JP5472613B2 - 立体音響生成システム、その制御方法及び制御プログラム - Google Patents
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音源と、
前記音源に対する、受聴者を基準にした音像の方位角θと、仰角αによる音像の定位位置を設定する音像定位設定部と、
前記音像定位設定部により設定された音像の定位に応じて使用するスピーカを選択するスピーカ選択部と、
前記音源からの音声信号に対して畳み込む、前記左右側のスピーカグループ毎の頭部伝達関数を前記音像定位設定部により設定された音像の定位位置に基づき決定する頭部伝達関数決定部と、
前記音像定位設定部により設定された音像の定位位置に基づき、前記スピーカ選択部により選択されたスピーカに対して、配分する音声信号のエネルギー量を演算するエネルギー配分部と、
前記音源からの音声信号に対して前記頭部伝達関数決定部により決定された頭部伝達関数を畳み込み、且つ前記エネルギー配分部により演算された音声信号のエネルギーを各スピーカに割り当てる畳み込み処理部を有する、
ことを特徴とする。
[1.構成]
次に、本発明の実施形態に係る平面配置スピーカを用いた立体音響システムの構成について、図1〜3を参照して以下に説明する。図1は、本実施形態に係る立体音響システムの全体構成を示す機能ブロック図である。なお、以下では、特別言及のないの場合は5チャンネルの場合を想定し、スピーカ40は、図2に示すように、左側のスピーカグループ(L、SL、8チャンネル場合はMLも)と、右のスピーカグループ(R、SR、8チャンネルの場合はMRも)と、が配置される。
まず、図1に示す通り、前記操作部20による入力操作に応じて、所望の仮想的な音像の定位位置を設定する音像定位設定部301を備えている。例えば、図3に示すように、この音像定位設定部301は、操作部20を通じて操作により、受聴者を基準とした音像の方位角θと、上下方向を決める仰角αからなる所望の音像定位(方位角θ、仰角α)を設定する。
[2.1.基本作用]
上記のような構成を有する平面配置スピーカを用いた立体音響システムにおける、音像生成の基本作用を以下に説明する。
まず、操作部20を通じて入力操作により音像定位設定部301は、ユーザが所望する音像の定位位置(θ,α)を設定する。
次に、頭部伝達関数決定部303による各スピーカ40に対する頭部伝達関数の決定処理、及び決定された頭部伝達関数の音源10からの音声信号への畳み込み処理について、具体的に説明する。
次に、上記で示した音像定位設定部301により設定した音像の定位位置に基づいた、スピーカ選択部302及びエネルギー配分部304による決定するスピーカ40の選択処理及びスピーカ40毎のエネルギー配分処理を図5及び6、表1〜4を参照して以下に詳述する。
ここでは、まず、音像定位設定部301により設定された音像の仰角αが、第1の基準方向(第1の基準方向)として設定したαv以下である場合(α≦αvの場合)について説明する。
krl = ((θll-θ)/(θll-θrl)) ((αh-α)/(αh-αl))
kll = ((θ-θrl)/(θll-θrl)) ((αh-α)/(αh-αl))
krh = ((θlh-θ)/(θlh-θrh)) ((α-αl)/(αh-αl))
klh = ((θ-θrh)/(θlh-θrh)) ((α-αl)/(αh-αl))
krl=60/90×15/30=1/3
kll=30/90×15/30=1/6
krh=15/75×15/30=1/10
klh=60/75×15/30=2/5
krl=((θll−θ)/(θll−θrl))((αh−α)/(αh−αl))
kll=((θ−θrl)/(θll−θrl))((αh−α)/(αh−αl))
klh=krh=((θ−θl)/(αh−αl))
krl=15/75×30/60=1/10
kll=60/75×30/60=2/5
krh=klh=30/60=1/2
以上のような本実施形態によれば、受聴者の耳と同程度の高さの水平面上に配置するスピーカを用いる場合であっても、水平方向(方位角の方向)だけでなく垂直方向(仰角の方向)にも自由に定位する音像を生成し立体音響を実現可能な立体音響システム、その制御方法及び制御プログラムを提供することができる。特に、現在のサラウンドシステムで採用されている5.1チャンネルの標準スピーカシステムを利用することで立体音響を生成することができるため、特別な生成装置や、立体的にスピーカを配置することが必要ない利点を有する。
なお、本発明は、上記のようにエネルギー配分部304が上記[数1]のように線形結合により各スピーカ40により出力される音声信号のエネルギーを算出する実施形態に限定するものではなく、各スピーカ40のエネルギー配分を、基準方向の非線形結合によって決定する実施形態も包含する。例えば、2乗正弦関数や両サイドの変化を速くし中間の変化を遅くした補正関数などを用いて算出することが可能である。
20…操作部
30…音像定位処理部
301…音像定位設定部
302…スピーカ選択部
303…頭部伝達関数決定部
304…エネルギー配分部
305…頭部伝達関数テーブル
306…畳み込み処理部
40…スピーカ
HRTF…頭部伝達関数
HRTFL…左側スピーカ用頭部伝達関数
HRTFR…右側スピーカ用頭部伝達関数
Claims (15)
- センタースピーカと、左右側のそれぞれに置かれたスピーカグループによる立体音響システムであって、
音源と、
前記音源に対する、受聴者を基準にした音像の方位角θと、仰角αによる音像の定位位置を設定する音像定位設定部と、
前記音像定位設定部により設定された音像の定位に応じて使用するスピーカを選択するスピーカ選択部と、
前記音源からの音声信号に対して畳み込む、前記左右側のスピーカグループ毎の頭部伝達関数を前記音像定位設定部により設定された音像の定位位置に基づき決定する頭部伝達関数決定部と、
前記音像定位設定部により設定された音像の定位位置に基づき、前記スピーカ選択部により選択されたスピーカに対して、配分する音声信号のエネルギー量を演算するエネルギー配分部と、
前記音源からの音声信号に対して前記頭部伝達関数決定部により決定された頭部伝達関数を畳み込み、且つ前記エネルギー配分部により演算された音声信号のエネルギーを各スピーカに割り当てる畳み込み処理部を有する、
ことを特徴とする立体音響システム。 - 請求項1において、
前記センタースピーカと、左右側のそれぞれに置かれたスピーカグループが、5チャンネルの平面配置スピーカであって、
前記音像定位設定部は、
音像の第1の基準方向として、受聴者を基準に、仰角が0度で各方位角をスピーカ位置とする方向と、仰角がαv(0度より大きく90度より小さければ任意に複数設定可能)で各方位角をセンタースピーカ以外の隣り合うスピーカの中間位置とする方向と、仰角が90度で各方位角を0度とする方向とを決定する第1の基準方向決定手段を有し、
前記エネルギー配分部は、
前記第1の基準方向のうち仰角が0度の場合には当該第1の基準方向のスピーカに前記音源からの音声信号の全音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角がαvの場合には方位角の視点で当該第1の基準方向を挟む2つの各スピーカに1/2音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角が90度の場合には受聴者を基準に前方に位置する3つの各スピーカに1/6音量を配分し、後方に位置する2つの各スピーカに1/4音量を配分する第1の音量配分手段と、
前記第1の基準方向のうちから、仰角、方位角の視点で、前記音像定位設定部により設定された音像を挟む4つの第2の基準方向を決定する第2の基準方向決定手段と、前記音像定位設定部により設定された音像の仰角が前記αv以下である場合に、[数1]に基づいて、前記第2の基準方向決定手段により決定された各第2の基準方向の音量配分と所定の結合係数とを乗算し、この値を決定された全ての前記第2の基準方向分で加算することで、スピーカ毎の音量配分を算出する第2の音量配分手段とを有する、
ことを特徴とする立体音響システム。
- 請求項1において、
前記センタースピーカと、左右側のそれぞれに置かれたスピーカグループが、8チャンネルの平面配置スピーカであって、
前記音像定位設定部は、
音像の第1の基準方向として、受聴者を基準に、仰角が0度で各方位角をスピーカ位置とする方向と、仰角がαv(0度より大きく90度より小さければ任意に複数設定可能)で各方位角をセンタースピーカ以外の隣り合うスピーカの中間位置とする方向と、仰角が90度で各方位角を0度とする方向と、を決定する第1の基準方向決定手段を有し、
前記エネルギー配分部は、
前記第1の基準方向のうち仰角が0度の場合には当該第1の基準方向のスピーカに前記音源からの音声信号の全音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角がαvの場合には方位角の視点で当該第1の基準方向を挟む2つの各スピーカに1/2音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角が90度の場合には当該第1の基準方向の各スピーカに1/8音量を配分する第1のエネルギー配分手段と、
前記第1の基準方向のうちから、仰角、方位角の視点で、前記音像定位設定部により設定された音像を挟む4つの第2の基準方向を決定する第2の基準方向決定手段と、
前記音像定位設定部により設定された音像の仰角が前記αv以下である場合に、[数2]に基づいて、前記第2の基準方向決定手段により決定された各第2の基準方向の音量配分と所定の結合係数とを乗算し、この値を決定された全ての前記第2の基準方向分で加算することで、スピーカ毎の音量配分を算出する第2の音量配分手段と、を有することを特徴とする立体音響システム。
- 前記頭部伝達関数決定部は、受聴者を基準として左側のスピーカには左側用の頭部伝達関数を、右側のスピーカには右側用の頭部伝達関数を、正面のスピーカには左及び右側用の頭部伝達関数を決定することを特徴とする請求項2に記載の立体音響システム。
- 前記頭部伝達関数決定部は、受聴者を基準として左側のスピーカには左側用の頭部伝達関数を、右側のスピーカには右側用の頭部伝達関数を、正面及び背面のスピーカには左及び右側用の頭部伝達関数を決定することを特徴とする請求項3に記載の立体音響システム。
- 前記音像定位位置に応じたスピーカ毎の頭部伝達関数を格納する頭部伝達関数テーブルを備え、
前記頭部伝達関数決定部は、当該頭部伝達関数テーブルから所望の頭部伝達関数を読み出し決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の立体音響システム。 - センタースピーカと、左右側のそれぞれに置かれたスピーカグループを使用して、音源からの音声信号に音像定位処理を施すことで音像を任意の位置に定位させ、当該スピーカを通じて立体音響を生成する立体音響生成システムの制御方法であって、
前記音源に対する、受聴者を基準にした音像の方位角θと、仰角αによる音像の定位位置を設定する音像定位設定ステップと、
前記音像定位設定ステップにより設定された音像の定位に応じて使用するスピーカを選択するスピーカ選択ステップと、
前記音源からの音声信号に対して畳み込む、前記左右側のスピーカグループ毎の頭部伝達関数を前記音像定位設定ステップにより設定された音像の定位位置に基づき決定する頭部伝達関数決定ステップと、
前記音像定位設定ステップにより設定された音像の定位位置に基づき、前記スピーカ選択ステップにより選択されたスピーカに対して、配分する音声信号のエネルギー量を演算するエネルギー配分ステップと、
前記音源からの音声信号に対して前記頭部伝達関数決定ステップにより決定された頭部伝達関数を畳み込み、且つ前記エネルギー配分ステップにより演算された音声信号のエネルギーを各スピーカに割り当てる畳み込み処理ステップを有する、
ことを特徴とする立体音響システムの制御方法。 - 請求項8において、
前記センタースピーカと、左右側のそれぞれに置かれたスピーカグループが、5チャンネルの平面配置スピーカであって、
前記音像定位設定ステップは、
音像の第1の基準方向として、受聴者を基準に、仰角が0度で各方位角をスピーカ位置とする方向と、仰角がαv(0度より大きく90度より小さければ任意に複数設定可能)で各方位角をセンタースピーカ以外の隣り合うスピーカの中間位置とする方向と、仰角が90度で各方位角を0度とする方向と、を決定する処理を有し、
前記エネルギー配分ステップは、
前記第1の基準方向のうち仰角が0度の場合には当該第1の基準方向のスピーカに前記音源からの音声信号の全音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角がαvの場合には方位角の視点で当該第1の基準方向を挟む2つの各スピーカに1/2音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角が90度の場合には受聴者を基準に前方に位置する3つの各スピーカに1/6音量を配分し、後方に位置する2つの各スピーカに1/4音量を配分する処理と、
前記第1の基準方向のうちから、仰角、方位角の視点で、前記音像定位設定ステップで設定された音像を挟む4つの第2の基準方向を決定する処理と、
前記音像定位設定ステップで設定された音像の仰角が前記αv以下である場合に、[数4]に基づいて、決定された各第2の基準方向の音量配分と所定の結合係数とを乗算し、この値を決定された全ての前記第2の基準方向分で加算することで、スピーカ毎の音量配分を算出する処理と、を含むことを特徴とする立体音響システムの制御方法。
- 請求項8において、
前記センタースピーカと、左右側のそれぞれに置かれたスピーカグループが、8チャンネルの平面配置スピーカであって、
前記音像定位設定ステップは、
音像の第1の基準方向として、受聴者を基準に、仰角が0度で各方位角をスピーカ位置とする方向と、仰角がαv(0度より大きく90度より小さければ任意に複数設定可能)で各方位角をセンタースピーカ以外の隣り合うスピーカの中間位置とする方向と、仰角が90度で各方位角を0度とする方向と、を決定する処理を有し、
前記エネルギー配分ステップは、
前記第1の基準方向のうち仰角が0度の場合には当該第1の基準方向のスピーカに前記音源からの音声信号の全音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角がαvの場合には方位角の視点で当該第1の基準方向を挟む2つの各スピーカに1/2音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角が90度の場合には当該第1の基準方向の各スピーカに1/8音量を配分する処理と、
前記第1の基準方向のうちから、仰角、方位角の視点で、前記音像定位設定ステップで設定された音像を挟む4つの第2の基準方向を決定する処理と、
前記音像定位設定ステップで設定された音像の仰角が前記αv以下である場合に、[数5]に基づいて、決定された各第2の基準方向の音量配分と所定の結合係数とを乗算し、この値を決定された全ての前記第2の基準方向分で加算することで、スピーカ毎の音量配分を算出する処理と、を含むことを特徴とする立体音響システムの制御方法。
- センタースピーカと、左右側のそれぞれに置かれたスピーカグループを備え、コンピュータにより、音源からの音声信号に音像定位処理を施すことで音像を任意の位置に定位させ、当該スピーカを通じて立体音響を生成させる立体音響生成システムの制御プログラムであって、
このプログラムは前記コンピュータに、
前記音源に対する、受聴者を基準にした音像の方位角θと、仰角αによる音像の定位位置を設定する音像定位処理と、
前記音像定位設定部により設定された音像の定位に応じて使用するスピーカを選択するスピーカ選択処理と、
前記音源からの音声信号に対して畳み込む、前記左右側のスピーカグループ毎の頭部伝達関数を前記音像定位設定処理により設定された音像の定位位置に基づき決定する頭部伝達関数決定処理と、
前記音像定位設定処理により設定された音像の定位位置に基づき、前記スピーカ選択処理により選択されたスピーカに対して、配分する音声信号のエネルギー量を演算するエネルギー配分処理と、
前記音源からの音声信号に対して前記頭部伝達関数決定処理により決定された頭部伝達関数を畳み込み、且つ前記エネルギー配分処理により演算された音声信号のエネルギーを各スピーカに割り当てる畳み込み処理処理を実行させる
ことを特徴とする立体音響システムの制御プログラム。 - 請求項12において、
前記センタースピーカと、左右側のそれぞれに置かれたスピーカグループが、5チャンネルの平面配置スピーカであって、
前記音像定位設定処理は、
音像の第1の基準方向として、受聴者を基準に、仰角が0度で各方位角をスピーカ位置とする方向と、仰角がαv(0度より大きく90度より小さければ任意に複数設定可能)で各方位角をセンタースピーカ以外の隣り合うスピーカの中間位置とする方向と、仰角が90度で各方位角を0度とする方向と、を決定するものであって、
前記エネルギー配分処理は、
前記第1の基準方向のうち仰角が0度の場合には当該第1の基準方向のスピーカに前記音源からの音声信号の全音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角がαvの場合には方位角の視点で当該第1の基準方向を挟む2つの各スピーカに1/2音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角が90度の場合には受聴者を基準に前方に位置する3つの各スピーカに1/6音量を配分し、後方に位置する2つの各スピーカに1/4音量を配分する処理と、
前記第1の基準方向のうちから、仰角、方位角の視点で、前記音像定位設定処理で設定された音像を挟む4つの第2の基準方向を決定する処理と、
前記音像定位設定処理で設定された音像の仰角が前記αv以下である場合に、[数7]に基づいて、決定された各第2の基準方向の音量配分と所定の結合係数とを乗算し、この値を決定された全ての前記第2の基準方向分で加算することで、スピーカ毎の音量配分を算出する処理と、を含むことを特徴とする立体音響システムの制御プログラム。
- 請求項12において、
前記センタースピーカと、左右側のそれぞれに置かれたスピーカグループが、8チャンネルの平面配置スピーカであって、
前記音像定位設定処理は、
音像の第1の基準方向として、受聴者を基準に、仰角が0度で各方位角をスピーカ位置とする方向と、仰角がαv(0度より大きく90度より小さければ任意に複数設定可能)で各方位角をセンタースピーカ以外の隣り合うスピーカの中間位置とする方向と、仰角が90度で各方位角を0度とする方向と、を決定するものであって、
前記エネルギー配分処理は、
前記第1の基準方向のうち仰角が0度の場合には当該第1の基準方向のスピーカに前記音源からの音声信号の全音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角がαvの場合には方位角の視点で当該第1の基準方向を挟む2つの各スピーカに1/2音量を配分し、前記第1の基準方向のうち仰角が90度の場合には当該第1の基準方向の各スピーカに1/8音量を配分する処理と、
前記第1の基準方向のうちから、仰角、方位角の視点で、前記音像定位設定処理で設定された音像を挟む4つの第2の基準方向を決定する処理と、
前記音像定位設定処理で設定された音像の仰角が前記αv以下である場合に、[数8]に基づいて、決定された各第2の基準方向の音量配分と所定の結合係数とを乗算し、この値を決定された全ての前記第2の基準方向分で加算することで、スピーカ毎の音量配分を算出する処理と、を含むことを特徴とする立体音響システムの制御プログラム。
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