JP5475527B2 - 自重補償型脚歩行アシスト装置 - Google Patents
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Description
また、これらのアクチュエータや制御部等を動作させるためには、充電池等を搭載する必要があり、屋外等、電源が容易に確保できない場所での使用が制限される問題もあった。
また、以後の説明において、床面とは屋内の床面の他、本発明の自重補償型歩行アシスト装置によって歩行することのできる屋外の路面等を含むものとする。
δL1S1=δL2S2 (1)
F=KδL2 (2)
f=(S1/S2)F (3)
f=(S1/S2)KδL2=(S1/S2)2 KδL1 (4)
ここで、k=(S1/S2)2 Kとおくと、f=kδL1と表せるから、上部作動シリンダユニット23は見かけ上、前記ばね定数kのばねと等価な機能を有している。
τw=WLcosθ (5)
τs=(S1/S2)2 KLshsinφ (6)
Lssinφ=pcosθ (7)
であるから、(7)式と(6)式からsinφを消去すると、
τs=(S1/S2)2 Kphcosθ (8)
K=(S2 /S1)2WL/ph (9)
なお、実際に使用する遊脚自重補償ばね29は、上記ばね定数Kよりやや小さいものを選択して、補償トルクτsが負荷トルクτwより僅かに下回るように調整しておく。
また、本実施形態のものにおいては、図3に示すように、下部作動シリンダユニット30のピストンロッド30Aの先端を下脚リンク19の長手方向途中位置に支軸31で回動自在に連結し、シリンダ本体30Bをスライダ15の下面に設けられているブラケット15Aに支軸31Aで回動自在に連結してあるが、下部作動シリンダユニット30の連結位置は、これに限定するものではなく、上部作動シリンダ23と同様に、下部作動シリンダユニット30によって生じる補償トルクが下脚リンク18、19の傾斜角度の余弦に比例して変化するような幾何学的関係を満たしていればよい。
A)両足を接地して屈伸動作を行う場合
図11は、前述した歩行アシスト装置1の定位置における両脚屈伸動作の説明図であって、同図(a)は下脚リンク18、19を伸長した(引き起こした)状態、(b)は下脚リンク18、19を屈曲させた(傾倒させた)状態を示している。
次に、図12は、自重補償型歩行アシスト装置1による歩行動作の説明図であって、同図においても図11と同様に、搭乗者の図示は省略してある。
2 上体保持枠
3A、3B 脚部
4A、4B 足部
5 サドル
6 固定ベルト
7、8 支軸
9、10 上脚リンク
11、12 支軸
13 ガイドフレーム
13A 垂直部
13B 水平部
14 上部平行リンク機構
15 スライダ
15A ブラケット
16、17 支軸
18、19 下脚リンク
20、21 支軸
22 下部平行リンク機構
23 上部作動シリンダユニット
23A ピストンロッド
23B シリンダ本体
23C ピストン
24、25 支軸
26 上部マスタシリンダユニット
26A ピストンロッド
26B ばね受部
26C シリンダ本体
26D ピストン
27 管路
28 開閉弁
28A ローラフォロワ
28A 操作部
29 遊脚自重補償ばね
30 下部作動シリンダユニット
30A ピストンロッド
30B シリンダ本体
30C ピストン
31、31A 支軸
32 下部マスタシリンダユニット
32A ピストンロッド
32B シリンダ本体
32C 係合部
32D ピストン
33 管路
34 上体自重補償ばね
35 ばね力伝達体
35A ガイド孔
35B ピストンロッド受孔
36 保持枠
37 ガイドロッド
38 開閉弁制御機構
39 回動軸
40 板カム
41 戻しばね
42 傾斜応動部材
43 係合ピン
44 固定ガイド
45 ゲート板
46 引きばね
47 連結具
48 ワイヤ
Claims (2)
- 左右対称に構成された一対の脚部と、これらの脚部の上端間を連結する上体保持枠と、それぞれの脚部に対して設けられ、遊脚となる脚部に作用する重力負荷を補償する遊脚自重補償機構と、それぞれの脚部に対して設けられ、支持脚となる脚部に作用する上体の重力負荷を補償する上体自重補償機構とを備え、左右の脚部に対応する遊脚自重補償機構と上体自重補償機構とを歩行動作とともに交互に働かせて歩行動作のアシストを行う自重補償型歩行アシスト装置であって、
それぞれの脚部は、上端がそれぞれ上体保持枠に回動自在に軸着された一対の上脚リンクと、これらの上脚リンクの下端がそれぞれ回動自在に軸着されたガイドフレームと、当該ガイドフレームに前後方向に所定距離スライド自在に取り付けられたスライダと、当該スライダに上端がそれぞれ回動自在に軸着された一対の下脚リンクと、これらの下脚リンクの下端がそれぞれ回動自在に軸着された足部から構成され、
上体保持枠、一対の上脚リンク、ガイドフレームによって、上体保持枠に対してガイドフレームが前後方向を含む鉛直面内で並進運動可能な上部平行リンク機構が形成され、
スライダ、一対の下脚リンク、足部によって、スライダに対して足部が前後方向を含む鉛直面内で並進運動可能な下部平行リンク機構が形成され、
それぞれの遊脚自重補償機構は、遊脚自重補償ばねと、当該遊脚自重補償ばねの付勢力を受けるピストンロッドを有する上部マスタシリンダユニットと、上部平行リンク機構に組み込まれて、上部マスタシリンダユニットと遊脚時のみ開かれる開閉弁を途中に有する管路を介して連結され、遊脚自重補償ばねの付勢力を上部平行リンク機構に伝達する上部作動シリンダユニットから構成され、
それぞれの上体自重補償機構は、上体自重補償ばねと、先端に係合部を設けたピストンロッドを有する下部マスタシリンダユニットと、当該下部マスタシリンダユニットのピストンロッドに沿ってスライド自在に設けられるとともに、上体自重補償ばねの付勢力を受けて、前記係合部と当接したときに、当該ピストンロッドへ上体自重補償ばねの付勢力を伝達するばね力伝達体と、
前記下部平行リンク機構に組み込まれて、下部マスタシリンダユニットと管路を介して連結され、上体自重補償ばねの付勢力を当該下部平行リンク機構に伝達する下部作動シリンダユニットから構成され、
それぞれの脚部に対応する上体自重補償機構の下部マスタシリンダユニットどうしはピストンロッドを同じ側に向けて並列に設けられているとともに、それぞれのピストンロッドに対応するばね力伝達体は、両者一体もしくは同調してスライドするように構成されていることを特徴とする自重補償型歩行アシスト装置。 - 上体保持枠には搭乗者が跨るサドルが付設されているとともに、搭乗者の上体の左右方向の傾動に応動して、上体が中立位置から左右何れかの側に所定角度傾いたときに、傾斜側と反対側の脚部の遊脚自重補償機構の開閉弁を開く傾斜応動部材と、前記反対側の脚部のガイドフレームが上体保持枠に対する下降限界位置より上方に位置しているときに、前記ガイドフレームを含む上部平行リンク機構に連動して前記傾斜応動部材の中立位置への復帰を阻止して前記開閉弁を開状態に保持するインターロック機構とを備えたことを特徴とする請求項1記載の自重補償型歩行アシスト装置。
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