JP5479184B2 - 血糖測定装置及び血糖測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、血糖値等の血糖情報を取得する血糖測定装置及び血糖測定方法に関する。
従来、血糖計は、糖尿病患者の日常の血糖管理のために用いられるものであり、例えば特許文献1に開示されている。
このような血糖計としては、患者自らが日に数回血糖測定を行なうために携帯する自己血糖測定器や、病院等の医療現場(POC)で使用される病棟用血糖測定器があり、この病棟用血糖測定器は、複数患者の管理や測定器の精度管理など幾つかの管理機能を有し、病院の病棟等で使用されている。
しかし、患者や医療従事者がこのような血糖計を使用するとき、誤って床に落下させてしまうことがある。このように患者自身や医療従事者がこの血糖計を誤って落下させてしまった場合でも、血糖計の動作が可能であれば、血糖値を測定できてしまう。
特開2001−208718号公報
ところが、血糖計が、例えば測光部のズレ等を起こす程度の、精度に影響が出るような落下等の衝突による衝撃力を受けていた場合には、患者や医療従事者が血糖値を測定する際に測定値の測定誤差が大きくなっていることを気付かずに血糖値の測定を行うおそれがあり、誤った血糖値に基づいてインスリンを過剰投与してしまう等のリスクがあるという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解消するために、測定誤差等が生じる程度の衝撃を受けても実際の測定値に影響を与え難い血糖測定装置及び血糖測定方法を提供することを目的とする。
上記課題は、本発明にあっては、血糖情報を取得する血糖測定部と、各種情報を報知する報知部と、衝突による衝撃力を検知する衝撃検知部と、前記衝撃検知部の検知した衝撃力が点検を必要とする衝撃力である要点検衝撃力であるか否かを判断する要点検衝撃力判断部と、を有し、前記衝撃検知部の検知した衝撃力が前記要点検衝撃力であると判断されたときは、前記報知部に前記血糖測定装置の点検確認の必要性が報知されると共に、前記血糖測定部からの前記血糖情報の取得動作が不可状態とされる構成となっていることを特徴とする血糖測定装置により達成される。
前記構成によれば、要点検衝撃力であると判断されたときは、報知部によって血糖測定装置の点検確認の必要性が報知される。
このため、血糖測定装置の利用者は、当該血糖測定装置を点検確認すべきことを知ることができ、迅速に点検確認を開始することができる。
また、血糖測定部で測定された血糖情報の取得動作が不可状態とされるので、利用者が誤って測定を行い、誤った血糖情報を取得するのを未然に防止することができる。
好ましくは、前記点検確認の結果情報である点検結果情報を記憶する点検結果情報記憶部を有し、前記点検結果情報に基づき、前記血糖測定部の前記血糖情報の取得動作の不可状態を解除する構成となっていることを特徴とする血糖測定装置である。
前記構成によれば、点検結果情報に基づき、血糖測定部の血糖情報の取得動作の不可状態を解除するので、点検確認の結果、例えば、異常がない血糖測定装置は自動的にその不可状態が解除されるので、迅速に血糖測定に移ることができる。
好ましくは、前記血糖測定装置の点検確認の間隔に関する点検確認間隔情報を記憶する点検確認間隔情報記憶部と、過去の点検確認の日時に関する点検日時情報を記憶する点検履歴情報記憶部と、当該血糖測定装置が前記点検確認間隔情報および前記点検日時情報を参照して、点検確認時期に達しているか否かを判断する点検確認時期判断部と、を有し、前記衝撃検知部の検知した衝撃力が前記要点検衝撃力であると判断されたときは、前記点検確認時期の到来の有無にかかわらず、前記報知部に前記血糖測定装置の点検確認の必要性が報知される構成となっていることを特徴とする血糖測定装置である。
前記構成によれば、検知した衝撃力が要点検衝撃力であると判断されたときは、点検確認時期が到来していなくても、前記報知部によって前記血糖測定装置の点検確認の必要性が報知される構成となっている。
このため、時宜を得た点検確認を利用者に促すことができる。
好ましくは、前記要点検衝撃力判断部の判断結果である当該衝撃力が前記要点検衝撃力であるか否かの衝撃力判断結果情報を記憶する衝撃力判断結果情報記憶部を有し、前記血糖測定装置は、電源が投入されたときに、前記衝撃力判断結果情報記憶部を参照し、対応する点検確認が未実施である前記要点検衝撃力が存在する場合に、前記点検確認の必要性を報知することを特徴とする血糖測定装置である。
前記構成によれば、血糖測定装置は、電源が投入されたときに、かかる衝撃力判断結果情報記憶部を参照し、点検未実施の要点検衝撃力があるか否かを判断する構成となっているので、利用者は、血糖測定装置の動作開始時に直ちに、その点検確認の必要性を認識することができる。
前記課題は、本発明によれば、血糖情報を取得する血糖測定部と、各種情報を報知する報知部と、衝突による衝撃力を検知する衝撃検知部と、前記衝撃検知部の検知した衝撃力が点検を必要とする衝撃力である要点検衝撃力であるか否かを判断する要点検衝撃力判断部と、を有する血糖測定装置によって、前記衝撃検知部の検知した衝撃力が前記要点検衝撃力であると判断されたときは、前記報知部によって前記血糖測定装置の点検確認の必要性が報知されると共に、前記血糖測定部の前記血糖情報の取得動作が不可状態とされることを特徴とする血糖測定方法により達成される。
本発明によれば、測定誤差が生じる程度の落下等による衝突の衝撃力を受けても、誤っている可能性のある測定値を表示せず、装置の点検を促す血糖測定装置及び血糖測定方法を提供することができる。
本発明の実施の形態にかかる血糖測定装置(血糖計)を有する血糖値管理システムを示す概略図である。 図1の血糖計のディスプレイに表示されたQC点検の必要性を示す表示例を示す概略図である。 図1の血糖計の主な構成を示す概略ブロック図である。 血糖値管理システムの主な動作を示す概略フローチャートである。 血糖値管理システムの主な動作を示す他の概略フローチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる血糖測定装置である血糖計10を有する血糖値管理システム1を示す概略図である。図1に示すように、血糖値管理システム1は、患者等の血糖値を計測する血糖計10を有している。
図1に示す血糖計10は、患者の血液を採取するチップを装着するためのチップ装着部11と、各種データを報知する報知部である例えば、ディスプレイ12を有している。チップ装着部11には、光学測定部19が設けられている。この光学測定部19には、図示しない測定チップがイジェクトレバーを操作することにより着脱される。
この測定チップには、ポリエーテルサルホン等の多孔膜等でできた試験紙が内蔵されている。例えば、測定対象者の指先を図示しない穿刺具等で刺して血液を滲み出させて、この血液は上記した測定チップに吸収させる。
血液は、測定チップ内の試薬と反応して発色する。光学測定部19に内蔵した発光素子が予めパルス駆動しており、試験紙からの反射光を内蔵の受光素子に導き、そのアナログの受光信号をデジタル変換し、さらに血糖値へと導いて、ディスプレイ12に表示させるようにしている。
図1に示す血糖計10は、イベントボタン13と、時間設定ボタン14と、電源スイッチ16等を有している。イベントボタン13は、患者が食事をしたり、インスリン投与をした場合に、かかるイベント情報が実施されたことを入力するための入力部である。
この血糖計10は、血糖値管理装置(コンピュータ)20に対して電気的に接続することで、血糖値情報等の情報のやり取りができる。血糖値管理装置20は、管理装置側ディスプレイ21と、キーボード22を備える。
図2は、ディスプレイ12に表示されたQC点検を促す表示例を示す概略図である。
図2に示すディスプレイ12には、血糖計10が予め定めた点検を必要とする要点検衝撃力(例えば、基準落下衝撃力Fを90[G]とし、それ以上の衝撃力F)を受けた時に表示するQC点検警報表示マーク(点検確認の必要性を示す表示の一例)12Aと、測定モード表示マーク12Bと、QC点検モード表示マーク12Cが表示できるようになっている。
また、図2には血糖情報である血糖値に影響を与えるイベント情報が表示されており、具体的には、「食事」、「間食」、「酒宴」及び「インスリン」投与の情報となっている。患者や医療従事者は図1のイベントボタン13を用いて、いずれかのイベントを選択入力できる構成となっている。
また、ディスプレイ12には、血糖値(「100」)が表示され、右上には「日付(一例として「3月27日」)、中段には「時刻(一例として「18時11分」)、下段のカッコの中にイベントが表示される。
ここで、図2に登場するQC点検とは、測定チップを図1に示す光学測定部19に装着して、血液の代わりにグルコース濃度既知のコントロール液を用いて測定を行い、その測定値が所定の適合範囲に入っているかどうかで血糖計が正常に動作していることを確認する作業である。これにより、測定値が予め定めた適合範囲に入っていれば、血糖計は通常の測定に供される。
このQC点検は、予め定めた一定時間間隔ごとに行う通常の定期的なQC点検モードと、この通常のQC点検とは異なり血糖計10が、予め定めた基準落下衝撃力F以上の衝撃力を受けた時に行う緊急的なQC点検モードがある。
図2のQC点検警報表示マーク12Aは、この緊急のQC点検モードである場合に表示部12に表示される。
図2のQC点検モード表示マーク12Cは、通常の定期的なQC点検モードである場合にディスプレイ12に表示される。
図1の血糖計10及び血糖値管理装置20は、コンピュータを有し情報を制御している。
このコンピュータは、CPU、RAM、ROM等を有し、これらは、例えばバス等を介して配置されている。
このバスは、すべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。CPUは所定のプログラムの処理を行う他、バスに接続されたROM等を制御している。ROMは、各種プログラムや各種情報等を格納している。RAMは、プログラム処理中のメモリの内容を対比し、若しくはプログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
図3は、図1の血糖計10の主な構成を示す概略ブロック図である。
図3に示すように血糖計10は、制御部30を有し、上述のディスプレイ12、イベントボタン13、時間設定ボタン14及び電源スイッチ16の他に、図1の血糖値管理装置20等と通信するための通信装置31や、上述の光学測定部19を備え、患者等の血糖値データを取得する血糖測定部32も有している。
また、血糖計10は、時刻情報を生成する計時装置33のみならず、血糖計10が落下等して床等と衝突した際の衝撃力Fを検知する衝撃検知部であるショックセンサ34も有している。
このショックセンサ34は、患者や医療従事者がこの血糖計10を使用する際に、誤って床に落下させてしまった場合に、その落下の際の衝撃力Fを検知する構成となっている。
図3に示すショックセンサ34としては、例えばMEMS(微小電子機械システム)技術を用いた加速度センサを用いることができる。
具体的な例としては、圧電セラミックスに応力が加わると電荷を発生するという性質を利用した加速度センサである。ショックセンサの内部には圧電セラミックスの梁があり、この梁に加速度(衝撃)が加わると応力が働き、加速度に比例した電荷が発生する。
発生した電荷を回路で電圧に変換・増幅してデジタル変換することで加速度の大きさを判断することができる。しかし、ショックセンサ34は、上記構造に限らず、任意の形式のものを採用することができる。
ここで、上記血糖計10における基準落下衝撃力Fの算出式について説明する。
まず、エネルギー保存の法則により、式1を得る。
Figure 0005479184
力積Ft=mv−mvの式において、初速度V1は0であるので、式2を得る。
Figure 0005479184
式1、式2より、落下衝撃力Fは、式3で表わされる。
Figure 0005479184
式3と、下記の血糖計の重さ、重力加速度、落下高さ、落下時間の各パラメータより、落下衝撃力Fは、以下の通りである。

m=0.21[kg]・・・・・血糖計の重さ
g=9.8[m/s] ・・・・重力加速度
h=1[m] ・・・・・・・・落下高さ
t=0.001[s] ・・・・・・落下時間
Figure 0005479184
Figure 0005479184
ここで、安全率を3〜5倍とすると、1mの落下高さから血糖計10を落下させた場合の落下衝撃力Fの範囲は151〜90[G]である。
よって、QC点検作業を促すように設定する場合に、基準落下衝撃力Fの閾値は最小値の90[G]に設定することができ、この90[G]の値を、予め定めた基準落下衝撃力Fとする。
したがって、ショックセンサ34は、QC点検すべき血糖計10に加わった衝撃力FがQC点検すべき基準落下衝撃力Fであるか否かを適切に判断することができる。
また、ショックセンサ34は血糖計10の電源がOFFのときでも微量の電力供給を受けており、血糖計10を使用していないときでも、衝撃を検知する機能は作動している。
また、図3に示すように、血糖計10は、各種プログラムや各種データ記憶部を有しているが、その内容については後述する。
図4及び図5は、血糖値管理システム1の主な動作等を示す概略フローチャートである。以下、図4乃至図5のフローチャートに沿って血糖値管理システム1の動作等を説明すると共に、図1乃至図3の構成も併せて説明する。
先ず、図4は、図1の血糖計10を患者等の利用者が誤って落下させた場合における血糖計10の動作を示す概略フローチャートである。
図4のST1で血糖計10を落下させると、その落下の衝撃をショックセンサ34が検知する。
次いで、ST2へ進む。ST2では、要点検衝撃力判断部である、図3の落下衝撃フラグデータ判断部(プログラム)35が動作し、ショックセンサ34が検知した落下衝撃力Fが、図3の基準衝撃力データ記憶部36に記憶されている基準落下衝撃力F(上述の例えば、90[G])以上であるか否かが判断される。
すなわち、当該落下で血糖計10に加わった落下衝撃力Fが、QC点検が必要な程度の落下衝撃力Fであったか否かが判断される。
ST2で、当該落下衝撃力Fが、90[G]以上であると判断された場合は、ST3へ進む。ST3では、図3の落下衝撃フラグデータ記憶部37に、「落下衝撃フラグON」として登録される。
一方、ST2で、当該落下衝撃力Fが、90[G]未満であると判断された場合は、ST4へ進む。ST4では、図3の落下衝撃フラグデータ記憶部37に、「落下衝撃フラグOFF」として登録される。
このように、落下等があり血糖計10に衝撃力が加わった場合は、その衝撃がQC点検が必要な程度であるか否かが判断され、フラグのON/OFFとして登録される。
この「落下衝撃フラグON」及び「落下衝撃フラグOFF」が、衝撃力判断結果情報の一例であり、落下衝撃フラグデータ記憶部37が、衝撃力判断結果情報記憶部の一例である。
次いで、利用者が、血糖計10を利用しようとするときの血糖計10の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
先ず、ST11で、利用者が自己の血糖値を計測するために、血糖計10の電源スイッチ16をONとすると、ST12へ進む。
ST12では、図3の落下衝撃フラグ有無判断部(プログラム)38が動作して、落下衝撃フラグデータ記憶部37を参照し、記憶されているデータが「落下衝撃フラグON」であるか否かを判断する。
ST12で、記憶されているデータが、「落下衝撃フラグON」データである場合は、ST13へ進む。
ST13では、図3の血糖測定モード変更部(プログラム)39が動作し、図3の血糖測定モードON/OFFデータ記憶部40内のデータを「血糖測定モードOFF」に変更する。
次いで、ST14へ進む。ST14では、図12のディスプレイ12に、「緊急QC点検」12Aの表示を行う。
したがって、利用者は血糖計10が落下等により誤差が生じている可能性を認識でき、QC点検の所定の期限の経過の有無にかかわらず、迅速にQC点検をすることができ、正確な血糖測定をすることができる。
次いで、ST15へ進む。ST15では、当該血糖計10にQC点検が行われた結果データが入力され、図3のQC点検結果データ記憶部41に記憶される。
このQC点検結果データが点検結果情報の一例であり、QC点検結果データ記憶部41が、点検結果情報記憶部の一例である。
次いで、ST16へ進む。ST16では、図3のQC点検結果データ判断部(プログラム)42が動作し、QC点検結果データ記憶部41内を参照し、当該血糖計10がQC点検に合格したか否かを判断する。
ST16で、当該血糖計10がQC点検に合格したと判断された場合は、ST17へ進む。ST17では、図3の落下衝撃フラグデータ記憶部37内の「落下衝撃フラグON」を「落下衝撃フラグOFF」に変更する。
次いで、ST18へ進む。ST18では、図3の血糖測定モード変更部(プログラム)39が動作して、血糖測定モードON/OFFデータ記憶部40内の「血糖測定モードOFF」を「血糖測定モードON」に変更する。
次いで、ST19へ進み、図3の血糖測定部32が、血糖測定モードON/OFFデータ記憶部40内のデータを確認し、「血糖測定モードON」の場合にのみ血糖測定が開始される構成となっている。
すなわち、ST13のように「血糖測定モードOFF」の場合は、血糖測定部32が決して、血糖測定を実施しないので、落下等で誤差が生じている血糖計10で、誤った血糖測定を行うことを未然に防止することができる。
また、本実施の形態では、QC点検で合格した後の血糖計10については、自動的に「血糖測定モードOFF」が「血糖測定モードON」に変更される構成となっているので、電源スイッチ16を投入した後、利用者が迅速に血糖測定を開始することができる構成となっている。
一方、ST12で、落下衝撃がフラグONと判断されない場合は、ST20へ進む。ST20では、点検確認時期判断部であるQC点検時期判断部(プログラム)43が動作し、点検確認間隔情報記憶部であるQC点検間隔データ記憶部44内のQC点検間隔データを参照する。具体的な点検間隔は、例えば1日〜1ヶ月である。
また、QC点検時期判断部(プログラム)43は、当該血糖計10がQC点検を実施した日時等のデータが記憶されている、点検履歴情報記憶部としてのQC点検履歴データ記憶部45(図3参照)を参照し、直前のQC点検の日時データを取得する。
さらに、計時装置33から現在時刻データを取得して、現在、QC点検の時期が到来しているか否か判断し、時期が到来している場合は、図2のディスプレイ12の「QC点検モード」12Cの表示を行う。
したがって、利用者は、血糖計10のディスプレイ12を視認するだけで、血糖計10の定期的なQC点検の必要性を把握することができる。
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形例を採用することができる。例えば、落下衝撃力Fの閾値は最小値の90[G]の値は、血糖計10の重さや、落下高さの設定により異なるので、あくまで一例に過ぎず、任意に設定することができる。
また、血糖測定部として試験紙の発色度合いを測定する光学測定部を用いた例を示したが、他の血糖測定方式、例えば酵素電極式であってもよい。また、報知部の例として、ディスプレイ12を示したが、それに限定されるものではなく、音声出力装置(スピーカー、ブザーなど)やLED等のランプアレイでもよい。
1・・・血糖値管理システム、10・・・血糖計、11・・・チップ装着部、12・・・ディスプレイ、12A・・・QC点検警報表示マーク、12B・・・測定モード表示12B、12C・・・QC点検モード表示マーク、13・・・イベントボタン、14・・・時間設定ボタン、16・・・電源スイッチ、19・・・光学測定部、20・・・血糖値管理装置、21・・・管理装置側ディスプレイ、22・・・キーボード、30・・・制御部、31・・・通信装置、32・・・血糖測定本体部、33・・・計時装置、34・・・ショックセンサ、35・・・落下衝撃フラグデータ判断部(プログラム)、36・・・基準衝撃力データ記憶部、37・・・落下衝撃フラグデータ記憶部、38・・・落下衝撃フラグ有無判断部(プログラム)、39・・・血糖測定モード変更部(プログラム)、40・・・血糖測定モードON/OFFデータ記憶部、41・・・QC点検結果データ記憶部、42・・・QC点検結果データ判断部(プログラム)、43・・・QC点検時期判断部(プログラム)、44・・・QC点検間隔データ記憶部、45・・・QC点検履歴データ記憶部

Claims (5)

  1. 血糖情報を取得する血糖測定部と、
    各種情報を報知する報知部と、
    衝突による衝撃力を検知する衝撃検知部と、
    前記衝撃検知部の検知した衝撃力が点検を必要とする衝撃力である要点検衝撃力であるか否かを判断する要点検衝撃力判断部と、を有し、
    前記衝撃検知部の検知した衝撃力が前記要点検衝撃力であると判断されたときは、前記報知部に前記血糖測定装置の点検確認の必要性が報知されると共に、前記血糖測定部からの前記血糖情報の取得動作が不可状態とされる構成となっていることを特徴とする血糖測定装置。
  2. 前記点検確認の結果情報である点検結果情報を記憶する点検結果情報記憶部を有し、
    前記点検結果情報に基づき、前記血糖測定部の前記血糖情報の取得動作の不可状態を解除する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の血糖測定装置。
  3. 前記血糖測定装置の点検確認の間隔に関する点検確認間隔情報を記憶する点検確認間隔情報記憶部と、
    過去の点検確認の日時に関する点検日時情報を記憶する点検履歴情報記憶部と、
    当該血糖測定装置が前記点検確認間隔情報および前記点検日時情報を参照して、点検確認時期に達しているか否かを判断する点検確認時期判断部と、を有し、
    前記衝撃検知部の検知した衝撃力が前記要点検衝撃力であると判断されたときは、前記点検確認時期の到来の有無にかかわらず、前記報知部に前記血糖測定装置の点検確認の必要性が報知される構成となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の血糖測定装置。
  4. 前記要点検衝撃力判断部の判断結果である当該衝撃力が前記要点検衝撃力であるか否かの衝撃力判断結果情報を記憶する衝撃力判断結果情報記憶部を有し、
    前記血糖測定装置は、電源が投入されたときに、前記衝撃力判断結果情報記憶部を参照し、対応する点検確認が未実施である前記要点検衝撃力が存在する場合に、前記点検確認の必要性を報知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の血糖測定装置。
  5. 血糖情報を取得する血糖測定部と、
    各種情報を報知する報知部と、
    衝突による衝撃力を検知する衝撃検知部と、
    前記衝撃検知部の検知した衝撃力が点検を必要とする衝撃力である要点検衝撃力であるか否かを判断する要点検衝撃力判断部と、を有する血糖測定装置によって、
    前記衝撃検知部の検知した衝撃力が前記要点検衝撃力であると判断されたときは、前記報知部によって前記血糖測定装置の点検確認の必要性が報知されると共に、前記血糖測定部の前記血糖情報の取得動作が不可状態とされることを特徴とする血糖測定方法。
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