JP5468616B2 - 細胞診装置 - Google Patents

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Description

本発明は、概括的には細胞診装置に関する。
胆管及び膵管の従来型の細胞診装置には、細胞診ブラシや細胞診鉗子が含まれる。その様なブラシや鉗子は、組織検体採取での組織細胞収量に劣ることが判明している。その上、従来型の細胞診装置は、胃腸内腔の様な遠隔の身体腔部を通り抜けてゆく能力がない。また、胃腸内腔の解剖学的構造には、これら内腔部にアクセスすることを困難にする多数の曲がりくねった身体管腔が含まれている。
米国特許出願公開第2005−007094A1号
従って、上述の問題の1つ又はそれ以上の解決を図る細胞診掻爬器を提供する。
本発明の第1の態様では、細胞診装置が提供されている。細胞診装置は、螺旋巻きケーブルを備えている。ケーブルは、回転動作をケーブルの近位部分からケーブルの遠位部分へ伝えるのに十分な捩じり剛性を備え、遠位部分は身体管腔へ導入されるように適合されていて、近位部分は遠位部分の操作が行えるよう管腔の外に留め置かれるように適合されている。遠位部分には、掻爬要素が動作可能に接続されている。掻爬要素は、当該掻爬要素が回転運動した際に組織細胞を切除するように構成されている少なくとも1つの切削縁を備えている。切除された組織を受け入れるように適合されている溜めも設けられている。
本発明の第2の態様では、螺旋巻きケーブルを備えた細胞診装置が提供されている。巻きケーブルは、回転動作をケーブルの近位部分からケーブルの遠位部分へ伝えるのに十分な捩じり剛性を備えている。遠位部分には、掻爬要素が動作可能に接続されており、掻爬要素は、当該掻爬要素が回転運動した際に組織細胞を切除するように構成されている少なくとも1つの切削縁を備えている。溜めが切除組織を受け入れるように適合されている。切除された組織を溜め内に保持するために、引き込むことのできる外シースが掻爬要素を覆って配置されている。
本発明の第3の態様では、細胞診装置が提供されている。細胞診装置は、螺旋巻きケーブルであって、回転動作をケーブルの近位部分からケーブルの遠位部分へ伝えるのに十分な捩じり剛性を備えたケーブルを備えている。遠位部分には、掻爬要素が動作可能に接続されている。掻爬要素は、組織細胞を切除するように構成されている複数の縁を備えている。複数の縁は、第1切削縁と第2切削縁を備えている。第1切削縁と第2切削縁は、掻爬要素の両側に沿って配置され、掻爬要素の長手方向軸に実質的に平行である。溜めも設けられており、溜めは複数の切削縁の少なくとも1つに隣接して配置されている。
これより実施形態を一例として添付図面を参照しながら説明してゆく。
掻爬要素と巻きシャフトとハンドルを備えている細胞診掻爬器の斜視図である。 ワイヤガイドを挿通させるための遠位開口部を有する、図1の掻爬要素の上面図である。 の3−3線に沿った断面図である。 図3の端面断面図である。 中実先端と溜めを有する掻爬要素の代わりの実施形態である。 図5の6−6線に沿った断面図である。 図6の端面断面図である。 掻爬縁が異なる高さに在る細胞診掻爬器の上面図である。 図8の9−9線に沿った断面図である。 図9の10−10線に沿った断面図である。 細胞診掻爬器に取り付けられている巻きシャフトの外観図である。 図11の12−12線に沿った断面内観図である。 細胞診掻爬器内に取り付けられている図11の巻きシャフトの部分側面図であり、当該細胞診掻爬器は、溜めの底面内側に配置されたメッシュを有している。 細胞診掻爬器内に取り付けられている図11のばねシャフトの部分側面図であり、当該細胞診掻爬器にはワイヤガイドが挿通されており、引き込むことのできる外シースが掻爬要素を覆って配置されている。 目標組織部位に向かって進行してゆく細胞診掻爬器の側面図であり、細胞診掻爬器は、ワイヤガイド越しに進んでおり、外シースが細胞診掻爬器の掻爬要素を覆って配置されている。 図15の細胞診掻爬器の側面図であり、外シースを引き込んで掻爬要素を露出し、その後、掻爬要素をその長手方向軸周りに回転させて、目標組織部位から組織細胞を取り出すところを示している。
実施形態は図面を参照して説明されており、図中、類似要素は類似符号で表わされている。実施形態の様々な要素同士の関係及び機能は、次に続く詳細な説明により、更に深く理解される。しかしながら、以下に記載されている実施形態は一例に過ぎず、本発明は図面に示されている実施形態に限定されない。また、図面は縮尺合わせされておらず、或る特定の場合には、実施形態を理解する上で必要でない詳細事項、例えば製作及び組立についての従来式の詳細事項などは省略されていることを理解されたい。
例示的な細胞診掻爬器が図1に示されている。図1は、掻爬要素110と巻きシャフト120とハンドル130を含んでいる細胞診掻爬器100を示している。概して、細胞診掻爬器100は、遠隔の身体内腔、例えば胆管又は膵管などへのアクセスが得られるように操舵及び操縦できる。目標組織部位に到達した後、掻爬要素110が目標組織に係合し、標本化のために組織の所望量を取り出す。組織細胞を取り出すのに、様々な技法を使用することができる。1つの例では、ハンドル130を把持し、掻爬要素110を目標組織に押し当てて回転させ、それにより組織細胞を取り出すことができる。細胞は、取り出された後、溜め140に入る。また、掻爬要素110は、身体管腔を通過するのを妨げることのある狭窄部を拡張するのを支援することもできる。
掻爬要素110は、図1に示されている様に、概ね円筒形とすることができる。掻爬要素110は他の形状も考えられる。掻爬要素110の近位端は、巻きシャフト120の遠位端に取り付けられている。掻爬要素110は、当該掻爬要素110の遠位端が内向きに先細になっている非外傷性遠位先端145を有していることが示されている。掻爬要素110は、取り出された組織細胞を受け入れるための溜め140を備えている。溜め140は、縁141、142、143、及び144によって境界が定まっていることが示されている。目標組織又は狭窄部に係合するのに掻爬要素110のどの部分が使用されてもよい。縁141、142、143、及び144の1つ又はそれ以上が目標組織部位に接触し、組織細胞を掻き取るのが望ましい。例えば、縁141、142、143、及び144の1つ又はそれ以上は、掻爬要素110が時計回り及び/又は反時計回りに回転させられることで目標組織に係合することができる。代わりのやり方では、縁141、142、143、及び144の1つ又はそれ以上は、掻爬要素110の前進後退運動を介して目標組織に係合して、細胞を掻き取ったり剥ぎ取ったりすることができる。前進後退運動と回転の任意の組合せを使用して、組織細胞を掻き取ったり剥ぎ取ったりすることもできる。
開口150が掻爬要素110の遠位端に在ることが示されている。開口150は、細胞診掻爬器100の長手方向軸に沿って延びるルーメンの中へ延びている。開口150は、ワイヤガイドを挿通させることのできる開口部を提供している。
−図は、図1の掻爬要素110の拡大図である。溜め550は、後述する−図に示されている縦縁に比べてより深く掻爬要素500の本体の中へ延びている縦縁530及び540を備えている。縦縁530及び540の長さが図−図のそれより長いということは、とりもなおさず掻爬又は切除の能力がより高いということである。溜め550は、更に、掻爬要素500の長手方向軸に平行である横縁510及び520を備えている。図は、溜め550が掻爬要素110の長手方向軸を中心に対称であることを示している。図は、縁510と520が、同一平面内で互いに対して対称であることを図示している。
また、図−図は、掻爬要素110が、ワイヤガイドを挿通させることのできる開口570を遠位端に備えていることを示している。開口570は、ワイヤガイドを受け入れるサイズとすることができる。図−図の実施形態では、開口570は、約0.035インチ(0.0889cm)の直径を有する標準的なワイヤガイドを受け入れるサイズであるものとして示されている。代わりに、開口570は、0.035インチ(0.0889cm)より大きいか又は小さいワイヤガイドを受け入れるようにサイズが異なっていてもよい。掻爬要素500と溜め550の適した寸法は、取り出そうとする目標組織のサイズや場所はもとより目標組織細胞を目標組織部位から掻き取る場合の難度を含む数多くの要因によって異なってくるであろう。
或る代わりの実施形態では、掻爬要素は、図−図に示されている様に、中実の遠位先端を備えることができる。図は、掻爬要素110の上面図である。掻爬要素110は、中実遠位先端146と溜め140を備えている。溜め140は、掻爬要素110に沿った部分開口部を特徴としている。溜め140は、縦縁143及び144と長手縁141及び142と図に示されている底面によって境界が定まっていることが示されている。図は、縁141及び142が面取りされていて、細胞診掻爬器510の長手方向軸に実質的に平行であることを示している。図は、縁141142が同一平面内に在ることを示している。縁143144は、縦方向に、細胞診掻爬器510の長手方向軸に実質的に直交して延びていることが示されている。図は、溜め140の縁141142が互いに対して対称であることを図示している。溜め140は、1つ又はそれ以上の縁141−144が目標部位から組織細胞を掻き取った後、組織細胞をその中に保持しておくことができる。
掻爬要素510と溜め540の適した寸法は、取り出そうとする目標組織のサイズや場所を含む数多くの要因によって異なってくるであろう。図5-図7に示されている例では、溜め540は、下方向に、約0.035(0.0889cm)インチから約0.095インチ(0.2413cm)を範囲としてもよい所定の深さD(図3)に延びている。溜め540は、更に、約0.140インチ(0.3556cm)から約0.160インチ(0.4064cm)を範囲としてもよい長手方向長さLを特徴とすることができる。
掻爬要素110は、曲率半径R、長手方向長さL、及び外径Dを含むことができる。曲率半径Rは、掻爬要素110の遠位端146で丸みのある端を作り出していることが示されている。その様な丸みのある端は、掻爬要素110が内視鏡の中を身体管腔の中へと進んでゆく際の摩擦を低減し、それにより非外傷性の遠位端を作り出す。図−図の例では、曲率半径は、約0.025インチ(0.0635cm)から約0.035インチ(0.0889cm)まで異なっていてもよい。長手方向長さLは、約0.244インチ(0.61976cm)から約0.444インチ(1.12776cm)まで異なっていてもよい。掻爬要素110の外径Dは、約0.100インチ(0.254cm)から約0.120インチ(0.3048cm)まで異なっていてもよい。1つの例では、外径は約0.110インチ(0.2794cm)である。外径は、約4FRから約11.5FR、より好適には約8.5FRから約11.5FRの範囲とすることができる。組織細胞を溜め140内に保持することは、図に示されている様に、掻爬要素110の最も遠位の部分を中実とすることにより強化することができる。掻爬要素110の中実部分は、組織細胞の溜め140内への閉じ込めを強化する。図−図の溜めに比較してより深い溜め140では、組織細胞をより多く堆積させ保持することができる。また、掻爬要素110の遠位端146の中実部分は、組織細胞を溜め140の中へと掻き出したり取り出したりするための表面積を増やす。
図8−図10は、溜め850の縁が互いに非対象になっている、掻爬要素800の更に別の実施形態を示している。具体的には、溜め850は、縁810、830を備えており、それらは図10の断面図に示されている様に、異なる平面に沿って位置している。縁810と830が異なる平面内に在ることで、段違いの溜め850が作り出されている。段違いの溜め850は、掻爬要素800を時計回り及び/又は反時計回りに回転させた際に、より多量の組織細胞を取り出す能力を保有することができる。掻爬要素800は、ワイヤガイドを挿通させることのできる開口860も備えている。開口860は、ワイヤガイドを受け入れるサイズとすることができる。
以上に説明されている様々な掻爬要素は、ステンレス鋼及びニチノールを含め、如何なる適した合金から形成されていてもよい。また、掻爬要素は、当業者に知られている如何なる適した生体適合性ポリマーから形成されていてもよい。
シャフト120の拡大図が図11及び図12に示されている。図11は、図1の巻きシャフト120の外観図を示している。巻きシャフト120は、中空であり、上述の細胞診掻爬器にねじ式接続で取り付けることができる。巻きシャフト120の掻爬器への接続については、はんだ付けや糊の様な他の手段も考えられる。掻爬要素は、巻きシャフト120から切り離し可能にされていてもよい。1つの例では、掻爬要素側に、巻きシャフト120の遠位部分に沿った巻きシャフト側の雄ねじ部に取り外し可能に係合する雌ねじ部を備えることができる。掻爬要素が切り離し可能とされていることで、掻爬要素をシャフト120から外し、その後、それを検査分析に持って行くことが可能になる。そうして、次の処置用に新しい掻爬要素110を巻きシャフト120に取り付ければよい。
図12は二層巻きを示している。内側の巻きは、図11に示されている外側の巻きとは反対のピッチを有している。巻きシャフト120は、シャフト120の長手方向軸の周りに螺旋状に巻き付いている個々のフィラメント124(図12)を備えている。シャフト120は、押出性と可撓性をシャフト120に付与し、それにより身体管腔を通っての前進を容易にする捩じり剛性を有している。巻きシャフト120は、ニチノール及びステンレス鋼を含め、如何なる適した生体適合性材料から形成されていてもよい。また、個々のフィラメント124は、シース120が身体管腔を通り抜けてゆく際の当該シース120の表面の湿潤性を促進する親水性ポリマー材料(例えば、ポリテトラフルオロエチレン)で被覆されていてもよく、それによってフィラメント124の身体管腔壁との摩擦係合が低減される。摩擦係合が低減すると、細胞診処置中に患者が被る外傷が低減される。シャフト120は、その低摩擦性と可撓性により、細胞診処置中に患者の身体管腔を通り抜けてゆくことはもとより撓んだり曲がったりすることができるようになり、これについては以下に説明されている。代替的又は追加的に、巻きシャフト120の外径は、フィラメント124の身体管腔壁との摩擦係合を低減する熱収縮材料で被覆されていてもよい。
図11を参照して、巻きシャフト120は、遠位部分122と近位部分121を含んでいる。シャフト120の遠位部分122は、検体採取が行われることになっている場所である、患者の身体管腔の中へ導入されるように設計されている。シャフト120の近位部分121は、医師が制御ハンドル130(図1)を操って身体管腔内部での巻きシャフト120の遠位部分122を操作できるように、患者の身体の外に留め置かれるように設計されている。巻きシャフト120は、好適には約120センチメートルと約240センチメートルの間、より好適には約150センチメートルと約210センチメートルの間の範囲の長さを有している。巻きシャフト120は、好適には、約5FRと約14FRの間の範囲の外径を有している。
図13は、巻きシャフト1310の外径の遠位部分が掻爬要素1320の内径の近位部分に取り付けられている細胞診掻爬器1300を示している。巻きシャフト1310は、掻爬要素1320に数々のやり方で取り付けることができる。1つの例では、シャフト1310のフィラメント1324を掻爬要素1320の内径にはんだ付けすることができる。もう1つの例では、フィラメント1324を掻爬要素1320の内径に糊付けすることができる。
引き続き図13を参照して、メッシュ1350が溜め1360の底面内側に配置されていることが示されている。メッシュ1350は、取り出された組織細胞を保持し、当該組織細胞が細胞診の最中に溜め1360から抜け出るのを防止する。メッシュ1350は、組織細胞をメッシュの隙間の中に捕える取り外し可能なメッシュ様構造とすることができ、それによって掻爬要素1300の保持性能が改善する。メッシュ1350は、先端に永久的に着設されていてもよい。メッシュ1350は、組織を細胞診装置の先端の中に維持する機械的トラップの役目を果たす。
図14は、図13のメッシュ1350が、引き込むことのできる外シース1470に置き換えられている、細胞診掻爬器1400の代わりの実施形態を示している。図14は、目標組織部位への配備中の、掻爬要素1420の溜め1360を完全に覆って配置されている、引き込むことのできる外シース1470を示している。シース1470は、掻爬要素1420の縁が偶発的に健康な組織を傷付けてしまうことを防止することができる。シース1470は、更に目標組織部位からの抜去中、捕獲された組織細胞が偶発的に溜め1360から抜け出てしまうのを防止する目的で、掻爬要素1420の溜めを完全に覆って配置されていてもよい。更に、ワイヤガイド1490が細胞診掻爬器1400に挿通され、遠位側で掻爬要素1420の開口1425から現れていることが示されている。
ワイヤガイドルーメンには幾つか変型が考えられる。例えば、ワイヤガイドルーメンは、ワイヤガイド1490の遠位端だけがルーメン内に在るように遠位部分内に限定して延びていてもよく、それによりショートワイヤガイド交換又はワイヤガイド1490の掻爬器1400からの解放が可能になる。ショートワイヤガイド交換のための方法の詳細事項は2005年3月31日出願の米国特許出願公開第2005−007094A1号に開示されており、ここに参考文献として援用する。代わりに、ワイヤガイドルーメンは、ショートとロング両方のワイヤガイド交換を支援するようにシャフトの全長を延びていてもよい。
単一のワイヤガイドルーメンが示されているが、追加のルーメンが掻爬要素1420及び巻きシャフト1310を貫いて配置されていてもよい。例えば、造影剤を注入するために第2のルーメンが採用されていてもよい。第2のルーメンは、掻爬要素1420の第1の開口1425に隣接しているか又は離間されている第2の開口を出口とすることができる。
或る代わりの実施形態では、細胞診掻爬器は、先細の掻爬要素を備えることができる。掻爬要素の遠位部分は先細になっていることが示されている。先細の掻爬要素は、狭窄部を押し通され、それにより押し通されながら狭窄部を拡張してゆくことができる
細胞診掻爬器の構造要素を説明してきたが、胃腸管内でそれを使用する方法の一例を、これより、図15及び図16に関連付けて説明してゆく。図1−図4の実施形態の中で説明されている細胞診掻爬器100を使用して、使用方法を説明してゆく。医師は、内視鏡(図示せず)を、取り出される目標組織が位置する胃腸管腔の所望領域内に進めることができる。内視鏡の遠位端は、目標組織1520の極めて近傍に進められる。内視鏡が所望位置に配備されたら、ワイヤガイド1510(図15)を内視鏡の補助チャネルに装入し、ワイヤガイド1510がチャネルの遠位端から現れ、目標組織1520に向けて伸びるまで通してゆく。外科医がワイヤガイド1510を目標組織1520の極めて近傍に配置した後、細胞診掻爬器100がチャネルに装入される。具体的には、巻きシャフト120及び細胞診掻爬器100のワイヤガイドルーメンがワイヤガイド1510を受け入れ、ワイヤガイドは細胞診掻爬器100の配備を容易にする安定案内の役目を果たす。医師は、掻爬要素110を目標組織1520に向けて操作する際に、図1に示されている制御ハンドル130を操縦して操作を支援する。掻爬要素110を目標組織1520に向けて進めていく間、外シース1590を、掻爬要素110の溜め140を完全に覆うように配置して、身体管腔1598内の正常な組織が偶発的に刺されたり外傷を被ったりすることを防止することができる。外シース1590は、誤って身体管腔に沿った他の場所から組織(即ち非目標組織)が採集されるのを防止することもできる。代替的又は追加的に、メッシュ1350が溜め140内に取り付けられるか又は配置されていてもよい。
掻爬要素110が目標組織1520に到達した後(図16)、細胞診検体採取処置を開始することができる。外シース1590を、少なくとも掻爬要素110の溜め140が露出されるように引き戻す。医師は、制御ハンドル130(図1)に適量のトルクを加えて、掻爬要素110を図16の矢印で表されている様に時計回り及び/又は反時計回りの方向に回転させる。掻爬要素110を回転させると、溜め140の縁141−144(図1)に目標組織1520から細胞を掻き取らせることができる。代替的又は追加的に、掻爬要素110は、前進後退運動を介して目標組織1520に係合して、細胞を掻き取ることもできる。溜め140は、組織が身体管腔から掻き落とされた後、組織を閉じ込めておくのに役立つ。メッシュ1350を溜め140内に配置して、取り出された組織細胞を閉じ込めるようにすれば、それにより取り出された組織細胞の保持が強化され、組織細胞が溜め140から抜け出ることが防止される。
細胞診処置中、目標組織部位1520の狭窄部は、掻爬要素110の露出した縁141−144(図1)及び表面が狭窄部を擦ることで拡張される。掻爬要素110は、比較的堅く、それにより、狭窄部を拡張するのに適度な半径方向の力を提供する。加えて、巻きばね構造は狭窄部を通過するのに十分な押出性を提供することができる。掻爬要素110による掻爬機能と拡張機能が同時に実現されることになる。これは、細胞診ブラシが、要求されている組織検体を採取し、目標部位から抜去された後、続いて目標組織部位にステントを植え込む目的で、拡張カテーテルを導入することが必要になる現行処置に勝って有利である。
十分な量の細胞を掻き出し、溜め140の中へ堆積させた後、捕獲された組織細胞を溜め140内に保持するため、外シース1590を溜め140に再び被せることができる。溜め140が再び覆われたら、細胞診掻爬器100を身体管腔1598から抜去する。抜去されたら、掻き取られた細胞は、次に続く細胞の標本化を実施するために溜め140から取り出される。
以上に説明されている実施形態の細胞診掻爬器は、内視鏡無しに使用されてもよいし、胃腸管腔以外の区域で使用されてもよい。理解されるであろうが、従来型の細胞診ブラシとは違って、上述の細胞診掻爬器には、より多量の組織細胞を取り出し、当該細胞を装置内に、標本化を始めることができるまで保持しておく能力がある。上述の実施形態の細胞診掻爬器は、従来型のブラシ及び他の生検装置に比べ、組織検体の採取に対するより積極的な手法を提供している。
以上の実施形態に説明されている細胞診掻爬器の特定の設計上の特徴は、従来型の生検装置に勝る多数の利点を有している。例えば、細胞診掻爬器の構造的な設計では、従来型の生検装置に比べてより多量の組織を摘出することが可能になる。加えて、細胞診掻爬器は、目標部位で回転させれば組織細胞を収穫できるので、検体が取られる場所を孤立させることができる。従来型の生検装置は、目標組織部位に沿って前進後退させなくてはならず、その結果、組織細胞が誤って目標組織部位より近位側及び/又は近位側から採取される可能性が高まる。その上更に、鉗子の様な従来型の生検装置は、前方方向にしか食い付くことができない。よって、鉗子を利用していては管道の周囲に沿って生検検体を採取するのは困難である。本細胞診掻爬器は、容易に回転させて管道の周囲に沿って生検検体を採取することができる。
以上の図及び開示は、説明を目的とするものであって網羅を目的とするものではない。本記述は、当業者に多くの変型及び代替を示唆するであろう。あらゆるその様な変型及び代替は、付随の特許請求の範囲による範囲内に包含されるものとする。当技術に精通する者には、ここに記載されている特定の実施形態の他の等価物が認知されることであり、それらの等価物もまた付随の特許請求の範囲に包含されるものとする。
100、1300、1400 細胞診掻爬器
110、510、800、1320、142掻爬要素
120 螺旋巻きシャフト
121 シャフトの近位部分
122 シャフトの遠位部分
124、1324 フィラメント
130 ハンドル
140、540、850、1360 溜め
141、142、143、144、810、83
145 非外傷性先端
150、860、1425 ワイヤガイド用の開口
1350 メッシュ
1470、1590 外シース
1490、1510 ワイヤガイド
1520 目標組織
1598 身体管腔
溜めの深さ
掻爬要素の外径
溜めの長手方向長さ
掻爬要素の長手方向長さ
R 掻爬要素先端の曲率半径

Claims (7)

  1. 細胞診装置において、
    螺旋巻きケーブルであって、回転動作を前記ケーブルの近位部分から前記ケーブルの遠位部分へ伝えるのに十分な捩じり剛性を備え、前記遠位部分は身体管腔へ導入されるようにされていて、前記近位部分は前記遠位部分の操作を行えるよう前記管腔の外に留め置かれるようにされている、螺旋巻きケーブルと、
    前記遠位部分に接続されて遠位方向に延びる筒状の内周面と外周面とを有する円筒状の壁と、該円筒状の壁を貫通して設けられた開口とを備える掻爬要素であって、該開口は当該掻爬要素が回転運動した際に組織細胞を切除するように構成されており、切除された組織を受け入れる溜めを備える掻爬要素と、
    有し、
    前記開口は、前記掻爬要素の円筒状の壁の中心軸線に平行に配置されて相互に周方向で間隔を開けられた第1切削縁と第2切削縁であって、円筒状の壁の直径方向で相互に反対側の位置で前記円筒状の壁を貫通して延び、相互に平行とされたそれぞれ異なる平面で、前記円筒状の壁の中心軸線を含む平面とは一致しない平面によって画定されている第1切削縁と第2切削縁を有する細胞診装置。
  2. 前記円筒状の内周面上に取り付けられ、前記細胞を保持するように構成されているメッシュを更に備えている、請求項1に記載の細胞診装置。
  3. 前記溜めを覆って配置されている、引き込むことのできる外シースを更に備えている、請求項1又は2に記載の細胞診装置。
  4. ワイヤガイドが、ワイヤガイドルーメンに挿通されていて、前記掻爬要素の遠位開口を通って出るようになされている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の細胞診装置。
  5. 切除された組織を前記溜め内に保持するために前記掻爬要素を覆って配置されている、引き込むことのできる外シースと、を備えている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の細胞診装置。
  6. 前記掻爬要素の遠位端は、ワイヤガイドを挿通させるように適合されている開口を備えている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記掻爬要素の近位端の内径は、前記巻きケーブルの遠位端の外径に取り外し可能に係合されている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の装置。
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