JP5470122B2 - Gear surface measuring device - Google Patents
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Description
本発明は、歯車の表面硬度を計測する装置に関する。 The present invention relates to an apparatus for measuring the surface hardness of a gear.
歯車の機械的性質を改善するために、歯車の表面に処理を施すことがある。処理を施した後に、歯車の表面が十分に処理されたかを確認すべく、計測を行うことがある。歯車の表面を計測する装置として歯底計測装置が知られている(例えば、特許文献1(図1)参照。)。 In order to improve the mechanical properties of the gear, the surface of the gear may be treated. After the treatment, measurement may be performed to confirm whether the surface of the gear has been sufficiently treated. A tooth bottom measuring device is known as a device for measuring the surface of a gear (see, for example, Patent Document 1 (FIG. 1)).
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図20に示すように、計測装置200は、基台201と、この基台201の上面に設けられるレール202と、このレール202上を移動可能に設けられるスライダ203と、このスライダ203に支持されるインデックスモータ204と、このインデックスモータ204の上部で歯車205を支持する支軸206と、基台201に支持されるブラケット207と、このブラケット207で支持され歯車205を励磁する励磁コイル208、208と、これらの励磁コイル208、208の間に設けられ渦電流による磁界の変化を検出する検出コイル209とからなる。
As shown in FIG. 20, the
渦電流で発生する磁界の変化で、歯車205の表面の硬さを検出する。即ち、歯車205を破壊することなく、歯車の表面の硬さを計測する。歯車205を破壊しないため、製造した歯車の全数検査を行うことができる。全数検査を行うことで、歯車205の強度に対する信頼性が高まる。
The hardness of the surface of the
ところで、一般的に用いられる歯車の中には、特許文献1に示されるような外歯歯車の他に、内歯歯車も存在する。
しかし、この計測装置200では内歯歯車を支持することができず、内歯歯車の検査を行うことはできない。
Incidentally, among commonly used gears, there are internal gears in addition to the external gears as disclosed in
However, this
内歯歯車についても、検査を行うことができる表面計測装置が求められる。 A surface measuring device capable of inspecting the internal gear is also required.
本発明は、内歯歯車についても検査を行うことができる、歯車の表面計測装置の提供を課題とする。 This invention makes it a subject to provide the surface measuring apparatus of a gear which can also test | inspect also about an internal gear.
請求項1に係る発明は、ベースと、このベースに水平移動可能に取り付けられる第1スライダと、この第1スライダに鉛直軸廻りに回転可能に設けられる回転軸と、この回転軸の上端に設けられ歯車を支える歯車支持部材と、ベースに設けられ第1スライダを移動させる第1スライダ移動機構と、ベースから上へ延びる支柱と、この支柱に昇降可能に設けられる第2スライダと、この第2スライダに設けられるアームと、支柱に設けられアームを昇降させる第2スライダ昇降機構と、アームの先端に設けられ歯車の表面の硬度を検出するセンサ機構と、このセンサ機構に繋がれセンサ機構で検出された情報を表示し記録する表示記録機構とからなる歯車の表面計測装置であって、
歯車支持部材は、内歯歯車を支持し着脱可能に設けられる内歯歯車支持部材と、外歯歯車を支持し着脱可能に設けられる外歯歯車支持部材とが備えられ、これらの内歯歯車支持部材及び外歯歯車支持部材のうち、任意の一方が取付けられ、
内歯歯車支持部材には、内歯歯車と同形状のダミー歯車が下部に備えられ、このダミー歯車に接し、ダミー歯車の歯底に嵌合することでダミー歯車の回転を抑えるクリック機構が第1スライダの上部に備えられていることを特徴とする。
The invention according to
The gear support member includes an internal gear support member that supports the internal gear and is detachably provided, and an external gear support member that supports the external gear and is detachably provided. Any one of the member and the external gear support member is attached ,
The internal gear support member is provided with a dummy gear having the same shape as the internal gear at the bottom, and a click mechanism that prevents the rotation of the dummy gear by contacting the dummy gear and engaging with the tooth bottom of the dummy gear is the first. One slider is provided at the top .
請求項2に係る発明は、クリック機構は、第1スライダの上部に設けられる筒体と、この筒体を塞ぎ中央に穴が開けられる蓋体と、この蓋体の穴に対して先端部が出没自在に設けられるロッドと、このロッドを歯車の歯底に向かって付勢する弾性部材とからなることを特徴とする。 In the invention according to claim 2 , the click mechanism has a cylindrical body provided at an upper portion of the first slider, a lid that closes the cylindrical body and has a hole in the center thereof, and a distal end portion with respect to the hole of the lid. It is characterized by comprising a rod that can be moved freely and an elastic member that urges the rod toward the tooth bottom of the gear.
請求項3に係る発明は、内歯歯車支持部材の上面には、内歯歯車の歯底に対応した位置に数字が記されていることを特徴とする。
The invention according to
請求項4に係る発明は、内歯歯車支持部材が一歯分を超えて回されたときに、警報を発する過回転警報機構が備えられていることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided an over-rotation alarm mechanism that issues an alarm when the internal gear support member is rotated beyond one tooth.
請求項5に係る発明は、過回転警報機構は、アームに支持され内歯歯車の回転を検出する検出部と、この検出部で検出された情報を受け取る制御部と、この制御部が受け取った情報で作動され内歯歯車が回転したことを知らせる告知部とからなることを特徴とする。
In the invention according to
請求項1に係る発明では、昇降可能に支持されたアームの先端にセンサ機構が設けられる。アームに支持されることで、センサ機構も昇降可能に支持される。内歯歯車の上方からアームを降下させることで、センサ機構を内歯歯車の表面に臨ませることができる。センサ機構を内歯歯車の表面に臨ませることで、内歯歯車の硬さを測定することができる。 歯車を破壊することなく硬さを測定することができるため、製造した歯車の全数検査を行うことができる。全数検査を行うことで、歯車の強度に対する信頼性が高まる。
In the invention which concerns on
センサ機構が昇降可能であることと、歯車支持部材で支持される歯車が歯車支持部材とともに水平方向に移動可能であるため、本発明の表面計測装置で内歯歯車だけでなく外歯歯車をも計測することができる。
内歯歯車専用の計測装置と外歯歯車専用の計測装置を準備する場合に比べて、本発明によれば、計測装置は1台で済み、計測装置の調達コストを半減することができる。
Since the sensor mechanism can be moved up and down and the gear supported by the gear support member can move in the horizontal direction together with the gear support member, not only the internal gear but also the external gear can be used in the surface measuring device of the present invention. It can be measured.
Compared to the case of preparing a measuring device dedicated to the internal gear and a measuring device dedicated to the external gear, according to the present invention, only one measuring device is required, and the procurement cost of the measuring device can be halved.
加えて、請求項1に係る発明では、ダミー歯車の回転を抑えるクリック機構がダミー歯車の歯底に嵌合される。歯底に嵌合されるため、ダミー歯車の歯先がクリック機構を超えるときに最も抵抗が大きくなり、ダミー歯車の歯先を超えた瞬間にクリック機構の抵抗が最も小さくなる。抵抗が変わるため、ダミー歯車の歯先を超えたことを外部から視認しやすい。また、仮に、内歯歯車を手で回転させた場合は、ダミー歯車の歯先を超えた感触が手に伝わりやすい。ダミー歯車と内歯歯車とは同じ形状であるから、ダミー歯車がクリック機構を乗り越えたことで、内歯歯車も一歯分移動されたことが分かる。歯車の表面の計測は、一歯ずつ行う。内部を視認するのが困難な内歯歯車の回転を、外部から確認することができる。正確な計測を行うのに、有益である。
In addition, in the invention according to
請求項2に係る発明では、ロッドが歯車の歯底に向かって付勢される。付勢される力とダミー歯車の回転しようとする力により、ロッドは、ロッドの軸方向に向かって直線的に移動される。直線的に移動されることで、箱体の穴近傍に係る負荷を軽減することができ、クリック機構の長寿命化に資する。 In the invention according to claim 2 , the rod is urged toward the bottom of the gear. The rod is linearly moved in the axial direction of the rod by the biased force and the force to rotate the dummy gear. By being moved linearly, the load related to the vicinity of the hole in the box can be reduced, which contributes to the extension of the life of the click mechanism.
請求項3に係る発明では、内歯歯車支持部材の上面には、内歯歯車の歯底に対応した位置に数字が記されている。計測は、内歯歯車の一歯ずつについて行う。数字に合わせて検査を行うことで、計測漏れを防止することができる。
In the invention which concerns on
請求項4に係る発明では、一歯分を超えて回されたときに、警報を発する過回転警報機構が備えられている。一歯分を超えて回すと、警報が発せられる。警報が発せられることで、計測漏れを防ぐことができる。 The invention according to claim 4 is provided with an over-rotation alarm mechanism that issues an alarm when it is rotated beyond one tooth. If it is turned beyond one tooth, an alarm is issued. By issuing an alarm, it is possible to prevent measurement omissions.
請求項5に係る発明では、過回転警報機構は、検出部と、制御部と、告知部とからなる。共に汎用品である、検出部、制御部、告知部を用いることで、過回転警報機構を廉価に製造することができる。
In the invention which concerns on
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings are viewed in the direction of the reference numerals.
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、歯車の表面計測装置10は、作業台11の上面に設けられたベース12と、このベース12の上部に設けられ水平方向に移動する第1スライダ13と、この第1スライダ13を挟むようにして設けられ第1スライダ13の前端(図面左側)及び後端を規制する第1及び第2のストッパ15、16と、第1スライダ13を前後方向(図面左右方向)に移動させる第1スライダ移動機構17と、この第1スライダ移動機構17の上方に設けられ歯車としての内歯歯車18が支持される歯車支持部材としての内歯歯車支持部材20と、ベース12から上へ延び目盛り22が記された支柱23と、この支柱23に昇降可能に設けられる第2スライダ24と、この第2スライダ24から延ばされるアーム25と、このアーム25の先端に設けられ内歯歯車18の表面の硬度を検出するセンサ機構26と、このセンサ機構26を水平軸27廻りに回転させるために衝撃吸収部材34を介してアーム25を支持するセンサ回転機構28と、支柱23に設けられアーム25を昇降させる第2スライダ昇降機構31と、センサ機構26に繋がれセンサ機構26で検出された情報を表示し記録する表示記録機構32と、アーム25に設けられ内歯歯車18が一歯分を超えて回されたときに警報を発する過回転警報機構33とからなる。
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the gear
第1スライダ移動機構17は、作業員の手で回されるハンドル35と、このハンドル35に一体に取付けられ回転することで第1スライダ13を前後方向に移動させる雄ねじ部36とからなる。この他、第1スライダ移動機構は、蝶ボルト(図16、符号125参照)で固定可能なガイドとレールよりなる構造でもよい。多数計測する場合はこちらの方が効率的である。
The first
第2スライダ昇降機構31も基本的な構造は同様である。即ち、ハンドル37と、ハンドル37に一体的に取付けられ第2スライダ24を昇降させる雄ねじ部38とからなる。
The basic structure of the second
表示記録機構32は、センサ機構26から検出情報を取得して、例えば浸炭深さに換算する換算装置41と、得られた浸炭深さを合格基準深さと比較して合否を判定し記録する合否判定記録部42と、得られた合否判定に基づいて、合格、不合格を表示するモニタ部43とからなる。
The
衝撃吸収部材34は、ベース部39と、このベース部39に取り付けられるガイド筒45、45と、これらのガイド筒45、45内を摺動可能に設けられアーム部25に支持されるシャフト49、49と、ベース部39からアーム部25まで設けられる衝撃吸収材としての弾性部材54とからなる。仮にセンサ機構26が衝撃を受けた場合に、衝撃を吸収することができる。
The
計測は、センサ機構26を内歯歯車18の表面に臨ませて行う。センサ機構26を内歯歯車18内まで降下することで、センサ機構26は外部から視認するのが困難になる。外部から視認するのが困難な、センサ機構26の高さ方向の調整を、支柱23に設けられた目盛り22を見ながら行う。
The measurement is performed with the
具体的には、センサ機構26がある高さにある場合に、第2スライダ24の下端部44の高さを支柱23に刻んでおく。再度、先程の高さに第2スライダ24を昇降させたい場合は、第2スライダ24の下端部44を先程刻んだ目盛りの高さまで昇降させる。合わせたい高さごとに、目盛り22を刻んでおく。
Specifically, when the
下端部44と、目盛り22を見ながら昇降させる。支柱23の目盛り22であれば容易に視認することができる。センサ機構26が内歯歯車18に隠れて見えない場合であっても、容易にセンサ機構26の高さを調節することができ、計測作業を容易に行うことができる。
歯車の表面計測装置10の要部について次図で詳細を説明する。
While looking at the
Details of the main part of the gear
図2に示すように、第1スライダ13は、第1スライダ移動機構17の上面に設けられるスライド部46と、このスライド部46の上面に設けられる基部47と、この基部47に段部48aが嵌合されることで支持される筒部48とからなる。
As shown in FIG. 2, the
第1スライダ13の筒部48の内周面側に回転軸50が設けらる。回転軸50は、軸受51、52を介して第1スライダ13の筒部48に支持されることで、鉛直軸53廻りに回転可能とされる。この鉛直軸53は、回転軸50の中心に一致する。
雄ねじ状に切られた下端部55にカラー56をはめ込み、カラー56の下部からナット57を取付けることで、軸受51の落下を防止する。
A rotating
The
回転軸50は、下端部55を含む小径部59と、この小径部59の上部で小径部59よりも径が大きい中径部61と、この中径部61の上部で中径部61よりも径が大きく上面に複数のピン62が設けられる大径部63と、この大径部63の上部で小径部59よりも径が小さく上面から下方に向かって雌ねじ穴64が切られる上端部65とからなる。
The
中径部61と小径部59との径の差で生ずる段差部67が軸受52に支持される。
大径部63に立てられたピン62に、内歯歯車支持部材20の穴部68が嵌合される。穴部68に嵌合した後に、上から抑え板69を配置し、ボルト71を雌ねじ穴64に通す。
A stepped
The
ボルト71及び抑え板69で内歯歯車支持部材20を回転軸50上に固定する。即ち、内歯歯車支持部材20は回転軸50の上端に着脱自在に且つ回転可能に設けられる。着脱自在とすることで、異なる大きさの内歯歯車支持部材を複数準備し、様々な大きさの内歯歯車を支持することができる。
The internal
詳細は後述するが、内歯歯車支持部材20(歯車支持部材)を外歯歯車支持部材に取り替えることで、外歯歯車を支持することもできる。即ち、歯車支持部材は、予め内歯歯車支持部材20と、外歯歯車支持部材とが準備されており、任意の一方を取り付けることができる。
Although details will be described later, the external gear can be supported by replacing the internal gear support member 20 (gear support member) with an external gear support member. That is, as the gear support member, the internal
内歯歯車支持部材20は、下部に設けられ内歯歯車18と同形状のダミー歯車73が嵌合されるダミー歯車嵌合部74と、このダミー歯車嵌合部74の下面に取付けられダミー歯車73の落下を防止する落下防止部材75と、この落下防止部材75が取付けられるボルト76、76と、回転軸50のピン62が嵌合される穴部68と、内歯歯車18が嵌合される内歯歯車嵌合部77と、この内歯歯車嵌合部77の側部に設けられ雌ねじ穴78にボルト79を通すことで内歯歯車18を固定する内歯歯車固定部81とからなる樹脂製の部材である。
The internal
センサ機構26は、アーム25に支持されるコ字状の鉄芯83と、この鉄芯83に支持され内歯歯車18に向かって延ばされる検出コイル支持体84と、鉄芯83の先端から内歯歯車18に向かって延びている鋼球85と、鉄芯83の先端に巻かれた励磁コイル86と、これらの励磁コイル86に交流電圧を印加する交流電源87と、検出コイル支持体84の先端に設けられ楔形断面が歯底に臨む例えば樹脂製の構造体88と、この構造体88の先端に埋設された検出コイル89とからなる。
The
第1スライダ13の上面にクリック機構92が設けられる。このクリック機構92は、第1スライダ13の上部に設けられる筒体93と、この筒体93を塞ぎ中央に穴94が開けられる蓋体95と、この蓋体95の穴94に対して先端部が出没自在に設けられるロッド96と、このロッド96をダミー歯車73の歯底97に向かって付勢する弾性部材99と、この弾性部材99を筒体93内に収納するねじ状の底蓋101とからなる
A
クリック機構92は、ダミー歯車73に接し、ダミー歯車73の歯底97に嵌合することでダミー歯車73の回転を抑える。
The
過回転警報機構33は、アーム25に支持され内歯歯車18の回転を検出する検出部103と、この検出部103で検出された情報を受け取る制御部104と、この制御部104が受け取った情報で作動され内歯歯車18が回転したことを知らせる告知部としてのブザー105とからなる。
The
昇降可能に支持されたアーム25の先端にセンサ機構26が設けられる。アーム25に支持されることで、センサ機構26も昇降可能に支持される。内歯歯車18の上方からアーム25を降下させることで、センサ機構26を内歯歯車18の表面(歯底107)に臨ませることができる。センサ機構26を内歯歯車18の表面に臨ませることで、内歯歯車18の硬さを測定することができる。歯車を破壊することなく硬さを測定することができるため、製造した歯車の全数検査を行うことができる。全数検査を行うことで、歯車の強度に対する信頼性が高まる。
A
第1スライダ13の前進端は、第1ストッパ15で規制される。第1ストッパ15に第1スライダ13が接触したとき、検出コイル89は内歯歯車18の歯底107に臨む。
第1スライダ13の後退端は、着脱自在とされた第2ストッパ16で規制される。第2ストッパ16に第1スライダ13が接触したとき、検出部103の先端の球体108が内歯歯車18の歯底107に臨む。
The forward end of the
The retracted end of the
検出コイル89が内歯歯車18の歯底107に臨んだ状態で、歯底の計測を行う。計測後は、第1スライダ13を後退させ、検出コイル89から離し、内歯歯車18を一歯分回転させる。第1スライダ13を後退させたときに、検出部103の先端の球体108が内歯歯車18の歯底107に臨む。詳細は後述するが、検出部103の先端の球体108が歯底に臨むことで、一歯分を超えて内歯歯車18が回転することを防ぎやすくなる。
With the
ストッパ15、16を基準に内歯歯車18の進退を調整する。内歯歯車18を進退させることで、センサ機構26に対して内歯歯車18を出没させる。外部から視認し難い内歯歯車18の水平方向(前後方向)への調整を、ストッパ15、16を基準にして行う。所定の位置まで移動すると、ストッパ15、16により第1スライダ13の移動が規制される。即ち、ストッパに接触するまで第1スライダ13を移動させればいいので、第1スライダ13の移動を容易に行うことができる。検出部103に対しても同様である。
The advance / retreat of the
第1ストッパ15及び第2ストッパ16は、下部にピン111が設けられ、このピン111がベース12に設けられた穴112に差し込まれることで、着脱自在に設けられる。また、穴112は、複数設けられる。複数の穴112に対して着脱自在に設けられる。即ち、第1・第2ストッパ15、16は移動可能に設けられる。内歯歯車18の種類や大きさによって、第1・第2ストッパ15、16は、決められた穴112に差し込まれる。移動可能とすることで、内歯歯車18の種類を変えた場合であっても、第1・第2ストッパ15、16により第1スライダ13の移動量を規制することができる。
The
なお、ダミー歯車73は、ダミー歯車専用の歯車を用いてもよいし、これから検査が行われる歯車、既に検査が行われ不合格であった歯車等任意のものを用いることができる。
内歯歯車支持部材20の詳細について次図で説明する。
The
The details of the internal
図3に示すように、内歯歯車支持部材20の上面114には、内歯歯車18の歯底107に対応した位置に数字115が記される。
歯車の表面の計測は、内歯歯車18の一歯ずつについて行う。記された数字115に沿って検査を行うことで、計測漏れを防止することができる。
As shown in FIG. 3, the number 115 is marked on the upper surface 114 of the internal
The gear surface is measured for each tooth of the
図4に示すように、検出コイル89は、絶縁性に富む楔形断面のナイロンなどの構造体88を介して検出コイル支持体84に支持されている。構造体88が楔形断面であるため、検出コイル89を内歯歯車18の歯底107に接近させることができる。
As shown in FIG. 4, the
渦電流で発生する磁界の変化で、内歯歯車18(歯車)の歯底107の硬さを検出する。内歯歯車18の歯底107は、内歯歯車18の表面の中で最も表面処理を施すことが困難な場所である。表面処理を施すのが困難なため、内歯歯車18の歯底107の硬さが所定の硬さよりも硬ければ、内歯歯車18全体として十分な強度を有するとみなすことができる。即ち、歯底107の硬さを計測することで、内歯歯車18が所定の強度を有するか検査することができる。歯底107の硬さを計測するだけであるため、短時間で計測作業を行うことができる。
The hardness of the
図5に示すように、鋼球85の球径は、隣合う歯先117と歯先117との間を通過するが、歯底107に到達する前に歯部118、118の面に接触する外径に設定されている。すなわち、接触点119、119に接触しているため、鋼球85の図左右方向及び上下方向の位置が規定される。併せて、鋼球85の中心は歯底107の中心に合致する。
この結果、歯底107からの検出コイル(図2、符号89)の距離や励磁コイル(図2、符号86)の距離を一定化することができる。この結果、測定の信頼性を高めることができる。
As shown in FIG. 5, the ball diameter of the
As a result, the distance between the detection coil (FIG. 2, reference numeral 89) and the excitation coil (FIG. 2, reference numeral 86) from the
ところで、図1で説明した換算装置41には、測定で得られたX電圧を浸炭深さに換算する換算表を記憶させる必要がある。そこで、図1の歯車の表面計測装置10を用いて、周波数を1kHzに設定し、真空浸炭済みの歯車の「X電圧」を測定した。この測定は非破壊検査に相当する。
次に、この歯車を切断し、切断面を磨いてから「浸炭深さ」を測定した。この測定は破壊検査に相当する。
Incidentally, the
Next, this gear was cut and the cut surface was polished, and then the “carburizing depth” was measured. This measurement corresponds to destructive inspection.
図6(a)に示すように、横軸が表面からの深さで、縦軸がビッカース硬さであるグラフに、生のデータをプロットしたものである。 As shown in FIG. 6A, raw data is plotted on a graph in which the horizontal axis is the depth from the surface and the vertical axis is the Vickers hardness.
先ず、歯車の表面計測装置10を用いて、周波数を1kHzに設定し、真空浸炭済みの歯車の「X電圧」を測定したところ、X電圧は−67mVであった。次に、切断し、切断面を磨き、この切断面を測定対象として、表面から0.1mm毎に、1.0mmまで、マイクロビッカース硬さ計で、ビッカース硬さ(Hv)を測った。
First, when the frequency was set to 1 kHz using the gear
ところで、この種の歯車では、「表面から○○mmの深さで、ロックウエルCスケール硬さが50以上であること」と言った要求仕様が出されることが多い。ロックウエルCスケール硬さ50は、換算表によれば、ビッカース硬さ(Hv)513に相当する。
そこで、(a)にプロットした複数の点を滑らかな曲線で繋ぐ。
By the way, in this type of gear, a required specification such as “the depth of ◯ mm from the surface and the Rockwell C scale hardness is 50 or more” is often issued. The Rockwell
Therefore, a plurality of points plotted in (a) are connected by a smooth curve.
結果、(b)に示すグラフが得られる。そこで、縦軸の513から横線を引き、曲線に交わったところから、縦線を降ろし、この縦線が横軸と交わったところの距離を読む。表面からの距離は0.64mmであった。 As a result, the graph shown in (b) is obtained. Therefore, a horizontal line is drawn from 513 on the vertical axis, the vertical line is dropped from where it intersects the curve, and the distance at which this vertical line intersects the horizontal axis is read. The distance from the surface was 0.64 mm.
図7に示すように、横軸が浸炭深さ(表面からの距離に相当。)で、縦軸がX電圧であるグラフに、1個のデータ(0.64mm、−67mV)を●でプロットした。
浸炭条件を変えて得られたサンプルを21個作製し、これらのサンプルについても図5(a)、(b)での手順を踏んで、浸炭深さとX電圧を定めた。21個のサンプルについては○で、グラフにプロットした。
As shown in FIG. 7, one piece of data (0.64 mm, −67 mV) is plotted with ● on a graph in which the horizontal axis is the carburization depth (corresponding to the distance from the surface) and the vertical axis is the X voltage. did.
Twenty-one samples obtained by changing the carburizing conditions were prepared, and the carburizing depth and the X voltage were determined for these samples by following the procedures in FIGS. 5 (a) and 5 (b). Twenty-one samples were circled and plotted on a graph.
1個の●と21個の○は右下りの直線に沿って分散している。縦軸のX電圧が測定で得られれば、この相関図により、得られたX電圧に対応する浸炭深さを求めることができる。
また、詳細な計算法は省略するが、この分散における相関係数(r2)は0.92であった。
One ● and 21 ○ are distributed along a straight line going down to the right. If the X voltage on the vertical axis is obtained by measurement, the carburization depth corresponding to the obtained X voltage can be obtained from this correlation diagram.
Although the detailed calculation method is omitted, the correlation coefficient (r 2 ) in this dispersion was 0.92.
以上の説明から明らかなように、本発明は次の点にも特徴がある。すなわち、図6(a)、(b)で説明したように、得られた硬さと深さは、測定で得られた硬さを、歯車の表面から中心に向かってプロットした点を結んでなる曲線から得る。点を結んで曲線を得るようにしたので、測定点の数を少なく設定することができ、測定時間が短縮でき、測定コストの低減を図ることができる。 As is clear from the above description, the present invention is also characterized by the following points. That is, as described in FIGS. 6A and 6B, the hardness and depth obtained are obtained by connecting the points obtained by plotting the hardness obtained by measurement from the surface of the gear toward the center. Get from the curve. Since the curve is obtained by connecting the points, the number of measurement points can be set small, the measurement time can be shortened, and the measurement cost can be reduced.
又、図6で求めた硬さという定量的データに基づいて、浸炭深さが決められる。すなわち、図6で説明したように、破壊検査による硬さデータと、非破壊検査によるX電圧との突き合わせが行われる。この後は、非破壊検査によりX電圧を求め、図7に基づいて、浸炭深さに換算する。非破壊検査であるにも拘わらず、破壊検査での裏付けがなされているので、非破壊検査で求めた浸炭深さの信頼性が飛躍的に高まる。 Further, the carburization depth is determined based on quantitative data of hardness obtained in FIG. That is, as described with reference to FIG. 6, the hardness data by the destructive inspection and the X voltage by the nondestructive inspection are matched. Thereafter, the X voltage is obtained by nondestructive inspection, and converted to the carburization depth based on FIG. Despite the non-destructive inspection, since it is supported by the destructive inspection, the reliability of the carburization depth obtained by the non-destructive inspection is dramatically increased.
次に、好適な周波数を特定することを目的に、700Hzから4kHzまで周波数を変えて、各周波数当たり22個のサンプルを準備し、図7と同様の相関図を作成し、相関係数を求めた。その結果を次図に示す。
図8に示すように、1kHzが最大で、2kHz以上では相関係数が小さくなった。一方、700〜1kHzでは、変化は小さい。
真空浸炭された歯車の歯底の浸炭深さを調べるには、周波数は700〜1kHzの範囲に設定することが望ましいことが分かった。
Next, for the purpose of specifying a suitable frequency, the frequency is changed from 700 Hz to 4 kHz, 22 samples are prepared for each frequency, a correlation diagram similar to FIG. 7 is created, and a correlation coefficient is obtained. It was. The result is shown in the following figure.
As shown in FIG. 8, 1 kHz was the maximum, and the correlation coefficient was small at 2 kHz or more. On the other hand, at 700-1 kHz, the change is small.
In order to examine the carburizing depth of the tooth bottom of the vacuum carburized gear, it has been found that the frequency is desirably set in the range of 700 to 1 kHz.
図9(a)に示すように、静止状態にある検出コイル89へ、内歯歯車18を矢印(1)のように前進させる。(b)に示すように、検出コイル89に任意の歯底107を臨ませ、歯底107の浸炭深さを検出し、この浸炭深さの合否を判定させる。終わったら、矢印(2)のように内歯歯車18を後退させる。
As shown in FIG. 9A, the
次に、(c)に示すように、内歯歯車18を1ピッチ(歯一枚分)だけ回す(矢印(3))。すると(d)に示すように、隣の歯底107が検出コイル89に臨む。以降、(a)に戻って作業を継続する。
内歯歯車18を1ピッチだけ確実に回すための機構について、詳細を次図で説明する。
Next, as shown in (c), the
Details of a mechanism for reliably rotating the
図10(a)に示すように、内歯歯車(図2符号内歯歯車18)を回すことで、ダミー歯車73も矢印(4)で示すように回る。(b)に示すように、さらにダミー歯車73が回ると、歯部122にロッド96が接触する。
As shown in FIG. 10A, when the internal gear (the
歯部122にロッド96が接触した状態でさらに回すには、矢印(5)で示すように、弾性部材99の力に抗してダミー歯車73を回す必要がある。即ち、ダミー歯車73の回転を抑える力に抗してダミー歯車73を回す必要がある。
In order to further rotate the
ダミー歯車73をさらに回すことで、(c)に示すようにロッド96がダミー歯車73の歯先123に達する。(d)に示すように歯先123を越えることで、ダミー歯車73の回転を抑える力が働かなくなる。
By further rotating the
ダミー歯車73の歯先123がクリック機構92を超えるときに最も抵抗が大きくなり、ダミー歯車73の歯先123を超えた瞬間にクリック機構92の抵抗が最も小さくなる。抵抗が変わるため、ダミー歯車73の歯先123を超える前後でダミー歯車73の回転する速さが変わり、ダミー歯車73の歯先123を超えたことを外部から視認しやすい。
The resistance becomes the largest when the
また、仮に、ダミー歯車73を手で回転させた場合は、抵抗が変わることで、ダミー歯車73の歯先123を超えた感触が手に伝わりやすい。
ダミー歯車73と内歯歯車とは同じ形状であり、同時に回転するから、ダミー歯車73がクリック機構92を乗り越えたことで、内歯歯車も一歯分移動されたことが分かる。
In addition, if the
Since the
歯車の表面の計測は、一歯ずつ行う。内部を視認するのが困難な内歯歯車の回転を、外部から確認することができる。一歯ずつ正確に計測を行うのに、有益である。 The gear surface is measured one tooth at a time. The rotation of the internal gear which is difficult to visually recognize the inside can be confirmed from the outside. This is useful for accurate measurement of each tooth.
ロッド96は、ロッド96の軸方向に向かって直線的に移動される。直線的に移動されることで、筒体93の穴94近傍に係る負荷を軽減することができ、クリック機構の長寿命化に資する。
このようなクリック機構92に加え、さらに次図で説明するような機構を設けることで、さらに確実に一歯ずつ回すことができる。
The
In addition to such a
図11(a)に示すように、測定が終わり第1スライダ(図2、符号第1スライダ13)を後退させることで、内歯歯車18の歯底107が球体108に接近する。
次に(b)に示すように、内歯歯車18を回転させる(矢印(6))と、内歯歯車18の歯部118が球体108に接触する。
As shown in FIG. 11A, the measurement is completed and the first slider (FIG. 2, first slider 13) is retracted, whereby the
Next, as shown in (b), when the
内歯歯車18が回転する力で、球体108は支点127を中心に回転し、接触端部128が被接触部129に接触する。さらに回転することで、(c)に示すように球体108は歯先117を超え、元の位置に戻る。同時に、接触端部128が被接触部129から離れる。
接触及び離間の情報を受け取った制御部104は、短音132のブザー105を鳴らす。
The
The
(d)に示すように、一歯分を越えて内歯歯車18が回転した場合(この場合は二歯分)に、制御部104は長音133のブザー105を鳴らす。
As shown in (d), when the
一歯分を超えて回されたときに、警報を発する過回転警報機構33が備えられている。一歯分を超えて回すと、警報が発せられる。警報が発せられることで、計測漏れを防ぐことができる。
An
過回転警報機構33は、検出部103と、制御部104と、告知部(ブザー105)とからなる。共に汎用品である、検出部103、制御部104、告知部を用いることで、過回転警報機構33を廉価に製造することができる。
この仕組みについて詳細を次図で説明する。
The
Details of this mechanism will be described in the next figure.
図12に示すように、ステップ(以下「ST」と記す。)10で、所定時間Tを決定する。所定時間Tは、例えば、歯車の表面を計測するのに最低限必要な時間である。 As shown in FIG. 12, a predetermined time T is determined in step (hereinafter referred to as “ST”) 10. The predetermined time T is, for example, the minimum time required to measure the surface of the gear.
次に、非接触部に接触端部が接触したかを確認し(ST11、図11参照)、接触した場合は、離間した後に制御部が短音のブザーを鳴らす(ST12)。
接触していない場合は、ST11に戻る。
Next, it is confirmed whether or not the contact end portion is in contact with the non-contact portion (see ST11, FIG. 11). If contact is made, the control portion sounds a short buzzer after being separated (ST12).
If not, the process returns to ST11.
短音のブザーを鳴らした後、制御部はストップウォッチを作動させ、時間tの計測を開始する(ST13)。計測開始後に、制御部はtがTと同じか又は超えたか(t≧Tであるか)を確認する(ST14)。
t≧Tである場合は、制御部はストップウォッチをリセットし(ST15)、終了する。
After sounding the short buzzer, the control unit activates the stopwatch and starts measuring time t (ST13). After the measurement is started, the control unit confirms whether t is equal to or exceeds T (whether t ≧ T) (ST14).
If t ≧ T, the control unit resets the stopwatch (ST15) and ends.
t<Tである場合は、非接触部に接触端部が接触したかを確認する(ST16)。
接触した場合は、制御部は長音のブザーを鳴らす(ST17)。Tが計測に最低限必要な時間であるとした場合、t<Tで2度目の接触を計測したことは、計測が終わる前に一歯分を超えて歯車が回転したことを表す。
If t <T, it is confirmed whether the contact end is in contact with the non-contact portion (ST16).
If contact is made, the control unit sounds a long buzzer (ST17). If T is the minimum time required for measurement, measuring the second contact at t <T indicates that the gear has rotated beyond one tooth before the measurement is completed.
長音のブザーを鳴らした後は、ストップウォッチをリセット(ST18)し、終了する。
ST16で接触端部が非接触部に接触していない場合は、ST14に戻る。
After the long buzzer is sounded, the stopwatch is reset (ST18) and the process ends.
If the contact end is not in contact with the non-contact part in ST16, the process returns to ST14.
図13(a)に示すように、参考例に係る検出コイル135は、検出コイル135の中心136と、この検出コイル135を回転させる回転機構の水平軸137とが重ならない。
As shown in FIG. 13A, in the
用いられる歯車138が平歯歯車であれば、この歯車138の回転の中心である鉛直軸139と検出コイル135の中心136とは重なる。
If the
重なっていることで、(a)のb矢視図である(b)に示すように、検出コイル135を歯車138の歯底141に臨ませることができる。
By overlapping, the
一方、(c)に示すように、歯車142がはすば歯車である場合、歯車142の歯の角度に合わせて、検出コイル135を傾ける。傾けることで、鉛直軸139に対して検出コイル135の中心136が外れる。
On the other hand, as shown in (c), when the
中心136が鉛直軸139から外れた状態で、検出コイル135に歯車142を近づける。(c)のd矢視図である(d)に示すように、検出コイル135が歯車142の歯部143に接触し、歯底144に臨ませることができない。
With the
歯底144に臨ませるためには、(e)に示すように、水平軸137を左右方向(矢印(7))に移動させる必要がある。移動させ、中心136が鉛直軸139に重なることで、(e)のf矢視図である(f)に示すように、歯底144に検出コイル135を臨ませることができる。
In order to face the
(a)〜(f)までの参考例で明らかなように、検出コイル135の中心136が水平軸137に重ならない場合、異なる種類の歯車に対応するためには、水平軸137を左右方向(幅方向)に移動させるための機構が必要である。
本発明の好適な実施例について(g)〜(j)で説明する。
As is clear from the reference examples (a) to (f), when the
Preferred embodiments of the present invention will be described in (g) to (j).
(g)に示すように、検出コイル146の中心147が回転の中心である水平軸148に重なる。この水平軸148は、歯車の回転の中心である鉛直軸149に重なる。平歯歯車である歯車138を用いた場合は、(g)のh矢視図である(h)に示すように、当然検出コイル146を歯車138の歯底141に臨ませることができる。
As shown in (g), the center 147 of the
加えて、(i)に示すように、はすば歯車である歯車142を用いる。検出コイル146の中心147を水平軸148が通る。水平軸148と重なることで、回転させた後も中心147が、鉛直軸149に重なった状態を保つことができる。
In addition, as shown in (i), a
このため、(i)のj矢視図である(j)に示すように、歯車142の歯底144に、検出コイル146を臨ませることができる。
For this reason, as shown to (j) which is a j arrow view of (i), the
以上を、図2に戻り説明する。
検出コイル89の中心89cを通る水平軸27廻りに回転可能となるようにして、アーム25は第2スライダ(図1符号、24)に設けられると共に、検出コイル89の中心89cを通る水平軸27と、回転軸50の中心から延長された鉛直軸53とが交差される。
The above will be described with reference to FIG.
The
検出コイル89の中心89cがアーム25の回転軸(水平軸27)に一致する。歯車にはすば歯車を用いた場合は、検出コイルを傾ける必要がある。検出コイル89は、アーム25を回転させることで傾けることができる。検出コイル89の中心89cがアーム25の回転軸に一致するため、第1スライダ13の移動方向を前後方向(長手方向)とした場合に、左右方向(幅方向)にアーム25の移動をする必要がない。左右方向へのアーム25の移動を不要とすることで、少ない部品点数で種類の異なる歯車に対応することができる。
The
なお、少ない部品点数で種類の異なる歯車に対応することができることは、外歯歯車についても同様である。即ち、検出コイルの中心に水平軸を重ね、この水平軸が鉛直軸に交わることで、外歯歯車であっても、平歯歯車やはすば歯車に対応することができる。 Note that the same applies to external gears as well, with the ability to accommodate different types of gears with a small number of parts. That is, the horizontal axis is overlapped with the center of the detection coil, and this horizontal axis intersects the vertical axis, so that even an external gear can correspond to a spur gear or a helical gear.
以上で説明した計測装置の使用方法について以下説明する。
図14に示すように、検査を行う場合は、まず、図2に示す第1スライダ13が後端位置にあるかを確認する(ST30)。
A method for using the measuring apparatus described above will be described below.
As shown in FIG. 14, when the inspection is performed, first, it is confirmed whether or not the
後端位置にない場合は、図1に示すハンドル35を操作して、第1スライダ13を後退させる(ST31)。このとき、第1スライダ13が図2に示す第2ストッパ16に接触するまで後退させることで、素早く、正確に後端位置まで後退させることができる。
If not in the rear end position, the
第1スライダ13が後端位置にある状態で、歯車(内歯歯車18)を歯車支持部材(内歯歯車支持部材20)にセットする(ST32)。
歯車の歯数Nをインプットし(ST33)、計測回数nを1にする(ST34)。
With the
The number N of gear teeth is input (ST33), and the number of measurements n is set to 1 (ST34).
次に、図1に示すハンドル37を操作してセンサ機構26を下降させる(ST35)。センサ機構26を下降させる場合は、目盛り22を見ながら行うことで、正確な位置に素早くセンサ機構26を下降させることができる。
Next, the
図2を参照して、歯車を前進させ(ST36)、検出コイル89を歯底107に臨ませ、計測を開始する(ST37)。計測が終了したら、歯車を後退させる(ST38)。
Referring to FIG. 2, the gear is moved forward (ST36), the
計測で得られたデータから、合否を判定する(ST39)。合格であれば、今までの計測回数nが、歯車の歯数Nと同じになったかを調べる(ST40)。
このとき、図3に示すように、内歯歯車支持部材20上面114の内歯歯車18の歯底107に対応した位置に数字115が記されていると、計測回数N及びnを素早く、確実に検出することができる。
Pass / fail is determined from the data obtained by measurement (ST39). If it is acceptable, it is checked whether the number n of measurements so far is the same as the number N of gear teeth (ST40).
At this time, as shown in FIG. 3, if the number 115 is marked at a position corresponding to the
計測回数nが設定計測回数N以上となったところで、センサ機構26を上昇させる(ST42)(図1参照。)。センサ機構26を上昇させた後に、歯車を取り外し(ST43)、終了する。
When the number of measurements n is equal to or greater than the set number of measurements N, the
ST39に戻り、不合格であった場合は、以降その歯車については計測を行わない。即ち、センサ機構26を上昇し(ST44)、歯車を交換して(ST45)終了する。
Returning to ST39, if it is unacceptable, the gear is not measured thereafter. That is, the
ST40に戻り、計測回数nが設定回数N未満の場合は、歯車を一歯分回転させ(ST46)、計測回数nに1を足し(ST47)、ST36に戻る。
図10及び図11で説明したとおり、クリック機構92及び過回転警報機構33を備えることで、一歯分ずつ確実に回転させることができる。
Returning to ST40, if the number of measurements n is less than the set number N, the gear is rotated by one tooth (ST46), 1 is added to the number of measurements n (ST47), and the process returns to ST36.
As described with reference to FIGS. 10 and 11, the
なお、本計測装置を用いて外歯歯車の計測を行う場合も、手順は同じである。
外歯歯車を用いた場合の状態について図15及び図16で詳細に説明する。
The procedure is the same when measuring the external gear using this measuring apparatus.
The state when the external gear is used will be described in detail with reference to FIGS. 15 and 16.
図15に示すように、歯車支持部材としての外歯歯車支持部材150を用いて外歯歯車151を支持し、計測する。
As shown in FIG. 15, an
外歯歯車支持部材150は、ピン62が嵌合される穴部152が備えられた基部153と、この基部153から立上げられ窓部154が備えられた柱状部155と、この柱状部155の上部で上面に外歯歯車151が配置される歯車支持板156と、この歯車支持板156の中央に立てられ外歯歯車151を支持する支持軸157とからなる。
The external
歯車支持部材は、内歯歯車を支持する内歯歯車支持部材(図2参照)と、外歯歯車151を支持する外歯歯車支持部材150とが準備され、任意の歯車支持部材を用いることができる。歯車支持部材を着脱自在にし、取り替えることで、様々な種類の歯車の計測を1台の計測装置で行うことができる。作業場の省スペース化を図ることができると共に、歯車の検査のためのコストを抑えることができる。
As the gear support member, an internal gear support member (see FIG. 2) for supporting the internal gear and an external
過回転警報機構158を以下のように構成することもできる。即ち、検出部159に非接触式のセンサを用い、ランプ161、162を光らせることで警報を発する告知部163を用いた。
例えば、ランプは一歯超えたときに左のランプ161が光り、一歯を超えて回転したときに右のランプ162が光るようにすることができる。
The
For example, the
このままでは、外歯歯車151に用いることができないので、外歯歯車151の計測をする場合は、次図で説明するような過回転警報機構160やクリック機構157を用いる。
なお、この他、異なる色にランプを光らせるもの等、告知部は、音、光、その他作業者が過回転を認識することができる手段であれば、これらのものに限られない。
Since it cannot be used for the
In addition, the notification unit, such as a lamp that shines in a different color, is not limited to sound, light, or any other means that allows the operator to recognize over-rotation.
図16に示すように、外歯歯車151の計測を行う場合は、ボルト131で支持部材134を取付け、この支持部材134でクリック機構157及び検出部164を支持する。
加えて、外歯歯車151の上面には、外歯歯車151の歯底に対応した位置に数字が記された数字板145が取付けられる。
クリック機構157、検出部164、数字板145は、未回転認識機構として、又、過回転認識機構として、単独でも効果があるので、単独設定又は複数設備のいずれでもよい。
As shown in FIG. 16, when measuring the
In addition, on the upper surface of the
Since the
外歯歯車151の計測時は、第1スライダ13を大きく後退させる必要がある。第1スライダ13を後退させるために、第2ストッパ16を予め移動させておく。
When measuring the
長穴124を開けられた第1スライダ13は、手で移動される。所定の場所に移動させたところで蝶ボルト125を固定穴126に嵌合させ、第1スライダ13を固定することができる。
The
センサ機構26が昇降可能であることと、歯車支持部材(外歯歯車支持部材150)で支持される歯車(外歯歯車151)が歯車支持部材とともに水平方向に移動可能であるため、本発明の表面計測装置10で内歯歯車(図1、符号18)だけでなく外歯歯車151をも計測することができる。
Since the
内歯歯車専用の計測装置と外歯歯車専用の計測装置を準備する場合に比べて、本発明によれば、計測装置は1台で済み、計測装置の調達コストを半減することができる。 Compared to the case of preparing a measuring device dedicated to the internal gear and a measuring device dedicated to the external gear, according to the present invention, only one measuring device is required, and the procurement cost of the measuring device can be halved.
また、内歯歯車の計測の場合と同様、クリック機構134及び過回転防止機構160を有することで歯車の乗り越えに気づきやすく、数字板145に記された数字に沿って検査を行うことで、計測漏れを防止することができる。
In addition, as with the measurement of the internal gear, the
図17に示すように、本体部165と、この本体部165に差し込まれるゴム製の弾性部166とからなるクリック機構167を用いた。
このようなクリック機構167も、計測後の一歯回転を確実に把握できる。
As illustrated in FIG. 17, a
Such a
この他、弾性部に金属板やプラスチック製板を用いる等、クリック機構は任意の構成を採用することができる。即ち、本実施例に示したものに限られない。 In addition, the click mechanism can employ any configuration, such as using a metal plate or a plastic plate for the elastic portion. That is, it is not restricted to what was shown in the present Example.
図18に示すように、アーム169に、センサ機構171、171が鉛直方向に複数(この例では2つ)設けられている。
歯車を段積みすることで一度に複数の歯車について計測を行うことができる。計測時間の短縮化に寄与し、有益である。
As shown in FIG. 18, the
It is possible to measure a plurality of gears at once by stacking gears. It contributes to shortening the measurement time and is beneficial.
図19に示すように、ストッパ機構173は、鉛直軸53を中心に雄ねじを切る方向が変えられたねじ状部材174と、このねじ状部材174を回転させるハンドル175と、ねじ状部材174を回転させることで互いに反対の方向に移動される支持台176、176と、これらの支持台176、176に支持される第1ストッパ177及び第2ストッパ178とからなる。
As shown in FIG. 19, the
ねじが逆に切られることで、第1ストッパ177が左に移動する場合は第2ストッパ178は右に移動する。また、第2ストッパ178が右に移動する場合は第1ストッパ177は左に移動する。
このようなストッパ機構173を用いた場合も、大きさの異なる複数種類の内歯歯車に対応することができる。
When the
Even when such a
外歯歯車の計測を行う場合は、第2ストッパ178を支持台176から外す。支持台176の上面は、第1スライダ(図1、符号13)の下端よりも低くされる。
なお、鉛直軸53に内歯歯車の回転軸を一致させるため、内歯歯車支持部材は、内歯歯車の外径毎に、複数種類のものを用いることが望ましい。
When measuring the external gear, the
In order to make the rotation axis of the internal gear coincide with the
尚、本発明に係る歯車は、真空浸炭処理のなされた歯車を例に説明したが、この他の処理がなされたもの等であっても用いることができる。 The gear according to the present invention has been described by taking a gear that has been subjected to vacuum carburization as an example. However, a gear that has been subjected to other processing can also be used.
本発明の歯車の表面計測装置は、真空浸炭された内歯歯車の計測に好適である。 The gear surface measuring device according to the present invention is suitable for measuring a vacuum carburized internal gear.
10…歯車の表面計測装置、12…ベース、13…第1スライダ、15、177…第1ストッパ(ストッパ)、16、178…第2ストッパ(ストッパ)、17…第1スライダ移動機構、18…内歯歯車(歯車)、20…内歯歯車支持部材(歯車支持部材)、22…目盛り、23…支柱、24…第2スライダ、25、169…アーム、26、171…センサ機構、27…水平軸、31…第2スライダ昇降機構、32…表示記録機構、33、158…過回転警報機構、50…回転軸、53…鉛直軸、73…ダミー歯車、83…鉄芯、86…励磁コイル、89…検出コイル、89c…(検出コイルの)中心、92、167…クリック機構、93…筒体、94…穴、95…蓋体、96…ロッド、97…(ダミー歯車の)歯底、99…弾性部材、103、159…検出部、104…制御部、105…ブザー(告知部)、107…(内歯歯車の)歯底、114…上面、115…数字、150…外歯歯車支持部材(歯車支持部材)、151…外歯歯車(歯車)、163…告知部。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記歯車支持部材は、内歯歯車を支持し着脱可能に設けられる内歯歯車支持部材と、外歯歯車を支持し着脱可能に設けられる外歯歯車支持部材とが備えられ、これらの内歯歯車支持部材及び外歯歯車支持部材のうち、任意の一方が取付けられ、
前記内歯歯車支持部材には、前記内歯歯車と同形状のダミー歯車が下部に備えられ、このダミー歯車に接し、前記ダミー歯車の歯底に嵌合することで前記ダミー歯車の回転を抑えるクリック機構が前記第1スライダの上部に備えられていることを特徴とする歯車の表面計測装置。 A base, a first slider attached to the base so as to be horizontally movable, a rotary shaft provided on the first slider so as to be rotatable around a vertical axis, and a gear support member provided at an upper end of the rotary shaft and supporting a gear a first slider moving mechanism for moving the first slider is provided on the base, a post extending upward from said base, and a second slider which is movable up and down in the supports, arm provided on the second slider A second slider raising / lowering mechanism provided on the support for raising and lowering the arm, a sensor mechanism provided on the tip of the arm for detecting the hardness of the surface of the gear, and connected to the sensor mechanism and detected by the sensor mechanism A gear surface measuring device comprising a display and recording mechanism for displaying and recording the recorded information,
The gear support member includes an internal gear support member that supports the internal gear and is detachably provided, and an external gear support member that supports the external gear and is detachably provided. Any one of the support member and the external gear support member is attached ,
The internal gear support member is provided with a dummy gear having the same shape as that of the internal gear at the lower portion, and is in contact with the dummy gear and is fitted to the tooth bottom of the dummy gear to suppress the rotation of the dummy gear. A gear surface measuring device, wherein a click mechanism is provided on an upper portion of the first slider .
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