JP5474101B2 - 帯域幅要請プリアンブルシーケンス選択方法及びランダムアクセス方法 - Google Patents

帯域幅要請プリアンブルシーケンス選択方法及びランダムアクセス方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5474101B2
JP5474101B2 JP2011552893A JP2011552893A JP5474101B2 JP 5474101 B2 JP5474101 B2 JP 5474101B2 JP 2011552893 A JP2011552893 A JP 2011552893A JP 2011552893 A JP2011552893 A JP 2011552893A JP 5474101 B2 JP5474101 B2 JP 5474101B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
message
base station
preamble sequence
index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011552893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012520003A (ja
Inventor
ヒー ジョン チョー,
ヨン ソー ユク,
キ ソン リュー,
スン ホ パク,
ジン ヨン チャン,
ヨン ホ キム,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Electronics Inc
Original Assignee
LG Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Electronics Inc filed Critical LG Electronics Inc
Priority claimed from KR1020100020320A external-priority patent/KR101216074B1/ko
Publication of JP2012520003A publication Critical patent/JP2012520003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5474101B2 publication Critical patent/JP5474101B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、無線接続システムにおいて帯域幅要請のための帯域幅要請コード(BR code)を選択する方法、ランダムアクセス方式及びこれを支援する装置に関するものである。
図1は、競合ベース要請方式を用いた端末のアップリンクリソース割当手順を示す図である。
図1を参照すると、端末は、アップリンクにおいて帯域幅要請(Bandwidth Request)のために割り当てられた領域からランダムに選択したスロットに、ランダムに選択したCDMAコードを伝送する(S110)。
端末が送ったCDMAコードを基地局が認識すると、基地局は、CDMA割当情報要素(CDMA_Allocation_IE)を用いて、端末が帯域幅要請メッセージを伝送するリソースを割り当てる(S120)。
帯域幅要請メッセージの伝送のためのアップリンクリソースに関する情報を受けた端末は、該当のリソース領域に帯域幅要請メッセージを伝送する。この時、端末は、帯域幅要請ヘッダー(BR header)を用いることができ、ヘッダーには、要請帯域幅の大きさなどに関する情報が含まれる(S130)。
基地局は、端末の要請した帯域幅が可用であれば、アップリンクリソースを端末に割り当てる(S140)。
端末は、割り当てられたアップリンクリソースにデータを伝送する(S150)。
広帯域無線接続システムにおいて、3ステップランダムアクセス過程を行おうとする移動端末は、BRプリアンブルシーケンスと、アップリンク帯域幅要請情報(例えば、ステーション識別子(Station ID)、BR要請大きさ)を含む高速接続メッセージと、を基地局に伝送しなければならない。
この時、高速接続メッセージを正常に受信できなかった基地局は、移動端末に関する情報を獲得できない。すなわち、基地局は、帯域幅を割り当てるように要請されたが、いかなる移動端末にどれだけの帯域幅を割り当てなければならないのかわからない状況が生じることがある。したがって、基地局が高速接続メッセージのデコーディングに成功するか否かを問わず、基地局は有意な情報を得る必要がある。
このために、移動端末は、アップリンク帯域幅要請情報を用いて一定の規則にしたがってBRプリアンブルシーケンスを選択する必要がある。すなわち、BRプリアンブルシーケンスのみを検出した基地局は、BRプリアンブルシーケンスをデコーディングするだけでも移動端末を特定できることが望ましい。
また、基地局は、移動端末が高速接続メッセージを伝送したか否かを知る必要がある。もし、基地局が、移動端末が高速接続メッセージを伝送したか否かが全く知らないと、移動端末が高速接続メッセージを伝送しない5ステップランダムアクセス過程においても、高速接続メッセージを受信するために該当の無線チャネルを全部デコーディングしなければならないというオーバーヘッドがある。
さらに、基地局が、高速接続メッセージが正常にデコーディングされたと誤認識した場合、基地局は、要請していない移動端末に、アップリンク無線リソースを割り当てることがある。このような基地局の誤動作を防止するために、BRプリアンブルシーケンスは、3ステップランダムアクセス過程と5ステップランダムアクセス過程においてそれぞれ区分して使用されることが望ましい。
本発明は、上述したような一般的な技術の問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、移動端末が效率的にランダムアクセス方法を行うための方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、移動端末が行おうとするランダムアクセス方式に応じてランダムアクセスコードを選択する方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、移動端末が行うランダムアクセス方式を支援するための様々な方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上述した本発明の課題を解決するための移動端末及びネットワーク装置を提供することにある。
本発明において達成しようとする技術的課題は、以上に言及した事項に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以下に説明する本発明の実施例から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとっては明らかになるであろう。
本発明は、無線接続システムにおいて帯域幅要請のための帯域幅要請コード(BR code)を選択する方法、ランダムアクセス方式及びこれを支援する装置を開示する。
本発明の第1実施例として、無線接続システムでランダムアクセスを行う方法は、基地局から、既に設定された帯域幅要請インデックスを含む第1メッセージを受信する段階と、移動端末が伝送するアップリンクデータの特性に基づき、既に設定された帯域幅要請インデックスから、帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階と、基地局に、既に設定された帯域幅要請インデックスを含む第2メッセージを伝送する段階と、選択した帯域幅要請プリアンブルシーケンスを基地局に伝送する段階と、を含むことができる。
ここで、アップリンクデータの特性は、アップリンクデータと関連したサービスタイプ、優先順位、スケジューリングタイプ及び帯域幅要請大きさのうちの一つ以上であればいい。また、既に設定された帯域幅要請インデックスは、帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックス及び帯域幅要請プリアンブルシーケンス範囲情報を含むことができる。ここで、既に設定された帯域幅要請インデックスは、アップリンクデータの特性に基づいて設定されることができる。
上記の本発明の第1実施例において、帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階は、移動端末がアップリンクデータ特性に基づいて帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックスを選択する段階と、帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックスから、帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階と、を含むことができる。
上記の本発明の第1実施例は、基地局から、帯域幅要請プリアンブルシーケンスが正常に受信されたことを示す受信確認メッセージを受信する段階と、基地局から、アップリンクデータの伝送または帯域幅要請ヘッダーの伝送のために割り当てられた無線リソースに関する情報を含むマップメッセージを受信する段階と、をさらに含むことができる。
上記の本発明の第1実施例は、基地局から、帯域幅要請プリアンブルシーケンスの受信に成功したか否かを示す受信確認メッセージを受信する段階と、受信確認メッセージが、帯域幅要請プリアンブルシーケンスの受信に失敗したことを示すと、基地局に帯域幅要請プリアンブルシーケンスを再伝送する段階と、をさらに含むことができる。
また、移動端末が3ステップランダムアクセス過程を行う場合には、移動端末は、帯域幅要請プリアンブルシーケンスを伝送する段階において、移動端末を識別するステーション識別子を含む高速接続メッセージを一緒に伝送することができる。
この時、移動端末は、基地局から帯域幅要請プリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージの受信状態を示す受信確認メッセージを受信することができる。もし、受信確認メッセージが、帯域幅要請プリアンブルシーケンスは正常に受信されたことを示すが、高速接続メッセージは正常に受信されなかったことを示すと、移動端末は、基地局から、アップリンクデータの伝送または帯域幅要請ヘッダーの伝送のために割り当てられた無線リソースに関する情報を含むマップメッセージを受信することができる。
したがって、移動端末は、割り当てられた無線リソース領域を通じてアップリンクデータまたは帯域幅要請ヘッダーを基地局に伝送することができる。
もし、受信確認メッセージが、帯域幅要請プリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージの両方とも正常に受信されなかったことを示すと、移動端末は、帯域幅要請プリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージを基地局に再伝送することができる。
上記本発明の第1実施例において、第1メッセージは、基地局が動的サービスに対する要請を開始(initiated)した場合、動的サービス追加要請(DSA−REQ)メッセージまたは動的サービス変更要請(DSC−REQ)メッセージのいずれかであり、移動端末が動的サービスに対する要請を開始した場合、動的サービス追加応答(DSA−RSP)メッセージまたは動的サービス変更応答(DSA−RSP)メッセージのいずれかでよい。また、第2メッセージは、基地局が動的サービスに対する要請を開始した場合、動的サービス追加応答(DSA−RSP)メッセージまたは動的サービス変更応答(DSC−RSP)メッセージのいずれかであり、移動端末が動的サービスに対する要請を開始した場合、動的サービス追加要請メッセージまたは動的サービス変更要請メッセージのいずれかでよい。
本発明の第2実施例として、無線接続システムでランダムアクセスを行う移動端末は、無線信号を送信するための送信モジュールと、無線信号を受信するための受信モジュールと、ランダムアクセスを制御するプロセッサと、含むことができる。
ここで、プロセッサは、基地局から、既に設定された帯域幅要請インデックスを含む第1メッセージを受信する段階と、移動端末が伝送するアップリンクデータの特性に基づき、前記既に設定された帯域幅要請インデックスで帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階と、基地局に、既に設定された帯域幅要請インデックスを含む第2メッセージを伝送する段階と、選択した帯域幅要請プリアンブルシーケンスを基地局に伝送する段階と、を制御することができる。
上記本発明の第2実施例において、アップリンクデータの特性は、アップリンクデータと関連したサービスタイプ、優先順位、スケジューリングタイプ及び帯域幅要請大きさのうちの一つ以上を示すことができる。ここで、既に設定された帯域幅要請インデックスは、帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックス及び帯域幅要請プリアンブルシーケンス範囲情報を含むことができる。
前記プロセッサは、移動端末がアップリンクデータ特性に基づいて前記帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックスを選択する段階と、帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックスから、帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階と、をさらに行うことができる。
上述した本発明の第1実施例及び第2実施例は、本発明の好適な実施例の一部に過ぎず、本願発明の技術的特徴が反映された様々な実施例が、当該技術の分野における通常の知識を有する者にとっては、以下に詳述する本発明の詳細な説明から導出され、理解されるであろう。
(項目1)
無線接続システムにおいてランダムアクセスを行う方法であって、
基地局から、既に設定された帯域幅要請インデックスを含む第1メッセージを受信する段階と、
移動端末が伝送するアップリンクデータの特性に基づき、前記既に設定された帯域幅要請インデックスから帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階と、
前記基地局に、前記既に設定された帯域幅要請インデックスを含む第2メッセージを伝送する段階と、
選択した前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスを前記基地局に伝送する段階と、
を含む、ランダムアクセス方法。
(項目2)
前記アップリンクデータの特性は、
前記アップリンクデータと関連したサービスタイプ、優先順位、スケジューリングタイプ及び帯域幅要請大きさのうちの一つ以上を表す、項目1に記載のランダムアクセス方法。
(項目3)
前記既に設定された帯域幅要請インデックスは、
帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックス及び帯域幅要請プリアンブルシーケンス範囲情報を含む、項目2に記載のランダムアクセス方法。
(項目4)
前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階は、
前記移動端末が、前記アップリンクデータ特性に基づいて前記帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックスを選択する段階と、
前記帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックスから前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階と、を含む、項目3に記載のランダムアクセス方法。
(項目5)
前記基地局から、前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスが正常に受信されたことを示す受信確認メッセージを受信する段階と、
前記基地局から、前記アップリンクデータの伝送または帯域幅要請ヘッダーの伝送のために割り当てられた無線リソースに関する情報を含むマップメッセージを受信する段階と、をさらに含む、項目2に記載のランダムアクセス方法。
(項目6)
前記基地局から、前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスの受信に成功したか否かを示す受信確認メッセージを受信する段階と、
前記受信確認メッセージが、前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスの受信に失敗したことを示すと、前記基地局に前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスを再伝送する段階と、
をさらに含む、項目2に記載のランダムアクセス方法。
(項目7)
前記移動端末は、前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスを伝送する段階において、前記移動端末を識別するステーション識別子を含む高速接続メッセージを一緒に伝送することを特徴とする、項目2に記載のランダムアクセス方法。
(項目8)
前記基地局から、前記帯域幅要請プリアンブルシーケンス及び前記高速接続メッセージの受信状態を示す受信確認メッセージを受信する段階をさらに含む、項目7に記載のランダムアクセス方法。
(項目9)
前記受信確認メッセージが、前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスが正常に受信され、前記高速接続メッセージは正常に受信されなかったことを示すと、
前記基地局から、前記アップリンクデータの伝送または帯域幅要請ヘッダーの伝送のために割り当てられた無線リソースに関する情報を含むマップメッセージを受信する段階をさらに含む、項目8に記載のランダムアクセス方法。
(項目10)
前記受信確認メッセージが、前記帯域幅要請プリアンブルシーケンス及び前記高速接続メッセージの両方とも正常に受信されなかったことを示すと、
前記帯域幅要請プリアンブルシーケンス及び前記高速接続メッセージを前記基地局に再伝送する段階をさらに含む、項目8に記載のランダムアクセス方法。
(項目11)
前記第1メッセージは、動的サービス追加要請(DSA−REQ)メッセージまたは動的サービス変更要請(DSC−REQ)メッセージのいずれかであり、
前記第2メッセージは、動的サービス追加応答(DSA−RSP)メッセージまたは動的サービス変更応答(DSC−RSP)メッセージのいずれかである、項目1に記載のランダムアクセス方法。
(項目12)
無線接続システムにおいてランダムアクセスを行う移動端末であって、
無線信号を送信するための送信モジュールと、
無線信号を受信するための受信モジュールと、
前記ランダムアクセスを制御するプロセッサと、
を含み、
前記プロセッサは、
基地局から既に設定された帯域幅要請インデックスを含む第1メッセージを受信する段階と、
移動端末が伝送するアップリンクデータの特性に基づき、前記既に設定された帯域幅要請インデックスから帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階と、
前記基地局に、前記既に設定された帯域幅要請インデックスを含む第2メッセージを伝送する段階と、
選択した前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスを前記基地局に伝送する段階と、を制御する、移動端末。
(項目13)
前記アップリンクデータの特性は、
前記アップリンクデータと関連したサービスタイプ、優先順位、スケジューリングタイプ及び帯域幅要請大きさのうちの一つ以上を示す、項目12に記載の移動端末。
(項目14)
前記既に設定された帯域幅要請インデックスは、
帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックス及び帯域幅要請プリアンブルシーケンス範囲情報を含む、項目13に記載の移動端末。
(項目15)
前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階は、
前記移動端末が、前記アップリンクデータ特性に基づいて前記帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックスを選択する段階と、
前記帯域幅要請プリアンブルシーケンス集合インデックスから、前記帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する段階と、
を含む、項目14に記載の移動端末。


本発明の実施例によれば、下記の効果が得られる。
第一、移動端末が效率的に3ステップまたは5ステップランダムアクセス方式で基地局にランダムアクセスを行うことができる。
第二、移動端末がランダムアクセス方式によってランダムアクセスコードを選択する明確な方法を利用することができる。
第三、DSx処理過程を用いて移動端末の行うランダムアクセス方式を支援することによって、效率的にランダムアクセス方式を行うことができる。
本発明の実施例から得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以下の本発明の実施例についての記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に導出されて理解されるであろう。すなわち、本発明の実施に伴う意図しない効果も、本発明の実施例から、当該技術の分野における通常の知識を有する者により導出されることがある。
競合ベース要請方式を用いた端末のアップリンクリソース割当手順を示す図である。 3ステップランダムアクセスベースの帯域幅要請過程の一例を示す図である。 3ステップの故障時における代替方式として、5ステップランダムアクセスベースの帯域幅要請過程の一例を示す図である。 一つの帯域幅要請チャネル構造の一例を示す図である。 本発明の一実施例であって、ステーション識別子を用いてBRプリアンブルシーケンスを選択する方法の一つを示す図である。 本発明の一実施例であって、DSx処理過程を用いたBRプリアンブルインデックス決定方法の一つを示す図である。 本発明の他の実施例であって、3ステップランダムアクセス方式の一例を示す図である。 本発明の他の実施例であって、3ステップランダムアクセス方式の他の例を示す図である。 本発明の他の実施例であって、3ステップランダムアクセス方式の他の例を示す図である。 本発明の他の実施例であって、3ステップランダムアクセス方式のさらに他の例を示す図である。 本発明のさらに他の実施例であって、5ステップランダムアクセス方式の一例を示す図である。 本発明のさらに他の実施例であって、5ステップランダムアクセス方式の他の例を示す図である。 本発明のさらに他の実施例であって、図2乃至図12で説明した本発明の実施例が行われうる移動端末及び基地局を示す図である。
本発明の実施例は、無線接続システムにおいて帯域幅要請のための帯域幅要請コード(BR code)を選択する方法、ランダムアクセス方式及びこれを支援する装置を開示する。
下記の実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素または特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮することができる。各構成要素または特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することもできる。また、一部の構成要素及び/または特徴を結合して本発明の実施例を構成することができる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部構成や特徴は、他の実施例に含まれることもでき、他の実施例の対応する構成または特徴に取って代わることもできる。
図面についての説明において、本発明の要旨を曖昧にさせる手順または段階などは記述しない他、当業者のレベルで理解できる程度の手順または段階についても説明を省略するものとする。
本明細書において、本発明の実施例は、基地局と移動局間のデータ送受信関係を中心に説明された。ここで、基地局は、移動局と直接的に通信を行うネットワークの終端ノード(terminal node)の意味を有する。本文書で、基地局により行われると説明された特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(upper node)により行われることもできる。
すなわち、基地局を含む多数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて移動局との通信のために行われる種々の動作は、基地局または基地局以外の別のネットワークノードにより行われることができる。ここで、‘基地局’は、固定局(fixed station)、Node B、eNode B(eNB)、発展された基地局(Advanced Base Station)、またはアクセスポイント(Access Point)などの用語に代替可能である。
また、‘移動局(MS:Mobile Station)’は、UE(User Equipment)、SS(Suscriber Station)、MSS(Mobile Subscriber Station)、移動端末(Mobile Terminal)、発展された移動端末(AMS:Advanced Mobile Station)または端末(Terminal)などの用語に代替可能である。
また、送信端は、データサービスまたは音声サービスを提供する固定及び/または移動ノードを意味し、受信端は、データサービスまたは音声サービスを受信する固定及び/または移動ノードを意味する。したがって、アップリンクでは、移動局が送信端となり、基地局が受信端となればいい。同様に、ダウンリンクでは、移動局が受信端となり、基地局が送信端となればいい。
本発明の実施例は、無線接続システムであるIEEE 802.xx、3GPPシステム、3GPP LTEシステム及び3GPP2システムのうちの少なくとも一つに開示された標準文書によりサポートされることができる。すなわち、本発明の実施例において、説明を省略した自明な段階または部分は、上記の文書によりサポートされればよい。
また、本文書で開示している用語はいずれも、上記の標準文書により説明されることができる。特に、本発明の実施例は、IEEE 802.16システムの標準文書であるP802.16e−2004、P802.16e−2005及びP802.16Rev2及びP802.16m標準文書のうちの一つ以上によりサポートされればよい。
以下、本発明の好適な実施形態を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのもので、本発明が実施されうる唯一の実施形態を示すものではない。
また、本発明の実施例で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されたもので、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で他の形態に変更可能である。例えば、本発明の実施例で使用される帯域幅要請プリアンブルシーケンス(Bandwidth Request preamble sequence)は、帯域幅要請コード(BR code)とも呼ばれる。
図2は、3ステップランダムアクセスベースの帯域幅要請過程の一例を示す図である。
広帯域無線接続システムにおいて、移動端末は、3ステップまたは5ステップのランダムアクセス方式を用いることができる。5ステップランダムアクセス方式は、3ステップランダムアクセス方式と独立して用いることができ、3ステップ方式の故障時における代替方式(Fall−Back Mode)として用いることができる。
移動端末(AMS:Advanced Mobile Station)は、帯域幅要請プリアンブルシーケンス(Bandwidth Request preamble sequence)及び高速接続メッセージ(Quick Access Message)を、任意に選択された機会に、サービング基地局(S−ABS:Serving Advanced Base Station)に伝送する(S210)。
ここで、高速接続メッセージには、アップリンク帯域幅要請情報であるステーション識別子(Station ID)、帯域幅要請大きさ及びQoSを示すBRインデックスなどが含まれればよい。
基地局は、各移動端末が伝送したBRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージに対する受信状態を示すBR ACK A−MAP情報要素を、移動端末にブロードキャスト/マルチキャストの形態で伝送することができる(S220)。
また、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージを正常に受信した基地局は、各移動端末に、アップリンクリソースを割り当て、アップリンクリソース割当情報を、UL基本割当A−MAP情報要素(UL basic assignment A−MAP IE)を通じて、各移動端末に伝送する(S230)。
移動端末は、割り当てられたアップリンク伝送領域を通じてアップリンクデータを基地局に伝送することができる。この時、移動端末は、追加的なアップリンク帯域幅要請情報も共に、基地局に伝送することができる(S240)。
図3は、3ステップの故障時における代替方式として、5ステップランダムアクセスベースの帯域幅要請過程の一例を示す図である。
移動端末は、BRプリアンブルシーケンス(または、BRコード)と、アップリンク帯域幅要請情報(Station ID)、帯域幅要請大きさ及びQoSを表すBRインデックスなどを含む高速接続メッセージと、を基地局に伝送する(S310)。
基地局は、各移動端末が伝送したBRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージに対する受信状態を、BR ACK A−MAP情報要素を通じて、移動端末に伝送することができる。ただし、BRプリアンブルシーケンスは正常にデコーディングされたが、高速接続メッセージに誤りが発生した場合を取り上げる。したがって、BR ACK A−MAP情報要素は、BRプリアンブルシーケンスは正常受信であり、高速接続メッセージは誤りであることを示す(S320)。
移動端末が伝送したBRプリアンブルシーケンスのみを正常に受信した基地局は、移動端末が帯域幅要請(BW−REQ)メッセージを伝送するためのアップリンクリソースを、CDMA割当A−MAP情報要素(CDMA Allocation A−MAP IE)を通じて移動端末に割り当てる(S330)。
S330段階において、CDMA A−MAP情報要素は、独立BRのためのグラントの形式で端末に伝送されればよい。
移動端末は、割り当てられた領域を通じて、BW−REQメッセージ(例:独立BRヘッダー形態)を、基地局に伝送する(S340)。
移動端末が伝送したBW−REQメッセージを受信した基地局は、アップリンクリソースを、アップリンク基本割当A−MAP情報要素(UL basic assignment A−MAP IE)またはアップリンクデータ伝送のためのグラントメッセージを用いて、移動端末に割り当てる(S350)。
移動端末は、割り当てられたアップリンクリソース領域を通じてULデータを基地局に伝送する。この時、移動端末は、追加的なアップリンク帯域幅要請情報も一緒に基地局に伝送することができる(S360)。
図3は、図2の3ステップランダムアクセス方式の故障における代替方式として、5ステップランダムアクセス方式を示している。ただし、一般の5−ステップ方式は、移動端末がS310段階において高速接続メッセージを送信しない点以外は、図3で説明した段階をそのまま用いて行えばいい。
図4は、一つの帯域幅要請チャネル構造の一例を示す図である。
図4を参照すると、一つのBRチャネルは、3個のタイル(tile)で構成される。ここで、1個のタイルは、時間軸における6個のOFDMシンボルと周波数軸における連続した6個のサブキャリア(subcarrier)と、から構成される。したがって、BRプリアンブルシーケンスPr0〜Pr23は、各タイル内において繰り返し伝送され、高速接続メッセージM0〜M35は、3個のタイルにわたって伝送される。
(帯域幅要請プリアンブルシーケンス選択方法I)
以下では、本発明の一実施例として、帯域幅要請プリアンブルシーケンスを選択する方法について説明する。
移動端末がランダムアクセス方式のために使用するBRプリアンブルシーケンスは、サービス品質キーパラメータ(QoS key parameter)によって分類することができる。ここで、QoSキーパラメータは、移動端末がアップリンクリソースを要請する際、当該要請の危急有無及び伝送するデータの特性を示す。QoSキーパラメータには、サービスタイプ(Service Type)、優先順位(Priority)及び/またはスケジューリングタイプ(scheduling type)などが含まれればよい。
本発明の実施例において、総k個のBRプリアンブルシーケンスを、それぞれの目的に応じて、一つ以上のBRプリアンブルシーケンス集合(BR preamble sequence set)に分類することができる。この時、各BRプリアンブルシーケンス集合に関する情報はあらかじめ定義され、移動端末及び基地局で知っていればよい。
または、BRプリアンブルシーケンス集合に関する情報は、移動端末の要請によりまたは要請なく基地局からシグナリング(signaling)されてもよい。この場合、BRプリアンブルシーケンス集合に関する情報は、スーパーフレームヘッダー(SFH:Super Frame Header)を通じて伝達されるアップリンク要請関連パラメータと一緒に伝達されればよい。
この時、アップリンク要請関連パラメータは、帯域幅要請チャネルの割り当てられている位置に関する情報、バックオフ(back−off)アルゴリズムで使用される帯域幅要請バックオフ開始時点に関する情報、及び帯域幅要請バックオフの終了時点に関する情報を含むことができる。
この時、それぞれのBRプリアンブルシーケンス集合には、所定個数のBRプリアンブルシーケンスが基本的に割り当てられてよく、特定目的に応じて追加的にさらに割り当てられてもよい。それぞれのBRプリアンブルシーケンス集合に含まれるBRプリアンブルシーケンスの個数は、移動端末及び基地局であらかじめ知っていることができる。
もちろん、基地局は、移動端末及び基地局間のシグナリングを通じて、BRプリアンブルシーケンスの個数を移動端末に知らせてもよい。この場合、最後のBRプリアンブルシーケンス集合に含まれるBRプリアンブルシーケンスの個数は、基地局において暗黙的に把握できるから、基地局は、最後の集合に対する個数を表す別のシグナリングを行わなくても良い。もし、既存に割り当てられたBRプリアンブルシーケンス集合に変動がある場合、基地局は、それに関する情報を、明示的なシグナリングを通じて移動端末に知らせることができる。
移動端末は、まず、自身が伝送しようとするアップリンクデータの特性に基づいてBRプリアンブルシーケンス集合を選択することができる。次に、移動端末は、選択したBRプリアンブルシーケンス集合から任意のBRプリアンブルシーケンスを選択することができる。
下記の表1は、スケジューリングタイプによって分類されたBRプリアンブルシーケンス集合の一例を示すものである。
Figure 0005474101
無線接続システムで提供するスケジューリングサービスは、非要請グラントサービス(UGS:Unsolicited grant service)、実時間ポーリングサービス(rtPS:Real−time polling service)、拡張実時間ポーリングサービス(ertPS:extended rtPS)、非実時間ポーリングサービス(nrtPS:Non−real−time polling service)、最善型サービス(BE:Best Effort service)及び適応的グラントポーリングサービス(aGPS:adaptive Grant Polling Service)がある。
表1を参照すると、BRプリアンブルシーケンス集合0は、UGSのために割り当てられ、0〜9のBRプリアンブルシーケンスを含むことができ、BRプリアンブルシーケンス集合1は、rtPSのために割り当てられ、10〜19のBRプリアンブルシーケンスを含むことができ、BRプリアンブルシーケンス集合2は、ertPSのために割り当てられ、20〜29のBRプリアンブルシーケンスを含み、BRプリアンブルシーケンス集合3は、nrtPS及びBEのために割り当てられ、30〜39のBRプリアンブルシーケンスを含むことができ、BRプリアンブルシーケンス集合4は、aGPSのために割り当てられ、40〜49のBRプリアンブルシーケンスを含むことができる。
ここで、非要請グラントサービス(UGS)は、T1/E1及び沈黙抑制技法が適用されないVoIP(Voice of IP)のような周期的で且つ固定した大きさのデータパケットを伝送するための実時間アップリンクサービスフローを支援するために考案されたものである。
実時間ポーリングサービス(rtPS)は、動画像専門家グループ(MPEG)ビデオのような周期的で且つ可変大きさのデータパケットを伝送するための実時間アップリンクサービスフローを支援するために考案されたものである。
拡張実時間ポーリングサービス(ertPS)は、UGS及びrtPS2の効率性のために考案されたスケジューリングメカニズムである。
非実時間ポーリングサービス(nrtPS)は、ネットワークが混雑している状況においてもアップリンクサービスフロー受信要請機会を保障するためのユニキャストポール(poll)を提供する。すなわち、可変大きさのデータパケットを生成する非実時間サービスフローを支援するサービスである。
最善型サービス(BE)は、アップリンクにおいて最善型トラフィックのための効率的なサービスを提供するためのスケジューリングタイプを示す。
適応的グラントポーリングサービス(aGPS)は、初期サービス交渉過程で定義できる一つ以上のQoSパラメータ集合を示す。
下記の表2は、サービスタイプ及び優先順位によって分類されたBRプリアンブルシーケンスの一例を示すものである。
Figure 0005474101
表2を参照すると、BRプリアンブルシーケンス集合を、サービスタイプが遅延敏感サービス(Delay Sensitive Service)であるか、または、遅延耐性サービス(Delay Tolerant Service)であるかによって分類し、なお、優先順位の高低によって分類することができる。
下記の表3は、サービスタイプ及び優先順位によって分類されたBRプリアンブルシーケンス集合の他の例を示すものである。
Figure 0005474101
表3で、BRプリアンブルシーケンス集合0、1、2、3は、LSB 2ビットがそれぞれ00、01、10、11から始まる全てのBRプリアンブルシーケンスを表す。
下記の表4は、サービスタイプ、優先順位及び帯域幅要請大きさによって分類されたBRプリアンブルシーケンス集合の一例を示すものである。
Figure 0005474101
表4のBRプリアンブルシーケンス集合0、1、2、3、4、5は、LSB 3ビットがそれぞれ000、100、001、101、010、110から始まる全てのBRプリアンブルシーケンスを表す。
下記の表5は、サービスタイプ、優先順位及び帯域幅要請大きさによって分類されたBRプリアンブルシーケンス集合の他の例を示すものである。
Figure 0005474101
表5で、BR大きさは、バーストインデックスと定義できる。表5で、BRプリアンブルシーケンスパターンは、LSB 4ビットを用いて表示されたもので、移動端末は、サービスタイプ、優先順位及びBR大きさによって分類されたBRプリアンブルシーケンスパターンを選択することができる。
下記の表6は、移動端末及び基地局で使用するコーデックによるVoIPパケットの総大きさを考慮して定義したものである。
Figure 0005474101
表6は、移動端末及び基地局で使用するコーデックの種類によるVoIPパケットの大きさを表したものである。BR大きさは、一般に多く使用されるコーデックAMR、G.729のみを考慮して定義することができる。例えば、BRプリアンブルシーケンスの特定2ビット値が0b00であれば、VoIPパケットの大きさがバーストインデックス9(16byte)と定義され、0b01はバーストインデックス14(29byte)と、0b10はバーストインデックス17(42byte)と、0b11はバーストインデックス21(71byte)と定義できる。
移動端末は、表1乃至表6で説明したようなBRプリアンブルシーケンスマッピング規則によって分類されたBRプリアンブルシーケンス集合を選択し、選択したBRプリアンブルシーケンス集合から任意のBRプリアンブルシーケンスを選択してランダムアクセス過程を行うことができる。この時、表1乃至表6で説明したBRプリアンブルシーケンスマッピング規則(例えば、いかなるQoSキーパラメータが使用されるか)及び/またはマッピング情報(例えば、BRプリアンブルシーケンス集合インデックス及び/またはBRプリアンブルシーケンス番号など)は、移動端末及び基地局において既に設定設された値として知っているか、基地局でシグナリング(例えば、SFH伝送またはDSx処理過程)によって移動端末に知らせることができる。
(帯域幅要請プリアンブルシーケンス選択方法II)
移動端末は、QoSキーパラメータ以外の高速接続メッセージ内に含まれた情報(例えば、ステーション識別子(STID))を用いて、BRプリアンブルシーケンスを選択することができる。
図5a及び図5bは、本発明の一実施例であって、ステーション識別子を用いてBRプリアンブルシーケンスを選択する方法の一つを示す図である。
図5aを参照すると、移動端末は、ステーション識別子(STID)のLSBあるいはMSBの一部ビットを用いてBRプリアンブルシーケンスを選択でき、移動端末は、あらかじめ定義されたビットの特定位置(例えば、5番目または9番目)を用いてBRプリアンブルシーケンスを選択することができる。
例えば、移動端末は、STIDのLSB 2ビットを用いてBRプリアンブルシーケンスを選択することができる。図5を参照すると、STIDの10番目と11番目のビット値が00であれば、端末は、n番目とn+1番目のビット値が00であるBRプリアンブルシーケンス(例:x00xx)を選択する。STIDの10番目と11番目のビット値が01であれば、端末は、n番目とn+1番目のビット値が01であるBRプリアンブルシーケンス(例:x01xx)を選択する。STIDの10番目と11番目のビット値が10であれば、端末は、n番目とn+1番目のビット値が10であるBRプリアンブルシーケンス(例:x10xx)を選択する。端末は、STIDの10番目と11番目のビット値が11であれば、n番目とn+1番目のビット値が11であるBRプリアンブルシーケンス(例:x11xx)を選択する。この時、STIDの何ビットが使われるかは、移動端末及び基地局であらかじめ知っていてもよく、基地局によりシグナリングされてもよい。
また、端末は、任意に選択したBR機会(BR opportunity)のインデックス値に基づく計算値により決定されたビット位置の値によって、BRプリアンブルシーケンスを選択することができる。
ポジション0(position 0)=m modulo STID長
ポジションp={(ポジションn−1+オフセット)modulo STID長}(p>0)
BR機会インデックス(BR opportunity index)mは、一つのフレーム内にあるBRチャネル(すなわち、BR機会)の割当順序(時間軸)に従って索引される。この時、オフセット≧1の条件を有する。また、オフセット値は、あらかじめ定義されてもよく、基地局によりSFHまたは他の放送メッセージを用いてシグナリングされてもよい。
図5bは、移動端末がBR機会のインデックス値によってBRプリアンブルシーケンスを選択する方法を示している。図5bを参照すると、移動端末がBR機会インデックス4を選択し、オフセットが1であり、STID 2ビットを用いるとする。
この場合、ポジション0は4 modulo 12=4であり、ポジション1は、4+1 modulo 12=5である。したがって、STIDの4番目と5番目のビット値が‘00’であれば、移動端末はn番目とn+1番目のビット値が00であるBRプリアンブルシーケンス(例:x00xx)を選択し、‘01’であれば、移動端末はn番目とn+1番目のビット値が01であるBRプリアンブルシーケンス(例:x01xx)を選択し、‘10’であれば、端末はn番目とn+1番目のビット値が10であるBRプリアンブルシーケンス(例:x10xx)を選択する。また、STIDの4番目と5番目のビット値が‘11’であれば、端末は、n番目とn+1番目のビット値が11であるBRプリアンブルシーケンス(例:x11xx)を選択する。
また、移動端末は、自身のSTIDを、伝送しようとするアップリンクデータの特性に該当するセットに割り当てられたBRプリアンブルシーケンスの総個数(k)でモジュールロ(modulo)演算した値によってBRプリアンブルシーケンスを選択することができる。
例えば、移動端末は、(STID modulo k)で計算された値から、BR大きさの各種類をマッピングすることができる。すなわち、STIDが18であり、優先順位の高い遅延敏感に対するBRプリアンブルシーケンスのマッピング内容は、下記の表7のようである。
Figure 0005474101
表7を参照すると、移動端末は、計算値が、(18 modulo 8)により2となるから、シーケンスインデックスが2である地点から、あらかじめ定義されたBR大きさをマッピングする。このような方法を用いると、移動端末間衝突確率は下げることができるが、基地局は、メッセージをデコーディングし、STIDを得てはじめて端末の要求した大きさがわかる。
上述したように、BR大きさは、移動端末に、開始点のみ異なる、固定された大きさの値が設定されることができる。ここで、BRの固定された大きさは、S−SFHあるいは追加的放送メッセージを通じて変更されてもよい。また、BR大きさは、初期ネットワーク進入(Initial Network entry)過程で伝送されるMAC管理メッセージ(例:AAI_RNG−RSP、AAI_SBC−RSP)を通じて各端末に伝送されてよい。また、BR大きさは、DSx処理過程(動的サービス追加過程、変更過程または削除過程)で各移動端末ごとにそれぞれ異なる大きさの値が割り当てられてもよい。
例えば、移動端末Aは、0b00が100バイトで、0b01が200バイトであるのに対し、移動端末Bは、0b00は50バイトで、0b01が100バイトである形態と定義することができる。したがって、移動端末Aが、0b00にマッピングされたBRプリアンブルシーケンスを基地局に伝送すると、基地局は、100バイトを伝送できる無線リソースを移動端末Aに割り当て、移動端末Bが、0b00にマッピングされたシーケンスを伝送すると、基地局は、50バイトを伝送できるリソースを、移動端末Bに割り当てることができる。
移動端末は、フロー識別子(FID:Flow ID)によってBRプリアンブルシーケンスをマッピングすることができる。この方法は、各BRプリアンブルシーケンス集合ごとに、フロー識別子値によって昇順あるいは降順に並べ替え(reordering)することである。
例えば、移動端末が、高い優先順位の遅延敏感サービスで使われるFIDである5、8、12を持っているとすれば、移動端末はFID 5を2に、FID 8を3に、FID 12を4にマッピングすることができる。
移動端末は、FIDによってマッピングされたBRプリアンブルシーケンスを基地局に伝送する場合に、該当のFIDに対するQoSパラメータ集合を変更するための目的に使用する情報も一緒に伝送することができる。
例えば、特定BRプリアンブルシーケンスは、QoSパラメータ集合が1であれば、FIDのQoSパラメータ集合を、現在QoSパラメータ集合(例:1)から他の集合(例:0)へと変更しろ、ということを意味するものと定義することができる。
(帯域幅要請プリアンブルシーケンス選択方法III)
以下では、BRプリアンブルシーケンスを、QoSパラメータである優先順位、遅延度合及び/またはBR大きさなどを考慮して選択する方法を開示する。
第一に、移動端末は、副スーパーフレーム(S−SFH:Secandary Super Frame Header)を通じて伝達された情報に基づき、BRプリアンブルシーケンスを決定することができる。
例えば、移動端末は、BRプリアンブルシーケンス集合の最大スケジューリング遅延値(maximum scheduling delay)が考慮された差等タイマー(Differentiated Timer)値を、あらかじめ知っていればよい。または、差等タイマー値は、基地局によりBR機会、BRバックオフ開始/終了などのようなシステム情報を伝送するS−SFHを通じて知らせられてもよい。この時、移動端末は、該当の差等タイマー値とアップリンクで伝送するデータの最大遅延を考慮して、いかなるBRプリアンブルシーケンス集合を選択するかが決定できる。
例えば、BRプリアンブルシーケンス集合0の差等タイマーが20msであり、BRプリアンブルシーケンス集合1の差等タイマーが40msであり、移動端末が伝送するデータの最大遅延値が30msの場合、移動端末は、BRプリアンブルシーケンス集合0から一つのBRプリアンブルシーケンスを選択する。
第二に、移動端末は、DSx処理過程を通じてBRプリアンブルシーケンスを決定することができる。
例えば、移動端末と基地局はそれぞれ、サービスフローを生成及び修正する過程において動的サービス追加(DSA:Dynamic Service Addition)過程と動的サービス変更(DSC:Dynamic Service Change)メッセージを交換することができる。移動端末及び基地局は両方ともサービスフローの生成及び修正を要請することができる。この過程において、移動端末と基地局は、該当のサービスフローに対してアップリンクリソース要請をする時に使用するBRプリアンブルシーケンスの決定要素(例えば、QoSキーパラメータ)を協議することができる。この時、移動端末及び基地局は、QoSパラメータ及びBR大きさなどを考慮することができる。
図6は、本発明の一実施例であって、DSx処理過程を用いるBRプリアンブルインデックス決定方法の一つを示す図である。
図6を参照すると、基地局(ABS)は、サービスフローの生成を要請するDSA−REQメッセージを移動端末(AMS)に伝送することができる。この時、DSA−REQメッセージには、該当のサービスフローのQoSパラメータ、サービスフロー識別子(FID)、該当のサービスフローに対するアップリンクリソースを要請する時に使用するBRプリアンブルシーケンス集合インデックス、既に設定されたBRインデックス(例えば、BR大きさインデックス)及び差等タイマー(differentiated timer)値のうち一つ以上が含まれればよい(S610)。
基地局及び移動端末は、3ステップランダムアクセス過程で使用されるBR大きさ(または、フロー大きさ)を、DSA処理過程において構成及び決定することができる。下記の表8は、BR大きさインデックスの一例を示すものである。
Figure 0005474101
表8のように、BR大きさインデックスが4ビットで構成されているとすれば、BR大きさインデックスは、総16種類のBR大きさを表すことができる。そのうち、基地局及び移動端末は、まだ使用していない一つのインデックス(0b0010)を、特定BR大きさに割り当て、該インデックスがいかなる大きさ(300byte)を要請するものであるかを交渉するようになる。
この時、基地局及び/または移動端末は、該当のサービスフローのQoSパラメータを考慮してその大きさを決定することができる。したがって、同一の特性に同一の大きさを有するインデックスが存在すると、基地局は該インデックスを移動端末に伝送する。
移動端末は、該当の値に対して調整が必要な場合、DSA−RSPメッセージに、調整されたBR大きさを含めて伝送する。図6では、移動端末が、DSA−REQメッセージに含まれた値をそのまま使用するとする。このような場合には、DSA−RSPメッセージには、既に設定されたBRインデックスが含まれればいい(S620)。
移動端末は、該当のサービスフローに対してアップリンクで伝送するデータがある場合、DSA処理過程で協議された情報(既に設定されたBRインデックスなど)に基づいてBRプリアンブルシーケンスを選択し、基地局に伝送する(S630)。
サービスフローを生成及び修正する過程で協議された情報に基づいてBRプリアンブルシーケンスが選択されるから、基地局は、受信したBRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージの情報に基づき、移動端末が伝送するデータの主要特性(至急性など)及び要請した帯域幅の大きさが容易にわかる。
基地局及び/または移動端末は、BR大きさインデックスを、実際のBR大きさ情報ではなく、一つのフロー(aGPS)にあるQoSパラメータ集合を変更するための用途に使用することができる。
例えば、0b0011をQoSパラメータ集合変更目的に使用する場合、移動端末が、0b0011インデックス値をS630段階においてBRプリアンブルシーケンスと高速接続メッセージを通じて基地局に伝送することができる。基地局は、受信したBRコードに乗せられたBR大きさインデックスにマッピングされているフロー識別子(FID)の現在QoSパラメータ集合(例:1)から他のQoSパラメータ集合(例:0)へと変更しろ、という意味であることがわかり、QoSパラメータ集合を変更する。
(帯域幅要請プリアンブルシーケンス伝送方法)
以下では、帯域幅要請時に誤りの生じた場合における誤り処理過程について説明する。すなわち、移動端末がBRプリアンブルシーケンス選択方法I乃至IIIによって選択したBRプリアンブルシーケンスを伝送する方法について説明する。
3ステップランダムアクセス方式において使われるBRプリアンブルシーケンスの個数(k〜km−1)または5ステップランダムアクセス方式において使われるBRプリアンブルシーケンスの個数(k)は、あらかじめ定義されていてもよく、基地局からS−SFHを通じて伝送されてもよい。
移動端末は、上記の帯域幅要請プリアンブルシーケンス選択方法I〜IIIで開示したマッピング規則に従って選択したBRプリアンブルシーケンスと高速接続メッセージを、基地局に伝送することができる。また、これを受信した基地局は、BRプリアンブルシーケンスマッピング規則に従ってBRプリアンブルシーケンスに乗せられた情報(例えば、サービスタイプ、優先順位及び/またはスケジューリングタイプなど)を獲得することができる。
図7は、本発明の一実施例であって、3ステップランダムアクセス方式の一例を示す図である。
図7は、上述した表4のBRプリアンブルシーケンスマッピング規則に従って、移動端末がBRプリアンブルシーケンスを選択して使用すると仮定する。すなわち、BRプリアンブルシーケンス集合及びBRプリアンブルシーケンス範囲は、アップリンクデータのサービスタイプ、優先順位及びBR大きさによって決定されるとする。また、図7は、基地局が、移動端末から伝送されたBRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージの両方を正常に受信した場合を取り上げる。
移動端末は、BR大きさと伝送するアップリンクデータの特性に基づいて選択されたBRプリアンブルシーケンスと高速接続メッセージを、基地局に伝送する(S710)。
この時、移動端末は、S710段階でメッセージ伝送した後、BRタイマーを起動する。もし、BRタイマーが終了する前に、移動端末がULデータ伝送のための無線リソース割当情報を基地局から受信したり、BR ACKを通じて受信失敗を感知すると、移動端末は、該当のタイマーを終了する。しかし、BRタイマーが終了するまで、移動端末が無線リソース割当情報を受信できないと、移動端末は、アップリンクリソース要請手順(S710段階)を再び試みることができる。
基地局は、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージを受信すると、BR ACKメッセージを通じて、移動端末に、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージのそれぞれを受信したか否かを知らせることができる(S720)。
基地局は、受信したBRプリアンブルシーケンスを通じて、移動端末が伝送しようとするデータの特性、及び帯域幅要請大きさがわかる。また、基地局は、受信したBRプリアンブルシーケンスが、3ステップランダムアクセス方式のアップリンク要請のために割り当てられたシーケンスであるから、高速接続メッセージをデコーディングし、高速接続メッセージから、アップリンク帯域幅を要請した移動端末が確認できる。したがって、基地局は、移動端末に、データ特性に基づく差別化した時間内に、要請された帯域幅に該当する無線リソースを割り当て、それに関する割当情報を、一般MAP情報要素(例えば、UL基本割当A−MAP情報要素)を通じて、移動端末に伝送することができる(S730)。
移動端末は、割り当てられたアップリンクリソース領域を通じて、アップリンクデータを基地局に伝送することができる(S740)。
図8は、本発明の一実施例であって、3ステップランダムアクセス方式の他の例を示す図である。
図8は、移動端末が上記の表4のBRプリアンブルシーケンスマッピング規則にしたがってBRプリアンブルシーケンスを選択して使用するとする。すなわち、BRプリアンブルシーケンス集合及びBRプリアンブルシーケンス範囲は、アップリンクデータのサービスタイプ、優先順位及びBR大きさによって決定されると仮定する。ただし、図8では、基地局が、移動端末から伝送されたBRプリアンブルシーケンスは正常に受信したが、高速接続メッセージの受信には失敗した場合を取り上げる。
移動端末は、BR大きさと伝送するアップリンクデータの特性に基づいて選択されたBRプリアンブルシーケンスと高速接続メッセージを、基地局に伝送する(S810)。
この時、移動端末は、S810段階においてメッセージ伝送後にBRタイマーを起動する。もし、BRタイマーが終了する前に、移動端末がULデータ伝送のための無線リソース割当情報を基地局から受信したり、BR ACKから受信失敗を感知すると、移動端末は、該当のタイマーを終了する。しかし、BRタイマーが終了するまで、移動端末が無線リソース割当情報を受信できないと、移動端末はアップリンクリソース要請手順(S810段階)を再び試みることができる。
基地局は、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージを受信すると、BR ACKメッセージを通じて、移動端末に、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージのそれぞれを受信したか否かを知らせることができる(S820)。
基地局は、受信したBRプリアンブルシーケンスから、移動端末が伝送しようとするデータの特性、及び帯域幅要請大きさがわかる。したがって、基地局は、該当のULデータの特性及び帯域幅要請大きさを考慮してULデータ伝送のための無線リソースを割り当てることができる。しかし、基地局は、移動端末を識別するステーション識別子(STID)を含む高速情報メッセージを正常に受信できなかったため、アップリンク帯域幅を要請した移動端末がわからない。
したがって、基地局は、割り当てられた無線リソースに関する情報を、RAID(Random Access ID)でCRCマスキングされたCDMA割当A−MAP情報要素を通じて、移動端末に知らせることができる(S830)。
S830段階においてRAIDは、基地局で受信したBRプリアンブルシーケンスと、該当のシーケンスが感知されたBR機会などにより生成された識別子であって、基地局及び移動端末が識別できる。すなわち、基地局は、高速接続メッセージを正常に受信できなかったものの、移動端末が要求する帯域幅の大きさと伝送するULデータの特性がわかる。
移動端末は、割り当てられたアップリンクリソース領域を通じて、アップリンクデータを基地局に伝送することができる(S840)。
図9は、本発明の一実施例であって、3ステップランダムアクセス方式の他の例を示す図である。
図9は、 移動端末が、上記表7のBRプリアンブルシーケンスマッピング規則または上記表8のDSx処理方法のようなマッピング規則にしたがってBRプリアンブルシーケンスを選択して使用すると仮定する。すなわち、BRプリアンブルシーケンス集合及びBRプリアンブルシーケンス範囲は、アップリンクデータのサービスタイプ、優先順位、BR大きさ及び/またはBR大きさインデックスによって決定されるとする。ただし、図9では、基地局が、移動端末から伝送されたBRプリアンブルシーケンスは正常に受信したが、高速接続メッセージの受信には失敗した場合を取り上げる。
移動端末は、BR大きさ及び伝送するアップリンクデータの特性に応じて、表7で説明したマッピング方式に基づいてBRプリアンブルシーケンスを選択する。したがって、移動端末は、選択したBRプリアンブルシーケンスと高速接続メッセージを、基地局に伝送する(S910)。
基地局は、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージを受信すると、BR ACKメッセージを通じて、移動端末に、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージのそれぞれを受信したか否かを知らせることができる(S920)。
基地局は、受信したBRプリアンブルシーケンスから、移動端末が伝送しようとするデータの特性しかわからない。しかし、基地局は、移動端末を識別するステーション識別子(STID)を含む高速情報メッセージを正常に受信できなかったため、移動端末がどれだけのアップリンク帯域幅を要請したかがわからない。
したがって、基地局は、移動端末に、BRヘッダーを伝送するためのアップリンク無線リソースを割り当て、割り当てた無線リソースに関する情報を、RAID(Random Access ID)でCRCマスキングされたCDMA割当A−MAP情報要素を通じて、移動端末に知らせることができる(S930)。
S930段階において、RAIDは、基地局で受信したBRプリアンブルシーケンスと該当のシーケンスが感知されたBR機会などにより生成された識別子であって、基地局及び移動端末の両方がこの識別子を識別することができる。基地局は、高速接続メッセージを正常に受信できなかったが、移動端末が伝送するULデータの特性がわかるから、BRヘッダー伝送のためのリソース割当が緊急であるか否かがわかる。もし、移動端末が、表8で説明したマッピング方式に基づいてのみBRプリアンブルシーケンスを選択すると、基地局は、移動端末が伝送するULデータの特性もわからない。
移動端末は、割り当てられたアップリンクリソース領域を通じてBRヘッダーを基地局に伝送することができる(S940)。
図10は、本発明の一実施例であって、3ステップランダムアクセス方式のさらに他の例を示す図である。
図10は、上記表4のBRプリアンブルシーケンスマッピング規則にしたがって移動端末がBRプリアンブルシーケンスを選択して使用すると仮定する。すなわち、BRプリアンブルシーケンス集合及びBRプリアンブルシーケンス範囲は、アップリンクデータのサービスタイプ、優先順位及びBR大きさによって決定されるとする。ただし、図10では、基地局が、移動端末から伝送されたBRプリアンブルシーケンスの受信にも、高速接続メッセージの受信にも失敗した場合を取り上げる。
図10を参照すると、移動端末は、表4のBRプリアンブルシーケンスマッピング規則にしたがって選択したBRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージを、基地局に伝送することができる(S1010)。
移動端末は、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージを伝送した後、BRタイマーを始動する。もし、BRタイマーが終了する前に、移動端末がアップリンク無線リソース割当情報を受信したり、BR ACKメッセージを通じてBRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージの受信失敗を感知したりすると、移動端末は、BRタイマーを終了することができる。しかし、BRタイマーが満了するまで、移動端末がアップリンク割当情報を受信できなかった場合には、移動端末はS1010段階を繰り返すことができる。
基地局は、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージを受信すると、BR ACKメッセージを通じて、移動端末に、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージのそれぞれを受信したか否かを知らせることができる(S1020)。
この時、BRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージ両方の受信に失敗したから、BR ACKメッセージに含まれる受信シーケンスリスト内に、移動端末の伝送したBRプリアンブルシーケンスに関する情報が含まれていない。したがって、移動端末は、BRタイマーを終了し、S1010段階で伝送したBRプリアンブルシーケンス及び高速接続メッセージを、基地局に再伝送する(S1030)。
以上の図7乃至図10では、表4、表7または表8で説明したBRプリアンブルシーケンスマッピング方式によってマッピングされたBRプリアンブルシーケンスを選択して使用する方法について説明したが、移動端末は、図7乃至図10において、表1乃至表3、表5及び表6などで説明したBRプリアンブルシーケンスマッピング方式によってマッピングされたBRプリアンブルを選択することができる。
図11は、本発明の一実施例であって、5ステップランダムアクセス方式の一例を示す図である。
本発明の実施例では、3ステップランダムアクセス方式において使用されるBRプリアンブルシーケンスと5ステップランダムアクセス方式において使用されるBRプリアンブルシーケンスを区分して使用すると仮定する。例えば、移動端末は、3ステップランダムアクセス方式を利用する場合、表1乃至表8で説明したBRプリアンブルシーケンスマッピング規則を利用し、5ステップランダムアクセス方式を利用する場合、3ステップランダムアクセス方式にマッピングされたBRプリアンブルシーケンス以外を利用することができる。すなわち、3ステップと5ステップのランダムアクセス方式によってBRプリアンブルシーケンス集合を構成し、該当の集合からBRプリアンブルシーケンスを選択すればいい。
移動端末は、アップリンク帯域幅割当を要請すべく、5ステップランダムアクセス方式のために割り当てられたBRプリアンブルシーケンスを、基地局に伝送する(S1110)。
S1110段階において移動端末は、BRプリアンブルシーケンスを伝送した後、デフォルトBRタイマーを始動する。もし、デフォルトBRタイマーが終了するまで、移動端末がアップリンク無線リソース割当情報を受信できなかった場合、または、BR ACKを通じてBRプリアンブルシーケンスの伝送失敗を感知すると、移動端末は、デフォルトBRタイマーを終了する。ただし、移動端末がデフォルトBRタイマーが満了するまで無線リソース割当情報を受信できなかった場合には、移動端末はS1110段階を繰り返し行うことができる。
基地局は、受信したBRプリアンブルシーケンスが5ステップランダムアクセス方式のために割り当てられたシーケンスであることを認識すると、高速接続メッセージに対するデコーディングを行わない。また、基地局は、BRプリアンブルシーケンスを受信すると、BR ACKメッセージを通じて、移動端末に、BRプリアンブルシーケンスを正常に受信したか否かを知らせることができる(S1120)。
基地局は、受信したBRプリアンブルシーケンスからは、移動端末が伝送しようとするデータの特性、及び帯域幅要請大きさがわからない。そこで、基地局は、移動端末に、BRヘッダーを伝送するためのアップリンク無線リソースを割り当て、割り当てた無線リソースに関する情報を、RAID(Random Access ID)でCRCがマスキングされたCDMA割当A−MAP情報要素を通じて、移動端末に知らせることができる(S1130)。
S1130段階において、RAIDは、基地局で受信したBRプリアンブルシーケンスと該当のシーケンスが感知されたBR機会などにより生成された識別子であって、基地局及び移動端末がこれを識別することができる。
移動端末は、割り当てられたアップリンクリソース領域を通じてBRヘッダーを基地局に伝送することができる(S1140)。
図12は、本発明の一実施例であって、5ステップランダムアクセス方式の他の例を示す図である。
図12は、基地局が、移動端末から伝送された5ステップランダムアクセス方式において使用される専用BRプリアンブルシーケンスを正常に受信できなかった場合における5ステップアップリンクリソース要請手順を示している。
移動端末は、アップリンク無線リソースの割当を要請すべく、5ステップランダムアクセス方式のために占有されたBRプリアンブルシーケンスを選択して基地局に伝送する(S1210)。
移動端末は、BRプリアンブルシーケンスを伝送した後、デフォルトBRタイマーを始動する。もし、デフォルトBRタイマーが満了するに、移動端末が、無線リソース割当情報を受信したり、BR ACKを通じてBRプリアンブルシーケンスの受信失敗を感知すると、移動端末は、該当のデフォルトBRタイマーを終了する。しかし、デフォルトBRタイマーが満了するまで、移動端末が無線リソース割当情報を受信できかった場合には、移動端末は、アップリンクリソース要請手順を再び試みることができる。
基地局は、BRプリアンブルシーケンスを受信すると、BR ACKメッセージを通じて、移動端末に、BRプリアンブルシーケンスの受信に成功したか否かを知らせることができる(S1220)。
この時、BRプリアンブルシーケンスの受信に失敗したから、BR ACKメッセージに含まれる受信シーケンスリスト内に、移動端末の伝送したBRプリアンブルシーケンスに関する情報が含まれていない。したがって、移動端末は、BRタイマーを終了し、S1210段階で伝送したBRプリアンブルシーケンスを、基地局に再伝送する(S1230)。
図13は、本発明のさらに他の実施例であって、図2乃至図12で説明した本発明の実施例を行いうる移動端末及び基地局を示す図である。
移動端末及び基地局は、送信機及び受信機を含むことができる。したがって、移動端末は、アップリンクにおいては送信端として動作し、ダウンリンクにおいては受信端として動作することができる。また、基地局は、アップリンクにおいては受信端として動作し、ダウンリンクにおいては送信端として動作することができる。
すなわち、移動端末及び基地局は、情報、データ及び/またはメッセージの伝送及び受信を制御するために、それぞれ、送信モジュール(Tx module)1340,1350及び受信モジュール(Rx module)1350,1370を含むことができ、情報、データ及び/またはメッセージを送受信するためのアンテナ1300,1310などを含むことができる。
ここで、送信モジュールは、一つ以上の無線周波数(RF:Radio Frequency)送信機を制御することができ、受信モジュールは、一つ以上のRF受信機を制御することができる。ただし、RF送信機の個数とRF受信機の個数は、互いに異なってもよい。基地局にとっては、受信モジュールは1つのRF受信機を制御してアップリンクデータを受信し、送信モジュールは2つ以上のRF送信機を制御してダウンリンクデータを伝送すると望ましい。
また、移動端末及び基地局はそれぞれ、上述した本発明の実施例を行うためのプロセッサ(Processor)1320,1330と、プロセッサの処理過程を臨時にまたは持続して保存メモリー1380,1390をそれぞれ含むことができる。特に、プロセッサ1320,1330は、本発明の実施例で開示したランダムアクセス方式を行うためのBRプリアンブルシーケンス選択方法を制御することができる。
移動端末及び基地局に含まれたプロセッサは、媒体接続制御(MAC)エンティティを備えていることができる。MACエンティティは、論理的個体であって、移動端末及び基地局のプロセッサの内部または外部に存在することができる。すなわち、移動端末及び基地局は、MACエンティティを用いて、図2乃至図12で上述した本発明の実施例の動作を行うことができる。
移動端末及び基地局に含まれた送信モジュール及び受信モジュールは、データ伝送のためのパケット変復調機能、高速パケットチャネルコーディング機能、直交周波数分割多重接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)パケットスケジューリング、時分割デュプレックス(TDD:Time Division Duplex)パケットスケジューリング及び/またはチャネル多重化機能を果たすことができる。
図13で説明した装置は、図2乃至図12で説明した方法が具現されうる手段である。上述した移動端末及び基地局装置の構成成分及び機能を用いて、本願発明の実施例を行うことができる。
移動端末に備えられたプロセッサ1320は、上述したBRプリアンブルシーケンス選択方法I乃至IIIを行うことができる。すなわち、プロセッサは、移動端末がQoSキーパラメータに含まれる情報及びデータサービス特性に基づいてBRプリアンブルシーケンスを選択するように制御することができる。また、移動端末は、選択したBRプリアンブルシーケンスを用いて、図7乃至図12で説明した3ステップランダムアクセス方法または5ステップランダムアクセス方法を行うことができる。
すなわち、移動端末及び基地局は、プロセッサを制御して、BRプリアンブルシーケンスを選択するためのシグナリング(例えば、DAx処理過程)を行ったり、メモリーに保存されている既に設定されたBRインデックス(例えば、表1乃至表7で定義されたBRプリアンブルマッピング方法)からBRプリアンブルシーケンスを選択することができる。
また、移動端末のプロセッサは、送信モジュールを制御して、選択したBRプリアンブルシーケンス及び/または高速接続メッセージを基地局に伝送する。基地局は、受信モジュールを通じて受信したBRプリアンブルシーケンスをデコーディングし、移動端末にアップリンク無線リソースを割り当てる。また、基地局のプロセッサは、送信モジュールを制御して、割り当てられた無線リソースに関する情報を移動端末に知らせることができる。
一方、本発明において、移動端末には、個人携帯端末機(PDA:Personal Digital Assistant)、セルラーフォン、個人通信サービス(PCS:Personal Communication Service)フォン、GSM(Global System for Mobile)フォン、W(Wideband CDMA)フォン、MBS(Mobile Broadband System)フォン、ハンドヘルドPC(Hand−Held PC)、ノートブックPC、スマート(Smart)フォンまたはマルチモードマルチバンド(MM−MB:Multi Mode−Multi Band)端末機などを用いることができる。
ここで、スマートフォンとは、移動通信端末機と個人携帯端末機のメリットを結合した端末機で、移動通信端末機に、個人携帯端末機の機能である日程管理、ファックス送受信及びインターネット接続などのデータ通信機能を組み合わせた端末機のことを意味する。また、マルチモードマルチバンド端末機とは、マルチモデムチップを組み込んでおり、携帯インターネットシステム及び他の移動通信システム(例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)2000システム、WCDMA(Wideband CDMA)システム等)のいずれにおいても作動できる端末機のことをいう。
本発明に係る実施例は、様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などにより具現することができる。
ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施例に係る方法は、一つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどにより具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例に係る方法は、以上で説明された機能または動作を行うモジュール、手順または関数などの形態とすることができる。例えば、ソフトウェアコードは、メモリーユニット1380,1390に記憶され、プロセッサ1320,1330により駆動されることができる。メモリーユニットは、プロセッサの内部または外部に設けられて、公知の様々な手段によりプロセッサとデータを交換することができる。
本発明は、本発明の技術的思想及び必須特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化可能であるということは、当業者にとっては明らかである。したがって、上記の詳細な説明は、いずれの面においても制約的に解析されてはならず、例示的なものとして考慮されなければならない。本発明の範囲は、添付した請求項の合理的な解析により決定されるべきであり、よって、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。なお、特許請求の範囲で明示的な引用関係を有しない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めることができるということは明らかである。
本発明の実施例は、種々の無線接続システムに適用することができる。種々の無線接続システムの例には、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、3GPP2及び/またはIEEE 802.xx(Institute of Electrical and Electronic Engineers 802)システムなどがある。本発明の実施例は、それら種々の無線接続システムの他に、それら種々の無線接続システムを応用したいずれの技術分野にも適用することができる。

Claims (20)

  1. 無線アクセスシステムにおいてランダムアクセスを実行する方法であって、
    サービスフローのサービス品質(QoS)パラメータと既に設定された帯域幅要請(BR)インデックスとを含む動的サービス要請メッセージを基地局から受信することと、
    該既に設定されたBRインデックスを含む動的サービス応答メッセージを該基地局に送信することと、
    該既に設定されたBRインデックスに基づいて選択されたBRプリアンブルシーケンスを該基地局に送信することと
    を含み、
    該既に設定されたBRインデックスは、該QoSパラメータを考慮することによって決定される、方法。
  2. 移動端末が、前記BRプリアンブルシーケンスと共に高速接続メッセージを前記基地局に送信し、
    該高速接続メッセージは、該移動端末を識別するステーション識別子(STID)と、BR大きさおよびサービス品質情報を示すBRインデックスとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも前記BRプリアンブルシーケンスおよび前記高速接続メッセージの受信状態を示すBR受信確認A−MAP情報要素(RB ACK A−MAP IE)を受信することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記既に設定されたBRインデックスは、アップリンクデータのスケジューリングタイプとBR大きさとのうちの少なくとも1つを考慮することによって割り当てられる、請求項2に記載の方法。
  5. 前記動的サービス要請メッセージは、動的サービス追加要請(DSA−REQ)メッセージと動的サービス変更要請(DSC−REQ)メッセージとのうちの1つであり、
    前記動的サービス応答メッセージは、動的サービス追加応答(DSA−RSP)メッセージと動的サービス変更応答(DSC−RSP)メッセージとのうちの1つである、請求項2に記載の方法。
  6. 無線アクセスシステムにおいてランダムアクセスを実行する移動端末であって、
    無線信号を送信する送信モジュールと、
    該無線信号を受信する受信モジュールと、
    該ランダムアクセスを制御するプロセッサと
    を含み、
    該プロセッサは、該送信モジュールと該受信モジュールとを用いることによって、サービスフローのサービス品質(QoS)パラメータと既に設定された帯域幅要請(BR)インデックスとを含む動的サービス要請メッセージを基地局から受信するステップと、
    該既に設定されたBRインデックスを含む動的サービス応答メッセージを該基地局に送信するステップと、
    該既に設定されたBRインデックスに基づいて選択されたBRプリアンブルシーケンスを該基地局に送信するステップと
    を制御し、
    該既に設定されたBRインデックスは、該QoSパラメータを考慮することによって決定される、移動端末。
  7. 前記移動端末は、前記BRプリアンブルシーケンスと共に高速接続メッセージを前記基地局に送信し、
    該高速接続メッセージは、該移動端末を識別するステーション識別子(STID)と、該BRサイズおよびサービス品質情報を示すBRインデックスとを含む、請求項6に記載の移動端末。
  8. 少なくとも前記BRプリアンブルシーケンスおよび前記高速接続メッセージの受信状態を示すBR受信確認A−MAP情報要素(RB ACK A−MAP IE)を受信することをさらに含む、請求項7に記載の移動端末。
  9. 前記既に設定されたBRインデックスは、アップリンクデータのスケジューリングタイプとBR大きさとのうちの少なくとも1つを考慮することによって割り当てられる、請求項7に記載の移動端末。
  10. 前記動的サービス要請メッセージは、動的サービス追加要請(DSA−REQ)メッセージと動的サービス変更要請(DSC−REQ)メッセージとのうちの1つであり、
    前記動的サービス応答メッセージは、動的サービス追加応答(DSA−RSP)メッセージと動的サービス変更応答(DSC−RSP)メッセージとのうちの1つである、請求項7に記載の移動端末。
  11. 無線アクセスシステムの基地局内でランダムアクセスを支援する方法であって、
    サービスフローのサービス品質(QoS)パラメータと既に設定された帯域幅要請(BR)インデックスとを含む動的サービス要請メッセージを移動端末に送信することと、
    該既に設定されたBRインデックスを含む該基地局への動的サービス応答メッセージを受信することと、
    該既に設定されたBRインデックスに基づいて選択された該基地局へのBRプリアンブルシーケンスを受信することと
    を含み、
    該既に設定されたBRインデックスは、該QoSパラメータを考慮することによって決定される、方法。
  12. 前記基地局は、前記BRプリアンブルシーケンスと共に高速接続メッセージを前記移動端末から受信し、
    該高速接続メッセージは、該移動端末を識別するステーション識別子(STID)と、該BR大きさおよびサービス品質情報を示すBRインデックスとを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 少なくとも前記BRプリアンブルシーケンスおよび前記高速接続メッセージの受信状態を示すBR受信確認A−MAP情報要素(RB ACK A−MAP IE)を送信することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記既に設定されたBRインデックスは、アップリンクデータのスケジューリングタイプとBR大きさとのうちの少なくとも1つを考慮することによって割り当てられる、請求項12に記載の方法。
  15. 前記動的サービス要請メッセージは、動的サービス追加要請(DSA−REQ)メッセージと動的サービス変更要請(DSC−REQ)メッセージとのうちの1つであり、
    前記動的サービス応答メッセージは、動的サービス追加応答(DSA−RSP)メッセージと動的サービス変更応答(DSC−RSP)メッセージとのうちの1つである、請求項12に記載の方法。
  16. 無線アクセスシステムにおいてランダムアクセスを支援する基地局であって、
    無線信号を送信する送信モジュールと、
    該無線信号を受信する受信モジュールと、
    該ランダムアクセスを制御するプロセッサと
    を含み、
    該プロセッサは、該送信モジュールと該受信モジュールとを用いることによって、サービスフローのサービス品質(QoS)パラメータと既に設定された帯域幅要請(BR)インデックスとを含む動的サービス要請メッセージを移動端末に送信するステップと、
    該既に設定されたBRインデックスを含む動的サービス応答メッセージを該移動端末から受信するステップと、
    該既に設定されたBRインデックスに基づいて選択されたBRプリアンブルシーケンスを該移動端末から受信するステップと
    を制御し、
    該既に設定されたBRインデックスは、該QoSパラメータを考慮することによって決定される、基地局。
  17. 前記基地局は、前記BRプリアンブルシーケンスと共に高速接続メッセージを前記移動端末から受信し、
    該高速接続メッセージは、該移動端末を識別するステーション識別子(STID)と、該BRサイズおよびサービス品質情報を示すBRインデックスとを含む、請求項16に記載の基地局。
  18. 前記基地局は、少なくとも前記BRプリアンブルシーケンスおよび前記高速接続メッセージの受信状態を示すBR受信確認A−MAP情報要素(RB ACK A−MAP IE)を送信する、請求項17に記載の基地局。
  19. 前記既に設定されたBRインデックスは、アップリンクデータのスケジューリングタイプとBR大きさとのうちの少なくとも1つを考慮することによって割り当てられる、請求項17に記載の基地局。
  20. 前記動的サービス要請メッセージは、動的サービス追加要請(DSA−REQ)メッセージと動的サービス変更要請(DSC−REQ)メッセージとのうちの1つであり、
    前記動的サービス応答メッセージは、動的サービス追加応答(DSA−RSP)メッセージと動的サービス変更応答(DSC−RSP)メッセージとのうちの1つである、請求項17に記載の基地局。
JP2011552893A 2009-03-06 2010-03-08 帯域幅要請プリアンブルシーケンス選択方法及びランダムアクセス方法 Expired - Fee Related JP5474101B2 (ja)

Applications Claiming Priority (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15791409P 2009-03-06 2009-03-06
US61/157,914 2009-03-06
US16820309P 2009-04-09 2009-04-09
US61/168,203 2009-04-09
US16928609P 2009-04-14 2009-04-14
US61/169,286 2009-04-14
US22294209P 2009-07-03 2009-07-03
US61/222,942 2009-07-03
US22405709P 2009-07-09 2009-07-09
US61/224,057 2009-07-09
KR1020100020320A KR101216074B1 (ko) 2009-03-06 2010-03-08 대역폭요청프리엠블 시퀀스 선택방법 및 임의접속방법
PCT/KR2010/001433 WO2010101447A2 (ko) 2009-03-06 2010-03-08 대역폭요청프리엠블 시퀀스 선택방법 및 임의접속방법
KR10-2010-0020320 2010-03-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012520003A JP2012520003A (ja) 2012-08-30
JP5474101B2 true JP5474101B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=46844432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011552893A Expired - Fee Related JP5474101B2 (ja) 2009-03-06 2010-03-08 帯域幅要請プリアンブルシーケンス選択方法及びランダムアクセス方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5474101B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8204147B2 (en) 2009-07-14 2012-06-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods to index the preambles in the bandwidth request channel
CN109479300B (zh) * 2016-09-29 2020-12-04 Oppo广东移动通信有限公司 传输信息的方法、网络设备和终端设备
KR101853698B1 (ko) 2016-12-13 2018-05-02 서울대학교산학협력단 재난상황에서 액세스 혼잡을 줄이기 위한 듀얼 프리앰블 랜덤 액세스방법
CA3049040A1 (en) * 2017-01-05 2018-07-12 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Method for random access and terminal device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7804799B2 (en) * 2006-12-29 2010-09-28 Intel Corporation Uplink contention based access with quick access channel

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012520003A (ja) 2012-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101216074B1 (ko) 대역폭요청프리엠블 시퀀스 선택방법 및 임의접속방법
US11082993B2 (en) Terminal device, integrated circuit, and wireless communication method
US10448425B2 (en) Systems and methods for traffic-aware medium access selection
JP6655085B2 (ja) サイドリンク論理チャネルに対する論理チャネル優先順位付け手順
EP3122152B1 (en) Terminal device, integrated circuit, and radio communication method
US8406726B2 (en) Method of emergency communication in mobile communication system and mobile station supporting the same
JP5342561B2 (ja) 拡張無線端末のレンジング手順識別
TWI495291B (zh) 在無線通信系統中用以維護連接之服務品質之技術
US11343030B2 (en) Method for repeated transmission, and terminal device
US9155070B2 (en) Method and apparatus for transmitting uplink data burst in wireless connection system
TWI503031B (zh) 在無線通訊系統中傳送與接收上傳頻寬要求資訊的方法及其裝置
EP3122131A1 (en) Terminal device, integrated circuit, and wireless communication method
US9717097B2 (en) Apparatus and method for random access based on call priority in a mobile communication system
WO2015109840A1 (zh) 设备到设备广播信息的发送、接收方法及装置、传输系统
JP2012217187A (ja) 電気通信システムにおける資源スケジューリングの方法とシステム
WO2014023026A1 (zh) 随机接入方法、基站及终端
WO2019174499A1 (zh) 下行、上行传输方法、装置及基站、终端、存储介质
JP5352746B2 (ja) マルチキャリアシステムにおいてe−mbsサービスをサポートする方法及び装置
US20100254332A1 (en) Method of allocating resource for mobile station to support real time service
WO2012097696A1 (zh) 随机接入方法、用户设备及网络设备
US8891367B2 (en) Method for allocating uplink resources using QoS parameter
JP5474101B2 (ja) 帯域幅要請プリアンブルシーケンス選択方法及びランダムアクセス方法
KR20100138838A (ko) 광대역 무선 접속 시스템에서 변조 및 부호화 기법 결정 방법
WO2022122422A1 (en) Systems and methods for mac ce based inter-device coordination of sidelink transmissions
WO2019001517A1 (zh) 一种重复传输的方法和终端设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees