置800とが接近あるいは接触すると、雄側連結装置800の磁石820によって、金属片741が吸引され、ロック部740は、カバー部720が下方に移動する(沈み込む)のを阻止する図24に示す係止位置から退避する。
具体的には、金属片741がロック部係止用ねじりバネ750(第1実施形態のロック部係止用ねじりバネ150と同様)の付勢力を上回る力で吸引されると、ロック爪742が、カバー部720の移動を阻止する、カバー部720の下方の係止位置から退避する。
これにより、カバー部720が下方に移動することが可能となり、雌側連結装置700が雄側連結装置800により押圧されることで、カバー部720が下方に移動する。このカバー部720の移動に伴い、ベース部710の凹部710aが開放していく。
カバー部720が上述のように下方へ移動して下端側の一部が挿入凹部710bに挿入されたとき、押さえ部760の爪部761は、雄側連結装置800の凸部810の押さえ部用凹部810aにおいて凸部810を押さえる。これにより、雄側連結装置800の上方移動、即ち外方向への抜け落ちが防止される。
以上説明した第実施形態においても、上述の第1実施形態と同様の点については同様の効果、即ち、雌側連結装置700(ベース部710)の凹部710aを簡単な構成で開閉させることができるという効果などが得られる。
図27は、第3実施形態の変形例における雌側連結装置900の概略構成を示す平面図、正面側断面図および右側面図である。
図28は、雄側連結装置1000の概略構成を示す平面図、正面図および右側面図である
図29は、嵌合した状態の雌側連結装置900および雄側連結装置1000の概略構成を示す断面図である。
本変形例においても、雌側連結装置900および雄側連結装置1000は、図24〜図26に示す雌側連結装置700および雄側連結装置800と同様に、正面視矩形状を呈する。
一方、雌側連結装置900のカバー部920および雄側連結装置1000の凸部1010は、平面視円形状ではなく平面視矩形状を呈する。
以下、図27に示す雌側連結装置900および図28に示す雄側連結装置1000について、第1実施形態の雌側連結装置100および雄側連結装置200と相違する点について説明する。なお、図27および図29において、ロック部係止用ねじりバネ(150)の図示は省略している。
雌側連結装置900には、カバー保持バネ930が2つ配置されている。
ベース部910の凹部910aには、2つのカバー保持バネ910bの下端が挿入されるピン910bが上方に突出するように設けられている。
カバー部920の底面側には、2つのカバー保持バネ930が収容される2つの筒部910bが下方に突出するように設けられている。
雌側連結装置900は、ベース部910の水平方向に延びるネジ孔910cにおいて第1の筐体30に固定されている。
図28に示すように、雄側連結装置1000の凸部1010は、四角柱形状を呈する。この凸部1010は、雌側連結装置900のカバー部920に当接する当接面1010b側の一部が当接面1010bにいくほど縮径するテーパ状になっている。凸部1010の外周面には、押さえ部960の爪部が挿入される押さえ部用凹部1010aが形成されている。凸部1010の内部には、2つの磁石1020が固定されている。
凸部1010は、図13および図14に示す第2の筐体20のリアケース25の補強板25a−4に固定されている。この補強板25a−4は、ネジ孔25aにおいて第2の筐体20(リアケース25)に固定されている。
図29に示すように嵌合する過程の雌側連結装置900および雄側連結装置1000の動作は、第1実施形態の雌側連結装置100および雄側連結装置200の動作と同様であるため説明を省略する。
<第4実施形態>
図30は、第1の筐体10と第2の筐体20とが分離した状態の雌側連結装置1100を示す要部断面図である。
図31は、図30のE−E断面図である。
図30および図31に示す雌側連結装置1100は、ロック部1140およびこれに関連する構成において、第1実施形態の雌側連結装置100と主に相違し、その他の点は同様である。そのため、同様の構成については説明を適宜省略する。
図35および図36に示すように、4つのロック部1140のそれぞれは、磁石固定片1141と、係止部(スライダ)の一例であるロック用スライダ1142と、2つのスライダ用ガイド部1143と、を含む。4つのロック部1140は、カバー部1120の4つの突起1120aのそれぞれの内側に1つずつ配置されている。
なお、本実施形態のカバー部1120には、図5および図6に示す内側凸部120cが形成されていない。カバー部1120には、ロック部1140よりもカバー部1120の径方向内側に、ロック部支持軸1120eを軸支する左右一対の張出部1120d,1120dが張り出している。これらの点を除いて、カバー部1120は、第1実施形態のカバー部120と同様である。
本実施形態のカバー部1120は、突起1120aと、カバー保持爪1120bと、張出部1120dと、ロック部支持軸1120eと、押さえ部用凹部1120fと、を有する。
ロック部1140の磁石固定片1141は、雄側連結装置の磁石1220により反発移動する雌側磁石1144が固定された磁石固定部1141−1と、この磁石固定部1141−1のうちカバー部1120の径方向内側の端部から下方へ直角に屈曲した屈曲部1141−2と、を含み、L字板状を呈する。
磁石固定片1141の屈曲部1141−2には、厚み方向に貫通する貫通孔1141aと、被吸引部1141−1とは反対側の端部において幅方向に突出する左右一対の凸部1141c,1141cと、が形成されている。
磁石固定片1141の屈曲部1141−2には、磁石固定部1141−1側の端部の外側の面に、左右一対のカバー側張出部1141b,1141bが設けられている。
なお、カバー部1120や磁石固定片1141を非金属材料で形成したり、或いは、雌側磁石1144を磁石固定片1141から雄側連結装置1200側に露出させたりすることで、磁力不足がロック部1140の動きに影響を与えるのを抑えることができる。
カバー部1120は、ロック部支持軸1120eを軸支する左右一対の張出部1120d,1120dを含む。ロック部支持軸1120eは、カバー側張出部1141b,1141bにおいて、ロック部1140を支持する。ロック部支持軸1120eには、ロック部係止用ねじりバネ1150が巻き付けられている。
屈曲部1141−2の貫通孔1141aには、ロック部係止用ねじりバネ1150の一端側が挿入されている。
ロック部係止用ねじりバネ1150の他端は、カバー部1120の内側上面に接している。ロック部係止用ねじりバネ1150は、ロック部1140を係止位置へ向かう係止方向へ付勢する。ここで、係止位置は、ロック部1140のロック用スライダ1142がカバー部1120とベース部1110との間に挿入される位置である。
磁石固定片1141の屈曲部1141−2およびスライダ用ガイド部1143は、ロック用スライダ1142を、雌側磁石1144の反発移動によって、カバー部1120の下方の位置である係止位置から退避する解除方向へ移動させる反発解除手段の一部として機能する。
図31に示すように、ロック用スライダ1142は、平面視矩形の貫通孔1142aが中央に形成された平板状を呈する。貫通孔1142aの互いに対向する2辺には、屈曲部1141−2の凸部1141c,1141cと係合する凹部1142b,1142bが形成されている。
ロック用スライダ1142は、ベース部1110に形成された矩形の挿入孔部1110bよりも幅が広い。
そのため、ロック用スライダ1142は、カバー部1120の突起1120aの下方では、カバー部1120が挿入孔部1110bに挿入されるのを妨げる。一方、ロック用スライダ1142は、突起1120aの下方から抜け出すと、カバー部1120が挿入孔部1110bに挿入されるのを許容する。
ロック用スライダ1142は、カバー部1120の突起1120aとは反対側の端部から下方に延びるバネ受け部1142cにおいて、ベース部1110のバネ受け部1110に配置されたスライダ用バネ1145により係止方向に付勢されている。
2つのスライダ用ガイド部1143は、ベース部1110の凹部1110aの上面に左右一対で設けられている。これら左右一対のスライダ用ガイド部1143は、ロック用スライダ1142をガイドすることでロック用スライダ1142の浮き上がりを防止する。
以下、雌側連結装置1100と雄側連結装置1200とが嵌合する際の動作について説明する。
図32は、第1の筐体30と第2の筐体とが連結される過程の雌側連結装置1100を示す要部断面図である。
図33は、図32のF−F断面図である。
雌側連結装置1100と雄側連結装置1200とが接近あるいは接触すると、図32に示すように、雄側連結装置1200の磁石1220によって、磁石固定片1141に固定された雌側磁石1144が反発移動する。これにより、磁石固定片1141がロック部支持軸1120eを中心に回転し、ロック部1140は、カバー部1120が下方に移動する(沈み込む)のを阻止する係止位置から退避する。
具体的には、ロック部1140の雌側磁石1144がロック部係止用ねじりバネ1150の付勢力を上回る力で反発移動すると、ロック用スライダ1142は、凹部1142b,1142bにおいて磁石固定片1141の凸部1141c,1141cにより押圧される。これにより、ロック用スライダ1142は、カバー部1120をベース部1110に対して係止する係止位置である突起1120aの下方の位置から退避する。
これにより、カバー部1120が下方に移動することが可能となり、雌側連結装置1100が雄側連結装置1200により押圧されることで、カバー部1120が下方に移動する。このカバー部1120の移動に伴い、ベース部1110の凹部1110aが開放していく。
この後、図34に示すように、カバー部1120が下方へ移動して最下端の位置にあるとき、押さえ部1160の爪部1161は、雄側連結装置1200の例えば大径部1210−1を押さえることで、凸部1210ひいては雄側連結装置1200の上方移動、即ち抜け落ちを防止する。
以上説明した第4実施形態においても、上述の第1実施形態と同様の点については同様の効果、即ち、雌側連結装置1100(ベース部1110)の凹部1110aを簡単な構成で開閉させることができるという効果などが得られる。
また、本実施形態では、ロック部1140は、雄側連結装置1200の磁石1220により反発移動する雌側磁石1144と、この雌側磁石1144が反発移動することで、カバー部1120をベース部1110に対して係止する係止位置から退避する係止部とを含む。更には、本実施形態では、上記の係止部は、雌側磁石1144が反発移動することでスライドするロック用スライダ(スライダ)1142である。そのため、ロック用スライダ1142の係止位置における挿抜が容易になり、凹部1110aの開閉を円滑に行うことができる。また、雌側連結装置100を簡単な構成にすることができる。
以上説明した実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
雄型形状を有する雄側連結装置と嵌合可能な雌型形状を有する雌側連結装置であって、
前記雄側連結装置と嵌合可能な空間を有するベース部と、
前記ベース部における前記空間に収容されるカバー部と、
前記カバー部を前記ベース部から外方向へ付勢する第1の付勢手段と、
前記カバー部を前記ベース部に対して係止する係止位置にあることにより、前記外方向とは反対の方向への前記カバー部の移動を阻止するロック部と、
前記ロック部を、前記係止位置へ向かう係止方向へ付勢する第2の付勢手段と、
を備え、
前記ロック部は、前記雄側連結装置に設置された磁石による吸引移動または反発移動によって前記係止位置から退避する、雌側連結装置。
(付記2)
付記1記載の雌側連結装置において、
前記ロック部は、前記磁石により吸引移動する金属片と、該金属片が吸引移動することで、前記カバー部を前記ベース部に対して係止する前記係止位置から退避する係止部と、を含む、雌側連結装置。
(付記3)
付記2記載の雌側連結装置において、
前記係止部は、前記金属片に対して揺動自在に軸支されている、雌側連結装置。
(付記4)
付記2記載の雌側連結装置において、
前記係止部は、前記金属片に係合し該金属片が吸引移動することでスライドするスライダである、雌側連結装置。
(付記5)
付記1記載の雌側連結装置において、
前記ロック部は、前記磁石により反発移動する雌側磁石と、該雌側磁石が反発移動することで、前記カバー部を前記ベース部に対して係止する前記係止位置から退避する係止部と、を含む、雌側連結装置。
(付記6)
付記5記載の雌側連結装置において、
前記係止部は、前記雌側磁石が反発移動することでスライドするスライダである、雌側連結装置。
(付記7)
付記1記載の雌側連結装置において、
前記ベース部には、前記カバー部が前記外方向とは反対の方向へ移動した際に前記カバー部の少なくとも一部が挿入される挿入孔部が形成されている、雌側連結装置。
(付記8)
付記7記載の雌側連結装置において、
前記ベース部の前記挿入孔部には、前記カバー部が前記外方向とは反対の方向へ移動した際に前記カバー部の少なくとも一部および前記ロック部の少なくとも一部が挿入される、雌側連結装置。
(付記9)
付記1記載の雌側連結装置において、
前記ベース部には、前記カバー部が前記外方向とは反対の方向へ移動した際に前記カバー部の少なくとも一部が挿入される挿入凹部が形成されている、雌側連結装置。
(付記10)
付記1記載の雌側連結装置において、
前記ロック部は、前記カバー部の前記外方向とは反対側に配置されている、雌側連結装置。
(付記11)
付記1記載の雌側連結装置において、
前記第1の付勢手段は、前記カバー部の前記外方向とは反対側に配置されている、雌側連結装置。
(付記12)
付記1記載の雌側連結装置において、
前記第2の付勢手段は、前記カバー部の前記外方向とは反対側に配置されている、雌側連結装置。
(付記13)
付記1記載の雌側連結装置において、
前記雌側連結装置と前記雄側連結装置とが分離した状態で前記外方向への前記カバー部の移動を阻止し、前記雌側連結装置と前記雄側連結装置とが嵌合した状態で前記雄側連結装置に係合する押さえ部を更に備える、雌側連結装置。
(付記14)
付記1から付記13のいずれか1項記載の雌側連結装置を備える第1の筐体と、
前記雌側連結装置の前記雌型形状と嵌合可能な前記雄型形状を有し前記磁石が設置された前記雄側連結装置を備える第2の筐体と、
を備える電子機器。
(付記15)
付記14記載の電子機器において、
前記雄側連結装置の内部には、撮像装置が配置されている、電子機器。
1 携帯電話機
10 第1の筐体
11 操作部
12 操作部
13 マイク部
14 フロントケース
14a ネジ孔
15 リアケース
16 ネジ
20 第2の筐体
21 表示部
22 スピーカ部
23 マイク部
24 フロントケース
25 リアケース
25−1,25−2 補強板
25a 雄側連結装置側ネジ孔
25b ケース側ネジ孔
25c カメラ用孔
26 基板
27 表示部用パネル
28 ネジ
100 雌側連結装置
110 ベース部
110a 凹部
110b 挿入孔部
110c 押さえ部用凹部
110d ネジ孔
120 カバー部
120a 突起
120b カバー保持爪
120c 内側凸部
120d 張出部
120e ロック部支持軸
120f 押さえ部用凹部
130 カバー保持バネ
140 ロック部
141 金属片
141−1 被吸引部
141−2 屈曲部
141a 貫通孔
141b 切り欠き部
141c ロック爪側張出部
141d カバー側張出部
141e ロック爪支持軸
142 ロック爪
142a 貫通孔
142b 張出部
143 ロック爪用ねじりバネ
150 ロック部係止用ねじりバネ
160 押さえ部
161 爪部
161a クリック用突起
161b バネ用軸
162 圧縮バネ
200 雄側連結装置
210 凸部
210−1 大径部
210−2 小径部
210a 押さえ部用凹部
210b 押さえ部用凸部
210c カメラ用凹部
210d ネジ孔
220 磁石
230 カメラ
240 カメラ用パネル

Claims (5)

  1. 雄型形状を有する雄側連結装置と嵌合可能な雌型形状を有する雌側連結装置であって、
    前記雄側連結装置と嵌合可能な空間を有するベース部と、
    前記ベース部における前記空間に収容されるカバー部と、
    前記カバー部を前記ベース部から外方向へ付勢する第1の付勢手段と、
    前記カバー部を前記ベース部に対して係止する係止位置にあることにより、前記外方向とは反対の方向への前記カバー部の移動を阻止するロック部と、
    前記ロック部を、前記係止位置へ向かう係止方向へ付勢する第2の付勢手段と、
    を備え、
    前記ロック部は、前記雄側連結装置に設置された磁石による吸引移動または反発移動によって前記係止位置から退避
    前記ベース部には、前記カバー部が前記外方向とは反対の方向へ移動した際に前記カバー部の少なくとも一部が挿入される挿入孔部または挿入凹部が形成され、
    前記ベース部の前記空間は、前記ベース部に形成された凹部であり、
    前記挿入孔部または前記挿入凹部は、前記ベース部の前記凹部の底面に形成されている、雌側連結装置。
  2. 請求項1記載の雌側連結装置において、
    前記ロック部は、前記磁石により吸引移動する金属片と、該金属片が吸引移動することで、前記カバー部を前記ベース部に対して係止する前記係止位置から退避する係止部と、を含む、雌側連結装置。
  3. 請求項1記載の雌側連結装置において、
    前記ロック部は、前記磁石により反発移動する雌側磁石と、該雌側磁石が反発移動することで、前記カバー部を前記ベース部に対して係止する前記係止位置から退避する係止部と、を含む、雌側連結装置。
  4. 請求項1記載の雌側連結装置において、
    前記ベース部には、前記挿入孔部が形成され、
    前記ベース部の前記挿入孔部には、前記カバー部が前記外方向とは反対の方向へ移動した際に前記カバー部の少なくとも一部および前記ロック部の少なくとも一部が挿入される、雌側連結装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項記載の雌側連結装置を備える第1の筐体と、
    前記雌側連結装置の前記雌型形状と嵌合可能な前記雄型形状を有し前記磁石が設置された前記雄側連結装置を備える第2の筐体と、
    を含む電子機器。
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