JP5468268B2 - 特殊制動支援方法およびその装置 - Google Patents
特殊制動支援方法およびその装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5468268B2 JP5468268B2 JP2009004245A JP2009004245A JP5468268B2 JP 5468268 B2 JP5468268 B2 JP 5468268B2 JP 2009004245 A JP2009004245 A JP 2009004245A JP 2009004245 A JP2009004245 A JP 2009004245A JP 5468268 B2 JP5468268 B2 JP 5468268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuator
- control
- brake
- brake pedal
- base frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
また、前記図17の第2従来例のブレーキロボットでは、ブレーキ性能の評価試験のための支援装置としての機能は有するものの、その文献2中に記載されている試験データ表からも理解されるように、制御項目として、ブレーキペダル踏力、ブレーキペダルストロークおよび車両の加減速度計からのフィードバック制御が設定されているだけで、このブレーキロボットも前記第1従来例のものと同様に、予め特殊な制動条件を設定することは不可能であった。しかも、アクチュエータが直接ブレーキペダルを押圧する訳ではないので、迅速な応答性に問題があった。
被試験車両のブレーキペダルに装着されたアクチュエータを制御部からの信号によって操作して前記被試験車両のブレーキ性能の評価を行うための特殊制動支援装置であって、前記制御部は、制御パターン設定部1Aにて設定された制御パターンを記録・選択する制御パターン選択部2Aと、選択された特定の制御パターンの制御を開始するスタートボタン2B、その特定の制御パターンについて力センサ、減速度センサ、ペダルストロークセンサからのデータを入力しつつフィードバック制御を行う信号処理部2Cおよびその制御履歴記録部2Dを備えており、前記アクチュエータ10の基端部側は、乗員のシート31が載置されたベースフレーム32に接続され、前記アクチュエータ10の他端側は被試験車両のペダルレバー21の下端部のブレーキペダル22を挟持する接続板23に接続され、さらに前記接続板にはマグネット接合筒部27が軸支されており、前記マグネット接合筒部内では前記アクチュエータのピストンロッド15とマグネット接合筒部27の底部に設けた磁石とが所定の磁気力によって磁気接続されており、ブレーキ性能の評価試験中に緊急ブレーキを操作する必要が生じた場合、前記磁気接続が所定の踏力以上の力で分離してアクチュエータが制御部から解放されるように構成されていることを特徴とする特殊制動支援装置である。
また、前記ベースフレームと前記アクチュエータとの接続部のベースフレーム側にはアジャスタの伸縮により角度を変えることができるアクチュエータ固定リンクを設け、前記アクチュエータの基端部を前記固定リンクに接続したことを特徴とする特殊制動支援装置である。
また、前記アクチュエータの基端部は固定ブラケット54を介して乗員のシート31が載置されたベースフレーム32に接続されており、前記固定ブラケット54とアクチュエータ10の基端部側との間に選択的に介設されるシム55の選択により、ブレーキペダル22への作動角度を調整することができるようにしたことを特徴とする特殊制動支援装置。
前記ベースフレーム32は、被試験車両の床面に取り付けられているレール部材に取り付けられていることを特徴とする特殊制動支援装置である。
また、前記アクチュエータの基端部は乗員シートが載置されたベースフレームに取り付けられるとともに、ブレーキペダルに装着された該アクチュエータの先端部が直接に前記ブレーキペダルを押し引きするように構成されたことを特徴とする特殊制動支援装置である。
(1)後述する図13のような一定制御。
(2)後述する図14のような追込み制御。
(3)後述する図15のような段踏み制御。
(4)熟練者による上記(1)〜(3)等の各制御。
(5)初心者による上記(1)〜(3)等の各制御。
(6)特定のA氏による上記(1)〜(3)等の各制御。
(7)ノーズダイブ時にブレーキ鳴きを発生させる制御。
これらの制御のための設定を予め制御設定部1において設定しておくことによって、評価試験のために搭乗する乗員は、制御部2における制御パターン選択部2Aで制御パターンを選択し、始動のためのボタン2Bを押すだけの操作をすれば、各センサからの信号を入力値としたフィードバック制御に加えて、予め設定されるより複雑かつ特殊で多様な制動条件毎に、多岐にわたる評価項目が必要な幅広いブレーキ評価試験に適応させることが可能となる。その際、制御はバラツキのある乗員による制動制御を伴わないので、常に一定で安定した制御データが得られるので、高い評価精度による少ない評価試験回数を実現して評価効率を格段に向上できる。
2 特殊制動支援装置(SBAS)制御部
3 マスターシリンダー
4 ディスクロータ
5 制動器
6 出力管
7 加速度センサ
8 車輪速度センサ
9 液圧センサ
10 アクチュエータ(電動アクチュエータ等)
11 ストロークセンサ
12 力センサ
20 ブレーキペダル接続部(アタッチメント)
22 ブレーキペダル
30 シート部
32 ベースフレーム
50 アーム部
Claims (5)
- 被試験車両のブレーキペダルに装着されたアクチュエータを制御部からの信号によって操作して前記被試験車両のブレーキ性能の評価を行うための特殊制動支援装置であって、前記制御部は、制御パターン設定部にて設定された制御パターンを記録・選択する制御パターン選択部と、選択された特定の制御パターンの制御を開始するスタートボタン、その特定の制御パターンについて力センサ、減速度センサ、ペダルストロークセンサからのデータを入力しつつフィードバック制御を行う信号処理部およびその制御履歴記録部を備えており、前記アクチュエータの基端部側は、乗員のシートが載置されたベースフレームに接続され、前記アクチュエータの他端側は被試験車両のペダルレバーの下端部のブレーキペダルを挟持する接続板に接続され、さらに前記接続板にはマグネット接合筒部が軸支されており、前記マグネット接合筒部内では前記アクチュエータのピストンロッドとマグネット接合筒部の底部に設けた磁石とが所定の磁気力によって磁気接続されており、ブレーキ性能の評価試験中に緊急ブレーキを操作する必要が生じた場合、前記磁気接続が所定の踏力以上の力で分離してアクチュエータが制御部から解放されるように構成されていることを特徴とする特殊制動支援装置。
- 前記ベースフレームと前記アクチュエータとの接続部のベースフレーム側にはアジャスタの伸縮により角度を変えることができるアクチュエータ固定リンクを設け、前記アクチュエータの基端部を前記固定リンクに接続したことを特徴とする請求項1に記載の特殊制動支援装置。
- 前記アクチュエータの基端部は固定ブラケットを介して乗員のシートが載置されたベースフレームに接続されており、前記固定ブラケットとアクチュエータの基端部側との間に選択的に介設されるシムの選択により、ブレーキペダルへの作動角度を調整することができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の特殊制動支援装置。
- 前記ベースフレームは、被試験車両の床面に取り付けられているレール部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の特殊制動支援装置。
- 前記アクチュエータの基端部は乗員シートが載置されたベースフレームに取り付けられるとともに、ブレーキペダルに装着された該アクチュエータの先端部が直接に前記ブレーキペダルを押し引きするように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の特殊制動支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004245A JP5468268B2 (ja) | 2009-01-13 | 2009-01-13 | 特殊制動支援方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004245A JP5468268B2 (ja) | 2009-01-13 | 2009-01-13 | 特殊制動支援方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010164308A JP2010164308A (ja) | 2010-07-29 |
JP5468268B2 true JP5468268B2 (ja) | 2014-04-09 |
Family
ID=42580602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009004245A Expired - Fee Related JP5468268B2 (ja) | 2009-01-13 | 2009-01-13 | 特殊制動支援方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5468268B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9031025B2 (en) | 2010-07-21 | 2015-05-12 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Base station, terminal, search space setting method and decoding method |
CN112781773B (zh) * | 2020-12-23 | 2022-09-06 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 一种操纵力测试装置及测试方法和存储介质 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743296B2 (ja) * | 1991-01-16 | 1995-05-15 | 株式会社堀場製作所 | 自動車自動運転ロボットの制御方法 |
JP2002286589A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Toyota Motor Corp | 操作部材の自動押圧による車輌の性能評価試験方法及び装置 |
-
2009
- 2009-01-13 JP JP2009004245A patent/JP5468268B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010164308A (ja) | 2010-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101923678B1 (ko) | 유압 및 기계적으로 작동할 수 있는 차량 브레이크에 적용되는 작동력 결정 방법 | |
JP2010164314A (ja) | 制動支援装置の安全装置 | |
EP1577184B1 (en) | Vehicle brake apparatus | |
JP2016501157A (ja) | 電動車両の総質量を求めるための方法及び装置 | |
JP5815177B2 (ja) | 駐車ブレーキによって加えられたクランプ力を調節する機能を実現するためのプログラム、およびそれを実行するための制御器 | |
EP1698536A1 (en) | Motor vehicle electric park brake system and haptic resistance actuator for same | |
JP2002286589A (ja) | 操作部材の自動押圧による車輌の性能評価試験方法及び装置 | |
CN103895635B (zh) | 车辆用制动液压控制系统 | |
JP5468268B2 (ja) | 特殊制動支援方法およびその装置 | |
JP5976482B2 (ja) | ブレーキシステム | |
CN108779845A (zh) | 轮式装载机以及轮式装载机的控制方法 | |
JP2020134891A (ja) | ペダルシミュレータ及びドライブシミュレータ | |
JP2010164312A (ja) | シート取付機構 | |
JP2006193091A (ja) | 制動装置 | |
KR101168999B1 (ko) | 페달 답력 측정장치 | |
JP5848569B2 (ja) | ブレーキ装置 | |
KR102537020B1 (ko) | 전기 기계식 브레이크 장치에서 작동 거리를 결정하기 위한 방법 | |
JP2007001500A (ja) | 運転姿勢調節装置 | |
JP2020183221A (ja) | ブレーキ力発生器および作動方法 | |
KR102004682B1 (ko) | 2개의 페일-세이프 기능을 구비한 차량의 제동 장치 및 제동 방법 | |
JP6747282B2 (ja) | ブレーキ装置 | |
JPH11132914A (ja) | 車両性能評価試験装置 | |
JP4567021B2 (ja) | Ebsのブレーキバルブ踏力検出構造 | |
JP4695908B2 (ja) | ペダル装置及びそれを備えた自動車 | |
JP2702331B2 (ja) | 車両用制動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130625 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130821 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20130910 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130910 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5468268 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |