JP5479153B2 - 海上用航路標識灯 - Google Patents

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本発明は、主に海上交通の安全を確保するために灯台、灯標、灯浮標、および橋梁灯などに用いられる海上用航路標識灯に関するものである。
従来、本出願人は、発光ダイオードと反射鏡またはレンズとで構成された、あるいは発光ダイオードと反射鏡とレンズを組み合わせた光学系で構成された発光源である光学ユニットと、これを収納する透明なドーム型フードとを備えた海上用航路標識灯を市場に供給してきた(非特許文献1参照。)。
日本光機工業株式会社の現行の標識灯を示すホームページ <http://www.nipponkoki.co.jp/html/page03-1.html>
しかしながら、図8および図9に示す海上用航路標識灯400に用いられるドーム型フード420であって、ドーム型フード420に周設配列された複数の発光ダイオード411からなる発光源410から出射された燈光L1の鉛直配光角度を絞リ込むための円筒状凸レンズ421を有するドーム型フード420を金型射出成形法で製造する場合、図10に示すように円筒状凸レンズ421を含むドーム型フード420の上下方向のそれぞれに向かって金型M3およびM4を取り外そうとすると円筒状凸レンズ421の外周側レンズ曲面421aが金型M3に引っ掛かってしまうため、ドーム型フード420の周方向に相互に分割された複数の金型M3を用いて図中横方向に複数の金型M3を取り外す必要が生じてしまい、金型射出成形に必要な金型M3の個数の増加を生じさせるとともに、相互に分割された複数の金型M3でドーム型フード420を成形した後でこれら金型M3を相互に分離して取り外す手間が発生して成形工程を煩雑化させてしまうという問題点があった。
また、ドーム型フード420の周方向に相互に分割された複数の金型M3を用いてドーム型フード420を成形した場合、複数の金型M3を相互に分ける境界、言い換えれば、複数の金型M3を相互に分ける分割線Aに沿ってドーム型フード420に縦線が形成されてしまうため、縦線が形成された部分と縦線が形成されていない部分とのそれぞれの円筒状凸レンズ421によって絞り込まれた燈光L2の強度や配光にばらつきが生じてしまい、燈光L2の視認性を向上させることによる船舶の安全な航行を確保することが困難になるという問題点があった。
また、外周側レンズ曲面421aとその上下方向のそれぞれに延びるフード外周壁422との境界が塵などの付着物によって汚れるため、円筒状凸レンズ421の光学特性を低下させてしまい、燈光L2の視認性を向上させることによる船舶の安全な航行を確保することが困難になるという問題点があった。
そこで、本発明が解決しようとする技術的課題、すなわち、本発明の目的は、ドーム型フードを製造する際に用いられる金型射出成形法に必要な金型の個数の増加および成形工程の煩雑化を回避するととともに、燈光の視認性を向上させて船舶の安全な航行を実現する海上用航路標識灯を提供することである。
まず、本請求項1に係る発明は、燈光を放射する発光源と、この発光源を囲繞して発光源の燈光を遠方海上に放散配光する円筒状凸レンズが少なくとも金型射出成形により一体形成されたドーム型フードとを備えた海上用航路標識灯であって、ドーム型フードがこのドーム型フードのフード起端側からフード頂端側に向けて順次縮径したフード外周壁とフード内周壁とで少なくとも形成され、円筒状凸レンズがフード外周壁の一部を構成する外周側レンズ曲面およびフード内周壁の一部を構成する内周側レンズ曲面を有し、フード外周壁のうち外周側レンズ曲面からフード起端側に向かって延びるフード外周面およびフード内周壁のうち内周側レンズ曲面からフード頂端側に向かって延びるフード内周面がそれぞれ平坦面であることにより、前述した課題を解決したものである。
そして、本請求項2に係る発明は、請求項1に係る海上用航路標識灯において、発光源が円筒状凸レンズの焦点と一致する位置に環状配列された複数の発光ダイオードであることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
そして、本請求項3に係る発明は、請求項2に係る海上用航路標識灯において、円筒状凸レンズがドーム型フードのフード頂端側に向けた複数個所に周設され、複数の発光ダイオードが複数の円筒状凸レンズのそれぞれに対応してドーム型フードの高さ方向に相互に離して各々周設された複数の発光ダイオード群を構成していることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
そして、本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに係る海上用航路標識灯において、内周側レンズ曲面が外周側レンズ曲面に比べてフード起端寄りに形成されていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
本発明に係る海上用航路標識灯は、燈光を放射する発光源とこの発光源を囲繞して発光源の燈光を遠方海上に放散配光する円筒状凸レンズが少なくとも金型射出成形により一体形成されたドーム型フードとを備えたことにより、燈光の垂直配光角度を絞り込んで海上を航行する船舶による燈光の視認性を向上させ、安全な航行を実現することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
すなわち、本請求項1に係る海上用航路標識灯は、ドーム型フードがこのドーム型フードのフード起端側からフード頂端側に向けて順次縮径したフード外周壁とフード内周壁とで少なくとも形成され、円筒状凸レンズがフード外周壁の一部を構成する外周側レンズ曲面およびフード内周壁の一部を構成する内周側レンズ曲面を有し、フード外周壁のうち外周側レンズ曲面からフード起端側に向かって延びるフード外周面およびフード内周壁のうち内周側レンズ曲面からフード頂端側に向かって延びるフード内周面がそれぞれ平坦面であることにより、ドーム型フードを金型射出成形法で製造する際に、外周側レンズ曲面、内周側レンズ曲面、フード外周面、およびフード内周面のそれぞれが、ドーム型フードから金型を取り外すための抜き勾配として機能するため、金型射出成形に必要な金型の個数の増加および成形工程の煩雑化を回避すると同時に、複数の金型を相互に分ける分割線に沿ってドーム型フードに形成される縦線を無くして燈光の視認性を向上させるとともに、ドーム型フードの凹凸が低減されるため、外周側レンズ曲面およびフード外周面の境界と内周側レンズ曲面およびフード内周面の境界とのそれぞれについて塵などの付着物による汚れが低減されて円筒状凸レンズの光学特性の低下を回避し、燈光の視認性を向上させて船舶のより安全な航行を実現することができる。
そして、本請求項2に係る海上用航路標識灯は、請求項1に係る海上用航路標識灯が奏する効果に加えて、発光源が円筒状凸レンズの焦点と一致する位置に環状配列された複数の発光ダイオードであることにより、燈光の大部分の垂直配光角度が円筒状凸レンズによって絞り込まれるため、燈光を無駄にすることなくドーム型フードの周方向全体に沿って海上用航路標識灯から高い光強度の燈光を放散配光して海上用航路標識灯から遠い海上領域まで燈光を到達させ、海上の広い範囲で船舶の安全な航行を実現することができる。
そして、本請求項3に係る海上用航路標識灯は、請求項2に係る海上用航路標識灯が奏する効果に加えて、円筒状凸レンズがドーム型フードのフード頂端側に向けた複数個所に周設され、複数の発光ダイオードが複数の円筒状凸レンズのそれぞれに対応してドーム型フードの高さ方向に相互に離して各々周設された複数の発光ダイオード群を構成していることにより、発光源として周設された発光ダイオード群が一つ設けられている場合に比べて、海上用航路標識灯から放散配光される燈光の光量が増加するため、燈光の視認性をより一層向上させて船舶の安全な航行を実現することができる。
そして、本請求項4に係る海上用航路標識灯は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに係る海上用航路標識灯が奏する効果に加えて、内周側レンズ曲面が外周側レンズ曲面に比べてフード起端寄りに形成されていることにより、内周側レンズ曲面および外周側レンズ曲面がドーム型フードの高さ方向に沿って同じ高さに形成されている場合に比べてより下方側に放散配光されるように燈光の垂直配光角度が修正されるため、海上を航行する船舶、即ち、海上用航路標識灯の下方側を航行する船舶による燈光の視認性を向上させて船舶のより一層安全な航行を実現することができる。
本発明の第1実施例に係る海上用航路標識灯の斜視図。 本発明の第1実施例に係る海上用航路標識灯の正面図。 本発明の第1実施例におけるドーム型フードの製造工程における金型抜き工程図。 本発明の第2実施例に係る海上用航路標識灯の斜視図。 本発明の第2実施例に係る海上用航路標識灯の正面図。 本発明の第3実施例に係る海上用航路標識灯の部分断面図。 本発明の第3実施例に係る海上用航路標識灯の使用態様図。 比較例に係る海上用航路標識灯の斜視図。 比較例に係る海上用航路標識灯の正面図。 比較例に係るドーム型フードの製造工程における金型抜き工程図。
本発明の海上用航路標識灯は、燈光を放射する発光源とこの発光源を囲繞して発光源の燈光を遠方海上に放散配光する円筒状凸レンズが少なくとも金型射出成形により一体形成されたドーム型フードとを備えて構成され、ドーム型フードがこのドーム型フードのフード起端側からフード頂端側に向けて順次縮径したフード外周壁とフード内周壁とで少なくとも形成され、円筒状凸レンズがフード外周壁の一部を構成する外周側レンズ曲面およびフード内周壁の一部を構成する内周側レンズ曲面を有し、フード外周壁のうち外周側レンズ曲面からフード起端側に向かって延びるフード外周面およびフード内周壁のうち内周側レンズ曲面からフード頂端側に向かって延びるフード内周面がそれぞれ平坦面であることにより、ドーム型フードを製造する際に用いられる金型射出成形法に必要な金型の個数の増加および成形工程の煩雑化を回避するとともに、燈光の視認性を向上させて船舶のより安全な航行を実現するものであれば、その具体的な実施の態様は、如何なるものであっても何ら構わない。
なお、本発明の海上用航路標識灯は、主に海上交通の安全を確保するために少なくとも灯台、灯標、灯浮標、および橋梁灯などに用いられるものであればよく、これら用途に限定されるものではない。
本発明の第1実施例に係る海上用航路標識灯100を図1乃至図3に基づいて説明する。
ここで、図1は、本実施例に係る海上用航路標識灯100の斜視図であり、図2は、本実施例に係る海上用航路標識灯100の正面図であり、図3は、本実施例におけるドーム型フード120の製造工程における金型抜き工程図である。
まず、図1および図2に示すように、本実施例に係る海上用航路標識灯100は、燈光L1を放射する発光源110と、この発光源110を囲繞して燈光L2を遠方海上に放散配光する円筒状凸レンズ121が少なくとも金型射出成形により一体形成されたドーム型フード120とを備えて構成され、燈光L1の垂直配光角度を絞り込んで海上を航行する船舶による燈光L2の視認性を向上させて安全な航行を実現するようになっている。
また、発光源110を駆動する駆動回路などの図示しない回路部が、ハウジング130またはドーム型フード120の内部空間に収納されている。
次に、図1乃至図3に基づいて、本実施例に係る海上用航路標識灯100に特有の構成を詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、海上用航路標識灯100では、ドーム型フード120がこのドーム型フード120のフード起端側からフード頂端側に向けて順次縮径したフード外周壁122とフード内周壁123とで少なくとも形成され、円筒状凸レンズ121がフード外周壁122の一部を構成する外周側レンズ曲面121aおよびフード内周壁123の一部を構成する内周側レンズ曲面121bを有し、フード外周壁122のうち外周側レンズ曲面121aからフード起端側に向かって延びるフード外周面122aおよびフード内周壁123のうち内周側レンズ曲面121bからフード頂端側に向かって延びるフード内周面123aがそれぞれ平坦面であることにより、ドーム型フード120を金型射出成形法で製造する際、外周側レンズ曲面121a、内周側レンズ曲面121b、フード外周面122a、およびフード内周面123aのそれぞれが、ドーム型フード120から金型M1を取り外すための抜き勾配として機能するため、図中上下方向のそれぞれに金型M1およびM2を取り外しても金型射出成形に必要な金型M1の個数の増加および成形工程の煩雑化を回避すると同時に、金型M1を複数の金型に相互に分ける分割線に沿ってドーム型フード120に形成される縦線を無くして燈光L2の視認性を向上させるとともに、ドーム型フード120の凹凸が低減されるため、外周側レンズ曲面121aおよびドーム外周面122aの境界と内周側レンズ曲面121bおよびドーム内周面123aの境界とのそれぞれについて塵などの付着物による汚れが低減されて円筒状凸レンズ121の光学特性の低下を回避し、光の視認性を向上させて船舶のより安全な航行を実現するようになっている。
そして、本実施例に係る海上用航路標識灯100では、発光源110が円筒状凸レンズ121の焦点Fと一致する位置に環状配列された複数の発光ダイオード111であることにより、燈光L1の大部分の垂直配光角度が円筒状凸レンズ121によって絞り込まれるため、燈光L1を無駄にすることなくドーム型フード120の周方向全体に沿って海上用航路標識灯100から高い光強度の燈光L2を出射して海上用航路標識灯100の遠方海上まで燈光L2を到達させ、海上の広い範囲で船舶の安全な航行を実現するようになっている。
次に、本発明の第2実施例に係る海上用航路標識灯200を図4および図5に基づいて説明する。
ここで、図4は、本発明の第2実施例に係る海上用航路標識灯200の斜視図であり、図5は、本発明の第2実施例に係る海上用航路標識灯200の正面図である。
なお、本実施例に係る海上用航路標識灯200では、前述した第1実施例の海上用航路標識灯100と比較すると、ドーム型フード220が有する円筒状凸レンズ221及び発光源210の具体的な形態が異なっており、その余の構成については第1実施例の海上用航路標識灯100と全く同じであるため、これらの具体的な説明を符号100番台の数字を200番台に読み替えることによって省略する。
図4および図5に示すように、海上用航路標識灯200は、円筒状凸レンズ221がドーム型フード220のフード頂端側に向けた複数個所に周設され、複数の発光ダイオード211が複数の円筒状凸レンズ221のそれぞれに対応してドーム型フード220の高さ方向に相互に離して各々周設された複数の発光ダイオード群210aを構成していることにより、発光源210として設けられた複数の発光ダイオード群210aが一つ設けられている場合に比べて、海上用航路標識灯200から出射される燈光L2の光量が増加するため、燈光L2の視認性をより一層向上させて船舶の安全な航行を実現するようになっている。
次に、本発明の第3実施例に係る海上用航路標識灯300を図6および図7に基づいて説明する。
ここで、図6は、本発明の第3実施例に係る海上用航路標識灯300の部分断面図であり、図7は、本発明の第3実施例に係る海上用航路標識灯300の使用態様図である。
なお、本実施例に係る海上用航路標識灯300では、前述した第1実施例の海上用航路標識灯100と比較すると、ドーム型フード320が有する円筒状凸レンズ321の具体的な形態が異なっており、その余の構成については第1実施例の海上用航路標識灯100と全く同じであるため、これらの具体的な説明を符号100番台の数字を300番台に読み替えることによって省略する。
図6および図7に示すように、本実施例に係る海上用航路標識灯300では、内周側レンズ曲面321bが、外周側レンズ曲面321aに比べて図中下側であるフード起端側寄りに形成されていることにより、外周側レンズ曲面321aおよび内周側レンズ曲面321bがドーム型フード320の高さ方向に沿って同じ高さに形成されている場合に比べてより下方側に燈光L2が出射されるように燈光L1の垂直配光角度が修正されるため、海上を航行する船舶S、即ち、海上用航路標識灯300の下方側を航行する船舶Sによる燈光L2の視認性を向上させて船舶Sのより一層安全な航行を実現するようになっている。
なお、前述した第2実施例に係る海上用航路標識灯200の円筒状凸レンズ221の形状を本実施例における円筒状凸レンズ321の形状にした場合には、前述の第2実施例に係る海上用航路標識灯200は、本実施例にかかる海上用航路標識灯300と同様の効果を奏する。
以上説明したように、第1実施例乃至第3実施例に係る海上用航路標識灯100、200および300は、ドーム型フード120、220、320がこのドーム型フード120、220、320のフード起端側からフード頂端側に向けて順次縮径したフード外周壁122、222、322とフード内周壁123、223、323とで少なくとも形成され、円筒状凸レンズ121、221、321がフード外周壁122、222、322の一部を構成する外周側レンズ曲面121a、221a、321aおよびフード内周壁123、223、323の一部を構成する内周側レンズ曲面121b、221b、321bを有し、フード外周壁122、222、322のうち外周側レンズ曲面121a、221a、321aからフード起端側に向かって延びるフード外周面122a、222a、322aおよびフード内周壁123、223、323のうち内周側レンズ曲面121b、221b、321bからフード頂端側に向かって延びるフード内周面123a、223a、323aがそれぞれ平坦面であることにより、ドーム型フード120、220および320を金型射出成形法で製造する際、外周側レンズ曲面121a、221aおよび321a、内周側レンズ曲面121b、221bおよび321b、フード外周面122a、222aおよび322a、フード内周面123a、223aおよび323aのそれぞれが、ドーム型フード120、220および320から金型を取り外すための抜き勾配として機能するため、金型射出成形に必要な金型の個数の増加および成形工程の煩雑化を回避すると同時に、複数の金型を相互に分ける分割線に沿ってドーム型フード120、220および320に形成される縦線を無くして燈光L2の視認性を向上させるとともに、汚れに起因して生じうる円筒状凸レンズ121、221および321の光学特性の低下を回避し、燈光L2の視認性を向上させて船舶Sのより安全な航行を実現することができるなど、その効果は甚大である。
100、200、300、400 ・・・ 海上用航路標識灯
110、210、310、410 ・・・ 発光源
210a ・・・ 発光ダイオード群
111、211、311、411 ・・・ 発光ダイオード
120、220、320、420 ・・・ ドーム型フード
121、221、321、421 ・・・ 円筒状凸レンズ
121a、221a、321a、421a ・・・ 外周側レンズ曲面
121b、221b、321b ・・・ 内周側レンズ曲面
122、222、322、422 ・・・ フード外周壁
122a、222a、322a ・・・ フード外周面
123、223、323 ・・・ フード内周壁
123a、223a、323a ・・・ フード内周面
130、230、430 ・・・ ハウジング
A ・・・ 分割線
F ・・・ 焦点
L1、L2 ・・・ 燈光
M1、M2、M3、M4 ・・・金型

Claims (4)

  1. 燈光を放射する発光源と、該発光源を囲繞して発光源の燈光を遠方海上に放散配光する円筒状凸レンズが少なくとも金型射出成形により一体形成されたドーム型フードとを備えた海上用航路標識灯であって、
    前記ドーム型フードが、該ドーム型フードのフード起端側からフード頂端側に向けて順次縮径したフード外周壁とフード内周壁とで少なくとも形成され、
    前記円筒状凸レンズが、前記フード外周壁の一部を構成する外周側レンズ曲面および前記フード内周壁の一部を構成する内周側レンズ曲面を有し、
    前記フード外周壁のうち前記外周側レンズ曲面から前記フード起端側に向かって延びるフード外周面および前記フード内周壁のうち前記内周側レンズ曲面から前記フード頂端側に向かって延びるフード内周面が、それぞれ平坦面であることを特徴とする海上用航路標識灯。
  2. 前記発光源が、前記円筒状凸レンズの焦点と一致する位置に環状配列された複数の発光ダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の海上用航路標識灯。
  3. 前記円筒状凸レンズが、前記ドーム型フードのフード頂端側に向けた複数個所に周設され、
    前記複数の発光ダイオードが、前記複数の円筒状凸レンズのそれぞれに対応して前記ドーム型フードの高さ方向に相互に離して各々周設された複数の発光ダイオード群を構成していることを特徴とする請求項2に記載の海上用航路標識灯。
  4. 前記内周側レンズ曲面が、前記外周側レンズ曲面に比べて前記フード起端寄りに形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の海上用航路標識灯。
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