JP5473961B2 - Elevator car - Google Patents
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Description
本発明は、エレベータの乗りかごに係り、特に、乗りかごの上に上梁とともにシーブ支持枠を配置する構造のエレベータの乗りかごに関する。 The present invention relates to an elevator car, and more particularly, to an elevator car having a structure in which a sheave support frame is disposed together with an upper beam on the car.
従来、エレベータの乗りかごでは、乗りかごを懸架するためのシーブを支持するシーブ支持枠は、かご枠を構成する上梁の下面に設けられるか(特許文献1)、またはかご下の下梁の下面に設けられていた(特許文献2)。 Conventionally, in an elevator car, the sheave support frame that supports the sheave for suspending the car is provided on the lower surface of the upper beam that constitutes the car frame (Patent Document 1) or the lower beam under the car. It was provided on the lower surface (Patent Document 2).
このうち、シーブ支持枠を上梁の下面に構成した乗りかご枠を図11に示す。この乗りかご10は、乗りかご本体1と、乗りかご本体1を支持するかご枠3と、このかご枠に連結され乗りかご本体1の上方に配置された上梁2とを備えていた。
Of these, FIG. 11 shows a car frame in which the sheave support frame is configured on the lower surface of the upper beam. The
上梁2は、乗りかご本体1の上面との間に所定の間隔をおいて水平に延びている。この上梁2の下面には、シーブ支持梁5が取り付けられており、このシーブ支持梁5の両端部には、かご側のシーブ4,4が回転自在に取り付けられている。
上述したように、上梁にシーブ支持枠を構成した場合には、乗りかご本体の上面に、シーブ支持梁の取り付けのための十分なスペースが必要であった。ところが、近年は、巻上機は昇降機と隔離された機械室におかず、昇降路内に配置するマシンルームレスエレベータが主流になりつつある。このマシンルームレスエレベータでは、最上階床から昇降路天井までの距離、つまり乗りかごのオーバーヘッド寸法を確保することが厳しい場合があった。また、乗りかごの上には種々の機器や昇降路用品が多数配置されることから、乗りかご上の機器から昇降路天井近傍の用品までの距離、つまりトップクリアランスを確保するために、かご枠高さを低くしなければならない場合もあった。したがって、このような状況下で、省スペース化に対応する場合、シーブ支持枠を上梁の下面に構成することが困難であった。 As described above, when the sheave support frame is formed on the upper beam, a sufficient space for attaching the sheave support beam is necessary on the upper surface of the car body. However, in recent years, hoisting machines are not located in machine rooms separated from elevators, and machine room-less elevators arranged in hoistways are becoming mainstream. In this machine roomless elevator, it is sometimes difficult to secure the distance from the top floor to the hoistway ceiling, that is, the overhead dimensions of the car. In addition, since various devices and hoistway equipment are arranged on the car, a car frame is used to secure the distance from the equipment on the car to the equipment near the hoistway ceiling, that is, the top clearance. In some cases, the height had to be lowered. Therefore, in such a situation, when dealing with space saving, it is difficult to configure the sheave support frame on the lower surface of the upper beam.
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、必要なトップクリアランス確保が困難でかご枠高さを低くせざるをえない場合でも、かご上に上梁やシーブ支持梁の構成を可能にし、各種レイアウト・ローピングの自由度を広げることができるエレベータの乗りかごを提供することにある。 Therefore, the object of the present invention is to solve the problems of the prior art, and even if it is difficult to secure the necessary top clearance and the car frame height has to be lowered, the upper beam and sheave support beam on the car. It is an object of the present invention to provide an elevator car that can be configured as described above and can increase the degree of freedom of various layouts and ropings.
前記の目的を達成するために、本発明は、ガイドレールに沿って昇降可能な乗りかごと、つり合い重り用のガイドレールに沿って昇降可能なつり合い重りと、前記乗りかごとつり合い重りとを懸架するロープと、前記ロープが巻き掛けられる巻上機と、を有するトラクション式エレベータの乗りかごにおいて、前記乗りかごの本体を支持するかご枠と、前記乗りかごの本体の上方であって水平かつ昇降路幅方向に平行に延びるように前記かご枠に連結される上梁と、前記上梁の端部側面に設けられ前記ガイドレールと摺動可能な案内手段と、前記上梁の両端部に設けられ、前記ロープが巻かれる複数のかご側シーブと、を有し、前記巻上機の回転軸と、前記乗りかごの奥行き方向とのなす角度が、0より大きく90°より小さい範囲内にあり、前記上梁が一対のかご側シーブを支持するシーブ支持部を兼用若しくは一体構造をなし、前記かご側シーブの回転軸は、前記上梁に対して斜めとなるように配置され、前記上梁の側面または内部で前記かご側シーブが支持されるようにしたことを特徴とするものである。 In order to achieve the above object, the present invention suspends a car that can be lifted and lowered along a guide rail, a balance weight that can be lifted and lowered along a guide rail for a balance weight, and the car and the balance weight. And a hoisting machine around which the rope is wound, a car frame for supporting the main body of the car, and a horizontal and elevating position above the main body of the car An upper beam connected to the car frame so as to extend in parallel with the road width direction, guide means provided on a side surface of an end of the upper beam and slidable with the guide rail, and provided at both ends of the upper beam A plurality of car sheaves around which the rope is wound, and an angle formed by a rotating shaft of the hoisting machine and a depth direction of the car is in a range larger than 0 and smaller than 90 ° The upper beam also serves as a sheave support part for supporting a pair of car sheaves or has an integral structure, and the rotation axis of the car sheave is arranged to be inclined with respect to the upper beam, it is characterized in that the cage-side sheaves is to be supported by the side surface or the inner portion.
本発明によれば、巻き上げ機等のかご上機器や昇降路用品とのトップクリアランスを拡大することができるので、必要なトップクリアランスを確保するために、かご枠高さを低くせざるを得ない状況にあっても、支障なくかご上にシーブ支持構造の構成を可能にし、各種レイアウト・ローピングの自由度を広げることができる。 According to the present invention, since the top clearance between the on-car equipment such as a hoisting machine and the hoistway equipment can be enlarged, the car frame height must be lowered in order to secure the necessary top clearance. Even under circumstances, it is possible to construct a sheave support structure on the car without any trouble, and to expand the degree of freedom of various layouts and ropings.
以下、本発明によるエレベータの乗りかご構造の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態によるエレベータの乗りかご構造を示し、図1(a)は、乗りかごの側面を示し、図1(b)は、乗りかごを昇降路の上からみた平面図である。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Embodiments of an elevator car structure according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
First embodiment
1 shows the elevator car structure according to the first embodiment of the present invention, FIG. 1 (a) shows a side view of the car, and FIG. 1 (b) shows the car viewed from above the hoistway. It is a top view.
図1において、乗りかご本体1は、かご床6の上に設けられている。かご床6は、かご枠3と下梁7に取り付けられ、乗りかご本体1を支持している。乗りかご本体1の一側面(エレベータの乗場側、図1(a)で左方向)には、かごドア100が配置されている。
In FIG. 1, the
かご枠3の上端部には、上梁12が乗りかご本体1の上面との間に所定の間隔をおいて水平にかつ昇降路103の幅方向(図1(b)で左右方向)に対して平行に延びており、かご枠3の端部に支持されている。この上梁12は、後述のようにシーブ支持梁を兼用する構造になっている。
At the upper end of the
図1(b)において、かご枠3の左右には、乗りかごの昇降を案内する一対のガイドレール13a、13bが配置されている。この実施例では、ガイドレール13a、13bは、上梁12を挟むように、図1(b)で上下方向に段違いに、昇降路幅方向に斜向かいに配置されている。ガイドレール13a、13bに対して摺動可能な案内装置14a、14bが、上梁12の端部側面に設けられている。かごドア100に対向するように、エレベータの乗り場側には乗り場ドア101が配置される。
In FIG. 1 (b), a pair of
巻上機15は、昇降路103内の上方側に配置され、例えば最上階近傍もしくは昇降路天井近傍に設けられる。この巻上機15は長尺円筒形状であり、その長手方向と平行するように巻上機15の回転軸106を有する。巻上機15の一端には、ロープが巻き掛けられるトラクションシーブ105が設けられ、このトラクションシーブ105が乗りかごのかごドア100側にくるように配置される。
The hoisting
巻上機15の回転軸106は、乗りかごの奥行き方向と所定の角度θをもって配置されており、0より大きく90°より小さい範囲内にある。また、この巻上機15は、昇降路103を上から見たとき、乗りかご1が昇降可能な空間107、またはこの空間107の鉛直上方の空間のいずれかに重なるように配置されている。つまり、図1(b)のように昇降路の横断面を見た場合、乗りかご1と巻上機15とが重なるように、配置されている。そして巻上機15のトラクションシーブ105の回転面と、かご側のシーブ4a、4bの回転面は略平行になるように配置されている。
The rotating
上梁12の両端部には、かご側のシーブ4a、4bが回転自在に取り付けられる。このシーブ4a、4bの回転軸は、上梁12の長手方向と直交し、その両端は、上梁12の外側に突出するように配置される。つまり、シーブ4a、4bは、その回転軸により上梁12に両持ちされる構造になっている。
Car-
このかご側のシーブ4a、4bに巻き掛けられたロープ104は、図1(b)に示す位置に配置される巻上機15によって駆動される。
The
なお、番号16a、16bは、図示しないつり合い重りの昇降を案内するつり合い重り用のガイドレールを示している。このつり合い重り用のガイドレール16a、16b若しくはつり合い重りは、昇降路の奥行き方向(図1(b)での左壁面)に平行に配置されている。
この実施形態では、上梁12とは別にシーブ4a、4bを支持するシーブ支持梁を設ける替わりに、上梁12にシーブ4a、4bを取り付けることで、上梁12そのものがシーブ支持梁を兼ねるように構成されている。このような上梁12の構成により、以下のような効果が得られる。
In this embodiment, instead of providing a sheave support beam that supports the
まず第1に、図11に示したように、上梁の下面にシーブ支持梁が設けられていた従来構造と異なり、上梁12そのものでシーブ支持梁を兼ねることにより、上梁12またはシーブ支持梁の高さ寸法分だけ、かご枠高さを低く抑えることができる。これにより、巻き上げ機15等のかご上機器や昇降路用品とのトップクリアランスを拡大することができるので、必要なトップクリアランスを確保するために、かご枠高さを低くせざるを得ない状況にあっても、支障なくかご上にシーブ支持構造の構成を可能にし、各種レイアウト・ローピングの自由度を広げることを可能にするものである。また、シーブ支持構造をかご上に確実に構成できるため、ピット寸法を小さくできるという利点もある。
First, as shown in FIG. 11, unlike the conventional structure in which the sheave support beam is provided on the lower surface of the upper beam, the
第2に、かご枠高さを低くできることにより、例えば、上から見たときに巻上機15が乗りかごと重なるように配置するなど、乗りかご投影面に重なるように昇降路機器を配置することができ、乗りかごが昇降路103の最上部に着床するときのかご上作業スペースをより多く確保することができる。
Secondly, the hoistway device is arranged so as to overlap the car projection surface, for example, when the hoisting
第3に、上梁12がシーブ支持梁を兼用するので、シーブ支持梁の重量分だけ乗りかご枠の重量を削減することができ、これにより、つり合いおもりの重量も減少し、エレベータシステム全体として、高効率・省エネルギー化に資することになる。また、シーブ支持梁の兼用により、シーブ支持梁据え付けの工数を削減することができる。
Thirdly, since the
なお、図1の構成例の場合、かご側のシーブ4a、4bを昇降路幅方向に対して平行に配置した替わりに、乗りかごのガイドレール13a、13bと案内装置14a、14bは斜向かいに配置している。この場合、つり合い重りを案内するガイドレール16a、16bとの関係で、図1に示すように、一方のガイドレール16aをより乗り場側に近づけることにより、ガイドレール16a、16bのレール間距離を広く取ることができるため、ウェイト積み込み量を増加させ、オプション対応によるかご重量増加の対応が容易になる。
In the case of the configuration example of FIG. 1, instead of arranging the car-
第2実施形態
次に、図2は、本発明の第2実施形態による乗りかご構造を示す。
この第2実施形態では、上梁12と、シーブ支持梁20を別々の構造部材とした上で、昇降路103の幅方向と平行な上梁12の側面にシーブ支持梁20を固定し、両者を一体構造にしている。シーブ支持梁20の両端部には、一対のかご側シーブ4a、4bがそれぞれ回動自在に支持されている。この場合、シーブ4a、4bのそれぞれの回転軸の一端は上梁12に支持され、他端はシーブ支持梁20に支持されている。なお、乗りかごの昇降を案内するガイドレール13a、13bは、上梁12の中心線上に対向するように配置されている。なお、巻上機15と乗りかごとの配置関係は図1の第1実施形態と同様である。
Second embodiment
Next, FIG. 2 shows a car structure according to a second embodiment of the present invention.
In the second embodiment, the
以上のような第2実施形態では、上梁12の側面にシーブ支持梁20を構成することにより、第1実施形態と同様の効果に、トップクリアランスの拡大による各種レイアウト・ローピングの自由度の拡大、かご枠高さを低くできることによる利点、乗りかご枠重量の軽減といった効果を得ることができる。
In the second embodiment as described above, by configuring the
第3実施形態
次に、図3乃至図6は、本発明の第3実施形態による乗りかご構造を示す。
この第3実施形態では、図3に示すように、かご側のシーブ4a、4bを支持する部分を上梁12と一体構造にするために、上梁12の昇降路奥行き側の片側側面の両端部に、それぞれ支持ブラケット21、21を取り付け、支持ブラケット21、21を介して一対のかご側のシーブ4a、4bがその回転軸が上梁12の長手方向と直交し、昇降路103の幅方向に対して平行に配置されるように支持されている。この図3の構成例では、支持ブラケット21は、片持ち支持のブラケットとして構成されている。なお、巻上機15と乗りかごとの配置関係は図1の第1実施形態と同様である。
Third embodiment
Next, FIGS. 3 to 6 show a car structure according to a third embodiment of the present invention.
In this third embodiment, as shown in FIG. 3, both ends of one side surface of the
これに対して、図4の構成例は、支持ブラケット22、22は、両持ち支持のブラケットとして構成されている。これ以外の構成は、図3の実施形態と同一である。
On the other hand, in the configuration example of FIG. 4, the
次に、図5、図6の構成例は、図3、図4と同じくかご側のシーブ4a、4bを支持ブラケット23、23を介して上梁12の側面に支持した点は共通しているが、図3、4の構成例とは異なり、一対のかご側のシーブ4、4は、その回転軸が上梁12に対して斜めになり、昇降路幅方向に対して斜めに配置されている。なお、図5では支持ブラケット23は片持ち支持のブラケットとして構成されているが、図6に示すように、両持ち支持のブラケット24として構成してもよい。
Next, the configuration examples of FIGS. 5 and 6 are common in that the car-
以上のような第3実施形態によれば、上梁の下面にシーブ支持梁が設けられていた従来構造と異なり、上梁12の側面に支持ブラケット21、22、23、24を介してかご側のシーブ4a、4bを支持するようにしているので、第1実施形態、第2実施形態と同様に、トップクリアランスの拡大による各種レイアウト・ローピングの自由度の拡大、かご枠高さを低くできることによる利点、乗りかご枠重量の軽減といった効果を得ることができる。
According to the third embodiment as described above, unlike the conventional structure in which the sheave support beam is provided on the lower surface of the upper beam, the side of the
第4実施形態
次に、図7乃至図9は、本発明の第4実施形態による乗りかご構造を示す。
この第4実施形態は、図7乃至図9のいずれの構成例も、かご側のシーブ4a、4bの支持部を有する上梁を採用した点で共通している。なお、巻上機15と乗りかごとの配置関係は図1の第1実施形態と同様である。
Fourth embodiment
Next, FIGS. 7 to 9 show a car structure according to a fourth embodiment of the present invention.
The fourth embodiment is common to all the structural examples of FIGS. 7 to 9 in that an upper beam having support portions for the
図7の構成例は、上梁25は、異形の段違いの梁を採用した例である。この上梁25の段違いに張り出した部分の底には、矩形の穴26が形成され、この穴にかご側のシーブ4a、4bが配置されるとともに軸受によって支持されている。この場合、一対のかご側シーブ4a、4bは昇降路103の幅方向に対して斜めになるように配置されている。
The configuration example of FIG. 7 is an example in which the
次に、図8の構成例は、上梁27に幅の広い梁を採用した例であり、一対のかご側のシーブ4a、4bが昇降路103の幅方向に対して斜めに配置されているのは図7の構成例と同じである。
Next, the configuration example of FIG. 8 is an example in which a wide beam is adopted as the
これに対して、図9の構成例は、図8と同じ上梁27を利用し、一対のかご側のシーブ4a、4bが昇降路103の幅方向に対して平行に配置されるように支持部を構成した例である。
On the other hand, the configuration example of FIG. 9 uses the same
以上のような第3実施形態によれば、かご側シーブ4a、4bの支持構造についてさまざまな態様でのアレンジが可能になり、また、第1実施形態、第2実施形態と同様に、トップクリアランスの拡大による各種レイアウト・ローピングの自由度の拡大、かご枠高さを低くできることによる利点、乗りかご枠重量の軽減といった効果を得ることができる。 According to the third embodiment as described above, the support structures of the car sheaves 4a and 4b can be arranged in various forms, and the top clearance is the same as in the first and second embodiments. It is possible to obtain effects such as an increase in the degree of freedom of various layouts and ropings due to the enlargement of the vehicle, an advantage of being able to lower the car frame height, and a reduction in the weight of the car frame.
なお、図9の構成例の場合、かご側シーブ4a、4bを昇降路103の幅方向に対して平行に配置した替わりに、乗りかごのガイドレール13a、13bと案内装置14a、14bは斜向かいに配置している。この場合、つり合い重りを案内するガイドレール16a、16bとの関係で、図9に示すように、一方のガイドレール16aをより乗り場側に近づけることにより、ガイドレール16a、16bのレール間距離を広く取ることができるため、ウェイト積み込み量を増加させ、オプション対応によるかご重量増加の対応が容易になる。
In the case of the configuration example of FIG. 9, instead of arranging the car sheaves 4a and 4b parallel to the width direction of the
第5実施形態
次に、図10は、本発明の第5実施形態による乗りかご構造を示す。
この第5実施形態では、これまで説明してきた第1乃至第4実施形態とは異なり、上梁30と、シーブ支持梁32とを別々の構造部材とした上で、従来構造とは上梁30とシーブ支持梁32の上下関係を逆にして、上梁30の下面に一対のかご側のシーブ4a、4bを支持するシーブ支持枠32を構成した例である。なお、巻上機15と乗りかごとの配置関係は図1の第1実施形態と同様である。
Fifth embodiment
Next, FIG. 10 shows a car structure according to a fifth embodiment of the present invention.
In the fifth embodiment, unlike the first to fourth embodiments described so far, the
図10に示されるように、シーブ支持梁32は昇降路103の幅方向に対して平行であるのに対して、上梁30は、昇降路103の幅方向に傾斜するように配置され、ガイドレール14a、14bを斜向かいに配置している。これにより、一方のガイドレール16aをより乗り場側に近づけることにより、ガイドレール16a、16bのレール間距離を広く取ることができるため、ウェイト積み込み量を増加させ、オプション対応によるかご重量増加の対応が容易になる。
As shown in FIG. 10, the
なお、図3、図4、図5、図10の構成例のように、上梁とともにシーブを昇降路103の幅方向に平行にして配置した場合も、かご釣り芯を乗り場側に移動することが出来、同様の効果が得られる。 Even when the sheave and the sheave are arranged in parallel to the width direction of the hoistway 103 as in the configuration examples of FIGS. 3, 4, 5, and 10, the cage fishing core is moved to the landing side. The same effect can be obtained.
1 乗りかご本体
3 かご枠
4 かご側シーブ
6 かご床
7 下梁
12 上梁
13a、13b ガイドレール
15 巻き上げ機
20 シーブ支持梁
21 支持ブラケット
22 支持ブラケット
23 支持ブラケット
24 支持ブラケット
27 上梁
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記乗りかごの本体を支持するかご枠と、前記乗りかごの本体の上方であって水平かつ昇降路幅方向に平行に延びるように前記かご枠に連結される上梁と、前記上梁の端部側面に設けられ前記ガイドレールと摺動可能な案内手段と、前記上梁の両端部に設けられ、前記ロープが巻かれる複数のかご側シーブと、を有し、前記巻上機の回転軸と、前記乗りかごの奥行き方向とのなす角度が、0より大きく90°より小さい範囲内にあり、前記上梁が一対のかご側シーブを支持するシーブ支持部を兼用若しくは一体構造をなし、前記かご側シーブの回転軸は、前記上梁に対して斜めとなるように配置され、前記上梁の側面または内部で前記かご側シーブが支持されるようにしたことを特徴とするエレベータの乗りかご。 A car that can be lifted and lowered along a guide rail, a balance weight that can be lifted and lowered along a guide rail for a balance weight, a rope that suspends the ride and the balance weight, and a hoisting machine on which the rope is wound In a traction elevator car having
A car frame that supports the main body of the car, an upper beam that is connected to the car frame so as to extend horizontally and parallel to the hoistway width direction above the main body of the car, and an end of the upper beam A guide means that is slidable with the guide rail, and a plurality of car sheaves that are provided at both ends of the upper beam and on which the rope is wound, and the rotary shaft of the hoisting machine And an angle formed with the depth direction of the car is in a range larger than 0 and smaller than 90 °, and the upper beam also serves as a sheave support portion that supports a pair of car-side sheaves or has an integrated structure, rotation axis of the cage-side sheaves are disposed so as to be oblique to the upper beam, ride an elevator in which the cage-side sheaves at the side or the inner end of the upper beam is characterized in that so as to be supported Basket.
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